• 公文書管理法(/)
ツイート シェア
  1. 大分市議会 2008-12-10
    平成20年総務常任委員会(12月10日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成20年総務常任委員会(12月10日)                    総務常任委員会記録 1.開催日時    平成20年12月10日(水)10時00分開議~11時00散会 2.場所    第1委員会室 3.出席委員    委員長 足立 義弘  副委員長 宮邉 和弘    委 員 小手川 恵  委 員  日小田良二    委 員 二宮  博  委 員  三浦 由紀    委 員 秦野 恭義  委 員  井手口良一    委 員 荻本 正直   欠席委員    委 員 衞藤 三男 4.説明員
      (総務部)    秦総務部長井上総務部参事契約監理課長帯刀総務部次長右田人事課長、    三崎総務課長山月総務部次長職員厚生課長岩本契約監理課参事   (企画部)    小林企画部長脇企画部次長小原企画部次長文化国際課長、玉衛広聴広報課長、    佐藤企画課長日小田市長室長藤澤市長室参事森永情報政策課長   (国体推進部)    田仲国体推進部長幸野総務企画課長足立国体推進部次長競技運営課長、    大野宿泊輸送課長   (財務部)    城内財務部長阿南財務部次長宇都宮財務部次長兼納税課長、元柳管財課長、    郷司資産税課長佐藤財政課長宮本財政課参事油布市民税課長秋吉税制課長   (市民部)    小出市民部長三浦市民部参事鶴崎支所長利光市民部参事稙田支所長、    皆見市民部次長小野市民部次長市民課長大神市民協働推進課長    山村国保年金課長、   (消防局)    関消防局長牧消防局次長工藤消防局次長総務課長、    安藤消防局次長中央消防署長御手洗消防局次長東消防署長、    弓削消防局次長南消防署長小野警防課長藤井予防課長佐藤通信指令課長   (外局)    林会計管理者、渡邊会計課長工藤総務部参事監査事務局長、    田原総務部次長選管事務局長 5.事務局出席者    書記 岡本 健 6.審査案件等  【請  願】  ☆継続審査中のもの  平成20年請願第4号 後期高齢者医療制度の中止、撤回を求める             意見書提出方について              継続審査  ☆新たに提出されたもの  平成20年請願第5号 日本政府に対し、日米地位協定裁判権放棄日米密約の             公表・破棄を求める意見書提出方について     継続審査予算議案】  議第 99号 平成20年度大分市一般会計補正予算(第2号)       第1条 歳入歳出予算の補正           歳入                          承認           歳出 第 2款 総務費                 承認              第 3款 民生費のうち国保年金課関係       承認              第 4款 衛生費のうち葬斎場費          承認              第 9款 消防費                 承認       第2条 債務負担行為の補正 第2表中              承認           1追加 ・「おおいた市議会だより」印刷製本費               ・テレビ広報「フレッシュおおいた」等広告料               ・「市報おおいた」企画制作費  議第100号 平成20年度大分市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  承認  議第104号 平成20年度大分市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 承認                 会議の概要                                 平成20年12月10日                                 午前10時00分開議 ○足立義弘委員長   おはようございます。ただいまより、総務常任委員会を開会します。  衞藤委員が本日の委員会に欠席するとの連絡を受けていますので、報告しておきます。  それでは、審査に入る前に、委員会運営について確認しておきます。  皆さん、御存じのように、平成20年第1回定例会分から、従来の本会議録に加えて、委員会  の会議録がインターネット市議会ホームページで公開されています。  つきましては、質疑等がある場合は、まず挙手をして、発言の許可を受けてから発言を行う  ようにお願いします。  また、執行部にお願いですが、発言の際には、所属と氏名を告げてから、大きな声ではっき  りとお願いします。  それでは、日程についてお諮りをします。  お手元に配付しています日程案のとおり審査を行いたいと考えています。  この日程案でよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○足立義弘委員長   それでは、この日程に従い審査を行います。  なお、本日は午後1時よりにぎわい創出複合文化交流施設建設特別委員会が開催されますので、よろしくお願いします。  それでは早速、請願の審査を行います。  なお、念のために確認しておきますが、今回が定例会の委員会としては最後の委員会になろうかと思いますので、御承知おきください。  最初に、継続審査中の平成20年請願第4号、後期高齢者医療制度の中止、撤回を求める意見書提出方についてであります。  9月議会の委員会審査の中で、委員の意見として、請願文書中の下から3行目の「すべての高齢者が安心して医療を受けることのできる医療制度を構築するために医療保険制度を初めとする社会保障制度のあり方を抜本的に見直すように」等の文言については、この請願の題名と大きく趣旨が違うため文言の整理の必要があるのではないかなどの意見が出されました。  そのため、請願者に委員会の意向を伝えましたところ、請願者より12月1日付で一部訂正願いが提出されましたので、その内容について担当書記に報告させます。 ○担当書記   それでは、訂正内容について説明します。  お手元の請願文書表の次ページの波線部分を網掛け部分のように「後期高齢者医療制度を速やかに中止、撤回した上で、75歳以上の高齢者に過度な負担を求めることなく、安心して医療を受けることのできる医療制度を構築するように」というふうに、一部訂正願いが提出されました。 ○足立義弘委員長   以上のような一部訂正願いが提出されましたので、これを了承したいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○足立義弘委員長   次に、執行部から報告があればお願いします。 ○山村国保年金課長   後期高齢者医療制度につきまして、国レベルの動きを説明いたします。国は、高齢者医療制度の早期の決着と円滑な運営を行うため、6月12日、制度の一部見直しを決定し、7月以降、段階的に特別対策を講じてきたところですが、さらに与党高齢者医療制度に関するプロジェクトチームは9月9日及び11月18日に追加の見直し策を決定したところです。  その内容としては、被扶養者の保険料軽減について、21年度末までの延長、月の中途で後期高齢者医療に加入した方の自己負担限度額を2分の1に減じること、後期高齢者医療制度に移行したことに伴い、自己負担割合が3割となった方に対し、1割へ戻すこと、保険料の特別徴収を中止し口座振替をすることの条件の撤廃などです。  また、これら改善策とは別に、国は、1年程度をかけ、制度の根本的な見直しをも含め検討するための、有識者による高齢者医療制度に関する検討会を設け、9月25日以降、3回の会議を開催してきているところです。また、6月6日、参議院本会議で可決され、衆議院へ送付された後期高齢者医療制度の廃止等及び医療に係る高齢者の負担の軽減等のために緊急に講ずべき措置に関する法律案は、第170回臨時国会において、9月24日、厚生労働委員会へ付託され、11月19日審議が開始されています。 ○足立義弘委員長   ただいま報告が終わりましたが、委員の皆さんで質疑等はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   ないようですので、質疑等はこれで終結をします。  次に、討論はありませんか。 ○荻本正直委員   今回修正をされて、また提出されたんですが、内容をみても、執行部の説明を聞いても、前回同様、我が会派としては、見直しをされているという段階では、まだ結論を出すのは早いというふうに考えまして、できれば継続でもう少し様子を見たいというふうに考えています。 ○小手川恵委員   今、ちょうど衆議院で審議されているという状況の中で、結局、見直しを重ねても、それでも欠陥があるという状況が続いています。  見直しをするたびに地方自治体の事務量は膨大なものになります。抜本的に75歳以上ということで線引きをして、現行の医療からまた別の医療制度をつくるというところに一番大きな矛盾があります。  それと、2年ごとに後期高齢者医療制度に移行する75歳以上がふえたらふえただけ、その負担がふえていき、保険料も上がり続けるというようなシステムになっています。
     この法律そのものが欠陥であるということからすれば、私は、地方自治体から意見を送って、中止、撤回を求めるべきではないかと思います。  来年2月の選挙を控えて、今議会で、私たちの任期も終わるわけですので、継続ということは、審議未了廃案ということにつながりかねません。そういった意味では、私は採択をして国に意見をあげるべきだと思いますので、採択を主張いたします。 ○足立義弘委員長   ほかにありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   それでは、継続という意見と採択という意見がありましたので、まず、継続審査についてお諮りをします。  請願第4号を、継続審査にすることに賛成の方の挙手を求めます。    〔賛成者挙手〕 ○足立義弘委員長   4名。可否同数であります。  よって、大分市議会委員会条例第17号第1項の規定により、委員長が採決いたします。  平成20年請願第4号は継続審査とすることに決定をいたします。 ○小手川恵委員   議事進行でお尋ねをします。継続か、採択かで、委員長が継続をしたということですね。 ○足立義弘委員長   はい。 ○小手川恵委員   継続審査ということに対して、反対ということの討論はどこでできるのですか。 ○足立義弘委員長   もう決定しました。 ○小手川恵委員   決定したが、採択をしてほしいということについての討論はどこでできるんでしょうか。 ○足立義弘委員長   討論は済みました。 ○担当書記   今まで、継続審査と決定した後に、討論の場は設けていません。本会議でできます。 ○小手川恵委員   本会議ではできるんですね。 ○担当書記   はい。 ○小手川恵委員   わかりました。 ○足立義弘委員長   次に、新たに提出された平成20年請願第5号日本政府に対し、日米地位協定裁判権放棄日米密約の公表・破棄を求める意見書提出方についてであります。  執行部から報告があればお願いします。 ○三崎総務課長   日米地位協定につきましては、日米安全保障条例に基づいて、1960年に結ばれたもので、米軍の日本駐留に伴う施設、区域の提供、米軍との裁判管轄関係などについて規定しているものであります。  また、本年10月23日と24日の新聞報道によりますと、日本に駐留する米兵の犯罪について、日本政府が1953年に、「重要事件以外の裁判権を行使しない」と米国側に表明したとする議事録を、日米関係研究者が米国立公文書館で入手、公表したと報道されています。  また、これに対し、政府は密約の存在を否定していると掲載されています。 ○足立義弘委員長   ただいま報告が終わりましたが、委員の皆さんで質疑等はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   それでは、ないようですので質疑等はこれで終結します。  次に、討論はありませんか。 ○小手川恵委員   非常に難しい問題ですが、やはり日本の主権に関することで、米兵が国内で起こしたさまざまな事件について、日本で裁判にかけるということについて、基本的に放棄するような密約があったということは、日本は否定をしていますが、アメリカの公文書で明らかにされたという重大な事態だと思います。  そういった意味では、こういった住民からの請願が出ているという状況の中で、議会として、国に対して、こういったものについては破棄をすべきだという意見をあげるべきだと思います。  日米地位協定日米密約の公表・破棄ということで、インターネットで検索をしたときに、民主党や社民党のオフィシャルサイトでヒットして、その資料も見せていただきました。  共産党を含めて、各政党が重くこの研究者の調査結果を受けとめて、破棄すべきだというような内容の議論がされていたように認識しています。1回しか私たちの任期の間で審査ができないんですけれども、ぜひ採択をしていただきたいというふうに思います。 ○足立義弘委員長   ほかに討論はありませんか。 ○宮邉和弘副委員長   この件に関しては、小手川委員さんも言われたように、初めて見る形になります。  執行部の説明があったように、確かに密約の文書があったなかったの話はあったにしても、日本政府としてはまだ認めていない状況もあります。  日本の中での、外国人の犯罪は確かにふえているので、これまでの状況の中で治外法権的にされるのは、問題があるだろうと私どもも思っていますし、日本で起こった事件については日本がきちんと裁判をすることが必要だと考えていますが、まだ、現在の段階で、このことが本当に、私たちが意見書をあげるまでのものになっているかというと、そういう状況を、私どもはまだ認識をしていません。  社民クラブとしては、これから先の流れも見たいということもありまして、私たちの任期は3月9日までありますので、その間、継続審議という形をとらせていただければと思います。 ○足立義弘委員長   ほかの委員さん、ありませんか。 ○二宮博委員   自民党としては継続審査ということでお願いします。 ○足立義弘委員長   ほかはいいですか。 ○荻本正直委員   私どもの会派も、今回初めて出されたものですので、中身については、よく理解していない部分もありまして、日本政府は密約はないと示していますが、真相もよくわからないし、心情的にはそういうものを排除していくということはわかるんですけれども、内容をもう少し精査し、見きわめた上で結論を出したほうがいいと思うため、継続審査にしていただければと思っています。 ○足立義弘委員長   ほかにいいですか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   それでは、継続審査を求める意見と、採択を求める意見がありましたので、まず継続審査についてお諮りします。  平成20年請願第5号を継続審査することに賛成の方の挙手を求めます。    〔賛成者挙手〕 ○足立義弘委員長   挙手多数でありますので、本件は継続審査と決定いたします。  次に、予算議案の議第99号 平成20年度大分市一般会計補正予算(第2号)、第1条歳入歳出予算の補正のうち、歳入の審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○佐藤財政課長   〔説明書② 6ページ~ 歳入について説明〕  ○足立義弘委員長   説明が終わりましたが、質疑はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○足立義弘委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。  続いて、歳出第2款総務費の審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○佐藤財政課長   〔説明書② 10ページ~ 第2款総務費について説明〕    ○足立義弘委員長   これについて質疑等はありませんか。 ○小手川恵委員   今年度の早期退職者は全部で24名ということですが、来年度の採用予定者数は何名ですか。 ○右田人事課長   来年度の採用予定者数は73名です。 ○小手川恵委員 
     12月議会は来年度予算に対する予算要求ともリンクしているので、来年度の方向性についてお願いというか、質問ですけれども、私は、6月議会のときに障害者の嘱託雇用の部分については、市長が華々しく発表して、来年度から知的、精神障害者嘱託雇用を考えていただくということを発表されたんですけれども、採用についての、障害者の雇用枠の検討はどういうふうにされていますか。 ○右田人事課長   本年度の採用試験は、目の見えない方も受験できるように点字試験の導入もしました。  ことしはそういう改善を行いましたが、最終的な合格者はまだ決定をしていませんが、ことし、障害者が採用できるかどうかという部分も踏まえて、来年度、障害者枠を設けるかどうかにつきましても検討していきたいと思います。 ○小手川恵委員   県下の障害者雇用は、民間企業のほうは、きのうニュースで見たんですけれども、全国2位。ところが、自治体の雇用はワーストで、下から数えたほうが早いというような状況が続いて  います。福岡や熊本は、身体障害者枠を設けて採用をしているという状況もあり、大分市もそういった部分で見直すべきであると思いますので、ぜひこの点については実現をしていただくことをお願いをしておきます。 ○足立義弘委員長   ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○足立義弘委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、第3款民生費のうち、国保年金課関係の審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○佐藤財政課長   〔説明書② 23ページ~ 第3款民生費のうち、国保年金課関係について説明〕 ○足立義弘委員長   これについて質疑等はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○足立義弘委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、第4款衛生費うち葬斎場費の審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○佐藤財政課長   〔説明書② 34ページ~ 第4款衛生費うち葬斎場費について説明〕 ○足立義弘委員長   これについて質疑等はありませんか。 ○小手川恵委員   葬斎場のエアコンが壊れていたんですが、修理はどうなりましたか。 ○小野市民部次長市民課長   ただいま修理中です。3月までには修理が終わる予定です。 ○小手川恵委員   エアコンは、どれくらいの期間使えなかったんですか。 ○小野市民部次長市民課長   期間的には、7月以降使えませんでした。委託設計から入札に至る過程で時間がかかりまして、申しわけございませんでした。 ○小手川恵委員   葬斎場というのは、市民が本当に使う大事な場所です。  特に一番暑いときにこういう状況をつくり出したというのは大問題だと思うんです。  その辺の受けとめが担当セクションもそうですけど、部長も含めて、弱い気がしています。今後、事前に耐用年数等も加味しながら、他の施設も含めて一斉点検をやるべきだと思うん  です。だから、壊れたからよくするのではなくて、前もって点検をして、それを検証するシステムをつくっておくべきだと思いますので、ぜひ早急に検討していただきたいと思います。 ○荻本正直委員   葬斎場のエアコンの件もそうですけど、やっぱり市民が利用するのに、駐車場の白線がずっと消えているため、車がもう乱雑にとめられていて、出られないとかいう苦情もあったみたいです。今はもう整備されたということですけれども、余りにも整備に時間がかかり過ぎるため、小手川委員さんが言ったように、早目に施設整備については点検をしながらきちんと対応していただきたいと思います。 ○足立義弘委員長   ほかにありませんか。 ○小出市民部長   葬斎場に関連してですが、工事の関係がおくれましたのは、小手川委員さんの御指摘のとおりですが、火葬棟のほうが比較的機械が新しいため、そちらの機械を、待合棟と斎場のほうに回したということでやりくりさせていただきました。  それでも、ことしの夏は大変、暑かったので、そのことにつきましては、市民の皆様に、少し御不便をおかけするということを前もって申し込みの際にお伝えをしまして、そういう状況があるということを御承知の上で使用いただけるのであれば申し込みをいただきたいということでしましたところ、少し他の斎場へ回られた方もいらっしゃいましたので、そういうことで大変反省をしています。今後も気をつけてまいりたいというふうに思います。 ○足立義弘委員長   ほかにありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   それでは、討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   それでは、本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○足立義弘委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、第9款消防費の審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○佐藤財政課長   〔説明書② 68ページ 第9款消防費について説明〕 ○足立義弘委員長   この件について質疑等はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   ないようですので、私から1つ要望をします。  この間、小原団地で、団地主催で3階建ての市営住宅からロープで伝っておりるという防災訓練をしたんですが、そのときに、南消防署から6名のレスキュー隊が参加されました。   県営も市営も3階まで上がっていく階段の雨のひさしがあるため、フラットになっていなくて、でこぼこになっているんです。  1人の消防士は辛うじておりてきたんですが、2人目がおりきらなくて、15分以上かかった  んですよ。命綱はつけていないから、本当に怖いはずです。  そのときも私は指摘したけども、訓練するときにフラットな、高い十何メートルからさっと降りる訓練をしている。  だから訓練は、やっぱり現実味のある訓練をしないと、15分間も、もしあんなことをしていたら大変なことになると思う。   今後、救助活動は大変でしょうけれども、現実味のある訓練をしてもらいたいと思います。 ○関消防局長   今の御指摘をありがたく受けとめまして、訓練に生かしてまいりたいと思います。  ありがとうございました。 ○足立義弘委員長   お願いいたします。  ほかにありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   では、討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○足立義弘委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、第2条債務負担行為の補正、第2表中の当委員会所管分の審査を行います。  執行部の説明を求めます。
    佐藤財政課長   〔説明書① 5ページ~ 第2表中の当委員会所管分について説明〕 ○足立義弘委員長   この件について質疑等はありませんか。 ○小手川恵委員   「市報おおいた」についてですけれども、市民から見にくいとか見やすいとか、もうちょっとこうしてほしいとか何か特徴的な意見はありますか。 ○玉衛広聴広報課長   今年度から市報の表紙を写真に変えまして、これまではイラストでしたけれども、比較的時宜を得た写真が掲載されているというようなお褒めの言葉のほうが多いように感じています。   一面、どうしてこの人を載せたのかというような問い合わせも来たというような状況ですけれども、総体的にはお褒めの言葉をいただいているというようなことでございます。 ○小手川恵委員   表紙は、今度はこんな人が載っているんだなと思って楽しみに見ているんですけれども、市報は文字がぎっちりですよね。あれはどうにかならないのかなと思うんですけれども、例えば、タブロイド版にするとか、新聞みたいな形にするとか。  それと、例えば、子育てのページとか、高齢者向けのページとか、若者向けのページとか、ページで自分たちの必要な情報を得るようなつくり方はできないのかなと思うんです。  そういう市報のあり方も含めての企画の入札をするんですか。それとも市としてはこういう方向でというものをばちっと持っていて、その方向で印刷するだけの入札のあり方ですか。 ○玉衛広聴広報課長   今の御質問で、紙面をタブロイド判にというふうなお話もございました。  確かにタブロイド判は紙面の情報量が1ページ当たり1.4倍とか1.5倍になります。  紙質そのものは若干、今の紙質よりも落ちるというふうな形になりますけれども、経費としまして、現在16ページでありますが、これを例えば、同じ16ページで印刷しますと、情報量は多くなるものの、経費としては非常に大きな負担増となります。  そして、紙面につきましては、できるだけ市民の方にわかりやすいようにといった形で年々工夫はしています。御指摘の、例えば子育てコーナーとか、地域コーナーとか、そういうふうな御意見をいただきながら、来年度以降はさらにまた工夫ができるものはしていきたいと考えています。  そしてコンペにつきましては、現在の市報のA4判、16ページということで、年何回発行するというような形で企画を行いまして、その中で一番インパクトがある、わかりやすいというふうな視点に立って、経費も踏まえましてコンペをしているところです。  したがいまして、急にコンペをした結果、タブロイド判に変えるとか、ページ数を変えるとかいうことになりますと、コンペの前提条件が大きく変わりますので、その点につきましてはコンペの終了後は困難だというふうに考えています。  今後の課題にはなりますけれども、タブロイド判とか、紙面のページ数等につきましては今後またさらに検討していきたいというふうに考えています。 ○小手川恵委員   実は高齢者の方々が、市報の字が小さくて見づらいという話もあるわけです。  だから市報に載っていたでしょうと言ったら、いや見ていない、もう見る気がしないと言われるんです。  そういった意味からすれば、ページ数をふやす、情報量をふやすということよりも、読みやすい製作の仕方となったときには、ページ数を減らして予算をそのままで、字体を大きくするというような形のタブロイド判が読みすいのかなというふうに思ったりもしています。  新聞そのものが字が大きくなっている時代ですので、そういったことも含めて検討していただけるとありがたいと思います。これはもう要望です。 ○足立義弘委員長   ほかにありませんか。  では私から。この間、決算審査特別委員会のときにも言ったんですが、広告収入の件ですが、市報に例えば常識的な広告を出して、それに広告主を募れば、経費が半分ぐらいですむというようなことが考えられるので、財政も厳しい折と思うからこそそういったことを考えてもらいたい。市報なんかは絶対目にするものだし、今後そういうのを早急に考えたほうがいいと思います。 ○城内財務部長   その件に関しましては、私どもが担当させていただいています。  御指摘の件については、新しい広告媒体として、当然、技術的には可能ですけれども、現行の制度の中ではちょっと余白が足りないという状況がありますので、紙面の大きさを改定する等、可能性を探っていきたいと思います。ありがとうございます。 ○足立義弘委員長   発想の転換をお願いします。  ほかにありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○足立義弘委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、議第100号 平成20年度大分市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○山村国保年金課長   〔説明書② 106ページ~ 説明〕  ○足立義弘委員長   これについて質疑等はありませんか。 ○小手川恵委員   資格証明書交付世帯の子供へ保険証の交付をしたと思うんですが、交付後の何か変化があれば教えてください。 ○山村国保年金課長   交付後の変化につきましては、特に市民からの問い合わせ等、今現在ではいただいている状況はございません。 ○小手川恵委員   交付世帯と、あと、うちの会派の福間議員の本会議での要求では、高校生までということで要望していたんですね。自治体によっては18歳までということで交付している自治体もあるんですけれども、その辺はすることができなかったんでしょうか。あわせてお尋ねします。 ○山村国保年金課長   資格証の発行件数につきましては、4月1日現在で2,777件になっています。  高校生以上の方の資格証を短期証に切り変えるということにつきましては、我々は資格証の解除、子供さんについてどの年齢までするかということで検討したんですが、義務教育ということで、みずから就労できないとか、みずから生計を維持することが出来ないということで一律に中学校までの義務教育の方ということで判断させていただきました。 ○小手川恵委員   義務教育で資格証の方は何人ですか。 ○山村国保年金課長   9月1日現在になりますが、中学生までの方で345人になります。 ○小手川恵委員   高校生は何人ですか。 ○山村国保年金課長   高校生で資格証の交付の対象になっている方は、同じく9月1日現在で114名となっています。 ○小手川恵委員   高校生の場合は、部活等で試合のときに遠征したりとか、修学旅行に保険証を持っていくという子供たちも結構いるんです。そういったことからすれば、悪質な滞納者は別にして、本当に払いたくても払えない家庭の高校生については、私は、114名程度であればぜひ資格証を交付していただきたいと思います。  これはもう要望にしておきますが、親に責任はあるけれども、子供には責任はないというような状況というのは、やっぱりもう一度検討してもらいたいと思います。 ○足立義弘委員長   ほかにありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○足立義弘委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、議第104号 平成20年度大分市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の審査を行います。執行部の説明を求めます。 ○山村国保年金課長   〔説明書② 186ページ~ 説明〕  ○足立義弘委員長   質疑等はありませんか。 ○小手川恵委員   後期高齢者医療制度の保険料の未納者数と未納理由をつかんでいたら報告をしてください。 ○山村国保年金課長   11月末現在で、既に納期が過ぎている分が1期から4期までございますが、そのうち1期から3期に係る分で未納者は、11月4日現在で、1,891人になっています。  この未納につきましては、後期高齢者の方の見直し等に伴いまして、特別徴収が口座振替の  申し込みで中止をされたというような部分とか、低所得者への軽減対策で保険料が減額され特別徴収が中止となったとか、そういった形で、後期高齢者の方が、納付書が届いてもなかなかわからなかったとか、そういうこともございまして未納がふえています。  これにつきましては適宜、本人に連絡するなりして納付のお願いをしているところです。 ○小手川恵委員   よくわからないんだけれども、特別徴収を中止した、軽減対策で減額された方に納付書を送ってという、このあたり、特別徴収で通知された方が何名でどうなっているのか、この辺の詳しい数字は出てきませんか。そして本人に連絡をされているんですか。払う意思はあるけれども払えないとかというようなお話とかがあるんでしょうか、その辺を教えてください。 ○山村国保年金課長   特別徴収の中止件数につきましては、申し出による特別対策で中止要件を設けましたが、その申し出による部分が1,367人です。総体で2万4,903人おりましたので、約5.5%が特別徴収の中止を申し出しています。  このほか、先ほど言いましたように、軽減対策等で、これまで特別徴収だった方が普通徴収になったというような方もおられまして、そのような方をすべて含めまして4,163件、特別徴収が中止になっています。  これらの方につきましては、納付方法が異なったということで、御本人さんが誤解されて納めていただけてなかったという方が大部分を占めていると思っていますので、その方々には、こういうふうな納期になっていますという形でリストを出して、御納付の御案内をさせていただいたという状況です。 ○小手川恵委員   いわゆる理解不足による未納というふうに執行部は受けとめているということですね。
     それで間違いないですね。 ○山村国保年金課長   多くの方はそのような形で未納になっていると考えています。 ○小手川恵委員   今度の後期高齢者医療制度の大きな問題点の1つとして、いわゆる未納の方については資格証の発行というようなことも書かれている、以前の老人保健制度のときにはそういうことはなかったんだけれども、後期高齢者医療制度はそういうシステムを導入するというような方向性が出されているんですけれども、これについてはどういう対応をされるつもりですか。  資格証の交付までも考えているんですか。 ○山村国保年金課長   資格証の交付につきましては、県の広域連合が資格証を交付するということになっていますので、広域連合のほうで発行します。大分市の関与はありません。  ただ、1年以上の滞納がある人は大分市のほうから通知を出すということになろうかと思います。また、国のほうからは、見直しの改善策の中で資格証明書の発行となる部分につきまして、相当な収入がある者について資格証明書を発行しなさいというようなことで通知が出ています。この相当の収入につきましては、国のほうは、これは単に案ということで受けとめていただきたいんですが、年金収入で203万円以下、夫婦の場合は年金収入が238万円以下ということで各広域連合に案を示しているみたいです。  ただし、各広域連合で最終的には基準を設けなさいということでしているようです。  県の広域連合でも、これにつきまして現在検討していると聞いています。 ○小手川恵委員   やっぱり後期高齢者医療制度そのものは、非常に負担があるし、私どもは、この制度を廃止して、本当に高齢者の健康を守れるような医療制度にということで求めていますけれども、やはり資格証の発行というのは高齢者の命にかかわる問題であります。  そういった意味では、広域連合のほうに、以前の老人保健制度と同じように、資格証の発行等については、しないように、ぜひ大分市のほうから提言をしていただきたいということを要望しておきます。 ○足立義弘委員長   ほかにありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   それでは、本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○足立義弘委員長   本案は原案のとおり承認することに決定をいたします。  以上で、本日予定の付託議案、請願の審査をすべて終了しました。  執行部、そのほかとして何かありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   それでは、委員の皆さんで、そのほか何かありませんか。 ○小手川恵委員   あしたの報告事項でありますけれども、事前に資料をいただける部分について、人事課は出ていますけれども、そのほかいただける部分についてはいただきたいと思います。  特に文化国際課の文化会館の利用については、本会議で答弁した、今後にかかる必要経費、かなり高額ということを言われましたけれども、その具体的な細かい数字を含んだ資料は事前に早急にいただきたいとお願いをします。 ○足立義弘委員長   それでは、配付をしてください。ほかにありませんか。    〔「なし」の声〕 ○足立義弘委員長   これで本日予定の審査はすべて終了しました。  次回、11日木曜日は議会運営委員会が9時半からですので、終了次第、再開をします。  本日はこれにて散会します。お疲れさまでした。                                 午前11時00分散会...