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  1. 豊島区議会 2018-06-29
    平成30年総務委員会( 6月29日)


    取得元: 豊島区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-30
    平成30年総務委員会( 6月29日)   ┌────────────────────────────────────────────┐ │                 総務委員会会議録                   │ ├────┬─────────────────────────┬─────┬───────┤ │開会日時│平成30年 6月29日(金曜日)         │場所   │第1委員会室 │ │    │午前10時00分~午後 4時34分        │     │       │ ├────┼─────────────────┬───────┴─────┴─────┬─┤ │休憩時間│午後 0時17分~午後1時30分 │午後 3時00分~午後 3時15分  │ │ ├────┼─────────────────┴───────┬─────┬─────┴─┤ │出席委員│芳賀委員長  島村副委員長            │欠席委員 │       │ ├────┤ 有里委員  清水委員  儀武委員  木下委員  ├─────┤       │ │ 9名 │ 河原委員  竹下委員  山口委員        │なし   │       │ ├────┼─────────────────────────┴─────┴───────┤ │列席者 │ 磯議長 〈根岸副議長〉                           │ ├────┼───────────────────────────────────────┤ │説明員 │ 高野区長  宿本副区長                           │ ├────┴───────────────────────────────────────┤ │金子政策経営部長  澤田企画課長(公民連携推進担当課長)(セーフコミュニティ推進室長) │ │          (多文化共生推進担当課長)  木村施設計画担当課長         │ │          宮田「わたしらしく、暮らせるまち。」推進室長            │
    │          三沢財政課長  渡邉行政経営課長  副島区長室長          │ │          馬場国際アートカルチャー都市推進室長  高島広報課長       │ │          矢作区史編さん担当課長  大門区民相談課長  秋山情報管理課長   │ ├────────────────────────────────────────────┤ │天貝総務部長    田中総務課長  小野寺人事課長  秦人材育成担当課長        │ │          ぬで島契約課長(心得)  田中財産運用課長(庁舎運営課長)     │ │          能登男女平等推進センター所長                    │ │今浦危機管理監   廣瀬防災危機管理課長  長澤危機管理担当課長            │ │          秋山治安対策担当課長                        │ │近藤施設整備担当部長(施設整備課長)                          │ ├────────────────────────────────────────────┤ │          星野学習・スポーツ課長                       │ ├────────────────────────────────────────────┤ │          高橋障害福祉課長  関健康推進課長                 │ ├────────────────────────────────────────────┤ │          松田道路整備課長  石井公園緑地課長                │ ├────────────────────────────────────────────┤ │橋爪選挙管理委員会事務局長選挙管理委員会事務局次長)                 │ ├────────────────────────────────────────────┤ │上野監査委員事務局長監査委員事務局次長)                       │ ├────────────────────────────────────────────┤ │          佐々木庶務課長                           │ ├────┬───────────────────────────────────────┤ │事務局 │栗原事務局長  野上議会担当係長  松木書記                 │ ├────┴───────────────────────────────────────┤ │                 会議に付した事件                   │ ├────────────────────────────────────────────┤ │1.会議録署名委員の指名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1  │ │   清水委員、木下委員を指名する。                          │ │1.説明員・事務局職員の紹介・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1  │ │1.委員会の運営・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1  │ │   正副委員長案を了承する。                             │ │1.請願の意見陳述の可否・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1  │ │   30請願第3号の意見陳述を許可することとなる。                   │ │1.第46号議案 豊島区附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例・・・・・・ 1  │ │   澤田企画課長、田中財産運用課長、関健康推進課長、木村施設計画担当課長及び     │ │  佐々木庶務課長より説明を受け、審査を行う。                     │ │   賛成多数により、原案を可決すべきものと決定する。                 │ │1.第47号議案 職員の給与に関する条例の一部改正する条例・・・・・・・・・・・30  │ │   小野寺人事課長より説明を受け、審査を行う。                    │ │   全員異議なく、原案を可決すべきものと決定する。                  │ │1.第48号議案 豊島区議会議員及び豊島区長の選挙における選挙運動の公費負担に     │ │         関する条例の一部を改正する条例・・・・・・・・・・・・・・・31   │ │   橋爪選挙管理委員会事務局次長より説明を受け、審査を行う。             │ │   全員異議なく、原案を可決すべきものと決定する。                  │ │1.第57号議案 駒込生活実習所・駒込福祉作業所全面改修工事条請負契約につい┐・36  │ │         て                            │     │ │  報告事項   駒込生活実習所・駒込福祉作業所全面改修に伴う電気設備工事に│     │ │         ついて                          │     │ │  報告事項   駒込生活実習所・駒込福祉作業所全面改修に伴う冷暖房・換気設│     │ │         備工事について                      │     │ │  報告事項   駒込生活実習所・駒込福祉作業所全面改修に伴う給排水衛生・消│     │ │         火・ガス設備工事について                 ┘     │ │   ぬで島契約課長(心得)及び近藤施設整備課長より説明を受け、審査を行う。あわ    │ │  せて報告事項の報告を受ける。                            │ │   全員異議なく、原案を可決すべきものと決定する。                  │ │1.第58号議案 高田小学校跡地公園施設新築工事請負契約について・・・・・・・・44  │ │   ぬで島契約課長(心得)及び近藤施設整備課長より説明を受け、審査を行う。      │ │   全員異議なく、原案を可決すべきものと決定する。                  │ │1.第59号議案 池袋大橋アプローチ部耐震補強工事請負契約の一部変更について・・54  │ │   ぬで島契約課長(心得)より説明を受け、審査を行う。                │ │   全員異議なく、原案を可決すべきものと決定する。                  │ │1.次回の日程・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58  │ │   7月3日(火)午前10時、委員会を開会することとなる。              │ └────────────────────────────────────────────┘   午前10時開会 ○芳賀竜朗委員長  ただいまから、総務委員会を開会いたします。  会議録署名委員を御指名申し上げます。清水委員、木下委員、よろしくお願いいたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○芳賀竜朗委員長  本日は最初の委員会ですので、理事者及び事務局職員の御紹介がございます。   〔金子政策経営部長・説明員の紹介を行う〕   〔天貝総務部長・説明員の紹介を行う〕   〔今浦危機管理監・説明員の紹介を行う〕   〔近藤施設整備担当部長・説明員の紹介を行う〕   〔佐野会計管理室長・説明員の紹介を行う〕   〔橋爪選挙管理委員会事務局長・説明員の紹介を行う〕   〔上野監査委員事務局長・説明員の紹介を行う〕   〔栗原区議会事務局長・事務局職員の紹介を行う〕 ───────────────────◇──────────────────── ○芳賀竜朗委員長  委員会の運営について、正副委員長案を申し上げます。  本委員会は、本会議で付託されました議案11件、請願1件の審査を行います。さらに、報告事項10件を予定しております。  第57号議案の審査とあわせて、報告事項の2番目から4番目の報告を受けます。  第60号議案から第63号議案までの4議案については、4件一括して審査を行うとともに、あわせて報告事項の5番目の報告を受けます。  最後に、継続審査分についてお諮りいたします。  案件によっては、関係理事者の出席を予定しております。  なお、木村施設計画担当課長、田中財産運用課長、近藤施設整備課長及び秋山治安対策課長は、区民厚生委員会の審査のため、委員会を中座することがあります。  請願の意見陳述の希望につきましては、次にお諮りいたしますが、ここまでの運営について何かございますか。   「なし」 ○芳賀竜朗委員長  それでは、そのようにいたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○芳賀竜朗委員長  この際、お諮りいたします。  30請願第3号については、請願者より意見陳述の申し出がございました。これを許可することとしてよろしいでしょうか。   「はい」 ○芳賀竜朗委員長  それでは、意見陳述を許可することといたします。  なお、申し上げます。この後、鋭意審査を進めてまいりますが、ただいま意見陳述を許可することといたしました請願を、いつ審査するか決められればと存じます。  正副委員長としては、2日目の委員会を開会することとして、請願の審査を2日目の冒頭に行ってはどうかと考えております。なお、2日目の日程については、本日の委員会の閉会時に改めてお諮りいたしますが、7月3日、火曜日の午前10時開会を考えております。いかがでしょうか。   「結構です」 ○芳賀竜朗委員長  それでは、そのようにいたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○芳賀竜朗委員長  それでは、議案の審査を行います。
     第46号議案、豊島区附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例。  審査のため、星野学習・スポーツ課長、関健康推進課長、佐々木庶務課長が出席しております。  理事者から説明があります。 ○澤田企画課長  それでは、議案集1、7ページをお開きください。  第46号議案、豊島区附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例でございます。  上記の議案を提出する。提出年月日、提出者は区長名でございます。  9ページ目の説明欄をごらんいただきたいと思います。旧第十中学校跡地活用等基本計画検討委員会を廃止し、池袋保健所跡地活用事業者審査委員会、豊島区自殺対策計画策定委員会及び旧第十中学校跡地活用等事業者審査委員会を区長の附属機関として位置づけ、豊島区教育ビジョン検討委員会の任期を変更するとともに、附則において、豊島区附属機関の構成員の報酬及び費用弁償に関する条例を一部改正し、当該区長の附属機関に係る委員の報酬を定めるため、本案を提出するものでございます。  詳しい内容につきましては資料を御用意させていただいてございますので、そちらで御説明をさせていただきたいと思います。  右肩に、第46号議案資料と記載されております資料をお取り出しいただければと思います。全部で5ページの資料でございます。  まず、1ページ目でございます。項番1、改正の理由につきましては、ただいま述べたとおりでございます。  項番2、改正の内容についてでございますが、(1)から(3)までございます。  (1)廃止する附属機関でございますが、旧第十中学校跡地活用につきまして、基本計画の策定が完了したため、委員会を廃止するものでございます。  (2)、(3)につきましては、それぞれ担当理事者が同席しておりますので、この後、順次御説明させていただきたいと思いますが、先に、一番下段の項番3、施行期日についてでございます。施行期日といたしましては、公布の日から施行するものでございます。  それでは、関係理事者のほうから御説明をさせていただきたいと思います。 ○田中財産運用課長  それでは、私からは、池袋保健所跡地活用事業者審査委員会の設置につきまして、御説明を申し上げます。  議案資料の2ページをお願いいたします。  1番、設置目的でございます。池袋保健所の移転につきましては、本定例会で保健所の設置条例の改正原案を上程したところでございます。  本委員会につきましては、移転後の跡地活用に当たり、移転経費に充当する財源を確保するとともに、現在、整備が進められておりますHareza池袋周辺地域のさらなる活性化に資する最適な事業者を選定するために設置するものでございます。  2番の所掌事項でございます。池袋保健所移転後の跡地活用におけるプロポーザル方式の事業者選定に係る審査に関することでございます。  具体的には、プロポーザル実施要綱及び審査基準に関すること。また、提案内容の審査及び評定に関すること等を予定しております。  3番の組織等でございます。(1)の委員につきましては、多角的な審査が可能となるよう、都市計画、建築、文化、財務等、さまざまな分野の有識者の方、また、地域関係者、区職員等、定数12名以内で構成をいたします。  (2)の任期につきましては、委嘱日、任命日から事業者の選定までの期間でございます。  (3)の報酬につきましては、会長及び委員、それぞれ記載のとおりでございます。  4番としまして、事業者選定に係る主なスケジュールを記載しております。審査委員会につきましては、本年8月から9月を第1回としまして、年度末まで合計3回から4回の開催を予定しております。本年9月に審査委員会の意見を踏まえまして、プロポーザルの実施要綱を公表する予定でございます。  優先交渉権者につきましては、来年の3月の選定を予定しております。  物件の引き渡しは、保健所移転後の平成31年度内の予定でございます。  私からの御説明は以上でございます。 ○関健康推進課長  それでは、私からは、豊島区自殺対策計画策定委員会の設置につきまして、御説明させていただきます。  資料の3ページ目をごらんください。設置の理由でございますが、平成28年に改正された自殺対策基本法第13条第2項により、区市町村は地域自殺対策計画を策定することが定められました。本区におきましても、平成30年度中に自殺対策計画を策定するため、本委員会を設置するものでございます。  2番、組織の委員といたしましては、セーフコミュニティ推進協議が定める自殺・鬱の予防対策委員会の構成委員を増とした拡大委員会を1年限定で設置いたしまして、うち第1部会として策定委員会を設けるものでございます。  増とする委員といたしましては、学識経験者、住民組織団体、地域団体、そして従来の行政機関と区職員で構成と考えてございます。  任期、報酬につきましては、記載のとおりでございます。  検討内容といたしましては、自殺総合対策大綱及び地域の実情を勘案して、地域自殺対策計画を策定することでございます。  検討スケジュールでございますが、30年度7月下旬には委員会を設置いたしまして、以降、2回程度の開催を行い、30年12月中旬にはパブリックコメントをかけ、31年3月末に計画を公表の予定でございます。  以上でございます。 ○木村施設計画担当課長  それでは、資料の4ページをごらんください。まず、先ほど、企画課長から御説明させていただきましたとおり、廃止する附属機関といたしましては、1ページ目にありましたとおり、旧第十中学校跡地活用等基本計画検討委員会でございます。こちらにつきましては、昨年9月から本年の3月まで、合計6回、検討会を開催いたしまして、基本計画の案を取りまとめ、また今月、6月に基本計画の策定となりましたので、そちらについては廃止をするところでございます。それに伴いまして、今後、次のステージに入っていくというところでございます。  資料の1といたしまして、委員会設置の目的でございます。本年6月に策定した旧第十中学校跡地活用等基本計画に基づきまして、学識経験者等から意見を踏まえまして、旧第十中学校への野外スポーツ施設整備及び管理運営する事業者をプロポーザル方式により審査することを目的といたしまして、本委員会を設置するものでございます。  2、所掌事務でございます。旧第十中学校跡地活用等事業のプロポーザル方式による事業者選定に係る審査に関することでございます。  3、組織等でございます。(1)委員でございますが、学識経験者、あと区職員で計10名以内を考えてございます。会長につきましては、学識経験者の委員さんを考えてございます。  (2)任期でございます。委嘱または任命された日から事業者が選定される日まででございます。  (3)報酬でございます。委員長、その他委員日額については記載のとおりでございます。  4、スケジュールの予定でございます。(1)事業者審査・選定スケジュールでございます。平成30年度につきましては、公募要項の検討をしてまいりたいというふうに考えてございます。平成31年度につきましては、公募の開始、事業者の審査・選定を考えてございます。  (2)旧第十中学校跡地活用等事業スケジュール、整備のほうの全体スケジュールでございます。今年度から来年度につきましては、施設整備運営事業者の公募、選定、平成31年度から32年度にかけましては、施設の設計、そして32年度以降に工事の着工、そして34年度に野外スポーツ施設の竣工、開設、そういったスケジュールを考えているところでございます。  簡単ではございますが、説明は以上でございます。 ○佐々木庶務課長  では、資料5ページをお開き願います。豊島区教育ビジョン検討委員会につきまして、御説明申し上げます。  まず、教育ビジョン策定の目的でございます。豊島区教育ビジョンでございますが、平成22年度から平成31年度までの10年間を計画期間といたしまして、現在は後期計画でございます豊島区教育ビジョン2015に基づきまして、施策を推進しているところでございます。  平成32年度からの計画として、新たな教育ビジョンを策定する予定でございましたが、国の教育改革指針並びに新学習指導要領、また、子どもスキップの教育委員会への移行などを反映するために、改定時期を前倒しし、策定するものでございます。  検討委員会の委員構成でございますが、学識経験者、保護者、地域団体、公募区民、学校関係者並びに区職員で構成いたします、条例で規定しております19名以内で構成したいと考えております。  3番、策定の進め方でございます。豊島区教育ビジョン検討委員会に検討部会として新たに3つの部会を設置し、計画案を策定したいと考えております。  3つの検討部会でございますが、新しい教育検討部会、幼児教育検討部会、また、教員の働き方改革検討部会の3つの部会を設置いたします。  策定のスケジュールでございます。7月までかけまして、教員、保護者、地域団体等を対象としたアンケート調査を実施いたします。また、7月から来年3月まで、教育ビジョンの検討委員会及び部会を開催いたします。その後、パブリックコメントを経まして、5月にビジョンの検討委員会で取りまとめた後、教育委員会において、最終決定をし、6月には議会報告をしたいというふうに考えております。  資料の1ページ、(3)をごらんいただけますでしょうか。今回の一部改正の内容でございますが、教育ビジョンの検討委員会の任期につきましては、現在、委嘱または任命された日からその日の属する年度の末日までとなってございます。今回の一部改正におきまして、委嘱または任命された日からビジョンが策定される日までに改めるものでございます。  説明は以上でございます。御審査のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○芳賀竜朗委員長  説明が終わりました。質疑を行います。 ○清水みちこ委員  では、何点か伺いたいと思います。  まず、豊島区自殺対策計画策定委員会についてお尋ねをします。  今回、法改正のためということなんですけれども、法改正になった社会的な背景とか、そういったものはわかっているんでしょうか。 ○関健康推進課長  自殺対策基本法につきましては、設置後10年を経過いたしまして、自殺対策の推進に当たりまして、生きるための支援や地域に根差した対策が重要ということで国が改定を行い、地域に根差した計画を策定するために、自殺総合対策大綱を閣議決定し、地域でも計画を立てるようにということになったと聞いてございます。 ○清水みちこ委員  そうですね、やはり自殺者の数とか、そういったこととかも関係して、いろいろ、そういった社会的背景とかあると思うんですけれども、数とかそういった推移とかといったのも、やはり関係してくるというふうに考えていいんでしょうか。 ○関健康推進課長  国全体の自殺者といたしましては、以前は3万人を超えていたところ、平成22年度以降は3万人を割り込みまして、順調に減っているという背景がございます。  豊島区の状況といたしましても、平成23年度以降、減少傾向にあるところでございます。 ○清水みちこ委員  やはり減少傾向にあるということなんですけれども、依然、全体で見ると高い数字、先進国の中でも日本は自殺者の数が高い数字であると思いますので、そういったことを減らしていくというのは、本当に大切なことだと思うんですけれども、この計画を策定するに当たり、いろいろデータとか分析をされることもあると思うんですけれども、そういったデータというのは、区のほうに蓄積があるものなんでしょうか。 ○関健康推進課長  豊島区におきましては、以前より予防対策委員会を設置していたということもございまして、区独自のデータも持ってございますが、今般、全国的に計画を策定するということで、国のほうから各自治体のプロフィールということで、いろいろな統計に基づいたデータが配付されている状況でございます。 ○清水みちこ委員  区独自のデータと、今回は国からもデータがということなんですけれども、やはり国からのデータということであれば、警察のほうがそういったことで収集して、内閣府が保有しているというふうに聞いています。詳細なそういったデータが国のほうで集積があるということなんですけれども、非公表とされているということで、やはり大切なプライバシーというのが入っているかと思いますけれども、自殺対策、さらに前に進めるために、やはりプライバシーに配慮しつつ、データの公表というのが大切だと思うんですけれども、そういったことに関しては、この計画を策定するに当たり、どのようにお考えなんでしょうか。 ○関健康推進課長  御指摘のとおり、国からいただいているデータの中には、非常に、1桁の数のものもございまして、そうすると個人が特定されるおそれもあるということで、取り扱いに注意ということになっております。  策定委員会の中では、そういったプライバシーに配慮いたしますので、もう少し大きな傾向といたしまして、豊島区としては、どういった年齢層に多いのかですとか、就労状況ですとか、地域の実情に合わせて、どういったデータを公表することがいいかということも踏まえて計画を策定する予定でございます。 ○清水みちこ委員  今、御答弁あったとおり、やはりプライバシーに配慮しつつ、データの公表ということと、やはり自殺というのは、原因として個人の問題というよりも、社会構造の問題というのが大きくかかわってくると思いますので、そういったことも含めて、しっかりとこういった計画を策定していっていただきたいと思います。  次は、旧第十中学校の跡地活用の事業者審査委員会について伺いたいと思います。  先ほどの御説明の中で、6月に基本計画を策定したと伺いました。旧第十中学校ですね、暫定利用がかなり長い期間あったと思うんですけれども、簡単で結構ですので、これまでの経緯を御説明いただければと思います。 ○木村施設計画担当課長  これまでの経緯といたしましては、旧第十中学校については、平成16年度末で廃校となりました。その後、17、18年度については明豊中学校の仮校舎として活用いたしまして、その後はグラウンド、あとテニスコートについては、暫定開放ということで、地域の皆様に利用していただいているというところでございます。  内容といたしましては、少年野球、少年サッカー、あるいは町会の方たちが使う場合は防災訓練をやったり、あるいは高齢の方だとグラウンドゴルフなどをやったりとか、さまざまな活用をしていただいているというようなところでございます。 ○清水みちこ委員  やはり豊島区にとっては貴重なこれからスポーツ施設ということで、しっかりとやっていっていただきたいというのは、もちろんなんですけれども、やはり区民の方の御要望、昨年、陳情も出ましたし、これまで議会のほうにも、さまざま御報告をいただいているんですけれども、今般、基本計画が6月に策定したというふうになっているんですけれども、議会の報告とか、区民の方への周知、それはどのようにいつからとか、教えていただいていいですか。 ○木村施設計画担当課長  議会の皆様への報告につきましては、子ども文教委員会のほうで基本計画が策定となりましたということで、ちょうど来週の月曜日ですか、こちらの報告をさせていただくところでございます。  また、区民の皆様への周知というところでは、広報としま、7月1日号で、まとまりましたということで報告をさせていただくとともに、広報に加えてホームページでも区民の皆様に周知をするところでございます。 ○清水みちこ委員  議会と区民の方への報告と周知については了解をいたしました。  基本計画ですね、さまざま項目といいますか、これからそれによって検討していくことがあるかと思うんですけれども、この審査委員会での検討項目、これまでいろいろ事業手法とか、そういったことも論議されてきたと思うんですけれども、この事業手法とか、そういったことは、このプロポーザルに具体的にどういった形で審査されていくのか教えていただいていいでしょうか。 ○木村施設計画担当課長  基本計画の中で4つの整備手法というのを比較して、それぞれ甲乙といいますか、どれがすぐれているとか、そういった比較検討はしたところでございます。今後、その中でどの手法がいいのかということについては、このプロポーザルの選定委員会ではなくて、まずその前段階で、区として、どの方式がいいのかというのをこれから決定していくところでございます。公募のプロポーザルにつきましては、決定したその手法に基づいて、今後、公募要項、仕様書、あるいは契約書の案、そういったものをプロポーザルの審査委員会の中で御議論をいただくというふうに考えております。 ○清水みちこ委員  手法については、その4つを連絡会で区として決定してということで、今、御説明いただいたんですけれども、あと、以前、議会に御報告いただいたときに、飯能に整備する文化財の倉庫、これをプロポーザルに一緒に入れるかどうかというお話もあったんですけれども、今回この倉庫についてはどうなったんでしょうか。 ○木村施設計画担当課長  飯能の倉庫につきましては、単純に倉庫を整備するという側面が強いところがございますので、今まで区の中でもさまざま検討してきたところではあるんですけれども、今回設置するプロポーザルの選定委員会の中で、議論して、事業者を決めていただくということではなくて、飯能のほうの倉庫については、通常の、具体的にはリース契約で倉庫を整備するのが一番いいのではないかということで、今のところ、そういう方針で考えております。 ○清水みちこ委員  では、飯能は別にリース契約でということで、その点についてはわかりました。  あと、手法にも関係してくる、これもまた今後の管理運営、大切なところだと思うんですけれども、手法によって形が変わるとか、従来どおりとか、いろいろあるかとは思うんですけれども、現在検討されているというか、区のほうで持っていらっしゃるお考えはどのようになっていますか。 ○木村施設計画担当課長  整備手法については、委員おっしゃるとおり、4つの手法を検討してきたところでございますが、その後の、管理運営はどうなるかというところについては、どの手法をとっても、今のところ、指定管理者制度、それを考えているところでございます。  したがいまして、どの手法をとったとしても、管理運営面では指定管理者制度を使うといった面では、同じだというふうには考えております。ただ、整備手法によっては、公募する際に設計、建設、管理運営を一括して事業者に提案してもらうというところがそういった手法を選択した場合は、将来的な指定管理者を担う事業者さんの将来的な考え方、構想を、設計段階から反映できるというようなメリットがありますので、現時点ではそういった手法のほうがいいというふうに考えております。  いずれにいたしましても、例えば、いずれかの手法を使った場合、運営権を向こうに渡してしまうとか、そういったことはなく、豊島区内の、例えば近隣の南長崎スポーツセンター、あるいは豊島体育館等で使っている指定管理者制度、それをやっていくというふうに考えております。 ○清水みちこ委員  指定管理者制度ということで御検討ということと、あと、今の御答弁の中に、建設とか一括発注という答弁があったんですけれども、一括発注となると、やはり区内業者の方が受注できる余地があるのかなという懸念もありますので、そういったところも含めて、しっかりと検討していっていただきたいのと、あと、地域から、やはり子どものために、これから使用料金なども、まだまだちょっと先の話かと思うんですけれども、減免してほしいとか、子どものためのという声が聞かれるので、そういったこともいろいろ検討材料、あと夜の使用ですね、今までもいろいろ出てきたと思うんですけれども、そういったことも反映して、運営していくというふうにお考えなのか、ちょっとそこを聞かせていただけますか。 ○木村施設計画担当課長  1点目の区内業者というところで、その点については、区としても、配慮していかなきゃいけない視点だなというふうには考えてございます。  ただ、例えば区内事業者単体で設計、建設、施工を全部担えるような体力のある、そういったのができる業者というのは余りないのかなと思っております。そうしますと、どうしていくかというのを考えていく場合、例えば、提案の中で、評価項目の一つとして、例えば区内事業者もグループ企業としてのメンバーで加えている場合は、例えば評価項目の加点のポイントにしていくとか、そういったところで配慮していかなければいけないのかなというふうには考えてございます。  また、地域からの要望というところにつきましては、検討委員会の中でも、やはり現在、暫定開放で利用している方たちからの御要望、あるいは地元町会からの要望、地元町会からは、例えば集会機能をつくってほしい、あるいは防災機能もあるといいと、そういったような御意見もいただきましたので、それについては、今後、募集要項をつくっていく中で、そういった面も、そういった点にも触れて、そういったのがしっかりと施設のほうに反映されていくようにしていきたいというふうに思っております。  また、料金につきましては、豊島区立体育施設条例というのがありますので、その枠組みの中での設定になるのかなというふうに考えておりますので、例えば旧第十中学校につくるスポーツ施設だけが極端に高いとか安いとかということではなくて、ほかの施設と横並びといいますか、ほかと同じようになっていくのかなというふうには考えてございます。  最後に、夜間の営業とか、そこも難しいところでして、住民説明会、あるいはパブリックコメントの中でも、周辺の方たちにとってみれば、なるべく早くやめてほしいと、日没ぐらいでとか、18時ぐらいで終わるといいなという御意見をいただきました。  その一方で、例えば社会人が仕事を終わって、その後スポーツする場合、やはり20時、あるいは21時までやれると、会社帰り、仕事帰りにできるというような意見もいただいております。これについては、区としても何時がいいのかというのは、現在、決定しているところではございませんが、そういった多様な意見を踏まえながら、検討していくとともに、せっかく整備することになりますので、できれば照明等もつけて、近隣住民への配慮をしっかりして、近隣住民の皆様から御納得いただけるかというのはあれですけれども、近隣の住民の皆様にもしっかりと対応しながら、今後の施設設備を進めていきたいというふうに思います。 ○芳賀竜朗委員長  清水委員、そろそろおまとめください。 ○清水みちこ委員  先ほど御答弁の中に、今後、6回検討会を開いていくというふうにあったんですけれども、今後のスケジュールについて、ここに大まかに書かれているんですけれども、来年度、公募開始、事業者の審査、選定というふうに書いてあるんですけれども、具体的に来年度の何月ごろとか、そういったのを教えていただいてもよろしいでしょうか。 ○木村施設計画担当課長  済みません、ちょっと先ほど、私の説明がまずかったのか、6回と申し上げたのは、今回廃止となったほうのものでして、それが昨年9月から本年3月まで6回やりましたというところでございます。  今回、設置する委員会がどのくらいの数かというところは、まだ何回やる、あるいは何年の何月にというところまで、そこまでは詰め切れてはございません。ただ、回数といたしましては、2回から3回程度かなというふうに考えております。  内容としては、公募要項等の審査、事前の審議、あとは一次審査、二次審査等での事業者の決定、そういったイメージを考えております。 ○清水みちこ委員  審査委員会、二、三回ということで、公募とか、そういったことの計画、今スケジュールを伺いました。  このスケジュールの予定なんですけれども、これを見ましても、やはり文化財倉庫の関係とかはあるかと思うんですけれども、かなり時間をかけてやっているのと、あと、今までも地域の方の意見の吸い上げといいますか、そういったこととか、地域説明会といったのも施設用地、私も委員というか、副委員長をやっておりましたので、そこでの報告も聞いております。地域説明会も2回行ったとか、あと、パブコメもしているとか、そういったことで、かなり丁寧にやられていたと思うんですけれども、パブコメのほうは、まだ議会には報告はないですよね。 ○木村施設計画担当課長  はい。4月24日、26日に住民説明会を行いました。また、5月に1カ月かけてパブコメを行いました。これについては、今回の子ども文教委員会のほうで、御報告をさせていただくとともに、7月11日の施設用地特別委員会がございます。そちらの施設用地特別委員会の中でも住民説明会の内容、あるいはパブコメの内容について御報告をしたいというふうに考えているところでございます。 ○清水みちこ委員  パブコメのほうの御報告もいただけるということで、そういったふうに経過を含めて、丁寧に議会のほうにも御報告いただいておりますし、区民の意見のほうも聞いてということで、やはり区民の方の待望の施設かと思うので、しっかりと丁寧にやっていただきたいと思います。
     済みません、委員長、次の質疑に移らせていただきます。  もう一つあります。池袋保健所跡地活用事業者選定委員会について、伺いたいと思います。  先ほどの設置のついての資料の中に、跡地活用というふうにあるんですけれども、この跡地活用は、具体的にどういったことかを教えていただいていいでしょうか。 ○田中財産運用課長  表現で非常に悩んだところなんですけれども、現在、土地、建物が当然ございまして、行政機関として運営されておりますので、保健所が移転になりました後に、その土地、建物を民間事業者さんに有効に活用していただくと、地域の発展のために御活用いただくというようなことでございまして、跡地というと、何か土地だけというイメージになってしまうんですけれども、厳密には土地、建物ということで、保健所が移転された跡という意味で、ちょっと跡地という表現を使わせていただいております。 ○清水みちこ委員  ちょっと御答弁のニュアンスが違っていて、済みません、もう一度伺いたいんですけれども、土地、建物ということで、跡地活用ということは、具体的に、その土地、建物をどうすることということでお聞きしたんですが。 ○田中財産運用課長  今回、保健所の移転を計画しておりまして、移転後の、今、公有財産になっておりますけれども、こちらをどういうふうに活用するかということでございます。  一つは、区のほうで公用、公共用に使うということもございますし、民間のほうに資産活用という形でお使いいただくということもございますけれども、今回は、この土地、建物を使って、当然売却でございますので、代金をいただいてお売りをすると。それに加えて、Hareza池袋周辺のエリアの発展のために活用いただくということでございますので、その点で単純な入札ということではなくて、さまざまな観点で審査をするということで、跡地活用事業ということで表現をさせていただいております。 ○清水みちこ委員  ただいまの御答弁の中に売却という言葉が出てきましたので、ちょっとそれについて伺いたいんですけれども、区有財産は長く売却ということでなかったかと思います。一般論で結構ですので、区有財産を売却する場合の手続的なこと、どういった流れになるのかも含めて、ちょっと教えていただいてよろしいでしょうか。 ○田中財産運用課長  まず、当然、区有財産として活用している場合、行政財産と普通財産というものでございますけれども、仮に今回のような行政財産になりましたら、その場所を使わないということになると、用途廃止をしまして、普通財産になると。ただし、ほかの目的で区のほうで使うということであれば、引き続き、行政財産ということはございます。  今回の場合は、こちらの地域特性等も考慮をいたしまして、民間活用が最も適切であると、あと、移転経費に充当するという目的もございますので、そのような判断をしたところでございます。  また、こちらについても、入札で売却するという方法と、それから随意契約で売却をする方法、また、公募プロポーザルで事業者を決めるという方法がございまして、今回はその中で、価格だけではなくて、事業内容等も総合的に審査して、それも公平公正な形で事業者を決めるということが適切だということを判断いたしまして、公募プロポーザルの売却というような選択をしたところでございます。 ○清水みちこ委員  今の御答弁の中に、ちょっと用途変更をしないと、という御答弁あったんですけれども、まだ今、もちろん保健所としても使われているので、用途は行政財産のままだと思うんですけれども、まだ現在、行政財産のままであるにもかかわらず、この審査委員会を立ち上げることについての整合性というか、今までそういうふうに、まだ行政財産のままのものを売却するからといって、用途変更もしていないのに、こういった審査会を立ち上げるというのは、整合性というか、そういうのはどうなんですか。 ○田中財産運用課長  まず、当然、行政財産のままでの売却ということはできませんので、用途廃止をしてからということになります。ただ、行政財産のままで契約手続ができるかということに関しましては、その財産の利活用を効率的に行うために、まず用途廃止ということ、今回は移転ということがそれに当たるわけですけれども、そちらのほうを確実にすること、また、契約後に何らかの形で、その用途が廃止できないという場合のリスクを契約書等に盛り込んでおくという条件であれば、契約可能であるということについて、総務省のほうから通達が来ております。  今回の場合は、プロポーザルで事業者を行政財産の時点では手続を行いますけれども、当然、契約の発行というのは、用途廃止後にいたしますので、移転がされた後にきっちり引き渡しをするということは契約書のほうに明記をいたします。  この時期に、こういった手続をとるのが拙速ではないかというようなお話かと思いますけれども、移転をした後に、使われていない土地、建物が、ちょうどHareza池袋周辺がにぎわって、まちが変わろうとしているときに、その状態で取り残されることは、適切ではないというふうに判断をいたしまして、速やかな跡地活用を図るという観点から、今回、この時期に事業者の選定委員会も同時に設けさせていただきたいということで、議案として上げさせていただいたものでございます。 ○清水みちこ委員  ちょっと御説明がわかりにくいんですけれども、できるという御答弁なのかなとは思いますが、やはりHareza池袋のオープンに合わせてということが、まず、ありきということであるんで、そういったいろいろなことでできるという御答弁になったかと思うんですけれども、やはり今、課長みずからおっしゃったように、拙速というのはぬぐい切れないと思います。  できるとおっしゃいましたけれども、今定例会で位置変更条例を上程して、まだ審議もされていないですよね。見切り発車じゃないですけれども、本当にHareza池袋に合わせてということで、ちょっとこれは拙速ということだけではなくて、方法論も含めて、私は問題がかなりあると思いますし、5月の施設用地特別委員会でも、各会派の委員の皆さんからさまざまな意見が出て、その点についても指摘があったと思いますので、ちょっとやはりHareza池袋に合わせてというのはぬぐい切れないのと、あと、済みません、ちょっともう一つ質疑させていただきたいんですけれども、あと、時期もそうですけれども、もう一つ、売却ということで、重要なポイントになってくるのは価格ということになると思うんですね。  区民の大切な財産ですので、もし売却ということになっても、その価格が適正かどうかというのは本当に重要なポイントになってくると思うんですけれども、その価格について、区のほうで手続的なことありますよね、踏んでいくこと。それについては、もうしっかりと手続が済んで、これをやって大丈夫ですよというところまで来ているんですか。 ○田中財産運用課長  まず、前段の御意見につきましては、今回の保健所の移転が跡地活用を目的としたものではないということをまず御理解いただいて、移転をした後に速やかに跡地活用を図るという必要があるということで、その手続を進めているというところでございます。  それから、価格のことでございますけれども、こちらは、財産価格審議会で適切な価格を判定しませんと公募ができないということでございます。こちらの手続につきましては、本定例会で、この委員会の設置もそうでございますけれども、保健所の移転と設置条例の変更というところを御審議いただいた後に、財産価格審議会を開催いたしまして、そちらで適切な価格、これは最低売却価格に当たるものでございますけれども、そちらを決定しまして、その後の手続を進めてまいりたいというふうに思っています。大変失礼いたしました。 ○芳賀竜朗委員長  清水委員、そろそろおまとめください。 ○清水みちこ委員  まだ質疑させていただきます。  今、財産価格審議会というお話ありましたけれども、第2回定例会で位置変更条例が議決されたとしても、ここに出されているスケジュールを見ると、もう9月に実施要綱を公表して公募をするんですよね。先ほども言いましたけれども、やはりスケジュールありきということで、議決されて条例変更して、この審議会が立ち上がったとしても、本当に満足な審議ができるんですか、ちゃんとしたことができるんですかというぐらい、このスケジュールがどんどん決まっていて、それに合わせて進んでいるという感がどうしても否めないというか、それしかないでしょうという感じのスケジュールなんですけれども、それについてはどうなんですか、こういうことでいいんですか。 ○田中財産運用課長  今回のスケジュールとしましては、8月から9月に委員会を設置いたしまして、最終的に優先交渉権者を決定する時期が来年の3月ということで、半年強ということでございます。これは規模によって、例えば旧庁舎等につきましては、もう少し長い期間をとっていたということがございますけれども、前回がホールの建設というところもありまして、今回は、スキーム自体はそれほど複雑ではないと。大切な資産活用の案件ではございますけれども、半年という期間につきましては、ほかの事例、他自治体の事例もございますし、本区の事例等も見ても、決して短い期間ではないということで、この期間の中で、時間は限られておりますけれども、十分な議論ができるというふうに判断しております。 ○芳賀竜朗委員長  じゃあ、ほかの委員さんもまだいらっしゃいますので、これでよろしくお願いいたします。 ○清水みちこ委員  時間制限があるというふうなことはないと思いますので、続けさせていただきます。ちょっと質疑の途中で切られますと、なかなかうまく私の頭もつながりませんので、済みません、続けさせていただきます。  ほかの委員会の事例も今挙げられましたけれども、先ほど伺った旧第十中学校の審査委員会、同じ時期に、ここにかかって、立ち上げして、公募は来年の、年度末ですよね。そういうふうにきちんと説明して、時間をかけてということではないですけれども、それなりに検討してやっていくのが、特に区民の財産の売却なんですから、スケジュールありきではありませんとおっしゃいますけれども、8月に立ち上げて、もう9月に公募、ホームページにも何か出ているじゃないですか。ああいうふうに、どんどん進めていっている感がありますので、そんなことはないですよって言われても、なかなかそれは区民の方にも御納得いただけるものでないと私は思います。  あと、Hareza池袋のオープンに合わせてとか、理由についても、これまでの議会への報告で、保健所に来られるお母さん方の危険がとか、いろいろありましたけれども、まず、Hareza池袋のプレオープンの時期に引き渡しをするんですよね、それは今、私は拙速だと思いますけれども、区が検討されているスケジュールでいえば、優先交渉権者に物件自体を引き渡そうとお考えになっているのは、Hareza池袋のプレオープンのときに引き渡しをお考えになっているということですよね。 ○田中財産運用課長  本日の資料の中にも記載をさせていただいたんですけれども、引き渡しの時期につきましては、平成31年度中ということでございまして、まだ具体的にいつということは決めておりません。  事業者さんのほうのいろいろ事業スキームもございまして、せんだって、事前告知ということでホームページに掲載をしまして、幾つか事業者さんのほうからも、その引き渡しの時期についても、いろいろ御意見をいただいております。そのような点につきましても、今回、公募要項の策定のときにどのようにするかというところを、この委員会の中にも御意見をいただきながら決めてまいりたいというふうに考えております。 ○芳賀竜朗委員長  清水委員、どうぞ、ほかの委員さんもまだ御発言あろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○清水みちこ委員  はい、わかりました。進めさせていただきます。  では、引き渡しの時期は、これから検討ということでしょうか。 ○田中財産運用課長  さまざまな考え方がございまして、区としても幾つかプランというのがございますけれども、現在、ここだというところで正式に決めていることはございません。 ○清水みちこ委員  正式には決まっていないということなんですけれども、いずれにしてもHareza池袋がオープンしてからの引き渡しになるかと思います。老朽化ということで、今の建物を活用するにしても、解体するにしても、何らかの手入れ、工事が必要かと思います。人出がさらに多くなった時期に工事車両とか、そういったことが入るということで、決して、今の保健所に来所される方が危険だからあそこを移転しますということは、理由にならないと思うんですね、工事車両とか、何らかの手が入るんですから。そういったことでも、ちょっと理屈としてもおかしいんじゃないかなということを指摘させていただいて、委員長もおまとめくださいということですので、一旦まとめさせていただきます。 ○有里真穂委員  それでは、旧第十中学校跡地活用事業の審査会について質疑をさせていただきます。  先ほどの御答弁でもございましたように、前回の旧第十中学校跡地活用基本計画委員会では、地元や各スポーツ団体の代表など、公募委員からも構成されておりましたが、今回の事業者の審査会というのは、こちらのメンバーを引き継ぐような形なのか、それとも学識経験者、あと区の職員というような中での構成になるのかをお聞かせください。 ○木村施設計画担当課長  従前の検討委員会については、どういった中身がいいかとか、地域の皆様の要望を聞くということもありましたので、さまざまな方にメンバーになっていただいたところでございます。  では、今回つくるプロポーザル審査委員会についてはどうかというところでございますが、今度については、例えば公募要項を作成するとか、あるいは仕様書をどうしていくとか、そういった専門性のほうが今度は高くなる部分でございます。そういった意味合いから、区といたしましては、学識経験者の方と区職員と、そのメンバーでの構成が適当じゃないかなというふうに現時点では考えております。 ○有里真穂委員  学識経験者ということでございますが、前回も学識の先生がお二人いらっしゃったと思うんですが、その学識経験者の基準というのはどういったところにあるんでしょうか。 ○木村施設計画担当課長  それぞれの附属機関といいますか、審議会のそれぞれの中身に応じてだとは思いますけれども、今回の場合ですと、公共施設を整備していくというところでございますので、そういった分野に詳しい方、あるいは、今度については、今後のスポーツ施設ができ上がった後の管理運営という部分も出てきますので、例えばですけれども、指定管理者制度などにも詳しい方とか、人選については、誰がいいというふうには、まだいろいろリストアップをして決定しているとこではございませんが、そういったさまざまな視点から選定のほうはしていきたいというふうに考えております。 ○有里真穂委員  今回の旧第十中学校の整備手法、4種類あるということで、特にDBO方式であるとか、PFI、DBFOといったような形で、資金調達及び管理運営、そして施設を建設するといった幅広い視点が必要だと思います。特にその資金調達においては、区の資金を活用するのか、それとも民間からの資金調達で賄うのかというような、非常に重要な視点が盛り込まれる中で、この学識経験者の知見というものには、ある程度、金融的な知識、また、この設計、運営管理といった幅広い知識が求められると思います。  前回の施設基本計画の検討委員会の中では、やはり、その運営の委託事業者自体のさまざまな基本的な情報のミスであるとか、公募の委員からもさまざまな御指摘をいただくような状況がございましたので、その学識経験者、特に金融調達と、あとそのほかの管理運営に当たっては、しっかりとした基準がないと、さまざまな問題が、基本的な情報のインプットのミスとか、そういったことが起きるような状況では、いささか疑問に感じる部分もあるんですが、その点についてはどのように対策を考えていらっしゃいますでしょうか。 ○木村施設計画担当課長  まず、前回の検討委員会の中では、不手際な部分もございましたので、その点についてはおわびをいたします。  今後につきましては、今まで基本計画の検討ということで積み上げてきた土台を、一定程度の到達地点として、基本計画が今回まとまったところでございますので、その基本計画の、内容に沿った、しっかりとした施設ができるように努力していくとともに、そういった基本計画をしっかりと踏まえている、そういった人、そういった学識経験者を選任していきたいと考えております。 ○有里真穂委員  今回のこの手法の中で、まさに先ほどの御答弁にありましたように、管理運営というようなところも含まれてきますが、この点に関しては、地域の要望ですとか、スポーツ団体が使いやすさといったようなところでの御意見を、ある程度、聞いていく必要もあるんではないかと思いますが、今回、学識経験者と、また、区の職員が主な構成メンバーということで、その点についてはどのようにお考えでしょうか。 ○木村施設計画担当課長  昨年度から、この3月までやってきた基本計画の検討委員会の中でさまざまな御意見いただきました。そのまとめた成果として、基本計画ができ上がっているというふうに考えております。当然、基本計画の中に、地域の皆様から要望があった、例えば町会が集会できるような多目的な集会スペースみたいな、そんなのも設けてほしいというような要望もございました。あるいは防災機能を設けてほしい、そういったことも基本計画の中にしっかりと書き込んでございますので、そういった基本計画の中にあるものはしっかりと実現していくと、そういった決意、視点を持って進めていきたいというふうに考えております。 ○有里真穂委員  地域の今まで出てきました御意見、また、下に貯水槽などが入っているというようなことで、設計上にさまざまに難しい部分もあると思いますので、そういったことを総合的に判断できるような委員の皆様の議論が進められるように、ぜひ進めていただきたいと思います。  豊島区の教育ビジョン検討委員会について、質疑をさせていただきたいんです。こちらの教育ビジョンの中の3つの項目、特に新しい教育分野においてに関してなんです。こういった内容について、今後、新しい教育分野というような、新しい教育検討部会というような、どういった新しい教育検討の内容になるのかというようなことを教えていただけますでしょうか。 ○佐々木庶務課長  今回の策定の目的の欄にも記載をさせていただいておるところでございますが、国の教育改革指針、また、新学習指導要領の改訂といったようなことがございます。  第3期の国の教育振興基本計画、この3月に中央教育審議会からの答申が出たところでございます。その中におきましては、別の項目とはなりますが、教員の働き方改革もうたってございます。また、新たな小中連携ですとか、学校自体のあり方、地域の中にある学校のあり方等についても示されておるところでございます。  また、新学習指導要領につきましては、小学校の英語活動の充実ですとか、道徳の教科化といった項目がございますので、こういった項目につきまして、新しい教育検討部会の中で検討を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○有里真穂委員  新しい教育検討部会というのは、必ずしも、今の御答弁ですと、新学習指導要領を見据えてですとか、子どもスキップのことに関して、この中に入れるということだけではなく、もっと幅広い観点で、この新しい教育検討部会というのを立ち上げるというようなことでよろしいんでしょうか。 ○佐々木庶務課長  部会といたしましては、この3つの部会を立ち上げる予定でございますが、今、委員の御指摘がございました子どもスキップの関係でございますと、既に子どもスキップ運営協議会といった別の委員会を立ち上げてございます。また、コミュニティスクール、地域の中の学校のあり方ということですと、コミュニティ検討委員会という委員会がまた別にございますので、そういったさまざまな委員会と連携をとりながら、このビジョンについては策定を進めていきたいというふうに考えております。 ○芳賀竜朗委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。 ○山口菊子委員  まず、順番としては、保健所の跡地のことがあろうかというふうに思います。説明によれば、Hareza池袋周辺地域のさらなる活性化に資する最適な事業者を選定するためということですけれども、Hareza池袋、プロポーザル方式で、どこまで、例えば豊島区の意向に沿った内容の事業者というのかしら、かなり区の意向が強いということは、手を挙げる事業者が、かなり限定されてくるかなというふうに思うんですけれども、そうすると、その売却価格の問題との関連がありますよね。あの売却価格を、なかなか、あんなにいい場所に豊島区が持っているあの土地というのは、医院の相続で豊島区が結構高い値段で買ったんだと思うんですけれども、結局それに見合ったあの土地の、ちょっと面積が狭いけれども、一応評価に見合った売却価格を得るためには、あんまり条件をつけないで売っちゃったほうが高くなるというのがあるわけだけれども、だから、その辺のプロポーザルでなぜやるのかと、その辺の説明というのをもうちょっと詳しく丁寧にしていただけるでしょうか。 ○田中財産運用課長  まず、御案内のことかと思いますけれども、総論的なところを申し上げますと、やはり区民の貴重な財産を処分するということでございますので、このHareza池袋との連携を強化しまして、池袋を活性化し、豊島区の価値を高める活用ということでございます。  審査ポイント等については、今後、条件等も決めていくことにはなるんですけれども、やはりにぎわい創出とか、まちの回遊性の向上、まちづくりの観点というのは、非常に重要でございまして、それも、この豊島区ならでは、このHareza池袋周辺ならではというところが、やはり重要になるかと思います。  今、幾つか事業者さんのほうから、いろいろお問い合わせ等もありますけれども、やはり池袋に対する関心も非常に強い、ことを感じておりますし、このHareza池袋のプロジェクトが、やはり相当注目をされているというような状況でございます。  その中でいけば、当然、区としてはコンセプトというものは強く求めていくことにはなりますけれども、事業者様のほうにも一定程度、今理解いただけているのかなと思いますし、十分理解いただいて、それが価格を減価するような要因ではなくて、むしろ相乗効果で、事業者さんにとっても非常にメリットがある活用ができるというふうに思っていただけるような、そういうような公募要項をつくってまいりたいというふうに考えております。 ○山口菊子委員  すごくその辺のところは大事なことだと思うんですね。区有財産ですから、非常にああいう場所にあって、限られた面積、幾ら面積が狭いといっても、やっぱり貴重な財産ですから、一定の価格というのが必要でしょうし、その移転の費用も含めて、あるいは、最終的にはC地区まで来るというとなると、相応の費用がかかるわけで、売った割には、そのお金、どうしちゃったのかしらというぐらいに低いと、ちょっと課題が大きいかなと。それはやっぱりなかなか難しい話だろうというふうに思うのね。  ただ、一方で、言ってみれば、あの商業地域、何でもできる地域だから、風俗なんかにされたら、それはそれで物すごく大変なことだし、やっぱり区有財産を、やはり、きちんと区民の皆さんに御理解いただけるような形で御活用いただけるようなところに買っていただかなきゃいけないと、その辺のバランスだと思うんですよね。  だから、売却する以上は、それなりの売却したというお得感が残って、区民サービスの向上に資するだけの新たな保健所が担保されるんだという、そのお得感みたいなものも絶対必要だし、かつ、一方で高けりゃいいだろうという話でもないということを、やはりきちんと、区民の皆さんに御理解いただけるように、やっていかなければいけない。だから、そのためのプロポーザル方式であると思いますけれども、非常にこの周辺地域のさらなる活性化に資する最適な事業者を選定するためというだけでは、ちょっとぼんやりしているかなって私なんか思っていて、やっぱりその辺の、いい土地を売ったんだから、多少お金が入ってお得感もあるし、その後の保健所もすごくサービスがいいんだよ、とってもよくなったよというのと。それから、売ったけども、あの地域はとっても売ったことによっていい場所になったんだということがわかるという、そこが明確になるような、やはり説明を地元にも、地域にも、区民の皆さんにもしていけるような形が一番望ましいというふうに思うのね。  そういう意味では、設置目的のところ、この審査委員会の設置目的もそうだし、審査をしていただく委員の皆さんにも、そこの辺のところをよく認識していただけるような委員の方をしっかり選んでいただくということがとても大事かなというふうに思うんですけども、いかがでしょうか。 ○高野区長  今の御質疑の流れの中で、まず、このHareza池袋のところ、これは、そもそも新庁舎がこちらに来るということからスタートし、そして、この新庁舎に移ることによって、跡地の活用をどうするか、これは本当に地元の人たちが、本当に長年にわたって、あの場所の旧庁舎並びに区民センター、公会堂というところの資産活用といいますか、あれだけの一等地であるか、それに対して十分活用できるような形ということで、地元の方々、考える会ということを非常に熱心に長く検討をしてきたわけであります。  それらの意向も含め、また、この池袋全体のまちづくりのことも考えて、あそこをプロポーザルで選定をしたわけでありますけど、当然そのときに、今お話のように、まずにぎわいをつくり、それから、もう一つは財政的なものをちゃんと担保できるような、そういう価値を高める形の中で進んできたわけであります。  たしか6社がプロポーザルに参加して、それぞれ価格等々は公表をしておりません。落ちたところはもちろん公表しておりますけど、そのときに、はるかに高い金額を示した企業がございますけど、それは委員会の中で、じゃあ今、今、Hareza池袋になりましたけど、ここはどういう形で、どういう目的で、どういう役割を担ってやっていくかという形の中で、やはりにぎわいをつくる中心的な役割を担ってもらうという形の中で、当初は7つの劇場、現在は8つの劇場ですけど、そういう形によって、あの周辺が、非常に今までにない、さらににぎわいをつくっていく、また、国際アート・カルチャーの拠点にも考えていくべきだというような、それらを含めながら、委員会で御審議をいただいたわけでありまして、決して最高値で落ちたわけじゃありませんし、その主たる目的のためにそれが選ばれたわけであります。  それと同じように、この今回の保健所等々については、今、御意見のように、やはりあのHareza池袋のにぎわいと一体的になるような、そういうような形をやっぱり考えていくというのも一つの大きなポイントになるわけであります。ただ、保健所が、仮にでありますけど、造幣局の跡地、さらにはC地区へという一つの移転の流れといいますか、シナリオができ上がったわけであります。これができるには相当に検討に検討を重ねてこういうような形、今おっしゃるように、ただ、区民の財産が非常に低い評価で、何しろ移転ありきではなくて、やっぱりそういうようなことを十分踏まえた上で考えていくということになるわけでありますので、当然のことながら、あの当時の価格とは、はるかにあそこの価格も変わってきておりますし、それを保健所の移転を賄うような、やはり区民が納得するような金額でなければ、もう何でもいいから売るんだというような形では、決してそういう方法はとってもらいたくないというか、つくった委員会で決めるわけでありますから、今までの一連のHareza池袋をつくった委員会の流れの中で、私はそういう検討もしてもらいたいと思っているわけであります。  価格等々については、本当に納得できるような、ふさわしい金額、さらには、今回のその売却によって、一連の保健所の移転の経費が、それが賄えるような形に、私はぜひそういう形を進めてもらいたいというか、そういう形がとれるのではないかという想定のもとに、この計画を進めているわけであります。だけど、基本はやっぱり保健所の機能はしっかり担保するということが、それが基本的なものでありますので、それらを含めて、それを考えながら跡地の売却ということを進めてまいりたいと思っております。  私も、この池袋全体のいろんな動きを熟知といいますか、十分知っているつもりで、いろんな形の中で、この土地がどのぐらいの価値があるかということは、それなりに私自身も考えというか、そういうような思いもございますので、断言して言えるわけじゃありませんけど、決して区民の皆さんから、何であんな形で安く売って、それで、ああいうふうにしたのかということは、絶対に私はそういう形にはしたくありませんし、するつもりもありませんので、これらの委員会の中で、それらの背景を含めて、論議をしていただきたいと思っております。 ○山口菊子委員  ぜひ区民の皆さんの期待を裏切らないでいただきたいというふうに希望しておきます。  それから、この自殺対策計画策定委員会なんですけれども、健康プランの中に、この自殺対策が入っていたわけですよね。 ○関健康推進課長  御指摘のとおり、健康プランの中では精神保健、心の健康といったところで自殺への対策というところで既に入ってございます。 ○山口菊子委員  今度、その基本法が変わって、対策計画を策定することが定められたわけですけれども、いわゆる健康プランの中で、今まで示してきた自殺対策というものが、例えば今回の自殺対策計画に匹敵する内容か、あるいはもうちょっと軽かったのか、その辺のところの位置づけをちょっと説明してください。 ○関健康推進課長  今般、国が全国的に各自治体で計画を策定するようにと示した背景といたしましては、地域によって非常に先行している自治体もあれば、余り手がつけられていない自治体もあるということで、それを基本施策という部分では統一をしていくと。あと、豊島区も含めまして、先駆的にやっていた施策を他の自治体も取り込んでいくというような部分がございまして、豊島区といたしましては、ボトムアップという形で、かなり積み上げてきたところがありまして、そこら辺につきましては先駆的なんですけれども、基本施策の中で5つ示されております自殺対策を支える人材の育成ですとか、生きることへの促進要員の支援といったことにつきましては、少し庁内の事業に関連づけていくという部分がなかった部分もありますので、そのあたりを強化していくという形になるかと思います。 ○山口菊子委員  結構、豊島区は自殺対策、いろんなこと取り組んでいて、かなり進んでいるかなという、ほかの自治体に比べて、そういうふうに私は思ってきたので、それをボトムアップをしていくということで、今度の計画を位置づけられるんだったらとてもいいというふうに思います。  全体に自殺者の数は少し減っているとはいうものの、でもやっぱり人数としては、大変多いふうに数字は出ていますので、今までの取り組みをさらに進化できるように、この基本計画の中でいい計画を立てていただけたらいいかなというふうに思っております。  次に、旧第十中学校の計画のほうですけれども、とても子どもたち、少年サッカーや少年野球とかいっぱい使っていて、暫定活用が結構長いと、やはりそれになれてしまうというところもあって、新しい計画を立てるというのは、本当に大変なことだというふうなことを、私も基本計画をつくる検討会の中をかなり傍聴させていただいたり、地元の皆さんの御意見を伺わせていただいて、すごく認識をしました。  そういう意味では、暫定活用が長くなるというのは、いかがなものかな、もうちょっとやっぱり、せっかくならば子どもたちが伸び伸びできるスポーツがもっと早くからできて、財政の事情で、たしか平成22年か何かにでき上がっているはずのスポーツ施設がここまで延びちゃったから残念なんだけども。でも、かなりいろんな意見をお聞きになっていると思いますので、この審査委員会の中では、地元の皆さんや、いろいろな方たちの声を積み上げたものを前提にしていくということがとても大事だというふうに思うので、区の職員はよくわかっていると思いますけど、学識経験者の先生方がどういう方がなるかわかりませんけれども、積み上げたことを忘れないで、そこを前提にして、どんな事業者を選定していくのか、その辺のところはやっぱり抜けちゃうと、ゼロからになっちゃうと、また今までの検討会は何だったのかとかいう話、協議会は何だったのかという話にもなりますし、その辺のところは、ぜひ大事にしていただきたいと思いますけど、いかがでしょうか。 ○木村施設計画担当課長  まさに山口委員、おっしゃるとおりだというふうに認識しているところでございます。  昨年の秋から6回積み上げてきて、それ以外にも地域の町会の方たち等からもいろいろ要望を伺って、それでやっとつくり上げられた基本計画でございます。当然ながら、これが今後、また、さらに進めていく中での大前提であるということは、十分重く受けとめているところでございます。計画策定に携わっていただいた皆様の思いが詰まった基本計画ということは、しっかりと認識して、この基本計画を、じゃあどうやって実現していくのかという、そういった視点を大事にしながら、今後の学識経験者の選定、あるいは事業者の選定、そういったのはしっかりと進めていきたいというふうに考えます。 ○山口菊子委員  ぜひお願いをしたいと思います。  それから、静かな住宅地にあるところのスポーツ施設ですから、いわゆる収益を求めていくと、事業者にとってみれば、大変厳しいかな、指定管理も含めて、道路沿いのにぎやかなところにあるところで、夜間でもがんがんライトをつけても幾らでもやれるようなところだと収益性が高くなってくるんだけれど、なかなか住宅地で厳しいですよね。本当に周りの方ははっきり言ってうるさい。ちょっと子どもたちが野球の試合、練習を終わって帰り道、ちょっとおしゃべりでもしようものなら、うるさい、うるさいと、すぐ怒られてしまうようなところなので、そういう意味では、大変収益性が低いかなというところが前提にあると思うんですね。  だから、その辺で区として、いわゆるどれぐらい財政的な準備をしていくかということも、今後、スポーツ施設の運営していく上でも、指定管理者が、自分たちで、全部できるという、そこで企業が運営できるほどの収益は上がらないんじゃないかと思うのね。だから、そういう意味ではかなり、どれぐらいの事業者が手を挙げるかというところには課題があるかなというふうに思うんですけども、その辺の覚悟はできているのかな。 ○木村施設計画担当課長  基本計画策定とあわせて、さまざまな事業者の方たちと意見交換して、あそこの場所での収益施設の可能性ということについても、議論をしたところでございます。  ただ、委員おっしゃるとおり、ああいったところで、駅からも少し離れておりますし、人通りの面も繁華街というわけではありませんので、区の認識といたしましても、現時点で、収益施設というのは、なかなか難しいところがあるなというふうには認識してございます。  したがいまして、この収益施設がばんばんお金を上げて、管理運営のほうに回せるというようなところまではいかないだろうと。つまり、毎年毎年、赤字の部分が出てしまって、それは、当然、区として、しっかりそこは支えていくというスキームになるというふうには考えております。  ただ、提案をもらう中では、初めから収益施設は要りませんということではなくて、さまざまな可能性の中で、何かしら、一応可能性としては入れておいて、微々たるものではありかもしれませんが、ちょっとでも収益が上げられるようなものもひょっとしたら入るかもしれないんで、そこは必ずしも排除はしません。いずれにしても、財政面については区のほうがしっかりとやっていく必要があるというふうには考えております。 ○山口菊子委員  せっかくですから、長い暫定期間を経てますので、ぜひいい施設となるように、この委員会の中で事業者を選んでいただきたいというふうに思います。  最後に、教育委員会の教育ビジョンの検討委員会なんですけれども、これは現行の、委嘱または任命された日からその日の属する年度の末日までと、ちょっと普通の常識で考えると、ビジョンが策定される日までというのが当たり前のように思うんだけれども、これは何でこういうふうに現行はなっているんですか。 ○佐々木庶務課長  策定のところを調べてみましたが、こういったところでというところはなかったようでございますが、当時、策定したときは、年度の始まりから委嘱をしまして、その年度の終わり、3月には策定ができていたということから、そういった条例になっていたものと考えられます。 ○山口菊子委員  いつ任命するかにもよるし、検討期間をどれぐらいに設けるのかということにもよるし、それから、その間の国の教育改革指針とか、学習指導要領とか、いろいろあるからしようがないんでしょうけども、本来はビジョンが策定される日までというのが合理的な感じがするかなというふうに思って、ちょっと不思議に思いました。  以上です。 ○竹下ひろみ委員  最初に池袋保健所の件についてお伺いします。  これまで予算特別委員会であるとか、それから、施設用地特別委員会であるとか、さまざまなところで発言の機会がありましたんですけれども、今回、この池袋保健所を売却するということを私なりに考えてみると、とても何か奥が深いというか、ただ売るというだけじゃなくて、そこにどういう価値観をつけていくのかなというのがすごく重要な一つのここの役割であるんじゃないかなと。  先ほど、区長からの答弁の中でも、そのとおりだなというところもあったんですけど、ここの場所というのは駅から近いですし、平成8年でしたか、そこの、豊島区が20億円で、そこを買って、区の財産として活用してきたという。区民の皆さんに利用されてきたという、とても愛着のある土地ではありますけれども、新庁舎ができるということで、定期借地であちらのところを、お金もさることながら、提案で今の8つの劇場で、工事が進められている、にぎわいが創出できたという、その途中の段階にもかかわらず、そこににぎわいが少しずつあらわれてきたことよって、手狭になったり、それから保健所に来る人たちの安全・安心を考えると、健康増進ももちろんなんですけれども、移転をして、しっかりとそこら辺の健康面の保健所としての機能のあり方と、それから、まちのにぎわいをどうしていくのかというところも考えていかなければいけないし、そこで、じゃあ売却がいいのか、定期借地がいいのかって、私も最初、定期借地で財産として残すことがたとえお金が少なくても、金額がそんなに多くなくも、財産としてはどうなんだろうなということで私なりに考えたときに、やはり後々、C地区に移ったときに、床を買う、売ったから買うということもあるかもしれませんけれども、ある意味、区民の財産が、お金がそのときにどのくらいの財源を持ち出すかということについては、今回の売却の金額より多くなってしまう可能性はあると思いますけれども、区民の財産をふやしていくという意味においては、今回、売却という手法で、新たなにぎわいを出していくという役割もそこにあるのかなと。  後々のC地区で区民の財産をふやしていくことと、さらに造幣局に移ったときの機能よりも、もっとさらに区民の健康増進であるとか、それから健康政策について、もっと、よりよい保健所の機能というのが備わっていければ、今回の池袋保健所、これだけ、いろいろ議論を重ねてきた中でも、一ついい結果になるようにしなければいけないので、先ほど山口委員からもお話がありましたように、プロポーザルの要項はすごく難しいなというふうに考えます。金額は多ければ多いほどいいですけれども、そこのにぎわいの創出がどういうふうな提案になっていくのかによって、あそこの雰囲気も違ってくるでしょうし、その後のまちづくりのにぎわいという中では、今いろいろなところで、Hareza池袋だけではなくて、あそこは、サンシャインシネマが大きな建てかえを行っていますし、隣にアニメイトもありますから、その辺の公園の使い方だとかいろんなことが相まって、あそこがどうなっていくのかなということが、期待感もありますけど、移転をしたことで、売却したことでマイナスとなってはいけないので、そこら辺がプロポーザルの要項の中でどう補完されていくのかなというのは、すごく私も気になるところというか、心配はしているところなんですけれども、その辺の、てんびんにかけるわけですよね。どういうまちづくりにしていくのかという提案と、お金とてんびんにかけたときに、どっちが上のほうがいいのかって悩ましいところもあると思うんですけど、その辺のプロポーザルの要項づくりについて、区がここは譲れないとか、こういう工夫をしていくというようなお考えをお聞かせいただきたいと思うんですけれども。 ○高野区長  今おっしゃったように、保健所の移転ということが、本当に大きな大きな課題になってきているわけでありますけど、私は豊島区としては、財産をふやそうなんていう考えは全くありません。けれど、財産を減らすということは絶対したくない。これは、私は一つの基本的な考え方であります。  今おっしゃったように、新庁舎の移転から、周辺の方々からいろいろな要望をいただいた中で、それをいかに生かしていくかという形の中で、私はプロポーザルで選定の委員さん等々も、おのずとそういうような形で進めてきたわけでありまして、Hareza池袋はまだ完成しておりませんけど、あれによって周辺のまちづくり、特に周辺の方々にとっては本当にプラスになるように。
     例えば、こちら公園側と反対側の道がありますよね、あそこの通りもぜひ生かしてくれという地元の強い要望によって、今回、思い切って歩道もつくり、下げるというような形の中で、今までと全くそういう意味では、まちづくりが一つずつ広がっていくように。  さらに、もう一つは、明治通りを越えたところ、あちらにもまちづくりが生かされるようにという、それらを十分踏まえた中で、区としてもプロポーザルには条件をつけたわけでありまして、そういう意味で、非常に良識がある方々の、また、地元の方ももちろん委員にも入りましたけど、そういう形の中では、先ほど山口委員の御質疑でもお答えいたしましたけど、このHareza池袋を選定した、その過程の中でやっぱり一体的に、それがさらに周辺のまちづくりにつながるようなということを十分理解したやはり委員の方にも入っていただきたいし、また、今回、一般質問でも、この移転についても、さまざまな議会からも質問もいただきました。それらを十分に受けとめて、さらにあの周辺を含めた、これは豊島区全体の中心になるわけでありますけど、それら、区民に期待に応えられるような、そういう形に進めていくべきだと思っております。  先ほどもお話しましたけれど、大変周辺の価値も変わってきておりますので、私はできるだけ区の財源を持ち出さないような形で何としても進めていきたいという、そんな思い、自信と言っちゃおかしいんですけど、私は間違いなく、ああいうような形の中では期待に応え得るだけのものが必ず生まれるということで進めさせていただいております。 ○竹下ひろみ委員  そういうかたい決意と、それから、絶対よくしていくんだという、その区の決意というものが、そのプロポーザルの要項にしっかりと落とし込めていくようなエリアマネジメントも加味した中のプロポーザルにしていっていただきたいなというふうに思っていますので、よろしくお願いをいたします。  次に、自殺対策について、ちょっとお聞かせいただきたいんですが、今後の検討スケジュールとしては、7月下旬に委員会を設置して、2回程度開催ということで、計画の素案ができていくというふうに、ここに記載にありますけれども、自殺対策は、もう既に取り組みとしては継続的に行われているというふうには思っていますが、先ほどの最初の御答弁で、豊島区の自殺の実態というんでしょうか、それも少なくなってきているというお話もありましたけど、2回の検討で、この素案をつくっていくというのは、とても私は乱暴だなというか、少し荒々しいなというふうに思うんですけど、この2回程度というのも、あらかじめ、今までできたものについて、国がもう少しきちんとしたものを策定してきなさいということなので、2回程度でいいのか、その辺の程度について、お聞かせをいただきたいんですが。 ○関健康推進課長  委員に御指摘いただきました計画の概要でございますが、豊島区の場合は、セーフコミュニティのベースでつくっています地域密着型のベースがもともとございます。そして、今回、国のほうから形式とガイドラインや手引といった形で、かなりほとんど、何というんですか、構成が示されておりまして、そこに基本施策と重点施策の内容を入れていくという部分と、必要なデータをわかりやすく示すという構成になってございますので、そこに何を入れるかというあたりの検討になりますので、全体での検討は2回程度かなと思っております。それに合わせまして、内部でも細かく検討はしていく予定でございます。 ○竹下ひろみ委員  設置の目的というか、この計画は寄り添うような政策というんでしょうか、その人の心に寄り添うような、そこで自殺の数が減っていくというような効果を絶対にあらわしていかなければいけないような計画だというふうに思いますので、ぜひ、その辺は、今までのセーフコミュニティの中から豊島区が独自で対策を講じてきた、いろいろなものを生かしていけるような形での委員会のあり方にしていただきたいというふうに思っています。 ○澤田セーフコミュニティ推進室長  委員御指摘のとおり、これまで5年間、セーフコミュニティのほうでも、ゲートキーパー養成及びネットワーク化の推進、また、相談窓口の設置、周知など、取り組みを進めてまいったところでございます。  今回の計画策定に当たっても、これまでの成果を生かしつつ、また今後の活動につながっていくような、そのような計画となるように連携に努めてまいります。 ○竹下ひろみ委員  最後になんですが、旧第十中学校の跡地の活用の審査委員会についてお聞かせいただきたいんですが、先ほど有里委員からも質疑がありましたので、重ねての質疑はしませんが、最初、たしかここはPFIとかPPPを主体としたというか、そういう手法でやっていくというような方向性だったというふうに記憶していますが、今は4つの手法の中から、どれがいいのかということも含めて、この委員会の中で決めていくというふうにしていますけど、やはり金額とか、そういうことを考えると、あと、契約の方法、一括がいいのか、分離がいいのかということを考えると、地元優先という意味では分離がいいでしょうし、でも、金額ということになってみますと、総合的に判断すると、その手法を持っているところに一括でお任せしたほうが、金額や、あと、いろんなノウハウも生かしやすいのかなというところの私はすごく悩ましいところ、せっかくこれだけの大きな土地なので、できれば地元の方に面倒を見てもらいたいなという気持ちがあるんですけど、なかなかスポーツ公園としてと、資料館というか、資料を保管する倉庫は倉庫だけというふうになったようですけれども、その辺のことも加味すると、結構このプロポーザルにしていくのかということも含めて、ちょっと悩ましいところもありますが、その辺は区としてのお考えを、ちょっともう一度、確認の意味も含めてお聞かせいただきたいですけれども。 ○木村施設計画担当課長  委員おっしゃるとおり、今後、いずれかの手法でやっていくというのは、最終的には決めなきゃいけないところでございます。その際、やはり委員おっしゃるとおり、地元企業への配慮とか、そういったことも、やはり大事な視点になると思っております。  ただ、設計、建設、管理運営の一つの、何ていうか、パッケージのトップとして、メーンとして、やれるような企業というのは余りないのかなというふうには思っております。  なので、今後、募集するに当たりましては、そのメーンとなる企業さんのグループの中に、地元の企業の方たちも入っていく仕組みがどうやってできるのかなというのは考えていかなければいけないというふうに思っております。それを実現する手法の一つとしては、やはり、ちょっと先ほどの答弁にも重なりますが、今後、手を挙げてきていただいた企業、企業グループを審査するに当たっては、地元企業への配慮とか、そういった項目を一つ設けて、その中で加点をしていく、評価をしていくと、そういったこともやっていく必要があるのかなというふうに思っております。 ○竹下ひろみ委員  確かに、そこの施設をつくるだけではなくて、運営をしていかなければいけないですし、イニシャルコストですとか、その運営に係る、何というんですか、ランニングコストも、そういうところを総合的に考えた事業者選定にしていかなければならないというところなので、地元の方たちの意向も、どういう施設にするのかって、どういうふうに利用されていくのかというところが大切でしょうから、その辺は地元の事業者さんたちがどういうふうにかかわれるのかということも勘案しながら、この選定委員会についてはお願いをしたいというふうに思っています。  第46号議案については、自民党といたしましては賛成させていただきます。  終わります。 ○芳賀竜朗委員長  ほかにございますか。 ○河原弘明委員  今までの質疑を聞かせていただきまして、おおむね理解はさせていただいております。これは、各これからつくられる委員会、全てだと思うんですけれども、特に保健所に関しましては、区有財産の扱いということになりますので、その委員の構成をどういうメンバーでされるのかというのが一番難しいところ、また、その方々の意向で動く可能性がありますんで、その辺はしっかりと選定のほうをしていただければなというふうに思っております。  そこで、自殺対策の件で、ちょっとこれは、私の文章の読解力が悪いのかわからないんですけども、セーフコミュニティ推進協議会の中にある自殺の予防対策委員の構成員を増としてということは、この構成員にプラスして、新たにこの委員会を立ち上げるというふうに理解してよろしいんでしょうか。 ○関健康推進課長  委員御指摘のとおり、従来ありますセーフコミュニティの予防委員会のメンバーに追加をするという形になります。 ○河原弘明委員  ということは、その後に書いてあります、委員は学識経験者云々とありますけれども、今までの方プラス、こういう方を入れるというふうに考えればよろしいんですか。 ○関健康推進課長  そうでございます。ちょっとわかりにくいですけれども、実際に追加するのは学識経験者や住民組織、地域団体の方という形になります。 ○河原弘明委員  先ほど、平成23年ごろから、豊島区内における自殺者は減少傾向にあるというお話、出てきています。それもセーフコミュニティの絡みで、そういうふうな対応ができてきているのかなというふうな理解でいるところなんですけれども、やはり、これに関してはしっかりと区としてもこれからも取り組んでいただければなというふうにも思っております。  あと、旧第十中学校の件になるんですけれども、先ほど来、出ていました、この暫定活用期間が長過ぎたということで、その間、皆さんが地域の方も含め、各種スポーツ団体が融通つけ合いながら利用させていただいてきたところでもあります。前例であるのが南長崎スポーツ公園、旧長崎中学校の跡地にできた公園ですけれども、あそこも暫定活用の後、スポーツ施設をつくっていただいて、あのグラウンドに関して、やはり少年サッカーも含めて、皆さんお金払って使用させていただいております。そのあたりも、旧第十中学校を使われる方々にも、ある程度、御理解をいただければなというふうに思っています。  また、夜間照明の件なんですが、南長崎スポーツ公園の場合は、いわゆる新目白通り側のほうの半面を、ナイター設備をつくって使用をし始めたというところで、その後、夜の時間を、今のところ、近所からのクレームが少ないと、ほとんどないのかな、あれですけども、それで延長を夜はできるようになったということです。  最初は、やはり近所の数軒の方々が、ちょっとうるさい方がいらっしゃったのもわかってはいるんですけれども、その方々も何となく今は落ちつかれているのかなと。それは使用者側が、やっぱり気を使いながらということもあると思うんですね。私のところに言ってきていただいた方も、いや、あれなら十分、夜遅くまでやっても大丈夫ですよというような声も出てきています。  ただ、やはりその方だけではなくて、ほかの方々も我慢されている方もいる可能性はありますので、そのあたりは周りを見ながらやらなければいけない、それにおいては、旧第十中学校跡地の活用、いわゆる道路側とか、あと、豊島高校側でしたっけ、あちら側は、そんなには大丈夫だと思うんですけれども、やはり住宅街に面している方々に対する注意といいますか、いわゆる気を使いながら、しっかり整備しなければいけないんじゃないかなというふうにも思っています。  この間まで、3月まで行われました計画検討委員会、これで幾つか案が出されました。それを、先ほども出ていたと思うんですけれども、その案を今度の委員会が、どのように、それを、どの案をつけてやっていくかということ、これからやらなければいけないと思うんですけれども、やはりその中での委員会の構成メンバー、ここでも非常に重要になってくると思うんですね。どういう立場にいらっしゃる方かによって、4つの案でしたっけ、グラウンドの整備の5つでしたかの案を使われるか、まして、また先ほども出ました、下水管の工事、東京都との絡みが出てきています。そのあたりをどのように伝えていかなければいけないかなというふうに思っているんですね。ですから、そのあたり、しっかりと区のほうで、今度選定される委員に伝えていく、そのあたりは今のところ、大丈夫だと思うんですけれども、確認をさせていただけますか。 ○木村施設計画担当課長  今後、入っていただく学識経験者のメンバーというのは、まだ具体的に誰というのは当然決まってはいないところではございます。今までの検討委員会の中に入っていただいた人が引き続きという考え方もあれば、今度はまた違ったステージになりますので、新たな人ということも当然考えられると思います。  いずれにいたしましても、やはりこの基本計画を策定する中で、基本計画の中に込められている思いと、そういったのはしっかりと引き継いでいかなければいけないというふうに考えてございます。なので、新たに委員になっていただく方に対しては、事務局のほうから基本計画をただ単に渡すだけではなくて、当然ながら、6回の検討委員会の中でこういう議論があった、あるいは、地域の方たちからはこういう意見がありましたと、そういったことも含めて、トータルにしっかりと事前に説明をして、そういったとこもしっかり踏まえていただいた上で、今後、御審議をいただく、そういうふうにしっかりとやってまいりたいというふうに考えます。 ○河原弘明委員  そこで、座長の先生はかわるんですか。当時の座長の先生とは、やはり別な方にかわって、今回の委員会が構成されるのか、そのあたり、ちょっとお聞かせください。 ○木村施設計画担当課長  ちょっと座長についても、まだ具体的にどの方というのは、決めていない状況ではございます。一つの考え方としては、今まで座長で務めていただいた学識経験者の先生をそのまま引き継いで会長になっていただくという考え方もあると思いますし、いや、そうではなくて違う方をというのもあると思いますので、そこは、ちょっとまだ済みません、今の段階では検討の段階でございます。 ○河原弘明委員  わかりました。  当時、体育協会の委員の方々とか、それから公募の方、いろんな意見が出されていました。それをあのときの座長の先生がうまくまとめられていたなという、私、記憶があるものですので、できるんであれば、その先生に、またお願いしたいなという気持ちで、私は持っているんですけども、なかなかその辺はやれること、やれないことあると思います。また、偏ることもいけないということもあって、真っさらな状態の先生方に、また検討いただくということも必要になってくるかと思いますので、そのあたりはしっかりとした選定をお願いしたいと思います。  今回、この第46議案に関しまして、いろいろとあると思います。その中で、しっかりと委員の構成をしていただきたいということを要望させていただきまして、本議案には賛成をさせていただきます。 ○木下広委員  総務委員会、久しぶりなものですから、ちょっとずっと様子を見ていて、ちょっと最後になると思いますけども、結論を申し上げますと、本条例については、附属機関設置に関する条例でございますので、しっかり審査をしていただいて、本当に区の重要な課題の検討会だと思いますので、その中でしっかりと議論をしていただくということで、私どももその議論の推移をしっかりと確認した上で、また進めさせていただきたいと思います。  池袋保健所の件につきましては、今定例会でも、うちの一般質問もございまして、ああいう土地、ああいう場所ということもあって、今後を考えた場合には、やっぱり区民から預かっている希少な財産をどう有効活用していくかということでは、これを活用して、新たな保健所の保健行政の展開に資するような、そういう展開を望むというようなことも話させていただいておりますので、審査委員会の皆さん方の、その辺もまた推移を見守りたいと思います。  自殺対策については、これは本当に数年前からセーフコミュニティの一連の中で、ほかの自治体からも、豊島区はここまで、行政というか、区だけじゃなくて、警察、消防と病院と、本当に連携がとれているというのが、本当にうらやましいというような話も聞いていまして、そういう意味では、それをブラッシュアップするという法律の改正に基づいた上での検討だということでございますので、しっかりとやっていただけると思います。  旧第十中学校についても、さまざまな議論があって、いろんな方がいらっしゃるのも私も承知しておりますけれども、だからこそ、本当に客観的な、有効なスペースを活用していくということで、しっかりと審査をしていただくように段取りをとっていただければと思うところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。  いずれにいたしましても、本当に本区の重要な課題の審査附属機関でございますので、この条例を可決して、また区民のために施策を深めるというようなところで段取りをとっていただければと思いますので、第46号議案については、公明党としても賛成をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○芳賀竜朗委員長  それでは、扱いについてお願いいたします。 ○山口菊子委員  さっき漏れましたけれども、第46号議案については、私どもの会派は可決に賛成をいたします。 ○儀武さとる委員  最初に、第十中学校学校跡地の活用について、ちょっとお聞きします。  まず、その前に、委員長が、清水議員の発言しているときに、再三、そろそろ、そろそろと言って、ちょっとこれは事実上の審議妨害に当たるもので、私、こんな運営は初めてだと、再三注意するのは。だから、これを今後、こういう運営は改めて、まず、いただきたいと、そのことを指摘します。  その上で、第十中学校跡地の問題なんですが、いろいろ丁寧に対応してきて、地元の区民の声を反映させる、そのために一生懸命協議をして努力をした、したというのがよくわかりました。  事業方式なんですけども、ここでDBO方式とDBFO方式とあるんですが、ここのところが総合評価で丸になっていまして、その違いをまず簡単に報告していただけますか。 ○木村施設計画担当課長  DBO方式、あるいはDBFO方式というものでございます。まず、共通点といたしましては、設計、建設、管理運営、この3段階を一つのまとまったグループが行うというところで、将来の指定管理施設となって運営していくであろう事業者の意向が、将来こうやりたいから、じゃあ設計の段階ではこうしたいという、そういうのを事前に把握して、それを生かしてやっていくというところがすぐれている点では2つとも同じです。  じゃあ、違うところはどこなのかというところでございますが、資金調達を区でやるか、あるいは資金のほうを民間のほうでやるのかというところが違いでございます。DBOにつきましては、区のほうが資金を用意いたしますので、恐らく事業規模で8億円から10億円程度、野外スポーツ施設を整備するのにかかると、今は考えておりますので、それに対して、一括で全部一般財源というのは難しいと思いますので、一定程度、起債をして、後々分割して払っていくというようなところかなというふうに考えております。  その一方、DBFO方式と呼ばれるものについては、お金についても民間のほうの会社のほうが用意いたします。したがいまして、イメージとしては、リース会社と契約して、何年か払いで毎年毎年、一定金額を払っていくというところ、そういったところがこの2つの大きな違いでございます。 ○儀武さとる委員  そうしますと、先ほどの答弁で、なかなか民間の収益施設は、なかなか厳しいと、こういう答弁もありましたけれども、そうしますと、このDBFO方式というのは大変厳しいかなと、こういうふうに思うんですね。これは、私、第十中学校の跡地活用事業者審査委員会、ここで決定するのかなと思いましたら、課長の答弁は区が手法については決定するという答弁だったと思うんですけど、そこは区が決めるということでよろしいんでしょうか。 ○木村施設計画担当課長  やはり事業所については、重要なところでございますので、まず、今もそうなんですけれども、事業方式をどうしていくかというのを区のほうでしっかりと精査して、これでいきたいというのはまずは決定のほうはいたします。審査委員会の中では、決められた何々方式というのに基づいて、うまく公募をやっていきたいというところでお諮りするというところになりますので、前段階では、まずは区のほうとして、どの方式かというのは決めていくというところでございます。 ○儀武さとる委員  地元住民から本当に望んでいた施設ですので、そういう意味では、しっかりとしたものをつくっていただきたいと思うんですが、豊島の財布を見ましたら、もう来年度から400億円台の起債残高ということになるんですが、これを見ますと、そうすると起債を一定程度発行しないといけなくなるんでしょうけども、こういう施設、特定財源、起債をどのぐらい、精いっぱい発行できるのか、その辺ちょっとおわかりでしたら。 ○木村施設計画担当課長  済みません、限度額がどこまでかというのは、なかなか難しいところではありますけれども、一般的には75%ぐらいまでは起債できるのかなというふうには考えております。 ○三沢財政課長  現在、大がかりな投資事業につきましては、あらかじめ基金を積むないしは起債を充当するということを考えてございます。ただ、どのような事業について、どの程度起債ができるかというのは、これは、全て適債事業ごとに充当率が変わってございます。またあわせまして、国及び東京都の持っている予算の範囲内でしか、起債もできませんので、必ずしも充当率、先ほど物によっては75%とか50%とかあるんですが、区の思いどおりに起債ができないということもございますので、確実なことは申し上げられませんが、それぞれの事業の性格、あらかじめ決められている充当率に従って、将来への負担がないように適切な起債をしていく、こういった姿勢で臨んでいるところでございます。 ○儀武さとる委員  いずれにしても、来年度以降、起債残高が相当、400億円台とあるんですけども、この事業もそうせざるを得なくなってくるんではないかなと、こういうふうに受けとめました、この是非については別として。そういう点では、本当に財政運営が厳しくなるなと。でも、この施設は本当に地元にとっても、長年いろんな議論を重ねてここまで到達している点で、これに関しては私たちもこの問題については賛成をします。  それから、池袋保健所の跡地活用事業者審査委員会なんですが、これは、もう本当に清水委員も指摘しましたけども、位置変更条例がまだ成立してないのに、池袋保健所跡地活用事業審査委員会の公募、プロポーザルにて売却しますという、もうネットで募集を、事前募集を呼びかけているわけですよね。区民厚生委員会でも審査をされているし、ここでも審査されているわけなんですが、成立しない前にこういう募集をするということ自体が、もう議会の審査に関係なく募集すると、区の姿勢として、私は問題ではないかなと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○田中財産運用課長  5月21日にパブリックコメントと同時に、土地の売却についてこのようなことを考えているということで事前告知をいたしました。パブリックコメントの中でも、跡地についてはプロポーザルで売却をするということでお示しをしているところでございまして、こちらは、あくまで事前の告知ということで、こういうことを予定しているということでございますので、正式には、契約行為の一連のスタートというのは、9月の事業者の募集要項、プロポーザルの実施要綱ということになりますので、こちらはこういうことを考えているということについて、区民の皆様もそうですし、事業者の皆様にも御理解いただきたいという意味で流したものでございますので、何ら問題はないというふうに考えております。 ○儀武さとる委員  何ら問題ないというんですけども、パブコメにも実際、非常に拙速だとかいろんな意見があるわけですよ。そういう意見をきちんと反映できない、これでは、事実上、何のためにパブコメをやるんですか。 ○田中財産運用課長  パブリックコメントにつきましては、全く白紙で事業者の皆様の御意見をお聞きするといっても、事業者の皆様から非常に答えづらいというところがありますので、区の考え方というのを事前にお示しをして、その上でお聞きすることが適切だということで考えておりますので、今回の跡地活用につきましては、そもそも移転というところが一番重要な点でございますけれども、跡地活用についても、区民の皆様、どういうふうになるんだということを御心配だと思いますので、区の現在の考え方をお示ししたというものでございます。 ○儀武さとる委員  パブコメにも本当にいろいろな意見が出ています、駐輪場の問題だとか出ていますけども、きちんとあの近辺で対策を立ててほしいとかいうけど、区側の回答を見ますと、その答弁はもう移転ありきです。だから、本当にパブコメをやる意味は、これではないんじゃないかと私は思いますよ、このパブコメについてはね。それが1点と。  それから、プロポーザル方式なんですが、予算特別委員会では、ほかの会派の皆さんからも、あそこは旧庁舎跡地、76年間の定期借地方式でやっていて、行く行く将来は戻ってくると、それで定期借地方式の選択もあるんではないかと、こういう議論もありました、心配する声もありました、貴重な財産だから売却するのはいかがなものかとか、いろんなさまざまな観点から議論がありました。でも、区は今度、プロポーザル方式で売却するということなんですけど、この評価点、プロポーザル方式の評価、ここでいう実施要綱ですけれども、非常にこれまでの答弁を聞きますと、一つはにぎわい、それから財源がどうか、そういうことがポイントになるんだと、になると思うんですが、財源、価格のほう、ここに重点を置くとまちづくりがどうなるのか、まちづくりに重点を置くと価格が下がるんではないかとか、こういう議論がありましたんですけども、そうしますと、これまでのプロポーザルを見ますと、どこに配点を重く置くか、そういう選定の基準というんですか、これはどのように考えているんでしょうか。 ○田中財産運用課長  価格の配点につきましては、まさに審査基準の中核となるところでございますので、非常に重要な点でございます。こちらも募集要項の中には基準をお示しする予定でございます。先ほど山口委員のほうからも、そのバランスが非常に重要だということで、まちづくりの点と価格の点というところがございます。このウエートをどういうふうにするかというのは、やはり、じっくり時間をかけていろんな方の御意見を聞きながら、慎重に検討してまいりたいというふうに思っておりますので、この委員会の中で専門の方の御意見と御知見をぜひいただきたいなと思っております。旧庁舎のときの定期借地については、加算点10点で、トータルで110点ということで、価格40点ということがございましたけれども、今回は、どれにするかという点については、これから慎重に、地域の方にとっても、豊島区にとっても一番いい方法で売却したいというふうに考えておりますので、慎重に取り扱ってまいりたいというふうに思います。 ○高野区長  補足というか、私の考え等もつけてお話をさせていただきます。  この移転等々については、かなり早い段階から、私はメッセージを出し、これは表に出ませんけど、それらについてのいろんな形の中の検討をしてきたわけでありまして、そして、売却の方法等についても、もう既に、いろいろ、るるお話ししてありますように、財産の移転ぐらいが、要するに今ある保健所を、また別のところにしっかりした財産で残していくというようなことが、私は基本だという、そして、さらには、できるだけ税金投入をしないような方法を考えていきたいというようなことをもう前々からお話ししてあります。  そして、パブリックコメント等々を私も全部読ませていただきました。確かに手順が拙速であるとか、あるいはパブリックコメントにかけるタイミング、これらについて、よく考えろというような、そんな御意見も十分にいただいております。確かに、そういうお考えの中で、そういうパブリックコメントは、ちょっと今のタイミングは非常に遅くなっちゃったかなという、そういう大きな反省を持っておりますので、今後、生かしてまいりますけど、これらについては、その思いとか、こういう流れとか、そういうようなことについては、私は区としてもいろいろ情報を出してきたつもりでございますので、その点を含めて御理解をいただきたいと思います。 ○儀武さとる委員  それからですね。 ○木下広委員  委員長、運営について、どれぐらいかかるんですか、後は。 ○儀武さとる委員  いや、もうやってみないとわからない。 ○木下広委員  もう食事休憩して、やったらどうですか。どれくらいかかるんですか。30分も40分もかかんないでしょう。 ○儀武さとる委員  40分はかからないと思うけど。 ○木下広委員  40分はかからない。まあ、それは皆さんの考えなんですけど、早く午前中に、私は終わったほうがいいと思う。何かさっきから聞いていると、同じことばっかり言っているから。 ○芳賀竜朗委員長  今、休憩というお話がありましたので、ここでお諮りをさせていただきますが、一旦、休憩をとるということでよろしいですか。 ○木下広委員  委員長、だから15分ぐらいで終わるというんだったら、待っていますよ、半ぐらいまで。それは、そちらさんの都合があるから、ちょっと大体の情報だけ言ってください。 ○儀武さとる委員  15分では終わりません。 ○木下広委員  終わらない。じゃあ、もう休憩のほうがいいんじゃないんですか。 ○芳賀竜朗委員長  それでは、審査の途中ではありますが、ここで休憩ということにさせていただきます。再開を何時にいたしましょうか。   「1時半」 ○芳賀竜朗委員長  よろしいですか。では、午後1時30分再開とさせていただきます。   休憩といたします。   午後0時17分休憩 ───────────────────◇────────────────────   午後1時30分再開 ○芳賀竜朗委員長  総務委員会を再開いたします。  午前中に引き続き、1件目の第46号議案から再開をさせていただきますが、限られた時間の中で、お一人でも多くの委員さんから御意見をいただきたいと思いますので、ぜひとも御協力のほど、よろしくお願いを申し上げます。 ○木下広委員  ちょっと委員長、運営について一言。清水さんの発言の途中で、何か発言を封じたような言い方を共産党の副幹事長さんはおっしゃいましたけど、それはそうではなく、最初の議案の説明が始まってから45分間やられたわけですよ。それで、この委員会というのは、自民党も公明党も民主ネットさんも、それぞれの会派の代表が来ているので、冒頭で45分も1人がやられたら、それは、ほかの委員さんに意見を、何というか、求めるというのは、これは、委員長としては、当然の僕は運営だと思います、それが一つ。なので、僕も都市整備委員長を何遍もやりましたけども、同じような形でやりました。もう一つは、やっぱり12時過ぎた後の発言については、大体、ちょっと長くなるので、どうしましょうかぐらいの発言をしていただかないと、一体いつ終わるのかということで、一番、僕が心配しているのが、理事者が外にトイレとか動けないわけですよ。それは、もう、いつも議長さんを御経験された方とか、委員長さんを経験された方とかいらっしゃいますけど、やっぱり10時に始まって、2時間も同じところに拘束するというのは、これはまた余りにもかわいそうなところがあるので、だから、発言のときには、ある程度の御配慮もいただいたほうがよろしいんじゃないのかなと、そう思いまして、一言発言だけさせていただきました。  以上です。 ○芳賀竜朗委員長  それでは、よろしくお願いいたします。 ○儀武さとる委員  今の発言に一言、私たちは、本当にこれは大事な案件だと思っていますので、それについては十分発言時間を保障するのは当然だと思います。それから、12時過ぎてから云々という発言もありましたけど、それは委員長の運営、委員長の裁量なんですよ。委員長が12時過ぎていますけど、いかがしますかと、本来、そうちゃんとみんなに諮るべき問題です。私がとやかく言う問題じゃないです。  いいですか、じゃあ、続けて。  先ほどプロポーザルのところの質疑でしたけども、この主なスケジュールを見ますと、30年9月に事業者公募プロポーザル実施要綱を公表しまして、それから31年3月まで優先交渉権者選定までに約半年なんですが、本当にこの半年間でプロポーザル、いろいろ中身を整理して、きちっとするということは、新規の事業者にとっては、期間が短くて、大変だと思うんですが、これに従来からずっとかかわっている事業者ですとか、それから近隣の事業者、もう既にいろいろ経過も知っていますし、そういう点では新しく参入する事業者というのは、ちょっと不利な面もあるかなという、こういう印象を持つんですけども、この池袋保健所のお隣のアニメイトさんや東京建物、現在、事業を進めている関連事業者、そういうことが、そういう事業者が選定される可能性というのはないと、こういうふうに見ていいんでしょうか。 ○田中財産運用課長  まず、6カ月というプロポーザルの実施要綱の公表から優先交渉権者の決定までの期間ということでございますけれども、必ずしも短い期間だとは思っておりません、適切な期間だと思いますけれども。今、委員がおっしゃるような事業者さんの準備とかという点もございますので、今回、6月に事前告知をしたという理由の一つもその点にあります。ここで3カ月ぐらい、事業者さんでも法人の中でいろいろ御検討いただけるものは、御検討いただけるかなというところもございます。  今の主たる御質疑の、近隣の事業者さんとか、Hareza池袋の今回の整備にかかわってらっしゃる事業者さんの有利不利、選ばれるかどうかということでございますけれども、これは全て、提案内容を審査した上で決まることでございますので、必ずしも近隣にあるというようなことをもって有利、不利ということはございませんし、その方々が実際に応募されるかどうかもわかりませんけれども、選ばれるかどうかという点につきましても、全て審査の結果ということでございますので、どのようなことになるかというところは、今、申し上げられる段階ではございません。 ○儀武さとる委員  わかりました。否定しないところがちょっと微妙だと思います。  それから、委員長、いいですか。 ○芳賀竜朗委員長  どうぞ。 ○儀武さとる委員  財源の問題も最大の理由にされていたので、ちょっとお聞きしたいんですが、現在の保健所の土地は、平成8年に20億円ちょっとで取得したというお話でしたが、現在、どのぐらいの価格というか、価値といいますかを見込んでいるんでしょうか。 ○田中財産運用課長  こちら、現在の物件の評価につきましては、不動産鑑定のほうは現在とっているところでございますけれども、来月に財産価格審議会で審議をしまして、その結果で、事業者さんのほうに公表するということでございますので、大変恐縮ですけれども、現段階では差し控えさせていただければというふうに考えております。 ○儀武さとる委員  そんな正確じゃなくても、ざっくりとどのぐらいかという、そういうことも述べることはできないですか。 ○田中財産運用課長  本件地の物件の地価動向とか等を考えますと、今、委員が御指摘いただきましたとおり、取得時が約21億円ですか、という金額でございますので、この辺が、一つの目安にはなるかなというふうに考えております。
    ○儀武さとる委員  それから、建物を壊さないで取得した事業者が活用するみたいなお話もありました。この建物の価値というのは、今どのくらいなんでしょうか。 ○田中財産運用課長  建物の価値というのが、こちらのほうが非常に微妙なところでございまして、築20年ということがありまして、耐用期間からするとまだ残存価値は残っているということでございます。しかしながら、土地と建物を今回一体で処分いたしますので、その場合に、その建物が最有効使用というか考え方なんですけれども、建物がその土地に一番見合った形で有効活用されるのか、もしくは土地の活用を阻害しているのかという点によって、変わってまいりますので、この点につきましては、まさに財産価格審議会の際に、その考え方も含めて、御審議いただく結果になりますので、大変恐縮ですけれども、差し控えさせていただければと思います。 ○儀武さとる委員  いや、一般論でいいんですよ。建物20年たったとき、その価値はどの程度なのか。 ○田中財産運用課長  そうですね、残存価値という考え方でいけば、区がみずから使う価値としては、8億円程度の残存価値が残っているというように理解をしております。 ○儀武さとる委員  それから、もし解体するとなったら、この費用は幾らになるんでしょうか。 ○田中財産運用課長  ちょっと私、専門ではないんですけれども、約2億円から3億円という形で聞いております。 ○儀武さとる委員  一般的に土地売買するときに更地にして売買するのが、一般的な取引ですが、今のお話ですと、土地が21億円、それから建物が8億円、それから解体するときは3億円ということですけども、この池袋保健所は平成31年秋ごろに移転して、物件の引き渡しは平成31年の秋以降から31年度以内、こういう予定になっているんですけども、そうしますと引っ越しが先で、区にお金が入ってくるのは、秋以降ですので、後になるんですけども、引っ越しの費用というのはどこから捻出するんでしょうか。 ○三沢財政課長  その点につきまして、今、財政課としても所管課に確認をとっておりまして、引っ越しする際のもの、一度出してはいただいたんですが、まだ正確に出し切れていないという回答をいただいております。といいますのも、中にレントゲンであるとか、かなり高額、重たい医療機器もあるということで、それらをどの程度動かすかということによっても大きなお金が変わってきますので、今、その積算を改めてやってもらうようお願いをしているところです。 ○儀武さとる委員  そうするともう少し膨らみそうな感じなんですけども。  それで一つが、今度、C地区の再開発ビル、土地区画決定されたという通知もありましたけれども、やっぱりそこで現在の池袋保健所が約4,000平米ですよね、そこから、仮移転するところは3,500平米だということで、3,500平米から4,000平米ぐらい、新しい再開発ビルで保留床を買う場合には一体どれぐらいになるんでしょうか、ざっくりとでいいんですけど。 ○木村施設計画担当課長  まだC地区のほうで坪単価、平米単価等が出ていませんので、なかなか幾らというのは難しいところではありますけれども、おおむね20億円台というふうには、以前から申し上げているところでございます。購入する床の保留床のそもそも面積についても、仮移転先は今3,500平米あるわけですから、そのぐらいを取得するのか、ただ、あるいは今後、再開発の中に入ったときは供用部分等については、それが除かれるということにもなりますので、そこは今後、精査していく必要があるというふうに考えます。 ○儀武さとる委員  そうしますと、本当に売ったお金が21億円で、もしかしたら、にぎわいの創出ということで、これが減る可能性もありますし、また解体して売買するとなると、その分も減るということも考えられますし、仮移転、それから本移転、保留床を買うとなると、もう本当に少々高く売っても、お金の面から見ると出費のほうが大きいんですけども、その点はどういうふうにお考えなんでしょうか。 ○高野区長  先ほども答弁いたしましたように、できるだけ区の持ち出しが少ないように最善の努力をしてまいります。 ○儀武さとる委員  区の持ち出しを少なくするということなんですけど、結局、何といいますか、この経費、事業費に対して特定財源、基金が現在ありますので、基金を活用するのか、新たに起債を発行するのか、そこら辺はどうなんでしょうか。 ○三沢財政課長  今、想定しております造幣局に移る際に当たって、必要な施設等についてはレンタルリースで行うことを想定しておりますが、これに係る経費については、起債の予定はございません。 ○儀武さとる委員  起債の予定がないということは、基金を取り崩すということでいいんでしょうか。 ○三沢財政課長  こちらにつきまして、現在、基金の充当も想定はしておりません。全て一般財源で単年度、リースですので、複数年にわたって予算計上することになりますが、1年当たりでいいますと、それほど大きな投資的事業にはなりませんので、それは、今のところ一般財源で充てることを想定して計画しております。 ○儀武さとる委員  わかりました。  この場合は、起債を置かないでやるということなんですけど、できるだけ持ち出しが少ないようにということなんですが、やっぱり一般財源からこれだけのお金を持ち出すこと、やっぱり、ほかの分野にもしわ寄せが起こる可能性も、私は十分あるんではないかなと大変心配しているところなんですね。  先ほどの旧第十中学校の件も起債でやるというお話がありました。予算特別委員会でも、ここのところ、大分論議になりましたけれども、本当に来年度から起債残高が433億円と、20年度が438億円、21年度が453億円、22年度が482億円とどんどん大きく膨らんで、その上へさらに、旧第十中学校は、私たちは必要なものだと思っているんですけど、これはもう本当にやるべきだと思うんですけど、そういう必要なものも、今度は膨らんで、なかなか入れなくなってしまうんじゃないかなと、そういう非常に心配しているわけです。  区長は、予算特別委員会の審査の際は、これを300億円台に減らす、減らしたいと、そういう決意もされたんですけど、このままいきますと、この起債残高は、ますます膨れ上がるんじゃないかと。やっぱり、ほかの一般行政の経費にも、何というか、しわ寄せが出てくるんじゃないかということを私、一般質問でも心配していたんですけども、改めて、ちょっとお伺いしたいんですけど。 ○高野区長  不動産取引というのは、まさに相手があって、初めて、この金額というのが決まるわけでありまして、私は、現在の保健所のところ、もう既に大きく価値が変わってきているということを、周辺を含めて、そういうような形のお話もいただいております。  そして、今、起債で賄うというような答弁をいたしましたけど、私は、先ほど来、申し上げているように、できるだけ、この価値を生かして、そして、税金投入をしないような形で進めていっているわけでありまして、例えば、旧庁舎の定期借地のときでも、結構、公共施設から普通財産にかえて、やはり取引があったわけでありますけど、この間いろいろ、景気の変動等々含めて、大変、評価がうんと低いときがございまして、このままだったら本当に大変な持ち出しになるという、危機感をすごく感じておりましたけど、おかげさまで、私たちが想定していた以上の金額も生まれたというようなことでありますので、こういう取引というのは本当に大変厳しいわけでありますけど。だけど、私は、今の現在の場所、Hareza池袋の場所というようなことに関しては、私は自信を持ってというわけじゃありませんけど、起債をつぎ込んでもこれを補わなきゃいけないというようなことにならないように努力をしてまいりたいと思っております。  また、いろいろ御心配していただいていること、それらについても十分踏まえて、考えてまいりますので、できる限り起債等々も、これからも抑えるだけ抑えていくような形に努力をしてまいりたいと思います。 ○儀武さとる委員  まあ、できるだけ抑えていくとおっしゃっているんですが、300億円台に減らすということでしたけども、実態としては、本当にどんどん膨らむ、その可能性のほうが大きくなっていると、そういうことだけは指摘をしたいと思います。  この池袋保健所跡地活用事業者審査委員会の設置については、本当に先ほど清水委員も指摘しましたけども、本当に移転ありきで、条例もまだ、移転変更条例もまだ決まってないし、そういうことで非常に認めることができないと。  それから、公募プロポーザル方式もまちのにぎわいですとか、いろいろ言っていますけども、やっぱり、何というか、審査基準といいますか、もうどうしても示威的にならざるを得ないというか、そういうことで究極、随意契約だと。不透明な部分がある、この随意契約。それから3つ目では、ちょっと資金計画、本当に、まだまだいろいろ財価審にかかってないので、確定してはいないんですけど、この資金計画を見ても、本当に問題があると、先に移転を計画して、実際に歳入よりも歳出のほうが大きく、現時点でも、もう大きいし、さらに膨らむ可能性があるということで、この第46号議案については反対をします。  ただし、自殺対策計画策定委員会の設置ですとか、第十中学校跡地活用等事業者審査委員会、それから豊島区教育ビジョン検討委員会、これについては反対するものではないんですが、この池袋保健所跡地活用事業者審査委員会、この設置については反対をしますので、総合的にいろいろ判断しまして、この第46号議案については反対をします。 ○芳賀竜朗委員長  それでは、採決を行います。  第46号議案について、原案を可決すべきものと決定することに賛成の方は挙手を願います。   〔賛成者挙手〕 ○芳賀竜朗委員長  挙手多数と認めます。  よって、第46号議案は、原案を可決すべきものと決定いたしました。 ───────────────────◇──────────────────── ○芳賀竜朗委員長  次に移らせていただきます。  第47号議案、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例。  理事者から説明があります。 ○小野寺人事課長  それでは、議案集1の11ページをお開きください。第47号議案、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例でございます。  上記の議案を提出する。提出年月日、提出者、区長名でございます。  説明のところをごらんください。旅館業法の一部改正に伴い、規定の整備を諮るため、本案を提出いたしますということでございます。  それでは、議案集1から離れまして、こちらに関する資料のほうをごらんください。第47号議案、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例。  1番、趣旨でございます。簡単に言いますと、今、旅館業法の中に規定してあるホテル営業、そして旅館営業という言葉が、職員の給与に関する条例の別表のところに載ってございます。今回、旅館業法そのものが一部改正になりまして、言葉が変わっていまして、それに伴って、この職員の給与に関する条例の言葉も変えるということでございます。  2番、法律の改正の趣旨というところをごらんください。文章の1行目の後半あたりからです。ホテル営業及び旅館営業の営業種別を旅館・ホテル営業へ統合して、規制緩和を図るということでございます。  (1)のところをごらんください。今まで、旅館業法に定める営業種別が4種類ございました。ホテル営業、旅館営業、簡易宿所営業、下宿営業、この4種類です。今度、法改正がございまして、旅館・ホテル営業、簡易宿所営業、下宿営業の3つになったということでございます。直す前のこの旅館業法の例えばホテル営業という定義が、洋式の構造及び設備を主とする施設というふうになっております。旅館営業のほうは、和式の構造及び設備を主とする施設というふうになっています。この旅館業法自体が昭和23年に施行されている古い法律でございまして、社会もいろいろ変わってきていまして、洋室といいながら、畳の部屋があったりですとか、和室なんだけども、一部ベッドが置いてあったりですとか、その運営者の判断でいろいろな部屋の形態が出てきまして、余りこういうふうに分ける意味がもうなくなってきたということで、今回の改正がされたということでございます。  3番、条例改正の内容のところをごらんください。今、この条例の別表第5のところに、災害派遣手当の額について、定めた表がございます。この災害派遣手当という意味ですけども、例えば豊島区に大震災が起きましたとします。その際、職員だけでは、なかなか豊島区の行政運営をやっていけないというときに、例えば九州のほうですとか、国のほうですとか、そのほうから職員の派遣をお願いするとします。豊島区はそうやって派遣された職員の方に対して、この表に定めたとおり、例えば3,970円だとかを1日当たり払うというような意味でございます。こちらのちょうどその他の施設、米印の2というところに、ホテル営業または旅館営業という言葉が使われておりますので、ここが旅館業法の改正に伴って、旅館・ホテル営業というふうに変わるということでございます。  なお、この災害派遣手当の支給の関係については、豊島区として、今まで支給をしたことはありません。実績ゼロということでございます。  4番、施行期日をごらんください。こちらは、公布の日から施行するということでございます。  以上で説明は終了です。御審査よろしくお願いいたします。 ○芳賀竜朗委員長  説明が終わりました。  質疑を行います。 ○有里真穂委員  ただいまの理事者の方からの御説明でよく理解できましたので、我が会派としては賛成いたします。 ○芳賀竜朗委員長  ほかにございますでしょうか。 ○山口菊子委員  私どもの会派も、文言の修正ですし、中身は変わらないわけですので、これについては可決することに賛成いたします。 ○木下広委員  うちも、文言の修正ということでございますので。 ○河原弘明委員  私どもも、この議案に関しましては賛成をさせていただきます。 ○清水みちこ委員  私どもの会派も、文言の修正ということで了解をいたしましたので、賛成をさせていただきます。 ○芳賀竜朗委員長  それでは、採決を行います。  第47号議案について、原案を可決すべきものと決定することに御異議ございませんか。   「異議なし」 ○芳賀竜朗委員長  異議なしと認めます。  よって、第47号議案は、原案を可決すべきものと決定いたしました。 ───────────────────◇──────────────────── ○芳賀竜朗委員長  第48号議案、豊島区議会議員及び豊島区長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例。  理事者から説明があります。 ○橋爪選挙管理委員会事務局次長  それでは、まず、議案集からお願いいたします。  議案集13ページになります。第48号議案、豊島区議会議員及び豊島区長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例。  上記議案を提出する。年月日、提出者、豊島区長でございます。  14ページにお進みいただきたいと思います。説明欄がございます。公職選挙法の一部改正に伴い、豊島区区議会議員の選挙における選挙運動用ビラの作成に係る公費負担について所要の改正を行うため、本案を提出いたします。  内容でございます。別途資料を用意してございますので、そちらのほうをお開きいただきたいと思います。第48号議案資料、豊島区議会議員及び豊島区長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例。  1番の条例改正の趣旨ですが、こちらは、今、提案理由を議案書のほうで説明させていただきました。  2番、公費負担の内容。(1)限度枚数が2種類以内4,000枚となってございます。米印のところですが、選挙管理委員会に届け出て、選挙管理委員会が交付する証紙を貼付したもの、米印の2つ目といたしまして、表面に頒布責任者及び印刷者の氏名、または法人名、住所を記載したもの、(2)限度額、1枚当たり7円51銭となってございます。したがいまして4,000枚ですと、最大で3万40円ということになります。(3)ビラの大きさ、A4判以内でございます。(4)契約締結の届け出、ビラ作成に関し、有償契約を締結し、契約の相手方等を選挙管理委員会に届け出なければならないとしてございます。(5)公費負担の条件、ビラ作成の公費負担は供託物が区に帰属することとならない場合に限るということでございます。いわゆる供託費没収点を下回る得票であった場合は公費負担の対象にならないということでございます。  3番、条例の施行日、平成31年3月1日となってございます。  4番、頒布方法、新聞折り込みによる頒布、候補者の選挙事務所内における頒布、個人演説会場内における頒布、街頭演説の場所における頒布に限定され、散布は禁止されるとしてございます。  2ページに進んでいただきまして、5番が新旧対照表でございますが、こちらは記載のとおりでございます。  3ページに進ませていただきます。選挙運動用ビラに関するQ&Aでございます。先日の議員協議会におきまして、この条例について説明をさせていただいたところですが、それに伴いまして、議員の方々から幾つか御質問をいただいているところでございます。そうしたものも含めて、事務局のほうで作成したQ&Aも含めまして、改めてQ&Aという形で選挙運動用ビラに関して、まとめてございますので説明をさせていただきます。  1番、選挙運動用ビラの内容に規制、または基準があるか。選挙運動用ビラの表面には必ず頒布責任者の氏名、住所、印刷者の氏名(法人名)、住所(所在地)を記載し、かつ選挙管理委員会が交付する証紙の貼付が必要です。他の候補者の誹謗中傷等の法令に違反する場合等を除き、このほかの内容についての制限は特にありません。  2番、選挙運動用ビラの内容に関して、選挙管理委員会は事前審査を行うのか。選挙運動用ビラの内容に関しては、選挙管理委員会の事前審査は予定していません。ただし、頒布責任者の必要事項の記載、ビラの大きさといった確認のため、立候補届け出書類の事前審査時に可能な範囲でビラ見本の提出を依頼する予定です。  3番、開くとA4サイズになる選挙運動用ビラを二つ折り、三つ折り等にしてリーフレット形式で頒布することはできるか。開いたときに規定の大きさの範囲内であれば、運動用、選挙運動用ビラを二つ折り、三つ折り等にしてリーフレット形式で頒布することができます。ただし、もはやビラとは言えない折り紙のような立体的な形状で頒布することはできないと解しています。  4番、厚紙で作成されたうちわとしても使用できる選挙運動用ビラを配ることはできるか。当該ビラは、直径20センチの円形であり、一部に親指を入れるための丸い穴があいている形状となっている。できます。ビラの規格は長さ29.7センチ、幅21センチ以内となっており、形状及び紙の厚さは規制されていません。大きさが規格の範囲内であり、紙の厚さが均等な1枚のビラと認められ、選挙管理委員会が交付する証紙を貼付し、頒布責任者等の必要事項の記載がビラ表面にあれば、選挙運動用ビラとして差し支えありません。ただし、柄の部分をつくり、厚さを変えて補強するなど、形状的にビラというよりうちわと判断されるようなものは利益供与となり、買収の推定を受けることになります。  5番、都道府県、市区の議員に選挙運動用ビラの頒布が解禁された理由は何か。公職選挙法一部改正の理由は、候補者の政策等を有権者が知る機会を拡充するためとなっています。  6番、選挙運動用ビラの枚数制限が4,000枚となっているのはなぜか。公職選挙法では、選挙運動用通常はがきの枚数、区議会議員の選挙の場合では2,000枚の2倍が選挙運動用ビラの枚数となっています。  7番、選挙運動用ビラは選挙運動期間中以外に頒布できるか。できません。選挙運動用ビラの頒布は選挙運動期間中に限定されます。なお、選挙管理委員会がビラを貼付する証紙を交付するのは、立候補届け出をしたとき以降になります。実務上、多くは立候補届け出と同時に証紙を交付することになると思います。  8番、選挙運動用ビラの表面に記載する頒布責任者は誰でもよいか。選挙運動用ビラの表面に記載する頒布責任者は候補者でも候補者以外の者でもよく、特に指定はありません。ただし、満18歳未満のもの、警察官等の特定公務員は選挙運動ができないため、頒布責任者になることができません。  9番、同じ政党の複数の候補者のビラで、頒布責任者を同一人物とすることはできるのか。同じ政党である場合など、複数の候補者のビラで頒布責任者を同一人物にすることは可能です。  10番、頒布責任者と印刷者が同一人物であってよいか。あり得ます。一例として、候補者自身が選挙運動用ビラを自宅プリンターにより作成した場合では、候補者自身が頒布責任者と印刷者になることが考えられます。  11番、頒布責任者は個人ではなく、政党、団体、法人でもよいか。頒布責任者は自然人であり、政党、団体、法人等は頒布責任者になることはできません。なお、印刷者は法人等にすることができます。  12番、選挙運動期間中、午前7時に駅前あいさつを行っている。その際に、選挙運動用ビラを配ることができるか。できません。街頭演説の場所で選挙運動用ビラを頒布することはできますが、街頭演説には、午前8時から午後8時までの時間制限があります。  13番、複数の街頭演説の場所で同時に選挙運動用ビラを頒布することができるか。できません。街頭演説の場所には、選挙管理委員会が交付する標旗が必要で、標旗は一つです。同時に複数の街頭演説ができません。  14番、選挙運動用ビラ4,000枚のうち2,000枚を新聞折り込みで、残りの2,000枚を街頭演説の場所で頒布することはできるか。できます。選挙運動用ビラの頒布方法は、新聞折り込み、候補者の選挙事務所内における頒布、個人演説会場内における頒布、街頭演説の場所における頒布であればよく、その範囲で頒布の、頒布方法の選択は自由です。  15番、選挙事務所の内部から外部を通行する歩行者に選挙運動用ビラを頒布することができるか。できません。候補者の選挙事務所内における頒布とは、選挙事務所の建物内での頒布に限定されると解されます。選挙事務所の訪問者に渡す、選挙事務所内の机上に置き、自由に持ち帰らせるような方法が考えられます。  16番、街頭演説の場所で、聴衆と通行人に選挙運動用ビラを頒布することができるか。街頭演説を実施する一定の範囲内で聴衆や通行人に選挙運動用ビラを頒布することはできます。  17番、選挙運動用ビラを候補者の後援会員に郵送できるか。できません。選挙運動用ビラの頒布方法に郵送は含まれていません。  18番、選挙運動用ビラを第三種郵便物の業界紙に折り込み、郵送により頒布することができるか。できません。第三種郵便物における郵送の場合、本紙に添付できるものの条件があり、選挙運動用ビラはその条件に該当していません。  19番、選挙運動用ビラは新聞折り込みにより頒布できるが、一般紙ではなく、フリーペーパー紙の折り込みを利用してポスティングすることはできるか。できません。逐条解説公職選挙法によれば、新聞折り込みによる方法とは、通常の一般紙、機関誌、業界紙等を含む、における新聞折り込みのように定着した販売網を通じて配布される新聞に折り込む方法であるとされています。フリーペーパー等のポスティング、駅売店、コンビニ等での新聞販売への折り込みは利用できないと解しています。  20番、選挙運動用ビラの頒布方法でポスティングか禁止されているのはなぜか。頒布方法に新聞折り込みはあるが、最近は若年層での新聞の定期購読者が少なく、候補者の政策を届けることが困難になっている。かつて、余りにも大量のビラが無秩序に街頭等に氾濫し、世上ビラ公害等の批判を招いたことに鑑み、頒布方法に一定の秩序を設ける必要があるからと考えられます。なお、各戸配布の制限は、無差別の頒布が公費負担によるビラの頒布方法としては適当でないこと、現に戸別訪問の禁止規定がある以上、戸別訪問防止のための有効な手段が担保される見込みでなければ、容認できないことが理由として考えられます。  21番、選挙運動用ビラを自宅プリンターで作成した場合、公費負担の対象となるのか。公費負担の対象になりません。ビラ表面に記載のある印刷者と同一であると認められ、ビラの作成を業とする者と有償契約した場合に公費負担の対象とします。  22番、選挙運動用ビラを候補者自身で作成した場合でも、ビラに貼付する証紙は選挙管理委員会から交付されるのか。公費負担の請求とは別に「選挙運動用ビラ届け出書」、「選挙運動用ビラ証紙交付申請書・受領書」、選挙運動用ビラの写しを提出していただく予定です。これにより、候補者自身のビラ作成などにより、公費負担の請求がない場合でも、ビラに貼付する証紙は交付します。  23番、ビラの印刷とは別の会社にビラのデザインを発注する。また、写真撮影はプロカメラマンに依頼する。このとき、デザイン、写真撮影の経費は公費負担の対象となるか。ビラ表面に記載のある印刷者と同一であると認められ、ビラの作成を業とする者と有償契約した場合に公費負担の対象とします。ここでは、当該のビラを印刷した者が公費負担の対象に該当すると考えられ、ビラの作成過程の一部を分担した場合は該当しません。デザイン、写真撮影は公費負担請求の対象としない、あるいは印刷、デザイン、写真撮影を1本の契約にまとめる等が必要です。  24番、2種類の選挙運動用ビラを作成することとし、ビラの種類ごとに異なる印刷会社と契約する。契約が2本になっても、2本とも公費負担の対象になるのか。例えばA社で1,000枚、B社で3,000枚を印刷した場合は、ビラ作成枚数確認申請書をビラ作成業者ごとに別々に提出してください。この場合は、契約が2本であっても、上限額の範囲内で公費負担の対象とします。  25番、選挙運動用ビラの印刷を、A社とは1,000枚1万円で、B社とは3,000枚2万円で契約し、合計で3万円となった。このとき、公費負担の対象額は幾らか。選挙運動用ビラ作成経費の公費負担の上限額は単価7円51銭です。A社分では1万円のうち7,510円が対象となり、B社分では2万円全額が対象となります。合計では、3万円のうち2万7,510円が公費負担の対象になります。ただし、供託物没収点を下回る得票の場合は全く公費負担の対象になりません。
     26番、選挙運動用ビラに4,000枚の証紙を貼付するためのアルバイトの人件費は公費負担の対象になるのか。アルバイトの人件費は公費負担の対象になりません。  27番、新聞折り込みの費用は公費負担の対象になるのか。新聞折り込みの費用は公費負担の対象になりません。  28番、選挙運動用ビラの作成経費が公費負担の上限額を上回った場合に、収支報告書には、どのように計上するのか。公費負担対象経費を除き計上するのか。詳細については未定ですが、恐らく選挙運動用ポスターの公費負担と同様の扱いになると考えています。したがって、収支報告書の収入では、公費負担額には計上せず、収入の計のページの参考欄に公費負担額を記載します。収支報告書の支出では、公費負担の対象分を含む全額を計上することになります。この場合、公費負担額と自己負担額を分けて記載することは不要です。ただし、公費負担対象額分の領収書を徴しがたい事情があった支出の明細書と自己負担額分の領収書の添付が必要です。また、備考欄には公費負担の対象分の金額を明記し、必要に応じ、実際の支払日や計算内訳等の記載をお願いいたします。  29番、選挙管理委員会が交付する証紙の大きさはどれほどか。証紙の大きさにより選挙運動用ビラのデザインへの影響が考えられる。証紙の大きさ、デザインはまだ決まっていません。あくまでも参考ですが、前回の区長選挙で使用した証紙の大きさは長さ17ミリ、幅24ミリ、裏面はシール状となっておりました。  30番、他の候補者が使用しなかった証紙を譲り受け、自己の選挙運動用ビラに貼付して頒布することができるか。できません。候補者一人一人に異なる番号を印字した証紙を交付する予定です。他の候補者の番号の証紙を自己の選挙運動用ビラに貼付して頒布すれば、公職選挙法違反となります。  31番、選挙運動用ビラに関して公職選挙法に違反した場合、罰則はあるか。違反の内容により異なりますが、罰則の規定があります。例えば選挙運動用ビラの制限枚数を超えて頒布したときは、2年以下の禁錮、または50万円以下の罰金に処するとなっています。  甚だ長くなりましたが、資料説明は以上でございます。御審査のほど、よろしくお願いいたします。 ○芳賀竜朗委員長  説明が終わりました。  質疑を行います。 ○山口菊子委員  初めてのことなんで、私どもの会派のメンバーも含めて、非常にどういうことになるのかということを、大変細かい、こういうことも聞いてほしいとか、いろいろ質問内容もあったんですけれども、議員協議会のときの皆さんの反応を見て、これだけ細かい説明資料をつけていただきましたんでよくわかりました、ありがとうございました。  特段、まあ、かなり網羅されておりますので、私どもは、これは国の法律にかかわることでございますので、この第48号議案については可決に賛成をいたします。 ○芳賀竜朗委員長  ほかに。 ○有里真穂委員  本当に丁寧にQ&Aをつけていただいて、とてもよく理解できました。ありがとうございます。また、何かわからないことがございましたら、ぜひ同じように親身に答えをいただければと思います。  我が自民党も、第48号議案に関しましては賛成いたします。 ○河原弘明委員  これだけ細かくQ&Aが出てくれば、大体のことは理解できたかなというふうに思います。いろいろと新しいことですので、まだ時々わからなくなるかもしれませんけれども、そのときには、またお願いをしたいと思います。  我が会派といたしまして、この第48議案、可決に賛成をさせていただきます。 ○儀武さとる委員  我が会派もこのQ&Aでよく理解できましたので、この議案については賛成します。 ○木下広委員  ちょっと数点だけ確認させて。最後に、違反した者についてはどうのこうのとかとありますけど、これを、違反を明確に違反と判断するのは橋爪さんじゃないよね、これは、警察だよね、やっぱり。どうですか、ちょっとその辺だけ。 ○橋爪選挙管理委員会事務局次長  違反について摘発するのは捜査当局、警察等というふうになってまいります。 ○木下広委員  ということは、何かちょっと怪しい、まあ、区議会議員の選挙なんて、60人近くの方が出られますので、ちょっと勘違いをされてやっているような、例えば見受けられた場合には、選管に行くんじゃなくって、何というか、この人ちょっとおかしいよというようなことを区民が不審に思ったときは、これは警察に言うのが正解なの、それとも橋爪さんところでいいの。 ○橋爪選挙管理委員会事務局次長  もちろん警察に言っていただいても構いませんですし、私どものほうも警察とは連携いたしますので、そうした御連絡があれば、警察とよく協力して連携をとってまいります。 ○木下広委員  初めてのことで、どういう事象が起きるかというのもあると思いますけれども、私どもとしても、この条例については賛成という立場でお願いいたしています。 ○芳賀竜朗委員長  それでは、採決を行います。  第48号議案について、原案を可決すべきものと決定することに御異議ございませんか。   「異議なし」 ○芳賀竜朗委員長  異議なしと認めます。  よって、第48号議案は、原案を可決すべきものと決定いたしました。 ───────────────────◇──────────────────── ○芳賀竜朗委員長  次に参ります。  第57号議案、駒込生活実習所・駒込福祉作業所全面改修工事請負契約について。報告事項、駒込生活実習所・駒込福祉作業所全面改修に伴う電気設備工事について。駒込生活実習所・駒込福祉作業所全面改修に伴う冷暖房・換気設備工事について。駒込生活実習所・駒込福祉作業所全面改修に伴う給排水衛生・消火・ガス設備工事について。  審査のため、高橋障害福祉課長が出席しております。  議案及び報告事項3件について、理事者から説明があります。 ○ぬで島契約課長(心得)  それでは、議案集61ページをお開きください。第57号議案、駒込生活実習所・駒込福祉作業所全面改修工事請負契約について。  上記の議案を提出する。年月日、提出者、区長名でございます。  内容につきまして、後ほど、議案資料におきまして説明をさせていただきます。  同じページの下に説明欄がございます。豊島区議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分等に関する条例第2条の規定に基づき、本案を提出いたします。  それでは、議案資料のほうをお開きいただきたいと思います。第57号議案資料でございます。  2番の(2)契約方法から説明させていただきます。(2)契約方法、条件つき一般競争入札、(3)契約締結日、本契約議案可決後、(4)契約金額、3億1,569万5,880円、税込みとなってございます。(5)履行期限、平成31年7月19日まで、(6)契約の相手方は、伊藤・貴津特定建設工事共同企業体、共同企業代表者は、雑司が谷一丁目、伊藤興業株式会社、代表者は記載の方でございます。(7)入札経過でございます。入札予定価格、税込みで3億5,077万3,200円、税抜きで3億2,479万円、事前公表してございます。また、最低制限価格は非公表でございますが、制度として適用してございます。入札の結果につきましては、2社から応札がございまして、記載の結果になったということでございます。落札率は90%となってございます。  第57号議案に関連いたしまして、報告事項の2番から4番をあわせて説明させていただきます。  報告資料をお開きいただきたいと思います。駒込生活実習所・駒込福祉作業所全面改修工事請負契約に伴う電気設備工事についてほか2件、3ページものの資料でございます。  1ページ目から説明させていただきます。1、件名、駒込生活実習所・駒込福祉作業所全面改修に伴う電気設備工事、2、契約締結日、平成30年6月19日、3、契約方法、条件つき一般競争入札、4、契約金額、1億5,316万9,704円、税込みです。5、履行期間、平成30年6月20日から平成31年7月19日まで、6、契約の相手方、ナンコー・唐沢特定建設工事共同企業体、共同企業代表者は、上池袋一丁目、ナンコー電機株式会社、代表者の方は記載の方でございます。7、入札経過でございます。入札予定価格は、税込みで1億7,018万8,560円、税抜きで1億5,750万2,000円、事前公表してございます。また、最低制限価格は非公表でございますが、制度として適用してございます。入札の結果につきましては、2社から応札ございまして、記載のとおり2社が同額となってございましたので、くじを行って、ナンコー・唐沢特定建設工事共同企業体が落札するとなったものでございます。落札率は90%となってございます。  2ページに進ませていただきます。1、件名、駒込生活実習所・駒込福祉作業所全面改修に伴う冷暖房・換気設備工事、2、契約締結日、平成30年6月19日、3、契約方法、条件つき一般競争入札、4、契約金額、1億7,550万円、税込みでございます。5、履行期間、平成30年6月20日から平成31年7月19日まで、6、契約の相手方、経塚・新特定建設工事共同企業体、共同企業代表者は、巣鴨一丁目、経塚工業株式会社、代表者の方は記載の方でございます。7、入札経過でございます。入札予定価格は、税込みで1億7,890万2,000円、税抜きで1億6,565万円、事前公表してございます。また、最低制限価格につきましては、冷暖房等の設備工事は、機械調達の占める割合が大きいことから適用してございません。入札の結果につきましては、3社から応札ございまして、記載の結果になったということでございます。落札率は98%となってございます。  3ページに進ませていただきます。1、件名、駒込生活実習所・駒込福祉作業所全面改修に伴う給排水衛生・消火・ガス設備工事、2、契約締結日、平成30年6月14日、3、契約方法、条件つき一般競争入札、4、契約金額、8,984万4,876円、税込みでございます。5、契約期間、平成30年6月15日から平成31年7月19日まで、6、契約の相手方、東池袋五丁目、信和管工株式会社、代表者の方は記載の方でございます。7、入札経過でございます。本件は、総合評価入札方式により入札してございます。入札予定価格は、税込みで9,982万7,640円、税抜きで9,243万3,000円、事前公表してございます。また、総合評価入札方式でございますので、低入札調査価格制度を適用してございますが、こちらについても、価格は非公表でございます。入札の結果につきましては、2社から応札がございまして、記載の結果になったということでございます。落札率は90%となってございます。  議案資料の2ページ以降に工事概要をおつけしてございますが、こちらにつきましては、施設整備課長より説明させていただきます。 ○近藤施設整備課長  それでは、工事のほうの概要につきまして、私のほうから御説明させていただきます。  駒込生活実習所・駒込福祉作業所の全面改修でございまして、現在、真和中学校跡地にあります校舎を使いまして、目白のほうの実習所が移転し、目白の改修工事を7月の中旬ぐらいまでやってございまして、その後に、8月のお盆を挟みながら引っ越しをして、今度は、駒込はそちらに入ると。その後、駒込のほうの工事に着手するという段取りになってございます。  建物の概要といたしまして、図面のちょうど左側の真ん中あたりにあります、敷地面積が約900平米、延べ床面積が2,030平米余ございまして、地下1階、地上3階建ての500平米程度の建物でございます。工事の概要といたしまして、外部部分につきましては、外壁の改修、屋上の防水、フェンスの清掃、塗装、滑り台の清掃、エントランスのひさしの清掃、塗装を行います。あとシャッター、建具関係の改修と、あと外構の改修も行います。  内部につきましては、仕上げ、内装材の仕上げの全面改修でございますので、まずは、電気等のところから撤去いたしまして、空調機関係も全部撤去いたしまして、天井材、壁材も仕上げを全部撤去いたしまして、全面的に改修をするものでございます。書いてあるとおり、キッチン、水回りのプラン変更を一部、あと地下1階の設備機器更新に伴うスラブ改修等も行います。あと、中身の建具改修、サイン改修と。関連といたしまして、報告案件でございます各電気、給排水衛生、消火、ガス、冷暖房、換気等ございまして、今、昇降機のほうにつきましては、ちょうど公表中でございまして、業者が決まり次第、金額的には二、三千万ぐらいの話でございますので、一緒にエレベーターも改修をするという形にしてございます。  工程は先ほど申し上げましたので、1枚、お進みいただきまして、地下1階からの図面になってございます。図面のほうは、左側が改修前、右側が改修後で、ほとんど仕上げ材全部とって、レイアウトの変更をせずにやるんですけれども、基本的なレイアウトを一部変更するところは網かけでしてございます。例えばちょうど地下1階の図面の真ん中のところにございます相談室大というところが活動コーナーという形で変更させていただきますのと、地下にも、今、身障者トイレがあるんですけれども、もう一つ欲しいという御要望がありまして、相談室小の部分もだれでもトイレをつけるということにしてございます。  それと、ボイラー室がもともとあったんですが、そのボイラー室につきましては、今度、給湯器を別々につけますので、そこの部分は倉庫にしたいということで、網かけはしてございませんけれども、改修後の図面のちょうど真ん中あたりの左側のところに倉庫2という形で新しい倉庫をつくるということにしてございます。  お進みをいただきまして、1階の平面図でございます。1階の平面図のところの変更、レイアウトの部分の変更するところの部分だけ御説明させていただきますと、ちょうど玄関が右側の部分の風除室と書いてあるところから玄関になってございまして、今、事務室があるんですが、その事務室の一部に医務室、これは、2階にあるんですけども、医務室をここに持ってきます。それと、1階の奥のトイレの部分はほとんど変更しないんですが、シャワー室の部分はこれが3階に移転しますので、ここにもだれでもトイレをつくるという形にしてございます。あとパン工房の部分も新しくレイアウトして、この部分も変更するという形にしてございます。  お進みいただきまして、2階の部分の図面でございまして、ちょうど玄関の上あたりのところになります集会室の部分に新しく事務室2というのを持ってきまして、資材倉庫ということで、奥にあったエレベーターホールの前にありました医務室は先ほど下のほうに移転して、地下にありました相談室小、相談室大をこのエレベーターホールの前に持ってきてございます。それとあわせまして、作業室の部分につきましては、これは点線で書かれている部分が可動式のパーティションでございまして、それを新しくふやして、さまざまな事業に対応できるように、部屋の割りつけがフレキシブルになるように、今回、新しい可動パーティションを、可動間仕切りをつけてございます。  お進みいただきまして、3階の部分につきましては、先ほど1階にあったシャワーの部分をちょうどトイレの脇に、身障者用トイレの部分をつくりまして、そこの部分も変更してございます。あと、厨房、食堂の部分、厨房機器もあわせて全部変更する予定でございます。ボイラーとか設備機器関係の部分が、屋上に室外機等が来ますので、新しい室外機の機器が、次のページでございますけど、屋上の平面図になってございます。  おめくりいただきまして、参考でございますけども、外構の部分もマイクロバスがとまったりとか、駐車車両がありますので、ちょっとがたついている部分もあるので、そこも全部補修をして直そうとしてございます。それと、昨今、例のコンクリートブロックが、ここの外構図でいいますと、ちょうど外構図と書いている隣地側のところに一部ございまして、それも今回あわせてもうカットして修正をしてしまおうと、部分的なんですけど、そんなに広くはないんで、それも修正をしてしまおうと。公園側のほうは普通のフェンスになってますんで、全く問題ございません。  お進みいただきまして、外構の平面図の先は立面図をつけさせていただいてございますので、参考にごらんいただければと思います。  簡単ではございますが、説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○芳賀竜朗委員長  説明が終わりました。質疑を行います。 ○有里真穂委員  駒込の生活実習所が今度8月ごろから椎名町のほうの旧真和中学校に移動されるということですが、この駒込の実習所を使ってらっしゃる方々は、移動手段として、日ごろ駒込に行ってらっしゃった方たちは、こちらにいらっしゃる、椎名町に移ってくるときにはやはり電車を使ってくるんでしょうか、それともバスになるんでしょうか。 ○高橋障害福祉課長  駒込生活実習所及び駒込福祉作業所の利用者の方の仮施設への通所の方法ということでございますけれども、駒込生活実習所につきましては、もともとというか、今も含めましてバス通所されているということで、今回、旧真和中学校に通うに当たっては、若干のルート変更等がありますけれども、そのままバスを使っていただくということでございます。  駒込福祉作業所の方は自主通所ということで、自分で歩いて来ていただいているところなんですけれども、今回、旧真和中学校に移ると、遠くなるということで、ある程度、場所を決めまして、巣鴨駅周辺にバスをつけまして、椎名町駅周辺までバスで通所をして、椎名町駅周辺から施設まで歩いて通所するというようなところで対応したいと考えています。 ○有里真穂委員  場所柄、なかなかわかりづらいところにあったので、そのようなことですと、しっかりと利用者の方たちも安心して来ていただけるのかなと思いました。  今回、さまざまな改修の中で、配置がえなどがありましたが、それはこちらの利用者さんと、あと施設側との話し合いによって、このような改修が行われたということでよろしいでしょうか。 ○高橋障害福祉課長  そのとおりでございます。相談室等につきまして、地下にあったと、やはり暗いというようなところがありまして、保護者の方からも明るいところで相談をしたいということがありましたので2階のほうに持っていったと。あと、事務室で、事業者のほうが事務室を使っているんですけれども、手狭になってきたというところで1階と2階、生活実習所の事務室と福祉作業所の事務室を使うと。医務室につきましては、1階が生活実習所ですので、生活実習所をお使いの方のほうが医務室を使うケースが多いということで、そちらに合わせて1階に配置したというところでございます。 ○有里真穂委員  非常に法人側と、あと利用者のことを考えて改修していくんだなということが理解できました。  また、私ども、毎年駒込の実習所のほうで、さくらまつりでお伺いさせていただいているんですが、今度、旧真和中学校に移られても、このような事業なども引き続き、続けていかれるというようなことでよろしいんでしょうか。 ○高橋障害福祉課長  さくらまつりの参加につきましては、今ちょっと事業者のほうで検討しているところでありますので、旧真和中学校に行ったというところで、目白のほうの各種事業等もありますので、そちらのほうとあわせて、今後どのようにやっていくかというところがちょっと検討課題として残っているところでございます。 ○芳賀竜朗委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。 ○清水みちこ委員  何点かお伺いいたします。  契約案件、種類によって分かれているんですけれども、入札する業者がそれぞれの契約、2社ないし3社ということでちょっと少ない、印象として少ないんじゃないかなという印象があるんですけれども、これについてと、あと、済みません、一度に聞いてしまうんですけども、電気設備工事については同額、以前も何かの案件でこういうのはあったと思うんですけども、こういうことは間々あるんでしょうか。その2点について、お願いいたします。 ○ぬで島契約課長(心得)  まず、御質疑いただいた1点目、入札の業者数ですね、応札数、これにつきまして、さまざまな理由がございますが、例えば改修工事の本体、こちらのほうはJVでやっていて、JVについては、これは今回、区内の業者さんを対象にしてございまして、条件に合う業者さんは20社程度いらっしゃったんですけれども、JVについては相手方を見つけるというのは非常に難しいところもございますので、そういったところで相手方を見つけて入札するということになると大体、2社ないし3社ぐらいには絞られてくるというところでございます。  もう一つ、くじというか同額の御質疑につきまして、こういったことは間々ございます。そういった場合には、先ほど申し上げたとおり、くじを行うというところでございまして、くじのほうは、電子共同自治体運営システム上、直ちにくじの結果が出てくるものでございまして、システムといたしましては、入札のときにそれぞれ3桁の任意の数字を出していただいて、それを合算すると。例えば2社であれば、それを2で割って、割り切れるか余りになるわけでございますので、入札順にそれを割り振っていくと。それで当選者を決定するものでございます。 ○芳賀竜朗委員長  済みません。近藤施設整備課長を区民厚生委員会のほうでお待ちだそうなので、もし何かあれば、先にやっていただければと思います。  もし清水委員、あれば。 ○清水みちこ委員  私は、駒込の件について、工事の内容はありませんが、ちょっと、もしほかの方で、御質疑あれば。 ○芳賀竜朗委員長  ほかの委員の方、もしあるようでしたら。  よろしいですか。   「はい」 ○芳賀竜朗委員長  ありがとうございます。では、清水委員。 ○清水みちこ委員  引き続き、質疑させていただくと、今、JVですねという理由を説明していただいて、せっかく入札に参加できる区内の業者さん20社もあるのに、相手方を見つけるのがという、そんな理由で結局はこの2社しか入札に参加できないというのはちょっと、もう少し参加できるように制度があるので難しいところもあるかと思うんですけれども、20社あるのに2社しか入札できないというのは、ちょっと何とかできないのかなというのを思うのと、くじの仕方は、私は公平を期していただいているので、それでいいと思うんですけれども、なぜぴったりこの数になるのかなというところがお聞きしたかったもので、工事の内容によるものなんですかね。 ○ぬで島契約課長(心得)  まず、くじが同点になるというところ、今回、例えば電気についてはどちらも90%で同額になっているわけなんですけれども、この90%で入札してくるということはよくございまして、なぜかと申しますと、区の最低制限価格の要綱で、最低制限価格9割から7割に設定するという要綱になってございまして、最低制限にひっかかってしまうと即失格になってしまうものですから、ひっかからないところで、さらに競争をというところで、90%で入れてくる、そのために同額になるということは間々あることでございます。 ○清水みちこ委員  理由については了解いたしました。  ちょっと今度は作業所の実習所と福祉作業所のことについてなんですけれども、仮の施設ということで先ほどありましたけれども、目白のほうの真和中学校の跡地のほうで使われるということなんですけれども、今使っていらっしゃる目白の利用者さんのほうから作業所の体育館を間仕切って使っていらっしゃるということで、やはり外が見えないということで、何ていうのかしら、圧迫感じゃないですけれども、何とかしてほしいなというようなお声を私、伺ったことがあるんですね。また、駒込の方たちがこちらを使われるということで、そういった部分反映して、改善とか、そういったことは検討しないんでしょうか。 ○高橋障害福祉課長  ただいま使っております目白の福祉作業所につきましても、そちらのほうからそういった要望があったというところは、私どもも聞いております。体育館は明るく、カーテン等は閉めてなくて窓は見えるんですけれども、見上げる形になるので空しか見えないというような状況で、圧迫感を感じるという、外がよく見えないということでありましたので、できる限り旧真和中学校は、ある程度大きさがありますので、空き教室もいっぱいありますので、そういうところで環境を変えて作業をするようなことも考えてほしいということで事業者には言っておりまして、今度、駒込が行きましても、今、目白と身障センターの2つの施設が使っているわけですけれども、そちらが今度駒込だけが入りますので、空き教室もさらにふえるということもありますので、そういったところを有効活用して使ってほしいなということで考えてございます。 ○清水みちこ委員  やはり使われる利用者さんのお声は、大変重要だと思いますし、また、今度駒込の方たちが行って環境が変わられて、目白の方もしばらくは大変だったというお声は聞いていますので、そういったことを考慮しながら、利用者の方々の声を反映してやっていっていただきたいと思います。  私からは以上です。 ○山口菊子委員  目白の改修のときも多分どっかで発言をさせていただいたというふうに思うし、今回もそうなんですけれども、いろいろ建築物全部取り壊して新しくするというのはお金がかかるから、こういう大がかりな全面改修工事でやっていくというのはあるんですけども、生活実習所として、あるいは福祉作業所としての面積として、これで十分なのかどうかという、その辺の基本的なところはどうだったんでしょうか。 ○高橋障害福祉課長  実際に作業する場ですね、福祉作業所の作業する場、あとは生活実習所のほうで生活介護というところの生活訓練をする場、そういったところのスペースとしましては、以前の施設と同等程度のものは確保できていると思いますけれども、部屋自体が小さくなって複数の部屋を使ったりと、そういったところがありまして、そういったところの使い勝手というところでは、若干落ちる部分があったのかなというところは思っているところでございます。 ○山口菊子委員  ちょっと、数字がちょっと目の前にないからあれなんですけども、目白は若干広い気がするんだけれども、駒込は何かとても狭い印象があって、廊下とか通路とか、そういうものも目白に比べたらとても狭いかなというふうに思っていて、それで、この改修するに当たって、いろいろ工夫をされているとは思いますけれども、その辺のところでは、この全面改修で、今回よかったのかどうかとちょっと基本的なところをね。これは契約案件だから、そんな質疑をする場ではないことはよく認識していますけれども、いろいろ法人の方たち、あるいは利用者や保護者の方たちの意見はいろいろ酌み入れてはくださっているとは思いますけれども、結果として、これしか方法はなかったんだと思うけれども、本当にそうだったのか、面積が足りないんだったら何とか工夫、もうワンフロアぐらいつけるとか、何か工夫はなかったのかなというふうに思うんですけども、その辺は大丈夫なんですか。 ○高橋障害福祉課長  面積、特に駒込の面積ですね。こちらのほうはできるだけ広げたいということで、事業者、施設整備のほうと、あと保護者のほうの意見も聞きながら、改修ということで進めてきたところなんですけれども、ぎりぎりの線ということで、今回お示ししたところになってございます。  特に1階部分、玄関に入ってすぐのところ、パン工房があったところなんですけれども、そういったところが、通路が狭いと、お客様が来たときの待合スペースもないというようなところもありまして、今回ちょっと思い切ったというところですけれども、パン工房のほうをなくしまして、製菓等をつくる部屋を3階のほうに持っていきまして、1階のほうをちょっとスペースを広げたというところはあります。あとは施設のほうの使いようで、ちょっと工夫をしていければと思っているところでございます。 ○山口菊子委員  先ほど来、同額の入札とか、その辺のところもお話を伺いましたし、基本的にはいい工事をしていただくように要望しまして、この第57号議案については可決にすることに賛成をさせていただきます。 ○竹下ひろみ委員  今、山口委員の御質疑の中でパン工房のお話が出たので、ちょっとそこをお聞きしたいんですが、池袋本町のところに元授産所というんですか、そこにパン工房が移ったというふうに聞いていまして、私は仮移転というか、仮店舗なのかなと思っていましたら、どうやらこちらの改修のほうにはパン工房がなくて、もう池袋本町のほうにすっかりそういうのを移動したというようなお話を聞いて、それは今のお話を聞くと、広さということもあって使い勝手をよくするために移したという、それは一理あるかなというふうに思うんですが、つくっている皆さんにとって、パンづくりと、また別なコミュニケーションの仕方とかがあると思うんですが、その辺はどんなふうにお考えでしょうか。 ○高橋障害福祉課長  今回、池袋本町のほうに駒込福祉作業所分室ということでつくりまして、現在、愛称としまして就労サポートIKEHOOONというような愛称で、分室のほうを呼ばせていただいているところなんですけれども、こちらのほうと駒込の施設というところでは利用者が異なるというところがありまして、駒込の福祉作業所につきましては、いわゆる就労継続B型ということで、福祉型の就労を続けていただく方が働く場というところです。この新しい就労サポートIKEHOOONにつきましては、就労移行支援事業所ということで、一般就業への就労を目指す方が入るグループということで、同じ福祉作業所なんですけれども、福祉サービスの内容でもう分けているというところがございまして、そういったところでIKEHOOONには本格的な製菓の機械ですとか、そういったところを置きまして、一般就労に向けて実践していきたいというところで分けてつくっておりまして、こちらのほうは就労移行支援という事業所として常設、今後もずっと池袋本町のほうで活動していく予定となってございます。 ○竹下ひろみ委員  わかりました。よく理解できましたので、自立支援の一環として、新たな施設という意味でIKEHOOONのほうは、また私たちも、区議会としても応援隊として見守っていきたいなというふうに思っています。ちょっと案件とは違った視点で質疑いたしましたけれども、よく理解できました。  第57号議案については、賛成させていただきます。 ○河原弘明委員  いろいろ聞かせていただきました。それで、利用者の方々からのいわゆる意見が入っての改修ということで理解をさせていただきました。  ちょっと案件とは別なんですけれども、間もなくあそこで、今、旧真和中学校のほうですけれども、盆踊りが行われますよね、7月21あたりでしたか。それに関して、もう工事が終わっていて、まだ引っ越す前というふうに考えればよろしいんでしょうか。 ○高橋障害福祉課長  新しいというか、改修後の身障センターですけれども、一応、7月中旬に引き渡しを受ける予定ではいるんですけれども、実際の引っ越しにつきましては8月中旬に行う予定でいますので、今、目白が使っている状態で、今回の盆踊りについてはあそこの駐車場部分を使ってやるということで考えております。 ○河原弘明委員  あそこは地元の目白協和会の町会の方々も一緒になって、近隣の方々と一緒に盛り上げるような盆踊りだったと思うんですけども、目白の作業所、身障者センターが旧真和中学校に来ることになって、グラウンドがきれいになって舗装されまして、バスが入ったりとかするために、今回、その上でやぐらを組まれるんじゃないかなとは思うんですけれども、皆さん楽しみにしている盆踊りですので、引き続き、お願いしたいと思うんですけれども、今度、次に駒込作業所が来た場合、暮れに目白身障者センター、あそこで餅つきをやっていますよね。あのあたりは一緒になって盛り上げるとか、そういうような予定はあるんでしょうか。
    ○高橋障害福祉課長  毎年12月に餅つき大会をやっておりまして、今回につきましては、身障センターが新しくなっておりますのでそちらのほうで実施したいと考えておりまして、駒込のほうと一緒にできるかどうかというところは、またこれから検討するところでございます。 ○河原弘明委員  済みません。ちょっと案件とは違うような質疑させていただきました。この駒込生活実習所、また皆さんの使い勝手が本当によくなって喜んでいただけるような施設にしていただければというふうに思います。  この第57号議案には、可決に賛成をさせていただきます。 ○木下広委員  私どもも第57号議案については、異議なく、可決ということでお願いしたいんですが、こういう障害者の方の作業所自体が、いわゆる利用者さんというか、働きたい方々にとって、民間で頑張ってらっしゃる作業所さんなんかもいると思うんですけども、そういう障害を持ってらっしゃる方で働きたいという意欲のある人にとって、作業所の割合というか、足りているか足りてないかというか、その辺の認識は、区としてはどう認識をされているのかだけ、ちょっとお願いできますか。 ○高橋障害福祉課長  そちらにつきまして、福祉作業所と就労継続B型の事業所ということでいいますと、民間の事業所もたくさんできておりますので、そういった部分では今のところ充足されているのかなというふうには考えておりますけれども、ただ、障害者自身も、以前と異なりまして、高齢化、長生きをするというようなところもございまして、人数的には、需要的にはふえていくかなというところがありますし、一方、生活実習所のほう、生活介護のほうはちょっと手狭になってきているのかなというところが実感としてございます。 ○木下広委員  本当、何というか、時間の流れとともに民間の皆さん方のそういう御苦労なんかも大分変わってくるようなことも聞いていますので、区全体として、障害者のそういう支援については、また落ちついてやっていただければと思います。  可決に賛成ということで、お願いいたします。 ○儀武さとる委員  私も毎年駒込祭りには参加しているんですが、参加してパンを食べるのも楽しみにしているんですけども、パン工房が1階でなくなってということは、何ていうのかな、今庁舎の4階Cafeふれあいの前でもパンの販売をやっていましたけど、そうすると、このパンの販売というのはなくなるんですか、それとも、その辺をちょっと教えていただきたいんですけど。 ○高橋障害福祉課長  パンの販売につきましては、現在毎週水曜日、庁舎4階のほうで販売をさせていただいております。今年度からということなんですけれども、基本的にはパンの販売はこの庁舎の週1回のみというところで考えてございます。それ以外につきましては、パンというよりは製菓事業ですね。クッキーですとか、今後またチョコレートの加工品ですとか、そういったところで工賃向上を目指していこうかなというところで考えているというところです。パンですと、どうしても消費期限が短かったりというところでロスが出るというところで、それが工賃にも影響があるというところで、製菓のほうに重点を持っていこうかなというところです。  駒込につきましては、以前ありましたカフェあうる、こちらが今、SomeiVillageという形で喫茶店のほうは営業していますので、そちらの営業は続きますので、そちらのほうで、そちらでできるパン販売といいますか、喫茶店でのパン販売ということはさせていただくことになっております。  また、駒込の施設につきましても、地元の方等の要望がありましたら週1回ですとか月2回ですとか、そういった日を決めて、この日はパンを売りますというようなことも可能かなと考えておりますので、それは今後地元の意見を聞きながら検討していきたいかなと思ってございます。 ○儀武さとる委員  あと、それから、今でも駒込の福祉作業所、あるいは生活実習所には障害者の方の絵がいっぱいありまして、今度、旧真和中学校に移転するときはちゃんと冷暖房のきいた部屋で保管するという話は伺ったんですけども、この改修が終わった時点で、また絵は再び掲示されるんでしょうか。障害者の親御さんが心配していまして、その辺をちょっと確認したいと思うんですけど。 ○高橋障害福祉課長  駒込施設につきましては、絵も一つの目玉というようなところでありますので、当然、改修が終わって戻りましたら、絵の展示も引き続き新しい建物でさせていただきたいと考えております。 ○儀武さとる委員  この施設、地域でも、それから利用者の方からも本当に改修してほしいと、2階もちょっといろいろ要望が出ていまして、改修、そういうのが改善されるということで、本当に地域の皆さんからも、集会所の機能としても利用してほしいとか、いろいろ要望が出て、そういうのがきちんと取り組まれていて、改善されるような方向で改修もされるということで、ぜひ、いいものをつくっていただきたいと。  この議案については賛成をします。 ○芳賀竜朗委員長  それでは、採決を行います。  第57号議案について、原案を可決すべきものと決定することに御異議ございませんか。   「異議なし」 ○芳賀竜朗委員長  異議なしと認めます。  よって、第57号議案は、原案を可決すべきものと決定をいたしました。  それでは、ここでちょっとお諮りをさせていただきます。1時間半ちょっと過ぎたところかと思いますが、休憩をさせていただこうかと思いますが、再開は何時にしましょうか。   「15分」 ○芳賀竜朗委員長  それでは、再開を午後3時15分として、休憩をさせていただきます。   午後3時休憩 ───────────────────◇────────────────────   午後3時15分再開 ○芳賀竜朗委員長  総務委員会を再開いたします。  第58号議案、高田小学校跡地公園施設新設工事請負契約について、審査のため石井公園緑地課長が出席しております。  理事者から説明があります。 ○ぬで島契約課長(心得)  それでは、議案書63ページをお開きください。第58号議案、高田小学校跡地公園施設新築工事請負契約について。  上記の議案を提出する。年月日、提出者、区長名でございます。  内容につきまして、後ほど議案資料におきまして、説明をさせていただきます。  同じページの下に説明欄がございます。豊島区議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分等に関する条例第2条の規定に基づき、本案を提出いたします。  それでは、議案資料をお開きください。第58号議案資料でございます。2番の(2)契約方法から説明させていただきます。契約方法、条件つき一般競争入札、(3)契約締結日、本契約議案可決後、(4)契約金額、2億2,896万円、税込みでございます。(5)履行期限、平成31年12月27日まで、(6)契約の相手方は南大塚二丁目、株式会社歌工務店、代表者は記載の方でございます。(7)入札経過でございます。本件は総合評価入札方式により入札してございます。入札予定価格は税込みで2億4,642万3,600円、税抜きで2億2,817万円でございます。また、総合評価入札方式でございますので、低入札調査価格制度を適用してございますが、価格については非公表です。入札の結果につきまして、3社から応札があり、ほか4社が辞退、記載の結果になったということでございます。落札率は92.9%となってございます。  2ページ以降が工事概要となってございますが、こちらにつきましては、公園緑地課長から説明させていただきます。 ○石井公園緑地課長  それでは、別の資料の高田小学校跡地公園施設新築工事請負契約についてをお取り上げいただきたいと思います。  工事件名は高田小学校跡地公園施設新築工事で、工事箇所につきましては、雑司が谷二丁目12番1号。施工期間でございます、契約確定日の翌日から12月27日まで。建築概要でございます。建築面積、469.98平米、延べ床面積が499.24平米でございます。地上1階部分が336.10平米、地下1階部分面積が157.45平米でございます。  こちらのほう、最後のところにございます公園の計画図とちょっとあわせてごらんいただければと思います。計画図につきましては、左側が北になります。右側のところが、現在、雑司が谷公園ということで、1,700平米ほどの公園がございますけれども、道路を挟んで高田小学校跡地の部分のところに2つ合わせて一体となった公園として整備していくものでございます。その図面の左側のところの黒いハッチ掛けの部分でございますけれども、こちらに今回建物を建てるところでございます。  ちょっと、その資料のほうを1枚おめくりいただきたいと思います。模型の写真がございます。公園のほうの広場から見ますと、この旧高田小学校の敷地はちょうど左側の部分のところで、高低差が大体3メートルぐらいございます。そこのところに2階建ての建物をはめ込むような形で、公園の側から見ますと平家建て、その下のほうの写真をごらんいただきますと、通りのほうから見ますと2階建ての建物というような形に見えるものでございます。こういうような地形差を活用しながら、ここに建物を入れていくというところでございます。  (5)のところでございます。工事内容でございますが、防災拠点となる施設の建築工事を実施するものでございまして、この雑司が谷地区が景観形成特別地域に指定されているということから、やはり木を生かしたものをやっていきたいということで、この地域のところでこれまでも、平成24年から28年までずっとこのプランの検討をしてまいっていたところでございます。現在も工事中も、工事後の使い方とかそういったものも、引き続き、地域の方と一緒に検討をしておりまして、地元のほうから雑司が谷らしさとか、そういった御要望がございまして、できるだけそれに応えるという形で今回プランをつくったものでございます。  その木材調達につきましては、本来ですと、東京都ですから多摩の木材というのが、普通、東京都は使うということなんですけれども、やはり姉妹都市である秩父のところと、若干やはり多摩の木材よりもお安いというところがございまして、秩父市の木材を使用するということでございます。そのために、切り出しとか乾燥とか、そういったものに準備が必要なことから、今回、このところでかなり時間をかけてございますけれども、秋口から伐採とかそういうような木材の調達が始まりまして、3月ぐらいから組み立てとかに入ってくる予定でございます。本体工事も1年間ぐらいということでやっていくものでございます。  その下のスケジュールのところでございまして、上の段の①のほうが今、解体工事を行っているところでございます。今、既存の校舎とか体育館、全て解体終了しておりまして、広々とした形になってございます。②の公園施設新築工事、これは、今回議案のほうを御承諾いただきますと、7月下旬ぐらいから31年12月いっぱいまでというような形でございます。  それで、3枚目をお開きいただきたいと思います。これが1階部分の平面図でございます。これは体験学習室というような形になってございますけれども、集会とか自由にお使いいただけるような部分、この赤字で囲ってある部分がお部屋になってございます。真ん中が抜けているような形で、何もこの赤で囲われてございませんけども、通路とか、この部分でちょっと人がたまれるような空間というようなつくりになってございます。あと、男女のトイレも設けてございます。  その次のページ、最後のページから1枚前のものでございますけれども、これが地下1階の部分でございます。弦巻通り側というところが、下側のほうの通路から入れるところの備蓄倉庫、それと男女のトイレ、災害用のトイレでございますけれども、これが配置されていると。残りの空間のところ、1階のほうの床下のところに雨水貯留槽というのがございまして、こちら約100トンを予定しておりまして、防災のときや火災のときに消火できるような設備を整えているものでございます。  説明につきまして、雑駁でございますが、以上でございます。 ○芳賀竜朗委員長  説明が終わりました。質疑を行います。 ○清水みちこ委員  契約の入札のところなんですけれども、今回は4社辞退ということになっているんですけれども、ちょっと4社も何で辞退したのか、その理由をまず教えていただけますでしょうか。 ○ぬで島契約課長(心得)  どの事業者さんがどういった理由というのはちょっと申し上げられないんですが、4社、今回辞退の中で、その中で2社が、積算の結果、予定価格内に納まりませんでしたという理由、もう残り2社が技術者さんの配置ができないという理由、そういった理由で辞退していただいております。 ○清水みちこ委員  わかりました。2社は予定価格内に納まらずということだったんですけれども、技術者が、あと2社は集まらないということで、やはり時期的に技術者さんの不足というのは、かなり深刻になっているのかなというふうに感じました。  ちょっとほかにお伺いしたいことがありますので、次の質疑にさせていただきたいと思うんですけれども、先ほど公園緑地課長の御説明の中に、地元の要望に応える形ということで、私も地元のほうで検討会とかそういったことを重ねて、地元の声を反映してこの計画ができているというふうに伺ったんですけれども、運営とか、そういったものも、今後は地元のほうでということになっているんでしょうか。 ○石井公園緑地課長  このあたりもこれまでも地元の方々とお話し合いをしてきまして、やはり運営全てを地元が担うというわけでなくて、貸出しとか、そこのところでイベントをやるとか、そういうような維持管理、例えば木を切ったりとか清掃とか、将来的にはNPOみたいな形のところを立ち上げて、モデル的には区民ひろばが今、NPOさんで地元の方が管理するというような形が一つあろうかと思いますので、地元の方もそれを頭の中に想定されているところでございます。 ○清水みちこ委員  やはり公園をつくった後も、これからいろんな形で地元の方の力でいろんな形で発展させていっていただくものだと思いますので、いい形でこれまで進んでいるというふうに聞いていますので、これからも地元の意見もちろん聞きながら進めていっていただきたいというふうに思います。  あと、私も現場のほう、かなり不定形でもありますし、既に解体工事されているということでいろいろ工夫はされていると思うんですけれども、これから、また工事が始まっていく上でさまざま出てくると思うので、そういったところも細心の注意を払ってやって、進めていっていただきたいと思います。 ○石井公園緑地課長  そのあたりも情報も小まめに地元に提供しながら、地元の声も拾い上げながらやっていきたいと思います。 ○竹下ひろみ委員  今回、この高田小学校跡地の公園施設の新築工事の契約については、総合評価方式ということですが、それにする、しないというすみ分けはどういう基準なんでしょうか。 ○ぬで島契約課長(心得)  それにつきましては、総合評価の要綱を設けてございまして、建築工事ですと4,500万円以上、その他工事、建築以外の工事でいきますと3,000万円以上を一つの基準としてございます。もう一つ、JVの基準も設けてございまして、建築が3億円以上だとJV、その他工事だと1億円以上がJVを検討する内容になってございます。その範囲であれば、総合評価を基本的には採用するものでございます。 ○竹下ひろみ委員  総合評価方式で契約というか、そういうことをすることによって、地元の事業者さんの技術力ですとか、そういうものの評価が上がることによって、Bランクの人がAランクに上がっていくという、そういう効果もあるというふうに思うんですけど、そうでいいんでしょうか。それとも、普通の契約も、例えばこの建物について、いろいろ建築とか、そういう部分では評価されますよね、あなたは何点ですよとかという評価が出てくると思うんですが、これは総合評価方式でなくても、普通の契約についても、これは当てはまるんでしょうか。 ○ぬで島契約課長(心得)  今、委員から御指摘あったランクを一つ上げるというところにつきましては、まさに御指摘のとおり、特に総合評価というところに限らず、施工の後には必ず評定をつけてございまして、成績がいいところについてはランクを一つ上げるという扱いをしてございます。 ○竹下ひろみ委員  わかりました。いずれにしても総合評価方式を使うことによって、地元の業者さんの意欲ですとか、技術面でも、いろんな評価で契約がとれるということはとてもいい手法だと思いますので、これからもこの方式を取り入れていっていただきたいなというふうに思っています。  それと、公園の新築というと、公園PFIでしたっけ、Park-PFIという手法が今ありますけれども、今回のこのことについては、Park-PFIの手法は使っていないような御説明でしたけれども、それは何が基準となっているのかというところをお聞かせいただけますでしょうか。何でPark-PFIを使わなくてもよかったというか、使わない理由についてお聞かせいただきたいと思います。 ○石井公園緑地課長  ここの旧高田小学校のところにつきまして、平成24年から地元の方々と一緒になってやってまいりました。その中で、やはり地元の人たちが主体となってやっていきたいというような形です。そういうような強いお考えがあって、今のところにも至っております。役所がお金の非常に厳しいときには、自分たちでもお手伝いがしたいというようなところでございますけれども、昨年度の都市公園法の改正でPark-PFIが出てまいりましたけれども、公園の中のところで一定の建物を建てたりとか、周りの園路とかそういったものを負担して、それに見合って収益とか、そういったものの事業を上げてきた企業者さんに対して、その面積の緩和とか、それとか一定の契約期間の20年とか、そういったものをやれるような制度でございます。この旧高田小学校のこういうふうに進んできた成り立ちとかそういったところがございますので、今回のところについては、外部のそういうものを導入するというようなところは、今のところやってこなかったところでございます。  そうはいっても、割りかし大きい建物でございますので、2%のところは超えてございます。この部分のところにつきましては、防災のほうの備蓄とか、そういったような倉庫が全体の過半を占めておりますので、こちらは10%までの緩和ができるということでございます。ですので、今のこの建蔽率ですと、6.42%という形で今やっております。 ○竹下ひろみ委員  先ほど区民ひろば的な運営の手法というか、そういう取り組みの中で地元の皆さんが協力し合って、この公園の運営をしていくというお話でしたけれども、Park-PFIの手法を取り入れなくてもできますよということなんですが、将来的に、例えばこの運営する人たちの、何ていうんでしょうか、手法というか、経営能力がもっともっと巧みになっていって、収益性のあるものができるようになったというときに、PFIを転用できるということは仕組み的にはあるんでしょうか。 ○石井公園緑地課長  このあたり、公園が完成した後も地域の方々と一緒にお話をしていかなければいけないわけですけれども、この雑司が谷らしさの中で、もっと地域の方々を外部からおもてなしをしたいとか呼びたいとかそういうようなコンセプトで、自分たちにもお金がないし、役所でお金を支出するのが難しいとなった場合に、そういうようなPark-PFIというような形で、そういう施設を募集するというようなことも将来的にはあるかもしれないんですけれども、この部分についてはやはり地元の御理解、そういったものは尊重していく、やはり景観形成特別地域というようなことも十分配慮しながら、慎重に考えていきたいと思います。 ○竹下ひろみ委員  わかりました。今回、この高田小学校跡地の公園、解体をしているところ、有里委員と委員長とちょっと見に行ってまいりました。  そういった中で、今、石井課長からの雑司が谷らしさという言葉は、この文書にも出てきますけど、本当に周りは閑静な住宅街で、道路が狭いから、狭いからという言い方はちょっといけないかな、道路が、何ていうの、高い建物が建たないようなところですので、その雑司が谷らしさとか、そういうものがここから見ていてすごく感じました。それで、工事現場から庁舎も見えるような景色を拝見させていただいたんですが、すごくこういう場所を地域の人が大事にしてきたんだなという歴史も感じましたので、ぜひこの公園は新しい手法で、地元の皆さんが運営の主体となっていくというような部分では、区民ひろばにかわる公園運営という中では大変注目すべきかなということも思いますので、ぜひそこら辺は雑司が谷らしさがどんどん出てきて、区内外の皆さんにも愛されるような公園となってもらいたいなというふうにも思いましたが、一つ気になったところは、ちょっと今、近藤課長がいらっしゃらないのであれなんですけど、すごく高低差があって、今、まだ中は解体していますが、外の壁、擁壁というんですか、それがもう横にひびが入っているような部分もありまして、今、区立の小・中学校のブロック塀については調査していると。それから、インターネットを見ますと、別の区有施設についても調査をしているというお話を見ました。ネットで出ていたんですけれども、ここも学校の施設ではないので、でも、既にここは余りよろしくない壁だなというような雰囲気はしていたんですけれども、その辺の、今回の旧高田小学校の壁の件は、早急にやっぱり手当てしなきゃいけないなって。取り壊すんでしょうけど、その辺の時期と、それから、ほかの区有施設についての対応をちょっとお聞かせいただければと思うんですけれども、どうでしょうか。 ○石井公園緑地課長  まず、旧高田小学校のところについてお答えいたしたいと思います。  道路際の2.5メートルぐらいの大谷石と塀のところですけれども、あそこ自体はもうセットバックしなければいけませんので、今まで重機が入ってこれなかった事情がございます。いよいよ建物のほうの解体が終わりましたので、その部分は来週から着手してまいります。それと、敷地の東側の部分のところ、亀裂が入っている擁壁でございますけれども、こちらのところも夏ぐらいのところでそちら側の部分、今、ちょうどその部分のところに砕石がいっぱいちょっと積んでございますので、それを1回どかした段階で、今度、内側のほうから掘っていって擁壁をつくりかえるというようなところに着手してまいります。土木とか、今ほかのところもやっておりまして、いずれにしても、そちらのほうの今調査しているものにつきましては、近日中には御報告できるような形で、今、私どものほうも調査をまとめるようにという指示を受けておりますので、いましばらくお待ちいただきたいと思います。 ○長澤危機管理担当課長  ブロック塀等についての対策についてでございます。  大阪府の北部地震を受けまして、区長の指示で点検を実施いたしております。区立の公園等につきましても、今、公園緑地課長から御説明がありましたとおり、調査を進めております。その結果につきまして、まとめて対応していく方針案について、今検討している最中でございますので、まとまりましたら、また議会のほうに御報告させていただきたいというふうに考えてございます。 ○竹下ひろみ委員  本当、いつ倒れてもというようなイメージがするブロック塀もたくさんありますので、その辺は今、御答弁いただいて、早急に対応していただけるということなので、よろしくお願いをしたいと思います。  それと、最後に1点、済みません。中に瓦れきがたくさんあって、それを細かく砕いて、瓦れきを搬出するという手法ではなく、埋めたりとか一部を、何ていうんでしょうかね、工事に使うというふうにお聞きいたしましたが、物すごい山のようになっている、何ていうんですか、瓦れきとは言わないんでしょうね。粉砕したそういう山になっている部分が、例えばゲリラ豪雨みたいなのが起きた場合、あれが、だあっと近所にというか、流れ出すようなことってないのかなというのが御近所から心配の声も出ているという、ちょっと今、議長からお話がありまして、聞くようにということなので、ぜひその辺も心配なところなのでお答えいただきたいと思います。 ○石井公園緑地課長  非常に道路が狭いこともございまして、全体で3,000立米ぐらい出てくるというような、校舎の解体も含めてですね。そのうちの3分の1、1,000立米を砕いて砕石を再利用するという形で、今、山になっているところでございます。こちらのところにつきまして、近日中にシートを表面にかけて、雨水がしみ込んで崩れないような形での対応と、あと、ほこり対策ですね。本日も水はまいているんですけれども、やはり強風で御近所に御迷惑をおかけして大変申しわけないんですけれども、そういうような対策もかねて、今対応をしているところでございます。 ○竹下ひろみ委員  わかりました。そうですね、もう梅雨明けが間近というようなところで、雨というよりは、ほこりとかそういう対策のほうが喫緊の課題かなというふうにも認識いたしました。ぜひその点もよろしくお願いをしたいと思います。  私からは以上です。質疑を終わります。 ○山口菊子委員  工事の請負契約なんですけれども、これ、公園施設新築工事請負契約ということで、建築概要ということで建物のことは出ているんですけど、これは、造園は別なんですか、造園も一緒なんですか。 ○石井公園緑地課長  資料の一番下のほうを、ちょっと(6)のスケジュールの下のほうのところをごらんいただきたいと思います。②のとこの公園新設工事ということになっておりますけれども、済みません、その上ですね。全体スケジュールのところで①、②、③とあります。解体工事は会社と、この建物の会社と別の会社のところが、請け負っております、滝口興業というところです。今、②のところの公園施設新築工事は歌工務店、③は公園のほうをつくるほうの工事ですので、31年度のところでまた別途発注で、これは恐らく種別としては造園というような形で公園の工事が出てまいります。 ○山口菊子委員  ちょっとその辺が不思議だったんですけど、建物を先に建てて造園が後というと、土地の整地とか、さっきからおっしゃっているように道路のセットバックをしたりとかやっていく、全体の整地の部分と、それから、この建物だけの契約というのと造園と、何かその辺のところが私ちょっと錯綜していて、これだけの全部の絵が出てきていますよね。8ページのところ、写真が写っているのと模型があるところまではわかるんだけど、その後、建物の設計図とかあって、最後のところに造園の全部が出ているわけですよね。だから、段取りとして、例えば、今おっしゃっていたセットバックしたりするのは、そこはどこが請け負っている、解体工事業者がやっているということなんですか。 ○石井公園緑地課長  解体の部分の中のところで、まず公園の全体の計画図のところをちょっとごらんいただければと思うんですけれども、この図面でございます。まず、一番左側の部分のところの、擁壁を、まずつくりかえるというところが今回の中に一緒に入ってございます。それで、建物を建てて、要は右のほうに公園の工事とともに右のほうに退いていくようなつくり方をしていかないと、周りの道路とかが非常に狭いものですから、奥のほうからつくって、児童遊園、議長のほうのおうちのほうへ工事区域を退いていく形になってまいります。ですので、まずは擁壁とかそういったものとかが、今回の解体とそういうようなところに一緒に入っていて、この拠点の建物をまずは先に建てませんと、公園工事と一緒になりますとふくそうしてしまうということもございますので、まずこの建物のほうが先を発注しているというところも一つでございます。 ○山口菊子委員  そうすると、今回、歌工務店さんだから造園工事じゃなくて建築屋さんだからおかしいなとは思っていたんだけれども、ただ、今おっしゃった入り口を表から、公園の上のほうから見れば1階だし、向こうの道路のほうから見れば地下の入り口があるというところの、土を動かしたりとか、そういうことをするのは歌工務店さんがやっていくということ、この契約の金額の中には何が、どこからどこまでが入っているんですか。 ○石井公園緑地課長  やはり建物を建てる部分のところですね。建物を建てて、当然、基礎をつくったりとかそういうので、掘削とかそういった部分ございますので、建物の部分の掘削とかそういうようなところは、建築のほうの担当というような形になってまいります。 ○山口菊子委員  私の質疑に答えてもらってない。だから、建築のところは建築の基礎工事を含めて建築をするのが工務店さんの仕事で、それはわかるけれども、そこに至るまでの、土をどけたり、今さっき御心配があったような擁壁部分を取り除くわけじゃないですか。そこはこの契約の中には入っていなくて、解体工事か何かの、前段の工事のほうの契約に入っているんですか。 ○石井公園緑地課長  大変申しわけございませんでした。そういうような建築のほうとは別で、擁壁とかそういったものが中に入っているということでございます。 ○山口菊子委員  もうちょっとちゃんとわかるように説明して、私、頭が悪いからわからない、今の説明では。 ○石井公園緑地課長  建築は建築で発注、それと、済みません、擁壁の部分は擁壁の部分で、また別に発注するような形になってまいりますので、そういうようなところでございます。 ○山口菊子委員  じゃあ解体業者の、工事をなさった業者さんの名前が上がりましたけれども、土のところをセットバックしたりするのはどこの業者さんなんですか。 ○石井公園緑地課長  セットバックをして、土を1回、その部分セットバックをして、それを崩れないように、それで内側のほうのところまでえぐって、それでなおかつ水も表に出ないような形、そういうような土を動かしたりするようなところの工事が今回の解体業の工事として入っているものでございます。 ○山口菊子委員  やっとわかりました。解体工事の業者さんがそこまで全部やるということね。水の排水をきちんと、水漏れしないような水抜きをしたりとか、壁で押さえて、そこのところに歌工務店さんのところがこの建物を建てるという、この金額で建てるという、そういうことなのね。 ○石井公園緑地課長  済みません、説明が拙くて本当に申しわけございません。そのとおりでございまして、擁壁を壊して、それで周りのところに土が流れたりとか、1回手前のところに深く掘って溝をちゃんとつくったりとかですね。そういうような仕事は解体のほうの部分、それが終わった部分のところで、建築の歌工務店さんがそこのところに建物を建てるというような手順でございます。 ○山口菊子委員  やっとわかりました。そして、その後、造園については、また造園工事として、新たに造園業者とかそういうところに発注をしていくということになるんですか。 ○石井公園緑地課長  そのとおりでございます。 ○山口菊子委員  そうすると、いろいろ防災倉庫もあったりとか、いろいろあるんだけれども、災害用のトイレとかあるんだけど、価格としては、例えばこれだけ辞退、辞退のさっきの理由も2種類ということだったけれども、そんな辞退をしなければならない技術屋さんが必要とか、価格がそんなに安くできませんよというような、そこまでの工事なのかというのがちょっとそうなると不思議なんだけれども、その辺はどうなんでしょうか。そんな複雑な建物でもないし、そういう土どめとか水はけとかそういうのは、全部別の業者がやったところで基礎工事して、建物の中身にしても、それほど複雑な形態ではないんですけれども、それだけ辞退者が出たというのはその理由が、そこまで高度な技術を必要とする建物なのかどうなのかというところもちょっとわかりにくいんですけれども、いかがでしょうか。 ○ぬで島契約課長(心得)  済みません、工事の細かい積算のほうはちょっと契約のほうでしていませんので、まず、ちょっと一般的なところでお答えさせていただきますと、ただいまやはり全国的に技術者は非常に少ないというところがございますのと、あと、やはりまだ売り手市場であるというところ、オリンピックが終わるまではというところもございますので、なかなかやはり入札をしていただけない、公共単価で見積もったところには、なかなか応札していただけないというところも、一方であろうかと思ってございます。 ○天貝総務部長  山口委員のおっしゃるとおりで、今、ぬで島課長心得も申し上げましたとおり、ここだけじゃなくて、最近は入札の結果を見ますと、かなり辞退がふえておりまして、やはりこれも今申し上げましたとおり、工事の需要がまだまだ多くて、民間としては、公共工事に向かう以前に民間のほうの発注に対応しているというのはかなり感じております。 ○山口菊子委員  わかりました。いずれにしろ本当にここも暫定利用というか、建物のほうは、かなり耐震性もないということで、体育館なんかほとんど倉庫、物置というか、そんな状況でしたけれども、長く地元の皆さんが、早く子どもたちが遊べる公園にしてほしいとか、いろいろ願っていらしたのがやっと実現できますので、いい公園となるようにこれからもやっていただけたらいいなというふうに思います。  第58号議案につきましては、私どもの会派としては可決することに賛成いたします。 ○河原弘明委員  施設関係のことをちょっと聞いてあれなんですけども、工事内容に防災拠点となる施設の建築工事と書いてあるんですけど、この建物はいわゆる救援センター的な扱いになるんでしょうか。 ○長澤危機管理担当課長  旧高田小学校のこちらにつきましては、救援センターという位置づけはしておりません。 ○河原弘明委員  これだけ備蓄倉庫をつくったりとかしているものですから、あと体験学習の部屋があったりとか、これは、どのように、そういういわゆる震災時の利用の仕方なんですけど、考えられているんでしょうか。 ○長澤危機管理担当課長  備蓄倉庫につきましては、やはり、こちら木密地域の中にもありますので、地域の皆様用も踏まえた備蓄をしっかりしていきたいということで、今回備蓄倉庫を設置させていただきました。また、その他、学習広場のスペース等につきましては、今後、例えば補助救援センターなどに指定できないかということも含めて、防災機能の強化に向けて検討を進めていければと考えてございます。
    ○河原弘明委員  それと、1階と言っていいのか、地下と言っていいのかわからないんですけども、トイレが災害用という御説明があったと思うんですけども、これは災害時だけ使うような形になるんでしょうか。 ○長澤危機管理担当課長  災害時を基本として考えておりますが、例えば地域のイベントですとか、防災訓練ですとか、そういった場でそういった非常用トイレ、災害時用のトイレを活用したいという御意見がありましたら、そういった対応もできるというふうには考えてございますが、それも今後検討を進めていければと考えてございます。 ○河原弘明委員  災害用ということですから、いわゆる災害時、通常のトイレが使えなくなっても、このトイレは使えるというような判断でよろしいんですか。 ○長澤危機管理担当課長  そのような考え方で、こちらの災害時用非常用トイレを設置してございます。 ○河原弘明委員  せんだって私の地元で、防災訓練ちょっといろいろ指導いただいてやったときに、一番トイレが大変になるよという話も出ておりました。ですので、携帯トイレじゃないですけど、トイレの上にかぶせて、それをそのまま捨てるような形のものをなんて、よく言われていたんですけども、ここのトイレであれば、それが普通に、普通にといったらおかしいんですけども、使えるというふうに判断してよろしいわけですね。 ○長澤危機管理担当課長  そのようなことを想定して、こちらのほうのトイレを設置したということでございます。 ○河原弘明委員  わかりました。  あと、ちょっとまた公園のことになっちゃうんですけども、ボール広場をつくられますよね。これは、どのぐらいの広さを見てればよろしいでしょうか。 ○石井公園緑地課長  30メートル掛ける30メートルというような形です。900平米というような、それぐらいの大きさでございます。 ○河原弘明委員  その使用の仕方は、先ほど管理がどうするということで、区民ひろば的な形で運営されるなんていう話がありましたので、今、公園の中でボール遊びが、一応豊島区の場合はできないという前提でやっていますので、そのあたり、少しでもボールが使える公園ができることは、非常に皆さん、期待しているところなのかなとも思います。  また、こういう公園の整備に関しては、地元の方々がやはり地域でこういうふうに使いたいよといろんな話が出てきていると思いますので、南長崎スポーツセンターをつくったときも、地元の町会の方々含め、近隣の町会の皆さんといろんな話をされて、また、ほかのいい設備がある公園をみんなで見学に行ったりとかをしながら公園をつくったというところだったと思いますので、この公園もそのような形で、地元の方々に愛されるような公園をつくっていただければなというふうに思います。  今回のこの第58号議案、公園施設の新築工事の議案に関しましては、可決に賛成をさせていただきます。 ○有里真穂委員  私のほうから事業スケジュールについて、もう少し詳しくお伺いしたいと思います。  先ほど解体工事が進んでいるということで、私どもも中を見学させていただいたんですが、大分、砕石のほうが進んで、もう本当に解体されてきたんだなという実感がございましたが、この工事、予定では10月を目途に終了となっておりますが、その後、公園施設の新築工事で、木材準備が平成30年度1月末までのようなスケジュール感になっておりまして、その後の新築工事が4月から始まるということでしたが、この間、砕石のほうはブルーシートをかぶせたような形でいるのか、それとも下のほうはどんどん整備がされていって、それで木材の準備ができるまでの間、工事はずっと続いていくというようなことになるのか、工事のスケジュール感について教えてください。 ○石井公園緑地課長  今、この解体の部分が先行して動いているわけですけれども、こちらの公園の建物のほうにつきましては、今回の御審議をいただいた後、正式な契約というような形になってまいります。若干、そこのところでタイムラグが出るのかなというところはありますけれども、できるだけ工期を詰められるような工夫とか、やはり砕石の活用とか、今回、仮契約でございますけれども歌工務店のほうと調整をしながら、また次のほうの工事発注をなるべく早められるかどうかというところも含めて、もう一回、調整をしていきたいと思っております。 ○有里真穂委員  木材の発注からその木材が工事に利用できるまで約半年以上ということでございますが、この間、先に進められる工事を先に進めるというような理解でよろしいんでしょうか。 ○石井公園緑地課長  このあたりも、やはりちょっと請け負った業者さんのほうと調整してというところになりますけれども、なるべくそういったところを詰めていきたいと。ただ、秋口からになりませんと、木のほうも流れている水が1回とまったような段階で切らないと、やはり割れたりとかそういったものもございますので、そういったとこも勘案しながら、また早められるような形での取り組みをしていきたいと思います。 ○有里真穂委員  まさに長年地元の方たちが切望されてきた施設だと思いますので、なるべく早く地域の方たちに御利用いただけるように最善の努力をお願いしたいと思います。  第58号議案に関しまして、我が会派は可決に賛成でございます。 ○木下広委員  大体、皆さんのお話であれしまして、とにかく高田小学校というのは古い小学校で、時習小学校がなくなって帝京平成大学になり、仰高小学校が一番長いんでしたか。そういう意味では、もう本当に歴史ある高田小学校がどうやって生まれ変わるかというのは、ずっと注目して見ていて、いろいろ紆余曲折があって、このような形でやったということで、本当に喜ばしいことだと思います。  一つだけ、済みません。体験学習室というのは、これは、空調は完備でございますか。 ○石井公園緑地課長  このあたりのところは、たしか冷暖房は完備だったと思うんですけれども。 ○木下広委員  たしかか、わからないのか。 ○石井公園緑地課長  今ちょっと済みません。確実な資料が手元にはちょっとないもので申しわけないんですけれども、その部分はたしか入れてあるというふうに考えてございます。 ○木下広委員  これから、いろいろ自然とか、その辺を売り物にするような何か施設のことも書いてありましたんで、勉強するときにはそういう空調関係もこれからは必要になるし、防災の拠点ということも視野に入れるということであれば、今のうちからやっていくという必要あると思いますので。  もう一つだけ、運営面で、区民ひろばみたいな協議会でやっていくというようなことなんですけど、うちの長崎の区民ひろばも、箱物でも自主運営というのはなかなか厳しいという面があってね。これだけの広い施設を地元の皆さん方だけでやっていくというのは、それなりの土地柄というか、そういうのがあれば、まあ、あるんでしょうけども、本当にそういうのができていけるのかどうなのかという、その辺の、何ていうか、段取りはどういうふうに、誰がやっていらっしゃるのか、ちょっと教えていただけますか。 ○石井公園緑地課長  これまでも、今に至るまでですから8年近く、考える会とか、そういったものが続いております。その中で、地元の協議会さん、地元の方々も含めて、ぜひともそういうふうなところをやってみたいと。ただ、担える部分と担えない部分がございます。それは、もうやはり拠点施設、この部分のところですと、体験学習室の、建物の中の例えば清掃だとか、周りの管理とか、それとか施設の受け付けとか、その部分プラスアルファに何か地元らしいようなイベントとか、そういったものをやってみるというのがまずは最初です、そのぐらいのところだろうと思っております。それ以外の、本当に剪定だとか清掃だとかというような、ごみの収集とかというのは、業者さんのほうの発注というような形になってまいりますので、徐々に大きくできるような形にできるのか、どこまで担えるのか、そのあたりのところはやはり動かしてみてからというところで、引き続き、完成後も地元との協議会とか、そういったものは、ぜひとも継続していきたいなというふうに考えてございます。 ○木下広委員  本当に地域住民の方で運営するというのは非常にいいことだと思うんですけども、難しい面もあると思うんですけど、しっかりと行政としてもバックアップしていただければと思います。  本議案については、賛成ということでお願いいたします。 ○儀武さとる委員  図面を見ますと、1階建て、公園側から見たとき1階建ての屋根がすごく広くて、ここにソーラーパネルを置いたら電気代の節約だとか、それから、ここに防災拠点となる施設の建築工事をすると、こういうふうになっていまして、ソーラーパネルを設置したらどうかなと思うんですが、その計画というのはあるんでしょうか。 ○石井公園緑地課長  せっかくこういうような防災を主体としたものというような形で、やはりソーラーを設置すべきじゃないかというような御意見を頂戴しまして、今、このお金の中で、現在の建築費の中で、それを実現していけるような形で検討を始めているところでございます。 ○儀武さとる委員  区長さんが地元にいらしたときに、やっぱりソーラーパネルの設置に触れたらしいんですね。地元では、それではソーラーパネルをぜひ設置してほしいと、そういう声と期待が何か日増しに強まっているということで、ちょっと確認をさせていただきました。  ぜひ本当にこの公園、もう私も何でこんなに長くかかったのかと思っていましたけども、一つは、お金の問題だとか、いろいろあったという話は聞いてはいるんですけど、あと、その辺を簡単でいいですから、ちょっと報告していただけませんか。 ○石井公園緑地課長  やはり今、例えば本当に木密とか、そういったもののところで、ある程度、補助がつくようにはなったわけなんですけれども、それまでは1ヘクタール未満のところの公園の整備とかそういったものには、補助が何もつかないというようなところございます。お金だけの問題でなくて、この非常に狭い道の中で既存の校舎を解体して、その廃材をどうするのかというようなところの検討が、やはり結構かかりましてですね。搬出入路で少し当てにしていたお宅が急遽建てかわってしまって、そちらからのルートの断念とか、ちょっとそういうようなところも、さまざまありまして、お時間を地元の方にはおかけしてしまったところ、本当に申しわけなかったと思うんですけれども、まず無事に校舎を解体することができまして、次の擁壁を突破すれば、まずは、後は粛々とつくっていくというところになりますので、そのあたりのところは、こういう道路等事情とか、そういったものがあったというところでございます。 ○儀武さとる委員  本当にいろいろ問題があったという話は聞いてはいるんですけども。  それから、見ますと、NPO法人でということなんですけども、本当に収益が上がるような施設はありませんし、区民ひろば的な手法を取り入れてやるというんですが、課長の説明ですと、とりあえずできるところをやって徐々に広げるということなんですが、私は、地元住民の意思を尊重しながら、区がやっぱり必要な支援はきちっとやっていくと。それから地元が望んでいる公園整備、これもぜひやっていただきたいと。特にソーラーパネルの設置は地元から強い要望が上がっておりますので、ぜひ実現できるように頑張っていただきたいと思います。いかがでしょうか。 ○石井公園緑地課長  地元の声を聞いて、まずはとにかくこの施設に集まっていただくと、利用していただくという、地域の人が集えるところ、ひさしがすごく長い、このひさしの下にテーブルを置いたりして、そこに行けばいろんな人に会えるというような公園にしていきたいと。そのためには、やはり地元の人がそこのところで誰かいて出迎えるとか、そういうようなところが必要なのかなと。あと、ソーラーのパネルのところにつきましては、本当に実現に向けて努力してまいります。 ○儀武さとる委員  この第58号議案については、賛成をします。 ○芳賀竜朗委員長  それでは、採決を行います。  第58号議案について、原案を可決すべきものと決定することに御異議ございませんか。   「異議なし」 ○芳賀竜朗委員長  異議なしと認めます。  よって、第58号議案は、原案を可決すべきものと決定いたしました。 ───────────────────◇──────────────────── ○芳賀竜朗委員長  それでは、次に進ませていただいてよろしいですか。  第59号議案、池袋大橋アプローチ部耐震補強工事請負契約の一部の変更について。  審査のため、松田道路整備課長が出席しております。  理事者から説明があります。 ○ぬで島契約課長(心得)  それでは議案集65ページをお開きください。第59号議案、池袋大橋アプローチ部耐震補強工事請負契約の一部変更について。  上記の議案を提出する。年月日、提出者、区長名でございます。  内容につきましては、後ほど、議案資料におきまして説明をさせていただきます。  同じページの下に説明欄がございます。平成30年3月から適用する公共工事設計労務単価の運用に係る特例措置の適用により契約金額を改めるため、本案を提出いたします。  それでは、議案資料のほうをお開きいただきたいと思います。第59号議案資料でございます。  まず、現契約の内容について説明いたします。2番の(2)契約方法から説明させていただきます。契約方法、条件つき一般競争入札、(3)契約締結日、平成30年3月30日、(4)契約金額、4億4,118万3,996円、税込みです。(5)履行期限、平成32年3月17日まで、(6)契約の相手方、江東区南砂二丁目、ショーボンド建設株式会社、代表者の方は記載の方でございます。  3番の変更内容をごらんください。変更は契約金額のみでございます。もとの契約金額が税込みで4億4,118万3,996円、これを平成30年3月から適用する公共工事設計労務単価の運用に係る特例措置の適用によりまして、4億4,725万7,160円、増額は607万3,160円となっております。  制度の概要につきまして、資料をおつけしてございます。2ページにお進みいただけますでしょうか。公共工事設計労務単価の改定に伴う契約変更についてという資料でございます。  1番、平成30年3月1日から適用される公共工事設計労務単価につきましては、前年の10月に国の公共工事を無作為抽出いたしまして、建設労働者の賃金の支払い実態を調査の上、これをもとに算定しているものでございます。さまざまな職種がございますけれども、全体といたしましては全国で前年比2.8%、東京都で前年比2.4%上昇してございます。  2番ですが、設計労務単価の変更、改定を受けまして、国から要請がございます。主な要請として記載してございますのが、①新労務単価の早期適用、②インフレスライド条項の適用等が要請されております。  3番ですが、国の要請を受けまして、区としては労務単価の改定に伴う契約変更の適用をするものでございます。(1)インフレスライド条項の適用、①適用対象工事でございますが、平成30年3月1日が工期内にある工事で、残工事の期間が2カ月以上あるもの。②適用の方法ですが、工事請負契約約款第24条第6項により、受注者が契約金額の変更を請求するものでございます。③額の算出方法ですが、変動後の上がった単価で積算いたしました残工事金額から、変動前の残工事金額を引きまして、さらに変動前残工事金額の1%を引くことにより算出いたします。この1%が受注者の負担となるものでございます。  (2)のほうが特例措置の適用でございまして、本件案件につきましては、こちらの特例工事を適用するものでございます。①適用対象工事は、平成30年3月1日以降に契約を締結する工事または設計業務委託等のうち、旧労務単価等を適用して、予定価格を積算しているもの。②適用の方法でございます。工事請負契約約款第35条により受注者が契約金額の協議を請求するものです。③額の算出方法ですけれども、時間があれば新しい単価にて積算して入札するはずのものでございます。そのため、契約予定金額を新しい労務単価で積算いたしまして、これに落札率を掛けるものでございます。  説明は以上でございます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 ○芳賀竜朗委員長  説明が終わりました。質疑を行います。 ○山口菊子委員  ちょっと私、総務委員会が久しぶりなんで、ちょっと基本的なことを伺いたいんですけど、国が公共工事の労務単価について、こうしなさいよと国から要請があって、そこが前提なんだけれども、これは業者さんのほうに役所のほうから、国からこういうふうな要請があったけれども、この契約金額の変更を請求してくださいよというふうに声をかけていくのか、あるいは、業者のほうから、国のこういう方針が出たからもう区もそれに応じてくださいよって、建前としては受注者が請求をすることにはなっているんだけど、現実のところではどういうふうになっているんですか。 ○ぬで島契約課長(心得)  御指摘のとおり、契約上は業者のほうから申請するとなってございますが、もちろん対象となる業者さんにはこちらから全てお声がけさせていただいております。 ○山口菊子委員  それは、労務単価の見直しというだけじゃなくて、インフレスライドなんかの場合も同じということですか。今回は特例措置の適用というんだけれども、インフレスライドの場合もやはり役所から声をかけていくということですか。 ○ぬで島契約課長(心得)  そのとおりでございます。 ○山口菊子委員  その辺のルールというのは、何かあるんですか。取り決めとか、例えば国からこう言われているとか、あるいは区が独自に判断してやっていくのか、その辺のルールというか。 ○ぬで島契約課長(心得)  そういったルールが特にあるわけではないので、区のほうの判断でやってございますが、そもそも国からの要請の趣旨が、やはりきちんと新しい単価で積算して労務単価をきちんと見ていきなさいと、そういう趣旨の要請でございますので、それに沿ったものでございます。 ○山口菊子委員  わかりました。仕組みとしてはよくわかりました。  それで、そういう意味からいったら、結構、大橋の工事はすごく大変だというふうに思うんだけれども、実際にこの変更額というのは区から見て、国が要請してきた部分についての適正な価格というふうに判断をしたわけですね。 ○松田道路整備課長  今回、この金額に至りましたのは、これまでに発注していた積算の中で、労務単価を新単価に変更したものを取り入れて1回ぐるっと設計金額をはじき直したということになりますので、国の意図しているものが今回の変更金額として出たということで認識してございます。 ○山口菊子委員  値上がった労務単価が実際に働いている人たちの単価に上がっているかどうかと確認するすべが、公契約上、法がないから、なかなか難しいんだけども、その辺の判断というのはどういうふうにされているんですか。 ○松田道路整備課長  もともと国、国だけではないんですけれども、この設計労務単価の調査方法がこの51職種、都道府県ごとに設定されているということで、国だけじゃなくて都道府県だとか、あるいは政令市等、発注の公共工事に従事する約16万人の建設労務者に対して、賃金の支払い調査を実施しているというところから、毎年更新される労務単価というのは決定されてございますので、そこにはある一定の信頼を置けるデータであるというふうには捉えてございます。 ○山口菊子委員   私どもの会派としては、この第59号議案については、可決することに賛成をいたします。 ○芳賀竜朗委員長  ほかにございますか。 ○竹下ひろみ委員  この池袋大橋アプローチ部の耐震補強は、9回の工事に分けているんでしたっけ。それで今が、たしか第1回定例会で議案に上がってきた契約については5回目というふうに思っていますが、今後も結局、これは3月1日以前の契約というか計算方法なので、こういう労務単価の、何というんですか、修正が起こるごとにやらなければいけないということなので、今後もこういうことが起こり得るのかということが一つと、それと、ほかにそれを見越した何か契約方法というのはないんでしょうか。 ○松田道路整備課長  今、委員が御指摘のとおり、以前同様に9分割をしたうちのエリアの5つ目の工事を行っているわけでございます。その中には、豊島区独自で、今回のように発注しているものもあれば、JRや東武鉄道に委託契約として出すものも、今後、含まれてございます。その中において、基本的にわかりやすい言い方でいいますと、一定で契約議案となったものについては、比較的こういうようなインフレスライドに準じた措置をとるというのが起きやすいわけですね。つまり、1月前に積算をはじいて仮契約を行ったものについて、実際は3月以降の契約なんですけれども、そこには積算をした日時がちょっと過去にさかのぼるわけですから、それを見てあげないとかわいそうだと。  もう一つは、これがやっぱり2カ年度、3カ年度にわたっていきますと、年度ごとの労務単価の上下によって、こういうようなことが起きるんですけども、ここについてはやっぱり経済状況であるとか、建設業そのものの需要がどうなるのかと、そういったことも勘案されてこういうものが決まってくるんでしょうから、そこを少しちょっと予測しながら発注時点でというのは、なかなか難しいところかなというふうには思ってございます。 ○竹下ひろみ委員  わかりました。  あと1点だけ、これは公共工事に適用された労務単価の変更ですけれども、民間の場合、こういうものというのは制度的にあるんですか。民間事業によって労務単価が高く、社会状況によって、それで、また契約を結び直すなんてことは、公共工事だからこそできるというところなんでしょうか。 ○近藤施設整備課長  民間企業は普通やらないです。お互いなんで、そうすると、やっぱり、ある程度、支払いを最初10%入れて、あと何%入れるという中間を決めて取り交わしをしていますので、そうすると、新庁舎なんかもそうなんですが、その段階で施工会社さんと受注のほうとやっぱり協議をする形、こういう単価になれば協議をして、じゃあ、どのぐらいまでは面倒を見るとか面倒見ないとかという、民間の場合はそういった形で対応しているのが一般的な話だと思います。 ○竹下ひろみ委員  よくわかりました。  第59号議案については、自民党も賛成させていただきます。 ○木下広委員  私どももこの第59号議案については、そういう事情でございますので、よく理解できますので、可決に賛成でございます。 ○河原弘明委員  私どもも、これは可決に賛成させていただくんですが、1点だけちょっとお聞かせください。今回、全国で2.8%、東京都で2.4%、前年度比で上がったと、これは定期的に何か調査をされているんですか、その頻度といいますか、どういうことでやられているのか、教えてください。 ○松田道路整備課長  1年に1回です。発表されるのが2月下旬ぐらいで、3月1日改正というのが例年ですね。 ○河原弘明委員  わかりました。  第59号議案、可決に賛成をさせていただきます。 ○儀武さとる委員  この3月1日から適用される公共工事設計労務単価、今回、請求しているのはショーボンド建設株式会社なんですけども、ほかにどのぐらい対象が、何件があって、請求されているのは何件ぐらいあるんでしょうか。 ○松田道路整備課長  土木工事、道路工事、我々の所管している事業ということにつきましては、この1件でございます。 ○儀武さとる委員  たしか以前は低価格競争で、どんどん労務単価が下がった時代もありますし、今は逆に公共工事も民間の開発もどんどん進んで、6年連続ですか。たしか上がっていると思うんですけど、トータルでどのぐらい要るんでしょうか。 ○松田道路整備課長  国土交通省さんが出されている公共工事の設計労務単価の伸び率というのがありまして、平成23年3月11日に東日本大震災が起きて、ここから徐々に労務単価が上がっているという経緯があるんですけれども、平成24年比ということで言いますと、今回の平成30年度に出された単価というのはプラス43.3%というふうに書いてございます。 ○儀武さとる委員  43.3%上がっているということなんですけど、2年前に、区にも、たしか請願だったのかな、出されまして、採択されたんですけども、やっぱり区としても、実際に現場で働いている労働者がきちんと賃金に反映されてないと。たしか、あのときの審議の中でも、労務単価が2万5,000円に対して1万5,000円ぐらい、現場でアンケートをしたら相当な開きがあるということで、何とか区も実態調査をしてほしいという、たしかそういう請願でしたかね、陳情でしたか、採択されたと思うんですが、そういう意味では、区として、やっぱり何らかの調査の方法があるとは思うんですけど、その辺は検討はされているんでしょうか。 ○ぬで島契約課長(心得)  そういった労働条件の、例えば賃金が守られているか等の調査につきましては、社会保険労務士による労働条件調査を平成26年から試行で開始してございまして、平成28年からは、工事も含めて毎年8件抽出させていただいて、調査しております。調査の項目の中で、例えば賃金台帳ですとか、あとは雇用契約の写しを提出してもらって、また出勤簿、就業規則、あと社会保険関係のさまざまな書類、そういったものを全て提出していただいて、さらに社会保険労務士という専門家の目から入念に調査をさせていただいているものでございます。 ○儀武さとる委員  ちょっとそういう労働条件全般ですとか、そういう調査ではなくて、実際に賃金が末端の労働者、公共事業、発注責任がありますので、やっぱり、そこで受注している企業がきちんと、こういう労務単価引き上げられて、これが反映しているか。これ実態をつかむのは大変だとは思うんですが、私は区にそういうアンケート調査をするなりして、ぜひやって、できるだけ末端の労働者の賃金がきちっとその労務単価の引き上げに応じて支払われるようなシステムをやっぱりつくっていく必要があると思うんですよね。ちょっとこれはもう一般質問で、私がやりましたけども、ぜひ区もそういう立場に立って頑張っていただきたいと思います。  この議案については、賛成をいたします。 ○芳賀竜朗委員長  それでは、採決を行います。  第59号議案について、原案を可決すべきものと決定することに御異議ございませんか。   「異議なし」
    ○芳賀竜朗委員長  異議なしと認めます。  よって、第59号議案は、原案を可決すべきものと決定いたしました。 ───────────────────◇──────────────────── ○芳賀竜朗委員長  それでは、4時半も回ってしまいましたので、本日はこのあたりとさせていただいて、次回の日程についてお諮りいたします。  次回は7月3日、火曜日、午前10時から開会したいと存じますが、いかがでしょうか。   「異議なし」 ○芳賀竜朗委員長  それでは、そのように決定いたします。  開会通知は、会期中につき省略をさせていただきます。  以上で、本日の総務委員会を閉会いたします。   午後4時34分閉会...