大橋美枝子 委員
須田哲二 委員
中里省三 委員
堀江創一 委員
田中寿一 委員
福本光浩 委員
瀨端 勇 委員
須賀清次 委員
竹内 進 委員
田中淳子 委員
川瀬泰徳 委員
島村和成 委員
●欠席委員(0人)
●執行部
多田正見 区長
山本敏彦 副区長
新村義彦 副区長
千葉 孝 教育長
外、
関係部課長
●事務局
書記 佐々木康祐(
文化共育費)、近藤知博(
生活振興費)
●案件
平成31年度予算審査(第3日)
一般会計予算歳出 第7款
文化共育費、第8款
生活振興費
(午前10時00分 開会)
○須賀精二 委員長 ただいまから、
予算特別委員会を開会いたします。
署名委員に、桝委員、竹内委員、お願いいたします。
新村副区長から所用により、午前の審査を欠席するとの連絡がありましたので、ご報告いたします。
はじめに、委員の交代についてですが、野﨑委員、江副委員、牧野委員、笹本委員から、中山委員、中里委員、大橋委員、桝委員にそれぞれ交代しましたので報告いたします。
座席については、現在着席している席でよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○須賀精二 委員長 それでは、このとおり決定いたします。
本日は、
一般会計予算歳出の第7
款文化共育費、第8
款生活振興費の審査を行います。
それでは、これより本日の審査に入ります。
予算書・同説明書の216ページをお開きください。
第7
款文化共育費、第1項
社会教育費、第1目
文化振興費より審査願います。
◆島村和成 委員 おはようございます。ここでは2点お伺いしたいと思います。
先週の日曜日に
タワーホールでえどがわ~るどフェスティバル、私、初めて行ったんですけれども、かなりにぎわっていたような気がするんですけれども、何か聞くところによると、今年で2回目とかなんですけれども、私、一昨日、広報でも江戸川区にどんどん外国人が増えてきているということで、多文化の共生じゃないですけれども、そういう文化交流もとても大事だなと思っています。とりあえず、立ち上げた経緯と成果というか、そこまでいかないでしょうけれども、その辺をちょっと最初に聞かせていただけますか。
◎茶谷信一 文化課長 おはようございます。よろしくお願いいたします。
おっしゃるとおり、えどがわ~るど2回目をさせていただきました。1回目、昨年ございますけれども、増えてくる外国人の皆さんと、何とか日本にお住まいいただいて、日本のよさ、文化などを理解していただきたい、また皆さんでお互いの文化を分かち合いながら、一緒に仲よくなりましょうよということで、私
たち文化課では、文化団体の皆さんですとか、
総合人生大学の
ボランティアの皆さんですとか、あとは
ボランティアセンターの皆さんですとか、そういう方が大勢いらっしゃるものですから、一堂に集まって外国人の皆さんを招待して1日楽しく交流しましょう、仲よくなりましょうということで、一昨年度から始めさせていただきまして、先週2回目を行いました。26団体の皆さんが参加していただきました。中には言語学校の生徒さんですとか、
あと行政相談委員の皆さんも参加していただきました。2,000人程度の外国人、皆さんがご来場されたということで、今、集計をしているところでございます。
◆島村和成 委員 私が行ったのは午後だったのかな、結構、人がたくさん来てくれていて、逆に言えば会場が狭いような気がするんです。始めて間もないということでタワーホールということなんでしょうけれども、私はこれからどんどん外国の方が増えてくると、例えば地域地域で平井、小松川だったら
さくらホールとか、小岩だったらアーバンだとか、葛西だったら
スポーツセンター、いろいろ施設があるでしょうけれども、もうちょっと地区地区にそういう形で落としていって、地域でできるような形に誘導していただければ、わざわざ平井からこっちまで来なくても済むし、小岩の人は小岩の地域で同じようなイベントがある。平井、小松川の人は
さくらホールでやってくれたらもっと行きやすいし、そういう形で
タワーホールは
タワーホールで、そういう立ち上がりはそうなんでしょうけど、将来的には各地域地域でそういう外国人との交流の文化祭か何かができるように持っていっていただけたらありがたいなと思っているんですけれども、今後の考え方について聞かせてください。
◎茶谷信一 文化課長 委員さん、おっしゃるとおりだと思います。まず、これが第一歩でございまして、こういう機会が区内に広がることが共生社会の第一歩になると思っておりますので、これから、ここで努力していきたいというふうに思っております。
◆島村和成 委員 よろしくお願いします。
あと、もう一点は、
ひらい圓藏亭、立ち上げて、2年か3年でしょうけれども、前々から私は江戸川区の予算であの土地を買って、家をリニューアルして、ある面では落語文化の発祥の地と言いますか、それを広げていこうという、あれでもって、せっかくそういう施設ができるんだから有効活用を積極的にしたほうがいいということで、責任者の・・さんが頑張って、いろいろイベントをやってくれています。今、道路反対側で平井公園を今手直ししていまして、水とみどりの課の担当がやってくれていますけれども、前々から私は、平井公園と道路を経て圓藏亭が一体化になるような
公園づくりをしてほしいということもお願いを重々していたんですけれども、いずれにいたしましても、目の前にああいうすばらしい環境が、そしてこっちに立派な建屋があるということで、圓藏亭を活気のある建物にしてほしいなと思っているんですけれども、今、たしか、月、火、水くらい3日間休みだよね。その辺、私はフルで使ってほしいというのは、前々から言っているんですけれども、落語に限らず、地域の人があそこに来て、前々から言っている老若男女があそこにきてだべって、いろいろ楽しい時間を過ごせるとか、そういうような活用の仕方もあるんじゃないかなと思うんですけれども、落語というと土日ぐらいしかのイベントにしかならないので、その辺の空いている、休みにしている活用の仕方というの、それは何か今のところは考えてないというか、これからも今のままで行くというのは、その辺どうなんですか。
◎茶谷信一 文化課長 おっしゃること、よく前々から聞いておりますけれども、今のところ、木、金、土、日の4日間の開会でいきたいと思っております。やはり、平日はなかなかお声掛けを近所の方にもしておるところなんですけれども、そういう形でお茶のみでも結構ですし、気軽に来ていただいて、何かおしゃべりで結構なんです。そういう形で寄ってくださいというふうには、いろいろとお話をさせていただいているんですけれども、ちょっと公園が1年間ぐらい、しばらく工事中なものもありまして、若干今少ないのが現状であります。また、公園ができましたら、大勢の方が集まりましたら、あそこにいろいろと圓藏亭の催し物だとか、お気軽に入れるような工夫もさせていただきながら、できるだけおいでいただきたいなというふうに今考えているところでございます。
◆島村和成 委員 せっかくああいう立派な建物があるんだから、私はネーミングはなごみの家じゃなくても実態的には近所のお年寄りだとか、何とか、寄り合い所、たまり場になって、それで落語も身近に感じていただくと同時に地域の人たちの交流の場として、文化施設でもあるけれども、そういう地域の人たちの交流の場として活用できるように、ぜひ公園ができた暁には、積極的に取り組んでいただきたいと思いますので、たまには顔を出しますので、よろしくお願いします。
◆竹内進 委員 おはようございます。また、本日もよろしくお願いいたします。
私のほうからは、この文化振興の全般的なお話をさせていただきながら、
区文化振興のあり方ですとか、進め方をどういうふうに今後考えていきますかという質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
国のほうでは、当然、
文化芸術全般にわたる基本的な法律として、
文化芸術振興基本法が平成13年に策定をされて、当然、国を挙げて
文化振興芸術をしっかり取り組んでいきましょうという大方針のもとに、当然、芸術文化に携わる活動をされる方々の自主的な活動を促進するですとか、あとその文化芸術の総合的な計画ですとか考え方をしっかり持ちましょうとか、推進を図りましょうとか、当然あと、文化というのは心豊かな
地域づくりも含めて、さまざまな観点から、この文化を基調とした、その振興のあり方ということを国として、いよいよ取り組んでいきましょうというようなことでありました。
そこで、我が本区の文化振興の今あり方といいますか、あり方と今後のその進め方、これについてちょっとお聞かせいただければと思います。
◎石塚幸治
文化共育部長 文化振興の行政のあり方ということでありますけれども、文化の捉え方、今おっしゃっていただいたように、多様な多義的なことではありますけれども、これまで江戸川区といたしましては、豊かな
区民活動そのものを文化として捉えまして、区民の幸せだとか、生活に潤いをもたらすとか、そういう活動を助長する、そういうことを文化振興ということで捉えてきたというふうに思っています。大きく言えば、区民の主体的な活動、街の
営みそのものを文化として捉えて、それを基調として街づくりというものに促進してきたというふうに思っています。その豊かな営みだとか文化を考えるときに、やはり担い手だとか、活動の場面だとか、場の提供であるだとか、それをリードしていく
コーディネーターだとか、そういう役割が重要だというふうに考えてきました。当然、担い手は区民の方ですし、各種文化、
スポーツ団体がございます。活動の場、場面の提供といえば、それは
大型区民施設であったり、
指定管理者であったりという場面です。
コーディネーター、リード役としては、やはり区だというふうに思っています。その中で
文化共育部が生まれてきたんですけれども、今申し上げた、いろいろな要素、文化にかかわる要素を全て所管をする、集約してきた、それで生まれてきたのが
文化共育部だというふうに認識をしていますので、豊かな区民活動を助長して街の質を高めて、文化を基調とした区民生活の充実感というものをもたらすということが、
文化共育部の任務であるというふうに思っていますので、今後も行政の文化振興の行政のあり方としては、今後もやはり担い手とその場面を管理する、例えば
指定管理者の事業者であるだとか、
あと文化課を中心とした区、この3者でよく調整、場を整えたりだとか、当然、時節のテーマだとか課題だとかありますので、それを含めていろいろ検討・協働して地域文化の活動をリードしていきたいというふうに思っています。
◆竹内進 委員 今、ご答弁いただいて、本当にそのとおりだと思うんです。当然、文化振興が基本的には母体となって、当然その国際交流ですとか、街づくりですとか、観光だとか、もっと広く言ってしまえば、障害者のいろいろなさまざまな芸術の部分を含めれば、福祉だとか、教育、学校、さまざまな、とにかく広がりがあるのが当然文化振興の一番の基本だと思うんです。今、部長に答弁いただいたように、一つはその区と、今、指定管理ですから、前は公社でしたけれども、公社から指定管理になって、
指定管理者とのいろいろなあり方、それと当然、区のさまざまな美術団体の方々ですとか、文化の団体の方ですとか、そういった方々がよく協調しながら、とにかくその地域文化を高めていこうという心の豊かさを持ちながら、しっかりリード役は区がしっかりしてもらいたいなと私は思っておりますので、本当に文化振興というのは裾野が広いし、また、一番大事な母体だと私は思っていますので、ですから、しっかり文化振興に取り組んでいただきたいということと、あとは、今言ったようにさまざまなことが絡んできますので、それが中心役として、しっかりお願いしたいということを要望して終わります。
◆川瀬泰徳 委員 おはようございます。よろしくお願いします。
ここでは同じ目でございますので、
図書館管理費、穂高荘、塩沢荘ということで三つありますけれども、同じ目なので、委員長、よろしくお願いいたします。
まずは、図書館のことについてお聞きをしたいと思います。図書館をなかなか利用しづらいお方に対する
図書館サービスについて伺いたいと思うんですけれども、はじめに現在、障害者の方々に対してはどのようなサービスを実施をされているのか、これをまずお聞かせください。
◎茶谷信一 文化課長 障害をお持ちの方のサービスといたしましては、頻繁に図書館に来ることがなかなか難しいのではないだろうかということを考慮いたしまして、基本的には冊数、
貸し出し日数とも、一般の皆さんの倍の数値でお願いしております。本ですと20冊、30日間の期間で貸し出しを行っているというのが現状です。また、視覚に障害をお持ちの皆様には、録音図書の貸し出しですとか、
郵送サービスというのも行っているところであります。あと、
ボランティアの皆さんによる対面朗読、こういうもの進めていると、そういうところでございます。
◆川瀬泰徳 委員 いろいろとご配慮いただいて、頑張っていただいているというのは大変ありがたいなと、こういうふうに思います。
次に、最近、介護施設などについても図書館が出向いていらっしゃるということを聞いたりするんですけれども、具体的にどんなことを実施をされているのか、これをちょっと教えていただけますか。
◎茶谷信一 文化課長 おっしゃるとおり、介護の
デイサービス施設とか、介護施設とかに積極的に出向いて、今行っている状況でございます。
団体貸し出しという制度がありまして、そちらの団体にある、例えば50冊、100冊を一月お貸しする、これは学校でもやっていることなんですけれども、そういうことも
団体貸し出しを
デイサービスでできないかということも考えているところで、PRをしているところでございます。既に
団体貸し出しに登録していただいている施設もございます。また、施設に直接職員が出向きまして、朗読会ですとか、お話し会、こういうこともご希望によって実施しているというのが昨今の現状でございます。
◆川瀬泰徳 委員 このお方が来られるというのを待つというのではなくて、こう一歩打って出るという、この姿勢というのは非常に私は大事だと思うんです。図書館が出向くという、一歩出るというこの姿勢は非常に私は大事だなと、こういうふうに思います。
ところで、こういう図書館に通うわけではないんだけれども、歩いて図書館までなかなか行けない熟年者の方々とかもいらっしゃると思うんです。それと、図書館がかなり遠方になるということもあるということも、そういう状況もあると思うんです。そういう中で、例えば
移動図書館、こういうことをやっている自治体もあるんじゃないかと思ったりするんですけれども、こういう一歩外に出るという、この姿勢、非常に大事だと思うんです。
移動図書館という、そういう考え方、これについてはいかがでしょうか。
◎茶谷信一 文化課長 おっしゃるとおり、千葉県ですとか、23区では実際はやっていないんですけれども、かなりエリアが広い自治体とかです、そういうところは、
移動図書館がやっているのは現実でございますけれども、江東5区の特に図書館の場合は隣の図書館、近隣の
図書館同士は区民の方、どうぞ貸し合いましょうということで、そういう約束がされておりますので、できるだけ不便地域がないように、近くに図書館がいくようにということで配慮は進めているところでございまして、そういう意味では
移動図書館というのは、今のところなかなか難しいかなというふうに考えているところであります。
◆川瀬泰徳 委員 今後の課題としてしっかり捉えていただいて、この
移動図書館という考え方もご検討をいただければというふうに思います。これ、いわゆる高齢化がこれからずっとさらに進むわけでありますから、なかなか行きたくても行けないというお方もいらっしゃると思う。かといって図書館をそこにもう一つつくるかというわけには、なかなかいかないものでございますから、そういう特に熟年者の
皆さんたちに対しても本を読む機会を提供をするような、そういう取組みを今後とも力を入れていただきたいなと、これを要望したいなと思います。
◎茶谷信一 文化課長 先ほど、さまざまな介護施設とか
デイサービスにもPRさせていただいているという、
団体貸し出しという制度があるんです。これからなごみの家なんかもどんどんできてきますので、そういうところに、もしも条件がそろって、お互いの合意が取れれば、そういうところのなごみの家への
団体貸し出しというものも進めていけるんじゃないかということで、これはまた福祉部とよく話し合って決めていかなくちゃいけないかなとは思っていますけれども、そういう方向性も可能性もあるということでございます。
◆川瀬泰徳 委員 今、大変いいお話を聞かせていただきました。江戸川区のなごみの家というのは区内15カ所につくっていこうということで、今、8カ所できて、今回9カ所目が一之江にできるということで、15カ所つくっていこうというわけですから、そのなごみの家もその
図書館関係の例えば拠点にでき得るということであれば、さらにそういう皆さんも利便性を感じていただけるという、こういうふうに思いますので、それも福祉部ともよく調整していただいて、前向きにご検討いただければありがたいなと思いますので要望しておきます。
続きまして、穂高荘と塩沢荘についてお聞きをします。まずは、塩沢荘の最近の営業の状況というのは、いかがですか。
◎茶谷信一 文化課長 塩沢荘は広大な敷地を有しておりまして、春は山菜取りから、夏は農園体験ですとか、冬はスキーと、四季を折々通じて楽しめる施設でございますけれども、今年度は台風が日曜日に重なるだとか、あとは今、
ウインタースクールをやっているんですけれども、かなりインフルエンザが流行いたしましてキャンセルされる方が多くなるとか、なかなかそういうことが出たんですけれども、努力の結果、昨年以上の人数の方がご利用いただけるというような方向で今営業しているところであります。
◆川瀬泰徳 委員 頑張っていただいているということでございますけれども、私よく存じ上げている障害者の団体で毎年塩沢荘に秋の紅葉の季節に、団体でバスで皆さん行かれるということがあるんです。そのときは、団体でございますので、
全館貸し切りにしていただいている、大変ご配慮いただいている、大変ありがたいなとこういうふうに思うんですけれども、その中に、
バリアフリールームということなんだろうと思うんですけれども、101号室というのがありまして、そのほかの部屋は全部2階なんです。101は障害者のお方にお使いをということなんだろうけれども、残念ながら、1階なので眺望がいまいちほかの部屋に比べてよくないのと、いろいろ、ちょっと要するにあまり人気がないという部分があるので、ここのところを何か改善をしようというふうなお考えがないのか、それをちょっとお聞きします。
◎茶谷信一 文化課長 おっしゃるとおり、101号室、昭和63年当時
バリアフリールームということで、開設したんですけれども、今となってはかなり古い物ということになってしまいました。その後、
エレベーターができましたので、結果的には1階にはその部屋だけ取り残されてしまったというようなことでございます。先日調べましたら、2階に
エレベーター近くに、そういう躯体とか調べましたら、2階に
バリアフリールーム、障害者のためのお部屋がつくれるんじゃないかということで、今、施設側と進めているところであります。来年度は設計をさせていただきまして、その次の年にしっかりした躯体をいじる工事をさせていただければなというふうに、今、検討しているところであります。
◆川瀬泰徳 委員 ありがとうございます。私も毎年、この塩沢荘は行かせていただいていますので、仕事をしていただいているフジランドの皆さんも本当によく働いていらっしゃるというか、皆さんいいお方でなじみになって、大変いわゆるお客さんも居心地のいい施設になっていると思うんです。そういう意味では、今お話しいただいた、その部屋のこともよくご検討いただいて、いいふうに改善をしていただければと、こういうふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。要望をさせていただきます。
最後に、穂高荘のことについてお聞きをします。最近の穂高荘の営業の状況というのは、いかがですか。
◎茶谷信一 文化課長 穂高荘は安曇野市とも交流拠点ということで、例えば
安曇野ハーフマラソンのときに
江戸川区民の方が大勢お泊まりいただくですとか、あとは、囲碁交流なんかもさせていただいて、こちらから50人、囲碁連盟の方が行って向こうの方と対戦するですとか、夏は
子どもたちの木工教室を安曇野の市の職員がやっていただけるだとか、いろいろと交流が進んでおりまして、かなり昨年よりも上回った利用客の方が見込まれているところでございます。何といっても、お風呂がいいと、料理も大変おいしいというように、非常にいい評判を得て、リピーターの方も多くいらっしゃっているというような状況であります。
◆川瀬泰徳 委員 お湯がいいんですよね、穂高は。私もそう思います。先ほど、塩沢荘のところでちょっとお話をした、いわゆる障害者の団体の皆さんも、実は穂高荘に行きたいんです、みんなで。団体で行きたいんだけれども、なかなかちょっとネックになっている部分というか、というのがあって行けないという、諦めてしまうというところがあって、そのことをちょっとお聞きしたいんですけれども、障害者の団体ですから義足のお方とか、車椅子のお方も結構いらっしゃるわけなんです。せっかくみんなで団体で旅行に行ったわけだから、みんな一緒に同じ部屋で、同じ会場で食事をしたいと、そういうふうに思うのは、これは当たり前の話だと思うんですけれども、そういう中で、穂高荘さんの食事の場所、レストランといいますか、食事の場所は畳なんです。それはもう畳はあそこの雰囲気でそういうことでとは思うんです。今までかつて私もずっと要するにフローリングにならないのかという話もずっとしたことがあったんですけれども、畳であるということで、最近は車椅子も車輪のところにカバーをつけて、それで畳のところに入れるというのは、そういうことあるんですけれども、いかんせんテーブルが低いんです。普通のテーブルじゃない、テーブルが低い。だから、車椅子で行く人が食事をするときに、こうできなくて、こうしないと食事ができないということになって、非常に難しいということがありまして、穂高荘さんともご相談をしたことがありましたけれども、あそこにアルプスでしたか、部屋があって、そちらで車椅子の皆さんがお食事をされたらどうですかという提案をいただいたんですけれども、せっかくみんなで一緒なんだから、一緒に食事をしたいという、そういう思いはあるわけで、そういうことで、残念ながらちょっとみんなでなかなか行けないということがありまして、ここのところを何とか改善ができないかというのを思っておるんです。この辺の改善についてご検討をいただけないかということをちょっとお聞かせいただきたい。
◎茶谷信一 文化課長 大広間のテーブル15年使用いたしまして、高さが55センチということで熟年者の方がこうやって立ったり、座ったり、こうやってやるものですから、かなり実はぐらついて安全性にも問題が出てきたので、ここで取りかえようということで、今、今年度、来年度の予算に上げさせていただいているところであります。高さを67センチということで、車椅子が入れる高さにさせていただこうということで、今、進めているところでございますので、今後は先ほど、タイヤに畳用のカバーをつけるなどのことは必要になるかと思いますけれども、ご希望の方は大広間で一緒に食事ができるように何とか進めていきたいなというふうに、今、取り組んでいるところでございます。ご期待ください。
◆川瀬泰徳 委員 これもいいお話を聞かせていただいて、ぜひその方向で頑張っていただければと思います。
あと、さらに一つお聞きしたいのがたばこの関係でございまして、喫煙の関係ですけれども、聞くところによると客室の半分ぐらいは喫煙室なんですか。これはこれでということなんだと思うんですけれども、今、世の中の流れというのは分煙、喫煙に対しては非常にいろいろ課題があるわけですけれども、このことについて、穂高荘の分煙対策といいますか、ここはどのように考えていらっしゃるかというのを最後にお聞かせいただけますか。
◎茶谷信一 文化課長 これまで、利用者がどうしても高齢者の方が多いということで喫煙率が非常に高い。利用者の方の喫煙する割合が非常に高かったということも若干あるんですけれども、かなりの部屋で吸ってくださいと。たばこは部屋で吸ってくださいというふうに申しておりました。とは言いながら、今年の7月からさまざまな東京都の条例とかが施行されます。直接、穂高荘には影響はないんですけれども、こういう時期でございますので、今年の7月から大幅に禁煙の部屋を広げていこうということで、実は喫煙と禁煙、吸える部屋のほうが多かったんですけれども、少し逆転させて様子を見ながら少しずつ減らしていく方向で何とかできないかなということで、今、進めてまいります。よろしくお願いいたします。
◆川瀬泰徳 委員 これで終わります。今いろんなことをお聞かせをいただいて大変前向きに、しっかりと取り組んでいただいているということに評価させていただきたいと、こういうふうに思います。一歩前に出るという、こういう姿勢というのは非常に大事だと思いますので、今、いろいろお聞かせいただきましたけれども、それを名実ともに実現できるように力を尽くしていただきたいというふうに要望して終わります。
◆大橋美枝子 委員 図書館に関連して、私からもお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
まず、江戸川の基本計画、10年プランに図書館にかかわる計画として、当然ですが、
図書館サービスの充実とあります。今、川瀬委員からも障害者への対応とか、
移動図書館とかの提案もあって、さまざまなことをお考えと思いますけれども、私たちの会派は
指定管理者制度で本当に充実していけるのか、無料原則が大前提の図書館運営に
指定管理者制度はなじまないという立場で今までも意見を言わせていただきました。今回もその視点で質問をさせていただきます。
まず、指定管理料の推移を見ますと、ほぼ毎年増額されています。人件費等に増やしているということもお聞きしておりますけれども、どのような図書館の充実の内容と結びつけているかというあたりの視点も含めて増えている中身についての説明をお願いします。
◎茶谷信一 文化課長 増えている中身は、人件費と消費税、その部分が大きいと思います。
◆大橋美枝子 委員 人件費は働く人たちの一番大事な基本ですので、それはそれで大事にしていただきたいと思います。
あわせて次に、働いている方の労働条件について3点お伺いします。
一つは、正規職員の増員の件ですが、TRCは昨年から努力されて増えていると。ただ、ヴィアックスのほうがもう一つ見えないので、その辺はどうなっているか。二つ目は、区の臨時職員の賃金が4月から一昨日の委員会で1,034円の方向だというふうにお伺いしましたが、図書館の非正規職員の方のそういう賃金の状況はどうなっているか。とりわけ図書館司書、専門職としてふさわしい中身になっているかということについて、ぜひ状況を教えてください。そして、そのことに関連して雇用が継続されているか、よろしくお願いします。
◎茶谷信一 文化課長 おっしゃるとおり、2社のうち、図書館流通センターのほうは早くから昨年から無期限雇用ということでございますけれども、ヴィアックスにつきましては、この4月から希望者の方は正規社員、無期限雇用ということで登用するということで話を伺っているところでございます。
あと賃金につきましては、当然ながら法に則って支払いがされているわけでございますけれども、その職層によって、やはり段階的に上がっていくというふうに伺っているところでございます。
雇用の継続につきましては、基本的に雇いどめは一切行われていないというふうに伺っているところでございます。
◆大橋美枝子 委員 正規雇用の拡充については、引き続き区としても働きかけていただきたいと改めて要望させていただきます。
実はご承知だと思いますが、練馬区立の図書館の運営を民間に任せるかどうかをめぐって、昨年12月18日にストライキの構えということを、私も大変注目しました。その司書の方が数年置きに運営業者が変わると、専門的な運営技術が受け継がれず、サービス低下につながりかねないとおっしゃっています。図書館司書の雇用の継続は、処遇改善が私は決定的だというふうに捉えていますが、その司書の処遇改善への目配りという点では、先に私は最低賃金のことを触れたんですが、特に司書の方の処遇については、何かどんな目配りをされているでしょうか。
◎茶谷信一 文化課長 先ほども、お話しましたように、その職層によって、役割によって賃金の上下があるというふうに伺っているところであります。
◆大橋美枝子 委員 内容によって違ってくるという部分はあるかもしれませんが、特に中心的な仕事をされている司書の方の雇用の継続と処遇については、引き続き、きちんと見ていただきたいと。やっぱり専門職としての仕事の誇りというのは大変強くお持ちだと思います。
次に、区のチェック機能についてお伺いいたします。約17億円の管理予算となっていますけれども、区としてどうチェックしていくか、前に社会保険労務士などの評価がありましたけれども、この後、そういう計画があるかどうか聞かせてください。
◎茶谷信一 文化課長 チェック機能でございますけれども、文化課としても日常的に助言、指導を行いながら、担当者も来まして、図書館に精通した職員も非常勤として雇用しておりますので、そういう点では、きちっと図書館運営はされているものというふうに考えているところであります。
さらに会計士による経営状況の調査を毎年実施させていただいております。それと、監査委員さんによる事務事業監査、財政援助団体監査も実施しておりますので、適正に運営されているというふうな結果も得ているところでございます。
◆大橋美枝子 委員 私が聞いているのは、
指定管理者の管理運営状況評価のことを言っているので、前に小松川とか西葛西図書館が評価されていますけれども、ホームページ上は26年度までしか出ていないので、その後がわからないんです。指定管理全体の管理運営状況評価に図書館を位置づけてほしいという点でお聞きしますが、いかがですか。
◎茶谷信一 文化課長 管理運営上の評価というのは、多分、前回も一昨日ですか、お話があったと思いますけれども、基本的には財務レポートということできちっと区民の皆様に公表しているというふうに捉えているところでございます。
◆大橋美枝子 委員 私は区がやってきた、管理運営状況評価というのが終わりなのかどうかをもう一回確認したいのですが、
指定管理者に対する評価というのは、もうないのでしょうか。
◎山本敏彦 副区長
指定管理者の方々に対する、今、委員さん、おっしゃっているのは、多分、社会保険労務士さん等が例えば労働環境についてどうなんだ、例えば雇用の関係についてどうなんだということで、何年か、当初やっていたことを多分おっしゃっているんじゃないかと思うんですけれども、これにつきましては、指定管理制度がずっと今まで続いていく中で一定の役割を果たしたということで、それ自体についてはしておりません。それは、当然その雇用主が最低賃金はもちろんですけれども、それ以上の処遇だとか、そういったことで進めているという評価を長年、我々は受けているものですから、それは一定の成果は上がっただろうということで、今現在はしておりません。ただ、私ども指定管理につきましては、今、るる話をしましたように、当然毎年毎年もそうですし、例えば担当者を置いて
指定管理者の方々とともに私どもも入りながらいろいろその運営状況だとか、例えばサービスの面だとか、例えば雇用の面だとか、いろいろな形でお話を進めて、そういった評価をしているわけです。それを例えば更新のときにさまざまに書類を出していただいて、ただ年度ごとでもそうですけれども、更新のときはもちろんですけれども、いろいろ評価をさせていただいて指定管理ということをお願いしているわけでございますので、先ほど、当初の話に戻りますけれども、社会保険労務士、要するに、その評価というのは一定の成果があったということで今現在はしていないという状況です。
◆大橋美枝子 委員 今の経緯はわかりました。社会保険労務士などによる評価を私は定期的に行うべきだということを意見として申し述べます。
それからもう一点、専門性を持つ自治体職員の役割という点では、継続的にそういう人が配置される必要があると思いますので、今の臨時の方がきちっとやっておられるという答弁でしたけれども、きちんとこれが継続されていくという、そこをまた改めて今後責任を持っていただきたいと。そこの自治体としての職員の継続的な配置という点について、もう一度確認させてください。
◎茶谷信一 文化課長 委員さん、おっしゃるとおり、継続的にそういうものを引き継いでいきたいというふうに思っております。また、お互いにいろいろと情報交換ですとか、切磋琢磨して成長していくわけですので、それに伴いまして、それぞれの役割の関係ですとか、お互いに成長していくのかなというふうに考えているところでございます。
◆大橋美枝子 委員 努力されていることを否定しているわけではありませんが、私たちはそもそも図書館の
指定管理者制度にはなじまないという立場で意見を述べさせていただいております。このことを繰り返し指摘して終わります。
◆神尾昭央 委員 ここでは、総合区民ホールいわゆる
タワーホール船堀についてお伺いをいたします。
タワーホール船堀での和太鼓演奏なんですけれども、音の大きさなどからすると、やはりホールを使うか、または2階のバンケットルームを使うかという選択になるのかなというふうに考えますが、以前より少しルールが厳しくなったようでございまして、指定管理をされているマツヤサロンさんに以前伺ったところ、2階のバンケットルームであれば全室を使った、いわゆる太陽の間にした場合、またはそのほか2階の隣の部屋であるとか、周辺で利用がない場合は和太鼓演奏をしてもいいというふうに認めているそうですが、それ以外場合は、基本的には和太鼓の演奏は認めないという方針になっているようですが、これについては、区としては何か基準のようなものを設けているのかどうか、まず、その点はいかがでしょうか。
◎茶谷信一 文化課長 基準といいますか、基本的には利用基準といたしましては、
タワーホール、ほかの施設も同じですけれども、他のお客様に迷惑になる行為は基本的に禁止でございます。何が迷惑になるか、例えば悪臭ですとか、騒音ですとか、あと煙が出るもの、そういったものがほかのお客様に迷惑になるということで捉えておりますので、その2階で太鼓を演奏するということはかなり音が広がりが持たれて不快に感じるお客様もいらっしゃるということで、そういう面では、基準をそうしたところで設けているところでございます。
◆神尾昭央 委員 わかりました。和太鼓の演奏となると、今、例示で挙げられた中だと、音ですよね。騒音というところに位置づけられるのかなというふうに思いますが、例えば和太鼓の大会とかの場合は1日中ずっと和太鼓の音が続くというような状況になるかと思いますが、例えば宴席の余興などで演奏する場合はたかだか10分とか15分とか、そのぐらいの時間ですよね。片や、もしかしたら隣で厳かな式典などをしているかもしれない。ここに音の影響が出るという心配があるのも、一方ではわかります。ただ、例えば先ほど言ったような10分とか15分くらいの和太鼓演奏の時間であれば、式典の間は時間をずらしてやってくださいとか、個々の事例においてそれぞれ調整することで、幾らでも柔軟に対応できるのでないかなというふうに私は思うのですが、そのあたりの考え方といいますか、そういう対応ができないものなのでしょうか。
◎茶谷信一 文化課長 太鼓をたたいている方は、だんだんのって勢いが増してきて、だんだん音が大きくなってきて、あと大勢であわせて太鼓をたたくということが非常に醍醐味があって魅力的なのかなというふうにも思っております。2階のバンケットは、一昨年の工事でかなりの防音効果はやったんですけれども、やはり完璧とはいきません。どうしても他の部屋に影響は必ず出ます、太鼓の場合は。また、
タワーホールは1階から上までずっと吹き抜けておりますので、音が回るんです。広がるんです。そういうことで今ご遠慮いただいているということでご理解いただければというふうに思っておるところでございます。
◆神尾昭央 委員 わかりました。ご承知のように、江戸川区内にも和太鼓の演奏団体というのはたくさんございまして、和太鼓というのは一つの伝統文化、伝統芸能です。そういった方々の活動を広く認めていくというか、いろいろなところで活躍の場をつくっていくというのもやはり大事なことかなというふうに思います。だんだん世の中の状況が変わってきて、演奏ができる場所も減ってきているようでございますので、ぜひ区の施設、特に大きな施設というと
タワーホール船堀が一番大きなところかなというふうに思いますので、そういった区民の方々、和太鼓の団体の皆様のニーズにも応えるような体制にしていただければなということを私は思っております。今後の検討課題として考えていただければと思います。
◆伊藤ひとみ 委員 やさしい日本語の使用についてです。先ほどもお話がありましたけれども、23区において新宿区に次いで外国人の方が多く暮らしています。最近では同じアジアであっても、これまであまりなじみのない国の人たちも日本で暮らすようになってきました。
昨年10月に多文化共生に向けて外国人のニーズや課題などを把握するための区内在住の外国人の方が参加して、多文化共生ワークショップが開催されています。「多様な人々が暮らす江戸川をよりよくするためには」をメインテーマとして9月から11月まで全6回実施されています。このワークショップではどのような課題が出たのかをお聞かせください。
◎茶谷信一 文化課長 おっしゃるとおり、6回にわたりましてテーマごとに参加者の対象も、例えば国際団体交流の日本人の方、日本語を教えている
ボランティアの皆さん、そこに通っている外国人の皆さんと、各回ごとに対象者を変えて、いろいろとご意見をいただいたところであります。外国人の皆様からのいろいろなお話の中では、やはり外国人が生活を相談する場所がどこなのかは明確になったほうがいいとか、ごみの集積などについてわかりづらいとか、お医者さんの話していることがわからないとか、日本人の友達がほしい、交流の機会をもっとつくってほしいとか、そういう意見が出ておりました。あと、日本人の皆さんから、日本語
ボランティアの人手が不足しているとか、活動場所が少し困っているとか、あとは、外国人のコミュニティがない国の皆さんへの対応がこれから必要なんじゃないかだとか、町会、自治会などで地域コミュニティにもっと参加を促した方がよろしいんじゃないかとか、そういうような意見が出ておりました。
◆伊藤ひとみ 委員 外国人の方にとっても友人や仲間ができることが暮らしやすさにつながっていることがホームページからもわかりました。
先月24日には互いの文化に触れ、交流を深めてみませんかという、えどがわ~るどフェスティバルが開催されました。そこで外国人のためのスターターズガイド、こういったものが配られていたんですけれども、やさしい日本語版ということで小冊子を配布していました。現在、東京都オリンピック・パラリンピック準備局でもやさしい日本語を奨励しています。例えば、「避難してください」を「逃げてください」、「回収します」を「集めます」などのように言い換えるやさしい日本語とは、普通の日本語よりも簡単で外国人の方にもわかりやすい日本語のことです。これから普及していくポケトークのような機械翻訳にしても、やさしい日本語からの外国語に翻訳したほうが意味のとおる訳文になっています。行政用語には難しいものが大変多くなっており、例えば「ごみの分別」という言葉にしても「分別」という言葉を使うよりも、「種類によって分けること」と言い換えることや、「納税通知書」は「あなたが払う税金について知らせる紙です」など、やさしい言葉にすることで外国人だけではなく、誰もが理解しやすくなると考えています。現在、こういったやさしい日本語についての取組みは区役所全体では行われているのでしょうか。伺います。
◎茶谷信一 文化課長 区役所全体でというオーソライズがきちっと取れたわけではないんですけれども、おっしゃるとおりやさしい日本語を用いて伝達するのは大変有効であるというふうに捉えております。
既に、例えば防災危機管理課では「我が家の防災」というパンフレットを
総合人生大学の卒業生の皆さんと協力して、やさしい日本語でつくったり、広報課で、今、新しい外国人向けのホームページも新設するという準備も進めているようですけれども、そういうところにも、その
総合人生大学の卒業生などに協力して、やさしい日本語化について取り組んでいるというような広がりは見せているところでございます。
◆伊藤ひとみ 委員 やさしい日本語は外国人だけではなく、全ての人の立場にたった合理的配慮だと考えます。やさしい日本語で文書を作成するための、やさしい日本語で伝える、わかりやすく伝わりやすい日本語という冊子を作成し、やさしい日本語に関する情報の啓発に取り組んでいる自治体もあります。外国人の方が多く住む江戸川だからこそ取り組んでいただくよう検討をお願いします。
あともう一点、
ボランティア活動の支援についてです。先ほどもお話がありましたけれども、豊かな営みの一つであると考えますので、伺います。
昨年、
総合人生大学の卒業生の取組みで冊子が製作されました。卒業生の活躍がよくわかり、とてもよいものだと思いました。区内には
総合人生大学の卒業生ではなくても、ほかにもたくさんの団体がそれぞれの地域で活動しています。その方たちの活動も紙媒体で紹介することで、地域の力というものがよく見えるようになると考えます。いただいた資料の440ページの313、
ボランティアセンターの
ボランティア登録団体数及び助成している団体の分野別助成状況を見ますと、登録団体数は2017年度は203団体となっており、2013年度の155団体から比べて48団体、年々と増加しています。活動助成を受けている団体も同様に81団体から105団体と24団体増加しています。
ボランティア団体の活動が活発に行われているということが推測されます。毎年1回7月には
ボランティアフェスティバルが開催されており、それぞれ活動の紹介をブースやステージなどで行っています。
ボランティアフェスティバルに参加している団体は活動を広げ、メンバーを増やしたいと考えています。
ボランティアセンターのホームページや
ボランティアセンターだよりでも各団体の紹介をしていますが、これだけ活発に行われている活動を一覧で紙媒体で紹介するということを行ってはいかがかと思いまして、お考えを伺います。
◎茶谷信一 文化課長 2月1日現在210団体の皆さんの情報を実は江戸川区の
ボランティアセンターのホームページに全て掲載させていただいているところでございます。一覧表ですとか、そういうものを紙媒体でつくるということも一考あると思いますけれども、活用方法もよく検討しないと、今、紙がよいのかどうかというところもございますので、少し考えていかなくちゃいけないかなというふうに思っております。また、全部の団体の情報を載せますと、電話帳ぐらいになってしまうと非常に困るなと、そのような使い方をされると困るなというふうに思っておりますので、よく検討いたしますけれども、実際は窓口に来るお客様には必要な部分をダウンロードして、いろいろと丁寧に紙でご説明しているというのが実態でございますので、いろいろと検討させていただきたいと思っております。
◆伊藤ひとみ 委員 大げさな冊子ではなくても、例えば登録団体や活動内容、連絡先などを見やすく掲載したリーフレットなどのほうがPCを立ち上げてしか見ることができないホームページより、いつでも見られたほうが参加しようという気になるかなということで提案しています。地域の活動を広げる方法として、コミュニティ会館や図書館など、公的施設にそういったものを置くことで、さまざまな活動があることをたくさんの人に知ってもらう機会になると考えます。活動も活発になると思いますので、ぜひご検討をお願いいたします。
◆須賀清次 委員 ここでは総合文化センターの管理という点で意見とお礼を述べておきます。先日、江東5区の勉強会が足立区で行われ、文化センター前にバスが来るということで集まっていたところ、発車する前に外のトイレを使用された方から、余りにもトイレが汚れ過ぎていると、須賀さんから話してよという言葉がありましたので、すぐ文化センター内の事務所に話をすると、あそこは担当部署が土木か水とみどりの課では、と言われましたが、すぐ連絡してくれて解決しましたことに、まずお礼を申し上げます。
しかし、敷地と文化センターが一体と考えれば、江戸川区の顔でもありますし、協力体制を密にして文化の顔として捉え、外であろうと内であろうとよろしくお願いしますという思いを添えておきます。当日は幼稚園児や保護者がたくさん駐車場に来ていましたので、ぜひその辺を注意していただきたいなという思いを添えます。
◆桝秀行 委員 すみません。伊藤委員と島村委員のほうから外国人という切り口での質問がありました。それに関連して少しお尋ねをさせていただきたいと思います。伊藤委員のほうから数字が少し出ましたけれども、江戸川区には今年現在、平成31年で3万5,000人の外国人の方が暮らしていらっしゃるということで、新宿区に続いて2番目の多さということなんですけれども、新宿という街はある意味で少し特殊な街であるということが言えると思うんです。こういう住宅地としての比較、ほかの23区と比較をすると、やはり断トツで江戸川区が多いということがこの数字からも見てとれると思います。まず、基本的に江戸川区に外国人がこれだけ多くなった理由というのは、区としてどういうふうな認識をされているのかをお聞かせください。
◎山本敏彦 副区長〔経営企画部長事務取扱〕 外国の方々、従来、中国の方、また韓国の方々、多かったかなと思います。今現在も多い方々いらっしゃいます。今現在69万8,000のうちの5%の方々が外国の方です。その中でインドの方々も増えていらっしゃいますし、最近はベトナムの方々も増えています。
江戸川区の人口が今まで伸びてきたということと重なるかと思うんですけど、やはり都心まで東西線を使ってでも、電車使って15分ぐらいで行ける。例えば車ではもっと短距離で行けるということもあって、なおかつ土地の価格といいますか、不動産価格も若干お手ごろだというところもあって、非常に多くの方々にお住まいになっていただいている。また、同郷の方々がお友達を誘うということもあったのかなというふうに思っています。
それとともに非常に、例えば食材店もそうだと思うんですけれども、いろいろ暮らしやすい環境が整ってきたということが呼び水になっているのかなと思っております。私どもこの3万5,000の皆様方とともに仲よく、いい江戸川区をつくっていければなと考えております。よろしくお願いいたします。
◆桝秀行 委員 今、3万5,000人ということなんですけど、10年前は2万5,000人だったんですよね。10年で1万人が増えているという、大変すごいスピードで伸びてきているということなんですけれど、私、8年前に議会に上がったとき、区役所の資料を少し拝見させていただいたときに、三菱総研の人口推計だったと思うんですけど、江戸川区の人口はたしかあの当時の推計では70万人に達することはなかったという推計だったと思うんです。たしか、そういうふうに私記憶しているんですけど。でも、今70万人に達する勢いで伸びていますよね。あの推計値の中には恐らく外国人というのはそんなに加味されてなかったんだと思います。これだけの伸びを示すということはなかったんだと思うんです。ですから、今70万人に達しようとしている要因の一つにはやっぱりこの外国人の急増ということが大きな要因としてあるんだろうというふうに思っています。
また、この4月から特定技能という新しい在留資格制度が始まるということで、5年間で34万人の外国人が政府の方針として増えると、増やしていこうというふうにこれからなっていくわけです。その対象となる国も9カ国ということで、政府の発表を見ていると、ベトナム、フィリピン、カンボジア、中国、インドネシア、タイ、ミャンマー、ネパール、モンゴルと、この9カ国が対象になっているということです。自民党さんの会派の資料要求の外国人の推移ということで、このページを見ていると、江戸川区内の3万5,000人のうちの上位10カ国の間にほとんど今申し上げた9カ国というのは入っているんです。いかにも江戸川区は特定技能制度の実施によって、さらに増えていくということが簡単に予測されると思うんです。自然にも10年たって1万人増えているわけですから、さらにこの新しい制度が加われば、もっともっとすごい伸び率で伸びていくんだろうというふうに思います。今、人口の5%ということだったんですけど、人口の10%が外国人で占められるという時期もそう遠くない時代にやってくるんだと思います。
これだけ増える外国人に対して、先ほど文化交流という話がたくさん出ていましたけど、もう少し生活を支える面で具体的な、日ごろ彼ら外国人の生活を支えるという観点からの取組みも必要になってくるんだと思います。今まで外国人、3万5,000人もいたわけですから、区役所に対していろいろな意見とか要望というものがあったと思います。例えば、一番困るのが住むところです。私も西葛西で活動していると、外国人で部屋をどうしても借りられないという人が時々出てきます。不動産の法律では基本的に外国人であろうが、日本人であろうが国籍を理由にして入居を断るということは禁止されているんですけど、でも、実態はなかなかそうではないと。中国人には貸しません。あるいは、エスニックには部屋ににおいが残るから貸しませんという不動産オーナーは実態としてはやっぱりたくさんいると思います。まず部屋に困ると、次に困るのは食べ物なんですね。宗教上の理由があって食べ物に制限があるとか、こういう理由があります。三つ目には家族で来にくい。家族で来ても
子どもたちを通わせる学校がないと。英語で学べる学校がどうしても少ないと。こういう理由が大きく挙げられていると思うんです。
その中でも江戸川区に3万5,000という外国人が増えてきたのは、今申し上げたような理由が割と解消されている地域だからというのが一つの理由だと思うんです。先ほど、山本部長がおっしゃったとおり、都心部に近いというもの一つの理由だと思います。一番最初に申し上げた住むところに困るというのは江戸川区の場合はURの住宅が多いと。URはやはり入居拒否をしませんので、自然とこれは外国人が増えていくと。住むところが決まれば、今度は自然と学校、あるいは食べる物、レストランですとか、食材店というのが自然に出てくると思うんですね。自然派生的に住むところができたから、文化が少し増えてきたということが言えると思うんです。でも、もうそろそろ、3万5,000という数字も街のキャパシティとしてはそろそろ限界になってくるころだと、私自身は、今、感じているんです。それでも、これだけまた増えようとしているわけですから、何らかの準備というものを本格的に取り組んでいかなければいけないんじゃないかなと思います。
ちょっと話がそれたんですけど、この特定技能によって、新しい在留資格によって、また急速に外国人が増えてくると思いますけど、これに向けた特別な取組み、あるいは準備というもの、まだなかなか、4月1日からのスタートですので、政府そのものの準備もなかなか追いついてないということなんですけど、何か心構えなり、大きな方針なり、考えがあれば聞かせていただきたいと思います。
◎近藤尚行 企画課長 まだ我々もどういう状況が発生するのか、また国からどういう詳しい情報がおりてきていない状況の中で、手探りのところであります。これから状況を見定めながら、対応してまいりたいと考えています。
◆桝秀行 委員 先ほども申し上げましたけど、10人に1人、人口の10%が外国人になるという日はそんなに遠くない時代、私はやってくると思いますので、やはりちょっとそちら側に関心を寄せた取組みということもこれから検討していただきたいということを要望します。
◆大西洋平 委員 しのざき文化プラザについて端的に伺いたいんですが、大変駅直結で好立地ということもあって地域の皆さん、大変慣れ親しんでいただいている施設ですが、そのさらなる有効活用の視点ということでお伺いしたいんですが、以前は本会議でお伝えしましたけれども、ぜひ子育ての視点を入れていただいて遊び場などのスペースをというお話をさせていただいたことがありますが、一方で限られたスペースということで常設というのは課題がある、研究していく余地があるのだということは承知をしたところなんですが、一方でいろいろ企画展示とか、あそこはいろいろとイベントをやっていただいています。そういう企画展示という形であれば、子育て支援のイベントとかを設けていくことは可能だと思うんですが、お考えいかがでしょうか。
◎茶谷信一 文化課長 おっしゃるとおりでございまして、
総合人生大学も併設しているものですから、あそこの企画展示のスペースを使いまして、実は今度5月6月をかけて、
総合人生大学の企画展示を催そうということで、今計画をしているところでございます。その中で、子育てささえあい学科という学科がございますので、その人たちが中心になって、そのスペースを活用してそういうイベントを組んだり、そういうことも今るる計画をしております。
あわせて授業の活動の中でも、例えば企画のスペースじゃなくても教室を使って子育て広場を設けたり、そういうことも取り組んでいこうということで今進めているところでございますので、ご期待いただければというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
◆大西洋平 委員 企画展示というイベントという形に加えて、教室もそういった形で開放してくださると、そういった前向きなお話もいただいたので、ぜひその視点を取り入れていただいて、本当に多くの方が利用していただいて、人と人との動線じゃないですけど、篠崎地域の皆さんにとってなれ親しんでいる重要な施設なので、図書館とかもありますけども、図書館があるから子どもたちとの共有は難しいとか、例えばそういう固定観念にとらわれず幅広く、今おっしゃっていただきましたけれども、施設の皆さんにとってそういった形で、より慣れ親しんでいただけるような形でご検討をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○須賀精二 委員長 次に、第2目健全育成費。
◆福本光浩 委員 ここでは成人式の今後のあり方、要するに民法改正に伴う成人式のあり方について、1点お尋ねをしたいと思います。
昨年の2018年の6月に成立いたしまして、これから成人が18歳と、それが2022年の施行になるということでございます。その中で、毎年行われております成人式は本区においても関係してくると思いますが、担当課としてまず法律の制定に基づいて現状どのような形でこのことについて捉えているかについて、お聞かせ願いたいと思います。
◎藺草光一 健全育成課長 おはようございます、よろしくお願いいたします。
福本委員おっしゃるとおり、民法改正によりまして、成人年齢が18歳に、2022年4月から引き下げとなるところでございます。ご指摘の成人式でございますけれども、成人式はその時期やあり方について特段の法律上の定めはございませんで、各自治体の判断で実施されているところでございます。ただ、この成人式はこの成人年齢引き下げによりまして大きな影響を受けると、私ども考えております。具体的には18歳成人になりますと、大学受験と重なるですとか、またはこの実施の時期が18、19、20歳、同時期での成人式ということもございまして、さまざまな課題があると認識してというところでございます。
これは国も同じような状況で、大きな影響があるということで、この年齢引き下げを見据えた環境整備についてという関係府省庁の連絡会議を今開催をしているところでございます。その中で成人式のあり方についても考える分科会が開かれておりまして、こちらでは各業界、団体、理美容団体ですとか、貸し付け衣装の団体、また写真業界等の意見を聞きながら、成人式が何歳でやったほうがいいのかというようなヒアリングをしているところでございます。この結果が2019年度中には出るというふうに聞いてございますので、この情報提供を見極めながら、参考にしながら、また社会全体の考え方を含めながら、厳粛で和やかな江戸川区成人式を実施していきたいというふうに今考えているところでございます。
◆福本光浩 委員 これ、政府が決めたことですので、18歳になることは否定しないと思います。なぜならば公職選挙法も変わって、投票が20歳から18歳になりました。それでこの成人を18にするということは若者が積極的に社会に参加するですとか、自立の促進という側面もあるので、そこのところは否定はいたしません。
一方で、やっぱり懸念されるのは今課長がご答弁あったように、ちょうど今年高校2年生になる方が20歳になるときには、要するに18歳でもし成人式をやるとなると、今度の高校1年生、中学校3年生とか、まとめてやらなければいけなくなります。今の現状においても、約7,600人の方々の成人式を午前・午後で2部で式典が行われていて、それがもしその年に限って3年の、要するにまとめて成人式をやるということは、自治体にとっても大きな負担というか、課題になると思うんです。課長がおっしゃられたように、やはり18歳の1月というのは受験ですとか、就職活動ですとか、いろいろなことが重なるときでもございますし、ましては飲酒ですとか、たばこは20歳からと。これは変わらないわけでございますので、私としてはその2019年度中にいろいろな会議の中で方向性が示されるということでございますけれども、江戸川区としてはあのようなすばらしい式典というものはやはり20歳で続けていただきたいなということを申し上げて、終わりたいと思います。
◆田中淳子 委員 よろしくお願いいたします。先ほど大西委員が一言おっしゃったので、しのざき文化プラザの件なんですけれども、ちょっと関連的に意見だけ述べさせていただくので、よろしくお願いしたいと思います。
展示スペースのところというのが、私も展示があるたびに拝見しに行っておりますけれども、展示によってはお子さん連れで、本当に和やかにひと時を過ごされているというか、学ばれているという姿を感じますと、これからの活用に対しては非常に期待するところでございますので、よろしくお願いいたします。
それでは、お聞きするのは、ここでは共育プラザについてお伺いをしたいというふうに思っております。今、6館が共育プラザを行われておりまして、当初学童クラブからいろいろな流れの中で時代の趨勢の中で、今は中高生を強力に支援していこうということが主になっていると思います。しかし、さまざまな年代の子育て支援も入ってきている。また、本年度からは1655勉強cafeも入ってきているという状況の中で、確認のためにもう一度、今の共育プラザのあり方とまた現状をお聞かせをいただきたいというふうに思います。
◎藺草光一 健全育成課長 共育プラザにつきましては、平成17年、当時の児童館から中高生活動支援施設ということで施設改修を行って、開設をしているところでございます。委員ご指摘のとおり、中高生の活動支援とともに子育て広場も併設してございまして、乳幼児やその保護者の育児支援、そしてその方々と全ての世代間交流を目的として運営をしているところでございます。現在、区内6館合計で年間30万人の多くの方々にご利用いただいて、中高生の活動支援、育児支援、世代間交流を実施しているところでございます。
◆田中淳子 委員 やはり世代間交流というのも、中高生にとって非常に有効ではないかというふうに私は考えておりますので、そのまま体制を組んでいただきたいというふうに思います。
また、ちょっと教育委員会とも関連してまいりますけども、その件に関して詳しくまた教育費のほうでお聞きいたしますが、篠崎の学習サポート教室。どうしても都営住宅の建て替えにより、そこでそのまま存続することが難しくなったので移転だというふうに考えるんですけど、お聞きするところ、南篠崎の共育プラザのほうでしっかりとお受けいただくというふうに伺っておりますが、その辺の現状、またどういうふうにしていこうかという観点でお聞かせをいただきたいと思います。
◎藺草光一 健全育成課長 不登校児童対策については、学習サポート教室でということで教育委員会で実施しておりますけれども、私ども共育プラザでも子どもたちの居場所ということで、これまでも日中、実際に不登校の子どもたちが利用するという実態はございました。学校サポート教室のような学校に準じた形での不登校児童生徒の支援も大切だと考えてはおりますけれども、さまざまな設備であったり、機能である共育プラザができる不登校支援のあり方もあると考えているところでございます。
具体的に、委員ご指摘のとおり、共育プラザにはさまざまな機能がございまして、子どもたちが集中して個別に勉強ができる学習室もありますし、図書や雑誌が読める談話室もあります。運動ができるスポーツルームやバスケットボールができる運動場もございます。また、ドラム設備やギターができる音楽室、調理ができるキッチン、または簡易な畑もあります。いろいろなことができる共育プラザですので、子どもたちのさまざまな活動、興味、好奇心に十分応えられると考えております。
また子どもたちにとりましても、お兄さん、お姉さん、またはおじさん、おばさんの関係になる指導員が常駐してございますし、また先ほど申しました乳幼児等の利用者もいるものですから、さまざまな世代間交流もその不登校の
子どもたちにとって、大変いい影響を得られるのではないかなということでございます。
こんな環境で、ぜひ不登校児童の対策を私ども共育プラザで実施することで、共育プラザ、教育委員会と十分に連携しながら、一人ひとりの
子どもたちと向き合って、丁寧に不登校児対策にも積極的に取り組んでいきたいと考えているところでございます。
◆田中淳子 委員 大変いいお話だというふうに感じております。今回一つだけで始めるということですけれども、さまざまなケース、今年が体験的ではないですけれども、スタートしたときにしっかりとまた教育委員会と連携をとっていただきながら、不登校対策ということもしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思っています。
ちょっとこれ、教育委員会にかかわるかもしれないんですけれども、学習サポート教室の場合は、そこに参加していくと出席扱いになっていくんだと思うんですけども、共育プラザに参加した
子どもたちはどのようになっていくのか、確認をしたいと思います。
◎柴田靖弘 教育委員会事務局参事〔教育推進課長事務取扱〕 今委員おっしゃるとおり、学校サポート教室は出席扱いということになっております。共育プラザの中に今回移転させていただいて、共育プラザの施設も活用させていただきながら、その授業ということで私どもの教員経験者が授業を行っていく。ほかの学習サポート教室と同じようにやってまいります。ということでございますので、よろしくお願いいたします。
◆田中淳子 委員 よくわかりました。少し安心したところがございます。どうしても学習サポート教室の場合は教室的なところできちんとやっていくというふうにあったわけで、また共育プラザになっていくと、いろいろな意味で、非常にいい部分で自由な部分というのが出てくる。ですから、先生たちは今までどおり共育プラザのほうに常駐されて、そして一人ひとりに対して、不登校児に対しての学習支援を行っていくということは一切今まで同じだということで、登校扱いになるということが確認させていただきましたので、また1年間しっかりと見させていただきながら、さらなる拡充というんでしょうか、それがよければやはりほかの学習サポート教室も共育プラザのほうに移行していくということも私は大事な観点ではないかというふうに期待しておりますので、よろしくお願いいたします。
◆島村和成 委員 ここでは、子ども未来館のお話をちょっとさせていただきますけども、平井第二小学校に東北大学の国際会計政策大学院ができて、そのご縁で東北大学の金属材料研究所の佐々木先生が一昨年から夏休みにいろいろな実験である、超電導の実験をやってくださって、
子どもたちもそうだし、一緒に来た保護者たちも非常に珍しがって実験を見ているんですけど、昨年は元臨海病院の院長の山本先生も来てくださって講義をやっていただいたんですけども、今年はそういった夏休みに関して目玉的なイベントはあるんですか。
◎藺草光一 健全育成課長 夏のゼミにつきましては、ただいま子ども未来館、鋭意内容について精査、新しい講座等について研究しているところでございます。
今、島村委員おっしゃっていただいた、東北大学金属材料研究所、佐々木先生との関係は委員のご尽力もいただいたおかげで、今期については半期、通期で講座を実施していただくことになってございます。4月から9月にかけて、全6回のゼミでございまして、タイトルとしては「歴史に残る美しい物理実験にトライ!ガリレオって何を見つけたの?」という内容で、これまでの物理学者、いろいろな発見をされた学者さんたちがどのような経緯でその原理、原則を見つけたのかということを佐々木先生のご指導いただきながら、実地の実験をしながら勉強するということを6回、通期でやらせてもらうことになりました。ありがとうございます。
◆島村和成 委員 特に、金属材料研究所というのは世界に冠たるレベルの研究所だそうでございまして、そういったことが江戸川の
子どもたちが身近に感じられて少しでも興味を持っていただいたら本当にありがたいと思いますし、私はやっぱり学力の問題で江戸川区はいろいろな上位ランクにはいかないんですけども、ぜひ子ども未来館から科学の心を持った
子どもたち、将来ノーベル賞をもらえるような子どもをぜひ子ども未来館から出せるように、いろいろな企画を出して、せっかくいい企画なんだからPRをうんとして、本当に普段聞けないような講義だと思うので、PR方をしっかりして、学校系でも当然あるでしょうけども、大勢の方たちにそういう経験をさせていただいて、ぜひノーベル賞もらえるような、科学賞、江戸川区から出していくんだという熱い思いで取り組んでいただけたらと思います。
○須賀精二 委員長 次に、第2項保健体育費、第1目スポーツ振興費。
◆田中寿一 委員 まず、スポーツ振興課のほうでいろいろとスポーツ絡みのことを取り組んでいただいておりますけれども、昨今、社会情勢的なことを見ますと健活という言葉に象徴されるように、非常に健康志向の高まりというのがさまざまいろいろ報道等見ておりますと高まってきております。当然、スポーツ振興課を中心にこういった取組みも進めていただいている状況でございますけれども、まず、スポーツ振興課として今こういったいろいろな社会情勢の状況も踏まえつつ、区民のスポーツ参加率ですとか、スポーツ実施率ですとか、こういったものはどのように、細かい数字はなかなかでない部分があると思いますが、その傾向といったものを、区民の傾向といったものをどのように分析されているか教えていただきたいと思います。
◎渡邊良光 スポーツ振興課長 まず、昨今の区民世論調査によりますと、週1回以上運動を実施した方の割合となると29.6%ということで、数字的には少し低い数字が出ております。一方で、区内のスポーツ施設の利用者はかなり多くございまして、例えば総合体育館は50万人超えておりますし、
スポーツセンターも100万人を超えているような、そういった状況でございます。あと、そういったスポーツ施設に行かなくても多くの方がウォーキングを楽しむというような、そういった傾向もございますので、この前の区民世論調査の結果をもって江戸川区の人は運動してないというようなことは言えないかなと。もっともっと運動している方、あるいはスポーツをしている方というのは数字以上にいるというふうに私どもは思っています。
そういったことを受けて、さらに運動、スポーツをしていただくためには場の拡大ということが重要だと思っていますので、もっともっとスポーツの楽しさとか有用性、そういったことを訴えていくこともPRとして必要だと思いますし、やはり参加できる場、これをもっと増やしていこうというふうに考えているところでございます。
◆田中寿一 委員 いろいろな形でデータ上、出てこない中でも、いろいろと区民の方々がスポーツに親しんでいるという状況を把握しながら進めているということだと思います。
そうした中で来年度の予算の中に、えどがわスポーツサポートクラブの認証ということで、新規事業として立ち上げるということでありますが、区が認証した民間スポーツクラブの協力を得て、区民向けにさまざまなスポーツの機会を提供するということでありますけれども、ちょっとここ民間との協働だということなんですが、より具体的に、またこの新規事業立ち上げに至った経緯も含めて、中身と経緯について教えていただきたいと思います。
◎渡邊良光 スポーツ振興課長 オリンピック・パラリンピックを来年に控えまして、区民の高まるこのスポーツ需要にスポーツ振興課としても何とか答えていかなきゃいけないという状況でございます。それで区の施設は先ほど申し上げましたけれども、総合体育館は50万人超えていますし、
スポーツセンターも100万人を超えているような状況でございます。それで区民の方のスポーツ需要の高まりに、これから公共施設等をつくって、どんどん提供していくということはなかなか難しいかなというような発想の中で、民間活用をうまくできないかというふうに考えました。
そういった考えの中で、区内にはスポーツクラブに分類されるところが44カ所ございます。その中で、例えばジムを有しているのはたしか30カ所、スタジオを有しているのは31カ所、そしてプールを有しているは12カ所だったと思いますけども、そういった施設も有効活用できないかというふうに考えまして、企画したのが今回のえどがわスポーツサポートクラブ認証事業でございます。
具体的な内容なんですけども、私どもが定める基準に則って協定を結んでいただいた区内のスポーツクラブの取組みをえどがわスポーツクラブ認証事業として応援するというものなんですけども、その具体的な内容はスポーツジムとしては社会貢献の一環としてやっていただこうと考えておりまして、無料の体験機会を区民の皆さんに提供していただく。区としてはそれをPRすることで支援するというような、そういったウィンウィンの体制でやっていきたいというふうに考えております。
こういった事業を通して、例えばこれまでスポーツクラブに興味があったけども、ちょっとこの機会に行ってみようかなという人もいるかもしれませんし、あるいはスポーツクラブに行かないまでもやはり体を動かすことは楽しいなと思っていただいて、日常的にウォーキングしてみよう、体を動かしてみようという方が1人でも多く増えればいいなというふうに考えているところでございます。
◆田中寿一 委員 今、公の施設として非常に使用率、利用率が高いということで、それを当然区としても適切に整備していくことは当然必要だと思いますけども、やはり周りを見渡してみれば民間のスポーツ施設がこれだけあると。そこをしっかり有効活用していこうと。今お話にありましたウィンウィンの関係だということで、当然区としてもそうですし、そういった民間のスポーツジム、それから当然区民にとってもこれはウィンですから、ウィンウィンウィンの関係ですね。これが非常にすばらしい関係が構築していく中で、やっぱりこういった民間の新しい取組みだとか、民間の取組みを区としてもいろいろつぶさに見ていく中で、やっぱり新しい公共の担い手になってもらえるようなところには積極的に働きかけてやっていくというのは、これはスポーツの分野にかかわらず非常に大事な視点なのかなということで、高く評価をしたいと思います。
そのスポーツのジムの現状を見てみますと、これちょっと古い資料で平成26年の経済産業省の産業活動分析というものを見たんですが、世帯主の年齢階級別スポーツクラブ使用料というのを見てみると、若い人が多いかと思っていたんですが、これを見てみると非常に60代が一番使用料という部分でも一番高い。続いても70代だと。会員数を見ても一番高いのが60歳以上の会員比率、これが30.3%ぐらいだったと思いますが、20代、30代は逆に比率で言うと低下傾向にあるということで、やはり支出の金額を見ても、それから会員数を見ても、本当にこのシニア世代の方々がスポーツクラブを活用している、使っているということが見てとれますし、26年度のデータでありますけども、恐らく今日的にはもっと傾向というのは高まっているのではないかなと思っております。
こうしたことを踏まえていくと、こういったフィットネスジムというものも、プログラムも、民間のほうでも、やはりどちらかと言うと今までのような若者向けというものからだんだんシニア向けの、どちらかと言うと介護予防的なプログラムということも、非常に民間の中で充実して創意工夫やってきている状況の中で、どちらかと言うと医療だとか福祉だとかいう業界のほうにシフトしつつあるのかなというのが、このスポーツジムの今の傾向かなと思っていますし、やっぱりそういった健康産業の活性化というものをどのようにこれから区としても、民間の取組みを取り入れていくかというのは非常に重要な視点なのかなと思っています。
この区の事業は来年度からの新規事業ですので、1年間取組みをしっかり我々としても見させていただきたいと思いますが、こうした大きな民間のスポーツクラブの業界のあり方というものが社会情勢とともに変化してきている状況の中で、やっぱりこれからこの事業もスポーツ振興課だけでなくて健康部ですとか福祉部ですとか、そういったところとの連携を図りながら、この事業をさらに発展させていくことが、再来年度以降という部分になってくると思いますが、必要になってくると思いますけども、こういった今日的な現状を踏まえた中で、もしどのように分析されているか、考え方も含めて現時点であれば、お聞かせいただきたいと思います。
◎渡邊良光 スポーツ振興課長 スポーツクラブと連携する事業というのは、全国的にありそうでないんです。それで、先日スポーツ庁のヒアリングを受けたんですけれども、やはりスポーツ庁としても民間のスポーツ施設をどんどん活用していくべきだというような発想の中で、この江戸川区の新しい取組み、パイロットケースとして参考にしたいというようなご意見をいただいております。
それで似たような事例としては、例えば福島県のいわき市、あるいは大阪府の高槻市では、特定保健指導の関係で民間のスポーツクラブと連携して継続的な健康の維持という視点で取り組んでいるという事例が散見はされますので。あと、確かに今後はそういった部署間連携でそういった活動をしていくということは、区民の方の健康維持とかスポーツ振興にも直結している話でもありますので、進めていければいいなというふうには考えております。
◆川瀬泰徳 委員 ここでは、私のほうは障害者スポーツの推進ということで、ちょっとお聞きをしたいと思います。
まず、パラスポーツの先進国でありますオランダと本区も調印を行って、障害者スポーツの振興について学んでいるわけですけども、31年度の新規事業の三つ、オランダクラブとGame Changerミュージアム、それからえどがわスポーツライフプログラム、この三つについて内容を教えていただけますか。
◎渡邊良光 スポーツ振興課長 この三つのプログラムは、今、スポーツ振興課で取り組んでおりますオランダオリンピック委員会・スポーツ連合との連携事業、Game Changerプロジェクトの一つの成果としても考えておりますが、まず一つ目のオランダクラブにつきましては、これまでも障害者の方からイベントでの単発、あるいは数回の教室ではなくて、やはり通年で定期的に通えるような、そういったスポーツができる場ができたらいいなというご要望をいただいておりますので、それを実現したのがこのオランダクラブでございまして、イメージ的には総合体育館にある障害者向けの総合型のスポーツクラブというような位置づけができるかなと考えております。内容はGame Changerプロジェクトにかかわっていただいておりますたくさんのステークホルダーの方がいらっしゃいますので、そういった方がサポートをするような形でさまざまなスポーツメニューを、障害者の方を中心に提供していくというような内容でございます。
二つ目がGame Changerミュージアムでございますが、来年の東京オリンピック・パラリンピック、まさにオリンピック・パラリンピックはスポーツと文化の祭典というふうに言われております。ですので、障害者スポーツはもちろんなんですけども、障害者の文化のほうにも少し視点を強調したいなというふうに考えまして、来年度から
スポーツセンターと総合体育館になりますけども、区内で活躍するパラアスリートですとか、あるいはオランダの紹介、そして文化の視点で言えば障害者アート、そういったものも常設で展示できるようなスペースを設けまして、来館者の方に見ていただくことで共生社会の意識を強めていただければいいなというふうに考えている事業でございます。
そして、三つ目が知的障害者の方向けの運動の促進事業なんですけども、知的障害の方の障害の度合い、重度、中度、軽度ということで、その度合いに合わせた形で運動プログラムを提供しようという事業でございまして、程度に合ったプログラムを提供することでより知的障害者の方にも健康になってもらおうという、そういった狙いがある事業でございます。
◆川瀬泰徳 委員 今のこの三つの中のオランダクラブにつきまして、もう少し具体的に中身を教えていただければと思います。
◎渡邊良光 スポーツ振興課長 オランダクラブはさまざまな担い手の方が実施する事業を複合的に、計画的に実施する内容となっておりまして、例えばバスケットボールのクラブ交流を年間12回、チャレンジスポーツ教室として例えばオランダのコーフボールですとか、そういったようなスポーツをするのが4回、あとボッチャレベルアップ教室としてボッチャが10回、エアロビクスが12回、なかよし運動教室ということでさまざまな軽運動をするのが12回、さらにプールの障害者の優先レーンを試験的に行っておりますが、それが12回ということで、これだけでも計62回の運動機会が新しくできるということでございます。
さらに、週1回の器械体操とバドミントンと卓球、これもオランダクラブとして参画していきますので、通年で、総合体育館に行けば障害者の方は何らかの形で運動またはスポーツができるというような環境が整うということでございます。
◆川瀬泰徳 委員 いろいろなプログラムがあるというのをお聞きしました。
このオランダクラブのほかにも、もう少し障害者の皆さん向けのそういうプログラムというのもあるんですか。
◎渡邊良光 スポーツ振興課長 オランダクラブはやはりそれなりのマンパワーがかかりますので、なかなか
スポーツセンターでやってくれと言われてもできるものではないんですけども、スポーツ振興課としては先ほど田中委員さんからのお話もありましたが、スポーツをする場と機会を拡充するということが大変重要だと思っておりますので、オランダクラブ以外の事業で言えば、来年度は例えば、車椅子のアスリートの方向けの記録会を合計8回、新規で実施したりとか、あるいは区のスポーツ施設では年間約170教室ぐらいスポーツの教室事業を行っているんですけども、現在、それを全て棚卸ししておりまして、その中で障害者が参加できるような教室は幾つあるのかと、どんな条件をすれば障害者が参加できるのかというような、そういった棚卸し作業をしておりまして、それを4月1日から障害者が参加できる教室を整理いたしまして、江戸川スポーツプログラム障害者向けというような形で情報発信して、多くの障害者の方にそういったスポーツ教室、既存のスポーツ教室を活用していただこうというような、そういった取組みも進めているところでございます。
◆川瀬泰徳 委員 今、いろいろとるるお聞かせいただきました。
障害者の皆さんが定期的に通えるプログラムがさまざまできていくと、今回していただけるということで、これは非常に大変すばらしいことだと思います。これはパラスポーツの向上、そしてまた発展にも大きく寄与するものだと思うし、ぜひこの辺は力を入れていただきたいと思います。
私は、将来的には障害者スポーツが大変盛んになって、今よりもさらに障害者スポーツが盛んになって、障害者スポーツが江戸川区の中にも障害者スポーツのメッカになるような、そういう区立体育館といいますか、こういうものができればいいなとこういうふうに思いますので、これできればいいなということでございますから、こういうこともできればご検討といいますか、私としては切なる要望とさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。ぜひ、頑張ってください。
◆桝秀行 委員 スポーツ施設のネーミングライツについて、ちょっと端的に質問させていただきたいと思います。
これまでにも議会側からこのスポーツ施設に関するネーミングライツを実施してはどうかということは提案ないし、要望というものも幾度もあったと思います。でも、大きなメリットもありながら、やはりなかなか実現には積極的には向かえないという答弁が今まで続いていたように思います。
今回、江戸川区球場が大きな改修工事を終えて、40メートルの高さまで防球フェンスが設置されたということで、これまでには制限をされていた社会人野球にも門戸が開放されるということで、利用の幅が大きく広がっていくというふうな説明を受けています。
これに伴って、こういう環境がどんどん変わっていきますので、以前からなかなかネーミングライツには積極的に向かえなかったということなんですけど、今でもその考え方が変わらないか、いま一度基本的な考え方ということをお示しいただきたいと思います。
◎渡邊良光 スポーツ振興課長 確かに過去、他の会派の議員さんからもネーミングライツを導入してみてはどうかというご意見やご提案をいただいたことはございます。
それで、今回お話がある江戸川区球場でございますけども、江戸川区球場も含めてスポーツ施設、長年、本当に30年、40年、50年ぐらい、多くの利用者の方、区民の方を中心に愛されている施設でございまして、やはり親しみを込めていろいろ呼んでいただいているというようなことが現状でございます。中でも江戸川区球場については、「江戸球」というふうに言われて、それが愛称として定着しておりまして、そういった愛称があって長年区民の方に愛されている名前を変える、あるいはネーミングライツになると、3年から5年ぐらいを基準に更新するということがありますので、そういうたびに名前が変わるとか、そういったことになるとやはり愛着を持って使っていただいた区民の皆さんとか、そういった方にとってはやはり不便だなというふうなことを感じさせてしまうということがあるかと思いますので、今のところ江戸川区球場も含めまして、ネーミングライツを導入するというような予定はございません。