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  1. 目黒区議会 2018-06-21
    平成30年都市環境委員会( 6月21日)


    取得元: 目黒区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成30年都市環境委員会( 6月21日)                都市環境委員会 1 日    時 平成30年6月21日(木)          開会 午前10時00分          散会 午前11時24分 2 場    所 第三委員会室 3 出 席 者  委員長   吉 野 正 人   副委員長  小 林 かなこ      (8名)委  員  山 本 ひろこ   委  員  川 原 のぶあき          委  員  佐 藤 ゆたか   委  員  青 木 早 苗          委  員  森   美 彦   委  員  田 島 けんじ 4 欠席者      (0名) 5 出席説明員  中 澤 都市整備部長      橋 本 参事(都市計画課長
        (15名)立 山 都市整備課長      澤 田 道路管理課長          清 水 土木工事課長      櫻 田 みどり公園課長          三 吉 建築課長        高 橋 住宅課長          清 水 街づくり推進部長    原   地区整備課長          林   木密地域整備課長    田 島 環境清掃部長          佐 藤 環境保全課長      秋 田 清掃リサイクル課長          大 迫 清掃事務所長 6 区議会事務局 藤 田 議事・調査係長      (1名) 7 議    題 都市計画都市整備環境保全清掃事業及びリサイクル等について   【報告事項】   (1)上目黒一丁目地区プロジェクトにおける音楽の杜グループの取組状      況について                        (資料あり)   (2)中目黒駅山手通り沿い指定喫煙所の休止について       (資料あり)   (3)目黒区地球温暖化対策推進第二次実行計画(めぐろエコ・プランⅡ)      の改定について                      (資料あり)   【情報提供】   (1)「渋谷川・古川河川整備計画変更原案)」のパブリックコメント      の実施について                      (資料あり)   【その他】   (1)次回の委員会開催について ○吉野委員長  おはようございます。  ただいまから都市環境委員会を開会いたします。  本日の署名委員には、青木委員森委員にお願いいたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(1)上目黒一丁目地区プロジェクトにおける音楽の杜グループ取組状況          について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――吉野委員長  それでは、報告事項に入ります。  報告事項(1)上目黒一丁目地区プロジェクトにおける音楽の杜グループ取り組み状況について報告を受けます。 ○原地区整備課長  それでは、私から上目黒一丁目地区プロジェクトにおける音楽の杜グループ取り組み状況について、御説明をいたします。  こちらの報告につきましては、昨年度、平成29年6月22日にも、これとほぼ同じ形式で御報告した内容の最新の情報の御報告となります。  それでは、資料に沿って御説明いたします。  1、経緯等です。  上目黒一丁目地区プロジェクトにつきましては、東京都との共同の開発事業としまして、平成26年にプロジェクト事業実施方針を策定しまして、公募型プロポーザル方式により取り組みを進め、平成27年9月には法人グループ音楽の杜、こちらは東京音楽大学日建設計及び戸田建設からなる音楽の杜グループ、こちらと都、区の三者間での基本協定を締結しまして、その後は音大と土地売買契約の締結を行いました。それ以後、目黒区と都では、こちら音楽の杜グループ取り組みにつきまして、プロジェクト基本協定及びまちづくり計画書に基づきまして、事業の進行確認を毎年1回必ず行うという形で進めてございます。  この間の主な経緯は、その下にございまして、一番下の行、平成31年4月には東京音大の新キャンパス開校が予定されてございます。  続いて2、まちづくり計画書における実施状況を御説明します。  プロジェクト基本協定におきましては、まちづくり誘導目標に資する方策、こちらを区と都に報告ということになりまして、今回につきましては、東京音楽大学から平成29年度の活動報告、そして、平成30年度の活動計画の報告がございました。このまちづくり計画書におきましては、7つの誘導目標が掲げられておりまして、下の①から⑦の見出しの部分がそれに当たりますが、こちら詳しい内容として、その次にございます別紙1、A3横使いの資料のほうへお移りください。こちらで御説明をさせていただきます。  まず、こちらの表のつくりからですが、大きく左、真ん中、右と分かれていますが、左の部分には先ほど申しました7つの誘導目標が書いてございまして、その内訳がございます。真ん中の部分には29年度の活動としての報告がございます。そして、右の列につきましては、30年度、もう既に6月にはなっていますが、活動計画書という形で書いて整理しておるものでございます。  7つの誘導目標ごとに説明させていただきます。  まず、一番上の大きな1番、緑の保全・確保やオープンスペースの創出の部分です。  こちらにつきましては、主に開校後の取り組みが主になってくる部分ではございますが、例えば平成29年度活動報告書の中で、一般の方に開放するスペース使用イメージとして、クリエイティブラボ、食堂・カフェで食事しながらのランチ・ディナーコンサート、地域に向けたイベントなど、そういった検討を進めていただいております。  こちら30年度の活動計画書で右に目を移しますと、開校までにこちらを確定して、オープンスペース利用イメージについては30年度に報告することになります。  続いて、大きな2番、景観への配慮、周辺環境との調和等、圧迫感のない施設計画。  こちらにつきまして、29年度の活動報告の中では、景観の計画を手続上提出しておりますが、この中におきまして、実際のボリューム感を念頭にということで、右のほう、平成30年度活動計画書の欄に目を移していただきますと、外壁の色等につきまして、周辺の建物との景観について再度検討しましたと。白系が多い周辺の建物との調和、そしてボリューム感圧迫感の低減、そして外構の緑が映えるための色、そういった視点から検討を行った結果、30年5月8日の景観アドバイザー会議にて外壁の色の一部変更の申請を行うということで記載してございまして、こちら、この後の紙としてA4でついている参考資料パース図をごらんいただきますと、イラストレーションで昨年同様の絵がございますが、色につきましては、従来の黄色、あるいはアースカラーから白としてより圧迫感が少なく、周囲と溶け込む色調への変更がされてございます。  表に戻りまして、大きな3番でございます。環境対策、省資源および省エネルギーへの配慮でございます。  こちらにつきましては、29年活動報告の中でもCASBEEですとかPAL、こういった環境に優しくするための指標を、目標値を掲げて計画していまして、30年活動計画の中でもこちら施設運用面の中で達成を目指すという形で、引き続いての取り組みが行われています。  大きな4番、地域に開かれた防災機能の確保でございますが、②の部分で平成29年5月に目黒区防災課と帰宅困難者受け入れですとか、備蓄品の数についての協議、帰宅困難者に対しての開放ゾーンなどの設定、こういった取り組みをされてございます。  右側の平成30年度の活動計画におきましても、完成後の運用に向けて、帰宅困難者の一時滞在施設として、受け入れ態勢の検討を引き続き進めてございます。  A3の資料裏面に移っていただきまして、7つの項目のうちの今度は大きな5番です。周辺地域が育んできた歴史や文化への配慮。  こちらにつきまして、①の部分、目切坂沿いにつくる「みどり鎌倉街道」。道路沿いの部分で散策を楽しめるような緑が充実した、みどり鎌倉街道と名付けられた部分につきまして、こちら29年度の活動報告書の欄にございますように、都市緑化機構の開催する28回環境大賞おもてなし部門に応募したところ評価され、大賞を受賞されたということで、順調に検討が進められているという報告が上がってございます。  右側、30年度の活動報告におきましても、新キャンパス内にこの環境大賞受賞プレートを設置いたしまして、さらにメディアを通じて、みどり鎌倉街道の情報を発信していく、こういった形で取り組んでいかれる予定です。  続いて、大きな6番、周辺地域コミュニティーの形成でございます。  こちらにつきましては、②、③。②の音楽教育国際交流、防災の分野でというところで、平成29年度の活動におきましては、29年11月のめぐろオータムアートに参加、生涯学習課と連携講座の実施に向けて協議、こういった取り組みがありまして、また、この春、桜の時期に合わせたイベントとしまして、年度がわりということで30年度活動計画になりますが、こちらも実績です。一番右の欄に平成30年4月1日の中目黒GTタワーにおけますゴスペルフェスタ、そして、一番注目を浴びたのが4月8日、中目黒桜まつりにおきまして、約50名のオーケストラコンサートを実施されまして、こちらは日が落ちてからの時間帯で、川の側での環境ということにおきまして、苦情もなく好評であるということで、区へのそういった非常によかったということの声も届いているということで、非常に力の入った音大さんとしてのイベント取り組みをされていたと思います。その他は表のとおりでございます。  最後に大きな7番、二つのまちを結ぶ散歩道の形成、こちらにつきまして、29年度の活動報告書では「音楽のみち」「みどり鎌倉街道」を24時間開放できる設計として施工中ということで、こちらは30年度におきましても、開校におきまして引き続きセキュリティーや防犯面を踏まえまして、管理計画を詰めて作成していくということになってございます。  このように各分野におきまして、順調に取り組み、実績を上げられているということで報告が上がってございます。  かがみの資料に戻っていきまして、3、今後の取り組みでございます。  区では、平成31年4月の新キャンパスの開校に向けまして、現場の状況、防災機能確保芸術文化発信、周囲とのコミュニケーション、こういった視点から上目黒一丁目地区プロジェクト庁内連絡調整会で連絡・調整を図りながら、そして、東京都と連携しながら引き続き進行確認を行ってまいります。  私からの報告は以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○川原委員  1点だけ確認をしたいと思うんですが、このプロジェクトについては、さまざま所管もまたがっていますので、防災とか地域交流とか、文化とか教育という部分で、いろいろ所管またがっていますけど、都市環境の部分だけでということで、A3の裏面の、代官山と中目黒をつなぐ部分で、現状目切坂って非常に急な細い道なので、代官山からおりて来る、また、逆に上がって行くには、道路、結構あそこ抜け道になっていますから、非常に危ないので、今年度は目切坂の道路の整備を区のほうで行うということでございますけども、今この音楽のみち、みどり鎌倉街道という部分は、24時間通行はできるようにしていただく予定ではいるということだと思うんですけども、いわゆる目切坂に沿った部分がみどり鎌倉街道で、音楽のみちというのはこの真ん中に、パース図で見るとこのまなびの広場から見た階段の部分がそれになるのかということで、そうすると、夜でも代官山に抜けようと思えば抜けられるということでの認識でよろしいのでしょうか。確認でございます。  以上です。 ○原地区整備課長  御質問に私からお答えいたします。  御指摘のように、こちらにつきましては、地区整備課でだけでなく、各関連所管と連携しながら進めている事業でございまして、その中での目切坂沿いみどり鎌倉街道、こちらの部分については、やはり安全に散策を楽しめる整備ということで、こちらの音楽の杜グループとしての整備を行っているところでございますが、皆さんが楽しんでいただけるオープンさと同時に、やはり資料にもございましたようにセキュリティー、防犯面についての対策、こういったものも同時に求められるというところで、現在検討を進めていますが、やはり代官山から中目黒に抜けるという動線は、この音大のオープンに従って、今後今までと人の流れが変わって、やはりよりメジャーになっていくということが考えられますので、その中での対策を、しっかり考えた上での対策ということが必要になるかと思います。  そして、もう一つの音楽のみち、こちらは委員おっしゃられましたように、パース図参考資料の表下側にございます正面から見た真ん中の通り、こちらに入って行くことによりまして、だんだんと階段を上がっていきながら、中庭状の広場のところを抜けてという形での通りになってございます。こちらもやはり一層セキュリティーですとか、学生さんと外部の方との動線ですとか、いろいろな検討事項はあると思いますが、こちらについても今、検討が進んでいるところと認識しております。 ○川原委員  済みません、もう一点だけ。結構階段なので、当初どうだったかちょっとまだ薄ら覚えで間違ったら訂正していただきたいんですけど、いわゆる要は建物が3階建てで、のり面に沿って上が代官山で、下が1階部分は西郷山通りになるんですけども、建物内の例えばエレベーターで3階まで上がって、それで代官山へ抜けるというのは、これはできるんでしたっけ。セキュリティーの、多分建物、学校内なんで24時間無理なんだと思うんですけど、その辺がどうなっていたか、ちょっと確認したいと思います。  以上です。 ○原地区整備課長  こちらの音楽のみちにつきましては、階段を使っての歩行を楽しむ環境も当然あるとともに、バリアフリー対応として通常の階段を御利用になれない方でも、自由にそこの部分を通っていけるような設計ということでされていると聞いております。 ○吉野委員長  ほかにございますか。 ○森委員  来年4月開校ということで、まず今年度中に内覧、視察というのは予定されているんでしょうか。  それから、来年度に4月以降、持ち越しされる工事は残るんでしょうか。  それから、3点目はオープンスペースの創出に関係してなんですけど、私が危惧していたのが、真ん中の門から入りにくいと。これ以前言ったときに、音楽大学のほうでサインをつけたり、PRの仕方を考えたりと。大学側にも区から伝えていただくということになってたんですけども、どんな工夫がされようとしているんでしょうか。  それから、4点目は歴史や文化との配慮の関係なんですけど、昔ながらの鎌倉街道の復元というのが大きなコンセプトになっているわけですけども、それと一体としての実施計画に載っている目切坂の整備ということになると思うんですけど、7,000万円台でしたっけ、予算が。それ、どういう形で連携をとって三者で連携プレーのもとでよりよい復元を図っているんでしょうか。具体的にいかがですか。以上。 ○吉野委員長  以上4点ですね。 ○原地区整備課長  森委員の質問に順次お答えします。  まず1点目の内覧会の予定などにつきましてですが、こちらにつきましては、やはりまだ全体のオープンに向けての大きな調整というものが行われている中で、内覧会自体が行われるかどうかというところについては報告がございませんで、これは決定的なものではなく、検討が今後あるかどうかというところかと考えています。  次に2点目ですが、来年4月以降の持ち越しの工事があるかということですが、現在スケジュールほぼ予定どおりに進捗しているということですので、この進捗が続いていくと持ち越しの工事は生じないということで想定してございます。  3点目、オープンスペースの関連について、PRですとか、あるいは利用の勝手、そういったものをどうするかということになりますが、当然こちらのものは音大生の方のみならず、地域に対してということで一定のPRを考えているとは思いますが、同時に先ほども説明しましたように、セキュリティーですとか、いろいろな動線の区分、そういった問題もあるところで、今まさに検討している最中ということで、ただし、そういった形でよりここを通り道として使うことが有効にできるような検討を進めているものと思っております。 ○清水土木工事課長  4点目の目切坂の整備については、所管課であります土木工事課のほうから回答させていただきます。  まず、目切坂の整備でございますけれども、東京音楽大学代官山寄りの部分に歩道が設置されてございます。そこの部分につきましては、勾配を全くなくすということは、今、現状坂になっておりますのでできませんけれども、バリアフリーに配慮した形での整備を行う形と考えております。  具体的には、歩道が東京音楽大学と接するような形で設置されておりますので、そこら辺は建築工事との高さを調整した上で、歩道側から直接東京音楽大学側に入れるような整備、調整を行っているというものでございます。  以上でございます。 ○森委員  1点目の内覧会ですけれども、ぜひこの委員会でも内覧できるように、区から要請していただきたいというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。  それから、オープンスペースの創出については、大きな課題になっているわけです。できるだけ地域とコミュニティーの形成を含めた交流ができるようにしていくと。その意味でも、本当にオープンイメージを創出していくということが大事だと思っています。  目切坂方面からは、歩道から直接入って行けるようにという配慮はされるようなんですけれども、それはイメージパース図を見ても、あ、そんな感じかなというのは直感でよくわかるんですね。ただ、まなびの広場から見た外観というパース図で、これが楽器を抱えた音大生がふだん出入りするところですよね。そうしたところに区民がここを突っ切って入れるかというと、なかなか入りにくいだろうなというふうに考えます。ここからでも目切坂方面からの出入りと同様、通行自由なんですよね。ですよね。同等のオープンさがあるんでしたよね。それを目指しているのであれば、やはりそれを表示したりPRしたり、そういうことをぜひ進めていただきたいと思うんです。  具体化のほうは、たしか去年、その質疑したと思いますので、具体化についてお話しいただきたいと思うんですね。  鎌倉街道の復元についてですが、バリアフリーというのも非常に大事だと思っています。それは配慮しています。整備を進めているということだと思うんですけど、あわせて緑の保全が、やはり昔の武蔵野の森を復元するということと一体だと思いますので、これ、ぜひ実現してもらいたいんですが、現状の緑をできるだけ残すという方針もありましたよね。きょうの報告でもランドスケープデサイナーが中心になって、樹木の状況確認・記録、そして鎌倉街道復元に向けたデザインをされていると思うんですけど、結果的に歩道に張り出している大樹とか、整備に当たって、これ以上もう切ったりもしないんでしょうね。  それから、よく言われるのは、暗いということから、防犯カメラつけたりするんでしょうけども、昔の鎌倉街道というのはめちゃくちゃ暗いと思うんですよ。それを復元することと、それから、樹木暗いから剪定しちゃいましょうという話と、ちょっと全区的にもそういう話が年中あって、2つの立場ありますからね、区民もね。一方がちょっと危ないよ、暗いよ、防犯上まずいよと言うと、ばーっと切っちゃうんですよね。一方では、あれ切ったのはどうして切ったのってね。緑は区民の財産じゃないかと後から私が言われちゃったりしますから、2つの立場あることはわかっているんですよ。ここのコンセプトを大事にしながら、その両面をどういうふうに解決していくかというのは大事なところだと思いますので、そこでどういうふうな検討がされているのかを聞きたいと思います。  以上です。 ○原地区整備課長  御質問に順次お答えをさせていただきます。  まず、初めの内覧会については、ぜひ、可能であれば実現してほしいという御意見があったということで、お伝えしながら音大としての取り組みと協議が行えるかどうか、私どものほうから伝えていきたいと思っております。  次に、2点目の音楽のみちへの入りやすさについて、こちら昨年度の報告におきましても、委員のほうからこちらのエントランス、入口の部分への入りやすさの配慮ということで、御指摘があったと思います。  この件につきましては、承知しているところでございますが、一般的に申しますと、やはり今工事を進めていくことの一般的な段取りとして、まず質の高い計画に基づいて、質の高い建物躯体、そこをつくり、そして、徐々に仕上げていって、そして、利活用の案が固まって、今後固まっていく中で、最終的にサインが決まるという、そういった手順ということは当然あるかと思います。ですので、現段階でできていないといっても、それはやはり順々に今、質を落とさないで、しっかりと目指すものを整備してということで、建物の整備を行った後にそういったサインですとか、中身のことについてもやっていただけるものと考えています。我々も月に一度必ず現地に行って、建物の進捗状況を観察しておりますけれども、非常に質の高い計画、施工が行われているなというのを実感しているところでございます。  それから、次のバリアフリー対応ということにつきましては、現状では階段を使わない方については、エレベーターで全ての層にわたって行き来ができるような設計ということで、当初からそういった計画に基づいて進めているので、こちらについても引き続き実現がされるものと考えてございます。  それから、緑の考え方でございますけれども、例えばこの資料別紙1の1番、先ほど委員のおっしゃられましたランドスケープデザイナー等による定期的な樹木の確認・記録ということですけれども、そこの30年度活動計画、一番右を見ていただきますと、やはり定期的な状況確認・記録は新キャンパス完成後から実施しますということで、当然この竣工時に全てができ上がっているということではなくて、むしろそこから始まる部分もあるという考えでいるのかなというふうに、この項目については考えているところです。  そして、みどり鎌倉街道ということにつきましては、当然歴史を踏まえた上での鎌倉街道というそういう記憶を呼び起こすようなものとして整備する一方で、当然現代に求められる安全・安心の視点ということとのバランスがおっしゃるように大事になってくるのかなと思います。当然そこの部分については、両方が必要という認識をもって、ただ先ほども申しましたように、まず工事の段取りからいいますと、現在の段階ですとまだ建物が完全にでき上がっているわけではなく、そこの質をしっかりと確保した上で、今後30年度でそういったサインですとか、安全性の部分ですとか、そういったことについても検討が進むように、我々としても定期的に協議と現地視察をしながら進捗管理をしていければと考えてございます。
     以上でございます。 ○森委員  内覧会はそういう方向で、ぜひ実現していただきたいと思います。結構です。  鎌倉街道復元と緑との関係なんですけど、これ以上木は切らないんですよね。その確認をしたいんですね。  それと、現状15%という基準は当然守るんだけれども、これまでのやりとりでは、緑化率ですよね、15%以上ゆとりを持って結構プラスアルファが多いような御答弁ありましたけども、実際もう来年4月オープンですから、最終的な外構、樹木、緑との関係のパーセンテージも決まってきたんだと思うんで、どのくらいプラスアルファが15%に加えられてるのか、お聞きしたいと思います。  それから、復元の関係、鎌倉街道復元と、その7,000万円余をかけた実施計画、区道の整備との関係なんですけど、これは連絡とり合って一体のものとして整備しているんですよね。設計その他。それとも役割分担決めて、区は区で発注してやっているのか、ちょっとそのあたりの関係をお尋ねします。 ○原地区整備課長  まず、緑の伐採等の考え方につきましては、敷地の中につきましてはやはり計画の中にあったように、基本的には伐採を行わずにということを考えてございます。道路沿い目切坂の部分につきましては、これは音大としての意向もある部分と、もう一つは区の緑化の協議、義務づけられている部分におきまして、そういったものも行っていますので、その中の協議の結果を踏まえて、必要に応じての伐採部分もあるという形かと認識してございます。 ○吉野委員長  パーセント、割合は。 ○清水土木工事課長  今後の目切坂の工事に関することですので、私のほうから御答弁させていただきます。  現在、音楽大学との協議、また、設計のほうを進めている段階でございます。今後工事におきましては、設計終わった段階で発注をかける予定でございます。その際には、また東京音楽大学との施工業者との調整を図りながら、工事も進めていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○吉野委員長  よろしいですか。パーセントは、割合。  (「緑化の割合です」と呼ぶ者あり) ○中澤都市整備部長  ちょっと緑化のあれでございます。これ東京音楽大学が緑化計画を出しておりますので、その詳細については、多分、委員、15%以上ということですが、多分15%程度だと私も記憶にございますけども、今手元にある、緑化計画書が今ございませんので、ただ、基本的には事業者のほうがうちの基準に基づいて緑化計画書を出しているということでございますので、そういうことで御理解いただければと存じます。  以上でございます。 ○森委員  緑化のところですけれども、もともとは非常に緑豊かな地域で、20年間何も使わずに放置されておりましたから、100%緑地だと。区のほうは裸地だと。裸の土地だって言ったこともありますけど、100%緑に覆われていましたよね。ここの地域のコンセプト、やっぱり武蔵野の杜、音楽の杜、武蔵野の杜復元ですから、ぜひ緑豊かな大学のイメージもあわせて確保していただきたいなというふうに思うんですね。よくオープンになると、いろんなものが足らないよと言って、緑切っちゃって自転車置き場つくったり、いろいろつくったり、だんだん緑なくなっちゃう傾向にありますから、そこはしっかりと区も立場を固めて進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  それから、最後に3のところですね、環境対策、省資源および省エネルギーの配慮、きょうも次、きょうの議題、報告事項の中にも入っていますのでね、そこでもできることなんですけど、大きな大学になるわけで、ここに書かれていますような環境負荷の少ない建物、そして、いろんな設備等々入れて、省エネ、CO2の見える化も図るシステム導入しますって書かれていますから、そういったことについてしっかりやっていただくと同時に、ここに書いてある学校関係者、教育にも寄与するように、地域のコミュニティーとの関係で、この大学がそういったことも、音楽、芸術のみならず環境面でもという、そういう点でもアピールできるようにぜひ進めていただきたいと思うんですが、具体的に進んでいるんでしょうね、これね。予定どおりね。いかがでしょうか。 ○清水街づくり推進部長  皆様御存じのように、この地区なかなか事業者も決まらない中で、どういうふうにしていくのかという中で、東京音大が出てくることになった。その中で、本当東京音大の使い方とか地区の関係性とか、そういうものが非常に長い間で十分吟味して施設計画を立てております。本当によくおわかりのように、目黒区も当然ですけど、都心の本当に市街化の進んでいるところです。その中で今回の計画、私のような立場の建築系の者からすると、なかなか本当に充実した緑化計画をやっていると思っております。  先ほども御説明いたしましたように、おもてなしの庭ということで、昨年度大賞を取りました。これ都市緑化機構、あと第一生命が主催しておりまして、助成金だけで2,020万円ももらえたという。これまでも非常にあちこちのところで皆さん記憶に残るような緑化が進んでいるところ、例えば日比谷公園のおもてなしのバラ園とか、そういったような非常に良好なものについて、大賞という形です。今回も取っておりますので、非常に対外的にも多くの方から十分支持されるようなものだと思っております。  そのほかにも、もともとここの鎌倉街道、純粋に鎌倉街道がそもそもどうだったかというふうになると、鎌倉街道当然まちのところは周りに建物建っているわけですし、辺境の地に行けば樹木はあったかもしれませんが、本当に従来からある植生を回復させるというんでしょうか、そういう中で都市的な利用とも合う形で緑化を進める、安全面と歴史、そういったようなものも十分配慮した計画になっていると思っております。そういったような形で進んでおります。  それからまた、先ほどの2点目のほうの省エネ関係につきましても、本当出されている計画、大変意欲的なものだというふうに私は感じております。そういう内容を具体的に工事やっている現場監督さんなんかと話しているんですけれども、本当に進める中ででも工夫できる点は工夫しているということを、私も直接現地の所長とも話し合いしながら、ああ、なるほどこんなことやっているんですねみたいなことが本当に語れるような形でやっております。  そういう点から考えますと、この計画につきましては、完成時には区民の皆様どなたが見ていただいても、それはいろんな意見はあろうかと思いますが、本当に区民の皆様どなたが見ていただいても、十分な配慮がなされている施設になるだろうというふうに感じているところでございます。  以上でございます。 ○吉野委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(1)上目黒一丁目地区プロジェクトにおける音楽の杜グループ取り組み状況について、終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(2)中目黒駅山手通り沿い指定喫煙所の休止について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――吉野委員長  続きまして、(2)中目黒駅山手通り沿い指定喫煙所の休止について、報告を受けます。 ○佐藤環境保全課長  それでは、お手元資料に基づきまして、御説明でございます。  まず資料1枚目の経緯でございます。  中目黒駅周辺も含めまして、記載のポイ捨てなどの条例、この規定に基づきまして、本区としましては、平成18年から駅周辺については路上喫煙の禁止区域として指定をしているところでございます。  特に中目黒につきましては、その次でございますけれど、記載の3カ所の指定喫煙所を区域内に設けまして、そちらでは喫煙を可としている取り扱いでございます。  そのうちの今回御報告する山手通り沿いにつきましては、これは、さきの5月9日の本委員会におきまして、都市整備部から都道山手通りの工事ということで情報提供差し上げているところですが、今回車道の拡幅、切り回しということで歩道、車道を移設する工事ということで記載のとおり行われるということでございまして、都の占用許可を得て設置している山手通り沿いではございますが、工事期間中については、工事中の場所で火のついたたばこを吸うような行為も含めて、安全の観点から今回休止をすることとした御報告でございます。  その上で、2番のとおり、山手通り沿いについては、名称は(1)のとおり、設置場所は(2)のとおり、ちょうど改札を出て横断歩道を渡った向かい側の歩道でございます。休止期間については、さきの都からの予定ということで、今月27日の開始予定と聞いてございまして、2月までを予定されているというふうに伺っています。  今後については、本日本委員会に御報告の後、現地の灰皿の上にサインがございますので、そこの表示に休止の案内を掲示しまして、以下、急ぎでございますけど、地元のほうに周知を徹底させていただき、今工事の始まる予定の27日をもって灰皿等を撤去して、休止に入る。これをまたホームページ等で周知をする予定でございます。  御説明は以上でございますが、めくっていただいた裏面が、今申した中で中目黒駅周辺の禁止区域の地図、それから、3カ所の指定喫煙所の位置ということで、今回休止するのはこの星印、高架下でございますが、ここは山手通り沿いと名称をつけているところでございまして、それ以外に区役所側の中目黒GTの前、それから、目黒川沿いの中目黒アリーナの横。あと2カ所は今後継続する予定でございます。  あとは、次のページは参考として具体的な現在の歩道上の位置図でございまして、それから、最後の面については、東京都のほうから来ました工事の案内ということで、参考におつけしているものでございます。いずれにしましても、また工事中の状況も確認をしながら、今後についてはこの期間に検討していく方向で休止に入りたい、このように存じます。  以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○山本委員  これ休止している、一旦灰皿を取り除いた後に、今度は近くに、ここにありますよみたいな、GT横にありますよみたいな案内板みたいなのは出すんでしょうか。 ○佐藤環境保全課長  現段階では今おっしゃったような表示、その歩道から1分ほどのところでアリーナの横がございますので、まず本日から撤去までは灰皿はまだ残っていますので、そこに表示をする予定でございます。  それ以降については、歩道を含めて工事に順次入るということで、現段階ではそれの工事中に何か別の立て看板等が立てられる見込みはございませんので、そこは都とまたアリーナの前であったり、ここの清掃等は禁止区域は続けていくので、その状況を見ながらどういった案内ができるかについては検討したいと考えてございます。  以上でございます。 ○吉野委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。 ○川原委員  道路の関係で一時撤去するということでございますけれども、東京都で今条例が出されて、都議会でも審議をされていますけども、屋内の受動喫煙の防止条例の絡みもあって、やっぱり外での喫煙というのがまたふえてくるのかなというふうになっていまして、当然中目黒GTなんかはすごい状況なんで、今はさまざま移転に向けても検討されているんだと思いますけど、改めてこの道路の切り回し等の工事が終わった後に、あの位置に戻す場合、従来の今までのような喫煙スペースというよりも、新たにそういういわゆる煙対策とかを含めた、例えば自由が丘の女神像の近くにあります喫煙所のような遮断するようなスペースを、こういうプレートみたいなのが立った喫煙所みたいな形で設置するようなことが検討されているのかどうかというのが1点。  当然、きょう報告後にさまざま各関係機関に周知をしていきますけども、例えば町会の掲示板なんかにも廃止になりますよみたいな、休止になりますよというようなことの掲示をするような考えがないのか、先ほどの委員の言うように、わからずに来てしまう方もいらっしゃるかもしれませんので、その辺の考えをどう考えていらっしゃるか、お聞きしたいと思います。  以上です。 ○佐藤環境保全課長  まず1点目でございます。  竣工後につきましては、少し詳細に申すと、今伺っているところでは、工事が年度中、2月ごろまでに終わって、車道・歩道の幅が決まった後、改めてその年度を越えた後にも、歩道の化粧というんでしょうか、タイル等の工事がさらに追加をされるような見込みとも聞いています。いずれにしても工事の竣工の後、どういう形であそこを継続するかどうか、ただ一方では、今よりも約4メーターほど歩道が狭まるという状況もありまして、かなり歩行者との距離の関係の観点もございます。  それから、おっしゃったような自由が丘のフェンス、壁でございますけれど、都道についてはこれまでの都との協議の中では、灰皿等の設置については占用許可がおりるんですが、そういった工作物については、現段階ではなかなかよい返事がいただけていないような状況もございます。  そういったことも含めて、改めて今後については、この休止期間中の状況もきちんと把握しながら、今いただきました御質疑、御意見等も踏まえまして検討してまいりたい、そのように存じます。  2点目、掲示については、おっしゃるように申請の時期等もございますけれど、周知については必要と考えておりますので、そういった掲示板の活用も含めて検討してまいります。  以上でございます。 ○川原委員  先ほどおっしゃるように歩道の幅が狭くなるということで、やはりさまざまなイベント含めて、本当に中目黒多くなっていますからね、人がですね。あの前はちょうどスターバックスとかお店も多いので、やはりそういう意味でも本当に単純に今のまま設置すると、煙の関係もあって、やっぱり歩行者の方にとっては迷惑な部分もあるかなというのもあるので、しっかりと煙対策というか、吸う方にも利用しやすくて、また、吸わない方にも環境的に配慮されたものになるように検討していただきたいと思いますが、その辺だけもう一回お伺いしておきたいと思います。  以上です。 ○佐藤環境保全課長  御指摘、御質疑のとおりと考えてございます。  一方で、さきの御質疑の中でもございました都条例の推移、この中では歩道の状況を確認しますと、自治体のそういった屋外も含めた喫煙所の整備についての補助、こういったものも都で検討されていると伺っておりますので、そういったことも注視しながら、今後に向けてはまた改めての今の御質疑も踏まえまして、きちんと検討してまいりたい、そのように存じます。  以上でございます。 ○吉野委員長  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(2)中目黒駅山手通り沿い指定喫煙所の休止についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(3)目黒区地球温暖化対策推進第二次実行計画(めぐろエコ・プランⅡ)          の改定について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――吉野委員長  続きまして、(3)目黒区地球温暖化対策推進第二次実行計画(めぐろエコ・プランⅡ)の改定について、報告を受けます。 ○佐藤環境保全課長  それでは、資料に基づきまして、御説明をいたします。  このめぐろエコ・プランⅡでございますが、先にその成り立ちでございますけれど、御説明の前、めくっていただいた一番最後のページに参考資料をつけてございまして、今回その計画の体系を図式化したもの、こちらをちょっと先にごらんいただきたく存じます。  このエコ・プランⅡについては、一番右側の中段のところに位置してございますが、一番上の地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく取り組みということで、左側の地球温暖化対策地域推進計画、これについては、お配りしています、区域全体、区の地域全体、事業者、御家庭も含めた温暖化対策の計画として冊子でまとめて、今推進しているものでございます。  同じく法律に基づいて、目黒区としての事業者としての計画、これがこのエコ・プランⅡに当たるところでございまして、本日御報告いたしますのは、今年度5年目を迎えて、この区役所としての計画、これの改定の時期を迎えたということでの御説明でございます。  それでは、1枚目に戻っていただいた1番、経緯と背景でございます。  改めて私どものほうでは、目黒区地球温暖化対策推進の第二次実行計画、めぐろエコ・プランⅡと名称をつけさせていただきまして、今申した法律に基づく取り組みとして記載のとおり、4行目の後段でございますが、目黒区としての率先的な行動計画という位置づけでございます。  その上で、2段落目の現行計画が本年5年目を迎え、改定の時期を迎えたという記載の状況でございまして、改めて区民にとって一番身近である区として、基礎的自治体として、また事業者としても大規模な事業者でございますので、率先してというところ、そういった観点も改めて推進していくということで、今年度改定を進めていく、こういう経緯と背景でございます。  2番、考え方につきましては、その前に第一次の実行計画を5年間持ってございましたが、その後、今、第二次に入っているところでございます。毎年度達成状況については区民に公表しているところでございますが、また改めて今後、昨年の29年度の状況等をきちんと把握し、達成状況を検証しながら、環境方針のほうはISOのころから職員視点の方針ということで掲げてございますが、これに沿った改定を行っていく考え方でございます。  3番の検討体制については、区の内部的な計画ということで、こちら政策決定会議等の規則に規定する専門機関を設置、それから、下部組織である3つの専門部会、これを活用しながら、区の中で改定を行っていくということでございます。  4番、主なスケジュールについては、本日本委員会に御報告の後、29年度の実績を取りまとめながら、7月以降各専門部会、それから、区の推進会議等で内容の検討を含めまして、最終的には2月ごろに改定案をまた本委員会に御報告する方向で、年度末の改定を目指すというところでございます。  改めまして、進め方、改定については以上でございます。  参考としまして、裏面でございますが、区としてのこのエコ・プランⅡの目標につきましては(1)のとおり、今年度までの5年間で温室効果ガスの排出量、それから、エネルギーの使用量について5%以上の削減ということを目標に掲げて進めてきたものでございます。  実際の(2)の実績については、これはまだ現段階では一昨年28年度まででございますが、ただ、やはり猛暑であったり、それから、冬の寒さ、こういったところでの電気の使用量等の増加に伴って、28年度の状況では基準年である24年度に比較して1.5%ほどCO2の二酸化炭素の排出量がふえているような状況がございまして、こういったところも含めまして、総合的に中身を改定していきたい、このように考えているところでございます。  説明は以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○田島委員  これはこれから変えていく基本計画、それから、基本計画を変えれば基本構想もという部分になっていくんだと思うんですけれども、基本的にこれを変えていくわけで、ここの今後の主なスケジュールというところで見ていくと、推進会議から改定案についての報告があるというようなことですが、議会というか委員会のほう、議会からの意見の集約というのはどんな形、また、区民からの意見の集約というのは、改定案が出る前に意見の募集をするのかどうか、いろいろな部分で案が出てくることについて、意見等が出ていくわけなんで、それはどのような形で集約していくのか、わかっていれば教えていただきたいと思います。 ○佐藤環境保全課長  今回の改定におきましての議会等からの意見ということでございます。  まず、先ほどの御説明でございますが、成り立ちも含めて広くパブリックコメントを実施して改定していくものとしては、地域推進計画を私ども持っているところでございます。一方で、同じ温暖化対策法に基づく事業所としてのこのエコ・プランⅡの中身、これは区の内部的な取り組みとしての中身ということで、目黒区としてのパブリックコメントの手続上は該当しない、こういった認識でございます。  一方で、区議会の皆様からの御意見ということでございますが、そういった公式な形でパブリックコメント等は実施しない予定でございますけれど、改めて2月に改定案を御報告する際に当たっては、本委員会の審議を通じて御意見等をいただきたいと考えてございますので、現段階ではそういった考え方で進めてまいりたい、このように存じます。  以上でございます。 ○吉野委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。 ○森委員  議会、区民の意見の集約についてです。  29年度実績については、6月22日の評価委員会で評価を受けると。議会にも報告いただけないんでしょうかね。パブコメは非該当だというのは今の質疑でわかったんですけど、議会の報告というのはあってもいいんじゃないかと思うんですけどね。いかがですか。  それから、毎年、評価委員会のほうで取り組みと評価をしているわけです。それで、やっぱり指摘されている事項が、すごく私も、ああ、当然指摘されているなって、率直な話、そう思っています。  例えば、達成に向けて抜本的な改善策をというのは、この経緯を見ているとわかるんですよね。きょうも28年度は気候の関係だったと思うんですけど、プラス1.5%だと。29年度はプラスなのかマイナスなのか、ここはわかっていたらお伝えいただきたいと思うんですけど、いずれにしてもマイナス5%が達成できるのかどうかというと、できないから評価委員会のほうで抜本的に改善しなさいという指摘しているんだと思うんですよ。この点について、どういうふうに検討されているのか。その検討状況というのは、とても大事で、次期の改定、来年2月だともう最終版ですよね。これでどうですか、はい、わかりましたになっちゃうわけでね、その間のプロセス、とても大事だと思うんですよ。そこを大切にしていただけないか。1点目の質問と重なりますけれども、いかがでしょうか。  それから、この間、例えば省エネ・再生可能エネルギー設備の導入の関係でも、東山小学校の改築があって、結構中身がいいんじゃないかと思うんですけどね。そういった評価はどうかとか、これから中央体育館の改築やって、ここでもエコな体育館で、省エネ体育館を目指しているわけですから、その評価はどうなのかとか、そういったことの情報も聞かせていただきながら、全体としてやはりもっと抜本的に省エネ・再生可能エネルギーの活用をやれよという意見もあるわけですから、本当にそうなっているかどうかの検証というか情報提供も、議会に提供していただくということは、区民にも伝わることになりますので、ぜひお願いしたいと思うんです。  あともう一つ、気仙沼産のバイオマス発電由来のFIT電気、ことし4月から購入し始めましたよね。それの位置づけというのは、田道ふれあい館を初め30施設で導入すると。これって、めぐろエコ・プランⅡとの関係で、もっと評価されるべきことだと思うんだけど、どういうふうに位置づけられるのか、さらにふやすことできないのか。そのあたりどうですか。改定ともろにかかっていると思うんですけどね、関係が。いかがでしょうか。 ○佐藤環境保全課長  それでは、まず1点目、2点目、御質疑の中でも相互に関係するということでございまして、区議会への御報告の点でございます。
     1つは、今後、今おっしゃられたとおり29年度の取り組みについて、評価委員会を設置しまして、評価を受ける予定でございます。例年、ホームページそれから区報の公表の時期は、評価を取りまとめて公表できる形にできるのが秋ごろということで、例年11月ごろに公表しているところでございます。  そういったところも含めて、今年度さきの委員からも御質疑がありましたが、2月を今予定ということで改定案をまとめる中で、その改定案を本委員会に御報告する際には、29年度の評価も含めて御報告をし、そこをどういうふうに検討したかということ、その内容も含めて御報告をしたい、そのように今考えているところでございます。  それから、東山小の改築等、そういったところの評価、これについては、28年度から取り組んでいるということでございまして、現段階では昨年11月に28年度の取り組み結果と評価を区報等に載せたところでは、施設の緑化等の推進ということの評価ということで、もう、一つは公表はしているところでございます。また、改めて29年度も引き続きございますので、それについては、先ほど申したように今後の評価の中でまた評価をしていき、11月以降公表していきたい、このように考えてございます。  それから、気仙沼バイオマスの発電の件でございますが、これはおっしゃるとおり今年度からの取り組みということでございますので、最終的には今年度改定をしますけれど、今年度、30年度の取り組みと評価については次年度行うということでございますので、その中できちんと評価をした上で、またそれは公表していきたい、そのように考えてございます。  以上でございます。 ○森委員  そうすると、29年度の実績については、きょうは全くプラスかマイナスかも出せないと。これを出せるのは、オープンにするのは11月ごろと。議会の報告は2月、改定案と一緒だよと。そういう話ですよね。  やっぱり目黒区役所と、その関連施設って、ここにも書いてあるとおり、最大事業者の、最大規模の一事業者というんですけど、やっぱり区の率先行動計画でなければならない。そのとおりなんですけどね、そうなっているかどうかというのをきちっと議会も意見言う場をもう少しプロセスの中で何とかならないんですかね。すごく重要なことをやられているんだけど、場合によっては計画達成できませんでした、その理由は気候変動でしたみたいな話になっちゃうと、何か議会だけじゃなくて区民も納得できないみたいにね、ですよ。だから、もう少し具体的に論議する場を議会にも、区民レベルのでも実現していただけるといいかなと思うんですが、いかがですか。  それと、そのことに本当に全て起因、関係してくるんだけど、やっぱり大きな東山小改築で、あ、いいのが建ったねと地域の人初め、他の地域の人たちは何か優遇じゃないのみたいな意見も随分いただいていますけどね。東山だけあんなに立派でみたいな話もあるんだけど、その中身をもう一つアピールしていかないとね、うらやましいだけになっちゃいますから。環境面でもこういう改善をしているんですよと。改築してこういうふうにCO2削減もね、前進させなきゃいけないんだと。そういう面からも、やっぱり区民的にアピールしていかないといけないと思うんですよ。そういう点で、もう少しそういうところを区議会にも伝えていただきたいなと。プロセスの中で、2月一挙にやりますよ、じゃね、本当にさっきも言ったとおりこれでいきますけど、いかがですかで、ほとんど修正もできないような状況になっちゃいますから、そういう点で具体的なそういう、さっきの気仙沼のバイオマス発電についても、いいことやられているわけだから、予算委員会でもどなたかがもっとPRしなさいなんていう発言されていたけど、私もそうだと思うんですよ。そういう点では、来年31年の11月にならないと、その影響と効果がわかりませんみたいな話でしょう、今の御答弁は。それでちょっともう少し、やっていることをPRする、議会にも報告していただくと。できるんじゃないかと思うんですけども、いかがですか。 ○佐藤環境保全課長  改めて1点目でございますが、この毎年公表しているものは取り組み結果、それから、その評価ということでございまして、繰り返しになりますけど、29年度の評価はこれから評価を開始するところでございますので、いずれにいたしましても例年の時期の公表になるという繰り返しのお答えでございます。  それから、改めて東山小のPR、それから、気仙沼バイオマス発電のPR、これはおっしゃるとおりさきの予算委員会、それから、それぞれ各常任委員会にも報告している中で、御質疑等もございましたので、例えば気仙沼のバイオマスについては、今後、今ホームページ等で公表したところではございますが、取り入れている施設について、今後どういったPRの掲示ができるか、これはおっしゃるとおり昨年度の御質疑等を踏まえまして、現在検討しているところでございまして、そのPRの面ということであれば、これは改めて今年度どういったことができるかについては、今検討をしているところでございます。  ただ、繰り返しでございますけど、このエコ・プランⅡとしての区役所としての計画に基づく取り組み結果と評価については、これは年度が終わりませんとできませんということでございますので、本日御報告しているエコ・プランⅡの改定、それから、取り組み結果と評価に伴う手続については、これは例年どおりということで考えてございます。  以上でございます。 ○吉野委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。 ○佐藤委員  済みません、1点だけ。  計画改定の考え方ということですが、先ほどからの答弁を聞いていると、要は平成30年度の状況というのは、全く推測で今回の改定プランに入れていくということでよろしいんでしょうか。  以上です。 ○佐藤環境保全課長  実際のエネルギーの使用量、それから、それに基づくCO2の排出量というものは、1年間のものについては、今御答弁してまいりましたけど、年度を終わらなければ算出ができないという意味では、年度全体の取り組み結果と評価については、次年度に行う予定でございます。  ただ、今回5年目の改定に当たって、これまでの28年度までの結果を踏まえた上で、その間の、さっきもありましたけど、気候の変動であったり、あるいは大震災以降のエネルギー政策の変化、そういったところもございますので、そういったもの、それから、今後電力の自由化もあった上で、区としても気仙沼のバイオマスを取り入れているような施策の状況の変化、こういったものについては、それぞれの事業としての確認はしながら、それはこのエコ・プラン改定の中で区としては今の御指摘を踏まえて検討はしていきたい、このように存じます。  以上でございます。 ○佐藤委員  ということは、プラス・マイナスどれぐらいの幅、この平成30年度というのは考えられているんでしょうか。  以上です。 ○佐藤環境保全課長  1つ、現段階で国から公表されている排出係数、これは電力自由化の後は、各電力事業者ごとに排出係数が公表されてございますが、その中ではこのCO2の関係で申しますと、東京電力よりも今購入している「みやまスマートエネルギー株式会社」、これ再生エネルギーについては、全国平均をとった上で係数が決まるということでございまして、その係数の数値は高いという、それは把握をしてございますので、そういったところが結果としてCO2の排出量にどういうふうに影響があるか、これは年度が終わらないと出せませんけれど、排出係数の関係については、現段階で公表されているような認識を持って、それについては、今後の区の取り組みにおいては、そういったところは観点としたい、このように存じます。  以上でございます。 ○佐藤委員  私の質問があれだったかもしれないんですが、30年度というのは、要は係数で入れ込んでいくから、はっきり言ってこの改定自体は係数、実数じゃなくて、係数でやっていくから、要は達成……何て言ったらいいんだろうな…… ○吉野委員長  答弁ありますか。 ○田島環境清掃部長  ことしの中で見直す中で、30年度の値がどうなるかというのはわからないので、やはりそこら辺はある程度推定するしかないかと思います。それを織り込んで計画の中身を決めていくことになるかと思います。  それから、全体的、その幅なんですけれども、これも我々とすると、できれば幅は小さいというか、低くなってくれたほうがありがたいんですけども、これも排出係数の関係で、実際にどれぐらいになるかによって、かなり幅はできてくるんじゃないかと思います。下手するとプラスまた1%、2%、できればマイナス1%、2%で、目標がマイナス5%ですから、5%になるべく近いような数が出てくればいいんですけども、今の段階ではちょっと厳しいなというふうなところが実感です。  それともう一つ、私のほうから先ほどいろんな委員から、また出たこともありますので、一言申し上げますと、私が自分のこと言ってあれなんですけど、今私がいる部長室というのは結構面積があって、大変寒かったり暑かったりするんですね。それで御存じのとおり、こういったエコ・プランに沿って温度が決まっているから、暑いのも寒いのももう大分なれてはきたんですけど、それでも昨今のやっぱり気温というのは、かなり変動があって、夏著しく暑かったり、冬著しく寒かったりして、普通に温度設定しているんですけど、我慢できないぐらいの寒さというのも出てきております。  やっぱりこのエコ・プランⅡ、区のいろんな庁舎で影響してくるかと思うんですけども、余り極端な目標を掲げ過ぎると、やはり現実にはなかなか達成、これも難しい部分もあるのかなと思っています。  そこで、我々先ほど課長からも何回も申し上げましたように、部会等でしっかりと、今後どうしていけば、本当に目に見えるような形でこの実績が出せるのか、二酸化炭素の縮減にしても、エネルギーの使用量にしても、どうやったら本当に縮減が目に見えて出てくるんだろうかという考え方をもう一回しっかりと検討していきたいと思いますし、その内容をやはりここの委員会のほうにも御報告していきたいなというふうに考えておりますので、その点についてちょっとお時間をいただければと思っております。  以上です。 ○佐藤委員  済みません、ありがとうございました。  ちょっとお聞きしたいんですが、この専門部会3つありますが、この中で一番大変だ、削減が厳しいだろうなと思う部会はどこでしょうか、部門はどれでしょうか。単純に。 ○佐藤環境保全課長  なかなか難しい御質問でございますけれど、それぞれの取り組みについて、課題を挙げてきちんと検討していくという意味合いで言えば、これは何か優劣をつけるものではないという認識でございます。  その中で、今部長から申したような実際の区役所の業務中の施設の運用、こういった点については、今、部長が申したとおり、きちんとした検討が必要ということで、その上で3つの部門に分けているということでございますので、少なくとも今の御質疑で申せば、それぞれの部会に分かれても、今のようなきちんとした認識を周知し、職員が徹底した上で、きちんとその部門ごとの検討を進めてまいりたい、今そのように、お答えでございます。  以上でございます。 ○田島環境清掃部長  済みません、つけ足しばかりで申しわけないんですけども、私、かつて区民センターを管轄していた部長をやっていた時代ございまして、区民センターというのも当然28度という冷房の温度設定やるんですけども、あそこの建物はかなり老朽化が進んでおります。したがいまして、28度に温度を設定しても、なかなか28度にならないものがあって、もっと高くなってしまうところある。  一方で、あそこは涼み処というふうに銘打ってはおりませんけども、ちょっと子どもたちが夏の暑いときなんか涼みに来たりする場所でもあります。実際に入ってみると、妙に暑かったりするとかえって子どもたち、体調的によくないなというふうに思って、やっぱりそこら辺は子どもたちが実感できるような涼しさに、ああいった施設をしていかなきゃならないということもあります。そういった意味で難しいというわけではないんですけど、施設運用の部会なんかではそういった話も出てくるかと思いますので、やはりそういったところで適切なところはどこなのか、ここら辺はしっかり検討していく必要あるのかなと思っております。  以上です。 ○吉野委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(3)目黒区地球温暖化対策推進第二次実行計画(めぐろエコ・プランⅡ)の改定についてを終わります。  以上で報告事項を終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――情報提供】(1)「渋谷川・古川河川整備計画変更原案)」のパブリックコメントの          実施について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――吉野委員長  次に、情報提供(1)「渋谷川・古川河川整備計画変更原案)」のパブリックコメントの実施について、情報提供を受けます。 ○清水土木工事課長  それでは、「渋谷川・古川河川整備計画変更原案)」のパブリックコメントの実施について、情報提供させていただきます。  渋谷川・古川につきましては、区内を流れる河川ではございませんけれども、流域の一部といたしまして、青葉台二丁目の旧山手通り沿いの一部、それと三田一丁目・三田二丁目の一部と目黒一丁目の一部、およそ目黒三田通りの付近から東側、ガーデンプレイス側と申しましょうか、そちら側が渋谷川の流域となることから、東京都から通知があったものでございます。  1番の経緯でございますが、東京都は平成24年11月に策定しました中小河川における都の整備方針等を踏まえまして、平成20年10月に策定しました渋谷川・古川河川整備計画の変更を進めております。この中小河川における都の整備方針では、対策目標としまして、時間50ミリの降雨への対応から、区部の河川では時間最大75ミリ、多摩部河川では65ミリに目標整備水準を引き上げて、河川の溢水を防止すること、また、整備の考え方では50ミリを超える部分の対策は調節池等で対応することを基本とするということが定められております。  この整備方針等を踏まえまして、変更原案パブリックコメントの実施や本区において変更原案の閲覧等について、都から協力依頼があったものでございます。  2番の河川整備計画変更原案の概要につきましては、後ほど御説明させていただきます。  3番のパブリックコメントの実施内容についてでございますが、まず(1)閲覧及び意見募集でございますが、本年7月1日、日曜日から7月31日、火曜日まででございます。  (2)の意見募集方法につきましては、閲覧窓口に設置しました意見箱への投函、もしくは東京都への郵送、ファクシミリ、電子メールということになってございます。  (3)の閲覧方法でございますが、閲覧窓口は東京都建設局の河川部、都庁でございます。それと東京都第二建設事務所、それと目黒区都市整備土木工事課の窓口で閲覧を行ってございます。また、東京都建設局のホームページで閲覧が可能ということでございます。  それでは、別添資料を1枚おめくりいただきまして、カラー刷りの別添資料をごらんください。  こちらは河川整備計画の策定と公表までの流れとなります。紙面真ん中付近、赤丸内の河川整備計画変更原案の公表とありますが、今、現段階でここでございます。  次に、緑色字で書いてあります地域の皆様からの意見がパブリックコメントに当たります。今後東京都が学識経験者からの意見聴取を行いまして、河川整備計画変更案を作成し、その後、流域区長の意見を聞いて計画の策定、公表という流れになってございます。  次に、そのまた裏面をごらんください。  渋谷川・古川の説明がございまして、渋谷区内の新渋谷橋から天現寺橋の区間2.4キロメートルが渋谷川、その天現寺橋から河口までの4.4キロメートルを古川と呼んでおりまして、全長6.8キロメートル、流域としまして22.8平方キロメートルの二級河川となります。そのうち、目黒区の流域は右側に表が記載ございますが、0.44平方キロメートルとなります。  次のページをごらんいただきまして、整備計画の変更原案の概要について御説明いたします。  水色の丸の1番目、計画の対象区間と期間でございますが、渋谷川、古川の区間で計画期間はおおむね30年間を目標としております。  次に、水色の丸の2点目、河川の整備の変更の背景でございますが、冒頭でも御説明いたしましたが、近年中小河川の整備水準であります時間50ミリを超える豪雨が増加しております。水害が頻発していることから、時間最大75ミリの降雨に対応するように、計画を引き上げるというものでございます。  その下、大きな柱としましては、治水と環境という柱になります。  治水に関しましては、先ほどお話ししましたように、時間当たり75ミリの降雨に対応することを目指すという内容でございます。  2点目の環境としましては、生物生息・生育の場となる河川環境の創出・保全に努めていく内容としております。  最後、その裏面をごらんいただきまして、最後になりますが、河川情報の提供・地域や関係機関との連携ということで、各種パンフレット等の配布によります情報提供、また、意見交換の場としましてシンポジウムの開催、インターネットを活用した大雨や洪水の情報提供等を実施する計画内容となってございます。  説明は以上でございます。 ○吉野委員長  ありがとうございました。  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉野委員長  ないようですので、(1)「渋谷川・古川河川整備計画変更原案)」のパブリックコメントの実施についてを終わります。  以上で情報提供を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会開催について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――吉野委員長  次に、その他(1)次回の委員会開催について、あす6月22日金曜日、午前10時から開会いたします。  以上で本日の委員会を散会いたします。  お疲れさまでした。...