• 子どもの貧困(/)
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  1. 江戸川区議会 2020-01-09
    令和2年 1月 福祉健康委員会−01月09日-11号


    取得元: 江戸川区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和2年 1月 福祉健康委員会−01月09日-11号令和2年 1月 福祉健康委員会 令和2年1月 福祉健康委員会会議録 ●日時 令和2年1月9日(木) ●開会 午前10時00分 ●閉会 午前11時04分 ●場所 第4委員会室出席委員( 9人)   伊藤 照子 委員長   栗原 佑卓 副委員長   小林あすか 委員   神尾 昭央 委員   滝沢 泰子 委員   小俣 則子 委員   福本 光浩 委員   田中 淳子 委員   藤澤 進一 委員 ●欠席委員( 0人) ●執行部
      岡村昭雄  福祉部長   松尾広澄  子ども家庭部長   森 淳子  健康部長   渡瀬博俊  江戸川保健所長    外、関係課長事務局    書記 土屋博祥 ●案件  1 請願・陳情審査  第9号・第23号・第25号・第26号・第30号…(継続)  2 所管事務調査…継続  3 執行部報告  (1)江戸川区民生・児童委員 一斉改選報告について  (2)介護保険料納付促進月間について  (3)発達相談支援センターキックオフシンポジウム開催について  (4)健康ポイントを活用した健康づくり事業について(報告)  4 その他                      (午前10時00分 開会) ○伊藤照子 委員長 ただいまから、福祉健康委員会を開会いたします。  署名委員に、福本委員小林委員、お願いいたします。  それでは、各請願・陳情審査に入ります。はじめに、第9号、区内幼児教育類似施設類似園無償化に関する陳情について、審査をお願いいたします。 ◆滝沢泰子 委員 おはようございます。本年もよろしくお願いいたします。  これ、昨年末に国、政府予算案が発表されたかと思うんですけれども、幼稚園幼児教育無償化関係、幼稚園類似施設支援ということで、何か具体的に江戸川区として見えている方向性というはあるかどうか、どのように把握されているかを教えていただければ幸いです。 ◎浅見英男 子育て支援課長 昨年末、報道で知る限りですけども、幼児教育・保育無償化対象外である類似施設に対して、2億円予算を国ほうで来年度計上するということを伺っております。 ◆滝沢泰子 委員 今お示しいただいた、報道でお知りになっているということですが、国予算に幼稚園類似施設支援に2億円計上されているというものについて、江戸川区で、今、令和2年度当初予算編成、予算案を作成されているところかと思いますが、どのように、この江戸川区令和2年度当初予算に計上される見通しかということをお示しいただけますでしょうか。 ◎浅見英男 子育て支援課長 まだ、この報道で知る限りでありまして、また、これに対して東京都ほうでどういった対応をするかというを見極めなければいけないと思っておりますので、今、その情報を確認しているところでございます。 ◆滝沢泰子 委員 わかりました。では、迅速な確認と、江戸川の子どもたちも大変お世話になっている貴重な幼稚園類似施設ですので、適切な支援が講じられるような令和2年度江戸川予算になるように希望いたします。この陳情そのものは、国動きも出てきていますが、その内容についても、まだ今、区としても十分に把握してない状況ということだそうですので、それを踏まえた上でも、今後、さらに継続的な支援、幼稚園類似施設を地域幼児教育機関としてしっかりと江戸川区として認めていくという必要性は十分あるし、高いと思いますので、陳情は採択ということで、結論がこの委員会として一定結論をきちんと出していければと思っております。 ○伊藤照子 委員長 ほかにありますか。 ◆小俣則子 委員 私も、教育新聞だったか報道なんですけれども、12月20日閣議決定で、萩生田文科大臣が、来年度に向けてというを何か報道したということを聞いて、その2億円が今年度というは、すみません、令和2年度になるかな。令和3年度からみたいなことをお話しされていたということを聞いたんですけれども、その中身と、この2億円というがどうつながるかということをわかれば教えていただきたいですが。 ◎浅見英男 子育て支援課長 報道で知り得る限りなんですけども、新年度ですから令和2年度予算に2億円計上するということを伺っております。 ◆小俣則子 委員 またちょっと、私も今日持ってこようと思って今ちょっと手元になくて、閣議決定で話されたは、令和3年度になる方向ような発言だったという趣旨を聞いたものですから、ちょっと違ってきたかななんていうふうに思ったんですが、この2億円が具体的にどのように使われるかということがあるんですけれども、できるだけ早く、公平性も含めまして国が改善するということであれば、この陳情に対して結論を出す、私たちはこれを採択する方向でなんですが、結論出せればいいなというふうに後押しするという意味でもしたほうがいいなと考えています。 ○伊藤照子 委員長 ほかにございますか。 ◆小林あすか 委員 本年もよろしくお願いいたします。  わかる範囲で構わないんですけども、1月に入っていますので、恐らく来年度4月から入るお子様を抱えている方は、それぞれ幼稚園だったり保育園それぞれ入園先を決めていらっしゃるころ、お申し込みを絞ってらっしゃるころだと思うんですけれども、こちら陳情を出されている園に関しては、今年度も昨年度も含めて、今まで入園者数と、今現在で来年度入園希望違いとかに影響が出ているではないかというところを懸念しておりまして、最終的には早く採択、不採択を示したほうがいいなというところなんですけれども、その辺、もしわかる範囲で構いませんので、来年度入園希望者に影響が出ているか出てないかということはわかりますか。 ◎浅見英男 子育て支援課長 申しわけありません。入園件については具体的に承知しておりません。 ○伊藤照子 委員長 ほかにありますか。  ほかになければ、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤照子 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第23号、江戸川障害者支援ハウスにおける利用者死亡事故真相究明ため地方自治法第100条委員会設置を求める陳情について、審査願います。 ◆滝沢泰子 委員 前回陳情審査から今日まで間ということになりますが、真相究明及び再発防止に向けた区として取組みが具体的にどのように進んできているかということをお聞きしたいと、私が前回もお願いしたところで、区として真相究明及び再発防止として取組みについて、具体的に何かその後行われているかということ。  それから、障害者支援ハウス利用者さんたちお風呂利用再開に向けて取組みについて教えていただけましたら幸いです。 ◎飯田常雄 障害者福祉課長 ただいまご質問いただきました区取組み状況というところでございますが、これまでご案内したところと同じかもしれませんけれども、事故発生以来、再発防止に向けた取組みや検討を進めているところでございますが、いまだ警察捜査状況が進展していないという状況でございますので、警察捜査状況を注視しながら、また、これを受けて原因究明を行った上で再発防止策を検討するということに対して、今、引き続き検討を続けているところでございます。  区として取組みというところにつきましては、福祉部として、ほか部ともちろん指定管理というところにつきましては、経営企画部とももちろん連携しながら区として取り組んできております。これは今もこれまでも変わらないところでございます。  お風呂利用につきましては、やはり事故原因が何だったかというところを受けて、しっかりと再発防止策を検討した上で再開したいということで、浴槽利用、入浴も引き続き中止をした上でシャワー浴ということで対応していただいているところでございます。 ◆滝沢泰子 委員 警察捜査が、警察ことなので進展しているか進展していないかなかなか知り得るものではないと思うですが、書類送検等具体的な手続が進んでいないということかと、現時点までに書類送検ような具体的な手続が進むまでに至っていないということかと思いますけれども、刑事責任民事責任と行政として責任、事業者責任というはまたそれぞれ別、別というか、共通同じ出来事ですけれども、それこそ刑事事件では不起訴になっていても、民事事件では不法性ということが認められて損害賠償が認められるような判決が出る場合もありますし、警察捜査に協力していくとか、刑事責任がどうなっていくかということを注視していく、向き合っていくということは極めて重要ですし、そうしないといけないことだと思うんですけれども、必ずしも原因究明とか再発防止とかということを刑事責任判明有無や内容判明ということだけに頼って進めていくと、やはり、それは区としてできることがもっとほかにあるではないかというふうに思われる、この陳情者ように思われるも致し方ないかなというふうに、やはりどうしても思いますので、何度も申し上げていますが、最低限、区として検証に取り組んで、区として検証結果等を公表していくような取組みを、これは要望いたします。  お風呂利用に関しても、今、シャワー浴ということですけれども、利用者さんたちニーズもありますし、そもそもお風呂というが湯船につかってリラックスをするといったような効果というものも期待されて利用されているものというふうに思いますので、前回もお聞かせいただいたような入浴支援マニュアルを今後整備していくかもしれないということですので、事業者として、江戸川区が事業者なわけですけれども、この場合、事業者として検証して再開していくようなめどをぜひしっかりとつけていただきたいというふうに、これは事業者として事業運営能力ということにも、事業運営能力へ信頼ということにもつながることと思いますので、お風呂利用再開に向けて事業者としてぜひ自ら原因究明再発防止に向けてしっかり取り組んでいただきたいと引き続きお願いして、陳情に関しては、私たち会派では、ちょっと正直、今、意見が出そろっていないところですので、すぐに次回結論出せますということを今言える状態ではないことを申し添えまして、以上とさせていただきます。 ○伊藤照子 委員長 ほかにありますか。  ほかにないようでしたら、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤照子 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第25号、別居・離婚後児童虐待等を防止する運用・法整備を求める陳情及び第26号、別居・離婚後児童虐待等を防止する公的支援を求める陳情についてですが、前回委員会で要求した資料が提出されましたので、執行部から説明をお願いいたします。 ◎野口千佳子 児童女性課長 資料要求ありました2点についてお示ししております。資料紙をごらんください。  まず1点目が、23区内養育費面会交流等ホームページ掲載状況でございます。23区ホームページを調べたところ、6区が掲載を行っています。一覧とおりでございます。また、掲載中で資料をつけていて、独自資料を用いているが世田谷区1区のみ、また、外部リンクというふうに書いておりますが、これは、法務省民事局ホームページリンクを張っており、法務省ページに飛ぶというような説明仕方でございました。また、相談窓口は、そのうち2区が相談窓口ご案内をしているというようなところでございます。  また、2点目として、DV被害等による要保護世帯状況、母子逃げというふうによく言われている方状況でございます。江戸川区内、現在は子ども家庭支援センター自立支援係等で相談などを行っておりますが、30年度、31年度相談件数、実際に支援した件数を載せております。 ○伊藤照子 委員長 資料については説明とおりですので、審査参考としてください。それでは、一括して審査をお願いいたします。  何かございますか。 ◆滝沢泰子 委員 資料23区内養育費面会交流等ホームページ掲載状況については、主管部署についても調べていただきまして、ありがとうございます。  主管部署中に、このいただいた中6区うち2区、大田区と葛飾区が、主管部署戸籍住民課戸籍担当ということになっています。江戸川区でも窓口、戸籍課この江戸川区役所本庁1階区民課窓口には法務省の子どもの養育に関する合意書作成手引きとQ&Aに関係したパンフレットが置いてあるというふうに思っておりますが、このようにホームページにも載せていくというは、情報を必要としている人たちにとってより有益だと思いますので、江戸川区としてもぜひ江戸川サイトでも情報提供していただきたいということ要望を、この際させていただきたいと、ぜひ、せっかくこのような資料を集めていただいたので、区民課等とも共用して検討していっていただきたいということちょっと関連してお願いが一つと、それから独自に、このホームページ掲載とは別に独自に手引きというか、離婚届を区役所に取りに来た人に、お子さんがいらっしゃるということがわかったときに、区が作成している冊子を渡している区があると思うんですが、多分、たしか文京区が何年か前からそうしているんじゃないかなと思うんですが、もうちょっとほかにも取組みが、具体的にその後、さらにちょっと追加資料要求ですみません。区として、そういった何か紙冊子等をつくって配ったりしている取組みがあるかどうかと、養育費面会交流について相談受付を掲げている窓口というがありますけど、これ以外にも、要するに子ども家庭支援センター等法律相談を行っているというような取組みをしている自治体が結構あると思うんですけれども、子ども家庭支援センターというか、児童家庭相談延長として法律相談に取り組んでいる自治体を具体的にどういうふうにあるかということも、もしできたら確認させていただければなと思います。  ちょっと後先しますけど、26号陳情が言っているような江戸川区として取組み、共同養育支援取組みというは私は賛成できるものだと思っているので、ぜひ江戸川区でも前向きに研究、検討していっていただきたいと、陳情もちょっとタイミングを見て前向きに採択していけたらいいかなというふうに思っております。  第25号陳情については、私自身は共同親権というは日本でも実現していくべきだと、子どもの最善利益に鑑みて実現していくべきだというふうに考えているんですが、現状、どうしても子どもたち本人子どもの立場人たちよりも、子どもを育てている立場方、子どもさんと離れている方という立場で、非常に意見一致というか見解とか立場が違うということもあって、なかなか非常に厳しい議論になっている状況があるんではないかなというふうに認識しておりまして、この第25号陳情も、陳情原文を読んだ私認識ですけれども、やはりそういった子どもさんにとってどういう親立場かというところ立場性があって陳情ではないかなというふうに受けとめておりまして、その中心にいる子どもたちために何がいいかという視点で、江戸川区議会として国に意見書を出していくというはいいと思うんですけれども、ちょっとそういった非常に政治的なあつれきようなものが激しくあるような現状があるという認識をしているので、どういったタイミング江戸川区議会として国に意見書を上げていくがいいかということについては、ちょっと慎重に考えていきたいという考えであります。 ◎野口千佳子 児童女性課長 資料要求にあった独自資料を渡している区があるかどうかという点と、法律相談子ども家庭支援センター等でやっている区があるかというはお調べして、可能な限り資料をご提出いたします。 ◆滝沢泰子 委員 よろしくお願いします。 ○伊藤照子 委員長 ほかにございますか。 ◆小俣則子 委員 前回委員会で、私も勉強不足でというお話をさせていただいたんですけれども、この間、厚生労働省委託事業養育費相談支援センターが開設されたということで、この事業をいろいろな角度専門家が担っているんですけれども、10年間にわたって2010年から2019年10年間にわたって事業をまとめるというか、いろいろ事業を見直すというか、そういう文書が出ていたんです。それを今読んでいる途中なんですけれども、かなり長大な資料なので、ただ非常に考えさせられました。具体的に養育費問題については、その資料によると2003年に調査をしても、例えば、養育費一つとってみても、その当時養育費を受けたことがないという、母子家庭なんですけれども、母子が7割以上占めていたと、2003年です。それで、2016年調査でも受け取っているというが24.3%しかいなくて、もう本当にほとんど変わらない状態だったということも書かれている問題や、また、子ども面会交流という点でもいろいろ家庭裁判所でいろいろ審判が出されて、会うとか会わないとか、そういうも含めて判断されているということもあって、子どもは会いたいけど向こうが会いたくないと。子どもは会いたくないけれども家裁調停結論では会うというか、非常に難しいなと思いながら読んでいます。まだちょっと、私自身が勉強不足なので、いろいろ読んで、また江戸川区として確かにこういう取組みへ支援というは必要だなと思うし、先月いろいろ部長からお話中でも、江戸川区としてもいろいろな部署でいろいろ担っている部分があるので、江戸川区としてやっていること、それからできることが何かというをもうちょっと勉強しながらなので、今日は継続していただきたいと思いました。 ◆小林あすか 委員 まず陳情を読んで、私が一番はじめに今思っていることは、文章そのまま抜き取りますと、共同養育話、面会交流話、養育費話、一言で言うところで、離婚後の子どもに対する養育というところ陳情だとは思うんですけれども、今ほか議員からもあったように、それぞれでかなり複雑な問題があるので、一概に、じゃあこの陳情をそのまま採択しましょうというところではすごく難しい判断なではないかなというところ感じております。ただ、他議員も言っておりましたが、陳情一部に江戸川区独自で江戸川の子どもたちに対してというところ文言をとると、やはり江戸川区に合った親子に対して公的支援というものは、やはりこれから考えていかなきゃいけないなと感じておりますので、この陳情全てを採択するという意味ではなくて、公的支援を少し充実させるという部分では、江戸川区もぜひ前に進んでいただけたらなと思っているところです。  その中で、今日ちょっとお伝えしたいというか言いたいは、特に、金銭面である、ここ陳情にもあります養育費という部分で、私もちょっと手元に資料がないので、ちょっとふわっとした情報でしかないんですけれども、関西でしたり東京都内23区中でも、離婚両親、父親、母親間に公的機関だったり民間機関が入って、養育費支払いを保障するというところをやっている民間企業だったり、それを支援する自治体というところがあって、先日私も実際にお話聞きに行ったところです。豊島区などに関しては、比較的前向きに養育費補償というところでは動こうかなというお話もちょっと聞いておりますので、そういったところ、養育費補償という部分で、江戸川区が今後何か考えていることがあれば、この点ちょっとお伺いできればなと思います。 ◎野口千佳子 児童女性課長 養育費補償という点では、今、強制力がないという点ですとか、もちろん養育費相談、子ども家庭支援センター中で離婚相談や、その後生活めどという意味で養育費が、例えば、家族状況によって養育費が変わる、収入によっても変わるんですが、そういったところ相談を受けたりということは現在もやっておりますが、新たにということは、現在はありません。 ◆小林あすか 委員 相談という部分でも確かに、余談ですけれども、私もかなり若い学生、中学ぐらいときから母子家庭でしたので、公的機関相談なんかにもすごくお世話になったので、そういうところでは、あとは、子ども家庭部なんかにも支援事業はたくさんあるので、それも江戸川お母さんたちが、かなりとても評価している声を聞きます。すごくいいをやってくださっている。貧困家庭でやっぱり学び場がというところで、実は私も塾に通えなかったので、放課後残って勉強していたんですけど、やっぱすごく貧困から出てくる2次災害、3次災害というところもすごくやっぱり子どもたちに影響するので、できれば前向きに養育費というは金銭面、経済面というところ今相談もやってらっしゃるということですけれども、今事業を、あと発信というところをぜひ、なかなか貧困中にはやっぱり情報貧困というところもあって、どうしても内にこもっているというところがありますので、紙媒体にかかわらず、ちょっとそういったところ発信も公的支援で検討していただけたらなと思っております。これは要望とご意見ということで終わらせます。 ○伊藤照子 委員長 ほかにありますか。  ほかになければ、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤照子 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第30号、幼児教育無償化対象外になった園へ救済に関する請願についてですが、前回委員会で要求した資料が提出されましたので、執行部から説明お願いいたします。 ◎浅見英男 子育て支援課長 前回、小俣委員から要求がありました資料について提出をさせていただきます。左上に、第30号請願資料という資料をごらんください。  まず、1点目ですけども、園概要でございます。園児数が表とおり、令和元年12月現在78名在籍しておりまして、そのうち6名が江戸川区から通っている子どもでございます。  2点目、類似施設として、東京都保護者負担軽減事業対象除外とされている理由でございますが、東京都は昭和50年代を最後に対象施設新規認定を行っておりません。それで、現在園長が数年前に就任しておりまして、その辺経緯については詳しいことは不明でございます。  3点目、他市補助状況ですけども、市川市が、市在住保護者に対して、この資料とおりに補助を行っております。 ○伊藤照子 委員長 資料については、説明とおりですので、審査参考にしてください。それでは、審査をお願いいたします。 ◆小俣則子 委員 江戸川区民利用が6名ということで、江戸川利用している皆さんから声が今回初めてということだったは、そういう利用者が少ないからかなと思いました。それにしても、江戸川区で利用者が少ないといえども、やっぱり江戸川の子どもたちが通っている、また独自特徴ある幼児教育をするという私財を投げ売って先代園長含めて頑張っているという点では、陳情原文中に書かれている内容読んでも、やはり自治体として支援すべきだなというふうには思います。  それで、記書き特に2番、いただいた資料で、東京都類似施設対象外というか、なっていないという点で、今回、類似施設については江戸川区も区として補助を行っているわけで、この東京都が類似施設として認めるかどうかということが一つある意味では大きな保護者負担軽減につながるかなと思いますので、ここで東京都に類似施設となるように意見書を提出してくださいということだけでも急いで提案したいなと思います。特に、紹介議員が自民党須賀精二さんということもあって、ぜひこのことは強く、2番、東京都に意見書を上げるということだけでも一致できるんではないかなと思いますので、これはぜひほか会派皆さんも、1番はとにかく、2番については東京都に対して意見書を早く上げる必要があるではないかと思います。 ○伊藤照子 委員長 ほかにございますか。  ほかになければ、本日は継続としたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤照子 委員長 それでは、そのようにいたします。  以上で、本日請願・陳情審査を終わります。  次に、所管事務調査については、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○伊藤照子 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、執行部報告があります。  はじめに、福祉部お願いいたします。 ◎白木雅博 福祉推進課長 私からは、机上に資料を置かせていただいてございます。江戸川区民生・児童委員一斉改選報告でございます。  資料にございますとおり、昨年12月1日付で改めて任期3年民生委員一斉改選がございました。今回、定数、2番に書いてございますが444に対しまして、12月1日時点では414名ということで、欠員30名充足率が93.2%という状況でございます。  ペーパーにはございませんが、3年前、前回と変更点ということで大きく3点ございます。  一つは、民生委員個人それぞれ定年年齢でございます。3年前は73歳未満が定年でございましたが、今回より75歳未満が定年ということで、2歳年齢が上がってございます。  それから、下4番ところに、後でまたちょっと細かく報告させていただきますが、区内を今まで15地区に分けて地区割をしてございましたが、今回から新たに二つ増やして17地区ということにさせていただいてございます。それから、それに伴いまして定数につきましても、先ほど444名が今回ということで申し上げましたが、3年前435名ということでございまして9名定数が増えているという、大きくこの3点が3年前と変更になったところでございます。  それから、4番にそれぞれ地区ごと会長名を記載させていただいてございます。まず、地区としては4番一之江地区と、それから10番葛西第四地区、こちらが一之江については1番にある松江第一地区から分かれて一之江地区が新たにできてございます。それから、10番葛西第四地区については、その上9番葛西第三地区が二つに分かれて新たに葛西第四地区となってございます。また、今回、全体会長代表会長につきまして、3番ところにあります大西会長さんが田中会長さんにかわりまして新たに代表会長に就任されてございます。それに伴う職務代理につきましては7番津会長さんに新たに職務代理を引き受けていただいてございます。会長名ところでございますが、1番松江第一北野会長さん。それから4番田澤会長さん、一之江です。それから5番小松川第一、和田会長さん。それから10番葛西第四矢島会長さん。以上4名が今回から新たに会長に就任された方々でございます。 ◎坂本崇一郎 介護保険課長 介護保険課からは、介護保険料納付促進月間についてご報告でございます。ペーパーが1枚用意されているかと思います。  介護保険課では、毎年ですが2月を介護保険料納付促進月間と位置付けまして、滞納ある方に対して訪問と電話による催告を集中的に実施しているところでございます。実施期間は2月1カ月間ということで、2月1日号広報、それから区ホームページ等で周知上、滞納者皆さんには積極的にアプローチをすることで収納率向上に努めているところでございます。 ◎大澤樹里 発達障害相談センター長 私からは、講演会についてご報告でございます。A4チラシ「エビデンスに基づいた発達障害支援と地域連携について」をごらんいただければと思います。
     4月から発達障害者支援センターを全面オープンするに当たり、シンポジウムを開催いたします。日時は、2月15日(土)、10時から15時半でございます。場所は総合文化センター研修室です。対象はここにございますように、療育・教育にかかわる方。また、学齢期までお子さんをお持ち保護者方及び関心ある方200名となってございます。内容は、発達相談・支援センター事業概要紹介と、センターでも行う科学的根拠に基づく支援について、外部講師による研究発表や、実際に取り組んだ保護者による講演などでございます。  また、当日ロビーにおきまして、バーチャルリアリティーやロボットなどを活用いたしまして、発達障害疑似体験やかかわり方を学ぶというような体験ブース設置なども予定してございます。  裏面には、新しいセンター概要と、新たに始まります児童発達支援センター特色ほう掲載させていただいてございます。  申し込みは2月10日締めとなってございます。電話とファクスで受け付けさせていただく予定でございます。  また、講演会周知に当たりましては、1月20日号広報、ホームページほか、区内幼稚園、保育園、学校、そして育成室をはじめ、民間事業所、区内主要施設ですとか、発達障害支援会議委員皆様へご説明と、チラシ配布による周知を図ってまいります。委員皆様におかれましてもお時間がございましたら、ぜひ足をお運びいただければと思っております。  また、明日10日からですけれども、新しいセンターにつきましては、ビデオリポートほうでも放映される予定でございます。あわせてごらんいただければと思います。 ○伊藤照子 委員長 次に、健康部お願いいたします。 ◎塚田久恵 健康推進課長 私からは、健康ポイントを活用した健康づくり事業、こちらご報告をいたします。お手元資料をごらんください。  この事業は、昨年度から始まりまして2年目を迎えましたけれども、どうしても健康に関心が向きにくい子育て、働き盛り世代健康意識醸成を図り、生活習慣病予防を推進するために行っている事業でございます。今年度につきましては、昨年10月から11月30日まで2カ月間で実施してまいりました。  取組みとしましては、これは、健康にかかわるような取組みをしていただいたPTAにポイントを付与しまして、目標ポイントを超えたPTAについては表彰、商品を送るというものでございまして、主に8,000歩を超えるようなウォーキング、それから20分程度ジョギング、野菜を食べるですとか、健康診断受ける、こういった健康にかかわるような行動を促すことが目的となっております。  今年度は、4にございますように、小学校で31校、中学校で12校参加していただきました。括弧で昨年実績もございますように、今年は取組みをしていただいた学校が非常に増えてきたところでございます。  今年度特徴としまして、もう一点、中ほどにございますように、今年度から区総合アプリを活用しまして、ここで実施した結果報告というかエントリーができるような形にしてございます。頑張っていただいた学校につきましては、小学校18校、中学校8校へ抽せんで賞品を贈呈することになっておりますので、こちらほうは今月中にその対象校に商品ほうを贈呈したいと考えております。この商品につきましては、関係団体から協力ということで、江戸川区医師会をはじめ、区内7事業所、企業から協賛で実施しているところでございます。  あと、このアプリでアンケートもさせていただいたので、参加した方声を参考にお伝えしますと、「このおかげでいつもよりも意識して歩くようになった。」、「生活習慣を見直すきっかけとなった。」、「意識づけきっかけになると思う。」、それから、「チャレンジ週だからということではなく日ごろから健康に気をつけていきたい。」というような感想もいただいているところでございます。 ○伊藤照子 委員長 ただいま報告について、何かご質問ございますか。 ◆小俣則子 委員 介護保険料納付促進月間についてなんですけれども、1カ月以上介護保険料滞納している者ということで対象者になっているんですが、何人ほどいるか、それから、また第1段階から第15段階があるんですが、段階ごとにわかれば教えていただきたいと思います。 ◎坂本崇一郎 介護保険課長 今ご質問ですが、ちょっと月ごとに取っているわけではないので、昨年度末話になりますけれども、30年度末で5,808人が全体滞納者数でございます。うち、第1段階人数というは約4割程度ということで、これは決算特別委員会ときにもご報告したとおりでございますけれども、この人数をなるべく減らしていく、ふだんずっと払ってなかったということで負担を強いられる方もいらっしゃいますので、そういったことないようにしてまいりたいと思ってございます。 ◆小俣則子 委員 また、よく払えるに払わないというようなお話も聞くんですが、そういう方というは、多分所得が高い方なかなと思うんですが、その辺はどの程度いるか、把握されているんでしょうか。 ◎坂本崇一郎 介護保険課長 どの程度というはちょっとお答えが難しいんですけれども、基本的に払えるに払わない方に対して納付を促すというものでございまして、払えない人から無理に取るとかということでは決してございませんので、そのような方がこの5,808人大半なかなと思ってアプローチはします。その中で、そうじゃない方が見つかれば、きちっと対応していくということだと思ってございます。 ◆小俣則子 委員 先ほど課長お話中で、1段階方が4割ということで、やはり一番多いかなと思って、所得が低い方が介護保険料負担というか、確かに大変なんだろうなと思いますので、できるだけご相談に乗りながら進めていただきたい。丁寧に対応していただきたいということを申し上げて終わります。 ○伊藤照子 委員長 ほかにありますか。 ◆滝沢泰子 委員 江戸川区民生・児童委員一斉改選報告についてで、この地区を増やすこと、人数が増えるはこれは多分人口が増えている関係で人数を増やされる、江戸川人口が増えているから増やされるかなというふうには思ったんですが、地区を増やす考え方と人数を増やす考え方について教えてください。定年を延長というは全般的にこういった役職で定年を延ばしていく方向にあるので、そういうことかなと理解したんですが、お願いします。 ◎白木雅博 福祉推進課長 まず、地区割がありきだと思うんですが、地区割につきましては、これは国ほうから示されている基準で、大体一つ地区単位で25人程度を標準にしなさいと、民生委員さん数を、25人が標準ですというふうになっていまして、それを大きく上回る場合は、特に40人以上になる場合は積極的に区域変更、増設を行いなさいということで指導いただいているものですから、今回、先ほど申し上げた松江第一地区と葛西第三は40人以上というところありましたので分けさせていただいたということでございます。  おっしゃるとおり、特にその中でも葛西第三については葛西地区やはり人口増えてございますので、人口増もありまして地区増で定数が増えた部分と、それからやはり受け持ちが増えたということで定数を増やさせていただいたという両面ございます。 ◆滝沢泰子 委員 わかりました。あと、地区が増えたということ関連で確認なんですけれども、例えば、子どもの保護に関する地域協議会、要保護児童協議会で、今は地域単位協議会を行っていただいているといったようなこともこの委員会でご報告されたりしましたし、例えば、地域包括支援センターですとか、地域福祉という単位でいろいろな機関と連携していったり、協議会に参加していくっていったような場面も民生・児童委員皆さんにはあるかと思うんですが、そういったその地域福祉として取り組む場面で地区割というか、地域割とこの地区地区数変更ということ影響とか整理とか、そういったことについて一応ちょっと確認をさせてください。 ◎白木雅博 福祉推進課長 これ、いきなり決まったことではなくて、前回任期間からそれぞれ地区ごとですとか全体で協議をさせていただいた上で、最終決定をさせていただいてございますので、委員さんご指摘いただいたような懸案についてはないというふうにご理解いただければと思います。 ◆滝沢泰子 委員 地域福祉、すごい重要になってくると思いますので、ますます重要になってくると思いますので、いろいろな地域方に民生・児童委員としてもご貢献いただいているんだなということを改めて認識しました。ありがとうございます。  それから、介護保険料納付促進月間について一つ、これ要望になるかもしれませんが、督促状・催告状送付するということなので、この中に当然その払いたくても払えない方々相談窓口案内とかも入れられると思うんですが、こういった督促状や催告状送付タイミングでなかなかいろいろな複合的な困難な状況にある人が、何かしら相談窓口につながっていくきっかけになっていくというは、江戸川区としても、例えば、それこそ自死予防とかにも力強く取り組んでいるわけなので、そういった情報がせっかく郵送物を送るんであれば、届くような工夫というかあわせて取組みもますます期待したいなというふうに思いました。 ◆藤澤進一 委員 民生件でちょっと確認なんですけども、民生委員さんと児童委員さん地域でも私どもさまざまな形でご一緒させていただいていますけれども、大変重要な役割を担っているというふうに思っております。とりわけ弱者方、高齢者方とか、お子さんですよね、こういった方々が本当に現場でそれぞれ相対する中で実情、実態を踏まえて、聞くところによると本当にもう朝早く、どうしてもお目にかかれない方とは朝早くとか、あるいは夜遅く何度も足を運んで、暑い寒い関係なくやっているという熱心なお話を聞いて、本当に頭下がる思いなんですけども、そのほかに結構、地区委員会活動もあって町会活動ともリンクしている、さらに学校現場とか特養ホームとか、そういったおじいちゃまおばあちゃまのそういった現場にも行って、本当に多種多様で、我々がこういうふうに言うは簡単ですけど、やっている皆さんというは大変なご苦労あるなというふうに本当にこの機会に改めて敬意を表するところですけれども、ちょっと気になるが、この在職が7.7年ですよね、これはこの方々は途中で入る方もいますけど原則1期3年ということですから、そんな長くないなという、普通でいけばいろいろな区さまざまな職任期がある方々公務尺を考えても2期とか3期というは、逆にいろいろなことがやっとわかってきて楽しくなったり、自分経験がだんだん生かせられたり、声が提案ができるようになって、本当にそういうときなんじゃないかなというふうに思うんですけど、そこ段階でおやめになる方が多いというがこの平均活動年数にあらわれているということは、これはたまたま今回いただいた任期改正における資料ですけども、今まで従来と比べてどうなんですかね、例えば、在職平均年齢は64ということですし、それから、僕が特に気になるは本当に在職年数、これ例えば上がっているか下がっているかとか、例えば、そこに、どっちにせよですけれども、行政として何らかの課題認識を持っているか持っていないかという、ちょっとこれだけ確認させてください。 ◎白木雅博 福祉推進課長 先ほど、委員さんからお話あったとおり、非常に確かに日常的に平日、夜間、それから昼間問わず多忙を極めておりますので、なかなか正直なところ、常勤方は基本的には民生委員ご遠慮いただいているという現状がございまして、やはり60とか65過ぎからようやく民生委員活動に入っていただける方が多いという現状ございます。  その関係もありまして、先ほど2歳ではありますけれども定年が延びたということお話させていただいて、今回もかなり、本来、前回基準ですとおやめいただかなきゃいけない方が大分ぎりぎり残っていただいた方も多いという状況でございまして、大変忙しいという部分と、それから、どうしてもそこをやるにはほか仕事、常勤を持っていてはなかなかこの民生委員務められないというような現状があって、そこがやはり一番課題なかなというふうには考えておるところでございます。ただ、今、具体的にじゃあ定年をさらに延ばせばいいかとか、定年をなくせばいいかって議論に関しては、まだちょっと区としてはまだ結論が出ないというような状況でございます。 ◆藤澤進一 委員 わかりました。僕は定年を延ばせということではなくて、OB皆さんも側面協力されたりして、それぞれ会として委員皆さんが非常に自己努力を積んでおられ時間を工夫されてらっしゃるということ、それでご自身たちはこの活動やっぱり大事なんだという認識を深くお持ちなんだなというふうに理解するんですけれども、だから探す大変なんです。町会でも何でも本当に、できればこれ町会役員とは違った方にやっていただくが本当は理想なんですけど、なかなかいない、そうするとやっぱり町会に役員中で今課長お話になったような方たちを、時としては無理無理お願いしてやっていただいている現状があるんです。そうすると、その人負担というは大きくなって、というは、民生委員やったからじゃあ町会は勘弁してくださいって言うと、いやそんなこと言わないで町会も大変なんだよということになるわけです。これ、多分別にこれは小岩とか葛西って問題ではなくて、全国的にこういう問題あると思うんです。地域に横たわっていると思うんです。ですから、ぜひ民生委員方、今この方たちだけ問題として言いますけども、行政としてもそういうことは当然、理解、把握しているわけですから、可能な限りこういった方々に寄り添う、従前からやってらっしゃるはよくわかっているんですけども、よりこういった方々とよくよく意見交換して、例えば、新たに今言ったように、中活動工夫で、確かに平日朝から晩までやってくださいといったって現役世代無理です。でも、やっぱり、その活動を多少その中で分担化するとか、あるいは、いい意味で前向きに細分化するなどして、何らかもうちょっといろいろな人かかわれる工夫を、ぜひ行政としても現場民生委員皆さん、児童委員皆さんとあわせて、ぜひぜひこれ地域福祉本当に最たる現場最前線方々活動ですので、さらなる充実を望んでまいりますので、そのためバックアップを重ねて要望して終わります。 ○伊藤照子 委員長 ほかにありますか。  それでは、以上で、執行部報告を終わります。  次に、その他について何かございますか。 ◆滝沢泰子 委員 今日は台風19号ことは調査中なので質問はしません。  児童相談所がいよいよこの春開かれますので、今年度残り、どういう進捗現状かということをお聞きしたいことが一つと、関連して、子ども家庭支援センターについて、江戸川区としてはなくしていくというか、児童相談所に機能を吸収していくということですが、これは、制度的には併存も可能なではないかと。私は子ども家庭支援センター子ども家庭支援センターであったほうがいいんじゃないかなというような考えを持っているんですが、区として考えと、あとは、江戸川区と並んだ先行2区については、子ども家庭支援センター扱いどうなるか、制度的に併存が可能なかどうかといったところを教えていただきたいと、それから最後、江戸川少年センターが児童相談所近くにあるんですが、具体的な連携ということはどうなか。これ江戸川少年センターことをお聞きするは、事業運営とか子どもたちにかかわっていく、子どもたちや家庭等にかかわっていく中で連携も当然あると思うんですが、江戸川少年センター建物自体が、多分それなりに築年数がたっている建物で、いずれ建替え時期が来るではないかと思うので、そういったときに何かしらその子どもや家庭にかかわるような事業をあわせて合築していくような共同建物を持っていくような、そして、児童相談所を中核にして、さらに地域にいろいろな資源が集中していくような展望というようなものも将来的に向けて持っていていいんじゃないかなというような視点もありまして、以上、大きく3点質問させていただきます。 ◎木村浩之 児童相談所開設準備担当課長 4月開設に向けて、これから準備状況ということですけれども、建物につきましては今月いっぱいで竣工する予定でありまして、私どもには2月頭に建物引き継ぎを受けるという状況となっております。それ以降、早速、児童相談所開設準備担当課と、一時保護所開設準備担当課につきましては、今、子ども家庭支援センターにおりますけれども、現地に引っ越しをして、備品等搬入、設置等準備を順次進めてまいるところであります。  子ども家庭支援センター本体につきましては、3月終わりごろに引っ越しをしながら4月開設を迎えるというような準備を進めてまいる予定としております。  それから、子ども家庭支援センターを併設すべきというようなお話ですけれど、まずは、先行2区状況につきましては、荒川区につきましては江戸川区と同様に児童相談所と一体となった形としていくという話を聞いております。世田谷区につきましては、そもそも区内に5カ所子ども家庭支援センターがあるということで、それを生かしながら子ども家庭支援センターと児童相談所を併設しながら運営していくというふうに聞いております。  江戸川区は、荒川区とともに児童相談所中に子ども家庭支援センター機能を組み込みながら運営していくという方向性、これはまずはじめに、江戸川区は児童相談所を設置するという段階で、自ら課した命題であります、岡本海渡君事件ときに、各機関連携がうまくいかず、その狭間に落ちてしまったというような反省を含めて、まずは支援体制一元化を図っていくということが、そもそも江戸川区に児相を設置するため最大限目的でありました。これを果たすために、まずはここ家庭支援センター機能を中に含めてまいるというようなことでございます。  もちろん、子ども家庭支援センターそもそも東京都がオリジナルでつくった仕組みではありますけれども、児童相談所といいますは、今、子ども家庭支援センターで行っている業務を一から全て行う、受けとめて対応するというがそもそも児童相談所業務でありますので、その原点に戻るというような形を考えているところであります。  それから、少年センターにつきましては、隣接しているということで、今後も連携をしてまいりたいということで少年センターとも話し合い、協議まではいきませんけれども、進めましょうということについては同意しているところであります。対応する対象となる子どもについては、同一の子どもでありますが、アプローチ方面が違うというところで、福祉的観点がある場合につきましては少年センターから問い合わせというか、意向といいますか、連携が図られるというようなこともあります。一方で、非行度合いが強い子どもにつきましては、警察法務面から少年センターアプローチが必要かというところもあります。  今、ともに両方施設に心理職員がおります。先日は、少年センター業務について江戸川心理職員に対して、こういうことをやっておりますよというような業務説明も行っていたところでありますので、心理面で連携は深めてまいりたいと思っているところであります。  それから、建替え時期で、共同建物をということではありますが、これについてはまだ検討は進めていないところであります。 ◆滝沢泰子 委員 これから4月1日オープンに向けて、木村課長をはじめ、皆さんご多用になられると思うので、ご健勝をお祈りします。  荒川区は、子ども家庭支援センターを児相と一体化するということ、世田谷区はもともと区内に5カ所子ども家庭支援センターがあると併存していくということですが、江戸川区と、荒川区違い、世田谷区と江戸川共通点というが明白にあるは、面積が広いということがあります。世田谷区と江戸川区は面積が広い、荒川区は比較的面積はそんなに広くない場所だということがあるので、例えば、世田谷区だけじゃなくて、お隣江東区でも、子ども家庭支援センター5カ所持っていて、もしかしたらもっと増えているかもしれないんですが、子ども家庭支援センターだとこういった拠点をたくさん設けていくようなこともやりやすいといったようなことがあると思います。江戸川区は、去年決算特別委員会でも私も申し上げましたが、区立幼稚園を減らしていったことで、子育て広場がそれに伴って、子育て広場あいあいもなくなっていったり、子どもの数が大変に多いまちですが、全体に広いので、やっぱり徒歩で小さいお子さんを抱えたり、妊婦さんだったりする人たち、あるいは、子どもたち自身が徒歩で行けるような場所に、何かしら子どもや子育て拠点があるほうがいいんじゃないかということも考えたときに、子ども家庭支援センター子ども家庭支援センターであってもいいんじゃないかなというふうには思います。一回、今回、一体化してやっていくんだというは計画して進めてこられたことだと理解しておりますが、実際運営をしてみたときに、やはり児童相談所とは別に、子ども家庭支援センター子ども家庭支援センターで、特に、例えば、子ども家庭支援センターこういう機能というは、もっと地域に広くあってもいいんじゃないかとか、そういったような検証も、児童相談所運営中ではぜひやっていただきたいと、まだ最終的にまだ年度内ですので、極端な話、やっぱり子ども家庭支援センター子ども家庭支援センターであってもいいというような判断を、今、ここで江戸川区としてしていただくも、私は一つ英断ではないかというふうに思っておりますので、これまで子ども家庭支援センターが行ってきて、現在行っているような価値について十分、みんなで認識していけたらというふうに思います。  江戸川少年センターに関しては、そういう心理専門職エキスパート人たちもいるところなので、いい形で連携していけるかなと、お話を聞いて期待を持ちました。施設や建物や、公共施設あり方ということでは、もう少し、区と都大きな視点になってこようかと思いますが、多分、いずれ建替え時期というは必ず来ると思うので、区としてもそういった視点も、地域面的な展開という視点でも留意していただきたいというふうにお願いして終わります。 ○伊藤照子 委員長 ほかにありますか。  ほかにないようでしたら、それでは今後委員会ですが、2月は5日(水)、午前10時からを予定しております。また、3月は、第1回定例会会期中12日(木)、午前10時からを予定しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で、本日福祉健康委員会を閉会いたします。                      (午前11時04分 閉会)...