├────┬───────────────────────────────────────┤
│事務局 │渡辺議会総務課長 関谷議会担当係長 松村書記 │
├────┴───────────────────────────────────────┤
│ 会議に付した事件
│
├────────────────────────────────────────────┤
│ │
│1.
会議録署名委員の指名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
│
│ ふる
ぼう委員、
村上(典)
委員を指名する。
│
│1.
説明員・
事務局職員の
紹介・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
│
│1.
委員会の
運営・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
│
│ 正副委員長案を了承する。
│
│1.
調査項目・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
│
│ 正副委員長案のとおり決定する。
│
│1.
羽田空港のこれから
情報発信ブースの
開設について・・・・・・・・・・・・・ 1
│
│ 小野環境保全課長より
説明を受け、
質疑を行う。
│
│1.次回の
日程について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13
│
│ 7月11日(水)午前10時
委員会を
開会することとなる。
│
└────────────────────────────────────────────┘
午前10時
開会
○
清水みちこ委員長 ただいまから、
環境・
清掃対策調査特別委員会を
開会いた
します。
会議録署名委員を御指名申し上げます。
ふる
ぼう委員、
村上(典)
委員、よろしくお願いいた
します。
───────────────────◇────────────────────
○
清水みちこ委員長 初めに、
担当理事者及び
事務局職員の
紹介がございます。
――
兒玉環境清掃部長、
理事者を
紹介 ――
――
宮川土木担当部長、
理事者を
紹介 ――
――
渡辺議会総務課長、
事務局職員を
紹介 ――
───────────────────◇────────────────────
○
清水みちこ委員長 それでは、まず、
委員会の
運営について、正副
委員長案を申し上げます。
本日は、まず、
調査項目をお決めいただきます。
次に、
案件を1件予定しております。
最後に、次回の
日程についてお諮りをいた
します。
以上ですが、
運営について何かございますか。
「
なし」
───────────────────◇────────────────────
○
清水みちこ委員長 それでは、
委員会の
調査項目ですが、机上に正副
委員長案を配付しております。
事務局に朗読させます。
○
松村書記 それでは、朗読させていただきます。
環境・
清掃対策調査特別委員会調査項目(案)。
平成30年6月6日。
1、
環境対策に関する諸
課題。
2、
清掃工場対策に関する諸
課題。
3、リサイクル・
ごみ対策に関する諸
課題。
4、
交通安全対策に関する諸
課題。
5、その他
関連事項。
以上でございます。
○
清水みちこ委員長 朗読が終わりました。
御
意見等はございますか。いかがでしょうか。
○
村上典子委員 ありがとうございます。
調査項目として、これには同意いた
します。
本日2番目に
羽田空港のこれからということで
報告案件がありますように、2020年に向けて、
豊島区
上空の飛行ルート問題というものも、
環境問題として、大きな
課題であると考えますので、1の
環境対策に関する諸
課題、または、5のその他
関連事項に含まれるかと思います。昨年度もちょっと申し上げたんですけれども、ぜひこの
特別委員会で、その都度取り上げていただきますよう、
調査項目はこのままで構いませんので、
委員長のほうで御計らいいただければと思います。よろしくお願い
します。
○
清水みちこ委員長 本日の
案件にも
羽田空港の
案件もありますし、
先ほど、正副
委員長で打ち合わせをいた
しましたが、その都度、
案件としてできればと思っております。
ほかに御
意見ございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
「
なし」
○
清水みちこ委員長 それでは、正副
委員長案を、本
委員会の
調査案件と決定させていただきます。
───────────────────◇────────────────────
○
清水みちこ委員長 それでは次に、本日の
案件に移らせていただきます。
羽田空港のこれから
情報発信ブースの
開設について、
理事者より
説明がございます。
○
小野環境保全課長 昨年も実施いた
しましたけれども、国は、
羽田空港の
機能強化に取り組んでおりまして、新
飛行経路ということで、
飛行経路の見直しを予定しているところでございます。
豊島区の一部も
飛行経路になっておりますが、まだ
御存じでない
区民の方もいらっしゃるということで、
議会からもご指摘をされているところでございます。国のほうで、
移動型の
情報発信ブースをつくって、それを各
自治体に貸出しをする。主催は国でございますけれども、そのような施策を行っておりますので、区といた
しましても、この
情報発信ブースの
設置場所を提供いた
しまして、広く
区民の方に
情報提供をしていきたい、というふうに考えているところでございます。
開催日時でございますけれども、6月26日から28日までの3日間実施いた
します。時間は、朝、午前9時から午後7時までということでございます。
最終日は、
ブースの撤去や、次の
会場への
移動の都合上、午後2時まで、ということでございます。
場所ですけれども、
本庁舎1階のと
しまセンタースクエアを予定しております。
展示内容につきましては、
テレビモニターですとか、それから
情報端末タブレットを利用して、
羽田空港のこれからの
映像紹介、それから、
サウンドシミュレーターによる
飛行機の
映像と音の
体験、第4
フェーズの
住民説明会で使用いた
しました、
航空図等の
パネル約10枚を
展示する予定になっております。
配布物につきましては、記載のとおりでございます。
周知方法でございますけれども、6月11日号の広報と
しま、それから、区の
ホームページ、
区有施設で
チラシを掲示して、広く
区民の方に
周知したいと考えております。
それから、昨年の
実施概要でございます。写真も載せてありますけれども、
センタースクエアで実施いた
しましたので、ご覧になった
委員の
皆様方も多くいらっしゃると思います。昨年は、秋、11月27日から29日までの3日間を
開催いた
しました。時間は午前10時から午後7時まで、
最終日は午後5時まででございます。
来場者数でございますけれども、351名の方に来ていただいております。
来場者からの主な
意見は、やはり
落下物が心配という
意見。それから、今も
飛行機が飛んでいるけれども、もっと大きな音がするのかという疑問。それから、
飛行経路図がありますが、学校などの
目標物がなく、大ざっぱで、どこを飛行するのかわかりにくいという声。それから、
説明会ではございませんので、国の
職員はいなくて、設置の
委託業者がいたわけですけれども、国の
職員がいないので、区の
職員に言っても仕方がない、というような御
意見をいただいているところでございます。今回は
議会中ということでございますので、ぜひ足を運んでご覧いただきたいと思います。
私からの
説明は以上でございます。
○
清水みちこ委員長 説明が終わりました。
質疑を行います。
○
村上典子委員 昨年も11月に実施したということで、私も行っておりますが、そのときの
展示と違っているのは、このアンダーラインが引かれている、第4
フェーズの
住民説明会で使用した
航空図の
パネル10枚だけでしょうか。
○
小野環境保全課長 前回は、ちょうど第4
フェーズの
説明会前ということもありまして、新たな
情報を載せた
パネルが作成されていなかったこともございますが、今回は、ちょうど第4
フェーズが終わり、そのときに使った
パネルが用意できますので、今回はもう少し詳しい内容の
パネルを
展示することができる、というふうに考えております。
○
村上典子委員 それから、
来場者からの主な
意見の
最後のところで、この
展示は
委託業者がしているので、国の
職員はおらず、区の
職員に言っても仕方ない、ということに関しては、区はどのような対応を国に伝えているかとか、その辺は、今後もこういう
意見が出る
可能性はあるんですけれど、どういうふうに考えていらっしゃいますか。
○
小野環境保全課長 昨年も
センタースクエア、区の
施設でということがございましたので、本来ですと、国の
職員が対応するのが一番いい、というふうに思っておりますが、区の
職員も交代で、直接、御
意見を伺っても、なかなかお答えはするのは難しいかと思いますけれども、区が
場所を提供しているということもございましたので、区の
職員が立ち合いまして、このような
意見を聴いたところでございます。直接、このような質問に区の
職員ではなく、国の
職員が回答できればいいんですけれども、今回は
委託業者が
展示ということなので、このような
意見は、当然国に伝えておりますし、国の
職員が、
説明会のように、大勢来て対応する必要もないと思っております。1名でも2名でもいいので、ぜひ来ていただきたいということは、前回の
意見でも出ております。今回についても、そのような
意見は伝えておりますけれども、国の
職員が来るかどうかは、ちょっとわかりません。
○
村上典子委員 ぜひ、その辺はしつこく国に言っていただきたくて、責任ある回答ができないと。区の立場ではできないということでしょうから、やはり、来場して質問しても、ちゃんとした答えが出ないというと、何のための
開設なのかな、という印象を持たれると思うんですね。それで、ぜひその辺をもう一度、国に要請していただきたいと思います。
それから、
先ほど、最初に、やはりまだ
御存じない方があるので、
周知としてやるということなんですけれども、同じく、この
センタースクエアを選ばれた理由というか、もう少し人通りの多い池袋駅とか、無理かもしれないんですけれど、ほかの
会場の検討とか、そういうこともされたんでしょうか。
○
小野環境保全課長 どのように
区民の方に
周知していくかということだ、と思っておりまして、昨年は11月ということで年度途中でした。できれば
場所を変えて、何回かやりたかったんですけれども、この
ブース自体まだ一組しかなくて、それが、いろんな
自治体を巡回しているということで、なかなか予約もできない状態でございました。
今回、30年度に入って、恐らく、
豊島区が一番早いほうだ、というふうに聞いておりまして、できれば、もう1回、さらにもう1回、2回ぐらいは区内でやっていきたい、というふうに考えています。
まず、第1弾として、やはり多くの
区民の方がいらっしゃる
場所ということで、
センタースクエアは非常に有効だろうということで、今回、今年度第1弾として、
センタースクエアでやらせていただきました。
最終日は午後2時までなんですけれども、夜まで、夜7時までできるとか、あと、交通の便もいいということで、池袋の駅からも多少距離はありますけれど、地下鉄の東池袋駅からは直結しているので、お仕事の帰りがけにも寄っていただいた、というようなことも聞いておりますので、まずは多くの方に向けて
豊島区の中心でやって、あともう1回、東側でやってくださいという御
意見もありますし、当然、
飛行経路の直下でもやらなければならない、と思っておりますので、できれば、もう1回か2回ぐらいの
開催を国に要望してやっていただく。その第1弾として、
本庁舎でというふうに考えたところでございます。
○
村上典子委員 第2弾、第3弾も検討しているということで、こういう形は、ちょっと私としては不満もあるんですが、それでも多くの方に、まずは知ってもらうということが大事だと思っておりますので、ぜひよろしくお願い
します。
それと、30年度に、国がこれをはじめる最初の
自治体だということで、国のほうの発表というのもありましたけれど、国は、この
情報発信ブースの
開設を積極的に広報していると思えないんですけれど、その辺のところは、国はどういうふうに広報するつもりでいるんでしょうか。
○
小野環境保全課長 国も「
羽田空港のこれから」という
ホームページを、
特設ページのような形で別途立ち上げておりまして、その中で
豊島区の
情報発信ブースについて、恐らく、この
委員会の終わった後ぐらいに公表していただける、と思っております。
それから、
あと国は国で、
チラシを作成してくれるということでしたので、それを区の
施設のほうで配布したいというふうに考えております。
○
村上典子委員 やはり、ちょっと国の動きがちょっと鈍いような気が
します。積極的に
情報発信、せめて
情報発信をしっかりするような形でないといけないかな、というふうな
意見を持っています。
それと、
周知方法なんですけれども、広報と
しま6月11日号、
ホームページ、
区有施設での
チラシ掲示ということですけれども、これ、割と最近決まったことなのかなというふうに推察されますが、
区政連絡会等はどうされるんでしょうか、今週、
西部地区でありますけれども。
○
小野環境保全課長 今回は、
豊島区の
庁舎でということもありまして、特に、
西部地区をターゲットにということでもございませんので、今回は
区政連絡会での
周知は考えておりません。
○
村上典子委員 ぜひ、まだまだ知らない方がたくさんいるので、いろんな形で
周知に努めていただきたいということと、
先ほどの第2弾、第3弾という形で、多くの
区民の方に
周知できるような形で、区のほうも積極的に
情報発信に努めていただきたいと思います。よろしくお願い
します。
○
河原弘明委員 この問題は、私も何回か取り上げさせていただいているんですけれども、今回の
センタースクエアで行われるものに対して、
サウンドシミュレーターと記載しているんですけれども、やはり、これは音がメインと考えればよろしいんでしょうか。
○
小野環境保全課長 一つの
システムになっておりまして、
ヘッドフォンでそれぞれの
高度ごとに、本当にその高度のところで拾った実際の音を
体験できるということと、高度に応じ、
飛行機の大きさが
映像で表されておりますので、音と
映像で直接ではないですけれど、そういうビジュアル的に
体験をしていただけるそういう
システムが、今回の
サウンドシミュレーターでございます。
○
河原弘明委員 ということは、これは、
映像を見ながら音も一緒にというふうに理解していいんですか、それとも音は音、
映像は
映像となるんですか。
○
小野環境保全課長 一緒に、高さと音を
体験できるという
システムになっております。
○
河原弘明委員 私も
ヘッドフォンで音を聞いたことあるんですけれども、あれを聞いている限りは、そんなではないというイメージがあるんですけれど、実際、目で
飛行機が来るのを見て、音を聞くとなると、また違うのかな、体感として変わってくるのかなと。よく映画でありますよね、
飛行機が飛ぶとか、そういうときの体感的な
臨場感というんですか、ああいうものを
体験できれば、この
最後の
来場者の
意見の中でも、2番目に今も
飛行機は飛んでいるが、もっと大きな音がするのか、その
あたりの体感的なもののほうが理解しやすいんじゃないかな、と思うんですけれども、そういうものを
国交省、国のほうに制作してもらえるかな、というのが要求です。
1回、
テレビで渋谷の
映像だったかな、何か
飛行機が飛んでくる。この
あたりのビルだと、このぐらい
飛行機が大きくなっているよ、というのが出ていたときがあったんですけれども、そんなものが見られると、より
皆さんがどういうふうに感じられるかがわかると思うんですけれども、その
あたり、国への要望を上げていただくということはいかがでしょうか。
○
小野環境保全課長 確かに、
テレビの
ニュース番組とかで、そういった
合成画面でやっているのは私も見ております。あれはやっぱり、渋谷ではもっと低いところだったり、
あと大井町などでは、何か東京タワーと同じぐらいの高さを飛んでいるという、ある意味、比べるものがあって、そこで確かに
飛行機の大きさがわかる。
豊島区の場合は、本当に
上空を
飛行機が飛んでいる状況でございまして、例えば、高い建物のそばで、その
飛行機と対比できるような、そういう状況ではございません。ただ、今回のその
シミュレーターも
画面が小さいんですね。ですので、もうちょっと大きな
画面で、もうちょっと体感として
体験できるような、そんな
システムを少しお金をかけていただいてつくっていただきたいと、要望していきたいと思います。
○
河原弘明委員 それと、毎回申し上げているんですが、こういう
展示的なものでなく、
教室型の
説明会の
開催を、ずっと言い続けてきているところなんですけれども、その
あたりの反応というのはいかがなんでしょうか。
○
小野環境保全課長 教室型の
説明会につきましては、
豊島区だけではなくて、いろいろな
自治体から要望が上がっております。東京都も、
環境部長を集めた23区、それから
関係部署の
会議の中でも、それぞれの区の
部長たちも、
教室型でやってくださいというようなお話を上げているところでございます。なかなか、その場で首を縦には振っていただいておりませんけれども、これにつきましては、引き続き国に要望していきたいというふうに考えておりますし、今回の
説明の仕方は非常に丁寧で、評判もいいんですけれども、やはり問題を共有できないというような欠点もございますので、そういったところは、引き続き要望していきたいと思っております。
○
河原弘明委員 ぜひお願いをしたいと思います。
それと、
先ほども
村上(典)
委員からありました、国の
職員がいない中でのこういう
展示では、やはり、
来場者の
皆さんは、区の
職員に言ってもしようがない、となっちゃうんですよね。その
あたりも、国の
職員の方が、こういうところで
意見を聴くということも必要だと思うんですね。今回もそれがないということですよね、その
あたりも何とか要請していただければな、と思うんですけれども、いかがでしょうか。
○
小野環境保全課長 まさに
委員がおっしゃるとおりで、区の
職員も間に入って大変困って
しまいます。
意見の
吸上げという意味では、
意見を書いたはがきを出していただいて、そこで
国交省は
意見集約しているんだ、というふうな話もするんですけれども、直接、やはり責任ある方が
説明していただきたい、ということでございますので、引き続き、これにつきましても要求していきたいと考えております。
○
河原弘明委員 それと、
先ほど、これも出ました
周知の方法。
飛行機が飛ぶ
真下の
住民ですら、全員がまだこれに関して理解してないというか、知らないという方がまだまだいらっしゃるんですね。ですから、その
あたり、
真下、そしてまたこの
地域だけの問題でなく、
豊島区全体の問題として、
先ほども出ましたが、区の東側のほうでも
説明会をしていただきたいということにプラスして、その
周知方法として、いわゆる
チラシを
全戸配布するぐらいのこともやっていただけたら、と思うんですけれども、その
あたりのお考えはいかがでしょうか。
○
小野環境保全課長 今回のこの
情報発信ブースにつきましては、国の
職員も来ないということですが、恐らく、次の第5
フェーズになりますと、また
住民説明会があるというふうに考えております。そのときは、やはり
西部地域で
説明会の
会場も用意しなければならないと思いますので、そこら辺の
あたりで
全戸配布といいますか、西部、まさにその
飛行経路の直下の
皆さんには
周知する必要があると考えておりますので、そういう時期にぜひ予算をとって、
全戸配布できるかどうかわかりませんけれども、広く
周知していきたいと思います。
○
河原弘明委員 私の家も、もう
真下に当たるところにおりますので、その
地域の
人たちには、そういう形で
周知をお願いしたいと思います。
それとあともう一点なんですが、3月に
落下物対策の
総合パッケージが国のほうで出された。今回は、それに対しての何か
展示といいますか、
説明というのは、特にはないでしょうか。
○
小野環境保全課長 3月に
落下物総合対策パッケージというのが出ておりますが、これは、まだ、実は案の段階で、これから
パブリックコメントなんかをやって、いろんな国民の
意見を踏まえて、
対策をとっていくということでございますので、まだ正式に決まったものではない、というふうに聞いております。
それから、今回は第4
フェーズ、今、本当に決まっているものの
展示ということですので、今回の
パッケージについての
展示はない、というふうに思っております。
○
河原弘明委員 まだ、これからというところだと思います。
それで、こういうものがあるということ自体が、この後ですか、いずれ第5
フェーズの
説明会において、こういう
対策をしていますということを、
住民への
周知とあわせてお願いしたいと思います。そうすることによって、ある程度の
安心感といったらあれですけれども、まだまだいろんな問題があるとは思うんですけれどもね、一つの
安心感を与える材料にもなるのかなと思います。
また、先立っても熊本で
落下物がありました。どの
飛行機か特定できないという、いろんな話もあちらこちらでありますし、また千葉のほうでも頻繁に何か最近、
落下物の話が出てきています。その
あたりで、本当に今回は、いわゆる住宅地の上を通過するということで、
地域の方々、
住民の方々が、本当に不安になっていることがありますので、区としてもしっかりと
対策、そして、国へ訴えているという姿勢をしっかりとやっていただきたいと思います。よろしくお願い
します。
○芳賀竜朗
委員 もう御
意見がいろいろ出ていますので、なるべくちょっと重複しないように、少しだけお伺いをさせていただきます。
先ほど村上(典)
委員の質問の中でもあったんですけれど、前回との
展示の違い、第4
フェーズに入って、その航路図等の
パネル、新しい
パネルが10枚
展示されるということですけれども、それ以外のところは、前回同様と考えてよろしいですか。
○
小野環境保全課長 展示の内容につきましては、この下線部の
パネルが10枚ふえたというところでございます。
○芳賀竜朗
委員 それと前回は、昨年11月27日から29日の3日間で、
来場者が351名ということなんですけれど、
区民と、区外からも多分来ていらっしゃる方がいると思うんですけれど、その内訳はおわかりになりますか。
○
小野環境保全課長 残念ながら、そこまでの、例えば、一人一人にアンケートをとるとか、そういうのは、ちょっと残念ながらやっていないようでございます。このカウントも区の
職員のほうでやっておりますし、それから、主な
意見というのも、区の
職員に対して出てきたということでございまして、国は、この実際のこの
展示につきましては、そこまで丁寧に実はやっていなくて、こういう
展示です、ご覧くださいというような内容のものでして、その区内、区外、できれば、そこまでわかればいいんですけれども、そこまでのちょっと
来場者の内訳の調査はしてございません。
○芳賀竜朗
委員 それとともに、内訳をちょっと聞きたかったというのは、
飛行経路が
豊島区
上空だけじゃないので、ほかの区の対応とか、ほかの区でも恐らくこの
展示をやって、
説明会の反応なんかを、少し知っていらっしゃったら教えていただければと思います。
○
小野環境保全課長 それぞれの
展示については集計はないんですけれども、聞くところによると、やはり
展示の
場所によって、人の入りが違うというふうに聞いております。この3日間で351人というのは、結構入っているほうだというふうに聞いておりますし、あと他の
自治体ですと、
先ほど御指摘のあった駅前とか、そういう例えば、そこが区の公共の空間だったりすると使える場合もあるんですけれど、そういうところを持っているところですと、やはりかなり多くの方にいらっしゃっていただいて、非常に反響がよかったと聞いております。そういうところですと、恐らく、電車の乗りかえの方もいらっしゃるので、その
自治体の
住民の方だけではないというふうに考えております。
豊島区のここの
ブースも、昨年の結果ですけれども、
区民だけではなくて、やはり、これに興味のある方が、ちょうど有楽町線で、通勤の帰りに寄ったとか、そういうふうな方もいらっしゃったというふうに聞いております。
○芳賀竜朗
委員 いずれにしても、この
周知についてはしっかりとやっていただきたいということは、ほかの
委員の方と同じ
意見でありますし、
来場者からの主な
意見は、やっぱり
落下物が心配とか、もっと大きい音がするのかとか、心配事だと思うので、なかなか
先ほど来、御答弁いただいている中でも、区として、どうやって答えていいのかというのはすごく難しいところなのかもしれないですけれども、やっぱり国の方針が出ていますので、それについてしっかりとその
意見を吸い上げるのは、もちろん大事だとは思うんですけれども、こういう方針なので大丈夫なんですよという
説明を、区の
職員の方がしていただくのが、一番
来場者の方にとっては安心材料になるのかなと思っていますので、引き続き、もちろん
センタースクエア以外の、東口、東側でどこか1カ所と、あとはその
飛行経路の直下のエリアでというお話もありましたんで、その
あたりもぜひ
区民の
皆さんや来場した方に、
安心感をしっかりと与えられるような御対応をとっていただければと思います。
○
小野環境保全課長 ありがとうございます。
情報発信につきましては、国と協力して、区の媒体、
ホームページ、広報紙、あるいは国からの要請によって、
施設の提供ですとか、そういうことは積極的にやっていきたいと思います。
ただし、安全
対策、あるいは、それを大丈夫ですよと区の
職員が果たして言えるかどうかというのは、ちょっと、それはまた別の問題だと考えておりますので、そこは国の
職員がしっかりと
説明をする責任があるんだろうな、というふうに思っております。国と協力して、
情報提供をしっかりやっていきたいと思っております。
○
兒玉環境清掃部長 課長が申し上げておりますように、4月3日に
羽田空港の
機能強化に関する都及び関係区市連絡会というのが行われました。その中で
落下物の
総合パッケージですとか、そういった
対策の
説明がありまして、これをまとめて、いわゆる今度は第5
フェーズということで、今後、
国交省が直接関係
自治体と相談しながら、新
飛行経路運航開始までの間、
説明会の
開催を通じて丁寧に
情報提供を行っていく、という
説明がございましたので、今後は
国交省の
職員が、みずから
説明するということになると思います。
また、これまで御
意見いただいた点につきましては、
国交省のほうに要望してまいりたいと思います。
○ふるぼう知生
委員 もう地元の議員の方々も一生懸命心配しておっしゃっておられるので、というふうなところはあるんですけれども、私も
先ほど村上(典)
委員に聴きましたら、ことしの1月27日というふうに教えていただいたんですが、西部
区民事務所で同じような
説明の場が用意されて、そこへ行ってまいりました。その辺はちょっと一度お話もさせていただいたことはあるんですが、やっぱり今おっしゃっていたように、
国交省の
職員ではないという中で、私もいろいろとわからないことを幾つか質問をさせていただいたんですけれど、やっぱりその
落下物が心配な方も結構いらっしゃるので、というような話を
しましたら、いや、それはもう外国の
飛行機が原因で、というのが多いんですとか、というようなことをおっしゃって、それで、いや、日本の
飛行機だって部品を落としたりとか、また自衛隊機も墜落するとか、いろんなことが昨今ありますよねという話を
しましたらね、その辺については、今後またしっかり検討していきますなんていう、言葉を濁されたんですけれど、正直、大丈夫かなというふうに私は感じました。ですので、今、多くの
委員の方々がおっしゃったように、
国交省の
職員の方が来られて、やっぱり御
説明をされるというのが非常にいいのかな、というふうに感じた次第です。
豊島区には、
国交省から来られている宿本副区長もいらっしゃいますので、その辺は期待をしているところでございますけれども、いずれにいた
しましても、そういうふうなことを感じました。それはまた、重ねて要望させていただきたいと思います。
それと、今、地元の
委員の方のお話によると、本当に、まさしく
飛行機が飛ぶ、その直下のエリアの方々でさえ知らない方もたくさんいらっしゃると、いわんや東口をや、ということなんですよね。そんな中で、東口の方に、これは飛行ルートが変わって、
豊島区も
上空を飛ぶようになりましてというお話を
しましたら、やっぱりイメージが先行しているんだと思いますけれど、そんなの危ないじゃないかというふうに、真っ先にそういう言葉が出てくるんですね。昨今のいろんな事故を受けての印象だと思うんですけれども。ですから、その東側というふうなことで、とりあえず、また
センタースクエアでやっていただける、ということなんですけれど、広報を十分していただいて、そういった方々のいろんな疑問に、答えられるような体制はつくっていただきたいということも、また重ねて要望させていただきます。
あと一点、これは、ある不動産業の方にお話を
しましたら、これはやっぱり不動産の価値にも影響を及ぼすようなことなんじゃないかな、というふうなことをおっしゃっていました。やっぱり飛行ルートの直下の物件においては、やっぱり騒音。離れていても、直下じゃなくても音は聞こえるとは思うんですけれども、やっぱり大丈夫なんだろうか、というふうな中で、不動産の価値というところにも影響を与えるんじゃないかな、というようなことを心配されておられましたけれど、具体的に、例えば、その飛行ルートの選考の中で、いろいろと
豊島区としても、
区民の
皆様方に
周知、お知らせをする、
説明をするというのはもちろんなんですけれど、そういう関係団体といったらきりがないのかもしれませんが、そういったところと何か区が連絡しているとか、あるいは協議しているとか、というところはないんでしょうか。
○
小野環境保全課長 区といた
しましては、まずは
住民への
周知というふうに考えておりまして、関係団体への
情報提供というのは、今はやっていない状況でございます。
○ふるぼう知生
委員 今申し上げたようなことで、特に、宅建とか不動産業界の方とかに、何かそういうお話みたいなところは全くないですか、御心配とか出ていませんか。
○
小野環境保全課長 テレビの報道ですとか、あと、いろいろな方とお話しすると、不動産の価値に関わってくるのではないか、というような御
意見は聴いているところですけれども、直接、宅建業者ですとか不動産業者から問い合わせとか、そういったものはまだ受けていない状況でございます。
○ふるぼう知生
委員 いずれにせよ、何でしょうか、この間、福岡に視察に行ったときに、たまたまいた
場所で、空港が近くだったので、市内でも
飛行機がすごく間近で飛んでいる、そういったところを見て、音なり市民の
皆さんの様子なりを見ていたんですけれど、非常に、もう毎日なんでしょうから慣れておられるような感じは受けたんですけれども、でも、あれが本当にまともに落ちたりとか、やっぱり、その部品だとかというふうなものが落ちてくるということになると、本当に大変なことだろうなということは、ちょっとイメージを膨らませて
しまいましたけれども、さっき熊本の金属片の落下ですか、そういったこともあり、現実的に、じゃあ具体的にそういう何か部品が落ちて、この熊本の場合はけが人の方はいらっしゃらなかったということで、幸いだったと思うんですけれども、非常に危険性がやっぱり伴うわけですよね。そうした場合、何か事故が起こったりとか、大阪でもありましたね、たしか。ああいった場合に、その補償だとかなんとかというふうなことについては、どういうふうに具体的になっていくのか、ということをちょっと教えていただけますか。
○
小野環境保全課長 やっぱり
落下物対策、
落下物がないというのが一番でございますので、区といた
しましては、
落下物を容認するような状況ではございません。やっぱり安全
対策をしっかりやって、それで新
飛行経路での飛行に入っていただきたい、ということで、議員の
皆様方には一人一人にお渡ししておりますけれども、区長名で、今回のあの熊本での
落下物の件につきまして、国土交通大臣に要請文を出しております。その中でも、この
機能強化については理解するけれども、安心安全のまちを目指す
豊島区は、
落下物は絶対許
しませんよと、そういうような内容で要請文を出しているところでございます。
先ほど来、出ています
落下物の
総合パッケージというのがございます。その中に補償制度が載っております。大きくこの
落下物対策が3本柱となっておりまして、まずは、絶対に
落下物を落とさない未然
対策、これが大きなまず一つの柱になっておりまして、いろいろな
会議等、あらゆるチャネルを利用して、航空関係者あるいは
飛行機、その製造会社に対して、未然防止の
対策を徹底するようにということで要求していくということと、それから駐機中の機体のチェック、これは抜き打ちでやるというふうに言っております。そのように、まず未然の
対策が一つ。それから、万が一、大小あると思うんですけれども、
落下物が出た場合は、その
情報収集をして、その分析をするということ。
それから、万が一にも、この前も建物が破損
しましたし、昨年の9月にはKLMの
パネルが落ちて、車が破損
しましたけれども、そういったものに対する補償制度をつくっていくということで、本来、
最後の3つ目はないほうがいいんですけれども、最悪の場合は、補償制度でカバーしていくということのこの大きな3本柱で、今回
パッケージをつくられておりまして、今、
委員御指摘の補償制度につきましては、これから充実させていくというような中身になっております。
○ふるぼう知生
委員 ですから、私も1月27日の西部
区民事務所の
会場で、ちょっと議論になったのは、じゃあ、これからその補償制度をしっかりやっていくんだというようなお話、充実させていくというお話だったんですけれども、これまでは充実してなかったのかよという、そういう非常にびっくりしたといいますか、やっぱり、その人命とか個人の財産とかというところに対しての、何というんでしょうかね、万が一というところの意識というものが、やっぱり本当に欠けているんではないかというふうに、私はちょっとその日お話を聞いて、非常に不審に思ったというか、大丈夫かなということを痛切に感じたんですね。ですので、今お話聞いて、そういうふうなことになってきているということでございまして、やっぱり、これ、人間のやっていることですから100%うまくいくというようなことは想定しづらい、というところがございまして、もちろん万が一は、ないほうがいいんですけれども、もし万が一ということが起こった場合には、しっかりとそういったことへの補償というものも充実させておく、というふうなことを、これからしっかりやってくれるということなので、その辺を期待するしかないかな、というふうに思っているところでございます。
そもそも個人的には、やはりわかりますよ、もうオリンピック・パラリンピックというものを控えて、本当に外国から年々お客様が来られる、成田もああいう状況だというふうな中で、羽田を増便して、そのお客様をたくさんお迎えするという理屈はわかるんですけれど、でも、やっぱりそういうものを通じての観光だとかビジネスとかというふうな政策よりも、やっぱり人命ということは最優先されるので、そこをぜひ
豊島区は、
先ほど要請文を送られたというふうなことで、その姿勢は評価いた
しますけれども、今後もぜひよろしくお願いしたいと思います。ちょっと、
意見として申し上げさせていただきたいと思います。副区長、何かございますか。ないですか、はい、わかりました。以上です。
○渡辺くみ子
委員 何というんでしょう、こういう飛行ルートの絡みとか、こういう
案件というのは、今回、私、初めてかかわるんですけれど、だから、わからないことがいっぱいあるんですけれども、東側で
説明会をやりたいというのは、東側というと。
○
小野環境保全課長 説明会というよりも、今回の
センタースクエアでやる、このような
展示ですね、ここは
説明会というよりも、新たな
飛行経路で、こういうルートをとりますと、そのときの高さ、これぐらいで、音がこれぐらいで、大きさこれぐらいで見えますよという、広く
周知するという内容になっております。この内容を東側でもやりたい、というふうに考えるところでございます。
○渡辺くみ子
委員 東側ってどこら辺、というか、単純に考えると、池袋駅を中心にしたら、こっち東側だから一体どこかなと思って。
○
小野環境保全課長 厳密に言うと東側ですけれども、やはり池袋駅を中心に、
豊島区の真ん中なのかなというふうに思っております。もうちょっとここから離れた、大塚ですとか巣鴨ですとか、そのようなところの方にも、
豊島区の
上空を飛ぶんですよと、直接、影響はないかもしれませんけれども、
区民として、
豊島区
上空のルートがあるということを認識していただきたい、ということで考えているところでございます。
○渡辺くみ子
委員 よくわかりました。もう一つ、これをやる目的ね。私は、前回のこれのときも、一応、何だったかな、青い洋服か何かジャンパーというか、チョッキだったか、何かそういうのを着ている方がいた印象はあるんですけれども、結局、今のお話でわかったんですけれど、委託というのはどこにされているんですか。
○
小野環境保全課長 イベント会社ですね。要は、こういう
パネルですとか、何というんですか、
ブースを
移動させて、
パネルで仕切るというところでございます。直接、その
飛行経路ですとか、あるいは航空関係に詳しい、そういう人がやっているわけではなくて、その
展示の委託会社の方が立ち合っている、という状況でございます。
○渡辺くみ子
委員 やっぱり、すごく率直に言うとおかしいな、というふうに思います。国土交通省が、イベント会社に委託をしているというのは。
○
小野環境保全課長 この
展示は国の事業でございますので、国土交通省が契約している会社でございます。
○渡辺くみ子
委員 目的は何ですか。
○
小野環境保全課長 国のほうでは、これと、今回は、まだ実施しないですけれども、並行して、各
自治体での
説明会とか、そういった準備もございますので、学ぶ
ブース、
展示の
ブースに一緒に回っていくだけの人的余裕がない、ということで、
委託業者で巡回している、というふうに聞いております。
○渡辺くみ子
委員 区は、そういうやり方で国土交通省が一方的にやっているんで、これはこれでという受けとめ方ですか。
○
小野環境保全課長 さまざまないろいろな機会を捉えて、この
羽田空港の
機能強化、これを
区民に
周知していく必要があるだろうというふうに考えております。
説明会は、各
フェーズごとに1回程度しか
説明会がございませんので、これでは、やはり
周知としては少ない。そういうふうに考えますと、国がこのような事業を用意しておりますので、これを活用して、委託会社の社員がそこに立ち合っているわけですけれども、それとは別に、こういった
展示をやることによって、一人でも多くの国民の方にこの
機能強化を知っていただくために、この
展示を今回もやるということでございます。
○
兒玉環境清掃部長 平成30年1月ですとかに、西部
区民事務所で
開催された
説明会の青いジャンパーの
職員は、国の
職員ということで、そうした個別の
説明会は、国の
職員が来て、責任持って
説明する。今回のような一般的、国では、
国交省では
移動型
情報発信拠点ということで、広く一般に飛行ルートが変更されることを
周知するための
展示ということで、二つに分けて
説明会を行っているということでございます。
○渡辺くみ子
委員 じゃあ、青いのは別のところの、何だ、
展示か何か見たときの印象かもしれませんね。
○
小野環境保全課長 済みません、もしかして、私の
説明が悪かったです。青いジャンパーには、後ろに国土交通省とかとちゃんと記載しておりまして、恐らく
西部地域でやった
説明会のときの状況かと思います。あれは責任を持って、全て国土交通省の
職員が
説明をしております。
○渡辺くみ子
委員 豊島じゃない、これで、ここでやったときも、ちらっとのぞいた記憶はあるんで、頭の中ごっちゃになっているかもしれません。
それで、問題は、はっきり言えば、
周知徹底を目的にすること自体、私はおかしいと思っていますけれども、
展示されたものに対して、見に行ったら、絵の鑑賞に行っているわけじゃないですよ、字の鑑賞に行っているわけじゃないですよ。写真があり、それから音を聞かせるとか、いろんなことがあれば、一体これは、どの程度の騒音で何デシベルですかとか、というようなことも含めて、この
パネルは何を意味しているんですか、というような感じのことも、当然、聴きたくなるじゃないですか。それが、イベント会社がやって、質問に対しては、もちろん答えられませんと。私、すごく腹立ちますよね、矛先はあっちへ行くんですけれど、でも、言っても戻ってこないような気もするんで、いいんですけれどね。だけれど、このやり方は、本当に国土交通省の姿勢は、すごい問題だなと、改めて私、今、思いました。やっぱり飛行ルートを変えるというのは、あのルート自体は、長年の経験の中で、海の上を通
しましょうというのが、家の上を通るわけじゃないですか、それは誰でも不安な部分はいっぱいあるし、それから、今みたいにオスプレイのああいう問題も含めて、次から次へと起きているわけですよ。
インターネットを見ても、NHKの「けさのクローズアップ」では、去年の2月18日の土曜日にやっていたのが、空から部品や氷が落ちてくるという、やっぱりこういう、飛行ルートを変えるとかというような問題だけではなくて、航空機の
落下物の特集をやっていますよ。やっぱりこの問題は人ごとでは済まないし、みずからの問題として、受けとめたときに、本当にここを通っていいんだろうかというのが、私は、
区民の
皆さんが、すごく心配する部分だと思うんですよ。でも、それを国土交通省がイベント会社に任せて、
展示だけやりますなんて、そんなやり方を、私は、区がそのまま受け入れるというのも、ちょっと弱過ぎるんじゃないか、というふうに思います。どうでしょう。
○
小野環境保全課長 繰り返しになりますけれども、いろいろな機会を捉えて、
区民の方に新たな
飛行経路を、
豊島区の
上空を飛ぶんですよというところは、やはり
周知していかなければいけないと考えておりまして、これは区というよりも、やっぱり国の責任だと思っております。国がこのように
情報発信ブースをつくって、用意しておりますので、これは、やはり活用することは、やぶさかではないというふうに思っておりまして、ただ、誰がその
説明者になるかとか、国の
職員がいないということは、ちょっと問題はございますけれども、まだ知らない方がいらっしゃるというところに対して、その場を区がつくるということはあってもいいのかな、というふうに思っておりまして、その次の段階で、こういう問題はどうすればいいんだ、それは次の
説明会に行っていただいて、
意見を言う、あるいは質問をする、あるいはコールセンターも用意されておりますので、電話で直接聴く。ほかに入り口はないので、入り口としてはこういうやり方も、区としては、活用しているというところでございます。
○渡辺くみ子
委員 私は、基本的に、
周知徹底という流れ自体を
周知するということは、大事だと思います。でも、こういう状況やこういう国の動きに対して、
区民の
皆さん、いかがですかというのが本来の
説明会だし、それから、わざわざ
場所を提供して
展示をするというんだったら、
展示そのものの中身だと思うんですよ。それが一方的に
展示だけをして、もっと知りたい人は、そういう
説明会に来てくださいという、そういう姿勢自体、いろんな機会を、
区民の人は、悪いんですけれど、忙しいですよ、
皆さんもお忙しいかもしれませんけれど。だから、そういう機会がたまたまあったら、じゃあ行ってみようとか、どういう状況なんだろうかというんで、じゃあこの
展示のところだけでも行ってみようかとか、それから、あるいは
説明会にしか行かれないから、
説明会やったときに行こうとか、いろいろあるわけですよ。でも、その選択肢の一つとして提供するんであって、それも
周知を徹底するということじゃなくて、こういう経過に対して
区民の
皆さんはどういうふうにお考えですかということを、私は区がきちんと受けとめる必要があるんだろう、というふうに思っています。だからこそ、前回のときの報告としては、
区民の
皆さんが351人も来てくれましたと、そういう中ではこういう
意見が出ていましたという、すごく貴重だと思うんですよ、こういうのも。
だから、本来は専門家として、国土交通省は絶対来るべきだというのが、もう大前提です。でも、同時に、区の
職員は
説明をするというよりも、
区民の
皆さんの
意見をきちんと聴き取るというような立場に、位置づけてほしいと思いますよ。そこら辺はいかがでしょうか。
○
小野環境保全課長 今回、6月26日から行いますものは、
説明会という位置づけではございませんので、ちょっとやっぱり中身は違うんだろうというふうに思っております。
先ほど来からありますけれども、区のほうで聴き取った
意見、これはしっかりと国土交通省のほうに伝えてまいりますし、今回のこの
ブースの
開設につきましても、国の
職員が参加するように、強く要請していきたいと思います。
○渡辺くみ子
委員 ぜひお願い
します。
それで、
平成28年だったかな、都市整備
委員会で陳情が出されて、これは継続審査になっているんですよ。継続審査になっているということは、棚上げしていいということではなくて、継続的に経過を追ってくださいという一つのあらわれだなと、結論だけ見たときに思います。そこら辺の
区民の声の経過というのは、きちんと受けとめていただいて、もうちょっときちんと対応していただきたい、というふうに思います。
皆さん、飛行場のそばでの経験をしたことはありますか。
○
兒玉環境清掃部長 私は、個人的なことですが、入間市に住んでいて、航空自衛隊の基地があるんで、大きい
飛行機が飛んでくるのはよく見かけます。低空の場合は、かなり大きい音が聞こえます。
○渡辺くみ子
委員 ちょっと余計なことですけれど、私、実家が木更津なんですよ。だから、成田。たまにしか行かないんですけれど、やっぱり驚きですよね、
飛行機のあの音というよりも、大きさでびっくり。
こんなこと言うのもなんですけれど、小さいとき調布飛行場のすぐ隣に生活していましたから、戦後生まれですからね、生まれたときはもうアメリカの飛行場でしたよ。だから、ボールなんかが入っても絶対取りに行けないとかね、そんなようなことがあったんですけれど。数年前に、あそこで、民間の
飛行機が飛んで、近隣のところに落ちたなんて、あのニュースを見たときは、すごい驚きでした。結構、だから身近に
飛行機というものを、ずっと感じながら育ってきたという経過があるんですけれども、そういう点から言うと、本当に静かです、それから、そういう意味での恐怖心は持たないで済みますよ、
豊島区は。
それが、東京オリンピック・パラリンピックを一つの口実にして、一方的に飛行航路というんですか、それを変える。
区民の
皆さんからいろんな不安が今すごく出ている中で、やっぱり一つ一つ、単にイベントということじゃなくて、
区民の
皆さんの
意見をきちんと聴いて、それに対して区側はどういう方向を示していったらいいのかというようなことを含めて、私は考えていただきたいというふうに思います。
そういった意味では、5月30日に区長が国土交通省に要望書を出した、要請書を出したというのは、これはそれなりの価値があるかなというふうにも思います。だから、単にやりますよということじゃなくて、やっぱりそういうような経過を含めて、きちんとかかわっていただきたいというふうに思います。
特に感じたのは、もう一つ感じたんですけれど、
落下物総合パッケージの問題なんか、さっきの御報告で言うと、4月3日に出てたわけですよね。4月10日にこの
環境・清掃
特別委員会も開かれているんですよ。でも、そのときの報告事項には、たしか入っていませんよ。だから、さっき
村上(典)
委員も発言されていましたけれども、やっぱりこの問題というのは、
区民にとっては大変切実な中身でもありますから、こういうところにびんびん反応をして、それなりに報告としてきちんと上げてほしいし、今回のこういう
展示に関しても、やっぱりその結果としてどういう
意見が出ていたのかというのはまとめていただいて、御報告をいただきたいというふうに思います。
○
兒玉環境清掃部長 羽田空港の飛行ルートの件は、本当に非常に重要な内容、
案件、事業でございますので、タイムリーに、
環境・清掃
特別委員会にタイムリーに御報告させていただきたいと思います。よろしくお願いいた
します。
○高橋佳代子
委員 いろいろ御
意見ありますが、私は、これは、やっぱり役割として必要である、というふうに思います。
先ほどからお話がありましたように、実際に直下の方も
御存じでないような方がいらっしゃる、というようなお話も出ていましたけれど、実際に、区の中で直下というところに対応する
地域に、どのぐらいの方いらっしゃるんですか。そういうこととか、わかっているんですか。例えば、どのぐらいの世帯が直下と言われるところに、要するにどのぐらいの方がいらっしゃっていて、
周知の度合いというか、何かこれを分析する指標みたいなものはあるんですか。
○
小野環境保全課長 飛行経路につきましては、今回、第4
フェーズで、ちょうど、今までは直線で公表されていたんですけれども、かなり幅を持たせて、恐らく風ですとか、あるいは
飛行機の出力によって、幅をある意味、帯を持たせて、やっと直下らしきものがあらわされてきたものでございます。直下というと、本当に直下になりますんで、ただ、どれぐらい幅を持たせるかにもよると思うんですけれども、残念ながら、そこまで、何世帯までというのは、まだ出しておりませんが、大ざっぱに
西部地域というような形で
周知する場合、それでは、
飛行経路から1メートル離れたら直下じゃないのか、となりますので、少し幅を持たせて、
周知とか
対策は、とらなきゃいけないと思っておりますので、そういう意味では、何世帯ぐらいあるのかというのは、ちょっとこれから調べさせていただきたいと思います。
○高橋佳代子
委員 済みません。西部エリアにしても何にしても、やっぱりどのぐらいの方がいらっしゃって、
落下物なんかだと、やっぱり幅がありますから、高さがあれば。
要は、知ることによって、不安になることもあるし、それを解消していくということも必要になるし、まず知っていただくということが、第一歩になると思うので、そこら辺の
周知をどこまで徹底してやっていくか。知らない間に飛んじゃったということにならないことが一番大事なことというように思うので、問題意識のある方、賛成、反対は置いておいて、いろんな御
意見があるのは当然あると思いますけれども、まず、知らない方をなくすための努力をしっかり区のほうで、今後、機会がまたあるというふうには思いますけれども、
周知徹底の仕方を、要は、こういうことがやりますよという広報の仕方を工夫することと、あと
場所によって、例えば、本当に西側エリアの方が来やすいということになれば、またどこか
場所を工夫するとか、そういうようなことを、その度に、やはり
来場者数とか、ちゃんとしっかり分析してやっていただきたいな、というそのことだけお願いをしたいというふうに思います。
○
清水みちこ委員長 よろしいですか。ほかはよろしいでしょうか。
「
なし」
───────────────────◇────────────────────
○
清水みちこ委員長 それでは、
最後に、次回の
日程についてお諮りをいた
します。
次回は7月11日、水曜日、午前10時から
開会したいと存じますが、いかがでしょうか。
「異議
なし」
○
清水みちこ委員長 よろしいでしょうか。それでは、そのように決定いた
します。
以上で
環境・
清掃対策調査特別委員会を閉会いた
します。
午前11時8分閉会...