墨田区議会 2004-09-01 09月10日-02号
シーズ・ニーズ、いわゆる研究成果と企業現場における技術開発のニーズがマッチすることは大変に難しいものでありますが、大学の研究技術が長期的なシーズの植付けであるならば、この経営技術は目的がまさに明らかであるので、短期間に成果を見ることができることから、区内企業に実行しやすいものではないかと思われる。
シーズ・ニーズ、いわゆる研究成果と企業現場における技術開発のニーズがマッチすることは大変に難しいものでありますが、大学の研究技術が長期的なシーズの植付けであるならば、この経営技術は目的がまさに明らかであるので、短期間に成果を見ることができることから、区内企業に実行しやすいものではないかと思われる。
これを契機に企業、大学、行政が連携をとって産学官連携した組織をつくり、企業のほしい技術やノウハウなどのニーズと、大学にある特許や研究成果など知的財産であるシーズのマッチングを行い、区内企業の新製品、新技術開発を推進していくこととしております。これを一つの足がかりとして、区内産業の底上げを何としても実現してまいりたいと考えております。 今一つは、区内産業の集積を守る支援についてであります。
特に、目的の一つである大学の持っているシーズと区内中小業者が持っているニーズとをマッチングさせ、新製品や新技術に関するさまざまなプロジェクトの芽を育み、発展させていく土壌を培っていくことは区内企業の企画開発型企業への脱皮を目指す大きな起爆剤になることと考えます。
この事業は、中小企業センターの要する専門の相談員と大学や大企業等のネットワークを最大限生かし、各大学の研究成果や未利用の特許などから本区の産業が活用できる技術の種、いわゆるシーズを選び出して区内企業に共同研究を行っていただき、新製品や新技術の開拓に結実させていこうとするものでございます。