• 施工不良(/)
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  1. 江戸川区議会 2019-10-15
    令和元年10月 建設委員会−10月15日-07号


    取得元: 江戸川区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和元年10月 建設委員会−10月15日-07号令和元年10月 建設委員会 令和元年10月 建設委員会会議録 ●日時 令和元年10月15日(火) ●開会 午前10時00分 ●閉会 午前11時30分 ●場所 第5委員会室出席委員( 8人)   川瀬泰徳  委員長   野ア 信  副委員長   よ  ぎ  委員   本西光枝  委員   X藤 翼  委員   牧野けんじ 委員   関根麻美子 委員     川口俊夫  委員 ●欠席委員( 0人) ●執行部   町山 衛  都市開発部長
      眞分晴彦  都市開発部参事   室井邦昭  都市開発部参事   立原直正  土木部長   外、関係課長事務局    書記 近藤知博 ●案件  1 陳情審査 第2号、第3号、第12号、第15号、第16号、第21号、         第22号…継続     第2号:都市計画道路補助第283号線拡幅計画に反対する陳情     第3号:住民の生命・財産を守ることとは無縁のスーパー堤防事業の撤回を求         める陳情     第12号:上篠崎1丁目の高規格堤防及び土地区画整理事業等に関する陳情     第15号:公有地(旧公有水面、字境等)の処分に関する陳情     第16号:京葉交差点角宝くじ店に対する土地収用法の適用に関する再度の陳          情     第21号:北小岩一丁目東部地区内の車両交通の安全性を高めることを求める陳          情     第22号:江戸川区スーパー堤防整備方針の再検討を求める陳情  2 所管事務調査…継続  3 執行部報告   (1)東京都市計画事業亀戸・大島・小松川第三地区第二種市街地再開発事業におけ      る事業計画の変更(Pe30街区計画案の確定)                      (午前10時00分 開会) ○川瀬泰徳 委員長 ただいまから、建設委員会を開会をいたします。  署名委員に、よぎ委員、川口委員、よろしくお願いをいたします。  なお、深野公園整備担当課長は、所用により、本日の委員会は欠席しておりますので、ご報告をいたします。  これより陳情審査に入ります。  本日の陳情審査ですが、はじめに、今定例会で新たに付託されました4件の陳情につきまして、順次審査を行います。これらの陳情については、本日が初めての審査となりますので、陳情文の朗読と、資料要求程度にとどめることとします。  その後、継続審査となっている陳情について、受理番号順に審査を進めていきたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○川瀬泰徳 委員長 それでは、そのように進めます。  それでは各陳情の審査に入ります。  はじめに、新たに付託されました第15号、公有地(旧公有水面、字境等)の処分に関する陳情について審査いたします。  事務局陳情文を朗読させます。 ◎区議会事務局   公有地(旧公有水面、字境等)の処分に関する陳情(建設委員会付託受理番号 第15号          受理年月日 令和元年7月10日                    付託年月日 令和元年9月25日 陳情者 ・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・ 陳情原文 かつて国が所管していた水路等の公有水面や、字境は現状を見る限り無管理といってもいいような状態にあります。松島周辺だけを見ても水路を埋め立てて、あたかも私有地のごとく使用しているところもあります。殊に字境が区界になっているところは、どちら側が無断占拠したのか、また、なきがごとき状況のところもあれば、幅およそ3尺ぐらいをきちんと残しているところもあります。道路法の2項道路扱いとして使用しているところは本来の使い方と言うべきですが、現況はばらばらが実態です。このままの状態で不法占拠を放置しておけば、公用財産としての取得時効が確実に成立することになります。  このような未管理と思える土地は区内全体では、かなりの面積になるものと思われます。将来の活用および管理上の観点、および不法占拠者を許さない、という考えから、隣接の居住者に売却するなど、しかるべき方法で処分し、区財源の一部に繰り入れるとともに、固定資産税都市計画税課税対象にすることを提案します。  かかる用地は歴史的経緯もあるものと思われますので、解決方法などを講究し、必要であれば議会で条例等を議決し、場合によっては都や国などの上部機関協議要請、速やかに解決することを要望します。  つきましては、区の職員数減少および男女比率の変化などの制約から、区内全域を対象にするのではなく、試験的に松島地区の一部を実施、ノウハウを蓄積したうえで区内全域を対象とするものです。区議会において本陳情を採択し、関係条例等を制定、後顧の憂いなきよう下記のとおり陳情いたします。               記   試験的に松島地区を対象に公有地処分を開始すること。 ○川瀬泰徳 委員長 資料要求がありましたら、お願いをいたします。  いかかですか。 ◆牧野けんじ 委員 幾つかあるんですけれども、一つずつすみません。  法定外公共物のことを指摘されているんだと思うんですけども、この現状の箇所数だとか面積、それから松島のことを特に優先してというようなお話でもありますので、このエリアごとでどれぐらいあるのかというような、そういう資料が出せるでしょうか。 ◎大竹則之 施設管理課長 おはようございます。  既に平成12年から国からですけど譲渡を受けたような形で、江戸川区のほうとしては法定外公共物として、これまで売り払い等もさせていただいているような状況でございます。今いただいた中でエリアごとというのは、今回、松島地区として地区町丁名としてまとめればよろしいのか、それともほかの葛西地区とかも全てそういう、どのようなまとめ方をすればよろしいのかちょっとお教えいただければと思うんですけれど。 ◆牧野けんじ 委員 ここでは松島というふうになっていますので、ちょっとお手数かもしれないんですけれども、その松島なら松島というような、ちょっと細かくなるかと思うんですけど、そういう形で出していただければと思うんですが。 ◎大竹則之 施設管理課長 取りまとめられるようにいたします。 ◆牧野けんじ 委員 それから、境界についてという話でもあると思うんですけども、この境界の法定外公共物があるところでの境界の確認方法と、それから先ほど売却の話もされていたんですけれども、どういう場合で売却をするのかということと、その手順についてお出しいただければと思うんですが、どうでしょうか。 ◎大竹則之 施設管理課長 資料としてお出しさせていただきます。 ◆牧野けんじ 委員 これでおしまいですが、陳情文のほうに公用財産としての取得時効が成立することになるというふうにあるんですけども、この根拠です。取得時効についての根拠の法令を示していただきたいのと、それから条例なども制定すべきではないかということですので、ここで言っているような条例を制定している自治体について、都内でどれぐらいあるかというあたりで出していただければと思うんですが。 ◎大竹則之 施設管理課長 資料としてお出しできるようにまとめます。 ◆本西光枝 委員 おはようございます。  牧野委員が資料請求されたところなんですけれども、公用財産として取得時効の根拠ということだったんですけど、そのあった場合はどういうケースがあったのかというのもまとめられるんだったら、ちょっと資料としてほしいと思います。 ◎大竹則之 施設管理課長 整理いたします。 ◆よぎ 委員 すみません、先ほど牧野議員からあった話の松島地区だけでいいんですか、区の全体のボリュームを1回見てみたらどうでしょうかと思いました。 ◆牧野けんじ 委員 松島地区だけではなくて、それ以外の地区についても……。 ○川瀬泰徳 委員長 まずは松島ということで、どう。 ◎立原直正 土木部長 区内全体のデータをお出しした上で、松島地区ということで絞れるかどうか含めて、エリアごとに、地区ごとに、さらに松島という形で絞れれば、それはお出しできるように調整したいと思います。いずれにしても全体のデータはこうですということで、そろえたいと思います。 ○川瀬泰徳 委員長 いいですか。  それでは他にないようでしたら、本日は継続として、閉会中の継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○川瀬泰徳 委員長 そのようにいたします。  次に、第16号、京葉交差点角宝くじ店に対する土地収用法の適用に関する再度の陳情について審査をいたします。  事務局陳情文を朗読させます。 ◎区議会事務局   京葉交差点角宝くじ店に対する土地収用法の適用に関する再度の陳情(建設委員会付託受理番号 第16号          受理年月日 令和元年7月10日                    付託年月日 令和元年9月25日 陳情者 ・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・ 陳情原文 同趣旨の陳情は本陳情をもって4回目になります。前回陳情で情報提供いたしましたように、本件と類似の葛飾区本田広小路(国道と都道)立体工事都市計画決定および完成時期は次のとおりであります。  戦災復興告示3号=昭和21年3月26日(京葉交差点も同年月日)水戸街道(放射13号線)都市計画決定、同工事着工=昭和42年11月、同工事完成=昭和45年3月。京葉交差点本田広小路交差点と同一年に都市計画決定がされていながら、同工事完成の昭和45年3月から今日までの、既に49年間の遅れがあります。この間、産業の発展や物流に多大な悪影響を与えているほか、江戸川区の恥でもあります。具体的には、@時間の浪費、Aガソリン等の無駄、B公害の発生、Cイライラなど精神的損失、D何よりも地元発展に支障をきたしています。  前回陳情建設委員会審議の要点は「私権の尊重」という難しい問題から、結論に至らず、審議末了として通知をいただきました。  「私権の尊重」については、憲法第十三条「個人の尊重と公共の福祉」に規定されています。条文では、「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」とあります。自治体の立法府として、私権の尊重をどこまで認めようというのでしょう。本件の場合、「公共の福祉」との兼ね合いを審議してしかるべきで、後顧の憂いなきよう期待します。  元号も令和になり、日本国民こぞって希望に燃えた新しい幕開けとなりました。区議の皆さんも統一地方選挙により、令和時代にふさわしい気概を持って区政の番人として審議に臨んでいるものと思います。  このまま審議末了にしては次世代まで禍根を残すことになります。是非とも採択していただき、われらの世代で解決することを期し、下記のとおり陳情いたします。                 記   当該店舗に対する土地収用法の適用を採択することを求めます。 ○川瀬泰徳 委員長 それでは、資料要求がありましたら、お願いをいたします。 ◆本西光枝 委員 この当該地区京葉道路のところの拡幅ということだと思うんですけども、進捗状況というものがわかるもの。買収をしているんだったら、その状況がわかる資料が欲しいと思うんですけど。 ◎田中正淳 計画調整課長 国の首都国道工事事務所が所管しておりますので、そちらに問い合わせて、現在の資料をお出しできるように伝えておきます。 ○川瀬泰徳 委員長 ほかは、いかがですか。 ◆牧野けんじ 委員 関連してですが、この京葉道路の事業の今後の事業の見通しです。今の時点での見通しを示していただきたいのと、それから宝くじ売り場については、京葉道路でもあり船堀街道でもある部分だと思うんですが、この船堀街道部分については今後拡幅の計画、そのあたりがどうなっているのかというのをお示しいただきたいということが1点です。  それから、ここ陳情原文で葛飾区の本田広小路について触れておられますので、ここの本田広小路についての事業の経過と概要について示していただければと思います。 ◎田中正淳 計画調整課長 事業の見通しについては、先ほど同様、事業者のほうに確認していきます。  それから、船堀街道の件なんですが、宝くじ屋が除却された後に船堀街道がどうなるかということでよろしいんでしょうか。 ◆牧野けんじ 委員 今後のあり方ということで、計画があるのであれば、そういう形で示していただければと思いますが。 ◎田中正淳 計画調整課長 承知いたしました。  それから本田広小路の件なんですが、前回の陳情のときにお出しした資料と全く同様の資料になってしまうと思うんですが、それでよろしいでしょうか。
    ◆牧野けんじ 委員 結構だと思います。 ○川瀬泰徳 委員長 ほかは。 ◆よぎ 委員 すみません、ちょっとご指導いただきたいんですけれども、何かその拡幅工事と宝くじはどんな関係があるかちょっとわからないんですけども。こちらに説明を求めるべきなのか、それともどこかで資料を確認すべきなのか、教えてください。拡幅工事宝くじ店というのは、どんな関係があるのか全然見えてこなかったです。 ○川瀬泰徳 委員長 それは今日資料要求して、次のときにやりますか。いいですか。 ◎立原直正 土木部長 京葉道路のこの事業の概要につきまして、資料のほうはご用意させていただきたいと思います。 ○川瀬泰徳 委員長 ほか、いいですか。  他にないようでしたら、本日は継続とし、閉会中の継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいですか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○川瀬泰徳 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第21号北小岩一丁目東部地区内の車両交通の安全性を高めることを求める陳情について審査いたします。  事務局陳情文を朗読させます。 ◎区議会事務局   北小岩一丁目東部地区内の車両交通の安全性を高めることを求める陳情(建設委員会付託受理番号 第21号          受理年月日 令和元年9月17日                    付託年月日 令和元年9月25日 陳情者 ・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・ 陳情原文 北小岩一丁目東部地区(以下、地区と記す)では、北小岩高規格堤防整備事業との共同事業としての土地区画整理事業が平成29年9月にようやく使用収益開始されました。現在は、地区内に居住を再建し、生活を始められた方もおられる状況です。さて、本共同事業は、その目的として安全・安心な治水環境居住環境の実現がうたわれています。その中に、地区外との車両通行環境を整備することが掲げられており、緊急時車両の迅速な配備を可能とするとなっています。しかし、そのことは同時に単なる地区内通過車両の増加も誘導するものと予想されていました。地区内歩行者、特に高齢居住者等への通行時安全の確保が損なわれる側面を持っていることが計画時から懸念されていました。  実際に見られる地区内通過車両の例として、@旧千葉街道を南下する河川敷利用者等の車両が江戸川堤防天端(以下、天端と記す)から地区内へ左折進入し、地区内を通過する。A河川敷利用者等が旧千葉街道から地区内に進入し、地区内を通過した後、天端への出口を右折し河川敷へ向かう。が挙げられます。  現状では、@天端から地区内への進入は、進入禁止標識や天端上の区画線により規制されているが、規制を無視して通行することが可能な状態にある。A地区内から天端への出口には右折禁止の標識は設置されておらず、天端上の区画線による規制のみである。B天端の区画線は複雑であり、一見では分かりづらいものとなっている。といった状況にあります。  これらの課題は天端と地区が接する交差点での交通規制を見直すことにより解消できると考えられます。  そこで、本陳情は、堤防の天端上に分離帯を設置すること、および地区から天端上へは右折禁止(左折のみ可)の標識を設置することを提案するものです。  これらを実施することにより、地区内の通過車両を抑制することが期待され、通常時の歩行者交通安全の確保を十分なものとすることを実現することができると考えられます。  つきましては、下記の通り陳情いたします。              記  1 北小岩一丁目東部地区江戸川堤防天端との交差点の天端上に分離帯を設置することを求めます。  2 北小岩一丁目東部地区から江戸川堤防天端への出口に右折禁止標識を設置することを求めます。 ○川瀬泰徳 委員長 では、資料要求がありましたら、お願いいたします。 ◆齊藤翼 委員 おはようございます。  ここでは、実際に見られる地区内通過車両の@、Aという部分があると思うんですが、実際どれぐらいの車両が通行しているかという資料は出せますでしょうか。 ◎高橋博 幸区画整理課長 実際の交通量については、はかっていませんけれども、この陳情前にいろいろな要望ですとか、地区内の方について看板ですとかというのは設置していますので、そういう状況ならば出せます。 ◆齊藤翼 委員 では、出せる範囲でよろしくお願いしたいと思います。もしその何か車両的な車関係のものがわかれば、お願いしたいと思います。  よろしくお願いします。 ◆よぎ 委員 例えば通過する時間帯とか、そういう情報もあればいただきたいと思います。 ◎高橋博 幸区画整理課長 先ほどX藤委員に言いましたように、その実際の交通量をはかってなくて、平日よりもやはり土日等の野球に行く方が多いということで、地元の権利者の方からいろいろなご要望を受けてやっていますので、その辺のデータというのは、まだとっていないところであります。今言いましたように、X藤委員が言われたようにできるだけそういう看板ですとか、そういう状況をご報告させていただければと思いますので、よろしいでしょうか。 ◆本西光枝 委員 この地区の標識というか、交通規制というものがわかるものをお願いしたいと思います。そして、天端のところの区画線がわかりにくいということだったので、そのこともわかるような資料をいただきたいと思います。そして、先ほど看板ということがあったと思うんですけど、多分その注意を喚起するような看板なのかなと想像するんですが、それの置いてある位置と文言というのもお願いしたいと思います。 ◎高橋博 幸区画整理課長 今、委員の言われましたように、わかりやすく写真等で提出させていただきたいと思います。 ○川瀬泰徳 委員長 ほかは、よろしいですか。 ◆牧野けんじ 委員 陳情原文のほうに事業の目的として、安全・安心な治水環境居住環境の実現だとか、地区外との車両通行環境を整備することということが掲げられているとあるんですけれども、これが区画整理事業決定の計画の中にこういう文言というのが出てくるのかどうか、どこでこのことが示されているのかというのを出していただければというのが1点です。  もう一点は、記書きで求めておられるのが、右折禁止標識の設置ということですけれども、これは恐らく道路交通標識のことを指しておられるのかと思うのですが、その道路交通標識を設置する場合の基準、ガイドライン、考え方のようなものが恐らくあると思うんですけど、そのあたりを示していただければと思います。 ◎高橋博 幸区画整理課長 今委員の言われました、ここのどこに書いてあるかというのを再度確認させていただいて、提出させていただきたいと思います。  また、右折禁止標識を設置するガイドラインについては、所管が警察ですので、そこに確認をさせていただいて、出せるか出せないかも含めて確認させていただきたいと思います。 ◆関根麻美子 委員 重複するかもしれませんが、先ほど位置がわかるものとか写真提供という話があったんですけど、地元の方はどこの道からどう入っていくというのはわかると思うんですけど、その地図というか、そういったことも合わせて、これは出していただけるということでよろしいんでしょうか。 ◎高橋博 幸区画整理課長 委員の言われたとおり、皆さんに言われたとおり地図、図面と写真と標識とわかるように、次回資料としてご提示させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○川瀬泰徳 委員長 よろしいですか。  他にないようでしたら、本日は継続としまして、閉会中の継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいですか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○川瀬泰徳 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第22号、江戸川区スーパー堤防整備方針の再検討を求める陳情について審査をいたします。  事務局陳情文を朗読させます。 ◎区議会事務局    江戸川区スーパー堤防整備方針の再検討を求める陳情(建設委員会付託受理番号 第22号          受理年月日 令和元年9月17日                    付託年月日 令和元年9月25日 陳情者 ・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・ [0]陳情原文 江戸川区は、東京東部低地東京湾岸に位置しており、また、地盤高が満潮時水位より低い地区が多いことから、水害から区民を守るために、江戸川、荒川、中川、新中川、旧江戸川に「スーパー堤防」を整備する、江戸川区スーパー堤防整備方針(以下、方針と記す)を平成18年12月に定め、「スーパー堤防」整備を小松川、平井、北小岩等で実施してきました。  方針策定から10余年が経過しましたが、事業の進捗が遅々としていること、事業実施箇所においても暫定整備に留まっている箇所があること、地盤整備施工方式不備による施工不良が発生したこと等の課題が浮かび上がってきています。一方で近年の、東日本大震災西日本豪雨、常総水害など、降雨や高潮などに現れる気象現象にも変化が見られており、本年、江戸川区のハザードマップも大幅な改正が施されました。  さて、方針の「スーパー堤防(高規格堤防整備事業について」には、「国土交通省が推進するスーパー堤防は、予想しえない様々な自然災害に対して、極めて強靱な構造を有するものである。」とありますが、国交省は「高規格堤防における高さの30倍の幅は、高規格堤防設計水位の水深を15センチと設定している」と回答しています。つまり、30倍の幅の高規格堤防は実は堤防の洗掘に耐える限界の越流水深を15センチと想定していることになります。これでは、「予想しえない様々な自然災害に対して、極めて強靱な構造を有する」とは言い切れないでしょう。  また、東京都が進めるスーパー堤防と国交省が進める高規格堤防では、目的も構造も施工範囲も異なっています。しかし、方針では、それらをすべて「スーパー堤防」と表記し、必要性を超過洪水対策にひとくくりにしてしまっています。東京都のスーパー堤防は耐震性と親水性の向上を目的としており、耐越水性能は付与されていません。荒川と中川が並走する区間では、中川左岸に高規格堤防を整備しようとする国交省と中川の河川管理者である東京都が推進するスーパー堤防が同じ場所に計画されることになります。  江戸川区のハザードマップでは、想定しうる最大の外力による水害として、江戸川区のほぼ全域が浸水し、洪水処理に2週間以上が必要であると予測し、命を守るためには広域避難が必要であるとしています。このような危機想定に対して、方針の示す「スーパー堤防」では、全く無力であるように見えます。  これらのことから、整備の時間軸、整備の費用、整備の効果、整備の住民負担等を再度原点に立ち返り、本当に必要で効果のある方針であるのかを少なくとも再検討する必要があると考えます。  つきましては、下記のとおり陳情します。             記  スーパー堤防整備事業・高規格堤防整備事業の必要性等にかかる問題点を明確に整理し、江戸川区ハザードマップとの整合性を整理し、自治体為政者として、いかにして区民を水害から守るかという観点に照らし、江戸川区スーパー堤防整備方針の再検討を真摯に実施することを求める。 ○川瀬泰徳 委員長 それでは、資料要求がありましたら、お願いをいたします。 ◆本西光枝 委員 この陳情文にあります、国は高規格堤防における高さの30倍の幅は水深を15センチに設定しているということになっているんですけど、そのことがわかる資料をいただけますでしょうか。 ◎田中正淳 計画調整課長 国に確認いたします。 ◆本西光枝 委員 それともう一点、この荒川左岸と中川左岸のところのスーパー堤防というものが何を指すのかということ等々、国がそれぞれどこというふうに決めているのかということがわかる資料が欲しいです。 ◎田中正淳 計画調整課長 荒川の左岸と中川の並行する区間における、高規格堤防の整備方針がわかればよろしいということでしょうか。 ◆本西光枝 委員 ちょっとうまく伝わったか不安なんですけれども、同じ結局荒川左岸というのが、国はどこを荒川左岸というふうにしているのか、中川左岸のところをそうしているのか、ということもわかるものが欲しいと思っているんです。実際にスーパー堤防事業をやるというふうになったら、一体どこの部分が都型なのか国型なのかで、堤防整備がされていくのかということが知りたいと思いました。 ◎田中正淳 計画調整課長 並行する区間の管理区間と、それからスーパー堤防の事業者、それを整理してお出しできるようにいたします。 ◆よぎ 委員 すみません、このスーパー堤防について、いろいろさまざまな意見を聞きますし、前回もこういう陳情がありますし、どこか専門家による勉強会というのは、要望できないでしょうか。先日、反対意見の先生がいらして、ここで勉強会を開いたんですけれども、それだけ一方的に聞いていると、何を結果的に、何を軸に持ってこういうものを判定していくかというのは。 ○川瀬泰徳 委員長 そもそも、まずはスーパー堤防というのは、どういうことなのかという、そういう資料にしますか。今のお話は、ここで今議論するあれではないです。今日のね。資料要求で。 ◆よぎ 委員 資料というのは紙が来ますけれども、専門家によるちゃんとした説明会が欲しいなという。 ○川瀬泰徳 委員長 今日は資料要求なので。 ◆よぎ 委員 わかりました。 ○川瀬泰徳 委員長 そもそものものをもらうようにしますか。それはいいんですか。 ◆よぎ 委員 そもそものは、いろいろとあります。 ○川瀬泰徳 委員長 スーパー堤防というのは、こういうものなんだという。それはいいですか。 ◆よぎ 委員 何かいろいろなところから、そういう基本的な材料は来ていますけれども。 ○川瀬泰徳 委員長 来ているんですか。そうですか。じゃあ、よろしいですか。 ◆よぎ 委員 すみません。 ○川瀬泰徳 委員長 ほかは、いかがですか。 ◆牧野けんじ 委員 スーパー堤防整備方針の再検討という陳情ですので、整備方針そのものについて、これは本体は60ページぐらいになってしまうと思うので、概要というのが多分10ページ足らずだと思いますので、それをお出しいただければというのと、それからこの整備方針を策定するのに検討の委員会などを経て策定をしたという経過があると思いますので、そのあたりの委員会の概要と経過、そのあたりを示していただければと思いますが、どうでしょう。 ◎立原直正 土木部長 整備方針概要版の提出をさせていただきます。また、策定委員会の経緯ということでございますので、こちらの本編の末尾のほうに載せさせていただいております。そちらのほうお出ししたいと思います。 ◆牧野けんじ 委員 お願いします。あと、ここで暫定の整備にとどまっている箇所もあるという指摘がありまして、この暫定整備という部分について、断面形状の部分を指していると思います。その基本的な断面形状を確保した区間と暫定的な断面形状にとどまっている区間というのがあると思います。国交省もこの間の例えば効率的な整備を進める検討会や何かで、暫定整備と基本形状を満たしている区間と、それぞれパーセンテージや何かで出していると思いますので、この江戸川区内においての基本形状を満たした部分と暫定的にとどまっている部分について、それぞれお出しいただきたいのですが、いかがでしょうか。 ◎田中正淳 計画調整課長 江戸川区内だけでよろしいですね。承知いたしました。 ◆牧野けんじ 委員 これで最後です。都型スーパー堤防と高規格堤防の両方が出てくるというような指摘もあります。この都型のスーパー堤防と国の高規格堤防との違い、都市マスタープランなどでも表で示していただいているかと思うんですが、そういった違いについての資料を出していただきたいのですが。 ◎田中正淳 計画調整課長 承知いたしました。 ○川瀬泰徳 委員長 ほか、よろしいですか。  他にないようでしたら、本日は継続としまして、閉会中の継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいですか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○川瀬泰徳 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第2号、都市計画道路補助第283号線拡幅計画に反対する陳情について審査をお願いします。 ◆牧野けんじ 委員 先月、現地視察をさせていただきました。職員の皆さんにも現地でわかりやすく地点などを示していただきましてありがとうございました。この2号についてですけども、この283号線について堤防に沿ってずっと北小岩の地域で計画をされていますが、その先、葛飾区の部分についてもそのまま葛飾区に入っていくということになっているんですが、この葛飾区部分について具体的にはどこまでが283号線の区間となっているんでしょう。 ◎田中正淳 計画調整課長 すみません。葛飾区の範囲までちょっと今手持ちの資料がないので、次回283号線全体の路線を示したいと思います。 ◆牧野けんじ 委員 葛飾区部分がどの区間、どういう地域を通るのかということについて、ちょっと資料として提出をしていただければと思いますが、そういうことでよろしいでしょうか。
    田中正淳 計画調整課長 江戸川区からつながって、葛飾区の事業範囲まで地図で資料をお出しするようにいたします。 ◆牧野けんじ 委員 それから、先日、岩槻街道も視察の際にバスで通って、非常に歩行者が歩く部分が狭いというような状況も見させていただきました。この岩槻街道の交通量を減少させるというようなことも、283号線の目的とされているかとは思うんですけども、具体的にこの283号線について岩槻街道の交通量を軽減するというような、そういう効果を示した計画というのはどこまで示されているのかわからないですけれども、岩槻街道の交通量を軽減できるということが示されたような計画の文書、そういったものだとか、もし数字的にも検証をしているようなものがあれば、そういったものをお示しいただければと思うんですが、いかがでしょう。 ◎田中正淳 計画調整課長 283号線だけに限らず、江戸川区区画整理の区画、都市計画道路ができた段階で、交通量推計をしておりますので、283号線ができた段階での周辺の道路の交通量推計の資料をお出ししたいと思います。 ◆よぎ 委員 先日、視察に行ったんですけれども、本当に見て狭いなという気がしました。あといろいろなところのレールに車がかすっていっているのも見て、少し危ないなという気もしたんですけれども、1回目のときに恐らくお願いしたと思うんですけど、例えばそこ両方も双方通行ではなくて一方通行にするとか、何かほかの案が検討されているかどうかというのは、ちょっと知りたいです。 ◎田中正淳 計画調整課長 岩槻街道自体ですが、一方通行の検討を今までしてきたということは、聞いておりません。 ◆本西光枝 委員 先月、視察に行ってきました。確かに江戸川駅に近いところが両側から建物が迫っていまして、道路幅が狭くなっていて、車両が通行しにくいということもわかりましたが、あそこの道路は全般的に余り交通量も多くない道路だとは感じました。外環が開通したということで、周辺の道路も明確に交通量が減少しているということだと思います。道路が途中で狭くなっていることで、車も減速をして通るということで、注意をしながら通るということになっておりまして、歩行者側からとってみれば安全に歩くことができるんだなということを感じたところです。この283号線は区として検証して必要と判断をされているということなんですけど、現地を見て感じたのは、やはりゼロベースでの見直しが必要なんじゃないかなというところなんです。例えば、283号線のこの両側から家が迫っている部分だけを拡幅するとか、その前後のところまではこれまでのままとか、そういう検討というのは、されないんですか。 ◎田中正淳 計画調整課長 283号線の整備につきましては、現地見ていただきましたけど、京成の高架下16メートル。あの16メートルで拡幅するということをベースに検討してきております。 ◆本西光枝 委員 そうすると、もう線があるところ、283号線と計画が決定されているところは、もう何が何でもやっていくということになる。その線が引いてあるところは全部やるということなんですか。 ◎田中正淳 計画調整課長 都市計画決定の段階で、幅16メートルで先ほど牧野議員からご質問ありましたが、葛飾区をつないで抜けるという形で、その線で計画しておりますので、そこに関しては都市計画決定以後、変更はございません。 ◎立原直正 土木部長 また、これまでのこの委員会の中でも質問いただいて答弁もさせていただいていると思うんですが、都市計画道路はその計画決定、当然必要であるということで、計画決定をなされているわけですが、以後具体的なその整備方針を定めていく、ほぼ10年計画に定めています。具体的な現行は第4次事業化計画というのを定めています。その検討をする過程において、都市計画道路の必要性についてはさまざまな観点で見直しを行った結果としておりますので、そのこともお含みおきをいただきたいと思います。 ◆本西光枝 委員 その第4次の検討をする過程でということだったんですけど、この第4次事業化計画には283号線というのは入っていないと思っております。これやっぱり道路というのは必要のないところとか、必要があるところとかというのをきっちり検証することが必要だと思っていて、それは今の実態を見て、これからの将来の人口推計とかを見て決めていくということがいいかとは思うんです。高齢になって歩いて移動しやすい道路であるということは、大切なことだと思うんです。車いすで通ることができるということも大切なことだと思うんですけども、道を横断するときには、それが広いということが横断するときにとってみたら、高齢者にとってみたら必ずしもよいということではないかと思います。  また、道路拡幅をするにあたっては、その道路に面しているところに暮らす方々は、引越しやら手続などさまざまなことを考えることになってしまうと思っていて、既にひとり暮らしの高齢者や高齢者世帯のみが多くなっている今、これまでと同じような街づくりを進めていくのは、私は疑問だと思っているんです。50年以上も前に都市計画決定された道路を、そのまま進めていくということは非常に疑問を感じておりまして、これはやっぱりゼロベースで見直していくことが必要だと思います。 ○川瀬泰徳 委員長 ほか、よろしいですか。  それでは、他にないようでしたら、本日は継続としまして、閉会中の継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいですか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○川瀬泰徳 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第3号、住民の生命・財産を守ることとは無縁のスーパー堤防事業の撤回を求める陳情について審査いたします。以前の委員会で要求した資料について、執行部から説明願います。 ◎田中正淳 計画調整課長 お手元にお配りしてございます、陳情第3号に関する資料請求ということで、牧野議員のほうから江戸川の堤防整備の状況についてということで、ご質問ございました。国土交通省のほうに確認をしたところ、この記載されているとおりでございますが、江戸川、利根川河川整備計画でいう堤防の整備状況に記載されている江戸川の合計134キロメートルは、江戸川の左右岸を合わせた延長約107キロメートルのほか、旧江戸川の一部や利根運河、坂川及び坂川放水路を含んでいます。平成31年3月末時点の江戸川堤防整備状況は、左右岸合わせた延長約107キロメートルのうち、約75キロメートルが完成しています。江戸川の堤防整備については、引き続き、左右岸上下流のバランスに配慮しながら段階的に整備を進めており、流域全体の安全性を図ってまいります。 ○川瀬泰徳 委員長 資料については説明のとおりでございますので、審査の参考としていただければと思います。  それでは、審査をお願いします。 ◆牧野けんじ 委員 資料をお出しいただいたんですけれども、この江戸川左右両岸の全体像については107キロのうち75キロが完成ということで、わかるんですけれども、やはりこの具体のところで、どの部分が未整備となっているのかというところを、箇所としてやはり示していただきたいと思うのですが、ちょっとそこをいま一度確認をいただければと思いますがいかがでしょう。 ◎田中正淳 計画調整課長 整備した箇所じゃなくて、未整備の箇所の資料が欲しいということなんでしょうか。 ◎立原直正 土木部長 河川管理者に確認の上、対応をしたいと思います。お出しできるものがあれば、もちろん出していただくように要請をしたいと思います。 ◆牧野けんじ 委員 今回の台風19号の際にも、多摩川で無堤地帯があったということで、大分話題にもなっております。やはりどの部分が整備されているのか、いないのかというのをやっぱり示していただくことは、基本的に必要な資料だと考えます。  関連してですけれども、この陳情では江戸川で堤防が破堤をする以前に、上流部から水が越水、もしくは堤防が決壊すると。その結果、その部分から江戸川まで水がやってくるのではないかと。カスリーン台風のようなことを想定されているのかと思います。今回の台風19号のときにも、やはり利根川の栗橋の水位が危険水位に達したというようなこともありました。江戸川区として、カスリーン台風のときには実際そういうこともあったわけで、現状でもこういう上流部での越水、もしくは破堤によって、江戸川区にその水がやってくるという想定はあるのでしょうか。 ◎立原直正 土木部長 ございます。本区の水害ハザードマップの作成の参考にさせていただいたデータ、国土交通省のホームページでごらんいただけますが、あるポイントで破堤ということになれば、このような洪水が下流域に流れてきますよというシミュレーションがそれぞれ確認できますので、そういったものを我々も活用していると、そういうことになります。 ◆牧野けんじ 委員 今お答えがあったとおりかなと思うんですけども、そういう上流部から水が出てくるということがあり得ると。今回の栗橋で非常に水位が上がったというようなこともある中で、現状この上流部であふれた部分の水を、この江戸川区としてどのように対策をしていくのかという点では、この考え方というんですかね、そういう方針をお持ちなのかどうか、いかがでしょう。 ◎立原直正 土木部長 当然その危惧されるものがあれば、河川管理者に対して国に対してその対策を求めていくというのが、当然でございます。例えば江戸川においては、江戸川改修期成同盟会というのがございまして、流域の13の自治体、野田、五霞町最上流から下流の江戸川区、お向かいの市川市さんに至るまで。さまざまそれぞれのエリアになりますが、そうしたその治水、あとそれだけではなく河川環境なども含めてですけれども、さまざまその河川管理者に期待すべきことはございますので、そうした要望もしておりますし、また具体的にどういうことで進めていただくべきかというような議論なども、河川管理者としています。  ですので、高規格堤防もさることながら、既存の107キロのその堤防をより堅牢するということは、流域の各自治体とも国と連携を図りながら推進をしていると、そういう状況でございます。 ◆牧野けんじ 委員 上流部、中流部も含まれると思いますけども、対策をしているということで、その堤防そのものについてもそうでしょうし、利根川も含めた流域で言えば、首都圏外郭放水路だとか、渡良瀬遊水地なんかも今回の台風19号で大分水をためたというようなことで、もちろん複合的にそういう対策をされていると思うんですけれども、やはりこの堤防の整備といったときに、やはり今回の台風でも危険な箇所としては、やはり上流部により危険な箇所があったということで、そういうところの対策が下流部でスーパー堤防を進めることによって、後回しにならないかということをやはり危惧するところです。そういう点で、やはり危険な箇所を優先して見通しをもって行うということこそ、今これだけ大雨の警戒の警報が毎年のように出るという中で、そうした対策こそ求められるということを改めて指摘をして意見とします。 ◆本西光枝 委員 先ほどの江戸川の堤防整備状況についての資料についてなんですけれども、図で示していただくようにということだったかと思うんですけれども、そのときにその堤防の浸透に対する安全性とか、そういったところが付属している区間もあるかと思うんです。それもわかるような資料にしていただくことはできますでしょうか。 ◎立原直正 土木部長 繰り返しますが、国の調査の内容といいましょうか、計画の内容ということになりますので、河川管理者である国に確認の上、資料等用意できるものはということで、確認をしたいと思います。 ◆本西光枝 委員 わかりました。お願いします。  この陳情3号なんですけれども、先ほど牧野委員もおっしゃっていましたけれども、上流のほうがどうなのかということ。今回は実際10月13日の夜中の1時ごろに緊急速報が携帯電話のほうに流れました。河川氾濫の恐れということで、警戒レベル4ということで国土交通省と地方整備局から流れたんですけれども、利根川の栗橋付近で水位が上昇し、避難勧告などの目安となる氾濫危険水位に到達しましたというものでした。カスリーン台風で決壊した場所であり、江戸川区にも4日後に水が流れてきたというところなんですけども、この緊急速報の後に埼玉県加須市の北川辺で氾濫の恐れという情報発信もありまして、3万5,000人に緊急避難の指示が出たということもありました。  江戸川は利根川水系ですので、雨がどれぐらい降り、どのぐらいの量の水が実際に流れたということが、各水位観測所でどのように水位が経過したのかということとか、関宿で江戸川とこの利根川に分かれるかと思うんですけれども、実際にこの江戸川には流れ込まなかったのかということ。そういった資料というのは出るものなんでしょうか。 ◎立原直正 土木部長 現時点においてもリアルタイムで全て出ています。国のホームページにおいてですね。ちょっとつけ加えさせていただきますが、今、委員のほうからるるお話ございましたが、荒川も含めて利根川ですと八斗島、それから分派点で栗橋、それから分派点である西関宿、それから江戸川に下ってきますと松戸というようなところで、主要なポイントの観測地点があります。その水位が10分ごとにリアルタイムで出ています。その内容を今回、災害対策本部で逐次確認をしながら、対策をしていたという状況でございますので、具体的には国土交通省の川の防災情報というやつで、どなたでもごらんいただけるようになっていますので。 ◆本西光枝 委員 私はホームページで見て、それは存じておりまして、ちょっとまとめたものがあるんなら欲しいなと思ったところだったんです。でも、今それぞれ見るようにということでしたので、そういたしたいと思います。  それで、もしもその上流で決壊していたらというところなんですけど、あるいは高潮で水が入ってきたらということなんですけど、この陳情文にあるように、江戸川区は水に浸かって下流域のスーパー堤防は何の役にも立たないということがあるのかなと思っておりまして、そういったときにやはり江戸川区ではポンプ所をしっかり動かすことが必要なのかなと思っているんですけれども、江戸川区が浸水した場合にポンプ場はどこにあって、それらはどのようにどれだけの働きをするのかということ。時間50ミリの雨だったら対応できるということの理解でいいのか、よく言われるポンプの性能というのは、50メートルのプールを何分でくみ出すことができますよみたいなことがあるかと思うんですけど、そういう能力というのはどうなんでしょうか。 ◎立原直正 土木部長 ポンプのというお話の前に、内水対策・外水対策を委員のほうのお話の中では、すみません、失礼な申し上げ方かもしれませんが、混同されているようですので、そこをまずお話させていただきますけれども、基本的に時間50ミリの対応は、公共下水道の排水能力であります。それに見合う下水道のポンプ所が配置をされています。ですので、1時間当たり50ミリの雨が降っても下水道の環境及びそれを外河川に吐くというポンプ所が整備されているという状況になります。  一方、外水においては今の洪水にしても、それから海から来る高潮にしても、そういった外水、外から来る水に対して堤防が万が一切れてしまうような、もしくは越水してしまうようなことになりますと、ゼロメートル地帯の江戸川区に水が入ってきてしまう。洗面器の底のようなところですので、洗面器のふちが堤防と思っていただければよろしいかと思います。そこの中に仮に入ってきてしまった水を、できるだけ今度は浸水してしまったら早く吐かなきゃいけない。最大危惧しておりますのは、2週間程度堤防が破堤してしまうと、浸水が続いてしまうという恐れがありますので、それに対する排水能力をと、委員のご質問は最終的にはそういうことになるんだと思いますが、そのためには下水道のポンプ施設がしっかりと機能するようにとは言え、外水で入ってくるボリュームに比べて、1時間当たり50ミリの雨を排水する能力というものは、正直申し上げてそこは比べものにならないほどの外水のほうが量は多いですので、ですから2週間程度かかってしまう恐れがあるというふうに申し上げております。言いかえれば、下水道のポンプ所ができる限りしっかりと機能するように、電気系統等が水に浸からないような耐水対策等、こういったところを下水道局にも進めていただいているとそういうところでございます。  万が一のときには、今あるポンプが速やかに、しかも継続的に機能するように、そういう策を施していただこうと、施していただく必要があるということを区としては訴えかけているということでございます。 ◆本西光枝 委員 その内水と外水というところのご説明をいただいたんですけど、浸水ということでやっぱり堤防が上流のほうで切れて、外水で切れて入ってきたとしても、それは外水氾濫対策となるんでしょうけども、江戸川区内には水が浸水してたまるわけですよね。それをやっぱりポンプで吐かなくちゃいけないのかなと思うわけなんですけども、そこでなんですけど、江戸川区のポンプ所の位置というものがわかるものというのは、いただけますか。 ◎立原直正 土木部長 河川の沿川にポンプ所があります。東西小松川ポンプ所ですとか、小岩のポンプ所とかありますので、その箇所がわかる資料ということでよろしいでしょうか。 ◆本西光枝 委員 はい。 ◎立原直正 土木部長 わかりました。それは次回お出しするようにいたします。 ◆本西光枝 委員 それと、先ほど耐水の対策をお願いしているところというところをお聞きしたんですけれども、その耐水対策の状況もわかるようなものにしていただきたいと思います。  それで、浸水した場合、2週間ほど水が引かないというのは、どういう意味なのかなと思ったんですけども、これというのはたくさんの外水氾濫だと比べものにならないぐらいのたくさんの水が入ってきちゃうからということ、というふうに今ご説明いただいたかと思ったんですけども、ポンプ所の連続して運転できる時間というのは、どの程度なのかということ。ポンプというのは、燃料補給が必要だと思っているんですけれども、ここら辺の関係をちょっとお聞きしてもいいですか。浸水しているときにも燃料補給というものはすることができるのかということ。ポンプ所にアクセスするまでの道路というのは、確保されているということなのか、ちょっとお聞きしたいです。 ◎立原直正 土木部長 委員のお話のとおりでございまして、万が一のときにはリカバリーするような対策ができている。しかし、その燃料等の補給がということですが、その時点ではそのポンプ所の至るところは浸水をしているということになりますので、そのことをもって2週間程度はというような予測が立てられているわけです。ですので、その期間をできるだけ短くするということを、先ほどの耐水管もそうですし、そのリスク管理という面でそういった対策をさらに充実をさせていただきたいということを、区としては申し述べているということになります。 ◆本西光枝 委員 では、来月その資料をいただいて、その耐水状況がどういうことになっているのかということの資料をいただいてから、ちょっと続きの質問をさせていただきたいと思います。 ○川瀬泰徳 委員長 よろしいですか。 ◎田中正淳 計画調整課長 今の件で、区内のポンプ所の浸水対策ということで、平成29年7月7日のときにお出ししている資料がありますので、これ下水道だけなんですが、そのときに今委員さんがご質問あるような内容が書かれていますので、そこら辺を合わせてお出しするようにいたします。 ◆齊藤翼 委員 すみません、ちょっと関連的な部分なんですが、今回俗に言う地下神殿ですかね、鬼怒川が氾濫した2015年以来、江戸川のほうに地下神殿のほうから放流されるというのが活用されたというお話が出ていますけれども、実際これはどの辺に放出されている資料等というのはありますでしょうか。 ◎立原直正 土木部長 首都圏外郭放水路のことだと思うんですが、中川・綾瀬川水系というところの水を首都圏外郭放水路というのが整備されておりまして、そこから最終的には1秒間にマックス200トンの水を江戸川に排水できるというシステムがございます。今回の台風でそれが稼働して、事なきを得たというような報道もなされているかと思います。それらの資料は国土交通省の、具体的には関東地方整備局の江戸川河川事務所のほうが管轄所管をしているはずですので、その施設の状況といいましょうか、そういった資料は確認の上、お出しすることができるかと思います。 ◆齊藤翼 委員 僕も目視でする限り、堤防自体そのものは全然大丈夫だったと思うんですが、江戸川の水という意味ではグラウンドを超えて、浸水してしまい、下の遊歩道までは全て埋まっていたという状況までは確認しておりますので、実際その地下神殿で江戸川にどのあたりから放出されたことによって、またどのぐらいの量という部分で、江戸川に影響があったのかなという部分をちょっと知りたかったので、そういうご質問をさせていただきました。 ◎立原直正 土木部長 資料のほうは先ほど申し上げたとおり、システムとその概要についてわかるものはお出ししたいと思います。  なお、江戸川本川との関係ですが、中川・綾瀬川水系という大ざっぱに言いますと、東側の江戸川と西側の荒川、その間に挟まれたところが中川・綾瀬川水系といいますが、上流域ですと春日部ですとか越谷ですとかになります。そこのところは比較的に地形状平らなところがずっと続いているものですから、すごく非常に大雨に脆弱な。そこの水をトンネルを幾つか掘りまして、江戸川のほうに導いてきて、最後ポンプで強制的に出しましょうと。その最後にためているところがそのパルテノン神殿に似ているようなところから、そのように呼ばれています。  それに対して、先ほど江戸川に吐く水の量、それからタイミングについては、当然江戸川側のほうの水位を見定めながら、その安全な範囲で放流をするということにもなっておりますので、今回どのような実態であったのか、確認できる範囲においてしたいと思います。 ○川瀬泰徳 委員長 よろしいですか。他にないようでしたら、本日は継続としまして、閉会中の継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいですか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○川瀬泰徳 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第12号、上篠崎一丁目の高規格堤防及び土地区画整理事業等に関する陳情について審査をお願いします。 ◆牧野けんじ 委員 12号ですが、今定例会で本会議や決算の際にも指摘をいたしましたけれども、やはりこの上篠崎での地盤への不安ということにどう応えるかということを伺ってきました。ちょっと改めてですけれども、やはりこの地下10メートルぐらいまで対策をというのは、やはり地震の際の液状化への心配というのは大きいと思うのですが、この液状化には高規格堤防については液状化に強いとされているんですけれども、この高規格堤防部分について液状化に強いとした、その根拠ですかね、それについて少しお話いただければと思うのですが。 ◎高橋博 幸区画整理課長 国交省のほうからの説明では、高規格堤防のところにつきましては地盤調査をして、その中でいろいろな検討の中で液状化が絶対平気というわけじゃなくて、液状化が起こったとしても、高規格堤防については大きな損傷が出ないということで話を伺っております。 ◆牧野けんじ 委員 地盤調査をして液状化の判定をしているということですけども、この地盤調査ということについては、ここでいう地盤調査は原地盤、元地盤について調査をするということでよろしいんでしょうか。 ◎高橋博 幸区画整理課長 国交省のほうから原地盤ボーリング調査をして、結果と当然盛り土した中で堤防としての機能も含めたという形で聞いております。 ◆牧野けんじ 委員 今の説明でこの高規格堤防部分については、そういうことでこれまでのそのようにしてきたのだということになるかと思うんですけども、この上篠崎についてはやはりスーパー堤防の盛り土をしない部分という部分が出てきます。飛び換地については江戸川区が地盤改良についても行うということで、まさに江戸川区の対策として行うということになるわけですけれども、江戸川区としてこの高規格堤防に限らず、この液状化への対応というんでしょうか、液状化に対してどのようなお考えを持っているのか。決算などでは葛飾区での事業なども紹介をいたしましたけれども、そういったところでどういう方針のようなものがあるかどうか、都市開発になるかもしれないんですが、お答えいただければと思います。 ◎室井邦昭 都市開発部参事〔建築指導課長事務取扱〕 江戸川区におけるその液状化への対応といいますか、考え方ということでございますけれども、ご承知のように江戸川区は液状化の危険性が高いエリアが相当のエリアにまたがっているということもございますので、建築確認の申請の際は一定規模の建物については建築主、設計者のほうでどういう考えがあるのかというのは必ず問い合わせをして、確認をするようにいたしております。その中で液状化対策があれば、きちんと確認の中にそれを明記するようなことでそういう指導をしているところでございます。  以上でございます。 ◆牧野けんじ 委員 今、ご答弁の中で一定規模についてはということでしたけども、一定規模というのは大体どのぐらいを指すのか教えていただきたいのですが。 ◎室井邦昭 都市開発部参事〔建築指導課長事務取扱〕 木造2階とか、構造計算書が必要でないようなものについては、そこまでは求めておりませんけれども、木造3階以上になるような構造計算書が必要なものについては、構造計算書の中とか、その図面上にそういったことを明記なり考え方を問い合わせするということはしてございます。 ◆牧野けんじ 委員 構造計算が必要な建物については、問い合わせをするということでありますけれども、今回の上篠崎の事業でもこの多くは3階建てが多くなるのかと思うんですけれども、やはりこの液状化の不安に対してやはりこれまで以上に応えるというような説明だったり、対策が必要だと考えます。その点で、この間、決算などでも答弁いただいた中身ですかね、国交省の検討会で検討したもので説明をしているということでは、やはり余りにも不十分だと思います。結局は今までとかわらないという、そういう説明をしているに過ぎないと思います。ここではやはりもっと液状化についても説明をしていくと、そして理解を得ていくということが不可欠だと思うんですけれども、改めてそういうお考えがないかどうか。どうでしょう。 ◎高橋博 幸区画整理課長 いろいろな場面で本会議等も含めて、ご回答をさせていただいているとおりでございます。 ◆牧野けんじ 委員 そういう中身の説明では、到底やはり権利者の方の理解は得られないと。この地図上にあるようにそういう説明ができないのであれば、事業はやめるべきだというのは、当然のことだと考えます。 ◆本西光枝 委員 この陳情文の記書の2のところに地球温暖化で台風の大型化や発生頻度の増加、集中豪雨の多発などのもとで、高規格堤防が最適な対応策であろうかと最善の治水方式を模索するために、公正で力量ある学者・専門家による検討が求められていると続いているんですけれども、先ほども申し上げたんですけど、13日の1時ごろに緊急速報が鳴り、栗橋で危険氾濫水位レベルが4になったという速報が入ります。その後、江戸川メールニュースでは、午前4時に指定河川洪水予報情報が来ました。この中身を見てみると、警戒レベル3相当で江戸川の西関宿水位観測所では13日の4時ごろに避難勧告などの目安となる危険氾濫水位に到達する見込みですということで、次に地名が続きます。さいたま市、春日部市、久喜市とかいろいろ、野田市等。最後に葛飾区となっていて、町名がだっと葛飾区では江戸川の堤防決壊等による氾濫により、浸水する恐れがありますというものが流れてきたんですけれども、とするとやはり上流で堤防が決壊をし、江戸川区では浸水が起こらないということだと考えるんですけど、そうなんでしょうか。 ◎立原直正 土木部長 指定河川洪水予報のお話が委員からございましたので、指定河川洪水予報というのは、いわゆる万が一、破堤なりとしたときに非常に影響が大きいという河川を、河川管理者である国土交通省とそれから気象庁が実際の降雨予測、もしくは降ったボリューム、これらを想定した上で、その都度その都度、河川の水位等をにらみながら、危険度合いはレベル5までありますけれども、それをその都度示していく。それによって流域の自治体が避難勧告、避難指示等の判断材料にしていくということになります。それぞれの箇所において、先ほど申し上げました利根川ですと利根川水系の八斗島ですとか、今の分派点の西関宿ですとか、それから我が区の直近では松戸ですとか、それぞれの水位の状況をリアルタイム、10分ごとに観測をしつつ、その水位が上昇するのか下降するのか、その上昇のスピードはどうなのかというのを逐一確認しながら、その警戒情報を出しているという状況になります。ですので、当然上流域で何か起これば、それが葛飾区に来て、葛飾区で水がとまるという保証は全くありません。その過去の例からしても、それは必ず江戸川区のほうに来るはずです。はずですが、それぞれの段階で、それぞれの時間経過のもとに、今のお話ですと西関宿でそういう注意喚起の報を出す。その時点においてはという、その都度その都度の判断で気象庁も国交省も我々自治体も動いておりますので、以降、具体的には15日(月)の午前1時ごろにようやく、いわゆるその心配しないで済む。それでも水位は高かったです。高かったですが、避難を考えるような水位ではなくなったというような状況がありますので、そこまでずっと各ポイント、ポイントの水位を逐一見定めた上で、そういった報は出していくということになっていますので、どこか上流の1点だけが危ないので、全てがということではもちろんありませんし、その都度、その都度ポイントごとの観測所の内容を見て、判断しているということになりますので、よろしくお願いをいたします。 ◆本西光枝 委員 わかりました。その都度、その都度の水位観測所ということなんですけども、それを見ているとレベル2であったり、レベル4であったり、やっぱり水位観測所の時点のところによって危険度が違うんだなということがわかりました。一般的に考えたら、その危険度が高いところから破堤する可能性が大きいのかなというふうに認識をしました。今回のことをきちっと検証をしたいとは思うんですけれども、この必要なんだろうかと。この最下流部で高規格堤防計画というのが必要なんだろうかというところ、この陳情文でも触れているんですけれども、そういうところはやっぱり考えていかなくてはならないんだなというふうに、今回のことで思いました。  上篠崎地区の施工は今からでも遅くなく、見直すべきですというふうにこの陳情文に書いてあるんですけど、そういったことも妥当かなと思ったところではあります。 ○川瀬泰徳 委員長 それでは他にないようでしたら、本日は継続としまして、閉会中の継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいですか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○川瀬泰徳 委員長 それでは、そのようにいたします。  以上で、陳情の審査を終了いたします。  次に、所管事務調査に入ります。  先般実施しました都市視察の報告書についてでありますが、机上に案を配付してありますので、お目通しをお願いいたします。よろしいですか。  なお、今後の修正につきましては、正副委員長にご一任いただき、最終日の本会議で報告したいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○川瀬泰徳 委員長 それでは、都市視察以外の所管事務調査については、本日は継続とし、閉会中の継続調査を申し出たいと思いますがよろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○川瀬泰徳 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、執行部より報告があります。  都市開発部、お願いをいたします。 ◎乙訓陽一 まちづくり調整課長 それでは、まちづくり調整課から1点ご報告いたします。机上に配付させていただきました、東京都市計画事業亀戸・大島・小松川第三地区第二種市街地再開発事業における事業計画の変更(Pe30街区計画案の確定)というような資料をごらんください。  いわゆるこの亀・大・小地区でございますけれども、このPe30街区をもって終了ということになります。  丸の1個目については、亀・大・小地区の事業概要でございまして、施行面積は98.6ヘクタール、施行期間といたしましては、昭和54年度から令和3年度ということになっております。この令和3年度の完了がこのPe30街区の完了ということになりますので、このPe30街区をもってこの亀・大・小地区については終了するということでございます。  二つ目の丸、亀・大・小地区の経緯でございますが、経緯については以下のとおりでございます。  Pe30街区事業の経緯ということで、まず平成27年11月に公募のほうをしておったんですけれども、このときには応募がなかったということでございまして、平成30年の12月に再度公募をいたしております。  翌31年4月には公募をいたしまして、特定建築者の予定者というものは決定いたしまして、大成有楽不動産株式会社、こちらのほうが決定してございます。  令和元年9月には、正式に決定をして、敷地の譲渡契約を締結したというところでございます。Pe30街区計画確定による計画概要の変更ということで、一覧表にしてございますけれども、主だったところを申しますと、階数、高さ、下の行三つになりますけれども、階数と高さについては13階建て、39メートルということで変更ございません。  最後の住戸数についてが151戸から138戸に変更になったというところでございます。  この変更の告示日については、令和元年9月24日でございます。  この街区の今後の予定ということでございますけれども、現在、年内までかけて余盛土の撤去工事をしておりまして、それが終了すれば年明け1月には本体工事の着工、また令和4年3月に完成というような見通しでございます。
     裏面をごらんください。  裏面には参考といたしまして、現状の配置図兼一階平面図、また西側の立面図を記載をさせていただいております。 ○川瀬泰徳 委員長 ただいまの報告について、何かご質問はございますか。 ◆牧野けんじ 委員 事業計画の変更ということで、建物そのものについても戸数が少し少なくなったりと、それと延べ面積も少なくなるというようなことですけれども、まずその変更の背景というのは、どのあたりにあったのでしょう。 ◎乙訓陽一 まちづくり調整課長 変更の背景でございますが、裏面の参考図を見ていただきますと、一言で申し上げますと、これは周囲への配慮でございます。1階の平面図をごらんいただきますと、少し薄く黒く塗ってあるところが1階の平面図でございますけれども、これは西側、北側、南側は首都高速でございますけれども、西側や北側、また東側にも都営アパートございますので、そういった周囲の方々への配慮ということで、こうぎゅっと縮めたというような、そんな経緯がございます。 ◆牧野けんじ 委員 わかりました。  それから、今後の予定ということで、余盛土の撤去となっておりますけれども、これ余盛についてはどのぐらいの期間、余盛りをしていたということがわかれば、教えていただきたいんですが。 ◎乙訓陽一 まちづくり調整課長 すみません、余盛りの着工時期については、ちょっと未定なんですが、余盛り自体、スーパー堤防の工事自体は平成28年に終了してございます。 ◆牧野けんじ 委員 承知しました。 ○川瀬泰徳 委員長 ほか、よろしいですか。  以上で、執行部報告を終わります。  次に、その他について何かございますでしょうか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○川瀬泰徳 委員長 それでは、今後の委員会でございますけれども、11月は5日(火)、午前10時を12月は、第3回定例会中の3日(火)、午前10時また、本日の委員長会で確定次第、事務局よりご連絡いたしますけれども、もう一回12月17日(火)、午前10時をそれぞれ予定をしておりますので、よろしくお願いをいたします。  台風19号につきましては、委員の皆さん、そしてまた執行部の皆さんも大変にご苦労さまでございました。  以上で、本日の建設委員会を閉会をいたします。                      (午前11時30分 閉会)...