岡村昭雄 福祉部長
松尾広澄 子ども家庭部長
森 淳子
健康部長
渡瀬博俊 江戸川保健所長
外、
関係課長
●
事務局
書記
土屋博祥
●案件
1 請願・
陳情審査 第9号・第23号・第25号・第26号・第30号…(継続)
2
所管事務調査…継続
3
執行部報告
(1)
江戸川区民生・
児童委員 一斉改選
の報告について
(2)
介護保険料納付促進月間について
(3)
発達相談・
支援センターキックオフシンポジウムの開催について
(4)
健康ポイントを活用した
健康づくり事業について(報告)
4 その他
(午前10時00分 開会)
○
伊藤照子 委員長 ただいまから、
福祉健康委員会を開会いたします。
署名委員に、
福本委員、
小林委員、お願いいたします。
それでは、各請願・陳情
の審査に入ります。はじめに、第9号、
区内幼児教育類似施設(
類似園)
無償化に関する陳情について、審査をお願いいたします。
◆
滝沢泰子 委員 おはようございます。本年もよろしくお願いいたします。
これ、昨年末に国、政府
の予算案が発表されたかと思うんですけれども、
幼稚園、
幼児教育無償化の関係、
幼稚園類似施設へ
の支援ということで、何か具体的に
江戸川区として見えている
方向性という
のはある
のかどうか、どのように把握されているかを教えていただければ幸いです。
◎
浅見英男 子育て支援課長 昨年末、報道で知る限りですけども、
幼児教育・保育
の無償化の対象外である
類似施設に対して、2億円
の予算を国
のほうで来年度計上するということを伺っております。
◆
滝沢泰子 委員 今お示しいただいた、報道でお知りになっているということですが、国
の予算に
幼稚園類似施設の支援に2億円計上されているというものについて、
江戸川区で、今、令和2年度
の当初予算
の編成、
予算案を作成されているところかと思いますが、どのように、この
江戸川区令和2年度
の当初予算に計上される見通しかということをお示しいただけますでしょうか。
◎
浅見英男 子育て支援課長 まだ、この報道で知る限りでありまして、また、これに対して東京都
のほうでどういった対応をするかという
のを見極めなければいけないと思っておりますので、今、その情報を確認しているところでございます。
◆
滝沢泰子 委員 わかりました。では、迅速な確認と、
江戸川区
の子どもたちも
大変お世話になっている貴重な
幼稚園類似施設ですので、適切な支援が講じられるような令和2年度
の江戸川区
の予算になるように希望いたします。この
陳情そのものは、国
の動きも出てきていますが、その内容についても、まだ今、区としても十分に把握してない状況ということだそうですので、それを踏まえた上でも、今後、さらに継続的な支援、
幼稚園類似施設を地域
の幼児教育機関としてしっかりと
江戸川区として認めていくという
必要性は十分あるし、高いと思いますので、陳情は採択ということで、結論がこの
委員会として一定
の結論をきちんと出していければと思っております。
○
伊藤照子 委員長 ほかにありますか。
◆
小俣則子 委員 私も、
教育新聞だったか報道なんですけれども、12月20日
の閣議決定で、
萩生田文科大臣が、来年度に向けてという
のを何か報道したということを聞いて、その2億円が今年度という
のは、すみません、令和2年度になる
のかな。令和3年度からみたいなことをお話しされていたということを聞いたんですけれども、その中身と、この2億円という
のがどうつながる
のかということをわかれば教えていただきたい
のですが。
◎
浅見英男 子育て支援課長 報道で知り得る限りなんですけども、新年度ですから令和2年度
の予算に2億円計上するということを伺っております。
◆
小俣則子 委員 またちょっと、私も今日持ってこようと思って今ちょっと手元になくて、
閣議決定で話された
のは、令和3年度になる方向
のような発言だったという趣旨を聞いたものですから、ちょっと違ってきた
のかななんていうふうに思ったんですが、この2億円が具体的にどのように使われるかということがあるんですけれども、できるだけ早く、
公平性も含めまして国が改善するということであれば、この陳情に対して結論を出す、私たちはこれを採択する方向でなんですが、結論出せればいいなというふうに後押しするという意味でもしたほうがいいなと考えています。
○
伊藤照子 委員長 ほかにございますか。
◆
小林あすか 委員 本年もよろしくお願いいたします。
わかる範囲で構わないんですけども、1月に入っていますので、恐らく来年度4月から入るお子様を抱えている方は、それぞれ
幼稚園だったり保育園それぞれ
入園先を決めていらっしゃるころ、お申し込みを絞ってらっしゃるころだと思うんですけれども、こちら
の陳情を出されている園に関しては、今年度も昨年度も含めて、今まで
の入園者の数と、今現在で来年度
の入園希望の方
の違いとかに影響が出ている
のではないかというところを懸念しておりまして、最終的には早く採択、不採択を示したほうがいいなというところなんですけれども、その辺、もしわかる範囲で構いませんので、来年度
の入園希望者に影響が出ているか出てないかということはわかりますか。
◎
浅見英男 子育て支援課長 申しわけありません。入園
の件については具体的に承知しておりません。
○
伊藤照子 委員長 ほかにありますか。
ほかになければ、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤照子 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第23号、
江戸川区
障害者支援ハウスにおける
利用者死亡事故の真相究明のため
地方自治法第100条
委員会の設置を求める陳情について、審査願います。
◆
滝沢泰子 委員 前回
の陳情審査から今日まで
の間ということになりますが、
真相究明及び
再発防止に向けた区として
の取組みが具体的にどのように進んできている
のかということをお聞きしたい
のと、私が前回もお願いしたところで、区として
の真相究明及び
再発防止として
の取組みについて、具体的に何かその後行われているかということ。
それから、
障害者支援ハウスの利用者さんたち
のお風呂
の利用再開に向けて
の取組みについて教えていただけましたら幸いです。
◎
飯田常雄 障害者福祉課長 ただいまご質問いただきました区
の取組み状況というところでございますが、これまでご案内したところと同じかもしれませんけれども、
事故発生以来、
再発防止に向けた取組みや検討を進めているところでございますが、いまだ警察
の捜査状況が進展していないという状況でございますので、警察
の捜査状況を注視しながら、また、これを受けて
原因究明を行った上で
再発防止策を検討するということに対して、今、引き続き検討を続けているところでございます。
区として
の取組みというところにつきましては、
福祉部として、ほか
の部ともちろん
指定管理というところにつきましては、
経営企画部とももちろん連携しながら区として取り組んできております。これは今もこれまでも変わらないところでございます。
お風呂
の利用につきましては、やはり事故
の原因が何だった
のかというところを受けて、しっかりと
再発防止策を検討した上で再開したいということで、浴槽
の利用、入浴も引き続き中止をした上で
シャワー浴ということで対応していただいているところでございます。
◆
滝沢泰子 委員 警察
の捜査が、警察
の中
のことなので進展している
のか進展していない
のかなかなか知り得るものではないと思う
のですが、
書類送検等の具体的な手続が進んでいないということかと、現時点までに
書類送検のような具体的な手続が進むまでに至っていないということかと思いますけれども、
刑事責任と
民事責任と行政として
の責任、
事業者の責任という
のはまたそれぞれ別
の、別というか、共通
の同じ出来事ですけれども、それこそ
刑事事件では不起訴になっていても、
民事事件では
不法性ということが認められて
損害賠償が認められるような判決が出る場合もありますし、警察
の捜査に協力していくとか、
刑事責任がどうなっていくかということを注視していく、向き合っていくということは極めて重要ですし、そうしないといけないことだと思うんですけれども、必ずしも
原因究明とか
再発防止とかということを
刑事責任の判明
の有無や内容
の判明ということだけに頼って進めていくと、やはり、それは区としてできることがもっとほかにある
のではないかというふうに思われる、この
陳情者の方
のように思われる
のも致し方ない
のかなというふうに、やはりどうしても思いますので、何度も申し上げていますが、最低限、区として
の検証に取り組んで、区として
の検証
の結果等を公表していくような取組みを、これは要望いたします。
お風呂
の利用に関しても、今、
シャワー浴ということですけれども、
利用者さんたち
のニーズもありますし、そもそもお風呂という
のが湯船につかってリラックスをするといったような効果というものも期待されて利用されているものというふうに思いますので、前回もお聞かせいただいたような
入浴支援マニュアルを今後整備していくかもしれないということですので、
事業者として、
江戸川区が
事業者なわけですけれども、この場合、
事業者として検証して再開していくようなめどをぜひしっかりとつけていただきたいというふうに、これは
事業者として
の事業運営の能力ということにも、
事業運営の能力へ
の信頼ということにもつながることと思いますので、お風呂
の利用再開に向けて
事業者としてぜひ自ら
原因究明と
再発防止に向けてしっかり取り組んでいただきたいと引き続きお願いして、陳情に関しては、私たち
の会派では、ちょっと正直、今、意見が出そろっていないところですので、すぐに次回結論出せますということを今言える状態ではないことを申し添えまして、以上とさせていただきます。
○
伊藤照子 委員長 ほかにありますか。
ほかにないようでしたら、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤照子 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第25号、別居・離婚後
の児童虐待等を防止する運用・
法整備を求める陳情及び第26号、別居・離婚後
の児童虐待等を防止する
公的支援を求める陳情についてですが、前回
の委員会で要求した資料が提出されましたので、
執行部から説明をお願いいたします。
◎
野口千佳子 児童女性課長 資料要求のありました2点についてお示ししております。資料
の紙をごらんください。
まず1点目が、23区内
の養育費・
面会交流等のホームページ掲載状況でございます。23区
のホームページを調べたところ、6区が掲載を行っています。一覧
のとおりでございます。また、掲載
の中で資料をつけていて、独自
の資料を用いている
のが世田谷区1区のみ、また、
外部リンクというふうに書いておりますが、これは、
法務省民事局のホームページのリンクを張っており、
法務省のページに飛ぶというような説明
の仕方でございました。また、
相談窓口は、そのうち2区が
相談窓口のご案内をしているというようなところでございます。
また、2点目として、
DV被害等による要
保護世帯の状況、
母子逃げというふうによく言われている方
の状況でございます。
江戸川区内、現在は
子ども家庭支援センター自立支援係等で相談などを行っておりますが、30年度、31年度
の相談
の件数、実際に支援した件数を載せております。
○
伊藤照子 委員長 資料については説明
のとおりですので、審査
の参考としてください。それでは、一括して審査をお願いいたします。
何かございますか。
◆
滝沢泰子 委員 資料
の23区内
の養育費・
面会交流等のホームページ掲載状況については、
主管部署についても調べていただきまして、ありがとうございます。
主管部署の中に、このいただいた中
の6区
の中
のうち2区、大田区と葛飾区が、
主管部署が
戸籍住民課戸籍担当ということになっています。
江戸川区でも窓口、
戸籍課の、この
江戸川区役所の本庁
の1階
の区民課の窓口には
法務省の子どもの養育に関する
合意書作成の手引きとQ&Aに関係したパンフレットが置いてあるというふうに思っておりますが、このように
ホームページにも載せていくという
のは、情報を必要としている
人たちにとってより有益だと思いますので、
江戸川区としてもぜひ
江戸川区
のサイトでも情報提供していただきたいということ
の要望を、この際させていただきたい
のと、ぜひ、せっかくこのような資料を集めていただいたので、
区民課等とも共用して検討していっていただきたいということ
のちょっと関連して
のお願いが一つと、それから独自に、この
ホームページで
の掲載とは別に独自に
手引きというか、
離婚届を区役所に取りに来た人に、お子さんがいらっしゃるということがわかったときに、区が作成している冊子を渡している区があると思うんですが、多分、たしか文京区が何年か前からそうしているんじゃないかなと思うんですが、もうちょっとほかにも取組みが、具体的にその後、さらにちょっと追加
の資料要求ですみません。区として、そういった何か紙
の冊子等をつくって配ったりしている取組みがあるかどうかと、
養育費・
面会交流について
の相談受付を掲げている窓口という
のがありますけど、これ以外にも、要するに
子ども家庭支援センター等で
法律相談を行っているというような取組みをしている
自治体が結構あると思うんですけれども、
子ども家庭支援センターというか、
児童家庭相談の延長として
の法律相談に取り組んでいる
自治体を具体的にどういうふうにある
のかということも、もしできたら確認させていただければなと思います。
ちょっと後先しますけど、26
号陳情が言っているような
江戸川区として
の取組み、
共同養育支援の取組みという
のは私は賛成できるものだと思っているので、ぜひ
江戸川区でも前向きに研究、検討していっていただきたい
のと、陳情もちょっと
タイミングを見て前向きに採択していけたらいい
のかなというふうに思っております。
第25
号陳情については、私自身は
共同親権という
のは日本でも実現していくべきだと、
子どもの最善
の利益に鑑みて実現していくべきだというふうに考えているんですが、現状、どうしても
子どもたち本人、
子どもの立場
の人たちよりも、
子どもを育てている立場
の方、
子どもさんと離れている方という立場で、非常に意見
の一致というか見解とか立場が違うということもあって、なかなか非常に厳しい議論になっている状況があるんではないかなというふうに認識しておりまして、この第25
号陳情も、陳情
の原文を読んだ私
の認識ですけれども、やはりそういった
子どもさんにとって
のどういう親
の立場かというところ
の立場性があって
の陳情ではないかなというふうに受けとめておりまして、その中心にいる
子どもたち
のために何がいい
のかという視点で、
江戸川区議会として国に
意見書を出していくという
のはいいと思うんですけれども、ちょっとそういった非常に政治的なあつれき
のようなものが激しくあるような現状があるという認識をしているので、どういった
タイミングで
江戸川区議会として国に
意見書を上げていく
のがいい
のかということについては、ちょっと慎重に考えていきたいという考えであります。
◎
野口千佳子 児童女性課長 資料要求にあった
独自資料を渡している区があるかどうかという点と、
法律相談を
子ども家庭支援センター等でやっている区があるかという
のはお調べして、可能な限り資料をご提出いたします。
◆
滝沢泰子 委員 よろしくお願いします。
○
伊藤照子 委員長 ほかにございますか。
◆
小俣則子 委員 前回
の委員会で、私も
勉強不足でというお話をさせていただいたんですけれども、この間、
厚生労働省の委託事業で
養育費相談支援センターが開設されたということで、この事業をいろいろな角度
の専門家が担っているんですけれども、10年間にわたって2010年から2019年
の10年間にわたって
の事業をまとめるというか、いろいろ事業を見直すというか、そういう文書が出ていたんです。それを今読んでいる途中なんですけれども、かなり長大な資料なので、ただ非常に考えさせられました。具体的に
養育費の問題については、その資料によると2003年に調査をしても、例えば、
養育費一つとってみても、その当時
養育費を受けたことがないという、
母子家庭なんですけれども、母子が7割以上占めていたと、2003年です。それで、2016年
の調査でも受け取っているという
のが24.3%しかいなくて、もう本当にほとんど変わらない状態だったということも書かれている問題や、また、
子どもと
の面会交流という点でもいろいろ
家庭裁判所でいろいろ審判が出されて、会うとか会わないとか、そういう
のも含めて判断されているということもあって、
子どもは会いたいけど向こうが会いたくないと。
子どもは会いたくないけれども家裁
の調停
の結論では会うというか、非常に難しいなと思いながら読んでいます。まだちょっと、私自身が
勉強不足なので、いろいろ読んで、また
江戸川区として確かにこういう取組みへ
の支援という
のは必要だなと思うし、先月
の、いろいろ部長から
のお話
の中でも、
江戸川区としてもいろいろな部署でいろいろ担っている部分があるので、
江戸川区としてやっていること、それからできることが何かという
のをもうちょっと勉強しながらなので、今日は継続していただきたいと思いました。
◆
小林あすか 委員 まず陳情を読んで、私が一番はじめに今思っていることは、文章そのまま抜き取りますと、
共同養育の話、
面会交流の話、
養育費の話、一言で言うところで、離婚後
の子どもに対する養育というところ
の陳情だとは思うんですけれども、今ほか
の議員からもあったように、それぞれでかなり複雑な問題があるので、一概に、じゃあこの陳情をそのまま採択しましょうというところではすごく難しい判断な
のではないかなというところ感じております。ただ、他
の議員も言っておりましたが、陳情
の一部に
江戸川区独自で
江戸川区
の子どもたちに対してというところ
の文言をとると、やはり
江戸川区に合った親子に対して
の公的支援というものは、やはりこれから考えていかなきゃいけないなと感じておりますので、この陳情
の全てを採択するという意味ではなくて、
公的支援を少し充実させるという部分では、
江戸川区もぜひ前に進んでいただけたらなと思っているところです。
その中で、今日ちょっとお伝えしたいというか言いたい
のは、特に、金銭面である、ここ
の陳情にもあります
養育費という部分で、私もちょっと手元に資料がないので、ちょっとふわっとした情報でしかないんですけれども、関西でしたり
東京都内の23区
の中でも、離婚
の両親、父親、母親
の間に
公的機関だったり民間
の機関が入って、
養育費の支払いを保障するというところをやっている
民間企業だったり、それを支援する
自治体というところがあって、先日私も実際にお話聞きに行ったところです。豊島区などに関しては、比較的前向きに
養育費の補償というところでは動こうかなというお話もちょっと聞いておりますので、そういったところ、
養育費の補償という部分で、
江戸川区が今後何か考えていることがあれば、この点ちょっとお伺いできればなと思います。
◎
野口千佳子 児童女性課長 養育費の補償という点では、今、強制力がないという点ですとか、もちろん
養育費の相談、
子ども家庭支援センターの中で離婚相談や、その後
の生活
のめどという意味で
の養育費が、例えば、家族状況によって
養育費が変わる、収入によっても変わるんですが、そういったところ
の相談を受けたりということは現在もやっておりますが、新たにということは、現在はありません。
◆
小林あすか 委員 相談という部分でも確かに、余談ですけれども、私もかなり若い学生、中学ぐらい
のときから
母子家庭でしたので、
公的機関の相談なんかにもすごくお世話になったので、そういうところでは、あとは、
子ども家庭部なんかにも支援
の事業はたくさんあるので、それも
江戸川区
のお母さんたちが、かなりとても評価している声を聞きます。すごくいい
のをやってくださっている。
貧困家庭でやっぱり学び
の場がというところで、実は私も塾に通えなかったので、放課後残って勉強していたんですけど、やっぱすごく
貧困から出てくる2次災害、3次災害というところもすごくやっぱり
子どもたちに影響するので、できれば前向きに
養育費という
のは金銭面、経済面というところ
の今相談もやってらっしゃるということですけれども、今
の事業を、あと発信というところをぜひ、なかなか
貧困層
の中にはやっぱり情報
貧困というところもあって、どうしても内にこもっているというところがありますので、紙媒体にかかわらず、ちょっとそういったところ
の発信も
公的支援で検討していただけたらなと思っております。これは要望とご意見ということで終わらせます。
○
伊藤照子 委員長 ほかにありますか。
ほかになければ、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤照子 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第30号、
幼児教育無償化の対象外になった園へ
の救済に関する請願についてですが、前回
の委員会で要求した資料が提出されましたので、
執行部から説明お願いいたします。
◎
浅見英男 子育て支援課長 前回、小俣委員から要求がありました資料について提出をさせていただきます。左上に、第30号請願資料という資料をごらんください。
まず、1点目ですけども、園
の概要でございます。園児数が表
のとおり、令和元年12月現在78名在籍しておりまして、そのうち6名が
江戸川区から通っている
子どもでございます。
2点目、
類似施設として、東京都保護者負担軽減事業
の対象除外とされている理由でございますが、東京都は昭和50年代を最後に対象施設
の新規認定を行っておりません。それで、現在
の園長が数年前に就任しておりまして、その辺
の経緯については詳しいことは不明でございます。
3点目、他市
の補助
の状況ですけども、市川市が、市在住
の保護者に対して、この資料
のとおりに補助を行っております。
○
伊藤照子 委員長 資料については、説明
のとおりですので、審査
の参考にしてください。それでは、審査をお願いいたします。
◆
小俣則子 委員
江戸川区
の区民
の方
の利用が6名ということで、
江戸川区
の利用している皆さんから
の声が今回初めてということだった
のは、そういう
利用者が少ないからかなと思いました。それにしても、
江戸川区で
利用者が少ないといえども、やっぱり
江戸川区
の子どもたちが通っている、また独自
の特徴ある
幼児教育をするという私財を投げ売って
の先代
の園長含めて頑張っているという点では、陳情
の原文
の中に書かれている内容読んでも、やはり
自治体として支援すべきだなというふうには思います。
それで、記書き
の特に2番、いただいた資料で、東京都
の類似施設の対象外というか、なっていないという点で、今回、
類似施設については
江戸川区も区として
の補助を行っているわけで、この東京都が
類似施設として認めるかどうかということが一つある意味では大きな保護者
の負担軽減につながるかなと思いますので、ここで東京都に
類似施設となるように
意見書を提出してくださいということだけでも急いで提案したいなと思います。特に、紹介議員が自民党
の須賀精二さんということもあって、ぜひこのことは強く、2番、東京都に
意見書を上げるということだけでも一致できるんではないかなと思いますので、これはぜひほか
の会派
の皆さんも、1番はとにかく、2番については東京都に対して
意見書を早く上げる必要がある
のではないかと思います。
○
伊藤照子 委員長 ほかにございますか。
ほかになければ、本日は継続としたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤照子 委員長 それでは、そのようにいたします。
以上で、本日
の請願・
陳情審査を終わります。
次に、
所管事務調査については、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
伊藤照子 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、
執行部報告があります。
はじめに、
福祉部お願いいたします。
◎白木雅博 福祉推進課長 私からは、机上に資料を置かせていただいてございます。
江戸川区民生・
児童委員一斉改選
の報告でございます。
資料にございますとおり、昨年
の12月1日付で改めて任期3年
の民生委員
の一斉改選がございました。今回、定数、2番に書いてございますが444に対しまして、12月1日時点では414名ということで、欠員30名
の充足率が93.2%という状況でございます。
ペーパーにはございませんが、3年前、前回と
の変更点ということで大きく3点ございます。
一つは、民生委員個人それぞれ
の定年
の年齢でございます。3年前は73歳未満が定年でございましたが、今回より75歳未満が定年ということで、2歳年齢が上がってございます。
それから、下
の4番
のところに、後でまたちょっと細かく報告させていただきますが、区内を今まで15地区に分けて地区割をしてございましたが、今回から新たに二つ増やして17地区ということにさせていただいてございます。それから、それに伴いまして定数につきましても、先ほど444名が今回ということで申し上げましたが、3年前435名ということでございまして9名定数が増えているという、大きくこの3点が3年前と変更になったところでございます。
それから、4番にそれぞれ地区ごと
の会長名を記載させていただいてございます。まず、地区としては4番
の一之江地区と、それから10番
の葛西第四地区、こちらが一之江については1番にある松江第一地区から分かれて一之江地区が新たにできてございます。それから、10番
の葛西第四地区については、その上
の9番葛西第三地区が二つに分かれて新たに葛西第四地区となってございます。また、今回、全体
の会長
の代表会長につきまして、3番
のところにあります大西会長さんが田中会長さんにかわりまして新たに代表会長に就任されてございます。それに伴う職務代理につきましては7番
の津会長さんに新たに職務代理を引き受けていただいてございます。会長名
のところでございますが、1番松江第一
の北野会長さん。それから4番
の田澤会長さん、一之江です。それから5番
の小松川第一、和田会長さん。それから10番
の葛西第四
の矢島会長さん。以上4名が今回から新たに会長に就任された方々でございます。
◎坂本崇一郎 介護保険課長 介護保険課からは、
介護保険料納付促進月間について
のご報告でございます。ペーパーが1枚用意されているかと思います。
介護保険課では、毎年ですが2月を介護保険料
の納付促進月間と位置付けまして、滞納
のある方に対して訪問と電話による催告を集中的に実施しているところでございます。実施期間は2月
の1カ月間ということで、2月1日号
の広報、それから区
のホームページ等で周知
の上、滞納者
の皆さんには積極的にアプローチをすることで収納率
の向上に努めているところでございます。
◎大澤樹里 発達障害相談センター長 私からは、講演会について
のご報告でございます。A4
のチラシ「エビデンスに基づいた発達障害支援と地域連携について」をごらんいただければと思います。
4月から発達障害者支援センターを全面オープンするに当たり、シンポジウムを開催いたします。日時は、2月15日(土)、10時から15時半でございます。場所は総合文化センター
の研修室です。対象はここにございますように、療育・教育にかかわる方。また、学齢期まで
のお子さんをお持ち
の保護者
の方及び関心
のある方200名となってございます。内容は、
発達相談・支援センター
の事業
の概要
の紹介と、センターでも行う科学的根拠に基づく支援について、外部講師による研究発表や、実際に取り組んだ保護者による講演などでございます。
また、当日ロビーにおきまして、バーチャルリアリティーやロボットなどを活用いたしまして、発達障害
の疑似体験やかかわり方を学ぶというような体験ブース
の設置なども予定してございます。
裏面には、新しいセンター
の概要と、新たに始まります児童発達支援センター
の特色
のほう掲載させていただいてございます。
申し込みは2月10日締めとなってございます。電話とファクスで受け付けさせていただく予定でございます。
また、講演会
の周知に当たりましては、1月20日号
の広報、
ホームページのほか、区内
の幼稚園、保育園、学校、そして育成室をはじめ、民間
の事業所、区内
の主要施設ですとか、発達障害支援会議
の委員
の皆様へ
のご説明と、チラシ配布による周知を図ってまいります。委員
の皆様におかれましてもお時間がございましたら、ぜひ足をお運びいただければと思っております。
また、明日10日からですけれども、新しいセンターにつきましては、ビデオリポート
のほうでも放映される予定でございます。あわせてごらんいただければと思います。
○
伊藤照子 委員長 次に、健康部お願いいたします。
◎塚田久恵 健康推進課長 私からは、
健康ポイントを活用した
健康づくり事業、こちら
のご報告をいたします。お手元
の資料をごらんください。
この事業は、昨年度から始まりまして2年目を迎えましたけれども、どうしても健康に関心が向きにくい子育て、働き盛り世代
の健康意識
の醸成を図り、生活習慣病
の予防を推進するために行っている事業でございます。今年度につきましては、昨年
の10月から11月30日まで
の2カ月間で実施してまいりました。
取組みとしましては、これは、健康にかかわるような取組みをしていただいたPTAにポイントを付与しまして、目標ポイントを超えたPTAについては表彰、商品を送るというものでございまして、主に8,000歩を超えるようなウォーキング、それから20分程度
のジョギング、野菜を食べるですとか、健康診断受ける、こういった健康にかかわるような行動を促すことが目的となっております。
今年度は、4にございますように、小学校で31校、中学校で12校参加していただきました。括弧で昨年
の実績もございますように、今年は取組みをしていただいた学校が非常に増えてきたところでございます。
今年度
の特徴としまして、もう一点、中ほどにございますように、今年度から区
の総合アプリを活用しまして、ここで実施した結果
の報告というかエントリーができるような形にしてございます。頑張っていただいた学校につきましては、小学校18校、中学校8校へ抽せんで賞品を贈呈することになっておりますので、こちら
のほうは今月中にその対象校に商品
のほうを贈呈したいと考えております。この商品につきましては、関係団体から
の協力ということで、
江戸川区医師会をはじめ、区内7事業所、企業から
の協賛で実施しているところでございます。
あと、このアプリでアンケートもさせていただいたので、参加した方
の声を参考にお伝えしますと、「このおかげでいつもよりも意識して歩くようになった。」、「生活習慣を見直すきっかけとなった。」、「意識づけ
のきっかけになると思う。」、それから、「チャレンジ
の週だからということではなく日ごろから健康に気をつけていきたい。」というような感想もいただいているところでございます。
○
伊藤照子 委員長 ただいま
の報告について、何かご質問ございますか。
◆
小俣則子 委員
介護保険料納付促進月間についてなんですけれども、1カ月以上
の介護保険料滞納している者ということで対象者になっているんですが、何人ほどいる
のか、それから、また第1段階から第15段階があるんですが、段階ごとにわかれば教えていただきたいと思います。
◎坂本崇一郎 介護保険課長 今
のご質問ですが、ちょっと月ごとに取っているわけではないので、昨年度末
の話になりますけれども、30年度末で5,808人が全体
の滞納者数でございます。うち、第1段階
の人数という
のは約4割程度ということで、これは決算特別
委員会のときにもご報告したとおりでございますけれども、この人数をなるべく減らしていく、ふだんずっと払ってなかったということで負担を強いられる方もいらっしゃいますので、そういったこと
のないようにしてまいりたいと思ってございます。
◆
小俣則子 委員 また、よく払える
のに払わないというようなお話も聞くんですが、そういう方という
のは、多分所得が高い方な
のかなと思うんですが、その辺はどの程度いる
のか、把握されているんでしょうか。
◎坂本崇一郎 介護保険課長 どの程度という
のはちょっとお答えが難しいんですけれども、基本的に払える
のに払わない方に対して納付を促すというものでございまして、払えない人から無理に取るとかということでは決してございませんので、そのような方がこの5,808人
の中
の大半な
のかなと思ってアプローチはします。その中で、そうじゃない方が見つかれば、きちっと対応していくということだと思ってございます。
◆
小俣則子 委員 先ほど
の課長
のお話
の中で、1段階
の方が4割ということで、やはり一番多い
のかなと思って、所得が低い方が介護保険料
の負担というか、確かに大変なんだろうなと思いますので、できるだけご相談に乗りながら進めていただきたい。丁寧に対応していただきたいということを申し上げて終わります。
○
伊藤照子 委員長 ほかにありますか。
◆
滝沢泰子 委員
江戸川区民生・
児童委員一斉改選
の報告についてで、この地区を増やすこと、人数が増える
のはこれは多分人口が増えている関係で人数を増やされる、
江戸川区
の人口が増えているから増やされる
のかなというふうには思ったんですが、地区を増やす考え方と人数を増やす考え方について教えてください。定年を延長という
のは全般的にこういった役職で定年を延ばしていく方向にあるので、そういうことかなと理解したんですが、お願いします。
◎白木雅博 福祉推進課長 まず、地区割がありきだと思うんですが、地区割につきましては、これは国
のほうから示されている基準で、大体一つ
の地区単位で25人程度を標準にしなさいと、民生委員さん
の数を、25人が標準ですというふうになっていまして、それを大きく上回る場合は、特に40人以上になる場合は積極的に区域
の変更、増設を行いなさいということで指導いただいているものですから、今回、先ほど申し上げた松江第一地区と葛西第三は40人以上というところありましたので分けさせていただいたということでございます。
おっしゃるとおり、特にその中でも葛西第三については葛西地区やはり人口増えてございますので、人口増もありまして地区
の増で定数が増えた部分と、それからやはり受け持ちが増えたということで定数を増やさせていただいたという両面ございます。
◆
滝沢泰子 委員 わかりました。あと、地区が増えたということ
の関連で確認なんですけれども、例えば、
子どもの保護に関する地域協議会、要保護児童協議会で、今は地域単位
の協議会を行っていただいているといったようなこともこの
委員会でご報告されたりしましたし、例えば、地域包括支援センターですとか、地域福祉という単位でいろいろな機関と連携していったり、協議会に参加していくっていったような場面も民生・
児童委員の皆さんにはあるかと思うんですが、そういったその地域福祉として
の取り組む場面で
の地区割というか、地域割とこの地区
の地区数
の変更ということ
の影響とか整理とか、そういったことについて一応ちょっと確認をさせてください。
◎白木雅博 福祉推進課長 これ、いきなり決まったことではなくて、前回
の任期
の間からそれぞれ地区ごとですとか全体で協議をさせていただいた上で、最終決定をさせていただいてございますので、委員さんご指摘いただいたような懸案についてはないというふうにご理解いただければと思います。
◆
滝沢泰子 委員 地域福祉、すごい重要になってくると思いますので、ますます重要になってくると思いますので、いろいろな地域
の方に民生・
児童委員としてもご貢献いただいているんだなということを改めて認識しました。ありがとうございます。
それから、
介護保険料納付促進月間について一つ、これ要望になるかもしれませんが、督促状・催告状送付するということなので、この中に当然その払いたくても払えない方々
の相談
の窓口
の案内とかも入れられると思うんですが、こういった督促状や催告状
の送付
のタイミングでなかなかいろいろな複合的な困難な状況にある人が、何かしら
の相談窓口につながっていくきっかけになっていくという
のは、
江戸川区としても、例えば、それこそ自死
の予防とかにも力強く取り組んでいるわけなので、そういった情報がせっかく郵送物を送るんであれば、届くような工夫というかあわせて
の取組みもますます期待したいなというふうに思いました。
◆藤澤進一 委員 民生
の件でちょっと確認なんですけども、民生委員さんと
児童委員さん
の地域でも私どもさまざまな形でご一緒させていただいていますけれども、大変重要な役割を担っているというふうに思っております。とりわけ弱者
の方、高齢者
の方とか、お子さんですよね、こういった方々が本当に現場でそれぞれ相対する中で実情、実態を踏まえて、聞くところによると本当にもう朝早く、どうしてもお目にかかれない方とは朝早くとか、あるいは夜遅く何度も足を運んで、暑い寒い関係なくやっているという熱心なお話を聞いて、本当に頭
の下がる思いなんですけども、そのほかに結構、地区
委員会の活動もあって町会
の活動とも
リンクしている、さらに学校現場とか特養ホームとか、そういったおじいちゃまおばあちゃまのそういった現場にも行って、本当に多種多様で、我々がこういうふうに言う
のは簡単ですけど、やっている皆さんという
のは大変なご苦労あるなというふうに本当にこの機会に改めて敬意を表するところですけれども、ちょっと気になる
のが、この在職が7.7年ですよね、これはこの方々は途中で入る方もいますけど原則1期3年ということですから、そんな長くないなという、普通でいけばいろいろな区
のさまざまな職
の任期がある方々
の公務
の尺を考えても2期とか3期という
のは、逆にいろいろなことがやっとわかってきて楽しくなったり、自分
の経験がだんだん生かせられたり、声が提案ができるようになって、本当にそういうときなんじゃないかなというふうに思うんですけど、そこ
の段階でおやめになる方が多いという
のがこの平均
の活動
の年数にあらわれているということは、これはたまたま今回いただいた任期改正における資料ですけども、今まで
の従来と比べてどうなんですかね、例えば、在職
の平均年齢は64ということですし、それから、僕が特に気になる
のは本当に在職年数、これ例えば上がっている
のか下がっている
のかとか、例えば、そこに、どっちにせよですけれども、行政として
の何らかの課題認識を持っている
のか持っていない
のかという、ちょっとこれだけ確認させてください。
◎白木雅博 福祉推進課長 先ほど、委員さんからお話あったとおり、非常に確かに日常的に平日、夜間、それから昼間問わず多忙を極めておりますので、なかなか正直なところ、常勤
の方は基本的には民生委員ご遠慮いただいているという現状がございまして、やはり60とか65過ぎからようやく民生委員
の活動に入っていただける方が多いという現状ございます。
その関係もありまして、先ほど2歳ではありますけれども定年が延びたということお話させていただいて、今回もかなり、本来、前回
の基準ですとおやめいただかなきゃいけない方が大分ぎりぎり残っていただいた方も多いという状況でございまして、大変忙しいという部分と、それから、どうしてもそこをやるにはほか
の仕事、常勤を持っていてはなかなかこの民生委員務められないというような現状があって、そこがやはり一番
の課題な
のかなというふうには考えておるところでございます。ただ、今、具体的にじゃあ定年をさらに延ばせばいい
のかとか、定年をなくせばいい
のかって議論に関しては、まだちょっと区としてはまだ結論が出ないというような状況でございます。
◆藤澤進一 委員 わかりました。僕は定年を延ばせということではなくて、OB
の皆さんも側面協力されたりして、それぞれ
の会として委員
の皆さんが非常に自己努力を積んでおられ時間を工夫されてらっしゃるということ、それでご自身たちはこの活動やっぱり大事なんだという認識を深くお持ちなんだなというふうに理解するんですけれども、だから探す
の大変なんです。町会でも何でも本当に、できればこれ町会
の役員とは違った方にやっていただく
のが本当は理想なんですけど、なかなかいない、そうするとやっぱり町会に役員
の中で今課長お話になったような方たちを、時としては無理無理お願いしてやっていただいている現状があるんです。そうすると、その人
の負担という
のは大きくなって、という
のは、民生委員やったからじゃあ町会は勘弁してくださいって言うと、いやそんなこと言わないで町会も大変なんだよということになるわけです。これ、多分別にこれは小岩とか葛西って問題ではなくて、全国的にこういう問題あると思うんです。地域に横たわっていると思うんです。ですから、ぜひ民生委員
の方、今この方たちだけ
の問題として言いますけども、行政としてもそういうことは当然、理解、把握しているわけですから、可能な限りこういった方々に寄り添う、従前からやってらっしゃる
のはよくわかっているんですけども、よりこういった方々とよくよく意見交換して、例えば、新たに今言ったように、中
の活動
の工夫で、確かに平日
の朝から晩までやってくださいといったって現役世代無理です。でも、やっぱり、その活動を多少その中で分担化するとか、あるいは、いい意味で前向きに細分化するなどして、何らかもうちょっといろいろな人
のかかわれる工夫を、ぜひ行政としても現場
の民生委員
の皆さん、
児童委員の皆さんとあわせて、ぜひぜひこれ地域福祉
の本当に最たる現場
の最前線
の方々
の活動ですので、さらなる充実を望んでまいりますので、そのため
のバックアップを重ねて要望して終わります。
○
伊藤照子 委員長 ほかにありますか。
それでは、以上で、
執行部報告を終わります。
次に、その他について何かございますか。
◆
滝沢泰子 委員 今日は台風19号
のことは調査中なので質問はしません。
児童相談所がいよいよこの春開かれますので、今年度
の残り、どういう進捗
の現状かということをお聞きしたいことが一つと、関連して、
子ども家庭支援センターについて、
江戸川区としてはなくしていくというか、児童相談所に機能を吸収していくということですが、これは、制度的には併存も可能な
のではないかと。私は
子ども家庭支援センターは
子ども家庭支援センターであったほうがいいんじゃないかなというような考えを持っているんですが、区として
の考えと、あとは、
江戸川区と並んだ先行2区については、
子ども家庭支援センターの扱いどうなる
のか、制度的に併存が可能な
のかどうかといったところを教えていただきたい
のと、それから最後、
江戸川少年センターが児童相談所
の近くにあるんですが、具体的な連携ということはどうな
のか。これ
江戸川少年センター
のことをお聞きする
のは、
事業運営とか
子どもたちにかかわっていく、
子どもたちや家庭等にかかわっていく中で
の連携も当然あると思うんですが、
江戸川少年センター
の建物自体が、多分それなりに築年数がたっている建物で、いずれ建替え
の時期が来る
のではないかと思うので、そういったときに何かしらその
子どもや家庭にかかわるような事業をあわせて合築していくような共同
の建物を持っていくような、そして、児童相談所を中核にして、さらに地域にいろいろな資源が集中していくような展望というようなものも将来的に向けて持っていていいんじゃないかなというような視点もありまして、以上、大きく3点質問させていただきます。
◎木村浩之 児童相談所開設準備担当課長 4月
の開設に向けて、これから
の準備状況ということですけれども、建物につきましては今月いっぱいで竣工する予定でありまして、私どもには2月
の頭に建物
の引き継ぎを受けるという状況となっております。それ以降、早速、児童相談所
の開設準備担当課と、一時保護所開設準備担当課につきましては、今、
子ども家庭支援センターにおりますけれども、現地に引っ越しをして、備品等
の搬入、設置等
の準備を順次進めてまいるところであります。
子ども家庭支援センター本体につきましては、3月
の終わりごろに引っ越しをしながら4月
の開設を迎えるというような準備を進めてまいる予定としております。
それから、
子ども家庭支援センターを併設すべきというようなお話ですけれど、まずは、先行2区
の状況につきましては、荒川区につきましては
江戸川区と同様に児童相談所と一体となった形としていくという話を聞いております。世田谷区につきましては、そもそも区内に5カ所
子ども家庭支援センターがあるということで、それを生かしながら
子ども家庭支援センターと児童相談所を併設しながら運営していくというふうに聞いております。
江戸川区は、荒川区とともに児童相談所
の中に
子ども家庭支援センターの機能を組み込みながら運営していくという
方向性、これはまずはじめに、
江戸川区は児童相談所を設置するという段階で、自ら課した命題であります、岡本海渡君
の事件
のときに、各機関
の連携がうまくいかず、その狭間に落ちてしまったというような反省を含めて、まずは支援体制
の一元化を図っていくということが、そもそも
江戸川区に児相を設置するため
の最大限
の目的でありました。これを果たすために、まずはここ
の家庭支援センターの機能を中に含めてまいるというようなことでございます。
もちろん、
子ども家庭支援センターそもそも東京都がオリジナルでつくった仕組みではありますけれども、児童相談所といいます
のは、今、
子ども家庭支援センターで行っている業務を一から全て行う、受けとめて対応するという
のがそもそも
の児童相談所
の業務でありますので、その原点に戻るというような形を考えているところであります。
それから、少年センターにつきましては、隣接しているということで、今後も連携をしてまいりたいということで少年センターとも話し合い、協議まではいきませんけれども、進めましょうということについては同意しているところであります。対応する対象となる
子どもについては、同一
の子どもでありますが、アプローチ
の方面が違うというところで、福祉的観点がある場合につきましては少年センターから問い合わせというか、意向といいますか、連携が図られるというようなこともあります。一方で、非行
の度合いが強い
子どもにつきましては、警察
の法務
の面から少年センター
のアプローチが必要かというところもあります。
今、ともに両方
の施設に心理
の職員がおります。先日は、少年センター
の業務について
江戸川区
の心理職員に対して、こういうことをやっておりますよというような業務
の説明も行っていたところでありますので、心理面で
の連携は深めてまいりたいと思っているところであります。
それから、建替え
の時期で、共同
の建物をということではありますが、これについてはまだ検討は進めていないところであります。
◆
滝沢泰子 委員 これから4月1日
のオープンに向けて、木村課長をはじめ、皆さんご多用になられると思うので、ご健勝をお祈りします。
荒川区は、
子ども家庭支援センターを児相と一体化するということ、世田谷区はもともと区内に5カ所
子ども家庭支援センターがある
のと併存していくということですが、
江戸川区と、荒川区
の違い、世田谷区と
江戸川区
の共通点という
のが明白にある
のは、面積が広いということがあります。世田谷区と
江戸川区は面積が広い、荒川区は比較的面積はそんなに広くない場所だということがあるので、例えば、世田谷区だけじゃなくて、お隣
の江東区でも、
子ども家庭支援センター5カ所持っていて、もしかしたらもっと増えているかもしれないんですが、
子ども家庭支援センターだとこういった拠点をたくさん設けていくようなこともやりやすいといったようなことがあると思います。
江戸川区は、去年
の決算特別
委員会でも私も申し上げましたが、区立
幼稚園を減らしていったことで、子育て広場がそれに伴って、子育て広場あいあいもなくなっていったり、
子どもの数が大変に多いまちですが、全体に広いので、やっぱり徒歩で小さいお子さんを抱えたり、妊婦さんだったりする
人たち、あるいは、
子どもたち自身が徒歩で行けるような場所に、何かしら
子どもや子育て
の拠点があるほうがいいんじゃないかということも考えたときに、
子ども家庭支援センターは
子ども家庭支援センターであってもいいんじゃないかなというふうには思います。一回、今回、一体化してやっていくんだという
のは計画して進めてこられたことだと理解しておりますが、実際運営をしてみたときに、やはり児童相談所とは別に、
子ども家庭支援センターは
子ども家庭支援センターで、特に、例えば、
子ども家庭支援センターの中
のこういう機能という
のは、もっと地域に広くあってもいいんじゃないかとか、そういったような検証も、児童相談所
の運営
の中ではぜひやっていただきたい
のと、まだ最終的にまだ年度内ですので、極端な話、やっぱり
子ども家庭支援センターは
子ども家庭支援センターであってもいいというような判断を、今、ここで
江戸川区としてしていただく
のも、私は一つ
の英断ではないかというふうに思っておりますので、これまで
子ども家庭支援センターが行ってきて、現在行っているような価値について十分、みんなで認識していけたらというふうに思います。
江戸川少年センターに関しては、そういう心理
の専門職
のエキスパート
の人たちもいるところなので、いい形で連携していける
のかなと、お話を聞いて期待を持ちました。施設や建物や、公共施設
のあり方ということでは、もう少し、区と都
の大きな視点になってこようかと思いますが、多分、いずれ建替え
の時期という
のは必ず来ると思うので、区としてもそういった視点も、地域
の面的な展開という視点でも留意していただきたいというふうにお願いして終わります。
○
伊藤照子 委員長 ほかにありますか。
ほかにないようでしたら、それでは今後
の委員会ですが、2月は5日(水)、午前10時からを予定しております。また、3月は、第1回定例会会期中
の12日(木)、午前10時からを予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
以上で、本日
の福祉健康委員会を閉会いたします。
(午前11時04分 閉会)...