●欠席
委員(0人)
●
執行部
山本敏彦 副区長
近藤尚行 経営企画部長
矢作紀宏 SDGs推進部長
柴田靖弘 総務部長
外、
関係課長
●
事務局
書記
西別府洋太
●案件
1 案件:
SDGs認知度100%に向けた区の取組みについて
2 その他
(午前10時00分 開会)
○所隆宏
委員長 ただいまから、
行財政改革・
SDGs推進特別
委員会を開会いたします。
署名
委員に、野﨑
委員、金井
委員、お願いいたします。
はじめに、
新型コロナウイルス感染症対策のため、引き続きマスクの着用をお願いいたします。
また、換気のため窓を開けさせていただきますので、ご了承願います。
各
委員及び
執行部の皆様の発言につきましても、明確で簡潔なご発言をしていただき、開会時間が長くならないように努めていただきたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。
本日は、
案件説明に
パワーポイントを使用し、その際、正副
委員長の席を左右に移動します。したがいまして、
委員の皆様にはあらかじめ座席を一つずつずらして着席していただいておりますので、ご了承願います。
それでは、本日の案件に入ります。
本日は、
SDGs認知度100%に向けた区の取組みについて、説明を受けたいと思います。
なお、質疑につきましては、
執行部の
説明終了後に一括して行いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、正副
委員長の席を左右に移動します。
◎
松岡永祐 SDGs推進課長 皆様、改めましておはようございます。
SDGs推進課、松岡と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
本日は、先ほどご説明いただきました
SDGs認知度100%に向けた区の取組みということで、ご説明をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。着座にて失礼いたします。
本日は、この四つの項目についてご説明をさせていただきたいと思います。
まず、最初に
SDGsの概要について振り返りをさせていただきまして、その後、区の取組み、
体制づくり、それから直近の主な施策、それから今後予定している取組みについてご説明をさせていただきます。
なお、皆様にお配りしております資料でございますが、申し訳ございません、
SDGsの観点から
資源節減と、節約というところを考慮しまして、そういった印刷の形になっておりますので、ご承知おきいただければと思います。
それでは、4ページをご覧ください。
これは
新聞記事に見る
SDGsの推移ということでございまして、日本で一番最初に
SDGsのこの言葉が取り上げられたのが、2014年9月12日の毎日新聞でございます。その後、見ていただいて分かるとおり、急速にこの記事の取り扱う件数というものが増えておりまして、現在ではもうこの
SDGsの言葉を聞かない日はないんじゃないかというような状況になっております。
では、その
SDGsをちょっと簡単におさらいしますが、こちらにいろいろと書かせていただきましたけれども、一言で言うと持続可能な
社会づくりのため、2030年までに世界全体で取り組んでいく目標ということになります。
少し歴史を振り返ってみますと、1990年代に
日本経済がバブルが崩壊しまして、その立て直しに日本が躍起になっている頃でございますけれども、世界についてはこちらにありますとおり
地球環境であったり、貧困問題というものの
重要性というものが認知されております。
それを受けまして2000年でございますが、国連で
ミレニアム国際目標MDGsというものが誕生します。この目標というのは、ここに書いてありますとおり2015年までの
途上国、主に
途上国の
開発支援というものを主眼に置いた目標でございました。8つの
ゴールと21の
ターゲット、それから60の指標で構成されておりました。
それをやっていく中で、この達成できてなかった課題、それから世界に目を向けたときに
先進国でも取り組まなきゃいけないというような課題が浮き彫りになってきまして、できたのがこの
SDGsでございます。193カ国の国連の
加盟国の全合意を取って採択されたものでございます。
この
SDGs、17の
ゴールがあるということは
皆さんご存じかと思いますが、それをちょっと分かりやすく表現したのがこのウェディングケーキモデルというものでございます。2016年に
スウェーデンで作られたモデルでございまして、こちらは基盤の部分にこの
地球環境の大きな目標があって、その上に経済と社会が乗っかって、これを、全体を17番のパートナーシップで軸をしっかり定めていくというものでございます。
後ほどご説明させていただきますけれども、この
スウェーデンをはじめ北欧の国々というのは、非常にこの
SDGsへの取組みが進んでおりまして、国連で採択された翌年には、もう既にこういう形で
自分ごと化をして、国を挙げて取り組んでいるというのが非常に特徴的であり、我々も見習うべきところでございます。
もう少し
SDGsを詳しく見ていきますと、この
たてつけは3層構造になってございます。
ゴールと、それからその
ゴールごとに定められている目標がございまして、その目標を達成するための達成の度合いを測るための指標というものが作られております。その数は17
ゴールに対して169の
ターゲット、それから244の指標という形になっております。今ここは重複を含んでおりますので、指標の重複を除くと232という数字になります。
もう少しその
ターゲットというものを詳しく見ていきますと、この貧困をなくそうという1番を例に挙げながら見ていきたいと思います。画面の左側でございます。こちらが位置を表す
ターゲットと言われているもので、全部で7項目あります。この項目をよく見ますと、数字のものと
アルファベットのものに分かれます。
この数字は各課題の達成というものを表現していまして、下のこの
アルファベットについては、その課題を達成するための手段というものを表現しております。
なお、本日皆様のお手元には指標まで掲載された抜粋版というものをお配りさせていただいております。こちらの資料を印刷すると、全部で100ページを超える資料になっておりますので、もし詳しく知りたい方がいらっしゃいましたら、内閣府のホームページにこれが記載されておりますので、そちらのほうをご確認いただければと思います。
今まで
SDGsの
概要説明をさせていただきましたけれども、じゃあ日本は一体世界で何番目の位置にいるのかというのを書いたのが、こちらの表でございます。世界的に有名な
ランキングになっておりまして、2021年、日本は18位という位置にいます。先ほど申しましたとおり、このフィンランドをはじめとする北欧の国が非常に強いということが言えるのと、それからあと残念なことに日本の
ランキングというのは年々下がってきてしまっているという傾向が見られます。
ただ、誤解をなく申しますと、この順位は年々その点数というのは上がっております。上がっておるんですが、他の国が日本よりも速いスピードで
SDGsの達成に向けた取組みを進めているものですから、全体的な順位は下がってきているという状況でございます。
では、日本がどういったところが特徴で進んでいるのかというのを、次のスライドで見ていきたいと思います。順調に達成しているもの、この4番です、質の高い
教育。それから9番、産業と
技術革新の基盤をつくろう、そして16番、平和と公正という形になっております。
何となく感覚的に確かにそうだろうなというのがお分かりいただけるのではないかなと思います。これを世界に当てはめてみますと、特に一つ今日は時間の関係で4番だけご説明させていただきますけれども、この質の高い
教育というところに目を向けたときには、文字が読めない、計算ができないという方は7億7,300万人ということで、日本の人口の約6倍の方々が、世界では今こういった状況になっていると。また、学校に通えない
子どもたち、これは
児童労働の部分でございますけれども、日本の人口の約半分の
子たちが学校に通えていないという現実がございます。
こういった中で今後日本が力を入れなければいけないこと、世界にちょっと遅れを期しているというところがこの3つございます。
1点目は、ジェンダー平等です。5番です。それから、13番、
気候変動に具体的な対策をという部分と、それから14番、海の豊かさを守ろうというところで、それぞれ課題に一番ここが劣っていますよというところをピックアップしてございます。
参考までにこの5番の女性の
国会議員の数をちょっと調べてみたんですが、世界では2020年、
国会議員の女性の占める割合、平均で25.5%だそうです。それに対して日本は、9.9%、これは衆議院の数になるそうなんですけれども、全体で見ると166位です。
また、
江戸川区に目を向けますと、我々
執行部のほうでは庁議という会議がございますが、そちらに参加しているメンバーの女性の割合3名ということで、11.5%です。
また、議会の皆様のほうに目を向けますと、今40名の在籍の方がいらっしゃいますけれども、うち11名が女性の議員ということで27.5%、
世界標準は大体この今の議会の皆様方のレベルというところでございます。
そういった中で、
江戸川区の
SDGsの
認知度どれぐらいなのかというところで、調べた表がこちらです。昨年の
世論調査ですけれども、これだけ重要なものなんですが、残念なことに74.5%の方が名前は聞いたことがあるが、内容は知らない。あるいは全く知らないという回答になってございます。
そこで、区の取組みでございます。今後どういったことをやっていくかというところで、まず
体制づくりというところでございます。国連が採択してから5年が経過しておりますけれども、まず、我々が考えた、昨年準備室で検討したものは、区民の
皆さんがその
SDGsを
自分ごととして取り組んでもらうこの六つのステップというものを考えました。
SDGsを知ってもらって、理解してもらうと。そして、考え、行動に移していただいて、それを継続し、習慣化するという流れでございます。2030年まで期限が切られていますので、悠長なことを言ってられませんから、今年はこの知る、理解するということをしっかりやって、来年の考え、行動するという部分に結びつけていきたいというふうに考えてございます。
まず、
江戸川区の
行政自身がしっかりやっていこうというところで、こちら1,390の仕事、事業を17の
ゴールにひも付けた作業というものをやりました。この17の
ゴールと
関連性を見える化したのがこちらの図でございまして、今後、今年中に、今年度中に2030年までの
中期ビジョンというものを作っていきますけれども、そちらも
SDGsの
関連性というものをしっかりとお示ししていきたいと考えております。あと、そちらは時期が来たら、ご案内させていただきたいと思います。
次にやったのがこちらです。
各種団体の強みというものをぜひ参考にさせていただこうということで、大きく2つの段のところです、
連携強化というものをさせていただきました。それぞれの強みというものを勉強させていただきながら、我々も現在
SDGsの推進に取り組んでいるところでございます。
また、11月に行われます
中学生議会においても、既に議員の皆様と・・・・さん、それから・ ・・・・・さん連携で取っていただいておりますので、ぜひそういった部分で両輪で進めていければと思っております。
続きまして、区の取組みです。
4月1日ですけれども、大きく2つの組織を作っております。
一つは、全庁横断的にした、この
SDGs推進本部という
会議体を設けてございます。区長に
本部長を仕切っていただきまして、既にもう2回実施済でございます。
また、
あと組織としましても、この
SDGs推進部というものを組織化しております。
また、同じタイミングで、令和3年4月1日に
推進センターというものを
タワーホール3階に設置いたしました。オープンから4か月経ちまして、区民の皆様への
情報発信はもちろん、
相談受付であったりとか、あとは出張の講習
会等を取り組んでいるところでございます。ぜひ、
タワーホールにいらっしゃった際には、3階でございますので、お立ち寄りいただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。
続きまして、もう一つ大事なことがございまして、今年度力を入れておりますのが、この
気候変動適応センターの設置でございます。
環境部の組織として4月1日にオープンいたしました。同じようにこの
本部会議というものを設置しまして、
関係部署と連携を取りながら、この日本でも課題と言われているこの13番・14番を中心に取り組んでいるところでございます。
こういった一連の取組みも評価されまして、今年5月この
SDGs未来都市というものを内閣府から選定していただいております。
提案内容については、記載のとおりでございます。環境・経済・社会、そういった部分で持続可能な提案というものをさせていただきました。詳しくはこの23ページのほうに記載させていただいております。
この3番目の3側面をつなぐ統合的な取組みというのが
モデル事業に当たる部分だったんですが、こちらについては講評としてどういうコメントを頂いたかというと、
評価検討会からは、カーボンニュートラルに焦点を絞り過ぎているように感じられるというところで、もう少しその連携の幅を持たせるべきなんじゃないかということでアドバイスを頂戴しまして、現在その
可能性に向けて、実現に向けた取組みを検討しているという状況でございます。
続きまして、区の取組み、直近の主な取組み施策でございます。
今年は「知る施策」というものを中心に進めていきたいと思っています。知る、理解する、ここが
ポイントでございますので、各部署が作るその制作物に
SDGsの
マークというものをどんどん取り入れてもらおうということをやっております。これ今7月28日の数字でございますが、直近は102件という数字になってございまして、昨年の3.5倍のペースで区民の
皆さんが触れる機会になっているという状況でございます。
また、
区議会だよりについてもこういった形で
SDGsの
マークを掲載して、ご協力をいただいているところでございます。
同じく「理解する施策」でございますが、こちらは広報えどがわです。そこにコラムという形で
SDGsの気軽に取り組める内容というものを掲載中でございます。「さあ、やってみよう!
SDGs!」ということで、それを合い言葉に区民さんのこの取り組める
きっかけづくりというものをここで紹介しております。
また、既に実施している施策についても、
SDGsにひも付く施策というものが展開されておりまして、例えば、
東京パラ22競技のできる宣言でございますが、こちらは3番の健康だったり、4番の
教育、それから10番
不平等をなくそうというようなところに該当すると、そういった取組みにつながっております。
また、えどがわ
未来カンファレンスも5番のジェンダー平等だったり、10番の
不平等をなくそう、そしてここにはないんですけれども、未来についてのことを語っていただいている会議でございますので、11番の住み続けられる
まちづくり、こういった部分も要素が強く出ている会議でございます。
また、これ
環境部の取組みでございますが、「
制服リユース」であったりとか、「
子ども服☆ばとんたっち」こういった部分も12番、17番といった項目に該当する施策でございます。
そのほかにも
フードドライブをはじめ、融資に至るまで主立った施策というものは、必ず
SDGsにひも付くと。この
SDGsという眼鏡をかけていろいろな施策を見てみますと、よりこの区民の皆様の理解が深まるのではないかということで、我々もここをひも付けた形で、今後区民の
皆さんにPRできるようにしていきたいと考えております。
では、その今後の取組みでございますが、まず「知る施策」としましては、より多くの方に
SDGsのことを知ってもらうために、
ニュース性であったり、訴求力のあるツールを使いながらPRをしていきたいなと考えております。それぞれの企業さんにご協力をいただきながら、例えば、大観覧車を17色に染めて見たりとか、
タワーホールのライトアップであったり、あるいはこの階段のラッピングです。これは・・・さんに協力していただきながら進めていく予定でございますが、こういったことで
SDGsを可視化していくような取組みを進めていきます。このフェスタについては、後ほどご説明させていただきます。
「理解する施策」でございますけれども、この「
SDGs Month in EDOGAWA」と称しまして、この
推進月間というものを設けました。時期は9月25日(土)から11月20日でございます。ここ9月25日というのは、国連で
SDGsが採択された日でもございますので、
一つ意味合いを持たせて区民の方に知っていただく、理解していただく期間にしたいと思っております。モットーは「
SDGsを楽しく知る、活動に参加する」ということでございます。
その月間中に予定されている事業は、これ7月1日現在でございますが、全29事業ございました。この今後
コロナの状況によっては、ここがこの事業が大分流動的になってきますけれども、そういったことを一つ一つ丁寧に進めながら、区民の
皆さんに伝えていきたいと考えております。
また、主な施策の
ターゲットとしまして、これはあくまで主観的に、ちょっと見づらいかと思いますけれどもしたものでございます。横軸がそれぞれの年代、縦軸が主立った施策でございます。どういった層に対してどれぐらい深く刺さるのかというものを検討しながら、今後についてもこの施策というものをしっかりと
ターゲットを絞った形で進めていけるように努力していきたいと思っております。
SDGsのこの月間でございますが、これを我々が喋っているだけでは、ここで言っているだけでは全然伝わりませんので、これを広くPRするということで、そのPRの期間は
Monthよりも少し早めにスタートしたいと考えております。・ ・・・・・さんの取り計らいで、9月4日に行われます
東京ガールズコレクション、これに区長が参加することができることになっておりますので、そこでまず宣言を行っていただき、ポスターあるいはリーフレット、それから街中のドレッシングというようなものをしながら、区全体で
SDGsに取り組むということを
雰囲気づくりをしていきたいと考えております。
ここまでご説明させていただきましたけれども、皆様お分かりのとおり、既に身近なところでもう
SDGsに達成に向けた行動というのは行われております。必要なのは、この
SDGsというものを区民さん
一人ひとりが理解していただいて、そしてできることから取り組んでいただく、これを理解してもらうことが大事なのではないかなということでございます。
最後にご紹介するのは、じゃあその区民でも
一人ひとりの方どういった行動が
SDGsにつながっているのかというのを紹介します。
例えば、
マイバッグを利用しましょうということで、もう既にスーパーなんかでは
ビニール袋が有料化されていますので、多くの方がこの
マイバッグ取り組んでいるかと思います。
ほかにもこちらの事例にありますとおり、電球を変えることによってこの二酸化炭素の削減につながったりとか、あるいは差別的な部分ではそういった発言を控えると、止めることによって5番・10番・16番というようなアイコンにつながっていきます。
また、ここにも3つほど例を書かせていただきましたけれども、議員の皆様からも
SDGsというのはよく分からないという質問を、よく区民の皆様から受けるという話を聞いたことがございます。ぜひ、こういった身近な取組みをご案内していただいて、もう既にやっていることが
SDGsにつながっていて、何ら難しいことをやっているわけではないんですと。決して難しいことをやっているわけではないということをご説明いただきながら、
一人ひとりSDGsに取り組めるような働きかけをお願いできればと思います。
最終的な目標は、こちらでございます。
江戸川区がこの
SDGsを取り込む大きな理由の一つは、
共生社会実現のためのところでございます。
認知度100%に向かって、我々も最終的にはこの
共生社会実現に向けて取り組んでいきたいと思いますので、ぜひ議員の皆様のお力添えをいただきながら、この施策を進めてまいりたいと思います。
○所隆宏
委員長 それでは、ただいまの説明に対しまして、
質問等ございましたらよろしくお願いいたします。
◆小林あすか
委員 おはようございます。
ちょっと簡単なところで何点かあるので、質問いたします。
まず、1点ですけれども、世界の
SDGs達成ランキング、
ポイント等の説明をしていただいたんですけれども、この
ポイントというのはごめんなさい、私も不勉強で大変申し訳ないですけれども、具体的にどのようなことが
ポイントになるのでしょうか。今回は周知ということ、
認知度ということだと思うんですけれども、多分それ以外にも、例えばその取組み自体を評価されているものなのか、住民の方の
認知度とかで評価されるのか、その
ポイント、こういうことで
ポイントが他の国に比べて低いですというのが、もしご存じあればお聞きしたいです。
◎
松岡永祐 SDGs推進課長 世界のその順位の
ランク付けでございますが、こちらも百幾つかの指標があるそうです。そこをちょっと勉強しようと思ってみたんですけども、ごめんなさい、これ全部英語で書かれていまして、ちょっとすみません理解が追い付かなかったものですけれども、一応そういった形で大きな明確な指標があって、それに基づく
順位付けということでございます。
◆小林あすか
委員 じゃあ、私もちょっと探して勉強したいと思います。
もう一点、令和2年度の
世論調査でよくこの円グラフ出てくる、その
認知度のグラフなんですけれども、こちらは多分これは令和2年度の
世論調査で、その後もあまり具体的に数値が変わってないという認識でよろしいでしょうか。
◎
松岡永祐 SDGs推進課長 実はこの後、定期的に数字を追いかけております。これも私たちも参考という程度で掴んでおるんですけれども、TwitterとWebで調査をかけまして、そこでは大体400人ぐらいの方が回答してくれているんですけども、真逆の数字が出ております。今現在で知っているとか答えてくださっている方が74.5%いるんですけれども、ただそれは
Web等を通じて答えてくださっている方ですから、意識の高い
人たちが多く答えている思いますので、その数字に甘えることなく、施策のほうを進めていきたいと考えております。
◆小林あすか
委員 そうですね、私も今びっくりしました、74.5%。それに付随してちょっと意見というところで、ちょっとご提案というか、ご検討していただければなと思うんですけれども、この
SDGsという
アルファベットが、やっぱりその見たことあるけど読めないとか、正しくはどう発音するのかなと、まだまだなかなか広がっていないんではないかなと思います。小学校とか、中学校とか、あと高校では結構やっているので、比較的そのあんまり
アルファベットに抵抗がない
子たちは
SDGsと、ぱっと発音もできるし、言葉として認識化されるんですけど、結構ぱっと見たときに
アルファベットに対して、すごくその苦手意識を持っている方というのはそもそもこれ何て読むんだろうというところがまだいるのかなと思っています。でも、それをこれは何て読むのと、今さら広まり過ぎてて聞けないという層も実はいるんじゃないかなと考えていて、実はでも広報えどがわでたまに振り仮名を書いてくださっているときがあるんですけど、これをできればその全てに振り仮名を付けろというところまでいかないんですけど、例えばこの9月に今度
SDGs推進月間があるときの大きなポスターでしたりとか、何かここには書けるかなというところに、ちょっと積極的にまだまだ載せていいんじゃないかなというふうに思っています。というのが、多分この視覚的なアプローチはすごくされているので、この虹色のものだったりとか、番号というのは
皆さんやっぱり見たことがあるんだけれども、それとこの
SDGsという
アルファベットと、
SDGsという言葉が結びついてない方も一部いらっしゃるんではないかなと思っています。それを先ほどお伝えしましたけれども、これは何て読むのとか、これとこれは一緒なのというのは、今さらこのタイミングで聞けないという層を、ちょっともしかしたら優し過ぎるのかもしれないんですけど、この
推進月間の際に、今どちらかにちょっとポスターとかで書くというのがあると、ちょっともやもやとしていた人も一部拾えるかなと思っているので、その辺ちょっとご検討していただければなと思いました。
◎
松岡永祐 SDGs推進課長 今頂いたアドバイスを基にしながら、できることからやはりそういった部分も必要だと思いますので。今現在はセンターで作ったチラシ、そういったものにはなるべく振り仮名を振るようにしていますので、ちょっと意識を持って取り組んでいきたいと思います。
○所隆宏
委員長 ほかにございますか。
◆
田中淳子 委員 たまたまなんですけど、昨日も図書館に行くことがあって行きましたら、この
SDGsの特に
子どもたちに対する本の貸出しがすごく多くて、私も見たいなと思っていた本が借りられなかったという感じがあったぐらいに、この夏休みきっと小学生・中学生の
子たちが、この
SDGsを知っていこうという意味での取組みがあるんじゃないかなということをすごく感じております。
教育委員会はいらっしゃらないので、それ以上このことに関してはお聞きしないんですけど、でもやはり未来の
子どもたちに向けて、2030年が目標だけど、それをさらに越した先10年、20年、30年、40年、50年先、また100年先ということが継続していくという意味からも、やはり
子どもたちに対しての取組みというのも、またしっかり
江戸川区としても取り組んでいただきたいなというふうに思うところです。あとこれは意見として。
もう一つは、産業界に対して
江戸川区としてどのように、この
SDGsに対しての推進をされようとしているのか、ちょっとお聞かせいただければと思います。
◎
松岡永祐 SDGs推進課長 産業界でございますが、私たちもアプローチの仕方をちょっと今検討している最中でございます。やはり限られた時間の中で、より多くの企業さんに回ろうと思うと、やはり団体に働きかける、例えば商工会議所さんですとか、工場
会さんとか、そういったところとちょっとネットワークを持ちながら、一つ一つでご説明させていただきたいなというふうに考えております。
また、
江戸川区の特徴として、その企業にお勤めいただいている方、大半区民さんであったりとかもしますので、まずはその従業員さんの方々というのは、この現在の施策を回しながらしっかり落とし込みをしつつ、企業側からのアプローチというところと両面でやらせていただきたいと思っております。
◆
田中淳子 委員 やはり特に中小零細企業が
江戸川区の場合多いので、大企業の場合ですとこの
SDGsに対する取組みというのが、すごく先行されているかなというふうに思うんですけど、やはり大事な観点だと思いますので、ご努力お願いしたいと思います。
○所隆宏
委員長 ほかにございますか。
◆
白井正三郎 副
委員長 すみません、意見だけ。もし、お答えいただけたらありがたいんですが、すみません。
16ページなんですけど、達成に向けた区民参加サークルというのがあって、これよくできているとは思うんですが、この中の④の緑に書いてある
SDGsを行動に起こそうというのが4番目で書いてあるんですが、実は17ページに区の施策はみんな
SDGsの17
ゴールにひも付いていますと書いてあるとおりに、実は今区民の方のサークルとかボランティア活動とか、例えば、
江戸川区の環境で言えばこれまで美化運動から始まって、環境浄化運動、環境をよくする運動ということで、多くの方が
委員になったり、それから民生
委員の方もいらっしゃったり、各種の車椅子を置いたり、ボランティア活動したりする方も多々いらっしゃって、実は区民の方が
SDGsというのはよく分からないねと言っているのは、自分たちが既にやっている活動が
SDGsとどうつながっているかがあまり区のほうで言ってないんじゃないかというふうに思うんです。それで、そうするとこの
SDGsというのは何とか、目標を理解するという大上段から始まって、それで
SDGsはこうですから、今度は行動を起こそうという形だと、実はもう自分たちはいろいろな活動しているよという方が、
江戸川区は
教育共同、今度は共生社会なんでしょうけどいて、そうするとそういう方たちが実は今、急に
SDGsという大上段に国連の話から来たんで、自分たちがやってきたことというのは、またはやっているところとはどうつながっているかが今見えないというのが、今の課題じゃないかと私は思っています。
それで今日の説明も、確かに最後にこの区民
一人ひとりができる
SDGs活動と書いてありますが、今やっている、今まで
江戸川区がこういうことをやりましょうと言ってやってきたことを、もう
SDGs活動だというのを前面にもっともっと出していったほうが、区民の
皆さんはこの
SDGs=自分のいろいろな活動がということで理解しやすいと思うんですが、この区民参加サークルを見ると、何と目標を理解して、未来の設計図を起こして、それから行動を起こそうみたく見えるんですが、ここのところの理解はどういうふうにすればいいのかということと、それから区民の
皆さんへのそういう区の施策を全部
SDGsの関連付けしたのはよく分かるんですが、区民の様々な活動、今までしてきている活動についてどのようにこの
SDGsのひも付けを作っていくのか、または作らないのかを教えてください。
◎
松岡永祐 SDGs推進課長 委員おっしゃるとおり、このひも付けというのが非常に重要だと思っていまして、我々もちょっとここの部分はまだPRが足りないかなと思っております。ただ、その前段として、そもそも
SDGsというのは何ですかというところが、まだ区民の
皆さん、先ほどの資料のとおり74.5%の方が知らないと答えていますので、ちょっとそこは丁寧にやっていきたいなと思っております。
その先には、今、白井
委員おっしゃっていただいたとおり、この施策は何にひも付いているんですよというような、そのアイコンのひも付けというのを、どんどん可視化できるように取り組んでいきたいというのが1点と、やはり実際の行動というのは、例えばお手洗いへ行って、水が適量しか出なければ、それはもう節水につながっていて、6番というアイコンにつながっていきますので、そういった日常の生活も実はもう
SDGsに取り組んでいるというのを、いろいろな部署と連携しながら今後進めていければなというふうに考えてございます。
◆
白井正三郎 副
委員長 そういうことだと思うんですが、これ
SDGsというのは何とか、目標を理解させるというときに、同時にもっと今課長さんがお話になったようなことを取り上げて、区民の方に説明していったほうが、区民の方はきっと
SDGsのことをよく、要は先ほど言ったようにTwitterやったり、パソコンのインターネットやったりした人は分かるんでしょうけど、そうじゃないサイレントマジョリティーという方が、かなり
江戸川区だっていると思いますんで、そういう方たちにはそういうほうが理解しやすいと思うんで、意見として申し上げさせていただきます。
○所隆宏
委員長 ほかによろしいですか。
◆瀨端勇
委員 ちょっと一つは、もう一個何か資料が地方創生
SDGsローカル指標リストというんですか、これ字が細か過ぎて何かよく分からないんですけど、なんでこれ資料を出していただいたのかというご説明をお願いしたいなということと、それから大きく言ってやっぱり
SDGsと今の
コロナ禍というか、新型
コロナウイルスパンデミック禍の中での
SDGsの取組みと言いますか、今の世界状況、あるいは日本の国内、
江戸川区の状況を見るとそういう感を強くするんですけども、
コロナの下でこの
SDGsの取組みと言いますか、その目指している目標、
ゴールとか、それからいろいろな
ターゲットとかそういうことが当然これを目指していくんだろうけども、現状でどんなふうにこう評価し、その取組みを
SDGsの観点から進めようとされているのかなというところをちょっとお聞かせいただければと思います。
◎
松岡永祐 SDGs推進課長 まず、一つ目のご質問でございます。ローカル指標リストということで、こちらなぜ付けたかというところでございますが、ごめんなさい、字が細かくて本当に恐縮なんですけれども、要はこの資料というのは世界で決めた、その国連が決めた
SDGsの目標と、それからその目標を達成するためのチェックリストみたいな状況になってございます。
見ていただいて分かるとおり、世界を基準に付いているものですから、明らかに日本には当てはまらない部分もあるんです。ですので、それは今日本政府のほうがそういった指標を考えるということで、現在も考え中というような状況があります。そういった部分の背景を知っていただきたくて、ちょっとこちらのほうを抜粋ではございますが、付けさせていただきました。
それから、もう一点でございます。パンデミックの中での
コロナの状況でございますが、やはりアイコンの中には3番健康という部分がございます。まず、健康であることが大事だというところで、今様々な施策、ワクチンに向けた施策であったり、注意喚起であったりというところをやってございますので、こういった部分を
SDGsの観点からもこの3番というアイコンを一つ念頭に置きながら、区全体で進めていければというふうに思っております。
◆瀨端勇
委員 そういうことなんでしょうけども、私の感想というか、狭い範囲の意見かも分からないんだけど、やっぱり率直に言って
コロナのパンデミックが去年、今年と2年続けてこういう状況で、これいつまで続くかということがあるんですけども、やっぱり
SDGsの目標達成に向けては大変な課題というか、やっぱり率直に言ってパンデミックの下で
SDGsを達成していこうということでは、やっぱりまず貧困をなくそうとかということの中で、貧困が拡大しちゃっているんじゃないかなと、
コロナでね。格差の拡大とかということがあるし、いろいろな面でやっぱり大変な状況、事態が生まれているのかなというふうに思うので、まさに今、だからこそ
SDGsのこの
ゴールなり
ターゲットの達成ということが重要だということが言えるのかなと思います。
もう一つの質問は、13ページの日本の
SDGs達成度進捗状況の分析というところで、「主要課題」かつ「進捗が遅れている」目標ということで、5・13・14ということなんですけど、ちょっと私がちらっと何か専門家の方の意見の資料を拝見したところでは、14の海の豊さ、海洋資源の問題と、それから15番の陸上資源というのかな、これはやっぱり非常に遅れだと。17位から18位という一つ後退したということなんだけど、主要な原因がその陸上資源の後退にあるというような評価を見た記憶があるんですけど、その
SDGsの
ランキングというのが、そういうことにどういうふうに反映しているのか、ここには15番ということが書いてないんだけど、そういう評価は間違っているのか、ちょっと教えていただければと思います。
それから、海洋資源とか陸上資源とかが後退しているという意味は、どういう意味なのか、分かれば教えてください。
◎
松岡永祐 SDGs推進課長 委員おっしゃるとおり、この14番海の豊かさ、それから15番ですね、そういうところについても確かに力を入れていかなければいけないというところで、今回は5・13・14というところをピックアップしていますけれども、そこも決して間違いではなくて、今後力を入れていかなきゃいけない部分というふうに認識しております。
あともう一つごめんなさい、何でしたっけ。
◆瀨端勇
委員 やっぱり、私たちもよくこの
SDGsについては勉強していく必要のある重要な課題だというふうに理解をしています。やっぱり
SDGsとさっきちょっと言いましたけど、やっぱり新型
コロナウイルスのこのパンデミックの関わりというのも、非常に重要な密接な関わりがあるんじゃないかなと。例えば生物多様性という問題で、この生物の多様性が今いろいろな形で破壊されていることがパンデミックを新たな感染症を生み出している大きな原因ではないかというような考え方もあるようだし、ですから
SDGsを深めていくということは、今我々が直面している課題とも非常に深く密接な関わりのある課題じゃないかなというふうに思っていますので、これからもいろいろお尋ねしたり、一緒に取り組んでいったり、我々自身が深めていったりする必要がある課題じゃないかなということを強く感じています。
○所隆宏
委員長 ほかにございますか。
◆
滝沢泰子 委員 お話に出てきたところから質問したいんですが、2030年までの
中期ビジョンの策定ですが、これはいきなりその案が出てくるなり、最終案が出てくるというような形ではなくて、中間的な報告があって、それに対しても区民から意見ができるとか、区民とのコミュニケーションの中で策定していくのが望ましいと思っているんですが、どういう進め方になりますか。
◎
松岡永祐 SDGs推進課長 そこら辺の部分も含めて、今の検討を進めております。
◆
滝沢泰子 委員 ぜひ、区民と区のコミュニケーションや情報共有を、早い段階から進めていただけるようにお願いします。
それから、
タワーホール船堀にある
SDGs推進センターについて、
情報発信をされていたり、相談をされていたり、出張講演等をされていたりということでご紹介あったんですが、率直に感じるんですが、ちょっと気軽に意外に入りにくいと思うんですよね。ちょっと何やってらっしゃるところか分からなくて、以前のその女性センターのときは、図書がいろいろと置いてあったりして、ガラス張りで何となくちょっと入ってみようかなと思わせるところもあったり、もちろん女性相談ということで目的をはっきりして利用される方もいたと思うんですが、一区民の感覚としてちょっと気軽に入っていいところなのか、ちょっと事務室として区が使ってらっしゃるようなところなのかというところがありまして、これその
情報発信ということや相談ということをやってらっしゃる、また、この組織を今後も続けていくということであれば、この名称とかも含めてもうちょっといろいろ工夫をしていただいたほうがよいんじゃないかと思うんですが、その辺りの課題認識や取組みについてはどうですか。
◎
松岡永祐 SDGs推進課長 委員おっしゃるとおり、そういったご意見があるのも事実かと思いますので、そういった部分については、今ちょうど4か月走り出して、いろいろなものが徐々に見えてきているようなところでございますので、決して今に満足することなく、改善活動というのは進めていきたいと思っています。
◆
滝沢泰子 委員 せっかくある先端組織でもあるので、続けていくということであれば、気軽に誰もがアクセスできるようにしていっていただきたいということで、今後の工夫を期待しています。
それから、えどがわ
未来カンファレンスでちょっと気になっていたことと、あと頂いた資料の38ページの広報えどがわ令和2年7月20日号より抜粋ということで、身体的能力に関する差別をやめましょうということで、広報をされたということなんですが、障害がある方が、そのえどがわ
未来カンファレンスに
委員として参加されているというのは承知しているんですけれども、障害も多様なものであるので、身体の障害であるとか、差別ということでも身体の、これ身体的能力に関する差別というのは、いわゆる身体障害に関する差別をおっしゃっているのか、これが身体的能力に関する差別から、何故こういう表現を広報されたのかというところも教えていただきたいんですが、この身体障害の
委員さんがいらっしゃるという認識があるんですが、その知的な障害であるとか、精神の障害であるという方々が、この
会議体に参加されてないというのは、ちょっと残念だなと思っておりまして、このえどがわ
未来カンファレンスをはじめとする、区のいろいろな
会議体で、ぜひそのいろいろないわゆる障害がある方にご登壇いただく、発言いただくというような議論をいただく場合に、なるべく多様な障害の方に参加していただけるようにお願いしたいと、課題としてぜひ認識していただきたいと思っているんですが、どうでしょうか。
◎
松岡永祐 SDGs推進課長 知的障害であったり、そういった方々の参加がなかなかないということでお話しいただきましたけれども、そういったことを踏まえて、今回5月でしたか、企画課を中心に大会議というものをやって、そういったところでも入っていただいているような状況でございます。一つずつその、改善というか、着実に進歩していきたいというふうに進めております。
◆
滝沢泰子 委員 一つずつ着実に進歩を進めていただくというのは、絶対必要だというふうに思います。どういう方が取り残されているかというところを考えたときに、取り残されている立場の方が自分から、自分が取り残されていますというふうに訴えることができるかというと、それは非常に難しいんだと思います。
また、場合によっては、自分が取り残されているということが認識できるかというところもあると思います。この区の会議で障害がある
委員さんが、参加者さんが参加していますよと言ったときに、その身体の障害の方に限られるというようなことを見ていると、やっぱりどこかでそういうものだと思う意識が、でてきてしまう人もいるかもしれないですし、区がどういう意識を持って、どういう人に何をお願いしていくのかというところやり、どういう広報をしていくのかということは非常に残念なので、この広報に関して言うと、この身体的な能力による差別というのが何を指すのか分からないんですけれども、いろいろその人固有の困難というのは、単純に言う身体の能力に限らないので、少なくとも障害分野であれば、知的障害、精神障害ということがあるので、区の様々な場面で、なるべく当事者の方に、ぜひ参加したいという方もいらっしゃると思うんで、積極的にそこはぜひお願いしたいです。
すみません、今大会議のことがちょっと出たので、これについてもちょっと確認と要望なんですが、これ参加者の方はどういうふうに選定されたのかということをお聞きしたところ……。
○所隆宏
委員長 滝沢
委員、話まとめていただいて、短くお願いします。
◆
滝沢泰子 委員 そうですね、これですみません。
ここ、その他で聞こうかと思ったんですが、今大会議のお話が出たのでお聞きしますが、オンラインで実施をされたかと思うんですけど、
委員の方は公募ではなくて、区役所の各部からの推薦で選ばれたというふうにお聞きしました。それは会議の主催者として、どういう
委員をどうやって選定するかということは権限があると思いますが、どういう形で選定した
委員かということを、その会議の報告の場面なんかで合わせて、区民に
情報発信をぜひしていただきたいということで、この場でお願いします。
○所隆宏
委員長 滝沢
委員、それはこの今の
執行部のこの話の内容とはちょっと違うと思いますので。
◆
滝沢泰子 委員 すみません。じゃあ、その他にすればよかったですね。大変失礼しました。では、その他にします。ここで終わりにします。
もう一点、えどがわ
未来カンファレンスに関しては、非常に男女比ということに配慮した
委員構成にしていただいていることに最初から気づいて、その点、非常に感銘受けていましたことを申し上げます。
○所隆宏
委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○所隆宏
委員長 それでは、以上で本日の案件を終了したいと思います。
それでは、正副
委員長の席を元に戻します。
それでは、次に、その他について何かございますでしょうか。
◆
滝沢泰子 委員 すみません。先ほどは大変失礼いたしました。
そのえどがわ大会議についてですが、これ参加者がどういう方々をどうやってお願いしたのかというところをちょっと簡単にまず確認させてください。
○所隆宏
委員長 質問、なるべくまとめてお願いしたいんですけど。いいですか、それで。
◆
滝沢泰子 委員 今全部言ったほうがいいということですか。分かりました。
確認させてください。私がちょっと聞き及んだところでは、区の各部署からの推薦だったということで、それはそういうやり方で選ばれたんだと思うんですが、ただ、どういうふうにしてその参加者の方を選定したのかというところが明らかになっていなかったので、ちょっとその不思議な感じがする印象を受ける広報に、会議報告になっていったと思いますので、どういう形で参加者の人を選定したのかというところも含めて、ぜひ広報していただきたいということと、あとはやはりその公開性がある公募ができる
会というのも、やはり工夫はいるんでしょうけれども、やっていただきたいと思うんですが、その点はどうでしょうか。
あとほかのテーマではあるんですけど、一気に聞いた方がいいですか。
○所隆宏
委員長 一気に聞いてください。
◆
滝沢泰子 委員 分かりました。
では、東京オリンピック・パラリンピックについてお聞きします。
江戸川区でそのカヌー競技も行われて、区役所の
皆さん等も暑い中大変ご尽力をされたというふうに思います。ご尽力に非常に敬意を表します。
ただ、今後も緊急事態宣言が続いていく中で、パラリンピックの聖火リレーをどうしていくのか、これは実行
委員会に準じるということですが、現実的にその8月20日の採火や集火、8月21日の聖火リレーも
江戸川区でのこれ予定ですけれども、今でも緊急事態宣言の予定の期間内でありますので、新型
コロナウイルス感染症のデルタ株が若年世代にも強い感染力で広がっている状況を考えると、早い段階で中止をするということであれば、中止の決断をして、広報をしていくということが感染抑止にもつながるかと思います。こういったことをはじめ、事業の東京オリンピック・パラリンピックに関する事業の縮小について、また感染予防・感染拡大を防ぐという観点での取組みについて、区の現時点での考えをお聞かせください。
○所隆宏
委員長 大きく2つということでいいですね。
じゃあお願いします。
◎椎名真雄 企画課長 私のほうからは、今、一つ目の質問のオンラインミーティングの件について、全体を通してお話しさせていただきます。
先ほど
SDGs推進課長が申し上げた5月に開催したというのはちょっと訂正させていただきまして、6月に行いました。6月15・17・18の3日間で行わせていただきまして、オンラインで合計3日間、28名の方が参加いたしました。
分野ということでちょっと表現させていただきますけども、若者ですとか、子育て中のお父さん、お母さん、高齢者、熟年者、あとは働く女性であったり、LGBTの当事者であったり、先ほどもお話がありました障害者で言いますと、身体・知的・精神のそれぞれの方がご参加いただいたと、外国人という、大きなくくりとしてはそういった形で参加いただきました。
あくまでもこれ初めてのちょっと取組みでしたので、ご本人の方のフォローも丁寧に必要があることもありますので、各部から推薦いただきまして、趣旨も丁寧にご説明させていただいて、参加いただいたところになります。
今、様々ご指摘あったところでは、今後何かほかのことをやっていくに当たっては検討してまいる事項だと思いますので、オンラインミーティングについては、そういった報告をさせていただきたいと思います。
◎吉澤太良 オリンピック・パラリンピック推進課長 オリンピック・パラリンピックに関する今のご質問につきましては、当然そういった視点で東京都等と連携、協議しながら進めていくところでございます。
◆
滝沢泰子 委員 オンラインミーティングに関しては、初めてのことでもあり、各参加者の方々に丁寧にフォローアップするための進め方として、庁内で各部の推薦で進められたということだろうということで、今のご説明でも理解しまして、そのこと自体が良いとかは、決してその否定するものでは全くなくないんですが、やっぱりそういうやり方で、その庁内でその推薦を受けて選定したということ等を、やはり会議の報告のときにしていただくと、やっぱりその会議に対する理解とか、その透明性の印象とかも全然変わってくるので、やはり
委員の選定過程ということについては、今後いろいろな場面で
情報発信はしっかりしていただきたいということでお願いをします。広報についても工夫を重ねてお願いしますと。
オリンピック・パラリンピックについては、その縮小やパラリンピックの聖火リレーの中止等も考えていただいているということでよかったです。これ現状の予定だと、専門学校の学生の
皆さんに協力いただくということになっているかと思いますが、ご案内のように10代、20代の方は感染も広がり、またワクチン接種も十分に希望者ができる状況になってないと思うので、何とぞこのデルタ株の強い感染力のある株の流行の状況ということで、なるべく縮小をする、場合によってはこれは
江戸川区だけで決められませんが、適切な中断ということも視野にした検討を望みます。そして、関係する区役所の
皆さんのご安全や、あるいはいろいろこれからチュニジアの
皆さんが来るキャンプも予定がされていると思うので、関係する職域の
皆さんのご健康を何よりもお祈りをしております。
○所隆宏
委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○所隆宏
委員長 よろしいですか。
それでは、今後の
委員会ですが、9月は1日(水)、午前10時からの開会を予定しております。
なお、10月は第3回定例
会開催中のため、特別
委員会の開催はありませんので、よろしくお願いいたします。
以上で、
行財政改革・
SDGs推進特別
委員会を閉会いたします。
(午前11時04分 閉会)...