├────┬───────────────────────────────────────┤
│事務局 │渡辺議会総務課長 関谷議会担当係長 松村書記 │
├────┴───────────────────────────────────────┤
│ 会議に付した事件
│
├────────────────────────────────────────────┤
│1.
会議録署名委員の指名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
│
│ 芳賀委員、
河原委員を指名する。
│
│1.
委員会の
運営・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
│
│ 正副委員長案を了承する。
│
│1.
平成29年度
豊島区
ごみ収集量・
資源回収量について・・・・・・・・・・・・・ 1
│
│ 井上ごみ減量推進課長より
説明を受け、
質疑を行う。
│
│1.次回の
日程について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
│
│ 9月4日(火)午前10時
委員会を
開会することとなる。
│
└────────────────────────────────────────────┘
午前10時
開会
○
清水みちこ委員長 それでは、ただいまから
環境・
清掃対策調査特別委員会を
開会いたします。
会議録署名委員を御指名申し上げます。
芳賀委員、
河原委員、よろしくお願いいたします。
───────────────────◇────────────────────
○
清水みちこ委員長 委員会の
運営について、正副
委員長案を申し上げます。
本日は、
案件1件を予定しております。
最後に、次回の
日程について、お諮りいたします。以上ですが、
運営について何かございますか。
「なし」
───────────────────◇────────────────────
○
清水みちこ委員長 それでは、次に、本日の
案件に移ります。
平成29年度
豊島区
ごみ収集量・
資源回収量について。
理事者より
説明がございます。
○
井上ごみ減量推進課長 それでは、
平成29年度の
豊島区
ごみ収集量・
資源回収量がまとまりましたので、御
報告させていただきます。
資料をお取り上げ願います。
まず、1の
ごみ収集量について、でございます。
平成29年度の
可燃ごみ、
不燃ごみ、
粗大ごみ、それぞれの
区収集量と
区民1人1日
当たりの
ごみ量でございますが、
可燃ごみは5万2,435トンで、前年度より86トンの
増加。
不燃ごみは2,030トンで、前年度より4トンの
減少。
粗大ごみは2,166トンで、前年度より153トンの
増加。そして
区民1人1日
当たりの
ごみ量は541グラムで、前年度より2グラムの
減少、となっております。
下の
グラフ、
ごみ収集量の
推移をごらんいただきますと、
可燃ごみは、
平成25年度から順調に
減少していたところが、
平成29年度は微増したことがわかります。
不燃ごみは、
平成25年度から順調に
減少していることがわかります。
粗大ごみは、
平成25年度から増減を繰り返しておりますが、ほぼ
横ばい状況であることがわかります。
区民1人1日
当たりの
ごみ量は、
平成25年度から順調に
減少していることがわかります。
このことから、
ごみ量が
減少傾向にあることには変わりないことがわかります。
平成29年度の
合計が
増加しているのは、
人口の
増加、そして
転出入などに伴い、
粗大ごみが
増加していることなどによるものと考えられます。
次に、2の
資源回収量について、でございます。表に記載されているとおり、区が行っている
行政回収は、1万971トンで前年度より411トンの
減少。
町会に御協力いただき進めております
集団回収は、3,119トンで前年度より363トンの
減少という
状況でございます。
そして下の
グラフ、
資源回収量の
推移をごらんいただきますと、25年度からの
資源回収量の
合計は、
減少傾向で
推移しております。
回収量が
増加傾向に至らないという
状況につきましては、インターネットの普及、利用などにより、
新聞や雑誌などの
回収が減収をしていることなどによるものと考えられます。
雑駁な
報告でございますが、以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○
清水みちこ委員長 説明が終わりました。
質疑を行います。
○
村上典子委員 順調に減っているということですけれ
ども、
人口がやはり、先日29万人を迎えたということで、1人
当たりの
ごみ量というのは、この辺は
人口が、ふえた
人口に対しての
ごみ量であって、その辺どういうふうな評価をしているんでしょうか。順調だというところと、
流出入による
粗大ごみの
増加というところぐらいでしょうか、
人口増加が与える
ごみ収集量のことに関しては何かコメントありますでしょうか。
○
井上ごみ減量推進課長 簡潔に申し上げますと、
人口がふえている割には
ごみの量がふえていないということになるんです。これを概算で申し上げますと
人口増が28年度から29年度ですと、
プラス2,804人で、
増加率が100.99%というところがございます。ところが、
ごみのほうは、
プラス合計で236トンで100.42%の
増加ということで、
人口増のほうが、
ごみの
増加率よりも上回っているという
状況ですので、1人1日
当たりの量は減ってきているという
傾向でございます。
あと、
人口の
お話ですと、
転出入、
豊島区の場合は例年、大体3万人程度、やはり
転出入がございます。ですので、その
方々が、やはり
転出入の際に
粗大ごみを出されるというのは、この4年続いていることだと思います。また中には安価な家具とかで、いわゆる寿命といいますか、買いかえの速度が早まっているんではないかということも考えられます。
粗大ごみがちょっと、突出してふえてきているというところがございます。
○
村上典子委員 人口がふえている割には、
ごみはふえていないということで、
ごみを出さない
生活というか、
あとは
資源に、その割には、
資源はどうなのかなという気はするんですけど、
資源回収量は、先ほどのようにこれは
新聞も含めてですので、
新聞を読まない人もふえているというところで、
社会状況が変わってきている
部分もあるのかなと思います。
そこで、第三次
豊島区
一般廃棄物処理基本計画と、2014年から2028年まで15年間の
長期計画の中の
最後に、
ごみ量の予測と
計画目標というのがありまして、これが
平成30年度、今年度が
短期目標のところで
見直しが入るのかなと思うんですけれど、これに比べて、これは大きく
人口が違うのかなというふうに思うんです。この長い
計画目標に対しての、
平成29年度の実績というのはどのように評価しているか。
○
井上ごみ減量推進課長 今の御
指摘、大変、重要なところでございまして、実は
平成30年度の1人1日
当たりの
目標は、540グラムというふうに定めました。以前の
計画です。それが、29年度は541ということで、ほぼ同じ、1年前倒しで達成しているという
状況がございます。それに加えて、
人口は多くなっているというところですので、それを勘案しますと、実際、
目標値をかなり上回っている
状況というふうに、私
ども分析しているところでございます。
ですので、
計画を立てた当時の
人口予測、これから、また
計画を改定していく際には、その
人口予測に基づいて、この5年なり10年の
減少率などを勘案して、
目標値もこれからまた定めてまいりたい、というふうに考えております。
○
村上典子委員 具体的に、
長期計画なんで、いつ
見直しはやるんでしょうか。
○
井上ごみ減量推進課長 計画の
見直し、何といいましても、大もとといいますか、大切なデータは
ごみ量になりますので、実は今年度から、
豊島区では
池袋駅
周辺繁華街地区の
ごみ収集の
見直しというのを行っております。そして、
あと不燃ごみの
資源化というのも始めましたので、今年度終わった後、要するに、新しい
状況での
ごみ量はどうなってくるか、その辺を踏まえて、次の
計画に入りたいと思いますので、早くても、
平成31年度以降になるかと思っております。
○
村上典子委員 着実に
計画に基づいて行われているというところと、
あと、
人口増のところをどう考えるか、ということなんです。この間、ちょっと
一般質問でも、
ごみ回収等では、かなり大きな税金を使っているというところで、そうしますと1人
当たりの
ごみの量は減っているんですけれ
ども、
人口がふえていることによって、今年度の
収集の
予算等に影響するほどかどうか、という
部分を教えていただければと思います。
○
井上ごみ減量推進課長 ごみ収集量の
予算上への影響というのは、今年度は認めてございません。今年度の
予算の
範囲でできる
状況でございます。
また、
資源の
回収につきましても、本年度ちょっと
業者が変わったということもございましたけれ
ども、前年度よりも、下回るような
予算でできる
範囲で、今、努力しているところでございます。
○
村上典子委員 ぜひ、安定的な
ごみ収集、また、できるだけ燃やさないで
リサイクルにいくように、それで、また
リサイクルよりは
リデュースということで、
ごみの出ない
生活というものの
普及啓発に関しても、努力していただきたいと思います。
○
渡辺くみ子委員 何年ぶりかに戻ってきたという
感じで、済みません、頭下げることないですけど、失礼しました。
だから、ちょっとずれている
部分があるかなというふうな認識を持っているんですが、今の御
質疑の中で、ちょっとその全体像がふえているのは、
人口増とそれから転出、
転入等の
関係というような
お話がありました。今後、いろんな
まちづくりを、さっき
池袋駅周辺の話もありましたけれ
ども、この数年間の中で、開発がものすごく行われて、
相当数、
区民の方がふえるという
感じもあるんですけれ
ども、そういうことに対する
構えとか、何かあるんでしょうか。
○
井上ごみ減量推進課長 人口増によりますやはり
ごみの
排出量、
ごみといいますか
廃棄物の
排出量というのは、当然、
増加してくる
傾向にあります。ただ、私
どもの場合は、
啓発事業に力を入れて
分別して出していただく、そして、また
豊島区の場合は、
可燃ごみにつきましては、全域で週2回という体制になりましたので、そういったところから
ごみの
減量を推進していく。
資源をふやせばその分
ごみが減ります。ですから、我々としても、
ごみを減らして
資源をふやしていこうということで、今も取り組んでいますし、直接すぐ
効果が出るわけではございませんけれ
ども、
出前講座といいまして、
分別の大切さ、
あと、
食品ロス削減の大切さ、そういったことについて、小学校で
出前講座をしていたんですけれ
ども、2年ぐらい前から
保育園でも行っております。昨年は
保育園でかなり人気がございまして、10園以上の
保育園で、果たして幼児がわかってくれるんだろうかと不安にはなったんですけど、職員が非常に上手に
説明して、
園長先生からも非常にお褒めの言葉をいただいたりしておりまして。ですから、そういう
お子さんが御家庭へ帰って、やっぱり
分別の大切さ、リユース、
リデュース、そして
最後は
リサイクルの大切さ、そんなことがありますと、広がってかなり実効性あるんじゃないか、というふうに見ているところでございます。
○
渡辺くみ子委員 本当に、
保育園とか幼稚園とかというのは、全然考えませんでしたんで、すごいなというふうに思っています。日常的には、私たちもきちんと孫に伝えたほうがいいわけですね。学んでいきたいというふうに思います。
それで、もう
一つ、去年もやっぱり同じ時期に、
ごみ減量等の
関係で
質疑があったと思うんですけれ
ども、そのときに
課長が、2Rとの
関係では徹底していくという、今のお返事というか御答弁のとおりの中身をされているんです。いわゆる
平成20年、ちょうど10年前に
サーマルリサイクル、
廃プラが導入されて、導入されたそのころというのは、それまで
相当細かく
分別をしていたのが、全然そうじゃなくなったということで、すごく戸惑った印象を持っているんですよね。今の
状況に定着してきているんだろうというふうに思うんです。基本的にこういう
動きに対して、どのようにお考えになっていらっしゃるんでしょうか、この10年間の総括というか。
○
井上ごみ減量推進課長 今、御
指摘ございました
平成20年の
廃プラの
サーマルリサイクル、こちらは、
埋め立て処分場、
東京湾のところにあるんですけれ
ども、そこへ行きまして、いわゆる
埋め立てている地層を見ますと、あるところに、要するに
ペットボトルや何かが破砕されたのが、ぶわっと層になっているんですね。ですから、それまでは結局、破砕して埋めるしかなかった、それがでも6割近くあったというふうにも聞いています。ですから、それが要するに、燃やす技術ですとかそういうことができて、
熱回収もできるということで、
サーマルリサイクルが始まりまして、これはこれで非常にそういった
埋立処分場の
延命化については、確実に
効果が出ていることでございます。
そして、ただその後に
ペットボトルな
どもリサイクルして、製品としても再生できる、かなりそれも良質なものが出てくるということになりまして、全国で、
ペットボトルは
ペットボトルで
資源として
回収しよう、という
動きになってまいりました。それで
豊島区も、当然それを今、実施しているところでございます。
ですので、そういう意味では、技術の革新で、今まで、直接埋めていたものが燃やせるようになって、当然
ごみ量が減っていく、そういう流れがあって、一方で、またそれを製品として再生するという方向、今、二つの方向で来ているというふうに認識しております。ただ、
リサイクルの場合、やはりそれなりに経費もかかるし、排出していただく
区民の皆様に、今
お話も出ましたように、
分別の、やっぱりお手間をとらすようになるというところがございます。
ただ、いずれにしましても、
ごみを減らしていくということは
至上命題ですので、そのためにどうしていくか、ということをやはり念頭に、これからも進めていきたいと考えています。
○
渡辺くみ子委員 何でしたか、何とか
リサイクル、あれが導入されるときというのは、後ろ向きになるような、そういう印象をすごく持ちまして、
サーマルリサイクル。結局、今まで、徹底して
プラスチックとか、それから
お菓子の
セロファンみたいな、ああいう袋とか、いろんなことを
相当意識して分けていたのが、急に、もう燃やせる、燃やしていい
ごみというふうになって、やっぱり、ああいうことが徹底をされる中で、
資源に対する意識というのは
相当根づいてきたんだろうというふうに思うんです。今は、もちろん
ペットボトルとか
部分的には徹底したやり方をされていますけれ
ども、やっぱり意識からいうと揺らいでくるんじゃないか、というふうに思うんですね。この間の区の御答弁というのは、やっぱり
循環型社会をきちんとつくっていくという
基本路線というのを、お持ちでいらっしゃるわけですけれ
ども、そういう
部分の
見直しとか、何らかの改めての関わり方というか、さっき
村上委員もおっしゃいましたけれ
ども、基本
計画的なところの
見直しをしていくとか、そんなような方向づけとかというのは、何かお考えでいらっしゃるんでしょうか。
○
井上ごみ減量推進課長 ごみを減らすためにどうしたらいいか、というところから考えまして、やはり
資源回収というのは大切でございます。
豊島区の場合は、
平成7年の
パイロットプランから始めて、
資源回収を続けてきておるわけですけれ
ども、この間、そういった
パイロットプランに基づいた瓶、缶、
ペットボトルですとか、紙類、布類のほかに、いわゆる
粗大ごみの中から金属を抽出して
資源化したり、そして、今回この4月から
不燃ごみの
資源化ということで、昨年、水銀に関する
水俣条約も発効されましたので、その点をきちんとしなければいけない、ということもございましたけれ
ども、やはり
資源を大切にするということで、この4月から始めております。
ですので、そのときそのときの段階で、私
どもは
資源化に向けて着実に進めてきたつもりではございますが、まだやはり、
プラスチックの
お菓子の袋を、
豊島区では、今、燃やしています。燃やさないで
資源化している区もございます。ただ、やはりそれには手間とお金もかかるとか、
あと、限られた
集積所をどういうふうに使うか、ということなど、課題がやっぱりありますので、そういった課題についても、やっぱり検討をこれからしていきたい、というふうに考えているところでございます。
○
渡辺くみ子委員 ちょうど
東京湾の
埋め立てに限界があるとか、いろんな
経過というのは、見てきましたからわかってはいるんです。だけど、
循環型社会をどうつくっていくかというのは、やっぱり一人一人の思いの中でどう定着化させていくというのが、私は一番大事なことなんだろうというふうに思いますので、そういう点では、小さい
お子さんに対しても、そういうような御指導、御援助をやっていただけているというのは、もうすばらしいことだと思うんです。
ただ、やっぱり
豊島区も
相当やっていて、そういうのが
豊島区から他区に波及していった
部分も当然ありますし、そういう
状況の中で、今でも頑張っている区なんかは、実際にはあるわけじゃないですか。ぜひ私は、今どういうところの区がどういうような形で頑張っているのか、とかというような
資料をぜひ提出していただきたい、というふうに思います。今後、
人口に関しては減ることなくどんどんふえるわけですし、それから、若い方が転入するというのも
相当多いと思うんですよね。そんなようなことの中で、どう徹底させていくか、どう政策的にやっていくかということが、やっぱり問われるんじゃないかな、というふうに思うんで、それに関してはお願いしたいと思いますが、どうでしょうか。
○
井上ごみ減量推進課長 各区の今、
委員御
指摘のような取組み、やはり23区でも
資源に対する取組みはさまざまでございますので、ちょっと23区の
状況を改めて確認して、また
資料で提出させていただきます。
○
渡辺くみ子委員 もう
一つ、ちょっと直接、この御
報告とは今日は
関係ないというか、あれなんですけれ
ども、
民泊問題が今、具体的に出ているじゃないですか。つい最近も東
池袋四丁目だったかな、あそこの2階建てのお宅を
民泊にしますというんで、手続的には、きちんとされていて、
責任者の方が地域の
町会にもきちんと
資料を持って
説明に来ている、というようなことがあったんですけれ
どもね。ただ、その
経過の中で、日常的に、家主というか建物の管理を委託されている人が、日常的に住んでいるわけではありませんので、やっぱり地域から出るのは、
生活習慣の違いから、
ごみの問題とか、それから早朝から荷物のケースの
がらがら音が出るんじゃないかとか、
日常生活の中での率直な意見というのが、結構出ていて、こういうものに対して、きちんと対応できるんだろうかという、そういう心配な声が寄せられたんです。特に、
ごみ問題に関しては、外国の方がいいとか悪いとかではなくて、日本の習慣とは大分違う
部分というのは、たくさんあると思うんですね。これからオリ・パラを迎えるようなこういう
経過の中で、そこら辺に関しての
構えというか、啓蒙というか、そういうのはどういうふうにしていらっしゃるんでしょうか。
○
井上ごみ減量推進課長 まず
外国人に対することについて、私のほうからちょっと
お話しさせていただきます。
豊島区の場合は、従前は、
外国版で、英語、
韓国語、
中国語の
お知らせをつくって配布していたんですけれ
ども、この2年ぐらい、
ベトナム、
ミャンマー、
ネパール人の方が非常にふえております。ですので、急遽、そういった
ベトナム語、
ミャンマー語、
ネパール語での
お知らせも作成しまして、当然ホームページにもアップしまして、それを配布しています。このような国の
方々というのは、どちらかというと一緒にお住まいになるといいますか、同じマンションに集まったりする
傾向があるようでございまして、そこのオーナーから、例えば、50部
ベトナム語版が欲しいとか、そういった御依頼があったりしまして。また、私
どもそういったところと連携をとりながら、そういう
お知らせを直接入れたりとか、なるべくそれで
外国人の方にも、日本のそういう
ごみの出し方について、きちんと守っていただくように努力はしているところでございます。
○
渡辺くみ子委員 民泊が今、徐々に許可されてきていますよね、6月15日以降。膨大な数に今なっているわけではありませんけれ
ども、
池袋保健所の
生活衛生課でしたか、あそこが直接かかわっているというようなことで、私はやっぱり、情報の共有というか、どういうところが、そういう
民泊をやるというふうになっているのかとかいうのを、やっぱり知っていただいて、今のように申入れがあって配るということではなくて、やっぱり
民泊に対しては、そこの家主なり、担当する人に、きちんと徹底をさせるとか、そういうような
動きは、やっぱり今からやるべきじゃないか、というふうに思うんです。
○
峰田豊島清掃事務所長 民泊の
業者に関しては
事業者ですので、区は
収集をいたしません。
業者を紹介しております。今、
委員がおっしゃったように、もう既に
保健所とは連携しておりまして、打合せも何回かしておりまして、
保健所に言ったら、
ごみのことについて何か
業者を紹介してくれとか、そういうことあれば、必ずこちらに来てくれるということで、もう電話を含めて100件ぐらい連携しております。ただし、なかなか小規模で、民間だと採算が合わないとか、そういう相談がありますので、そうしたら、比較的多数の
業者を紹介しておりますので、
保健所からまわって来る
業者とのトラブルは少ないです。やっぱり困っているのは、届出のない、いわゆる違法な
民泊、うちのほうでも10数件つかんでいるんですけれ
ども、そちらのほうは、なかなかオーナーというか、そういう方に会えなかったりして、それこそ敷地も守らない、
集積所どころか道にも出しちゃうみたいな形で、かなり苦情が来ておりますので、その情報も
保健所にバックしておりますので。違法に関しては非常に困っているところでございます。
○
渡辺くみ子委員 本当に、いろいろやっていただいてありがたいな、というふうに思うんです。違法
民泊そのものが、もうこれはこれできちんと対応せざるを得ないというか、しなきゃいけないんだろう、というふうに思うんですね。
だけれど、もう
一つは、例えば普通の民家が
民泊をするようになったときに、例えば、私なんかの感覚だと、そこに
ごみの出し方をこうしてくださいとか、というような
感じの紙が張ってあるといいな、とかと思うんです。ただ、さっきの
お話でいくと、これは事業だから
業者との
関係で、一般
回収の対象ではないという認識にしなきゃいけないわけですね。
○
峰田豊島清掃事務所長 そのとおりでございます。事業所でございますので、根本的には、全ての
事業者の方が民間というのが大原則なんですけれ
ども、清掃事業が東京都時代から、
事業者の方が集めております。ただ日常10キロ未満の方は、区が今も集めております。ただし、
民泊に限らず、新規
事業者の方は、全て民間に行っていただくということになっておりますので、基本的には、きちんと出してくれたら。少量だという気持ちもあるんでしょうけれ
ども。多分、どこの区も原則はそのとおりだと思います。
○
渡辺くみ子委員 全体像はわかりました。多分これからもっといろんな想像できないこととか、それから違法かどうかというのはともかくとしても、地域の中で一定の期間、
生活される外国の方がふえればふえるほど、いろんなそういうトラブルは起きるんだろうなというふうにも思いますんで、そういう点では、ぜひ即効性のある対応をしていただければありがたい、というふうに思います。
○ふるぼう知生
委員 いろいろと
質疑を聞かせていただいて、
平成28年度と29年度を比較しますと、
ごみの総量はふえているけれ
ども、
人口がふえているという中では、
区民1人
当たりの
ごみ排出量は、わずかではあるけれ
ども減ったというふうなことで、
目標のラインに来ているというようなことで、確認をいたしました。
ごみ収集量の
推移という
グラフで、この
区民1人
当たりの
ごみ量が25年度から結構下がってきているなという中で、28年度から29年度にかけては、ちょっと右下に下がる度合いといいますか、少なくなっているという、この辺については、もうその限界に来ているのかとか、その辺の分析はどのように考えていらっしゃるんでしょうか。
○
井上ごみ減量推進課長 先ほ
ども申し上げましたけれ
ども、1年前倒しで
目標はほぼ達成している、というところございます。ですから、
区民の皆さんには大変御努力いただいているというのは、これでわかるんですけれ
ども、まだ、やはり
資源回収に回る
部分がやはりふえてくれば、まだまだ
ごみは減っていく、というふうには思っているところでございます。
○ふるぼう知生
委員 それで、
資源化率というのがあって、それの
目標が
平成30年度には25.8%となっていますけれ
ども、直近では、今どれぐらいになっているんでしょうか。
○
井上ごみ減量推進課長 資源化率ですね、ちょっと28年度で申し上げますと20.9%に今なっております。ですので、
目標に対しては、実は下回っているという
状況でございます。これを予測を立てたときに比べますと、やはり急速ないわゆる
新聞発行部数の
減少、要するにスマホなどの
増加というのが、この
計画を立てたころには、まだそこまで予測できてなかった、というのがちょっと大きいかと思っております。
ちなみに、
新聞などはかなりやはり減っていまして、ちょっと
新聞協会のデータを見ると、2000年のとき5,300万部ぐらいだったのが2016年では4,300万部、朝刊夕刊セットで1,000万部ぐらい減っているとか、やはり、
あと雑誌も1995年のピーク時から62%減っているとか、このようなデータもやっぱりありますので、やはり紙の
減少というのはかなり大きいかなと思っております。ですから、今後はやはり、電子媒体もますます活用されると思いますので、その辺を踏まえて予測もきちんとしていきたいと思っております。
○ふるぼう知生
委員 新聞のことを聞きたかったんですけど、先にもう情報提供していただいてありがとうございます。
やっぱり、おっしゃるとおり、そういう紙媒体といいますか、どんどん比率が低くなっていくといいますか、部数が減っていくという流れだと思います。私自身も正直、4大紙とか5大紙とか、いろいろと言われますけれど、それを見るよりも、やっぱりインターネットで、大分、情報がわかるわけで、必要ないなというふうに思って、私は正直、
新聞を買ってないんですよ。ただ、雑誌とか、そういったものも出ますので、
集団回収のときには提供していたりするんです。
いずれにいたしましても、先ほど
平成28年度の結果では20.9%、この
平成24年度だと21.5%だったわけですから、そこからも減ってきている、これからも、そういう
傾向がまだ続くのかという意味では、区のほうの
目標値、そういったものの
見直しというのが必要なのかな、というふうに確認させていただきました。
この
資源回収量、2番目の
資源回収量というところで
集団回収ですけど、今申し上げました、これは
町会とかお願いしている
部分というか、自主的にやっている
部分だと思いますけれど、私の
町会もやっていまして、毎月第1水曜日でやっているんです。そうですね、これは
町会とかという単位でいうと、どれぐらいの
町会でやっていらっしゃるのか、ちょっとその辺をお聞かせください。
○
井上ごみ減量推進課長 町会と、
あと数は少ないんですけれ
ども、その他の団体などで行っておりまして、現在140の団体が
集団回収というのを行っております。
○ふるぼう知生
委員 町会は、ほぼほぼ全部という、全てということですか。
○
井上ごみ減量推進課長 町会は、現在129
町会のうち117
町会でございます。未実施の
町会が12
町会というふうに把握しております。
○ふるぼう知生
委員 わかりました。なかなか御事情もあるでしょうから、うちの
町会のほうも、私も参加しているんですけど、本当に高齢化が進んでおりますので、もう重いものを持って運ぶのは本当に大変で、見るに忍びなくてお手伝いさせていただいているんです。そういった意味では、できない
町会もあるというのは、よくわかるようなところでございます。また、頑張った分だけ、多少なりともお金が入ってくればいいんでしょうけど、今の
お話だと、部数もどんどん紙媒体が減ってきているという中で、もうやめざるを得ないというか、そういったことがあるというのは、理解をさせていただくところでございます。
いずれにいたしましても、そうは言っても、そういう
資源回収というものを総量はどうなるか、これはわかりませんけれ
ども、なるべくまたふやしていくというふうな中で、トータルとして
ごみの
減量を図っていくという意味では、今後どういうふうなことを、展開を考えていらっしゃるのか、ということをお聞かせください。
○
井上ごみ減量推進課長 先ほどから申し上げていますとおり、1人1日
当たりの
ごみ量は減ってきています。かなり皆さんに御努力していただいています。ただ、
可燃ごみの内訳などを見ますと、やはり一番多いのは生
ごみでございます。40%以上になります。そしていわゆる紙類、雑紙と言われているような紙、それが30%程度、25、26から30%ぐらいというところで、この数年、
推移しています。
ですので、まずやはり雑紙と言われている、
新聞とか雑誌とかそういった書籍でなくて、いわゆる
お菓子の箱、紙製の
お菓子の箱ですとかティッシュの箱ですとか、そういったものを、
可燃ごみじゃなくて
資源として出していただくとか、それが進みますと、もうかなりやはり
資源化率も上がります。当然それで
ごみが減ります。
次は、これは、なかなか難しいんですけれど、生
ごみを減らす、そのためには、やはり単純なところからいきますと、やっぱり水切りをするだけでも重量減るわけです。それによって工場の炉も傷めなくなりますし、エネルギーも使わなくなるということで、やっぱり生
ごみ対策ですね。そうして、
あとは本当でしたらまだ使える
部分、いわゆる野菜の皮とか茎の
部分とか、そういったものを捨てずに使う、
あとは、あるいは
計画的な購入ですね。要するに未利用で捨てられている、やはり食品というのが多いですから。この2年ぐらいフードロス削減対策ということで、女子栄養大学の先生などに御協力いただいて、
区民講座を開催したりして、取り組んでいるところでございます。
こういった取組みが
区民の皆様に浸透、定着していけば、生
ごみも少しずつですけれ
ども減っていく。そのことによって、
ごみの
減量が図れるのではないか、というふうに考えております。
○ふるぼう知生
委員 わかりました。じゃあ、その辺については、
区民の皆さんに御理解していくためにどのような方法というか、どのようなことを考えていらっしゃるんでしょうか。
○
井上ごみ減量推進課長 フードロス削減対策につきましては、今、申し上げたように、
区民講座を開催したり、
あと、そういった3Rのときにフードロスということについて、フードロスというのは、この2年ぐらいでかなり広まってきましたけれ
ども、まだやはり、言葉自体なじみがない
区民の方も多いと思いますので、そういった広報ですとか、いろいろな機会を捉えて、私
どももいろいろなイベントにブースを出して、
ごみの
減量と
資源の
増加を訴えていますけれ
ども、そこでもいわゆるフードドライブといいまして、御家庭で余っている食品を提供してください、それを私
どもで預かって、また困っている方に提供するという、そういった活動も、昨年から始めていますので、そういったことを通じて取り組んでいきたいと思っております。
○ふるぼう知生
委員 先ほどおっしゃっていたフードロスもあれなんですけれど、生
ごみの水切りだとか、雑紙の
資源化とか、そういったことも消費者というか、
区民の皆さんには大変は大変ですけれど、でも
効果的かなというふうには思いますので、ぜひ周知をしていただいて、
資源化の量が多くなっていく、それが、また
区民の皆様の意識喚起にもつながると思いますので、ぜひともその点よろしくお願いしたいと思います。
○河原弘明
委員 済みません、いろいろ聞かせていただきまして、ありがとうございます。
ごみが減ってきているということ、確認ができました。
今、ふる
ぼう委員から出ました
集団回収の件なんですけれ
ども、
町会においては、いわゆる
一つの資金源にもなっていて、各
町会の皆さんが一生懸命やられている、というのがあるんですけれ
ども、最近、ワゴン車で来て、出している古
新聞を持っていっちゃうということが、ちょっと地域で言われてきているんですけれど、そのあたりはどのように把握されているんでしょうか。
○
井上ごみ減量推進課長 資源の持ち去りということで、地域の方ではアパッチという言葉も使われているようでございますけれ
ども、本当に悪質なものは車で乗りつけて、そういった
新聞ですとかを、はっきり言って、盗っていってしまうということでございまして、私
どものほうではパトロール隊というのを組みまして、年末年始とか日曜を除き、毎日、
豊島区内、めぐっています。そして、そういうものを見つけた場合は、注意をして、そして警察とも連携をとっていますんで、すぐ警察に来てもらいまして、そして警察署に連行して警告とかを出しているわけでございます。この数年見ましても、実際に注意、指導の件数というのが、だんだん減ってきているというところがあります。ある程度、
豊島区はなかなか厳しいというのが浸透してきて、これは、あまり、ほかの区にとってはよくないんでしょうけれど、どこかに移っているのかもしれません。ただ、
豊島区では、そういった点で活動が以前に比べては残ってはいますけれ
ども、かなり減ってきている。
あと、一番大きいのは、ことしに入りまして告発を行いました、1件。非常に悪質な常習者がおりましたので、こちらのほうは、昨年、決算特別
委員会でも
お話しさせていただきましたけれ
ども、告発を視野に入れて取組むということで、ことしに入りまして、1件やりましたので。これからもそういう悪質な常習者に対しては、告発で臨んでいきたい、そういうことによりまして、持ち去りを少しでも減らしていく、
区民の貴重な財産でございますので、それを守っていきたいというふうに考えております。
○河原弘明
委員 ぜひ、しっかりと取り締まりをしていただければなと思います。組織的にやっているのかなって
感じもしますので、いわゆる空き缶を持っていくのとは、またちょっと違うような
感じもいたしますので。結局、それが逆に言えば、
ごみが減っているというような
感じにもなっちゃうわけですよね、実際、
豊島区で処理をしないわけですから、その分が減ってきているというのもこの数字にも反映されて、いい意味なのか悪い意味なのかはあれですけれ
ども、反映されてしまうというのもありますので、その辺ちょっと頑張ってやっていただけたらなと思います。
そこでもう
一つ、
分別回収なんですけれど、
業者が変わると
回収の仕方が毎回何か変わるような
感じで、今、うちのほうですと以前の
業者は、
分別されたものを全部一緒に持っていっていたんですけれ
ども、今は何か特殊なこういう
一つのものだけを置いていって、後から別なトラックで来るという。最初、あれ、忘れてっちゃったんじゃないのと、いろいろ地域の方に言われたんですけれ
ども、そのあたりは入札とか、そのときにそういうふうな
回収をしますとか、そういうのは言われているんでしょうか。
○
井上ごみ減量推進課長 この点につきましては、ちょっと今までとシステムが変わったということで、御迷惑をおかけしております。実は瓶、缶、
ペットボトルの
回収日がありまして、今まで瓶、缶、
ペットボトルを、
業者が一緒に持っていっていたところが、瓶、缶を先に持っていって、
ペットボトルは、またその後から
回収していく。といいますのは、
ペットボトルは、プレッシャーで潰して持っていけるシステムを入れました。そうしますと、一度に迅速に大量に運べるわけですね。その時間差がどうしても出てきてしまうということで、なるべく早く、そして、効率よく
回収を進めるために、
業者としましても、そういう方法を採った。その点が、ある程度
予算の削減にもつながっているというところがございます。ですので、この点、この4月、5月、6月でいろいろとお問い合わせもいただきまして、私
ども反省しまして、いろいろと丁寧に御
説明はさせていただいております。今後もその点につきましては、周知をできるだけ前もってさせていただくように努めてまいりたいと思います。
○河原弘明
委員 費用の削減も含めて、そういう
業者で今やっているということなんで、その辺はいいんですけれ
ども、今の周知徹底の中で、
町会の回覧板とか広報とか、そういうところで、
回収の仕方が変わりましたとかいう、そういうアナウンスをしていただけるとすごくよかったな、というふうに思いますので、これからも、ぜひよろしくお願いいたします。
○芳賀竜朗
委員 今まで、さまざまな
委員の方の
質疑の中で、大変よく理解できたところであります。3万人の
転出入のある本区にあって、
目標値に近づく中で、
ごみも1人
当たりの
排出量が減っているということで、さまざまな対策や御努力の中で、この数字が達成できているんだな、ということもよく理解をさせていただきました。それとともに、インターネットの普及によって紙媒体そのものが
減少したり、ライフスタイルの変化の中で、
ごみの質自体も多分変わっているんだな、ということもよく理解をさせていただきました。
また、先ほど雑紙、
あと生
ごみ、またフードロスに対しては広報、また啓発活動を進めていただくということもお聞かせいただきましたし、私も住んでいるところが、周りが
外国人が非常に多いエリアですので、それに対する
ごみの啓発、地元のマンションのオーナーからも時折相談があって、注意しても、やっぱり言葉が通じないので、その場合どうすればいいの、なんて話も時々いただくので、そこについても、多言語化の対応をしていただくことをお願いするところであります。先ほどライフスタイルの変化なんていう話の中だと、けさのニュースで、
プラスチックのストローが廃止されるなんていうニュースも出てましたけれど、やっぱり
ごみの質も変わってくる中での対応、非常にご苦労なさっているんだろうなと思うんです。
ごめんなさい、ちょっとこの
資料の中で、根本的なところ少しお伺いしたいんですけれど、この数字の中に事業所系の
ごみというのは、カウントされているんですか。
○
井上ごみ減量推進課長 この量の中に、
ごみ収集量の中にいわゆる
事業者が出される
ごみも含まれています。ただ、
ごみ処理券といいまして、シールを貼って出す
事業者の
ごみは含まれているんです。
ごみ処理券を貼って出す
事業者というのは、1回につき10キロ未満。ですから
可燃ごみですと週2日で、1週間で20キロ未満。要するにそれぐらい少量の
ごみでも、原則は民間の
収集業者と契約してやらなきゃいけないところなんですけれ
ども、少量なので民間の
収集業者との契約が難しい、というような
事業者については、1回10キロ未満で
可燃ごみ週2回はシールを貼って出していただける、それは区で
収集しますということです。その分が含まれております。これは
資源についても同じでございます。
○芳賀竜朗
委員 というと、それ以外、民間で
回収されたものはカウントされていない、ということでよろしいですか。
○
井上ごみ減量推進課長 民間
収集業者が
回収している
事業者の
廃棄物は、カウントされておりません。
○芳賀竜朗
委員 そこでちょっとお伺いしたいのが、民間の
ごみ収集業者が
回収している
ごみの量の
推移というのは、把握していらっしゃったりするのかなと。
○
井上ごみ減量推進課長 いわゆる我々、持ち込み業と呼んでいるんですけれ
ども、こちらの
ごみ量についても把握しております。ちなみに28年度ですと、4万1,193トンという数字になっております。
この5年間見ますと、いわゆる持ち込み
事業者の民間
収集の
ごみというのは、ふえている
傾向があります。ただ、28年度だけはちょっと落ちたんですけれ
ども、ふえている
傾向にあります。といいますのは、清掃事務所などで、そういった民間
収集業者への移行を指導したりしているということがございまして、少しずつですけれ
ども民間に移行して、要するに
ごみ処理券ではなくて、民間と契約して
収集するという
事業者がふえてきている。そのために、いわゆる持ち込み
ごみ量がふえている、という
状況がございます。
○芳賀竜朗
委員 民間の
ごみ収集がふえているということで、区で一生懸命、啓発活動だったり、御努力いただいて減ってきている中なので、民間の
事業者ともうまく連携しながら、
ごみの総量自体を減らすことがやっぱり大事だと思いますので、引き続き、御努力いただいて、真の
循環型社会を達成できるように御努力いただければ、と思います。
○高橋佳代子
委員 先ほどフードロスの削減について、さまざま御
報告がありましたが、いろいろ提案もさせていただきながら、
一つずつ、
区民への意識啓発の活動を広げていっていただいていることには、大変、感謝を申し上げるところであります。
一つ、先ほど出たフードドライブ、これは、どうしても買いためてしまうような、食べられるのに、食べずに結局、期間を過ぎて廃棄してしまうようなものを削減するためのフードドライブですけれ
ども、文京区なんかは常設化をしておりますが、これも、やはり、そういう意味では、
ごみ削減に役立つものと考えますが、区の考えはどうなんでしょうか。
○
井上ごみ減量推進課長 私
どもフードドライブの常設窓口の設置が、大変重要だというふうに認識しておりますので、今年度、設置に向けて今、取り組んでいるところでございます。
○高橋佳代子
委員 これまでは、いろいろ何か、区の行事があるときにブースをつくっていただいたりなんかして、やっていただいていたと思うんですが、常にどこかにあれば、
区民の皆さんの意識に浸透すれば集まってくるのかなと。また、そういったものが区内の、例えば必要な
方々に配布ができるような、そういう循環をしっかりつくっていけばいいのかな、というふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○
井上ごみ減量推進課長 いろいろなイベントでのフードドライブを、今年度も継続していきますけれ
ども、それとは別に、具体的に申し上げますと、常設の窓口を清掃事務所の中に設けて、
区民の皆様がいつでも届けていただけるような常設窓口の設置を、今、具体的に、検討に入っているところでございます。
○
渡辺くみ子委員 済みません、もう
一つ伺いたいんですけど、この間の討議の中で、やっぱり
資源循環型ということで、
ごみ減量に全体的に取り組んでいく、今以上に取り組んでいくという
感じの方向性が出されているな、というふうに改めて思っているんです。
もう
一つ、ちょっと気になるのは発電の
関係なんですよ。それで、たしか今年度の
予算だったか、
環境のほうで再開発の東
池袋一丁目地区のところに、あれ、売電というんですかね、何だかよくわかりませんけど、そういうような
状況を検討しているというようなことが、ちょっと
資料の中に入っていたと思うんですけど、あそこはどういう
感じなんでしょうか。
○
小野環境政策課長 先日の第2回定例会で、補正
予算で上げた事業でございまして、現在、清掃工場で
ごみを燃やしたときに出る熱を、今は、発電とそれから
池袋スポーツセンターにお湯として供給しているんですけれ
ども、それ以外でも、まだまだ使える熱を煙突から捨てている、というような
状況がございます。その熱を、今後、
池袋の東口と西口のほうで再開発をしておりますけれ
ども、そこの冷暖房に使えないか、という調査をする、そんな事業を補正
予算で組ませていただいているところでございます。
○
渡辺くみ子委員 捨てているものを使うということ自体、否定するものではないので、あれなんですけど、ただイメージが、売電するとかというイメージというのはわかるんですけれ
ども、それを一定程度離れているところで使うというのが、どういうようなシステムで、どういうふうになっていくのかというのがちょっとわからなくて、済みません。
○
小野環境政策課長 いろいろと排熱、排熱と言ったら怒られちゃうんですかね、熱を利用するというところで、勉強会な
ども内部ではやっていたところでございます。熱の移動の方法としては、例えば、お湯だとか、あるいは水蒸気だとか、そういうものを配管を使ってそれぞれの再開発地域に運ぶ、というようなことは考えられるのかな、というふうに考えております。
ただ、あそこはJR、それから東武線で分断されているといいますか、少し離れたところにございますので、鉄道、軌道の上をどのようにして移動させるかとか、そういった技術的なところもございます。そういったところをコンサルタントに調査をお願いしながら、実現の可能性、可能であれば、どういう技術が必要なのか、あるいはお金の問題もございます。再開発の時期もそれぞれ異なっておりますし、清掃工場自体のちょっと仕組みも変えなきゃいけない、というようなところもございます。そういったところを実現可能性も含めて、可能であればどのような手法でやっていくのか、というところをこれから調査していくというものでございます。
○
渡辺くみ子委員 いや、先日というか、旧高田小の公園化の
関係で、施設をつくるんですけれ
ども、そこの施設に、太陽パネルを設置するというんで、ちょっと単位を忘れちゃいましたけど。1,000万円ぐらい金がかかる。ちょっと1,000万円というのは高過ぎるんじゃないかとか、いろんな話があったんですけどね。
この清掃工場をつくるときに充電をして、充電というか、やっぱりその電気をきちんと効率的に使おうという、地域の中にも還元していこうというのが、やっぱり清掃工場をつくる上での
一つの課題だったような気がしているんですよね。それが今までの
経過の中ではほとんどなくて、あえてすぐ近くにできる再開発の
部分とか、それから、それなりに離れている西口の
部分とか、そういうような発想というのは、どこが関連するんですか。これは民間の施設じゃなくて、区有施設に提供しますというのなら、意外とすとんと落ちるんですけれど。
○
小野環境政策課長 今の発電の
部分は、かなり売電をして、収入もあるということでございますので、その
部分をあまり邪魔しないように、今、再利用できる、熱を改めてどこかに使えないか、ということで始まった
お話でございまして、これによって二酸化炭素の
排出量削減ですとか、
資源循環型の社会をつくるとか、そういったところを考えている事業でございます。
どのようなところにそれを使っていくか、ということだと思うんですけれ
ども、かなりの熱量が採れるというふうに認識しておりますので、そういう意味では、区の施設だけということではなくて、かなり広い地域で利用できるような、そんな仕組みをつくって、この熱を利用していこうということで、今、
池袋の東口と西口で動いている、その地域に使っていこうということで今、考えているところでございます。
○
渡辺くみ子委員 これから御検討ということですけれ
ども、やはり、私は本当にそれぞれさまざまな区有施設の中で、積極的にソーラーパネルなんかを設置しながらでも頑張っていこうと、それから災害にきちんと備えたものを設置していこうとか、そういうような方向づけが出ている中で、これだけのある程度のまとまった量の電気を、きちんとしたつくることができる、というような
状況は最初からわかっていたわけです。やっぱり、
区民全体に還元できるような使い方というのも、方法をきちんと検討していただきたい、というふうに思います。
東
池袋一丁目地区のほうは、目の前なんで施設が近いからかなと、一瞬思ったんですけど、西口との
関係でいくと、やっぱり配管とかいろんなことが出てきますよね。だから、そういう点での検討というのは、そういう
区民に還元をするという
部分を含めて、私は考えていただきたいというふうに改めて思います。
それと、もう
一つ関連なんですが、結局、
資源循環型で
ごみ減量になれば、これは毎回
委員の皆さんが質問していて、御答弁もいただいているんですけれ
ども、燃やす量が減っている。減っていけば、いわゆる発電の
部分が少なくなるというのは、
当たり前の流れだと思うんですよ。他に使うから、じゃあ燃やす量をふやしましょう、というような発想がもしあったとしたら、それは本末転倒だと思いますし、そこら辺の
部分を含めてどうなんでしょうか。
○
井上ごみ減量推進課長 確かに今、御
指摘のとおり、燃やす量が少なくなれば、当然、発電量も少なくなる、売電量も少なくなるということでございます。ただ、これは、さかのぼれば、単純に燃やしている
状況から、要するに熱エネルギーを
回収して、そういった発電などに利用できる、というふうになってきてからのことでございますので、燃やす量を減らすと売電が減るかもしれませんけれ
ども、燃やしながらもそれを有効活用もできてはいるんだという考え方であれば、成り立つんじゃないかな、というふうに私は考えます。
○
渡辺くみ子委員 私も、今の御答弁のとおりだと思いますので、基本は本末転倒にならないような形で、またやっていただければありがたい、ということで終わります。
───────────────────◇────────────────────
○
清水みちこ委員長 それでは、
最後に次回の
日程についてお諮りをいたします。
次回は9月4日火曜日、午前10時から
開会いたしたいと存じますが、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。
「異議なし」
○
清水みちこ委員長 それでは、そのように決定をいたします。
以上で、
環境・
清掃対策調査特別委員会を閉会いたします。
午前11時1分閉会...