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平成30年環境・清掃対策調査特別委員会( 6月 6日)

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  1. 豊島区議会 2018-06-06
    平成30年環境・清掃対策調査特別委員会( 6月 6日)


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    最終取得日: 2023-03-30
    平成30年環境清掃対策調査特別委員会( 6月 6日)   ┌────────────────────────────────────────────┐ │             環境清掃対策調査特別委員会会議録              │ ├────┬─────────────────────────┬─────┬───────┤ │開会日時│平成30年6月6日(水曜日)           │場所   │第2委員会室 │ │    │午前10時 〜 午前11時 8分         │     │       │ ├────┼─────────────────────────┼─────┼───────┤ │出席委員│清水委員長 ふま副委員長             │欠席委員 │       │ ├────┤ ふるぼう委員  村上(典)委員  芳賀委員   ├─────┤       │ │    │ 高橋委員  河原委員  村上(宇)委員     │     │       │ │ 9 名│ 渡辺委員                    │な し  │       │ ├────┼─────────────────────────┴─────┴───────┤ │列席者 │磯議長  根岸副議長                             │ ├────┼───────────────────────────────────────┤ │説明員 │宿本副区長                                  │ ├────┴───────────────────────────────────────┤ │ 兒玉環境清掃部長  小野環境政策課長環境保全課長)  井上ごみ減量推進課長     │ │           峰田豊島清掃事務所長                       │ ├────────────────────────────────────────────┤ │ 宮川土木担当部長  柴土木管理課長                          │
    ├────┬───────────────────────────────────────┤ │事務局 │渡辺議会総務課長  関谷議会担当係長  松村書記               │ ├────┴───────────────────────────────────────┤ │                 会議に付した事件                   │ ├────────────────────────────────────────────┤ │                                            │ │1.会議録署名委員の指名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  1  │ │   ふるぼう委員村上(典)委員を指名する。                     │ │1.説明員事務局職員紹介・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  1  │ │1.委員会運営・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  1  │ │   正副委員長案を了承する。                             │ │1.調査項目・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  1  │ │   正副委員長案のとおり決定する。                          │ │1.羽田空港のこれから 情報発信ブース開設について・・・・・・・・・・・・・  1  │ │   小野環境保全課長より説明を受け、質疑を行う。                   │ │1.次回の日程について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13  │ │    7月11日(水)午前10時 委員会開会することとなる。            │ └────────────────────────────────────────────┘   午前10時開会清水みちこ委員長  ただいまから、環境清掃対策調査特別委員会開会いたします。  会議録署名委員を御指名申し上げます。  ふるぼう委員村上(典)委員、よろしくお願いいたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○清水みちこ委員長  初めに、担当理事者及び事務局職員紹介がございます。   ―― 兒玉環境清掃部長理事者紹介 ――   ―― 宮川土木担当部長理事者紹介 ――   ―― 渡辺議会総務課長事務局職員紹介 ―― ───────────────────◇──────────────────── ○清水みちこ委員長  それでは、まず、委員会運営について、正副委員長案を申し上げます。  本日は、まず、調査項目をお決めいただきます。  次に、案件を1件予定しております。  最後に、次回の日程についてお諮りをいたします。  以上ですが、運営について何かございますか。   「なし」 ───────────────────◇──────────────────── ○清水みちこ委員長  それでは、委員会調査項目ですが、机上に正副委員長案を配付しております。事務局に朗読させます。 ○松村書記  それでは、朗読させていただきます。  環境清掃対策調査特別委員会調査項目(案)。平成30年6月6日。  1、環境対策に関する諸課題。  2、清掃工場対策に関する諸課題。  3、リサイクル・ごみ対策に関する諸課題。  4、交通安全対策に関する諸課題。  5、その他関連事項。  以上でございます。 ○清水みちこ委員長  朗読が終わりました。  御意見等はございますか。いかがでしょうか。 ○村上典子委員  ありがとうございます。調査項目として、これには同意いたします。  本日2番目に羽田空港のこれからということで報告案件がありますように、2020年に向けて、豊島上空の飛行ルート問題というものも、環境問題として、大きな課題であると考えますので、1の環境対策に関する諸課題、または、5のその他関連事項に含まれるかと思います。昨年度もちょっと申し上げたんですけれども、ぜひこの特別委員会で、その都度取り上げていただきますよう、調査項目はこのままで構いませんので、委員長のほうで御計らいいただければと思います。よろしくお願いします。 ○清水みちこ委員長  本日の案件にも羽田空港案件もありますし、先ほど、正副委員長で打ち合わせをいたしましたが、その都度、案件としてできればと思っております。  ほかに御意見ございませんでしょうか。よろしいでしょうか。   「なし」 ○清水みちこ委員長  それでは、正副委員長案を、本委員会調査案件と決定させていただきます。 ───────────────────◇──────────────────── ○清水みちこ委員長  それでは次に、本日の案件に移らせていただきます。  羽田空港のこれから 情報発信ブース開設について、理事者より説明がございます。 ○小野環境保全課長  昨年も実施いたしましたけれども、国は、羽田空港機能強化に取り組んでおりまして、新飛行経路ということで、飛行経路の見直しを予定しているところでございます。豊島区の一部も飛行経路になっておりますが、まだ御存じでない区民の方もいらっしゃるということで、議会からもご指摘をされているところでございます。国のほうで、移動型の情報発信ブースをつくって、それを各自治体に貸出しをする。主催は国でございますけれども、そのような施策を行っておりますので、区といたしましても、この情報発信ブース設置場所を提供いたしまして、広く区民の方に情報提供をしていきたい、というふうに考えているところでございます。  開催日時でございますけれども、6月26日から28日までの3日間実施いたします。時間は、朝、午前9時から午後7時までということでございます。最終日は、ブースの撤去や、次の会場への移動の都合上、午後2時まで、ということでございます。  場所ですけれども、本庁舎1階のとしまセンタースクエアを予定しております。  展示内容につきましては、テレビモニターですとか、それから情報端末タブレットを利用して、羽田空港のこれからの映像紹介、それから、サウンドシミュレーターによる飛行機映像と音の体験、第4フェーズ住民説明会で使用いたしました、航空図等パネル約10枚を展示する予定になっております。  配布物につきましては、記載のとおりでございます。  周知方法でございますけれども、6月11日号の広報としま、それから、区のホームページ区有施設チラシを掲示して、広く区民の方に周知したいと考えております。  それから、昨年の実施概要でございます。写真も載せてありますけれども、センタースクエアで実施いたしましたので、ご覧になった委員皆様方も多くいらっしゃると思います。昨年は、秋、11月27日から29日までの3日間を開催いたしました。時間は午前10時から午後7時まで、最終日は午後5時まででございます。来場者数でございますけれども、351名の方に来ていただいております。  来場者からの主な意見は、やはり落下物が心配という意見。それから、今も飛行機が飛んでいるけれども、もっと大きな音がするのかという疑問。それから、飛行経路図がありますが、学校などの目標物がなく、大ざっぱで、どこを飛行するのかわかりにくいという声。それから、説明会ではございませんので、国の職員はいなくて、設置の委託業者がいたわけですけれども、国の職員がいないので、区の職員に言っても仕方がない、というような御意見をいただいているところでございます。今回は議会中ということでございますので、ぜひ足を運んでご覧いただきたいと思います。  私からの説明は以上でございます。 ○清水みちこ委員長  説明が終わりました。質疑を行います。 ○村上典子委員  昨年も11月に実施したということで、私も行っておりますが、そのときの展示と違っているのは、このアンダーラインが引かれている、第4フェーズ住民説明会で使用した航空図パネル10枚だけでしょうか。 ○小野環境保全課長  前回は、ちょうど第4フェーズ説明会前ということもありまして、新たな情報を載せたパネルが作成されていなかったこともございますが、今回は、ちょうど第4フェーズが終わり、そのときに使ったパネルが用意できますので、今回はもう少し詳しい内容のパネル展示することができる、というふうに考えております。 ○村上典子委員  それから、来場者からの主な意見最後のところで、この展示委託業者がしているので、国の職員はおらず、区の職員に言っても仕方ない、ということに関しては、区はどのような対応を国に伝えているかとか、その辺は、今後もこういう意見が出る可能性はあるんですけれど、どういうふうに考えていらっしゃいますか。 ○小野環境保全課長  昨年もセンタースクエア、区の施設でということがございましたので、本来ですと、国の職員が対応するのが一番いい、というふうに思っておりますが、区の職員も交代で、直接、御意見を伺っても、なかなかお答えはするのは難しいかと思いますけれども、区が場所を提供しているということもございましたので、区の職員が立ち合いまして、このような意見を聴いたところでございます。直接、このような質問に区の職員ではなく、国の職員が回答できればいいんですけれども、今回は委託業者展示ということなので、このような意見は、当然国に伝えておりますし、国の職員が、説明会のように、大勢来て対応する必要もないと思っております。1名でも2名でもいいので、ぜひ来ていただきたいということは、前回の意見でも出ております。今回についても、そのような意見は伝えておりますけれども、国の職員が来るかどうかは、ちょっとわかりません。 ○村上典子委員  ぜひ、その辺はしつこく国に言っていただきたくて、責任ある回答ができないと。区の立場ではできないということでしょうから、やはり、来場して質問しても、ちゃんとした答えが出ないというと、何のための開設なのかな、という印象を持たれると思うんですね。それで、ぜひその辺をもう一度、国に要請していただきたいと思います。  それから、先ほど、最初に、やはりまだ御存じない方があるので、周知としてやるということなんですけれども、同じく、このセンタースクエアを選ばれた理由というか、もう少し人通りの多い池袋駅とか、無理かもしれないんですけれど、ほかの会場の検討とか、そういうこともされたんでしょうか。 ○小野環境保全課長  どのように区民の方に周知していくかということだ、と思っておりまして、昨年は11月ということで年度途中でした。できれば場所を変えて、何回かやりたかったんですけれども、このブース自体まだ一組しかなくて、それが、いろんな自治体を巡回しているということで、なかなか予約もできない状態でございました。  今回、30年度に入って、恐らく、豊島区が一番早いほうだ、というふうに聞いておりまして、できれば、もう1回、さらにもう1回、2回ぐらいは区内でやっていきたい、というふうに考えています。  まず、第1弾として、やはり多くの区民の方がいらっしゃる場所ということで、センタースクエアは非常に有効だろうということで、今回、今年度第1弾として、センタースクエアでやらせていただきました。最終日は午後2時までなんですけれども、夜まで、夜7時までできるとか、あと、交通の便もいいということで、池袋の駅からも多少距離はありますけれど、地下鉄の東池袋駅からは直結しているので、お仕事の帰りがけにも寄っていただいた、というようなことも聞いておりますので、まずは多くの方に向けて豊島区の中心でやって、あともう1回、東側でやってくださいという御意見もありますし、当然、飛行経路の直下でもやらなければならない、と思っておりますので、できれば、もう1回か2回ぐらいの開催を国に要望してやっていただく。その第1弾として、本庁舎でというふうに考えたところでございます。 ○村上典子委員  第2弾、第3弾も検討しているということで、こういう形は、ちょっと私としては不満もあるんですが、それでも多くの方に、まずは知ってもらうということが大事だと思っておりますので、ぜひよろしくお願いします。  それと、30年度に、国がこれをはじめる最初の自治体だということで、国のほうの発表というのもありましたけれど、国は、この情報発信ブース開設を積極的に広報していると思えないんですけれど、その辺のところは、国はどういうふうに広報するつもりでいるんでしょうか。 ○小野環境保全課長  国も「羽田空港のこれから」というホームページを、特設ページのような形で別途立ち上げておりまして、その中で豊島区の情報発信ブースについて、恐らく、この委員会の終わった後ぐらいに公表していただける、と思っております。  それから、あと国は国で、チラシを作成してくれるということでしたので、それを区の施設のほうで配布したいというふうに考えております。 ○村上典子委員  やはり、ちょっと国の動きがちょっと鈍いような気がします。積極的に情報発信、せめて情報発信をしっかりするような形でないといけないかな、というふうな意見を持っています。  それと、周知方法なんですけれども、広報としま6月11日号、ホームページ区有施設でのチラシ掲示ということですけれども、これ、割と最近決まったことなのかなというふうに推察されますが、区政連絡会等はどうされるんでしょうか、今週、西部地区でありますけれども。 ○小野環境保全課長  今回は、豊島区の庁舎でということもありまして、特に、西部地区をターゲットにということでもございませんので、今回は区政連絡会での周知は考えておりません。 ○村上典子委員  ぜひ、まだまだ知らない方がたくさんいるので、いろんな形で周知に努めていただきたいということと、先ほどの第2弾、第3弾という形で、多くの区民の方に周知できるような形で、区のほうも積極的に情報発信に努めていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○河原弘明委員  この問題は、私も何回か取り上げさせていただいているんですけれども、今回のセンタースクエアで行われるものに対して、サウンドシミュレーターと記載しているんですけれども、やはり、これは音がメインと考えればよろしいんでしょうか。 ○小野環境保全課長  一つのシステムになっておりまして、ヘッドフォンでそれぞれの高度ごとに、本当にその高度のところで拾った実際の音を体験できるということと、高度に応じ、飛行機の大きさが映像で表されておりますので、音と映像で直接ではないですけれど、そういうビジュアル的に体験をしていただけるそういうシステムが、今回のサウンドシミュレーターでございます。 ○河原弘明委員  ということは、これは、映像を見ながら音も一緒にというふうに理解していいんですか、それとも音は音、映像映像となるんですか。 ○小野環境保全課長  一緒に、高さと音を体験できるというシステムになっております。 ○河原弘明委員  私もヘッドフォンで音を聞いたことあるんですけれども、あれを聞いている限りは、そんなではないというイメージがあるんですけれど、実際、目で飛行機が来るのを見て、音を聞くとなると、また違うのかな、体感として変わってくるのかなと。よく映画でありますよね、飛行機が飛ぶとか、そういうときの体感的な臨場感というんですか、ああいうものを体験できれば、この最後来場者意見の中でも、2番目に今も飛行機は飛んでいるが、もっと大きな音がするのか、そのあたりの体感的なもののほうが理解しやすいんじゃないかな、と思うんですけれども、そういうものを国交省、国のほうに制作してもらえるかな、というのが要求です。  1回、テレビで渋谷の映像だったかな、何か飛行機が飛んでくる。このあたりのビルだと、このぐらい飛行機が大きくなっているよ、というのが出ていたときがあったんですけれども、そんなものが見られると、より皆さんがどういうふうに感じられるかがわかると思うんですけれども、そのあたり、国への要望を上げていただくということはいかがでしょうか。 ○小野環境保全課長  確かに、テレビニュース番組とかで、そういった合成画面でやっているのは私も見ております。あれはやっぱり、渋谷ではもっと低いところだったり、あと大井町などでは、何か東京タワーと同じぐらいの高さを飛んでいるという、ある意味、比べるものがあって、そこで確かに飛行機の大きさがわかる。豊島区の場合は、本当に上空飛行機が飛んでいる状況でございまして、例えば、高い建物のそばで、その飛行機と対比できるような、そういう状況ではございません。ただ、今回のそのシミュレーター画面が小さいんですね。ですので、もうちょっと大きな画面で、もうちょっと体感として体験できるような、そんなシステムを少しお金をかけていただいてつくっていただきたいと、要望していきたいと思います。 ○河原弘明委員  それと、毎回申し上げているんですが、こういう展示的なものでなく、教室型の説明会開催を、ずっと言い続けてきているところなんですけれども、そのあたりの反応というのはいかがなんでしょうか。 ○小野環境保全課長  教室型の説明会につきましては、豊島区だけではなくて、いろいろな自治体から要望が上がっております。東京都も、環境部長を集めた23区、それから関係部署会議の中でも、それぞれの区の部長たちも、教室型でやってくださいというようなお話を上げているところでございます。なかなか、その場で首を縦には振っていただいておりませんけれども、これにつきましては、引き続き国に要望していきたいというふうに考えておりますし、今回の説明の仕方は非常に丁寧で、評判もいいんですけれども、やはり問題を共有できないというような欠点もございますので、そういったところは、引き続き要望していきたいと思っております。 ○河原弘明委員  ぜひお願いをしたいと思います。  それと、先ほど村上(典)委員からありました、国の職員がいない中でのこういう展示では、やはり、来場者皆さんは、区の職員に言ってもしようがない、となっちゃうんですよね。そのあたりも、国の職員の方が、こういうところで意見を聴くということも必要だと思うんですね。今回もそれがないということですよね、そのあたりも何とか要請していただければな、と思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○小野環境保全課長  まさに委員がおっしゃるとおりで、区の職員も間に入って大変困ってしまいます。意見吸上げという意味では、意見を書いたはがきを出していただいて、そこで国交省意見集約しているんだ、というふうな話もするんですけれども、直接、やはり責任ある方が説明していただきたい、ということでございますので、引き続き、これにつきましても要求していきたいと考えております。 ○河原弘明委員  それと、先ほど、これも出ました周知の方法。飛行機が飛ぶ真下住民ですら、全員がまだこれに関して理解してないというか、知らないという方がまだまだいらっしゃるんですね。ですから、そのあたり真下、そしてまたこの地域だけの問題でなく、豊島区全体の問題として、先ほども出ましたが、区の東側のほうでも説明会をしていただきたいということにプラスして、その周知方法として、いわゆるチラシ全戸配布するぐらいのこともやっていただけたら、と思うんですけれども、そのあたりのお考えはいかがでしょうか。 ○小野環境保全課長  今回のこの情報発信ブースにつきましては、国の職員も来ないということですが、恐らく、次の第5フェーズになりますと、また住民説明会があるというふうに考えております。そのときは、やはり西部地域説明会会場も用意しなければならないと思いますので、そこら辺のあたり全戸配布といいますか、西部、まさにその飛行経路の直下の皆さんには周知する必要があると考えておりますので、そういう時期にぜひ予算をとって、全戸配布できるかどうかわかりませんけれども、広く周知していきたいと思います。 ○河原弘明委員  私の家も、もう真下に当たるところにおりますので、その地域人たちには、そういう形で周知をお願いしたいと思います。  それとあともう一点なんですが、3月に落下物対策総合パッケージが国のほうで出された。今回は、それに対しての何か展示といいますか、説明というのは、特にはないでしょうか。 ○小野環境保全課長  3月に落下物総合対策パッケージというのが出ておりますが、これは、まだ、実は案の段階で、これからパブリックコメントなんかをやって、いろんな国民の意見を踏まえて、対策をとっていくということでございますので、まだ正式に決まったものではない、というふうに聞いております。  それから、今回は第4フェーズ、今、本当に決まっているものの展示ということですので、今回のパッケージについての展示はない、というふうに思っております。
    河原弘明委員  まだ、これからというところだと思います。  それで、こういうものがあるということ自体が、この後ですか、いずれ第5フェーズ説明会において、こういう対策をしていますということを、住民への周知とあわせてお願いしたいと思います。そうすることによって、ある程度の安心感といったらあれですけれども、まだまだいろんな問題があるとは思うんですけれどもね、一つの安心感を与える材料にもなるのかなと思います。  また、先立っても熊本で落下物がありました。どの飛行機か特定できないという、いろんな話もあちらこちらでありますし、また千葉のほうでも頻繁に何か最近、落下物の話が出てきています。そのあたりで、本当に今回は、いわゆる住宅地の上を通過するということで、地域の方々、住民の方々が、本当に不安になっていることがありますので、区としてもしっかりと対策、そして、国へ訴えているという姿勢をしっかりとやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○芳賀竜朗委員  もう御意見がいろいろ出ていますので、なるべくちょっと重複しないように、少しだけお伺いをさせていただきます。  先ほど村上(典)委員の質問の中でもあったんですけれど、前回との展示の違い、第4フェーズに入って、その航路図等のパネル、新しいパネルが10枚展示されるということですけれども、それ以外のところは、前回同様と考えてよろしいですか。 ○小野環境保全課長  展示の内容につきましては、この下線部のパネルが10枚ふえたというところでございます。 ○芳賀竜朗委員  それと前回は、昨年11月27日から29日の3日間で、来場者が351名ということなんですけれど、区民と、区外からも多分来ていらっしゃる方がいると思うんですけれど、その内訳はおわかりになりますか。 ○小野環境保全課長  残念ながら、そこまでの、例えば、一人一人にアンケートをとるとか、そういうのは、ちょっと残念ながらやっていないようでございます。このカウントも区の職員のほうでやっておりますし、それから、主な意見というのも、区の職員に対して出てきたということでございまして、国は、この実際のこの展示につきましては、そこまで丁寧に実はやっていなくて、こういう展示です、ご覧くださいというような内容のものでして、その区内、区外、できれば、そこまでわかればいいんですけれども、そこまでのちょっと来場者の内訳の調査はしてございません。 ○芳賀竜朗委員  それとともに、内訳をちょっと聞きたかったというのは、飛行経路豊島上空だけじゃないので、ほかの区の対応とか、ほかの区でも恐らくこの展示をやって、説明会の反応なんかを、少し知っていらっしゃったら教えていただければと思います。 ○小野環境保全課長  それぞれの展示については集計はないんですけれども、聞くところによると、やはり展示場所によって、人の入りが違うというふうに聞いております。この3日間で351人というのは、結構入っているほうだというふうに聞いておりますし、あと他の自治体ですと、先ほど御指摘のあった駅前とか、そういう例えば、そこが区の公共の空間だったりすると使える場合もあるんですけれど、そういうところを持っているところですと、やはりかなり多くの方にいらっしゃっていただいて、非常に反響がよかったと聞いております。そういうところですと、恐らく、電車の乗りかえの方もいらっしゃるので、その自治体住民の方だけではないというふうに考えております。  豊島区のここのブースも、昨年の結果ですけれども、区民だけではなくて、やはり、これに興味のある方が、ちょうど有楽町線で、通勤の帰りに寄ったとか、そういうふうな方もいらっしゃったというふうに聞いております。 ○芳賀竜朗委員  いずれにしても、この周知についてはしっかりとやっていただきたいということは、ほかの委員の方と同じ意見でありますし、来場者からの主な意見は、やっぱり落下物が心配とか、もっと大きい音がするのかとか、心配事だと思うので、なかなか先ほど来、御答弁いただいている中でも、区として、どうやって答えていいのかというのはすごく難しいところなのかもしれないですけれども、やっぱり国の方針が出ていますので、それについてしっかりとその意見を吸い上げるのは、もちろん大事だとは思うんですけれども、こういう方針なので大丈夫なんですよという説明を、区の職員の方がしていただくのが、一番来場者の方にとっては安心材料になるのかなと思っていますので、引き続き、もちろんセンタースクエア以外の、東口、東側でどこか1カ所と、あとはその飛行経路の直下のエリアでというお話もありましたんで、そのあたりもぜひ区民皆さんや来場した方に、安心感をしっかりと与えられるような御対応をとっていただければと思います。 ○小野環境保全課長  ありがとうございます。情報発信につきましては、国と協力して、区の媒体、ホームページ、広報紙、あるいは国からの要請によって、施設の提供ですとか、そういうことは積極的にやっていきたいと思います。  ただし、安全対策、あるいは、それを大丈夫ですよと区の職員が果たして言えるかどうかというのは、ちょっと、それはまた別の問題だと考えておりますので、そこは国の職員がしっかりと説明をする責任があるんだろうな、というふうに思っております。国と協力して、情報提供をしっかりやっていきたいと思っております。 ○兒玉環境清掃部長  課長が申し上げておりますように、4月3日に羽田空港機能強化に関する都及び関係区市連絡会というのが行われました。その中で落下物総合パッケージですとか、そういった対策説明がありまして、これをまとめて、いわゆる今度は第5フェーズということで、今後、国交省が直接関係自治体と相談しながら、新飛行経路運航開始までの間、説明会開催を通じて丁寧に情報提供を行っていく、という説明がございましたので、今後は国交省職員が、みずから説明するということになると思います。  また、これまで御意見いただいた点につきましては、国交省のほうに要望してまいりたいと思います。 ○ふるぼう知生委員  もう地元の議員の方々も一生懸命心配しておっしゃっておられるので、というふうなところはあるんですけれども、私も先ほど村上(典)委員に聴きましたら、ことしの1月27日というふうに教えていただいたんですが、西部区民事務所で同じような説明の場が用意されて、そこへ行ってまいりました。その辺はちょっと一度お話もさせていただいたことはあるんですが、やっぱり今おっしゃっていたように、国交省職員ではないという中で、私もいろいろとわからないことを幾つか質問をさせていただいたんですけれど、やっぱりその落下物が心配な方も結構いらっしゃるので、というような話をしましたら、いや、それはもう外国の飛行機が原因で、というのが多いんですとか、というようなことをおっしゃって、それで、いや、日本の飛行機だって部品を落としたりとか、また自衛隊機も墜落するとか、いろんなことが昨今ありますよねという話をしましたらね、その辺については、今後またしっかり検討していきますなんていう、言葉を濁されたんですけれど、正直、大丈夫かなというふうに私は感じました。ですので、今、多くの委員の方々がおっしゃったように、国交省職員の方が来られて、やっぱり御説明をされるというのが非常にいいのかな、というふうに感じた次第です。豊島区には、国交省から来られている宿本副区長もいらっしゃいますので、その辺は期待をしているところでございますけれども、いずれにいたしましても、そういうふうなことを感じました。それはまた、重ねて要望させていただきたいと思います。  それと、今、地元の委員の方のお話によると、本当に、まさしく飛行機が飛ぶ、その直下のエリアの方々でさえ知らない方もたくさんいらっしゃると、いわんや東口をや、ということなんですよね。そんな中で、東口の方に、これは飛行ルートが変わって、豊島区も上空を飛ぶようになりましてというお話をしましたら、やっぱりイメージが先行しているんだと思いますけれど、そんなの危ないじゃないかというふうに、真っ先にそういう言葉が出てくるんですね。昨今のいろんな事故を受けての印象だと思うんですけれども。ですから、その東側というふうなことで、とりあえず、またセンタースクエアでやっていただける、ということなんですけれど、広報を十分していただいて、そういった方々のいろんな疑問に、答えられるような体制はつくっていただきたいということも、また重ねて要望させていただきます。  あと一点、これは、ある不動産業の方にお話をしましたら、これはやっぱり不動産の価値にも影響を及ぼすようなことなんじゃないかな、というふうなことをおっしゃっていました。やっぱり飛行ルートの直下の物件においては、やっぱり騒音。離れていても、直下じゃなくても音は聞こえるとは思うんですけれども、やっぱり大丈夫なんだろうか、というふうな中で、不動産の価値というところにも影響を与えるんじゃないかな、というようなことを心配されておられましたけれど、具体的に、例えば、その飛行ルートの選考の中で、いろいろと豊島区としても、区民皆様方周知、お知らせをする、説明をするというのはもちろんなんですけれど、そういう関係団体といったらきりがないのかもしれませんが、そういったところと何か区が連絡しているとか、あるいは協議しているとか、というところはないんでしょうか。 ○小野環境保全課長  区といたしましては、まずは住民への周知というふうに考えておりまして、関係団体への情報提供というのは、今はやっていない状況でございます。 ○ふるぼう知生委員  今申し上げたようなことで、特に、宅建とか不動産業界の方とかに、何かそういうお話みたいなところは全くないですか、御心配とか出ていませんか。 ○小野環境保全課長  テレビの報道ですとか、あと、いろいろな方とお話しすると、不動産の価値に関わってくるのではないか、というような御意見は聴いているところですけれども、直接、宅建業者ですとか不動産業者から問い合わせとか、そういったものはまだ受けていない状況でございます。 ○ふるぼう知生委員  いずれにせよ、何でしょうか、この間、福岡に視察に行ったときに、たまたまいた場所で、空港が近くだったので、市内でも飛行機がすごく間近で飛んでいる、そういったところを見て、音なり市民の皆さんの様子なりを見ていたんですけれど、非常に、もう毎日なんでしょうから慣れておられるような感じは受けたんですけれども、でも、あれが本当にまともに落ちたりとか、やっぱり、その部品だとかというふうなものが落ちてくるということになると、本当に大変なことだろうなということは、ちょっとイメージを膨らませてしまいましたけれども、さっき熊本の金属片の落下ですか、そういったこともあり、現実的に、じゃあ具体的にそういう何か部品が落ちて、この熊本の場合はけが人の方はいらっしゃらなかったということで、幸いだったと思うんですけれども、非常に危険性がやっぱり伴うわけですよね。そうした場合、何か事故が起こったりとか、大阪でもありましたね、たしか。ああいった場合に、その補償だとかなんとかというふうなことについては、どういうふうに具体的になっていくのか、ということをちょっと教えていただけますか。 ○小野環境保全課長  やっぱり落下物対策落下物がないというのが一番でございますので、区といたしましては、落下物を容認するような状況ではございません。やっぱり安全対策をしっかりやって、それで新飛行経路での飛行に入っていただきたい、ということで、議員の皆様方には一人一人にお渡ししておりますけれども、区長名で、今回のあの熊本での落下物の件につきまして、国土交通大臣に要請文を出しております。その中でも、この機能強化については理解するけれども、安心安全のまちを目指す豊島区は、落下物は絶対許しませんよと、そういうような内容で要請文を出しているところでございます。  先ほど来、出ています落下物総合パッケージというのがございます。その中に補償制度が載っております。大きくこの落下物対策が3本柱となっておりまして、まずは、絶対に落下物を落とさない未然対策、これが大きなまず一つの柱になっておりまして、いろいろな会議等、あらゆるチャネルを利用して、航空関係者あるいは飛行機、その製造会社に対して、未然防止の対策を徹底するようにということで要求していくということと、それから駐機中の機体のチェック、これは抜き打ちでやるというふうに言っております。そのように、まず未然の対策が一つ。それから、万が一、大小あると思うんですけれども、落下物が出た場合は、その情報収集をして、その分析をするということ。  それから、万が一にも、この前も建物が破損しましたし、昨年の9月にはKLMのパネルが落ちて、車が破損しましたけれども、そういったものに対する補償制度をつくっていくということで、本来、最後の3つ目はないほうがいいんですけれども、最悪の場合は、補償制度でカバーしていくということのこの大きな3本柱で、今回パッケージをつくられておりまして、今、委員御指摘の補償制度につきましては、これから充実させていくというような中身になっております。 ○ふるぼう知生委員  ですから、私も1月27日の西部区民事務所の会場で、ちょっと議論になったのは、じゃあ、これからその補償制度をしっかりやっていくんだというようなお話、充実させていくというお話だったんですけれども、これまでは充実してなかったのかよという、そういう非常にびっくりしたといいますか、やっぱり、その人命とか個人の財産とかというところに対しての、何というんでしょうかね、万が一というところの意識というものが、やっぱり本当に欠けているんではないかというふうに、私はちょっとその日お話を聞いて、非常に不審に思ったというか、大丈夫かなということを痛切に感じたんですね。ですので、今お話聞いて、そういうふうなことになってきているということでございまして、やっぱり、これ、人間のやっていることですから100%うまくいくというようなことは想定しづらい、というところがございまして、もちろん万が一は、ないほうがいいんですけれども、もし万が一ということが起こった場合には、しっかりとそういったことへの補償というものも充実させておく、というふうなことを、これからしっかりやってくれるということなので、その辺を期待するしかないかな、というふうに思っているところでございます。  そもそも個人的には、やはりわかりますよ、もうオリンピック・パラリンピックというものを控えて、本当に外国から年々お客様が来られる、成田もああいう状況だというふうな中で、羽田を増便して、そのお客様をたくさんお迎えするという理屈はわかるんですけれど、でも、やっぱりそういうものを通じての観光だとかビジネスとかというふうな政策よりも、やっぱり人命ということは最優先されるので、そこをぜひ豊島区は、先ほど要請文を送られたというふうなことで、その姿勢は評価いたしますけれども、今後もぜひよろしくお願いしたいと思います。ちょっと、意見として申し上げさせていただきたいと思います。副区長、何かございますか。ないですか、はい、わかりました。以上です。 ○渡辺くみ子委員  何というんでしょう、こういう飛行ルートの絡みとか、こういう案件というのは、今回、私、初めてかかわるんですけれど、だから、わからないことがいっぱいあるんですけれども、東側で説明会をやりたいというのは、東側というと。 ○小野環境保全課長  説明会というよりも、今回のセンタースクエアでやる、このような展示ですね、ここは説明会というよりも、新たな飛行経路で、こういうルートをとりますと、そのときの高さ、これぐらいで、音がこれぐらいで、大きさこれぐらいで見えますよという、広く周知するという内容になっております。この内容を東側でもやりたい、というふうに考えるところでございます。 ○渡辺くみ子委員  東側ってどこら辺、というか、単純に考えると、池袋駅を中心にしたら、こっち東側だから一体どこかなと思って。 ○小野環境保全課長  厳密に言うと東側ですけれども、やはり池袋駅を中心に、豊島区の真ん中なのかなというふうに思っております。もうちょっとここから離れた、大塚ですとか巣鴨ですとか、そのようなところの方にも、豊島区の上空を飛ぶんですよと、直接、影響はないかもしれませんけれども、区民として、豊島上空のルートがあるということを認識していただきたい、ということで考えているところでございます。 ○渡辺くみ子委員  よくわかりました。もう一つ、これをやる目的ね。私は、前回のこれのときも、一応、何だったかな、青い洋服か何かジャンパーというか、チョッキだったか、何かそういうのを着ている方がいた印象はあるんですけれども、結局、今のお話でわかったんですけれど、委託というのはどこにされているんですか。 ○小野環境保全課長  イベント会社ですね。要は、こういうパネルですとか、何というんですか、ブース移動させて、パネルで仕切るというところでございます。直接、その飛行経路ですとか、あるいは航空関係に詳しい、そういう人がやっているわけではなくて、その展示の委託会社の方が立ち合っている、という状況でございます。 ○渡辺くみ子委員  やっぱり、すごく率直に言うとおかしいな、というふうに思います。国土交通省が、イベント会社に委託をしているというのは。 ○小野環境保全課長  この展示は国の事業でございますので、国土交通省が契約している会社でございます。 ○渡辺くみ子委員  目的は何ですか。 ○小野環境保全課長  国のほうでは、これと、今回は、まだ実施しないですけれども、並行して、各自治体での説明会とか、そういった準備もございますので、学ぶブース展示ブースに一緒に回っていくだけの人的余裕がない、ということで、委託業者で巡回している、というふうに聞いております。 ○渡辺くみ子委員  区は、そういうやり方で国土交通省が一方的にやっているんで、これはこれでという受けとめ方ですか。 ○小野環境保全課長  さまざまないろいろな機会を捉えて、この羽田空港機能強化、これを区民周知していく必要があるだろうというふうに考えております。  説明会は、各フェーズごとに1回程度しか説明会がございませんので、これでは、やはり周知としては少ない。そういうふうに考えますと、国がこのような事業を用意しておりますので、これを活用して、委託会社の社員がそこに立ち合っているわけですけれども、それとは別に、こういった展示をやることによって、一人でも多くの国民の方にこの機能強化を知っていただくために、この展示を今回もやるということでございます。 ○兒玉環境清掃部長  平成30年1月ですとかに、西部区民事務所で開催された説明会の青いジャンパーの職員は、国の職員ということで、そうした個別の説明会は、国の職員が来て、責任持って説明する。今回のような一般的、国では、国交省では移動情報発信拠点ということで、広く一般に飛行ルートが変更されることを周知するための展示ということで、二つに分けて説明会を行っているということでございます。 ○渡辺くみ子委員  じゃあ、青いのは別のところの、何だ、展示か何か見たときの印象かもしれませんね。 ○小野環境保全課長  済みません、もしかして、私の説明が悪かったです。青いジャンパーには、後ろに国土交通省とかとちゃんと記載しておりまして、恐らく西部地域でやった説明会のときの状況かと思います。あれは責任を持って、全て国土交通省の職員説明をしております。 ○渡辺くみ子委員  豊島じゃない、これで、ここでやったときも、ちらっとのぞいた記憶はあるんで、頭の中ごっちゃになっているかもしれません。  それで、問題は、はっきり言えば、周知徹底を目的にすること自体、私はおかしいと思っていますけれども、展示されたものに対して、見に行ったら、絵の鑑賞に行っているわけじゃないですよ、字の鑑賞に行っているわけじゃないですよ。写真があり、それから音を聞かせるとか、いろんなことがあれば、一体これは、どの程度の騒音で何デシベルですかとか、というようなことも含めて、このパネルは何を意味しているんですか、というような感じのことも、当然、聴きたくなるじゃないですか。それが、イベント会社がやって、質問に対しては、もちろん答えられませんと。私、すごく腹立ちますよね、矛先はあっちへ行くんですけれど、でも、言っても戻ってこないような気もするんで、いいんですけれどね。だけれど、このやり方は、本当に国土交通省の姿勢は、すごい問題だなと、改めて私、今、思いました。やっぱり飛行ルートを変えるというのは、あのルート自体は、長年の経験の中で、海の上を通しましょうというのが、家の上を通るわけじゃないですか、それは誰でも不安な部分はいっぱいあるし、それから、今みたいにオスプレイのああいう問題も含めて、次から次へと起きているわけですよ。  インターネットを見ても、NHKの「けさのクローズアップ」では、去年の2月18日の土曜日にやっていたのが、空から部品や氷が落ちてくるという、やっぱりこういう、飛行ルートを変えるとかというような問題だけではなくて、航空機の落下物の特集をやっていますよ。やっぱりこの問題は人ごとでは済まないし、みずからの問題として、受けとめたときに、本当にここを通っていいんだろうかというのが、私は、区民皆さんが、すごく心配する部分だと思うんですよ。でも、それを国土交通省がイベント会社に任せて、展示だけやりますなんて、そんなやり方を、私は、区がそのまま受け入れるというのも、ちょっと弱過ぎるんじゃないか、というふうに思います。どうでしょう。 ○小野環境保全課長  繰り返しになりますけれども、いろいろな機会を捉えて、区民の方に新たな飛行経路を、豊島区の上空を飛ぶんですよというところは、やはり周知していかなければいけないと考えておりまして、これは区というよりも、やっぱり国の責任だと思っております。国がこのように情報発信ブースをつくって、用意しておりますので、これは、やはり活用することは、やぶさかではないというふうに思っておりまして、ただ、誰がその説明者になるかとか、国の職員がいないということは、ちょっと問題はございますけれども、まだ知らない方がいらっしゃるというところに対して、その場を区がつくるということはあってもいいのかな、というふうに思っておりまして、その次の段階で、こういう問題はどうすればいいんだ、それは次の説明会に行っていただいて、意見を言う、あるいは質問をする、あるいはコールセンターも用意されておりますので、電話で直接聴く。ほかに入り口はないので、入り口としてはこういうやり方も、区としては、活用しているというところでございます。 ○渡辺くみ子委員  私は、基本的に、周知徹底という流れ自体を周知するということは、大事だと思います。でも、こういう状況やこういう国の動きに対して、区民皆さん、いかがですかというのが本来の説明会だし、それから、わざわざ場所を提供して展示をするというんだったら、展示そのものの中身だと思うんですよ。それが一方的に展示だけをして、もっと知りたい人は、そういう説明会に来てくださいという、そういう姿勢自体、いろんな機会を、区民の人は、悪いんですけれど、忙しいですよ、皆さんもお忙しいかもしれませんけれど。だから、そういう機会がたまたまあったら、じゃあ行ってみようとか、どういう状況なんだろうかというんで、じゃあこの展示のところだけでも行ってみようかとか、それから、あるいは説明会にしか行かれないから、説明会やったときに行こうとか、いろいろあるわけですよ。でも、その選択肢の一つとして提供するんであって、それも周知を徹底するということじゃなくて、こういう経過に対して区民皆さんはどういうふうにお考えですかということを、私は区がきちんと受けとめる必要があるんだろう、というふうに思っています。だからこそ、前回のときの報告としては、区民皆さんが351人も来てくれましたと、そういう中ではこういう意見が出ていましたという、すごく貴重だと思うんですよ、こういうのも。  だから、本来は専門家として、国土交通省は絶対来るべきだというのが、もう大前提です。でも、同時に、区の職員説明をするというよりも、区民皆さん意見をきちんと聴き取るというような立場に、位置づけてほしいと思いますよ。そこら辺はいかがでしょうか。 ○小野環境保全課長  今回、6月26日から行いますものは、説明会という位置づけではございませんので、ちょっとやっぱり中身は違うんだろうというふうに思っております。先ほど来からありますけれども、区のほうで聴き取った意見、これはしっかりと国土交通省のほうに伝えてまいりますし、今回のこのブース開設につきましても、国の職員が参加するように、強く要請していきたいと思います。 ○渡辺くみ子委員  ぜひお願いします。  それで、平成28年だったかな、都市整備委員会で陳情が出されて、これは継続審査になっているんですよ。継続審査になっているということは、棚上げしていいということではなくて、継続的に経過を追ってくださいという一つのあらわれだなと、結論だけ見たときに思います。そこら辺の区民の声の経過というのは、きちんと受けとめていただいて、もうちょっときちんと対応していただきたい、というふうに思います。  皆さん、飛行場のそばでの経験をしたことはありますか。 ○兒玉環境清掃部長  私は、個人的なことですが、入間市に住んでいて、航空自衛隊の基地があるんで、大きい飛行機が飛んでくるのはよく見かけます。低空の場合は、かなり大きい音が聞こえます。 ○渡辺くみ子委員  ちょっと余計なことですけれど、私、実家が木更津なんですよ。だから、成田。たまにしか行かないんですけれど、やっぱり驚きですよね、飛行機のあの音というよりも、大きさでびっくり。  こんなこと言うのもなんですけれど、小さいとき調布飛行場のすぐ隣に生活していましたから、戦後生まれですからね、生まれたときはもうアメリカの飛行場でしたよ。だから、ボールなんかが入っても絶対取りに行けないとかね、そんなようなことがあったんですけれど。数年前に、あそこで、民間の飛行機が飛んで、近隣のところに落ちたなんて、あのニュースを見たときは、すごい驚きでした。結構、だから身近に飛行機というものを、ずっと感じながら育ってきたという経過があるんですけれども、そういう点から言うと、本当に静かです、それから、そういう意味での恐怖心は持たないで済みますよ、豊島区は。  それが、東京オリンピック・パラリンピックを一つの口実にして、一方的に飛行航路というんですか、それを変える。区民皆さんからいろんな不安が今すごく出ている中で、やっぱり一つ一つ、単にイベントということじゃなくて、区民皆さん意見をきちんと聴いて、それに対して区側はどういう方向を示していったらいいのかというようなことを含めて、私は考えていただきたいというふうに思います。  そういった意味では、5月30日に区長が国土交通省に要望書を出した、要請書を出したというのは、これはそれなりの価値があるかなというふうにも思います。だから、単にやりますよということじゃなくて、やっぱりそういうような経過を含めて、きちんとかかわっていただきたいというふうに思います。  特に感じたのは、もう一つ感じたんですけれど、落下物総合パッケージの問題なんか、さっきの御報告で言うと、4月3日に出てたわけですよね。4月10日にこの環境・清掃特別委員会も開かれているんですよ。でも、そのときの報告事項には、たしか入っていませんよ。だから、さっき村上(典)委員も発言されていましたけれども、やっぱりこの問題というのは、区民にとっては大変切実な中身でもありますから、こういうところにびんびん反応をして、それなりに報告としてきちんと上げてほしいし、今回のこういう展示に関しても、やっぱりその結果としてどういう意見が出ていたのかというのはまとめていただいて、御報告をいただきたいというふうに思います。 ○兒玉環境清掃部長  羽田空港の飛行ルートの件は、本当に非常に重要な内容、案件、事業でございますので、タイムリーに、環境・清掃特別委員会にタイムリーに御報告させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○高橋佳代子委員  いろいろ御意見ありますが、私は、これは、やっぱり役割として必要である、というふうに思います。先ほどからお話がありましたように、実際に直下の方も御存じでないような方がいらっしゃる、というようなお話も出ていましたけれど、実際に、区の中で直下というところに対応する地域に、どのぐらいの方いらっしゃるんですか。そういうこととか、わかっているんですか。例えば、どのぐらいの世帯が直下と言われるところに、要するにどのぐらいの方がいらっしゃっていて、周知の度合いというか、何かこれを分析する指標みたいなものはあるんですか。 ○小野環境保全課長  飛行経路につきましては、今回、第4フェーズで、ちょうど、今までは直線で公表されていたんですけれども、かなり幅を持たせて、恐らく風ですとか、あるいは飛行機の出力によって、幅をある意味、帯を持たせて、やっと直下らしきものがあらわされてきたものでございます。直下というと、本当に直下になりますんで、ただ、どれぐらい幅を持たせるかにもよると思うんですけれども、残念ながら、そこまで、何世帯までというのは、まだ出しておりませんが、大ざっぱに西部地域というような形で周知する場合、それでは、飛行経路から1メートル離れたら直下じゃないのか、となりますので、少し幅を持たせて、周知とか対策は、とらなきゃいけないと思っておりますので、そういう意味では、何世帯ぐらいあるのかというのは、ちょっとこれから調べさせていただきたいと思います。 ○高橋佳代子委員  済みません。西部エリアにしても何にしても、やっぱりどのぐらいの方がいらっしゃって、落下物なんかだと、やっぱり幅がありますから、高さがあれば。  要は、知ることによって、不安になることもあるし、それを解消していくということも必要になるし、まず知っていただくということが、第一歩になると思うので、そこら辺の周知をどこまで徹底してやっていくか。知らない間に飛んじゃったということにならないことが一番大事なことというように思うので、問題意識のある方、賛成、反対は置いておいて、いろんな御意見があるのは当然あると思いますけれども、まず、知らない方をなくすための努力をしっかり区のほうで、今後、機会がまたあるというふうには思いますけれども、周知徹底の仕方を、要は、こういうことがやりますよという広報の仕方を工夫することと、あと場所によって、例えば、本当に西側エリアの方が来やすいということになれば、またどこか場所を工夫するとか、そういうようなことを、その度に、やはり来場者数とか、ちゃんとしっかり分析してやっていただきたいな、というそのことだけお願いをしたいというふうに思います。 ○清水みちこ委員長  よろしいですか。ほかはよろしいでしょうか。   「なし」 ───────────────────◇──────────────────── ○清水みちこ委員長  それでは、最後に、次回の日程についてお諮りをいたします。  次回は7月11日、水曜日、午前10時から開会したいと存じますが、いかがでしょうか。   「異議なし」 ○清水みちこ委員長  よろしいでしょうか。それでは、そのように決定いたします。  以上で環境清掃対策調査特別委員会を閉会いたします。   午前11時8分閉会...