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  1. 江戸川区議会 2021-08-04
    令和3年 8月 文教委員会-08月04日-04号


    取得元: 江戸川区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和3年 8月 文教委員会-08月04日-04号令和3年 8月 文教委員会 令和3年8月 文教委員会会議録 ●日時 令和3年8月4日(水) ●開会 午前10時00分 ●閉会 午前11時08分 ●場所 第4委員会室出席委員( 7人)   野﨑信   委員長   伊藤照子  副委員長   滝沢泰子  委員   窪田龍一  委員   田中寿一  委員   小俣則子  委員   島村和成  委員欠席委員( 1人)   小林あすか 委員 〇欠員( 1人) ●執行部
      千葉 孝  教育長   彦田義敬  文化共育部長    外、関係課長事務局    書記 林 文子 ●案件  1 陳情審査 第49号の1号、第75号の2…継続     第49号の1:健常児と障がい児が関わる時間を増やすインクルーシブ教育の拡大と医療的ケア児重症心身障害児を受け入れる保育制度を求める陳情     第75号の2:発達障害児支援に関する陳情  2 所管事務調査継続  3 執行部報告  (1) 第15回江戸川総合人生大学祭  (2) 江戸川区立図書館児童向け読書袋のリニューアルについて  (3) パラアートフェアえどがわ2021 ~オリンピックを応援しよう~  (4) 2021プロ野球イースタンリーグ公式戦開催について  (5) 日本語学級の設置について  4 その他                      (午前10時00分 開会) ○野﨑信 委員長 ただいまから、文教委員会開会いたします。  署名委員に、窪田委員島村委員、お願いいたします。  小林委員より、所用により欠席するとの申し出がありましたので、報告いたします。  はじめに、本日の委員会は、新型コロナウイルス感染症対策としまして、マスクの着用をお願いいたします。  なお、換気のため、窓を開けさせていただいておりますので、ご了承お願いいたします。  また、各委員及び執行部の皆様の発言につきましても、明確で簡潔なご発言をしていただき、開会時間が長くならないように努めていただきたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。  これより、陳情審査に入ります。  はじめに、第49号の1、健常児と障がい児が関わる時間を増やすインクルーシブ教育の拡大と医療的ケア児重症心身障害児を受け入れる保育制度を求める陳情についてですが、本陳情は第3回定例会審査期限となりますので、このことを踏まえて審査をお願いいたします。 ◆田中寿一 委員 今、委員長のお話にありましたとおり、これ第3回定例会が期限という形になってまいるかと思います。  私たち会派としても、現状いろいろ検討を深めている状況ではありますが、極力結論を出していきたいというような姿勢で今臨んでいるところでございますので、当然、皆さん方のご賛同の中ということになるかと思いますが、次回、結論を出せるようであればぜひそのような形でお取り計らいいただきたいというふうに思っております。 ◆窪田龍一 委員 今、田中委員からもありましたけども、私たち会派も昨年からずっとこの陳情に関しては、会派で慎重に議論を進めているところですが、今、委員長からお話あったとおりですので、会派に持ち帰って次回結論を出せるかどうかはお伝えをさせていただきたいと思います。 ◆小俣則子 委員 私も、この期限ということではやっぱり一定の結論を出したほうがいいと思います。ただ、1点この審査に当たっての確認させていただいてよろしいでしょうか。  先月と同じような中身になってしまうんですけれども、法律ができたとしても今すぐ教育現場医療的ケア児受入れができるかといえばそうではないなというのをすごく実感はしています。ただ、今後、その法律に基づいていろいろな場面でもちろん教育現場においても医療的ケア児を受け入れていくということが広がっていくなということは実感しています。  江戸川区の福祉部が中心になって、昨年度3月なんですけれども、実際には厚生労働省文科省と合同の運営協議会を開いているようです。江戸川区として医療的ケア児運営協議会というのができたんですけども、そこに先々月ですか、この教育委員会として参加しているかというのをちょっと確認したらはっきりしていなかったんですが、実際にはそこに教育現場として参加しているかどうかという確認なんですが、どうでしょうか。 ◎大關一彦 学務課長 参加しています。 ◆小俣則子 委員 参加していれば、ある意味では今後具体的に医療的ケア児教育委員会としてもどのように対応していくのかということがだんだん見えてくると思うんですが、大まかなスケジュール的に教育委員会としていつ頃までにいろいろな形として具体化していくかというのはイメージとしてはありますでしょうか。 ◎大關一彦 学務課長 現在、先行する自治体の視察を行ったり、あと要綱、要領の検討を行って、現在、江戸川区としての要綱、要領等を作っているところです。今後、教育委員会だけでもできないので、医師会さんとか関係する団体協力も求めていかなくてはいけないということと、あと医療的ケア児子どもを受け入れる現場の理解というのを得なければいけないので、そういった学校長及び養護教諭先生たち、その人たちとの意見を聴取した上で、あと看護師をいかに確保するかということを検討した上で導入できるかどうかというのは、今年度の下旬ぐらいにはできるかどうか結論を出したいとは考えています。 ◆小俣則子 委員 私も法律ができてから何かすぐに文科省初等中等教育局特別支援教育課小学校等における医療的ケア児実施支援資料というのが出されて、これをちょっと読んでみたんですが、まだしっかりと読み込んではいないんですけれども、これを見ただけでもいろいろ学校現場確認していかなければいけない事項がたくさんあるなというのを感じました。何よりも安全に受け入れるという点で、江戸川区としてもいろいろ前向きに今検討されているというお話を伺って、ぜひ安全・安心の受入れ体制を作っていただきたいなと思います。それで、何よりも財政的な問題と人材確保が何よりも求められていると思いますので、これは国の財源確保だとか東京都だとかということも関わると思いますので、その辺の見通しみたいなのは大まかにあるんでしょうか。 ◎大關一彦 学務課長 国の支援策として、現在でも国庫補助金として医療ケア看護師にかかった費用の3分の1は申請すればいただけるということに制度的にはなっています。 ◆小俣則子 委員 今、部分的な看護師の配置では3分の1と報告なんですが、それではあまりにも少な過ぎるので、その辺のことも含めてぜひ確保していただきたいと思います。 ◆滝沢泰子 委員 この陳情結論を出していくということ、ぜひ前向きな形で出していければということで受け止めさせていただきます。  今、小俣委員がご発言の中でもご紹介くださいましたが、医療的ケア児とともに学ぶ学校教育でのインクルーシブ教育を実現していくには、その財政的な措置というものも必要になってくるところです。今、小俣委員がご確認いただきましたが、現状ですと看護師を配置すると、その3分の1の費用が国庫補助ということで、つまりほかの3分の2は自治体が支弁するということですので、江戸川区としての意思、考え方、つまりは私たち江戸川議会の意思や考え方も非常に重要なところになってくると思います。前向きな結論を出していって、共に生きる、共に学ぶ学校の実現につなげていけたらということを思っております。  ここで、前回もお聞きした学校部活動への参加について、確認でちょっと追加なんですけれども、江戸川子ども権利条例パブリックコメントを実施した際に、特別支援学級に通っている生徒さんが…。 ○野﨑信 委員長 滝沢委員、ちょっとすみません。  今は結果を出すかどうかの点で今求めてますので、一応、1回そこで締めさせていただいて、その次、またもう一度手を挙げていただくということで。 ◆滝沢泰子 委員 結論を出せるようにちょっと準備をしてまいります。 ○野﨑信 委員長 欠席している会派のほうにもよろしくお願いいたします。  今のほかの質問、そこの質問があるということであればもちろんはっきり言っていただけるようにお願いしたいと思います。 ◆滝沢泰子 委員 子ども権利条例パブリックコメントの中で、障害がある生徒さんが特別支援学級に移ったら部活動参加できなくなったというような内容のものがあったように、情報開示請求で拝見したときに見たことをちょっと思い出したんですけれども、これ子ども権利条例の制定に当たっては、区で委員会を構成されて、教育委員会からもご参加を、委員参加されていたと思います。この具体的な部活動参加ができないという状況について、意見パブリックコメントで寄せられていたことについては、教育委員会としてはどのように、共有されていたりしますでしょうか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 教育委員会といたしましても、パブリックコメント等につきましては、子ども家庭部さんに協力をさせていただきながら対応してございます。パブリックコメントに寄せられた意見自体は、各学校または子どもたちから主管課である子ども家庭部のほうに寄せられた意見でございますので、発表されているレベルではもちろん情報共有はしてございますけれども、個別の誰がどうこうというところまで全て把握しているものではございません。 ◆滝沢泰子 委員 個別の学校名がある投稿があれば別ですが、そうとも限らないと思いますので、それについては具体的にどのお子さんがどうだという確認ができるという性質ものではないということは認識しております。  ちょっと結論を次回以降にというところで1点確認をお願いして恐縮なんですが、そういったパブリックコメントがありましたと思いますので、中学校に関して、部活動特別支援学級お子さんがどのように参加しているのか、できているのかということを各学校確認してご報告をいただきたいんですけれども、お願いできますでしょうか。 ◎近津勉 教育指導課長 特別支援学級設置校にそこの生徒がどのような部活動参加状況かを確認するということでしょうか。 ◆滝沢泰子 委員 はい。部活動参加できるかできないか、できる場合はどういうふうにしているのか、断った場合があるのかというところも教えていただいて、どういう取組みをしているかを教えてください。 ◎近津勉 教育指導課長 確認をいたします。 ◆滝沢泰子 委員 あと、作業療法士もこの陳情でしたっけ。違いますか、失礼しました。すみません。 ○野﨑信 委員長 それでは、ほかにないようでしたら、第49号の1陳情については本日は継続といたしますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○野﨑信 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第75号の2、発達障害児支援に関する陳情について、審査願います。 ◆滝沢泰子 委員 作業療法士巡回ということについて、少しずつ私も調査を自分なりにしているんですけれども、日本でも先進的にということになるのか、取り組んでいる自治体があったり、海外などではそこそこ作業療法士学校現場に、教育参加していたりという例もあるようなので、まず身近なところで、これは資料請求のお願いなんですが、東京23区という範囲で作業療法士学校教育に何らか携わるような仕組みを持っている区があるかどうかというところをお調べいただいて共有いただくということ、大変心苦しいんですが、お願いしたいんですが、よろしいでしょうか。 ◎近津勉 教育指導課長 何らか関わるというのは、どういったことでございましょうか。 ◆滝沢泰子 委員 学校及び放課後、江戸川区でいうところのすくすくスクールに相当するような事業で、作業療法士を配置していたり、教育委員会から作業療法士巡回というものを行っているですとか、区立学校作業療法士が常勤なり非常勤でいるというところは難しい、あるかどうか分かりませんけれども、そういった辺りも含めて、作業療法士がどう学校教育に関わっているかという点を、学校教育教育委員会のお仕事を行っているかというところをお願いします。 ○野﨑信 委員長 記書きの1番をやっているところということでよろしいですか。 ◆滝沢泰子 委員 陳情者さんとしては作業療法士巡回のメンバーにというご希望があるのと、あと学童保育等でも配置をという内容ではなかったかと思いますので、ちょっと関係する分野で。巡回だけだとちょっと拾い切れないかもしれないのでちょっと曖昧な言い方になっているんですけれども、作業療法士に何かを頼んでいる教育委員会なり学校があるかどうかというところで調べてください。 ○野﨑信 委員長 やっぱりこの記書きの範囲内で今うちで出していただくという形で。 ◆滝沢泰子 委員 なるほど。じゃあ巡回ということで作業療法士が同行している区があるかどうかというところですかね。分かりました。じゃあ委員長、ご助言ありがとうございます。じゃあ委員長のご助言で、学校や区の場合は区立幼稚園等ということなるんでしょう、区立学校巡回で、作業療法士が同行している区があるかどうかというところで確認をお願いします。 ◎近津勉 教育指導課長 確認いたします。 ○野﨑信 委員長 ほかに。 ◆小俣則子 委員 確認なんですが、先月記書きの2番と4番については願意がかなっているということで、これについては審査から外すということになったんですが、1と3については審査継続していただきたいということだったんですが、この方の陳情の表題が、発達障害児支援に関する陳情なんですけれども、記書きの1の幼稚園特別支援学級へのという点での特別支援学級というのは、どちらかというともうはっきりと知的な課題がある子どもたち特別支援学級だと思うんですね。その辺で、この方が何を指して特別支援学級、つまり発達障害児特別支援教室ということをここの中に含めているのかどうなのかという点で、非常にちょっと、前回指導課長からいろいろお話を伺って私自身も混乱しちゃって、よく確認したらその辺についてはどう理解しているのか、その辺事務局、話の中で分かりましたでしょうか。 ○野﨑信 委員長 一度、じゃあ事務局のほうから先日聞いた内容をもう一度ちょっと確認させてください。 ◎区議会事務局 それでは、前回の委員会報告させていただいた内容で該当する箇所なんですが、記書きの1、「幼稚園特別支援学級への作業療法士心理士による定期的な巡回派遣を行ってください」について、特別支援教室には心理士等巡回があるが、特別支援学級、それから幼稚園へも巡回派遣を行ってほしい、それからまた作業療法士による巡回派遣も行ってほしいというところです。 ◆小俣則子 委員 ですから、じゃあその方は知的な子どもたち発達に課題がある学級特別支援学級というのは理解してるのかしら。 ◎区議会事務局 電話で確認をさせていただいた際は、学級とそれから教室のほうの存在がそれぞれあることはご本人様のご理解をいただいた上で会話ができていたので、その違いについてはご存じでいらっしゃるかというふうにこちらは受け止めております。 ◆小俣則子 委員 そうしますと、この発達障害児支援に関する陳情と1についてはちょっと矛盾するんではないかと思うんですね。これはあくまでも知的障害のある子どもたちへの学級の問題なので、この辺についてちょっと理解がどうなのかなというふうに思ったところなんですね。実際に各学校スクールカウンセラーがいて、具体的には4月の資料をもう一回改めて読ませていただいたら、特別支援教室には確かに心理士巡回指導、各1校当たり年間40時間が配置するということで受けているんですが、特別支援学級への問題はそれぞれの全学校に配置されているスクールカウンセラー心理士の対応の範疇になるということでの指導課長の説明だったんですが、そう理解してよろしいんですよね。 ◎近津勉 教育指導課長 委員おっしゃるとおりでございます。 ◆小俣則子 委員 それで、特別支援教室というのは、在籍しているクラスから、例えば、その子どもが一週間に1回とか2回とか、特別に一対一派遣された先生、巡回してきた先生、これは心理士じゃなくて教師のほうです、それで1時間なり勉強するとか、その子に合わせていろいろなクラスに戻ったのを見ながら指導するとかいろいろお聞きしたんですけれども、こういう具体的には特別支援教室というのは一対一が基本ということだと思うんですね。だからそういう点で何か、この方自身がちゃんとそういうのを理解しているのかということがちょっと非常に不安になりました。ですから、改めてこの発達障害児支援という点と特別支援学級との関係について、もう一回確認していただければと思うんですが、どうでしょうか。陳情者に。この発達特別支援学級というのは知的障害なんですよね。でも、表題が発達障害児支援なので、整合性がないように思うんだけどどうなんでしょうか。 ○野﨑信 委員長 じゃあ事務局、一回ちょっと整理するために時間を頂くということで、質問するような形でよろしいですか。 ◎区議会事務局 はい。 ○野﨑信 委員長 じゃあ事務局、よろしくお願いします。 ◆小俣則子 委員 それで確認なんですが、特別支援教室について巡回心理士派遣というのは、大体どの程度実施されているんでしょうか、江戸川区の場合。 ◎近津勉 教育指導課長 委員先ほどおっしゃっていただきましたように、年間40時間ということですので、それはそのとおり実施をされています。 ◆小俣則子 委員 すみません、実際に行っている学校、ほとんどの学校がそういうふうに40時間を利用しているということを理解していいんでしょうか。 ◎近津勉 教育指導課長 これは学校が利用する、しないにかかわらず、東京都から40時間派遣されますので、その時間は学校に配置される形になります。 ◆小俣則子 委員 すみません、要請しなくてもある意味では巡回に来るというふうにイメージがなかなかごめんなさい、湧かないので、定期的に何月何日ここの学校に行くというふうに14校の中で来るというふうに理解していいんですか。 ◎近津勉 教育指導課長 これは特別支援教室の話ですね。そうしますと、全ての学校に設置されてますので、14校とかではなくて102校全てに設置されています。その102校に東京都から特別支援教室巡回として、心理士年間40時間配置をされます。もちろん日程的な調整は、微調整はありますけれども、基本的にはいつというような形で定期的に巡回をされているというものでございます。 ◆小俣則子 委員 そうしましたら、この陳情者の方が特別支援学級というのを教室とごちゃまぜになってたとしても、全ての心理士派遣が行われてるということだということですよね。発達障害児に対するそういう心理士派遣が行われてるというふうに理解していいわけですよね。 ◎近津勉 教育指導課長 特別支援教室に通っているお子さん教室での状況や、在籍学級での状況について、年間40時間、東京都から臨床心理士派遣され、その状況を見て様々アセスメントをし、学校の教員に、巡回指導教員や担任にいろいろ助言をしてくれるというシステムになっています。 ○野﨑信 委員長 よろしいですか。  じゃあ、事務局、今のちょっと整理しますけど、その学級教室と今表題のところと、それから40時間のこのところをちょっと整理していただいて、陳情者のほうにどのような内容かということも再度しつこいようだけども、気分悪くならないような形で質問していただけるようにお願いしたいと思います。よろしくお願いします。  ほかに。 ◆滝沢泰子 委員 度々恐れ入ります。  作業療法士ということに関してなんですが、できましたらこの委員会作業療法士の例えば専門的な業界団体とか専門家の協会等あると思いますので、そういうところにでもちょっとこの陳情審査に当たっての調査にご協力いただくというような形で、座学でちょっと作業療法士のお仕事とか特徴とか、学校現場での実践の事例等を教えていただくような場をこの委員会で設けていただけたら良いかなと思いまして、提案をさせていただきます。 ◆島村和成 委員 教育委員会がその辺把握してれば別に作業療法士は呼ぶ必要がないと思うんだけど、その辺どうなんですか。説明できるのかどうか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 作業療法士につきましては、いわゆるリハビリテーションの専門職でございます。教育現場に一般的に配置する職員ではございませんので、そういった団体とのお付き合いも特に教育委員会としては今のところございません。 ○野﨑信 委員長 滝沢委員、いいですか。 ◆滝沢泰子 委員 江戸川区としては例がないということですが、ほかの自治体では例もあったりすることですので、せっかくなので事例を知っていければと思いまして、そういった専門、例えば日本作業療法士協会といったような団体もあろうかとは思うので、そういったことで今委員会として知識を深めた上で陳情審査に当たっていくというようなことも考えられるかと思いまして発言、提案をさせていただきました。 ○野﨑信 委員長 滝沢委員、今の主題そのものもちょっと確認事項ですので、この辺のところちょっともう一度整理していただいて、その中でやはり執行部皆さんとも相談しながら皆さんのご意見聞いて、その必要性があるということであればありますけど、ちょっとリハビリという専門、ここの教育現場という問題ではないところがありますので、今の説明では。ですので、その辺もちょっと考慮して、今後ちょっと整理して、その辺のところしたいと思います。きちんと説明ができるような状況であればいいかなという思いでいますので、一つよろしくお願いします。 ◆窪田龍一 委員 陳情審査のときの私の考え方ですよ、よく勉強会とかこれを学ぶとかもうそれはご自身で委員がしてください。必要ありません。 ○野﨑信 委員長 私もやはりここの委員の中に入ってくるときには必要最低限のところはご理解していただくような形を取りたいと思いますので、今、窪田委員意見も参考にして、正副で一応確認を取りながら進めたいと思いますので、よろしくお願いします。  ほかに。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○野﨑信 委員長 それでは、そのようにいたします。  以上で、本日の陳情審査を終了いたします。  次に、所管事務調査については、本日は継続といたしますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○野﨑信 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、執行部より報告があります。  はじめに、文化共育部、お願いいたします。 ◎白木雅博 文化課長 私からは、2点ほどご報告をさせていただきます。  まず1点目は、皆様のお手元に資料をお配りしてございます。  第15回江戸川総合人生大学祭についてでございます。  昨年はコロナの関係で残念ながら中止ということになりまして、今年度についても当初7月17、18日開催予定でございましたが、緊急事態宣言等を受けまして、今回このような形でウェブを活用した大学祭を行わせていただくということのご報告でございます。  2の開催方法に書いてありますとおり、今申し上げましたオンラインでの開催、主に当日、今まで現地でいろいろな発表会、ステージで発表会を行ってございましたけども、そういった内容はホームページのほうで掲載させていただいております。また、各学科の学習内容、今回は8クラスが出展してございますけれども、それをまとめたペーパー等はしざき文化プラザ展示コーナーにこの8月1カ月間、展示させていただいてございます。この二つの組合せで今回1カ月間、大学祭ということで開催させていただいておるところでございます。  今回、テーマは、「今こそ 前へ!」ということで、これも学生の方々から出たテーマということで進めさせていただいてございます。ぜひお時間があればホームページ、あるいは文化プラザのほうにお出かけいただきまして、展示等をご覧いただければと思っております。  また同時に、今度、第17期生の学生募集も今現在絶賛募集中でございますので、委員さんの中でまたご推薦できそうな方がいらっしゃいましたらぜひご紹介いただきまして、学生さんの募集のほうもよろしくご協力お願いしたいと思います。  1点目については、以上でございます。  それから、2点目についてはすみません、資料がないんでございますが、図書館の児童用の読書袋の更新についてのお話でございます。  委員長すみません、ちょっと現物があるので掲示させていただいてもよろしいでしょうか。 ○野﨑信 委員長 ええ。具体的に見れると思うんで。 ◎白木雅博 文化課長 これまで具体的なキャラクター名を申し上げます、ノンタンというキャラクターの読書袋を使わせていただいておりましたが、今回、児童文学館が今計画中ということも併せまして、角野栄子さんの娘さんの児童文学作家のくぼしまりおさんという方にこちらのデザインをお願いいたしまして、ようやくこれ現物が出来上がった状態でございますが、このような形で今年度から読書袋、今、小学生以下のお子さんが初めて登録した際にお渡ししておりますけれども、その読書袋をこのくぼしまりおさんがデザインしていただいた柄に、具体的に8月15日以降という形になると思いますけれども、更新をさせていただくということで考えてございます。  なお、材質についても、今までは本を借りる割には防水が効いてなかったんですけれども、今回から材質のほうも防水加工ということでちょっとグレードを高めさせていただいて、新たにリニューアルしたものを8月中旬から順次お配りさせていただくような形で考えております。 ○野﨑信 委員長 ほかに。執行部、次は。 ◎塚田久恵 スポーツ振興課長 私のほうからは、まず資料に基づき1点、それから口頭で1点、ご報告申し上げます。  まず、お手元のほうに資料をご用意させていただきました。  パラアートフェアえどがわ2021ということで、これはパラリンピックを応援しようというものでございます。目的がそこに記載されていますように、障害がある児童生徒がパラリンピックに関連したアート作品に取り組むことにより、パラスポーツを知る機会にするということ、それからパラリンピックの気運醸成をはかるというものでございます。さらには、この取組みを通して、子どもたちが努力の大切さを学び、それぞれの取組みを通して自己肯定感を高めるということも併せて目的としております。  テーマにつきましては、パラリンピック応援ということで募っております。子どもたちがご自身の作品に思い思いのタイトルもつけていただいているところでございます。  対象、そこにございますように、区立小・中学校特別支援学級在籍児童、それから都立の鹿本学園の児童・生徒にもご協力いただいております。  作品は絵画に限らず様々なアート作品ということで募りました。  応募状況でございますけれども、記載のとおり、全16校345名の子どもたちが作品に取り組んでいただきまして、作品としましては合同作品もございますので、262点ほど集まっているところでございます。  この作品につきましては、8月14、15日、両日、タワーホールの2階で展示をさせていただきます。取り組んでくれた子どもたちには、全員に賞状と参加記念品をお配りしようと思っているところです。  パラリンピックの気運醸成につきましては、こういった取組みも通しまして進めていきますけれども、これまでもパラアスリートご紹介、区民アスリートをご紹介してきましたけれども、現在、さらに追加になった選手がございまして、パラバドミントンでは長島選手、それから藤原選手、パラ陸上では松本選手という3人が加わりまして、パラリンピックにつきましては5名のアスリートが区民アスリートとしてエントリーされておりますので、ぜひそちらの応援もよろしくお願いいたします。  それからもう一点、こちら口頭で申し訳ありませんが、来週8月11日に江戸川球場におきましてプロ野球イースタンリーグ公式戦開催されます。これは江戸川区球場の指定管理者であります株式会社オーエンスが興行主となって実施する自主事業ということになります。  試合につきましては、読売ジャイアンツと東京ヤクルトスワローズの対決になりますけれども、おかげさまでこちらは早々にチケットが完売ということで好評を博しております。区議会の皆様にもご理解・ご協力を賜りまして、防球フェンスのかさ上げ等ができたことも、こういった興行が実施できるに至った経緯かと思いますので、深く感謝申し上げます。  こうしたイースタン・リーグの公式戦が行われるのは、江戸球では22年ぶりということになりますので、区民の皆様、非常に楽しみにしていただいてるところでございます。本当は皆様にも見ていただきたかったところなんですけど、非常にチケットが好評だったということで、ぜひまた機会がありましたら企画したいと思いますので、またよろしくお願いします。 ○野﨑信 委員長 次に、教育委員会、お願いいたします。 ◎大關一彦 学務課長 学務課からは、小岩小学校日本語学級を設置することについて報告させていただきます。  まず概要ですが、近年、外国籍児童・生徒さんが急増しておりまして、その支援の一環として、令和4年の4月に小岩小学校日本語学級を設置します。2の本区外国籍児童・生徒の推移ですけれども、表の上のほうに小学校児童数の推移が書いてあるんですが、平成27年の529人から平成28年619人となって、現在、令和3年で1,262人と平成28年に比べて倍増しているところです。  小岩地区につきましては、外国籍の児童さんが小学校で269人、中学校で97人程度いて、葛西地区に次いで多い状況となっております。  現在、日本語学級については、小学校については葛西小と一之江小学校にあるんですけれども、南北に長い江戸川区の地域の実情を鑑みまして、小岩地区にもう一つ日本語学級を設置したいと考えているところです。 ○野﨑信 委員長 ただいまの報告について、何かご質問がありますか。 ◆滝沢泰子 委員 パラアートフェアえどがわ2021パラリンピックを応援しようなんですが、ちょっとこれ目的を読んだだけだと分からないところもあってちょっと気になったんですが、これは対象が区立小・中学校の知的特別障害支援学級在籍児童・生徒と、都立の鹿本学園小学校部、中学校部の在籍児童・生徒ということで、知的の障害の方も含まれています。知的障害や身体障害がある児童・生徒ということなんですが、パラリンピックそのものは今知的障害の選手って参加しているんでしたっけ。 ◎塚田久恵 スポーツ振興課長 競技によっては知的の方が参加できる競技もございますので、今回はパラリンピックの競技に関わる障害の方ということで、こちらの学校のほうで募集をさせていただきました。 ◆滝沢泰子 委員 そういった知的障害のある方が参加する種目があることなども児童・生徒に伝えて学んでいただいて参加していただいているということでしょうかね。  すみません、じゃあちょっとパラリンピックの応援、楽しみにさせていただきたいところなんですが、これは要望ですが、新型コロナウイルス感染症のデルタ株等が爆発的に流行していますので、今行われているオリンピックもそうですが、江戸川区として、江戸川区出身の選手の応援をしてくださっているのは非常に私もある意味心温まる思いで見ているところもあるんですが、やはり応援するんであれば、お家で応援していくということを区としてもこの新型コロナウイルス感染症の状況に鑑みて、しっかりメッセージとして区民の人に伝えていただきたいと思っております。私自身はこのオリンピック・パラリンピック自体にはちょっと推移を固唾を飲んで見守っているところありますが、区の出身選手を応援するのは当然だとは思っておりますので、ぜひそこの緊張感は持っていただきたいと要望です。 ○野﨑信 委員長 ほかに。 ◎伊藤照子 副委員長 小岩小学校日本語学級の設置なんですけれども、これは地域的にもやはり外国籍の方が多いところなので、希望されている方も多いかと思います。  この2番目の外国籍児童・生徒数の推移なんですが、この中にはインドの方も含まれているわけですよね、多分ね。インドの方については自分のところの学校に行く方が大変多いものですから、ちょっとその人数を全部の都市分からなくてもいいんですけれども、この最近の数について、インドの方の人数を次回教えていただいてよろしいでしょうか。 ◎大關一彦 学務課長 次回の委員会報告するということでよろしいでしょうか。 ◎伊藤照子 副委員長 はい。 ○野﨑信 委員長 じゃあ、そういうことで。  ほか。 ◆滝沢泰子 委員 これ、非常に必要だし良い取組みで、江戸川教育委員会の前向きな取組みに感謝をします。こちらに通う児童への教材の提供をはじめ、あとは日本語指導の有償ボランティアの方にもつないでもらったりサポートしていただくということもあり得ると思うので、ぜひここの子どもさんたちへの指導ということで、そういった日本語指導を有償ボランティアで行ってくださっているような方々も併せて区として呼びかけるというか、掘り起こすというかそういうことも併せてやっていっていただきたいということで要望します。 ○野﨑信 委員長 以上で執行部報告を終わります。  次に、その他について何かございますか。 ◆田中寿一 委員 端的に、申し訳ございません。  江戸川区のホームページを拝見して、6月17日付だと思いますけど、来年の成人式についての記載がございました。概要はそれで把握させていただいたところなんですけれども、ちょっと改めて江戸川区としての考え方、教えていただければと思います。 ◎出口耕太郎 健全育成課長 成人式の来年度の考え方ということで、成人式、令和4年の1月10日の成人の日に会場開催を基本的に考えております。ただ、緊急事態宣言等が発令されて、その中で成人式について中止の指示や要請があった場合は、今年と同様にオンラインでの開催を考えております。  あと、通常開催を考えておるんですが、50%の制限で分散の開催も併せて準備を進めております。分散開催ということで、隣の第三松江小学校の体育館や展示室を使って50%の定員でそういった形での開催も考えております。  あと、例年行っているはたちを楽しむ集いなんですが、密になるということもありますし、あとサークル、お願いしているグリーンパレスのサークル連合のほうも、サ連の活動もなかなか今こういう状況でできてないということで準備不足という面もあるので、来年に関しては開催しないという方向で考えております。 ◆田中寿一 委員 分かりました。原則、開催の方向で今動いてらっしゃいますけれども、当然、感染の状況応じて臨機応変に対応されると。オンラインも含めてということでよく分かりました。  一方で、今年の成人式についてはオンライン開催になったわけでございますが、私も配信の会場からカメラ越しに多くの成人の皆さんの気持ちを思い浮かべながら参加をさせていただいたところでございましたが、ただ一方で、当然ながら一堂に会するということはできなかったと。これはもう致し方のないことではあるんですけれども、やっぱりこの半年、経過する中で、やはり今年成人を迎えられた方々に対して、何かできることはないのかなということはまだこの間私自身もずっと感じているところでございます。その点について、いろいろと検討していることがもしあるんであれば、ぜひ教えていただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ◎出口耕太郎 健全育成課長 おっしゃるとおり、今年はオンラインで開催したところでございます。オンラインの成人式で一定のお祝いの気持ちというのは伝えられたかと考えております。ただ、別の形で何か気持ちを表せたらいいかなというふうに考えております。ただ、一堂に会して集まってとか、そういったのは今なかなか難しい状況であると思いますので、密にならないで江戸川区の資源使って何かお祝いの気持ちを表せる何かがあればと考えております。ちょっと早急に考えて提案をさせていただければと考えております。 ◆田中寿一 委員 分かりました。非常に前向きなお考えをいただいたというふうに思っております。当然、一堂に会するということを避けながらでの何かできないかという模索だというふうに思いますので、また形になった際には、またこういった委員会等を通じてご報告いただければというふうに思いますし、私たちとしてもぜひその実現を心から強く願うところでございますので、ぜひよろしくお願いを申し上げます。 ◆小俣則子 委員 2点あるんですけれども、一つは。 ○野﨑信 委員長 結構長くなってるので、短く、すみません。 ◆小俣則子 委員 はい。  前回の各学校の女子トイレに生理用品を試験的に置くというお話を伺って、具体的にどのような成果というか、どのような実態だったのかということと、それから課題があったのか、また今後の方向性についてというのが1点です。  2点目も話していいですか。 ○野﨑信 委員長 どうぞ。 ◆小俣則子 委員 子どもたち児童・生徒へのタブレット端末の一人一台の配付が実現されて、本当にいろいろもう目まぐるしく変わってるなということを実感するんですけれども、中学校の場合は同じ、先生と生徒の同じものを使っているんですけれども、小学校がやっぱり児童と先生の機種が違うということでかなり混乱しているというか、そういう点について、いろいろ現場からも意見があって、なぜこういう事態になったのか、改善できないのかという点が2点目です。 ◎大關一彦 学務課長 生理用品のトイレ配置の結果については、7月でアンケートを締め切りまして、現在集計して結果を分析しているところなので、次回の委員会報告させていただくということでよろしいでしょうか。 ○野﨑信 委員長 はい。 ◎飯田常雄 教育推進課長 教員のパソコンの関係でございますが、昨年度GIGAスクール構想に基づきまして、児童生徒に一人一台のタブレット端末を支給貸与したところでございます。一方で教員につきましては、小学校の教員につきましては従前から教員一人一台のタブレット端末、取り外し式のものだったりもするんですが、教員一人一台のパソコンの配備をもう済ませていたところでございます。一方で、中学校の教員については、学校で何台ということで一人一台は配備ができなかった状況がございましたので、昨年のGIGAスクール構想に基づく中で、中学校教員につきましては、生徒と同じ端末の配備を今回行うことができました。小学校の教員につきましては、委員さんおっしゃるとおり、子どもと機種は違うんですけれども、子どもよりもある意味ちょっと性能の高いパソコンを従前から持っていたというところがございますので、現在はそのパソコンを使っていただいているところでございます。  委員さんが先ほどおっしゃいましたように、仮に性能が高くても子どもと同じもののほうがいいというようなご意見も私どものほうとしてもいただいてございます。教員の方、また校長先生方からもご意見様々お伺いしながら、今後の対応につきましては検討していきたいと考えてございます。 ◆小俣則子 委員 来月アンケート結果をまとめるというふうになっているんですが、来月というと9月ですよね。夏休みも終わって、夏休みが過ぎてから学校では具体的にどういう方向なのかという程度も分からないでしょうか、生理用品については。そのことはどうでしょうか。 ◎大關一彦 学務課長 まず、アンケートを集計しまして、学校の先生方、特に保健部や保健教育部の先生にその結果をお見せすることになると思うんですが、そこで話し合われて、そこでどういう話合いがなされてこちらに返ってくるかというのがあるので、ちょっと方向性については未定というかちょっと読めないところがありますが。 ◆小俣則子 委員 そうなると、それぞれの学校によって対応が違ってくるかもしれないということで理解してよろしいんですか。 ◎大關一彦 学務課長 そういう場合もあり得るかと考えております。 ◆小俣則子 委員 どういう形式がいいのかということは、私たちももっと勉強しなければいけないと思うんですけれども、どちらにしてもこのコロナの中での生理の貧困という点で、学校でもといういろいろ意見があってそういうふうに実施されたと思うので、やる方向で検討していただきたいなというふうに思います。  それから、GIGAスクール構想の点なんですが、今後、小学校の場合は、ある意味では教科書が先生と子どもと違うというふうな感じになってしまう場面がやっぱりあると思うんですね。少なくとも今後検討するということなので、同じようなものにするのか、それから少なくともキーボードがないという点でキーボードだけでもつけてほしいというのがあるんですが、その辺も含めて検討できないでしょうか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 ただいま委員さんがおっしゃったことも含めて、様々な校長先生、教員の先生からご意見伺ってございますので、そういったところをお伺いしながら検討してまいります。 ◆小俣則子 委員 できるだけ早く改善するような方向で進めていただきたいと思います。 ◆滝沢泰子 委員 質問を二つのテーマでお願いします。  今、新型コロナウイルス感染症のデルタ変異株等の流行が危機的な状況になっていて、入院が必要な人が皆入院できなくなっている、いわゆる医療崩壊というような状況も報道されてきているところです。江戸川区立学校におきまして、特に今夏休みですが、部活動の行い方や2学期以降の教育課程における行事や校外学習等の見直しや、場合によっては辛いことでありますが、内容の変更、郊外には出かけない学習にするとかといったようなこのデルタ株の急激な流行状況に鑑みて、どのようにして夏休みを乗り切っていくのか、2学期迎えていくのかというところをお聞かせください。  もう一個は、これも今夏休みですのでぜひお聞きしたいのですが、子どもの世代の自死は夏休みの終わり、夏休み明けということが一番多いということで統計で出ていますが、今日ご出席の江戸川区の教育委員会、また区長部局の皆様で、このいわゆる9月1日問題とも言われる子どもの自死を防ぐということの取組みでお考えのところあれば、こういうことをやっていくというようなこと、ぜひお聞かせいただきたいのですが、いかがですか。 ○野﨑信 委員長 もっとはっきり言ってください。 ◆滝沢泰子 委員 区立学校は、今、9月1日が始業式ではないんですが、全国的にはまだ9月1日が始業式が多いということで、いわゆる一般的に9月1日問題と言われるものであるということでちょっと申し上げました。言葉足らずでした。 ◎近津勉 教育指導課長 まず、新型コロナウイルス感染症対策ということですけれども、現状、部活動につきましては東京教育委員会と同様の判断で、原則中止ということと、それから大会がある場合、大会等への参加につきましては、これは上位大会についての参加につきましては一応認めているところでございます。  それから、学校行事ということで夏季休業中ですので、宿泊、林間学校等があるかと思いますが、これにつきましては8月2日以降、緊急事態宣言が解除されるまで、宿泊を伴う行事につきましては実施を延期するということで各学校に通知をしてございます。  それから、いわゆる始業式に向けてということですけれども、これは夏季休業に入る前に各学校に、必ず子どもたちに対して何か心配なことがあれば必ず相談するようにということと、それから相談先については、学校だけではなく各機関の相談機関を載せた一覧を指導とともに配付をしていただいております。  また、始業式につきましては、始業式の日に必ず早い段階で出席状況確認し、欠席者には必ず連絡を取るとともに、連絡が取れない場合には教育委員会報告をするようにということで指導してございます。 ◎出口耕太郎 健全育成課長 健全育成課で所管する共育プラザなんですが、いわゆる始業式の日からちょっと早く開館をするような形で今考えております。通常の時間より早く開館して、学校なかなか行けない、そういった子がいれば受け入れて、あとツイッターでもそういった情報は流せればと考えております。 ◆滝沢泰子 委員 新型コロナウイルス感染症の流行状況では、今のお取組みの中での学校運営のお取組みを教えていただいてありがとうございました。これから東京都や国も新たにこの流行状況に鑑みた方針を出していく可能性もありますし、また区がいち早くやっていかないといけないところもあろうかと思います。これ非常に長期戦になる可能性があるので、さらに来年度に向けて可能であれば、例えばリモートでの学習ということもあり得るのかということも少し研究していけたらと思ったりすることが一つで、これは要望ということと、それから、学習環境ですけれども、親御さんの経済状況が非常に悪化して、学習面での影響があるというような子どもさんもかなり増えていて、これは都心のほうの学校の例ということですけど、私立の学校を辞めて区立に転校するというような例があるとかということも支援団体の方からお聞きしたところです。ですので2学期、これ年度の当初に、例えば、就学援助のご案内等をしていただいていますが、2学期も新たに、特に受験に向けてということでもいろいろお金のことで内心悩んでいる家庭や気にしているお子さんも増えてくると思うので、経済的な支援についての情報提供というのも、このようなご時世で学校を通じてしっかりお願いしたい、さらにしっかりお願いしたいということで要望です。  夏休み終わり明けの自死の取組みについて、夏休み前から学校でそういった状況提供をしていただいているということ、また緊張感を持って新学期を迎えてくださることはありがたいと思います。共育プラザでの早く朝開けていただくというのは非常にありがたいことだと思いますので、ぜひ早めに広報していただいて、いざとなれば共育プラザがあるなと思いながら、新学期を迎えられる子どもさんたちが増えるというような状況になっていってほしいと思います。 ○野﨑信 委員長 ほかに。 ◆窪田龍一 委員 今、成人式の件で、もう8カ月ぐらい過ぎたんですよね。今、今年の方たちに対するお話はすごくいいことだなと思いました。来年もう5カ月切ってくる中で、来年の成人の方って何名ぐらいおられて、もう一つ、例えば来年開催に向けていろいろ考えておられると思うんですけど、いろいろな事態が考え得るので、成人の方たちの直接のアプローチみたいなことは考えたりされていますか。 ◎出口耕太郎 健全育成課長 人数につきましては、今ちょっと正確な数字を持ってないですが、例年7,500ぐらい、ちょっと減るかなというところでございます。あとはいろいろな事態が想定されるということで、直接のアプローチということですが、現在のところホームページで周知するというようなことを考えております。失礼しました。約7,100名ですね。令和4年度、今のところ7,100名です。それで、周知についてはホームページで周知をしていきたいというふうに考えております。 ◆窪田龍一 委員 本当に今年ももう対応で情報が錯綜してもう皆さん現場でご苦労されているところで、本当に成人された方もそういうご理解されている方もいますし、またちょっと感情的になった方なんかもおられると思うんですけど、そうするともう実際この8月、9月になると、例えば写真館だとか美容室とかもきっと予約したりだとかということだと思いますので、ぜひその辺の今度は7,100名の方が本当にこの江戸川区で成人式迎えるにおいては本当に気持ち良く、どんな状況になっても迎えられるような取組みをしていただければと思いますので、重ねてよろしくお願いいたします。 ◎伊藤照子 副委員長 今の成人式の話ですけど、オンラインということも想定して、できたら分散開催も地域が縦に長いので、タワーホールと文化センターでやるとか、何かそういうことも、費用かかるかもしれないですけれども、最初からもう考えておいて、会場に一気に集まれないんだったらもう次こういうふうにやりますよというのを今から、今の話の予約するわけですから、その場合にはこういうふうにやる予定ですということを今のうちからやっぱり出せるように、両方をしっかり考えていっていただきたいなと思いますので、お祝いの場なので嫌な思いをする方がなるべく出ないようにしてもらいたいと思いますので、ちょっと検討してもらいたいなと思います。  あと生理用品の話は協議するとおっしゃってましたけれども、実施しないという学校は絶対に出ないようにしていただきたいと思います。どういった形でも子どもさんが申し出なくても手に取ることができるような方法、やり方とか場所は学校で考えていただいていいですけれども、うちの学校はそういうことはしません、今までどおり保健室ですということがないようにぜひしてもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。
     もう一点は、すくすくスクールのことなんですけれども、これは資料要求です。夏休みを含めての参加の実態、補食の提供の状況、それで時間が延長になりましたので、それの状況と、それに伴う人員配置について。これを次回の委員会のときにお示しいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎飯田常雄 教育推進課長 すくすくスクールの件につきましては、次回ご用意させていただきます。 ○野﨑信 委員長 じゃあよろしいですか。  それでは、時間が長くなってしまってお待たせさせてすみませんが、教育委員さんより何か一言、ぜひお願いしたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 ◎蓮沼千秋 教育委員 おはようございます。  いろいろ盛り上がる議論でとても勉強になりました。  オリンピックでは、日本勢がかなり金メダルラッシュで盛り上がっているんですけども、東京都中学校吹奏楽コンクールというのがあるんですが、このコロナ禍にあって江戸川区の子どもたちも頑張っていまして、既に松江一中、四中、六中、小松川二中が金メダル、金賞を取ったといううれしい報告もきてます。また、野球では残念ながら昨日関東一高負けてしまいましたけども、決勝戦に駒を進めて、江戸川中央の子がたしか3人いるということでも活躍しているんだなと思いました。  また、県は違いますけども、千葉県、代表の専修大松戸ですか、専松のピッチャー、エースが上一色中の卒業生ということで、たしか上一色中が全国大会で2位か何かになったときのメンバーだと思うんですけども、その子を含めて3人ぐらい入っているということなので、また甲子園でも頑張ってほしいなと思ってます。  こういうコロナ禍ではありますけども、江戸川区の子どもたち、先生方も頑張ってますので、引き続き応援よろしくお願いします。 ○野﨑信 委員長 それでは、今後の委員会ですが、9月は6日(月)、午前10時を、また本日の委員会で確定次第、事務局より連絡をいたしますが、10月は第3回定例会中の19日(火)、午前10時をそれぞれ予定しておりますので、よろしくお願いします。  以上で、本日の文教委員会を閉会いたします。                      (午前11時08分 閉会)...