大田区議会 2002-12-06 平成14年 第4回 定例会−12月06日-03号
21世紀は平和な世紀、国際紛争のない世紀、核兵器を早期に廃絶する世紀にと、20世紀の大量虐殺の侵略戦争、世界戦争、核兵器使用の戦争、大国の小国への覇権主義的戦争という苦い反省から、非核、反戦、無謀な戦争を行わない国際秩序、国連機能の強化、さらに各国が自国を最も平和を大事にする憲法や法律を制定し、平和へのたゆまぬ努力を尽くすという時代へと引き継いだのであります。
21世紀は平和な世紀、国際紛争のない世紀、核兵器を早期に廃絶する世紀にと、20世紀の大量虐殺の侵略戦争、世界戦争、核兵器使用の戦争、大国の小国への覇権主義的戦争という苦い反省から、非核、反戦、無謀な戦争を行わない国際秩序、国連機能の強化、さらに各国が自国を最も平和を大事にする憲法や法律を制定し、平和へのたゆまぬ努力を尽くすという時代へと引き継いだのであります。
最初に訪れたカンボジアでは、ポル・ポト政権下で300 万人に上る文化人や知識人が拷問にかけられ、虐殺された場所を視察しました。権力者の意思でいとも簡単に尊い命が絶たれてよいものかと、いたたまれない思いとやるせない思いでいっぱいになりました。
あるいは南京虐殺があったとかないとか言っているけれども、これは具体的な事実としてあると僕は見ているんだけれども、そういった過去の総括を全然していないわけでしょう。だから、そういう中の日本とドイツというのはやっぱり性格が違うと思うんですよ。
一家虐殺事件の犯人は相変わらず捕まっていない。安全面には六五・七%が不安を感じています。積極的な対策を進めるべきと思いますが、伺います。 第三に、目黒区基本構想が掲げている「ともにつくるみどり豊かな人間のまち」を実現するためには、犯罪や非行のない明るいまちづくりが欠かせない条件の一つとなっています。そこで、地域ぐるみで安心で安全な生活環境をつくっていくことが一層重要になっています。
そして、ユダヤ人、ジプシー、ポーランド人、ロシア人、チェコ人、スロバキア人を初めとする何百万という人々が、人間の頭にかつて浮かんだことのないような最大の絶滅行動(大虐殺)の犠牲となった。多くの諸国民の罪のない人々に対して大虐殺を行ったのはドイツ人である。
さらに、「つくる会」の教科書攻撃キャンペーンによって、従軍慰安婦や南京大虐殺の記述が、一部を除いたほとんどの社の教科書から削除され、大きく後退させられたことです。九七年にすべての中学歴史教科書に従軍慰安婦の記述が実現して、わずか四年でこのような逆転現象を迎えたことは、子どもたちの未来に暗い影を落とすものです。
例えば、アジア諸国を軍靴で蹂躙し、何千万人もの人たちの命や生活を奪ったさきの侵略戦争を、事もあろうに美化したり、韓国併合や南京大虐殺、従軍慰安婦などの事件や事実に対しても一方的なとらえ方をすると、そういう動きであります。 日本は、いまだにアジア・太平洋戦争の負の遺産を直視できない国、したがって、いつまでもこの問題を清算できない国と言われております。
また、「新しい歴史教科書」は日本のアジア諸国への侵略戦争遂行をあたかも解放戦争と描き出し、日韓併合、南京虐殺事件を歪曲し、韓国、朝鮮民主主義人民共和国、中国政府などから厳重な抗議を受け、外交問題にさえなっています。執筆者の1人が、歴史は科学ではないとする特異な教科書が、子供たちの学力の育成に役立たないのは明らかです。
さらに韓国や中国に対しても、批判の対象となっている韓国併合の正当化、南京大虐殺は否定する主張に重点を置くなどとなっております。 歴史だけにとどまらず、公民の教科書では、「自衛隊が積極的に国際協力できるよう、集団自衛権を憲法に明記すべき主張もある」と憲法改正論の主張を打ち出し、「核兵器廃絶は理想」というコラムで、核兵器をなくすことを疑問視するという記述など、重大な問題点を含んでおります。
特に中学歴史教科書については、子どもたちに過去の事実を伝えることは私たち大人として当然の責務であり、南京大虐殺や従軍慰安婦などの問題を自虐的過ぎるということで削除すべきではありません。区教育委員会として、近隣諸国条項を踏まえた教科書選定を望みます。総合教育として、英語やITの学習を進めていますが、もっと大事なのは国際社会の一員としての教育です。
例えば最近、コソボの問題で、コソボの爆撃の理由にしたのは、セルビア側がアルバニア系の住民を大量に虐殺したというのがあったわけですけれども、後から、その事実は虚構であったと。虚構に基づいた映像、つまり、違うところで撮った映像を、さも虐殺されたかのように増幅して流して、そして、コソボの爆撃に利用したという状況もあったわけですね。そういったことに対して、批判的な目を持つ子どもたちを育てていく。
日本共産党は、学者がどんな歴史観を持とうと自由でありますが、南京大虐殺はでたらめ、日本の戦争は自衛のため、朝鮮の植民地化は朝鮮を庇護するためなどとする、侵略戦争を美化する歴史観を公教育に持ち込むためには、教科書採択の国際規準も文部省通知さえも踏みにじってしまうこの請願・陳情の採択は、世界に冠たる平和条項を持つ日本国憲法と不当な支配に屈することを禁じた教育基本法の名において、断じて認めるわけにはいきません
星条旗にも、黒人奴隷化、インディアン虐殺、原爆、ベトナム戦争など、戦いの歴史があります。すべての国の歴史や国旗・国歌には明暗があることは歴史の必然であり、そのことをもって国旗・国歌を否定するとしたら、果物ナイフを使用した殺人があったら、日本じゅうのナイフを捨てろと言っているようなものであると思います。
南京大虐殺の現場では、今なお遺骨が発掘されており、残虐行為の現場には必ず日の丸が掲げられております。アジアの一員として、こうした歴史の事実を見詰めようともせず、謝罪もせず、「日の丸・君が代」を国旗・国歌としたことについて、区長はどのように考えておられますか。戦争経験者としては、「日の丸・君が代」に思い入れがあるのではないでしょうか。
もう一つは、関東大震災直後にいわれのない流言飛語によって虐殺された朝鮮人犠牲者の遺骨が、七十五年ぶりに掘り出され追悼されたというニュースです。昨年九月、千葉県八千代市で関東大震災直後に虐殺された犠牲者とみられる朝鮮人の遺骨六体が発掘されました。
1週間ほど前、NHKが今年1月に放送したNHKスペシャル「なぜ隣人を殺したか~ルワンダ虐殺と煽動ラジオ放送」というドキュメンタリー番組が、第50回イタリア賞を受賞したというニュースを知り、その番組を思い起こしました。わずか3カ月の間に多数派フツ族民衆が少数派ツチ族民衆約80万人を殺りくするという驚くべき事件であります。
その中で起訴をされた人が7万5,681名、そして有罪になった人は5,162名、それからひどいことには検挙されて警察の留置場で拷問で虐殺を受けた人が80名いる。小林多喜二が有名ですが、逮捕されて数時間後には殺されてしまった、こういう人もあるわけです。それから、拷問が原因で獄死をした人、この人が1,503名いるんです。
戦前の武谷さんの不安は、アジア太平洋戦争へと拡大し、日本がアジア各地へ侵略し、南京大虐殺などを引き起こした結果、米軍による広島、長崎の原爆投下で終結したのであります。侵略された側はもちろんのこと、侵略した側の市民もまた甚大な被害に遭っているのであります。近くはさきの湾岸戦争においても、アメリカの対戦国、イラク市民だけでなく、参戦した米軍の兵士にも湾岸戦争症候群の後遺症に悩まされているのであります。
日本の現代史をめぐってここ数年来、藤岡信勝東大教授たちが自国の歴史を自虐しているとか、南京大虐殺はなかったなどという暴論を展開し、みずからの歴史観を自由主義史観と銘打って「新しい教科書をつくる会」を中心とした運動を全国的に展開をしております。 自治体に対しても、陳情や請願を出して国への意見書の議決を求めており、その数は四百議会近くになっております。
決算・予算特別委員会でも議論がなされましたので多くを申し上げませんが、慰安婦、南京大虐殺、三光作戦等については資料も乏しく議論の分れているところであります。これらの箇所については両見解を正しく教えることを求めます。ましてや、この五月に宮城県内の小学校で使われていることが明らかになった、事実無根が証明されている「百人斬り」など、日本軍の悪行ばかりを強調した近現代史授業プランなどは言語道断であります。