杉並区議会 2021-06-01 令和 3年第2回定例会−06月01日-13号
一方、私どもは、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染などが胃がん発生のリスクを高めるとの研究が広く知られており、全国でもピロリ菌の感染検査、除菌について助成する自治体もあることから、これまで区に対して導入を提案してきました。その際も、区は、国のがん検診の在り方に関する検討状況を注視していくとの姿勢でありました。
一方、私どもは、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染などが胃がん発生のリスクを高めるとの研究が広く知られており、全国でもピロリ菌の感染検査、除菌について助成する自治体もあることから、これまで区に対して導入を提案してきました。その際も、区は、国のがん検診の在り方に関する検討状況を注視していくとの姿勢でありました。
河北は、早期がんの発見が期待できるとの理由から、平成31年度は、胃がん検診のうち、胃内視鏡検査、子宮頸がん検診、乳がん検診の3つを受託したい、また同時にピロリ菌抗体検査、HPV検査、乳腺エコー検査を自費検査として推奨するとのことでした。
◎健康推進課長 胃がんについては、喫煙、食生活の生活習慣、ヘリコバクター・ピロリ菌の持続的感染などが胃がん発生のリスクを高めるとされているところでございます。 ◆吉田あい 委員 ピロリ菌とは一体どういったものなんでしょうか。
◎地域保健・医療連携担当課長 1つは、がん検診の各指標の把握、評価、こういったものもございますし、それに加えまして、例えば、がん検診の結果、要精密というふうに言われた方に対して、どうやって効率的に精密検査の受診勧奨ができるかといった議論ですとか、また、最近非常に話題になっております、胃がんの最大のリスクファクターであると言われておりますヘリコバクター・ピロリ菌とがん検診のあり方等が国でいろいろ議論されております
◎保健予防課長 初発患者さん、結核の患者さん、どの患者さんも、感染症でございますので、どこからか結核菌に感染してしまって、その方が病気になられるということでございます。
そこで、ちょっとお聞きしたいんですが、日本人というのはピロリ菌に感染している方が多いというふうに聞いております。胃潰瘍や胃がんが多いと聞きますけれども、ピロリ菌と胃がんの関係というのは、どのようなところがあるんでしょう。
ここで残された課題として、内視鏡検査で慢性胃炎等にまで至っていない場合、ピロリ菌検査及びピロリ菌除菌治療は、全額自己負担になってしまうことが挙げられます。現在、日本では胃がんの罹患率が最も高いため、日本人の国民病的側面を考慮し、幾つかの自治体では、慢性胃炎等にかかっていなくてもピロリ菌医療費を助成するところが出ています。
胃がん対策として、ピロリ菌除菌の有効性が指摘されています。胃潰瘍に罹患した人の8割はピロリ菌保菌者であると。また、胃がんに罹患した人の99%はピロリ菌があるとも言われています。ピロリ菌検査には尿素呼気試験が有効で、短時間で特定ができるとのこと。ピロリ菌除菌が成功すると、胃がんになる確率は3分の1に軽減するとの報告があります。
◎保健予防課長 ABC検診と申しますのは、まず血液検査をしまして、ピロリ菌の感染の有無、あと、ペプシノーゲンという胃の粘膜の萎縮の程度を見る血液検査をしまして、それでリスクを4段階に分けまして、そのリスクに応じて、適切な間隔で胃の内視鏡検査を行い、胃がんを発見する検診になります。
◆横山えみ 委員 ここに記載のレジオネラ属菌というものなんですけれども、こういったものが最近随分マスコミをにぎわせていると思うんですけれども、本区ではこういうものが発生した経緯があるんですか。 ◎生活衛生課長 レジオネラ菌で病気になったという例はございませんが、浴場の水の検査で検出されたという例はございます。
続いて、胃がん対策、特にピロリ菌検査について伺います。 日本は、先進国の中でも胃がん発生率が非常に高い国です。日本がん予防学会理事である北海道大学特任教授・浅香正博氏の「わが国から胃癌を撲滅するための具体的戦略」という論文が、平成23年度日本医師会医学賞を受賞しました。
「胃がん検診の対応力の拡充」というところで、ちょっとこれとはまた違うんですが、よくピロリ菌を除去すると胃がんになりにくいとかならないとかという話があるんですけれども、それは実際はどうなんでしょうか。