大分市議会 2010-01-13
平成22年にぎわい創出・複合文化交流施設建設特別委員会( 1月13日)
はい、どうぞ。
○
衛藤委員
サティの跡地に
トキハインダストリーが来るけど、まさに二、三分ぐらいの距離に
トキハの本店があるわけですね。もちろん、
インダストリーは
スーパー系で、
トキハとは品ぞろえも違うし、別会社であるし、オーナーも違うけど、どこかにやっぱり似たようなものというか、要するに、結果として客の奪い合いになって、果たしてこれが……。水を差すような意見だけれども。
私は、実は個人的には
トキハじゃなくてほかのところが来たほうがよかったんじゃないかなと思ってるけどね。甚だ
トキハには失礼なんだけれども。来んよりもありがたいけれども。その辺の影響というのは全くないものなのかなという疑問が一つ。
ちょっとそれとは別の意見で、今、
長田議員からも意見があったけれども、私は一貫して、
幾ら行政が何をしようが、この
中心市街地の
活性化というのは、竹町、中央町を中心とした
商店街連合会の店主それぞれの
やる気にかかってると思うんですよ。しなきゃならんことはたくさんある。バスのターミナルも早く決めてほしいし、いろいろな57事業もどんどん推進していかなならんし、やるべきことはやる必要がある。やらなければ寂れてしまうと思います。しかし、根本的には、あのパークプレイスの
にぎわいなんかを見ると、やっぱりいかに工夫し、知恵を絞るかという時期が来てると思うんですよ。だから、あくまでも
商店街の人たちに
やる気を出してもらわんと、そこが一番のポイントじゃないかなと。
私、12月で取り上げて、例のファンタジーの件を
商都復活事業でしたのは悪いと言ったんだけど、
商店街から相当ブーイングで、おまえの会派の衛藤ち
ゅうのはどのような議員か、とんもでねえやっちゃと言うから、うちの会派の人間から、あんた、しばらく中央町と府内町に近づくなと言われてたんだけれども。
それが、12月22日にちょっと見て回ったんです。そしたら、
環境部が中心となって、ろうそくとか
クリスマス何とかというのをやってるけど、自分のところの電気代を使って
イルミネーションをしてるところはほとんどない。やっぱり全部市役所。もちろんその費用も一部、
商店街が出してるらしいんだけれども。今、省エネ型の
イルミネーションも出てるけど、私もあえて言ったように、
商店街が独自でする分については文句もない。
だから、そこに意欲を感じないんよ。市から600万ももらって
イルミネーションしようとするんなら、今は個人の家でも
イルミネーションしようかという時代だから、やっぱり独自にもっと店でもあけて人を呼び込むぐらいのことがないかといえば、7時ごろには終わってるわけや。
○
安東委員長
衛藤議員、今、
サティの跡地の問題だから。
○
衛藤委員
これは答弁は要らんけど、意見としてそういうことで言っておきます。
○
安東委員長
先ほどの
衛藤委員の質問では、
サティ跡地にそういう新しいものができたときの影響がどうかということなんだけれども。
○
吉田商工農政部長
商業に関する部分でありますので、私のほうから答弁させていただきます。
まず1点目、
中心部に重なったような、同業種が来ることによって客の奪い合いになるのではないかという視点での御質問だったかと思いますが、これについては、実は
サティが閉店した後、本来であれば、
中心部に買い物に来た方が
トキハに集中するということが見られるはずなんですが、実態を見てみますと、実は
トキハの地下の
売り上げも減少したということでございます。
それから、昨年の秋ぐらいには、中央町で長年営業しておりました八百屋さん、全く穴蔵みたいな八百屋さんがありましたが、あそこが閉店いたしました。結局
中心部に買い物に見える方が、
中心部で野菜とか生鮮食料品を買おうという形で来なくなったということがあるんじゃないかと思います。
商店街というのは、やはりいろいろな業種もございますが、ある程度、青果とか魚とか肉とか、いろいろな店舗があることによって集客力があるということで、そういった意味では、御心配の客の奪い合いというような面では、むしろこれが出ることによってまたほかの業種等も
活性化し、
中心部にお客さんが戻ってくるのではないかと思っておりますし、そういう期待をいたしております。
それからもう1点、答弁は要らないということでありましたが、私も商業者の
やる気が肝心だということは同感でございます。そういった意味で、昨年ファンタジーについてはやめるという方向性を出しましたが、その後、
地元商店街等と協議をする中で、例えば、九州内では佐世保あたりでは商業者が中心になって、行政の補助金を余り受けない形で、なおかつ自分たちの手で
イルミネーションを装飾するという
取り組みで大変にぎわっております。そういった事例を御紹介する中で、いろいろと協議をしていった結果、今回のような形になったところであります。
また今、
商店街では、たしか長崎県かどこかに視察にも行っておるようでありますし、来年度以降、さらに
商店街自身の
取り組みも強めるような形で検討いただいておるということで、御指摘のような形で運営をされるように行政としても後押しをしていきたい、金銭的ではなくて、指導という面で後押しをしていきたいと考えております。
以上でございます。
○
長田委員
私があえてという話をしたのは、
市内中心部の
活性化事業に対して、北海道とかそういうところの商店、百貨店がどんどんつぶれていくということで、行政のカルチャー、複合文化施設みたいなものを百貨店の中につくって、そのカルチャーをやっているというところを、当
委員会でも行ったんじゃなかったかな。
だから、複合文化施設をつくるということが決まって、また
サティの問題が起こったわけですけれども、そういうことも念頭に置きながら、民間が今から
駐車場をつくって、食料品
スーパーをつくってという中に、そういうことも含めた国の施策を取り入れるということもあるのかなという意味で発言しただけで、いや、複合文化施設があるからいいんだということだけで終わるのではなくて、そういう検討もしてみるのもいかがかなという意味で御提案をしたと。他都市の状況も視察をしているわけですから、そういうことで御提案をしたというふうに御理解をいただければと思います。以上です。
○
安東委員長
よろしいですか。そのほかいいですか。
○宮邉委員
今、計画では1階、2階が
スーパーと
テナントで、3階というか屋上が
駐車場という形になっていますが、台数的にどれくらいの予定になっているんですか。あの近辺は一方通行の道路で、ふだんでも結構渋滞になりやすいところだと思うんですけれども、時間帯によってはかなりそういうものが予想されるかなという気がするんです。必要によっては、周辺整備事業とかにも対応があるのかどうなのかということを含めて、少し考え方があれば。
○
吉田商工農政部長
駐車台数は60台です。60台の比較的小さい
駐車場ですが、小さいからといって、やはりそこを目指して行った方が、そこに入れないということになると、あの周辺が混雑するということが十分予想されます。そういった面で、
都市計画部とも協力しながら、そういったことも考えられるので、どういう方法をとりますかという形で
西原パーキングとは随時調整を行っております。
具体的にあそこの、例えば道を広げるとか、ハード整備の面については私のほうからはちょっと何とも申し上げようございません。
○
松﨑都市計画課長
もともと附置義務がある
商業施設とかについては、条例によりまして
駐車場と駐輪場の附置義務があります。減築といいますか、増築とか新築ですと義務があるんですが、定義からいくと、今回実は申請が要らないんですね。ただ、
駐車場法に基づきます500平米以上で有料の分については届け出
駐車場ということで、管理規定のルールがございますので、その届け出は都市計画課で受けるようにはしております。
あとは、
駐車場、それから交差点に近いところの出入り口等につきましては、今後とも道路管理者と警察あたりとの協議を鋭意しているところでございまして、そういうところのやりとりは今、うちとしているところでございます。
○宮邉委員
危険箇所、公園が近いということで人が通るようなところが結構多いんですね。そういう意味では気をつけていただけたらと思います。
○
松﨑都市計画課長
そうですね。はい。
○
安東委員長
そのほかないですか。
○板倉委員
今、
サティは民間主導でいくということなんですが、
サティはこれだけ問題になったわけですから、もうちょっと行政も一緒になって、補助金をもらうとかもらわんじゃなくて、例えば、住民票の発行機を置くとか、それを言ったら中央通りが邪魔だから将来なくしたいという話もあったんですけど、現時点で、やはり民間主導で
テナントを優先して入れるということでしょうけれども、ここに発行機があればまた人の流れが変わるとか。金を使うじゃなくて、補助金をもらうんじゃなくて、やはり言って来るまで待っておくんじゃなくて、一緒になって打ち合わせしながら、やっぱりそれだけ心配してるということで、
向こうの事業者と打ち合わせしながら積極的にかかわってもらいたい。
商店街も活力がないといいますが、行政側も、金に絡まんでも積極的に話し合っていくと。そういう打ち合わせみたいな要望も来ているとは思うんですが、これはいいとか悪いとか言いながら一番いい方法を模索する、積極的に参加して、行政もかかわっていただきたいと要望しておきます。
○
長田委員
今、補助金に絡むという話が出ましたけれども、ここで安易に商売というか計画をすると、必ず補助金もしくは融資の問題について言ってくると思う。何も言ってこないのであれば、その辺を行政としてきちんとしておかないと、後で金をという話になってきて、最終的には
中心市街地だから金を出してくれという話になるおそれがあるので、その辺のことがないように。だから、絡むのであれば最初から絡む、あくまでも民間主導で行くというのであれば、補助金とかそういうことのないように。
というのは、最初から絡んでいくということは、新築の場合は附置義務条例に何とかかんとかという
駐車場の整備だとか自転車置き場とかそういうものをつくらなきゃならんようにあるわけですから、その辺のことが、民間ですからそういうことでいいんですという判断になるのかということが出てきますので、最後にお金の話で議会に了解をということのないように、ここで苦言を呈しておきます。
以上です。
○
吉田商工農政部長
サティの件につきましては、私どもも都市計画と一緒に
西原パーキングに伺いまして、いろいろと御説明はさせていただいております。ただ、民間主導といいますか、
西原パーキングとしては、できるだけ早くあけたい、そうしないとますます
中心市街地の衰退は進んでいくと。そういう意味で、もしも補助金等をもらうことによって工期が後ろに下がることになると自分のところとしては困る、だから、そういう意味であえて、それによって影響を受けるぐらいであれば、自分のところですべてやりますということであります。
また、将来にわたっても、基本的には
西原パーキングとしては、もしもそこで補助金については受けないという決断をすれば、後日という話は今のところ一切ございませんので、そういった心配はないものと私どもは考えております。
実は個人的にも、私自身、
西原パーキングの社長をよく知っておりまして、いろいろと話をしておりますが、板倉議員が言われた自動発行機とか、そういった部分についても、一応議論はさせていただいております。
基本的には、最初に
商工労政課長から申し上げましたように、中心街でありますから、お店が入って、お客さんがたくさん見えるというのがベストではありますが、なかなか
トキハインダストリーの出店等も決まらなかったように、今、この景気の状況の中で、商業者の出店のマインドが大変下がっている状況であります。そういった状況で、より積極的にというお話でございましたが、随時連絡を取り合っておりますので、もしも先方から、行政としてもここに何らかのものを出してもらいたいといった要請がございましたら、その時点で前向きに検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○
安東委員長
そのほかないですか。
〔「なし」の声〕
○
安東委員長
それでは、今のいろいろな議論を受けて、先ほど
長田委員も言った
商工会議所や
商店街の
意見交換会のときにも、先ほど部長も言ったように、
サティがあったことであの辺ができ上がってほかの店も潤った、なくなったから衰退していったという話があったわけで、競争とかではなくて、あそこにやっぱり
にぎわいを取り戻すということが大事だと思いますね。そういった意味で、行政がどこまで踏み込んでいけるのか。とにかく少しでもそこら辺を行政が手助けできるところはして、早くあそこに
にぎわいを取り戻すということが大事だと思います。その辺の
取り組みをよろしくお願いしたいと思います。
では、この件についてはよろしいでしょうか。
〔「なし」の声〕
○
安東委員長
では、次に複合文化交流施設の整備についての説明をお願いいたします。はい、どうぞ。
○長野駅
周辺総合整備課参事兼駅高架・
まちづくり推進室長
去る昨年12月16日に、大分市
複合文化交流施設整備事業の円滑な実施を図るための組織といたしまして、庁内に大分市
複合文化交流施設整備事業推進チームを発足いたしましたので、御報告させていただきます。
お手元の推進チームの編成図というのをごらんになっていただきたいと思います。推進チームは、久渡副市長をチームの統括者に、
都市計画部木崎参事、企画部合沢次長、福祉保健部村田参事、教育部入田次長の4名を副統括者とし、複合する施設全体を調整するグループに10名、入居する各施設のグループに36名、事務局11名と、合わせまして42名体制となったところでございます。なお、入居する各施設のグループは、市民ホールグループ、市民図書館グループ、総合社会福祉保健センターグループ、保育所グループ、サテライトキャンパスグループ、設計・建設・複合機能等グループ等の6つのグループに分かれております。
今後は、この推進チームを中心に、福祉施設、文化施設、民間収益施設等が複合していることのメリットを最大限に生かすため、市民の
皆さんが利用しやすい施設の建設を目指してまいりたいと考えております。
報告は以上でございます。
○
安東委員長
説明終わりましたけれども、委員の
皆さんから何かありませんでしょうか。はい、どうぞ。
○
衛藤委員
駅南の整備事業の一環でしてるから都市計画が所管ということになってるけれども、複合文化の内容は御案内のとおり複合文化で、都市計画そのものが行う事業としては非常に結びつきにくい内容になっているわね。すると、最後まで、立ち上がってしまうまで都市計画でやり抜くのかな。途中で企画かどこかに事業の先導役を移管する、主体を移すというのはないのかな。
○長野駅
周辺総合整備課参事兼駅高架・
まちづくり推進室長
今後この事業を推進する上での所管課等の検討につきましては、今回のこの推進チームの中で本格的に議論を深めていきたいと考えております。
いろいろな考え方がございます。最後まで当課ということも考え方の一つであろうかと思いますけれども、いずれ、うちの駅
周辺総合整備課は事業の終結に伴いまして課がなくなるわけでございますので、そのことも踏まえながら、今後の推進チームの実施体制をこの推進チームの中で検討してまいりたいと考えております。
○
安東委員長
よろしいですか。そのほか特にないでしょうか。
〔「なし」の声〕
○
委員長 それでは、この推進チームについては終わりたいと思います。
以上、きょう予定していた報告の分は終わりましたけれども、そのほかのことで何かありましたら。
○佐藤委員
サティの跡地にもかかわるんですが、きょうの合同新聞にもありましたように、真ん前にあるベスト電器の関係が1割近く撤退というか縮小されるということがございました。あそこは
サティの前で唯一電器店ということで残っているんですが、撤退の対象になるのかどうかという情報はまだ入っていないんでしょうか。
○
指原商工農政部次長兼
商工労政課長
まだ具体的な情報は来ておりません。
○
安東委員長
それでは、そのほか特にないですか。よろしいですか。
〔「なし」の声〕
○
安東委員長
それでは、以上で
執行部の
皆さんは、これで終わりたいと思います。退席していただいて結構です。どうもありがとうございました。お疲れさまでした。
〔
執行部退席〕
○
安東委員長
それでは、
中心市街地活性化に関する
委員会の意見の集約について協議を行います。
これまで
商店街、あるいは
商工会議所等の役員との
意見交換会をし、議会として何かこうすべきではないかと、だいぶ事業は進んでいるんですけれども、できるところは何か提言したいというのを、この
委員会の委員以外の方からも要望を受けまして、
皆さんのいろんな意見を今までお聞きしてきました。
そういう中で、
サティの問題も動き始めていますし、時間的にはあんまりゆとりがなくなったということもあります。そういう意味で、できれば今度の3月議会までに何か形として提言したいなと思いまして、
皆さんの意見を聞きながらまとめた形でちょっとつくってみましたので、これをたたき台にして議論していただければと思いました。一応原案という形でつくっていますので読んでいただいて、意見をお聞かせいただきたいと思います。よろしいでしょうか。
まだいろいろ言いたいことがあったという人があれば言ってください。まだまとめる段階じゃないということであれば。
「はじめに」は、これまでの大まかな経過ですね。特に後半は
委員会における経過です。基本的な立場で、これは、この
委員会の前
委員長の思いなんかも入れながら、私なんかの思いからつくったわけです。いろいろな今の市民の様子を分析してつくるというのは大事なんだけど、やっぱり歴史とかその地域の特性を大事にするべきじゃないかという立場ですね。具体的に3ページからは、計画に対して
皆さんに出していただいた意見をもとにしながら、一応こういうことにしたらどうかという提言にまとめました。
○
長田委員
非常にいいと思うんですけど、文章的にちょっと問題があることはある。
○
安東委員長
その辺のところを言っていただければ。
○
長田委員
で、これはどういうふうにするわけですか。
○
安東委員長
これをどういう形にするかというのは、またここで議論するわけですが、例えば、3月議会の中で、
委員長報告で議会に出して、その場で同時に
執行部がおるわけで、提言という形にするか、そういう表立ったことではなくて、この
委員会として、例えば議長に何らかの形で関係者に出してくれんだろうかという申し入れをするか。形はいろいろあろうと思うんです。
○
長田委員
問題はそこのところを協議しておかないと。
○
安東委員長
下話でしているのは、
特別委員会で1回は
委員長報告をしていいということになっていますので。
○板倉委員
この文書の中の
サティの撤退で「残された課題」って、進み出したけん、ちょっと文言を変えないかんわな。それが2カ所あるな。
○
安東委員長
それは経過で書いてるんだけど。
○二宮委員
提言の11番。
○
安東委員長
11番は今議論している、まさにその議論したことなので。先ほど
長田議員や板倉議員が言ったように、行政が何か手伝いができればということで。
○板倉委員
提言なんだけど、バスターミナルとか、イベント広場を設置するべきとか、今、決めつけたらちょっとどうなのかな。我々のこの
特別委員会だけで提言していいものかどうかというのは、もうちょっと練らんとな。ある程度思いつきだわな。
○
安東委員長
思いつきといっても、いろいろな各方面からの要望を受けた中の意見だから。
○板倉委員 だから、最後に、あわせてこういうことも含めた推進ということをうたっておかないと。例としてそういうことにしとかんと、提言したというと、我々
特別委員会で提言したものが、やっぱり議会でどうこうと書かれたら、どこまで審議したか、どれを根拠にしたのかと言われたら悪いし。そういうことをこの
委員会で論議をした上で提言したいという最後のまとめをしとかんと、ちょっと極端で、偏るんじゃないかなと。
○
安東委員長
「べきである」というのはちょっと言い過ぎで……。
○板倉委員
「べきである」ということは言っていいけど、最後にまとめとして、だからこういうことを含めて論議したことは、
委員会として提言したいというまとめをしとかんと。項目ごとに「べきである」といったら、やっぱり語弊が出てこないかなという感じがしたわけ。(「「したほうがよい」みたいな」の声)それは弱くなるけん、こうしとって、後に、こういうことを
特別委員会で論議して、
皆さんの意見の中で集約したものである、こういうことを中心に進めてもらいたいというようなまとめの……。
○
安東委員長
まとめの部分で表現をやわらかく。
○板倉委員
そうせんと、決めつけてこうだと言うたときに、我々の中で責任を持てん。
○
安東委員長
そういう意味で、実はここの議論を始める前に各会派で意見を言いたい人もおるだろうから聞いとってくれんやろうかという話も……。
○荻本委員
済みません。さっき
長田委員も言ったように、
委員長報告の位置づけはどうなんですか。私たちは
委員会でこうして提言して、それを議会として取り上げるのか、それとも単なる報告で終わるのかというのがちょっと私には見えないんですけれども。
○
安東委員長
そこは議長の判断になってしまうんだけど、
委員会として直接に提言するちゅうのは、権限がないですからね。それを報告して、後、議長に何らかの形をつくってくれんかという申し入れをするかですよね。
○荻本委員
委員会としては、
にぎわいという部分でこんなことをやったらどうかという論議をして、
委員会としてまとめましたのでと、それだったらいいと思います。だから、内容を見ると、やっぱりそぐわない部分もある。
○板倉委員
こういうこと1回やっとってな、あと具体的に強くアピールしていくという話だろうね。これで1回やって、この中の項目を、また次の
委員会で極力やるべきだということで、そういう布石を残すしかもうないよね。
○荻本委員
委員長が言われたけれども、確かに
商工会議所とか
商店街とか、意見交換したけど、それはその範囲であって、例えば市民という立場でいくと、やっぱりこういうことを
委員会としては考えたけど、広く市民としての意見を聞くというのも書いていますから、その位置づけをちゃんとしておかないと。我々としては、そういう意見も聞きながら、こういう形でどうでしょうかというまとめ方のほうがいいかなという気がするんですけど。
○河内委員
中心市街地の
活性化は、
商工会議所とか、いろいろな団体の中で論議されよるところがあるでしょう。交通体系をどうするかとか、各方面からいろいろな人が集まって。駅も、構想はどうなのかという、欲しい情報というのは各方面から来てるわけ。
だから、いろいろなところでそういう論議をされてるから、若干、議会のこういう
特別委員会の中で、先ほども言ってたように、「するべきだ」とかではなくて、ちょっと雰囲気をやわらかくして、こういうところを本当に景観とか人が滞留するとか、それで交通結節点とかあって、そういう部分で南部をどうするかというのが一つのキーポイントだなということで、大きな部分で今、キーポイント、こういうことでやっぱり進めていかないけんという大きなもので
委員長報告をするなら、そういう方法がいいんじゃないかなというキーポイントをつくってね。
○
安東委員長
そうすると、本当提言というふうに何か、
委員会の中での議論というふうにですね。
○板倉委員
そういう御報告を申し上げます、と。
○
衛藤委員
経過報告やな。
○板倉委員
ただ、これを提言にしてしまうと何も意味がない。もうちょっと練らないかんようになるから。一応我々がこれだけやってきたという報告の意味で報告するという形で落ちついたらいかんやろうか。
○宮邉委員
だから当然、常任
委員会との絡みもあるんでしょうから、常任
委員会の
委員長あたりに、こういう話をやっぱりしとかんと、勝手にやったみたいな話になると、問題ありという気はしています。
○板倉委員
これをやっとって、また来年は、河内議員が言ったように、何か大きな話題になるようなことで、まとめて一本でいきゃいい。
○宮邉委員
連携をとりながらせんと。
○河内委員 建設
委員会もあるから。そういう兼ね合いがあるから。
○
安東委員長
いろいろ絡んでくるからね。文教も絡んでくる。ひょっとしたら総務も。(「結局5つ全部入る」の声)
○板倉委員
委員長が恥をかかんように。
○
安東委員長
だから、板倉議員が言ったように、前と後ろにはそういうのをつけてまとめますけど。
○
衛藤委員
提言にするか経過報告にするかということがあるけど、今まで本会議で
特別委員会からの報告というのは余り聞いたことがないんよね。メンバーも2年ごとに変わりよるけど、議論してきて視察にも行っとるけん、何らかの形で議長に提出してもいいし、本会議で報告してもいい。ただ、議決事項にはならんだろうけん。しかし、我々が少なくとも議論してきたという何らかの足跡を残すために、これだけもうまとめたんだし、それをする意味は重要だと思います。
○河内委員
そういう方向でいいんじゃないんですか。
○
安東委員長
わかりました。
○板倉委員 さっき出た環境とか、景観とかいうものも含めた項目で、景観条例もできたんだから、環境と景観にも配慮するよというのを項目を1個つくってもらったらいい。それで全体のバランスとってもらえれば。
○
長田委員
「基本的な立場」という中で、
にぎわい創出と複合文化交流施設という基本的な立場をやっぱり提言せないかんと思うけどな。「高知市の
中心市街地の大通りで行われている」というけど、これ、高知市に行ったかな。
○
安東委員長
私は行った。この
委員会では行ってないよ。
○
長田委員
委員長が行ったからと、ここに書いたらいかん。この
委員会で提言をするわけだから、この
委員会で行ったことをここにまとめて、こういうことでこうだという形にせんと悪いし、「大分の歴史と地域の特性」なんていうのは、これは「はじめに」の中に入れる問題であって、
にぎわい創出の項の中で大分の歴史を語るというのは、また文教の中に入ってくるんで。この辺をちょっと入れるんであれば、つまんでいかんといかんし、あくまでも
中心市街地の
にぎわい創出の中でこの
委員会で視察したことを、
意見交換会で出たことをここに提言するという形でするんならいいと思います。
○板倉委員
だから、「大分の歴史と地域の特性」の項目をつくるから悪いんよ。「基本的な立場」の中に含めた文章にしときゃいい。
○
衛藤委員
しかし、導入部で文章に入れる場合もあるわな。
○板倉委員
それは入れていいと思うよ。ただ、
長田議員が言うのは、項目以外は、ちょっと一歩外れるからということだろう。だから、歴史をもう「基本的な立場」の中に含めた文章にしてしまえばいい。
○
長田委員
だから、大分市全体の問題を考えないかんのだけれども、その中で特に
にぎわいと複合文化施設を……。
○
衛藤委員
そこを強調せんと悪いというわけでしょう。
○
長田委員
うん。その辺をしないと。
○板倉委員
3月に間に合うように、もう一遍
委員会してそれをまとめましょう。
○
安東委員長
わかりました。今後ともまた、これを今の
皆さんの意見を聞きながらまとめ直していきます。その後でも、
皆さんから意見があるなら出してください。2月にもう1回は開かんといかんと思います。
○板倉委員
文章ができたら先に送って。
○
安東委員長
そうやね。それなら、2月17、18、19日のどこかその辺で。(「22日」の声)22日、いいですか。
〔「異議なし」の声〕
○
安東委員長
じゃあ、22日の10時に予定しておきます。
以上で
委員会を終わります。ありがとうございました。
午前11時21分散会...