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平成29年 3月区民文教委員会-03月02日-01号

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  1. 台東区議会 2017-03-02
    平成29年 3月区民文教委員会-03月02日-01号


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    平成29年 3月区民文教委員会-03月02日-01号平成29年 3月区民文教委員会 区民文教委員会会議録 1 開会年月日   平成29年3月2日(木) 2 開会場所    議会第1会議室 3 出 席 者   委員長 水 島 道 徳    副委員長 石 川 義 弘   (9人)    委員  本 目 さ よ    委員   青 鹿 公 男           委員  望 月 元 美    委員   寺 田   晃           委員  小 髙   明    委員   河 野 純之佐           議長  太 田 雅 久 4 欠 席 者   (0人) 5 委員外議員   (0人) 6 出席理事者   区長                    服 部 征 夫           副区長                   荒 川 聡一郎
              教育長                   矢 下   薫           施設課長                  寺 田   茂           区民部長                  齊 藤   充           区民課長                  田 中   充           くらしの相談課長              川 島 俊 二           税務課長                  柿 沼 浩 一           収納課長                  曲 山 裕 通           戸籍住民サービス課長            山 本 光 洋           子育て・若者支援課長            三 瓶 共 洋           子ども家庭支援センター長          川 口 卓 志           区民部副参事                柴 崎 眞 一           教育委員会事務局次長            神 部 忠 夫           教育委員会事務局庶務課長          岡 田 和 平           教育委員会事務局学務課長          前 田 幹 生           教育委員会事務局児童保育課長        上 野 守 代           教育委員会事務局放課後対策担当課長     柴 崎 次 郎           教育委員会事務局指導課長          屋 代 弘 一           教育委員会事務局教育改革担当課長      小 柴 憲 一           教育支援館長           (教育改革担当課長 兼務)           教育委員会事務局生涯学習課長        小 川 信 彦           教育委員会事務局スポーツ振興課長      廣 部 正 明           中央図書館長                齊 藤 明 美           教育委員会事務局副参事           山 田 安 宏 7 議会事務局   事務局長      内 田 健 一           事務局次長     渡 邉 俊 二           議事調査係長    行 田 俊 男           書  記      髙 保 郁 子           書  記      堀 場 奈保子 8 案件  ◎審議調査事項   案件第1 第18号議案 東京都台東区奨学基金条例の一部を改正する条例   案件第2 第19号議案 東京都台東区教育振興基金条例の一部を改正する条例   案件第3 第20号議案 東京都台東区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関す               る条例の一部を改正する条例   案件第4 特定事件の継続調査について  ◎理事者報告事項 【区民部】   1.補正予算について         …………………………………資料1 区民課長   2.平成29年度予算について     …………………………………資料2 区民課長   3.協働事業提案制度の実施について  …………………………………資料3 区民課長   4.原動機付自転車オリジナルナンバープレートの交付について                      …………………………………資料4 税務課長 【教育委員会】   1.補正予算について         …………………………………資料5 庶務課長   2.平成29年度予算について     …………………………………資料6 庶務課長   3.平成28年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価について                      ……………………………事前資料1 庶務課長   4.校歌集CD作成について      …………………………………資料7 庶務課長   5.蔵前小学校改築の進捗状況について ………………資料8 教育委員会事務局副参事   6.台東区自然の村施設の今後のあり方について                      …………………………………資料9 学務課長   7.学習支援講座「ステップ・アップ」について                      ………………………………資料10 指導課長   8.小中学校ICT教育の推進について ……………………資料11 教育改革担当課長   9.スクールソーシャルワーカーの活動状況について                      …………………………資料12 教育支援館長  10.「台東区生涯学習推進プラン」について                      …………資料13・事前資料2 生涯学習課長  11.「台東区スポーツ振興基本計画」について                      ……資料14・事前資料3 スポーツ振興課長           午前 9時59分開会 ○委員長(水島道徳) ただいまから、区民文教委員会を開会いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 初めに、区長から挨拶があります。 ◎服部征夫 区長 おはようございます。よろしくお願いします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 本日は卓上マイクのスイッチを必ず押してからご発言願います。  また、理事者発言席を設けましたので、よろしくお願いいたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、理事者の方に申し上げます。  審議調査事項の終了後、所管の部の報告事項が終了した時点でご退席いただいて結構です。  また、報告事項のない部については、審議調査事項が終了した時点でご退席いただいて結構です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、傍聴についておはかりいたします。  本日提出される傍聴願については許可いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  それでは、審議に入らせていただきます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 初めに、案件第1、第18号議案、東京都台東区奨学基金条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案について、理事者の説明を求めます。  子育て・若者支援課長。 ◎三瓶共洋 子育て・若者支援課長 それでは、第18号議案、東京都台東区奨学基金条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。  本条例案は、新たに上原奨学基金を創設するため提案するものでございます。  新旧対照表をごらんください。まず、このたび上原勉様より区内の子供たちの進学の機会に役立てていただきたいとのことにより、新規で100万円のご寄附をいただきました。つきましては、上原奨学基金を新たに創設し、別表に加えるものでございます。  ご説明は以上です。よろしくご審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長 それでは、本案についてご審議願います。  本目委員。 ◆本目さよ 委員 進学の機会に役立ててほしいということですけれども、これ具体的には何に使うんでしょうか。 ○委員長 子育て・若者支援課長。 ◎三瓶共洋 子育て・若者支援課長 この奨学基金につきましては、現在のところで3基金ほどございまして、現在の用途といたしましては運用基金を財源充当しているという使い道となってございます。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 やはりそうですよね。残念ながら多分この金額で、すごくありがたいことなんだけれど、そこの運用基金だけで、では進学できるかといったら、何十年も多分たたないと、何十年たっても進学できるのかどうかわからないというのがちょっと気になるなというのが1点。  あと、こうして寄附してくれる人が台東区にもいる。こういうふうにどんと何か1つ枠を、もう子供基金とか教育基金など目的別の基金をつくってしまって、ふるさと納税ではないんですけれども、寄附を集めてしまったらどうでしょうか。世田谷区の例えば児童養護施設の対象者等の奨学基金というふうに設定をしたら、1年たたないうちに259人、1,780万円集まったというんですね。それだけ集まったら、ごめんなさい、これに関して別に文句を言うつもりはないんですけれども、ぜひ今後、基金のあり方とか、どういうふうに集めていくのか、納め先を選びたいという話も聞いているので、そういったところも……           (「お一人お一人の思いがあるからね」と呼ぶ者あり) ◆本目さよ 委員 いろいろ不規則発言が聞こえますけれども、これについて別に文句を言っているわけではなくて、寄附をしたいという、別に100万円を大きくどんとではなくても、どうせだったら少しでも自分の税金は子供たちの進学に使ってほしいという思いとかも多分ある方はたくさん区民の方にいらっしゃると思うんですね、区民ではない方もそうですけれども。そういったところも含めて基金のあり方ということ自体、枠組み自体を今後ちょっと考えていったらいいんではないかなという、多分今、子育て・若者支援課長の答弁ではないと思うので、提案だけてしておきます。これについては了承です。 ○委員長 他にはよろしいですね。
     これより採決いたします。  本案については、原案どおり決定することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、原案どおり決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第2、第19号議案、東京都台東区教育振興基金条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案について、理事者の説明を求めます。  庶務課長。 ◎岡田和平 庶務課長 第19号議案についてご説明をいたします。  本案は、基金の額を改定するため提出したものでございます。  新旧対照表をごらんください。別表に定める東京都台東区池波社会教育振興基金について、基金の額を現行の1億9,800万円から100万円減額し、1億9,700万円とするものでございます。減額する100万円につきましては、平成29年度一般会計予算に基金繰入金として計上し、中央図書館の池波正太郎記念文庫の事業に充当するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議の上、原案どおり決定くださるようお願いをいたします。 ○委員長 それでは、本案についてご審議願います。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これより採決いたします。  本案については、原案どおり決定することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、原案どおり決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第3、第20号議案、東京都台東区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案について、理事者の説明を求めます。  指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 それでは、第20号議案、東京都台東区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  本案は、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律、通称育児・介護休業法の一部改正が本年1月1日に施行されたことに伴う規定の整備及び職員の育児参加休暇制度の新設のために提出するものでございます。  新旧対照表をごらんください。本条例の具体的な改正内容についてご説明いたします。まず、第11条第1項は、育児または介護を行う職員の深夜勤務の制限について、その対象となる子の範囲が法改正により拡大され、特別養子縁組の成立前の児童や養子縁組里親として委託されている児童等が加わったことに対応するものでございます。  次に、第2項の1つ目の修正につきましては、現行の条文で介護の対象としている要介護者と改正育児・介護休業法を反映した本改正条例において、介護の対象とするものの範囲が異なることから、要介護者の範囲の統一を図るものでございます。2つ目の修正は、前項で子の定義の括弧書きが変わったことにより、同項の子にも同様の括弧書きが加わるものでございます。  次に、第11条の2第2項及び第3項につきましては、超過勤務をさせてはならない職員の範囲に要介護者の介護を行う職員が追加されることを反映したものでございます。  次に、第17条の改正は、現行の特別休暇に育児参加休暇を新設するものでございます。育児参加休暇とは、男性職員が配偶者の産前産後の期間中に育児を行うための休暇でございます。  次に、第18条の2につきましては、介護時間に関する規定を新設するものでございます。介護時間とは、既存の1日を単位として承認する介護休業に対し、一部の時間について承認する、いわゆる部分休業のような制度でございます。この条例は、平成29年4月1日からの施行といたします。なお、施行日前におきましても介護を行う職員の超過勤務に係る請求ができることといたします。  第20号議案について、ご説明は以上でございます。よろしくご審議の上、可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○委員長 それでは、本案についてご審議願います。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これより採決いたします。  本案については、原案どおり決定することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、原案どおり決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第4、特定事件の継続調査についてを議題といたします。  おはかりいたします。本委員会の特定事件については、議長に閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、本委員会の特定事件の継続調査については、そのように決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、本委員会の行政視察の報告書について申し上げます。  昨年11月に実施いたしました広島県広島市、廿日市市及び岡山県岡山市への行政視察について、このたび正副委員長にて報告書(案)を作成し、お手元に配付させていただきました。  この案文について、ご意見がありましたら正副委員長までお知らせください。調整後、議長に報告いたします。その後、議長が全ての委員会報告書を取りまとめ、台東区議会委員会行政視察報告書として全議員及び理事者に配付いたしますので、よろしくお願いいたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 以上で案件の審議を終了いたしましたので、事務局次長に委員会報告書を朗読させます。  なお、年月日、委員長名、議長名の朗読については省略いたします。           (渡邉議会事務局次長朗読) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、理事者から報告がありますので、ご聴取願います。  なお、同じ所管からの報告については、一括して聴取いたします。  また、補正予算及び平成29年度予算については、報告を聴取するのみで質疑は行いませんので、よろしくお願いいたします。  初めに、区民部の補正予算について、平成29年度予算について及び協働事業提案制度の実施について、区民課長、報告願います。 ◎田中充 区民課長 それでは、資料1に基づきまして、区民部の平成28年度第4回補正予算につきましてご説明申し上げます。  まず、一般会計歳入でございます。歳入予算を3億1,315万2,000円増額いたしまして、補正後の額を239億4,114万1,000円といたします。上の表は区民部内各課の内訳でございます。下の表が補正内容でございます。  まず、税務課でございます。納税義務者数及び個人所得の増により、特別区民税現年課税分を3億3,117万5,000円増額いたします。  次に、戸籍住民サービス課でございます。国庫補助金、個人番号カード関連事務費で1,802万3,000円の減でございます。これはマイナンバーカード作成の実績により、減額をするものでございます。  2ページをごらんください。歳出でございます。歳出予算を2,202万3,000円減額いたしまして、補正後の区民部総額を52億7,122万3,000円といたします。上の表は区民部内各課の内訳でございます。下の表が補正内容でございます。  まず、区民課でございます。指定保養施設の運営で500万円の減額でございます。これは強羅アサヒホテルの再開を前提にして予算を計上しておりましたが、28年度に入っても再開の見込みが立たなかったため代替施設のホテル・サンミ倶楽部を選定し、開設したのが7月下旬になったこと及び他2施設の利用実績が当初の見込みを下回ったことにより減額するものでございます。  次に、戸籍住民サービス課でございます。住民基本台帳費個人番号カード事務で1,802万3,000円の減でございます。これは区から個人番号カードの作成費等を地方公共団体情報システム機構に交付金として支出するものでございますが、こちらも歳入と同様、実績により減額するものでございます。  次に、3ページをごらんください。子育て・若者支援課でございます。先ほど第18号議案でご説明をいたしました上原勉様からの100万円のご寄附につきまして、上原奨学基金を新たに創設するものでございます。  次に、4ページをごらんください。繰越明許費でございます。戸籍住民サービス課の戸籍及び住民基本台帳費個人番号カード事務の1,421万1,000円を平成29年度に繰り越しいたします。これは区から個人番号カードの作成費等を地方公共団体情報システム機構に交付金として支出するものでございますが、総務省からの通知に基づき繰り越し手続を行うものでございます。  区民部の平成28年度第4回補正予算についてのご説明は以上でございます。  続きまして、平成29年度予算につきまして、資料2をごらんいただきながらご説明をしたいと存じます。  1ページをごらんください。まず、歳入でございます。歳入予算額は241億1,357万3,000円で、対前年度比5億3,512万1,000円の増額、率にいたしまして2.2%の増でございます。表は部内各課の内訳でございます。  次に、主な増減要因についてご説明いたします。2ページをごらんください。区民課の事業別歳入予算案でございます。合計で予算額は2億4,456万1,000円で、対前年度比1,418万8,000円の減額、率にいたしまして5.5%の減でございます。これは台東区民会館の観光バス駐車場管理について、交通対策課へ移管されることに伴う減、また町会活性化支援コミュニティ助成事業の申請件数増に伴う助成金の増との相殺によるものでございます。  次に、3ページのくらしの相談課をごらんください。予算額合計は1,357万8,000円で、対前年度比46万8,000円の増額、率にいたしまして3.6%の増でございます。これは、まず都の補助金制度の組み替えに伴い、消費者行政推進事業費を新設し、台東区消費者ニュース「くらしのちえ」、町会回覧板印刷製本費の増に伴う補助金の増が主な要因でございます。  次に、4ページの税務課をごらんください。合計で214億2,196万7,000円で、対前年度比5億6,391万3,000円の増額、率にいたしまして2.7%の増でございます。これは、科目1段目の特別区民税が納税義務者数及び個人所得の増による6億3,440万7,000円の増、3段目の特別区たばこ税が、たばこの年間消費量の減による7,417万4,000円の減などが主な要因でございます。  次に、5ページの収納課をごらんください。合計で2万8,000円で、対前年度比50万4,000円の減額、率にいたしまして94.7%の減でございます。これは滞納整理指導員の採用を非常勤職員から人材派遣に変更したことによる社会保険料の減によるものでございます。  次に、戸籍住民サービス課をごらんください。予算額1億5,570万7,000円で、対前年度比452万6,000円の増額、率にいたしまして2.9%の増でございます。これは個人番号カード交付関連事務の委任に対する補助金の収入の増が主な要因でございます。  次に、7ページの子育て・若者支援課をごらんください。予算額は22億6,030万2,000円で、対前年度比1,862万2,000円の減額、率にいたしまして0.8%の減でございます。これは実績見込みによる児童手当費の減及び子ども・子育て支援交付金の減が主な要因でございます。  次に、8ページの子ども家庭支援センターをごらんください。予算額1,743万円で、対前年度比47万2,000円の減、率にいたしまして2.6%の減でございます。これはいっとき保育の利用料収入の実績見込みによるものでございます。  以上が歳入予算でございます。  続きまして、区民部の歳出についてご説明いたします。9ページをごらんください。区民部の歳出予算額は53億6,219万7,000円で、対前年度比1億2,792万7,000円の増額、率にいたしまして2.4%の増でございます。表は部内各課の内訳でございます。  それでは、各課の歳出事業予算案についてご説明いたします。  10ページの区民課をごらんください。合計の予算額8億2,840万5,000円で、対前年度比8,460万円の増額、率にいたしまして11.3%の増でございます。これは町会活性化支援町会事務所新築増改築等資金助成件数の増や、上限額見直しによる増、また台東区民会館管理運営駐車場管理移管による委託料の減、区民館管理運営の計画工事の増及びトレーニング機器買い入れによる増などの相殺が主な要因でございます。  次に、11ページのくらしの相談課をごらんください。予算額3,986万8,000円で、対前年度比1万1,000円の減額、率にいたしまして0.03%の減でございます。これは消費者相談、消費者生活支援の事業の一部組み替えと、消費生活展の会場設営等委託の減が主な要因でございます。  次に、12ページの税務課をごらんください。予算額1億7,372万3,000円で、対前年度比924万4,000円の増額、率にいたしまして5.6%の増でございます。これはオリジナルナンバープレートの交付及び住民税課税事務における特別徴収税額通知書の仕様変更、納税義務者数の増による事務経費の増によるものが主な要因でございます。  次に、13ページの収納課をごらんください。予算額3,082万4,000円で、対前年度比76万7,000円の減額、率にいたしまして2.4%の減でございます。これは徴収事務経費の実績見込みによる減でございます。  次に、14ページの戸籍住民サービス課をごらんください。予算額2億54万2,000円、対前年度比1,562万2,000円の減額、率にいたしまして7.2%の減でございます。これは個人番号カード交付事務委託の縮小による減によるものが主な要因でございます。  次に、15ページの子育て・若者支援課をごらんください。予算額38億8,543万6,000円で、対前年度比1,937万6,000円の増額、率にいたしまして0.5%の増でございます。これは子ども医療費助成の実績見込みによる増、高等職業訓練促進の拡充による増、並びに新規事業である子供育成活動支援の増と児童手当の実績見込みによる減との相殺が主な要因でございます。  最後に、16ページの子ども家庭支援センターをごらんください。予算額2億339万9,000円で、対前年度比3,110万7,000円の増額、率にいたしまして18.1%の増でございます。これは台東子ども家庭支援センターの拡張工事と日本堤子ども家庭支援センターの改修工事の増が主な要因でございます。  駆け足でございましたが、平成29年度の区民部の予算についての説明は以上でございます。  続きまして、資料3をごらんいただきながら、協働事業提案制度の実施についてご説明いたします。  まず、目的でございます。行政計画事業、区民と区のパートナーシップを形成する仕組みづくりに基づきまして、区とNPO等団体との協働を促進し、課題の解決を図るため実施するものでございます。募集に当たりましては区が設定したテーマに対する提案、また自由提案の2つの区分で募集し、合わせて2事業を採択予定といたします。29年度の募集テーマは「もったいない!家庭の食べ物大切に!」でございます。  4ページをごらんください。区設定テーマの説明でございます。いわゆる食品ロスが日本で年間632万トン、その約半数に当たる302万トンが家庭で発生しているという状況でございます。食べ物をもっと無駄なく大切に消費していくため、ライフスタイルの見直し、また行動につなげてもらえるような具体的な事業を募集いたします。例えばもったいない意識の醸成、また未使用食品の再活用、また食材を無駄にしない講座・講習などが考えられます。  1ページにお戻りください。自由提案の区分につきましては、NPO等の専門性や先駆性、柔軟性を生かした分野などを限定しない募集となります。提案事業の実施の期間ですが、30年度単年度事業といたしまして、終了後、結果の検証を行い、継続等の可否については協議してまいりたいというふうに考えてございます。  次に、提案団体の応募要件でございます。NPO法人など営利を目的としない団体で、組織運営や実績等、一定の条件を満たすこととしまして、団体の所在地や活動実績のある場所は台東区内、区外を問わないものといたします。  次に、提案事業の経費等につきましては、支出額の上限を1事業につき200万円といたします。協働事業の実施に当たりましては提案団体と協定また委託契約を締結するものといたします。  おめくりください。審査委員会の設置でございます。提案された事業の審査や成果検証等を行うため、外部有識者、区民、中間支援組織、行政を委員とする審査委員会を設置いたします。  次に、審査項目です。台東区協働指針の趣旨を踏まえ、協働の必要性や事業の実現性など、ごらんのような項目について審査したいと考えてございます。  最後に、大まかなスケジュールでございます。29年度に入りましたら、4月に募集いたします。それに向けて広報たいとう3月20日号、またホームページ、また区内NPO法人や他区の協働担当課へ募集案内を送付いたします。その後、4月中に団体向けの説明会などを実施し、周知してまいります。5月にかけまして、提案を予定しているNPO等に対し事前ヒアリングを中間支援組織とともに行います。その内容に基づいて、担当する所管課を交えて事前相談を行います。そういったことを経て、提案書を8月に受け付けたいというふうに考えてございます。その後、10月にかけまして審査委員会、書類審査やプレゼンテーション審査を行う予定です。採択につきましては11月に決定したいと考えてございます。その後、年明けて1月から3月にかけて、事業の実施に向けて内容や日程、役割分担等を精査いたしまして、協定や委託契約の内容等を協議してまいります。  事業の実施年度となる30年度に入りましたら、協定・契約を取り交わしまして実施をいたします。そして9月に中間報告会、年が明けて、年度明けて5月に成果の報告会を開催いたしまして、審査委員会による検証等を実施いたします。以上、スケジュールは足かけ3年のスキームとなります。これを毎年実施いたしまして、区のパートナーをふやしていきたいというふうに考えているところでございます。  雑駁ではございますが、説明は以上でございます。 ○委員長 それでは、協働事業提案制度の実施について、ご質問がありましたらどうぞ。  本目委員。 ◆本目さよ 委員 やっと始まるということで、すごくうれしく思いますが、幾つか伺いたいんですが、29年度の募集テーマについてはきのう保健福祉委員会で報告があった内容とかぶるような気がするんですが、そのあたりの何か整合性とかはどういうふうに考えているんでしょうか。来年度、区でやって、それを引き継ぐような形なのか、ちょっとどういうふうな形でやるのかというのを教えてください。 ○委員長 区民課長。 ◎田中充 区民課長 清掃リサイクル課のほうが来年、食品ロスの啓発にまず取り組むということで、区にとっても新しい課題であるという中で、今回の協働提案の募集はただいま説明いたしましたとおり、来年は提案を募集する。実施については30年度以降ということですので、このテーマについて清掃リサイクル課は先行して区で始めますけれども、その後の展開について、パートナーを見つける、またはふやす、拡充する、そういった展開について、この提案制度の中で可能性を広げていけるんではないかというふうに思っております。
    ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 そうすると、緊密にその清掃リサイクル課とも連携をしながらしっかりとやっていくということですね、はい。  あと、提案をする団体なんですけれども、営利を目的としないNPO法人などということなんですが、ほかの自治体の例を見ると企業も含まれていたりするんですが、そのあたりはどうしてというよりは、社会貢献としてやりたいという企業もやはり除外はされてしまうんでしょうか。 ○委員長 区民課長。 ◎田中充 区民課長 協働の指針の策定のときからもありますけれども、やはり協働というものを営利企業も含めて促進しようというのと、その前にそういったNPO団体の育成というのも大きな課題でありますので、そういった意味も含めてまずはこういったルールで始めたいというふうに考えております。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 育成も含めてということでしたら、今後、では、進んでいくうちに企業も入るかもしれないということですね。 ○委員長 区民課長。 ◎田中充 区民課長 企業との協働ということになってくると、現在のそのいろいろな委託契約、入札による契約関係とかとかなり酷似してくる部分もあろうかと思いますので、その辺については提案制度を重ねながら、よく精査をしていきたいというふうに思っています。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 千葉市などでは社会貢献したいという企業さんたちとも連携をしながらという、そちらの意味での企業との協働というのも進めているので、ぜひ今後は検討をしていっていただきたいなというのが1点と、あとNPOの育成という話がありましたが、これの協働事業のゴールはどこなんでしょうか。この3年1サイクルということですが、それが終わった時点、来年度は募集をして、再来年度で多分予算をつけてということなんですが、再来年度の終わった時点で、ある団体に対する予算はどうなるものなんでしょうか。そこからごめんなさい、これが、聞き漏らしたのかもしれないんですが。 ○委員長 区民課長。 ◎田中充 区民課長 この募集に当たりましては、まず30年度単年度でやっていただくということですので、それで先ほど申し上げたような中間報告や成果検証などをやって協議をしてまいります。当然中間報告の段階から、これは継続すべきであるとか、またそういったことも担うことができるかどうかというのは協議も始まっていきますので、それについてはまた別途、それこそ今度は所管課の予算としてしっかり事業化をしていくことがあわせて検討されていくものと考えております。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 そうすると、例えばもったいないの事業だとしたら清掃リサイクル課と協議の上、またもしかしたら続くかもしれないし、続かないかもしれないということですね。NPOを育てるという観点からも、できれば自立して自走してもらったほうがいいと思うんですね。行政からの補助金だけに、もちろん当たり前ですけれど頼るんではなくて、では自分で寄附金を集めるのか、もしくはお金が生み出せる、営利を目的としないというよりは株主とか従業員に利益を還元しないのがNPOだと思っているので、もうけること自体は別に悪くないはずなので、どうやったらマネタイズができるのかとか、そういったところも含めてアドバイスだったりとかをこの3年のサイクルの中で、メーンは2年ですね、2年のサイクルの中でやっていったらどうかと思うんですけれど、そのあたりは考えているんですか。 ○委員長 区民課長。 ◎田中充 区民課長 先ほど審査委員の中で有識者というようなことで候補がありますけれども、当然中小企業診断士であるとか、法人経営については1つの視点なんですけれども、台東区、産業振興事業団のほうでそういった資格を持ちながらビジネス支援ネットワークというのを構築して、さまざまなビジネスの創業であるとか、マッチングであるとか、アドバイスをしている方々もおられますので、そういった方々も審査の体制に含めて考えていけばアドバイスとかも行えるんではないかなというふうには考えております。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 ありがとうございます。ぜひ審査とともに、その後の継続的にもサポートをしていけるように、あと中小企業診断士とか、そういった通常の企業の経営とはまた違うところ、寄附を集めてくるとか、そういったところもあると思うので、できれば社会的起業家とか、そういったところのアドバイスができる人もアドバイザーとしているといいなというふうに思います。ぜひこれ、非常に期待していますので、頑張っていっていただければと思います。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 私も協働に対して非常に期待している議員の一人でありますけれども、いつ「わっしょい」とつくかなというふうに期待しているんですが、最初にお伺いしたいのが前回、一度委員会で状況報告していただいたんですが、その後、状況のほうはいかがですかね。 ○委員長 区民課長。 ◎田中充 区民課長 中間支援組織のその後ということだと思います。登録団体が現在50団体ということで、月5団体ないし3団体というようなところで少しずつふえている状況です。また、相談につきましても、これまで1月までで720件、多くは周知や広報の協力というような部分がありますけれども、支援、共催をできないかとか、そういうかかわり方の部分の相談であるとか、NPO活動の中身だとか、あとまたボランティアの確保の話だとか、そういったものも含まれた相談ですね。それから、普及啓発、入門講座などはこれまで3回、専門講座は1回、あと情報サイトのほうの登録が今48団体というような状況でございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 私も施設の前を通りますと、表からも、ああ、何かやっているなという雰囲気が感じられまして、中のほうも相談しやすい体制になっていただいておりまして、本当に少しずつですけれども前進しているんだなというふうに感じております。  ちなみに、スケジュールの中で4月に団体向け説明会とあるんですが、これはどのようにやる予定なんですか。 ○委員長 区民課長。 ◎田中充 区民課長 4月に2回ほど社会福祉協議会の2階を会場にいたしまして、中間支援組織のPRも兼ねてそういった説明会を実施したいかなというふうに思っています。募集要項の詳細な説明をさせていただきたいというふうに思っています。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 登録されたNPOさん、団体が50団体ということなので、なるべくたくさんの方に参加していただきながら進めていっていただきたいなと思うんですけれども、他の自治体のこういった協働の組織では異業種交換みたいなことをやっていらっしゃっていまして、区でも町会さんのほうにもこのような協働の組織があるということはご案内はされていると思うんですが、なかなかその、どういうふうに利用すればいいのかとかいうこともあると思います。また、NPOさんが50団体ですね、どのように活動されているのかというのが理解できれば利用しやすくなると思いますし、NPOさんの活動報告会というんですかね、PR会みたいな形で町会長さんとか、PTA会長さんとか、コミュニティの方とか、いろいろな方々に、もちろん区民の皆さんに参加していただきながら、そういったNPOさんの紹介みたいな形でやっていったらもっともっと協働が進むんではないかなというふうには感じておりますので、よろしくお願いいたします。  ちなみに、今回の1事業につき200万円を上限額ということでうたっているんですけれども、例えばいいものがあれば3事業とか4事業とか可能なんですか。 ○委員長 区民課長。 ◎田中充 区民課長 現在2区分、それぞれ200万円ずつということでございますので、順位をつけまして、それぞれの区分、または片方の区分かもしれませんが、200万円を上限とした2事業。ただ、それがもし100万円の事業が採用ということであれば、その残った予算を使うかどうかについては協議できるかなというふうに思います。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 協働の目的が地域課題解決ということですので、たくさんの方にご利用いただきながら課題を解決していっていただきたいなと思います。  最後に、今回のもったいないテーマは、昨日も保健福祉委員会でありましたけれど、公明党が昨年の1月からプロジェクトチームを立ち上げて進めているものでもありまして、本当に相乗効果も期待しながら、党としてもバックアップしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 食品ロスは、本当に大切な課題だと思いますので、これがテーマになったのはいいと思います。先ほど本目委員からもありましたとおり、育成という点でお答えがあって、そういう点では団体育成という意味では非常に理解をいたしました。  ただ、1つちょっと気になるのは、確かに区にない専門性とか柔軟性をそれぞれの団体に発揮していただいてというのはあるんですけれども、逆にやはり先ほどの、きのうの議論でもありましたけれども、清掃リサイクル課のほうでやっているような、いわゆるこの食品ロスについてのこういう啓蒙活動を来年度はやるわけですよね。区の内部での連携というか、その辺のところはどういうふうになっているのか、ちょっと教えていただけますか。 ○委員長 区民課長。 ◎田中充 区民課長 この協働推進に当たりましては区の中で課長級の幹事会、または部長級の会もございますし、今回のこの協働事業提案制度の詰めについてもそのような段階を踏んでまいりましたし、ここまで事業を始めるということになれば、それこそ庶務担当課長会やら何やら、いろいろなことでの周知を図りつつ、連携については常に清掃リサイクル課とも今回についてはもう半年以上前からやっていますので、また提案の内容によっては、提案する側は役所の組織、考えませんので、またがる場合もあろうかと思いますから、その辺については対応する所管課を区民課が中心となって調整をしていきたいというふうに思っています。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 一応、事業が協働事業ということなので、それは区民課中心なんだと思うんですけれども、テーマによっては当然そういう連携が必要になると。例えばきのうのもったいないの啓発は、予算が100万円ですよね。それに比べると、今回の民間の方については200万円を上限ということで、結構優遇されているというか、そういう印象を受けるんだよね。だからそういった点でもやはりその辺では本当いい提案が出て、しっかりとした事業として、それが30年度以降も区の事業としてしっかりやっていけるような、そういうものになるといいなというふうに期待をしております。以上です。 ○委員長 では、河野委員。 ◆河野純之佐 委員 私もこの新しい協働の取り組みが進むということについては、非常にいいことだというふうに思っています。  それで今回、2つの事業を採択する予定だと。前回もお話ししたかもわからないんですけれども、1つはこれ、自由提案になりますよね。自由提案の中にやはりこれ、まちづくりの問題とか福祉の問題とか、教育の問題とか、自由ですから皆さんがいろいろな分野においての提案が来るんではないかなと私は思うんですね。そのときにやはりその事業の内容の分析だとか、精査とかするのがこの審査委員会の設置だと思うんですよね。そこでこの公正な、またその事業の内容をよく熟知した審査をしていくためには、そこにそれぞれの分野の学識経験者なり区の担当なりね、そういうような人たちがこの審査委員に入れるのかどうか。だから、いろいろな分野の提案が来て、それぞれその審査委員会というのは1つの審査委員会なのか、それとも複数の審査委員会になってしまうのか、その辺のことについてはどういうふうに今、考えているんですか。 ○委員長 区民課長。 ◎田中充 区民課長 こちら自由提案の場合、おっしゃるとおりさまざまな分野が想定されるということではありますけれども、今はこの審査委員は協働という手法をとっていく、その協働のあり方について、またNPO法人の育成の部分について審査できるような体制になっておりますので、例えば環境だとか福祉であるとか、その辺の深いところの専門家が入っていないという状況ではありますけれども、先ほど事前ヒアリング、事前相談のときに担当所管課がかかわるというふうに申し上げました。ですので、その事前の段階から当然そこの分野を担っている担当所管課が絡んで、そこで意見交換をし、また意見書なども作成する。審査においてもそのNPO法人、提案者だけがプレゼンテーションをしてということ、プラス担当の所管課がその辺の事業の需要だとか状況だとか、そういったものも説明できるような、そういった審査にしていきたいというふうには思ってございます。  ただ、それにおいても非常に深い学識が必要な場合には、当然審査会の中でオブザーバーを招聘するなり、そういったことは検討したいというふうに思っています。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 私は、提案されたものがやはり区の課題を解決できるような、内容的にいいものが実行されればいいなというふうに思っていますので、ぜひ今の話を聞くと、事前に所管の人たちとの連携も深めながら、最終的には必要であればその専門的な学識経験者も入るというか、かかわった審査になるということで、ある程度柔軟性を持った審査会になるというふうに今、聞こえたんですけれども、もう1回その辺のことをちょっと、いや、その辺のね、いろいろな提案した側は、では私たちは誰にどういうような組織で審査されて、それで認められた、それとも却下されたというような形で納得した形になればいいなというふうに思うんですけれども、その辺のことについてもう1回確認します。 ○委員長 区民課長。 ◎田中充 区民課長 審査会のメンバーはあくまでもここに記載された方々を事前に確定いたします。先ほど場合によってはと申し上げたのは、例えばこういった情報が欲しいとかいうようなことがあれば意見書をいただくとか、もしくはその場でやりとりが必要だということであればオブザーバーとして出席をするということになりますので、あくまで審査についてはあらかじめ定めた方々ということになります。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 わかりました。多くの提案が来ることも期待するし、やはり提案された人たちが活動する中で納得された審査ができるような形をぜひつくっていっていただきたいというふうに言っておきます。 ○委員長 よろしいですか。  ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、原動機付自転車オリジナルナンバープレートの交付について、税務課長、報告願います。 ◎柿沼浩一 税務課長 それでは、原動機付自転車オリジナルナンバープレートの交付についてご報告をいたします。資料4をごらんください。  項番1、目的・概要です。台東区を区内外に広くアピールするとともに、区民の区に対する愛着をさらに深めてもらうため、図柄入りデザインの原動機付自転車オリジナルナンバープレートを作成し、希望者に交付いたします。なお、本事業は、台東区発足70周年事業として実施いたします。  項番2、交付対象・枚数です。区内に定置場がある原動機付自転車、排気量125cc以下になります。こちらを所有する個人及び法人を対象に1,500枚限定で交付いたします。  項番3、交付方法です。オリジナルナンバープレートと現行のデザインなしのナンバープレートとの選択制といたします。それから、新規交付に加えまして交付済みの現行のナンバープレートとの交換も行います。それから、新規交付、交換、いずれも手数料は無料となります。  項番4、図柄入りデザインです。区がオリジナルナンバープレートのデザイン案を複数作成しまして、区民などからの投票を行いまして、最終的に3種類のデザインを決定する予定でございます。  項番5、29年度予算案には、区民等による投票の周知用ポスターやチラシ及びナンバープレートの作成経費といたしまして176万4,000円を計上いたしております。  項番6、今後のスケジュールです。現在、デザインの検討を庁内で始めております。5月に区民等による投票、その後、デザインの最終決定、プレートの作成を行いまして、10月からナンバープレートの交付を開始する予定でございます。  報告は以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  本目委員。 ◆本目さよ 委員 今、デザインの検討をしているということなんですけれども、誰が検討をしていただいているんですかね。どなたが。 ○委員長 税務課長。 ◎柿沼浩一 税務課長 デザインの検討は、区のほうで行っています。庁内関係各課が集まりまして、検討しているという状況です。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 ちょっと確認のため聞きたいんですけれど、庁内にはデザイナーさんとかがいらっしゃるわけではないんですよね。 ○委員長 税務課長。 ◎柿沼浩一 税務課長 専門のデザイナーはおりません。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 これですね、ぜひオリジナルナンバープレート、せっかくつくるんだったら格好いいものをつくっていただきたいなと、これがうちの、台東区のなんだよというふうに自慢できるような、また、これ格好いいんじゃないというふうにSNSとかでもシェアされるようなものをつくっていただきたいなというふうに思うんですけれども、ただ、やはり専門の方ないとどうしてもデザインというのは難しいと思うんですね。私自身も自分の区政レポートとかデザインしますけれども、それでも自分がやるのとデザイナーさんにお願いするのと、本当に雲泥の差、まあ私のデザインセンスの問題かもしれませんが、あるんですね。そういったところも含めて公募だったりとか、あとはクラウドソーシングなどで、そんなにお金はかかりませんので、例えばうちの会派のロゴもクラウドソーシングでつくりましたが、お金を払った公募のような形にして、そしてそこの中から区の庁内で例えば10個ぐらいなのか、6個ぐらいなのか選んで、その上で投票みたいな、その前段階で、デザインの部分でもう少しちょっと手間とお金を少しでもかけませんかという提案をさせていただきたいんですが、そのあたりはいかがでしょうか。 ○委員長 税務課長。 ◎柿沼浩一 税務課長 デザインについてですが、今回このオリジナルナンバープレートのデザインですが、どういった表現をするかという意味でのデザイン性というんですか、そういったものも大切なんですが、まずは何より今回はデザインとしては、ナンバープレートの中にどういった図柄を取り入れていくのか、どういった内容のものをですね、台東区いろいろ候補がありますので、それを選択するのか、そこの点がまず重要になると考えております。  そういったことで、デザインの候補案はこれ、区が作成することとしております。その中で、デザインを専門的な方から提案をいただくという公募は、これは考えておりませんが、ただ、その実際の絵を描くのは区の職員ではなくて、当然プレートの作成事業者がおりますので、その方にそのデザインは区の方針のもとに描いていただきますので、デザイン性も配慮した、そこは大切なことだとは思っておりますので、配慮した形で作成はしていきたいというふうには考えております。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 デザイン、この順序として、区がオリジナルナンバープレートのデザイン案を複数作成するというところにもデザイナーさんが入るということですかね。 ○委員長 税務課長。 ◎柿沼浩一 税務課長 デザイナーというか、実際の下絵をつくる段階に、ナンバープレートの下絵を、候補案は下絵になりますので、そこはその作成事業者に描いてもらうということです。ただ、その前段階で区のほうでこういったものを入れてくれ、ああいったものを入れて、こういった雰囲気のものにしてくれというようなその指示といいますか、その辺の内容は伝えていった上で、外のナンバープレート業者に描いていただくという、下絵をつくっていただくという、それが候補案になるということです。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 どこかにナンバープレート業者というのが、業者があって、そこに幾つか条件を提示した上で用意をしてもらうということで合っていますか。 ○委員長 税務課長。 ◎柿沼浩一 税務課長 おおむねそういったことでございます、はい。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 その業者のセンスが多分問われると思うんですね。その業者を公募しませんかという提案なんですが。 ○委員長 税務課長。 ◎柿沼浩一 税務課長 最終的には公募をしても、候補案を決定するのは区になるわけでございます、公募をしてもですね。我々はそれを今回は公募ではなくて、区のほうの基本的な考え方のもとに業者の方に描いていただくということでございます。いずれにしても最終的には区がデザインの候補案は公募をしてもつくることになりますので、そういった意味では特に委員のおっしゃることと大きな違いはないのかなという認識はしておりますけれど。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 デザインに落としていただく段階の、その方とか、その会社のセンスが問われると思うんです。その会社は、では、ごめんなさい、変えますね、どうやって募集するんですか。もう既につき合いのある業者さんにお願いをするということですか。 ○委員長 税務課長。 ◎柿沼浩一 税務課長 これは契約になります。契約行為になりますので、仕様のもとに見積もりを徴取して、その中で最適なというか、最低価格の業者を選定していくという形になります。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 ありがとうございます。入札ということですね。いや、このデザインが関係するところにおける入札が妥当かどうかというところについても、私ちょっと意見を申し上げたいんですけれども、デザインというのはもう感覚的なものなので、安くて配置だけだったら、例えばイラストレーターを使った配置だけだったら、私でも別に頑張ればできるわけなんですよ。そうしたらすごく安くできるかもしれない。でも、安いのとデザインセンスがいい、格好いいのとは違うはずで、それを本当に入札でやってしまっていいのかというところはすごく疑問なんですけれども。せめて予算がそんなに大きなものではないですけれども、プロポーザルにするのか、もしくはもうデザインに関係するところに関しては、区の多分こういうときには入札にする、プロポーザルにするというのがあるとは思うんですけれども、そこはもうデザインによってここにするみたいなのを決めてもいいんではないですかね。 ○委員長 それはナンバープレートの……。
    ◆本目さよ 委員 だけではない。 ○委員長 いや、業者に委託するわけですから、道路交通法上、ナンバープレートの番号が見えづらいというのはもう本末転倒の話になってしまうんで、だからそちらに委託をするのかとか、そういう意味もあるんですか。 ◎柿沼浩一 税務課長 よりよいそのデザインをつくりたいというのは区のほうでもそれは当然考えていることでございます。それに当たって、いわゆるデザインコンペを行うのか、それともそうではなくて区のほうで主体的に、幅広い見地から検討して作成をしていくのかということになります。  冒頭申し上げましたが、このオリジナルナンバープレート、大きさが相当、それほど大きなものではございません。その中で台東区としては、これは台東区のPRのためにつくってまいりますので、基本的には台東区の名勝であるとか、そういったものを取り入れた形でデザインを行っていこうと思っています。それをどんな図柄にするのか、そこがまずは重要だと思っています。その上で、それをどういったデザインにするのかということですけれど、やはりその大きさとか、番号がよく見えなくてはならないとか、そういった制約もございますので、デザインについては相当制約を受けますので、今回その公募、コンペ方式というのをデザインということでは採用しなかったということでございます。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 先ほど申し上げたクラウドソーシング、皆さんご存じない方もいらっしゃるかもしれないですけれども、こういう条件でこういうものを、例えば上野の西郷さんと雷門を入れてください、このナンバープレートのこういう条件があります、この中でデザインを考えてくださいというふうに提示したら、そのとおりに応募してきてくれるものなんですね。なので、制約があるからこそ専門家に頼んだほうがいいんではないかなというふうには思いますけれども、しかも文京区とかはデザイナーではないですけれども公募をして、かわいらしいデザインのものができている実績もあるので、何で内にこもる形なのかというのが非常に残念でならないんですけれども、とりあえず、はい、そのあたり、別に今からでも遅くないと思いますので、ぜひ格好いいのをつくっていただきたいと、これは強く要望します。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 関連するかもしれないんですけれど、やはり本目委員と同じというか、本当に70周年というのは1回しかなくて、予算を用意して1,500枚ということなので、できることならあっという間になくなるようなデザインを期待しているんですね。我々も70周年の議員として腹を決めてやらせていただいているんですけれども、本当に台東区のオリジナルのナンバープレート、あっという間になくなるようなものをつくっていただきたいなというのが強い思いですね。  参考になるかどうかはあれなんですけれども、地域の方に聞いたんですが、一葉記念館が初めて、開館前に長蛇の列ができていて、何かなと思いましたら、文豪ストレイドッグスという何か漫画がありまして、コラボレーションで樋口一葉さんのクリアファイルをつくってやったら物すごい人気でということで、それを使えというわけではないんですけれども、課長、本当に真剣に考えていらっしゃるので信頼はしているんですけれども、本当に繰り返しになりますけれども、あっという間になくなるようなものをつくっていただきたいなと、補正予算でもつけて追加でできるぐらいやっていただきたいなとは思っているんですけれども、ちなみに1,500枚の根拠というのは何ですかね。 ○委員長 税務課長。 ◎柿沼浩一 税務課長 交付枚数1,500枚ですが、こちらの算定をする上で参考としましたのは、まず本区のナンバープレートの交付実績ですが、年間で新規で約1,000枚となっております。それから、原付バイクの登録台数ですが、これが現在、約7,000台となっております。それから、今回交付の仕方が新規と、それから交換となっております。また、デザイン3種類を予定しております。そういったことから、1つのデザインで500枚としまして、合計で1,500枚というふうに算定したところでございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 わかりました。この1,000枚というのは1年間ですよね、たしか。それで、交付が結局できるのが12月までで、10月に交付開始をしてということなので、もうちょっと力を入れて、もうちょっと早目にやるとか、台東区のオリジナルナンバープレート、よかったねというように全国から聞こえてくるぐらいのものをやっていただきたいなとは思うんですけれども、あり得ないと思いますけれど、31人の議員の似顔絵をつけたり、それはあり得ないとは思いますけれど、本当に斬新なことを考えていただきながら、もう本当にただでさえ注目を浴びている台東区ですので、余ってしまったということがないように期待しておりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 私もこれ、70周年記念ということでつくるわけですから、やはり話題性のある事業にしていきたいと。本当に誰もが欲しがるようなプレートが望ましいなというふうに思っているんですね。そういう意味ではこれ、広報はどういうふうに今後、考えるんですか。 ○委員長 税務課長。 ◎柿沼浩一 税務課長 広報といいますと、広報たいとうレベルで広報いたしますのは、区民投票を5月に予定をしておりますので、その前にこういった候補でオリジナルナンバープレートの作成を行いますので、投票を行いますのでということでの広報になると思います。当然予算として、新規事業としての広報等は行っておりますが、事業としてはそういうことになるというふうに思っております。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 ですから、投票に関する広報もあるだろうし、今後これ10月からですか、交付で、先ほどもちょっと意見がありましたけれども、これ手数料も無料、交換も無料ということなので、本当にもう場合によったら殺到する可能性もありますよね。逆に殺到するぐらい、私は広報を積極的にやってほしいというふうに思うんですけれども、投票だけの広報ではなくて、その後の広報についてはどんなものを考えているのかなという、そこまでお願いします。 ○委員長 税務課長。 ◎柿沼浩一 税務課長 交付に当たっての広報は、広報たいとう、ホームページ等で詳しく当然お知らせをするわけですが、この事業の計画ですと、その前に投票を行いますので、その段階から、早い段階からそういった広報も、10月から交付できますよ、こういった形で交付を始めますよということで、そのあたりから広報は行いますし、10月の交付時期がはっきりした段階で、当然また詳しく広報は行っていきたいというふうに考えております。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 積極的に広報なども活用しながら、やはり話題性のあるナンバープレートの交付にしていっていただきたいというふうに要望だけしておきます。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 ちょっと確認だけしたいんですが、私も原付のナンバープレートをいただきたいと思っているんですが、これでいきますと、ナンバーが変わるという理解でよろしいんですか。 ○委員長 税務課長。 ◎柿沼浩一 税務課長 交換をされますと、ナンバーは変更になるということになります。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 結構そうなりますと、自賠責の関係とかいろいろなところで手続を全部やらないと、いろいろなトラブルがその後残ってきてしまうんで、そういった点ではその辺も含めてしっかりとした広報をお願いしたいと思います。以上です。 ○委員長 副委員長。 ◆石川義弘 副委員長 ちょっと1つ聞きたいんですが、車などは今ナンバープレート、番号は好きにとれますよね。これはやはり原付も同じですか。 ○委員長 税務課長。 ◎柿沼浩一 税務課長 選択してナンバーをとるということは現在行っておりませんし、これについても、オリジナルナンバープレートについても好きな番号を選ぶということは考えておりません。順番どおりに配付をしていくということで考えております。 ○委員長 副委員長。 ◆石川義弘 副委員長 それからもう一つ。通常ナンバープレートは廃車になる、あるいはそのときに返す形になると思うんですが、これはやはり同じように考えていらっしゃるんですか。 ○委員長 税務課長。 ◎柿沼浩一 税務課長 原付バイクのナンバープレートは、正式には区が貸与しているというものになりますので、副委員長おっしゃるように、廃車時には返還をしていただいております。ただ、なくされた方とかそういった方もいますので、そういった場合は実費弁償として200円をいただいております。副委員長のご趣旨は、欲しい人にはそのまま廃車されても持っていただいてもということかと思います。その点については、このオリジナルナンバープレートについては実費弁償、その200円と、その辺と整合をとりながら、そういった要望には今回、対応していきたいというふうに考えております。 ○委員長 副委員長。 ◆石川義弘 副委員長 実はうちもナンバープレート、家内の誕生日になっているんですよ。それで、実はそういう意味では、例えば子供が生まれたときに子供の誕生日をナンバープレートにするとかいう、こういうのは非常に可能性はゼロではないんだと思うんです、本当は。そういう意味では、せっかくこういうふうに70周年という1つの期間を捉えて新たにその辺もやるんですから、できればそのナンバーに関してもある程度選ばせてあげてほしい。そうすれば、逆に言うと、持っていることが、やはりこの年度にこういうことがあって持っていられるという記念品にもなりますので、逆に言うと、その辺も含めて、せっかくですから、できないことであれば、難しいですよ、車だってあの台数でナンバー選ぶことができるんですから、できれば台東区で生まれ、ある意味それの生年月日がついて、70周年記念プレートがあなたの誕生日ですよといったら、これは1つで、すばらしいことですので、ぜひこの辺はちょっとできるんであれば考えてほしいというふうに要望しておきます。 ○委員長 ほかはよろしいですか。さまざまな意見が出ましたので、今後検討しながらやっていただきたいとお願いをしておきます。  ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、教育委員会の補正予算について、平成29年度予算について及び平成28年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価について、庶務課長、報告願います。 ◎岡田和平 庶務課長 それでは、まず、教育委員会に係る補正予算についてご説明いたします。資料5をごらんください。  初めに、歳入でございます。872万2,000円減額し、補正後の額を28億272万6,000円といたします。  2ページをごらんください。歳入の課別内訳でございます。主なものを申し上げます。まず、庶務課は、国庫支出金で、私立幼稚園就園奨励に対する補助金を100万円減額いたします。  次に、学務課は、国庫支出金及び都支出金で、こども園施設型給付に対する負担金を合わせて1,064万円減額をいたします。  次に、児童保育課は、国庫支出金及び都支出金で、保育委託費に対する負担金を合わせて2,081万4,000円増額いたします。また、国庫支出金で保育対策総合支援事業に対する補助金を1,498万5,000円、都支出金で待機児童解消区市町村支援事業に対する補助金を1,742万6,000円、小規模保育運営支援等事業に対する補助金を1,476万2,000円、それぞれ減額するとともに、保育所等賃借料補助事業に対する補助金として2,232万1,000円を新たに計上いたします。  次に、スポーツ振興課は、諸収入で東京都立浅草高等学校温水プール利用料収入を57万7,000円減額いたします。  3ページからは歳出でございます。2億1,459万6,000円減額し、補正後の額を135億1,078万5,000円といたします。  4ページをごらんください。歳出の課別内訳でございます。主なものを申し上げます。まず、庶務課は、小学校費で施設管理を4,000万円、普通教室フローリング整備を2,228万8,000円、体育館エアコン整備を1,554万2,000円、蔵前小学校仮校舎設置を1,485万1,000円、それぞれ減額いたします。また、幼稚園費で私立幼稚園の保護者に対する補助を合わせて1,350万円減額いたします。  次に、学務課は、小学校費及び中学校費で、要保護・準要保護就学援助を合わせて2,450万円減額いたします。こども園費で施設型給付を1,600万円、ことぶきこども園管理運営を1,500万円、それぞれ減額いたします。  5ページをごらんください。次に、児童保育課では、児童保育費で保育委託を8,092万6,000円、私立保育所整備事業補助を1,052万6,000円、保育所等保育士等人材確保1,324万1,000円、それぞれ増額いたします。また、認可保育所の誘致を6,300万円、小規模保育施設の誘致を2,200万円、こどもクラブ運営を1,562万1,000円、それぞれ減額いたします。  次に、生涯学習課は、社会教育費で文化財復元補助を674万7,000円、生涯学習センター管理運営を500万円、それぞれ減額いたします。  次に、スポーツ振興課は、社会体育費で東京都立浅草高等学校温水プール区民開放を1,082万8,000円減額いたします。説明は以上でございます。  続きまして、教育委員会に係る平成29年度予算についてご説明いたします。資料6をごらんください。  個別の説明に入ります前に、教育委員会では教育保育施設の維持管理、保全業務をより効果的・効率的に行うため、平成29年度からこども園、保育園、児童館、こどもクラブ等に係るこれらの業務を庶務課に移管いたします。これに伴い、予算の組み替えがございますので、あらかじめご承知おきください。  それでは、初めに歳入予算でございます。総額は42億416万4,000円で、前年度比15億1,149万4,000円の増でございます。2ページから9ページまでは、課別の歳入の主な増減でございます。  まず、2ページの庶務課では、国庫支出金、国庫負担金、1番の学校施設整備費で、蔵前小学校改築に伴う負担金を新たに計上いたしました。また、玉姫児童館、こどもクラブ、池之端児童館、こどもクラブの整備に伴い、国庫支出金、国庫補助金の5番及び6番と都支出金、都補助金の2番及び3番を新たに計上いたしました。  3ページをごらんください。学務課では、中ほどよりやや下、都支出金、都補助金、3番の認定こども園施設整備事業費を新たに計上いたしました。  4ページをごらんください。児童保育課では、保育所等の誘致等に伴い、国庫支出金、国庫補助金、2番の保育所等整備費及び都支出金、都補助金、3番の待機児童解消区市町村支援事業費が増となっております。また、同じく都補助金、2番の保育所等賃借料補助事業費、4番の賃貸物件による保育所の開設準備経費補助事業費、7番、そして11番を新たに計上いたしました。  5ページをごらんください。指導課では、中ほどの都支出金、都委託金、5番のオリンピック・パラリンピック教育推進校委託費が対象校拡大により増となっております。歳入は以上でございます。  11ページをごらんください。歳出予算でございます。総額は187億7,021万5,000円で、前年度比54億544万円の増でございます。次ページ以降は、課別、目別、事業別の歳出予算でございます。  まず、庶務課でございます。13ページをごらんください。中ほどの小学校費、学校管理費の14番と15番、そして学校施設建設費の1番が大規模改修工事、改築工事の進捗に伴い増となっております。中学校費、学校管理費では、11番の忍岡中学校大規模改修が終了となる一方で、12番が大規模改修工事の進捗に伴い増となっております。新規計上といたしましては、教育総務費、事務局費、8番の校歌集CD作成、また小学校費、中学校費、こども園費において区有施設省電力型照明整備がございます。  14ページの中ほど、幼稚園費、幼稚園管理費の9番は、大規模改修工事の実施に伴う増で、そのやや下でございますが、児童保育費の保育所管理費の3番と、児童育成費の7番、そして8番は大規模改修工事経費の新規計上でございます。  次に、学務課でございます。17ページをごらんください。中学校費、教育振興費、1番の要保護・準要保護就学援助が減、中ほどのこども園費、こども園総務費、1番の認定こども園の誘致及び2番のこども園施設型給付が増となっております。  次に、児童保育課でございます。19ページをごらんください。児童保育費、児童保育総務費、1番の保育委託、5番の私立保育所整備事業補助、6番の認可保育所の誘致が増となっております。また、下から3行目、保育所管理費、9番の定期利用保育は新規計上でございます。  次に、指導課でございます。22ページをごらんください。教育総務費、事務局費、2番の指導課運営が非常勤講師の配置数増により、14番のオリンピック・パラリンピック教育の推進が対象校の増などにより、下から2行目、小学校費、学校管理費、15番の小学校ICT教育の推進が特別支援学級児童へのタブレットパソコン配置により、それぞれ増となっております。  24ページは、教育支援館でございます。教育総務費、教育支援費、5番の特別支援教育支援員の配置が増となっております。  次に、生涯学習課でございます。26ページをごらんください。中ほどの社会教育費、社会教育総務費、17番の文化財復元補助、18番の台東区歴史・文化検定、19番の台東区映像アーカイブがそれぞれ増となっております。  次に、スポーツ振興課でございます。28ページをごらんください。下のほうになりますが、社会体育費、体育施設費、4番のリバーサイドスポーツセンター維持修繕が野球場の人工芝張りかえ工事に伴い増となっております。  29ページは、中央図書館でございます。社会教育費、図書館費、1番の図書館管理運営がニーズ調査の実施により増、2番の図書館情報システムがICタグ更新終了により減となっております。説明は以上でございます。  引き続きまして、平成28年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価についてご説明をいたします。  事前資料1の概要版をごらんください。まず、この点検及び評価は、教育行政をより効果的、効率的に推進することを目的として、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定に基づいて実施しているものでございます。  次に、点検及び評価の対象とした4つの項目及び個々の事業名については、資料に記載のとおりでございます。  2ページをごらんください。点検及び評価の方法でございますが、資料に記載の7項目について点検・評価を行った上で、学識経験者のご意見を頂戴いたしました。  項番5には、点検及び評価の結果を抜粋しております。まず、「かけがえのない命を大切にした豊かな心づくりの推進」でございます。人権教育、生命尊重教育等については、人権尊重教育推進校での研究や人権教育研修会等での研修で教員の人権意識の向上を図り、生命の尊さと自他の生命を尊重する指導の改善を進めており、おおむね順調に推移している。体験活動については、関係部署と連絡・調整しながら計画的に進めており、今後も学校園のニーズを把握しながら適切に事業を進めていくということで、総合評価はAといたしました。学識経験者からは、芸術体験にかかわる事業が着実に展開されている。最近の子供は芸術に触れる機会が必ずしも多いとは言えない。それだけに、文化活動・施設に特色を持つ本区ならではの事業展開になるよう一層の充実を期待したいなどのご意見をいただきました。  次に、「伝統とともに生きる豊かな感性の醸成」でございます。台東区子ども歴史・文化検定で学校ごとの受検を実施し、受検者数が10倍以上になるなど改善を進めており、おおむね順調に推移している。小学校演劇鑑賞教室や東京藝術大学の学生等による音楽、部活動等への指導などは関係団体と連携をとりながら計画的、継続的に実施できており、事業全体は順調であるということで、総合評価はAといたしました。学識経験者からは、台東区の特色、よさが最も発揮できる分野であり、上野の山文化ゾーンの存在は国際的にも国内的にも揺るがない地位と内容を有している。台東区の子供たちや区民が優先してこの地元の利を享受することが大切ではないかなどのご意見をいただきました。  次に、「生涯学習推進システムを確立する」でございます。生涯学習の場の整備として、社会教育館等においては指定管理者制度などを活用し、適切に運営している。施設の利用実績もおおむね増加傾向にあり、周知事業も当初の予定どおり実施していることから順調であるということで、総合評価はAといたしました。学識経験者からは、生涯学習の推進は、施設や設備の活用から子供たちや区民が自己学習の基盤にしているネット社会の情報ツールの活用への転換を図ることにより、個々のアイデンティティーの確立と多様性のある人間関係づくりが促進されようなどのご意見をいただきました。  最後に、「地域力を高める」でございます。施策全体としては、おおむね計画どおり進捗している。しかし、社会参加活動促進での実績がないことや学習支援ボランティアの新規登録者が見込み数ほど増えていない課題があるということで、総合評価はBといたしました。学識経験者からは、何よりも学びの主体を区民サイドにすることである。可能な限り行政の関与を少なくすることが本施策の成功につながるなどのご意見をいただきました。  概要は以上でございますが、このたびの結果や学識経験者のご意見を踏まえ、引き続き取り組みの充実に努めてまいります。説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 それでは、平成28年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価について、ご質問がありましたらどうぞ。  小髙委員。 ◆小髙明 委員 この評価については原案というか、今いろいろ書かれているところは教育委員会でおつくりになって、委員さんというか、3人の方に評価をいただいているということなんですが、これはいつ実施をしたとかいう日付が入っていないんだけれども、その辺のところはどういうふうになっているんでしょうか。 ○委員長 庶務課長。 ◎岡田和平 庶務課長 学識経験者のご意見をいただく方法でございますが、3人の先生方に一堂に集まっていただきまして、いろいろご議論をいただくという方法ではなくて、こちらのほうで各先生にお願いをして、各先生からそれぞれ意見を頂戴したものでございます。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 そういうことになるとですね、例えば私どももいただいたこの評価を各先生にお渡しをして、それでその意見をいただくという、それだけなんですか。要するに職員がこれについて説明をしながら、例えば5月1日なら5月1日に説明に行って、そこでご意見をいただいてくるとか、それとも事前にお渡しをして、ご意見を聞いていて、それに対する職員とのやりとりだとか、そういったものはないんですか。 ○委員長 庶務課長。 ◎岡田和平 庶務課長 このたびご意見をいただきました3人の学識経験者の方は、このことだけではなくふだんから台東区の教育行政にいろいろかかわっていただいている先生方でございます。ですから、こちらの書類を取りまとめて先生にお渡しいたしましたけれども、そのとき特段時間をとって説明をした、個別に説明をしたということはございません。  ただ、先生方が必要に応じてそれぞれの所管課にお問い合わせをしたことはあるかと思います。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 今の説明だとね、やはりちょっと不十分ではないかなと。本当にしっかりとしたご意見をいただくというのには、まず、きちんとした説明が必要だと思うんですよ、ただペーパーを渡すだけではなくて。そういった点はやはりしっかり今後、改善をしていただきたいなというふうに要望しておきます。  それともう1点ですが、ここのかけがえのない命を大切にしたという、この項目ですね、ここを見ますと、マンネリ化、沈滞化しないようにさまざまな工夫をしてとか、ほぼ同様の事業実績でマンネリ化や現状認識の甘さを危惧されると、こういうのが2人の委員さんから出されているんです。そういった点では、3人のうちの2人からそういう評価が出されるというのは、順調であるということは順調であるのかもしれないけれども、やはりその辺はしっかり受けとめる必要があるんではないかなということが1つと、それとの関係で、私ども毎回、人権尊重教育推進校の問題を取り上げさせていただいておりますけれども、ここでもここのかけがえのない命を大切にという人権の問題を考えるとね、今、委員さんが指摘をされたように、7つの人権尊重教育推進校というのはずっと同じなんですよね。それはこれまでの私どもが指摘したように、人権というのが今、非常に多様な中で、残念ながら昔の同和問題、人権イコール同和問題みたいなそういうものがやはり引きずられているんではないかというふうにどうしても考えてしまう。そういった点でも、その辺のマンネリ化を打破するという意味でも、改めてそういう私は1つの例として挙げているわけだけれど、そういったところについてはしっかりと検討していただきたいなと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○委員長 庶務課長。 ◎岡田和平 庶務課長 全般的なお話でございますれば、先ほども申し上げましたように、学識経験者からいただいたご意見は十分踏まえて今後の事業展開に生かしていきますし、また今、生涯学習推進プランですとかスポーツ振興基本計画もつくっております。そういった中で、いただいたご意見が反映できている部分はあるかと思います。個別についてはそれぞれの所管でお答えをさせていただきます。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 人権尊重教育推進校の7校につきましては、本区ではパイロット校的な役割を果たしていただいており、本年度も千束小学校、東浅草小学校、桜橋中学校において研究発表を行い、その内容を広く普及しているところでございます。特に人権教育については全教育活動を通じて行うものということで、今回は例えば各教科の数学であるとか算数であるとか理科、こういった教科の中でも人権教育の充実を図っているというような発表もございましたところです。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 そういう取り組み自体をどうこう言う気は全くないんですよ。要するに私が前から問題にしているのは、やはり昔のそういういろいろなのを引きずっているというところなんですよ。だから例えば人権尊重教育推進校ということで7校決めると、みんな浅草、北部の学校になってしまって南のほうは1つもないとか、そういったところがやはり今改めて人権というのはいろいろなものがあるんだよということを考えたときに、ちょっと見直しが必要なんではないかということ、それだけ指摘しておきます。
    ○委員長 ほかは。  寺田委員。 ◆寺田晃 委員 せっかくご報告いただいたので、ちょっと気になるところだけ確認させていただきます。報告書の本文の17ページなんですけれども、地域力を高めるというところでは、課題として報告いただいているように、社会参加活動促進が、27年度、実績がなかったということと、あと学習支援ボランティア、これが目標の登録件数に及ばなかったということが報告いただいているんですけれども、ちなみに28年度は現状でどのぐらいの状況なのかということと、今後対策としてどのように進めていくのか、一応念のため伺いたいなとは思ったんですが。 ○委員長 子育て・若者支援課長。 ◎三瓶共洋 子育て・若者支援課長 社会参加活動促進の部分について私どものほうで担当してございますので、そこの部分についてご説明させていただきます。  この事業でございますが、子供たちの健全育成のために警察が地域貢献するというような活動を行っておりまして、それに対して区のほうが必要な経費を支援するといった事業になってございます。それで、活動としてはこの間、例えば地域の清掃だとか、青少年が参加するような柔剣道大会だとか、そういった活動自体は行ってはいるんですけれど、その予算的なところの申請がなかったというところで実績がなかったということで、27年度、28年度についてはその申請実績がないというような状況でございます。 ○委員長 生涯学習課長。 ◎小川信彦 生涯学習課長 学習支援ボランティアのほうを所管してございますので、そちらのほうをお答えさせていただきます。  学習支援ボランティアでございますが、区民の方でこれまでの経験をボランティア精神で区民の生涯学習に生かしてもらうために、区民の学習に講師として派遣をしていただいて活躍をしていただいているものでございます。現在、個人で43人、団体で3団体が45の項目、語学や音楽、料理、そういったもので活躍をしていただいておりますけれども、現状の28年度の直近の新規の登録につきましては、現状では1件でございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 対策は。 ○委員長 生涯学習課長。 ◎小川信彦 生涯学習課長 今後の対応でございますけれども、私どものほうで新規に募集を今まで区のホームページ、また生涯学習ハンドブック、またチラシの中でいろいろと募集をかけているところではございますが、なかなか毎年多かったり少なかったりということがございますので、現在、生涯学習に取り組んでいる区民の方が増加傾向にあるという認識をしておりますので、今後できるだけ生涯学習に取り組んでいる方の目につくところにこの制度の周知をこれからもより充実していくことでふやしていきたいというふうに考えてございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 まず1つは、社会参加活動促進につきましては、いわゆる課長の意見、報告、答弁を聞きますと、課題ではないということですか。実際にはもう活動されているので問題ないということでよろしいですか。そういう認識でよろしいですか。 ○委員長 子育て・若者支援課長。 ◎三瓶共洋 子育て・若者支援課長 ちょっと実績がこの間も続いてないというような状況の中で、課題がないとは認識してございませんで、こういった活動自体は警察のほうで積極的に進めていただくというところは必要かなというふうに思っていますし、あとまた今後、各警察署で、やはり地域活動ということで、各警察署ごとに母の会というものがあるわけなんですけれど、それが区内4署に行き渡っていなかったというような状況もあって、少しでも地域活動を広めていきたいという思いで、今年度からそういった枠組みを広げていったというような対応をとってございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 了解いたしました。  最後、学習支援ボランティアにつきましては、お声をかければすぐ何か集まりそうな気もしないでもないので、もうちょっとPR方法も少し変えて広げていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○委員長 副委員長。 ◆石川義弘 副委員長 ちょっと聞かせてください。実は21ページ、見せてもらったら、東京女子体育大学の名誉教授の先生が入っていらっしゃるんでちょっと聞きたいんですが、たしか台東区内は体力に関してはちょっと平均値、下がっていたような気がするんですが、この部分でスポーツ運動にかかわるものが実はどこにも書かれていないんですよね。これの評価もされていないんですが、これはこの項には、こういうところには入らないんですか。 ○委員長 庶務課長。 ◎岡田和平 庶務課長 今回、3人の学識経験者の方にご意見をいただきましたのは、あくまでもこちらの本編のシートのほうに細かい内容がございますけれども、そこに掲げられている取り組みとか施策、事業についてでございますので、そこに対してその学識経験者のほうで意見があれば出てきておりますが、必ず全部についてコメントをしてくださいというふうにこちらからお願いしているわけではございません。特に学識経験者の意見が強かったところをいただいたものでございます。 ○委員長 副委員長。 ◆石川義弘 副委員長 今の話聞いてよくわかるんですが、やはり今、ここのところオリンピック・パラリンピックの話が出てきていて、またことしはスポーツ振興基本計画、これからやるわけですよね。それで台東区として児童の体力向上というのは、これは根本的にあることなんだとは思うんですが、その上、東京女子体育大学の名誉教授を入れているという理由も私は何となくわかるんですよ。その中で、教育の中で1つの体力という形の中では、これがちょっと何となく抜けているような気がするんですよ。もともと台東区内というのは若干スポーツ弱いような気がしている部分があるんで、この辺に関してもう少しこれを入れようという意思はないでしょうかね。 ○委員長 教育改革担当課長。 ◎小柴憲一 教育改革担当課長 このたび学びのキャンパス台東アクションプランに基づきまして、施策の方向1と施策の方向7と定めさせていただきました。その施策の方向1につきましては、いじめ問題ということがあるという根底がございます。それから施策の方向7、伝統とともに生きる、これは今、副委員長もおっしゃられましたようにオリンピック・パラリンピックということもあるので、国際理解という点は重要であろうというところで定めさせていただきました。  今、副委員長がおっしゃられました体力であるとか体づくりというのは、実は施策の方向3でして、26年度に実施をしていたということで、今回ちょっとその点については避けて2点を絞らせていただきました。 ○委員長 副委員長。 ◆石川義弘 副委員長 よくその辺は理解させていただきました。ただ、東京藝術大学があるせいか、台東区は小学校含めて非常に文化のことに関しては進んでいると実は思っています。非常に努力、皆さんやっていただいて、本当に進んでいると思うんですが、それに比べてやはり体力の向上というものに関しては非常に弱いのかなというふうに思っていますんで、ぜひ1行でもいいからやはり入れておくべきかなというふうに思いますので、この辺は検討しておいてください。 ○委員長 よろしいですね。  ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、校歌集CD作成について、庶務課長、報告願います。 ◎岡田和平 庶務課長 校歌集CD作成についてご説明いたします。資料7をごらんください。  まず、事業の概要でございますが、平成29年は旧下谷区と旧浅草区が合併し、台東区が発足して70年の節目の年に当たります。そこで、これを記念いたしまして、今後も校歌が歌い継がれるよう、また教育的資料とするため、校歌集CDと歌詞集を作成するものでございます。  対象となる学校でございますが、昭和22年4月1日以降に統廃合した区立小・中学校22校及び現存する区立小・中学校26校の合わせて48校でございます。詳細は資料の裏面に記載のとおりでございます。次に、作成の内容でございますが、歌詞を見ながら校歌を歌うことができるよう、メロディーラインも含めましてオーケストラにより演奏し、収録をいたします。演奏は、藝大フィルハーモニア管弦楽団及び台東区ジュニアオーケストラにお願いをいたします。作成予定枚数は2,000枚、予算額(案)は863万7,000円でございます。  今後のスケジュールは、資料に記載のとおりとなっております。説明は以上でございます。よろしくお願いします。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  青鹿委員。 ◆青鹿公男 委員 このやつですね、このCDを聞いて出身のやはり学校を思い出したり、昔を思い出したり、この歌を聞いて地元を再認識するという点では、70周年記念事業としては、私は大変いい事業だというふうに考えております。  その中で、1点ちょっと確認なんですが、同じ区立というくくりの中で幼稚園が入っていないのはなぜでしょうか。 ○委員長 庶務課長。 ◎岡田和平 庶務課長 検討する中で、幼稚園あるいはこども園、区立がございますから、という話はございました。しかしながら、幼児期については区立だけではなく私立もございますし、区立の中でも保育園もございますので、そういったところから今回は義務教育である小・中学校に限って作成しようということといたしました。 ○委員長 青鹿委員。 ◆青鹿公男 委員 多分そういうお話だとは思うんですが、ただやはりこの後、予算特別委員会とかでやっていく中で、例えば70周年記念事業で幼稚園とかに花をお渡しすると思うんですけれど、区立幼稚園は渡す対象になっていると思うんですね。そういうので、そちらはやっているけれどここからは外すというのはちょっといかがなものかなというのがあるのと、やはり台東区は幼・小・中、地元色が強いんで、必ず大体ほとんどの、特に今までの70周年を振り返ると、地元を出ている人たちがやはり多くて、それの特に幼稚園だけが抜けているというのはいかがかと私は思いますので、できましたら今からでも幼稚園、区立幼稚園を突っ込んでいただきたいという要望をさせていただきます。 ○委員長 庶務課長。 ◎岡田和平 庶務課長 ご要望は受けとめますが、70周年の記念事業としてはこういう形で進めさせていただきたいと考えております。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 私も校歌集CD作成、本当に期待しております。すばらしいなというふうに感じております。  ちなみに、2,000枚の使い道というんですかね、どのように。 ○委員長 庶務課長。 ◎岡田和平 庶務課長 まず、10月に70周年の記念式典が予定をされておりますけれども、そこでご出席の方にお配りをする。また当然、小・中学校にもお配りをする。演奏していただいたオーケストラの皆さんや同窓会などにも配布をさせていただく。また、図書館におきまして貸し出しもしてもらいたいというふうに考えております。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 残念ながら私、小学校も中学校も今現在なくて、同期会とかやるときにテープを流すんですね。物すごい貴重なテープで大事に保管をしながら使っているんですけれども、ですので、販売はできないとは思うんですけれども、貸し出しをされるということですので、PRというんですかね、宣伝もしっかりしていただきたいなということと、あと区有施設とか、もし流せるところがございましたら、校歌を聞くと本当に勇気も出てきますし、ほのぼのとさせていただけますので、流せる場所があったら流していただきたいのと、あと貸し出しをしているというのをしっかりPRしていただきたいですし、また可能であればめぐりんも小さな音で流せるかなと、本当に期待しておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 すみません、ちょっと言おうかどうか悩んだんですけれども、これ2,000枚CDをつくるということで、インターネットとかでは、ユーチューブとかでは無料で公開とか、そういったことは考えていないんでしょうか。 ○委員長 庶務課長。 ◎岡田和平 庶務課長 今回はあくまでも記念として作成をするということで、東京藝術大学の先生などとも話をしておりまして、東京藝術大学との連携事業にもなるわけですけれども、一般的に公開をして、例えばダウンロードをするですとか、そういう機能になりますと著作権が絡んでまいります。JASRACの手続も非常に大変だということを伺っておりますし、今回、演奏用に編曲もしていただいています。その方の権利もございますし、もともとの作曲者ですか、そういった方との権利もございますので、70周年の記念事業といたしましてはこういう形で進めさせていただきたいというふうに考えております。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 70周年の記念事業はこういう形でということなんですけれども、ぜひ学校によっては校歌のメロディーラインを何かホームページに上げている学校とかも、台東区内であるかどうかはわからないですけれども、あると思うんですね。何かそういったところも含めて楽譜を載せるとか、どうしてもこれ、配る方法とかも考えると、既存の今まで台東区で生まれ育ってきた人みたいなところが対象で、しかも区に結構近しい人みたいなイメージがあるんですけれども、ただ、外部から流入してきて子供を今、台東区内の小学校とか中学校に通わせていると。卒業式とか入学式とかで校歌を歌うけれども、せっかくだったら何かもうちょっと自分も口ずさめるようになりたいなみたいな要望には多分応えられないんだと思うんですね。そこまでやってくれる人がいるかどうかわからないですけれども、でも子供が口ずさんでいたらどういうやつなんだろうというふうに、もしかしたら聞いてみたいというニーズもあるかもしれないので、ぜひ今回の東京藝術大学とのすごく壮大なオーケストラが別に公表されなくても構いませんので、メロディーラインと、あと歌詞がどういうふうにその音に乗っていくのかみたいなところがどこかで公開できるような場所もあったら、ネットとかでですね、いろいろなところからアクセスできるような状況というのもつくっていただけたらなという、こちらは要望します。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 私もこの校歌集のCDは本当にすばらしい企画だなというふうに評価したいなというふうに思っています。私のやはり出た出身小学校、中学校も今、違う名前になってしまったので、非常に期待するところですね。特に私も今、ちょっと同窓会のほうの役員というか、やっているので、同窓会をやるたびにもう90歳ぐらいの先輩たちも来てくれるし、そこで皆さんが盛り上がるのは、母校愛がやはり皆さんありますので、校歌を歌うときなわけですね。そういう意味では本当にこういうCDが常にあるということは、これからもやはり出身者の人たちにとってみたら、うれしいこれ、企画ではないかなというふうに思うんですね。今回、作成枚数、この2,000枚というのは何か根拠があるんですか。 ○委員長 庶務課長。 ◎岡田和平 庶務課長 先ほど細かい内訳の枚数は申し上げませんでしたけれど、寺田委員にお答えしたとおりでございます。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 いや、それでね、式典に出られた方とか、そういうところには配るということなんですけれども、これ結局、最終的には、価格は無料なわけですよね。 ○委員長 庶務課長。 ◎岡田和平 庶務課長 そのとおりでございます。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 それで、配布というか、いただけるというか、配布される側というのは、そこの出身の卒業生とか、そういう人たちにも希望があれば渡すという、そういう姿勢なんですか。 ○委員長 庶務課長。 ◎岡田和平 庶務課長 卒業生の中でも、例えば式典に出席される方、あるいは今、同窓会で活動されている方は当然入手することができると思いますが、それ以外の方については先ほど寺田委員からもお話ありましたように、周知をしっかりいたしまして、図書館などで貸し出しをして、お借りいただいてというふうに考えております。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 ということは、もう2,000枚限定というような形の理解でよろしいでしょうか。 ○委員長 庶務課長。 ◎岡田和平 庶務課長 2,000枚で考えております。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 であるならば、やはりそういういろいろなところで借りられる、聞ける、そういうような体制づくりをぜひやっていただきたい。  それと、先ほど著作権等々の問題があるわけで、これコピーについてはやはり厳禁というような形になるんですか。 ○委員長 庶務課長。 ◎岡田和平 庶務課長 それは今回のCDだけではございませんで、一般的なものと同じように考えていただきたいと思います。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 きょうね、各委員からもやはり期待される内容でもありますので、ぜひ広報をしっかりやっていただいて、楽しみにしております。よろしくお願いします。 ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、蔵前小学校改築の進捗状況について、教育委員会事務局副参事、報告願います。 ◎山田安宏 教育委員会事務局副参事 それでは、蔵前小学校改築の進捗状況についてご報告をさせていただきます。資料8をごらんください。  初めに、項番1、計画の概要でございますが、こちらは資料に記載のとおりでございます。  項番2、実施設計でございます。実施設計は、昨年3月の本委員会にご報告をいたしました基本設計をもとに作業を進めておりまして、レイアウト等、大きな変更はございません。  それでは、お手数ですが、資料を1枚おめくりいただきまして、A3の別紙1と書かれている資料をごらんください。こちら配置計画でございます。今回の改築では、校舎を敷地の北側のほうに寄せて建設いたしまして、南側にはプール、それから屋外活動等に使用できるプレイロットを整備いたします。  お手数ですが、1枚おめくりいただきまして、別紙の2ページをごらんください。1階と2階の平面計画でございます。まず、左側の平面図、1階でございます。1階には旧校舎と同じく北側中央に昇降口、さらに給食調理室ですとかPTAや地域の皆さんのご利用にも供する会議室、家庭科室等を配置いたします。南側には新たに図書室とコンピューター室を一体化いたしましたメディアセンター、それから放課後児童対策室を設けてまいります。  続きまして、右側、2階になりますが、2階には中央にホールを配しまして、これを取り囲むような形で職員室、校長室といった管理諸室、それから、特別支援学級の教室、南側にはオープンスペースのついた普通教室を配置してまいります。  お手数ですが、もう1枚おめくりいただきまして、別紙の3ページをごらんください。こちら、3階と4階の平面計画でございます。3階と4階につきましては、まず北側の中央に体育館を配置いたします。これを挟んで東西の方向に、3階は音楽室を、それから4階には図工室、理科室の特別教室を配置いたします。それから、南側には2階と同様、普通教室を並べて配置していく計画でございます。  お手数ですが、もう1枚おめくりいただきまして、別紙の4ページ、5階、R階の平面計画をごらんください。5階屋上部分になりますが、こちらには屋上校庭として50メートルの直線コース及び100メートルのトラックを確保してまいります。また、災害時等に目印になりますヘリサインも設けてまいります。中にあります「蔵前小」という四角で囲まれた3文字がヘリサインになってございます。  それから、もう1枚、すみません、おめくりいただきまして、別紙の5ページになります。こちらに立面計画、それからエコスクール計画をまとめてございます。  立面計画といたしましては、資料に4方向の立面図、こちらを表示させていただいております。  また、エコスクール計画といたしましては、外壁、それから屋根などを高断熱仕様とすることで設備負荷を低減したり、太陽光発電や雨水利用、地中熱利用といった手法を用いた自然エネルギーを活用するなど、エコスクール化を図ってまいる計画でございます。  お手数ですが、もう1枚おめくりいただきまして、A3の最後の資料になります。別紙2になります。こちらが新校舎の外観のパースでございます。建物を北東の方角から見た絵になってございます。こういった建物が竣工して新しい校舎となって使っていく予定でございます。
     すみません、一番最初のA4の資料にお戻りいただけますでしょうか。項番3になります。解体工事でございます。解体工事につきましては、予定どおり進んでおります。既に旧校舎地上部分の解体は完了いたしました。現在、地下に残っております基礎と、それからくいの撤去等の作業に入っておるところでございます。  続きまして、項番4、予算額の案でございます。蔵前小学校改築にかかわる予算につきましては、平成29年度分として18億5,197万7,000円、このうち工事管理を含む新校舎の建設工事費につきましては、平成30年度の債務負担行為分を含めまして、合わせて約43億9,700万円ほどとなってございます。  最後に、項番5、今後の予定でございます。本年4月から新校舎の改築工事の契約手続に入りまして、6月の区議会第2回定例会の後、新校舎の建設工事に着手してまいる予定でございます。新校舎の竣工及び使用開始につきましては、平成31年1月中を予定してございます。  ご報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  河野委員。 ◆河野純之佐 委員 この実施設計まで、所管の皆さんは学校側の意見だとか地域の意見、いろいろと取り入れながらよくここまでこられたなというふうに評価をしたいと思います。  それで、ちょっと3点ばかりお伺いしたいんですが、今回、最終的な実施図面が出てきて、1枚目のところで、蔵前小学校通りに面した敷地の角に桜を2本植栽するというふうにここに書いてあるんですが、これはどうしても桜でなくてはまずいとかという何か理由がありますか。 ○委員長 教育委員会事務局副参事。 ◎山田安宏 教育委員会事務局副参事 今回改築に当たりまして、敷地にございました桜の木も一部切らせていただいたりしております。その関係で、この設計上は今、桜ということで表示をさせていただいておりますが、まだ樹種の決定はしてございませんので、今後検討をしていきたいと思ってございます。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 もしそうであるならば、私もこの間、その桜の伐採のときにちょっと立ち合うような形になって、そのときに専門家の人から桜のメリット、デメリット、それ両方ありますよというような話を聞きました。害虫というか、虫が出るだとか、いろいろないい面、悪い面があるんですが、もし可能であるならば、今回、通っている子供たちが、今は旧柳北小学校のほうに行っていますよね。新しい学校で卒業式が迎えられない子供たちもやはり2学年ぐらいあると思うんですよね。ですから、この樹木というのはやはりどんどんどんどん育つわけで、子供たちも大きく育ってほしいなという願いも込めながら、この2カ所のところでもいいんですけれども、この小学校のシンボル的なツリーというんですか、木を意味合いとするような形で、子供たちに植栽する種類、それを決めてもらうような、そんなような子供が参加できるような方法がとれないかなというふうに思っているんですけれども、これはもし可能であるならば、そんなようなことも考えていただきたいなと、これは一つ意見です。  それとあと、もう一つは、先ほどエコスクール化ということで、これもやはり木材を積極的に活用した校舎にするということは、私もこれ非常に賛成であります。それで、木材を積極的に使うということであるならば、地産地消という観点から、よく東京都の中で、いわゆる多摩木材を使ったりとか、そういう話はよく聞きますけれども、台東区においては友好都市、姉妹都市、そういうところでやはり林業を一生懸命やられている都市もあると思うので、そういうところと協力というんですかね、姉妹都市、友好都市の木材を活用する、そんなような提案ができたらなというふうに思うんですけれども、その辺については何かご意見あればいただきたいんですが。 ○委員長 施設課長。 ◎寺田茂 施設課長 通常、木材の使用につきまして、設計の中では特段、その産地の特定というのは、これまではしてございませんでした。ただ、都内でもやはり多摩産材、先ほど多摩産材の地産地消という観点で、そういった導入というのも検討とかありまして、同時にやはり姉妹友好都市等の木材というのも2つの視点で検討してまいりました。  結果的に、やはり今回、エコスクール化とかもあって、教育のツールとしても、そういった、例えば姉妹都市の木材を使うことで、教育にもいろいろ生かせる場面があるというのも教育委員会とも協議を重ねまして、今現時点では姉妹都市の大崎市の木材を使用できるというところまで見通しが立っておりまして、この辺を内装のどこに使うかというのは、これ今後、細かいところはありますけれども、その方向で最終的に図面の整理をしているところでございます。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 ぜひ、今いい答弁をいただいたんですけれども、やはり台東区と姉妹都市、友好都市を結んでいるような関係で、できれば区として貢献というか、協力もできるし、それで今、子供の教育にもぜひ使えれば、これはありがたい話だと思いますので、ぜひ進めていっていただきたいというふうに思っております。  それとあと、最終的に今後のこの予定なんですが、平成31年1月に工事完了という今予定ではありますけれども、今後は東京都内においては、オリンピック・パラリンピックの関係でのこういう建築工事が盛んになります。現状、そういう建築関係の職人さんが非常に今足りなくて、場合によったら工事が遅れてしまうというような話も聞くんですけれども、その辺の今状況というのはどうなんでしょうか。 ○委員長 施設課長。 ◎寺田茂 施設課長 建設業界、確かに今、労働環境等のところで、なかなか工事の発注をして公共施設も不調になっているという話は他自治体にも聞いておりまして、本区におきましては、今回やはり蔵前小学校、スケジュールどおりしっかりと整備をしていくことが、まずそれは必須だと思っておりますので、当然その設計価格を、単価も労務費とかいろいろその時々で変わってくるんですけれども、今現在、実勢に合わせて最新の単価を入れて適正な価格を設定して、なおかつ、先ほどスケジュール、副参事のほうから説明ありましたけれども、入札の手続の期間、これをしっかりと確保することが、やはり業者が参加しやすいというふうに考えておりますので、その辺を予算が認めいただき次第、公告をして入札をしていくと、そういったことを滞りなくやっていきたいと思ってございます。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 何回も言うようですけれども、やはり子供たちは非常に新校ができるのを楽しみにしておりますので、ぜひ工事が遅延をしないような体制づくり、その辺についてぜひ入念に詰めていっていただきたいということを要望だけしておきます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 すみません、1つだけ。先ほどご報告いただいたように、これからくいの撤去を中心とした地中基礎解体が始まるということで、無事に終わることを祈るばかりなんですけれども、私ごとではありますけれども、次の報告が第2回定例会で、恐らく私は区民文教委員会ではないと思いますので、お願いというか、ご要望というか、もう皆さん感じてらっしゃるとは思うんですけれども、校長先生ももちろんだとは思うんですけれども、本当にご苦労されている5、6年生、卒業前に見られることができなくて、また保護者の方ですね、完成後、何かの機会に皆さん漏れなく呼んでいただきたいなと、それだけですので、よろしくお願いいたします。 ○委員長 よろしいですね。  ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 昼食時となりましたので、ここで休憩をしたいと思います。午後は1時に再開いたしたいので、よろしくお願いいたします。           午後 0時02分休憩           午後 1時00分再開 ○委員長 ただいまから、区民文教委員会を再開いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、台東区自然の村施設の今後のあり方について、学務課長、報告願います。 ◎前田幹生 学務課長 台東区自然の村施設の今後のあり方につきましてご報告をさせていただきます。  資料9をごらんください。項番1の現状でございます。栃木県鹿沼市にございます台東区自然の村施設につきましては、当時の粟野町と提携いたしまして、昭和52年に開設をしておりますが、東日本大震災以降、利用が低迷しておりまして、27年度、昨年度は2割を回復したところでございますが、それまでは利用率2割を切る状況が続いておりました。28年度につきましても、現状では2割前後になるものと見込んでいるところでございます。  次に、項番2の検討状況でございます。自然の村施設は、ただいま申し上げました利用の低迷に加えまして、現地の高齢化・過疎化によりまして職員の確保が非常に困難となっておりまして、大きな課題となっているほか、社会教育施設としての必要性の観点からも検討が必要な状況にございまして、鹿沼市とも相談をいたしまして、両区市で設置しております台東区自然の村施設運営協議会において、そのあり方等について協議をすることとしております。運営協議会は、本年度は2回開催しておりますが、その概要につきましては資料の枠内のとおりでございます。  最後に、項番3の今後の対応でございます。引き続き鹿沼市と協議を進めまして、29年度中に自然の村施設のあり方についてお示しをしてまいりたいと考えております。  簡単ですが、報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  青鹿委員。 ◆青鹿公男 委員 あわ野山荘は、私どもの区内小学校の19校がこぞって夏に行かせていただいております。特に私のいるCブロックという浅草小学校、田原小学校、松葉小学校、金竜小学校、上野小学校につきましては4年生が岩井臨海学園に行くので、その前ということで、3年生をターゲットに今連れていっています。その中で、最初は、何だよと、嫌だよとかと言う子供もいるんですが、実際行ってみますと、川遊び、そしてバーベキューで、なおかつ自然の中で、上に温泉があってということで、帰ってきた子供たちは必ずといっていいほど来年も行けるんだよねと必ず言うぐらいいい施設になっています。  そう考えると、今内容をお伺いすると、やはりリピート客もめちゃくちゃ多いという中で、ぜひあわ野山荘につきましては、特にPTAの中でも実はあわ野山荘はみんな使っているということで、あるPTA会長などは自分でガイガーカウンターを買って放射能を測定しに行ったり、その中で安全だというのを確立して、ではみんなで使おうという思いで小学校の皆さんもやっていますので、先ほども言ったんですけれど、リピート客が多いという割には利用率がやはり伸びていないというのは、もしかすると区民の皆さんへの周知徹底というか、まだまだちょっとアピールが足りないのかなというふうに思っております。  利用率、確かにちょっとこういうふうになっているんですが、もしよろしければ、例えば町会単位でごそっと貸すとか、あとは、あそこ、ロッジが3つあるんですけれども、そのうちの1つをペット連れででも行けるようにするとかしながら利用率を上げるなどして、ちょっと再度ご検討とか、利用率を上げるようなご努力いただいて、ぜひ継続して、形は変えるにしても、継続的に台東区の子供たち、そして台東区の区民の皆さんが使えるように、ご検討いただければというふうにご要望だけさせていただきます。 ○委員長 要望でよろしいですか。  学務課長。 ◎前田幹生 学務課長 今ご指摘にありましたとおり、現在、利用していただいている方で、リピーターの方も結構いらっしゃいますし、小学校PTAの皆様に多く使っていただいているということも承知をしております。そういった現在の利用者の方の利用につきましても、今後、鹿沼市との協議の中で、議題といいますか、その中にしっかり上げて、今、委員からのご指摘のあった内容については、しっかりその中で検討していきたいというふうに思っております。 ○委員長 青鹿委員。 ◆青鹿公男 委員 ぜひよろしくお願いをいたします。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 まず、この東日本大震災以降の利用率が低迷していると、これはもう単純に言わせていただいて、放射線の影響とか、そういうふうに理解をしてよろしいんですか。 ○委員長 学務課長。 ◎前田幹生 学務課長 放射線が直接の影響といいますか、空間放射線量につきましては毎月測定をして、ホームページ等で公開していて、現状問題ない数値になっているということを周知に努めているところでございますが、必ずしもそれだけではないのかなというふうには認識をしているところでございます。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 先ほど、青鹿委員もおっしゃったように、行き帰りも含めて、現地でもガイガーカウンターではかって、安全を確認をしながらきちんと使っていると。やはりそういう点では、比較的落ちついてきているということも含めて、今後もっと使っていこうと、こういうご相談をされているというようなお話も聞きました。  実際問題、あそこ自体が非常に、ある意味コンパクトにまとまった空間ですから、小さい子供が行っても非常に使い勝手がいいと、親としてもそれなりに目が行き届くみたいな、そういうこともありますので、やはり今まで軽井沢を手放してきたりとかを考えていくと、やはり公共施設というのは、本当に市民の皆さんの生活を支えていく、活動を支えていく非常に大事な施設でありますから、今全国的に人口減だとかいろいろなことを理由に施設を統合しようみたいな、そういう動きもあるように聞いていますけれども、やはりそういった点では、改めて放射線の問題とか、そういったところが問題ないんだというようなことも含めて、しっかりと区民に訴えて利用を促していくようなというか、促進していくような、そういう算段が必要なんではないかなというふうに思っております。  そういった点では、職員確保の問題とかいろいろな課題は当然あるんだろうと思いますけれども、何となくニュアンス的には廃止を含めて検討するみたいな、そういう印象をどうしても受けてしまうんだけれど、やはり存続も含めて検討するみたいな、そういう立場でぜひやっていただきたいということだけ要望しておきます。 ○委員長 いいですね。  ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、学習支援講座「ステップ・アップ」について、指導課長、報告願います。 ◎屋代弘一 指導課長 それでは、私から、学習支援講座「ステップ・アップ」について、効果測定を行いましたので、そのご報告を申し上げます。  資料10をごらんください。教育委員会では、本年度より民間の塾講師を活用した学習支援講座ステップ・アップの事業を立ち上げました。  昨年12月から1月にかけて、本講座の効果測定を目的とし、生徒及び保護者を対象としたアンケート調査、生徒の第1学期と第2学期の通知表の評定の結果の比較を調査いたしました。アンケートの調査内容といたしましては、生徒に対しては本講座の学習内容の理解と意欲、保護者に対しては講座の有効性と保護者から見た子供の学習状況の変化についてです。  恐れ入りますが、裏面をごらんください。調査の結果といたしまして、生徒の学習内容の理解については8割以上、保護者の講座の有効性については7割以上の肯定的なご回答を得ております。しかし、一方、学習の意欲については変わらないという回答の割合が高く、この点は今後の講座の改善の視点としていく必要がございます。  自由記述の欄より、保護者の方々のご意見を抜粋しております。  (2)につきましては、通知表の1学期と2学期の英語、数学の評定の比較です。通知表の評定は5段階となっております。第3学年においては、受験を控え生徒たちの意欲も高まり、評定の面でも子供たちの努力の成果が伺われます。  一方、第1学年で評定が下降している人数が多く見られます。一つの要因としては、1学期は主に数学では小学校の復習、また、プラス・マイナスの数、いわゆる正負の数など、比較的理解が容易な内容から、2学期になると一次方程式や関数などの学習内容となります。また、英語につきましても、1学期はアルファベットの練習、英単語、簡単な挨拶といった内容となっておりますが、2学期には一般動詞の活用、各種疑問文、命令文、文法の理解、定着を必要とする学習内容となってまいります。本アンケートの調査結果につきましては、既に事業者とも情報の共有を図り、現在、来年度の講座の充実、改善に向けて協議を行っているところでございます。  今後の改善策といたしましては、まずカリキュラムの構成について、生徒がつまずきやすい傾向にある単元の洗い出しを行い、重点的な指導を行ってまいります。  また、本講座に学生を活用した学習ボランティア等を導入し、一斉指導の中で個別指導の充実も図ってまいりたいと考えております。  報告は以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  望月委員。 ◆望月元美 委員 この学習支援講座ステップ・アップにつきましては、昨年のちょうど3月の区民文教委員会のときに報告を受けて、これから始めますよという中で、始める前からのいろいろな課題がかなりあったと思います。それを1年を通してみてどのように改善したところがあるのか、どういう成果があったのか教えてください。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 まず、制度の立ち上げにつきましては、その生徒の募集の段階で、いわゆるこの講座に参加している子供たちが中傷の対象になったりであるとか、そういうことがあってはいけないということで最大限の配慮を図ってまいりました。  まず、学校にどういう生徒が対象となるか、この理解を十分にしていただき募集の投げかけを行っていただいております。また、制度のスタートでは、当初、学校を会場として実施することを予定しておりましたが、そこも混乱を避けるという意味で、スタートはこの区役所の10階の会議室を活用して1学期は行い、2学期からは学校会場に移行しております。年間を通して、この運営の面での課題は特になかったかと認識しております。 ○委員長 望月委員。 ◆望月元美 委員 それを踏まえて、この保護者とお子さんたちのアンケートをとっていただいて、7割、8割といい方向で皆さん記述があるというのはわかるんですが、例えば、では、実際、学校の先生方というか、学校のほうのこの評価についてはいかが聞いていますでしょうか。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 現在、改めて対象となる子に絞っての聞き取り等ということは行っておりませんが、おおむね参加している子供たちの学校での学習状況についても、その態度等には特に問題はないというふうに伺っております。 ○委員長 望月委員。 ◆望月元美 委員 それを聞いて安心はいたしました。  実際にこの内容なんですけれども、なかなかやはり基礎学力の定着というのは日々の勉強の積み重ねになりますので、なかなか月2回のこういう学習支援講座を受けて、飛び抜けてそれが成果があらわれるというのは難しいとは思っております。  なおかつ、この資料の裏面にあります教科の評定は、もちろん各7校から集まったお子さんたちが、それぞれの学校でまた数学、英語をやりますので、これについて変化はないとか下降だというので、一概に評価は云々ということは言えないと思うんですけれども、実際にこの集まった生徒さんたちが、例えばその塾の、この講師の先生から見て、やはり講師の先生が見た子供たちの効果などはどのようにお聞きになっているんでしょうか。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 講師とも毎回の授業の後に、この講座には指導課からも毎回指導主事を派遣して、その状況の観察も行っておりますので、一日ごとの講座が終わった後に担当の講師とミーティングを持たせていただいております。  そのときに、私たちが共通の課題として受けとめているのは、やはり基礎学力を身につけたいという対象のお子さんが集まっているんですが、その中でもやはり力の差がある。それを一斉指導の中で、どの子にとってもわかる講座にしていくには、難易度、進め方、また、教材等のプリントの使い方、こういったものをどのように改善していくかということは毎回の大きなテーマとして協議が進められております。 ○委員長 望月委員。 ◆望月元美 委員 今、これはやっと1年終わったところでもありますし、また、既に中学1年生、2年生の受講の生徒さんが、例えば引き続き、このステップ・アップを受けたいという形で継続した場合に、またそれなりの効果があらわれるのかなとは期待しておりますけれども、なかなかやはり課題が多いと思っております。  なので、この1年間のをしっかりと精査していただいて、また新学期になって29年度にやるときは、やはりそれも踏まえた上でしっかりとやっていただきたいと要望しておきます。 ○委員長 ほかには。  寺田委員。 ◆寺田晃 委員 余り興奮しないでやらせていただきます。  まず、報告の成果の提出率53%につきましては残念だなというふうに感じております。これをちょっと確認させていただきながら、調査結果ですね、中でもちょっと気になったのが、保護者の方のイの学習状況、特に2年生が7割ぐらいが変わらないという。望月委員がおっしゃったように、なかなかすぐには成果は難しいことかもしれないんですけれども、そうは申しましても、ちょっと残念だなというふうに思います。  これ、この調査内容をよく見てみますと、生徒さんのイの学習への意欲のアンケートが、真ん中が、学習が楽しくなった、いわゆる勉強が楽しくなった、こういう子供というのはいるのかなというふうには思うんですけれど、その次の段階が、変わらないになってしまうんですよね。変わらないと楽しくなったの間にあるはずなんですけれども、これちょっと端的過ぎるなというふうにも感じました。  3年生も卒業になるので、アンケートはやはり必要だったとは思いますし、もうちょっと丁寧なアンケートで、また、回収に対してももっと声かけて回収率を上げたほうが改善しやすくなったんではないかなというふうに感じるのと同時に、いただけなかった47%の人の結果を想像すると、もっと悪くなるんではないかなというふうにも感じております。  評定状況なんですけれども、望月委員がおっしゃったように、なかなかすぐ結果は出ないものの、下降した人数がちょっと多いかなという、いわゆる、せっかく時間と体を使って参加していただいているのに下降してしまったというのは、本当に残念な結果だなというふうに思います。講師の方も一生懸命教えてはいただいて、成績が上がるようにやっていただいていて、私自身はこの事業は本当にいい事業だなというふうに感じてはいるんですけれども、何かがかみ合っていないんではないかなというふうに感じております。  ですので、報告があったように、今、来年度に向けて協議をされているということですので、それに期待したいなとは思うんですけれども、保護者の自由記述が、これもうほとんど7割方はいいことばっかりで、要望は大体3点、90分は長過ぎるんではないかとか、練習問題は簡単なものからとか、多少は要望、意見が含まれていますけれど、ちょっと気になったのが、これ生徒さんの自由記述というのはなかったんですか。 ○委員長 指導課長。
    ◎屋代弘一 指導課長 生徒についても自由記述をとっております。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 幾つか教えてください。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 1年生では、まず数学が苦手なため、もう少しわかりやすく説明してほしいであるとか、あと、これは自分の目標ということで、出席数をふやして積極的に臨みたい。講師の話をよく聞き、数学と英語を得意科目としたい。小テストの時間が短いので、問題数をコンパクトにまとめてほしい。また、2年生では、もっと難しくしてほしいという意見がある反面、進み方が早いので、もう少し遅くしてほしいというご意見もありました。あと、3年生からは、主に3年生の学習内容が中心となっておりましたが、自分の学年だけでなく、1年生、2年生に戻った復習事項も増やしてほしいというような意見を子供たちからはもらっております。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 物すごく改善してほしいということを含めまして、前向きな意見ばっかりなんですよね。もう行きたくないとか、そういうのは報告されないのかもしれないんですけれど、それは多分ないとは思うんですが。何でこの生徒さんたちの意見を大事な報告に載せてくれなかったのかなと思うんですけれども、事前に伺いましたら、理由は特にありませんという、まあ、時間の関係とか文章の報告内容のこととか、そうはいっても、この両面の報告用紙に下のほうがちょっと空欄ありますし、もっともっと、課長、真面目な方で一生懸命な方なんで、報告していただきたかったなというふうに、ちょっと課長、遠慮があるのかなというふうには感じているんですけれども。この報告書、大事な報告書であって、こういうことを言ってはあれなのかもしれないんですけれど、課長が今、課長をやってらっしゃるということは、もう本当に意味があると思うんですよね、偶然ではなくて必然というか。もっと遠慮なさらないで、課長の色を出してほしいなと思います。  この報告書一つにしたって、これにかかわる人というのは、この中にたくさんいらっしゃると思うんですけれども、その中において、生徒たちの意見を何で載せてくれなかったのかなと、載せたほうがいいよと言われる方、いらっしゃらなかったのかなと。台東区の宝のこの事業の主役は生徒さんたちですよ、何で、やはりそれが大事ではないかなと、それが53%になってしまったのかなと。生徒たちは本当いい子ばっかりですよ、真面目に参加していただいて。もっともっと熱くなったほうがいいと思うんですよね。アンケート持ってこなかったら、持ってきてくれと。たくさん前向きな意見をいただいているので、この大事な声を改善の中に、もちろん協議の中に入れてはいただいているとは思うんですけれども、課長の色を出していけば出すほど成績はどんどん上がっていくと思いますので、遠慮なさらずにどんどんやっていっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○委員長 では、次は、本目委員。 ◆本目さよ 委員 皆さん優しいなと思うんですけれども、これ見たとき、えっと思いまして、ひどいと言ったらなんですけれども、これ、この事業自体、こういう趣旨の事業自体は、前回、去年の報告のときも言いましたとおり、本当に前向きに受けとめていますし、ぜひ推進していっていただきたいと思っています。  前回指摘したことが、やはりそのとおりになってしまったなというふうな気はしていますが、まずちょっとお伺いしたいのが、子育て支援特別委員会で報告された子供育成支援事業との、学習支援ありましたけれども、その辺のすみ分けはどういうふうに考えているのか、まず教えてください。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 まず、ステップ・アップにつきましては、子供たちの学力向上、特に基礎学力の向上に特化した事業であるというふうに受けとめています。  また、子育て支援特別委員会のほうで報告のありました事業につきましては、こちらも当然学習支援も含まれているわけですが、いわゆる地域が受け皿となって子供や家庭を支援する環境を準備していることを目的とした事業であるというふうに理解しています。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 子育て支援特別委員会の中では、学習指導に力を入れていきたいという話、そこがメーンだという報告も受けたので、地域の力をということで、それは了承しましたが、どこから聞こうかな。  改善点があるという話で、学生を活用して、学生に協力してもらってですかね、個別指導も進めていくという話だったんですけれども、たしか私の記憶が間違いでなければ、大学生が先生とか、大学生のボランティア自体があまり集まりにくい状況だったように記憶しているんですけれど、今はそうでもないんでしょうか。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 大学生が先生という事業の活用も考えておりますが、今はまだ計画段階ではございますが、近隣の高校生を活用して、この学習指導に当たるというようなことも学校と計画をさせていただいております。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 ちょっと細かいことなんですけれど、私も今、活用と言ってしまいましたけれども、学生さんを活用するものというよりは、協力してもらうものなのかなというふうに、そこはちょっと言っておきます。  これずっと、前回も、基礎学力の定着のためには個別指導でなくてはだめなんではないかという話もしてきたんですけれども、先ほどの子供の、児童のほうの自由記述のほうでも、進度が早過ぎるとか、逆にもっと難しいことをという、結構ばらばらでしたよね。その辺については、なかなか対応が一斉指導だと難しいと思うんですけれど、それをどういうふうに改善していくんですか。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 まず1つは、学習のその難易度の設定というところで、まずはこの塾の講師による授業の質の高さが保たれる必要がありますので、これは冒頭ご報告申し上げた、指導内容の、特につまずきやすい単元の洗い出し、そこの重点的な指導、あと、私たちもその集団の中に力の差があることというのは大きな課題と受けとめています。これにつきましても、先ほど学生のご協力等により、例えば小グループでの学習活動の形態をつくるであるとか、その1時間の中の指導体制についても十分にこの塾と協議を進めながら、よりよい形を探していきたいと考えております。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 去年の教育委員会の議事録を見ると、教育委員の先生方からも、基礎学力の定着というところこそすごく難しいので、その教育委員の方はご自身も家庭教師をやっていたこともあるけれども、そこが一番難しいんではないかと、だからこそ正規の職員だったりとか、専門の方が教えなくては難しいですよねという話をしていらっしゃったのは、本当にそのとおりだと思っていまして、そこで、例えば高校生とか大学生が、そういう基礎学力を定着させるところの、わからないことがもしかしたらわからないかもしれない子供とかに対してサポートするというのが可能なんですか。  前回の報告では、アルバイトとかではなくて、たしか正社員の方が教えてくれるという事業だというふうに聞きましたけれど、今回も同じですか。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 委託業者は今年度と同様の業者を来年度考えております。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 委託業者もそうなんですが、教える人は変わらないということでいいのかというのと、あと、基礎学力をつけるために、高校生や大学生でも十分教えられることなのかという2点をお願いします。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 もちろん高校生、大学生が、このメーンの指導者となるということではありませんので、これは補助的に、特に解決に戸惑っているお子さんであるとか、そういう状況のときに、すぐそばに行ってアドバイスがしてあげられるような形を考えています。  あと、塾のほうの講師についても、学生等々ではなく、この塾で正式に講師をやっている方。ただ、来年度、講座の関係で、人が入れかわるということはあるかもしれません。今年と同じメンバーかどうかは、今はまだ確定したことは申し上げられませんが、基本的にはそのような形になっております。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 今年度と来年度、事業者は一緒だという話なんですけれど、どうやって決まったかについて教えてください。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 これは入札で決定しています。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 入札の理由を、なぜ入札という方法を、入札ということは一番安いところにお願いしていると思うんですが、なぜその方法を選んだのかも、プロポーザルではなくて。選んだ理由を教えてください。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 まず1つは、今年度進めていただいている中で、改善策等も両方で共有しております。これをまたさらに生かしていくためには、今年度の事業者と同一がよろしいのではないかということが1つ。  あともう一つは、現在、この業者は、このステップ・アップが立ち上がる以前から区内の浅草中学校、御徒町台東中学校、こちらの補充学習も引き受けていただいている事業者であります。そういう形では、台東区の子供たちに対して思い入れを持って、また、別の事業でもかかわっていただいている事業であるという理由が上げられます。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 すみません、この事業者の理由は、一応何か今、理解はしたんですけれども、では、この事業者に随意契約でお願いしたということですか、今のご説明を聞くと。入札で安いところなんですよね、安いところでたまたまこの事業者だったのか、それとも……           (「随意契約だった」と呼ぶ者あり) ◆本目さよ 委員 はい、随意契約でそこがいいからとしたのかと、ごめんなさい、ちょっと今の説明だとわからなかったんですが。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 入札により、安価な事業者ということで決定をしています。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 その入札だということだったら、なぜ入札方法はその安いのを選ぶ、プロポーザル、条件も含めての内容も審査するんではなくて、入札にしたのかという理由を教えてください。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 業者を選定する段階で、いろいろ事業の内容等もご説明する中で、この事業者も、これまでも台東区の補充学習にもかかわり、地元の台東区で貢献をしたいということもおっしゃっていただき、そのやりとりはあったのですが、結果としては入札で安価な事業者ということで決定をしております。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 ごめんなさい、今のだとプロポーザルではなくて入札である理由がわからないんですけれども、それについて結構重要だと思うんで、もう一度教えてください。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 入札により安価な事業者ということで決定しています。そのまた付随的な理由として、先ほど申し上げたような背景がございます。 ○委員長 それは、入札方法では安く、一方では前回の事業者でいろいろなことを知っているし、地域の中学校のことも知っているからと、何か余り整合性がよくわからないんですけれども、もう一度ちょっと整理してお答えしていただいてもいいですかね。  指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 今年入札を行った結果、本事業者が一番安い金額でこの事業を引き受けていただいております。 ○委員長 では入札で低い業者を選定したということで、では、質問の続きを。 ◆本目さよ 委員 今のちょっと何かお話聞いていると、入札に何か不正があったんではないかというのも懸念されてしまうような感じの今やりとりだったんですけれども、そこは別にそうだとは思っていないのでいいんですが、なぜその条件面も、安かろう悪かろうではだめだというのは、多分皆さんもわかっていると思うんですけれども、悪くないよという説明のために今言っていただいたんだとは思うんですが、そもそもその前提条件として公募の仕方を、条件もちゃんとここは基礎学力の定着に有効なんだろうかというのを選ぶ選定委員会とかを立ち上げて、保育園の認定のような形でプロポーザルにしなかったのはなぜかというのをもう1回教えてください。今回、入札で安いところを選んだというのはわかるんですけれど、何でその安さを優先しているのかというのを教えていただきたい。その入札方法の選定は担当課ですよね、というふうに私は認識しているので、その選び方の方法を選んだ理由を知りたいです。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 入札の手続にのっとって選定をしております。 ○委員長 入札に関しては、やはり適正な設定が、最低制限価格を設けて落札をしているわけですから、その点については適正な部分はあるんだと思うんですけれども、本目委員が言いたいのは、そこの部分にしてしまったということが、本当にこの子供たちのためにいいのか悪いのかという部分ですよね。  本目委員。 ◆本目さよ 委員 そうですね、はい、委員長おっしゃるとおり、すごく大事な事業だと思うので、プロポーザル方式の実施に関するガイドラインを台東区でも出していて、別に多分、この事業でプロポーザル方式を使ってはいけないというのがないと思うんです。でも、あえて入札をしたというのが何でなんだろうと。プロポーザル方式にすれば、よりその業者の中身だったりとかも把握して選べる、値段だけではなくて総合的に評価ができるようになるので、価格のみの競争になじまないと判断される事業に適用するというふうにガイドラインには書いてあるんですね。そこに関して、ちょっと今後、もう来年度のは決まっているんだと思うんですけれども、プロポーザル方式を検討はしていただきたいんですが、そのあたりいかがでしょうか。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 子供たちにとってよりよい事業者を選ぶということは、私たちも共通している願いでございますので、仕様書の中で一定のレベルを確保できる条件でこの入札を行っておりますので、来年度のこの業者につきましては、運営を行う上で不適切な業者ではないというふうに私たちは判断をしています。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 一定のレベルを確保できるというのは、具体的にどういうことでしょうか。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 仕様書の中で、委託業務内容ということで、私たちが確実に実行していただきたいものをお示しし、それについて実行ができるということでその判断をしております。 ○委員長 教育委員会事務局次長。 ◎神部忠夫 教育委員会事務局次長 このステップ・アップ事業を始めるに当たりましては、先ほど指導課長が答弁いたしましたように、まずは基礎学力の定着ということを目指しております。  区に登録してある学習指導ができる業者の中には、当然その指導ができるという業者が登録しておりますので、その中でまずスタートするに当たっては、そのノウハウを備えた業者を選定するに当たりまして、通常の契約選定の事務で行ったところでございます。  ただ、いろいろ今回ご報告した中で、いろいろ保護者や受けた生徒の意見等もございますので、今後そのステップ・アップを進める中で、どういった方法がいいかに当たっては検討していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 入札方法とか、そういった業者の選定とかについては理解しました。  その上で、すみません、この報告書を見ただけだと先ほども各委員からあるように、成績が下がっている人が多いので、てっきりこの事業はやめますという報告なのかというふうに、最初に見たときに思ったんですね。でもやりますという話、次、しかも予算を見ると、すみません、予算特別委員会にかぶらないようにはしますけれども、予算を見ると、前年度110何万円だったのが206万円とか倍ぐらいに上がっていると、しかも同じ事業者ということで、これだけ何か課題が多そうなのに、事業者をかえずに、しかも予算も上がって実施するというのが、いまいちちょっと理由がわからないんですけれど、ごめんなさい、成績下がっているのはみんな下がっているんですかね。ほかの子たちも下がっているんだったら、実は下がっているのを食いとめましたということで、実績というか、この事業の成果があるというふうに捉えられるんですけれど、そのあたりは下がった子、上がった子、それぞれのステップ・アップの受講者とそうでない子との比較というのは出していますか。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 今そちらについては取りまとめ中で、速報値という形であれば、今、指導課のほうで把握をしている状況です。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 それぞれ比較したところが、ではどういうふうにそのステップ・アップの効果が出ているのか、上がった子と下がった子のそれぞれ比較について教えてください、速報値で構いません。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 今、全7中学校の全生徒を対象にして、英語と数学の通知表の評定の比較を行っております。7校中、今まだ1校だけデータの提出のない学校がありますので、その6校の速報値という形になりますが、私たちもこの評定で、特に中学校1年生、下降している人数が大変多いというところは大きな課題であると受けとめています。ただ、この傾向は、単純な割合の比較ですが、ステップ・アップを受講している子だけの割合と、区内6中学校の生徒の下降した数の割合は、6中学校の合計のほうが割合は若干高いような状況も見られます。  そこで、やはりご報告で申し上げましたとおり、1年生の1学期から2学期、ここについては、やはり学習の一つの壁があるというのが全区内の中学校の傾向であるというふうに捉えています。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 すみません、それぞれちょっと個別に、例えば、では逆に上がった子についてはどちらのほうが多いのかというのは、全体で上がった子の割合と、あと、ステップ・アップに行ったから上がった子の割合、細かいんですけれども、それ、何かやはりどうしてもここの事業の効果が見えないんですよね。 ○委員長 それはわかるんですか、出せますか。  指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 成績の上昇、下降ということでもありますので、具体的なちょっと数目を申し上げることはできませんが、上昇の傾向で比べると、確かにステップ・アップの子供のほうが幅が少ない状況が見られます。  ただし、下降のほうで見た場合に、下降している割合というのは、先ほど申し上げた中学校1年生は英数ともに6校の比較のほうが割合は高くなっており、2年生、3年生については、数学についてはステップ・アップの子供のほうが下降率は少ないという状況は見られております。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 ということは、ほかのところについてはステップ・アップの子のほうが下降の割合が高いということもあり得るということなんだと理解しましたが、それらも聞いてでも、まだ速報値ということなので、恐らく平均値の優位さがあるかどうかは計算をしていないんではないかとは思うんですが、やはりこれ、効果、本当にわからないんですね。前年度も、本当にこれでいいんですかというのを予算特別委員会でも私はお伝えしていて、この委員会でも個別指導でなくていいんですかという話もして、ほかの自治体の状況とかも調べたところ、例えば中野区とかは、中学校3年生だけやっていた1対2の個別指導を拡大して、小学校6年生から中学校3年生まで今回の予算に入れていたりとか、そういうことをやっているので、しかも、多分予算は全然桁違い。何か予算がこれしかかけていなくて、何か台東区教育委員会として、これは子供たちのこれに安かろう悪かろうではないですけれども、安いものを選ぶみたいなところも含めて、本当にこれでいいのかというのは、私これ聞き置くにしたいぐらいなんですけれど、これ何で続ける、教育の継続性というところもわかりますが、納得できるように、続ける理由だったりとか、同じ業者を選んだ理由とか説明してもらえませんか、これ。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 まず、冒頭に申し上げたいのは、先ほど6中学校とステップ・アップの比較の割合をお示しいたしましたが、私もこの結果でステップ・アップの有効性をはかり切れるものではないというふうに考えています。  それで、成果として、まず今回、生徒の学習の内容がわかるようになった、多少わかるようになったというようなところで、まずは子供たち自身が、この土曜日、本来なら休めるところを、約20回の講座に継続して参加し、多少わかるようになった、わかるようになったというふうに自覚を持つことができたのは一つの成果であったと考えています。  今回ご報告申し上げたとおり、中学校3年生の子供たちについては、大変授業でも積極的に質問をしたり、早目の時間に教室に来て席に着いて学習をしていたり、また、受験ということから取り組みの意欲も高く、ですので、この子供たちの意欲を高めていくところが、やはり学習向上に向けて重要なところではないかと考えています。  今年度の課題を、この事業者では来年度十分にまた改善点を共有しながら進められることができますので、そういったところでも、私たちも大いに期待をしていきたいと考えております。
    ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 アンケートの今、わかるようになったとかいうお話ありましたけれども、このアンケート自体も、先ほどの寺田委員が、がんばる気持ちが出てきた、楽しくなったと変わらないの間にありますよねという話があったように、学習内容についても、よくわかるようになった、多少わかるようになった、あんまり変わらない、全く変わらないとか、中間のところがなければ、認知的不協和理論のとおりに、自分でこれだけ通ってきたんだから、ちょっとはわかるようになってきた気がするよというところも、もちろん多少わかるようになっているんだと思うんですけれど、あると思うんですね。その辺も含めて改善していただけるということですけれども、来年度に関しては、ちょっとまたもしかしたら予算特別委員会でやってもらうかもしれませんけれども、この業者でということだとしたら、やり方についても根本的に来年度中にぜひ見直しいただきたいと思います、これは。集団の勉強で本当にいいのかというところも検討していただきたいんですけれども、その辺どうでしょうか。 ○委員長 指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 まず最初のアンケートの項目、確かに項目の設定の仕方、まだ考えていかなくてはいけないところもあると思いますが、私たちも子供たちの本当に正直な意識というか、受ける側になったときに、やはりその理解の度合いとして、あっ、よくわかるな、わかるところもあるけれどわからないところもあるな、全然わからないよというようなところの、子供たちがどう受けとめているかの実態をつかみたいということで、この項目についてはこのような設問を設定させていただいております。  あと、2点目が、申しわけありません、2点目について、もう一度よろしいですか。 ○委員長 新たに今言った話を、さらに年度があれしても進めていきますか、変えていく方向ができますかという。  指導課長。 ◎屋代弘一 指導課長 先ほど申し上げたとおり、1単位の構成の仕方であるとか、こういったところ、子供たちの意見も踏まえて、この学習塾と私たちで十分な協議を重ねて、来年度の進め方について改善を図っていく必要があると考えています。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 最後にします。再来年度に向けて、ぜひ抜本的なやり方だったり入札方法についても含めて、全部含めて、こういった事業が必要なのは本当にわかっているし、大事だと思うんですけれども、そのやり方についてぜひ見直していただきたいと思います。  足立区の足立はばたき塾だと、偏差値とかぐっと上がっているんですよ。まあ、対象者が違うので何とも言えないんですけれども、そこはぜひ根本的なところから見直していただきたい、再来年に向けて見直していただきたいと要望させていただいて終わりにします。すみません、長くて。 ○委員長 各委員の皆さんから、やはりこの事業については大変効果がある事業だということを認識されて、まして、その子供たちが、やはり本当に学力が上がったりとか勉強をしたくなったりとか、そういう気持ちが上がるための事業ですので、ぜひとも、今たくさんいろいろな意見出ましたけれども、変えられることは早急に変えていただいて、また入札方法の件も、やはりいろいろな目線の中で庁内で考えていただいて、いい方向に進めていくように努力をしていただきたいというふうに私も要望しておきます。  ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、小・中学校ICT教育の推進について、教育改革担当課長、報告願います。 ◎小柴憲一 教育改革担当課長 それでは、私から、小・中学校ICT教育の推進につきまして、資料11に基づきご説明いたします。  項番1、目的ですが、下のほうの行にございますように、質の高い授業を行い、よりわかりやすい授業を実現することでありまして、今まで行っておりました、例えばノートに書くだとか、聞いた内容をメモするとか、辞書や資料集で調べるといった、そういう普遍的な学習をなくしたりするというものではございません。  項番2の内容に行く前ですが、現状について、ご存じかとは思いますが、ご説明申し上げます。  現状の配置状況ですけれども、まず教員が操作する授業用のタブレット、タブレットの画面を表示する電子黒板やプロジェクター、子供の作品や紙ベースの資料を拡大できるような実物投影機、それからデジタル教科書が何教科か導入されているという状況でございます。また、教員のニーズを支援するICT支援員の派遣を行っております。  そこで、資料に基づきまして項番2の内容ですが、29年度は丸が3つありますが、1点目と2点目はデジタル教科書でございます。このデジタル教科書の充実によりまして、小学校では国語、社会、算数、理科の4教科、中学校では国語、社会、数学、理科、英語の5教科がそろうということになります。  また、3点目は、特別支援学級に在籍している子供に、1人1台のタブレットパソコンを配備するという内容です。  項番3の予算額(案)は、ごらんのとおりです。  項番4、今後のスケジュールですが、4月にデジタル教科書の追加配備、そして9月には特別支援学級のタブレットパソコンの配備をしていきたいというふうに思っております。以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  青鹿委員。 ◆青鹿公男 委員 私のほうは3点、この事業は大変よくて、私のほうもいろいろなところでやっている特別支援学級の公開授業を実際見に行って、子供たちが画面とかにみんなが注目して進行しているというのを見ていると、ぜひ進めていただきたいというふうに思っております。  その中で、3つだけちょっとご要望なんですが、要望させてもらうと、ぜひタブレットパソコンを入れるというお話を聞いていますので、タッチペンを一緒に導入していただければ活用の範囲が広がるんではないかというふうに思っております。  あと、今回もタブレットパソコン、お伺いしているとウィンドウズベースのやつというのを聞いているんですが、別に私がiPadを好きだからとかというわけではなく、基本的にはiPadのほうも、今やはり流れとしては主流になってきていますので、この辺をご検討していただきたいというふうに考えております。  あと、特別支援学級のほう、先ほど、このスケジュールでいうと、9月にタブレットパソコン等の配備となっておりますが、これが2学期からになりますので、タイミングとしてはいいのかもしれないんですけれど、もしちょっとでも早まるのであれば、特別支援学級のほうについては効果は絶大だというふうに私も考えておりますので、早まれば、もうちょっと早い時期に、1学期にでも入れていただければという要望、3点言わせていただいて終わります。 ○委員長 教育改革担当課長。 ◎小柴憲一 教育改革担当課長 3点につきまして、まず1点目のタッチペンについては、導入を考えております。  2点目の、ウィンドウズかiPadかということについてでございますが、現在ある電子黒板であるとか、そういうさまざまな環境との整合性を考えたときに、また、今まで教員がウィンドウズ版でつくってきた教材を使うということを考えたときにウィンドウズがいいであろうと。これはプロジェクトチームを立ち上げたところでも、そういうような検討がされたところです。  また、3点目の早められるのであればということで、もちろん早めたいところはあるんですが、これは情報システム課のほうで進めますクラウドコンピューター化というものと合わせるということがありますので、その時期になってしまうかなというふうに思っております。 ◆青鹿公男 委員 よくわかりました。よろしくお願いいたします。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 ICT教育というのは、これからのやはり教育の中では必要なものだというふうに理解しております。  私たちも委員会で視察してきました。あの学校などもやはり見ますと、ICT支援員の人の役割というのは本当に大きいなというのは感じたんですが、今、台東区のこの教育の現場の中で、ICT支援員というのはどの程度配置されているのかをちょっとお伺いしたいんですが。 ○委員長 教育改革担当課長。 ◎小柴憲一 教育改革担当課長 ICT支援員につきましては、各校月2回程度で派遣されております。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 月2回、1人ですか。 ○委員長 教育改革担当課長。 ◎小柴憲一 教育改革担当課長 学校に行くのは1名でございます。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 今度、特別支援学級のところにタブレットを1人1台配置するということなんですけれども、こういう形でICTをさらに推進する中で、支援員をさらにふやすとか、そういうようなお考えはいかがでしょうか。 ○委員長 教育改革担当課長。 ◎小柴憲一 教育改革担当課長 ICT支援員の有効性というのは、委員の皆様方、視察されて本当に十分ご理解されているかと思います。担当としても、ICT支援員による学校の充実というもの、教育活動の充実を図っていきたいと思いますが、その点につきましては、また予算もかかるところもございますので、相談をしながら考えていきたいと思います。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 確かに視察した広島市でしたか、あそこでも支援員の必要性、これがやはり大きな鍵を握るということで、県のレベルとやはり予算だとか、そういうところをこれから折衝しなくてはいけない大きな課題だというふうに言っておりました。今後台東区においても、このICT支援員さんというのは、もうずっと今後、各学校についていてもらわなくてはいけない存在になるんですか。支援員がいなくても、ICT教育が順調にというか、いくものなのかどうか、その辺をちょっと確認したいんですけれども。 ○委員長 教育改革担当課長。 ◎小柴憲一 教育改革担当課長 確かに常駐するようになれば、それは非常に充実したものになると思いますけれども、コストと比較の問題で、ICT支援員が何日に来るということを学校側は知っておりますので、そのときに課題を整理しておいて、聞いて、そして教材を準備してもらったり他区の状況を聞くということで現在進めておりますので、今の月2回というのでも結構十分に活用はされているものと認識しております。 ◆河野純之佐 委員 わかりました。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 ICT教育の推進ですけれども、方向性はこういう方向になるんだと思うんですが、これはいわゆるデジタル教材の活用率とか、そういうのはどのくらいの数字が出ているんでしょうか。 ○委員長 教育改革担当課長。 ◎小柴憲一 教育改革担当課長 デジタル教材の活用率という調査をしたことはございませんが、実際に電子黒板を使ったりデジタル教科書を使っているという状況であれば、デジタル教材を使っているというふうに判断できますので、教員の約75%は週に二、三日から毎日活用をしているという現状からすると、その率とほぼ同程度になるのではないかと推測いたします。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 やはりここにもあるとおり、学力向上を図るためというふうに位置づけられているわけですけれども、こういうものを使ったことによって学力が向上したということがわかるようなデータというのはあるんですか。 ○委員長 教育改革担当課長。 ◎小柴憲一 教育改革担当課長 現在、これによる学力の向上かどうかというものを判別できる、いわゆる因果関係があるものというものは、現在のところはございません。  ただし、子供たちのわかりやすいという調査でいきますと、88.5%がデジタル教科書を使った授業がわかりやすいと言っていることは事実であるということと、確かにこちらの目的では、学力の向上ということを目的としてうたっておりますが、現在出されております中央教育審議会の答申や新学習指導要領案によりますと、やはりこれからますますICTが身近なものとなってくる。生活環境もITによって最適化されていく時代となっていく以上、やはり子供たちがICTを活用し切れる、いわゆるICTに使われるのでなく、ICTを使いこなすという能力もこれからは必要になってくるというふうにもうたわれておりますので、学力の向上というのも目的の一つではありますけれども、それが操作できるということ自体も一つの成果かなというふうに思っております。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 子供さんたちのそういう反応は大変私たちも理解はできますけれども、例えば、この目的の表現の中に、デジタル教材を導入した質の高い授業、こういう表現になっているわけですね。もちろんデジタル教科書を使えば、それなりに予算も使っているしということになるんだけれども、それが本当に質の高い事業なのかというと、やはりそれはどうしたって教える先生のいろいろな力量もあるし、デジタル教材そのものの中身の評価もあるし、いろいろあると思うんですよ。だから、そういった点で、やはり何となくデジタル教材ありきみたいな形での、そういう進め方というのはちょっと疑問があるなということだけ指摘をしておきたいと思います。  あとは、やはり先ほど因果関係はまだ出ていないということなんだけれど、先ほどのステップ・アップの話もありましたけれども、よかれと思ってやったけれど、なかなか結果が出なかったというような、そういう形もやはり現実には出てきているわけですから、その辺はデータも含めて理解できるような、そういう報告を今後お願いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長 いいですね。  ただいまのについては、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、スクールソーシャルワーカーの活動状況について、教育支援館長、報告願います。 ◎小柴憲一 教育支援館長 それでは、スクールソーシャルワーカーの活動状況について、資料12をもとにご説明申し上げます。  今年度、新規事業として教育支援館にスクールソーシャルワーカー1名を配置いたしました。その活動状況でございます。  最初に、スクールソーシャルワーカーとはということで項番1でございますが、子供を取り巻く環境への働きかけや関係諸機関とのネットワークの構築などの支援方法を用いて問題解決を図っていく人材でございます。  スクールカウンセラーということをご存じかと思いますが、スクールカウンセラーが子供の心理のほうに着目するのに対し、スクールソーシャルワーカーは環境に着目する人材だとご理解いただければと思います。  項番2、主な活動内容ですけれども、今年度、初めて配置されたスクールソーシャルワーカーでもありましたので、1学期は全ての学校園を訪問し、気になる子供の状況について聞き取りを行いました。  個別の対応をする場合ですが、当該の子供が要保護児童か、あるいはそうでないかで大きく2つに分かれます。要保護児童とは、例えば虐待や保護者の養育困難により、台東区要保護児童支援ネットワークにおいて、今後関係機関で情報を共有し、見守りが必要とされた子供のことを指しますが、この要保護児童の場合は、子ども家庭支援センターがさまざまなかかわりを持っていたり、既に働きかけを行ったりしていることから、子ども家庭支援センターの意向を尊重した上で対応しております。要保護児童でない場合は、指導課や、あるいは学校園で把握している情報をもとに対応しております。  関係機関との連携につきましては、定例で定められております要保護児童支援ネットワーク実務者会議や、必要なときに随時開催されますケース会議に参加するほか、保護課との連携を推進するための会議に参加しております。  また、民間の放課後等デイサービスや子育て・若者支援課の紹介によるNPO法人との連携もいたしております。  また、今年度、学校が保護者対象に開催いたしました学校保健委員会にも講師として出席いたしました。  個別の対応についてでございますが、具体的に状況を報告することは非常に困難なところがございますので、項番3として、対応に関するデータとしてご報告いたします。なお、このデータは、昨年12月末の段階の資料でございます。  まず、対応件数ですが、スクールソーシャルワーカーが学校園を巡回して情報を入手した件数は232件で、そのうち介入の依頼があって個別の対応をした件数は44件でした。ここの差し引きの介入していない188件につきましては、学校園を中心として対応、見守りができているケースですが、介入依頼があればスクールソーシャルワーカーによる個別の対応をしてまいります。  個別の対応をした44件中ですが、介入を依頼してきた機関は学校園が一番多く88.6%でした。また、44件中、要保護児童の占める割合は45.5%で、見方を変えますと、残りの54.5%は要保護児童ではないということになります。また、生活保護受給世帯、就学援助受給世帯はごらんのとおりとなっておりますが、これを合わせた45.5%、なお、この45.5%は、先ほどのと一致したのはたまたまの偶然でございます。この45.5%は何らかの援助を受けているということになりますが、これも残りの54.5%は援助を受けていない世帯ということになります。表面の最後です、44件中、スクールソーシャルワーカーが個別の対応上、接見した対象別の割合としては、子供本人が最も多く47.7%でした。  裏面に参ります。44件につきまして、④番では子供を取り巻く環境の課題、⑤では子供自身の課題についてまとめたもので、ごらんのとおりとなっております。ただし、これらのカテゴリーですけれども、これは公式に定められているものではなく、今回、本区独自にどんな分類ができるかということで設けたものであるということ、それから、1つのケースは1つの課題にだけとは限らず複数の課題に該当していることのほうが多いということをご理解ください。⑥は、これらの課題への対応として、スクールソーシャルワーカーが連携した先をまとめたものでございます。  項番5、成果と今後の課題をまとめましたが、成果では3点目、約7割のケースについて何らかの進展が見られたことが上げられます。  課題といたしましては、先ほどの成果の逆ですが、1点目の、約3割については若干進展が見られなかったということと、2点目、より一層台東区内のサービスや資源を把握するということが上げられます。特に区内各課では、さまざまな活動をしております。NPOなどとも連携しているということもあるので、それらの豊富な情報の引き出しを持って、スクールソーシャルワーカーが活動の質を上げていけるよう取り組んでまいりたいと思います。以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  望月委員。 ◆望月元美 委員 このスクールソーシャルワーカーさんの活動というのは、やはり本当に今の学校現場を見ますと、もう学校内ではなかなかいろいろなお子さんの状況がありますから、本当にこういう方の存在が大きな意義を示していると思っております。  その中で、昨年のちょうど区民文教委員会で報告を受けたときも、私、ちょっと懸念していたことがあって、スクールソーシャルワーカーさんがやはり区内の公立の学校なりを見ていただくのに、1人だとなかなか厳しいんではないかというところで、そのときにちょっと答弁をいただいたときには、他区の状況のスクールソーシャルワーカーさんの配置は、やはり大体20から30のケースで、多いと40から50ぐらいのケースがありますということをお答えいただいているんです。今回このように1年たってご報告をいただいて、実際介入した件数は44件、やはりかなり多いと感じております。それだけなかなか子供たちを取り巻く環境が一段と厳しいのかなというのを実感しているんですが、その辺についてはいかがでしょうか。 ○委員長 教育支援館長。 ◎小柴憲一 教育支援館長 おっしゃるとおり44件で、今現在1人ということで、なかなかハードなスケジュールを送っているかなというふうに認識しております。  ただし、現在、1人で回しているので、全てのケースを1人が全部把握できているというメリットは、ある意味ございます。  ただ、一方で、委員ご指摘のとおり、この対応するケースというのは、解消されてなくなっていくということは若干考えにくいところがありまして、ある意味、ふえることはあるけれども、減ることはないとも言えるかと思います。そんなこともございますので、いわゆる万が一複数になった場合は、いわゆるシステム化が必要になってまいりますので、そういうものを構築していくことを考えながら、件数の動向を踏まえて考えていきたいと思っております。 ○委員長 望月委員。 ◆望月元美 委員 本当にそのとおりだと思っております。やはりそのスクールソーシャルワーカー1人でやっていただいている今現状の中で、またなかなか進まないことが起きるかもしれない可能性もありますから、その辺はしっかりとやっていただきたいということと、それにあわせて、やはり今後の課題が一番下にありますように、学校園の管理職は主導権をとってやっていかなければいけないということで、そういう今後の学校園にどのような指導をするのか教えていただけますでしょうか。 ○委員長 教育支援館長。 ◎小柴憲一 教育支援館長 まさにこの最後の、管理職がイニシアチブをとるということですけれども、やはりスクールソーシャルワーカーが直接的な介入をして、何らかの支援先や機関を紹介するというのは、それでその家庭が改善されれば、それはいいんですが、やはり在籍している学校との関係が密につながるほうが、より一層その家庭にとってはいいということもありますので、学校からいわゆる主体的に、そういう資源であるとかサービスを提供してつながるようにしていくことによって、より一層その子供や家庭が学校との関係がつながっていく、いわゆるスクールソーシャルワーカーは、できることなら隠れた黒子のような存在、そういうような働きができるようにするよう、その意味を含めて管理職に説明していきたいと思っております。 ○委員長 望月委員。 ◆望月元美 委員 先ほど来言っていますように、学校の中の先生方も、本当にいろいろな対応で大変な思いをしていると思います。なので、やはりここは連携が一番大事なので、そのいろいろな機関と、もちろんこの学校、スクールソーシャルワーカーさんと、あとは保護者ですよね、その連携というのはしっかりと密にとっていただけるように要望しておきます。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 今、望月委員の答弁の中にも、今後複数人になったらシステム化が必要なんではないかという話もありましたが、今回、非常に1年たっていないにもかかわらず、すごくいいすばらしい成果が出ているかなというふうに私は思っています。  ただ、ちょっと心配なのが、これ、スクールソーシャルワーカーさんの個人の方の力量にもまた結果が変わってきてしまうんではないかなというのが、ちょっと懸念点として私の中でありまして、本当は仕組み化して、誰がやってもこうなるというふうにやりたいと思うんですけれども、ただ、一方で、個人の資質にかかわってくるところは絶対あると思うんですね。その中で、これから児童相談所の23区への移管とかもありますし、今この方は非常勤なんですかね。
    ○委員長 教育支援館長。 ◎小柴憲一 教育支援館長 非常勤でございます。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 非常勤ということで、働き方ということもいろいろ課題もあるかもしれないんですけれども、この報告だけ聞いていると、すごくいい方に思えるので、そういったいい方については常勤にしていくなり、ぜひ囲い込みと言ったら何なんですけれども、台東区とともに子供たちのために一緒に働いてもらえるような、ずっと働いてもらえるような体制づくりというのはどうにかやっていけないものでしょうか。 ○委員長 教育支援館長。 ◎小柴憲一 教育支援館長 教育支援館所管課だけではちょっと解決できる問題ではないので、関係課と相談はしていきたいと思います。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 あともう一つ、これは学校園とありますが、保育園、こども園、また、区立のと書いてあるので、私立は対象ではないんですよね。そのあたり、どこまで対象かというのも改めて教えてください。 ○委員長 教育支援館長。 ◎小柴憲一 教育支援館長 2点に分けてお答えいたします。  現在、対象は幼・小・中ではございます。幼稚園については、現在非常に件数としては少ないところがあります。ただし、小学校のあるお子さんをケースとして抱えるときに、兄弟がいると、やはりどうしても下のお子さんが、そこが私立であるかどうかは別としても、いますので、環境が課題ですので、そこにいる兄弟は全てその課題を抱えているということで、当然そのケースには対応をしているというところがまず1点目です。  2点目ですけれども、やはり、とはいっても漏れてしまうということは否めないところがあるかと思います。現在の1人の状況でなかなか厳しいところはありますが、先ほどのほかの委員さんのご指摘もありますように、今後の拡大ということが視野に入ってきた場合に、できるだけ対象を広げていきたいと思います。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 ぜひ対象を広げていただきたいなと思います。「貧困と保育」という、今、本もあるんですけれども、その中でも、保育ソーシャルワークというところも注目をされていまして、保育園にもやはりシングルマザーだったりとか困難を抱えて、親御さんだったり子供だったりとかが、より厳しい状況にある方も保育園にもたくさんいらっしゃると思いますので、ぜひ台東区にかかわる保育園、こども園、また、できれば私立の幼稚園、まあ、私立の小学校、中学校までは特に言いませんけれども、私立の幼稚園というところ、なるべく若いうちから、子供のうちから介入をしていけたら、一番それが子供にとってもベストだと思いますので、ぜひ増員も含めて全庁的に検討をしていただきたいと、これは強く要望して終わります。 ○委員長 青鹿委員。 ◆青鹿公男 委員 すみません、重なってしまうかもしれないんですけれど、スクールカウンセラー、これが心理士になっていて、スクールソーシャルワーカーさんは社会福祉士ということで、各学校に行っているのがスクールカウンセラーさんで、実はスクールカウンセラーさんもかなりのケースをお持ちのようで、子供たちだけではなくて、保護者のカウンセラーもやられているということで、その方々に何人かお話を聞いたら、やはりスクールソーシャルワーカーさんに大変今助かっていると。特に他機関との連携というところで、やはり助かっていますというお話をしておりました。  今後増員というのもあるんですが、重ね重ねになってしまうと思うんですけれど、もしこの方が病気になったりすると、その一番上の方がとまってしまうと、みんなとまってしまいますので、バックアップではないですが、やはりちょっと複数ということで増員をぜひよろしくお願いをいたします。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 先ほど、報告をされた中に要保護児童と生活保護等の割合というところがありましたよね。このときに、いわゆる要保護児童というのは問題の環境にある場合が多いわけですけれども、これが45%ということは、残り半分はある意味普通のお子さんと。それから、あとの下の2つは経済的に厳しいご家庭というふうに理解をすると、そうでもないところが残り半分ということなんですが、こういう割合というのは、ほかに何かこういうデータとかあるんでしょうか、どう見ていったらよろしいですか。特段、要保護的なご家庭ではないし、また経済的にも問題がないというところでも、半分ぐらい、こういう介入しなくてはいけないような事例というのがあるというふうに、これが多いのか少ないのかちょっとわからないんだけれども、その辺はどう見たらよろしいでしょうか。 ○委員長 教育支援館長。 ◎小柴憲一 教育支援館長 スクールソーシャルワーカーの活動状況につきましては、他区での状況とか、他の自治体での状況というのがなかなか把握することが困難です。ですので、現時点で比較するということはできておりません。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 比較はともかくとして、半分がそういう特別問題がないようなお子さんの親だということを、それが半分占めるということをどういうふうに見たらいいかということです。 ○委員長 教育支援館長。 ◎小柴憲一 教育支援館長 家庭の環境の課題ですので、それが例えばお子さんが要保護児童であるかないかにかかわらず、また生活上の支援を受けているか受けていないかにかかわらず、例えば、その保護者の方が育ってきた経緯であるとか、あるいはその保護者自身がお持ちの病気であるとかいうことによって、ある意味、いつどういうような状況で課題が生じるかはわからないというふうに認識しております。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 よくわからないけれど、どちらにしても、子供さん全体が、やはりそういういろいろな環境の中で問題が起きているということなんだと思うんですけれども、ここで一応7割に進展が見られたと、3割についてはなかなか難しいと、こういうことを言われているわけですね。実際まだ1年たっていませんから、全体としてどういうふうに評価するかというのはいろいろあると思うんですけれども、今皆さん言われたとおり、現時点で見る限りは大変大きな成果を上げているというふうに評価はできるのかなと思うんですよね。  特に、やはり1人だということが、いい点、悪い点あると思うんだけれど、やはり1人ということは、2人ですればそれだけ違った個性とかスキルがあって、やはりこの問題点の把握もより幅広くできるということは十分言えるわけなんで、そういった点では、どれだけ早く子供さんたちの問題点をつかんで健全な成長につなげるかという点からいったらば、やはり皆さんから出ているように、複数化を図っていくような方向というのをしっかりと持っていく必要があるんではないかなということだけ要望しておきます。 ○委員長 いいですね。  ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、「台東区生涯学習推進プラン」について、生涯学習課長、報告願います。 ◎小川信彦 生涯学習課長 それでは、台東区生涯学習推進プランにつきましてご説明をさせていただきます。  資料は、事前資料2として配付させていただきました冊子の台東区生涯学習推進プラン(案)とA4用紙2枚の資料13でございます。  では、資料13のほうをごらんいただきたいと思います。項番1、計画改定の趣旨でございます。平成23年度に策定いたしました本プランにつきまして、平成28年度で計画期間が終了することに伴いプランの改定を行ってまいりました。昨年の第4回定例会の本委員会におきまして、中間のまとめをご報告いたしましたが、その後に実施いたしましたパブリックコメントや区議会におけるご意見などを踏まえてプランの内容の変更を行ったものでございます。  項番2、パブリックコメント実施結果でございます。昨年12月19日から1月13日までの各室で受け付けを行ったところ、5名の方から13件のご意見をいただきました。  いただいた意見の内容でございます。恐れ入りますが、資料を1枚おめくりいただきまして、別紙、パブリックコメントの結果をごらんください。主なご意見をご説明させていただきます。施設に関連すると思われるご意見を多くいただいてございます。具体的には、ナンバー5の施設の充実を要望するようなご意見、また、この資料の裏面でございますが、ナンバー9でございます。利用率の向上などのご意見をいただいてございます。これらに対しましては、今後いただいたご意見も参考にしまして、施設運営などにつきましてより柔軟な利用方法を検討するとともに、今後の施設改修などと合わせて利用しやすくなるように検討をしてまいります。  また、ナンバー8でございますが、対応策の具体的な記載が少ないとのご意見もいただきましたので、資料に記載のとおり記載を追加したものでございます。  また、ナンバー12でございますが、市民性の涵養という文言がわかりづらいとのご意見もいただきましたので、資料に記載のとおり語句の説明を追加いたしました。  恐れ入ります、資料1枚目の表面のほうにお戻りいただきたいと思います。項番3、中間のまとめからの主な変更点でございます。(1)全体の構成でございます。プランの個別の計画につきまして、現況や目標などの追加を行いました。  次に、(2)パブリックコメントにおける意見を踏まえた変更でございます。先ほどご説明させていただきましたとおり、2カ所について記載を追加いたしました。  恐れ入ります、資料の裏面をごらんいただきたいと思います。(3)区議会における意見を踏まえた変更でございます。所管委員会などの意見を踏まえまして、資料のとおり記載を追加したものでございます。  次に、(4)生涯学習推進プラン改定委員会等における意見を踏まえた変更でございます。プラン改定のために学識経験者などから成る委員会での意見を踏まえた変更でございます。資料に記載のとおり、スポーツ振興に関する記述を具体的な内容に変更したものでございます。  次に、項番4、今後のスケジュールでございます。本委員会にご報告後、3月下旬には改定を行い、計画書の印刷を行うとともに、広報たいとうなどで周知を図りたいと考えてございます。  簡単ではございますが、ご説明は以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、「台東区スポーツ振興基本計画」について、スポーツ振興課長、報告願います。 ◎廣部正明 スポーツ振興課長 それでは、台東区スポーツ振興基本計画につきましてご報告をいたします。  資料14でございます。また、事前資料3、台東区スポーツ振興基本計画(案)の冊子をお配りさせていただいております。本件は、昨年第4回定例会本委員会におきまして中間のまとめをご報告し、いただきましたご意見や、その後に行いましたパブリックコメントの実施結果などを踏まえまして、策定委員会において最終案をまとめましたのでご報告するものでございます。  初めに、資料14、項番1、策定の趣旨でございます。資料に記載のとおりでございます。  次に、項番2、パブリックコメントの実施結果についてでございます。(1)受け付け期間、(2)受け付け場所につきましては、資料に記載のとおりでございます。  (3)受け付け結果でございます。恐れ入ります、資料を1枚おめくりいただき、別紙、パブリックコメント実施結果をごらんください。パブリックコメントを実施した結果、16名の方から32件のご意見をいただきました。パブリックコメントの内容につきましては、基本目標1、生涯スポーツ社会の実現に関連するご意見を12件いただきました。そのうち、子供の体力向上や身近なスポーツ環境づくりに関するご意見を多くいただきました。また、基本目標2、スポーツのできる環境整備に関連するご意見も多くいただき、リバーサイドスポーツセンター屋外施設の整備や身近な場所でスポーツのできる場所の確保など、スポーツ施設に関するご意見について13件いただきました。また、基本目標3、スポーツにより支え合う社会の実現に関連するご意見も4件いただきました。そのほか、計画の推進など3件のご意見をいただきました。  いただいたご意見は、別紙の表の意見の欄に記載しており、その右側に区の考え方を記載しております。また、区の考え方の文中にあります括弧内のページは、本計画案の該当ページでございます。以上、パブリックコメントの実施結果でございます。  恐れ入ります、資料14の1ページにお戻りください。項番3、中間のまとめからの主な変更点についてでございます。恐れ入りますが、事前配付させていただきました事前資料3の計画案もあわせてごらんいただければと存じます。  まず初めに、(1)全体の構成についてでございます。本計画に位置づけられている各事業に、事業番号と現況値、目標値を追加いたしました。また、資料編といたしまして、策定委員会の設置要綱等を追加しております。  (2)中間のまとめで検討中としていたものの追記でございます。事前資料3、計画案の63ページもあわせてごらんいただければと思います。1つ目は、台東リバーサイドスポーツセンター屋外施設の改築及び庭球場等周辺環境の整備に関する事業内容について、中間のまとめでは検討中としておりましたが、策定委員会等で検討し、陸上競技場等の改築は庭球場など隅田公園の周辺環境もあわせて整備に向けて取り組んでいくため、事業内容を追記いたしました。  2つ目は、計画案64ページにおきまして、同じく検討中としていたリバーサイドスポーツセンター野球場の人工芝張りかえについて、事業概要等を記載しております。  恐れ入ります、資料裏面、2ページをお開きください。(3)区議会の意見を踏まえた事業内容の変更でございます。事前資料3、計画案の70ページもあわせてごらんいただければと存じます。1つ目は、介護予防など健康づくりにも効果のある公園の健康遊具について、区民の健康づくりにつながるので、そのことを記載してほしいというご意見をいただきましたので、70ページ、一番上の施策4の説明文中に公園の健康遊具に関する文章を追記いたしました。  恐れ入ります、計画案の71ページをごらんください。2つ目は、ランニングの普及についての取り組みの充実についてのご意見をいただきましたので、事業番号83におきまして、ランニング環境の整備を加えました。  (4)策定委員会での意見を踏まえた事業内容の変更でございます。計画案の63ページを再度ごらんいただければと存じます。策定委員会においてスポーツをする場所の充実についてご意見をいただき、また、パブリックコメントでも同様の意見が多かったことから、検討中としておりましたリバーサイドスポーツセンター屋外施設の整備に当たっては、魅力ある屋外スポーツ施設整備をするよう取り組んでいくと記載いたしました。  最後に項番4、今後のスケジュールでございますが、本委員会でご了承いただいた後、印刷を行い、広報たいとう等で周知を図ってまいります。  簡単ではございますが、ご報告は以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  寺田委員。 ◆寺田晃 委員 まず評価したいのが、パブリックコメント、持参の5人を含めまして16人32件、本当によく集めていただいたなと。スポーツにやはり関心が高いというか、そういった皆さんのご意見を聞きながら、改善するところは改善していただいて進めていただきたいなというふうには感じてはいるんですけれども。まず、1つだけちょっと確認したいのが、63ページの、いわゆるリバーサイドスポーツセンター陸上競技場の改築と周辺環境の整備、これ、検討されている範囲で結構なんですが、目標の33年度実施に向けてどのように進められていくのか伺いたいんですけれども。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎廣部正明 スポーツ振興課長 こちらの事業につきましては、陸上競技場の改築に当たりましては、現状の施設規模と同等の改築ではなく、2020年の東京オリピック・パラリンピック大会のレガシーとしても、後世に残る魅力ある施設として整備していきたいと、こちらの重点施策のほうにも書かせていただきました。  そのため、現在、関係所管課と調査項目につきましては検討中でございます。具体的には、隣接する庭球場や駐車場なども一体的に捉え、例えば陸上競技場の地下というか、陸上競技場だけではなくて施設の機能の拡充など有効活用できないかとか、あと、整備するに当たり、国や都の法的な問題がクリアできるのかとか、動線の問題など、施設の規模や整備手法などを今後検討していきたいと存じます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 うちの会派でも要望書を出させていただいておりますし、また、各種団体さん、皆さんのご意見を聞きながら、まあ、できるできないはあるとは思うんですけれども、しっかりといいものをつくっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 私もこの間、パブリックコメントにこだわってきたので、久しぶりに16人という非常に多くの方からご意見をいただいているということで、やはり関心が高いんだなということを改めて認識いたしました。  それで、今、寺田委員ともちょっとかぶるところがあるんですが、5年間の計画ということでこういうのを出されているわけですけれども、実際にパブリックコメントの中なり、ないしはこの場なり、ほかのいろいろな議会の場で具体的な要求というのはいっぱい出ているわけですよ。例えば、ここでいうと夜間照明も出ているし、室内プールも出ているし、それから、もう一つの施設が必要ではないかというような指摘もあるわけですよね。これは私も前回言ったことがあるんだけれど、だから、そういった意味では、やはりその辺の少し具体的なそういう課題についての検討がどういうふうに取り扱われるのかなと、これから検討しますと言えばそれで終わりなんだけれど、どちらにしても、その辺のところが、一応この5年間というスパンの中ではどういう位置づけになっていくのか、その辺をちょっと教えていただけますか。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎廣部正明 スポーツ振興課長 計画自体は10年計画でございまして、個別事業につきましては、現況28年度と目標33年度の状況というんですかね、目標を書かせていただきました。それぞれ書いてあるとおりですけれども、施設設備というのは、やはり意識調査とかでも皆さんからいろいろな意見をいただいているところでございます。基本目標2の一番重点施策として我々も捉えておりますリバーサイドスポーツセンターの整備につきましては、来年度、基礎調査をして、その後、基本的な構想や設定とかにつなげていく調査をいたしますので、具体的に何年度に工事するとかというのは、ちょっと今の段階では難しいところでございます。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 人工芝の張りかえとか、そういう決定されていることはきちんと書いてあるわけですけれども、そういう意味では、やはりまだ判断ができていないというか、方向性も含めてきちんと決められていないということだと思うんだけれど、それはそれでしようがないんだけれども、やはり議会でのそういう再三のいろいろな発言であるとか、パブリックコメントの中での区民の方の直接のご意見だとか、そういったものをやはり重く受けとめてもらって、しっかりとそういう計画の中に位置づけてもらいたいということを一つ要望しておきたいと思います。  それから、もう一つは、週1回のスポーツをやる方の割合を今は大体6割、これを7割、70%にするということなんですけれども、やはり、まあ、こう言ってしまうと大変あれなんだけれど、散歩している人も含めて大きく増えましたよね。散歩と言っては変だな、ウオーキングと言うんだ、ウオーキングをしている人を含めてね、そのスポーツをしている人が従来の統計よりもかなり増えた形になっているわけですよ。そういった意味でいってしまうと、こういう言い方は大変失礼だけれども、週1回、何らかの体を動かしているぞという人は全部数えて7割と、こういうことになるんだろうと思うんですけれども、やはりその辺で、特に、何というんですかね、重視をして取り組むような課題というのはあるんですか。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎廣部正明 スポーツ振興課長 重視というか、スポーツの定義は、区民の生活を豊かにするため、競技スポーツだけでなくやるんですけれども、特に重視といいますと、それぞれスポーツというのは取り組む状況は違っております。1つは、意識調査で多い、今おっしゃったウオーキングとか体操とか、現計画の調査をしたときよりかなりふえておりますので、そういうところはできるだけできるように区としてもサポートしていきたいと考えております。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 子供の体力増強とか、障害のある方のいろいろな参加であるとか、いろいろな課題はたくさんあると思うんですけれども、引き続き全体に目配りしていただいて、目標達成に頑張っていただきたいと思います。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 野球場のグラウンドの張りかえ、具体的に出てきたんですけれども、これは野球場というのは、ここしかないですよね。それで、当然この工事期間中というのは代替地というのをどこか見つけられるんですか。それとも、もうここを工事している間は一切できないというような、そういうような状況でしょうか。 ○委員長 スポーツ振興課長。 ◎廣部正明 スポーツ振興課長 野球場はリバーサイドスポーツセンター野球場と、あと荒川河川敷のほうにも国から借りてございます。工事期間中はリバーサイドスポーツセンター野球場は使えなくなりますけれども、代替地というのはなかなかちょっと難しいと考えています。その辺は野球連盟ともスケジュールについてはよく話し合って、ご理解いただけるように進めてまいりたいと思います。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 私もどこかあるのかなと思いつつも、近隣区との調整だとか、その辺がもしできればなというふうには思っていたんですけれども、やはり利用者の方たちも多いですから、事前によく調整をしながら、あと、理解を求めながら進めていっていただきたいというふうに思います。 ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。  理事者からの報告は以上であります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 以上で本日予定されたものは全て終了いたしました。  その他ご発言がありましたらどうぞ。           (「なし」と呼ぶ者あり) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 これをもちまして、区民文教委員会を閉会いたします。           午後 2時31分閉会...