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  1. 江戸川区議会 2011-12-01
    平成23年12月 建設委員会-12月01日-09号


    取得元: 江戸川区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成23年12月 建設委員会-12月01日-09号平成23年12月 建設委員会 平成23年12月建設委員会会議録 ■ 江戸川区情報公開条例第7条第2号(個人に関する情報)等により不開示とする部分は、「・・・・・・」で表示し、非公開としました。 ●日時 平成23年12月1日(木) ●開会 午前10時00分 ●閉会 午後 0時06分 ●場所 第5委員会室出席委員(8人)   田島 進  委員長   窪田龍一  副委員長   佐々木勇一 委員   大西洋平  委員   新村井玖子 委員   小俣則子  委員   早川和江  委員   竹内 進  委員 ●欠席委員(0人)
    ●執行部   新村義彦  都市開発部長   近藤秀一  建築指導課長都市開発部参事)   淺川賢次  土木部長   髙井 聖  街路橋梁課長土木部参事)    外、関係課長 ●事務局    書記 森田寿生 ●案件  1 陳情審査…不採択(2:5)(第62号)        …不採択(2:5)(第66号・第67号)        …継 続(第6号・第18号・第40号・第42号・第43号・第54号)  2 所管事務調査…継続  3 執行部報告   (1)環七シャトルバス(シャトル☆セブン)増便に伴うダイヤ改正の実施について   (2)二之江西地区古川親水公園沿線地区地区計画等の決定について   (3)都立篠崎公園整備計画(中間のまとめ)について   (4)平成23年 TOKYO交通安全キャンペーン   (5)自転車マナー向上推進キャンペーン実施概要                      (午前10時00分 開会) ○田島進 委員長 おはようございます。ただいまから、建設委員会を開会いたします。  署名委員に、新村委員早川委員、お願いいたします。  なお、立原課長より、所用により欠席との報告がありました。  それでは、各陳情の審査に入ります。  まず初めに、第6号、西小岩通り道路拡幅計画JR小岩周辺地区まちづくり基本構想から外すことを求める陳情及び、第40号、JR小岩駅南口7丁目区画整理事業と再開発事業の中止を求める陳情について、一括して審査いたしますが、前回資料要求のありました件について、執行部から説明していただきますので、お願いします。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 それでは、前回資料請求のありました、南小岩7丁目地区に関する資料でございますけれども、全体がわかるもの、それから懇談会等での資料、並びにコンサルタントの役割等についてでございます。  お手元に配付してある資料について御説明いたします。  ピンクの表紙になってございます、南小岩七丁目地区まちづくり中間報告の資料でございまして、これは見開きでございます。地区の勉強会による概要をまとめたものでございまして、平成22年の3月に勉強会でこの報告を行ったものでございます。  続きまして、資料の2、南小岩七丁目地区グループ別懇談会という資料でございまして、これは10月に行われましたグループ別懇談会で事業の内容について、具体的に説明をした資料でございます。  続きまして、資料の3でございます。資料の3につきましては、コンサルタント役割分担、並びに委託契約等でございまして、国際開発コンサルタンツ並びにタカハ都市科学研究所に委託してある内容等について記載させていただいたものでございます。 ○田島進 委員長 それでは、審査願います。 ◆新村井玖子 委員 このグループ別懇談会の、まず6号のほうについて質問させていただきます。今いただいたこの資料2のグループ別懇談会の1ページめにある地図だと、西小岩通り地区商店街活性化ということなんですけれども、ここにこの緑色の丸で周りと同じように印がつけられているんですけれども、これは道路を拡幅するという意味での記号でつけられているものですか。それとも、そうじゃないのか、まずそこを教えてください。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 この点線につきましては、もともと基本構想の絵がこのものでございます。今まで御説明してきたとおり、西小岩通りにつきましては、今いろいろと街の方と協議をして、とりあえず拡幅する、しないは横に置いといていきましょうということでございます。ただ、街全体のリングということについては、緑とかいろいろなことも含めて街のリングというところでは、やはり重要な道路だというふうに認識してございます。 ◆新村井玖子 委員 わかりました。何かこういうふうにつながってると、きっと住民の方たちはまだあのリングロード構想から外れてないのか、まだ拡幅ということが根っこにあるんじゃないかというふうに思うところがあるんじゃないかなと思うんです。ですから、もし説明をされるときは、西小岩通りの方たちにも御理解いただけるような説明をぜひお願いしたいと思います。  一つ、佐世保の街づくりのように、例えばメーンストリートがあって、その裏通りにすごくこう、ぶらぶら歩ける通りがあるということで、すごくその歩行者を獲得して、商店街が活性化したというところがあります。小岩駅に関しては、この北口通りのほうは車が通過できるコースにするということがもう、そういう予定でいるから、西小岩通りについてはぶらぶら歩きながら蔵前通りに抜けるというすみ分けができるんじゃないかなというのも思うところなんですが、前の委員会で、住民の方々への負担というのが、開発の違いで商店街をどのようにするかということで住民の方々のその負担が変わってくるということだったんで、なるべく負担がかからない方向で行くのがいいのかというのは変わらないんですけれども、今現在学習会が中断してるということで、今後もし、住民の方たちからその再開と区のアドバイスに関して何か求められたらもう、もちろんそれは区がかかわっていくという認識でよろしいんですよね。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 そのとおりでございます。 ◆新村井玖子 委員 西小岩通りをよくする会という、その住民の方たちの自主組織が立ち上がっているようなので、駅前開発の部会に西小岩通りの方々が参加しているからっていって、こう一くくりにするんじゃなくって、ぜひその沿道開発という手法が違う開発なので、商店街のあり方についていろいろとアイデアを出し合いたいって考えてる方たちがいることも考えて、西小岩通りの商店街の方たちがまとまられるように、ぜひ区として支援するということを望みます。  一つ、委員長お願いなんですけれども、これやっぱり6号と40号を一緒にというと、ちょっとその同じ小岩駅前再開発の地域っていってもちょっと性質が違うので、一括審査で順番をその6号、40号ってやることについてはいいんですけれども、ちょっと6号の陳情は陳情で、40号は40号でというふうに分けていただいたほうが質問もしやすいんですが。これはちょっと提案として、次回、御検討を委員長と副委員長のほうでお願いします。 ○田島進 委員長 今、申し入れのあった件については、正副で協議して次回御報告したいと思います。  ほかに。 ◆小俣則子 委員 以前7月の資料でいただきました、資料2というところに、各それぞれの地区ごとの発足だとか、地区の概要だとか、載っている一覧表なんですけれども、西小岩通りについては勉強会がもうかなり、最近は勉強会が自主的なということで変わってきたということがあるんですけれども、同じような道路拡幅というんですか、サンロード一番街地については、まだ発足がされていない、それから全体会や役員会がほか、西小岩に比べるとなんですが、少ないという点では何かこういろいろな事情というか、あるんでしょうか、同じ道路の中なので。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 サンロードにつきましては、中央通りから柴又街道までが基本的には拡幅、中央通りから駅のほうについては再開発等で行うということになりますので、中央通りから先の約100メートル強の延長でございますけれども、こちらにつきましては商店街並びに地元の町会の方々とお話し合いをしまして、余り大きく商店街の活性化に向けてこうしようああしようというところの議論はまだ進んでおりませんけれども、おおむね北側に拡幅されるということについては、地権者の方を含めてほとんどの方にお会いしてますし、開発等が行われるときには、その部分は当然空地として、あけていただいて開発をするというようなことで進めていただいておりますので、今後都市計画の決定に向けて、順次話し合いを進めていきたいというふうに考えてございます。 ◆小俣則子 委員 その点はわかりました。それで、例えば、道路拡幅について北側といいますと、この地図でいうと上のほうになるんでしょうか。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 そうですね、北側、上のほうになります。一部、中央通りの付近は少し南側にもかかりますけれども、先のほうはもうほとんど北側のカテゴリーというような形になります。 ◆小俣則子 委員 そうしますと、今、陳情が出されているB地区の再開発との関係でいいますと、B地区の場合も北側のほうが道路としては広がっていくということなんでしょうか。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 今、申しましたとおり、中央通りの付近につきましては、一部南側のほうに拡幅されます。ちょうどこのサンロード中央通りのところで少し「く」の字に曲がっておりまして、ほぼS字型でなるべく車が通りやすいような形、バス交通等も多いところでございますので、見通しがよくなるような形にするためには、このちょうど中央通りのところでそこから柴又街道側についてはだんだん北側にふれていくということでございまして、中央通りから駅側については南側にふれてくるということでございます。 ◆小俣則子 委員 ちょっと地理上といいますか、真っすぐというか、この図面で見ますと北側なら北側なのかなって思うんですが、その辺は大丈夫なんですか、この計画そのものとしては。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 既に現地の測量等も行っておりまして、基準の点を確保しながら進めておりますけれども、そういうところでは、先ほど申しました、ちょうど中央通りのところでかなり「く」の字に折れておりますので、そういうことでサンロード側のいわゆる中央通りから柴又街道側北側に拡幅、それから駅側については南側へ拡幅でおおむねというか、きちんと道路が通るという形になります。 ◆小俣則子 委員 西小岩通り地区の場合は、今、自主的な勉強会を中心にしながら、いろいろな意向が出てきたら、また区とかかわり合うということで、今、新村委員のお話の中にもあったんですが、それで今のところは一段落してるというのが現状だというふうに認識していいと思うんですけれども、それでいいのかというのが確認と。  それから、こちらのほうの七丁目のほうは地権者が地区概要でいきますと、土地所有者借地地権者がそれぞれ計250名ということで、かなりの人数だなというふうに思います。それで前いただきました資料をちょっと読んだんですけれども、毎回毎回参加する方たちが、増えているのか減っているのか、その辺の前回いただいた資料なんですけれども、その辺がよくわからないんですが、この250人の地権者一人ひとりからすると、全体的な網羅としてこの250人のほとんどがされているのか、部分部分で参加されているのか、その辺はどうなんでしょうか。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 1点目の西小岩通りにつきましては、先ほど新村委員にお答えしたとおりでございます。  七丁目地区につきましては、勉強会、これは勉強会の会員という方が公募で既におりますので、その方々中心になって行っていただいて、そのときに地区内並びに各権利者に、こういう勉強会を行いますという全部の通知をしてございますので、御自由に参加していただいております。なかなか人数のほうは30名前後ということが多いんでございますけれども、そういう形で、一般参加の方はいろいろな方がそれぞれ御参加いただきますので、そういう形になってございます。  また、先日は先ほどのグループ別懇談会という形で少し、なるべくたくさんの方にこの事業の内容とか、今後の進め方について御理解いただきたいということで、おおむね10軒単位ぐらい、一ブロック10軒単位ぐらいで、グループ別の懇談会を行いまして、今22回開催をいたしましたけれども、そういうことで行っております。90名強ぐらいの御参加をいただいております。  今後、まだまだ御参加いただいてない方もいらっしゃいますので、年が明けてからは、今度は個別に、お一人お一人からいろいろお話を聞くと、それから前回のグループ別懇談会に御参加いただけなかった方で、特に地区内の方はいろいろと私どもの事務所等もございますから、御相談いただけるんですけれども、地区外の方には、今いろいろな御通知をしまして、こういう内容で進めていますけれども、御相談においでくださいというような形で小まめに御連絡を差し上げているというようなところでございます。 ◆小俣則子 委員 250人というか、住民合意というか、皆さんの意見をそういう意味では地権者の方たち、また周りの住民の方たちの意見を反映させて、計画を立てていくということが一番大事だと思うんですけれども、参加者が大体延べ、250人の中で90人ぐらいということで理解していいんですよね。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 今回の懇談会についてはそういうことでございますけれども、懇談会、個別相談会等々、かなり回数を進めておりまして、既にもう7割以上の方については、おおむね何らかの形でお話をさせていただいてございます。そういうことから含めると、今後さらに個別懇談会等も含めて、なるべく私どもの目標としては100%という目標を立ててございますけれども、すべての方にこの話を伝えていきたいというふうに考えております。 ◆小俣則子 委員 原則的にすべての方たちにきちっと御意見を伺うということを進めていただきたいと思います。今回請求させていただきました資料ありがとうございます。  具体的に西小岩のときに資料としていただいた中に、西小岩通りの調査が個別で入っていたと思うんですけれども、この七丁目のこの陳情が出されている地域でも、細かい調査という資料はあるんでしょうか。六丁目のときに、西小岩通り六丁目ということで、資料、細かい調査でした。21年度JR小岩周辺地区商業調査の委託の中で、西小岩通り西小岩通りでいただくように、ありましたよね。ページ数が書いてないんでちょっとあれなんですけれども、わかりますでしょうか。そういうのがこの中に、この西小岩通りということで、西小岩通りの課題についてボリュームが多い、通過客よりというようなのがあるんですけれども、全体的なこの七丁目のそういう調査はあるんでしょうか。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 7月のときの資料請求の7の件、商業調査の件でございます。これは、ここのところ7にもかなり全体の話もさせていただいておりますけれども、各商店街であるとか、それぞれ例えば昭和通りであるとか、フラワーロードであるとか、そういうものをそれぞれ特徴づけながら調査をしてございますので、前回のときは西小岩通りの部分を少し抜粋させていただきましたけれども、七丁目に関するそれぞれの商店街のものについても分析調査をしてございます。今回のものとかなりダブるものがありますけれど。 ◆小俣則子 委員 ダブるものは精査していただいていいんですが、もしできれば次回、資料としていただければと思います。  それで、私も今日いただいた中に、この中間まとめの中にも若干あるんですけれども、インターネットで開きましたら、かなり高層ビルがこの地区は七丁目西地区を別にして、大きな、これはまだ案なんだと思うんですけれども、大きなビルが二つ建つ計画のように見受けられるんですけれども、本当にこんなことができるのかななんて思いながら、私もこの見て、実際に何が課題か、100年栄える小岩の街ということで進めているんですけれども、その辺についてはもう少し本当に今のこの再開発、そして今の時勢の中でどうなのかなという点が思いますので、これからもうちょっと慎重に対応していただきたいと思うし、私たちも慎重に審議していきたいなと思います。  もう1点、すみません。12月9日にかなり大きな勉強会というんでしょうか、行われるようなんですけれども、具体的な中身みたいなのはわかりますでしょうか。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 先ほど資料の請求の件でございますけれども、七丁目地区に関する3商店街ございますので、それについて前回の資料にダブらない範囲で提出させていただきたいと思います。  9日の件でございますが、9日のほうはこれまちづくり協議会でございまして、大きなというよりも、むしろまちづくり協議会の中で住宅商業部会というのがございまして、こちらのほうで開発企画研究会ということで、民間の方々もいろいろと御参加いただきながら知恵を出していただいておるんですけれども、その住宅商業部会の報告ということで、協議会に対して住宅商業部会でこういう検討をしていますよというようなことの報告、開発企画研究会という、その中の研究会でございますけれども、そちらの報告を主として行うものでございます。これについては協議会のメンバーの方、それから各地区の勉強会の会員さんの方々、会場の都合等もございますので、こういう方々に御参加いただこうというふうに考えてございます。 ◆小俣則子 委員 私たちも参加というか傍聴というか、できますでしょうか。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 今回のは基本的にはまちづくり協議会のメンバーの方と、先ほど申しました各地区の勉強会の会員さんの方で、多分会場のほうが100名強のところでございますので、その方たちと商業部会等の方々でおおむねで100名ぐらいになってしまいますので、少し会場的に厳しいなというふうに思っております。 ◆小俣則子 委員 結論からいうと、ちょっと厳しいので参加はちょっとというか、傍聴はちょっと無理かなということですか。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 今回は一般の御参加を呼びかけてございませんので、申しわけございませんけれども、そのような形でお願いしたいというふうに思います。 ◆小俣則子 委員 私も実際に開発業者の方たちがどういうふうな方向づけをされているのか、勉強したいなということもありまして、機会がありましたら、ぜひ紹介していただきたいと思います。  それと、コンサルタント役割分担と委託契約ということで、これは大体期間はいつからいつまでの間だったんでしょうか。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 これは今年度の契約でございますので、今年度末、3月の中旬まででございます。 ◆小俣則子 委員 そうしましたら、もう何年も前から取り組まれてるということであると、その何年も前も同じような契約はされてるってことですか。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 この二つの会社につきましては、以前から契約をさせていただいております。 ◆小俣則子 委員 すみません、できれば最初からどのような契約をされているのか、資料としていただければいただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 はい、わかりました。そのようにさせていただきます。 ○田島進 委員長 よろしいですか。  ほかに。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島進 委員長 ほかにないようでしたら、本日継続とし、議会閉会中の継続の申し出をしたいと思いますが、いかがでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島進 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第18号、北小岩地域スーパー堤防構想の撤回を求める陳情について審査いたしますが、前回資料要求のありました件について、執行部から説明していただきますので、お願いします。 ◎山口正幸 沿川まちづくり課長 お手元に、A4の横のこの妙典地区というふうに書いてある資料でございますが、小俣委員のほうから、小俣委員から御質問いただいた前回の委員会の中で、6地区についてどういう状況ですかという御質問ございました。  具体には、3枚目の木野川地区木津内地区というのがどういうとこですかということで、3枚目をお開きいただくと、木野川地区につきましては、約3.7ヘクタール盛り土をして、この事業の経緯ということで、盛り土材ストックヤードの高規格堤防を実施と書いてありますが、この中身としましては、江戸川河川事務所外郭堤防整備等のときに、土が発生する。その建設土を置き場として使わせていただいたと、そこのストックヤードを住民の方と話し合いをして、スーパー堤防で整備したというのが、この木野川地区でございます。  1枚お開きいただいて、木津内地区でございますが、こちらは杉戸町と一体となってスーパー堤防整備をしております。杉戸町さんのほうの所有の土地については清掃工場等をつくって、さらに国土交通省で所管のところにつきましては、水防拠点を整備したというようなスーパー堤防整備でございます。後はこの資料のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。 ○田島進 委員長 それでは、審査願います。  特にございませんか。 ◆新村井玖子 委員 この陳情にある、この葛飾区との境からJR総武線までのスーパー堤防構想についてというのは、現在、住民の方たちとの話というのは、一時中断しているという認識でよろしいですか。 ◎山口正幸 沿川まちづくり課長 お話のとおり、今現在はその北小岩の北のほうの方々とはお話し合いをしておりません。 ◆新村井玖子 委員 ちょっと私も去年も建設委員をやっていましたけれども、ここの地区に関しての経過ということについては、はっきりしないところもあるので、簡単でいいので、今の状況に至るまでのその最初からの時間的な経過説明というのを、資料としていただければと思います。  あと、8月の建設委員会のときに淺川部長、今進行中の18班、篠崎を具体的に進めることは最大の目標で、ほかの今この陳情にある土地については、今すぐ改めて行動を起こすことではないけれども、その事業を見送るとかやめることではないというふうにお話をされたと思います。  昨年の委員会でも指摘させていただいたんですけど、この都市マスタープラン市街地整備の方針にも、それから地域別構想小岩地域にも、スーパー堤防構想というのは出てこないんですね。20年度から22年度の実施計画においては、安全で災害に強い街づくりの施策において、スーパー堤防などの整備促進事業には、北小岩地区、この陳情の地区に関しては、合意形成とのみ記載されています。23年度に関しては実施計画はないわけですね。予算に関しても、18班地区と篠崎地区などにはその予算はつきましたけれども、北小岩地区のこの地域に関しての予算づけというのはなかったという認識でよろしいですか。 ◎山口正幸 沿川まちづくり課長 本年度につきましては、北小岩一丁目東部地区について予算化しておりますけども、こちらのほうについては、具体の予算は入っておりません。 ◎淺川賢次 土木部長 都市マスタープランに位置づけがないというのは、ちょっと見間違いではないかなと思いますが、作成当時からかかわっていましたので、よく承知してるつもりですけれども、これははっきりと位置づいているはずですので、江戸川区の河川全部について、マスタープラン上位置づけをしているということがあります。  その後、江戸川区のスーパー堤防整備計画というのをつくりましたから、これも同じような意味合いで、スーパー堤防を取り上げて特化した整備計画をつくってますので、そのように御認識をいただきたいなというふうに思います。  それからもう1点だけすみません。前回のときの私の話で、18班地区をやることが最大の目標で、後のことはということを言ったということなんですけど、趣旨は18班地区を当面これはやってくということが大事だという趣旨で申し上げていますので、そのように受けとめておいていただきたいというふうに思います。 ◎室井邦昭 都市計画課長 今、淺川部長のほうから話がございましたけれども、まちづくり基本プランのほうに明確に高規格堤防構想は位置づけられておりますので、1点それだけ御報告させていただきます。 ◆新村井玖子 委員 スーパー堤防構想が位置づけられているということは承知してます。ただ、街づくりのところで、地域別の小岩地域のところに関しては、このスーパー堤防構想というのは入ってきていないので、そこを指摘させていただきました。  淺川部長が8月に御発言になったことに関しては、その意図は私のほうとしては承知しています。あと、その基本計画の後期、今策定中ですけれども、ここもその地域生活圏と中心核の整備ということの施策においては、地域別の取り組みについて、小松川平井地区、それから葛西地域、鹿骨地域にはスーパー堤防事業による整備の記載というのはあるんですけれども、やっぱり小岩地域にはないんです。この辺は整合性がないと考えますが、この辺についての説明お願いします。
    淺川賢次 土木部長 マスタープランのところは、具体的にスーパー堤防という言葉で書いていないかもしれませんけれども、小岩地域の地域整備計画図のほうには位置づいているということがありますので、そのように受けとめていただきたいというふうに思います。  それから中期計画のほうは、ないというふうにおっしゃってますけれども、原則的な考え方は中期計画にも入っているはずですので、別に意識して小岩地区を削ったとかそういうことでもないわけですので、それもそういうふうに受けとめておいてください。よろしくお願いをいたします。 ◆新村井玖子 委員 意識的に削ったというんじゃなくって、私はほかのところが入ってるのに、なんで小岩が入ってないんだという素朴な疑問を抱いたので、その辺はちゃんと地域住民の方にお話をすることがありましたら、区として説明できるようにしていただければと思います。  今朝のテレビです。南三陸町の町長がやっぱりコンクリートで人は守れないということを痛感したということをおっしゃっていました。江戸川区内、荒川、中川沿いの地域で堤防対策を望んでいる住民の方たちがいらっしゃるということはもう重々御承知のことと思いますが、区内でやっぱり最も危険のある地域であるということは区も承知してらっしゃると思います。この地域では住民が何とかしてほしいという声があるということを、今回本会議の質問の中にもありました。  今後、今のスーパー堤防事業については、どうなっていくのかというのは、継続実施にはなりましたけれども、1割から2割に削減されて、箇所付けということではありますけれども、不確定要素も多くあるんだから、声のあるほうを先に優先するという考え方もできるんじゃないかと、北小岩での事業に関しては、まだ先の話、これからずっと続く話なので、一たんちょっと、スーパー堤防事業に関して考えるという時間をとるということと、後はまだ区画整理とか、その密集市街地というところの開発ということであれば、通常の区画整理ということも考えられると、いろいろ区としてもこれから検討する部分があるので、何もここでスーパー堤防構想の中に位置づけなくってもいいのではないかという意見だけ申し上げておきます。 ◎淺川賢次 土木部長 意見で申しわけないんですけど、ちょっと認識のところだけだと思いますけど、南三陸町の町長さんがおっしゃったということについて、私は今日は聞いていませんけれども、コンクリートで人は守れないというようなことなんですけれども、じゃあ、防潮堤なり防波堤なりが、全くなくていいのか、じゃあゼロでいいですかってことにはならないんだというふうに思いますね。  田老町というところの話もありますけれども、コンクリートのことを余りにも信用し過ぎて、それが絶対だから、もう災害は絶対大丈夫なんだというふうに考えると、これは守り切れないので、それは一定の効果があるにしても、逃げるということは忘れてはならないという教訓だったというふうに思っています。  南三陸町の町長さんもそういう趣旨でおっしゃっているんではないかなと思いますが、江戸川区の場合も、コンクリートで人は守れないんだったら、堤防をとってしまえばいいわけですが、そうはいかないわけで、これは最大限堤防を強化をして、考えられるものに対して対抗していくということだろうと思います。  それで、堤防があるからいいやというふうに高まくらで寝てられるかというとそうではなくて、震災なり、洪水なり、高潮なりのときに、どういうことが想定されるかということを考えて、避難も当然考えとかなきゃいけないということだと思います。だからコンクリートやらなくていいってことを、一概に言えないということ。  私はコンクリートは人を守るためにあるんだというふうに思っていますので、ちょっと余計なことになるかもしれませんが、よろしくお願いしたいというふうに思っています。 ◆新村井玖子 委員 私は何もその防潮堤とかを、守れないからとってしまえなんていう乱暴なことを言ったつもりは毛頭ないので、今あるものを生かしていくということはもちろん大事なことだと思います。  ただ、スーパー堤防そのものというのは私の認識としては津波対策に有効な堤防としてつくられるということではなくて、河川がはんらんしたときに、そこの土壌が安定してるということで壊れにくい堤防だということで、スーパー堤防をつくるという構想になっているんだろうという認識をしています。  ですから、いろいろな工法、今回新たに陳情も出てきてますけれども、スーパー堤防に固執しないで、今あるものを生かしてそこで住民を守るという考え方をするということも必要だという考えに立っているということだけ申し上げておきます。 ○田島進 委員長 ほかに。 ◆小俣則子 委員 ここの陳情の中にも、またこの間の本会議の中でも、なぜ北小岩かという点で、当初液状化現象が見られると、これはちょっと繰り返しのお話になると思うんですけれども、このスーパー堤防の整備、江戸川スーパー堤防整備方針の中に、この48ページには、それぞれの地域ごとの課題が載っています。そして、液状化への備えということで、北小岩、東小岩、篠崎云々って、液状化しやすい、しやすい、しやすいってずっとあるんですが、この根拠は、さきの調査の中でも東京都の昭和62年の調査ということだったと思うんですけれども、それが正確ではなかったということが改めて今調査しているわけですよね、東京都が。その辺でその根拠が崩れたという点では、この整備方針も具体的にはきちっと見直すのが当然ではないかと思うんですが、どうなんでしょうか。 ◎山口正幸 沿川まちづくり課長 今の資料の48ページの液状化云々のところのこの記載については、小俣委員おっしゃるとおり昭和62年の土木技術研究所が出した液状化予測図に基づいて、このように記載されているとおりでございますが、今、液状化予測図が全部すべて間違いだったというような御趣旨でお話があったと思いますが、私たちは決してそうではないというふうに思っております。というのは、今回清新町で確かに液状化被害があって、表現とすると液状化が少ない、発生が少ない地域というふうに記載されてるとこで液状化があったことは事実でございます。ただ、これは地質上、いわゆる本郷台地である、いわゆる山の手のほうであれば、これは台地ですので、地質的に液状化は起こらないというふうにはっきり言えるんでしょうけども、この江戸川区を含めた東部低地帯というのは、やはり低地帯であって、河川の最下流ですから、沖積地層でなってる地層でございますので、基本的には地下水も浅くて、その上に砂の層があるようなところでは、液状化はこれ、起きやすいというのが基本的な考えでございます。  この当時の、昭和62年の液状化予測図についても、そういった土質調査の結果や、さらには古い地図を重ね合わせたもの、さらには関東大震災のときの液状化が起こったところの方々から、約300人の方から聞き取り調査をした上で、そのような図面をつくっておりますので、決してその図面が間違ってるということではなくて、今回起こったこととさらに整合させる、どこがどう違うのかということについて、東京都のほうが再度改めて調査をしているというふうに認識しているものでございます。 ◆小俣則子 委員 18班地区の地質調査の結果は、地盤改良が必要ないと出たということは、液状化しないということではないんですか。 ◎山口正幸 沿川まちづくり課長 18班地区について、これは土質調査をして、国が検討しましたが、液状化は起こらないということではありません。今の地盤でおいても、砂の層はこの北小岩の18班地区においても上部に砂の層があります。地下水も約2メートルぐらいのところにあります。ということは、全く液状化が起こらない地層というふうには思っておりません。  ただし、今回そのスーパー堤防で盛り土することによって、例えば盛り土をして地震が起こって、その液状化によってのり崩れが起こるだとか、そういったことが起きるかどうかということをしっかり解析をした結果、今の地盤の上に盛り土をしていってやることで、そういうことが起こらないという解析結果から、盛り土しても、盛り土するのに当たって地盤改良が必要ないという判断をしたというところでございます。 ◆小俣則子 委員 結果的に液状化が起こるか起こらないかわからない。ただ、地盤改良はする必要がなく、その上に盛り土をしてもいいということだったらなおさらちょっと怖いなと思うんですけれども、液状化しないということではないということなんですか。私は、液状化しないというふうにとらえたんですけれども。 ◎淺川賢次 土木部長 想定し得る震度、あるいは揺れに対して土質調査をした結果、液状化はしないだろうというふうに判定をしたということです。  そういうことなんですけど、スーパー堤防は液状化という問題もあるんですけれども、超過洪水対策ですから、泥の土堤、土の堤と書いて土堤ですけれども、土堤の場合にどういう問題が起きちゃうかということは、液状化以外に水がこう、越えてあふれてきますと、その洗掘ということが大きく起こります。洗掘は2カ所ありまして、天端洗掘ってことが一つ、それから水が流れ落ちた、ちょうど堤防の下のところですね、ここを洗掘するということがありまして、泥でできている、土でできている堤防はそこのところが大きな課題になるわけで、超過洪水対策としては、その洗掘を防ぐために、後背地といいますか、市街地側のほうに緩やかな土手、盛り土をして、急激な洗掘を起こさないようにしましょうと、これが恒久的な対策だというふうに考えてるわけですので、液状化1点ではないんだというふうに御承知いただければと思います。 ◆小俣則子 委員 確かにスーパー堤防の、いわゆる地震に強い、それから越水、浸透にも強いということで、スーパー堤防だということで、液状化だけではないというのは承知した上で、ただ、ここに液状化しやすいって、北小岩は液状化しやすいということがあって、18班地区は大丈夫だということで、やっぱり一つの、個々いろいろな理由を立てて、ここはこういう課題があるからということでそこの地域をやろうということにしてるんだと思うんですけれども、その一つがやっぱり崩れて、根拠が違ったという点では、やはり改めて見直すというか、する必要があるんじゃないかというふうに思うんですが、どうなんでしょうか。 ◎淺川賢次 土木部長 先ほど申し上げたとおり、そのことだけで堤防の強化をするということではありません。むしろ、その超過洪水ですから、通常の状態で、地震が来てその堤防がどうなるかということだけの検討じゃないわけでして、超過洪水というのは、並々とこう、水が来てしまって、それから堤防の天端、上部を越えて水が流れ落ちることが想定ですので、そのときの堤防の強度はどうかというふうに検証するわけですから、そういう判断が働くんだということです。  それから江戸川は、北小岩地域はと言ったほうがいいでしょうかね、かつての江戸川のはんらん地域でありますので、相対的に砂でできているわけでして、そういう意味で液状化が起こりやすい地域だというふうな判定は全体的にしてきているわけです。東京都の土木技術研究所の判定もそういうことであったわけですけれども、部分的に見ていくと、必ずしもそうじゃないところもあったということですから、そこのところはもう一度再検証していくということは重要なことでして、過去の想定だけで技術的な判断をしていくんではなくて、今日的な課題の中で改めて技術判断をしていくということは重要ですから、東京都もそれ、そういうことを前提に液状化の検証をし直してますけれども、そういうことになります。  それから、北小岩地域を盛り土するときには、改めてその角度から、どの程度の地盤強化をしていけばいいのか、改良していけばいいのかということも見きわめながらやっていく。ただし、想定し得る範囲で、せんだって行った土質調査では、土壌改良する必要はないというふうに判定をしたわけです。そこのところはもう一度改めて地域の方々にも説明できるように河川事務所のほうとも話をしながら、わかりやすくしていきたいなというふうに思っています。 ◆小俣則子 委員 くどいようで申しわけない。 ○田島進 委員長 そろそろまとめて、同じやつでしたらまとめてください。 ◆小俣則子 委員 はい、まとめます。くどいようなんですけれども、この整備計画の中に、北小岩地区について水害に強い避難地形成のための評価という点でいうと、防災船着き場を課題とすると、治水強化のための評価としては液状化しやすい、市街地環境改善の必要性の高い地区ということで丸、そして沿川調査整備優先路線ということで土地開発の機運、機会ということで二重丸、そして課題の多いエリア候補として、液状化への対応が整備優先性が高く、またということで、液状化が課題だということを、いわゆる重点課題としてるという点では、やはりその点が今お話されたように調査すれば、地盤改良の少ない地域だということが判明したという点では、やっぱりこの点についてきちっと住民の合意を得る意味でも、きちっとこの辺については見直しをすべきだというふうに思います。  私もこの地域、またスーパー堤防がどうしてもそこのところに必要なのかという点では、全体的にいえばやっぱり優先順位はあるだろうというふうに思います。この陳情については、この願意はそのとおりだなというふうに意見を言わせていただきまして、終わります。 ○田島進 委員長 ほかに。            〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○田島進 委員長 ほかにないようでしたら、本日継続とし、議会閉会中の継続の申し出をしたいと思いますが、いかがでしょうか。            〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○田島進 委員長 それではそのようにいたします。  次に、第42号、平井七丁目北公園前遊技場建築計画の撤回に関する陳情及び、第43号、平井七丁目北公園前遊技場建築計画の撤回に関する陳情について、一括して審査いたしますが、前回資料要求のありました件について、執行部から説明していただきますので、よろしくお願いします。 ◎宮山孝夫 住宅課長 前回の委員会での新村委員さんの御質問でございますが、風俗営業法に係る警察署との相談内容について、今どういった状況なのかわかったら報告してほしいということでございましたので、御報告させていただきます。  小松川警察署の生活安全課保安係の話では、相談は一般的な手続と書類についての話だけで、具体的な話ではなかったということでございます。  手続の内容でございますが、申請書の受理後に書類審査を行うと、この書類審査につきましては遊技場の構造や設備、さらには用途地域などの立地場所的要件などを書類審査を行うということでございます。この書類審査の後に実地検査を行って判断をすると、申請に対します決定は都の公安委員会が行いますけれども、受理から決定までは通常55日間ということでございました。 ○田島進 委員長 それでは、審査願います。 ◆早川和江 委員 今現在の進捗状況というか、説明会を何回行っているのでしょうか。お願いします。 ◎宮山孝夫 住宅課長 説明会でございますが、前回資料3点にわたりまして提出させていただきましたけれども、8月4日に第1回、それから8月28日に町会役員を対象とした第2回め、それから9月3日に第3回めという形で説明会を行ってございます。またこのほかに戸別訪問等も実施しているということを聞いてございます。  また、地元説明会でございますが、区が間に入りまして調整を行いまして、明後日、12月3日の午後3時から町会役員さんと事業主側の話し合いが再度持たれる予定でございます。 ◆早川和江 委員 ということは、3回行ってるということですよね。区では最初に1回でいいって何か言ってたというふうに、ちょっと聞いてたんですけれども、3回行ってね、皆さん方から、近隣の方にちょっと聞きましたら何かうるさくなったり、不安だからガラス戸にブラインドを欲しいというようなことも言ったと、それから塀が欲しいとか、明るかったら困るから窓が欲しいんだというような意見も出したということなんですけれども、受け入れてくれてよかったという人もちょっと私聞いたんですけど、その辺どうでしょうか。 ◎宮山孝夫 住宅課長 住宅課のほうで報告書を業者のほうからいただいてございますけれども、そういった個別の話は受けてございません。ですからその3回の説明会での内容ではないのかなというふうに思います。 ◆早川和江 委員 そういった近隣の方たちがどういうふうに感じているか、思っているかということは非常に大事なことだと思いますので、この辺の皆さんの御理解度を、やはりしっかり区のほうでもチェックをしておいていただかないと、私たちここで聞いた限りでは、ちょっと皆さんの御理解がいただけてないのかなということで、ちょっと二、三聞きに行ったりとかしたんですけれども、そういったお話もあって、あとブラインド色とか、そういうのをどんな色でもいいですよということを言っていただいて、何か非常に寛容に御理解いただいて、私たちの願いを聞き入れていただいたというようなことも聞いておりますので、何かその辺が私が今まで理解してたことと大分違うなということを感じております。  それで、これどうなんですかね。今まで6年間空いていて、その間に何か1,300社ぐらいの方が申し出を、ここを借りたいということを言ってきたというんです。  それで最後に、この5社の方たちが、採算が合わないということを、その1,300社の方たちがいろいろと、採算ベースをいろいろ考えたんですけど、どうしても採算が合わないということで、5社の方たちが残って、その5社がパチンコ屋さんだったということで、その5社のパチンコ屋さんがいろいろと中から意見を聞いて、5社の中でも地域に密着して近隣の皆さんとか町会としっかりつき合っていきますよという確認もとってるということ。  それは建物や色も区の指導にしっかりと従いますと、それから道路も今まで非常に狭い歩道だったところを、ちゃんと皆さんの通学路でもありますので、ちゃんと自分の土地を下げて、何か通学路もしっかり警備もしますし、やるというようなところの経営方針をしっかり見定めているというように聞いておりますけれども、その辺いかがでしょうか。 ◎室井邦昭 都市計画課長 今、委員のおっしゃった地元との調整の中で、例えばそういった歩道を拡幅するですとか、そういった話も我々のほうでいろいろと指導させていただいておりますし、またその他いろいろな内容について、調整を今進めているというような状況でございますが、ただその個別に対応している部分もあるようですけれども、ただその地域全体としてはまだ反対という方もいらっしゃるというふうな現状もございます。そういうこともありますので、今、先ほど住宅課長もお話ししましたけれども、明後日に実際に建て主さんとそれから設計者、それと町会の役員さんで間に、両者協議する形でそういった話をそれぞれの思いを話をしてもらって、そこで整理をしていきたいなと、調整して協議していきたいなというふうに考えております。 ◆早川和江 委員 そうですね、すごくそうした現実の対応がどうなってるかということも非常に大事だと思いますので。ともかくパチンコ屋だと怖いんだとか、不安なんだとかという意識は私たちも母親としてすごく強いんですけれども、やはりそれが空き倉庫になっていて、大変環境の悪い状況になっているほうがいいのか、それともそのパチンコ屋でそうした区の指導にしっかりと従っていただいて、環境整備をしっかりしてもらって、安全の中で子どもたちの通学するところもちゃんと見守りをしてもらって、そこから雇用も広がっていくというようなことも、ちょっとかんがみて、そうした情報をしっかり与えていただいて、皆さんと理解を得るようにしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆竹内進 委員 一つはその12月3日、3時から行われる住民との話し合い、この議事録というか会議録、これをぜひ委員会として資料請求させていただきたいと思います。それが1点です。  それと、これ42号のほうは6,000人近い陳情の方がいらっしゃるわけで、43号のほうはPTAを中心とされる、当然子どもたちの、平井西小学校の方々の思いが約800人近い方がいらっしゃるという中で、非常にやっぱり地域としては心配な点がたくさんあるわけなんですね。一つには今言ったように12月3日、地元との説明会が持てるということですから、その内容をちょっと我々は議事録で拝見させていただきながら、よくまた審査に結びつけたいと思っているんですけども。  それともう1点、その確認なんですけど、再度確認させていただくと、法令等の手続の今状況というのは、中高層の紛争予防条例、これと住宅等の整備基準条例と景観条例と風俗営業法の関係との今それぞれさまざまな形で協定等を審査しているという状況で、認識でよろしいんですかね。まず確認なんですけど。 ◎室井邦昭 都市計画課長 住宅等整備基準条例、それから景観条例につきましては、今おっしゃいましたように、事前協議という形でやっておりますけれども、まだ審査中という段階でございます。 ◆竹内進 委員 審査中ということですよね。  それともう1点、中高層の紛争予防条例は同じように、今、説明を受けながら審査中ということでよろしいんですかね。 ◎宮山孝夫 住宅課長 こちらの中高層の紛争予防条例につきましては、特段区と協定というのはございませんので、手続的には基本的には報告書が上がって終了している状況でございます。 ◆竹内進 委員 そういったさまざまなことを踏まえた上で、最終的にはその建築基準法の確認をおろすかどうかという認識でよろしいんですかね。 ◎室井邦昭 都市計画課長 そうですね、確認申請の前に、住宅等整備基準条例の提出ですとか、それから景観条例の届け出、協定ということが前提となっておりますので、それ終わってから確認申請に移っていただくというふうに考えております。 ◆竹内進 委員 そうしますと、この12月3日に行われる地元との説明会というか、その内容がかなり区としても重きを置くという認識でよろしいんですか。 ◎室井邦昭 都市計画課長 まさにおっしゃるとおりでございまして、その協議を見守っていきたいなと考えております。 ◆竹内進 委員 そうしますと、余計やっぱりその3日の内容が非常に我々にとっては、この陳情を審査させていただく非常に大事なものとなると思いますので、できるだけ早く各委員にその3日の議事録、会議録を提出をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆新村井玖子 委員 資料ありがとうございました。一連の手続の55日間かかるというお話でしたけれども、これ55日間かかるとして、今現在の状況でどのぐらいのところでこの風俗営業法に関しての手続が終わるかということはおわかりでしょうか。 ◎宮山孝夫 住宅課長 こちらの風営法の手続につきましては、遊技場の事業主、遊技場を実際に実施する事業者が申請をすることになってございます。また、現在の段階では、増改築工事ということで外枠の工事でございますので、それが終わりまして、中の遊戯設備の設置工事に入る際に申請されて、なおかつ設備が設置された後に実地検査が行われて、決定が出ると、そういう流れになるのかなというふうに思われますので、多分営業開始時期の2カ月ないし3カ月前に申請が出されるんではないかと見込んでございます。 ◆新村井玖子 委員 ということはまだこの風営法に関しては、手続には入っていないという認識でよろしいですね。 ◎宮山孝夫 住宅課長 昨日の時点で確認しましたところ、風営法の申請はまだ出ていないということでございます。 ◆新村井玖子 委員 制度上問題がなければ許可せざるを得ないんじゃないかという状況の中で、9月の住民の方たちの声を最大限に生かしたいということで、緑道だとか、それからいろいろこう広げたり通学路に当たるなんていうことからも、子どもたちのためにその配慮もされているということは大変区としても努力されてるというところだと思います。  敷地内のスペースの活用なんかも今までどおりというふうに地元住民の方々にはこれまでどおりという確認もされてることは御報告いただいたんですけど、一つ教えてください。  例えば、夜のネオンサインなんかがあるわけですよね、パチンコ屋さんというのは。そういうような状況は、すごく派手な電光サインなんですけど、その辺、その景観に関して何かその配慮というものがあるのかどうかということと、あと、パチンコ屋さんですから多分現金を大量に扱うということがあると思います。景品交換所なんかも多分近くにできるんだろうと思うんですけれども、そういう事務室とかそういう景品交換所での窃盗事件なんていうのもよく聞く話なので、可能性も考えなければならないと思うんです。  その辺警察署の管轄ではありましょうけれども、近隣の住民の方たちはそういうことも大変心配されてるんだろうと思います。そういうことに関しての配慮ということについて、区のほうでは今どのようにお考えですか。 ◎室井邦昭 都市計画課長 まず、ネオンサイン等の制限・規制等でございますけれども、やはりこういった住宅の多い地域でございますし、それから景観条例の中でも、中川、旧中川の親水ということで位置づけもされてる地区でございますので、そういった観点から、ネオンサイン等につきましても、やっぱり一定程度制限、規制をするといいますか、指導をしている状況でございますので、当然、周囲に余りきらびやかなようなものをつけないようにという話は今しているとこでございます。  それから換金所等については、実際どこにできるとかという話はまだ、具体的な話は聞いておりませんけれども、委員おっしゃるような、防犯上の観点というのは非常に重要な話、地域にとっても非常に関心のあることになるかなというように思いますので、それにつきましても事業者のほうに指導はしていきたいなと考えております。 ◆新村井玖子 委員 わかりました。私もやはり12月3日のその話し合いというのがすごくキーになってくるのかと思いますので、ぜひその後の会議録も参考にさせていただきたいと思います。 ◆佐々木勇一 委員 前回いただいた資料の中で、建設計画図面の中の資料の5の2のところの協議中の資料ということでございますが、その後、協議がなされたとか、また相談があったということはございますでしょうか。 ◎室井邦昭 都市計画課長 今協議中ということでございまして、細かいところはいろいろとその書類上のいろいろと修正等は行っておりますけれども、今の段階ではこの図面に大まかなその修正等はないという状況でございます。 ◆佐々木勇一 委員 もし、変更等ありましたら速やかに資料の御提出をいただければと思います。  あと1点ですが、本当に今回の陳情の中でも学校の通学路ということになっております。今回のこの遊技場の施設が建設された場合、これは教育委員会かと思いますけれども、通学路の変更がなされるかどうかという点についてはいかがでしょうか。 ◎室井邦昭 都市計画課長 今のところその通学路の変更があるというふうには聞いておりません。 ◆小俣則子 委員 今いろいろお話を伺って、やはり私も12月3日の住民の皆さんとの話し合いがとても大事かと思いますが、実際にこう住民の、先ほどちょっと町会の役員の方というお話があったんですが、どの程度の方たちをこの12月3日には想定しているんでしょうか。 ◎宮山孝夫 住宅課長 平井西町会の副会長までの役員さん10名のうち8名の方が出席予定というふうに聞いてございます。 ◆小俣則子 委員 そうしますと、例えばこの陳情の一つはこの42号が町会の方たちかなという思いと、あと、PTAの方たちが43号だと思います。PTAの方たちは参加する機会はないんでしょうか。 ◎宮山孝夫 住宅課長 今回12月3日に予定されておりますのは町会、平井西町会を中心に地元の町会、自治会の方にお声をかけて調整した上で、平井西町会の会長さんのほうからの意向でこのような形になってございます。こちらのほうから特にPTA側には今回のお話はかけてございません。 ◆小俣則子 委員 できれば二つの陳情ということで、直接、小さな子どもたちがかかわる、生徒たちがかかわる問題で、とても心配されているんだと思うので、PTA関係の方たちがもしそういう会を設けてほしいと言った場合には、また区が間に入って、改めて別の会を設けるとか、そういうことのお考えはあるんでしょうか。 ◎宮山孝夫 住宅課長 陳情者側からの要望があれば、区としては相手側と調整はさせていただきます。 ◆小俣則子 委員 この3回の説明会の中で、住民の方たちが具体的に第1回めの8月4日には社長が出てきたということがわかるんですけれども、2回、3回には社長が出てこなかったと、どうして出てこないのかというようなこともあるんですが、実際にはその12月3日は社長さんも来られるんでしょうか。 ◎宮山孝夫 住宅課長 出席予定というふうに聞いてございます。 ◆小俣則子 委員 実際にやはり住民の方たちが具体的な、建てることを容認するというよりは、やっぱりこれを読みますと、もう一回見直してほしい、中止してほしいという声のほうが強いなという感じはします。  12月3日がどういう会合になるかということも、とても私たちも見守っていきたいと思いますし、できればPTA関係の方たちの意向も聞いて、そういう機会をぜひつくって対応していただきたいということを申し上げて終わります。 ◆新村井玖子 委員 すみません、一つ資料をお願いしたいんですけれども、パチンコ店の進出に関しては、宝塚市のように、訴訟が起きたケースがあります。これは最終的に市のほうが敗訴したんですけれども、結果としてはパチンコ店は進出しませんでした。  ほかにこのような何かこう訴訟事例があれば、幾つか例を出していただければと思いますが、いかがでしょう。 ◎宮山孝夫 住宅課長 調査してみまして、該当例がありましたら、次回に資料を用意させていただきます。 ○田島進 委員長 ほかに。 ◆早川和江 委員 ちょっと初歩的なことで本当に申しわけないんですけれども、景観条例や何かは皆さんとの御意見を調整して、こういう景観でお願いしますと言ってから、その建築主がこうした景観条例に基づいてしますというような書類を出すんだと思いますけれども、今現在こういうような話になっているのに、江戸川区にはこの土地の持ち主ですか、その方はどういう許可申請をしてるんですか。 ◎室井邦昭 都市計画課長 今現在は、先ほどお話しした住宅等整備基準条例の事前協議と、それからその景観条例に基づく事前協議を、申請を出していただいているという状況でございますが、最終的には流れとしては、その景観ですとか、それから住環境の確保というふうな観点でいろいろ協議して、協定がまとまればその協定書の締結という形になりますが、今そこには至ってないという状況でございます。 ◆早川和江 委員 事前協議の申請をしただけですか。 ◎室井邦昭 都市計画課長 そうです。事前協議の申請を出してきておりまして、事業者としては本申請を出したいと、早く書類としては出して、手続を進めてほしいということは区のほうに再三言われておりますけれども、今こういったことで地域と話し合いが持たれていますから、その状況を見守っていきたい、それで書類のほうはそれを踏まえて進めていきたいというふうな話を今している状況でございます。 ◎新村義彦 都市開発部長 すみません、補足になるんですけど、前回の資料の6というのをちょっとごらんいただきたいんですけども。  住宅条例も景観条例もまだその許可申請というか、協議書、いわゆる本申請は受け付けていない段階です。事前協議をしています、事前相談というんですか。それをしている中で、前回もちょっと申し上げたんですが、区側の例えば駐車場の台数だとか緑化の面積だとか、それから景観のほうも、旧中川の河川軸に入っていますから、こういう色彩は使っちゃいけませんというようなものは当然事業者のほうも全部クリアした形で図面は描いているんですけども、一番の問題は住民の方々の要望がまだちゃんと聞いていないから反映されてないので、ちゃんと反映したものにしなさいということで、ずっと区は事前協議を続けているという段階なわけです。
     前回この委員会でも御審議いただいたときに、その辺のところを御説明する中で、社長が出てきてないとかというお話もいただく中で、実は都市計画課長と住宅課長がかなりあちこちへ行ってくれて、地元の町会の役員会にもあの後2人で行きまして、事業者をちゃんと区のほうで呼んでくるので、1回そういう場を持ちましょうって話をした中では、余り公言しにくいんですけど、やはり町会の中でもまだ聞きたくないみたいな御意見もあったらしいんです。その話し合いに応じるべきではないような御意見もあったようなんですが、でも、そうは言ってても、なかなかそれでは折り合いがつかないというようなことを御判断いただいて、じゃあそのさっき言っていました8人の役員の方が具体的な打ち合わせしましょうという形に町会さんのほうもなったというのは経緯としてあります。  それから事業者のほうも、1回出てきたきりで出てきていないでしょうと、ちゃんと社長が出てきて説明しなさいよというのは、これは条例の協議をしてる室井のほうからきちっと言って、じゃあわかりましたと、ちゃんと責任ある立場で出てきてやりましょうという結果になって、今度の土曜日がやっと設定できたというようなことなんです。  ですから、両課長は土曜日の3時からというふうに聞いてますけど、その場にも出席をして、間に入る形で話し合いを進めるというのが今の段階でございますので、どういうことになるかちょっとまだわかりませんけれど、少なくとも区がちゃんと間に入って双方の話し合いを持ちますので、その辺の議事録も御要望いただいているように提出させていただく中で、今後の推移を見たいという状況でございます。  それからさっきの風営法の55日も、この資料を見ていただくと、竣工の30日前に届け出るということですから、警察のほうも竣工の30日前に届け出て、55日というのがその営業許可までの60日の標準日数になってますから、今の段階で事業者も多分出してどうこうということではないと思いますので、ちょっと補足なんですけど、まとめて言うとそんな様子でございますので、御了解いただきたいと思います。 ◆早川和江 委員 はい、わかりました。どうもありがとうございました。  何か、8月だか何か私よくわからないですけど、受け付けをちゃんとしていただいたみたいなこともちょっとちらっと聞いたので、ちょっとそれはどうなのかなと思って聞いたんです。 ◎新村義彦 都市開発部長 そういう御認識をお持ちのようですけれど、実際の協議書の提出という段階ではないということですので、改めて。最初の事前協議の受付印なんかは押しています。それは事実でありますけれど、ちゃんとした協議書はまだですということでございます。 ◆早川和江 委員 じゃあ、今までの話、いろいろの議員からも出ましたね。いい悪いはその3日にしっかりと協議してもらうためにも、そうした本当の状況を皆さんにわかってもらって、そうした土台の上で皆さんでしっかり協議していただけるようにお願いいたします。 ○田島進 委員長 よろしいですか。  ほかに。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島進 委員長 ほかにないようでしたら、本日継続とし、議会閉会中の継続の申し出をしたいと思いますが、いかがでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島進 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第54号、江戸川区立公園他施設指定管理者基本協定書の一部削除を求める陳情について審査いたしますが、前回資料要求のありました件について、執行部から説明していただきますので、お願いします。 ◎水口智之 庶務課長 前回、54号につきまして資料要求がございました件につきまして、私のほうから御説明させていただきます。  まず、新村委員さんのほうから、契約事務規則の適用を受ける工事、その根拠や流れがわかる資料ということでございますけれども、お手元のほうにその資料を配付してございます。簡単に御説明をさせていただきたいと思います。  まず、地方自治法の中で、第234条、この1項の中で契約の種類が書いてございますけれども、その2項で、いわゆる一般競争入札を除くその他の契約について、これは随意契約も含むわけですけれども、政令で定める場合に該当するときに限り、これをすることができるというふうに書いてございます。  その政令でございますけれども、特に随意契約の場合は地方自治法施行令第167条の2項のほうで規定されてございます。1号から9号まで書いてございますけれども、今回の契約事務規則につきましては、その1号でございます。簡単にちょっと読ませていただきます。「売買、貸借、請負その他の契約でその予定価格が別表第5上欄に掲げる契約の種類に応じ、同表下欄に定める額の範囲内において普通地方公共団体の規則、これが江戸川区契約事務規則でございますけれども、その規則で定める額を超えないものをするとき」というふうになってございます。その別表第5が裏面に書いてございます。  今回陳情であった工事につきましては、いわゆる一番上、工事または製造の請負ということで、市町村の場合130万以内ということでございます。江戸川区の契約事務規則の中で、その別表第5を横引きしたような形で同じようなものが書いてございます。  以上が工事を随意契約で行う場合の流れといったところでございます。  次に、小俣委員さんからの、いわゆる過去に協定に基づき指定管理者の自主的な提案、経費負担によって修繕を行った事例があるかということでございますけれども、二つございます。一つが、平成18年の4月でございますけれども、ホテルシーサイド江戸川で、指定管理者のいわゆるこの提案あるいは自主的な経費負担によって、いわゆる宴会場、レストラン、フロントなどの改装工事を行ったものが一つ、それと、同じ18年度なんですけれども、スポーツセンターでレストランの改装工事を行ってございます。以上の2点でございます。 ○田島進 委員長 それでは、審査願います。 ◆新村井玖子 委員 説明をお聞きして、関係法令に関しては理解したところです。ちょっと、この陳情を出された方の願意が私はちょっとわからなかったので、資料を出していただきました。これを見ていると、ちょっと趣旨に、私としてはちょっとこう陳情者の方の趣旨がまだちょっとつかみかねるところがあるんですが、区が関係している規則、処理している規則とか、関係法令に関しては理解したところです。ありがとうございました。 ○田島進 委員長 ほかに。 ◆小俣則子 委員 これにのっとった指定管理者の方たちが2例あったということなんですが、例えば具体的に今度法人というか財団法人が、どういうことを具体的に想定できるかと、前回お話しましたら、入り口を広くするスロープをとか、木のいろいろ、どういう木がふさわしいのかということがあったんですが、改めて局長にお伺いしたいんですが、具体的にこれに基づいて、公園だとかいろいろな施設のことについての想定というのは考えられるんでしょうか。 ◎長谷川和男 えどがわ環境財団事務局長 前回の建設委員会で立原課長が平易な形で例を申し上げましたが、やはり私どもとしては、もう少し極端なというんでしょうか、例えば東小松川公園に今、売店がございますが、それはっきり言って春から夏に土日しか営業しておりません。そこをもう少し、例えばフランクフルトだとか焼きそばができるような厨房を設けて、もっと収益事業を展開したり、またその収益について有効活用という意味で、イベントの経費等にそれを充てていきたいとか、いわゆる自主事業に充てたいと、そういったときは恐らく区としては、そこまでは区の税金は投入できないから、ぜひそういう趣旨であれば財団のお金、資金でそういう改装等やってよろしいんではないでしょうかということが想定されます。  しかし、まだそういう運用する資金がないものですから、当面はこつこつそういう収益事業、いろいろオリジナルグッズなどを販売して、そういう経費を稼ぐという状況でございます。 ◆小俣則子 委員 それで、この12条の中に、今、資金がないというお話なんですけれども、ここの中に、乙の3ですね、12条の3項の中に、乙の経費負担により修繕を行うことができるということなんですけれども、これは収益を上げたお金でやるということなのか、いわゆる指定管理者として委託されたお金も利用していいのか、その辺はどうなんでしょうか、お金の出所の問題なんですが。 ◎水口智之 庶務課長 これにつきましては、いわゆるこの指定管理者が自己負担でやると、経費負担をやるということですので、例えばそのかかった工事費を、いわゆる指定管理の中に含むとか、後で精算するというものではございません。 ◆小俣則子 委員 わかりました。ちょっとまだ私も、よくわからない部分がありまして、かみ砕いていきたいと思います。  それで、ちょっと単純なことなんですけれども、この9月1日から名称が変わったということでありましたが、例えば前に、資料でいただきました、江戸川区立公園他施設指定管理者基本協定は、これを見ますと、江戸川区の多田区長と財団法人江戸川環境促進事業団の、また理事長の多田区長が甲と乙ということで協定してますよね。そうなると、今は実際は財団法人として公益財団法人としては土屋参与が代表理事となっていますよね。こういうときというのは、この契約をし直すということはないのかなと、これは単純な、こういうのは必要なのではないかなと、これをちょっと読んだときに思ったんですが、どうでしょうか。 ◎長谷川和男 えどがわ環境財団事務局長 これは9月の時点は、いわゆる法律にのっとって、いわゆる移行の手続をしたというものですから、4月の指定管理の基本協定は、それは有効に受け継いでいるということでございます。 ◆小俣則子 委員 今、公益財団法人に変わって、代表者が変わったとしてもそのまま継続するというふうに、それは当たり前のこととして、当然でいいということなんでしょうかね。 ◎長谷川和男 えどがわ環境財団事務局長 はい。 ◆小俣則子 委員 私もこの陳情を読んで、どうしてもちょっと理解できない。区とはやっぱりこう、そういう意味では区の契約、事務規則とは別個のもので、公益財団法人がそれぞれ判断で行うということになるのではないかという思いがいたしますので、もう少しちょっと読み込んで判断したいと思います。 ○田島進 委員長 ほかに。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島進 委員長 ほかにないようでしたら、本日継続とし、議会閉会中の継続の申し出をしたいと思いますが、いかがでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島進 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第62号、スーパー堤防に代わる「地中連続壁工法」での堤防強化を求める陳情について審査いたしますが、本定例会で新たに付託されましたので、初めに陳情文を事務局に朗読させます。 ◎区議会事務局    スーパー堤防に代わる「地中連続壁工法」での堤防強化を求める陳情                          (建設委員会付託) 受理番号 第62号         受理年月日 平成23年11月 2日                   付託年月日 平成23年11月29日 陳情者  ・・・・・・・・・・・・・・                ・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・ 陳情原文 いま、わが国は1,000兆円を超す借金があります。各種の年金も破綻状態にあります。このような環境の中で、完成まで400年、12兆数千億円もの巨費を投入する高規格堤防(通称スーパー堤防)は、果たして国民の理解を得られるでしょうか。  ここにTRD工法(等圧式ソイルセメント地中連続壁工法)という新しい技術があります。これは土にセメントを混ぜて強化、地中に連続的な壁を作る工法のことです。例えば幅は50~80cm、深さは20~30m、費用は前記で1m当たり50万円程度で済みます。幅も深さも自由に変えられます。液状化対策、地盤の補強、地下水の遮断にも有効です。  例えば、利根川の流量基準点の八斗(やった)島から銚子までの両岸約400km、江戸川は分派点の関宿から東京湾まで同約100km、合計500kmを2,500億円で完成させることが可能になります。地中の基礎部分に腐食の危惧が考えられるなら、部分的にステンレスでの補強も考えられます。  この方法なら、  1 住宅を壊す必要がない。  2 住民を長期間、移転させる必要がない。  3 新たな盛り土の必要がない。  北小岩の江戸川右岸2.2kmに要する1,700億円に比べ、500kmで2,500億円前後は極めて安価です。  仮に国が、1割から2割の重点区間を年内に発表する、というのであれば、是非このTRD工法(等圧式ソイルセメント地中連続壁工法)を導入されたく考えます。どうか江戸川区に於いても、スーパー堤防に代わるTRD工法(等圧式ソイルセメント地中連続壁工法)の採用をされますよう陳情します。 ○田島進 委員長 はい、よろしいですか。  ここでちょっと委員長として執行部にお尋ねします。  本陳情の願意は、江戸川区においてもスーパー堤防にかわるTRD工法を採用することを求めるものでありますが、江戸川区の行政としてスーパー堤防の工法を変更できる権限があるものなのか、あるいはないものなのか、質問いたします。 ◎淺川賢次 土木部長 堤防のその強化のための工法の決定権能といいますか、これは国にありますので、国にあります、そういうことです。それ以上のことはありません。 ○田島進 委員長 それでよろしいですか。  ただいまありましたように、本陳情は本区の権限外のことを求める陳情であり、区において実現できるものではありません。行政実例によると、当該地方公共団体の権限外の事項は不採択とせざるを得ないところでありますが、各委員の意見を聞き、結論を出したく思いますが、いかがでしょうか。 ◆大西洋平 委員 当事業については、私も本定例会で質問もさせていただきました。改めて研究もしました。その上で、本当堤防強化に関するその工法の選定は、国のもう国交省の権限なんですね。国交省では、本区当該地域について、高規格堤防の工法を採用しています。  今、淺川部長からも御答弁ありましたけれども、明らかなように、本区の江戸川区の権限外のことをも求めている陳情ですから、残念ながら議論の余地はなく、不採択として結論を直ちに出さざるを得ないと意見を申し上げます。 ◆竹内進 委員 今、部長のほうからも答弁いただきましたけども、確かにこの陳情については堤防強化の工法の陳情でございますし、委員長のほうからもお話のあったように、行政実例等にもあるとおり、権限外だということは不採択でよろしいということでございますので、私としてもそのようにさせていただきたいなと思っております。 ◆新村井玖子 委員 工法に関しての決定権が国にあるということはわかりましたけれども、陳情者の方たちの意を酌むと、この18号のスーパー堤防構想の撤回を求める陳情というところに関係したところに、こういうことがいないかということだろうと思います。スーパー堤防に関しては、まだまだ私たちも国の方向、一、二割、箇所付けもこれから先のことですし、ここでそのスーパー堤防工法のほかにも堤防強化ということに関しては江戸川区はずっとしていかなければいけないことですから、これをこの地中連続壁工法というのを含めた形で、北小岩のことも陳情に含むという形で、私としてはここですぐに不採択ということは、ちょっと反対の意見を表明しておきます。 ◆小俣則子 委員 私も今、新村委員と同じように、ここですぐ出されて、権限が国にあるということはわかります。しかし、この陳情の中身は、ここの審査の中でも代替案というか、スーパー堤防でなく、どういう方法があるのかということがなかなか出てこないではないかという意見もありました。そういう中の一つの案として、地中連続壁工法というのがあるのではないかという思いが、やはりここの陳情には出されていると思います。  そういう点で、今すぐ今回出されてすぐ不採択というのではなくて、この陳情者にその旨も委員長、副委員長でお話されて、違う形で陳情を出されれば、またこの地中連続壁工法についての検討はこの委員会でできると思いますので、今日すぐ不採択というのではなく、陳情者とぜひ会って話していただきたいというふうに思います。 ○田島進 委員長 今、各会派から意見をいただきました。その意見を踏まえた上で、この第62号陳情については、先ほど申し述べましたとおり、本日、結論を出したいと思いますが、よろしいですね。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島進 委員長 それでは、本日結論を出したいと思います。  意見開陳に入ります。  初めに、自由民主党より、意見開陳をお願いします。 ◆早川和江 委員 それじゃ、自民党として意見を述べさせていただきます。  今回付託されましたこの62号の陳情は、北小岩ラインはスーパー堤防に反対であるという意見だと思います。北小岩の江戸川の右岸2.2キロにおける、等圧式ソイルセメント地中連続壁工法にかえることを求めていると思います。  堤防を強化する工法もいろいろあると思いますけれども、この工法を選定するのは、今、淺川部長もおっしゃっておりましたけれども、私たちの自治体ではなくて国土交通省の権限なんですよね。既に平井や小松川の地域はスーパー堤防工法を採用しております。  我々自民党といたしましては、従来からスーパー堤防事業を推進をしている立場でもあります。本陳情は江戸川区の権限外のことを求める陳情でもあります。私たちは不採択の結論とさせていただきます。自民党としては不採択でございます。 ○田島進 委員長 次に、公明党。 ◆竹内進 委員 先ほども申し上げたとおり、この陳情自体が工法の陳情でございますし、行政実例等にもあるとおり、権限外のものについては不採択としていいということでございますので、我が会派としましては、これを不採択ということでございます。 ○田島進 委員長 次に、民主・ネット・えどがわ、お願いします。 ◆新村井玖子 委員 先ほどからその工法の決定権は国にあるからとかいうことですけれども、江戸川区に住んでらっしゃる住民の方たちが出してきた陳情を、まずその行政実例として不採択としていいということだからといって、何の審査もしないで不採択ということは、ちょっと私としては納得がいきません。  私たちは合同会派のものですから、ここで私が私の意見を言って、会派の意見として述べることができないものですから、ここは今回は一度持ち帰らせていただきたいと思います。会派を代表してここに来てますので、会派の意見をまとめさせていただきたいと、ここで一つお願いをします。  個人的な意見になりますけれども、今まで管轄外だからといっても、都や国に意見書として区から出すということもいろいろな場面であったわけですから、何もここですぐ、していいということで不採択にするということには反対の意見を申し述べます。 ○田島進 委員長 反対ですか、はい。 ◆小俣則子 委員 私も先ほどもお話しさせていただきましたが、新村委員と同じように、ここの場で不採択にするということについては反対です。  それであくまでも、18号の陳情にかかわって、代替案はないかということが前提でこういう案も江戸川区の建設委員会で審査してほしいという思いだと思います。こういう思いは受けとめることが十分できます。ですからその門前払い的に何の審査もしないで、これは不採択というのではなく、やはりその辺についてはきちっと受けとめるという立場で不採択には反対です。 ○田島進 委員長 今、全会派から意見を聞きました。そして一部の委員から会派に持ち帰らせたいという意見もありましたが、先ほど皆さんの意見を聞いた上で、本日結論を出すという決定をさせていただきましたので、いずれにしても本日結論を出させていただきます。  意見が分かれておりますので、採決します。  第62号陳情について、採択することに賛成の委員の方は挙手願います。               〔賛成者挙手〕 ○田島進 委員長 挙手少数であります。  したがいまして、第62号陳情は、不採択すべきものと決しました。  次に、第66号、「盛土のない区画整理案」についての陳情及び、第67号、東京都市計画事業北小岩一丁目東部土地区画整理事業に隣接した堤防事業に「地中連続壁」工法採用を求める陳情については、いずれも本定例会で新たに付託されたものですが、前委員会において結論を出した、北小岩一丁目東部地区土地区画整理事業に関する陳情と関連するものですから、一括して審査したいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島進 委員長 それでは、そのようにします。  初めに、陳情文を順次事務局に朗読させます。 ◎区議会事務局 
      「盛り土のない区画整理案」についての陳情                          (建設委員会付託) 受理番号 第66号         受理年月日 平成23年11月21日                   付託年月日 平成23年11月29日 陳情者  ・・・・・・・・・・・・・・                    ・・・・・ ・・・・・・・・・ 陳情原文 スーパー堤防と一帯の、土地区画整理事業の中止と根本から見直しを提案します。私たち「北小岩一丁目東部地区18班」の住民は、盛り土を前提とした土地区画整理事業に反対です。堤防から千葉街道が傾斜地になり、なおかつ、段々畑状の宅地造成は、誰ものぞみません。即時撤回すべきです。  私たちは、ボーリング調査で、何ら問題のない現況の土地の上に、新しい土地区画整理を希望します。  対案として、盛り土をやめて、市川橋寄り出口の千葉街道の下にトンネルを造る事により、江戸川区側が当該地区の難点と主張している、市川橋からUターンしての車両乗り入れを回避できる事。  また、下のトンネルができる事により、地域住民のみならず、市川橋際の出口を横断する人や、自転車等の交通事故を大幅に減らす事ができます。  また、私たち地域住民は通勤や買い物に大変便利となり、京成江戸川駅へのアクセスと、この地域への物品の搬入・搬送が、格段に改善されます。  私たちは、今回の大震災で、如何に土地地盤が大事かという事を学習しました。盛り土がないので、大地震等の地盤に対する心配がいりません。  江戸川区は、再三にわたり水害の脅威を、この地域の私たち住民に強調してきましたが、当該地域は、広い河川敷を有し、区内では1、2の高い地盤地域です。  盛り土をやめて、私たちの新しい案にすれば、長期移転も不要となり、本件事業の時間とコストを大幅に改善し、高齢者の多いこの地域住民が、最も望んでいる一日も早い事業の完成が可能となります。  また、本案は、賛成派と反対派とに分断された地域住民の感情修復が可能となり、ゆえに、最大の利点は、土地区画整理事業の早期完成が可能となる事です。  コスト面からは大幅に削減された分を、再建築費用の補助として、高齢者各戸に補助金を配分する事や、この地域に新築される住宅の屋根にソーラー発電パネル費用の補助が可能となります。これで、移転後の再建築費用の心配が解消されます。少なくとも、蔵前橋通りの歩道橋に簡易エレベーターを取り付ける事などたやすいものです。  以上の事を、江戸川区に対案として、陳情いたします。   東京都市計画事業北小岩一丁目東部土地区画整理事業に隣接した堤防事業に「地中連続壁」工法採用を求める陳情                          (建設委員会付託) 受理番号 第67号         受理年月日 平成23年11月24日                   付託年月日 平成23年11月29日 陳情者 ・・・・・・・・・・・・・・            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                           ・・・ ・・・・ 陳情原文 現在、北小岩江戸川町会18班地区に関し、江戸川区は土地区画整理事業と高規格堤防整備事業との共同事業協定を国と締結を目指すとしています。  しかし、高規格堤防事業の推進にあたっては、北小岩一丁目東部地区全体の一斉立退きが必要なこと、盛土造成工事に長期間を要すること、高規格堤防特別区となることによる土地所有権の質的変化を伴うことなど、通常の土地区画整理事業に比較して、当該地区住民への負担の増大という課題を招いています。減歩率を低減することや現実的な盛土造成期間の短縮などでは、その課題の解消は困難であると見受けられます。  そこで、本陳情は当該土地区画整理事業に隣接する堤防に超過洪水対策工事が必要であるなら、「地中連続壁」工法を採用するよう国に求め、先の課題の解消を得ることを提案するものです。この工法を採用することにより、当該土地区画整理事業は通常の土地区画整理事業とすることができ、必ずしも地区全体の一斉立退きが必要ではなくなり、大規模な盛土造成工事が必要ではなくなり、土地所有権の質的変化も必要ではなくなります。なにより当該住民の負担を抜本的に軽減できるものと考えられます。加えて、本陳情による方式は、堤防に守られることを必要とする江戸川区での堤防強化工事を現実的な費用対効果や時間の範囲で実現することにより江戸川区民の安全と安心を確保する施策となると考えています。  よって、東京都市計画事業北小岩一丁目東部土地区画整理事業に関し下記のとおり陳情します。                 記  1 スーパー堤防に代わるTRD工法(等圧式ソイルセメント地中連続壁工法)を採用すること。  2 東京都市計画事業北小岩一丁目東部土地区画整理事業に隣接した堤防事業に「地中連続壁」工法を採用すること。  3 江戸川区スーパー堤防整備方針を見直し、柔軟な堤防強化策を採用することにより早期に区民の安全と安心を確保すること。 ○田島進 委員長 本件の審査につきましては、本件に関する北小岩一丁目東部地区土地区画整理事業に関しての陳情は、前回当委員会で結論を出しているところであり、陳情審査の整合性からこの地区の陳情は委員会ですべて結論を出したと正副委員長で判断いたしました。  よって、資料要求を省略し、本日一括して結論を出すことといたします。よろしいですか。 ◆小俣則子 委員 先月14日に5本の陳情については結論を出しました。そこの中で審査されなかった具体的なここに書かれている、例えば66号の中身については、盛土をやめて、そこの市川橋寄りの出口の千葉街道の下にトンネルをつくることによって、そうすればいろいろ解決できるんではないかという新たな提案が出されています。そういうことについては、何ら審査していません。前回このことについてはしていません。ですから、こういうことが可能なのかどうなのかということも含めて、その辺については審査すべきだと思います。 ◆新村井玖子 委員 私も今、小俣委員がおっしゃいましたけれども、実際に中身が変わってきている陳情ですので、もう一度きちんと意見をまとめる、私たちが審査するということが必要だと考えます。 ◆大西洋平 委員 今回付託された第66号、第67号の陳情はいずれも本当に血の出る思いで、本当前回結論を出した第15号、第23号、第44号などと同様で、同僚委員の方からのいろいろの御意見もありますけれども、これは本当に長年、長年なんですね、建設委員会、この問題、当問題について、当委員会以前ずっとやってるわけなんですね。  この北小岩一丁目東部地区におけるこの高規格堤防と一体化した区画整理事業についての工程ではない、本当に陳情でございます。もちろん新たな御意見ですので、お受けとめはしますが、既に議論は十分尽くしていますと私は思います。ですので、本日結論を出すべきだと、私は意見を申し上げます。 ◆竹内進 委員 私としましても、委員長のほうで、正副の委員長のほうで陳情の整合性から今日結論を出すべきだという御意見でございますので、私としましても、そのように認識しておりますので、結論を出していただきたいと思います。 ○田島進 委員長 第66号及び第67号陳情につきまして、少数の委員から継続の発言がありましたが、多くの委員は結論を出す御意見となっています。  よって、本日結論を出すことといたします。  それでは、意見開陳に入ります。  初めに、自由民主党より、意見開陳をお願いします。 ◆早川和江 委員 この66号、67号の自由民主党として意見を述べさせていただきます。  この当該地区の土地区画整理事業は三方を土手で囲まれた窪地の状況の地域であるということは、もう長年、皆さんと話し合ってもきました。そして木造や旧耐震基準の建物の割合が非常に多くなっているところでもあります。そして生活の環境の改善や防災上の課題の解消を早急に取り組む必要があると考えております。地元の皆さんには事業の説明をしっかりとして、住民の不安や疑問の解消に全力で取り組んでいるところです。  今後もさらに努力をしていただきたいと思っています。安全安心のこうした街づくり、江戸川区としていつまでもこれを不便で不安な状況のままにしておくわけにはいかないんです。  自民党としては、前回意見を述べたとおりでございます。この18班地区の皆さんには、一日でも早くゆったりとした心で過ごしていただけるよう、各会派も意見開陳して、この2本の陳情を継続していつまでも長引かせることなく、今定例会で議会のしっかりとした考え、こうした態度を示すべきだと考えます。よろしくお願いします。 ○田島進 委員長 次に、公明党。 ◆竹内進 委員 我が会派としましても、前回意見開陳をさせていただいたとおりなんですけども、とにかく早く進めていただきたいという住民の声も当然ありますので、平成21年のときにも、逆に早期実現を求める陳情等も当然出ておりまして、そういった意味からもこの陳情については不採択ということでございます。 ○田島進 委員長 次に、民主・ネット・えどがわ、お願いします。 ◆新村井玖子 委員 制度上、区画整理に関しては住民の方たちが公の場でいろいろな意見を言うところはありますけれども、これは殊スーパー堤防に関してはスーパー堤防に関しての住民の方たちの思いを訴えるという公的な場所は今のところないわけで、例えば区議会のこの建設委員会や、それから都なり、陳情を出すということが限られた住民の方たちの意見表明の場であったわけです。  今回この18班の方たちはそれを訴える場所がないからということで大変な選択をして、現在訴訟を起こしたということも、その住民の方々たちのその思いが反映され、思いのたけを反映した行為だと思います。  私たちは、やっぱり議会として住民の方たちの意見を受けとめるということをかんがみれば、一度審査して不採択にしたということはあるんでしょうけれども、内容が変わってきたものに関しては、やはり私たちは議会としてその審議をすべきだと考えますので、私はこの陳情を不採択とすることには反対の意見を表明します。 ○田島進 委員長 次に、日本共産党、お願いいたします。 ◆小俣則子 委員 私も結論から言いますと、この陳情不採択については反対です。そして、結論を出せというのならば、これについては採択すべきという結論です。  今、いろいろるる、お話がありましたけれども、実際にここに住んでいる、特に東部、ここの北小岩一丁目東部地区の中は、江戸川区の平均年齢、65歳以上の方たちが40%近く住んでいらっしゃるということもあり、本当に80歳、90歳の方がついの住みかとして家を建てかえられた方もいるという中で、不安や疑問があって、その不安や疑問を解決するために丁寧に説明しろなどというようなことではできないんですよ、そこに生きているんですよ。もし、私が90歳で、そこをついの住みかとしてそこの地を選んだとき、あなたたちはスーパー堤防になるんだからどきなさいと言われてどけないですよ。もう90過ぎて。そういう方たちの思いを、私たちはしっかり受けとめるのが、やはり区民から選ばれた代表だと思います。  また、スーパー堤防に関しても、いろいろな疑義がある、そして盛り土についても、私も今回の大震災で盛り土のスーパー堤防がいろいろ壊れた、陥没したというのを実際に行って見てきました。そういう点では盛り土のない区画整理事業というのが本当に切実だという思いが、私も実感しました。そういう点で、この陳情について、また67号については、この地中連続壁工法採用を国に求めてほしいという中身も載っています。これは当然のことだと思います。  ですから、この陳情については、採択すべきと思います。そして、今日結論を出すということについては、非常に本当に先ほどの陳情に対してもそうですが、まさに門前払いで、区民のこういう陳情を出す思いに対してやっぱり真摯に答えていないんではないかという思いを伝えさせていただいて終わります。 ○田島進 委員長 意見が分かれておりますので、採決します。  第66号及び第67号陳情について、採択することに賛成の方は挙手願います。               〔賛成者挙手〕 ○田島進 委員長 挙手少数であります。  したがいまして、第66号及び第67号陳情は、不採択すべきものと決しました。  以上で陳情の審査を終わります。  次に、所管事務調査については、本日は継続とし、閉会中の継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島進 委員長 それでは、そのようにします。  次に、執行部報告がありますので、お願いします。  初めに、都市開発部お願いいたします。 ◎眞分晴彦 まちづくり調整課長 私から2点御報告させていただきます。  机上に資料をお配りさせていただいておりますが、環七シャトルバス(シャトル☆セブン)増便に伴うダイヤ改正の実施についてでございます。  このたび、今月12月16日金曜日に、現在1日当たり120便で運行しておりますシャトルバスを12便増便いたしまして、132便で運行を開始させていただきます。今回の12便の増便につきましては、亀有駅を発着するものを12便増やさせていただくこととなります。  裏面に白黒で恐縮でございますが、このようなポスター、実際にはこれカラーでA2判程度の大きさのものでございますが、こういったポスターを区内の広報掲示板、約550カ所ですとか、区の施設、それから京成バスの車内等に掲示させていただいて、利用促進のPRもあわせて図っていきたいというふうに考えているところでございます。  2点目でございますが、こちらも机上に資料を配付させていただいておりますが、こちらは7月に原案説明会の開催ですとか、縦覧の実施について途中の経過報告をさせていただきました二之江西地区の地区計画と古川親水公園沿線地区の景観地区及び景観形成地区地区計画の決定について、これまで地元の住民の方々といろいろお話し合いをさせていただいたり、法令に定められた手続、説明会等を開催させていただいたわけでございますが、先日江戸川区の都市計画審議会並びに東京都の都市計画審議会等手続が整いましたので、この12月19日にそれぞれの地区について決定告示をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。  裏面には、区域図をお示しさせていただいておりますが、新川の北側で環状七号線の西側、一点斜線で囲みました区域が二之江西地区51.3ヘクタールの区域でございます。古川親水公園沿線地区につきましては、古川親水公園の沿った区道等がございますが、その道路境界から20メートルの範囲を対象とした区域となっております。 ◎淺川賢次 土木部長 土木部のほうから、最初に篠崎公園の整備計画についての御報告をさせていただきます。  今年の1月に、東京都は公園審議会に篠崎公園の整備計画について諮問をして、どのような形がいいかということの検討をしてきていただいていたわけですが、このたびその中間まとめがまとまりまして、本日から2週間、公表の上パブリックコメントという流れになってますので、その内容について御報告をしたいと思います。  お手元の資料のA4のほうですけど、一番上に整備計画策定の方針というのがありますので、そこをごらんいただきまして、(1)、(2)、(3)とあります。  1点目はこの地域の広域レクリエーション拠点、それから地域の憩いの森ということをテーマで整備しましょうということであります。  それから2点目は、ここが肝心なところですが、防災拠点として震災時のみならず、水害時にも対応できる広場の高台化と避難動線の確保ということで、初めて篠崎公園を高台化するということがここで位置づけられようとしています。このことは、区長サイドももちろんなんですが、議会のほうもさまざまな形で御要請いただく中で、やっとそこに来たということで、私たちもうれしいと思っていますけども、このことを御報告を特にさせていただきたいということであります。  それから3点目は、この地域とともに成長する公園ということで、一気にいろいろやりきれないんですけども、いろいろな御意見いただきながら、いいものにしていきたいという意思がここに入っています。  スケジュールのほうは、ここで中間まとめを公表して、年が明けまして、2月下旬には最終まとめという格好になってまいります。その後、整備ということが出てきますが、整備のスケジュールは相当まだ時間がかかりまして、一気にいかないわけですけれども、初めて高台化が位置づけられたということを御承知いただきたいと思います。  次のページに資料1ということで、表のほうは講釈がたくさん書いてありますが、御関心のある方は読んでおいていただければと思います。裏のほうに、それの図面がついています。区域どりは当初の計画どおりということですけれども、特に左上の図面で簡単に御説明を申し上げますと、左の上のほうがこれ、江戸川です。それからずっと、黒く塗られているところがほぼ既存の公園の位置いうことですけれども、このあたりはスポーツレクリエーションエリアというふうに言ってますが、これも全体的に高台化していきます。それからその次、右へ曲がって憩いのエリア、それから大芝生広場エリアということで、避難ゾーンを広くとりながら高台化を図っていくという流れで整備をしてまいります。  それから、遊びのエリアというのは特に少年野球ですとか、今既存の施設ありますが、こういうものを再編しながら高台化を図っていくというようなことになってまいります。その上に、エントランスエリアとありまして、篠崎駅方面にひょろひょろっと京葉伝い沿いに伸びていますけど、これはこういうふうに今計画がありますが、細長いところですので、エントランスとしての遊歩道的なものを整備していくということです。  それから京葉道路を挟んで南側ですけれども、森の広場エリアということで、全体を高台化しながら、緩やかに既存の市街地とすり合わせるという形をとりますけども、その傾斜地のところは森林化、木をたくさん植えて森林にして、いろいろな形で森と触れ合える環境にしましょうと、高台のほうは芝生等を植えて、ここに避難できると、日常時は多目的広場的に使っていただくということになりますが、こんなことであります。  それからその北側に健康エリアというふうに、東側ですか、健康エリアというふうにありますけれども、これはテニスコートですとか、今、谷河内あたりにありますが、ああいったものも集約しながら、この位置で再編を図ろうかと。既存のスポーツ施設等は再生をしながら、ある程度の集約をして、全体的には森の公園をつくって高台化を図ると、こういうことになりましたので、御報告をさせていただきます。 ◎田島弘明 駐車駐輪課長 交通安全キャンペーンにつきまして、2件御報告させていただきます。  1点目は、平成23年TOKYO交通安全キャンペーンです。ペーパーとカラーのリーフレットを用意させていただきました。  平成16年から警視庁・東京都・市区町村が連携してやっております交通安全キャンペーンです。目的としましては、年末期における交通事故防止と渋滞防止を図ることを目的としております。  期間は本日12月1日から12月7日までの7日間です。江戸川区でも区内広報板、施設、小学校などにポスターを掲示しましたり、広報えどがわにPR記事掲載、青パトによる巡回PRなどをしてまいります。  ちなみに、一番下に参考として書かせていただきましたが、このキャンペーンと連動しまして、年末の12月22日から28日の7日間、忘年会シーズンであることもありまして、飲酒運転根絶を主たる目的としまして飲酒運転させないTOKYOキャンペーンも展開してまいります。  2点目です。  自転車マナー向上推進キャンペーンの報告です。  12月7日水曜日、早朝なんですが、8時半から9時半まで区役所の前庭広場で自転車走行のルールとマナーの向上を図るためにキャンペーンを行います。小松川警察署長、江戸川区長、小松川交通安全協会会長が来ていただきまして、キャンペーンを行います。キャンペーンの後は区役所周りの交差点で啓発活動を行います。  早朝なんですが、ぜひお時間のある委員におかれましては、ちょっと御出席していただければと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○田島進 委員長 環境財団は何かありますか。 ◎長谷川和男 えどがわ環境財団事務局長 ございません。 ○田島進 委員長 ありがとうございました。
     ただいまの報告について、何か質問ございますか。 ◆小俣則子 委員 今、都立公園の高台化の問題で、ちょっとよく、どこを高台化にするかわからないんですけども。お願いします。 ◎淺川賢次 土木部長 ちょっと説明がうまくできないで恐縮です。大体AP6メートル程度に上げていきたいというふうに言っておりまして、高台化する平地はおおむね21ヘクタール程度、平地をつくって、それで全体になだらかにすり合わせるってことなんですね、既存の市街地に。その場所なんですけども、ほぼ全面的です。ちょっと絵がわかりにくいんで恐縮ですが、ここはこの白っぽいところ、白く薄く見えるところを高台化します。 ◆小俣則子 委員 森の広場ですか。 ◎淺川賢次 土木部長 森の広場のところ。それからこちら側はですね、これは長っ細いんですけど、言ってみれば、尾根ができるみたいな形に、ずっと。 ◆小俣則子 委員 土手みたいな。 ◎淺川賢次 土木部長 幅の広い土手ができるみたいな。緩やかな傾斜の土手ができるみたいな。言ってみれば、スーパー堤防みたいな形のものができるということなんですけど。  ちょっとわかりにくくて恐縮なんですけど、だからそういう意味ではずっと長っ細く、この辺の真ん中のところは広い広場になって高台化になって、こういう細いところは土手のような感じで、最終的には江戸川の堤防まですり合わせていくというイメージでいます。 ◆小俣則子 委員 もっとわかりやすいというか、色別の、これはきっとカラーなんだろうなと思うんですが、何か資料、インターネットか何かで出せるんでしょうかね。それでここも全部高台にするということですね。ここ、ここも。 ◎淺川賢次 土木部長 公表されてる資料はありません、それ以上は。検討していた過程の資料はあるんですけど、公表はちょっとできないってなことになってるようでして、それ以上ないものですから、どうしてもとおっしゃるんなら、ちょっと個別に。 ○田島進 委員長 ほかに。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島進 委員長 以上で執行部報告を終わります。  次に、その他について何かございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島進 委員長 それでは、次回の委員会ですが、12月26日(月)、午前9時を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で本日の建設委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。                      (午後 0時13分 閉会)...