◆
滝沢泰子 委員 分かりました。
参考までに現状だと幅員はどの程度なんでしょうか。
◎
田中正淳 土木部参事〔
計画調整課長事務取扱〕 6メートルから8メートル程度の
道路が入っております。
◆
滝沢泰子 委員 これは区内の区道としては広いほうということでは理解してはよろしいところですか。6メートルから8メートルというのは。
◎
田中正淳 土木部参事〔
計画調整課長事務取扱〕 4メートルの
道路からございますので、
都市計画道路という部分の10メートル超えるものを抜かせば、生活
道路としては8メートルというのはある程度幅員のある
道路と認識しております。
○
太田公弘 委員長 いいですか。
◆
岩田将和 委員 よろしくお願いいたします。
この283号線ではありますけれども、
計画が挙がったのが昭和41年と今からもう53年前ということで、もう私が生まれる前の話でありますけれどもね。どうしてこれ
整備が進まないのか、進まなかったのか。これ私なりにいろいろ考えてみますと、例えば予算の確保が難しかったとか、あるいは
土地の買収であったり、移転先の確保が難しかった。あるいは地権者の反対があったとか、そういった理由が考えられるんだろうというふうに思うんですけれども、この
道路の
整備が進まない、つまり未
整備のままだと一体どういう問題が生じるかといいますと、地権者にしてみたらこれもういつ終わるとも知れない建築制限をずっと受け続けることになるわけですよね。そうすると、結果的にその
土地の有効活用というものが進まなくなるわけですよ。つまりこれは生活や暮らし、あるいはお仕事に大変大きな影響を及ぼすことになるんだろうというふうに思います。これがですね、強いては地権者、
地域住民にとって、行政に対して強い不満であったり不信につながってしまうんだろうというふうに思います。この53年間、
江戸川区としても様々努力は続けてこられたとは思いますけれども、それにしてもやっぱりこの53年はなかなか長いなというふうに思いますのでね。先ほど来、様々質疑も行われまして、問題点もあろうかと思いますけれども、私はこの
計画はしっかりと進めていただいて本区においてのこの
道路環境、しっかりと構築をしていただきたいなというふうに思いますので、ぜひともこの
道路整備を進めていただきたいと思います。
○
太田公弘 委員長 他にございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 特にないようでしたら、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第44号、「
スーパー堤防に代わる
強化堤防「アーマー・レビー」
工法等(住民の犠牲を伴わず、しかも約1割程度の安価で出来る
強化工法)の採用を求める
陳情」についてですが、本
陳情につきましても
前回の
委員会で要求した
資料が提出されましたので、
執行部から説明願います。
◎
田中正淳 土木部参事〔
計画調整課長事務取扱〕
前回2点ご質問いただきまして、そもそも
スーパー堤防という
堤防の上に家を建てるとメンテナンスができなくなって
堤防自体に将来的な不安が生じるんじゃないかという点、それから
二つ目ですね、他の工法アーマー・レビー
工法等、他の
堤防強化策があったらそれを教えてほしいとその2点ございました。
1ページおめくりいただきまして、高
規格堤防についてですが、高
規格堤防自体はこの
河川法の抜粋第6条のところに書いてありますけども、アンダーライン引いておりますけど、大部分の
土地が通常の利用に供されても
計画高水流量を超える、流量の洪水の作用に対して耐え得ることできる規格構造を有する
堤防。つまり
スーパー堤防自体は非常に堅固なものの状況で作り上げておりますので、いわゆるメンテナンスフリーでその上に宅地利用をしても
堤防自体に劣化等は生じないというところでございます。
それから、1枚おめくりいただきまして、これがアーマー・レビー工法2-1になりますが、これ中国地方
整備局の
ホームページからの抜粋でございますけども、こういう形で天端に遮水シート等を被せながら、越水した水が超える際に、洗堀とか起こらないように一部保護する工法でございます。
その裏面がでTRD、ハイブリッド、フロンティア工法、それぞれ図面とともにやっておりますが、基本的には
考え方としてはいわゆる越水をして洗堀等されないように
堤防を強化する方法、また、あるいは、その越水をする際に中に異物というか、剛性の高い素材を入れて
堤防自体が壊れないようにするという工法でございまして、もう
一つ合わせて、すみません、一番最後のページになりますけど、これが試験施工で
国交省のほうでアーマー・レビー、それからフロンティア工法、これがそれぞれアーマー・レビーに関しては5
河川5か所、フロンティア工法に関しましては4
河川4か所、施工実績ございますので、ここで行われております。施工単価ということだったんですが、これは
国土交通省のほうに問い合わせましたところ、現在ちょっと工法として実績がないので単価のほうは分からないということでございました。
○
太田公弘 委員長 それでは、第44
号陳情について審査願います。
◆
神尾昭央 委員 陳情分の冒頭のところですね。アーマーレビー工法であると約1割程度の安価でできるというような記載があります。この1割程度でできるという部分の裏づけも欲しいなと私は思っていて、そういった意味でどのぐらいの費用がかかるのかということも試算ができたらなというふうに今申し上げたんですね。全体的な工事費用というと、その範囲であったり、どのくらいの住民の方がいたりとか、個別の事情によって金額が全く変わってくると思うので、恐らく比較ができないと思うんですね。ですので、非常にこれ難しいなと思うんですけれども、例えば工事だけで見た場合に1メートル当たり幾らであるとか、そういった形で試算ができると非常に我々としては判断がしやすいなというふうになるんです。
スーパー堤防に関しては、一部
資料によると1メートル当たり5,500万円ほどかかっているというような試算をされているデータを見たことがあります。これは区が発表しているものではないと思いますが、そういった
資料も見たことがありましたので、我々は当然費用対効果ということを考えていくことが重要だと思っておりますので、そういった具体的な金額が重要な判断基準となるということを認識しておいていただきたいなと思います。その上で客観的な分かりやすい数字を、ぜひ今後も他の工法も含め金額が分かるような形で調べていただきたいなと思います。これは
資料要求ではなくて、できるだけそういった具体的な、客観的な数字が見えるものを追い求めていただきたいなという要望です。
アーマー・レビーやフロンティア
堤防の事例を第44号(2-3)という裏面のところで出していただきましたので、これ非常に分かりやすくていいなというふうに思いました。ただ、しかしながら、あんまりメリット、デメリットということがうまく読み取れなかったので、例えばですけれども、このアーマー・レビー工法やフロンティア
堤防を行っている自治体の実際の評判ですとか、何かそういったものも頂けたらうれしいなと思うんですが、何かそういったやり取りをされた、またはそういった
資料はございますか。
◎
田中正淳 土木部参事〔
計画調整課長事務取扱〕 現存ではございません。
◎
立原直正 土木部長 先ほど来の施工費用等々のことも含めてなんですが、こちらに提出させていただいておりますのは、
国土交通省が実際に施工した、試験施工ということでの実績を
国交省さんのほうの
資料で提出させていただいています。どの程度の費用がかかるのか。さらに追い求めるということのご質問ございました。それは確かに我々も治水に携わる者として必要なことだと思います。そこは今後も
国交省さんに申入れ等もしていきたいと思いますが、それぞれ現地の事情、現場の事情等々で異なるものでありまして、今の時点では
国交省さんのほうも具体的な
資料を持ち合わせてないということを
前回のご質問に対しては確認した次第です。改めて確認はさせていただきますが、今のところそのような状況ということでご承知おきいただきたいと思います。
◆
神尾昭央 委員 承知しました。
私のほうもこうやってほかの自治体の事例を挙げてくださったので、どこかつてがないかなというふうな形で当たっていきたいと思いますので、行政側も引き続き努力をしていただければと思います。
◆
岩田将和 委員 スーパー堤防以外にも様々な
堤防、工法がございます。アーマー・レビー工法であったりハイブリッド工法であったりTRDであったり、様々な
堤防、工法がございますけれども、これはぜひとも
江戸川区の今後、つまりもう
江戸川区の100年後、200年後のための土木技術というんでしょうか、治水技術向上のためにもこういった様々、今後も新しいこの
堤防であったり工法というものが生まれてくるんだろうとは思いますけれども、それは
江戸川区の今後の土木技術、治水技術向上のためにもしっかりと研究は怠らずにしていただきたいなというふうに思います。
それと金額のお話が出ておりまして、費用対効果というお話が出ましたけれども、費用対効果だけを考えれば、これ
前回お話ししたと思うんですけれども、進撃の巨人の巨大なコンクリートの壁を作ればいいんですよ。でも、そんな街を
江戸川区で作っちゃいけないんですよ。だからこそ
江戸川区は
スーパー堤防の事業を選択したわけでありますのでね、私はこの
スーパー堤防事業というものが様々ある
堤防工法の中で人類の英知を結集した最高の技術なんだろうというふうに理解をしておりますので、ぜひとも
スーパー堤防の早期実現を心からお願いをしたいなというふうに思います。
○
太田公弘 委員長 他にないようでしたら、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 それでは、そのようにいたします。
以上で本日の
陳情審査を終わります。
次に、
所管事務調査については、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、
執行部報告がありますのでお願いいたします。
はじめに、都市開発部、お願いいたします。
◎
室井邦昭 都市開発部参事〔
都市計画課長事務取扱〕 机上にお配りしております船堀四丁目
地区市街地再
開発準備組合設立についてご説明をさせていただきたいと思います。
地区の概要でございますけれども、対象
地区が船堀四丁目2、3、それから6街区の一部。右側に対象区域ございますけれども、新庁舎の建設する予定地となっております都有地を含むエリアの再開発準備組合の設立ということでございます。
地区面積は約2.7ヘクタール。組合員でございますけれども11名入ってございまして、内訳としましては、個別に
土地を所有している権利者の方が9名、それからマンションが2棟ございまして、分譲マンション2棟ございまして、こちらについては1棟ずつが組合員というふうなカウントで全部で11名という形になります。それから、マンションのほうの内訳としましては2棟で68名ということで、全体の権利者は77名ということでございます。
それから、2番目経過でございますけれども、平成31年の3月から区のほうで地元に入りましてまちづくり懇談会を開始をいたしました。これを契機といたしまして、まちづくり勉強会を5回ほど開催。また、準備組合の設立発起人会というのも設立いたしまして、それも4回ほど開催したところございます。そして、今月の2日にマンションの方々向けに説明会、それから7月4日に準備組合設立総会というふうなことでございます。
3番が開催報告でございますけれども、設立総会のほうは7月4日(土)タワーホールのほうで行いまして、出席者組合員の方は11名中10名の方がご参加頂いております。マンション向け説明会のほうは、事前に7月2日のほうに行いまして、権利者29名ということでございます。両日重複除きますと77名権利者中51名の方が参加していただいているという状況でございます。
準備組合の運営体制でございますけれども、設立総会の際に役員の選出をしていただきまして、理事長に・・・・さん、ほか6名の方が役員として決まっています。それから、オブザーバーという形でマンションの権利者の方4名が参加というふうなことでございます。
今年度の予定としましては、基本構想案の作成をいたしまして、その後、事業協力者募集を行ってまいりますので、それに向けた準備を行う予定でございます。
○
太田公弘 委員長 続いて。
◎田島勉 住宅課長 引き続き、お手元にお配りしました
高齢者向け賃貸住宅に係る
入居要件の見直しについてということについてご説明申し上げます。
まず、趣旨のところからでございます。
本区では、平成24年度から
高齢者向け賃貸住宅の
整備を進めてきたところでございます。このたび若い世代と高齢者世代が互いに支え合い安心して暮らせる環境を作ることから、区民が区外の高齢親族を呼び寄せることができるように、このたび
入居要件変更するものでございます。具体的には、2番のところでございますけれども、これまで旧のところです。3年以上継続して区内に住居を有する、つまり区民の方60歳以上の方という形にさせておりましたが、このたび変更に当たって新のところの(2)、(3)でございます。具体的には3年以上継続して区内に住居を有する方で三親等内の親族がある60歳以上の方が入居できるというものです。(3)には、それ以外についても区民の方で状況を考慮して入居が必要であるという場合については入居を頂くということに変えたいと思ってございます。
3番でございますけれども、現在の区内の
高齢者向け賃貸住宅の
整備状況について書いてございます。
整備状況でございますけれども、右下に合計の欄でございますけれども、現在は14棟409戸ございます。現在は入居率として97%程度ございます。家賃補助等については、区が公募型で行った8棟224戸に対して上限2万5,600円を上限として補助をさせていただいているところです。この改正内容については、明日をもって改正をしたいと考えてございます。
◎武藤剛 まちづくり調整課長 よろしくお願いいたします。
引き続きまして、西小松川町、東小松川一・二丁目
地区のまちづくりについてご報告させていただきます。
1番から3番まで、位置ですとか面積、人口・世帯については記載のとおりでございます。
資料の中ほどに
地区の図を載せてございます。4番目の
地区の現況でございますが、本
地区は都が5年に一度行っております地震に関する
地域危険度測定調査におきまして、建物の倒壊ですとか延焼の
危険性を示す総合危険度が4というような形でございまして、高い
地域でございます。また、
地区内には幅員が4メートル未満の
道路が多く、木造建物が密集しているというような状況でございまして、一部には消防活動が十分にできないような区域が存在するというような課題を抱えている
地区でございます。こういったことを踏まえまして、今後
地域の方々とともに、
地域特性を踏まえた
街づくりを
検討していくというようなものでございます。これまでの経過でございますが、昨年から9月、10月頃から地元の町会にご説明をさせていただきまして、引き続き昨年の11月に
地区全体の方々を対象に意見交換会開催したところでございます。これを受けまして、先月6月26日にまちづくり協議会設立しているところでございます。こちらの協議会のメンバーでございますが、4町会からの推薦16名と公募で募集させていただいた34名、合計で50名というような形で進めていく予定でございます。
今後の予定でございますが、今年度、来年度、2年間かけまして2か月に一回程度のペースでまちづくり協議会の活動を開催してまいります。令和4年度以降、
地区計画の策定ですとか、あとは密集事業の導入、こういったものを予定してございます。
○
太田公弘 委員長 次に、
土木部、お願いいたします。
◎藤川則和 街路橋梁課長 街路橋梁課からは、
都市計画道路補助第285号線(南小岩)、こちらの
個別相談会の開催についてご報告させていただきます。
当
路線でございますけども、こちらにつきましては、昨年度末3月10日付で東京都知事より事業認可を取得してございます。こちらの概要につきましては、昨年度になりますが3月12日の
建設委員会の中でご報告させてもらっているところでございます。通常ですと、この認可取得後を速やかに
個別相談会をさせていただいているところでございますけども、今回につきましては、このコロナウイルスの影響を受けまして開催の運びにはなっておりませんでした。ということで、今回このコロナウイルスの緊急事態宣言のほうも全面的に解除されたということもありまして、開催される運びとなってきましたので、ここで改めてご報告させていただきます。
なお、この
個別相談会に当たりまして、事前に権利者の方々には感染防止に努めるために風邪や発熱症状のある方にはご遠慮、それからご出席の際にはマスクの着用、それからできる限り少人数で出席くださいというお願いもしているところでございます。日時でございますけども、紙面に書いてあるように、第1回から第9回まで8月2日から8月10日までの間9回にわたって
個別相談会をさせていただきます。第1回目から第3回目までの3回に限っては、場所が南小岩コミュニティ会館、こちらで開催する予定となっております。また、4回目から9回目この6回に当たっては鹿骨区民館のほうで実施される予定となっております。
今回この相談会につきましては、この待ち時間をなくすために事前予約を取らせていただくような手配となっております。後ほどこの予約先の連絡先についてはご説明させていただきます。当日の
個別相談会での相談内容でございますけども、今後の事業スケジュール、それから補償のあらまし、それから移転の希望時期について主に相談させていただきます。
裏面をご覧ください。
こちらには相談会場の案内図と先ほど言いました連絡先につきましては、
土木部街路橋梁課事業推進係、電話番号5662-8423のほうで担当させていただきますので、ひとつよろしくお願いいたします。
○
太田公弘 委員長 ただいまの報告について、何かご質問はございますか。
◆
岩田将和 委員 高齢者向けの賃貸住宅について2点ちょっと確認をさせてください。まず1点目なんですけども、
入居要件の変更があったということでございますけれども、(3)の状況を考慮し区長が認めたもの。これ例えばどういうケースなんでしょうか。
◎田島勉 住宅課長 これまではこの
入居要件については要綱に基づいて対応してきたわけですけれども、入居審査において現在住居を有する方等については基本的に住居を必要としているかどうかという観点でいうと少し向きとしては、まずは住居がありなしということの中でいうと、少しご遠慮頂いている傾向がありました。ただ、いろいろなお話を伺うに当たって、住居を有していてもこういう高齢者の優良賃貸住宅等の入居必要があるという場合については、なかなか対応がしづらかったこともあるものですから、こういうことを要綱改正して、住居を有していても入れるように対応したというところでございます。
◆
岩田将和 委員 もう一点、入居率97%とありますけれども、大変人気がある住宅だというふうにお聞きをしておりますけれども、これ100%ならないんですかね。どうしたんでしょうかね。
◎田島勉 住宅課長 まずは入居率については、非常に高くなっているという理解です。それは入居に当たってもご案内のとおりこの施設は、この住宅については、比較的元気な熟年者が入る施設です。ただ、年齢のだんだん経過によって施設等に移る経過もありますので、入居も合わせて退去もあるということであります。ほとんどの施設がほぼ数件の空き状況であります。ですから今回
入居要件変更することによってほぼ100%近くなるかなと理解してございます。
◆
滝沢泰子 委員 すみません、幾つかあります。
高齢者向け賃貸住宅に関わる
入居要件の見直しについてなんですが、これは区民が区外の高齢親族を呼び寄せることができるように、
高齢者向け賃貸住宅の
入居要件を変更するというご説明なんですが、
考え方としては逆に区内に暮らす高齢の方が区外の親族を呼び寄せることができるようにするようなことも同時に実現したほうが、
考え方というか、今般若い世代と高齢者世帯が互いに支え合い安心して暮らせる環境を作るためということであれば、これは逆の方もこの条件に合うように
入居要件に入れたほうがいいのではないか。具体的には、現に区内に住所を有する、ちょっと具体的な書き方まではちょっとここでは私が述べるものではないかもしれませんですけど、この逆の人たちについても対象にしていくことについて考えていただきたいんですが、いかがですか。
◎田島勉 住宅課長 まず、この先ほど申し上げた趣旨については、本区の住宅マスタープランでも、いわゆる近居支援という形の中で位置づけているものです。それに当たって、私ども今回、要綱改正の中で三親等内の親族が近居の中で様々な連携ができるような形というところの理解です。ですので、逆パターンというところのいろいろ施策の中であると思うんですけれども、まずもって高齢者向けの賃貸住宅の中でそれを達成できるようにしたというところでございます。
◆
滝沢泰子 委員 高齢者向けの賃貸住宅で実現できるということであれば、やはり高齢の方が住み慣れた
地域に住み続けられるということも大切にしていただきたいので、近居支援という観点からも現に3年以上区内に住んでいる高齢者の方の親族が
江戸川区内に転居してきた場合ということも条件になるべく合うように、ちょっとこの視点は持って運用して合理的な改正が早期に行われるようにお願いをします。
あと、すみません。ほかのテーマでもあるんですが、簡単になるべくします。
◎
眞分晴彦 都市開発部長 ちょっと誤解があるといけませんので一言お話しさせていただきますが、今回はもともと高齢者のための住宅ということでこの
高齢者向け賃貸住宅というものの
整備されています。その
入居要件に関する要綱というものがございますが、その近居、高齢者を近くに、例えば、ご両親を近くに住まわせたいというようなご要望がある場合にその
入居要件、要綱を改正するというものでございますので、確かに近居って意味では若い世代の方を呼び寄せるという近居もございますが、若い方が入れる住宅ではないので、今回の場合はですね。そういうのは規定を設けてないということでございます。
◆
滝沢泰子 委員 旧条件がなくなってしまったわけではないので、私が言ったような逆に若い世代の親族が
江戸川区に、区内に来るものを妨げるものではないという意味かなというふうに理解しましたけれども、ご説明は分かりましたが、そういういずれにしても住み慣れた
地域の人が住み続けられることでの近居支援の視点を持った施策は、住宅政策では一般的に進めてもらいたいということでお願いします。ご説明ありがとうございました。
すみません、東小松川一・二丁目
地区まちづくりについてですが、これまちづくり協議会の中でちょっと先ほどの
陳情にもあった例えば
スーパー堤防についてのご関心とか、ご意見とかは出ていたり、あるいはご要望とかは出ていたりするものなんでしょうか。これ中川にすぐ隣接した
地域ですので、そのあたりの住民の皆さんの意識が気になりまして、教えていただければ幸いです。
◎武藤剛 まちづくり調整課長 ご質問の感じですね。
当日の内容でございますが、まずは設立総会ということで会則の確認ですとか役員の選出を行っております。続いて、これまでの経緯ですとか
地区の現状とか、あとは他
地区の事例ですね。こういったものをご説明をして意見交換を行っております。実際に具体的な意見としてということでございますが、例えば安全安心を考えるならば水害にどう対応していくのか、議論としてあっても良いと思うという点ですとか、あとは
地域の良い点も出し合って街の将来を考えていくべきであるといったようなご意見は頂いているところでございます。
◆
滝沢泰子 委員 具体的に
スーパー堤防についての言及ということではないということですか。それに先立つ意見交換会も含めて、特にその辺の明確なご要望があるわけではないということでしょうか。ご要望等が。
◎武藤剛 まちづくり調整課長 明確な要望があることは聞いておりません。
◆
滝沢泰子 委員 分かりました。
すみません、最後一点だけ。
都市計画道路補助第285号線南小岩の
個別相談会の開催なんですが、ご出席される方に対してマスクを着用の上、できるだけ少人数でとあるんですけど、多分これもともと
個別相談会で出席される方はそんなに多い人数で出るものでもなくて、中にはお子さん連れ等で出る方もいると思います。行政の側から少人数でと言ってしまった、できる限り少人数でと言ってしまって、こういう個別の財産権に関わることで参加の人数、参加者に制約をかけるようなやり方はちょっといかがなものかなというのが率直なところで、対面でが難しければオンラインでの説明会もありにするであるとかして、こういうやっぱり財産権とか基本的な権利に関する説明を個別に受けるような機会については制限がない形でいかに実施するかというところを中心に
検討いただきたいということで、これはお願いということで申し上げます。
○
太田公弘 委員長 要望でいいですね。分かりました。
他にございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 他にないようでしたら、以上で、
執行部報告を終わります。
次に、その他については何かございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
太田公弘 委員長 それでは、今後の
委員会でございますけども、次回は、8月は4日(火)、午前10時を、9月は8日(火)、午前10時に
陳情の審査並びに
所管事務調査をそれぞれ予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
以上で、本日の
建設委員会を閉会いたします。
(午前11時08分 閉会)...