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  1. 大田区議会 2018-02-26
    平成30年 2月  こども文教委員会-02月26日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成30年 2月  こども文教委員会-02月26日-01号平成30年 2月  こども文教委員会 平成30年2月26日                午前10時02分開会 ○広川 委員長 ただいまから、こども文教委員会を開会いたします。  まず初めに、本委員会における今定例会中の審査予定についてお諮りいたします。  本日は、まず、付託議案の審査として提出者説明及び質疑を行い、その後、継続分の陳情について状況変化等をお伺いします。  続いて、補正予算及び他の常任委員会でも報告が予定されている大森西地区公共施設の再編についてを除く所管事務報告について、理事者からの報告のみを行います。  そして、次回開催予定である、明日、27日、火曜日でございますが、付託議案の討論及び採決を行いたいと思います。  その後、補正予算の説明及び質疑、続いて、大森西地区公共施設の再編についての報告及び質疑を行った後、本日報告いただく所管事務報告の質疑を行いたいと思います。  なお、3月6日の火曜日も委員会を予定しており、新規に付託される議案や陳情があれば、その審査を、また、この日につきましても所管事務報告を受けたいと思っております。  以上のとおり進めてまいりたいと思いますがよろしいですか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 では、そのようにさせていただきます。  委員並びに理事者の皆様のご協力をお願いいたします。  それでは、本委員会に付託されました3件の議案の審査を行います。  効率的に審査を行うため、委員の皆様に配付してございますこども文教委員会議案審査所管事務報告事項等の1、付託議案審査左側に記載の上程順(案)のとおり審査を進めてまいりたいと思いますがよろしいですか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 それでは、そのようにさせていただきます。  それでは、まず、第31号議案 大田児童館等における一時預かり事業実施に関する条例及び第32号議案 大田区立児童館条例の一部を改正する条例の2件を一括して議題といたします。
     理事者の説明を求めます。 ◎浜口 子育て支援課長 私からは、31号議案、それから32号議案、続けてご説明をさせていただきます。  まず、31号議案でございますが、大田児童館等における一時預かり事業実施に関する条例でございます。  本条例制定目的ですが、在宅の子育て支援施策として、学童保育事業放課後ひろばに移行した児童館等を活用して実施する一時預かり事業について、事業の実施及び利用料を徴収する必要があることから、条例の制定を行うものでございます。  事業の内容でございますが、家庭において一時的に保育することが困難になった場合のほかにも、保護者の心理的・肉体的な負担を軽減する必要が生じた場合など、理由のいかんを問わずに乳幼児を一時的に預かるという事業でございます。  実施する施設でございますが、大田区立萩中児童館となります。  具体的には萩中児童館の2階にある学童保育室を、平成30年4月以降に一時預かり事業乳幼児利用しやすいように改修工事を行います。その上で、平成30年10月から一時預かり事業を開始するものでございます。  この事業利用方法でございますが、まずは事前登録予約制とさせていただきます。  利用の時間につきましては、年末年始、祝日を除いた月曜日から土曜日までの、午前9時から午後5時まででございます。  利用料につきましては1時間当たり900円となります。  利用対象者は、集団保育が可能な生後5か月から小学校就学前の乳幼児までを対象としてございます。  実施時期は、平成30年10月1日を予定してございます。  31号議案については、以上でございます。  続きまして、第32号議案 大田区立児童館条例の一部を改正する条例でございます。  この大田区立児童館条例では、その3条において、児童館で行う事業について規定してございます。今回、この預かり事業を実施するに当たり、児童館でこれらの事業を行うために条項を追加するものでございます。  資料のほうは新旧対照表となっておりますので、そちらも確認をいただきたいと思います。  32号議案については以上となります。 ○広川 委員長 それでは委員の皆様、質疑をお願いします。 ◆清水 委員 31号議案について伺います。  まず、第3条のところに、その他区長が適切と認めた施設において実施すると書かれているのですが、議案の題名が「大田児童館等」となっておりますので、この「等」ということだと思うのですが、どういった施設が考えられるのか教えてください。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 大田児童館等の、等についてのお尋ねと承りました。  これにつきましては、例えば今、こどもの家とか、児童館に類した事業を行っている施設もございますので、そういったところも検討の範ちゅうとなっております。 ◆清水 委員 今、大田区は学童の事業小学校のほうに順次移すということをやっているわけですけれども、今、お答えになったこどもの家というのは、現在、糀谷こどもの家と古川こどもの家があって、条例で定められているわけですけれども、この第3条にあるように区長が適切と認めた場合、これらのこどもの家も一時預かりをする方向だと、そういうふうに理解してよろしいですか。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 大田区内のその学童が抜けた施設については、一時預かり事業をする施設として転換を図っていくということになっておりますので、こどもの家も該当することになります。 ◆清水 委員 そうすると、こども家条例をそのとき順次、今回も32号議案でありますように、一時預かりをするというふうに条例を変えていくというふうに理解いたしますが、やはりいろんな意味で、今、糀谷こどもの家も古川こどもの家も学童が小学校のほうに、小学校スペース等も含めて難しいという状態になっているというところが重要な問題なのかなというふうに思っていますけれども。次に、第5条ですけれども、ここには、区長に利用の申請をしと書いてあるのですが、この申請には、理由、例えば第2条に、心理的・肉体的負担を軽減するために一時預かりをすると書いてありますけれども、利用の承認については、この理由というのは、明確というか、書いてから申請しないと区長が承認してくれないということなのでしょうか。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 申請に利用の理由を記載して頂く。しかしながら、利用の理由について詳細を問うことはございません。利用の承認をいたします。 ◆清水 委員 となると、次にあります病気とか、そういうので預かれる状態じゃない限りどんな理由でも預かると。  今現在、大田区内で一時預かりをしているキッズな六郷とかキッズな大森、理由は問いませんと、どんな子供さんも大切にお預かりしますと書いてあるのですけれど。ということは、何の理由でもいいということと理解してよろしいと思うのですが、今現在キッズルーム等で行っている一時預かりで、お仕事のためにこの一時預かりに預けている方はいらっしゃいますか。1時間でも2時間でもパートの仕事をしたいという理由で。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 お仕事を理由に預けていらっしゃる方もいらっしゃいます。 ◆清水 委員 そういう方は今現在どのくらいいらっしゃるかという状況はわかりますか。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 詳細なデータは今は持っておりませんので、後ほどご提供できればと思います。 ◆清水 委員 この一時預かり、子供さんを保育している区民がちょっと病院に行きたいとか、ちょっと疲れたから休みたいとか、美容院に行きたいとか、映画に行きたいとか、そういった場合に一時預かりできる施設があるということは、核家族で、親戚とかおじいちゃんおばあちゃんが近くにいない区民、子育て中の区民にとっては大変喜ばれると思ってはおりますが、働くために、少しでも働きたいということで、幾つかの施設を順繰りに預けているような、そんな事例があると困るので、待機児対策になってもらったら困るという意味で、いろいろと質問させていただいております。  もう一つ、第9条に、利用料の規則で定めるところにより、減額または免除することができると書いてあるのですけれども、この一時預かりの利用料は、利用料のところに書いてあるように、どういうご家庭の方でも一律、きょうの資料によりますと900円。この条例では1,000円の範囲内というふうになっているのですけれども。  やっぱり、低所得者生活保護、準保護の方々も、この一時預かり施設利用したいというときに減額免除が必要だと思うのですが、この第9条に書いてありますので、そういうことができると思うのですが、その辺について説明してください。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 現時点では、減額等については定めはございませんが、目的を問わずというところでお預かりをするという趣旨からしても、減額は現在行っておりません。 ◆清水 委員 減額し、または免除することができると書いてあるのですけれど、現在していないということですか。ちょっと、もう一度ご説明ください。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 現在のところは、児童館ではまだこの事業は行っておりませんけれども、子ども家庭支援センター等では、この減額は行っておりません。 ◆清水 委員 態度表明等はあしたしますけれども、やはりいろいろな問題点があるなということが今、明らかになってきたなと思います。  それと、今回、萩中児童館で行うということで条例提案されているのですけれども、この委員会で、萩中児童館運営委託について、プロポーザル方式で公募するということで6月の委員会に報告され、それから、11月の委員会事業者が決定したとご報告があり、その事業者テンプスタッフ・ウィッシュ株式会社、所在地が東京都渋谷区代々木ということになっているのですが。一時預かりをするにしても、本当に子供さんの命を預けるわけですから、どういった人たち保育をしてくれるかというところが大変重要なのですが、今回のこの事業者テンプスタッフ・ウィッシュ株式会社というのは、11月に詳しく伺わなかったので大変申しわけないのですが、派遣等の会社だというふうに理解しているのですけれど、この萩中児童館の一時預かりは、そういった事業者で、区民が預けるたびにスタッフが、メンバーが違う可能性や、保育士資格等については、ちょっと再度説明していただけますか。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 一時預かり事業を実施する場合の人員配置ですけれども、萩中児童館の場合は保育士が2名配置をされます。保育士資格をもった者となっております。  また、事業者の選考に当たりましては、保育事業をやっていることを確認をし、中身についても全て現地確認をしております。 ◆清水 委員 区民の願いにかなう事業だというふうに思ってはいますけれども、保育の質の問題、それから料金の問題、それから待機児保留児家庭が、やむにやまれず預けるというような事情が懸念されるのではないかというふうにちょっと心配しています。  以上です。 ◆岡 委員 児童館における一時預かりということで、萩中児童館に一時預かり事業をしましょうという流れは理解しているのですけれども、どうして施設型の一時預かり、保育事業をしていかなければいけないのか、その辺の大義名分が実はわからないので、ちょっと教えていただきたいです。  例えば、これは児童館を学校の中に持っていくことであきができる。児童館を学校の中に持っていこうという議論は、これは多分、子供の安全、子供が学校に行って、そのまま学童やってくれたら便利であるという、とてもちゃんとした大義名分と、そしてニーズがあったんです。  普通の保育サービス保育園を増やしていこうというのは、言うまでもなく社会的なニーズ大義名分はあったのですけれど。  何でこれ行政が一時預かりを、わざわざ行政の公共施設を使って一時預かりをしなきゃいけないのかと、そこまでのニーズがあるのかどうかというのがちょっとわからないので教えていただけますか。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 まず、一時預かり事業につきましては、現在、既に子ども家庭支援センター関連施設の中で行っており、非常にニーズも高く、利用者が増えております。  やはり、その中でも、なかなか休みたいと口にできないという保護者もたくさんおりまして、そういった方が駆け込んで相談してきた場合に、じゃあこういう制度もあるよということで、一時預かりをすることで、お母さん方保護者の方がほっと一息をつかれると、そういう事例も非常にたくさん見ております。  そういった相談からの直結のタイプ、あるいは、ご自身が一時的な休息を求めている場合、そういった場合に、公の施設として実施していくことは必要と考えております。 ◆岡 委員 今、キッズなで一時預かりやっていますよねというのは、何となくはわかっているのですけれど。確かに、事業概要を見ると、26、27、28年度、確かに利用者数は増えてきているのですけれど、それってキャパシティに対してどのぐらいの状況なのか。だから、その児童館のあいたところは、そういう公設の一時預かりを設置していこうということであれば理解できるのですけれど、今のキッズなであったり、サン御園であったりのキャパシティとしてはどういう状況ですか。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 サン御園につきましては非常に地理的な条件もよろしいことから大変高い稼働率、ほぼほぼ使われているという状況になっております。  ただ、やはり一時的な預かりということになりますと、遠くまでなかなか預けにいけないということもございまして、なるべく地域の皆さんの身近なところでということもございますので、今回は萩中にということを検討いたしました。 ◆岡 委員 キッズなのほうの稼働率もわかりますか。 ◎浜口 子育て支援課長 キッズなのほうですけれども、キッズルーム大森でございますが、28年度が92.4%。このパーセントは定員に対してどれくらいというところの割合になります。29年度は92.6%と、これは経年で見ても増えているということになります。  また、サン御園につきましては99.9%。これは28年度ですが、29年度は100%の見込みになっています。  また、キッズルーム六郷は、こちらについては少し稼働率が低い状況でございます。28年度は45.7%、29年度は47%から8%になる、そんな状況でございます。 ◆岡 委員 よくわかりました。  そういった意味で、多分そのキッズな六郷というのが稼働率が低いのはオープンしてそんなに間もないのかなというのもあるので、せっかくやったら、萩中周辺の人にしっかり告知もしていただきたいなと思った次第です。  以上です。 ○広川 委員長 ほかよろしいですか。 ◆奈須 委員 まず、これの全体像がどうなるかがよくわからないので、今回、萩中児童館というところなので、この一時預かり事業をすることによって、萩中児童館というのは、これまでは何を行っていて、4月以降は何を行う児童館になるのでしょうか。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 萩中児童館につきましては、現在は児童館のいわゆる一般の利用、それから、乳幼児利用学童保育事業を行っております。  学童保育事業につきましては、近隣の小学校で吸収をされることになりましたので、学童保育事業は4月以降は行いません。10月からは一時預かりが始まります。 ◆奈須 委員 一般利用乳幼児についてはどうなりますか。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 継続して実施してまいります。 ◆奈須 委員 これまで、これは委託の児童館だったと思いますが、そうしますと、一般利用乳幼児利用学童利用を含めた事業を委託していたのではないかなと思うのですが、事業者に幾らで委託し、何人体制で担ってきたのかということと、これが4月以降でよろしいのでしょうか。あるいは10月以降の委託になるのでしょうか。  新しい事業者については、一般利用乳幼児利用、そしてこの一時預かり事業について、何人体制で、幾らで担っていただくのか。あるいは、今、ご答弁では10月以降ということになりますと、4月から9月までの間は昨年と同様のということになりますから、半分については、多分昨年の委託費ということが4月以降にも含まれるかと思うのですが、そのあたりをちょっと整理してご説明いただけますか。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 一時預かりの保育につきましては、先ほど申し上げたと思うのですが、一時預かりについては保育士2名を配置するということになっております。  児童館のほうにつきましては、児童支援員1名を含め3名以上の職員を配置してまいります。  予算の数字は、今ここに、手持ちの詳細を持参しておりませんので、後ほど情報提供をしたいと思います。 ◆奈須 委員 ちょっとよくわからないのですけれども、そうすると一時預かりについては2名の保育士で担い、児童館事業については3人で4月以降については行っていくということで、昨年までは職員体制何人でこの児童館を運営してきたのでしょうか。  今年度ということですけれども。  お答えいただけますか。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 学童保育事業につきましては、職員5名以上を配置するということになっており、常勤児童支援員を3名置いております。 ◆奈須 委員 学童はなくなり、一時預かりが入るというのはわかりました。でも、児童館児童館として存続し、一般と乳幼児については引き続き対応していくということになれば、この事業は残ると思うのですけれども、この事業については、このテンプスタッフ・ウィッシュというところで担うのか、あるいは別の事業者が担うのかというのはどうなるのですか。  一時預かりについての委託だけなのか、児童館全体の委託なのかということでいえば、児童館全体の委託であれば、ここの一般と乳幼児については、このテンプスタッフが担うことになると思うのですが、この辺のところが余り整理して説明がされていないと思うのですけれども。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 萩中児童館事業全てにつきまして、テンプスタッフ・ウィッシュに委託をすることとなっております。 ◆奈須 委員 こちらのほうに、テンプスタッフ・ウィッシュが一時預かり事業について4,030万円で受託しているというふうに教えていただいているのですけれども、これはそうすると児童館事業の費用は入っていない金額ということですか。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 これは、児童館事業を含めたものです。 ◆奈須 委員 そうすると、これまで学童も含めて、株式会社こどもの森のところに4,279万円でこの児童館を委託していたものが、今度はテンプスタッフ・ウィッシュというところが4,030万円で事業を担っていくと。  一時預かり事業については、どんなふうに担っているかというと、1時間について7人定員。7人預かって1日8時間でこの事業を行っていくということになると、例えば、1週間だったら、1日で56の枠について担っていくとか、1か月でいったら、これがだから大体月22日とかでいいのかな、日曜日はやらないということなので、もうちょっと多いかもしれませんね、日曜日だけはやらないということなので。こういう体制で、この事業を行っていくということになると思うのですけれども。  そこで、この事業について伺うのですが、民間でもこういう一時預かり事業というのはやっていると思うのですけれども、あえて大田区がやるということになると、行政で行うべき事業なのかどうかというのが、とても大切なポイントになると思います。  民間がやることと、大田区でやることで何がどう違って、民間でもやっていることだけれども、今回、大田区でさらに事業を拡大することになるのですか。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 民間でも区内で一時預かり事業を行っているということについては把握をしております。  さまざまなサービスがございましたので、それぞれ民間では、いろいろな保護者ニーズに応じたサービスをさまざま展開していると思われます。  区のほうでは、理由を問わない一時預かりということで、一定の時間の保育をするというところに限定した事業を展開してまいります。  また、当然のことながら、区が行いますので、理由は直接はお尋ねはしないのですけれども、さまざまな相談等にもつながるような、そういう点では区が行うということについてメリットがあるのだと思います。 ◆奈須 委員 そうしますと、民間の場合には、何か特別な理由がある場合には拒否されてしまうということがあるのでしょうか。大田区の場合には理由を問わないとおっしゃっていたので。大田区の場合には理由を問わないということでよろしいですか。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 民間がどういった方のご利用を拒まれているかということについては、私どもでは把握をしかねております。  私どものほうでは、理由を問わない一時預かりを行うということで事業を行ってまいります。 ◆奈須 委員 民間が何で断っているのかわからないのに、私たちは理由を問わないといっても、民間だって理由を問わないでやっているかもしれないです。  こういった一時預かり事業において、行政が行うというのであれば、例えば障がい児はどうだろうかとか、あるいは、日曜日もこれをやっていませんよね、例えば、理由を問わないということなのであれば、逆に、例えばご夫婦でどこか出かけたいねということがあるかもしれない。あるいは、ご家族でたまにはお子さん抜きで、お子さんを連れて行けないようなところにも行きたいなというときにも、日曜日でもこの一時預かりというのはやってもいいのではないかなと思いますし。例えば、集団保育に適さないということをここに書いていますけれども、これはそうすると障がいのあるお子さんはここではだめなのかなと思ったりすると、民間でもやっていることなのだったら、でも民間でやっているけれども、あえて大田区がやるのだったら、民間ではできないことを大田区でやるのが行政の役割だと思うのですけれども、そのあたりはどうなっているのでしょうか。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 公での役割ということですけれども、やはり例えば、その採算性ですとか、地域全体にといいますか、そういったことは区でなければ、例えば今回の計画の場合には大田区の中の児童館、今回は萩中が第1号になりますけれども、区全体の地域バランスを整えながら置いていくということになりますので、どこの地域におられる方も使えるようにするというのが公の一つのあり方なのかなと考えます。 ◆奈須 委員 そうすると、障がい児も預かってもらえない可能性が結構高くなってきたと。  何で、あえて一時預かりをするかというと、採算性の問題と、地域全体ということは近くにあると。ところが、近くにあるのに調布地域にはないと。今回もまた、大田区の北と南でいえば南のほうにまた増える。  これ、地域全体といっても全然地域全体じゃないのですけれど、それでも行政がやる役割なのでしょうかね。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 今回につきましては、学童保育事業を学校の中で展開することができるようになった萩中児童館を選定いたしました。  区の計画といたしましては、児童館あり方におきまして、区全体の中で、そういった一時預かりをする児童館を整備していくという方向でおりますので、順次整備していくことを推進してまいります。 ◆奈須 委員 そうすると、順次ということは、いつまでにこれは区民全体に、公平に平等にこのサービスが提供できる状況をつくるというふうに目標を設定しているのですか。
    曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 具体的な年限というのは定めてはおりません。学童保育事業を学校の中でということを順次行っていく。あるいは、その他全体の児童館のバランスを考えていくということで、順次進めていくという方向でおります。 ◆奈須 委員 地域全体というわけですけれど、しかも、だからいつ目標かというのも決めていないと。  この一時預かり事業が近くになくては、どうしてもだめなのだろうかと。どのくらい区民の皆様が、こういった一時預かりをご利用なるかなと。月に1回ぐらい息抜きしたい、美容院行きたい、いろいろ利用はあると思いますけれども、では毎日1時間使うのだろうか。なかなか使わないかもねと。そういう場合には、保育の別のお仕事などの別のニーズがあるかもしれない。  そうすると、この地域全体にということを本当に優先してこれをやっていいのかということと、もう一つ思うのが、採算性です。  採算性って、何って。これは区民の人にとっての、割引制度みたいに。  すみません委員長、不適切な発言についてはちょっと自重するように言っていただけますか。私の発言に対して、非常に岡委員が失礼な言い方をなさっていると思いますので。  (「そんなことない」と呼ぶ者あり) ◆奈須 委員 じゃあ発言してください。どうぞ。 ○広川 委員長 お続けください、奈須委員。  岡委員。他の方の発言はしっかり聞いていただきたいと思います。 ◆奈須 委員 採算性の問題ですけれども、これ事業者にとってみるとお仕事です。  例えば事業者が幾らで提供しているかわかりませんけれども、1,000円で提供しているかもしれない。1,500円で提供しているかもしれない。2,000円で提供しているかもしれない。このサービスを。岡委員、質問しろよという不適切な発言はやめていただきたいと思います。 ○広川 委員長 奈須委員、ご意見ではなく質疑をしていただきたいと思いますので、ご意見であれば、あした討論がございますので。 ◆奈須 委員 意見ではありません。中身について伺っています。 ○広川 委員長 簡潔にお願いいたします。 ◆奈須 委員 私の意見についての状況を説明するために、私がどのように説明するかについては、お任せいただきたいと思います。  民間事業者が提供しているサービスについて、幾らで設定しているかわからないものですけれども、これより高いものを安く提供するのが採算性につながるとすると、これは事業者採算性になって、大田区の採算性とは関係ないと思うのですが、採算性という言葉をどのようにお使いになっていらっしゃるのでしょうか。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 まず、地域に押しなべてというご質問もあったかと思います。やはりお預けになりたい方の中には、ほんのちょっとした時間でいいからということで、非常に切迫した状況で預けられる方もいらっしゃいます。そういった方が遠くまでお子さんを抱えてというのは非常に難しいということもございます。そういった点から地域各所にあるというのが望ましい考え方だと思います。  それから、採算性というお話かと思いますけれども、公の事業でございますので、この事業から私どもが何かの利益を得るということは、これはないことであると考えます。 ◆奈須 委員 これ、事前に説明していただいたのが不十分なのかもしれませんが、私の手元にいただいている資料の中では1名常勤、もう1名は非常勤かもしれないこの体制の中で、テンプスタッフ・ウィッシュは年間に4,030万円を受託費として得ると。そうすると民間事業者はもうけないって言いますけれども、大田区はもうけはないかもしれないけれども、受託事業者はこの4,030万円という得ている金額で、もうけようがもうけまいが、これは大田区がもうけてはいけないとか、もうけていいとかいうことは言えないと思うのですけれど、そうじゃないですか。もうけてはいけないという事業にしたのでしょうか。もうけないというふうにお答えになりましたけれども。 ◎後藤 こども家庭部長 我々が把握している民間というのは本当に地域の活動団体、NPO的なもので、本当にボランティア的な多分、価格になっているんです。本当に商売で成り立つ業態ではありませんので、そういった意味では採算性の合わない事業なので、行政がこれまで余り取り組めなかったところ、これは過去に一時預かりについては陳情も出たくらいですので、そういった意味で我々はこれを整備していこうということで考えております。  それと、委託料はまた別ですよね。当然この事業を担うために保育士を配置するわけですから、そのコストはその委託料のほうに入っていくんです。ただ実際これが、稼働率がどれぐらいであるかというのはわかりませんが、場所によって稼働率の高いところ、そうでないところ、いろいろ、さまざまありますが、今回初めて児童館で実施するものでありまして、これは今後順次展開していくというのが大田区の考えでございます。 ◆奈須 委員 ちょっと説明がよくわからないのですけれども。4,030万円を受託した事業者が利益を上げないわけがないではないですかということを私は聞いているのですよ。それについて、採算性が合わないから民間でやるというのは話がすれ違っていて、受託しているテンプスタッフはこの4,030万円の中で当然利益を上げる活動をなさるのではないですかと伺っているのです。ボランティアではないと思いますが、いかがでしょうか。お答えください。 ◎後藤 こども家庭部長 そのとおりでございます。 ◆奈須 委員 ですから、それについてボランティアというのはおかしいし、大田区が採算性というのもおかしくて、受託金額を見た上で事業者がそれについて採算性があるか合わないのかを判断した上でこの事業を受託しているわけですから、そこのところは整理なさったほうがいいと思うのです。  この事業なのですけれども、たしかプロポーザルで決めたのではないかなというふうに思うのですけれども、ということはこの金額についても、最終的な調整はあるなしにかかわらず、事業者がこれだけのものであれば自分で利益が上げられるとか、あるいは事業を継続できるということで出した金額ということでいいわけですよね。 ◎浜口 子育て支援課長 まず、金額でございますが、先ほど来4,030万円という金額が出てございますが、これはあくまでも予算額でございますので、まずはその点をご理解をいただきたいと存じます。  それから、当然プロポーザルでございますから、金額の提示も各社からございます。その金額の中には、当然民間の事業者でございますから、その中の利益分も含めての提案というふうに区としても理解しているところでございます。 ◆奈須 委員 もう一つ、この新しい事業が始まるに当たって、私たちが忘れてはいけないのは、この900円という利用料なのですけれども、これは確かに区民の皆さんにご負担いただく金額で、民間で例えば一時預かりをした金額よりは安いかもしれませんけれども、これは大きな意味でいえば区の歳入になるわけですから、税であったりとか利用料、使用料という形での区民のご負担が増えると、大田区としては新たな負担をお願いすると、増税に似たこの意味合い、位置づけであるということでいいわけですよね。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 本件については使用料に相当するものと認識しております。利用される方の受益負担ということで考えております。 ◆奈須 委員 こういった形でさまざまな大田区の施設において、委託ということでいろんな民間事業者が、株式会社ですから、あえて言いますと営利活動を始めているわけですけれども、これ、今、国で審議をされているPFI法の改正によって、仮にこの施設事業者がPFIでやりたいよというふうになると、場合によっては法律が通ってしまうと、内閣総理大臣が、事業者がやりたいと言っているのだからやらせなさいという助言勧告ができるようになって、今お願いしている委託の事業についても、区議会の関与なしにどんどん民間が施設の建設から設計から管理から運営まで含めた事業者のものになっていってしまうというか、PFIという事業で運営されていくという可能性があるのですが、そういうことも含めて理解した上でこういう提案はしているのでしょうか。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 本件につきましては、あくまでも委託事業でございます。施設そのものを譲り渡す気はございません。 ○広川 委員長 奈須委員、大変恐縮ですが、今回この条例案に対しての質疑をしていただきたいと思います。ご意見については明日の態度表明のときにお願いしたいと思います。奈須委員の考え方も含めて、明日表明していただければと思いますので、この条例に関する質疑というところでお願いしたいと思います。 ◆奈須 委員 今もうこれについてはPFIをする予定はないというふうにちゃんとご答弁いただいていますので、一つ一つ確認をしながら、この条例ができ上がった場合にはどういう可能性があるのかということを審議させていただきたいなと思います。  とりあえず、これで。 ○広川 委員長 ほか、よろしいですか。 ◆田村 委員 今回、この萩中児童館に一時預かりを2階の部分に入れると書いてあるのですけれども、平面図みたいなものがないので、2階全部がこういった使い方をするのか、その一部どの辺がどのように使われるのかというのが、ちょっと見えてこないのですけれども、建物の入り口は1個じゃないですか。そうすると、一時預かりに行く子供たちと児童館を使う子供たちが同じところから入っていく。これはどこの建物でも一緒かもしれませんけれど、そういったときに衛生面だとか、避難の経路だとか、そういったことがちょっと見えたらいいなと思って、平面図みたいなものというのはご用意できるのでしょうか。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 はい。用意することはできます。準備して提供いたしたいと思います。  衛生管理等については十分配慮をして進めているところでございます。 ○広川 委員長 よろしいですか。 ◆奈須 委員 一時預かりが始まるに際して改修を行うということですけれども、改修は幾らをかけて行い、改修の目的は何でしょうか。今のままでは使えない理由、どこをどういうふうにする必要があるから改修するというのを説明してください。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 現在は、2階は学童保育室の仕様となっております。そのままですと、やはりなかなか乳幼児の方が保育を受ける場としてはちょっと適さないのかなということで、2階のフロアの部分を改修するという予定にしております。  金額等については別途情報提供させていただきます。 ◆奈須 委員 500万円なのか、1,000万円なのか、30億円なのか、そういう目安もわからないのですか。大体、平米当たりでどのぐらいとか、どの程度の改修とか。  通常乳幼児の場合にはほふくスペースが必要などという言われ方もしているので、畳などが置ける、あるいはカーペットでもいいのですけれども、はいはいできたり、ちょっと寝かせたりということができる程度の改修なのか、それよりも大きな改修なのかとか、そういうこともご説明いただけないのでしょうか。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 改修の内容につきましては、委員ご指摘のようなフロアを適切な、比較的やわらかいものにしたりですとか、そういうことを計画しております。  また、2階フロア全部を一時利用にそのまま使うわけではありませんので、半分ほど区切ります。残り半分は乳幼児事業等もやって、午前中の時間等については、そちらでも乳幼児が遊ぶことになります。間の仕切り等を設けることにしております。 ○広川 委員長 よろしいですか。 ◆荒尾 委員 第2条の児童福祉法第6条の3第7項に規定する一時預かり事業実施というふうなことが書いてあるのですけれども、児童福祉法の規定に沿ってこれを実施するということですけれども、今ちょっと児童福祉法の条文を見ているのですけれども、その一時預かりの規定というのがこの児童福祉法の中でどういうふうに書かれているのかというのをちょっと教えていただけますか。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 事業の内容につきましては、児童福祉法第6条の3第7項に規定をされております。  また、子ども・子育て支援法第59条において市町村が行う事業として定められております。 ◆荒尾 委員 第6条の3第7項というのがあるのですか。今、これ私が間違っているのかどうかはあれですけれども、そういうふうに書いてあるんですか。一応、もう一回確認です。条文を読んでもらっていいですか。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 条文そのものを今ここに持参をしておりませんので、後ほど情報提供させていだきます。 ○広川 委員長 ほかによろしいですか。  それでは本日は継続とし、討論・採決は明日27日に行います。  次に、第33号議案 大田区立保育条例の一部を改正する条例を議題といたします。理事者の説明を求めます。 ◎白根 保育サービス課長 私からは、こども家庭部第33号議案についてご説明いたします。  現在、羽田と仲六郷の保育園は、改築により仮設園舎で運営しておりますが、羽田保育園は羽田4丁目複合施設整備に伴い規則に定める日より、羽田1丁目17番7号から羽田4丁目11番1号に移転いたします。また、仲六郷保育園は規則に定める日により仲六郷2丁目4番7号から仲六郷1丁目29番10号に移転いたします。  これらにより、大田区立保育条例を一部改正いたします。  この移転にあわせ、利用定員の拡充を行います。羽田保育園は40名増員し、150名にいたします。仲六郷保育園は10名増員し、133名にいたします。  なお、両施設につきましては地域子育て支援拠点事業を展開いたします。  この事業は地域の子育て支援機能の充実を図り、子育ての不安感を緩和し、子供の健やかな育ちを支援することを目的としております。具体的には、おおむね3歳未満の乳幼児及びその保護者が相互の交流を行う場所を提供し、子育てに関する相談、助言、そして地域の子育て関連情報の提供等を予定してございます。  私からの説明は以上です。 ○広川 委員長 それでは、委員の皆様、質疑をお願いいたします。 ◆田島 委員 羽田保育園の移転についてですけれども、たしか今、仮の園舎で運営されていまして、今度新しく建てられる複合施設のほうに入るということで伺っていたのですけれども、ちょっと所管から外れてしまうかもしれないですけれども、情報があれば教えていただきたいのですが。  たしか今、仮園舎のところがもとの公園のところを使っていたと思うのですけれども、移転した後、公園として復旧させるのかどうかというところは伺っていますでしょうか。 ◎白根 保育サービス課長 基本的には保育園の仮設の園舎を撤去いたしまして、原状復帰する予定と聞いてございます。 ○広川 委員長 ほかよろしいですか。 ◆清水 委員 羽田保育園についてちょっと伺いたいのですけれども、先ほどのご説明で、複合施設の中に移転してくるということで、区立認可保育園の増員というのは大変評価できるのですけれど、先ほど来も乳幼児が中学生などの学童、児童館利用する子供たちと同じ入り口でちょっと不安だという声がありましたけれども、同じように羽田保育園複合施設で、区の説明では、今お話があった地域子育て支援事業、それから適応指導教室、それからスポーツ健康ルーム、こういったものが羽田4丁目プロジェクトとして完成すると伺っていますが、一つ、その保育園の安全安心対策も含めて、どのようになっているのか教えてください。 ◎白根 保育サービス課長 複合施設でございますけれども、用途が違いますので、利用者に応じて入り口も変えてございます。これによって安全性は担保させていただいてございます。  これは仲六郷保育園も一緒でございます。 ◆清水 委員 それともう一つ、以前の1丁目にあった羽田保育園はバス通りに面していたので、広々とした園庭があって、非常にうらやましいような施設だったのですが、今度の新しい4丁目の羽田保育園の園庭の広さは、以前1丁目にあったのと同じ広さが確保されているのか。  子供さんが40名増えるので、園庭も広げてもらいたいのですけれど、その辺はどうでしょうか。 ◎白根 保育サービス課長 園庭は、130平米というふうになってございます。  ただ、この建物は、いわゆる3階建ての部分に体育室が入りますので、その部分では、園庭とかわるものが確保されているということでございます。  また、近くのところに、仲羽田児童公園、500平米ほど。それから六間堀仲羽公園、これが1,500平米ほどがございます。 ◆清水 委員 以前の1丁目の園庭は何平米だったのですか。 ◎白根 保育サービス課長 すみません、それにつきましては、今資料を持ち合わせてございません。 ◆清水 委員 大変広々とした園庭がかわってしまったというところでは、非常に残念な思いをしております。  それから、その体育室、スポーツ健康ルームと呼ぶのか、体育室と呼ぶのか、さまざま、そのときによって違うみたいなのですが、それがあるから大丈夫、そこで雨の日など使えるというのですけれど、ここは羽田文化センターの体育室の代替ではなかったかと思うのですが、今まで使っていた羽田文化センターの体育室を使っていた区民、今、実際施設が足りなくて増やしてほしいといっている中で、保育園の子供さん、それから適応指導教室の子供さんも使うということなのですが、これは文化センターの代替なのですか。それとも、この新しいプロジェクトの子供のための体育室ですか。 ◎白根 保育サービス課長 基本的には、文化センターの体育室という位置づけございますけれども、複合施設ということでございます。そういった意味では、その中に入っているところが使うことも可能であると。  使用する時間についてはタイムシェア等に配慮しまして、できる限りあいている時間は保育園にも使わせていただきたいと、こういった要望はさせていただいております。 ◆清水 委員 羽田地域の公共施設の整備ということで、1丁目プロジェクト、4丁目プロジェクトということで大きく羽田地域が変わるのですけれども、保育園を4丁目に改築する大きな理由が交通の便がいいということで一番に挙げられたのですけれども、その点について、交通の便というのは穴守稲荷駅だと思うのですが、そうすると、例えば遠くから子供さんを預けにくる人も想定しているということですか。 ◎白根 保育サービス課長 決して交通の便を第一にして建てかえたというふうなこととは、私は承知しておりませんけれども、駅のそばにあるということで利便性が高いと。  私が利用調整の中でも把握しているのは、やはり駅に近いところの需要というのはやはり高いというものもございますので、そういった意味では、保育ニーズを一部捉えているものと判断しております。 ◆奈須 委員 相互交流、相談、助言を3歳児未満にする事業を始めるということなのですけれども、これはどういうことですか。  この新しい保育園になってから始まる事業なのでしょうか。 ◎白根 保育サービス課長 区立保育園に併設するものとしては、これが初めてになります。 ◆奈須 委員 そうしますと、この新しい羽田1丁目と仲六郷の保育園は、区立、区営の保育園ということでいいですか。 ◎白根 保育サービス課長 そのとおりでございます。 ◆奈須 委員 この事業というのは、そうすると、直営の保育園でのみ行う事業ということになりますか。今後。 ◎白根 保育サービス課長 これは、保育園に併設した形で進めておりますけれども、保育園のみやるということではございません。  過去の例ですと、糀谷駅前のところに、「にこにこ」という同様のこのような施設がございます。 ◆奈須 委員 施設じゃなくて、保育園に事業をやらせるということじゃなくて、別の施設ができるのですか。  ごめんなさい、今の3歳児未満の相互交流の相談、助言というのは、保育園とは別の施設としておっしゃっているのか、保育園の中での事業としておっしゃっているのかが、ちょっとよくわからなくなっちゃった。 ◎白根 保育サービス課長 施設的には、建物が同じところにございますので、その管理、運営、いわゆる、例えば鍵のあけ閉めとか、そういったものに関しては保育園長が責任を持つということで考えてございますけれども、その中の、どういった形でやっていくかというのはまた別の形で、保育サービス課が主導をしながらやるというイメージでございます。 ◆奈須 委員 そうすると、保育園とは全く別に新しい事業ができて、それについては委託かもしれないしということですか。何かどんどん意味がわからなくなって。  保育園の中で保育園がやる事業として最初伺ったのですけれども、今回のは保育園の条例だったので。もう一度説明していただけますか。 ◎白根 保育サービス課長 先ほど、なおという形で、ここに、改築にあわせてこういった2つのものを整備するということでご説明差し上げました。  保育園は当然その施設と同じところにありますので、非常に関係性はあるのですけれども、その運営自体は保育園がするのではなくて、保育サービス課が主体となってそこに専門の職員を配置してこういったサービスを実施するというものでございます。
    ○広川 委員長 ほかはよろしいですか。  それでは、本日は継続とし、討論・採決は明日27日に行います。  次に、審査事件を一括して上程します。  まず初めに、29第39号 就学援助の新入学用品費を入学前に支給するよう求める陳情について、前回、事業の進捗状況の確認や皆様からのご意見を踏まえ、本職から提出者へ再度ご連絡をいたしました旨、委員の皆様へご報告いたします。  今後、何か動きがあれば別途ご報告をさせていただきます。  次に、継続分の陳情の状況変化等について伺います。  理事者の皆様はいかがですか。 ◎森岡 教育総務課長 特に状況の変化はございません。 ○広川 委員長 委員の皆様はよろしいですか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○広川 委員長 では、継続審査事件について、一括して継続とします。  次に、調査事件を一括して上程いたします。  補正予算及び大森西地区公共施設の再編についてを除く所管事務報告について、一括して理事者の説明をお願いいたします。 ◎森岡 教育総務課長 私からは、教育委員会事務局資料1番、平成28年度おおた教育振興プラン2014の事業実績と評価についてご報告いたします。  大田区の教育の重要施策をとりまとめた「おおた教育振興プラン2014」では、プランの実効性を高めるために、毎年、事務事業の実績について点検・評価を実施しております。  また、地方教育行政の組織及び運営に関する法律において、教育委員会は、教育に属する事務に関する点検及び評価を行い、公表することが義務づけられております。  このたび、そのようなことから、平成28年度の点検・評価結果を報告書としてとりまとめたものでございます。  タブレット上、73分の5ページをお開きください。見開きで表示されますので、4ページと5ページが同時に左右で表示されます。  報告書ですと、下側に記載の1ページになります。  評価につきましては、報告書1ページの中ほどに記載してある判定の基準のとおり、事業の進捗にあわせて4から1の②まで6段階に分けてございます。  その下、平成28年度対象事業の評価結果をご覧ください。  28年度は、88の事業について評価を実施しております。  その右側、評価欄に内訳を記載しております。88事業のうち85事業は、計画どおりの進捗がございましたので評価を3といたしましたが、評価が2の①となったものが2件、2の②が1件ございました。  まず、2の①でございますが、これは計画期間を通じて段階的に取り組む事業で、進捗におくれ、変更があったが、計画期間中に回復することができるとした事業でございまして、ご説明をさせていただきます。  内容は、学校施設の工事に関するものでございまして、昨年9月の当委員会で報告させていただきましたおおた未来プランの進捗状況と同じ内容でございます。  恐れ入ります、タブレットの73分の37ページをご覧ください。  報告書ですと、33ページになります。  1つは、大森第一小学校の改築工事でございます。  進捗がおくれた理由は、既存校舎の外壁仕上げ材にアスベストの含有が確認されたことに伴い、実施設計及び仮設校舎建設工事の完了に2か月程度のおくれが生じたことによるものでございます。  もう一つは、次のページをご覧ください。  入新井第一小学校の改築工事でございます。  進捗がおくれた理由は、複合施設の調整に時間を要したため、基本構想、基本計画の策定が3か月ほどおくれたことによるものでございます。  いずれも計画全体の進捗には影響ございません。今後も工事担当部局と連携し、適切な進行管理につとめてまいります。  次に、2の②、毎年度反復継続する事業で、当該年度は進捗におくれ、変更があったが、次年度以降の計画への影響は生じないとした事業について申し上げます。  タブレットの73分の42ページをご覧ください。  報告書ですと、38ページになります。  家庭・地域教育力向上支援事業でございます。  本事業は、家庭や地域における子供の教育にかかわる講演会や学習会をPTAや自主団体等に委託して実施するものでございます。  年間50団体で講演会や学習会を開催することを目標としているところですが、近年実施団体の減少が見られ、平成28年度実績は22団体にとどまりました。  今後も効果的な事業の実施方法等について引き続き検討を進めてまいります。  この点検・評価を行うに当たりましては、今後の教育施策の参考とするため、学識者の視点としまして玉川大学客員教授の宮島雄一教授、それから保護者の視点としまして、小中学校でPTA会長を経験されました浅見悦弘氏、そして生涯学習・スポーツからの視点としまして、総合型スポーツクラブの理事長をされている桑田健秀氏からご意見をいただいております。  タブレットの73の63ページ、報告書の59ページ以降に掲載しておりますので、後ほどご覧おきいただければと思います。  なお、本委員会への報告の後、ホームページに掲載いたしまして、区民の皆様に公表をしてまいります。  説明は以上でございます。 ◎布施 教育総務部副参事〔教育施設担当〕 私からは、平成30年度学校施設の改築着手校についてご報告させていだきます。  教育委員会事務局、資料2番をご覧願います。  学校施設の改築につきましてはおおた未来プラン及び教育振興プランに基づきまして、現在、年2校ずつ着手し、計画的な整備に取り組んでいるところでございます。  平成30年度から新たに着手する学校としまして、資料の1に記載のとおり、矢口西小学校と安方中学校の2校の整備を進めさせてくいただく予定でございます。  東六郷小学校ほか、既に着手しております10校を含めまして、平成30年度は全12校の整備を進めさせていただきます。  矢口西小学校と安方中学校の配置図及び概要につきましては資料の2のとおりでございます。  今後のスケジュールにつきましては資料の3のとおり、平成30年度から31年度にかけまして、基本構想、基本計画を策定後、平成31年度以降に基本設計、実施設計を策定し、改築工事を進めさせていただきます。  簡単ではございますが、説明は以上でございます。 ◎増田 指導課長 まず、教育委員会事務局資料3番、第16回ものづくり教育・学習フォーラムの実施結果について報告をいたします。  わくわくどきどきすてきなものづくりをテーマに、1月20日、土曜日に大田区産業プラザPiOで開催をいたしました。  資料左側中央、実施団体等をご覧ください。  ものづくり教育・学習フォーラム準備会の校長先生や委員の先生方を中心に準備を進めていただきました。  小学校長会及び中学校長会、大田区教育研究会、小学校及び中学校のPTAの皆様にも、当日の指導・講評や運営等でご協力をいただいております。  7つの団体との共催、21の協力団体、企業等のご協力を得て開催させていただいている本フォーラムは、ものづくりのまち大田の教育における一大イベントとなっております。参加した子供たちがものづくりに興味や関心を持ち、将来のものづくりを支えたり、かかわったりする人材が出てくれることを期待しているところでございます。  本年度の事業内容です。  ものづくり協議会では、代表生徒による木材加工やソーイングの技能コンテストが行われました。  作品展示では、ものづくり作品や職場体験学習の展示がされておりました。  舞台発表では、新たに都立六郷工科高等学校にご参加いただいております。どの発表校も、ものづくり体験や職場体験などを堂々と舞台上で発表しておりました。  例えば、大森第三中学校のパソコン活用部の発表では、運動会で使用するLED得点板についての発表でございました。前年度もモーター式で得点を示した紙が動く得点板を製作していたのですが、見えにくい、風に飛ばされやすいといった課題があり、今年度はLEDを使った得点板の製作に挑戦したということでございました。ハンダづけで基盤を焦がしてしまったり、回路の設計に苦労したりしながら何とか完成させ、運動会当日はトラブルなく使うことができ、見やすかったと、大変好評だったという発表でございました。  使う人の身になって考え、思いやり、改善を加えていくというものづくりの大切な部分に触れた発表内容でございました。  ものづくり体験コーナーでは、新たに光写真印刷株式会社、スマイルリンク株式会社を加え、22種類の体験種目を17の企業団体様で実施をしていただきました。  体験を終えた子供たちが、うれしそうに大事そうに制作したものを保護者に見せ、持ち帰る姿が印象的でございました。  右下にございますが、今回、昨年6,850名より2,796人多い、9,646人の皆様に入場していただきました。  今年度の成果と課題を踏まえ、来年度のフォーラムへつなげてまいりたいと考えております。  次に、教育委員会事務局資料4番、第9回中学生東京駅伝大会について報告をいたします。  2月4日、日曜日、午前は女子、午後は男子の競技が味の素スタジアム及び都立武蔵野の森公園特設周回コースで行われました。  1年中で一番寒い時期に実施される本大会ですが、競技中には太陽も顔をのぞかせ、日差しもあって好条件のもとで走ることができました。  3、結果をご覧ください。  都内の区市町の合計50チームが各地区の思いとたすきをつなぐ本大会で、女子が第8位、男子が第7位、総合で第7位と健闘いたしました。  男女ともに団体の敢闘賞を受賞。入賞したのは第1回大会以来のことでございます。  さらに、女子は第6位だった昨年度の記録を上回る過去最高記録だったことから、特別賞も受賞することができました。  距離別に個人第4位から10位までに授与される個人の敢闘賞も3名が受賞しております。  当日を迎えるまで、六郷土手で11月から毎週のように練習を重ねたことが結果につながった大会となりました。  大田の代表選手たちが、ともに走った仲間とこの日を忘れることなく、この経験をこれからの人生の糧にしていただきたいと願っております。  大森第八中学校長、竹内彰泰団長、南六郷中学校長、菅原淳一総監督、大森第七中学校、鶴貝秀明女子監督、御園中学校長、相佐光慶男子監督を初め、18名の大田区立中学校の教員がスタッフとなり、大田区チームの指導に当たっていただきました。  また、当日は大田区立中学校PTA連合協議会や、多くの保護者や地域の皆様が応援に駆けつけてくださり、「頑張れおおたっ子」ののぼり旗も、応援席や沿道に数多くはためいておりました。  本区の体力向上施策の一環として、この東京駅伝大会も活用してまいりたいと考えております。  駅伝大会の報告は以上でございます。 ◎鈴木 学校職員担当課長 私からは、教員の長時間労働の解消についてのうち、(仮称)副校長補佐の設置について報告いたします。  資料番号5番をご覧ください。  小・中学校副校長の業務の負担を軽減するため、副校長を補佐する非常勤の職を設置するものでございます。  事業目的でございますが、学校現場を取り巻く課題が複雑化・多様化し、学校に求められる役割が拡大する中で、授業改善への対応が求められてございます。同時に、教員の長時間労働の改善が課題となってございます。  特に長時間労働となってございます副校長を補佐する非常勤職員を配置いたしまして、副校長の業務負担を軽減することにより長期間勤務の解消を目指すものでございます。  2、配置学校数及び配置人数でございます。小・中学校全87校(小学校59校・中学校28校)でございます。1校1名の配置でございます。  3、任用条件でございます。学校事務・教育委員会等行政事務経験者、あるいは民間企業の事務経験者を想定してございます。  勤務時間等は1日5時間、月16日(年間192日)としてございます。  4、任用方法でございます。書類及び面接による選考でございます。  5、採用日程でございますが、平成30年2月28日から募集を開始しいたしまして、応募を締め切り、書類及び面接選考を経まして、4月1日に任用開始する予定でございます。  6、その他でございますが、上記非常勤職員の任用につきましては、平成30年度予算(案)についての議会の議決を得られることを条件といたしまして、必要な準備を行うものといたします。  私からは以上でございます。 ◎増田 指導課長 中学校部活動指導員の配置についてお話をいたします。  ページをめくっていただきます。  1、事業目的です。単独で指導を行うことができる非常勤職員を新たに配置して、専門的な指導力を活かした魅力ある部活動づくりや中学校教員の長時間労働の解消を目指すものでございます。  現在、土日などに行われる対外試合には、顧問の教員が生徒を引率し、指導する必要がございます。現在においても、外部指導員に部活動の指導補助をしていただいているわけですが、今回新たに配置する部活動指導員は、協議会等の引率や日常の指導を単独で行うことができるよう役割と責任を加えたものでございます。  2、配置学校及び配置人数です。来年度はモデル校10校へ1名ずつの配置を考えておりまして、成果と課題を検証する一年間にしたいと考えております。  3、任用条件です。教員としての部活動経験や外部指導員経験がある者、大学・スポーツクラブ等でコーチ経験がある者などの経験と実績がある者や、教員志望者で部活動指導を行うための必要な能力がある者などを任用したいと考えており、週15時間ということになります。
     4、任用方法ですが、書類及び面接による選考を実施いたします。  5、採用日程でございますが、2月28日募集を開始した後、順次4月1日の任用開始に向けて進めてまいりたいと考えてございます。  6、その他でございます。上記非常勤職員の任用については、平成30年度予算(案)について議会の議決を得られることを条件として、必要な準備行為を行うものでございます。  この部活動指導員の配置を通して、中学校教員の負担軽減へつなげてまいりたいと考えております。  私からは以上です。 ◎浜口 子育て支援課長 私からは2月8日に行われました第4回大田区子ども・子育て会議について、口頭にて報告をさせていただきます。なお、当日の資料につきましては、会議終了後、委員の皆様に配付をさせていただいているところでございます。  今回の議事は、2件ありました。議事の1は、子ども・子育て支援法第43条第3項に基づく意見聴取でございます。  平成30年4月1日に開設予定の小規模保育所1施設についての意見聴取を行ってございます。具体的には、MIRATZ大鳥居保育園でございます。定員18名で内訳は1歳が9人、2歳が9人でございます。  議事1について、委員からは特に質問はございませんでした。  次に、議事の2でございます。大田区子ども・子育て支援事業計画における中間見直しについて、改訂版の素案について説明をいたしました。この中間見直しでございますが、平成30年度及び31年度の量の見込み、確保方策の見直しをするものでございます。  素案では、就学前児童の状況について、計画策定時の推定人口に対して実際の人口が増えていること、また、人口の推移も微増していることなど、子育てを取りまく現状をまず紹介し、それを念頭に各法定事業の実績を報告し、ニーズ量の見直し結果を報告したところでございます。  この議事2については、幾つか質問をいただいてございますので、参考までに紹介をさせていただきます。  子育て短期支援事業についての質問がございました。具体的にはショートステイ事業などが内容になりますが、平成27年度、28年度の実績に対して、平成30年度、31年度の確保量が多いのではないかとのご質問がありました。これに対して、平成29年度は事業のPRを強化したり、あるいは対象事由の緩和などをしましたので、実績として29年度は3割以上の利用増加が認める状況などを説明し、これらも踏まえて30年、31年度の量を設定したという説明をしたところでございます。  もう一つ紹介いたしますと、病児・病後児保育事業についての質問がありました。施設型に限界があるのではないかとの質問がありました。病児・病後児保育についても実績が伸びているというところでの質問でございます。  区の考え方としましては、病後児保育の方法については、施設型に加えて訪問型などの手法も現在研究中である旨説明をしたところでございます。  いただいたご意見につきましては、今後の子育て支援事業を検討する上で参考とさせていただきたいと考えているところでございます。  なお、本会議は3月19日にも開催予定でございまして、その際に報告書の案を提示する予定でございます。  私からは以上でございます。 ◎曽根 こども家庭部副参事〔放課後居場所づくり担当〕 私からは資料番号、こども家庭部資料1番、児童館運営委託計画についてご説明をいたします。  最初に、児童館運営委託の目的でございます。地域の児童館に対しては、子ども・子育て支援新制度に基づく地域子育て支援の拠点施設としての役割が求められているところです。  また、学童保育事業につきましては、区立小学校施設を活用した放課後ひろば事業への移行を進めております。  このように児童館を取り巻く環境も変化している状況の中、地域の子育て・子育ちニーズに柔軟に対応していくためにも、民間事業所が持つノウハウを活用した児童館運営を進めていくという考え方のもと、本計画を策定したところでございます。  次に、委託の基本方針です。1点目として、現行のサービスを踏まえつつ、さらなる質の向上を図ります。  2点目、学童保育の時間延長及び乳幼児親子の事業等の充実など、利用者ニーズに迅速・柔軟に対応してまいります。  3点目として、すくすくネット委員や近隣の子育て関係施設との連携により、地域における子育て・子育ち支援ネットワークづくりを推進いたします。  4点目としまして、児童館を取り巻く環境変化を的確に捉え、柔軟に対応してまいります。  これらの基本方針に沿った運営を進めていくことができる事業者の選定をいたします。  次に、委託します児童館でございます。具体的な委託児童館の選定に当たりましては、放課後ひろば事業の整備状況を踏まえるとともに、利用者ニーズ地域バランス等を考慮いたしました。2施設になります。山王児童館と西糀谷児童館です。  なお、運営委託の開始は、平成31年4月1日としております。  最後にスケジュールですが、資料記載のとおりでございます。  これまでの手続と同様、公募によるプロポーザルを実施いたします。区報やホームページ上で募集要項を公表し、申請を受け付ける予定になっております。  事業者の引き継ぎにつきましては、1月から3月となり、4月1日の運営委託に備えていく予定でございます。  私からは以上です。 ◎近藤 こども家庭部副参事〔保育基盤整備担当〕 私からは3件の報告をさせていただきます。  まず始めに、こども家庭部資料2番に基づき、私立保育所開設予定日の変更についてご報告いたします。  (仮称)キッズラボ西馬込駅前保育園につきましては、昨年8月の当委員会で平成30年4月開設予定としてご報告したものです。こちらの施設ですが、建設工事中、地中埋設物撤去が必要となりましたので、工事計画におくれが生じた結果、開設時期を1か月おくらせ、平成30年5月に変更いたします。既に関係する保護者などにはご案内させていただいております。引き続き最適な保育環境を提供できるよう努めてまいります。  この件については以上になります。  次に、こども家庭部資料3番に基づき、平成31年度区立保育園の民営化に伴う事業者募集についてご報告いたします。  区立保育園民営化計画に基づき、小池保育園、六郷保育園、計2園を平成31年4月から民営化するため、事業者募集を実施いたします。  募集につきましては、区ホームページにて行い、プロポーザル方式による公募といたします。  運営事業者については、東京都内及び近県(埼玉県、千葉県、神奈川県)において、認可保育所の運営実績を有する法人を対象といたします。  今後、事業者の選定を資料記載のスケジュールのとおり進めていく予定になります。なお、選考結果については、改めて当委員会で報告させていただきます。  この件については以上になります。  最後に、こども家庭部資料4番に基づき、私立認可保育所等の内覧会についてご報告いたします。  平成30年4月に開設する施設につき、地域の皆様に向けて施設をご覧いただく日を設定しておりますのでご報告いたします。開設する各施設が地域に根ざした保育所になりますよう、今後もご支援、ご協力をお願い申し上げます。  私からの説明は以上となります。 ○広川 委員長 それでは、質疑は次回とし、本日は調査事件を一括して継続といたします。  最後に、次回の委員会日程ですが、明日、2月27日、火曜日、午前10時から開会いたします。  以上でこども文教委員会を閉会いたします。                午前11時26分閉会...