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  1. 大分市議会 2009-06-17
    平成21年文教常任委員会( 6月17日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成21年文教常任委員会( 6月17日)                    文教常任委員会記録 1.開催日時    平成21年6月17日(水)10時00分開議~10時55分休憩               10時57分再開~11時20分散会 2.場所    第3委員会室 3.出席委員    委員長  髙野 博幸   副委員長  福崎 智幸    委 員  福間 健治   委 員   指原 健一    委 員  倉掛 賢裕   委 員   仲道 俊寿    委 員  三浦 由紀   委 員   荻本 正直    委 員  泥谷  郁   欠席委員    な し
    4.説明員    足立教育長   (教育部)    阿部教育部長伊見教育監丸山教育部次長入田教育部次長、    岡大分市美術館館長冨田教育部次長教育総務課長、    堀教育部次長学校施設課長安藤教育部次長スポーツ健康教育課長、    玉永教育部次長文化財課長菅美術館副館長兼美術振興課長、    原田教育総務課参事澁谷教育総務課主幹総務担当班長、    高田教育総務課総務担当班主査、別木教育企画課長佐藤教育企画課主幹、    副田教育企画課主幹総務担当班長山本教育企画課企画担当班長、    安部教育企画課幼稚園教育担当班長大城教育指導課長江藤教育指導課参事、    伊藤教育指導課主幹神田教育指導課課長補佐庶務係長、    森学校施設課課長補佐施設係長関学校施設課課長補佐管理係長、    高野スポーツ健康教育課参事、    前野スポーツ健康教育課課長補佐保健給食係長、    亀山スポーツ健康教育課主幹藤澤人権同和教育課長、    河野人権同和教育課主幹、佐々木生涯学習課長、上野生涯学習課参事、    藤田生涯学習課主幹庶務担当班長、    上野生涯学習課主幹地域子ども教育担当班長平松青少年課長、    岩尾青少年課参事有馬青少年課主幹健全育成係長岩田文化財課参事、    讃岐文化財課参事歴史資料館館長福田文化財課課長補佐管理係長、    甲斐美術振興課主幹総務担当班長 5.事務局出席者    書記 牧 浩司 6.審査案件等   陳情    平成21年 陳情第1号 公私立幼稚園保護者負担金格差是正に関する陳情                                 (翌々日に審査)   予算議案   議第59号 平成21年度大分市一般会計補正予算(第1号)    第1条 歳入歳出予算の補正     歳出 第10款 教育費市民協働推進課関係を除く)        (承認)   報告議案   報第1号 専決処分した事件の承認について        (平成20年度大分市一般会計補正予算(第4号))    第1条 歳入歳出予算の補正     歳出 第10款 教育費                  承認(一部反対)    第2条 繰越明許費 第2表中        第10款 教育費                  承認(一部反対)    執行部からの報告事項    ①幼保連携認定こども園)の取組について                   会議の概要                                 平成21年6月17日                                 午前10時00分開議 ○髙野委員長   おはようございます。ただいまから、文教常任委員会を開会いたします。  本日は、傍聴者の方がおられるようですが、遵守事項に従って、静粛に傍聴いただきますようお願いいたします。  それでは、審査の前に、執行部から、先般の4月1日付け人事異動に伴う職員の紹介をお願いします。 ○足立教育長   おはようございます。委員会審査に先立ちまして貴重なお時間を賜り、まことにありがとうございます。  髙野委員長、福崎副委員長を初め、文教常任委員の皆様方には、平素から、教育文化向上のため御指導を賜り、厚くお礼を申し上げます。  職員紹介の前に、一言お祝いを申し上げます。  委員の仲道議長におかれましては、去る4月23日、九州市議会議長会会長の要職に就任され、心よりお喜び申し上げます。今後ますます御活躍されますよう、心より御祈念申し上げます。    〔「ありがとうございます」の声〕  それでは、ここで、本年4月1日付の人事異動に伴いまして、昇任又は転入した者のうち、課長級以上の職員を私のほうから紹介させていただきます。    (部長級、次長級、課長級 職員の紹介)  次に、課長補佐級の職員につきましては、阿部部長から所属職員を紹介させていただきます。 ○阿部教育部長     (課長補佐級 職員の紹介) ○髙野委員長   それでは、審査に入る前に、委員会運営について3点確認をしておきます。  平成20年第1回定例会分から、従来の本会議録に加えて委員会の会議録がインターネット市議会ホームページで公開されております。  つきましては、後日、会議録を作成する都合がありますので、質疑等がある場合は、まず挙手をして、発言の許可を受けた後、発言を行うようにお願いいたします。  また、執行部の方にお願いですが、発言の際には、所属と氏名を告げて、大きな声ではっきりとお願いいたします。  次に、大分市議会基本条例第10条第1項において、「議会は、議案等の審議又は審査においては、議員相互の自由な討議により議論を尽くして合意形成を図るよう努めるものとする」とされておりますことから、今後、委員会におきましては、委員の皆さんからの要求がある場合、また委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。  ただし、審査や調査内容に応じ自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるか等については、委員会において決定したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  なお、自由討議と討論につきましては、討論が議案に対して議員が自己の賛成又は反対の意見を表明することが主体であるのに対し、自由討議とは、議員相互の自由な討議を通して、議案等の論点や争点を明らかにし、議会としての共通認識を形成しようとするものであります。  次に、大分市議会基本条例第7条第2項に規定されておりますとおり、本会議同様、委員会におきましても、より議論を深めることを目的として、委員の質問、政策提言等に関し、執行部は、委員長の許可を得て反問することができることとなりました。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようお願いいたします。  ただし、委員による新たな事業提案等に対し、必要となる予算の組み替えなどの数値的なものや統計的な事項についての反問は、原則としてその対象とはなりませんので、よろしくお願いいたします。  それでは、まず審査日程についてお諮りいたします。  お手元に配布しております日程案により、委員会1日目は、継続審査中の陳情、予算議案報告議案について審査をした後、他の委員会との関係で執行部からの報告事項1件を受け、2日目は、議会運営委員会終了後、情報学習センター、耐震補強された城南中学校管内視察を行い、委員会最終日は、執行部からの報告事項を受けたいと考えております。  この審査日程案により行ってまいりたいと思いますが、御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声〕  それでは、この日程に従い審査を行いますので、よろしくお願いいたします。  なお本日は、午後1時から地方分権等調査特別委員会が開催されますので、よろしくお願いいたします。  審査の前に、足立教育長よりあいさつの申し出があっておりますので受けたいと思います。 ○足立教育長   改めまして、教育委員会を代表いたしまして一言ごあいさつを申し上げます。  まず、新型インフルエンザについてでございますが、これまで教育委員会といたしましては、国の動向を見きわめつつ、県教委や保健所等関係機関と連携を取りながら、さまざまな状況を想定する中で、各学校への児童、生徒に対する指導など、適切な対応に努めてまいりました。幸い、市内における感染者はこれまでのところ確認されておらず、当初懸念されました小学校の修学旅行につきましても、無事終了することができました。  しかしながら、先日、WHOが世界的大流行を意味するフェーズ6を宣言いたしました。今後とも、手洗い、うがいなど、予防対策を徹底するとともに、緊急時連絡体制を確立し、児童、生徒、教職員の健康状況の把握に努める一方で、今後の県内発生に備えた体制づくりを継続してまいりたいと考えております。  さて、教育委員会では、本年4月の機構改革によりまして、新しく教育部のもとで、より一層の情報の共有化と迅速な意思決定を図る体制をスタートさせました。この新体制のもとで、昨年度策定いたしました「教育ビジョン」の着実な進捗はもとより、(仮称)幼児教育振興計画の策定など計画的な教育施策を展開していく決意であります。  特に、ことしは、大道小学校南大分小学校、大在中学校滝尾中学校施設整備に着手あるいは工事着工の年となっており、また、幼稚園から小中学校校舎耐震化推進事業もピッチを上げて取り組んでまいりたいと考えております。さらに、(仮称)西部共同調理場建設事業も、22年9月供用開始に向けて、建築工事に着手をいたします。  一方、「確かな学力の向上」「心の教育の充実」「健やかな体の育成」を掲げた学校教育の充実につきましても、地道で確実な取り組みを進めてまいりたいと考えております。  私は、複雑・多様化する市民の要求や時代の変化に対応するためには、スピード感を持つということが、これからの重要なキーワードになるものと考えております。  昨年、大分県の教育行政は、大変大きな禍根を残してしまいました。信頼回復には長い時間と大変な努力が必要だと思いますけれども、教育行政学校現場が力を合わせて頑張っている姿勢を見てもらうしかないと思っております。文教常任委員の皆様方には、今後とも御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願いを申し上げます。  それでは、教育委員会にかかわります予算議案につきまして、その概要を説明させていただきます。  議第59号、平成21年度大分市一般会計補正予算(第1号)第1条歳入歳出予算の補正、歳出第10款教育費につきましては、補正額13億9,581万2,000円の増額で、この中には、市民部が所管する公民館経費2,670万円を含んでおりますが、補正後の額は186億8,415万3,000円となり、一般会計に占める構成比は、11.9%となった次第でございます。  主な内容といたしましては、小中学校校内LAN整備費小中学校校務用パソコン購入費など、いわゆる学校ICT環境整備事業の実施及び学校耐震補強工事を前倒しして実施しようとするものでございます。  今回の補正は、政府が追加経済危機対策を盛り込んだ国の補正予算成立を受けたものであり、事業費の86.7%が国からの補助金や交付金で賄われることとなっております。  次に、専決処分いたしました議案につきまして、その概要を説明させていただきます。  報第1号、平成20年度大分市一般会計補正予算(第4号)第1条歳入歳出予算の補正、歳出第10款教育費につきましては、補正額5億5,419万1,000円の減額で、補正後の額は167億4,817万円となり、一般会計に占める構成比は10.6%となった次第でございます。  今回の補正は、20年度の最終補正であり、事業費の確定と国及び県支出金の確定に伴う調整などをいたしたものでございますが、その主なものは、小中学校建設事業及び東部共同調理場建設事業等における入札差金などでございます。  第2条繰越明許費につきましては、幼稚園費として幼稚園施設整備事業社会教育費として大友氏遺跡事業保健体育費として(仮称)西部共同調理場建設事業を計上いたしております。
     なお、詳細につきましては、担当課長から説明をさせます。  何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○髙野委員長   それでは、早速審査に入りたいと思います。  最初に、継続審査となっていました平成21年陳情第1号、公私立幼稚園保護者負担金格差是正に関する陳情であります。  執行部の方で補足説明等があれば、お願いします。 ○別木教育企画課長   教育企画課、別木でございます。  補足説明につきましては、特にございません。 ○髙野委員長   それでは、委員の皆さん、質疑等はありませんか。 ○荻本委員   今、公立幼稚園の統廃合の検討がされているのですが、この状況をちょっとお聞かせいただきたいんですけど。 ○別木教育企画課長   現在、大分市幼児教育振興検討委員会の中で、基準等について検討をしているところであります。 ○髙野委員長   ほかにありませんか。 ○福間委員   前回質問したのですが、国の幼児教育無償化の方向ですね、3月議会以降、何か具体化されたものがあるのかなと思いますけど、わかるでしょうか。 ○別木教育企画課長   ちょっとその前に、質問ですが、先ほど、インターネットに載るから課と名前をと言ったんですが、これは最初の1回だけでよろしいのですか、その都度言うのですか。 ○髙野委員長   1回でいいです。 ○別木教育企画課長   はい、わかりました。  福間委員の、幼児教育無償化について国の動きはどうかという質問ですが、文科省の「今後の幼児教育振興方策に関する研究会」では、1カ月前の5月18日に、幼児教育無償化について中間報告をまとめました。  その中間報告によりますと、3歳から5歳児のすべての幼稚園児などを対象に、幼児教育無償化すべきだと提言されています。そのために新たに必要となる公費は、公・私立を合わせて約7,900億円と見込んでいるようであります。  無償化の時期につきましては、消費税を含む税制の抜本改革保育制度改革の動向を勘案しながら、引き続き検討するように求めたということが発表されているところでございます。 ○髙野委員長   ほかにありませんか。 ○指原委員   それは、今の委員と関連ですが、この格差というのも、もちろんそれはなくすことは、わかるけれども、やはり本来は、今指摘されたように、無償化という方向に向くべきであるのではないかというのは私たちも考えるところでありまして、この流れが今後どういう、これは中間報告されたわけでしょう。(「はい」の声)中間報告の後、どういう日程が予定されているか、わかれば教えてください。 ○別木教育企画課長   今後につきましても、この検討がさらに進んでいくだろうと考えておりますが、制度化の時期については、先ほど申し上げました消費税の抜本改革というようなこともございますので、いずれにしても検討は、その無償化の方向で考えていきたいという旨は発表されているようであります。  ただ、その無償化についてですが、対象経費は入園料と幼稚園教育要領に定められた標準的な保育時間である4時間の保育を実現するための必要相当保育料のその全国的な平均額を基準とするというような一文も中には書いておりました。  以上でございます。 ○福間委員   では、先ほどとの兼ね合いですが、後で論議をする、いわゆる認定こども園との関係ですね。幼児教育無償化しようと一方で言いながら、幼稚園、保育園を集約化してくる方向が今出されているわけですが、それとの関係というのはどういうふうになるのでしょうか。 ○別木教育企画課長   この無償化の対象ですが、幼稚園及び認定こども園等が中心となっていると発表されていたと記憶しております。 ○福間委員   では、財政支援措置がさっき7,900億円とありましたですね。今、認定こども園の基金を1,000億円ぐらいつくっているじゃないですか。7,900億円というのは、そういうのも含んだ金額のことを言っているのですか。 ○別木教育企画課長   ちょっと、そこまで把握いたしておりません。 ○髙野委員長   ほかにありませんか。 ○三浦委員   今の7,900億円というのは、これ、無料化ということは毎年かかるお金ですか。イニシャル、ランニング、どっちですか。 ○別木教育企画課長   今の御質問につきましては、毎年だと考えます。なぜかといいますと、幼稚園関係部分につきまして、現行で公立200億円、私立3,300億円、それから、保育所関係部分についての公立、私立部分のことを書いていて、その初年度ということで書いておりますので、恐らく、毎年だと思います。 ○三浦委員   毎年ですね。はい、わかりました。 ○髙野委員長   ほかに質問はありませんか。 ○指原委員   これはもう繰り返し話してきていることなので、再度確認をする意味で、聞きたいのですが、これまで大分市の格差是正については取り組みを鋭意努力されてきていると聞いていますが、再度、どういう努力をされてきたかということを確認したいと思います。  それと2つ目は、大分市の私立幼稚園保護者の負担の実情ですね、どういう経緯で過去、保護者負担がこういうふうに変化してきているということを再度確認したいと思います。  それから、3点目は、他市の私立幼稚園保護者の負担の状況はどのようになっているか。つかんでいる状況があれば、教えてもらいたいと思います。  4つ目は、格差是正という、格差という意味ですね。どういうとらえ方をしていけばいいのか、共通の認識をしないと、格差という意味のとらえ方によって、解釈が違えばおかしくなる。その解釈を共通に理解していないと、この対策は打てないのではないかと思いますので、格差そのものの考え方、この場合はどういうものを格差と言っているんだというのを確認しておきたいと思いますから、お聞きしたいと思います。 ○別木教育企画課長   まず1点目の、これまでの努力ということでありますが、平成11年に大分市幼稚園教育振興計画を策定後で申し上げますと、平成14年に、1人当たりの交付額が、平成12年度決算額から平成14年度決算額には1万3,500円増の21.4%増となっております。また、予算額ベースでは21.7%増となっております。  それから、平成18年には、国の補助基準に該当しない所得割の階層で、なおかつ、平成17年度まで補助金がない階層、6階層ですが、6階層の方にも一律年間2万円の就園奨励費を補助しております。  平成19年には、国の補助対象となる所得階層までを、市立幼稚園保育料の2倍までになるよう、4,273万5,000円の増額をしました。そういうことで、それまでの3.06倍という格差から、平成19年度は2.38倍となっております。  2点目について、過去の保護者負担の経緯でありますが、昭和47年度に就園奨励費の補助が始まりまして、当時は幼稚園費に占める就園奨励費総額が1.42%でした。そして、平成11年度に幼稚園教育振興計画が策定されてからですが、幼稚園費総額に占める就園奨励費総額が平成11年度は16.8%でありました。それが現在におきましては、平成21年度については予算ベースですが、幼稚園費総額に占めます就園奨励費につきましては30.0%になっております。決算ベースで言いますと、平成19年度の決算が出ておりますが、27.0%であります。これが過去の推移であります。  第3点の、他都市の保護者負担についてでございますが、平成20年5月時調査で5歳児については、中核市39市中11市で市単の上乗せが国の補助階層以外に独自の階層を設けて補助を行っています。また、市独自で国の補助対象及び補助対象外となるすべての階層に上乗せして補助しているのは3市ありまして、大分市、相模原市、和歌山市でございます。市独自で国の補助対象外となる階層に上乗せして補助しておりますのは8市でございます。就園奨励費の額につきましては、1人当たりの交付額につきましては、39中核市中、現在は41市ですが、平成20年調べですので、その39中核市中、最上位にあります。  4点目につきまして、格差の意味はどうとらえているかということでございますが、この格差で現在、先ほど申しました2.38倍というような格差につきましては、平均保険料から市立幼稚園の減免、それから、私立幼稚園に対する就園奨励費等を引いて、それを何倍かにしたという計算の仕方で、これは単純に出しております。  ただ、それは、そのほかの幼稚園教育の中身という意味の格差につきましては、これまでの文教常任委員会の中で議論はされてきたところです。  以上でございます。 ○指原委員   そういう、いろいろな、まだまだ調べてほしい状況は、私たち持っているので、その一端を今聞いたところであります。 ○仲道委員   今、指原委員からですが、数字を書き取ろうとしたのですが、書き取りきれなかったんですよ。それで、ぜひ、資料としていただきたいと思うんですけどね。  それで、先ほど福間委員から、市長の報告事項幼保連携という話も出ました。これまで就園奨励費を考えるときには、2年制保育と、統廃合と、3つバランスをとりながら考えていかないといけないというところに、きょうの報告事項にあります、新たに幼保連携というのも新しい要素で入ってきました。  それから、3日目の報告事項を見ますと、幼児教育振興検討委員会の報告、それから、(仮称)幼児教育振興計画(素案)についての報告があります。この素案を見ると、8.幼稚園の振興の【2】私立幼稚園の振興の(1)保育料保護者負担軽減というような、直接的にかかわるような項目も、この素案の中に入ってきております。  委員長、相談というか、お願いですけれども、この説明を幼保の説明と、この素案、また、検討委員会の説明を受けて、先ほどの資料も全部そろえていただいた中で、3日目の報告事項を受けた後に再度審査というような、質疑応答をしていければと思うのですけれども、ぜひお願いしたいと思いますが、どうでしょうか。 ○髙野委員長   それでは、ただいま仲道委員から提案がありましが、報告事項と絡んできますので、報告を受けた後、再度、陳情について審議するということで委員の皆さん、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○髙野委員長   それでは、そのようにさせていただきたいと思います。  それでは、執行部の方は資料のほうをあわせて準備してください。 ○別木教育企画課長   資料は、3日目の朝、それまでにお出しすればよろしいでしょうか。 ○仲道委員   できるだけ早くいただければと思います。 ○別木教育企画課長   わかりました。 ○髙野委員長   よろしくお願いします。  それでは、次に、予算議案の議第59号、平成21年度大分市一般会計補正予算(第1号)第1条歳入歳出予算の補正、歳出第10款市民協働推進課関係を除く教育費について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○冨田教育部次長教育総務課長     (予算書④ 42ページ~10款教育費のうち、教育委員会所管分について説明) ○髙野委員長   ただいま説明が終わりましたが、委員の皆さんで質疑等はありませんか。 ○福間委員   各学校にパソコンを、先生方も仕事がしやすくなると思うのですが、ただ、台数もかなりあります。それでお聞きしたいのは、1つは、今度、購入するパソコン耐用年数はどの程度ですか。機械ですから、いずれは壊れますから、これは買いかえをしなきゃいけませんよね。  もう1つは、これだけのものを維持管理していく保守点検等を含めて、この辺の経費的なものとか、おおむねわかれば教えてください。 ○佐藤教育企画課主幹   教育企画課、佐藤でございます。
     まず、耐用年数についてのお尋ねでございますが、通常、パソコン耐用年数は4年ないし5年と言われております。  維持経費につきましては、およそ年額にして6,000万円程度、これには保守管理、サポート並びに通信経費など、すべてを組み込んでおります。 ○福間委員   はい、わかりました。 ○指原委員   これは、国の方針で来たものですね。先ほど話がありましたけれども、指原さんが言ったのが通ったなと言うけれども、そういうことでなく、本来は、国の経済対策ではなくて、早く設置すべきであったことなんです。ほかの職種の人と比べたら悪いけれども、市の職員の皆さんも1人1台で仕事をされる、民間の方々も1人1台、仕事のために持ってやっているだろうと思うんですよ。  これは、措置されたことについては、それは了としますけど、今、福間委員が言われるように、今後どうなるかというのは、これは非常に、一般的には、ぽんとやって、これで終わりでは困るわけで、今後の維持をしていくためにですね。これは購入でしょう。リースではないでしょう。市の関係のものはリースでしょう。だから、非常に心配なのは、もうあと、単発で終わってしまうようなことにはならないですよね。ちょっと質問します。 ○佐藤教育企画課主幹   予算を伴うことでございますので、現時点で今後のことについて確約できるということはございませんが、努力していかなければならないと思っております。 ○指原委員   皆さんも、そう思われていると思うんですよ。したことは、今回は、それは了としますけれども、今後、本当にこれが継続して使われるように対応方をよろしくお願いしたいと思います。もう、これ以上言いません。 ○髙野委員長   よろしいですか。ほかに。 ○福間委員   関連で1点だけ。  先ほど、教育長のほうから、特に新型インフルエンザの教育現場での対応についての取り組みの状況の話がありました。それで、先般、ある学校関係者の方に、こういうことをお聞きしました。毎朝、自宅で検温して、幼稚園、小学校、中学校に提出し、そして、学校で集約して、それを大分市のスポーツ・健康教育課に集中しているということをお聞きしたんですけど、確かに、新型インフルエンザについては万全な対策というのは必要だと思うんですけど、過剰であってはならないと思うんですね。  お聞きをしたいのは、毎日毎日、体温をはかって、教育委員会に集中をしなければいけないものかと。通常なら、3日とか4日とかに1回ずつとか、私はすればいいと思うんだけど、毎日しているという、この辺の根拠というかね。確かに、万全を期したものにはなっているんですけど、過剰ではあってはいけないと思います。この辺の考え方だけ。今実施しているので、お聞きしたいと思います。 ○髙野委員長   福間委員、質問が、ちょっと今の予算議案と関連しないので、後で。 ○福間委員   新年度の予算の関係があるので、絡んでくるので、お聞ききしました。 ○安藤教育部次長スポーツ健康教育課長   スポーツ健康教育課長の安藤でございます。  幼稚園小中学校では毎日の健康観察カードというもので、検温して学校に報告をするという形をとっています。これは5月16日に県教委のほうから、健康観察について指示がございました。それに基づいて、5月18日に検温の指示をしたところでございますけれども、その取り組みにつきましては、健康危機対策本部の教育委員会に係る対策のマニュアルの中で、健康観察カードを提出させるということになっており、このマニュアルに沿って対応したところでございます。当課の今行っている対策については、委員さん御指摘のとおり、現場は混乱をしてはいけない、過剰な反応をしてはいけないということで、4月28日からは情報の提供を行ってまいりました。次に、予防的なうがい、手洗いの指導をしてきました。そういった中で、県からもそのような方針が示されましたので、その徹底を図ったというところです。 ○髙野委員長   ほかにありませんか。    〔「なし」の声〕 ○髙野委員長   次に、討議の意思はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○髙野委員長   次に、討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○髙野委員長   それでは、本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声〕 ○髙野委員長   それでは、原案を承認することに決定いたしました。  次に、報告議案の報第1号、専決処分した事件の承認について、平成20年度大分市一般会計補正予算(第4号)、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第10款教育費について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○冨田教育部次長教育総務課長     (説明書② 106ページ~10款教育費について説明) ○髙野委員長   ただいま説明が終わりましたが、委員の皆さんで質疑等はありませんか。 ○三浦委員   入札差金、だいぶ出ていて、税金が浮いたということはいいことなんですが、後で結構ですので、小学校の3,000万円、中学校の9,000万円、5,000万円、6,000万円、それから、東部共同調理場の1億6,000万円、最初の予定価格が幾らというのと、落とした業者の一覧表をください。後で結構です。 ○髙野委員長   ほかにありませんか。 ○堀教育部次長学校施設課長   学校施設課の堀でございます。  わかりました。後ほど資料を出します。(「お願いします」の声) ○髙野委員長   ほかにありませんか。    〔「なし」の声〕 ○髙野委員長   次に、討議の意思はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○髙野委員長   次に、討論はありませんか。 ○福間委員   東部共同調理場建設事業、(仮称)西部共同調理場建設事業について反対をいたします。  理由は4点あります。やはり、大量の給食をつくるわけですね。私は、1つは、食育の一環として自校方式が望ましい形だということ。2つ目は、大規模化になりますと、災害時のときには困りますので、その辺の懸念があります。それから、3つ目には、大分市の本来の方針は、小学校は自校方式という方針ですが、佐賀関、野津原の小学校を組み込んでおることは問題がある。それから、何よりも、今回の大規模化に、大分市の行政改革の一環という点で反対をいたします。  以上です。 ○三浦委員   済みません、何気ないんですが、福間委員、ちょっと質問なんですが、これは今、減額補正ということで出てきておるんですよね。 ○福間委員   減額補正であっても。 ○三浦委員   減額に反対ということですか。 ○福間委員   そういう姿勢で反対しますよということです。ふえた、減ったという問題じゃなしに。 ○福崎副委員長   建設事業に対して反対だから、そのものに反対だから、減額になっても反対ということ。 ○福間委員   だから、4点述べたじゃないですか。 ○髙野委員長   ほかに討論はありませんか。 ○仲道委員   ごめんなさい、関連で。もう一度、今の理由、反対理由をもう一度言っていただきたいんですが。申しわけないです。 ○福間委員   何回も言った。文教常任委員会で3月議会でも言いましたけど。 ○仲道委員   申しわけないんですけど、もう一度。 ○福間委員   1つは、やはり食育の一環として自校方式が望ましいというのが1つですね。2つ目には、やはり災害時の対応として、8,000食もつくるわけですから、対応が不可能になる。3つ目には、大分市の小学校の給食については、基本は自校方式ということをこれまで基本にしてきました。だから、佐賀関、野津原の小学校をこの共同調理場に取り込むということは、本来の方針から逸脱していると思います。4つ目には、大分市全体の行政改革の一環だという点で、予算が減った、ふえたじゃなく、そういう立場から建設そのものに反対をいたします。 ○三浦委員   休憩をお願いします。 ○髙野委員長   しばらく休憩いたします。                                  午前10時55分休憩                                  午前10時57分再開 ○髙野委員長   それでは、再開いたします。  ほかに討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○髙野委員長   それでは、本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声〕 ○髙野委員長   それでは、本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。
     続いて、第2条繰越明許費第2表中第10款教育費について審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○冨田教育部次長教育総務課長     (予算書① 8ページ~繰越明許費のうち第10款教育費について説明) ○髙野委員長   ただいま説明が終わりましたが、委員の皆さんで質疑等はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○髙野委員長   次に、討議の意思はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○髙野委員長   次に、討論はありませんか。 ○福間委員   保健体育費、(仮称)西部共同調理場建設事業、先ほどと同じ4つの理由で反対いたします。 ○髙野委員長   ほかにありませんか。    〔「なし」の声〕 ○髙野委員長   それでは、本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声〕 ○髙野委員長   本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。  続きまして、審査日程により、執行部から報告事項を受けたいと思います。  執行部の報告を求めます。 ○別木教育企画課長   幼保連携認定こども園)の取り組みについて御説明いたします。  近年、野津原地域内の各幼稚園におきましては、園児数が少なく、教育上望ましい集団活動の成立が困難になりつつあるとともに、園運営に支障を来しかねない状況も見られたり、中には休園となる園が生じたりするようになってきております。  また、旧野津原町時代には、保育所の老朽化による建てかえ及び幼保一元化の取り組みを進めておりましたが、県の補助関係を含め、諸事情等があり、建設されないまま合併と相なり、現在に至ったやに聞き及んでおります。  このような中、平成21年3月野津原地区自治委員連絡協議会長から認定こども園の建設についての要望書が市長及び教育長あてに提出されたところであります。  本市といたしましては、野津原地域に豊かな幼児教育環境を創造することは重要な課題と考えておりますことから、これらのことを考慮し、現行の野津原保育所と野津原地域の市立幼稚園を含め、幼保連携を図れる、(仮称)野津原認定こども園を建設いたしたいと考えております。  なお、詳細につきましては、今後、地元や関係部局等と協議を行いながら取り組んでまいりたいと考えております。  以上です。 ○髙野委員長   ただいま報告のあった件について、質問、意見はありませんか。 ○指原委員   現在の保育所と幼稚園の入所園児数を、それぞれ教えてください。 ○別木教育企画課長   現在の人数につきましては、保育所は46名と聞いております。幼稚園につきましては、野津原幼稚園41名、野津原中央幼稚園12名、野津原西部幼稚園1名、今市幼稚園はゼロ名のため休園となっております。 ○髙野委員長   ほかにありませんか。 ○指原委員   それに関連して、この認定こども園には、この両方を、合併と言わないけれども、一緒に設置して、同じ場所で保育と幼児教育をできるようにするということだと思いますが、一緒にしてプラス面というか、よくなるような面はどういうことがあるのですか。 ○別木教育企画課長   メリット等になりますと、保護者の就労の状況にかかわらず教育、保育を受けることができますし、保護者の立場から申しますと、例えば、保育所に子供を預けている保護者が、第2子の出産で就労を中断し、それからずっと長引いた場合でも、園に子供を預けることで継続して施設を利用できるようなところもございます。  また、認定こども園の1つの特徴として、幼稚園の機能と保育所の機能の両方を兼ね備えることと、もう1つ、子育て支援の機能を備えることというのがございますので、保育所にも幼稚園にも就園していない保護者の方、また、ゼロ歳から2歳までの子供たちの保護者の方等にも、園庭を開放したり、交流体験ができたり、そういった開かれた園となりまして、子育て支援機能の一層の充実が図られると考えております。  また、子供の立場としては、例えば、幼稚園児にとりましては、これまでにない低年齢との交流が可能となるなど、異年齢交流の幅が広がるよさもあります。 ○髙野委員長   ほかにありませんか。 ○指原委員   これは具体的に、幼稚園の場合と保育園の場合の通園というか、その対応はどうなりますか。 ○別木教育企画課長   やはり遠い場合につきましては、何らかの補完を考える必要があるかと考えております。 ○指原委員   それは、幼稚園のほうですね。保育園は、自分で保護者が連れてくることになっているからですね。 ○別木教育企画課長   保育園につきまして、他部局のことでありますので。 ○指原委員   なるほど、答えられないな。 ○別木教育企画課長   はい。 ○阿部教育部長   幼稚園は、基本的には、送迎はしないということですから、認定こども園の関係がいろいろ出てくると思うんですけれども、幼保の保育所の関係というのは、あくまでも保護者の責任という範囲でいくのが通常だろうと思いますが、そういう形で進めるという具体的なものまでにはいっていない状況であると思います。 ○指原委員   それでは、どういったスケジュールで、これを進めようとしているのですか。 ○別木教育企画課長   平成23年の4月の開設を目指して取り組んでいきたいと考えております。 ○髙野委員長   ほかにありませんか。 ○福間委員   1つは、幼保連携ということで、先ほど御説明があったんですが、大分市で今、認定こども園の設立をしようと考えているのは、野津原地区1カ所だけですか。  それから、2つ目に、認定こども園が出てきた背景ですね。それを教えてください。 ○別木教育企画課長   まず、野津原だけかということですが、現在のところ、それ以外のところは考えておりません。今回は旧野津原町時代からの取り組みの経緯や、住民の方々からの要望などを踏まえて取り組みを始めたところであります。  現在、幼児教育振興検討委員会におきましても、幼稚園と保育所の一元化については検討しているところです。  2点目の、この背景ということでございますが、まず、少子化というようなこともございまして、地域では幼稚園の数も、園児数も少なくなる、保育所の数も少なくなるような状況の中で、これが両方とも機能を兼ね備えることが必要ではないだろうかというような話もございます。また、今、子育てにおいて、核家族が増加いたしましたことから、保護者が子育て不安に陥っているというようなこともございまして、子育て支援機能を有した幼稚園等施設が必要になってくるのではないかというような背景があるととらえております。 ○福間委員   新しい制度なんですが、これまでの幼稚園とか保育所と比べて、この認定こども園の財政面からの、プラス面といいますか、その辺の考え方はいかがですか。 ○別木教育企画課長   今回につきましては、保育所の老朽化に伴う建てかえが主な建設理由の1つでありますし、定員や職員数等がまだ未決定でありますから、財政的な効果は現段階では何とも言いがたいと考えております。 ○福間委員   これは、新しい制度なんですが、認定を受けたとなると、それなりに、従来と違った幼稚園の建設とか、保育所の建設とか、違った財政的な裏づけが何かあろうかと思うんです。その辺は、何か国のほうから来ていないですか。 ○別木教育企画課長   国のほうからということでございますか。 ○福間委員   はい、そういう考え方。 ○別木教育企画課長   公立の幼稚園と公立の保育所の認定こども園につきましての補助等につきましては、国の財政的な補助はありません。 ○福間委員   認定こども園っていろいろな考え方があると思うんですが、今、大分市が旧野津原町で計画している認定こども園というのは、保育所主導か、幼稚園主導か、どちらを主導にした施設を想定されているのですか。 ○別木教育企画課長   幼保連携型を考えております。国が言われている4つのタイプのうちの幼保連携型を考えております。 ○福間委員   私は、教育と保育というのは、性格がすごく違うと思うんですね。確かに、先ほど課長が、メリットの部分についてお話がありましたけれども、デメリットとして考える点があれば。全然違いますからね、教育と保育は違うでしょう。 ○別木教育企画課長   保育所の保育指針には、3歳から5歳児までは幼稚園教育要領に準じることとございます。また、これらはことし3月改訂され、内容はほぼ同じになっています。ですので、そういった教育的な活動というのは、認定こども園でなされることだと考えております。  デメリットのことをおっしゃっていましたが、教育と保育との兼ね合いや、充実に向けた取り組みは、課題になろうかと思っています。 ○福間委員   やはり、教育と保育というのは根本的に性格が違うものですね。一緒の施設に合体をするということになるわけですが、いわゆる子供たちの援助に当たる幼稚園教諭ですね、それから、保育士さん、こういう人の連携がすごく大切になると思うけれども、全く違う話ですからね、教育と保育ですから。その辺の連携の考え方についてお聞かせください。 ○別木教育企画課長   幼稚園の部分と保育所の部分との連携は重要だと考えておりますので、今後検討していきたいと考えております。
    福間委員   私の知る保育園というのは、大体、お母さん、お父さんが働くときに連れてきて、御飯を食べて、昼寝をして、遊んで、親がまた連れて帰るというのが保育所ですね。幼稚園の場合は、いわゆる2時ごろには園から帰るわけでしょう。先ほど課長が、他年齢の交流ができるとか言われましたが、私はそういう点では、ちぐはぐな状況が生まれるのではないかというか、いわゆる合同保育をやったら弊害が出るのではないかと懸念をしているんですが、その辺についてはいかがでしょうか。 ○別木教育企画課長   今おっしゃいましたような、保育の時間の形態等、詳細については今後、他部局と協議しながら検討していきたいと考えております。  基本的には、保育所児童、幼稚園児ともに、これまでの生活時間と大きく変わるようなことは余りないものと考えております。 ○髙野委員長   ほかにありませんか。 ○仲道委員   最初に、1つ要望ですが、先ほど通園の件が話に出ました。野津原地域の中で、将来的、現状もそうですけれども、園までかなりの距離がある園児さんがいらっしゃいます。そのあたり、家庭の事情等も十分配慮して、安心・安全はもちろんですけれども、いろんな要素が入ってきますので、ぜひ園児が本当に喜んで通園する、通園に支障がないような形で御配慮いただければと思います。  質問ですが、今、私立の認定こども園が大分市内に2園あるだけだったと思うんですけれども、こういう認識でよろしいですか。 ○別木教育企画課長   はい、そうです。 ○仲道委員   3日目に説明を受けますけれども、幼稚園と保育園の一元化の推進という、今回の素案の中に項目があるんですけれども、一層推進するという文言がこの中に見られます。今後、認定こども園について、大分市は、特に旧市内ですけれども、どういう考えを持っておられるのか、今後の方針について。今回は、野津原地区は私立幼稚園が1園もありませんでしたので、これまで連携というような形が必要なかったんですけれども、今後はそういう連携も必要になってくるかと思いますけれども、多年制の問題、それから、統廃合の問題、統廃合も必要だということがこの素案の中に書かれております。それから、今回の幼保の問題、私立との連携、そのあたり、どう考えているのか、2点お聞きします。 ○別木教育企画課長   今おっしゃられた2点につきましては、幼児教育振興検討委員会で十分協議をしていただいて、そして、今後またさらに検討してまいりたいと考えております。関連等につきましても、十分慎重に考えていきたいと思っております。 ○仲道委員   具体的に聞きます。  今後、1年、2年、3年、近々のうちに認定こども園という形を計画されているのかどうか、お伺いいたします。野津原以外に。 ○別木教育企画課長   現在のところ、野津原のみを考えております。 ○髙野委員長   ほかにありませんか。    〔「なし」の声〕 ○髙野委員長   それでは、残る報告事項については、あさって19日に続きをお願いいたします。  以上で、本日予定の議案審査は終わりましたが、委員の皆さんで、本日の議題について、その他として何かありませんか。    〔「なし」の声〕 ○髙野委員長   執行部、その他として何かありませんか。    〔「なし」の声〕 ○髙野委員長   以上で、本日予定の審査は終了しました。  あす18日は、管内視察として、情報学習センター城南中学校を視察いたします。  議会運営委員会が9時30分から開催されますので、議会運営委員会終了後、案内の放送がありましたら、議会棟玄関前に御集合くださるようお願いいたします。  それでは、本日はこれにて散会いたします。                                 午前11時20分散会...