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令和3年 1月 災害対策・街づくり推進特別委員会−01月27日-08号

  • 小林市(/)
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  1. 江戸川区議会 2021-01-27
    令和3年 1月 災害対策・街づくり推進特別委員会−01月27日-08号


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    最終取得日: 2021-10-03
    令和3年 1月 災害対策街づくり推進特別委員会−01月27日-08号令和3年 1月 災害対策街づくり推進特別委員会 令和3年1月災害対策街づくり推進特別委員会会議録 ●日時 令和3年1月27日(水) ●開会 午後1時30分 ●閉会 午後2時31分 ●場所 第1委員会室出席委員(11人)   栗原佑卓  委員長   牧野けんじ 副委員長   田島寛之  委員   小林あすか 委員   鹿倉 勇  委員   間宮由美  委員   窪田龍一  委員   高木秀隆  委員   田中淳子  委員   川瀬泰徳  委員   川口俊夫  委員
    ●欠員(1人) ●欠席委員(0人) ●執行部   山口正幸 危機管理室長   眞分晴彦 都市開発部長   室井邦昭 都市開発部参事   立原直正 土木部長   田中正淳 土木部参事   高橋博幸 土木部参事    外、関係課長事務局    書記 山沢克章案件  1 座席指定  2 案件 水害対応について    ・首都圏外郭放水路ビデオ視聴)    ・令和元年10月台風第19号による荒川下流部出水状況ビデオ視聴)  3 執行部報告    平井五丁目駅前地区市街地開発事業事業計画変更について                     (午後1時30分 開会) ○栗原佑卓 委員長 ただいまから、災害対策街づくり推進特別委員会開会いたします。  署名委員に、鹿倉委員田中委員、お願いいたします。  はじめに、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、引き続き実施をしていきますので、マスクなどの着用をお願いいたします。  また、各委員及び執行部皆様の発言につきましても、明確で簡潔なご発言をしていただき、開会時間が長くならないように努めていただきたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。  なお、説明員につきましても、本日の案件執行部報告関係する説明員のみにしていただいておりますので、ご承知おきください。  次に、座席指定についてですが、前回の副委員長互選に伴いまして、座席を新たに指定をさせていただきます。  座席指定については、現在着席している席でよろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○栗原佑卓 委員長 それでは、このとおりに決定いたします。  また、本日は案件説明にプロジェクターを使用いたしますので、その際正副委員長席を左右に移動します。したがいまして、委員皆様にはあらかじめ座席を一つずつずらして着席いただいておりますので、ご了承願います。  次に、本日の案件についてですが、委員会閉会後、首都圏外郭放水路への視察を実施する予定でおりましたけれども、新型コロナウイルス感染症対策による緊急事態宣言を踏まえまして、感染症拡大防止に努めるため中止することといたしましたので、ご了承ください。  よって、本日の案件、進め方ですが、はじめに水害対策についてを案件といたしまして、土木部より首都圏外郭放水路についてのビデオと、令和元年10月の台風19号のときの荒川下流部についてのビデオをご用意していただきましたので、視聴したいと思います。その後、執行部報告を受けたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  次に、今後の委員会活動についてですが、活動概要(案)をお手元にお配りしてありますが、2月は前回の委員会でご了解いただきました行徳可動堰への視察を行います。3月は第1回定例会の期間中につきまして、開催はありません。4月につきましてですが、例年では委員会調査概要の作成に向けての意見交換を行っておりましたけれども、本年につきましては、本日視察する予定でおりました首都圏外郭放水路への視察を実施したいと思います。5月につきましては、例年どおり総括とし、委員会調査概要の確認を行いたいと思います。  また、4月の首都圏外郭放水路への視察につきましてでありますが、今後の新型コロナウイルス感染状況、また先方との調整もございますので、視察が実施できない場合は4月の案件につきましては、正副委員長にご一任いただきたいと思います。  今後の委員会活動につきましては、そのように進めてもよろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○栗原佑卓 委員長 それでは、そのように進めることといたします。  それでは、本日の案件に入ります。  正副委員長の席を左右に移動します。  それでは、土木部田中参事より、よろしくご説明お願いいたします。 ◎田中正淳 土木部参事計画調整課長事務取扱〕 本日、皆様と一緒にこの首都圏外郭放水路龍Q館」を見に行く予定だったんですが、コロナ禍ということで中止となりました。施設、龍Q館で放映しておりますビデオをお借りしてきましたので、それを流させていただいて、行ったような雰囲気になっていただいて、4月また予定が合えばということでございます。  それから、その次にお見せするのは、今の龍Q館が15分程度、その後お見せする台風19号の荒川下流出水状況と、これは10分ほどなんですが、荒川下流事務所の1階でデジタルサイネージで流しているもので、無声映画、音が入っておりませんので、そこはちょっとご了承いただきたいと思います。  それでは、まず首都圏外郭放水路、このビデオを見ていただきたいと思います。 (ビデオ視聴) ◎田中正淳 土木部参事計画調整課長事務取扱〕 ありがとうございました。  続いて、台風19号による荒川下流部出水状況ということで、この二本見終わった後に、ご質問があればその時点でお受けしたいと思います。 (ビデオ視聴) ◎田中正淳 土木部参事計画調整課長事務取扱〕 以上でございます。 ○栗原佑卓 委員長 ビデオの上映ありがとうございました。  首都圏外郭放水路の役割を示したビデオを15分ほどと、一昨年、令和元年台風19号が上陸した際の荒川下流部におけるビデオの内容でございましたけれども、ただいまのこのビデオの内容につきましてのご質問等ございましたら、質疑のほうをよろしくお願いいたします。 ◆川口俊夫 委員 実は、全く初めてのものでございますので、内容がよく分からなかったんですが、この首都圏外郭放水路がある意味では春日部地域ピンポイントのためにつくられたというふうに受け止めてしまったんですけれども、その後の19号台風のこととの関連でいえば、広域にわたる大きな役割を果たしているということのようですけれども、19号台風のときのこの首都圏外郭放水路の果たした役割について、ちょっとお尋ねをしたいと思います。  それから、19号台風のことに関してですけれども、京成線鉄橋のかさ上げ問題というのが今現在どういうふうな扱いになっているのかということ。  もう1点、葛飾との関わりでございますけれども、新小岩公園高台化お話ですが、どういうふうな進捗状況なのか、江戸川区としても関わりを持ちながらこういったことに取り組んでいく必要があると思っておりますが、ぜひお聞かせをいただきたいと思います。 ◎田中正淳 土木部参事計画調整課長事務取扱〕 台風19号との関係なんですが、この首都圏外郭放水路が全ての施設がフル稼働したのは、今回19号が2回目でありまして、1回目は2015年の関東東北豪雨、このときに初めていっぱいになりましたけど、この19号において2回目になったということです。ビデオの中でもお話がありましたが、五つ立坑ありまして、それぞれ大落古利根川、それから幸松川、それから倉松川、中川、こういったところの河川越水を防ぐために、それを水路の中に、立坑の中に取り込んで、江戸川放水しているということで、実際は19号のときには江戸川水位も上がっていたので、実はそれを見ながら放水をしていかなければいけないので、担当者はその江戸川水位の上昇を見ながらやらなきゃいけなかったということで、なかなか厳しい状況だったというお話は伺っております。  荒川鉄橋の件は、今、国と、それから荒川流域7区のほうで、荒川鉄橋を上げるための検討会といいますか、それを行っておりまして、実際に事業自体はもうスタートしておりますので、今手持ちの資料を向こうに置いてきて申し訳ないんですが、着々とこの鉄橋の高架に関しては事業は進んでいる状況で、用地買収も右岸・左岸とも既に進んでいる状況でございます。  それから、新小岩公園高台化なんですが、先の災害に強い首都東京の形成の件で、モデル事業の中に荒川左岸堤防強化というのもメニューに入っていまして、実際に西新小岩地区というのは事業中の地区でございますので、そこについては、今、荒川下流河川事務所のほうで地元区と協議をしながら事業を進める準備をしているというふうに伺っております。 立原直正土木部長 今、参事申し上げたとおりなんですが、19号のときの効果と、首都圏外郭放水路でございますけど、首都圏外郭放水路があるのは春日部と16号の下でございますけれども、途中で中川綾瀬川流域治水協議会ということもちょっと触れられていたと思うんですが、中川綾瀬川流域というのは、具体的には江戸川西側利根川の南ということになるんですけれども、この地域、実は山を持っていません。通常、山に降った雨が荒川ですと、甲武信ケ岳から流れてきたりとか、利根川ですと水上のほうから流れてきたりということになるんですが、この界隈はいわゆる全くの平地というか、ちょっと表現悪いかもしれませんが、沼地といいましょうかというところでございまして、非常に水はけがよろしくない。先ほどの五つの河川などで排水はしているものの、ほとんどが大きな雨が降ると、この首都外郭放水路ができるまでは、度々春日部草加等々被害が起こっていたところです。この事業が行われたということで、言うなれば放っておくと、仮に川を大きく掘ったところで流下能力としては非常に効果が期待できない地域なものですから、横に地下のトンネルを掘って、ちょっと表現は悪いですが、無理やり江戸川のほうにはくことによって、その真ん中の平らなところの流れにくい、水がはけにくい中川綾瀬川流域を救っているということになります。先ほど参事申し上げましたとおり、江戸川のほうの洪水の流れの状況を見つつ排水をしているというような状況でございます。ちなみに、最大の1秒間に200トン、小学校のプールいっぱい分ぐらいを1秒間でばっとはける能力があるものでございます。  それから、京成線のほうは、先ほど参事申し上げたとおりでございますけど、国土交通省のほうは従前より事業を着手しておりまして、沿川の私どもも含めた流域自治体整備促進ということで要望等も出しているところでございます。右岸左岸左岸のほうは葛飾区さんのほうで、右岸のほうは足立区になりますけれども、いずれも用地買収着手しておりまして、現状では10%程度進んでいると、川の部分も含めて全体で1,500メートルぐらい線路を今の線路より北側に寄せるという事業になるということでございまして、引き続き早期の整備に向けて流域自治体も一丸となって取り組んでいきましょうということで、せんだってもそういった会合が開かれたところでございます。  それから、新小岩公園につきましては、荒川左岸であり、もしくは中川左岸というところでございますので、そこの新小岩公園高台化ということは、葛飾区さんも国土交通省とともに従前より検討していただいているところです。現在も地震の際の避難場所ということで、江戸川区からも江戸川区民も逃げ込ませていただくことになっておりますけれども、これを高台化していただくことによって水害時にも避難場所として機能するということで、江戸川区としても大いに今期待といいましょうか、しているところでございますので、葛飾区さんとともに推進に向けて、都並びに国に働きかけていきたいという状況でございます。 ◆川口俊夫 委員 もう一点お尋ねをいたします。  19号台風のときに、ちょっと素朴な質問になりますけれども、江戸川区全域にわたって大変な危機感に見舞われたわけですけれども、その危機感というのは、例えば堤防が破堤をするとか、越水をするとかという危機感だったのか、それとも上流域から洪水がずっと下流域に流れ込んでくる危機感だったのか、どっちの危機感が強かったのかなと、本当に素朴な質問でお恥ずかしいんですが、教えていただけますか。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 19号に関しましては、高潮については当初の問題はないというか、大きな台風でしたけれども、広域避難に至らないということでご案内させていただきました。その後、雨量がかなりの予想が出たということから、新中川以西に対して避難勧告を出させていただいたという状況でございます。そういった中で、当然上流のほうから雨が降ってきて下流に流れてくるというところで、今ご質問にあった上流から来るのが下流でということは、それは予測できませんので、どこで切れるか分からない状況の中で避難勧告を出させていただいて、区民の方に避難をしていただいたという、そういった状況でございます。 ◎山口正幸 危機管理室長 今、課長が述べたとおりなんですけど、ちょっと補足させていただきますと、この前の台風19号ですけど、1日前、12日に上陸するわけですけど、11日金曜日の時点では気象庁からの予報が荒川上流域で三日間総雨量で400ミリを超えるだろうという情報が入っていました。400ミリであれば何とかいなせるぐらいの量だというように見込んでいたんですけど、12日当日の朝に500ミリを超えるというふうに、気象庁からもっとこの強度がかなり強まるという確度ある情報が入ってきまして、500ミリを超えるというのは、年間確率想定をすると200年に一度に相当する雨なんですね。荒川流域の三日間の総雨量は。そうなってくると、これ200年に一度の、ハザードマップも前に、平成17年に作っておりますが、江戸川区ももしどこかで切れれば、荒川洪水によって浸水するおそれがあると、ただ200年に一度相当の雨であると、浸水の想定区域図というのが、新中川より西側のところが浸水をすると、逆に新中川の東側はほぼ水が回ってこないということなものですから、その朝の段階で500ミリという予想から、江戸川区民の方に新中川西側の方々に避難勧告という形で、荒川洪水に対しての危機ということでアナウンスをさせていただいたということでございます。  高潮のほうは、今、課長が言ったとおり、当初は915ヘクトパスカルで、とても大きな規模で太平洋の洋上におりましたけど、上陸するときには950ヘクトパスカルぐらいに勢力が落ちるだろうということと、またコースも若干西側のほうに振れてくれたおかげで、高潮は何とか今回大丈夫だったというところでございます。 ◆川口俊夫 委員 すみません、もう一度、ちょっとよく分からない部分があったんですが、私は素朴に疑問を感じるのは、荒川左岸中川左岸部分で、江戸川区域の中での堤防が決壊をするおそれがあったのか、それとも越水可能性もあったのかということなんですけれども、そこのところいかがでしょうか。 ◎山口正幸 危機管理室長 堤防は基本的には国の考え方というか、河川考え方として、計画高水位という上からの洪水を流すために計画高水位という設定があって、その計画高水位以下の水位に対しては確実に安全に流すように堤防整備をしていきましょうというふうに堤防整備しております。その計画高水位をひとたび超えてしまう、いわゆる氾濫危険水位となってしまったときに、その高水位を超えてしまうということは、堤防がどこで切れてもおかしくないというふうに考えています。そういう意味で、今回の500ミリを超えるような大雨が、三日間相当でそれぐらいの雨が降ると、その計画高水位を超える可能性も、どこで超えるか分かりませんが、そういう可能性もあるということの中で、堤防がもしかしたら破堤するおそれがあるということで出したもので、どこがどうなんだ、江戸川区のどこなんだということは基本的に想定はされておりませんが、一般的に荒川の今の整備状況を考えると、先ほどご質問のあった京成本線の架橋されている位置というのは、非常に前の堤防から比べても3メートル以上低いという状況がありますので、一番越水する可能性が高いという意味では一番危険なところかなと、私たちも思っているところでございます。 ◆川口俊夫 委員 ありがとうございます。よく分かりました。 ○栗原佑卓 委員長 そのほか、ございますでしょうか。  よろしいですか。特にございませんか。 ◆牧野けんじ 副委員長 ご説明ありがとうございました。  今、川口委員からもお話あった京成本線荒川橋梁ですけれども、昨年江東5区の区長でも促進要望をされているかと思うんですけども、先ほども既に事業化されているというお話もあったんですけども、平成16年から事業化されているというのが、ここまで、そういう意味では時間がかかっているということなんですけども、この背景、時間がかかっていることの要因というのがどこの部分が大きいのかということと、それから、昨年区長さんたちで要望されたことを受けて、どのような促進策が今行われているのか、検討されているのか、そのあたりを教えていただければと思います。 ◎田中正淳 土木部参事計画調整課長事務取扱〕 国のほうから聞いているのは、いわゆる用地買収、先ほど立原部長のほうから橋梁の位置を変えるというお話がありましたけれども、それに伴う用地買収、これがございますので、それにちょっとお時間というか、当然我々都市計画道路なんかもそうですけども、なかなかその生活圏を守りながらということに関しては時間がかかるという状況の要因の一つだと思っております。  それから、もう1点、要望を受けてそういった具体的に区長と国土交通省を中心としたそういう検討会組織、それからそれの中でスケジュールや、その具体な整備の取組など、そういったことをいわゆる具体的に話し合うような組織体をつくりましたので、情報を共有しながら事業を進めていくと、そういう状況でございます。 立原直正土木部長 すみません、補足させていただきます。  用地買収はもちろんですけれども、やはり共用している鉄道、その鉄道の運行をしながら橋を架け替えて、一度たりとも電車を止めない状況の中で、隣に橋を造るというところですので、そういう意味では鉄道事業者との調整というところが、今まで国土交通省が取り組んできた事柄であろうと思っています。その上で地域皆さんにも数年前からお話をさせていただいて、先ほどのような用地買収という状況であるというふうに認識しております。今後も鉄道の運行をしながらその横に、しかも複線のその電車を線路を打ってがえししながら、ぽんと一回その横に造って、そのまますっと電車を隣に移すという状況ではありませんので、今走っている線路から分岐をさせて等、また、途中中手には首都高速道路中央環状線も走っていますので、上も構造物があるというような中で、様々な調整が必要になろうかと思います。ですので、時間はかかろうかと思いますが、そのためにも流域自治体促進を申し入れるとともに、少しでも前に進むようにということで、地域皆さん、もしくは流域皆さんへのご理解をいただく広報活動等もしっかりとみんなで取り組んでいこうというところでございます。  あと、その促進によってということでございますが、今現在も足立区さん、それから葛飾区さんは台風19号のときもそうですけれども、具体、現状においてはその対処療法ということで、土のうを積んで万が一のときにということで備えていただいています。現に19号のときにもそういった行動をしていただいています。これまでですと、線路の際まではそれぞれの自治体がいろいろ頑張っていたんですが、線路の中というのはなかなか勝手に立ち入ることができない、それを鉄道事業者側とも調整をして、いざというときは線路の中にも土のうを積みますよという、要するに鉄道を止めてでもというようなところに踏み込んだ協議がなされたというふうにも聞いております。  それから、その線路際までは、その線路が切り替わるまでにはまだ相当な時間がかかりますので、今、線路際まで土のうでしのいでいる部分を、予定では令和3年度中には、パラペットといいますけど、いわゆるコンクリートの壁を造って少しでも線路際までぎりぎりまで壁でまず越水を防止しようと、そういったことも流域自治体のその取組の成果というようなことでは、国土交通省が動いているという状況でございます。 ◆牧野けんじ 副委員長 私も京成本線に乗って、今も土のうが積んである状態だというのを目にしてきました。そういう中で、今できることということで努力がされているということを非常に重要だと受け止めました。江戸川区との関係でいうと、少し地理的には離れている印象もあるんですけども、国土交通省の破堤地点を仮定してやるシミュレーションで見ると、やっぱり1000年想定最大想定でやると、やっぱり江戸川区まで新中川を超えて浸水してくるというような、江戸川区にもやっぱり関係がある危険性だと思いますので、ぜひ区民皆さんにもこういうところがあるということと、どこまで浸水が想定されているのかということの周知も併せて行っていただければという要望です。 ○栗原佑卓 委員長 そのほか、ございますでしょうか。  よろしいですか。  ほかになければ、以上で本日の案件を終わります。  それでは、正副委員長の席を元に戻します。  次に、執行部報告がございますので、お願いいたします。 ◎武藤剛 まちづくり調整課長 よろしくお願いいたします。  まちづくり調整課より1点ご報告させていただきます。  平井五丁目駅前地区市街地開発事業事業計画変更についてという、A4の資料を御覧いただきたいと思います。  こちら、民間の再開発組合が行っている事業でございます。今回の変更でございますが、昨年度権利変換を終えまして、関係権利者の意向が固まってまいりましたので、設計事業の精査が進んできて、これに合わせて建築物に関する事業計画変更したものでございます。  まず、1番目、地区概要でございますが、こちら平井駅の北口から正面に向かって進んでいただいた駅前広場に面した街区でございます。  次に、2番目、事業概要でございますが、施設計画、用途につきましては記載のとおりでございます。  また、事業経過でございますが、平成26年度に再開発準備組合設立いたしまして、平成29年度に都市計画決定を経て、平成30年度に再開発組合が設立しております。また、令和元年度、昨年度になりますが、権利変換計画認可を受けまして、今年度は解体工事を行っているところでございます。  3番目、変更概要でございますが、こちら変更した項目は3点でございまして、建築の面積、そして住戸数工事期間でございます。こちら関係権利者の意向が固まりまして、設計事業が精査された結果というようなところでございます。  最後に、今後の予定でございますが、3月に工事契約を行いまして、令和6年12月の完成を目指して建築工事のほうを進めてまいります。 ○栗原佑卓 委員長 ただいまのご報告につきまして、何かご質問ございますでしょうか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○栗原佑卓 委員長 よろしいですか。  なければ、以上で、執行部報告を終わりにしたいと思います。  その他について、何かございますでしょうか。 ◆間宮由美 委員 昨日、危機管理室のほうから、緊急事態宣言発令を受けた区民事業者等への支援についてという、まとめていただいたものを頂きました。これに関連して3点お聞きしたいと思います。  1点目は、拡充した取組の中で、パルスオキシメーターの追加購入をして、療養中の方へ配送及び貸与を実施とありました。パルスオキシメーターをお渡しするときは、どの一人の人にももれなく使い方をお伝えいただいているかどうか。本日朝のニュースで、神奈川県では高齢者のひとり暮らしの感染者の方がお亡くなりになられた。この方はパルスオキシメーターが貸し出されていましたが、使い方が分からず使っていなかったという記事がございました。もしこのことでつかんでおられれば、お聞かせください。つかんでおられなければ、別途お知らせいただければと思います。
     2点目は、継続した取組の中で、タワーホールのライトアップによる注意喚起がございます。緊急事態宣言後は常時赤く点灯となっています。それ以前は前日比で色が変わっていました。最初はそれを見て気をつけなければということで、そういう声が多かったのですが、この1、2か月は慣れてきたとか、それから前日比での色の在り方への疑問という声が届くようになっています。疑問というのは、例えば三日前に10人感染者がいたとします。翌日は感染者が50人になったとする、そうすると赤く点灯になります。その翌日に感染者が30人になったとすると、現実より少ないから青く点灯となります。しかし、三日前の10人よりかは確実に多いわけです。ですから、その前日比での色分けでよいのだろうかという疑問の声が届いてきています。緊急事態宣言後にどうするのかということを今から考えておいていただくことが必要かと思います。注意喚起をどうしたらよいかということで、そこは既にお考えのことがありましたらば、お聞かせください。また、現在はまだなければ、ぜひお考えいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  3点目は、ホームページに載っています感染症患者の詳細についてです。ここには、過去の感染症患者情報も別ウインドウで開くようになっておりまして、そこには番号、年代、性別、職業、発症日、診断日、そして症状が載っています。しかし、以前、多分数日前だと思われるんですけれども、そこの最後のところに現在の状況として回復などが書かれていました。ところが、それがなくなってしまったという声で不安の声が寄せられたんです。回復と見ることができることで安心できたというふうにおっしゃっています。しかし、なぜなくなったのかということについては書かれておらず、忙しくて後追いが難しくなったからかなと区民の方はおっしゃっていたんですが、もしそうだとしたら、それを一言書いてほしいというふうにおっしゃっていました。なぜなくなってしまったのかが分かれば、教えてください。分からなければ意見としてお伝えいただければと思います。区民の不安を減らすということも危機管理として大切なことと思いますので、3点お聞きをしたいと思います。いかがでしょうか。 ◎本多吉成 防災危機管理課長 3点ご質問いただきました。  1点目のパルスオキシメーターの使い方ということでございますが、これは健康部のほうが所管して実施しておるところでございますが、当然お貸しする際にはご説明等をしてお渡しをしているというふうには聞いております。  2点目の色分けのお話でございますが、今委員おっしゃるように、緊急事態宣言発令中ということで、全て赤色で表示をさせていただいているところでございます。確かにその前の段階では、確かに人数が多くても減れば青色、少なくても増えれば赤ということでやらせていただいております。今のところ緊急事態宣言解除後も同等のものを考えておりますけれども、まだ今ご意見いただいているということでありますので、それは少しご意見として伺って、研究していきたいと思っております。  それから、今、感染者の情報ということで、ホームページの件でございますが、申し訳ございませんが、私どもでなぜなくなったかというのは把握しておりませんので、今ご意見として伺いましたので、このご意見をお伝えしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆間宮由美 委員 新型コロナに関しては、不安を少しでも取り除くということと、そして注意喚起を引き続きしていくということで、区民、本当に一丸となって収束まで急いで向かっていくということが必要だと思いますので、意見を述べさせてもらいました。よろしくお願いいたします。 ○栗原佑卓 委員長 そのほか、よろしいでしょうか。  それでは、今後の委員会でございますが、2月は、15日(月)、午後1時半から行徳可動堰への視察予定をしております。  また、3月は第1回定例会の会期中につきまして、特別委員会はございません。  以上で、本日の災害対策街づくり推進特別委員会を閉会いたします。                     (午後2時31分 閉会)...