ただ、
区立幼稚園、希望があればそういった派遣をしていただけたらいいかなとも思いました。
また、2番のこれも
区立幼稚園だと思うので、
スクールロイヤー制度と
弁護士の
相談ですか、先ほどの
資料の中で、
教育委員会には既に担当の副
参事弁護士をしっかりと配置をしていると、必要であればそういったことについて、機動的に動いてくださるということがよく分かります。
スクールロイヤー制度の近い形、今もう既に行っているということですので、これをしっかりとまた推進をしていただきたいと、必要なときに
保護者がいろいろな
相談ができる、そういった体勢を整えていただきたいと感じました。
3番については、必要な人数ということで、この
資料には、希望に応じて年6回
配慮を要する
児童に対しての
心理士の
巡回支援をやってらっしゃるということですから、ここをしっかりとまた重点的にしていただきながら、その実態に応じて、その
学校に応じて、その度合いというのですか、
お子さんたちのいろいろな
状況が違うと思いますので、そこに手厚く人数を配置していくだとか、またその
巡回を増やしていくだとか、そういったことはまたきめ細やかに、ちょっと対応していただけたらいいなということを感じております。
4番の
就学時健診においては、先ほど
鹿倉委員さんのを聞いて確認していただいたように、あくまでも
保護者の方の希望に沿って、
学校また
教育委員会がしっかり対応しているということは存じております。これからも様々な
お子さん抱えて本当に悩んでいらっしゃる、どういうふうに決めていったらいいのか分からない、いろいろなそういった
保護者の方の身に寄り添って、しっかりと
就学時健診、また
教育相談、それから
就学児相談のいろいろなあらゆる場で、やはり
保護者が
相談しやすい場というか、そういったものを常にオープンにしていただきながら、寄り添う
相談体制をしっかり確立して、さらに今もやっていただいてると思いますけども、さらにそれを
持続強化をしていただきたいと思っております。
ですので、この
陳情者の方の気持ちもよく分かりますし、
記書きにおいても、既に進んでいることもあるし、またこれから
配慮していただきたいこともあるんですが、ともかくそういったことを知らないのかなと、この
陳情者の方が、思いました。もう既に
教育委員会、いろいろな形で
支援をしている、だけれども、それがなかなか届いていない、知られてないというところで、やはりいろいろな
保護者の
方たちにどうやってその情報を届けていくかということも今後の
課題ではないかなということを感じました。感想になってしまいました。
◆
小林あすか 委員 最後に、
関根委員のお話を聞いていて、一言というか、1点だけなんですけれども、この
陳情者はもちろんなんですけど、やはり
保護者の知識とか情報というのが、少し少ないのかなというふうに私もいろいろなところ歩いていて思います。先ほどちょっと
幼稚園等のお話もしたんですけれども、やはり自分が経験したことがなかったりとか、自分が当事者ではなかったことを、自分の
子どもがそういう立場になったときは、やはり
保護者としては全く新しいものをこれから勉強していかなければいけないといったときに、例えば
発達障害ってどういう
障害なのかとか、どういう
声かけが必要なのかとかというところで、
知的障害の子に対しては、どこまで自分が補助して、どこからどこまでは彼らがやはり身につけなきゃいけない能力なのかというところがすごく、
保護者自身が知らない人が多いのかなというところを感じているところでございます。やはりどうしても困ったときって、やれ
学校に、やれ
自治体にってどうしても助けてくださいというふうになってしまうんですけれども、やはり現実問題、ここまではできるけど、それ以降はちょっと難しいですというふうになると、
保護者とご家庭とあとはやはり
学校や
自治体との溝が深まってしまうだけだなというのを、結構様々な場面で感じています。
実際のこの
陳情には関係ない話にはなってしまうんですけれども、
関根委員おっしゃったように、やはり
課題がある
お子さんを抱えたご家庭に対しての、例えば、あなたの
お子様はこういう
課題がありますよというのを知るとか、知識を蓄えるきっかけだったりとか、場合によっては、先ほどの
インクルーシブ教育ではないですけど、やはり親になる前にそういったことが、
自分たちの周りでそういった人が住んでいるんだよという学びをどこかでしていかないと、なかなかこの溝は埋まらないのかなというふうにちょっと感じました。これは意見だけです。すみません、ちょっと
陳情から離れてしまいますけれども。
○
早川和江 委員長 では、他になければ、本日は
継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
早川和江 委員長 それでは、そのようにいたします。
以上で、本日の
陳情審査を終わります。
次に、
所管事務調査については、本日は
継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
早川和江 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、
執行部より報告があります。
はじめに、
文化共育部、
お願いいたします。
◎
白木雅博 文化課長 それでは、私から2点ほど報告をさせていただきたいと思っております。
お手元に
資料をお配りしてございます。
まず、1点目でございます。
施設予約システムえどねっとの公開についてということでございます。本日、
生活振興環境委員会でもこの
資料を基にご説明をさせていただいておるところでございます。
内容といたしましては、今、皆様にご利用をいただいておりますえどねっと、これが平成25年1月から運用させていただいたところでございますが、こちらの契約満了に合わせて、システム事業者がこのサービスを終了するということになってございまして、新しい
施設予約システムへ移行しなければいけないということでの今回の公開でございます。
2番にスケジュール書かせていただいてございます。
今後、この募集について、区のホームページを利用いたしまして募集をかけさせていただきたいと考えてございます。時期は、5月から8月と書いてあるんですけど、その後のいろいろな経過も含めてホームページに記載する期間ということでございまして、実際の募集時期は、来月5月の中旬から下旬の10日から2週間程度、掲載を予定しておるところでございます。
事業者については、今年の8月ぐらいに決定させていただきまして、その後、設計開発に入らせていただいて、実際新しいシステムを稼働させていただくのは、
令和5年の1月からということで考えてございます。
なお、選考方法については、プロポーザル方式ということで選定をしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。
それから、2点目でございます。
こちらも皆様のお手元に
資料を1枚配らせていただいてございます。
令和3年度図書館における
工事休館についてということでございます。私ども、
文化共育部が管理している施設、今現在、塩沢江戸川荘のほうが工事で7月末まで休館をさせていただいてございまして、それ以外、今年度について、今時点で休館が伴う工事ということで予定しておりますのがこの2件ということでございます。
ちょっと具体、説明させていただきます。
まず1点目、中央図書館でございます。こちらにつきましては、休館予定期間書かせていただいてございますが、来年の2月の1日から6月30日までの5か月間休館を予定してございます。
工事内容といたしましては、その上に書かせていただいた空調ですとか、LED化、それからカーペット等の張り替え、こういった工事を行わせていただきたいと考えておりまして、合わせて休館中は、ちょっと貸出しはお休みさせていただくんですが、その際に、中央図書館で利用しておりますシステムの機器の入替えですとか、新たにICタグの添付をするといった作業を同時並行で行わせていただきたいと考えてございます。
それから、2か所目は(2)に書いてございます鹿骨コミュニティ図書館でございます。こちらは、本体であります鹿骨区民館自体が、10月の1日から来年3月31日まで大規模改修を行うということで、そこに伴っての休館でございます。図書館といたしましては、記載いたしました10月から11月の1か月半、休館をさせていただく予定でございます。
○
早川和江 委員長 次、どうぞ。
◎出口耕太郎 健全育成課長 健全育成課からは、3点ご報告させていただきます。
1点目が、お手元に
資料をお配りした
ユースサポート制度についてです。共
育プラザでは、中高生の様々な活動
支援や安心して過ごせる居場所づくりをしております。
令和3年度から昨年度実施していたe−りびんぐ、ぷらっと、さくらんぼという事業を融合した
ユースサポート制度というものを実施いたします。主に、不登校の
お子さんたちを
支援していきたいと考えております。
学校の
スクールソーシャルワーカー、
スクールカウンセラーに当たるユースソーシャルワーカー、ユース
カウンセラーを配置して、面接をした上で一人一人の学習
状況や希望に合わせてサポートをしていきたいと考えております。この
制度に登録した
お子さんは、一人一人出席を確認して、共
育プラザでの活動内容を記録していきます。ここでの活動を
学校の出席としてカウントしていただけるよう、
学校とも連携をしていきます。
また、
児童相談所等の関係機関とも連携していきたいと考えております。今後、共
育プラザ7館で実施する方向ですが、今年度は共
育プラザの平井と南小岩、中央の3館で実施していきます。
続きまして、青少年の翼の中止の件について、口頭で報告をさせていただきます。
派遣先の
状況ですが、オーストラリア、ニュージーランドは、国民または永住者以外の入国は禁止という
状況でございます。イギリスは入国は可能なのですが、入国後10日間の自己隔離ということが義務づけられております。今後、この
状況は解除とか緩和されるというような見通しは立ってないような
状況でございます。募集開始後の判断は影響が大きいので、2年連続で非常に残念なのですが、3月末の段階で中止の判断をさせていただきました。区のホームページにおいては、既に公表しており、広報えどがわについては、4月15日号の広報で周知をしてまいります。
3点目ですが、共
育プラザなんですが、4月9日から生理用品の配布をしております。4月9日と10日で、福祉部のほうで、屋内3か所で配布をしておりますが、共
育プラザも9日から、共
育プラザ7館全部で配布をしております。トイレにお知らせの掲示をして、隣にカードを置いて、それを言ってもらうか、カード持って来ていただいて品物を渡すというようなことでやっております。共
育プラザにおいては、物がなくなる限り、ずっと
継続して行っていく予定でございます。
○
早川和江 委員長 次、
お願いします。
◎塚田久恵 スポーツ振興課長 私からは、口頭でのご報告になります。
去る4月3日から10日にかけまして、東京アクアティクスセンターで行われました第97回
日本選手権水泳競技大会区内選手の結果のご報告でございます。既に皆さんがご存じのとおり、東京2020オリンピックの代表選考を兼ねた大会でございまして、江戸川区出身の二人のアスリートがすばらしい結果を残してくれました。まず、皆様もう既に話題になっておりますが、池江璃花子選手です。既にご存じかとは思いますけれども、50メートルと100メートル自由形及びバタフライ、この4種目全部で11レースに出場されましたけれども、全ての4種目で優勝4冠を達成されました。この結果から、オリンピック派遣標準記録を突破されました4×100メートルメドレーリレー、それから4×100メートルフリーリレーの代表選手に内定されています。
それからもうお一人、関 海哉選手でございます。100メートル自由形では、自己ベストを出されまして3位となりました。さらには4×100メートルフリーリレーの派遣標準記録を突破されておりますので、この種目での代表に内定されました。まだ正式には、JOCが派遣選手を決定するという手続がありますけれども、二人の内定選手が江戸川区から、二人も決めたということは大変すばらしいことで、もうこれは快挙としか言いようがないというふうに思っております。
特に、池江選手におかれましては、厳しい闘病を乗り越えての代表内定ということで、江戸川区民だけでなく、世界中の人々からも多くの感動を与えてくれたというふうな報道もされているところでございます。
江戸川区としましても、昨日、区長名でお二人に祝電を送らせていただきました。またホームページ等でも、お二人が今回のこの優勝と内定をホームページでもご報告させていただいているところでございます。
このほかの種目や競技でもまだまだ有望な区ゆかりの選手がいらっしゃいますので、ぜひ応援していただければと思いますし、いろいろな決定の情報がございましたら順次またご報告したいと思いますので、応援どうぞよろしく
お願いいたします。
○
早川和江 委員長 それでは、次に
教育委員会、
お願いします。
◎
飯田常雄 教育推進課長 教育推進課からは1点、口頭でご報告をさせていただきます。
すくすく
スクールにおける時間延長及び補食の提供の開始についてでございます。こちらはいずれも
令和3年4月の1日から開始をしているものでございます。
学童クラブの時間延長につきましては、これまで育成時間18時までとしておりましたが、4月1日より最大19時までお預かりする形に変更いたしました。
補食の提供につきましては、これまで
保護者の持込みによる補食ということで行ってまいりましたが、
学童クラブの時間延長に合わせて、区による補食の提供を開始したところでございます。詳しい
実施状況、実績につきましては、これから集計してまいりますので、今後、改めてご報告させていただきますが、まずは取り急ぎ、年度当初の登録
状況をご報告させていただきます。
4月1日の登録
状況でございますが、
学童クラブにつきましては全69校で4,984人の登録がございました。その中で、延長の登録をご希望された方が644人、約13%でございます。また、補食を希望されている方が1,156人で約23%でありました。
まずは登録
状況をご報告をさせていただいたところでございます。
○
早川和江 委員長 それでは、次。
◎
近津勉 教育指導課長 私からは2点ご報告申し上げます。
1点目は、
令和3年度の運動会、土曜授業の日程についてということで、一覧をお配りさせていただきました。2枚つづりでございまして、1枚目の表が
小学校の運動会、裏面が
中学校の運動会、2枚目が
小学校の土曜授業、裏面が
中学校の土曜授業ということでございます。
こちら、現時点での予定の日程ということでございまして、今後その具体の実施方法等につきましては、新型コロナウイルスの感染
状況等を鑑みながら各
学校で検討をしてまいるところでございます。
続きまして、
令和3年度江戸川区
教育課題実践推進校及び東京都
教育委員会が指定する
研究校の
授業公開・
説明会の日程等についてということで、こちらも一覧をお示しさせていただきました。
こちらにつきましても、具体的な実施方法につきましては、新型コロナウイルスの感染
状況等を鑑みながら、今後、実施時期との関わりなども含めて、個別に
教育委員会と検討を進めてまいりたいというふうに考えてございます。
○
早川和江 委員長 次、
学校施設課長。
◎石塚修
学校施設課長 では、私のほうからは、瑞江第三
中学校の竣工について、
資料に基づいて何点か説明させていただきます。
まず、A4の
資料をご覧いただけますでしょうか。
瑞江第三
中学校は、区内で11校目、
中学校で4校目の改築校となります。施設概要については、記載のとおりでございますが、プールのあるフロアを含めまして5階建てとなっております。
2番のところは、今後の予定をお示ししておりますが、新校舎のほうはこの4月から利用させていただいております。今後の工事でございますが、既存の校舎がまだ残っておりますので、夏休み8月頃までかけて解体工事をさせていただきます。解体工事が終わった後に、校庭・外構整備を
令和4年の1月まで行わさせていただいて事業完了となる見込みでございます。
続きまして、A3でご用意している
資料を何点か説明させていただきます。
写真に基づいて何点か補足させていただきますが、まず左側の上から2番目のところに、普通教室の写真ございます。普通教室は比較的日当たりのよい東側と南側に配置をさせていただいております。
また、下の写真は多目的スペースとなっておりますが、ちょうど普通教室が東と南側に配置されている関係で、鍵括弧型のような形になっています。その間のところに多目的スペースを設けておりまして、例えば学年ごとの多目的スペース利用ということでこのような形にさせていただいておりまして、また可動間仕切りなどもございますので、少人数学習ですとか、多様な学習形態にも対応できるようになっております。
また、左側一番下の写真は、
学校図書館の写真でございます。今、ご説明しました多目的スペースと同様なんですが、地産材を多く活用させていただいております。例えば、多摩産のヒノキですとか鶴岡産の杉、あとは安曇野産のヒノキなども活用させていただいております。
右側のほうですが、一番上の写真は屋内運動場でございます。ステージは長辺の部分に配置させていただいておりまして、階数としては2階部分に配置しております。災害拠点となるということを踏まえまして、このような配置にさせていただいております。また、防災倉庫もこちらのアリーナ部分に隣接をさせていただいております。
○
早川和江 委員長 ただいまの報告について、何か質問ございますか。
◆よぎ
委員 まず、共
育プラザのユースサポートについて質問がありますけれども、情報はどのように知らせていくのでしょうか。不登校の
児童に何か情報が届くような工夫はあるでしょうか。
◎出口耕太郎 健全育成課長 校長会や副校長会、あとは
学校の教務主任の方の会議のほうで話をしていきます。あとチラシのほうも
学校には配っていく予定でございます。
◆よぎ
委員 その中で、
学校のほうでチラシを配るということで、でも不登校児は
学校に来てないという前提になると、その効果はどうなんでしょうか。
◎出口耕太郎 健全育成課長 そうですね。ですから、
学校のほうで押さえている不登校の方の情報で、校長先生、副校長先生、あと実際に教務主任の方の会議、広く
学校のほうに情報を流して、共
育プラザではこういう事業をやっている、使ってほしいというようなことを、周知をしていければと思っております。
◆よぎ
委員 その辺はぜひ、工夫いただきたいと思います。
もう1点ですけれども、これは
施設予約システムなんですが、この辺は一応期限が来たということが理由なのは分かります。これからは新しいシステムをつくる中で、例えば今持っている
課題とか、それから今後はやはりどんなものをつくっていきたいとか、そういうイメージとかは、
課題の特に整理というのはできているのでしょうか。
◎
白木雅博 文化課長 そうですね。使いやすさとかについては、いろいろ利用者の方から随時いろいろとご意見いただいておりますので、その辺は改善できるものは改善したいというふうには考えているんですけども、ただ、プロポという形をとっておりますので、まずは事業者さんからどういったサービスにできるかというようなご提案をいただきながら、その辺の
課題も、全てがうまく解決できるというのはなかなか難しいと思いますので、できる限り今よりもより使いやすくなるようなことのシステムを目指して、設計等取り組んでいきたいというふうには考えておるところでございます。
◆よぎ
委員 ちょっと専門的な意見かもしれないですけれども、やはりシステムをつくるときに、当事者全般の意見を聞いていく中で、利用者の意見はやはり最もその現場というか、利用する方の意見はやはり一番大きく重要なんですよね。そうすると、今回の場合は、特に区で一応つくられるんですけれども、やはり区の
職員とかは直接の利用者ではないと思うんですね。管理面での利用はあるんですけれども、なのでその点は、やはり区民が直接の利用者であるので、その区民の、やはりみんな使っていても意見を言ってこないので、例えば、そのシステムの利用者の何かデータを見て、代表的な利用者がいればちょっと加えて意見を聞くとか、そういうのはいかがなのでしょうか。
◎
白木雅博 文化課長 すみません。先ほど私の口頭の説明の中では触れなかったんですが、この
資料には書かせていただいたのですが、経費との関係もございますので、基本はその利用者さんが持っているパッケージソフト、これをまず選ばせていただいて、あとは江戸川区仕様にカスタマイズしていくという形をとりますので、ゼロからつくるわけではないという部分がございます。ということで、いかにうちのそういった
課題解決等も含めた、うちに適したまずはパッケージをご提示いただくかということを選ばせていただいて、そこのベースがありますので、その中で今度は今
委員さんもおっしゃったような、ふだん利用者からいろいろといただいているご意見がどこまで反映できるか、経費との兼ね合いもございますけれども、その辺を進めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。
◆
関根麻美子 委員 先ほど、共
育プラザでのユースサポートの話、これはとてもいい試みだと思います。よぎ
委員さんがおっしゃったように、不登校の生徒さん、
中学校だと思うんですけども、必ず届くように、ポスティングでも何でもいいと思うので、確実にその生徒の手元にいくようになればいいかなと。これに限らず、いろいろな情報がいけばいいかな思っております。
それから、先ほどの口頭でのご報告で、共
育プラザで生理用品の配布ということで、これは大変今話題になっていることで、私たち区議会公明党も、緊急要望出させていただきまして、9日、10日に3か所で配布をしていただき、また同じく9日からの共
育プラザ7館でやっていただいているということで、私も地元の一之江共
育プラザ行ってまいりました。本当にトイレの個室に、そのご案内がちゃんと貼ってあって、そこにカードもあって、言葉に出さなくてもそのカードを見せれば、大変な
状況であるのでそういった若い女性、学生も含めてに届けられるということで、非常に工夫していただいてありがたいなと思っております。早速実証していただいているということで、ほかの
自治体では、
学校のトイレにおいているところもあるようにも聞いておりますが、
学校の保健室等では、もう従来、緊急に必要なそういう女生徒に対しては、保健、養護の先生が、そういうきめ細かな対応でやってくださっていたということは、重々承知してはおりますけれども、例えば今回のように、生理の貧困で、コロナ禍の経済的なそういった家庭の環境が、学生、そういう若い女性たちが、生理用品が買えないとか、買ってもらえないとか、そういった現実があるということ。それから、ほかの代用品で使ってやっているということも初めて私たちも知りまして、かなり衝撃を受けました。そういう子たちが、声に出せない子たちが現実にいるということを、
学校の中でも共通理解をしていただいて、例えばトイレに置くというのはなかなかその物品の数のこともあるし、予算のこともあるでしょうからですけども、できるところから、例えば保健室の掲示板のところにちょっとそういう生理用品で困っている子は
声かけてくださいみたいな、そういった掲示とか、そういうのもしていただけるとありがたいなと。またその実態も分かるんじゃないかなと思います。それに応じて、そういった声をかけてくる女生徒が多いとしたら、またそれに対してどういうふうに予算をつけていくだとか、どういう形を持っていくかということも考えていっていただけるとも思いますし、できるところから、ちょっと実行していただきたいなと思いました。そういった意味で、共
育プラザがしっかり始めていただいたことには感謝申し上げたいと思います。
先ほどの池江璃花子選手のお話、非常に、皆さんもそうだと思いますが感動しました。努力は必ず報われるという言葉は、本当に重みがあるなと彼女が言うその実感というか、思わず私ももらい泣きしてしまいましたけども、本当うれしいニュースだなと思います。また関選手、あの二人の選手が江戸川区からそうやってオリンピック代表で出るという、今コロナ禍で大変ちょっと重苦しい
状況の中で、非常に明るい話題で、しっかりと応援していきたいなという、そういうみんながこういう気持ちになっているんじゃないかなと思いますので、改めて祝福の意を表させていただきます。おめでとうございます。
◆牧野けんじ
委員 私からも共
育プラザについてですが、一つ目、ユースサポートについてですが、新しい取組みとして始まるということだと思うんですが、先ほどもありました、当該の
子どもにどうやってリーチしていくかというところで、従来、e−りびんぐですか、の取組みもあったので、それにやや近い形かなとは思うんですが、
保護者についても、
保護者がこういう
制度があるということを認識できるような
状況をどうやってつくっていくか、周知はその辺りはどうかなというところと、ここでも見学だとか、面談を踏まえて申込みというような
立てつけになっていますけども、この時点で
保護者と
お子さんと一緒に来られるようなケースを想定しているのか、また過去のe−りびんぐでもそういった手順で、
保護者の方も一緒に入るような形で登録を決めていってきたと、そういう経過があるのかどうか、ちょっとその辺りを教えていただきたいです。
◎出口耕太郎 健全育成課長 不登校の父兄の方へということで、学習サポート教室、教育研究所がやっている、そういうところとも連携をしていきたいと考えております。あとは関係する施設等も、チラシ等を配布したり、情報提供を積極的に行っていきたいと考えております。
あと、父兄との面接ということで、必ず面接するときは、当事者と父兄の方に来ていただいて、
保護者の方に来ていただいて、面接を行って、どういうサポートがいいかというのを話し合った上でやっていくことにしております。昨年度もそのような、同じような形でやっておりました。それは
継続して今年度もやっていく予定でございます。
◆牧野けんじ
委員 不登校の当事者はもちろんですけども、
保護者の皆さんも、やはり突然のことで、やはり不安をお持ちの方が多いかと思いますので、まず
保護者も含めてサポートするような形で今後も
継続していただければと思います。
それから、生理用品の配布についてですが、共
育プラザではトイレにカードを設置というお話だったんですが、対象については、中高生に限るのか、一部の共
育プラザでは小学生もというような、そういった掲示もちらっと見かけたんですけども、全館で共通の対象としているのかどうか、その辺りはどうでしょう。
◎出口耕太郎 健全育成課長 当初、中高生という形で掲示していたのですが、小学生も加えました。
◆牧野けんじ
委員 今、掲示については、必要な方というような、そういう掲示かと思うんですけども、どういったメッセージがより届くのかなというところで、今後も引き続き、その内容も含めて、周知も含めていろいろ工夫をしていっていただければというふうに思います。
それともう1点、すくすく学童登録の時間延長等の補食の提供ということで、このたび1日から開始をされたということで、私たちの会派でも繰り返しこのことを提案してまいりましたけども、今、4月1日時点の速報値ということで、実態も出していただきましたけども、時間延長についてと、それから補食については、1,156人ということで、予算上も1,400人ということで予算を計上していたと思うんですが、これに近いような人数の方が申込みをされたということで、やはり
ニーズがそれだけあったということを裏づけたんじゃないかなというふうに思います。従来、この補食を
保護者が持ち込むという形で取ることができていたというのは、平均的に毎月200人程度だったというふうに思います。やはり
保護者の方にかなり負担がかかる、そうした方法だったということで、なかなかこれが時間延長のことと合わせて、保育園から
小学校1年生というときに、小1の壁というふうになっていた大きな要因が、今回こういう形で改善されたということで、改めて私たちも心から歓迎をしたいというふうに思います。
これから、こうした
制度が新たに導入されて、また新たな
課題ということも出てくると思いますので、そういったことについては、私たちのほうでもちょっとアンテナを張りながら把握をして、その生じた新たな
課題については、一緒に改善していくということで取り組んでいきたいというふうに思います。
◆よぎ
委員 ユースサポートついて1点だけ教えてください。
これは、対象は不登校の中学生、高校生となっているんですけれども、基本、公立の中高でしょうか。インターとかも入ってくるでしょうか。
◎出口耕太郎 健全育成課長 公立に限ることはございません。
◆よぎ
委員 そうしますと、例えば何か区内に存在するインターナショナル
スクールとかそういったところにも一応情報は連携していくという形でしょうか。
◎出口耕太郎 健全育成課長 できる限り、連携していきたいと思っております。
◆よぎ
委員 昨年は一応毎日新聞、昨年でしたか、一昨年でしたかな、ああいう情報になって本区でもいろいろ
状況を調べて、私も実は、あの情報がああいうふうに出てきたことで、結構自分も知らない、本当に、外国人コミュニティのことを知るきっかけになったというところが、やはり今最近、議員になってから、いろいろな
相談が入ってきて、外国人コミュニティの中にも不登校者がいるんだなというのが、私は恵まれていて、やはりITの環境にずっといて、所得もよくて、やはりそういうのを経験したことがなくて、周りにもやはりそういう人たちはあんまりいなかったんですけど、今気づくと、そういう人たちだけじゃないなというところもあって、まさに江戸川区には外国人の方々のちょっと長い歴史もあり、そういう方々の中からもやはり支えていくというところで、できるだけやはりそこも含めて周知をしていただきたいなと。広くやはり
子どもたちが、これで守られるといいなというふうに思います。
○
早川和江 委員長 以上で、
執行部報告を終わります。
次に、その他について何かございますか。
◆
小林あすか 委員 今年度から、学生に1人1台の端末が準備されるということで準備されているかと思うんですけれども、他区の情報にはなるんですけれども、23区内でタブレットを配付すると同時に、そのタブレットの中に、オンラインで家庭と
学校と出欠席の確認ができるようなアプリを導入したりとか、そのシステムを入れて、活用したい
学校があれば使ってくださいというようなところの動きが出てきております。
それに伴って、江戸川区は私もいろいろなところで言っておりますが、やはり
保護者、家庭の
ニーズとしては、昔からやっている連絡帳のやり取りへの心配でしたり、今コロナの感染で何か物を媒介して、
子どもたちと
学校とやり取りするということが大分減ってきたりとかしているので、これのタブレットをきっかけに少し前向きに考えていただけるとうれしいなと思っているところなんですけれども、現状いかがお考えでしょうか。
◎
飯田常雄 教育推進課長 委員さんがおっしゃったように、GIGA
スクールの1人1台端末の導入に合わせて、そういった出欠確認ができるようなアプリケーションを導入している
自治体が他区であるというところは把握してございます。
出欠席の確認につきましては、専用のアプリケーションというのはもちろんあろうかと思いますが、いわゆるGIGA
スクール端末に標準的に搭載されているオンライン電話ができるような、オンライン会議ができるようなソフトであったりとか、アンケートができるようなソフトであったり、こういったものを活用しても様々な連絡ができるというところは、文部科学省の
資料のほうでも示されていて、それをうまく使って家庭との連絡もできますよというところは、文科省からの
資料でも確認しているところでございます。
今配備しているこの端末の中で、様々なことができるかと思いますし、また違ったアプリケーションを入れて、さらに便利になっているところもあろうかと思いますが、どういった形で
委員さんがおっしゃる連絡帳のような機能、これからどうしていくかというところにつきましては、現場の
先生方とも今後協議させていただきながら、研究してまいりたいと考えてございます。
◆
小林あすか 委員 特にアプリを入れなくても、いろいろ検討されているお声を聞けてちょっと安心しております。いろいろ連絡帳のいい点、電話でのやり取りのいい点、オンラインでのいい点あるかと思うんですけれども、結構この件に関しては、やはりご家庭の様々な問題が結構複雑怪奇につながっておりまして、学区外から通われている方が結構、江戸川区少なくないので、学区外の
保護者の方とかは結構やはりその辺りは切実な思いがあったりするところがございますので、家庭の
状況と
学校の
状況、いろいろどこが一番いいかなというの見定めていただいて、みんなが負担ない方法を探していただければなと思います。
◆牧野けんじ
委員 すみません、1点だけ。
このたびの蔓延防止等措置に当たって、教育の分野については東京都教育庁などから、あるいは文科省などから、新たな対応の考え方というようなことでは、特別大きく変わるようなところが示されたのかどうか、緊急事態宣言との関係で、今回はそれと同じようなちょっと大きな変更などあるのかどうか、その辺り教えていただければと思います。
◎
近津勉 教育指導課長 今回の蔓延防止等重点措置に当たって、新たな東京都
教育委員会からの対応の通知といったものはいただいておりません。これまでの対応について徹底をするという形での通知となってございます。
○
早川和江 委員長 よろしいですか。
◆
関根麻美子 委員 1点だけ。
ヤングケアラーについて、新聞で全国調査の結果が出たと話がありまして、中学2年生で5.7%存在があるということが分かったということで、このヤングケアラーという言葉も最近の新たな言葉ではあると思うんですけども、これについての
教育委員会としての実態把握、また対応ですね。どのようにお考えか教えていただけたらと思います。
◎
近津勉 教育指導課長 ヤングケアラーという言葉が、社会的に認知されるようになってからまだ日は浅いかと思いますけれども、それ以前から、
学校では
子どもたちの
学校での生活の様子を通して、その背景である家庭の
状況にまでしっかりと目を向けて対応してきていただいておりました。これにつきましては、今後もそういったきめ細かい対応というのは続けていっていただくものと考えております。
なお、ヤングケアラーという新しい言葉であったり、そうした
状況であったりということについては、生活
指導主任会であるとか、そういった各
学校の代表が集まるような場で話題としてまいりたいというふうに考えてございます。
◆
関根麻美子 委員 もうこれまでも様々な家庭の中で、問題を抱えている
子どもたちについて対応してきていただいたということ、よく存じておりますし、またきめ細やかな対応をしていただいているということで、またさらにこれを推進していただきたいという気持ちが、今強い思いでいっぱいです。
この
文教委員会も終わりですけれども、
陳情で
LGBTの
子どもたちが実際に江戸川区にいるということも分かりました。私もそういった声を聞いて、びっくりしたというか、現実に苦しんでいる
子どもたちがいるだとか、このヤングケアラーとか
LGBTのこともそうですし、また男女に限らず性的被害だとか、虐待だとか、様々声に出せない、そういった思いを抱えている
子どもたちがいるという、そこを抱えている
学校現場の教師の皆さん、
教育委員会も大変なご苦労だと思いますけれども、先生に全てを解決してもらうということではなくて、少しでもそういった声なき声、少数の
子どもたちの声でも救い上げて、そこをまた
スクールカウンセラーとか
スクールソーシャルワーカーとかにつなげていただいて、またチーム
学校と言われていますけれども、また様々な福祉の機会につなげ、
児童相談所もありますし、つなげていただいて、ぜひ、頑張っていただきたいなと思っております。これまで
学校はいじめや不登校の実態調査など、もう本当にしっかりやっていただいていて、Q−Uアンケートなども全校で実施をしていただいたりとか、SOSの出し方教育も全校でやっていただいているということで、本当に江戸川区の
教育委員会、また
学校現場の
先生方には頑張っていただいていると思います。
また、
児童相談所も昨年4月に開設されて、そのカードが全校
児童・生徒に、何でも
相談ができるところがある、またそれ以外のいじめとかそういったことに対しても、もうずっと前から
教育委員会でカードを配っていただいてとかしておりますけども、またそれも引き続き推進をしていただきながら、様々な
子どもたちの声にしっかり対応していただきたいと思います。
学校の先生が抱えるんじゃなくて、ほかの機関にどんどんつなげていただいて、その
学校を支えるという、そういったことをこれからも、私たちも応援をしていきたいと思います。
SDGsを江戸川区が誰一人取り残さない、置き去りにしないという、そういった理念の下を進めていくわけですから、また大変なコロナ禍でもありますけども、いろいろな
課題に対してしっかりと取り組んでいただけたらと思います。またしっかり私たちも応援をしていきたいと思いますので、よろしく
お願いいたします。
○
早川和江 委員長 それでは最後に、教育
委員さんより何か一言いただけますでしょうか。
◎蓮沼千秋 教育
委員 改めまして、おはようございます。
先ほど、スポーツ振興課長や
関根委員さんからもお話が出ておりましたけども、本当に明るいニュースが少ない中、本区の池江選手や関選手ですか、すばらしい快挙を成し遂げてくれたなと思っています。実際に何校かの校長
先生方とお話しして、やはり始業式や入学式でその話をされたというようなことも聞いています。こういった事実をしっかり受け止めて、
子どもたちになかなか希望が持ちにくい
状況でありますけども、江戸川区の関係の方々が頑張っていることを伝えていくということは、道徳的にも非常にいいんじゃないかなと思って、ぜひ
教育委員会からも、また校長会等でそういう話をしていただきたいなと思っています。
それと、池江選手に限らず、本当に江戸川区の
子どもたちといいますか、江戸川区で育った
子どもたちが成長して活躍しているんですよね。例えば、高校野球でも、この前、専修大学、松戸の千葉県ですけども上一色
中学校の卒業生がピッチャーで活躍したり、3人も試合に出ているというか、選手で入っている。また全国高校サッカー選手権で、東京代表だった関東一高にも瑞江三中の生徒とか松江四中の卒業生が入っている。箱根駅伝でもそうですね。何人も出ていますし、全国高校駅伝でも、私も中学生駅伝の監督もやったことあるんですけども、江戸川区の卒業生が、それぞれ東京代表で頑張ってたりとかしているんですね。ですから、そういった活躍をそれぞれ
小学校、
中学校、何かしら、何か卒業生で頑張っている
子どもたちがいるので、ぜひ
委員の皆様方には、地元の
小学校や
中学校に行って、校長
先生方や
先生方とそんな話なんか気軽にしていただけると、またお話も広がっていくのかなと思っております。今後ともよろしく
お願いします。
○
早川和江 委員長 それでは、次回の
委員会でございますが、5月は12日(水)、午前10時を予定しております。
審査・調査経過概要についてご確認いただく予定でおりましたので、よろしく
お願いいたします。
以上で、本日の
文教委員会を閉会をいたします。
(午前 11時10分 閉会)...