目黒区議会 2008-11-28 平成20年第4回定例会(第4日11月28日)
指定管理者制度を導入するに当たって、それまで現行受託団体を継続と称して指定管理者にした団体が数多くあった。そのときの理由としては、設置目的からして公募になじまないなどの理由を区側は挙げていた。
指定管理者制度を導入するに当たって、それまで現行受託団体を継続と称して指定管理者にした団体が数多くあった。そのときの理由としては、設置目的からして公募になじまないなどの理由を区側は挙げていた。
それで、それぞれについては、いろいろなこういう施設については、とりあえず公募でなく継続しますと、現行受託団体を継続しますという扱いになりました。
しかしながら、公募によらず、現行受託団体を継続して指定管理に指定する施設については認めることはできますが、やはり指定管理の目的であります経費の効率的活用という視点から、区が設立した団体、これは具体的には社会福祉事業団でございますが、その団体から経営改善計画の策定を求めることが条件となってございます。
福祉施設の指定管理者制度移行に当たり、既存管理委託施設においては現行受託団体がこれまで蓄積した施設運営の専門性やノウハウなどの経営資源を活用することが適当であることや、現行受託団体の経営基盤等への影響を考慮し、公募せず現行受託団体を指定管理者として指定期間三年としたものでございます。
次に、現行受託団体から指定管理者へと移行することについて、全体的にどのようにとらえているのかとの質疑があったのに対しまして、幅広い知見を有する方々、他での実績のある方々に委任することは、確実に一歩前進することになる。特に勤労福祉事業については、予算も限られている中、経費を縮減した上で創意工夫をしていただけることは区にとってありがたいことであると考えているとの答弁がありました。
複数の提案の中から選ぶというんですけれども、この二つの文化ホールも美術館も、いわゆるそれまでの現行受託団体を区の言うところの継続ということで指定管理者の候補にしたわけですけれども、競争原理が働いてなかったわけですね、選定のプロセスにおいて。
それで、改善策の提出を待たずに、現行受託団体をそのまま選定するということで、今、行われているんでしょうかね。これも、中には、これは現行受託団体がやった方が区民のためになるというところもありますよ。だけれども当然、これは民間に、公募して、競争させてと言っていい施設がいくらもあるでしょう。そういうこともごっちゃにして、金額約三十九億のうち三十六〜七億継続としちゃった。反対のことですよ。
ただし、本案は指定管理者制度導入に当たって必要な条例改正が行われるわけであるが、指定管理者制度導入に当たっての実施方針で一番問題があるのは、公募する施設と、現行受託団体の継続による施設との金額的な大きな違いである。 せっかく指定管理者は、公募が原則であるという制度を導入したにもかかわらず、継続の金額の方が十倍以上も多いのである。
まあ、先ほどの助役の提案理由の中に、業務の範囲の話が出てきましたけれども、この二十六議案の指定管理者に移行するということで、区サイドはかねがねから現行受託団体への継続という言い方をしていますが、指定管理者に移行しても、これまでやってきた管理を委託していた業務の範囲と、原則は同じということにした一番の理由は何なんでしょうか。
これに対し委員から、現行受託団体の評価・選定の前に、行革推進本部で公募か継続かを既に決定しているが、手続き的に問題ではないのか、なぜ公募としたのか、なぜ利用料金制をとるのか、現在委託しているシルバー人材センターを民間企業と同列に競争させることは、高齢者の雇用確保という区の施策と矛盾しないのか、評価が低い場合、期間内での変更はあり得るか、応募状況や評価基準の報告はあるのか、個人情報保護をどう担保するのか
現行受託団体への対応についてなんですけれども、継続というような形でなされた。確かにさきの委員会等で、私は都市環境委員会に属していますけれども、その所管については、大体公募という形で、大変御努力なされているんですけれども、生活福祉関係、また芸術文化等においては継続という形を出されて、金額的にも数としては半々ぐらいですけれども、大きな金額は継続という形になる。
二、現行受託団体に対し、本年七月を目途に経営改善計画の策定を求めるとしているが、計画に盛り込まれた内容についてどのように評価するのか、経営改善の取り組みの評価に当たっては何が基準であるのか、お伺いいたします。