森 淳子
福祉部長
弓場宏之
子ども家庭部長
天沼 浩
健康部長
渡瀬博俊
保健所長
外、
関係課長
●事務局
書記
西別府洋太
●案件
1
陳情審査 第25号・第26号・第33号・第34号・第36号・第42号・
第46号…(継続)
第25号:別居・離婚後の
児童虐待等を防止
する運用・法整備を求める陳情
第26号:別居・離婚後の
児童虐待等を防止
する公的支援を求める陳情
第33号:「
ケアプランの有料化は行わないこと」を決議
することを求める陳情
第34号:希望の家の騒音問題に関する陳情
第36号:
ベビーシッター利用支援事業に関する陳情
第42号:江戸川区
障害者支援ハウスにおける
利用者死亡の真相究明と再発防止 を目的と
する委員会の設置を求める陳情
第46号:
令和元年の江戸川区
障害者支援ハウスにおける
利用者死亡事故について
第三者委員会の設置を求める陳情
2
所管事務調査…継続
3
執行部報告
(1)「
特別定額給付金」の
進捗状況について
(2)
介護保険施設における
新型コロナウイルス感染症発生時の
職員相互派遣スキームの構築について
(3)
既存熟年相談室の受託法人の公募について
(4)ひきこもり相談の
インターネットHP掲載について(口頭)
(5)令和3年4月1日開設の
認可保育園について
5 その他
(午前10時00分 開会)
○所隆宏 委員長 ただいまから、
福祉健康委員会を開会いたし
ます。
署名委員に、
間宮委員、
窪田委員、お願い
します。
はじめに、本日の委員会は
新型コロナウイルス感染症対策としまして、マスクの着用及び
フェイスガードの着用をお願い
しており
ます。
なお、換気のため窓を開けさせていただいており
ますので、ご
了承願います。
また、各委員及び執行部の皆様の発言につき
ましても、明確で簡潔なご発言を
していただき、開会時間が長くならないよう努めていただきたいと思い
ますので、ご協力をお願いいたし
ます。
それでは、
陳情審査に入り
ますが、
陳情審査に先立ち
まして報告がござい
ます。第36号、
ベビーシッター利用支援事業に関する陳情に関しましては、陳情者に連絡を
しましたところ、取り下げるとの旨の確認が取れ
ましたので、その点を踏まえ
まして、審査のほどよろしくお願いいたし
ます。正式に取下げ願が提出
された際には、改めてご報告をいたし
ます。
それでは、各陳情の審査に入り
ます。
はじめに、第25号、別居・離婚後の
児童虐待等を防止
する運用・法整備を求める陳情及び第26号、別居・離婚後の
児童虐待等を防止
する公的支援を求める陳情について、前回の委員会で要求
した資料が提出
され
ましたので、執行部から説明をお願い
します。
◎
佐久間義民 児童家庭課長 それでは、
間宮委員から要求があり
ました資料の説明を
させていただき
ます。
陳情の中に、2019年9月に法務省が年内に
共同親権のことに関して検討
するということで、1年以上かかるということで陳情の中にあったものに対して、今現在どうなっているかということでの資料要求だったと思い
ます。
内容としては、両面刷りに
させていただいてい
ますけれども、法務省で立ち上げたのが
家族法研究会というものでござい
ます。こちらにも書いてござい
ますけれども、法務省が
家族法制の在り方に関する研究会ということで、
家族法研究会を・・・・・・・・・・・・・の主催において立ち上げを行ったものでござい
ます。また、構成員としてはこちらに書いてある委員8名で構成
され、なおかつ
関係省庁から法務省4名、
厚生労働省3名、最高裁2名ということで委員の構成になってござい
ます。
また、開催状況ですけれども、今現在6回開催
されている状況でござい
ます。
今回に関しては、1回目から3回目まで議事録の用紙、これが発表
されているところでござい
ますけれども、第1回目の議事録の用紙を抜粋
させていただいてござい
ます。それは、この今後の会議の進め方が第1回で示されていることと、まだ現在、議論が続いているということで結論に至ってい
ませんので、第1回目の抜粋で
させていただいてござい
ます。その抜粋の中身を少し簡単に説明
させていただきたいと思い
ます。
3番の研究会の意見等ということでござい
ます。(1)の
親権概念の整理ということで、こちらに示さ
せていただいているものでござい
ます。また、裏面に移っていただき
まして、(2)離婚
した後の子の養育の在り方ということで、離婚後の
共同親権についてということで、
共同親権の問題や
面会交流の問題などが掲げられてい
ます。また、離婚後の親子の関係についてもこちらのほうで議論を
する予定になってござい
ます。
また、その下の②の
協議離婚の要件の加重、
面会交流の促進というところでござい
ますけれども、こちらでは
協議離婚の要件の見直し、
面会交流の促進、またDVの事案、離婚後の養育費、
親子関係における子の利益という判断基準など、そういうことが議題に上っているというところでござい
ます。
○所隆宏 委員長 資料については、説明のとおりですので、審査の参考と
してください。
それでは、一括
して審査を願い
ます。
◆
間宮由美 委員 資料とまた、用紙の抜粋ということでどうもありがとうござい
ました。父母の離婚により様々な影響を受けるのが子どもであるということで、法務省も子どもの利益を最優先に考えた法制度に
する必要があると考えて、調査、検討を進めているようです。
今、ご説明があり
ました家族法の研究会ということで、このような研究会が今継続
されているということ、あるいはまた養育費の勉強会、また
養育費不払い解消に向けた勉強会等々、勉強会が法務省の中でも行われているようです。養育費の勉強会は、既に
法務大臣が今年の1月に
私的勉強会として立ち上げて、こちらは既に7回を終えて、
取りまとめが行われているようです。また、今年4月には海外24か国についての離婚後の子どもの養育に関する法制度の調査、この結果が公表
されてい
ました。この結果により
ますと、22か国が離婚後も父母の双方が子どもの親権を持つ
共同親権であると、日本と同様に父母の一方を親権者と定める
単独親権の国は、インドとトルコだけであったとの結果が出てい
ました。しかし、一方では、
共同親権というものが離婚後の関係が良好であれば、それはよい方向に進むかもしれないのですけれども、多くは離婚後には相当な緊張感があって、関係性のよくない別居を
している親も
重要事項決定権を持つことになってしまう、そのことによって元夫婦間では、さらにトラブルが激化
する。子どもにとっても悪影響を及ぼすということを・・・・・・・・・・・・・・・・・・もおっしゃってい
ます。この方は、さきの
法務大臣が開いておられる養育費についての勉強会にもご協力
されている方のようです。
今回出されている陳情は、様々な角度からの討議が必要となってくると思われ
ます。そこで提案なんですけれども、先ほど課長のほうからご報告のあり
ました研究会の内容を含め、法務省から出されている
海外法制度の調査結果、あるいは
法務大臣の
養育費勉強会の
取りまとめなどについて、次回辺りに座学での勉強会を行ってはいかがかと考え
ます。ご検討いただければと思い
ます。
○所隆宏 委員長 今、
間宮委員からお話があり
ましたけれども、今、
コロナ禍での
委員会運営ということも含め
まして、正副で持ち帰ら
せていただいて検討
したいと思い
ます。
ほかに何かござい
ますか。
◆
小俣則子 委員 26号に関してなんですけれども、26号の場合は別居・離婚後の問題について具体的な
公的支援の体制をということなんですけれども、いろいろな事情で離婚
せざるを得ない、別居
せざるを得ないということはよく分かるんですけれども、その具体的な
相談体制が江戸川区も
児童家庭などのいろいろな相談ということで、
法律相談とか行われているんですが、大体例えばそういう離婚前後の相談というのはどの程度あるのか、江戸川区の現状はどうでしょうか。
◎
佐久間義民 児童家庭課長 離婚前、離婚後のご相談の中で養育費や
面会交流、こういった問題についてご相談は、今は人権・
男女共同参画推進センターの相談係というところで相談を承ってござい
ます。
それで、去年の数字で言えば、離婚前、離婚後のそういう相談については114件ということで、今、承っているところでござい
ます。
◆
小俣則子 委員 そういう中では、養育費の問題だとか、それからこういう
面会交流とかそういうことも含まれているんでしょうか。
◎
佐久間義民 児童家庭課長 今、その中に、114件の中に養育費は幾らぐらい払ったらいいんだろうかとか、あるいは払わなきゃいけないんだろうかといった問題や面会については、子どもが会いたくないと言っているけども、どう
したらいいんだろうかとか、そういうようなご相談を受けているところでござい
ます。
◆
小俣則子 委員 具体的に前回の委員会でそういう
養育支援、また
面会交流について
検討課題として江戸川区がなっているということだったので、具体的にそういう支援について、ぜひできるだけ早く
課題解決のためにやっていただきたいなと思い
ます。意見として終わり
ます。
○所隆宏 委員長 ほかになければ本日は継続
したいと思い
ますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○所隆宏 委員長 では、そのようにいたし
ます。
次に、第33号、「
ケアプランの有料化は行わないこと」を決議
することを求める陳情について
審査願います。
◆
小俣則子 委員 前回の委員会で
ケアプランの有料化について、
メリット・
デメリットについて課長からの説明があったと思い
ます。
昨年の12月27日の
社会保障審議会の
介護保険部会での様々な有料化
すべきだ。また、慎重に有料化
すべきではないという意見などの資料も頂いた中で、もう一回読み返し
ますと、やはり課長がお話し
していたどちらに
しても正しい
ケアプランが一番大事だと、それに尽きるということでは、頂いた資料の中で
ケアマネジメントということで、その資料の中にも公平、中立な
ケアマネジメントの確保、また質の向上も含めてその辺が重要だということと、その在り方としては、給付と負担ということで、やはり質の高い
ケアマネジメントの実現や他の
サービスとの均衡など幅広い視点から引き続き検討というふうになってい
ます。この陳情にもあるように、毎回繰り返して意見として言わ
せていただいているんですが、やはり適切なプランという点で有料化になったら適切なプランが立てられないと、この検討会で出された
有料化推進の代表は、現役世代で
介護保険料を負担
している世代、それから企業の立場の代表で現場の職員、現場の
ケアマネジャーとか現場の職員には、やはり
陳情原文に書かれているような有料化
すべきではないということが指摘
されてい
ました。昨年の11月11日に
インターネットで出ていたんですけれども、直接
ケアマネジャーのアンケート、これは
ケアマネジメントオンラインの資料では、やはり
ケアマネジャーが71%反対ということで、賛成が14%ということで、やはりこのことはこの陳情の願意のとおりだなということを意見として言わ
せていただいて終わりに
します。
○所隆宏 委員長 ほかになければ。
◆
間宮由美 委員 2021年度の
介護保険制度改正の中で、
ケアプランの有料化が一つの焦点になっていたわけですが、昨年12月に
厚生労働省はこの導入を見送ることに決め
ました。
前回の委員会の中で、課長のほうから
メリット・
デメリットについてお聞かせをいただいたところですが、改めてお聞きを
したいと思い
ます。この昨年12月に
厚生労働省はなぜこの導入を見送ることに
したのかということについてお聞か
せいただけ
ますか。
◎
坂本崇一郎 介護保険課長 厚労省の理由を私が語ることはでき
ませんけれども、資料にお示しを
したとおりいろいろな賛成の立場から、それから反対の立場からの意見があり
ました。その内容については、それぞれ妥当な部分とかち合う部分があるというところから、もう少し慎重な議論が必要だというふうな判断を厚労省というよりも委員会として結論付けられたのかなというふうに考えてござい
ます。
◆
間宮由美 委員
サービスを過不足なく適切に提供
していく上で、
デメリットのほうが多いという慎重論に配慮
したというふうに言われてい
ます。能力のある人にはできるだけ負担を
してもらいたい。そういった意見もある中で
利用控えが生じるとか、利用者や家族の思うとおりのケースになってしまうようなケースが増えてしまうとか、セルフ
ケアプランが多くなって、必ずしも
自立支援につながらない
サービス利用が広がる懸念がある。そういった意見もあったということで、前回のときにも課長のほうからも
デメリットというところでも出していただいた意見かと思い
ます。
そう
しますと、今週にも江戸川区の
介護保険事業計画検討委員会も開かれ
ますが、次に向けては
ケアプランについては見送りとはなっているとは思い
ますが、その次、2024年に向けては
ケアプランについて何かこの
検討委員会などではご提案があるかどうかお聞きを
したいと思い
ます。
◎
坂本崇一郎 介護保険課長 検討委員会というのは、区の
検討委員会のことだというふうに受け止め
ますけれども、だと
しますと、今回の
検討委員会で2024年のことを議論
するということはござい
ませんし、また国の方針が出ないものについて議論を
するということはござい
ませんので、特段今回の中ではお示しはないかと思っており
ます。
◆
間宮由美 委員 分かり
ました。以上で結構です。
○所隆宏 委員長 ほかになければ、本日は継続と
したいと思い
ますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○所隆宏 委員長 それでは、そのようにいたし
ます。
次に、第34号、希望の家の騒音問題に関する陳情について、
審査願います。
◆
佐々木勇一 委員 この本陳情につき
ましては、陳情者の方から区としても調査を
してくださいということで、調査
した結果、やっぱり基準を超えているということが前提としてのお話だと思い
ます。その上で、陳情者と希望の家のほうの話合いの中で、調査結果を踏まえて暑さ対策ということで、
エアコンを停止
したとしても、
レンタル機器等を導入
して希望の家のほうは対応
していくというような話になっており
ますが、そうは言ってもやっぱり
エアコンよりは機能は低下
すると思い
ますので、現場、利用者さん、そしてまた職員の方に健康等の心配はないのか、この点についてお聞か
せください。
◎
河本豊美 障害者福祉課長 確かに、暑いときには
レンタル機器だけでは十分に温度が下がらないという実態がござい
まして、おっしゃるとおり利用者様の
健康状態、それが一番です。それから、やはり音が基準を超えているというところでは、陳情者様のほうにもご配慮が必要かと思ってい
ます。そんなところ、温度が超える日があり
まして、陳情者の方とご相談を
させていただいた結果、日中どうしても暑いときには使ってもいいという、室外機のほうを使ってもいいというようなご理解をいただき
まして、十分に低速、低音での稼働ですとか配慮を
しながら使わ
せていただいている状況もござい
ます。
◆
佐々木勇一 委員 陳情者の方もご理解いただいた上で、そのような健康を守ることを
していただいているということで、ご理解ある陳情者の方なのかなというふうに思い
ます。ただ、実際にできるだけ早くというふうなことで我々はお伝え
するところだと思うんですが、ただ、所管課ですよね。所管の施設課のほうとしては、なかなかそうは言っても現実的に本当にできるのか、早くできるのかというところがポイントなんじゃないかなというふうに思い
ますが、この点についてちょっと所管とは違い
ますけれども、どのようなお話を聞かれてい
ますでしょうか。
◎
河本豊美 障害者福祉課長 今、設計委託を
しているところでござい
まして、所管とも話を
しながら、所管課でも前向きに、なるべく早い時期に工事が終了
するようにというふうに検討
していただいている状況でござい
ます。
◆
佐々木勇一 委員 令和3年度ということだと、本当に大分先になってしまうなということも受け止めとしては
しているところなんです。その一方で、やっぱり本当にできるのかというところも、急が
せて実際できないということでは、本当に陳情者の方に申し訳ないということもあり
ますので、例えば
債務負担行為をかけて、もう早めに整えられるところを整えるとか、そういう工夫も所管課のほうに
していただきながらご相談
して、できるだけ早くということで進めていただければというふうに思い
ます。
○所隆宏 委員長 ほかにござい
ますか。
◆
間宮由美 委員 記書き1については、対策案も出されているということと陳情者の方の納得もあるとのことですので、願意は満たされているということになるかと思い
ます。では、記書き2以下については、どのように考えたらよいかということでお聞き
したいと思い
ます。2に書かれている区役所の対応が本当に正しかったのかについての検討とあり
ますが、これを
するとなるとどのようなことができるでしょうか。また、記書き3には、これまでの負担への補償とあり
ます。これは、どのように考えればよいでしょうか。このような場合に補償はできるのでしょうか、もしできると
すると、どのような手続が必要となるかということについてお聞き
したいと思い
ます。
○所隆宏 委員長 では、執行部でき
ますか。
◎
河本豊美 障害者福祉課長 委員長、すみません。
記書き2につき
ましては、資料でお示し
したとおり区でも努力を重ねて、低音、騒音の音が下がるような努力を
してき
ましたので、間違っていたというふうには思ってござい
ません。また、住民にかかる負担は、負担はかかっていると思い
ますけれども、このデシベルも基準を超えたから違反になるということではござい
ませんので、補償については今のところ考えてござい
ません。
◆
間宮由美 委員 この記書きを良い、悪いということでなくて、どのようなことができるのか、できないのかということでお聞き
したいと思ったわけです。
例えば、このような同様のケースなどがこれまで区と
してあったかどうか、住民への補償とここに書かれているものですから、そういったことがこれまで区と
してあったかどうか、もし分かればお聞き
したいと思い
ます。
◎
河本豊美 障害者福祉課長 このような例は今までござい
ません。
◆田中寿一 委員 この件について、陳情者の方としては前回の委員会でもご報告いただいたと思い
ますけれども、そのコンサルタントの調査結果を踏まえた陳情者との経過という資料の中で、令和2年3月と令和2年4月に陳情者の方とお話を
していただいて、
コンサル調査結果を踏まえた区としての取組について説明を
して、陳情者の方もご理解といい
ますか、一旦このご了承はいただいている状況だということと、今のこのやり取りの中で、非常にこの希望の家の利用者さんのことを健康面、ある意味では陳情者の方も非常に気を遣っていただいているというかご理解をいただいているというこの状況を踏まえ
ますと、やはり一日も早くこの現状を解消
して、お互いが利用者の方々も健康面にも心配のない状況を確保
するというのはもちろん一番大事なことではあり
ますけれども、この陳情者の方の騒音に対するご意向についてもしっかり対処を図っていくというのを本当に非常に重要な観点だというふうに思い
ますので、ぜひ私たちとしても一日も早いその現状を抜けて、しっかりと
した環境を整えられるように、ぜひ整えていただきたいということは改めて申し上げさせていただきたいと思い
ますので、ぜひよろしくお願いいたし
ます。意見でお願いいたし
ます。
◆
小俣則子 委員 前回、今年計画
して来年設置
するということだったんですけども、できるだけ早く来年の夏を過ぎてというお話だったんですが、それを来年の夏には新しい機器を設置できるようにということは、都市開発と相談
してというお話だったんですが、具体的な相談は進んでいるんでしょうか。
◎
河本豊美 障害者福祉課長 相談
させていただいており
ます。
◆
小俣則子 委員 ということは、今、いろいろな委員の皆さんからもできるだけ早くということだったんですが、可能性としては来年の夏前に設置できるということを期待
してよろしいんでしょうか。
◎
河本豊美 障害者福祉課長 諸事情ござい
ますので、今現在では確約できるものではござい
ません。
○所隆宏 委員長 ほかによろしいですか。
ほかになければ、本日は継続
したいと思い
ます。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○所隆宏 委員長 それでは、継続と
させていただき
ます。
次に、第36号、ベビーシッター利用事業に関する陳情について、
審査願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○所隆宏 委員長 それでは、本日は継続と
したいと思い
ます。
次に、第42号、江戸川区
障害者支援ハウスにおける
利用者死亡事故の真相究明と再発防止を目的と
する委員会の設置を求める陳情及び第46号、
令和元年の江戸川区
障害者支援ハウスにおける
利用者死亡事故について
第三者委員会の設置を求める陳情について、前回の委員会で要求
した資料が提出
され
ましたので、執行部から説明をお願い
します。
◎
河本豊美 障害者福祉課長 それでは、小俣委員、
間宮委員から資料の要求をいただき
ましたので、説明を
させていただき
ます。
資料は、
障害者支援ハウス入浴事故についてでござい
ます。5点ござい
ますけれども、まず1番目、検察の処分でござい
ますが、令和2年6月10日に不起訴処分の
告知を受けており
ます。
2番目は
障害者支援ハウス入浴事故についての再発防止委員会の概要でござい
ますけれども、1回目から7回目まで開催
されてい
まして、開催日時、それから検討の内容について概略を記載
させていただき
ました。
3番目は区職員と指定管理者の人権に関する研修でござい
ます。区職員(1)につき
ましては、集合研修を年3回、eラーニングを年3回、また会計年度職員に対しても実施
しており
ます。それから指定管理者のほうでござい
ますけれども、支援ハウス自体での内部研修が年5回、法人の主催の研修が年2回、外部機関の研修を2回、そのほかに2か月に1度、職員全員がセルフチェックを実施
して、これを所内部の権利擁護委員会で検証
して研修に活用
しているところでござい
ます。
4番目の
障害者支援ハウスの危機管理委員会におけるひやりはっとについてでござい
ます。こちら目的は、情報収集
して共有
することで事故防止につなげるというところでござい
ます。併せて防災ですとか防犯についても検討を行っており
ます。定員の構成は、以下のとおりでござい
ます。各部署の危機管理委員というのは、通所ですとか短期入所、グループホーム、相談支援と様々事業を行っており
ますので、そこの委員が出席ということになり
ます。月に1回開催
しており
まして、所内では委員が1カ月間で上げられたものを危機管理委員会に提出
して、重要なものについては各部署に職員に周知
するというところでござい
ます。このひやりはっとについては、区には報告は特にはいただいており
ませんけれども、事故が起きたときには速やかに報告
するとともに、あわせて別途事故報告書を提出
していただくことになっており
ます。
それから、5番目でござい
ます。今後、
障害者支援ハウスの入浴事故についての再発防止の外部委員会を設置
させていただき
ますけれども、今、各分野について委員の選出をお願い
しているところでござい
ます。委員の内訳は以下のとおりになっており
ます。
○所隆宏 委員長 資料については説明のとおりですので、審査の参考と
してください。
それでは、一括
して審査をお願い
します。
◆
小俣則子 委員 1番目の検察の処分なんですけれども、不起訴処分の
告知ということで、実際にこの亡くなった方の入浴の介助を
していた方たちが不起訴になったということだと思うんですが、こういう点では過失はなかったというふうに理解
してよろしいのかということが一つなんですが、どうでしょうか。
◎
河本豊美 障害者福祉課長 刑事責任については問われなかったということになり
ます。
◆
小俣則子 委員 一般的にそういうふうに理解
していいのか、刑事責任は問われなかったということだったと思うんですが、もっと二度とこのような事故を起こさないために何が必要かということは、これまでもこの再発防止
検討委員会で確認
されてきたことだと思うんですけれども、今後、再発防止検討外部委員会ということで設置
され、検討
されるんですが、この委員会が当面2回というふうに、会議としては2回行うというふうに聞いているんですがそれでいいのか、そして2回の根拠について、2回というふうに報告を受けたんですが、そのことについて教えてください。
◎
河本豊美 障害者福祉課長 これまで7回の内部委員会で検討
しており
ますので、そこで課題が上ってきたことですとか、そういったことを委員さんのほうからこれでよかったのかという客観的な立ち位置からご意見をいただく予定でござい
ます。
回数の2回につき
ましては、場合によっては回数が増えることも予定
して、含みを置いており
ます。
◆
小俣則子 委員 具体的なこれまでの再発防止の
検討委員会で、かなり細かく検討
されてきたということは、これを見ても分かるんですが、もっと非常に細かい内容までは私たちちょっと知る術がなくて、どういうふうに評価
すればいいのかという点では、非常にちょっと何とも言えないんですけれども、2回程度ではなく、実際にやっぱり十分再発を防ぐという点で、外部の
検討委員会の中でもぜひ深く検討
していただきたいということを要望
します。
◆
間宮由美 委員 研修などについても、大変丁寧に
していただいていることがこれを見ても分かり
ます。特に、指定管理者のほうの回数はここでよく分かったのですけれども、例えば具体的には内容としてはどういうものが研修として
されているかということをお聞か
せください。
◎
河本豊美 障害者福祉課長 様々、ここに書いてあるとおり回数が多いのですけれども、新任向けの権利擁護研修ですとか合理的配慮というのはどういったことか、自分らしく暮らすということを支えるためにはどう
したらいいかとか、虐待防止の理解と虐待事案についてとか、支援方法が適切でないと感じる場面を共有
することで権利擁護の意識を確認
しようとか、そういった内容で実施
している状況です。
◆
間宮由美 委員 一つ一つが本当に大事な内容で、それを1回やったからいいということでなくて、毎回毎回、繰り返し
されているんだと思い
ます。それが私は多分、このひやりはっとの事故報告につながっているんではないかなと思ったんですね。ひやりはっとの事故報告、以前の、去年のですか、出された資料の中にあり
ましたが、非常に大変詳しく出ていて緊張感を持って取り組まれているということが非常によく分かる資料だと私は思い
ました。それで、このひやりはっとの事故報告について職員の皆さんの間でどのように徹底
しているかということについて、先ほど共有
している、共有方法として危機管理委員会に提出
するとともに、他部署の重要なものについて各委員が各部署の職員に周知
するというふうに出されてい
ました。私はこの一つ一つがどれもそれぞれの部署で大切なことになるのかなと思うんですけれども、共有というところで各隅々、職員一人一人、どの人にも、危機管理委員以外のどの人にも、このひやりはっとの内容が徹底
されるということが大切かなと思うんですけれども、そこら辺その共有の仕方についてもう一度お聞か
せいただけ
ますでしょうか。
◎
河本豊美 障害者福祉課長 まず、ひやりはっとについては、どんなささいなことでも出していけるという風通しのいい環境があってこそ出てくるものですので、出てくることがとても重要だというふうに認識
しており
ます。
また、その中には、ここには重要なものというふうに記載
させていただいており
ますけれども、同じような事案があったりとかということもござい
ますので、その辺は徹底
しているというふうに感じており
ます。委員さんのおっしゃることについては再度支援ハウスには伝えさせていただき
ます。
○所隆宏 委員長 ほかになければ、本日は継続と
したいと思い
ますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○所隆宏 委員長 それでは、そのようにいたし
ます。
以上で、本日の
陳情審査を終わり
ます
次に、
所管事務調査については、本日は継続
したいと思い
ますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○所隆宏 委員長 それでは、そのようにいたし
ます。
次に、
執行部報告があり
ますので、お願いいたし
ます。
はじめに、福祉部お願い
します。
◎白木雅博 福祉推進課長 よろしくお願いいたし
ます。
私から1点、お手元に資料を配ら
せていただいてござい
ます。
特別定額給付金の
進捗状況についてということでござい
ます。
前回、6月29日の委員会でも
進捗状況を配ら
せていただき
ましたが、3番の給付実績のところはその後、前回が6月24日時点でござい
ましたが、先週金曜日の7月10日現在の
進捗状況ということで記載
させていただいてござい
ます。ようやく52.7%までの給付率に達したということでござい
ます。また、今回改めてこれをお出し
した一つの要因として、4番の振込スケジュールというのがござい
ます。もう既にご覧いただいている委員さんもいらっしゃるかと思い
ますが、先週の火曜日から、この振込スケジュールというのをホームページで記載
させていただいてござい
ます。かなり6月に提出
されて、いつ振り込まれるんだという問合せがコールセンターにも、それから我々の福祉推進課のほうにも多く寄せられておったものですから、一応目安という形ではあり
ますけれども、大体この日に到着
した分についていつ頃の振込手続ができ
ますよという、この今、皆さんにお示し
したスケジュールをそのままホームページに載せておるところでござい
ます。
◎
坂本崇一郎 介護保険課長 私からは2点ご報告
させていただき
ます。
お手元の資料の、まず一つ目は
介護保険施設における
新型コロナウイルス感染症発生時の職員総合派遣スキームの構築についてと長いタイトルでござい
ますけれども、こちらでござい
ます。
2定のときの質問への区長答弁の中でも、介護事業の継続性の確保の中で特に職員、人ですね、人の確保が重要だというような答弁を
させていただいているかと思い
ますけれども、それに関連
する内容の事業でござい
ます。
簡単に言い
ますと、新型コロナウイルスで感染症が発生を
してクラスター化
したような場合に、特養と老健、区内には31施設ござい
ますけれども、そちらの施設間で職員の応援派遣を
しやすく
する仕組みとして区も入った覚書を締結
しまして、名簿を一旦提出
しておいていただくと、実際にそういった事態が起こった場合に区のほうは派遣調整の依頼を受け
まして、その名簿の中から派遣の調整を
し、最終的には施設同士で協定を結んでいただいて、派遣に結びつけると、そういったスキームでござい
ます。ここの内容について、今、お話し
したのは3番のところのポンチ絵で表現を
させていただいており
ますけれども、4番のその他のところでござい
ますが、掛かり増し経費と言い
まして、いわゆる例えば危険手当を出すだとか、それから衛生用品が不足
しますので必要になるといったところにつき
ましては、国で補正予算を組まれたものを都道府県事業として掛かり増し経費を、上限はあり
ますけれども10分の10助成を
するという事業があり
まして、東京都がこの事業を行っており
ますので、この事業の対象になることを確認
し、実際、今の覚書の締結を今進めているところでござい
ます。これが1点目でござい
ます。
また、2点目でござい
ますけれども、
既存熟年相談室の受託法人の公募についてということで、こちらにつき
ましても今回の定例会の中で補正予算上げさせていただき
ましたけれども、平成25年4月に開設をいたし
ました船堀熟年相談室、これは・・・・・、・・・が受託を受けており
ますけれども、こちらについて、その法人のほうから、運営から撤退を
したいという旨の意向がござい
ましたので、改めて同室の委託先の公募を行うものでござい
ます。概要でござい
ますけど、2番のところの中で、区域については右側の地図の9番の区域、船堀駅辺りを中心に
した区域でござい
ます。選定方法については、公募プロポーザル方式ということで、これから公募をかけてまいりたいと考えており
ます。業務開始イコール引継ぎということになり
ますけども、引継ぎの予定は令和3年4月ですが、
進捗状況によっては少し早まる場合もあるというふうに考えてござい
ます。スケジュールはここに書いてあるとおりでござい
ます。
また、熟年相談室の設置状況については、下記にあり
ますとおりでござい
ます。参考として載せさせていただいたものでござい
ますので、割愛
させていただき
ます。
◎安田健二 生活援護第一課長 私のほうからは、資料はないんですけども、口頭にて8月1日から江戸川区のホームページにおいて、ひきこもりの相談を受けるフォームを開設いたし
ます。ひきこもりと思われる当事者、またご家族、その他関係者からの情報をお寄せいただくということと、それから回答も電話等で真摯にお答え
するとともに、必要な部署におつなぎ
する。そういうスキームも作っていきたいというふうに考えており
ます。昨年度はひきこもりの状態にある方の実態調査というものを行わ
せていただき
ました。その結果については、
インターネット上で公表
させていただいて、多くの自治体から問合せが現在も受けているところであり
ます。
そのような中で、私たちは今までの顔の見えない部分でのアンケート等を越えて、これからはその方の情報も含めて、今後我々が行っていくひきこもりの政策と合わせて、例えばその江戸川区内に、今存在
していないと言われているひきこもりの方の家族の会も、そういった組織化も含めて今後の参考と
するべく
インターネット上で広く情報を集めていきたいというふうに考えているところでござい
ます。
○所隆宏 委員長 次に、子ども家庭部、お願い
します。
◎浅見英男 子育て支援課長 私からは、来年4月1日開設を予定
しており
ます保育施設についてご報告いたし
ます。
資料を1枚、お手元に配付
しており
ますのでご覧ください。
来年4月1日は、ここにあり
ますように4園で250名の定員増を予定
しており
ます。昨年9月に公募を開始いたし
まして、選定の上、決定をいたし
ました。設置主体は4園とも株式会社でござい
ます。
○所隆宏 委員長 ただいまの報告について、何かご質問はござい
ますでしょうか。
◆
佐々木勇一 委員 まず、
特別定額給付金の
進捗状況についてお尋ね
したいと思い
ます。
申請率が91.7%ということですが、これは辞退
しますよという方も申請率の中に含まれているのかということが一つと、あと8%の方々がまだ申請を
しており
ませんが、最終的に何%の方かが残っていくと思うんですね。締切りもあるものですから、そういった方に対するアプローチ、再度のアプローチというか、情報提供をどういうふうに
されるのかということが2点目と、あと業務委託で行ってい
ますが、やはり遅いというお叱りの声を私たちもたくさんいただいて、すみません、ということで、一生懸命やってい
ますということでお伝えを
しているところなんですが、遅くなっている理由ですね。これがもし分析
されているのであれば、以上3点お聞か
せいただきたいと思い
ます。
◎白木雅博 福祉推進課長 まず、1点目の辞退がカウント
されているかどうかについては、お一人世帯で、もし辞退を
されている場合は当然申請書がござい
ませんので、カウントは
されない。ただ、複数世帯で、その中で何人かが辞退
されている場合は、これは世帯で登録、カウント
してござい
ますので、それは含まれているという状況になり
ます。それが1点目です。
それから2点目、今後その残りの8%近くの方々にどう対応
していくかという部分につき
ましては、一応9月15日が申請締切日となってござい
ますので、来月8月の時点で督促を
させていただく予定でござい
ます。また通知という形には、郵送での通知という形にはなるかと思い
ますけれども、督促の通知を
させていただくという予定でござい
ます。
それから、3点目の遅れているという状況でござい
ます。こちらについては、当初、具体的に申し上げ
ますと1日当たり5,000件処理
しますという内容で契約を始めてござい
ます。それも、もうちょっと早く処理
してほしいという要望を含みつつの契約ではござい
ましたけれども、委託の内容としては、5,000件を目安にということで、一日の処理がですね。やはり、ほかの自治体さんがそれ以上に、直営の
メリットを生かして早めに処理
されているところが幾つかあり
ますので、それらを受けてもうちょっと処理件数を上げてほしいということで要望を
させていただいて、先週からはそれが一応1日7,000件を目安にということで処理件数を上げるということで話を
して、実際それを今やっていただいているという状況ではござい
ます。
◆
佐々木勇一 委員 区としてもご努力
していただいているということであり
ますけれども、やはり区民の方、本当に生活費として待っているんだという切実な声をいただいており
ます。そういった声にしっかりと対応
していただいて、気がついてなく、また届いてなく、申請
されていない方もいらっしゃると思い
ますので、ぜひ全員の方がしっかりと受け止めて申請できるような形で進めていただければというふうに思い
ます。
もう一つ、あとしっかりと検証
していただいて、全世帯にということはなかなか行政としても執行
することないと思い
ますが、やはりこれだけ遅れてしまっている。また、進んでいる自治体もあるというところをしっかりととらまえていただいて、今後の施策に生かしていただければというふうに思い
ます。
あともう一点、ひきこもりのことについてであり
ます。私も一般質問
させていただいて、しっかりと区としても施策を進めていただいているというふうには理解
しており
ますが、これ、ひきこもりのホームページを見
ますと、区のホームページを見
ますと、ひきこもりについては、健康サポートセンターに相談
してくださいねというような感じでヒット
するんですね。これ今後、8月1日から新たな形で進めていただくということなんですが、この点、何かホームページとして工夫
されたりとか、その健サポというところが変わるのかというところについては、いかがお考えでしょうか。
◎安田健二 生活援護第一課長 東京都のサポートネットというひきこもりの
取りまとめ部署において、元来、健康サポートセンターというようなことが書かれてい
ましたので、そこをそのまま現在引き継いではいるんですが、今、そこのサポートネットとも直接お話を
させていただいて、今後、案内についても、その新たな今のひきこもりの施策担当という位置づけでござい
ますので、あくまでも相談のフォームは作ったに
しろ、専門的に行える段階ではまだあり
ません。ですから、今後それについては、しっかり話を
して、修正を
していく必要があるものと、修正もしくは追加ということも考えているところであり
ます。
◆
佐々木勇一 委員 ひきこもりの原因は、やっぱり健康だというところも出て、発表の中に出ており
ました。そういった意味で健サポというのは一つの手段かもしれ
ませんけども、今後は係もできており
ますので、ぜひそこら辺の工夫を
していただきたいなというふうに思い
ます。
あと、担当の係ができて、時限的にということなんですけども、現在、どこまで施策というのが係として進められているのか、また今後のちょっと展望があればお聞か
せください。
◎安田健二 生活援護第一課長 現状につき
ましては、4月にひきこもり施策担当係ができ
まして、ちょっとタイミングも悪く、いわゆる
コロナ禍というような状況において、本来、いろいろと視察を
すべきところも見えていないという状況の中で、アプリを使って画面を通して、当事者の方であるとか、関係団体の方、そういった方々と話を聞く機会を捉えているところでござい
ます。
そういった中で、まず、まだこの状況で申し上げられるのは、やはり江戸川区内にひきこもりの家族会が現在、存在
していないというところで、そこが、そのひきこもりの方々が区外の団体に入っているという状況が分かっており
ますので、そういった方々をどんどん私たちのほうに取り込んでいくという動きをこれから行っていかなければいけないということ。近いうちにそういった方々とさらに話す機会を持た
せていただき
ますので、そこでさらに深まる政策について検討
していきたいというふうに、いわゆるステップで考えていっているところでござい
ます。
○所隆宏 委員長 ほかにあり
ますか。
◆
小俣則子 委員 保育施設の整備なんですけれども、来年、四つの保育園がということなんですが、ゼロ歳児が全部ゼロなんですね。今年、待機児童がゼロ歳、1歳、2歳が増えたということで、そのことについての例えばゼロ歳児の保育を要望
したりとか、そういういろいろ区との話合いの中では
しなかったんでしょうか。
◎浅見英男 子育て支援課長 これについては、要綱でゼロ歳児は設定
しないということで、今回公募
しており
ます。その理由としては、まずゼロ歳児については、保育ママを区として強力に進めているということ、それから、育休がかなり浸透
してきているということ。あとは、1歳児はやはり一番待機児童として多いですから、1歳時の枠をなるべく設けるために定員として、ゼロ歳児は、今回は設定
しないということで公募を
しており
ます。
◆
小俣則子 委員 保育ママ、江戸川区が推奨
しているということなんですが、実際にゼロ歳児も保育ママだけでは担いきれない部分というか、現実としてはいろいろなご相談を受けることがあると思うんですね。ゼロ歳児を入れないということで区が募集
したというのは、ちょっといろいろ矛盾があるかなと思い
ます。それについてはちょっとどうなのかなという疑問があり
ます。
それで1歳、0、1、2という点で低年齢児を本当に安心
して預けられるそういう施設をという点では、今後もぜひ進めていただきたいなと思い
ます。続けていいですか。
すみません。定額給付金なんですが、先ほど佐々木委員から辞退者について、家族、世帯主の中に家族の名前が書いて、そこで辞退というふうにある場合には把握
しているというんですが、実際に辞退者がいたんでしょうか。
◎白木雅博 福祉推進課長 今は何件というのは申し上げられないですけども、5月の直営でやったときも、私、何件か辞退のチェックを入っている方、見受けており
ますので、確実に辞退
されている方はいらっしゃるということでござい
ます。
◆
小俣則子 委員 分かり
ました。それで、この振込スケジュールは先週の7日からホームページ上、こういうふうに示されて、ある意味では、皆さんからいろいろ問合せがあると、これを見ながら説明
しているということで、やはり先ほどのように、隣の区が余りにも高い給付率なので、かなり、自分だけが来ていないんじゃないかという感じで問合せがあり
ますので、そのことをやっぱりしっかりと検証
していただきたいなと思い
ます。
○所隆宏 委員長 ほかによろしいですか。
◆
間宮由美 委員 定額給付金のことについて、1点だけお聞きを
します。
本当に、ご努力
していただいて、このようにスケジュールも出てきたということで、そのことを十分理解
しながらもう一度ちょっと確かめておきたいと思い
ます。前回のときにも、これをぜひ、今回のことをぜひ生かしていただきたいということで申し伝え、また先ほど佐々木委員のほうからもお話があり
ましたが、これを分析
していくということはなぜ遅れているかというのは、分析を
するということは大切なことだと思っており
ます。
先ほどのお話であると、大体34万7,000、35万世帯として、1日当たり5,000件の処理を目安と
したということなんですけれども、この1日当たり5,000件で単純に割る70日ぐらいあれば、全部給付ができるのかなと思ったんですけれども、この1日当たり5,000件というのは土・日は含まずかどうか、含んでなのか、含まずなのかということが一つお聞きを
したいと思い
ました。
また、もう一つはその70日ぐらいあれば何とか全部給付ができるのかなという5,000件であってもね、日数だったと思うんですけれども、それでも少し遅れ気味になっているというのは、これは区として、その1日5,000件と見立てたところが、そこが若干違っていたのか、あるいはその業務委託先のほうで、5,000件が処理できなかったのか、そこについてお聞きできればと思い
ます。
◎白木雅博 福祉推進課長 まず、その5,000件の考え方で、土・日は含まずで業者のほうから提案を受け
ました。
我々は当然、今おっしゃったとおり、土・日入れても70日かかり
ますから、1日最低でも1万件を処理
してほしいというやり取りは
させていただき
ました。
ただ、それが実現
しなかったのは、要は委託金額です。要は、それだけの体制を取るには、もっとお金が必要だよという、そこの交渉の中で妥協
したというのが実態です。
○所隆宏 委員長 ほかになければ、
執行部報告を終わりに
します。
では、次にその他について、何かござい
ますか。
◆
小俣則子 委員 すみません。この間、東京都が、200人以上が何日も続いて、また今日もきっと増えるんではないかというふうに思うんですけれども、コロナ感染症の問題です。江戸川区、昨日ニュース番組で・・・・・・・・・がコメント
していたんですけれども、その軽症者のすみ分けというか、そういうことをしっかりやっていただきたいみたいなことがあり
ました。それで江戸川区の今、どんどんちょっと感染者も増えているということで、保健所の現状だとか各医療機関の現状についてのちょっとご意見を、どういう現状かということです。
それからもう一つは、ずっと江戸川区が検査から様々なすみ分けを
しながら入院、または療養だとか含めて退院
するまでのスムーズに江戸川区がそういう流れを作っているということで区民の方が安心できると言っていたんですが、そのことはこのまま継続
されているのかということなんですが、どうでしょうか。
◎渡瀬博俊 江戸川
保健所長 まず、最初に現状として医療機関のほうとの連携というところ、さきに非常に患者さんが増えたときの段階で、そういった連携のほうを十分図ら
せていただいたというところもござい
ます。今のところ患者さんが増えているといった状況ではあり
ますし、これは東京都、都内全体もそうですし、江戸川区のほうでも患者さんが増えてきているという現状がござい
ますので、そちらに関してはスムーズに医療機関に収容というか入院できるような形で進めさせていただいているところです。したがい
まして、今のところそういった面で、非常に切迫
しているとか、破綻
しているとか、そういったような状況ではござい
ませんが、ただ、今後とも増える状況ということが十分考えられ
ますので、そこの部分に関しては区内の医療機関もそうですし、あるいは東京都のほうとも引き続き連携
して当たっていきたいなというふうに思い
ます。
今のところ流れとしましては、基本的には入院、これは指定感染症ですので当然そうなんですけども、あとは軽症者に関してはホテルだとか、そういうところも利用
してという流れになってい
ますので、そこのところは引き続き患者さんの状況を見ながらどういったところ、どういった人が入院
してどういった人はホテルなりというところで利用できるかというところは患者さんのほうの状況を確認
しながら進めさせていただいているといったような現状でござい
ます。
◆
小俣則子 委員 いろいろニュースでは保健所の相談件数が急増
しているということがあるんですが、江戸川区はどうでしょうか。それと併せてちょっとすみません。学校だとか私立保育園なんですが増えて、患者さんが出たということで、そういう文京区が区立保育園がかなり濃厚接触、そういう患者が、感染者が増えたということで、特に江戸川区としてこういうところ、クラスターを発生
させないということで注意
していることがあるのかということなんですが、その保健所とそのことについて教えてください。
◎渡瀬博俊 江戸川
保健所長 まず、最初に相談件数に関しては、発生
する件数が増えてきたというところもござい
ますので、そういった面で言うとそれと比例
して相談
される方も増えてきているといった現状があり
ます。今のところ、その数としては、1日100件から150件ぐらいという形で数が増えてきたというところもござい
ますので、それに関しては所内、あるいは全庁的な応援体制の中で対処を
していきたいなというふうに思い
ます。
あと、クラスターに関しては、一時期、少し前は夜の街関連ということで、その方が非常に全都的にも多かったというところで、江戸川区内でもそういった影響のほうが見られてい
ましたけども、次第に発生
する方の中にも経路不明者というところも入ってくるようになってき
ますので、そういった意味で言うと濃厚接触者の検査も含めて調査のほうも十分体制を取りながら感染の広がりが、2次感染、3次感染へとつながっていかないような形で対処
していきたいなというふうに思っており
ます。
◆
小俣則子 委員 江戸川区が人口の割合で患者数が23区で最も少ないというのは、クラスターが発生
していないからというのを区長もホームページで述べてい
ますが、本当にお疲れさまですという思いです。私たちもいろいろな意味で協力
しながら支援体制しっかりと取っていただきたいと思い
ます。
◆
笹本ひさし 委員 所管だと思うのでちょっと聞か
せていただければと思うんですが、4月に児童相談所が23区の中で一番、3区かな、ぐらいあったと思い
ますけども、4月1日から開設
されていると。こういう今みたいなコロナの状況があると、非常に子どもたちに対するいろいろ環境も通常とは違うと。そういう中で、今すぐ数字は出ないと思い
ますけど、例えば保護
した子どもの人数ですとか、傾向だとか、あるいは虐待を
されているのではないかという通報件数も相当数あるのではないかなというふうに思われ
ます。本区ではあり
ませんが、やっぱり悲惨な、放置
した死亡事故等も起きてい
ますし、なぜこれが必要なのかというと、恐らくこういうことは決特あたりで普通なら質問が出るはずなんですけれども、設置
する前に東京都が財調の、査定の中に、福祉保健局のほうでは区独自の児相をすごい積極推進
するようなことを言いながら、総務局かな、財務局かな、そのお金のほうのところではできて運営
してみて、経営状態見てからじゃないと何とも言えないみたいな、非常に突き放すようなダブルスタンダードが都にあると、存在
していたというふうに私は認識
しており
ます。区が独自の児相を開設
したことによって、やっぱりこういう状況があるんだということを一つの根拠として、これは経営企画部か何かの仕事かもしれ
ませんが、都とやっぱりここは少しシビアな折衝を
すべきではないかなと思い
ます。もちろん児相に世話になる子どもがいないのが一番理想ではあり
ますが、現実はそうはいかないということをいろいろ感じながらも数か月たっており
ますが、この児相を開設
した現場、4か月ぐらいの状況で何かあれば、また今後資料も頂きたいんですが、また口頭で答えられる範囲があれば教えていただければと思い
ます。
◎木村浩之 相談課長 児童相談所を開設
しまして、3か月半となっており
ます。6月までの全体の相談件数については、およそ1,300件弱頂いており
ます。その中で虐待の通告につき
ましては、530件ほど入っており
ます。それに対して、緊急なその子どもの安全の確認、48時間以内に子どもを安全に確認
するということの対応を行いながら、必要であれば一時保護を行っているという状況です。一時保護
した子どものトータルの数でちょっと把握
してござい
ませんが、本日時点では全体で52名、うち、区の一時保護所では35名の一時保護を行っている状況であり
ます。
◆
笹本ひさし 委員 ぱっとこうやって聞くと、多いかなという印象なんですよ。恐らく推定
していた数もあると思い
ますけど、やっぱりこれは非常に危険性がすぐそこにあるのかなという印象です。だから、こういうことを、恐らくここにはかつて、かつてというか江東児相でいた子がこっちに移送
されてとかというのはないと思うんですよね。ないんでしょう。江戸川区独自の子どもさんだけの数でしょう、この数というのは。
◎木村浩之 相談課長 虐待の通告につき
ましては、今年度4月から江戸川区の児相で受けたものですけれども、もちろんその中には、例えば江東児相で扱っていたケースをそのまま江戸川区児相に移管
してい
ますので、その再発であったり、継続
しているケースの追加の虐待通告も入ってい
ます。
◆
笹本ひさし 委員 分かり
ました。いずれに
しても、相当な数なのかなというふうに思い
ます。以前のような事件というか、事故が絶対に起こらないように
するためにも非常な努力を職員の方、今この状況の中で
されているのかなというふうに思い
ますし、ぜひ、この状況をやっぱり都としっかりと協議を継続
して進めていくということがやっぱり子どもたちの安全とか生命を守るということにつながっていくと思い
ますので、また半年ぐらいたったらいろいろ資料も、数字も出てくると思い
ますので、ぜひその辺りもよろしくお願い
したいと思い
ます。
○所隆宏 委員長 よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○所隆宏 委員長 それでは、今後の委員会ですが、次回は、8月は8月4日(火)、午後1時30分を、また、本日の委員長会で決定後、事務局より連絡
しますが、9月については、8日(火)を予定
しており
ますので、よろしくお願いいたし
ます。
以上で、本日の
福祉健康委員会を閉会いたし
ます。
(午前11時06分 閉会)...