• LGBT(/)
ツイート シェア
  1. 江戸川区議会 2021-04-13
    令和3年 4月 文教委員会−04月13日-14号


    取得元: 江戸川区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和3年 4月 文教委員会−04月13日-14号令和3年 4月 文教委員会 令和3年4月 文教委員会会議録 ●日時 令和3年4月13日(火) ●開会 午前10時00分 ●閉会 午前11時10分 ●場所 第4委員会室出席委員( 9人)   早川和江  委員長   田中淳子  副委員長   小林あすか 委員   よ  ぎ  委員   鹿倉 勇  委員   牧野けんじ 委員   金井しげる 委員   関根麻美子 委員   須賀精二  委員欠席委員( 0人) ●執行部
      千葉 孝  教育長   彦田義敬  文化共育部長    外、関係課長事務局    書記 林 文子 ●案件  1 陳情審査 第49号の1、第75号の2…継続    第49号の1:健常児と障がい児が関わる時間を増やすインクルーシブ教育の拡大と           医療的ケア児重症心身障害児を受け入れる保育制度を求める陳情    第75号の2:発達障害児支援に関する陳情  2 所管事務調査継続  3 執行部報告  (1) 施設予約システム(えどねっと)の更改について  (2) 令和3年度 図書館における工事休館について  (3) 令和3年度(第19回)「青少年の翼」の中止について  (4) 共育プラザユースサポート制度」  (5) 第97回日本選手権水泳競技大会における区内選手の結果  (6) すくすくスクール事業学童クラブの時間延長と補食の提供について  (7) 令和3年度運動会・土曜授業の日程について  (8) 令和3年度江戸川区教育課題実践推進校、東京都教育委員会が指定する研究校授業公開説明会の日程について  (9) 瑞江第三中学校竣工について  4 その他                      (午前 10時00分 開会) ○早川和江 委員長 それでは皆さん、ただいまから、文教委員会を開会いたします。  署名委員に、小林委員金井委員お願いをいたします。  はじめに、本日の委員会は、新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、マスクの着用をお願いしております。  なお、換気のため、窓を開けさせていただいておりますので、ご了承願います。  また、各委員及び執行部の皆様の発言につきましても、明確で簡潔なご発言をしていただき、開会時間が長くならないように努めていただきたいと思いますので、ご努力をお願いをいたします。  次に、4月1日付で人事異動のありました幹部職員の紹介を執行部よりお願いいたします。  それでは、文化共育部よりお願いします。 ◎彦田義敬 文化共育部長 おはようございます。  それでは、文化共育部異動管理職のご紹介をいたします。  まず、私、文化共育部長彦田義敬でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  続きまして、文化課長白木雅博でございます。 ◎白木雅博 文化課長 白木でございます。よろしくお願いいたします。 ◎彦田義敬 文化共育部長 どうぞよろしくお願いします。 ○早川和江 委員長 次に、教育委員会お願いいたします。 ◎千葉孝 教育長 おはようございます。よろしくお願いいたします。  それでは、教育委員会事務局幹部職員をご紹介させていただきます。  学務課長、大關一彦です。 ◎大關一彦 学務課長 大關です。よろしくお願いします。 ◎千葉孝 教育長 教育指導課長近津 勉、こちらは組織改正になります。 ◎近津勉 教育指導課長 近津でございます。よろしくお願いします。 ◎千葉孝 教育長 副参事、甲斐豊明でありますけども、本日は欠席をさせていただいております。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○早川和江 委員長 なお、係長級職員については、お手元に配付してあります機構一覧をご確認ください。  それから、次に陳情審査に入りますが、次回の委員会は、現委員により任期最後委員会となりますので、本日までの審査経過をまとめた概要の確認を行います。  したがって、本日は新たな資料要求は受けませんので、あらかじめご了承願います。  それでは、各陳情審査に入ります。  はじめに、49号の1、健常児と障がい児が関わる時間を増やすインクルーシブ教育の拡大と医療的ケア児重症心身障害児を受け入れる保育制度を求める陳情について審査願います。 ◆小林あすか 委員 おはようございます。  本日、様々、いろいろ資料を頂いたり議論をしてきて、記書きのところにもう一度立ち戻ったときに、健常児と障がい児が関わる時間を増やすインクルーシブ教育の拡大というところがございます。現在もいろいろな形で関わる時間を持ってらっしゃるようなんですけれども、拡大というところがございますので、例えば、今持っている時間以上に、月1回必ず行うようにするとか、そういうことって物理的に学校教育内、小学校中学校幼稚園でできるのかなという現実的な問題をちょっとお伺いしたいなと思っているんですけど、いかがでしょうか。 ◎近津勉 教育指導課長 今、お話しいただいて、今現在もインクルーシブ教育というか、その健常児と障がい児の関わる時間というのは、双方のニーズであったり、実態であったり、そういったものを踏まえながら、個別に計画を立てて実施をしているところでございます。ですので、今後、月何回とか、そういった具体的な回数を指定して実施するということは、ちょっとこうした実態と合ってこなくなってしまうのかなというふうな印象はございます。 ◆小林あすか 委員 今お話聞きながら、双方のというところと、そのときにいらっしゃるお子様状態等もあるので難しいのかなというのはちょっと分かりました。ありがとうございます。 ○早川和江 委員長 他になければ、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○早川和江 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第75号の2、発達障害児支援に関する陳情について、審査いたします。  前回の委員会で要求した資料について、執行部から説明をお願いをいたします。 ◎飯田常雄 教育推進課長 それでは、前回要求頂きました資料につきまして、今回提出をさせていただきました。ステープラー止め陳情75の2資料というものでございます。  大きく5点、資料を提出させていただいてございます。  まず、1ページ目お開きください。  こちらが小学校特別支援学級設置状況でございます。上段のほうからご説明させていただきますと、一番上段が知的障害、こちらは固定学級になります。それ以降、弱視、難聴、言語につきましては、通級指導学級を設置してございます。一番下段にございます情緒障害につきましては、特別支援教室ということで教員が巡回指導を行うような形の特別支援教育を実施しているものでございます。それぞれ固定級通級指導学級につきましては、設置校と設置の児童状況特別支援教室につきましては拠点校及びその拠点校ごと児童状況をお示しさせていただいてございます。  2ページ目につきましては、同様に中学校特別支援学級設置状況をお示しさせていただいたものでございます。  続きまして、3ページでございますが、こちらは特別支援教室におきます心理士等巡回、またスクールカウンセラーについてということでございます。  学校におきます心理士巡回、またスクールカウンセラーによります学校内の教育相談体制につきましてご説明させていただいたものでございます。  4ページにつきましては、すくすくスクールの運営に係る心理士巡回ということで、臨床心理士による児童の観察及び職員への指導助言状況をお示しさせていただきました。  続きまして、5ページでございます。  スクールロイヤーについての状況ということでご提案いただきましたが、学校法律相談という制度の中で、スクールロイヤーについての実施状況をお示しさせていただいたものでございます。学校法律相談というところの流れの中で、この表の一番下にございますが、担当副参事弁護士というようなものがございます。教育委員会におきまして、弁護士資格を持つ管理職を配置してございまして、学校からの相談につきましては、まず教育指導課のほうでお受けして、その中で必要に応じて弁護士資格のある職員の者にも相談ができる体制をとってございます。  相談内容によっては、教育指導課並びに学校に対して、弁護士から法的見地に基づく助言を行っているところでございます。  続きまして、6ページでございますが、こちらはすくすくスクールでの配慮を要する児童受け入れ状況をお示しをさせていただきました。  4月の状況、まだ確認ができてございませんので、2月1日現在ということでお示しをさせていただいてございます。  最後に、7ページ目でございますが、すくすくスクールにおきます職員配置状況でございます。令和3年4月1日現在の職員配置状況ということでお示しをさせていただきました。 ○早川和江 委員長 説明のとおりですので、審査の参考としてください。  それでは審査願います。 ◆鹿倉勇 委員 おはようございます。よろしくお願いいたします。  ここの陳情の中で、1点ちょっと確認させていただきたいところがありまして、この陳情文を何度か読み返してみますと、中文の辺り、ちょっと読み上げます。  さらに就学時健診を通じて判断される就学先決定権についても、本人や保護者の意見を最大限尊重しということで、これも陳情には書かれております。この決定権について最大限尊重しと読み取れますが、この辺は現状いかがなのでしょうか。 ◎近津勉 教育指導課長 今の件でございますけれども、まず、就学時健診というのは、あくまでもこれは就学児に対する学齢児童就学に関しての法令に基づいた健診でございまして、この就学時健診の場で就学先が決定するということはございません。併せまして、その後の就学先でございますけれども、障害のあるお子さん等については、就学相談という場で、保護者等のご意見を十分に配慮した上で、最終的に合意形成を図る形で就学先が決定するといったような形でございます。 ◆鹿倉勇 委員 私もそうだなと思って、あくまでも保護者の意見というものが十二分に配慮されて、それで相談しながら決定するということの解釈でよかったですよね。 ○早川和江 委員長 他になければ、本日は継続としたいと…。 ◆牧野けんじ 委員 ちょっと確認なんですが、スクールロイヤーについて、陳情にもありますが、それについて学校法律相談という形で資料はお示しをいただいたんですが、この立てつけの中には、つまり保護者がこういった法律的に弁護士相談をするというような、区の関係する弁護士相談をすると、ここの立てつけの中に保護者相談できるような内容が入っているのかどうか、その辺りはどうでしょうか。 ◎近津勉 教育指導課長 こちらの学校法律相談につきましては、そこの円の中に書かせていただいているように、学校だけでは解決することは困難、あるいは法的な措置を踏まえた対応が必要な案件ということでございまして、これはあくまでも学校法律相談ということでございます。保護者が何か法律的な見地からその弁護士等相談をしてという場合には、こちらの学校法律相談の流れの中には含まれておりません。 ◆牧野けんじ 委員 ここで陳情のほうでいっているスクールロイヤー制度、これは幼稚園にも同様の制度といっているんですけども、この陳情で言っているスクールロイヤー制度というのが、ここの資料でお示しいただいた学校法律相談に該当する、当たるものなのかどうか、それはどうでしょう。 ◎近津勉 教育指導課長 現状といたしましても、本区においてスクールロイヤー制度というものは存在していないという状況でございまして、現状、それに近い形というか、学校における法律相談という形で、今行っているものはこういったものでございますという、そういったお示しでございます。 ◆牧野けんじ 委員 こういったスクールロイヤー制度について、最近、特に着目が集まっているようなところもあって、この陳情の中でも提案をされているのかなというふうにも思うんですけども、ちょっと現状がやはりどうなっているかというところをまず第一に踏まえながら、どういったことが区として、今の時点で対応が可能な範囲がどこまであるのかというところから少し考えていきたいというふうに思います。 ◆小林あすか 委員 私もスクールロイヤー制度のところで1点と、全部で2点、まずこちらからいきます。  読みますと、幼稚園においてという文言があるのと、この陳情文の流れからして、恐らく、どちらかというと、比較的年齢が低いお子様の部分への思いがあるのかなというふうに私はちょっと捉えておりまして、例えば、現在幼稚園トラブルが発生して、頂いた資料の文言に当てはめて言うのであれば、幼稚園園内だけでは解決することが困難な場合、現状どのように保護者と園で問題を解決しているのかな、また、例えば、これに近い相談窓口とかが別に幼稚園幼稚園であって、それで対応しているのか、その辺はいかがでしょうか。 ◎近津勉 教育指導課長 この学校法律相談制度は区内の公立の幼、小、中を対象としてございますので、公立幼稚園で起こる問題につきましても、この制度にのっとって対応することは可能でございます。実際に、現実的にはまず、保護者と園との間で起こったトラブルにつきましては、保護者と園それからは場合によっては教育委員会教育指導課等々が相談に乗りながら、解決に向けて努力をしていくわけですが、例えばその中で、どうしてもその保護者の方が納得いかずに、法的な手段に訴えられるというようなことがあった場合には、こちらとしても法律的な助言や対応の策について、意見をいただくためにこの学校法律相談という形で対応を考えていくというような流れになります。 ◆小林あすか 委員 年齢が幼ければ幼いほど、結構、ちょっと言い方あれですけど、例えば健常者であっても、障害者であっても、なかなか区別がつかないところで、結構先生方や現場の方も、また保護者もなかなか指導に困るというか、トラブルがあるというのはよく伺っておりますので、そういったところで、第三者が入ってほしいというところの願いなのかなというふうに感じております。  ただ、近津さんおっしゃるとおり、まずは園内で解決して、いろいろお話ししているんではないかなとは感じるところですけども、こういった第三者が、なるべくハードル低く介入できるというのがあってもいいかなというところが思ったところでございます。  それが1点と、もう1点、すくすくスクールに関してなんですけれども、私も以前、幾つかのすくすくスクールで、配慮が必要なお子様を預かっているすくすくスクールの見学をさせていただいたんですけど、うまく工夫してやってらっしゃるなというところを感じたんですけど、こういった陳情でしたり、例えばほかの議会でいろいろな子がすくすくスクール学童に入れるようにというお声を聞いているので、まだちょっと足りないのかなというところを、またここで改めて感じているところなんですけれども、現状、先ほど資料で頂きました、受け入れているというところの人数があると思うんですけど、肌感で構わないんですけれども、要配慮が必要な子ども、希望されているご家族でしたり、お子様は基本的に全部入っているというイメージなのでしょうか。それともやはり、場合によっては、ちょっと毎日は無理だけど、ちょっと日数減らしてくださいとかという条件下で預かっているのか、その辺、肌感で構いませんけど、教えていただけるとうれしいです。 ◎飯田常雄 教育推進課長 様々な課題を持ったお子さんをお預かりしてございます。そういった中で、保護者の皆様から様々お話を伺いながら対応しているところでございますが、基本的にはご希望されている児童は全て受け入れているという認識でございます。  そういった中で、すくすくスクールだけではなくて、例えば福祉のサービスであります放課後等デイサービス、こういったものも併せて活用していただいているというようなところも、それは保護者の方の選択の中で、両方利用されているという方もいらっしゃいます。全て毎日がすくすくとは限らないんですけれども、保護者の皆様の、また子どもニーズに寄り添いながら対応させていただいているところでございます。 ○早川和江 委員長 小林委員、いいですか。 ◆関根麻美子 委員 二つ教えていただきたいことがあるんですけども、この記書き幼稚園、1番の幼稚園というのは区立の幼稚園、今、第一園しかないと思うんですけど、この幼稚園には、定期的な作業療法士心理士による巡回派遣を行っているかどうかということと、それから記書き3番、すくすくスクール支援員を配置してくださいとあるんですが、配慮を要する児童について、何らかの加配という形だったかな、何かあったように、個人1人について1人の支援員をつくというのは、学校生活の中ではついていただいていると思うんだけども、すくすくスクールは、ちょっと広い意味で、何か1人増やすとか何かそういうことがあるかどうか、その点についてちょっと確認をさせてください。 ◎近津勉 教育指導課長 現時点で、幼稚園に定期的な巡回のそういった心理士等派遣等は行ってございません。 ◎飯田常雄 教育推進課長 すくすくスクールにおきましては、指導員につきましては、いわゆる専門的な資格を持っている職員を配置しているところでございますが、配慮を要する児童に対して1人配置するというようなことはしてございません。それぞれのすくすくスクールごとに必要な人数を配置をしているというところでございます。 ◆関根麻美子 委員 いろいろ資料も出していただいて、今、実態がよく分かったと思うんですけども、特別支援教室小学校中学校、全校に配置をされていくということで、また全小中学校にはカウンセラーが配置されているということもあるので、1番の記書きについては、特別支援学級及び発達障害お子さんでしたら特別支援教室への心理士による定期的な巡回派遣というのは、もう願意満たしているのかなと思っております。
     ただ、区立幼稚園、希望があればそういった派遣をしていただけたらいいかなとも思いました。  また、2番のこれも区立幼稚園だと思うので、スクールロイヤー制度弁護士相談ですか、先ほどの資料の中で、教育委員会には既に担当の副参事弁護士をしっかりと配置をしていると、必要であればそういったことについて、機動的に動いてくださるということがよく分かります。スクールロイヤー制度の近い形、今もう既に行っているということですので、これをしっかりとまた推進をしていただきたいと、必要なときに保護者がいろいろな相談ができる、そういった体勢を整えていただきたいと感じました。  3番については、必要な人数ということで、この資料には、希望に応じて年6回配慮を要する児童に対しての心理士巡回支援をやってらっしゃるということですから、ここをしっかりとまた重点的にしていただきながら、その実態に応じて、その学校に応じて、その度合いというのですか、お子さんたちのいろいろな状況が違うと思いますので、そこに手厚く人数を配置していくだとか、またその巡回を増やしていくだとか、そういったことはまたきめ細やかに、ちょっと対応していただけたらいいなということを感じております。  4番の就学時健診においては、先ほど鹿倉委員さんのを聞いて確認していただいたように、あくまでも保護者の方の希望に沿って、学校また教育委員会がしっかり対応しているということは存じております。これからも様々なお子さん抱えて本当に悩んでいらっしゃる、どういうふうに決めていったらいいのか分からない、いろいろなそういった保護者の方の身に寄り添って、しっかりと就学時健診、また教育相談、それから就学児相談のいろいろなあらゆる場で、やはり保護者相談しやすい場というか、そういったものを常にオープンにしていただきながら、寄り添う相談体制をしっかり確立して、さらに今もやっていただいてると思いますけども、さらにそれを持続強化をしていただきたいと思っております。  ですので、この陳情者の方の気持ちもよく分かりますし、記書きにおいても、既に進んでいることもあるし、またこれから配慮していただきたいこともあるんですが、ともかくそういったことを知らないのかなと、この陳情者の方が、思いました。もう既に教育委員会、いろいろな形で支援をしている、だけれども、それがなかなか届いていない、知られてないというところで、やはりいろいろな保護者方たちにどうやってその情報を届けていくかということも今後の課題ではないかなということを感じました。感想になってしまいました。 ◆小林あすか 委員 最後に、関根委員のお話を聞いていて、一言というか、1点だけなんですけれども、この陳情者はもちろんなんですけど、やはり保護者の知識とか情報というのが、少し少ないのかなというふうに私もいろいろなところ歩いていて思います。先ほどちょっと幼稚園等のお話もしたんですけれども、やはり自分が経験したことがなかったりとか、自分が当事者ではなかったことを、自分の子どもがそういう立場になったときは、やはり保護者としては全く新しいものをこれから勉強していかなければいけないといったときに、例えば発達障害ってどういう障害なのかとか、どういう声かけが必要なのかとかというところで、知的障害の子に対しては、どこまで自分が補助して、どこからどこまでは彼らがやはり身につけなきゃいけない能力なのかというところがすごく、保護者自身が知らない人が多いのかなというところを感じているところでございます。やはりどうしても困ったときって、やれ学校に、やれ自治体にってどうしても助けてくださいというふうになってしまうんですけれども、やはり現実問題、ここまではできるけど、それ以降はちょっと難しいですというふうになると、保護者とご家庭とあとはやはり学校自治体との溝が深まってしまうだけだなというのを、結構様々な場面で感じています。  実際のこの陳情には関係ない話にはなってしまうんですけれども、関根委員おっしゃったように、やはり課題があるお子さんを抱えたご家庭に対しての、例えば、あなたのお子様はこういう課題がありますよというのを知るとか、知識を蓄えるきっかけだったりとか、場合によっては、先ほどのインクルーシブ教育ではないですけど、やはり親になる前にそういったことが、自分たちの周りでそういった人が住んでいるんだよという学びをどこかでしていかないと、なかなかこの溝は埋まらないのかなというふうにちょっと感じました。これは意見だけです。すみません、ちょっと陳情から離れてしまいますけれども。 ○早川和江 委員長 では、他になければ、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○早川和江 委員長 それでは、そのようにいたします。  以上で、本日の陳情審査を終わります。  次に、所管事務調査については、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○早川和江 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、執行部より報告があります。  はじめに、文化共育部お願いいたします。 ◎白木雅博 文化課長 それでは、私から2点ほど報告をさせていただきたいと思っております。  お手元に資料をお配りしてございます。  まず、1点目でございます。  施設予約システムえどねっとの公開についてということでございます。本日、生活振興環境委員会でもこの資料を基にご説明をさせていただいておるところでございます。  内容といたしましては、今、皆様にご利用をいただいておりますえどねっと、これが平成25年1月から運用させていただいたところでございますが、こちらの契約満了に合わせて、システム事業者がこのサービスを終了するということになってございまして、新しい施設予約システムへ移行しなければいけないということでの今回の公開でございます。  2番にスケジュール書かせていただいてございます。  今後、この募集について、区のホームページを利用いたしまして募集をかけさせていただきたいと考えてございます。時期は、5月から8月と書いてあるんですけど、その後のいろいろな経過も含めてホームページに記載する期間ということでございまして、実際の募集時期は、来月5月の中旬から下旬の10日から2週間程度、掲載を予定しておるところでございます。  事業者については、今年の8月ぐらいに決定させていただきまして、その後、設計開発に入らせていただいて、実際新しいシステムを稼働させていただくのは、令和5年の1月からということで考えてございます。  なお、選考方法については、プロポーザル方式ということで選定をしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。  それから、2点目でございます。  こちらも皆様のお手元に資料を1枚配らせていただいてございます。  令和3年度図書館における工事休館についてということでございます。私ども、文化共育部が管理している施設、今現在、塩沢江戸川荘のほうが工事で7月末まで休館をさせていただいてございまして、それ以外、今年度について、今時点で休館が伴う工事ということで予定しておりますのがこの2件ということでございます。  ちょっと具体、説明させていただきます。  まず1点目、中央図書館でございます。こちらにつきましては、休館予定期間書かせていただいてございますが、来年の2月の1日から6月30日までの5か月間休館を予定してございます。  工事内容といたしましては、その上に書かせていただいた空調ですとか、LED化、それからカーペット等の張り替え、こういった工事を行わせていただきたいと考えておりまして、合わせて休館中は、ちょっと貸出しはお休みさせていただくんですが、その際に、中央図書館で利用しておりますシステムの機器の入替えですとか、新たにICタグの添付をするといった作業を同時並行で行わせていただきたいと考えてございます。  それから、2か所目は(2)に書いてございます鹿骨コミュニティ図書館でございます。こちらは、本体であります鹿骨区民館自体が、10月の1日から来年3月31日まで大規模改修を行うということで、そこに伴っての休館でございます。図書館といたしましては、記載いたしました10月から11月の1か月半、休館をさせていただく予定でございます。 ○早川和江 委員長 次、どうぞ。 ◎出口耕太郎 健全育成課長 健全育成課からは、3点ご報告させていただきます。  1点目が、お手元に資料をお配りしたユースサポート制度についてです。共育プラザでは、中高生の様々な活動支援や安心して過ごせる居場所づくりをしております。令和3年度から昨年度実施していたe−りびんぐ、ぷらっと、さくらんぼという事業を融合したユースサポート制度というものを実施いたします。主に、不登校のお子さんたち支援していきたいと考えております。学校スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラーに当たるユースソーシャルワーカー、ユースカウンセラーを配置して、面接をした上で一人一人の学習状況や希望に合わせてサポートをしていきたいと考えております。この制度に登録したお子さんは、一人一人出席を確認して、共育プラザでの活動内容を記録していきます。ここでの活動を学校の出席としてカウントしていただけるよう、学校とも連携をしていきます。  また、児童相談所等の関係機関とも連携していきたいと考えております。今後、共育プラザ7館で実施する方向ですが、今年度は共育プラザの平井と南小岩、中央の3館で実施していきます。  続きまして、青少年の翼の中止の件について、口頭で報告をさせていただきます。  派遣先の状況ですが、オーストラリア、ニュージーランドは、国民または永住者以外の入国は禁止という状況でございます。イギリスは入国は可能なのですが、入国後10日間の自己隔離ということが義務づけられております。今後、この状況は解除とか緩和されるというような見通しは立ってないような状況でございます。募集開始後の判断は影響が大きいので、2年連続で非常に残念なのですが、3月末の段階で中止の判断をさせていただきました。区のホームページにおいては、既に公表しており、広報えどがわについては、4月15日号の広報で周知をしてまいります。  3点目ですが、共育プラザなんですが、4月9日から生理用品の配布をしております。4月9日と10日で、福祉部のほうで、屋内3か所で配布をしておりますが、共育プラザも9日から、共育プラザ7館全部で配布をしております。トイレにお知らせの掲示をして、隣にカードを置いて、それを言ってもらうか、カード持って来ていただいて品物を渡すというようなことでやっております。共育プラザにおいては、物がなくなる限り、ずっと継続して行っていく予定でございます。 ○早川和江 委員長 次、お願いします。 ◎塚田久恵 スポーツ振興課長 私からは、口頭でのご報告になります。  去る4月3日から10日にかけまして、東京アクアティクスセンターで行われました第97回日本選手権水泳競技大会区内選手の結果のご報告でございます。既に皆さんがご存じのとおり、東京2020オリンピックの代表選考を兼ねた大会でございまして、江戸川区出身の二人のアスリートがすばらしい結果を残してくれました。まず、皆様もう既に話題になっておりますが、池江璃花子選手です。既にご存じかとは思いますけれども、50メートルと100メートル自由形及びバタフライ、この4種目全部で11レースに出場されましたけれども、全ての4種目で優勝4冠を達成されました。この結果から、オリンピック派遣標準記録を突破されました4×100メートルメドレーリレー、それから4×100メートルフリーリレーの代表選手に内定されています。  それからもうお一人、関 海哉選手でございます。100メートル自由形では、自己ベストを出されまして3位となりました。さらには4×100メートルフリーリレーの派遣標準記録を突破されておりますので、この種目での代表に内定されました。まだ正式には、JOCが派遣選手を決定するという手続がありますけれども、二人の内定選手が江戸川区から、二人も決めたということは大変すばらしいことで、もうこれは快挙としか言いようがないというふうに思っております。  特に、池江選手におかれましては、厳しい闘病を乗り越えての代表内定ということで、江戸川区民だけでなく、世界中の人々からも多くの感動を与えてくれたというふうな報道もされているところでございます。  江戸川区としましても、昨日、区長名でお二人に祝電を送らせていただきました。またホームページ等でも、お二人が今回のこの優勝と内定をホームページでもご報告させていただいているところでございます。  このほかの種目や競技でもまだまだ有望な区ゆかりの選手がいらっしゃいますので、ぜひ応援していただければと思いますし、いろいろな決定の情報がございましたら順次またご報告したいと思いますので、応援どうぞよろしくお願いいたします。 ○早川和江 委員長 それでは、次に教育委員会お願いします。 ◎飯田常雄 教育推進課長 教育推進課からは1点、口頭でご報告をさせていただきます。  すくすくスクールにおける時間延長及び補食の提供の開始についてでございます。こちらはいずれも令和3年4月の1日から開始をしているものでございます。  学童クラブの時間延長につきましては、これまで育成時間18時までとしておりましたが、4月1日より最大19時までお預かりする形に変更いたしました。  補食の提供につきましては、これまで保護者の持込みによる補食ということで行ってまいりましたが、学童クラブの時間延長に合わせて、区による補食の提供を開始したところでございます。詳しい実施状況、実績につきましては、これから集計してまいりますので、今後、改めてご報告させていただきますが、まずは取り急ぎ、年度当初の登録状況をご報告させていただきます。  4月1日の登録状況でございますが、学童クラブにつきましては全69校で4,984人の登録がございました。その中で、延長の登録をご希望された方が644人、約13%でございます。また、補食を希望されている方が1,156人で約23%でありました。  まずは登録状況をご報告をさせていただいたところでございます。 ○早川和江 委員長 それでは、次。 ◎近津勉 教育指導課長 私からは2点ご報告申し上げます。  1点目は、令和3年度の運動会、土曜授業の日程についてということで、一覧をお配りさせていただきました。2枚つづりでございまして、1枚目の表が小学校の運動会、裏面が中学校の運動会、2枚目が小学校の土曜授業、裏面が中学校の土曜授業ということでございます。  こちら、現時点での予定の日程ということでございまして、今後その具体の実施方法等につきましては、新型コロナウイルスの感染状況等を鑑みながら各学校で検討をしてまいるところでございます。  続きまして、令和3年度江戸川区教育課題実践推進校及び東京都教育委員会が指定する研究校授業公開説明会の日程等についてということで、こちらも一覧をお示しさせていただきました。  こちらにつきましても、具体的な実施方法につきましては、新型コロナウイルスの感染状況等を鑑みながら、今後、実施時期との関わりなども含めて、個別に教育委員会と検討を進めてまいりたいというふうに考えてございます。 ○早川和江 委員長 次、学校施設課長。 ◎石塚修 学校施設課長 では、私のほうからは、瑞江第三中学校の竣工について、資料に基づいて何点か説明させていただきます。  まず、A4の資料をご覧いただけますでしょうか。  瑞江第三中学校は、区内で11校目、中学校で4校目の改築校となります。施設概要については、記載のとおりでございますが、プールのあるフロアを含めまして5階建てとなっております。  2番のところは、今後の予定をお示ししておりますが、新校舎のほうはこの4月から利用させていただいております。今後の工事でございますが、既存の校舎がまだ残っておりますので、夏休み8月頃までかけて解体工事をさせていただきます。解体工事が終わった後に、校庭・外構整備を令和4年の1月まで行わさせていただいて事業完了となる見込みでございます。  続きまして、A3でご用意している資料を何点か説明させていただきます。  写真に基づいて何点か補足させていただきますが、まず左側の上から2番目のところに、普通教室の写真ございます。普通教室は比較的日当たりのよい東側と南側に配置をさせていただいております。  また、下の写真は多目的スペースとなっておりますが、ちょうど普通教室が東と南側に配置されている関係で、鍵括弧型のような形になっています。その間のところに多目的スペースを設けておりまして、例えば学年ごとの多目的スペース利用ということでこのような形にさせていただいておりまして、また可動間仕切りなどもございますので、少人数学習ですとか、多様な学習形態にも対応できるようになっております。  また、左側一番下の写真は、学校図書館の写真でございます。今、ご説明しました多目的スペースと同様なんですが、地産材を多く活用させていただいております。例えば、多摩産のヒノキですとか鶴岡産の杉、あとは安曇野産のヒノキなども活用させていただいております。  右側のほうですが、一番上の写真は屋内運動場でございます。ステージは長辺の部分に配置させていただいておりまして、階数としては2階部分に配置しております。災害拠点となるということを踏まえまして、このような配置にさせていただいております。また、防災倉庫もこちらのアリーナ部分に隣接をさせていただいております。 ○早川和江 委員長 ただいまの報告について、何か質問ございますか。 ◆よぎ 委員 まず、共育プラザのユースサポートについて質問がありますけれども、情報はどのように知らせていくのでしょうか。不登校の児童に何か情報が届くような工夫はあるでしょうか。 ◎出口耕太郎 健全育成課長 校長会や副校長会、あとは学校の教務主任の方の会議のほうで話をしていきます。あとチラシのほうも学校には配っていく予定でございます。 ◆よぎ 委員 その中で、学校のほうでチラシを配るということで、でも不登校児は学校に来てないという前提になると、その効果はどうなんでしょうか。 ◎出口耕太郎 健全育成課長 そうですね。ですから、学校のほうで押さえている不登校の方の情報で、校長先生、副校長先生、あと実際に教務主任の方の会議、広く学校のほうに情報を流して、共育プラザではこういう事業をやっている、使ってほしいというようなことを、周知をしていければと思っております。 ◆よぎ 委員 その辺はぜひ、工夫いただきたいと思います。  もう1点ですけれども、これは施設予約システムなんですが、この辺は一応期限が来たということが理由なのは分かります。これからは新しいシステムをつくる中で、例えば今持っている課題とか、それから今後はやはりどんなものをつくっていきたいとか、そういうイメージとかは、課題の特に整理というのはできているのでしょうか。 ◎白木雅博 文化課長 そうですね。使いやすさとかについては、いろいろ利用者の方から随時いろいろとご意見いただいておりますので、その辺は改善できるものは改善したいというふうには考えているんですけども、ただ、プロポという形をとっておりますので、まずは事業者さんからどういったサービスにできるかというようなご提案をいただきながら、その辺の課題も、全てがうまく解決できるというのはなかなか難しいと思いますので、できる限り今よりもより使いやすくなるようなことのシステムを目指して、設計等取り組んでいきたいというふうには考えておるところでございます。 ◆よぎ 委員 ちょっと専門的な意見かもしれないですけれども、やはりシステムをつくるときに、当事者全般の意見を聞いていく中で、利用者の意見はやはり最もその現場というか、利用する方の意見はやはり一番大きく重要なんですよね。そうすると、今回の場合は、特に区で一応つくられるんですけれども、やはり区の職員とかは直接の利用者ではないと思うんですね。管理面での利用はあるんですけれども、なのでその点は、やはり区民が直接の利用者であるので、その区民の、やはりみんな使っていても意見を言ってこないので、例えば、そのシステムの利用者の何かデータを見て、代表的な利用者がいればちょっと加えて意見を聞くとか、そういうのはいかがなのでしょうか。 ◎白木雅博 文化課長 すみません。先ほど私の口頭の説明の中では触れなかったんですが、この資料には書かせていただいたのですが、経費との関係もございますので、基本はその利用者さんが持っているパッケージソフト、これをまず選ばせていただいて、あとは江戸川区仕様にカスタマイズしていくという形をとりますので、ゼロからつくるわけではないという部分がございます。ということで、いかにうちのそういった課題解決等も含めた、うちに適したまずはパッケージをご提示いただくかということを選ばせていただいて、そこのベースがありますので、その中で今度は今委員さんもおっしゃったような、ふだん利用者からいろいろといただいているご意見がどこまで反映できるか、経費との兼ね合いもございますけれども、その辺を進めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ◆関根麻美子 委員 先ほど、共育プラザでのユースサポートの話、これはとてもいい試みだと思います。よぎ委員さんがおっしゃったように、不登校の生徒さん、中学校だと思うんですけども、必ず届くように、ポスティングでも何でもいいと思うので、確実にその生徒の手元にいくようになればいいかなと。これに限らず、いろいろな情報がいけばいいかな思っております。  それから、先ほどの口頭でのご報告で、共育プラザで生理用品の配布ということで、これは大変今話題になっていることで、私たち区議会公明党も、緊急要望出させていただきまして、9日、10日に3か所で配布をしていただき、また同じく9日からの共育プラザ7館でやっていただいているということで、私も地元の一之江共育プラザ行ってまいりました。本当にトイレの個室に、そのご案内がちゃんと貼ってあって、そこにカードもあって、言葉に出さなくてもそのカードを見せれば、大変な状況であるのでそういった若い女性、学生も含めてに届けられるということで、非常に工夫していただいてありがたいなと思っております。早速実証していただいているということで、ほかの自治体では、学校のトイレにおいているところもあるようにも聞いておりますが、学校の保健室等では、もう従来、緊急に必要なそういう女生徒に対しては、保健、養護の先生が、そういうきめ細かな対応でやってくださっていたということは、重々承知してはおりますけれども、例えば今回のように、生理の貧困で、コロナ禍の経済的なそういった家庭の環境が、学生、そういう若い女性たちが、生理用品が買えないとか、買ってもらえないとか、そういった現実があるということ。それから、ほかの代用品で使ってやっているということも初めて私たちも知りまして、かなり衝撃を受けました。そういう子たちが、声に出せない子たちが現実にいるということを、学校の中でも共通理解をしていただいて、例えばトイレに置くというのはなかなかその物品の数のこともあるし、予算のこともあるでしょうからですけども、できるところから、例えば保健室の掲示板のところにちょっとそういう生理用品で困っている子は声かけてくださいみたいな、そういった掲示とか、そういうのもしていただけるとありがたいなと。またその実態も分かるんじゃないかなと思います。それに応じて、そういった声をかけてくる女生徒が多いとしたら、またそれに対してどういうふうに予算をつけていくだとか、どういう形を持っていくかということも考えていっていただけるとも思いますし、できるところから、ちょっと実行していただきたいなと思いました。そういった意味で、共育プラザがしっかり始めていただいたことには感謝申し上げたいと思います。  先ほどの池江璃花子選手のお話、非常に、皆さんもそうだと思いますが感動しました。努力は必ず報われるという言葉は、本当に重みがあるなと彼女が言うその実感というか、思わず私ももらい泣きしてしまいましたけども、本当うれしいニュースだなと思います。また関選手、あの二人の選手が江戸川区からそうやってオリンピック代表で出るという、今コロナ禍で大変ちょっと重苦しい状況の中で、非常に明るい話題で、しっかりと応援していきたいなという、そういうみんながこういう気持ちになっているんじゃないかなと思いますので、改めて祝福の意を表させていただきます。おめでとうございます。 ◆牧野けんじ 委員 私からも共育プラザについてですが、一つ目、ユースサポートについてですが、新しい取組みとして始まるということだと思うんですが、先ほどもありました、当該の子どもにどうやってリーチしていくかというところで、従来、e−りびんぐですか、の取組みもあったので、それにやや近い形かなとは思うんですが、保護者についても、保護者がこういう制度があるということを認識できるような状況をどうやってつくっていくか、周知はその辺りはどうかなというところと、ここでも見学だとか、面談を踏まえて申込みというような立てつけになっていますけども、この時点で保護者お子さんと一緒に来られるようなケースを想定しているのか、また過去のe−りびんぐでもそういった手順で、保護者の方も一緒に入るような形で登録を決めていってきたと、そういう経過があるのかどうか、ちょっとその辺りを教えていただきたいです。 ◎出口耕太郎 健全育成課長 不登校の父兄の方へということで、学習サポート教室、教育研究所がやっている、そういうところとも連携をしていきたいと考えております。あとは関係する施設等も、チラシ等を配布したり、情報提供を積極的に行っていきたいと考えております。  あと、父兄との面接ということで、必ず面接するときは、当事者と父兄の方に来ていただいて、保護者の方に来ていただいて、面接を行って、どういうサポートがいいかというのを話し合った上でやっていくことにしております。昨年度もそのような、同じような形でやっておりました。それは継続して今年度もやっていく予定でございます。 ◆牧野けんじ 委員 不登校の当事者はもちろんですけども、保護者の皆さんも、やはり突然のことで、やはり不安をお持ちの方が多いかと思いますので、まず保護者も含めてサポートするような形で今後も継続していただければと思います。  それから、生理用品の配布についてですが、共育プラザではトイレにカードを設置というお話だったんですが、対象については、中高生に限るのか、一部の共育プラザでは小学生もというような、そういった掲示もちらっと見かけたんですけども、全館で共通の対象としているのかどうか、その辺りはどうでしょう。 ◎出口耕太郎 健全育成課長 当初、中高生という形で掲示していたのですが、小学生も加えました。 ◆牧野けんじ 委員 今、掲示については、必要な方というような、そういう掲示かと思うんですけども、どういったメッセージがより届くのかなというところで、今後も引き続き、その内容も含めて、周知も含めていろいろ工夫をしていっていただければというふうに思います。  それともう1点、すくすく学童登録の時間延長等の補食の提供ということで、このたび1日から開始をされたということで、私たちの会派でも繰り返しこのことを提案してまいりましたけども、今、4月1日時点の速報値ということで、実態も出していただきましたけども、時間延長についてと、それから補食については、1,156人ということで、予算上も1,400人ということで予算を計上していたと思うんですが、これに近いような人数の方が申込みをされたということで、やはりニーズがそれだけあったということを裏づけたんじゃないかなというふうに思います。従来、この補食を保護者が持ち込むという形で取ることができていたというのは、平均的に毎月200人程度だったというふうに思います。やはり保護者の方にかなり負担がかかる、そうした方法だったということで、なかなかこれが時間延長のことと合わせて、保育園から小学校1年生というときに、小1の壁というふうになっていた大きな要因が、今回こういう形で改善されたということで、改めて私たちも心から歓迎をしたいというふうに思います。  これから、こうした制度が新たに導入されて、また新たな課題ということも出てくると思いますので、そういったことについては、私たちのほうでもちょっとアンテナを張りながら把握をして、その生じた新たな課題については、一緒に改善していくということで取り組んでいきたいというふうに思います。 ◆よぎ 委員 ユースサポートついて1点だけ教えてください。  これは、対象は不登校の中学生、高校生となっているんですけれども、基本、公立の中高でしょうか。インターとかも入ってくるでしょうか。 ◎出口耕太郎 健全育成課長 公立に限ることはございません。 ◆よぎ 委員 そうしますと、例えば何か区内に存在するインターナショナルスクールとかそういったところにも一応情報は連携していくという形でしょうか。 ◎出口耕太郎 健全育成課長 できる限り、連携していきたいと思っております。 ◆よぎ 委員 昨年は一応毎日新聞、昨年でしたか、一昨年でしたかな、ああいう情報になって本区でもいろいろ状況を調べて、私も実は、あの情報がああいうふうに出てきたことで、結構自分も知らない、本当に、外国人コミュニティのことを知るきっかけになったというところが、やはり今最近、議員になってから、いろいろな相談が入ってきて、外国人コミュニティの中にも不登校者がいるんだなというのが、私は恵まれていて、やはりITの環境にずっといて、所得もよくて、やはりそういうのを経験したことがなくて、周りにもやはりそういう人たちはあんまりいなかったんですけど、今気づくと、そういう人たちだけじゃないなというところもあって、まさに江戸川区には外国人の方々のちょっと長い歴史もあり、そういう方々の中からもやはり支えていくというところで、できるだけやはりそこも含めて周知をしていただきたいなと。広くやはり子どもたちが、これで守られるといいなというふうに思います。 ○早川和江 委員長 以上で、執行部報告を終わります。  次に、その他について何かございますか。 ◆小林あすか 委員 今年度から、学生に1人1台の端末が準備されるということで準備されているかと思うんですけれども、他区の情報にはなるんですけれども、23区内でタブレットを配付すると同時に、そのタブレットの中に、オンラインで家庭と学校と出欠席の確認ができるようなアプリを導入したりとか、そのシステムを入れて、活用したい学校があれば使ってくださいというようなところの動きが出てきております。
     それに伴って、江戸川区は私もいろいろなところで言っておりますが、やはり保護者、家庭のニーズとしては、昔からやっている連絡帳のやり取りへの心配でしたり、今コロナの感染で何か物を媒介して、子どもたちと学校とやり取りするということが大分減ってきたりとかしているので、これのタブレットをきっかけに少し前向きに考えていただけるとうれしいなと思っているところなんですけれども、現状いかがお考えでしょうか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 委員さんがおっしゃったように、GIGAスクールの1人1台端末の導入に合わせて、そういった出欠確認ができるようなアプリケーションを導入している自治体が他区であるというところは把握してございます。  出欠席の確認につきましては、専用のアプリケーションというのはもちろんあろうかと思いますが、いわゆるGIGAスクール端末に標準的に搭載されているオンライン電話ができるような、オンライン会議ができるようなソフトであったりとか、アンケートができるようなソフトであったり、こういったものを活用しても様々な連絡ができるというところは、文部科学省の資料のほうでも示されていて、それをうまく使って家庭との連絡もできますよというところは、文科省からの資料でも確認しているところでございます。  今配備しているこの端末の中で、様々なことができるかと思いますし、また違ったアプリケーションを入れて、さらに便利になっているところもあろうかと思いますが、どういった形で委員さんがおっしゃる連絡帳のような機能、これからどうしていくかというところにつきましては、現場の先生方とも今後協議させていただきながら、研究してまいりたいと考えてございます。 ◆小林あすか 委員 特にアプリを入れなくても、いろいろ検討されているお声を聞けてちょっと安心しております。いろいろ連絡帳のいい点、電話でのやり取りのいい点、オンラインでのいい点あるかと思うんですけれども、結構この件に関しては、やはりご家庭の様々な問題が結構複雑怪奇につながっておりまして、学区外から通われている方が結構、江戸川区少なくないので、学区外の保護者の方とかは結構やはりその辺りは切実な思いがあったりするところがございますので、家庭の状況学校状況、いろいろどこが一番いいかなというの見定めていただいて、みんなが負担ない方法を探していただければなと思います。 ◆牧野けんじ 委員 すみません、1点だけ。  このたびの蔓延防止等措置に当たって、教育の分野については東京都教育庁などから、あるいは文科省などから、新たな対応の考え方というようなことでは、特別大きく変わるようなところが示されたのかどうか、緊急事態宣言との関係で、今回はそれと同じようなちょっと大きな変更などあるのかどうか、その辺り教えていただければと思います。 ◎近津勉 教育指導課長 今回の蔓延防止等重点措置に当たって、新たな東京都教育委員会からの対応の通知といったものはいただいておりません。これまでの対応について徹底をするという形での通知となってございます。 ○早川和江 委員長 よろしいですか。 ◆関根麻美子 委員 1点だけ。  ヤングケアラーについて、新聞で全国調査の結果が出たと話がありまして、中学2年生で5.7%存在があるということが分かったということで、このヤングケアラーという言葉も最近の新たな言葉ではあると思うんですけども、これについての教育委員会としての実態把握、また対応ですね。どのようにお考えか教えていただけたらと思います。 ◎近津勉 教育指導課長 ヤングケアラーという言葉が、社会的に認知されるようになってからまだ日は浅いかと思いますけれども、それ以前から、学校では子どもたちの学校での生活の様子を通して、その背景である家庭の状況にまでしっかりと目を向けて対応してきていただいておりました。これにつきましては、今後もそういったきめ細かい対応というのは続けていっていただくものと考えております。  なお、ヤングケアラーという新しい言葉であったり、そうした状況であったりということについては、生活指導主任会であるとか、そういった各学校の代表が集まるような場で話題としてまいりたいというふうに考えてございます。 ◆関根麻美子 委員 もうこれまでも様々な家庭の中で、問題を抱えている子どもたちについて対応してきていただいたということ、よく存じておりますし、またきめ細やかな対応をしていただいているということで、またさらにこれを推進していただきたいという気持ちが、今強い思いでいっぱいです。  この文教委員会も終わりですけれども、陳情LGBT子どもたちが実際に江戸川区にいるということも分かりました。私もそういった声を聞いて、びっくりしたというか、現実に苦しんでいる子どもたちがいるだとか、このヤングケアラーとかLGBTのこともそうですし、また男女に限らず性的被害だとか、虐待だとか、様々声に出せない、そういった思いを抱えている子どもたちがいるという、そこを抱えている学校現場の教師の皆さん、教育委員会も大変なご苦労だと思いますけれども、先生に全てを解決してもらうということではなくて、少しでもそういった声なき声、少数の子どもたちの声でも救い上げて、そこをまたスクールカウンセラーとかスクールソーシャルワーカーとかにつなげていただいて、またチーム学校と言われていますけれども、また様々な福祉の機会につなげ、児童相談所もありますし、つなげていただいて、ぜひ、頑張っていただきたいなと思っております。これまで学校はいじめや不登校の実態調査など、もう本当にしっかりやっていただいていて、Q−Uアンケートなども全校で実施をしていただいたりとか、SOSの出し方教育も全校でやっていただいているということで、本当に江戸川区の教育委員会、また学校現場の先生方には頑張っていただいていると思います。  また、児童相談所も昨年4月に開設されて、そのカードが全校児童・生徒に、何でも相談ができるところがある、またそれ以外のいじめとかそういったことに対しても、もうずっと前から教育委員会でカードを配っていただいてとかしておりますけども、またそれも引き続き推進をしていただきながら、様々な子どもたちの声にしっかり対応していただきたいと思います。学校の先生が抱えるんじゃなくて、ほかの機関にどんどんつなげていただいて、その学校を支えるという、そういったことをこれからも、私たちも応援をしていきたいと思います。  SDGsを江戸川区が誰一人取り残さない、置き去りにしないという、そういった理念の下を進めていくわけですから、また大変なコロナ禍でもありますけども、いろいろな課題に対してしっかりと取り組んでいただけたらと思います。またしっかり私たちも応援をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○早川和江 委員長 それでは最後に、教育委員さんより何か一言いただけますでしょうか。 ◎蓮沼千秋 教育委員 改めまして、おはようございます。  先ほど、スポーツ振興課長や関根委員さんからもお話が出ておりましたけども、本当に明るいニュースが少ない中、本区の池江選手や関選手ですか、すばらしい快挙を成し遂げてくれたなと思っています。実際に何校かの校長先生方とお話しして、やはり始業式や入学式でその話をされたというようなことも聞いています。こういった事実をしっかり受け止めて、子どもたちになかなか希望が持ちにくい状況でありますけども、江戸川区の関係の方々が頑張っていることを伝えていくということは、道徳的にも非常にいいんじゃないかなと思って、ぜひ教育委員会からも、また校長会等でそういう話をしていただきたいなと思っています。  それと、池江選手に限らず、本当に江戸川区の子どもたちといいますか、江戸川区で育った子どもたちが成長して活躍しているんですよね。例えば、高校野球でも、この前、専修大学、松戸の千葉県ですけども上一色中学校の卒業生がピッチャーで活躍したり、3人も試合に出ているというか、選手で入っている。また全国高校サッカー選手権で、東京代表だった関東一高にも瑞江三中の生徒とか松江四中の卒業生が入っている。箱根駅伝でもそうですね。何人も出ていますし、全国高校駅伝でも、私も中学生駅伝の監督もやったことあるんですけども、江戸川区の卒業生が、それぞれ東京代表で頑張ってたりとかしているんですね。ですから、そういった活躍をそれぞれ小学校中学校、何かしら、何か卒業生で頑張っている子どもたちがいるので、ぜひ委員の皆様方には、地元の小学校中学校に行って、校長先生方先生方とそんな話なんか気軽にしていただけると、またお話も広がっていくのかなと思っております。今後ともよろしくお願いします。 ○早川和江 委員長 それでは、次回の委員会でございますが、5月は12日(水)、午前10時を予定しております。  審査・調査経過概要についてご確認いただく予定でおりましたので、よろしくお願いいたします。  以上で、本日の文教委員会を閉会をいたします。                      (午前 11時10分 閉会)...