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  1. 江戸川区議会 2018-12-18
    平成30年12月 建設委員会−12月18日-10号


    取得元: 江戸川区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成30年12月 建設委員会−12月18日-10号平成30年12月 建設委員会 平成30年12月 建設委員会会議録 ■ 江戸川情報公開条例第7条第2号(個人に関する情報)等により不開示とする部分は、「・・・・・・」で表示し、非公開としました。 ●日時 平成30年12月18日(火) ●開会 午前10時00分 ●閉会 午前11時06分 ●場所 第5委員会室出席委員( 8人)   渡部 正明 委員長   所  隆宏 副委員長   岩田 将和 委員   小野塚礼佳 委員   牧野けんじ 委員   中山 隆仁 委員   伊藤 照子 委員   鵜沢 悦子 委員欠席委員( 0人) ●執行部   町山 衛  都市開発部長
      立原直正  土木部長    外、関係課長事務局   書記 土屋 博祥 ●案件  1 陳情審査 第108号・第109号・第110号・第111号・第114号・     第126号・第127号・129号…継続  2 所管事務調査継続  3 執行部報告  (1)東葛西八丁目地区まちづくりについて  (2)JR小岩周辺地区まちづくり 南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業の権     利変換計画認可について                      (午前10時00分 開会) ○渡部正明 委員長 ただいまから建設委員会を開会します。  署名委員に、鵜沢委員岩田委員お願いをいたします。  はじめに、今後の陳情審査進め方についてですが、選挙の、改選があります関係で、現委員陳情審査を行う委員会は本日を含め、年が明けた1月、2月、3月、各1回の今日を含め4回です。既に議論が深まっている陳情もあると思いますし、結論を出すにあたっては各会派内で検討していただくなどの準備があると思いますので、本日初めての審査となる陳情を除く他の陳情については、本日から結論を出せるかどうかも含め、皆さん審査をいただき、次回の委員会にて結論を出せるかどうかの発表をいただければと思いますが、いかがでしょうか。  よろしいですか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 それでは、そのようにいたしますので、よろしくお願いいたします。  次に、本日の陳情審査進め方ですが、はじめに第4回定例会で新たに付託されました第129号陳情について審査をいたします。  本日が初めての審査となりますので、陳情文の朗読と資料要求程度にとどめることといたします。  続いて、継続審査となっている各陳情について、受理番号順に順次審査を進めていきたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 それでは、そのようにいたします。  それでは、各陳情審査に入ります。  はじめに、新たに付託されました第129号、北小岩一丁目東部土地区画整理事業対策工事におけるコンクリート殻処理に関する陳情について、審査をいたします。  事務局に、陳情文の朗読と署名追加の報告をさせます。 区議会事務局  北小岩一丁目東部土地区画整理事業対策工事におけるコンクリート殻処理に関する陳情                          (建設委員会付託受理番号  第 129 号     受理年月日 平成30年11月30日                  付託年月日 平成30年12月12日 陳 情 者  ・・・・・・・・・・・・・        ・・・・・・・・・・・・・ 陳情原文  北小岩一丁目東部地区では高規格堤防工事の後、江戸川区による上面整備工事終了後、住民への引き渡し直前地盤強度不足があることがわかり、地盤調査対策工事補償等が行われました。その強度不足への対策工事の最中に、堤防盛土より下部の既存地盤の中にコンクリート殻が見つかり、対策工事が中断するということがあったと聞きました。コンクリート殻除去する追加工事が行われたとのことです。コンクリート殻除去するために盛土を掘削した面積は地耐力不足対策工事範囲の約1/3、約2,000u、14箇所、約150立方メートルに及んだもののようです。このようなことがあったということは、権利者に対しまちづくり懇談会でも説明されていませんし、まちづくりニュース等にも記載がありません。住民等説明がなされてしかるべきです。  地耐力不足対策工事の行われた区画に関しては、コンクリート殻除去がなされ、その後、対策工事も行われ、地耐力目標値は30kN/uと下限ぎりぎりの値ではあるものの、調査地点では達成がなされたようです。しかし、地耐力不足対策工事の対象から外れた区画に関しては、コンクリート殻除去対策は全くなされていません。新規の高規格堤防工事であるにも関わらず、地区の中の画地に多くの不均衡を生じさせてしまった事業であるということになります。そして、それを隠している事業であるということになります。  そもそも、コンクリート殻は国が盛土工事を開始する前に、江戸川区が行った整地工事のなかで、SWSスウェーデン式サウンディング試験)による完成検査がなされる深さまでの埋設物除去がなされてしかるべきではなかったのかと思います。マンホールは地表から1.5mのみを除去するとか、地中埋設物除去は浄化槽を除去するとかが整地工事施工方法等に謳われています。しかし、もし盛土厚さが5.5m未満の箇所であれば、SWSによる完成検査のときに、除去されなかったコンクリート殻にぶちあたるということが起きうるのですから、整地工事がきちんとなされていなかったとか、もしくは地中埋設物除去施工設計が全く不適切であったとしか思えません。一方では、旧日建ビル基礎杭は8mの長さ全部を引き抜くという不均衡さです。  こう考えてくると、やはり高規格堤防事業は、土地区画整理事業と一体で行うことに無理があるのではないでしょうか。今回のコンクリート殻除去の不公平、盛土のなかにある固い層や自沈層地耐力対策工事が行われなかった画地既存地盤に残る軟弱層などの不具合を残した盛土をつくってしまったことになります。盛土をするのだから、既存地盤埋設物が残っていても問題ないとでもいうのでしょうか。このような不具合が続出するような事業はやってはならない事業ではないでしょうか。   つきましては、下記のとおり陳情します。                  記 1 北小岩一丁目東部地区で起きたコンクリート殻除去の経緯を住民等に、説明会等を以て説明すること。 2 埋設物除去に関して、整地工事がどのように行われたかを明らかにし、住民等説明すること。 3 高規格堤防と一体の土地区画整理事業をただちに停止し、今後行わないこと。  続きまして、署名追加の報告をさせていただきます。  129号陳情ですが、12月5日付で印なし4人の追加がありました。現在の合計は印なしが7人となります。陳情者名の後ろに記載されております括弧内の数字を7人に修正をお願いいたします。 ○渡部正明 委員長 それでは、資料要求がありましたら、お願いをいたします。 ◆牧野けんじ 委員 資料ですけども、まず1点目は国に対して求めていただきたいんですけども、このコンクリート殻除去自体は国の対策工事中に起きて、国が除去したということでありまして、新聞報道でもその量について148立方メートルだということで、具体的な記載もありましたので、この出てきたコンクリート殻コンクリート片について、概要ですね。どれだけのものが出てきたかという経過を国交省に求めていただきたいんですが、いかがですか。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 コンクリート殻除去除去工事概要ということでありましょうか。 ◆牧野けんじ 委員 概要工事をして、実際に数字が148立方メートルということで具体的な量も出ていますので、その除去工事をどういう形で行ったかということと、どの程度のものが、できればどういうものが出てきたかというのも知りたいですけども、そのあたりを出していただきたいです。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 国に確認して資料整えてもらうように要求していきたいと思います。 ○渡部正明 委員長 よろしいですか。 ◆牧野けんじ 委員 あと、もう1点ですが、ここでやはり新聞記事のほうでももとの地盤原地盤からこのコンクリート片が出てきたというふうになっています。この間の説明では、スーパー堤防を施工するときに建っていた住宅より、さらにその前の年代に埋まっていたものではないかというようなことが言われています。そのもとの地盤については、事前の国に引き渡す前の整地工事を区がやっていると思いますので、ところが、実際には浅いところでは深さ40センチのところからコンクリート片が出てきているというようなところもあるということなので、区が国に最初に引き渡す前に行った整地工事概要、どの程度の範囲、深さを施工したのか。何か基準に基づいて施工されたのか。例えば一般的に土地区画整理を行うときに、整地の基準があってそういうものに基づいて行われたのか、そのあたりの基準と実際にどう行ったかということをお示しいただきたいんですが。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 基準はございません。  工事概要については、ご説明できますが、そちらでよろしければご用意できます。 ◆牧野けんじ 委員 一応資料として文書で出してください。お願いします。 ○渡部正明 委員長 他にございませんでしょうか。  それでは、他にないようでしたら、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第108号、スーパー堤防が範囲内とする「30H」の根拠を求める陳情及び第109号、溢れても壊れないと言う「スーパー堤防(30H)」の条件を満たせない堤防でも格段の向上、と言うなら、住民犠牲のない新工法で格段の向上を図ることを求める陳情について、結論を出せるかどうかの方向性も含めて、一括審議お願いをいたします。  それでは、お願いします。これ順次、会派ごとに聞いていきましょうか。どうしますか。よろしいですか。自由にしたほうがいいですね。わかりました。  108と109号、両方ですね。 ◆牧野けんじ 委員 108号と109号ですけども、109号のほうではこの「30H」のことを言って、「30H」が完成形状だということを言って、もうこの完成形状じゃなくても格段に向上というふうに国の検討会のほうで、そういうことを言ったりしているということで、それであるならば「30H」でなくてもいいではないかというようなことが109号の趣旨ですけども、ここで言っているとおり、「30H」あるから壊れないと。この間、この陳情や何かでもやりとりをしてきましたけども、スーパー堤防は壊れないんだということが議論されてきました。ただ、壊れないことは「30H」が条件であると。「30H」あるから壊れないんだという理解をしているんですけども、壊れない堤防とするためには「30H」が必要なんだということで、よろしいでしょうか。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 これまで国が説明してきているとおりということで、理解をお願いいたしたいと思います。 ◆牧野けんじ 委員 やっぱり「30H」が確保されると壊れないという効果が期待できるという説明、国の説明なわけですけども、実際にはその完成形状を満たしていないということになっている区間がたくさんあるということで、今やはりこういう水害が多発をして、先ごろ国も今後の対策を取りまとめるようなそうした打ち出しもありましたけども、その中で引き続きスーパー堤防都市圏を守るためだといって、必要だというふうにはなっているんですけども、一方で決壊の時間を稼ぐ、それを引き延ばすための堤防の強化、緊急の強化も必要だというようなことも提案していると思います。やはりすぐに、すぐにというのもあれですけども、見通しをもって完成できるのであれば壊れない堤防をつくるということはいいかもしれないんですけども、今のペースでいくと見通しが立たないと。完成形状ができるまでいつまでかかるのかというのが見通せないということで、壊れない堤防だということを理由にして、つくり続けるということはやはりちょっと現実性という意味でも、対策になり得るのかと、治水対策、防災の対策になり得るのかということはやっぱり改めて指摘をせざるを得ないということで、この陳情の願意というのは妥当だという立場で、結論出せるかという点についても、もう改選も近い状況で審議する時間も限られておりますので、結論を出すということであれば、そのようにしていただいても構わないということです。 ○渡部正明 委員長 他に。 ◆中山隆仁 委員 結論を出すか、出さないかということでございますので、我が会派といたしましては、結論を出す方向でしっかりと審議してまいりたいと思います。 ◆鵜沢悦子 委員 公明党といたしましても、一貫してこのスーパー堤防、高規格堤防を推進する立場でありますし、しっかりとさらに深く議論しまして、きちんと次回に結論を持ってまいります。 ◆小野塚礼佳 委員 えどがわ区民の会としましても、結論に向けて慎重に審議を重ねて、できれば次回お答えをできますようにしっかりと進めてまいります。 ◆岩田将和 委員 我が会派としても、次回の委員会までに早急に審査を行って答えを持っていきたいと思っております。 ○渡部正明 委員長 皆さんからご意見いただきました。  次回に各会派意見開陳結論出せるかどうかの確認をお願いいたしまして、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 それでは、そのように継続とさせていただきます。  次に、第110号、超過洪水対策にはTRD工法の採用を求める陳情について、結論を出せるかどうかの方向性も含め、同じように審査お願いをいたします。 ◆牧野けんじ 委員 110号ですが、前回の委員会でもTRDだけではなくて、アーマーレビーのような工法もあると、過去には施工された事例も全国で9の事例があるということを指摘しました。兵庫県の加古川というところでもこのアーマーレビー工法が採用されたことがありますけれども、そのときに国交省担当者の中には、今、国交大臣を務めている方もおられたというようなこともあるというのが、最近私も知ったんですけども、そういうことでかつてはやはり国交省としてそういう工法を行っていたという事例が実際にあるわけで、先ほどの陳情でも指摘しましたけど、今後の堤防強化については見通しをもってやる必要があると、それがやはり必要不可欠になっていると思いますので、その真剣な検討を求めるということはますます求められていると思いますので、この陳情の願意は妥当だと改めて表明したいと思います。  結論出せるかについても、この陳情についても先ほどと同様に結論を出すということであれば、承知をしたいと思います。 ◆中山隆仁 委員 我が会派といたしましては、先ほどの陳情結論ということでございますけれども、このTRD工法についての採用についても結論を出す方向で審議してまいります。 ○渡部正明 委員長 結論出せる、出せないということで会派でまとめていただいて、次回に発表していただければいいということで、伊藤委員お願いします。 ◆伊藤照子 委員 これ、同じ時期に先ほどの108、109号と同じ時期に出ておりますし、内容としても同じところの陳情でございますので、108、109号とともに会派で慎重に審議をして、結論を出せるかどうか、次に持ってきたいと思っています。 ○渡部正明 委員長 お願いします。 ◆小野塚礼佳 委員 こちらの110号に関しましてもえどがわ区民の会として、結論を出せるように進めてまいります。 ◆岩田将和 委員 さまざまな工法の研究というものは、今後の江戸川区の土木技術の向上のためにも必要だというふうに考えます。人類の英知を結集した壊れない堤防こそスーパー堤防だと、このように理解をしております。  以上を踏まえまして、我が会派としても次回の委員会までに慎重に審査を行って答えを持ってきたいと思っております。 ○渡部正明 委員長 各会派ご意見聞きました。本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第111号、都市計画道路補助第283号線拡幅計画に反対する陳情について、結論を出せるかどうかの方向性も含め、審査お願いをいたします。 ◆牧野けんじ 委員 111号ですけども、都市計画道路ということでこの間ちょっと延焼遮断帯の角度からお聞きをしてきたんですけども、この延焼遮断帯で前回たしか一般というんですかね、区分に入るというようなお話だったと思うんですけども、この延焼遮断ということで東京都が延焼シミュレーションか何かをやっているのではないかと思うんですが、この283号線の部分についてもそうしたシミュレーションが過去に行われているのでしょうか。 ◎田中正淳 計画調整課長 あり方の中で4次事業も含めて、延焼遮断帯として必要だという検証はしております。 ◆牧野けんじ 委員 都市計画道路、東京都の場合は緊急に整備すべき優先路線とそれ以外ととなっていると思いますので、その優先のほうについてはそうした延焼シミュレーションもされているかと思うんですけども、ちょっと283の部分についてはそこまで行われているのかどうか、ちょっと次回までに確認をいただければと思うんですが、どうでしょう。 ◎田中正淳 計画調整課長 今、4次事業化載らなかった都市計画道路あり方を検討していますけど、その中では延焼遮断帯と位置づけて検討しておりますので、現在も検討しているということでございます。 ◆牧野けんじ 委員 ちょっとすみません。繰り返しなんですけども、延焼シミュレーションをして、この283号線の地域についてしているかどうかという点について確認をできるかどうか。
    田中正淳 計画調整課長 シミュレーションというのは、その周辺が火災になったときに283号線の16メートルがどれぐらい延焼を遅延させるか、そういうシミュレーションをしているかということでしょうか。 ◆牧野けんじ 委員 そういうふうに私も考えておりますけども、延焼がしそうだというときにどういう効果を発揮するかというのを、優先整備のところは当然そういうシミュレーションした上で行っていると思いますので、そういったものがこちらの283についても行われているかどうかという点についてです。 ◎田中正淳 計画調整課長 所管の東京都のほうと確認してお答えさせていただきます。 ◆牧野けんじ 委員 すみません。お手数おかけしますが、お願いします。  それから、交通量という点ももう一つの大きな角度だと思いますけども、やはりこの陳情でもうたわれているように、交通量自体車自体が今後どういうふうに推移をするのか、やはり減少をしていくのではないかということで、ほかの東京都はこの都市計画道路、基本的にはほとんどつくるという方針に基づいて進めていますけども、ほかの地方の自治体では車が減っていくということを想定の一つにして、見直しを進めておりますので、この283号線についてもやはりそういう角度からの検証が必要だということを述べて意見としまして、結論出せるかどうかについて会派で検討をしてきます。 ○渡部正明 委員長 他にいかがでしょうか。 ◆中山隆仁 委員 我が会派といたしましては、結論を出せるようにじっくり検討してまいりたいと思います。 ○渡部正明 委員長 これ、結論というのは、要するに可否の問題じゃなくて次回に意見開陳ができるかどうかということの確認でお願いしていますので。 ◆伊藤照子 委員 これ、本当に地元の方には重要なことだと思いますので、地元の方のご意見などもお聞きをしながら、次回に結論を出せるかどうか会派で慎重に審議をしてまいりたいと思います。 ◆小野塚礼佳 委員 えどがわ区民の会としましても、こちらの111号陳情に関しまして、会派でしっかりと審議を重ねて結論を次回までに出せるようにいたします。 ◆岩田将和 委員 我が会派といたしましても、次回までに慎重に審議を重ねてまいりたいと思っております。 ○渡部正明 委員長 基本的に次回にお願いすることは、可否のことじゃなくてその経過、各会派として意見開陳がきちんとできれば継続でもそれは私は構わないと思いますので、それは一つの結果ですので、ぜひその辺も含めて、次回それぞれの会派でまとめたことだけお話しいただければありがたいと思います。  それでは、継続としてよろしいですね。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 次に、第114号、宇喜田橋忍者橋との中間地点に橋の設置を求める陳情について、結論を出せるかどうかの方向性も含めて、審査お願いをいたします。 ◆中山隆仁 委員 次回結論出すように審議してまいります。 ○渡部正明 委員長 特にこれまだ出てきて、地域の両側の地権者との兼ね合いも行政の担当のほうがかなり今慎重に働いていると思いますので、それぞれ各会派でまたご議論いただいて、次回またご議論、恐らく今の状況では継続のような状況になるかとちょっと私自身は推測していますけども、それはあくまでも相手のあることで、ぜひ各会派で持ち帰って、次回、この114号について意見開陳お願いできればありがたいと思います。  よろしいですか。  結論出すということじゃなくて、意見開陳それぞれお願いできればと思いますので。 ◆伊藤照子 委員 結論が出せるかどうかはちょっと会派審議してみないとわかりませんで、そういった意味で議論をして次に結論出せるかどうかのお答えを持ってきたいと思います。 ○渡部正明 委員長 お願いします。 ◆小野塚礼佳 委員 こちらの114号陳情に関して、地権者の方々のご意向というか、そういったこともあるということですので、そういった地域の声も聞きながら結論に向けて、しっかりと審議を重ねてまいりたいと思います。 ◆牧野けんじ 委員 114号についてですが、会派のほうに持ち帰ってどういう方向性を出すか検討したいと思います。 ○渡部正明 委員長 お願いします。 ◆岩田将和 委員 地元住民にとって、生活に直結するような陳情であろうというふうに理解をしておりますので、我が会派としても慎重に次回までに審議を重ねてまいりたいと思います。 ○渡部正明 委員長 他にないようですので、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第126号、スーパー堤防安全性を伝えるために高規格堤防沈下観測値をホームページに掲載することを求める陳情についてですが、はじめに、署名追加がありましたので、事務局に報告させます。 区議会事務局 それでは、署名追加がございましたので、報告をさせていただきます。  第126号陳情ですが、12月5日付で印なし5人の追加がありました。現在の合計は印ありが1人、印なしが30人となります。  陳情者名の後ろに記載されております括弧内の数字を30人に修正をお願いいたします。 ○渡部正明 委員長 次に、前回要求がありました資料が提出されましたので、執行部から説明を願います。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 126号に関する資料要求といたしまして、沈下盤設置時の写真及び沈下観測に関する概要というようなことでございましたので、別紙のとおり国土交通省より資料提供をいただきまして、取りまとめさせていただきました。  設置状況の写真は、ごらんのとおりでございます。  それから、概要につきましては、3枚目ですね。A4の横書きになりますけれども、沈下板について(1)というような資料がございます。こちらで主に上の四角の2ポイントについてご説明させていただきますけれども、盛土の沈下量というのは、地表面の変位測定を、これは地盤工学会基準に決められた方法で実施をしております。  また、その具体的な方法というのは、これ原地盤に鋼製のロッドを配置しまして、そこから立ち上がった棒を観測をして、高さの観測をするものでございます。 ○渡部正明 委員長 それでは、結論を出せるかどうかの方向性も含めて、審査お願いをいたします。 ◆牧野けんじ 委員 少しお聞きしますけども、この沈下観測のことについて、以前はまちづくりニュースの中でも、とりわけ施工中については、観測の様子なども報告されていたと思うんですけども、まちづくりニュースでも同じようなこういう写真も示して、こういう形でやるというようなことも説明があったと思うんですが、今も継続して観測していると。それは住民の皆さんに安心してもらうためだということも含めて観測をしていることだと理解しておりますけども、施工中はまちづくりニュースなどでも報告があったかなと思うんですが、今はここでホームページで公開してほしいというふうになっていますけども、公開のデータとしては一般では見られる状況にないということなんですが、この辺の施工中と施工後の扱いについての違いというんですかね。住民の皆さんとの関係ではどういう約束ですかね。この沈下板についてをしてきたのか、そのあたりちょっとご説明いただけますか。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 これは要は地盤対策工事を具体的に行うことが決まった昨年の5月のまちづくり懇談会の場で、国土交通省江戸川河川事務所のほうが説明をしたことになりますが、今後、施工後、地盤対策工事後から5年というものを一つ目安として、継続観測をしていきますというようなことでお約束をしています。  その中で何かまた、要は皆さんに影響のあるような話が出てきたらまたお話はしますけども、基本的には継続観測をして見守ってきますというようなことでお答えをしていたと思います。 ◆牧野けんじ 委員 今のご説明は昨年のまちづくり懇談会でという話だったと思うんですけども、盛土の施工中というのはデータをちょっと私が見たときには、まちづくりニュースなどにも少しデータも出ていたかと思うんですけども、ちょっとそのあたりどうでしょう。 ○渡部正明 委員長 ちょっと要点が。いいですか。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 どういう状況なのかということを地元から求められた際には、ご説明を国のほうでしていたと思うんですけれども、特にリクエストがないような状況で施工中の状況とかをオープンにしているような状況はなかったと思います。 ◆牧野けんじ 委員 ちょっと私のほうでもう一度、すみません、確認してみたいと思います。  これは、今ご説明いただきましたけども、この陳情でも最後のほうでうたっているように、やはりデータを明らかにすると、開示することによって安心、安全にも資するのではないかというようなこともおっしゃられていますので、これは至極当然の要求だというふうに受けとめています。結論出せるかについてですけども、今日が1回目の実際の審査ということなので、ちょっともちろん最後お尻が決まっているんですけども、ちょっとこの場では会派のほうでもうちょっとゼロから検討するというふうにしかちょっと言えないかなというふうに思います。 ◆岩田将和 委員 これはちょっと意見のみとさせていただきたいと思うんですけれども、この陳情文のタイトルというんでしょうか。ここに「スーパー堤防安全性を伝えるために」とありますけれども、この文脈は私はとっても重要なことだと思います。しかし、その後に「ホームページにこれを記載」とございます。私は多少誤解を恐れず言いますと、果たしてこのホームページが万能なのか、この点は私はしっかりとした検証が必要なのではないのかなとこういう立場をもっているんです。といいますのも、以前知り合い、これは数十人規模ですけれども、40人から50人規模なんですけれども、江戸川区のホームページを利用していますかという質問というか、アンケートをとったことがあるんですけども、一番は何だと思います。やっぱり見ていないということなんですよ。一番多いのは。もう少し詳しく聞くと、ホームページを見る環境が整っていないという答えが実は一番多かったんですけども、もちろんこれアンケート、質問をした年代にも当然よるとは思うんですけども、ホームページ見ていないよと、さらに言うとホームページを見る環境が整っていないよという答えが実は多かったんですけれども、私はこのホームページは決して万能ではないという立場なんですね。  つまり、スーパー堤防安全性を伝えるために、ホームページの記載が適当なのかどうか、ここは私はしっかりとした検証が必要だと思います。  そして、またこの陳情は、今、牧野委員もおっしゃったとおり、本日が実質初めての審査でございますので、まだまだ機は熟していないという認識をもっておりますので、もう少し時間をかける必要があるのかなというふうに思っております。 ○渡部正明 委員長 牧野委員岩田委員からお話がありました。これ11月に受託したものですから、恐らく議論としても各会派委員さんとそれから内輪の仲間の各会派と議論が必要かと思います。ですから、正副でちょっといろいろ話しますけども、基本的にはまだ年度末まで時間がありますので、各会派でもう少し議論いただきたいかなというふうにちょっと個人的には思っていますが、本日はできましたら特に意見がなければ、継続にしたいなというふうに考えます。  よろしいですか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 では、そのようにお願いをいたします。  次に、第127号、上篠崎一丁目北部土地区画整理事業の施工区域の既存地盤調査に関する陳情についてですが、はじめに、署名追加がありましたので、事務局に報告させます。 区議会事務局 署名追加について報告をさせていただきます。  127号陳情ですが、12月5日付で印なし5人の追加がありました。現在の合計は印ありが1人、印なしが31人となります。  陳情者名の後ろに記載されております括弧内の数字を31人に修正をお願いいたします。 ○渡部正明 委員長 次に、要求されました資料が提出されましたので、執行部から説明を願います。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 この127号に関する資料要求といたしまして、この宅地利用に供する高規格堤防の整備に関する検討会の配布資料より、第3回の配布資料より、検討会の取りまとめの概要というものと、それが右肩上の資料3というのが、当時、国の検討会で振られた資料番号でありますけれども、そちらと2枚目、それ両面A4判縦のものと2枚目以降、資料2の1というようなところで、取りまとめ案というそれの本編というんでしょうか、そういったものを2編をご用意いたしました。 ○渡部正明 委員長 それでは、審査願います。 ◆牧野けんじ 委員 ちょっと関連してお聞きするんですけども、この上篠崎一丁目北部地区での事業について、今後進めるとしている事業ですね。事前に地盤についても留意をしてほしいという趣旨ですけども、この間、地盤調査を何カ所か国が行ったのと区が行った箇所があると思うんですけども、これまで歴代の地盤調査の地点について、これまでに何カ所調査しているかというのをいま一度確認でお聞きしたいんですが。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 以前の陳情審査でも何かお答えをしたかと思うんですけど、区で3カ所、国で12カ所、計15カ所だったように記憶しております。 ◆牧野けんじ 委員 私も同じように認識しておりますけども、区のほうの調査というのが、たしか今年の2月ごろでしたかに区として行った調査があったというのが、それはまちづくりニュースで報告があったと思うんですけども、その調査結果についてはもう出ているんでしょうか。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 出ております。 ◆牧野けんじ 委員 それを資料として提供していただくことはできるでしょうか。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 国の資料とあわせて以前出させていただいたんですけれども、それでもなお必要でしょうか。 ◆牧野けんじ 委員 その前に区が調査した28年ぐらいに調査したものについては、まちづくりニュースでも掲載されたと思うんですけども、今年の2月ぐらいにたしかまちづくりニュースで調査したというのが出ていたと思うんですけども。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 それは埋設支障物なんかの調査でボウリングデータじゃないんですけども。 ◆牧野けんじ 委員 去年の9月ぐらいにもそれは試掘というんですかね、やっていますけども、それとまた別でという理解ですかね。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 区としては3カ所しかボウリングデータの調査はしてないんですけれども。 ○渡部正明 委員長 3カ所だけですね、区でやったのね。 ◆牧野けんじ 委員 ちょっと私のほうでも確認しますけども、私の認識では今まで出てきているのは区のほうは2カ所だというふうにたしか決特の資料でもそのように示していただいたと思うんですけども。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 じゃあ、確認して、もしご提出してないものがあれば、ご用意したいと思います。 ◆牧野けんじ 委員 すみません。私のほうでももう一度改めて確認いたします。  それで、それから事実関係についてですけども、この陳情でうたわれている仮換地指定の前に、既存地盤の測量調査結果を画地ごとに明らかにするというふうになっているんですけども、既存地盤の測量というのは画地ごとというのは、実際には仮換地指定の前に、例えば北小岩一丁目などでは行われたのでしょうか。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 北小岩はこれはスウェーデン式のサウンディングの調査で画地ごとに行いまして、その状況を地権者さんには個別にご報告しています。それはやっぱり個人に資する情報にもなりますので、そういうような情報管理をした次第でございます。 ◆牧野けんじ 委員 承知しました。  結論出せるかについては、ちょっと先ほどの126と同様で、ちょっとゼロからの検討とさせていただきたいと思います。 ○渡部正明 委員長 出てきた新しいやつですから。  他に。 ◆中山隆仁 委員 今の話と同じように、付託年月日がちょっと若くて浅いので、できれば持ち帰ってしっかりと調査してから、慎重に結論を出したいと方向にしたいと思います。 ○渡部正明 委員長 まだまだ議論する機会、それから、今日の応答の中での資料の問題もありますので、他になければ本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 それでは、継続とさせていただきます。  以上で、本日の陳情審査を終わりますが、126号、127号、129号の陳情を除く、他の陳情については、極力次回の委員会で各会派意見開陳が、結論が出せるかどうかですね。そういうことについてだけ一つ持ち帰ってお進めいただければ、ありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  よろしいですか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 次に所管事務調査については、本日継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 それでは、そのようにいたします。  それでは、ここで執行部報告に入ります。  執行部報告が2点ですかね。まず、都市開発部からお願いをいたします。 ◎乙訓陽一 まちづくり調整課長 まちづくり調整課より1点、東葛西八丁目地区まちづくりについてということで、ご報告をさせていただきます。  お手元の資料ごらんいただきまして、一番下の案内図をごらんください。葛西地域清砂大橋通りの南側、環七通りの東側の地域になりますけれども、これ周辺が土地区画整理事業で基盤整備がなされたというところでございますけれども、こちら基盤整理がなされなかったというところでございまして、13.5ヘクタールの地区でございます。  上のほうの4番の経過をごらんいただきまして、昭和40年代こちらの土地区画整理事業への賛同が得られなかったという地区でございますけれども、その後、地域の状況も変わってまいりまして、また環七の西側で中葛西八丁目地区のまちづくりが進んでいると、そういうような状況から、今年の8月になりますけれども、地元の仲町町会の会長ほか、歴代の町会長の方々から地域のまちづくりの機運が高まりを見せているというような申し入れがございました。  その後、地域において11月にはまちづくり準備会、こちらのメンバーの人選をしていただいたところでございます。  今後の予定といたしましては、12月19日、明日でございますけれども、第1回のまちづくり準備会ということで地域の方々と顔合わせをしていきたいなというところでございます。年明けまして2月ごろには第2回の準備会、そして年度が明けまして31年度からは、まちづくり協議会を設置いたしまして、地域の課題の共有ですとか、解決策の検討を行ってまいりたいというふうに思っております。  順調に行けば33年度には、地区計画の決定手続ができるのではないかというところでございます。 ◎川原進太郎 市街地開発課長 市街地開発課より1点ご報告させていただきます。  資料としましては、A4、1枚とパンフレットになります。
     まず、はじめにA4の資料のほうから説明させていただきたいと思います。  このたびの報告内容は、JR小岩周辺地区まちづくり、南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業の権利変換認可についてです。  まず、1番目としまして右のほうにパースと平面図ありますが、事業概要としまして約1.3ヘクタールの地区面積になっておりまして、施設としましてはリングロード、自転車駐車場等、整備されるようになっております。  施設規模としまして、敷地面積が約9,000平米、延べ床としまして約8万9,000平米となっております。  施設の用途ですが、商業、業務、共同住宅を含む施設となっております。  これまでの事業の経過なんですが、平成24年度に準備組合を設立しまして、今回12月14日に権利変換認可という形で都市開発法上で最後の手続になることになりました。  2番としまして、権利変換の概要をちょっと簡単に書かさせていただきました。  権利変換とは、都市再開発法に基づき、土地や建物に関する権利をそれを見合う価格ということで、等価ですね。新しく整備された建物とその地区に敷地に関する権利に置きかえるという手法でございます。  今回対象になりますのが、所有者・借地権者で合計74名、内訳としまして権利変換、また権利を戻される方が58名、転出される方が16名となっております。借家権者のほうで、121名合計いまして権利変換される方が5名、転出される方が116名となっております。  権利変換までの経過ですが、今年の9月の14日から権利変換の縦覧を経て、このたび先週の金曜日、平成30年12月14日をもちまして、東京都知事のほうから正式に権利変換の認可がおりた次第でございます。  今後の予定としまして、平成30年12月、今月から平成表記ですが34年まで工事にあわせて順次明け渡しのほうが進んでいくという形になります。  パースと平面図のほう見ていただいて、真ん中に点線が振ってあると思うんですが、小岩駅側のほうが1期工事のエリア、左側では2期工事のエリアになるんですが、1期工事のエリアがこの12月から来年の5月ぐらいまでにかけて、明け渡しが続いていくと。工事に関しては31年から34年をめどに1期分の工事が完了する予定になっております。2期工事はその後、平成34年から37年に向けて工事が進んでいくというような形になっております。  次に、お手元の資料にパンフレットをご用意させていただきました。こちらが権利変換認可に伴いまして、新しくパンフレットが更新されました。開いていただいて、左側が施工地区の概況や事業の目的が書かれている感じになっております。関係権利者数も真ん中のほうに記載させていただいております。右手のほうはまちづくりの目標、整備方針図等を記載してありまして、外観透視図とフラワーロード側と駅から見た絵のパースが更新されております。  計画の概要が下に載っていまして、1街区が10階建て、2街区が22階建て、3街区が33階建ての計画になっております。  最後のページなんですが、一番裏面ですが、こちらのほうに都市計画の概要や施設計画の概要といった形で表現されております。 ○渡部正明 委員長 ただいまのそれぞれの報告について、質問がございましたらお願いをいたします。 ◆鵜沢悦子 委員 要望だけですけれども、東葛西八丁目のほう、さまざま地域の声を聞いていただいて、今後とも寄り添ってお願いしたいと思います。本当に約50年この世代も変わっていますので、皆さんが本当にいいまちにという本当に機運が盛り上がっているのかなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。要望で終わります。 ◆岩田将和 委員 最後のJR小岩駅のまちづくりについてなんですけれども、1点だけ、この権利変換によって転出をされる。この転出の理由は区として何か把握されていますか。転出理由。 ◎川原進太郎 市街地開発課長 全て1件1件を把握しているわけではないんですが、やはり高齢になられて駅前よりちょっと静かなところで暮らしたいという方もいらっしゃれば、1階移転で商業やっていきたいという方もいらっしゃるという形は聞いておる次第でございます。 ○渡部正明 委員長 岩田委員、よろしいですね。 ◆牧野けんじ 委員 すみません。私からもJR小岩駅周辺まちづくりなんですが、借家権者、今の権利変換のところで借家権者の方がやはり多くは転出になるということで、やはりご商売されていた方も多かったのではないかと思うんですが、もし大体でこのうちの借家権者さんのうちの商売されていた方というのは、どれぐらいおられたかというのを教えていただけますでしょうか。 ◎川原進太郎 市街地開発課長 借家権者121名の内訳ですが、住宅ですね、住まわれていた方が56名、店舗等商売されていた方が65名ということになっております。 ◆牧野けんじ 委員 やはり半分ぐらいは店舗を営まれてこられたという方で、再開発の仕組みもありますので、なかなかそこで残ってまた新しいビルでというのが難しいという状況あると思うんですけども、今後も小岩駅周辺このまま事業が順次進んでいくと思いますので、やはり借家権者の方々のご意向もよく聞いていただいて、途中で話を打ち切るというようなことではなくて、最後までよくご意向を聞いていただきながら対応していただきたいということを申し上げて終わります。 ○渡部正明 委員長 他にございますか。 ◆伊藤照子 委員 私も南小岩六丁目、私も住んでいたことが南小岩にあるのでちょっと興味深く見させていただいたんですけれども、まず今の対象者というところは所有者、借地権者と借家権者あわせて合計で対象が195という解釈でよろしいですか。 ◎川原進太郎 市街地開発課長 委員のおっしゃるとおりで合計で195名の対象者という形になります。 ◆伊藤照子 委員 わかりました。とても細い道路が多くて小さなおうちだったりとか、お店とかが密集していて道路も斜めだったり、すごいいろいろな方向に錯綜しているような地域なので、防災性も含めて必要性があるところだなと以前から思っておりましたので、こういった形で古いおうちも多いのでまちのためにも所有者の方のためにもこれを進めることが決して、一旦出なきゃいけなかったり、いろいろありますけど、長い目でみればいいことなんじゃないかなって、結果的にはこの小岩のまちにとって駅の本当に目の前のところなので、いいことなんじゃないかなと思っております。  この計画を見させていただいて、これは駅には直結はしていないんですかね。それをまず一つ聞きたいのと、業務というのがあるんですけど、店舗というのはわかるんですけど、この業務というのは内容がどういうところを意味しているんでしょうか。 ◎川原進太郎 市街地開発課長 先ほど委員の話のありました駅への直結なんですが、基本的に駅へは直結はしておりません。交通広場にデッキとしておりるような形になっているということで、駅へは直結してない状態になります。  あと、業務なんですが、こちら一般的な事務所等、そういったものを業務として表現されているような形になっております。 ◆伊藤照子 委員 ここの小岩駅の入り口はエスカレーターとかもついたんですけど、要するに商店街のほうに入るのも階段があったりとか、そういうのがあるので、こういった機会にバリアフリーになるといいかなとちょっと思ったものですから、そういう計画はないのかなとちょっと思いました。駅へのアプローチについて課題があるのかなってすごく思ったので、そういったことが解決するといいなとちょっと思って聞かせていただきました。  業務というのは、会社等々というお話でしたけれども、ここは小岩事務所は確かに近いですけれども、こういった機会に駅近で区のいろいろなPRをしたりとか、保育所というのも別にありますけれども、そういったものが入ってくれば区民への利便性が高いかなと思って、ちょっと聞かせていただきました。 ○渡部正明 委員長 他にございますか。  なければ、以上で執行部報告を終わります。  次に、その他についてございますか。 ◆牧野けんじ 委員 前回の委員会でやりとりしたんですけども、北小岩一丁目のスーパー堤防の地域のコンクリート片の問題で、前回の委員会では北小岩一丁目の町会の班長さんに説明されたとのことでしたけども、その後、ほかの住民の方、権利者の方にも説明しているという話だとか、あと上篠崎の地域の方にも説明があったというふうにちょっとお聞きしているんですけども、ちょっとどういった形でその後説明をしているのか、ちょっとそれを教えてください。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 北小岩につきましては、これから換地設計まとめるとか、それから今回のコンクリ殻に直接関係ない別の要件で、各権利者さんにお顔を合わせる機会なんかがあったものですから、そういった機会を使ってこの東京新聞の記事なんかのことについては、ご説明はさせていただいております。  特に問題ないことはご理解していただいていて、やっぱりその鎮静化というのは要は風評被害というのが非常に懸念をされています。地先の方もですね。実際に不動産屋さんで、やっぱり売りに出ているものに反対派の方のチラシが入っていて、見に来られたお客さんがそれを見て引いていってしまったような何か状況も目の当たりにされている権利者さんもいらっしゃって、そういう意味では営業妨害にもなるんじゃないかという苦情めいたお話もいただいているような状況があります。  要は風評被害で、要は自分たちに不利益をこうむることがあったら、そこのところ徹底的にそこは追及したいと、責任をとってもらいたいということも言っているような地権者の方もいらっしゃいます。  それから、上篠崎のほうに関しましては、これもいろいろとやっぱり個別に地権者皆さんに寄り添ってお話をする機会がやっぱりありますので、そういう機会にお話をさせていただいたりとか、それから区画整理の審議の会の委員さんもいらっしゃいますので、その委員さんとか、それから町会長、そういった要人の方にも一応経緯はご説明をしていて、同じように特に問題のないことは理解していただきましたし、不用な風評がなければいいねというご心配もいただいているというような状況でございます。 ◆牧野けんじ 委員 情報をやっぱり明らかにするということが、安心の材料にもなるということではないかということは、前の委員会でもそんな話もありました。やはり何かあったときに情報をしっかりと知らせるということが今後も不可欠だということを述べて終わります。 ○渡部正明 委員長 他にございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長  それでは、その他、質問についても終わります。  それでは、今後の委員会ですけども、来年は1月10日(木)、午前10時、また、2月6日(水)、午前10時をそれぞれ予定しておりますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、ここで年の瀬になって新たな年になるので正副でちょっとご挨拶いたします。  この1年間、臨時会以降、建設委員会立ち上げて執行部皆さん、各委員皆さん、そして事務局にもいろいろ手伝っていただいて、ここまで審議を進めてきました。  まだまだ課題は多いんですけども、来年もみんなで頑張って一つの使命をみんなで果たしてまいりたいと思います。  委員各位、それから、今日、皆さんの来年はご健勝にいい年迎えられますように考えております。  また、現場を統括する皆さんは、年末年始の保全安全については、ぜひ十分な注意をしていただいて、区民生活に支障のないように一つお願いをしたいと思います。  この1年間、1年というか、7カ月皆さんのおかげでありがとうございました。来年も一つよろしくお願いします。ありがとうございました。  以上で、本日の建設委員会を閉会します。                      (午前11時06分 閉会)...