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  1. 江戸川区議会 2020-11-10
    令和2年11月 文教委員会−11月10日-08号


    取得元: 江戸川区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和2年11月 文教委員会−11月10日-08号令和2年11月 文教委員会 令和2年11月 文教委員会会議録 ●日時 令和2年11月10日(火) ●開会 午前10時00分 ●閉会 午前10時56分 ●場所 第3委員会室出席委員(9   早川和江  委員長   田中淳子  副委員長   小林あすか 委員   よ  ぎ  委員   鹿倉 勇  委員   牧野けんじ 委員   金井しげる 委員   関根麻美子 委員   須賀精二  委員欠席委員(0執行部
      千葉 孝  教育長   古巻 勲  教育委員   石塚幸治  文化共育部長    外、関係課長事務局    書記 近藤知博 ●案件  1 陳情審査 第49号の1…継続    第49号の1:健常児と障がい児が関わる時間を増やすインクルーシブ教育の拡大と           医療的ケア児重症心身障害児を受け入れる保育制度を求める陳情  2 所管事務調査継続  3 執行部報告  (1)宿泊施設における客室禁煙化について  (2)令和2年度(第36回)江戸川スポーツ栄誉賞について  (3)令和2年度江戸川教育課題実践推進校及び東京教育委員会が指定する研究校     授業公開説明会開催日一覧  4 その他                      (午前10時00分 開会) ○早川和江 委員長 ただいまから、文教委員会開会をいたします。  署名委員に、小林委員須賀委員お願いいたします。  はじめに、本日の委員会新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、マスクの着用をお願いしております。  なお、換気のため窓を開けさせていただいておりますので、ご承知おきくださいませ。  また、各委員及び執行部の皆様の発言につきましても、明確で簡潔な発言をしていただき、開会時間が長くならないように努めていただきたいと思いますので、ご協力をお願いをいたします。  これより、陳情審査に入ります。  第49号の1、健常児と障がい児が関わる時間を増やすインクルーシブ教育の拡大と医療的ケア児重症心身障害児を受け入れる保育制度を求める陳情について審査いたします。  前回委員会で要求した資料について、執行部から説明をしていただきますが、前回委員会での資料要求について、当委員会の所管と異なる内容が一部ありましたので、お答えいただける範囲で説明お願いいたします。 ◎甲斐豊明 学務課長 私からは、今日、お出しいたしました資料1番から4番ございますけれども、教育委員会の所管する事務について、まとめさせていただきましたので、まずはそちらを説明させていただきます。  まず、1番の資料から説明をさせていただきます。  医療的ケア児童等に係る対応等についてということでございます。区内では、区立小学校で1名、医療的ケア児童さんをお受けしております。たんの吸引が必要な方になりますが、この方につきましては、保護者の方が、1日に数回、学校のほうにお見えになり、医療的ケアを行っていただいております。  医療的ケアが必要な小学生、中学生につきましては、都立鹿本学園のほうで受入れをしております。  二つ目でございますけども、医療的ケア児とのインクルーシブ教育を行っている事例、都内で行っている事例はないかということでしたけれども、ちょっと探した範囲の中では、医療的ケア児とのインクルーシブ教育事例というのはちょっと見つかりませんでしたけども、本区での取組みをご紹介させていただきます。  本区では副籍制度、副籍制度と申しますのは、特別支援学校小学部中学部に在籍する児童生徒さんが、居住する区内の地元の公立小中学校に、副次的な籍を置くことで、地元の学校交流を図るものでございますけども、この副籍制度による都立鹿本学園と、区立小中学校交流として、事業を例えば生活科外国語等、行事、運動会学芸会等などで直接交流的なことを実施させていただいております。  続きまして、区内小中学校に在籍するお子さんで、身体障害のある児童生徒数でございますけども、こちらは、私どもの学務課のほうで、就学相談、障害をお持ちの方とどちらの学校ですとか、学級のほうに進むかという相談をさせていただいておりますけども、その相談をさせていただいた中で把握をさせていただいた数という形になりますが、現在、小学校で21名、中学校で11名の児童生徒さんが、身体障害をお持ちということを把握させていただいてございます。  4番のエレベーター階段昇降機を使って、医療的ケア児等を受け入れている学校ということでございます。  まず、エレベーター設置校につきましては、改築済み校改築校等ございますけども、トータルしますと、小学校で12校、中学校で4校が設置をしておるところでございます。この中で車椅子をお使いの方が、実際にエレベーターを日々使われているというのは中学校で1校ございます。  同じく、階段昇降機につきましては、1名の小学校児童さんが階段昇降機を日々使われておるところでございます。  1番の資料につきましては、以上でございます。 ◎近津勉 指導室長 続きまして、2番以降につきまして指導室長からご説明をさせていただきます。  まず、2番の江戸川区の特別支援教育考え方ということで、江戸川区ではこういった考え方で、特別支援教育、つまり障害のあるお子さんへの指導教育というのを捉えていますよというものでございます。  中段の四角囲みをご覧ください。  特別支援教育とは、障害のある幼児・児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組みを支援するという視点に立ち、幼児・児童生徒一人ひとり教育的ニーズを把握して、持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善、または克服するため、適切な指導及び必要な支援を行うものである。  このことを実現するために、江戸川区では以下のような基本理念を掲げていますということで、上段、上に戻っていただきまして、1番の基本理念として3点挙げてございます。  1点目が、自立の力を育てるということ。2点目としては、社会参加の力を育てるということ。3点目として、共生の力を育てるということ。  こうした基本理念のもと、2番でございますが、基本目標として4点あげてございます。  1点目が、子どもの将来を見据えた教育内容の充実。2点目として、教育委員会学校、家庭、地域が一体となった組織づくり。3点目として、個々の子どもにきめの細かい支援をする人材づくり。4点目として、子どもの自立を促す施設、設備、環境づくりといった基本的な目標を掲げ、特別支援教育を行っているものでございます。  おめくりいただきまして、3番でございます。  障害児健常児関わりについてということで、実際に本区で行っている具体的な事例を3点と、先ほどの学務課長からのご報告にもございました副籍制度に基づく事例を紹介させていただいております。  1番でございますけれども、昨年度、江戸川教育課題実践推進校といたしまして、江戸川区立春江小学校が、特別支援学級児童も、通常学級児童も、ともに学び合う交流及び共同学習という研究テーマのもと、研究を行い、その成果を発表していただきました。  2番といたしましては、今年度、同じく江戸川教育課題実践推進校といたしまして、江戸川区立瑞江小学校におきまして、豊かな心を育む交流共同学習推進ということで、研究を進めていただいております。  3番といたしましては、松江第一中学校知的障害特別支援学級におきまして、通常学級社会科や理科の授業に、特別支援学級在籍生徒が参加をして、一緒に授業を受けるという共同学習、それから、運動会や百一首大会等の行事などで交流を行っているという学習を展開してございます。  4番といたしましては、副籍制度でございますけれども、副籍制度の概要は、先ほど学務課長がご説明したとおりです。  本区では、都立大塚ろう学校に通う生徒、それから白鷺特別支援学校に通う生徒鹿本学園に通う生徒が、区内の地域内の学校に副次的な籍をおきまして、そこで直接的、あるいは間接的な交流を行ってございます。  なお、本年度につきましては、コロナの影響で直接的な交流につきましては行えていないという状況でございます。  4番でございます。特別支援教室における巡回指導ということで、平成30年度から、つまり2年前から、本区では特別支援教室を各小学校中学校に設置をいたしまして、発達障害のある児童生徒学習上、生活上の困難さの改善、克服に向けた指導を行ってございます。  従来の情緒障害通級指導学級では、情緒障害のあるお子さんが、その学級在籍校を離れて、通級指導学級が設置されている学校まで動いて、通級して授業を受けるというようなスタイルでしたけれども、これが平成30年度から小学校、今年度から中学校では、校内の特別支援教室に、拠点になる学校から先生が来て、巡回をして指導を受けるという形をとってございます。言うなれば、子どもが動くスタイルから先生が動くスタイルに変わっているということでございます。  3番の効果といたしましては、従来の通級指導学級への通級による児童生徒などの負担や保護者の送迎の負担を軽減しているということであったり、在籍学級時間割等に応じて特別支援教室の時間を柔軟に設定することが可能になり、在籍学級での学習の遅れなどに対する不安の軽減を図ることができていることでございます。  4番といたしまして、その拠点になる学校としては、小学校にそちら書かせていただいている学校拠点校、こちらの学校に、いわゆる巡回指導に当たる教員が配置されており、ここからそれぞれのグループに分かれて教員が巡回をして指導をしている状況でございます。中学校もここに掲げさせていただいているとおりでございます。  なお、前回資料要求の際にございました、看護師資格を持つ養護教諭でございますけれども、そもそも、それぞれが所有している資格を、必ず採用時に申告しなければならないというようなことにしてございませんので、統計として、看護師資格を持っているかどうかということを把握していないということでございまして、今回をお示しをすることはできませんでした。 ○早川和江 委員長 説明のとおりでございます。審査の参考としてください。  それでは審査願います。 ◆よぎ 委員 前回のときに、インクルーシブ教育については、何か論文またはいろいろな考え方はあるのか、それがどんな考え方があるのか、そしてその中で教育委員会方針がどうなっているかというご質問をしたのですけれども、その中から今日は、後半が教育委員会方針的なものは出てきたと思うんですけれども、例えば、世間的にそういうどういう考え方があるのかというふうなところはないのでしょうか。 ◎近津勉 指導室長 先ほど、私がご説明申し上げました特別支援教育考え方といった本区の考え方でございますけども、こちらにつきましては、東京教育委員会が策定いたしました、東京特別支援教育推進計画第3次実施計画、こういったものがございまして、これらを受けて策定しているものでございます。 ◆よぎ 委員 こういう本区というか、考え方についてはもちろんいろいろ調べられてつくってきているのでしょうけれども、私としてはやはりインクルーシブ教育の在り方については、どういう方法がいろいろなところでとられていて、そのメリットデメリットが、例えばそういうものがあったりして、その中から例えば我々の子どもたちのために、どのような方法をとるのが一番ベストなのかという、結果的にはそういうことを知った上で何か判断材料になると思うのですけれども、いかがでしょうか。 ◎近津勉 指導室長 様々な考え方、それからメリットデメリットということではあるかとは思いますが、地区の教育委員会、区の教育委員会といたしましては、東京都の教育委員会の示す方針、それをより区レベルで具体化するという考えに立ってございますので、今、先ほどお答えしたとおり、東京都の推進計画等を参酌いたしまして本区の考え方、それから実施計画等を進めているところでございます。 ◆よぎ 委員 そこで一点、逆に明確に知りたいと思うんですけれども、都の方針からずれたことはできないでしょうか。独自のことはできるでしょうか。何かこういういいやり方もあるというふうな感じがもしあればどうでしょうか。 ◎近津勉 指導室長 指導室といたしましては、基本的には東京都の推進計画に基づいて実施をしているというところでございます。 ◆よぎ 委員 私は基本的に、もしできないのであれば、別にここでいろいろなやり方あるなしは議論しても無駄だと思うんですね。もし余地自体がなければ、とにかくほかの何が情報があるとか、やり方があるとかという調べる必要はないと思うのですけれども、もしその余地があるのであれば、多少なりでもやはりほかにいいやり方があるんであれば、何か考えてみたいなというのは、今課題があるというふうなことから陳情が上がってきていると思うので、もしそれが都のやり方だけでは課題が解決できないのであれば、ではほかで何でできるのかというのも考えてみないといけないのかなと思いますが、その余地はあるんでしょうか。 ◎近津勉 指導室長 特別支援教育という考え方に立って言えば、東京都の方針、あるいは国の考え方東京都の方針に基づいて指導室として、それらを参酌して計画を立てるということになります。陳情そのもの医ケア児対応ということでございますので、それについてはちょっと指導室ではちょっとお答えしかねるかなというふうに考えてございます。 ○早川和江 委員長 他に。 ◆小林あすか 委員 用意していただいた3番の障害児健常児関わりについてのところで、授業時間数、総時間数がもし分かれば教えていただきたいなと思っているのですけれども、令和元年度の春江小学校とで研究事業されている、教育課題実践推進校授業されているかと思うのですけれども、この授業自体の総時間数と、その中で、例えば障害のない子ども、お子様といわゆる健常児の方と関わる時間がどれくらいだったのかというところと、丸の2個目のところに理解教育という言葉も使われているかと思うのですけれども、この理解教育というのは、担任の先生が行うのか、それともいわゆる特別支援学級とか、そういった資格を持った方がやられているのか、この2点お願いいたします。 ◎近津勉 指導室長 春江小学校が具体的なこういった活動に何時間を当てたかということにつきましては、今ちょっと資料が手元にございません。申し訳ございません。  それから、理解教育ということですけれども、これはいわゆる障害理解教育ということでございまして、特別支援学級の担任の教員が、通常学級に来て、子どもたちにお話をして、特別支援学級子どもたちというのはこういった特徴のある子どもたちなんだよといった、そういったお話をしてくれたり、実際に今度は、通常学級子どもたちが、特別支援学級を訪れて、ペアやグループで同じ一緒の学習活動をしたりという交流をしたりというようなことを通しての障害理解教育を図ったということでございます。 ◆小林あすか 委員 時間数に関してはすみません、私も唐突に質問いたしましたので、後でまた個人的にお伺いします。 ◆牧野けんじ 委員 よろしくお願いします。資料ありがとうございました。  私からも確認ですけども、先ほど来、東京都のほうで、推進計画実施計画があり、それに基づいて区の計画も策定しているというようなお話だったかと思うのですけども、国のほうでは文科省のほうでは、やはりこうした計画がやはり大本になるようなものがあるということでいいのでしょうか。 ◎近津勉 指導室長 特別支援教育というものについては、国のほうからも、文科省もそういった子どもたちへの配慮をということでの具体的な指針というか方針は出ておりますが、こうした今お話ししているような巡回指導であったり、副籍制度であったりといったものは、これは東京都独自の事業でございますので、方針としたら東京都のものでございます。 ◆牧野けんじ 委員 そうしましたら、追加の資料で、この東京都のほうのおっしゃられた推進計画だとか、実施計画のちょっとそのものは分量が多いかもしれないのですけども、該当する部分について、どこを根拠としているかというものを出せるかどうか、どうでしょう。 ◎近津勉 指導室長 準備いたします。 ◆牧野けんじ 委員 では、よろしくお願いいたします。  それから、先ほど室長もおっしゃられました陳情については、医ケア児についての内容だということのように、私のほうでもそういうふうに読み取れるかなと思うのですけども、医療的ケア児について、つまり教育のほうでも対応をしていく必要があると、近年やはり医ケア児についてはクローズアップされてきた課題だと思いますので、この教育のほうで考え方がどこまでまとまっているのか、国、そして東京都のほうで、考え方ガイドラインみたいなものをまとめているようなことがあるのかどうか、その辺りはどうでしょう。 ○早川和江 委員長 どうでしょうか。あるかどうか。 ◎甲斐豊明 学務課長 そういったガイドラインがあるかどうかということを少し確認をさせていただき、次回またご報告させていただこうと思います。 ◆牧野けんじ 委員 この陳情自体が、49の1と2で多分分かれて付託されているというところも、そういったことに由来するのだと思うのですけども、教育のほうでどこまで今の時点で配慮されているかというところ、やはりちょっと確かめておきたいので、ぜひ調べていただければと思います。 ○早川和江 委員長 他に。 ◆関根麻美子 委員 私も、前回資料請求させていただきまして、今回ご用意いただいたこと本当に感謝申し上げます。また、この陳情の審査に、大いに参考にさせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○早川和江 委員長 他になければ、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○早川和江 委員長 それでは、そのようにいたします。  以上で、本日の陳情審査を終わります。  次に、所管事務調査については、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○早川和江 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、執行部より報告があります。  はじめに、文化共育部お願いをいたします。 ◎藺草光一 文化課長 おはようございます。  配付資料のとおり、穂高荘塩沢江戸川荘ホテルシーサイド江戸川の3宿泊施設の全客室禁煙化のめどが立ちましたので、ご報告をいたします。  改正健康増進法及び東京受動喫煙防止条例におきまして、ホテル、旅館の客室は、例外施設として除外されております。そのため現在、各施設とも、喫煙できるお部屋と禁煙のお部屋を分けて、設けてご利用いただいておりますけれども、全ての利用者の健康や快適性を考慮いたしまして、施設内に専用の喫煙所を設けることで、共用部分を含む全客室禁煙化をこれまで検討してきたところでございます。  このたび、各施設ともに専用の喫煙室を、施設内に設置するめどがつきましたので、穂高荘ホテルシーサイド江戸川については来年4月から、塩沢江戸川荘については、工事が終了してすぐの来年8月から、共用部分を含む全客室禁煙にしたいと考えております。予定日以降喫煙される方は、施設内の専用の喫煙室をご利用いただきまして、客室での喫煙はご遠慮いただくとそういう形になります。  この周知をきちんとしていくために、12月から広報や施設のホームページ、そして、利用予約の際に、利用者予約者の方にご案内してまいりたいと考えております。
     今後とも全ての方に気持ちよくご利用いただくために、これからも施設改善運営改善に努めてまいります。 ◎塚田久恵 スポーツ振興課長 私からは、令和2年度の江戸川スポーツ栄誉賞についてご案内いたします。  今回10月28日の審議会を経まして、受賞者8名を決定したところでございます。今回は個人の方8名でございます。  選考基準でございますけれども、資料にございますように、国際大会に出場した方、それから全国大会で優秀な成績を収めた方、それからその他、スポーツ活動において顕著な功績があった方となっております。受賞者につきましては8名、資料の真ん中のところにございますように、この方々でございます。  顕彰式でございますけれども。12月6日(日)10時からタワーホール船堀、桃源にて顕彰式を開催する予定でございます。 ○早川和江 委員長 次に、教育委員会お願いいたします。 ◎近津勉 指導室長 私からは、令和2年度江戸川教育課題実践推進校及び東京教育委員会が指定する研究校授業公開説明会開催日一覧資料をお示しいたしましたので、ご覧ください。  本年度の江戸川教育課題実践推進校はご覧のとおりの学校でございます。ただし、研究発表授業公開につきましては、コロナの影響もございますので、学校事情等によりまして文書による発表、また来年度に発表を延期した学校等もございます。  また、例年ですと、発表会等にぜひ委員の皆様にもご参加いただくようお願いをしているところではございますが、今年度につきましてはこうした事情の中でございます。改めて学校からご案内等を差し上げるかとは思いますけれども、そういったところ、またご覧いただければというふうに思ってございます。  下段は、東京教育委員会が指定する研究校として、3校そこにお示しをしてございます。こちらにつきましては、お示しの日程で、授業公開説明会等を開催する予定でございます。 ○早川和江 委員長 ただいまの報告について、何か質問ございますか。 ◆鹿倉勇 委員 ちょっと1点だけお尋ねをいたします。  江戸川スポーツ栄誉賞について、こちらの中で今回受賞されました8名、本当にすばらしいことだと思います。江戸川区として、このような方々に育成費なんか、今後についてなのですけど、育成費なんかは出るのでしょうか。 ◎塚田久恵 スポーツ振興課長 育成費、この方々に、この栄誉賞の中では育成費という形ではお出ししておりません。一方、スポーツ夢基金という今後の活躍を応援する基金がございますので、ぜひそういった今後頑張っていただく方には、夢基金で応援していきたいと思っております。 ○早川和江 委員長 よろしいですか。 ◆よぎ 委員 2点聞かせてください。  まず1点目は、宿泊施設の件ですけれども、万が一、吸ってしまった頑固なお客さんが出た場合の対応はどうされるんですか。 ◎藺草光一 文化課長 客室内は禁煙でございますので、ここはお願いをして、客室内では吸わないように徹底してまいりたいと考えております。そのような部屋のクリーニングもしてまいりますので、今後また吸われてしまうと必要なクリーニングも発生してしまうものですから、徹底してまいりたいと考えております。 ◆よぎ 委員 お客さんに対する対応は、特に何か厳しい注意をするとかというのは特に今のところはないですか。 ○早川和江 委員長 きちっと質問してくれないと聞こえませんよ。 ◆よぎ 委員 吸ってしまったという場合は、部屋のクリーニングはもちろんですけど、でもお客さんへの対応とかは、どうしても吸いますとかみたいなのが出てきたら、何かトラブルにならないように、何かそこの点はどう考えているのでしょうか。 ◎藺草光一 文化課長 もちろんトラブルにならないように、丁寧には対応してまいりますし、お願いはしてまいりますし、もし吸ってしまったということであれば、厳正にというか、注意はしてまいりたいと考えております。 ◆よぎ 委員 ちょっと分からなかったのですけれども、とても基本的な質問かもしれないですけど、スポーツ栄誉賞というのは、対象者は学生さんから大人までですか。それとも何かこう年齢とか、どこからどこまでというのは決まっているのでしょうか。すみません、勉強不足で。 ◎塚田久恵 スポーツ振興課長 特に年齢の規定はございません。 ◆よぎ 委員 そうすると、基本、オープンな、区民どなたでもという形であれば、例えばこの中で何か、分類としては小学生、中学生とか、そういった何か分類はお分かりでしょうか。 ◎塚田久恵 スポーツ振興課長 今回、一部学生の方もいらっしゃいますけども、スポーツ栄誉賞の候補者の選考基準の中をちょっと一部お読みいたします。  対象とします方で、小学生、中学生は原則は除くのですけれども、ただし、一般社会と競技をし、選考基準による成績を残した場合は、小学生、中学生も対象とするということで、原則、年齢の制限はないというふうに思っております。 ○早川和江 委員長 よろしいですか。大丈夫ですね。  ただいまの報告について、以上でございます。  次に、その他について何かございますか。 ◆牧野けんじ 委員 すくすく学童についてお伺いします。  この間、11月19日来週から、集中受付期間、新年度の集中受付期間が始まるという告知が出ていますけども、その中で新年度からの時間延長についても案内が出ておるのですが、現行の18時から19時まで延長利用される場合については、保護者のお迎えを条件としているようなのですけれども、児童の安全のためだということなのですが、従来は保護者の判断で18時でもお迎えに来ていらっしゃる方もおられたと思うのですけれども、ちょっと保護者の迎えが、やはり必ず条件となるのかというところと、あと保護者保護者に準ずる方ということも案内されていると思うのですけども、どういうところまでが保護者に準ずるというのは、どういうところまでが範囲になるのか、その辺りちょっと教えてください。 ◎飯田常雄 教育推進課長 委員さんが今おっしゃいましたように、これまでは、お迎えというのは条件にしてございませんでしたが、今回延長することによりまして、すくすくスクールを離れる時間が19時以降になるということで、安全面のことを考慮した結果としまして、お迎えをしていただくということを条件とさせていただきました。  基本的には保護者の方のお迎えでございますが、準ずるところというところにつきましては、例えば保護者ではないですけども、祖父や祖母、また高校生や大学生の兄妹姉妹、こういったところは保護者に準ずる方ということで考えられるかと思ってございます。 ◆牧野けんじ 委員 それから、延長登録者がいないすくすくについては、従来どおり18時までですということも案内があるのですけども、例えば、年度途中から延長登録がいないすくすくにおいて、年度の途中から延長を利用したいんだという場合でも、途中からの利用が可能なのかどうか、そういう体制を組んでいただけるのかどうか、その辺りお願いします。 ◎飯田常雄 教育推進課長 すくすくスクールにつきましては、月ごとの登録となってございますので、例えば、その月の登録者がゼロであれば延長は行いませんが、翌月から例えば始めたいというお子さんがいらっしゃれば、もちろん対応させていただきます。 ◆牧野けんじ 委員 一つ戻って、お迎えについてなのですが、23区の他区については、もう既に江戸川区以外は18時半だとか19時までの延長対応をしているところが、江戸川区以外は全部やっていると思うのですけども、他区でもやはりお迎えの条件があるのかどうか、ちょっとその辺り把握をされているかどうか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 申し訳ございません。今、手元に資料がないものですから、次回確認して報告させていただきます。 ◆牧野けんじ 委員 保護者の皆さんは、江戸川区の場合、やはり都心のほうに勤務されていたりだとか、江戸川区以外で勤務されている方もかなり多くて、この間も補食の課題では、江戸川区以外の事例をよくご存じの保護者の方も多くて、ほかの区ではこうなのに、江戸川区ではどうしてこうなんですかというようなことを聞かれたりしました。そういう点でも、他区の事例というのもちょっと参考に、一応把握をしていただければというふうに思います。安全面を第一にするというのは当然のことだと思います。  それからすみません、もう一つ別のテーマでお聞きをしたいのですが、eライブラリアドバンスについてなのですが、休校期間中にはこのeライブラリアドバンスを活用すると、従来から活用してくださいということだったのですが、休校期間中にはこれを重視するというような対応もあったかと思うのですが、このeライブラリアドバンスについての位置づけとしては、いわゆる補助的教材というような考え方でいいのかどうか、ちょっと確認です。 ◎飯田常雄 教育推進課長 委員さんおっしゃいますように、補助的教材ということでドリル学習等ができるものがeライブラリアドバンスでございます。 ◆牧野けんじ 委員 仕組みとして、eライブラリアドバンスに家庭で取り組んだ場合には、学校のほうではその子がどこまで取り組んだかというのが把握ができるようになっているかと思うのですけども、この把握という部分は、教育委員会としても全校的に全児童がどれだけ取り組んだかというのを把握しなさいというそういう考え方を示しているのかどうか、それとも各校判断なのか、その辺はどうでしょう。 ◎飯田常雄 教育推進課長 eライブラリアドバンスを用いました家庭学習等の状況につきましては、担任の先生方が確認できるようになってございます。それを活用した教育をしていただきたいということでご案内させていただいているところでございますが、悉皆で必ずそれをしなさいというところまでは申し上げてないかと存じます。 ◆牧野けんじ 委員 担任が見られるようになっていてということと、必ずという指示はしていないということだったのですけども、ちょっとこの間、区民の方からお伺いした話の中で、eライブラリアドバンスについて、家庭内でやはりWi−Fi環境がなくて、家庭では取り組めなかったという子どもを放課後居残りさせるような形で、eライブラリアドバンスに代わるような課題を取り組ませたというような、そういうケースがあったというふうに伺いました。そういうことによって、家庭内の環境が間接的に分かってしまう、見えてしまうというようなことで、それについてはもう少し配慮をしてほしいんだというようなご意見をいただきました。これからタブレットが一一台、配付をされてくるという中で、やはりこの家庭内のインターネット環境によって差が出ないようにということをこれまでも述べてきたのですけども、その辺りでやはり教育委員会としてもある程度の考え方を示していく、そういう格差が見えるような形にならないようなことを留意していただければと思うのですけど、お考えあればお願いします。 ◎飯田常雄 教育推進課長 まず、eライブラリアドバンスを家庭でできない方につきまして、放課後等の時間を使ってパソコン室等で受講していただくということ自体は特に否定されるべきものではないかなとは思っております。ご家庭の状況で必ずしもWi−Fiがない、あるにかかわらず、ご家庭でパソコンを子どもさんが使わずに、eライブラリアドバンスを取り組みにくいご家庭の方もいらっしゃるかと思いますので、環境云々というよりは学校の資産も使っていただいて、教育に役立てていただくというのは特に問題はないかと考えてございますが、それが家庭環境にということが皆さんに分かるようなやり方というのはちょっと違うかと思いますので、そこは留意させていただきたいと思います。  また、牧野委員さんおっしゃいましたように、家庭のWi−Fi等の環境によって教育の内容が左右されないようにということで、できる限り取り組んでまいりたいと考えてございます。 ◎近津勉 指導室長 今の教育推進課長の答えに加えまして、学校では現在、放課後に補習教室を実施していただいております。これは委託を行っていない学校も、学校独自に放課後の補習教室を行っていただいている状況でございます。その中で、eライブラリアドバンスを活用していただいているという事例もございますので、補足させていただきます。 ◆牧野けんじ 委員 丁寧にご説明いただきましてありがとうございました。保護者のほうで、先ほど私が申し上げたような受け止め方をしてしまうということがあり得るということを念頭に置いていただいて、やはり学校からどういう意図で放課後残ってもらうのかということを、やはり分かるように丁寧に説明をするということを徹底していただければというふうに思います。 ◆金井しげる 委員 年明けの成人式についてちょっとお伺いをしたいと思います。改めてになるのですけども、これまで広報などいろいろな場面で成人式は行うつもりでありますと、場合によっては中止になる可能性もありますということだったと思うのですが、現状仕方ないことだというふうに理解をしております。  中身についてなのですけど、これまでの進展といいますか、決定事項等が新たにあればその辺をお聞かせいただければと思います。 ◎出口耕太郎 健全育成課長 成人式については、従前から話していたとおり、予定どおりやるという方向で進めております。ただ、会場、密にならないように席を空けて会場をつくるのと、あと分散という意味で、大ホール、小ホール、展示室を第三松江小学校の体育館を借りて、分散してやる予定でございます。あとは、ホール内、会場内で例年、はたちを楽しむつどいというのやっていたのですが、そこの部分も開催は見送るということで予定しています。式典の中においては、歌を歌うということは避けるということで予定しております。 ○早川和江 委員長 よろしいですか。 ◆関根麻美子 委員 ちょっと戻るのですけど関連で、先ほど、牧野委員からeライブラリーの話があったのですが、家庭によってWi−Fiの環境がないということですけれども、教育委員会が行った調査の中で、2割ぐらいの家庭はそういった環境にないという報告文教委員会でもあったと思うのですが、それに応じて東京都から貸出しのタブレットとWi−Fiルーターの貸出しがあるというふうに、そういった報告もありまして、そのルーターの貸出しとかというのは、その2割のWi−Fi環境がない家庭に貸出しをしていると私は思っているのですけれども、どのような状況なのかということと、あとeライブラリーを学校のパソコン室で放課後補習でやっていただくというのは、どんどんやっていただきたいと私は思っているのですけど、子どもに、家に帰ってからも自分でできるように慣れさせていくのと、あるいは繰り返しのプログラムですから、しっかりと自分のつまずいたところをどんどんクリアしていくという意味では、本当に補習には使っていただきたいということと、それが家に帰っても家庭学習、自己学習という形で、習慣づけられればいいなと思うのですが、そういったことってオンライン学習をさんざん議論に乗ってきたわけで、まだタブレットは全員ないわけですが、その中で今できることを学校でぜひやっていただきたいということの一つに、eライブラリーあるのかなとは思っていたのですが、今その現状、先ほど、それぞれの学校に任せているというような話もあったのですが、そこら辺はどうなのか、大きく2点教えていただければと思います。 ◎飯田常雄 教育推進課長 まず、すみません。私のご案内がもし間違っていたら大変申し訳ないのですが、東京都からパソコンを貸与をしているというところにつきましては、東京都からお借りしてるのはパソコンのみでございまして、ルーターの貸与は特に今のところございません。以前調査して、2割というのが、ご家庭に児童生徒が日中使えるパソコンがない家庭が約2割ということでアンケートからはございました。その2割の子どもが日中使えるようにというところで、それもいわゆる臨時休校中、そういったときに使えるようにということで東京都から貸与している端末が1万台あるというところでございます。  現状におきましては、東京都からはルーターの貸出しはございませんので、家庭のWi−Fi環境等を活用していただくという中で使っていただくものを想定してございます。  また今後につきましては、これから今現在進めておりますけれども、今年度中に、いわゆるGIGAスクールの端末ということで、児童生徒、一一台ということの中で進めているところにつきましては、ご家庭の環境によって差が出ないようにということの取組みは今検討してるところでございます。  2点目のeライブラリアドバンスの状況につきましては、悉皆でご家庭で活用していただくというところまでは今はしておりませんが、それは家庭にパソコンがない家庭があるからというところも一つの原因であると考えております。そういったお子さんにつきましては、もちろんパソコン教室を使ってぜひ使っていただきたいというところはございますが、区教委といたしましては、全ての児童生徒にeライブラリアドバンスのいわゆるIDといいますか、設定をして、全ての児童生徒が使えるような環境をご用意させていただいた上で、ご家庭ないしはパソコン教室も含めて、できるだけ幅広くご活用いただければというふうに考えてございます。 ◆関根麻美子 委員 ちょっと私の認識が、ルーターを貸出しというふうに思っていたものですから、申し訳ありません。ということは、2割の家庭の子どもたちは、タブレットもないし、ルーターのそういった環境もないということで、というのは、今年度中にタブレットが全ての子どもたちに、配付されたときに、そのルーターがない環境の家庭についてはどのように考えていらっしゃるのでしょうか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 ご家庭に負担が生じないように、何かしらの対応ができればということで、今検討させていただいているところでございます。 ◆関根麻美子 委員 分かりました。しっかりまた対応していただければと思います。 ◆よぎ 委員 さっきGIGAの話が出たのですけども、GIGAは順調でしょうか。調達とかは大丈夫でしょうか。 ◎飯田常雄 教育推進課長 年度末までに配備できるようにということで進めさせていただいてございます。  順調かどうかというところにつきましては、間に合わせるように一生懸命取り組んでまいります。特別大きな支障が出ているということではございません。台数が多いものですから、なかなか調達は大変なところはあるかもしれませんが、しっかり進めてまいります。 ◆よぎ 委員 つい2週間ぐらい前でしたか、アップルが何か生産が間に合ってないから、ラインをどうのこうのという記事があったので、ちょっと気になりました。大丈夫かなと。確かに日本からのたくさんの台数、結構みんなiPadだろうなというのは分かるのですけど、大丈夫かなと気になりました。 ○早川和江 委員長 それでは、最後に教育委員さんより何か一言いただけますでしょうか。 ◎古巻勲 教育委員 文教委員の先生の皆様方には、日頃から行政にご尽力いただき、大変にありがとうございます。  先日、私、久しぶりにヴィクトル・ユゴーの本を読み返しまして、ご存じのように、ユゴーは19世紀半ばのフランスで、作家でもあり、詩人でもあり、また政治家という一面も持っていまして、ちょうどその頃、教育の無償化ということを提唱した政治家で、日本で言えば明治の維新が終わったその頃の彼の見識というものが、大変改めて私はあの感動した次第です。  これも有名な話なので皆さんご承知かと思いますけども、ヴィクトル・ユゴーがあるときに、大人たちに向かって、子どもの本当の名前は何かご存じですかと問いかけたことがあります。その答えとして、それは未来であると。その子どもの心に種をまこうと、正義を与え、歓喜を与えてあげよう、子どもを育てながら我々は、大人は、未来を育てているのであるという話をしたというそういう逸話が、そのユゴーの話の中に乗っかっておりまして、これを改めて読んだときに私は、子どもは未来、ユゴーの一つの考え方ですが、であるならばその未来、すなわち、子どもが過去を振り返ったときに、果たして大人の側からどう言葉をかけられたか、あるいはどう向き合ってもらえたかということを、その子どもたちは鋭く問いかけるときが来るかもしれないと。そう考えると、子どもが未来というユゴーの言葉ですが、現代に生きる私たち大人の責任でもあり、一つの警鐘ではないかなということをも考えた次第です。  そんなことは分かっているよという意味はそのとおりなのですけども、ささやかながら、教育行政に携わらせていただく一として、この原点はどんなときがあっても忘れてはいけないなということを痛切に感じましたので、一言今日は述べさせていただきました。 ○早川和江 委員長 それでは、今後の委員会でございますが、12月は第4回定例会中の2日(水)午前10時及び15日(火)午前10時を、また本日の委員長会で確定次第、事務局よりご連絡いたしますけれども、1月は14日(木)午前10時をそれぞれ予定しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上で、本日の文教委員会を閉会いたします。                      (午前10時56分 閉会)...