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平成22年にぎわい創出・複合文化交流施設建設特別委員会( 1月13日)
平成22年にぎわい創出・複合文化交流施設建設特別委員会( 1月13日)

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  1. 大分市議会 2010-01-13
    平成22年にぎわい創出・複合文化交流施設建設特別委員会( 1月13日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成22年にぎわい創出複合文化交流施設建設特別委員会( 1月13日)          にぎわい創出複合文化交流施設建設特別委員会記録 1.開催日時    平成22年1月13日(水)午前10時2分開議~午前11時21分散会 2.場所    第1委員会室 3.出席委員    委員長  安東 房吉   委 員  宮邉 和弘    委 員  田島 寛信   委 員  二宮  博    委 員  板倉 永紀   委 員  長田 教雄    委 員  衛藤 良憲   委 員  荻本 正直    委 員  河内 正直   委 員  佐藤 和彦    委 員  今山 裕之   欠席委員    副委員長 福間 健治
    4.説明員   (商工農政部)    吉田商工農政部長柳原商工農政部次長、城向商工農政部次長    指原商工農政部次長商工労政課長阿南商工労政課参事、    村上商工労政課参事計量係長    宮下商工労政課長補佐商工業係長   (都市計画部)    木崎都市計画部参事    松﨑都市計画課長真田都市計画課主幹    後藤都市計画課参事都心活性化推進室長、    安東都市計画課都心活性化推進室主査    長野駅周辺総合整備課参事兼駅高架・まちづくり推進室長、    黒木駅周辺総合整備課駅高架・まちづくり推進室主幹 5.事務局出席者    書記 明石 文雄 6.案件等   1、大分市中心市街地活性化基本計画フォローアップについて   2、大分サティ跡地の状況について   3、大分市複合文化交流施設整備事業について   4、中心市街地活性化に関する意見の集約について   5、その他                    会議の概要                              平成22年1月13日                              午前10時2分開議 ○安東委員長   おはようございます。寒い中お疲れさまです。ただいまから委員会を開催いたしたいと思います。  委員の中で、福間委員が、どうしても出張で来られないという報告がありましたので、皆さんにご報告申し上げたいと思います。  本日の委員会の議題は、当初、我々の中心市街地活性化の提言に対する意見集約ということが主目的でしたけれども、担当のほうからの報告もあるということで、大分市中心市街地活性化基本計画フォローアップ、それから、大分サティ跡地の状況、それから大分市複合文化交流施設整備という報告を受けたいと思います。そして、最後に先ほど言いました中心市街地活性化に対する皆さんの意見の集約について議論していきたいと思います。  まず、商工農政部長からのあいさつの申し出がありますので、よろしくお願いいたします。    〔吉田商工農政部長あいさつ〕 ○安東委員長   ありがとうございます。都市計画部長の欠席については事前に私に報告をいただいております。先ほど私が言いましたように、この委員会意見集約を主として各委員の日程調整の中で日を決めてしまったわけで、執行部のそういった関係をこちらで把握しないまま執行部に連絡したということで、部長の欠席ということで大変申しわけなく思いますけれども、私の責任ということで御了承をお願いしたいと思います。  それでは、議題に入ります。最初に、大分市中心市街地活性化基本計画フォローアップについてであります。説明をお願いします。 ○松﨑都市計画課長   大分市中心市街地活性化基本計画フォローアップについてでございますが、既に御案内のとおり平成20年7月に基本計画について内閣府から認定を得まして、現在57事業に取り組んでおります。しかしながら、同年9月以降の世界的経済状況の悪化や、デフレ傾向による商品販売額の減少に歯どめがかからないという状況の中で、大分サティの撤退という厳しい状況に置かれているところでございます。  本日は特にフォローアップという形でお示しをしておりますけれども、資料の1でございます、中心市街地活性化基本計画の状況ということで、これについては計画期間が20年7月から25年3月まで、4年と9カ月ということで、目標につきましては、小売業年間商品販売額880億円、歩行者通行量35万人、まちなか滞留時間3時間以上滞留している人の割合が40%という形で、平成20年の数値目標を掲げているところでございまして、これに向けまして、57事業、公共事業民間事業を合わせて取り組んでいるところでございます。  中ほどに書いてありますように、認定基本計画フォローアップでございますが、「活性化基本計画作成マニュアルでは、認定基本計画に掲げた取り組みの着実な実施を通じて目標が達成できるよう計画期間中に数値目標の確認を含めたフォローアップを行うよう定められております」という形で、今回こういうお話を一部、数値確認という形で進めようとしているところでございます。  概況といいますか、進捗状況につきましては、前回の当特別委員会でも報告させていただきましたが、事業完了が2事業、実施中が43事業、未着手が12事業という形で、これはお手元の資料2、A3の長手の分でございますが、これにつきましては57事業の進捗状況を右のほうにパーセンテージ等で示しておりますので、これについての説明は前回行いましたので、今回改めての説明は省かせていただきます。  次の2ページでございますが、中心市街地の状況につきましてもいろいろ説明しましたので、これも省かせていただきますが、肝心の目標数値の達成の見通しということでございます。3つの目標、「こだわりに出会える価値観の高い商業の再生」であります。小売業年間商品販売額目標値を880億円に設定しておりますが、最新の平成19年の商品販売額詳細データを今回取りまとめまして整理いたしましたところ、856億円という数値にしか至っておりません。見通しとしましては、「目標値の達成は非常にきびしい状況であり、今後とも対策を講じる必要がある」というところでございます。  それから、「安心・安全に回遊できるひと中心のまち創出」で、歩行者通行量目標値が平成24年35万人で、昨年の11月の調査では31万6,640人。これも若干減っておりますけれども、曜日によってはふえているという状況もございまして、「目標値の達成は可能と見込まれ、引き続き努力する」ということでございます。  それから3つ目の、「街なかで過ごすライフスタイルを提案するまち創出」、まちなか滞留時間ということで、3時間以上滞留している割合40%を目標にしておりますが37.9%。これにつきましてもまだ目標には至っておりませんが、一昨年との比較では、若干ふえているということでございまして、「目標値の達成は可能と見込まれ、引き続き努力する」ということでございます。  次のページでございますが、今後の対策という点でございます。最初の目標値であります小売業年間商品販売額、少しダブりになりますが、880億円の概算というものは、小売業年間商品販売額の平成9年、14年、16年の商業統計調査データとして、ずっと下がり気味なんですが、24年で806億円という推計がある中で、今回57事業によって下げをとめて上に向けていこうということの中では、57事業で74億円を積み上げて880億という目標設定を、今の基本計画ではしているところでございます。  今回、平成19年の商業統計調査結果、詳細データを整理した中で19年のデータを加えて試算したところ、トレンドとしまして、前回、これまでの基本計画の806億に対し796億円という、約10億円ぐらい下方に試算が出たと。それから同じく19年の商業統計調査で個店の販売額の実績を見た中では、個店の販売額も少し落ちているということの中で、57事業の実施によっても54億円しか積み上がらないという試算が出たところでございます。したがいまして、達成見込み額が850億円という試算が出たところでございます。  今後の対策でございますが、当初の活性化目標値880億円から達成見込み額の850億引いたところの30億円の減額、それから大分サティにつきましては後ほど報告があろうかと思いますけど、撤退時は売り上げ23億円だったところが、予想としては、再生後は19億円ということで、これも差し引き4億円の減額ということが見込まれると思われます。  3つ目の個店の魅力アップにつきましては、商人塾アドバイザー制度を活用しながら売り上げの増加ということに取り組んでおりまして、これについては5億円の増加が見込めるのではなかろうかということを考えております。  大分サティについては、平成22年度、新年度に旧大分サティビル再生事業により再生予定目標値880億円を達成するためには、先ほど御説明いたしました※印の1、2、3、30億の減額、4億円の減額で34億の減額ですが、5億円の増加ということで、差し引き29億円の積み上げが必要であろうと考えておりまして、現在何件か引き合いがございますが、検討中であります複数の民間事業具体化、それから大型店による商店街空き店舗活用事業の推進などにより商店街魅力アップを図るということで、こういう部分の積み上げを目指していくということが必要であろうと考えております。  次に、数値目標2つ目3つ目歩行者通行量まちなか滞在時間でございますが、お手元の資料3でございます。大分市中心部における歩行者通行調査というA4の1枚ものがございます。昨年の11月20、21、22日の金、土、日、11時から19時まで歩行者通行量あるいはアンケートによる滞在時間の調査をいたしているところでございます。日曜日が雨でございまして天候が悪かったんですが。こういうことの中で、歩行者通行量につきましては真ん中、5番の調査結果でございますが、3日間の合計、金、土、日で48万11人ということで、前年比で2.7%ふえておりますが、実際の基本計画評価指数は、土日2日間の合計ということで、これにつきましては31万6,640人ということで前年比99.5%ということで、土日だけでいきますと、0.5%の減少でございます。日曜日に雨が降って悪かったという中ですが、土曜日だけを見てみても、表の一番下の欄でございますが、106.7%ということで、6.7%、金曜日に至っては9.4%という通行量の増加が実績として出ているところでございます。  それから、まちなか滞在時間につきましては、アンケート調査によりまして、一番下でございますが、一昨年、平成20年では36%だったものが37.9%ということで、これについても1.9%の増加ということでございます。  今後の対策につきましては、完了しました2つの民間事業まちなか市場ですとかハニカムステージ等イベント開催、あるいは28店舗の魅力ある新規出店の誘致など、まちの魅力の創出の事業効果が出始めているというこということも一方で考えられるところでございます。  今後とも、57事業の着実な推進を図るとともに、新たに取り組んでおります週末イベントプロジェクトの推進や、検討中であります複数の民間事業具体化等取り組みを積極的に進める必要があろうと考えているところでございます。  なお、新規事業でございますが、公共事業といたしましては、電線類地中化事業としまして、市道中央住吉1号線、都町のジャングル公園東側でございます。それから、同じく中央住吉2号線、これは法華クラブを入ったところでございますが、この2路線につきまして、22年度から25年度まで電線類地中化事業を行うということでございます。民間につきましては旧大分サティビル再生事業事業期間平成22年度というところでございます。  中活のフォローアップについては以上でございます。 ○安東委員長   説明は終わりましたけれども、皆さんのほうから何か質問はありませんでしょうか。はい、どうぞ。 ○今山委員   最近、中心市街地空き店舗の状況はどうなっていますか。 ○指原商工農政部次長商工労政課長   空き店舗の状況についてでございますが、一番新しい資料は12月1日現在の資料になりますが、毎年4回ほど、3月、6月、9月、12月という形で調査をいたしております。中心部につきましては、店舗数が365軒のうち、空き店舗数が31軒、空き店舗率が8.5%となっております。前回の9月の調査と比較いたしますと、空き店舗のほうが4軒ほど減少しております。空き店舗率にしますと1.1%の減少となっております。 ○安東委員長   そのほか、ないでしょうか。    〔「なし」の声〕 ○安東委員長   フォローアップということで29億の今後の努力が要るということでございます。  それでは、その次に行きたいと思います。大分市サティ跡地の状況についての報告を願いたいと思います。 ○指原商工農政部次長商工労政課長   商工労政課の指原でございます。お手元の資料の大分市サティ跡地の状況についてをごらんいただきたいと思います。新聞資料等を参考にお配りをさせていただいております。  大分サティ跡地の状況につきまして、これまでの経過とあわせて報告をさせていただきます。大分サティ撤退後、昨年5月にイオン九州株式会社より、これまで県外業者1社に絞り込んで交渉を行ってきたが、当該業者との調整が難航し、協議が白紙に戻ったとの報告がなされ、7月の本委員会において御報告をさせていただいたところでございます。  この結果を受けまして、本市といたしましては、5月28日に大分サティ対策会議を開催し、今後の対応について中心市街地活性化や住民の利便性に配慮した売却先の選定及び地域商業への影響を最小限にとどめるため、空き店舗となる期間の短縮に配慮をお願いするとした一昨年10月の要望書の内容を踏まえ、大分商工会議所、大分市商店街連合会などと連携を図り、引き続きイオン九州株式会社へ働きかけてまいりました。  こうした中、御案内のとおり、昨年11月25日には大分サティ跡地について地元企業との間で売却交渉が進んでいる旨の新聞報道がございました。その後、11月30日にイオン九州株式会社より西原パーキング譲渡契約を締結したとの報告を受けたところでございます。本市といたしましても、これまで商工会議所地元商店街とともにイオン九州株式会社に要望してまいりました中心市街地活性化に資する商業利用という形で話が進んだことを大変喜ばしいことと思っております。また、市外企業ではなく、地元企業が取得に動いていただいたことを感謝いたしているところでございます。  各紙報道によりますと、西原パーキングの計画は、3階部分から上の解体工事を年明けから着手し、低層化して耐震基準を満たす建物として1階は食品スーパー、2階は食品以外のテナントで、屋上は駐車場とし、本年秋には開業予定とのことでございます。  また、12月10日にはトキハインダストリーテナントとして出店する旨の報道が、また30日にはトキハインダストリーによる正式発表の報道があり、本市といたしましても、同社の食品スーパー出店による中心市街地活性化に期待いたしているところでございます。  報告は以上でございます。 ○安東委員長   委員の皆さんから何かありませんか。 ○長田委員   当委員会として、商店街並びに商工会議所等意見交換会をさせていただきましたが、趣旨的には、それに沿った非常にいい結果であると思っています。  そこで、お聞きしたいんですが、行政として、大分市としてどのような支援策をやっているのか、やる予定なのか、お聞きしたいと思います。 ○指原商工農政部次長商工労政課長   現在は、当地が本市の中心市街地にあるということから、民間の商業施設が入ることのほうが中心部にぎわいとか活性化につながるのではないかということで、今は推移を見させていただいているところでございます。また西原のほうからも、要請は今は来ておりませんので、まず民間のほうの推移を見させていただいているという状況でございます。 ○長田委員   現在57の中心市街地の事業をやっているんですが、それに関して、事業の見直しをするということはありますか。 ○松崎都市計画課長   当然、こういう分につきましては、既に第6リノベーションビルだとか、経済産業省の補助をいただく中で、中心市街地活性化に資するという方向で来た経過もございますので、そういう検討も少し進めておりますが、経済産業省の補助を入れるとなれば、少し今の計画を変更する部分と、あるいは地元商店街とのかかわりを、そのビルの中にどうもたらしていくかということの中で、逆に少しビルの計画を変えないといけないという部分でいったときに、この事業そのものが速やかにオープンに持っていかないと悪いということの中では、今後の経産省のやりとりとかいう部分にうまくついていくかという部分と、そういう部分の地元に対する開放等が反映できるかという部分ではちょっと、そういう情報もお伝えはしておりますけれども、そういう対応については、まだ当西原商会のほうから、そういう意向というものは、我々にはまだ示されていない状況でございます。 ○長田委員   もともと、まちづくりのこの計画については、経産省のまちづくり3法に沿っての計画であったと思っております。それに対して、今の発言によると、なかなか経産省との協議がということですが、そうじゃなくて大分市も財政が厳しい中でありますから、国のそういった事業を積極的に取り入れてやるべきではないかと思いますけれども、その辺の見解をお聞きします。 ○後藤都市計画課参事都心活性化推進室長   今回の中心市街地活性化見直しに関しては、柱としては市街地整備改善、それから都市福利の整備、まちなか居住の推進、それから商業の活性化公共交通機関の促進とかありますけど、行政がやることと商店街がやる部分はすみ分けしています。主に商業の活性化については経産省の国の支援があるので、それに関しては57事業に上げている事業を計画として実現できるか、できなければどういう課題があるか、そこら辺を商店街とかと協議をしています。その中で、この事業が実現するための調整は行いながら、なるべく計画の変更を今回お願いしようと考えています。  先ほどの西原商会に関しても、まず支援を受けるためには、この中心市街地活性化基本計画に乗せることが条件になるんですね。西原さんには、この計画に乗せることに関してはその辺の同意をとっています。その中で、向こうの意向として、これをするためにはこうしたら国の支援が受けられるとか、そういう調整を今後できる形で、受け皿としては、この計画の中では、見直しをする形で今考えています。以上です。 ○長田委員   積極的にそれでやってもらいたいということで、あえてもう1回お聞きしますけれども、タイムスケジュール的にはまだ間に合いますか。まだ何も言ってきていないということですけれども、そういうことで秋にオープンするということで大丈夫なんかね。 ○後藤都市計画部参事中心市街地活性化推進室長   この計画、国に承認を受けるのが年度末、3月までですけれども、いつ、どういう時期にやりたいという向こうさんのスケジュールもあるんですね。その中で、向こうとして、自分のところの事業に足かせになる形までして国の支援をもらうということに関しては、向こうの意思が働くんですね。その辺の調整をやるためにも、まずはこの基本計画に乗せるということを目標にしています。 ○長田委員   もともと我々が商店街との意見交換会の中で、これは大分市で買ってくれという話まで出たぐらいの、大分市内中心市街地にとっては場所的に最も重要な場所であったと思います。それが動き出したということで、先ほどの報告を聞いていると、地元がどうこうという話も出ているので、それは非常にやりやすいと思っていますけれども、これだけの市内中心部のまた中心部のことですから、向こうから言ってこないのでその辺の計画をということですけれども、やっぱりもっと積極的に行政が絡んで、経産省とのことを進めていくような形でやったほうが……。何もどこのスーパーがどこに出るかということをわあわあ言ってるのではなくて、中心部活性化のためにどうやっていくかというのは、商工会議所商店街、それから国、これはやっぱりもうちょっと詰めを急がないと間に合わないんじゃないかなと。だから、水面下でもっともっとやっているというのであればいいけど、まだ言ってこないので何もやってませんという答弁だけど、行政の57事業の見直しをもうちょっと早目早目にやっていかないかんのじゃないかなと強く要望をしておきます。 ○安東委員長   よろしいでしょうか。そのほかないですか。
     はい、どうぞ。 ○衛藤委員   サティの跡地にトキハインダストリーが来るけど、まさに二、三分ぐらいの距離にトキハの本店があるわけですね。もちろん、インダストリースーパー系で、トキハとは品ぞろえも違うし、別会社であるし、オーナーも違うけど、どこかにやっぱり似たようなものというか、要するに、結果として客の奪い合いになって、果たしてこれが……。水を差すような意見だけれども。  私は、実は個人的にはトキハじゃなくてほかのところが来たほうがよかったんじゃないかなと思ってるけどね。甚だトキハには失礼なんだけれども。来んよりもありがたいけれども。その辺の影響というのは全くないものなのかなという疑問が一つ。  ちょっとそれとは別の意見で、今、長田議員からも意見があったけれども、私は一貫して、幾ら行政が何をしようが、この中心市街地活性化というのは、竹町、中央町を中心とした商店街連合会の店主それぞれのやる気にかかってると思うんですよ。しなきゃならんことはたくさんある。バスのターミナルも早く決めてほしいし、いろいろな57事業もどんどん推進していかなならんし、やるべきことはやる必要がある。やらなければ寂れてしまうと思います。しかし、根本的には、あのパークプレイスのにぎわいなんかを見ると、やっぱりいかに工夫し、知恵を絞るかという時期が来てると思うんですよ。だから、あくまでも商店街の人たちにやる気を出してもらわんと、そこが一番のポイントじゃないかなと。  私、12月で取り上げて、例のファンタジーの件を商都復活事業でしたのは悪いと言ったんだけど、商店街から相当ブーイングで、おまえの会派の衛藤ちゅうのはどのような議員か、とんもでねえやっちゃと言うから、うちの会派の人間から、あんた、しばらく中央町と府内町に近づくなと言われてたんだけれども。  それが、12月22日にちょっと見て回ったんです。そしたら、環境部が中心となって、ろうそくとかクリスマス何とかというのをやってるけど、自分のところの電気代を使ってイルミネーションをしてるところはほとんどない。やっぱり全部市役所。もちろんその費用も一部、商店街が出してるらしいんだけれども。今、省エネ型のイルミネーションも出てるけど、私もあえて言ったように、商店街が独自でする分については文句もない。  だから、そこに意欲を感じないんよ。市から600万ももらってイルミネーションしようとするんなら、今は個人の家でもイルミネーションしようかという時代だから、やっぱり独自にもっと店でもあけて人を呼び込むぐらいのことがないかといえば、7時ごろには終わってるわけや。 ○安東委員長   衛藤議員、今、サティの跡地の問題だから。 ○衛藤委員   これは答弁は要らんけど、意見としてそういうことで言っておきます。 ○安東委員長   先ほどの衛藤委員の質問では、サティ跡地にそういう新しいものができたときの影響がどうかということなんだけれども。 ○吉田商工農政部長   商業に関する部分でありますので、私のほうから答弁させていただきます。  まず1点目、中心部に重なったような、同業種が来ることによって客の奪い合いになるのではないかという視点での御質問だったかと思いますが、これについては、実はサティが閉店した後、本来であれば、中心部に買い物に来た方がトキハに集中するということが見られるはずなんですが、実態を見てみますと、実はトキハの地下の売り上げも減少したということでございます。  それから、昨年の秋ぐらいには、中央町で長年営業しておりました八百屋さん、全く穴蔵みたいな八百屋さんがありましたが、あそこが閉店いたしました。結局中心部に買い物に見える方が、中心部で野菜とか生鮮食料品を買おうという形で来なくなったということがあるんじゃないかと思います。  商店街というのは、やはりいろいろな業種もございますが、ある程度、青果とか魚とか肉とか、いろいろな店舗があることによって集客力があるということで、そういった意味では、御心配の客の奪い合いというような面では、むしろこれが出ることによってまたほかの業種等も活性化し、中心部にお客さんが戻ってくるのではないかと思っておりますし、そういう期待をいたしております。  それからもう1点、答弁は要らないということでありましたが、私も商業者のやる気が肝心だということは同感でございます。そういった意味で、昨年ファンタジーについてはやめるという方向性を出しましたが、その後、地元商店街等と協議をする中で、例えば、九州内では佐世保あたりでは商業者が中心になって、行政の補助金を余り受けない形で、なおかつ自分たちの手でイルミネーションを装飾するという取り組みで大変にぎわっております。そういった事例を御紹介する中で、いろいろと協議をしていった結果、今回のような形になったところであります。  また今、商店街では、たしか長崎県かどこかに視察にも行っておるようでありますし、来年度以降、さらに商店街自身の取り組みも強めるような形で検討いただいておるということで、御指摘のような形で運営をされるように行政としても後押しをしていきたい、金銭的ではなくて、指導という面で後押しをしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○長田委員   私があえてという話をしたのは、市内中心部活性化事業に対して、北海道とかそういうところの商店、百貨店がどんどんつぶれていくということで、行政のカルチャー、複合文化施設みたいなものを百貨店の中につくって、そのカルチャーをやっているというところを、当委員会でも行ったんじゃなかったかな。  だから、複合文化施設をつくるということが決まって、またサティの問題が起こったわけですけれども、そういうことも念頭に置きながら、民間が今から駐車場をつくって、食料品スーパーをつくってという中に、そういうことも含めた国の施策を取り入れるということもあるのかなという意味で発言しただけで、いや、複合文化施設があるからいいんだということだけで終わるのではなくて、そういう検討もしてみるのもいかがかなという意味で御提案をしたと。他都市の状況も視察をしているわけですから、そういうことで御提案をしたというふうに御理解をいただければと思います。以上です。 ○安東委員長   よろしいですか。そのほかいいですか。 ○宮邉委員   今、計画では1階、2階がスーパーテナントで、3階というか屋上が駐車場という形になっていますが、台数的にどれくらいの予定になっているんですか。あの近辺は一方通行の道路で、ふだんでも結構渋滞になりやすいところだと思うんですけれども、時間帯によってはかなりそういうものが予想されるかなという気がするんです。必要によっては、周辺整備事業とかにも対応があるのかどうなのかということを含めて、少し考え方があれば。 ○吉田商工農政部長   駐車台数は60台です。60台の比較的小さい駐車場ですが、小さいからといって、やはりそこを目指して行った方が、そこに入れないということになると、あの周辺が混雑するということが十分予想されます。そういった面で、都市計画部とも協力しながら、そういったことも考えられるので、どういう方法をとりますかという形で西原パーキングとは随時調整を行っております。  具体的にあそこの、例えば道を広げるとか、ハード整備の面については私のほうからはちょっと何とも申し上げようございません。 ○松﨑都市計画課長   もともと附置義務がある商業施設とかについては、条例によりまして駐車場と駐輪場の附置義務があります。減築といいますか、増築とか新築ですと義務があるんですが、定義からいくと、今回実は申請が要らないんですね。ただ、駐車場法に基づきます500平米以上で有料の分については届け出駐車場ということで、管理規定のルールがございますので、その届け出は都市計画課で受けるようにはしております。  あとは、駐車場、それから交差点に近いところの出入り口等につきましては、今後とも道路管理者と警察あたりとの協議を鋭意しているところでございまして、そういうところのやりとりは今、うちとしているところでございます。 ○宮邉委員   危険箇所、公園が近いということで人が通るようなところが結構多いんですね。そういう意味では気をつけていただけたらと思います。 ○松﨑都市計画課長   そうですね。はい。 ○安東委員長   そのほかないですか。 ○板倉委員   今、サティは民間主導でいくということなんですが、サティはこれだけ問題になったわけですから、もうちょっと行政も一緒になって、補助金をもらうとかもらわんじゃなくて、例えば、住民票の発行機を置くとか、それを言ったら中央通りが邪魔だから将来なくしたいという話もあったんですけど、現時点で、やはり民間主導でテナントを優先して入れるということでしょうけれども、ここに発行機があればまた人の流れが変わるとか。金を使うじゃなくて、補助金をもらうんじゃなくて、やはり言って来るまで待っておくんじゃなくて、一緒になって打ち合わせしながら、やっぱりそれだけ心配してるということで、向こうの事業者と打ち合わせしながら積極的にかかわってもらいたい。  商店街も活力がないといいますが、行政側も、金に絡まんでも積極的に話し合っていくと。そういう打ち合わせみたいな要望も来ているとは思うんですが、これはいいとか悪いとか言いながら一番いい方法を模索する、積極的に参加して、行政もかかわっていただきたいと要望しておきます。 ○長田委員   今、補助金に絡むという話が出ましたけれども、ここで安易に商売というか計画をすると、必ず補助金もしくは融資の問題について言ってくると思う。何も言ってこないのであれば、その辺を行政としてきちんとしておかないと、後で金をという話になってきて、最終的には中心市街地だから金を出してくれという話になるおそれがあるので、その辺のことがないように。だから、絡むのであれば最初から絡む、あくまでも民間主導で行くというのであれば、補助金とかそういうことのないように。  というのは、最初から絡んでいくということは、新築の場合は附置義務条例に何とかかんとかという駐車場の整備だとか自転車置き場とかそういうものをつくらなきゃならんようにあるわけですから、その辺のことが、民間ですからそういうことでいいんですという判断になるのかということが出てきますので、最後にお金の話で議会に了解をということのないように、ここで苦言を呈しておきます。  以上です。 ○吉田商工農政部長   サティの件につきましては、私どもも都市計画と一緒に西原パーキングに伺いまして、いろいろと御説明はさせていただいております。ただ、民間主導といいますか、西原パーキングとしては、できるだけ早くあけたい、そうしないとますます中心市街地の衰退は進んでいくと。そういう意味で、もしも補助金等をもらうことによって工期が後ろに下がることになると自分のところとしては困る、だから、そういう意味であえて、それによって影響を受けるぐらいであれば、自分のところですべてやりますということであります。  また、将来にわたっても、基本的には西原パーキングとしては、もしもそこで補助金については受けないという決断をすれば、後日という話は今のところ一切ございませんので、そういった心配はないものと私どもは考えております。  実は個人的にも、私自身、西原パーキングの社長をよく知っておりまして、いろいろと話をしておりますが、板倉議員が言われた自動発行機とか、そういった部分についても、一応議論はさせていただいております。  基本的には、最初に商工労政課長から申し上げましたように、中心街でありますから、お店が入って、お客さんがたくさん見えるというのがベストではありますが、なかなかトキハインダストリーの出店等も決まらなかったように、今、この景気の状況の中で、商業者の出店のマインドが大変下がっている状況であります。そういった状況で、より積極的にというお話でございましたが、随時連絡を取り合っておりますので、もしも先方から、行政としてもここに何らかのものを出してもらいたいといった要請がございましたら、その時点で前向きに検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○安東委員長   そのほかないですか。    〔「なし」の声〕 ○安東委員長   それでは、今のいろいろな議論を受けて、先ほど長田委員も言った商工会議所商店街意見交換会のときにも、先ほど部長も言ったように、サティがあったことであの辺ができ上がってほかの店も潤った、なくなったから衰退していったという話があったわけで、競争とかではなくて、あそこにやっぱりにぎわいを取り戻すということが大事だと思いますね。そういった意味で、行政がどこまで踏み込んでいけるのか。とにかく少しでもそこら辺を行政が手助けできるところはして、早くあそこににぎわいを取り戻すということが大事だと思います。その辺の取り組みをよろしくお願いしたいと思います。  では、この件についてはよろしいでしょうか。    〔「なし」の声〕 ○安東委員長   では、次に複合文化交流施設の整備についての説明をお願いいたします。はい、どうぞ。 ○長野駅周辺総合整備課参事兼駅高架・まちづくり推進室長   去る昨年12月16日に、大分市複合文化交流施設整備事業の円滑な実施を図るための組織といたしまして、庁内に大分市複合文化交流施設整備事業推進チームを発足いたしましたので、御報告させていただきます。  お手元の推進チームの編成図というのをごらんになっていただきたいと思います。推進チームは、久渡副市長をチームの統括者に、都市計画部木崎参事、企画部合沢次長、福祉保健部村田参事、教育部入田次長の4名を副統括者とし、複合する施設全体を調整するグループに10名、入居する各施設のグループに36名、事務局11名と、合わせまして42名体制となったところでございます。なお、入居する各施設のグループは、市民ホールグループ、市民図書館グループ、総合社会福祉保健センターグループ、保育所グループ、サテライトキャンパスグループ、設計・建設・複合機能等グループ等の6つのグループに分かれております。  今後は、この推進チームを中心に、福祉施設、文化施設、民間収益施設等が複合していることのメリットを最大限に生かすため、市民の皆さんが利用しやすい施設の建設を目指してまいりたいと考えております。  報告は以上でございます。 ○安東委員長   説明終わりましたけれども、委員の皆さんから何かありませんでしょうか。はい、どうぞ。 ○衛藤委員   駅南の整備事業の一環でしてるから都市計画が所管ということになってるけれども、複合文化の内容は御案内のとおり複合文化で、都市計画そのものが行う事業としては非常に結びつきにくい内容になっているわね。すると、最後まで、立ち上がってしまうまで都市計画でやり抜くのかな。途中で企画かどこかに事業の先導役を移管する、主体を移すというのはないのかな。 ○長野駅周辺総合整備課参事兼駅高架・まちづくり推進室長   今後この事業を推進する上での所管課等の検討につきましては、今回のこの推進チームの中で本格的に議論を深めていきたいと考えております。  いろいろな考え方がございます。最後まで当課ということも考え方の一つであろうかと思いますけれども、いずれ、うちの駅周辺総合整備課は事業の終結に伴いまして課がなくなるわけでございますので、そのことも踏まえながら、今後の推進チームの実施体制をこの推進チームの中で検討してまいりたいと考えております。 ○安東委員長   よろしいですか。そのほか特にないでしょうか。    〔「なし」の声〕 ○委員長 それでは、この推進チームについては終わりたいと思います。   以上、きょう予定していた報告の分は終わりましたけれども、そのほかのことで何かありましたら。 ○佐藤委員   サティの跡地にもかかわるんですが、きょうの合同新聞にもありましたように、真ん前にあるベスト電器の関係が1割近く撤退というか縮小されるということがございました。あそこはサティの前で唯一電器店ということで残っているんですが、撤退の対象になるのかどうかという情報はまだ入っていないんでしょうか。 ○指原商工農政部次長商工労政課長   まだ具体的な情報は来ておりません。 ○安東委員長   それでは、そのほか特にないですか。よろしいですか。    〔「なし」の声〕 ○安東委員長   それでは、以上で執行部皆さんは、これで終わりたいと思います。退席していただいて結構です。どうもありがとうございました。お疲れさまでした。    〔執行部退席〕 ○安東委員長   それでは、中心市街地活性化に関する委員会の意見の集約について協議を行います。  これまで商店街、あるいは商工会議所等の役員との意見交換会をし、議会として何かこうすべきではないかと、だいぶ事業は進んでいるんですけれども、できるところは何か提言したいというのを、この委員会の委員以外の方からも要望を受けまして、皆さんのいろんな意見を今までお聞きしてきました。  そういう中で、サティの問題も動き始めていますし、時間的にはあんまりゆとりがなくなったということもあります。そういう意味で、できれば今度の3月議会までに何か形として提言したいなと思いまして、皆さんの意見を聞きながらまとめた形でちょっとつくってみましたので、これをたたき台にして議論していただければと思いました。一応原案という形でつくっていますので読んでいただいて、意見をお聞かせいただきたいと思います。よろしいでしょうか。  まだいろいろ言いたいことがあったという人があれば言ってください。まだまとめる段階じゃないということであれば。  「はじめに」は、これまでの大まかな経過ですね。特に後半は委員会における経過です。基本的な立場で、これは、この委員会の前委員長の思いなんかも入れながら、私なんかの思いからつくったわけです。いろいろな今の市民の様子を分析してつくるというのは大事なんだけど、やっぱり歴史とかその地域の特性を大事にするべきじゃないかという立場ですね。具体的に3ページからは、計画に対して皆さんに出していただいた意見をもとにしながら、一応こういうことにしたらどうかという提言にまとめました。 ○長田委員   非常にいいと思うんですけど、文章的にちょっと問題があることはある。 ○安東委員長   その辺のところを言っていただければ。
    長田委員   で、これはどういうふうにするわけですか。 ○安東委員長   これをどういう形にするかというのは、またここで議論するわけですが、例えば、3月議会の中で、委員長報告で議会に出して、その場で同時に執行部がおるわけで、提言という形にするか、そういう表立ったことではなくて、この委員会として、例えば議長に何らかの形で関係者に出してくれんだろうかという申し入れをするか。形はいろいろあろうと思うんです。 ○長田委員   問題はそこのところを協議しておかないと。 ○安東委員長   下話でしているのは、特別委員会で1回は委員長報告をしていいということになっていますので。 ○板倉委員   この文書の中のサティの撤退で「残された課題」って、進み出したけん、ちょっと文言を変えないかんわな。それが2カ所あるな。 ○安東委員長   それは経過で書いてるんだけど。 ○二宮委員   提言の11番。 ○安東委員長   11番は今議論している、まさにその議論したことなので。先ほど長田議員や板倉議員が言ったように、行政が何か手伝いができればということで。 ○板倉委員   提言なんだけど、バスターミナルとか、イベント広場を設置するべきとか、今、決めつけたらちょっとどうなのかな。我々のこの特別委員会だけで提言していいものかどうかというのは、もうちょっと練らんとな。ある程度思いつきだわな。 ○安東委員長   思いつきといっても、いろいろな各方面からの要望を受けた中の意見だから。 ○板倉委員 だから、最後に、あわせてこういうことも含めた推進ということをうたっておかないと。例としてそういうことにしとかんと、提言したというと、我々特別委員会で提言したものが、やっぱり議会でどうこうと書かれたら、どこまで審議したか、どれを根拠にしたのかと言われたら悪いし。そういうことをこの委員会で論議をした上で提言したいという最後のまとめをしとかんと、ちょっと極端で、偏るんじゃないかなと。  ○安東委員長   「べきである」というのはちょっと言い過ぎで……。 ○板倉委員   「べきである」ということは言っていいけど、最後にまとめとして、だからこういうことを含めて論議したことは、委員会として提言したいというまとめをしとかんと。項目ごとに「べきである」といったら、やっぱり語弊が出てこないかなという感じがしたわけ。(「「したほうがよい」みたいな」の声)それは弱くなるけん、こうしとって、後に、こういうことを特別委員会で論議して、皆さんの意見の中で集約したものである、こういうことを中心に進めてもらいたいというようなまとめの……。 ○安東委員長   まとめの部分で表現をやわらかく。 ○板倉委員   そうせんと、決めつけてこうだと言うたときに、我々の中で責任を持てん。 ○安東委員長   そういう意味で、実はここの議論を始める前に各会派で意見を言いたい人もおるだろうから聞いとってくれんやろうかという話も……。 ○荻本委員   済みません。さっき長田委員も言ったように、委員長報告の位置づけはどうなんですか。私たちは委員会でこうして提言して、それを議会として取り上げるのか、それとも単なる報告で終わるのかというのがちょっと私には見えないんですけれども。 ○安東委員長   そこは議長の判断になってしまうんだけど、委員会として直接に提言するちゅうのは、権限がないですからね。それを報告して、後、議長に何らかの形をつくってくれんかという申し入れをするかですよね。 ○荻本委員   委員会としては、にぎわいという部分でこんなことをやったらどうかという論議をして、委員会としてまとめましたのでと、それだったらいいと思います。だから、内容を見ると、やっぱりそぐわない部分もある。 ○板倉委員   こういうこと1回やっとってな、あと具体的に強くアピールしていくという話だろうね。これで1回やって、この中の項目を、また次の委員会で極力やるべきだということで、そういう布石を残すしかもうないよね。 ○荻本委員   委員長が言われたけれども、確かに商工会議所とか商店街とか、意見交換したけど、それはその範囲であって、例えば市民という立場でいくと、やっぱりこういうことを委員会としては考えたけど、広く市民としての意見を聞くというのも書いていますから、その位置づけをちゃんとしておかないと。我々としては、そういう意見も聞きながら、こういう形でどうでしょうかというまとめ方のほうがいいかなという気がするんですけど。 ○河内委員   中心市街地活性化は、商工会議所とか、いろいろな団体の中で論議されよるところがあるでしょう。交通体系をどうするかとか、各方面からいろいろな人が集まって。駅も、構想はどうなのかという、欲しい情報というのは各方面から来てるわけ。  だから、いろいろなところでそういう論議をされてるから、若干、議会のこういう特別委員会の中で、先ほども言ってたように、「するべきだ」とかではなくて、ちょっと雰囲気をやわらかくして、こういうところを本当に景観とか人が滞留するとか、それで交通結節点とかあって、そういう部分で南部をどうするかというのが一つのキーポイントだなということで、大きな部分で今、キーポイント、こういうことでやっぱり進めていかないけんという大きなもので委員長報告をするなら、そういう方法がいいんじゃないかなというキーポイントをつくってね。 ○安東委員長   そうすると、本当提言というふうに何か、委員会の中での議論というふうにですね。 ○板倉委員   そういう御報告を申し上げます、と。 ○衛藤委員   経過報告やな。 ○板倉委員   ただ、これを提言にしてしまうと何も意味がない。もうちょっと練らないかんようになるから。一応我々がこれだけやってきたという報告の意味で報告するという形で落ちついたらいかんやろうか。 ○宮邉委員   だから当然、常任委員会との絡みもあるんでしょうから、常任委員会委員長あたりに、こういう話をやっぱりしとかんと、勝手にやったみたいな話になると、問題ありという気はしています。 ○板倉委員   これをやっとって、また来年は、河内議員が言ったように、何か大きな話題になるようなことで、まとめて一本でいきゃいい。 ○宮邉委員   連携をとりながらせんと。 ○河内委員 建設委員会もあるから。そういう兼ね合いがあるから。  ○安東委員長   いろいろ絡んでくるからね。文教も絡んでくる。ひょっとしたら総務も。(「結局5つ全部入る」の声) ○板倉委員   委員長が恥をかかんように。 ○安東委員長   だから、板倉議員が言ったように、前と後ろにはそういうのをつけてまとめますけど。 ○衛藤委員   提言にするか経過報告にするかということがあるけど、今まで本会議で特別委員会からの報告というのは余り聞いたことがないんよね。メンバーも2年ごとに変わりよるけど、議論してきて視察にも行っとるけん、何らかの形で議長に提出してもいいし、本会議で報告してもいい。ただ、議決事項にはならんだろうけん。しかし、我々が少なくとも議論してきたという何らかの足跡を残すために、これだけもうまとめたんだし、それをする意味は重要だと思います。 ○河内委員   そういう方向でいいんじゃないんですか。 ○安東委員長   わかりました。 ○板倉委員 さっき出た環境とか、景観とかいうものも含めた項目で、景観条例もできたんだから、環境と景観にも配慮するよというのを項目を1個つくってもらったらいい。それで全体のバランスとってもらえれば。  ○長田委員   「基本的な立場」という中で、にぎわい創出と複合文化交流施設という基本的な立場をやっぱり提言せないかんと思うけどな。「高知市の中心市街地の大通りで行われている」というけど、これ、高知市に行ったかな。 ○安東委員長   私は行った。この委員会では行ってないよ。 ○長田委員   委員長が行ったからと、ここに書いたらいかん。この委員会で提言をするわけだから、この委員会で行ったことをここにまとめて、こういうことでこうだという形にせんと悪いし、「大分の歴史と地域の特性」なんていうのは、これは「はじめに」の中に入れる問題であって、にぎわい創出の項の中で大分の歴史を語るというのは、また文教の中に入ってくるんで。この辺をちょっと入れるんであれば、つまんでいかんといかんし、あくまでも中心市街地にぎわい創出の中でこの委員会で視察したことを、意見交換会で出たことをここに提言するという形でするんならいいと思います。 ○板倉委員   だから、「大分の歴史と地域の特性」の項目をつくるから悪いんよ。「基本的な立場」の中に含めた文章にしときゃいい。 ○衛藤委員   しかし、導入部で文章に入れる場合もあるわな。 ○板倉委員   それは入れていいと思うよ。ただ、長田議員が言うのは、項目以外は、ちょっと一歩外れるからということだろう。だから、歴史をもう「基本的な立場」の中に含めた文章にしてしまえばいい。 ○長田委員   だから、大分市全体の問題を考えないかんのだけれども、その中で特ににぎわいと複合文化施設を……。 ○衛藤委員   そこを強調せんと悪いというわけでしょう。 ○長田委員   うん。その辺をしないと。 ○板倉委員   3月に間に合うように、もう一遍委員会してそれをまとめましょう。 ○安東委員長   わかりました。今後ともまた、これを今の皆さんの意見を聞きながらまとめ直していきます。その後でも、皆さんから意見があるなら出してください。2月にもう1回は開かんといかんと思います。 ○板倉委員   文章ができたら先に送って。 ○安東委員長   そうやね。それなら、2月17、18、19日のどこかその辺で。(「22日」の声)22日、いいですか。    〔「異議なし」の声〕 ○安東委員長 
     じゃあ、22日の10時に予定しておきます。   以上で委員会を終わります。ありがとうございました。                                 午前11時21分散会...