江戸川区議会 2018-12-18
平成30年12月 建設委員会−12月18日-10号
◎
田中正淳 計画調整課長 シミュレーションというのは、その周辺が火災になったときに283号線の16メートルがどれぐらい
延焼を遅延させるか、そういう
シミュレーションをしているかということでしょうか。
◆牧野けんじ
委員 そういうふうに私も考えておりますけども、
延焼がしそうだというときにどういう効果を発揮するかというのを、
優先整備のところは当然そういう
シミュレーションした上で行っていると思いますので、そういったものがこちらの283についても行われているかどうかという点についてです。
◎
田中正淳 計画調整課長 所管の東京都のほうと確認して
お答えさせていただきます。
◆牧野けんじ
委員 すみません。お手数おかけしますが、
お願いします。
それから、
交通量という点ももう一つの大きな角度だと思いますけども、やはりこの
陳情でもうたわれているように、
交通量自体が
車自体が今後どういうふうに推移をするのか、やはり減少をしていくのではないかということで、ほかの東京都はこの
都市計画道路、基本的にはほとんどつくるという方針に基づいて進めていますけども、ほかの地方の自治体では車が減っていくということを想定の一つにして、見直しを進めておりますので、この283号線についてもやはりそういう角度からの検証が必要だということを述べて意見としまして、
結論出せるかどうかについて
会派で検討をしてきます。
○
渡部正明 委員長 他にいかがでしょうか。
◆
中山隆仁 委員 我が
会派といたしましては、
結論を出せるようにじっくり検討してまいりたいと思います。
○
渡部正明 委員長 これ、
結論というのは、要するに可否の問題じゃなくて次回に
意見開陳ができるかどうかということの確認で
お願いしていますので。
◆
伊藤照子 委員 これ、本当に地元の方には重要なことだと思いますので、地元の方のご意見などもお聞きをしながら、次回に
結論を出せるかどうか
会派で慎重に
審議をしてまいりたいと思います。
◆
小野塚礼佳 委員 えどがわ区民の会としましても、こちらの111
号陳情に関しまして、
会派でしっかりと
審議を重ねて
結論を次回までに出せるようにいたします。
◆
岩田将和 委員 我が
会派といたしましても、次回までに慎重に
審議を重ねてまいりたいと思っております。
○
渡部正明 委員長 基本的に次回に
お願いすることは、可否のことじゃなくてその経過、各
会派として
意見開陳がきちんとできれば
継続でもそれは私は構わないと思いますので、それは一つの結果ですので、ぜひその辺も含めて、次回それぞれの
会派でまとめたことだけお話しいただければありがたいと思います。
それでは、
継続としてよろしいですね。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
渡部正明 委員長 次に、第114号、
宇喜田橋と
忍者橋との
中間地点に橋の設置を求める
陳情について、
結論を出せるかどうかの
方向性も含めて、
審査を
お願いをいたします。
◆
中山隆仁 委員 次回
結論出すように
審議してまいります。
○
渡部正明 委員長 特にこれまだ出てきて、地域の両側の
地権者との兼ね合いも行政の担当のほうがかなり今慎重に働いていると思いますので、それぞれ各
会派でまたご議論いただいて、次回またご議論、恐らく今の状況では
継続のような状況になるかとちょっと私自身は推測していますけども、それはあくまでも相手のあることで、ぜひ各
会派で持ち帰って、次回、この114号について
意見開陳を
お願いできればありがたいと思います。
よろしいですか。
結論出すということじゃなくて、
意見開陳それぞれ
お願いできればと思いますので。
◆
伊藤照子 委員 結論が出せるかどうかはちょっと
会派で
審議してみないとわかりませんで、そういった意味で議論をして次に
結論出せるかどうかの
お答えを持ってきたいと思います。
○
渡部正明 委員長 お願いします。
◆
小野塚礼佳 委員 こちらの114
号陳情に関して、
地権者の方々のご意向というか、そういったこともあるということですので、そういった地域の声も聞きながら
結論に向けて、しっかりと
審議を重ねてまいりたいと思います。
◆牧野けんじ
委員 114号についてですが、
会派のほうに持ち帰ってどういう
方向性を出すか検討したいと思います。
○
渡部正明 委員長 お願いします。
◆
岩田将和 委員 地元住民にとって、生活に直結するような
陳情であろうというふうに理解をしておりますので、我が
会派としても慎重に次回までに
審議を重ねてまいりたいと思います。
○
渡部正明 委員長 他にないようですので、本日は
継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
渡部正明 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、第126号、
スーパー堤防の
安全性を伝えるために高
規格堤防の
沈下観測値をホームページに掲載することを求める
陳情についてですが、はじめに、
署名の
追加がありましたので、
事務局に報告させます。
区議会事務局 それでは、
署名の
追加がございましたので、報告をさせていただきます。
第126
号陳情ですが、12月5日付で印なし5人の
追加がありました。現在の合計は印ありが1人、印なしが30人となります。
陳情者名の後ろに記載されております括弧内の数字を30人に修正を
お願いいたします。
○
渡部正明 委員長 次に、
前回要求がありました
資料が提出されましたので、
執行部から
説明を願います。
◎
柿澤佳昭 区画整理課長 126号に関する
資料要求といたしまして、
沈下盤設置時の写真及び
沈下観測に関する
概要というようなことでございましたので、別紙のとおり
国土交通省より
資料提供をいただきまして、取りまとめさせていただきました。
設置状況の写真は、ごらんのとおりでございます。
それから、
概要につきましては、3枚目ですね。A4の横書きになりますけれども、沈下板について(1)というような
資料がございます。こちらで主に上の四角の2ポイントについてご
説明させていただきますけれども、
盛土の沈下量というのは、地表面の変位測定を、これは
地盤工学会基準に決められた方法で実施をしております。
また、その具体的な方法というのは、これ
原地盤に鋼製のロッドを配置しまして、そこから立ち上がった棒を観測をして、高さの観測をするものでございます。
○
渡部正明 委員長 それでは、
結論を出せるかどうかの
方向性も含めて、
審査を
お願いをいたします。
◆牧野けんじ
委員 少しお聞きしますけども、この
沈下観測のことについて、以前はまちづくりニュースの中でも、とりわけ施工中については、観測の様子なども報告されていたと思うんですけども、まちづくりニュースでも同じようなこういう写真も示して、こういう形でやるというようなことも
説明があったと思うんですが、今も
継続して観測していると。それは住民の
皆さんに安心してもらうためだということも含めて観測をしていることだと理解しておりますけども、施工中はまちづくりニュースなどでも報告があったかなと思うんですが、今はここでホームページで公開してほしいというふうになっていますけども、公開のデータとしては一般では見られる状況にないということなんですが、この辺の施工中と施工後の扱いについての違いというんですかね。住民の
皆さんとの関係ではどういう約束ですかね。この沈下板についてをしてきたのか、その
あたりちょっとご
説明いただけますか。
◎
柿澤佳昭 区画整理課長 これは要は
地盤の
対策工事を具体的に行うことが決まった昨年の5月の
まちづくり懇談会の場で、
国土交通省の
江戸川河川事務所のほうが
説明をしたことになりますが、今後、施工後、
地盤の
対策工事後から5年というものを一つ目安として、
継続観測をしていきますというようなことでお約束をしています。
その中で何かまた、要は
皆さんに影響のあるような話が出てきたらまたお話はしますけども、基本的には
継続観測をして見守ってきますというようなことで
お答えをしていたと思います。
◆牧野けんじ
委員 今のご
説明は昨年の
まちづくり懇談会でという話だったと思うんですけども、
盛土の施工中というのはデータをちょっと私が見たときには、まちづくりニュースなどにも少しデータも出ていたかと思うんですけども、ちょっとその
あたりどうでしょう。
○
渡部正明 委員長 ちょっと要点が。いいですか。
◎
柿澤佳昭 区画整理課長 どういう状況なのかということを地元から求められた際には、ご
説明を国のほうでしていたと思うんですけれども、特にリクエストがないような状況で施工中の状況とかをオープンにしているような状況はなかったと思います。
◆牧野けんじ
委員 ちょっと私のほうでもう一度、すみません、確認してみたいと思います。
これは、今ご
説明いただきましたけども、この
陳情でも最後のほうでうたっているように、やはりデータを明らかにすると、開示することによって安心、安全にも資するのではないかというようなこともおっしゃられていますので、これは至極当然の要求だというふうに受けとめています。
結論出せるかについてですけども、今日が1回目の実際の
審査ということなので、ちょっともちろん最後お尻が決まっているんですけども、ちょっとこの場では
会派のほうでもうちょっとゼロから検討するというふうにしかちょっと言えないかなというふうに思います。
◆
岩田将和 委員 これはちょっと意見のみとさせていただきたいと思うんですけれども、この
陳情文のタイトルというんでしょうか。ここに「
スーパー堤防の
安全性を伝えるために」とありますけれども、この文脈は私はとっても重要なことだと思います。しかし、その後に「ホームページにこれを記載」とございます。私は多少誤解を恐れず言いますと、果たしてこのホームページが万能なのか、この点は私はしっかりとした検証が必要なのではないのかなとこういう立場をもっているんです。といいますのも、以前知り合い、これは数十人規模ですけれども、40人から50人規模なんですけれども、
江戸川区のホームページを利用していますかという質問というか、アンケートをとったことがあるんですけども、一番は何だと思います。やっぱり見ていないということなんですよ。一番多いのは。もう少し詳しく聞くと、ホームページを見る環境が整っていないという答えが実は一番多かったんですけども、もちろんこれアンケート、質問をした年代にも当然よるとは思うんですけども、ホームページ見ていないよと、さらに言うとホームページを見る環境が整っていないよという答えが実は多かったんですけれども、私はこのホームページは決して万能ではないという立場なんですね。
つまり、
スーパー堤防の
安全性を伝えるために、ホームページの記載が適当なのかどうか、ここは私はしっかりとした検証が必要だと思います。
そして、またこの
陳情は、今、牧野
委員もおっしゃったとおり、本日が実質初めての
審査でございますので、まだまだ機は熟していないという認識をもっておりますので、もう少し時間をかける必要があるのかなというふうに思っております。
○
渡部正明 委員長 牧野
委員、
岩田委員からお話がありました。これ11月に受託したものですから、恐らく議論としても各
会派、
委員さんとそれから内輪の仲間の各
会派と議論が必要かと思います。ですから、正副でちょっといろいろ話しますけども、基本的にはまだ年度末まで時間がありますので、各
会派でもう少し議論いただきたいかなというふうにちょっと個人的には思っていますが、本日はできましたら特に意見がなければ、
継続にしたいなというふうに考えます。
よろしいですか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
渡部正明 委員長 では、そのように
お願いをいたします。
次に、第127号、上篠崎一丁目北部
土地区画整理事業の施工区域の
既存地盤調査に関する
陳情についてですが、はじめに、
署名の
追加がありましたので、
事務局に報告させます。
区議会事務局 署名の
追加について報告をさせていただきます。
127
号陳情ですが、12月5日付で印なし5人の
追加がありました。現在の合計は印ありが1人、印なしが31人となります。
陳情者名の後ろに記載されております括弧内の数字を31人に修正を
お願いいたします。
○
渡部正明 委員長 次に、要求されました
資料が提出されましたので、
執行部から
説明を願います。
◎
柿澤佳昭 区画整理課長 この127号に関する
資料要求といたしまして、この宅地利用に供する高
規格堤防の整備に関する
検討会の配布
資料より、第3回の配布
資料より、
検討会の取りまとめの
概要というものと、それが右肩上の
資料3というのが、当時、国の
検討会で振られた
資料番号でありますけれども、そちらと2枚目、それ両面A4判縦のものと2枚目以降、
資料2の1というようなところで、取りまとめ案というそれの本編というんでしょうか、そういったものを2編をご用意いたしました。
○
渡部正明 委員長 それでは、
審査願います。
◆牧野けんじ
委員 ちょっと関連してお聞きするんですけども、この上篠崎一丁目北部
地区での
事業について、今後進めるとしている
事業ですね。事前に
地盤についても留意をしてほしいという趣旨ですけども、この間、
地盤調査を何カ所か国が行ったのと区が行った箇所があると思うんですけども、これまで歴代の
地盤調査の地点について、これまでに何カ所調査しているかというのをいま一度確認でお聞きしたいんですが。
◎
柿澤佳昭 区画整理課長 以前の
陳情審査でも何か
お答えをしたかと思うんですけど、区で3カ所、国で12カ所、計15カ所だったように記憶しております。
◆牧野けんじ
委員 私も同じように認識しておりますけども、区のほうの調査というのが、たしか今年の2月ごろでしたかに区として行った調査があったというのが、それはまちづくりニュースで報告があったと思うんですけども、その調査結果についてはもう出ているんでしょうか。
◎
柿澤佳昭 区画整理課長 出ております。
◆牧野けんじ
委員 それを
資料として提供していただくことはできるでしょうか。
◎
柿澤佳昭 区画整理課長 国の
資料とあわせて以前出させていただいたんですけれども、それでもなお必要でしょうか。
◆牧野けんじ
委員 その前に区が調査した28年ぐらいに調査したものについては、まちづくりニュースでも掲載されたと思うんですけども、今年の2月ぐらいにたしかまちづくりニュースで調査したというのが出ていたと思うんですけども。
◎
柿澤佳昭 区画整理課長 それは埋設支障物なんかの調査でボウリングデータじゃないんですけども。
◆牧野けんじ
委員 去年の9月ぐらいにもそれは
試掘というんですかね、やっていますけども、それとまた別でという理解ですかね。
◎
柿澤佳昭 区画整理課長 区としては3カ所しかボウリングデータの調査はしてないんですけれども。
○
渡部正明 委員長 3カ所だけですね、区でやったのね。
◆牧野けんじ
委員 ちょっと私のほうでも確認しますけども、私の認識では今まで出てきているのは区のほうは2カ所だというふうにたしか決特の
資料でもそのように示していただいたと思うんですけども。
◎
柿澤佳昭 区画整理課長 じゃあ、確認して、もしご提出してないものがあれば、ご用意したいと思います。
◆牧野けんじ
委員 すみません。私のほうでももう一度改めて確認いたします。
それで、それから事実関係についてですけども、この
陳情でうたわれている仮換地指定の前に、
既存地盤の測量調査結果を
画地ごとに明らかにするというふうになっているんですけども、
既存地盤の測量というのは
画地ごとというのは、実際には仮換地指定の前に、例えば
北小岩一丁目などでは行われたのでしょうか。
◎
柿澤佳昭 区画整理課長 北小岩はこれはスウェーデン式のサウンディングの調査で
画地ごとに行いまして、その状況を
地権者さんには個別にご報告しています。それはやっぱり個人に資する情報にもなりますので、そういうような情報管理をした次第でございます。
◆牧野けんじ
委員 承知しました。
結論出せるかについては、ちょっと先ほどの126と同様で、ちょっとゼロからの検討とさせていただきたいと思います。
○
渡部正明 委員長 出てきた新しいやつですから。
他に。
◆
中山隆仁 委員 今の話と同じように、
付託年月日がちょっと若くて浅いので、できれば持ち帰ってしっかりと調査してから、慎重に
結論を出したいと方向にしたいと思います。
○
渡部正明 委員長 まだまだ議論する機会、それから、今日の応答の中での
資料の問題もありますので、他になければ本日は
継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
渡部正明 委員長 それでは、
継続とさせていただきます。
以上で、本日の
陳情審査を終わりますが、126号、127号、129号の
陳情を除く、他の
陳情については、極力次回の
委員会で各
会派の
意見開陳が、
結論が出せるかどうかですね。そういうことについてだけ一つ持ち帰ってお進めいただければ、ありがたいと思いますので、よろしく
お願いいたします。
よろしいですか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
渡部正明 委員長 次に
所管事務調査については、本日
継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
渡部正明 委員長 それでは、そのようにいたします。
それでは、ここで
執行部報告に入ります。
執行部報告が2点ですかね。まず、都市開発部から
お願いをいたします。
◎乙訓陽一 まちづくり調整課長 まちづくり調整課より1点、東葛西八丁目
地区まちづくりについてということで、ご報告をさせていただきます。
お手元の
資料ごらんいただきまして、一番下の案内図をごらんください。葛西地域清砂大橋通りの南側、環七通りの東側の地域になりますけれども、これ周辺が
土地区画整理事業で基盤整備がなされたというところでございますけれども、こちら基盤整理がなされなかったというところでございまして、13.5ヘクタールの
地区でございます。
上のほうの4番の経過をごらんいただきまして、昭和40年代こちらの
土地区画整理事業への賛同が得られなかったという
地区でございますけれども、その後、地域の状況も変わってまいりまして、また環七の西側で中葛西八丁目
地区のまちづくりが進んでいると、そういうような状況から、今年の8月になりますけれども、地元の仲町町会の会長ほか、歴代の町会長の方々から地域のまちづくりの機運が高まりを見せているというような申し入れがございました。
その後、地域において11月にはまちづくり準備会、こちらのメンバーの人選をしていただいたところでございます。
今後の予定といたしましては、12月19日、明日でございますけれども、第1回のまちづくり準備会ということで地域の方々と顔合わせをしていきたいなというところでございます。年明けまして2月ごろには第2回の準備会、そして年度が明けまして31年度からは、まちづくり協議会を設置いたしまして、地域の課題の共有ですとか、解決策の検討を行ってまいりたいというふうに思っております。
順調に行けば33年度には、
地区計画の決定手続ができるのではないかというところでございます。
◎川原進太郎 市街地開発課長 市街地開発課より1点ご報告させていただきます。
資料としましては、A4、1枚とパンフレットになります。
まず、はじめにA4の
資料のほうから
説明させていただきたいと思います。
このたびの報告内容は、
JR小岩駅
周辺地区まちづくり、南小岩六丁目
地区第一種市街地再
開発事業の権利変換認可についてです。
まず、1番目としまして右のほうにパースと平面図ありますが、
事業概要としまして約1.3ヘクタールの
地区面積になっておりまして、施設としましてはリングロード、自転車駐車場等、整備されるようになっております。
施設規模としまして、敷地面積が約9,000平米、延べ床としまして約8万9,000平米となっております。
施設の用途ですが、商業、業務、共同住宅を含む施設となっております。
これまでの
事業の経過なんですが、
平成24年度に準備組合を設立しまして、今回12月14日に権利変換認可という形で都市開発法上で最後の手続になることになりました。
2番としまして、権利変換の
概要をちょっと簡単に書かさせていただきました。
権利変換とは、都市再開発法に基づき、土地や建物に関する権利をそれを見合う価格ということで、等価ですね。新しく整備された建物とその
地区に敷地に関する権利に置きかえるという手法でございます。
今回対象になりますのが、所有者・借
地権者で合計74名、内訳としまして権利変換、また権利を戻される方が58名、転出される方が16名となっております。借家権者のほうで、121名合計いまして権利変換される方が5名、転出される方が116名となっております。
権利変換までの経過ですが、今年の9月の14日から権利変換の縦覧を経て、このたび先週の金曜日、
平成30年12月14日をもちまして、東京都知事のほうから正式に権利変換の認可がおりた次第でございます。
今後の予定としまして、
平成30年12月、今月から
平成表記ですが34年まで
工事にあわせて順次明け渡しのほうが進んでいくという形になります。
パースと平面図のほう見ていただいて、真ん中に点線が振ってあると思うんですが、小岩駅側のほうが1期
工事のエリア、左側では2期
工事のエリアになるんですが、1期
工事のエリアがこの12月から来年の5月ぐらいまでにかけて、明け渡しが続いていくと。
工事に関しては31年から34年をめどに1期分の
工事が完了する予定になっております。2期
工事はその後、
平成34年から37年に向けて
工事が進んでいくというような形になっております。
次に、お手元の
資料にパンフレットをご用意させていただきました。こちらが権利変換認可に伴いまして、新しくパンフレットが更新されました。開いていただいて、左側が施工
地区の概況や
事業の目的が書かれている感じになっております。関係
権利者数も真ん中のほうに記載させていただいております。右手のほうはまちづくりの目標、整備方針図等を記載してありまして、外観透視図とフラワーロード側と駅から見た絵のパースが更新されております。
計画の
概要が下に載っていまして、1街区が10階建て、2街区が22階建て、3街区が33階建ての計画になっております。
最後のページなんですが、一番裏面ですが、こちらのほうに都市計画の
概要や施設計画の
概要といった形で表現されております。
○
渡部正明 委員長 ただいまのそれぞれの報告について、質問がございましたら
お願いをいたします。
◆
鵜沢悦子 委員 要望だけですけれども、東葛西八丁目のほう、さまざま地域の声を聞いていただいて、今後とも寄り添って
お願いしたいと思います。本当に約50年この世代も変わっていますので、
皆さんが本当にいいまちにという本当に機運が盛り上がっているのかなと思っておりますので、どうぞよろしく
お願いいたします。要望で終わります。
◆
岩田将和 委員 最後の
JR小岩駅のまちづくりについてなんですけれども、1点だけ、この権利変換によって転出をされる。この転出の理由は区として何か把握されていますか。転出理由。
◎川原進太郎 市街地開発課長 全て1件1件を把握しているわけではないんですが、やはり高齢になられて駅前よりちょっと静かなところで暮らしたいという方もいらっしゃれば、1階移転で商業やっていきたいという方もいらっしゃるという形は聞いておる次第でございます。
○
渡部正明 委員長 岩田委員、よろしいですね。
◆牧野けんじ
委員 すみません。私からも
JR小岩駅周辺まちづくりなんですが、借家権者、今の権利変換のところで借家権者の方がやはり多くは転出になるということで、やはりご商売されていた方も多かったのではないかと思うんですが、もし大体でこのうちの借家権者さんのうちの商売されていた方というのは、どれぐらいおられたかというのを教えていただけますでしょうか。
◎川原進太郎 市街地開発課長 借家権者121名の内訳ですが、住宅ですね、住まわれていた方が56名、店舗等商売されていた方が65名ということになっております。
◆牧野けんじ
委員 やはり半分ぐらいは店舗を営まれてこられたという方で、再開発の仕組みもありますので、なかなかそこで残ってまた新しいビルでというのが難しいという状況あると思うんですけども、今後も小岩駅周辺このまま
事業が順次進んでいくと思いますので、やはり借家権者の方々のご意向もよく聞いていただいて、途中で話を打ち切るというようなことではなくて、最後までよくご意向を聞いていただきながら対応していただきたいということを申し上げて終わります。
○
渡部正明 委員長 他にございますか。
◆
伊藤照子 委員 私も南小岩六丁目、私も住んでいたことが南小岩にあるのでちょっと興味深く見させていただいたんですけれども、まず今の対象者というところは所有者、借
地権者と借家権者あわせて合計で対象が195という解釈でよろしいですか。
◎川原進太郎 市街地開発課長
委員のおっしゃるとおりで合計で195名の対象者という形になります。
◆
伊藤照子 委員 わかりました。とても細い道路が多くて小さなおうちだったりとか、お店とかが密集していて道路も斜めだったり、すごいいろいろな方向に錯綜しているような地域なので、防災性も含めて必要性があるところだなと以前から思っておりましたので、こういった形で古いおうちも多いのでまちのためにも所有者の方のためにもこれを進めることが決して、一旦出なきゃいけなかったり、いろいろありますけど、長い目でみればいいことなんじゃないかなって、結果的にはこの小岩のまちにとって駅の本当に目の前のところなので、いいことなんじゃないかなと思っております。
この計画を見させていただいて、これは駅には直結はしていないんですかね。それをまず一つ聞きたいのと、業務というのがあるんですけど、店舗というのはわかるんですけど、この業務というのは内容がどういうところを意味しているんでしょうか。
◎川原進太郎 市街地開発課長 先ほど
委員の話のありました駅への直結なんですが、基本的に駅へは直結はしておりません。交通広場にデッキとしておりるような形になっているということで、駅へは直結してない状態になります。
あと、業務なんですが、こちら一般的な事務所等、そういったものを業務として表現されているような形になっております。
◆
伊藤照子 委員 ここの小岩駅の入り口はエスカレーターとかもついたんですけど、要するに商店街のほうに入るのも階段があったりとか、そういうのがあるので、こういった機会にバリアフリーになるといいかなとちょっと思ったものですから、そういう計画はないのかなとちょっと思いました。駅へのアプローチについて課題があるのかなってすごく思ったので、そういったことが解決するといいなとちょっと思って聞かせていただきました。
業務というのは、会社等々というお話でしたけれども、ここは小岩事務所は確かに近いですけれども、こういった機会に駅近で区のいろいろなPRをしたりとか、保育所というのも別にありますけれども、そういったものが入ってくれば区民への利便性が高いかなと思って、ちょっと聞かせていただきました。
○
渡部正明 委員長 他にございますか。
なければ、以上で
執行部報告を終わります。
次に、その他についてございますか。
◆牧野けんじ
委員 前回の
委員会でやりとりしたんですけども、
北小岩一丁目の
スーパー堤防の地域の
コンクリート片の問題で、前回の
委員会では
北小岩一丁目の町会の班長さんに
説明されたとのことでしたけども、その後、ほかの住民の方、
権利者の方にも
説明しているという話だとか、あと上篠崎の地域の方にも
説明があったというふうにちょっとお聞きしているんですけども、ちょっとどういった形でその後
説明をしているのか、ちょっとそれを教えてください。
◎
柿澤佳昭 区画整理課長 北小岩につきましては、これから換地設計まとめるとか、それから今回のコンクリ殻に直接関係ない別の要件で、各
権利者さんにお顔を合わせる機会なんかがあったものですから、そういった機会を使ってこの東京新聞の記事なんかのことについては、ご
説明はさせていただいております。
特に問題ないことはご理解していただいていて、やっぱりその鎮静化というのは要は風評被害というのが非常に懸念をされています。地先の方もですね。実際に不動産屋さんで、やっぱり売りに出ているものに反対派の方のチラシが入っていて、見に来られたお客さんがそれを見て引いていってしまったような何か状況も目の当たりにされている
権利者さんもいらっしゃって、そういう意味では営業妨害にもなるんじゃないかという苦情めいたお話もいただいているような状況があります。
要は風評被害で、要は自分たちに不利益をこうむることがあったら、そこのところ徹底的にそこは追及したいと、責任をとってもらいたいということも言っているような
地権者の方もいらっしゃいます。
それから、上篠崎のほうに関しましては、これもいろいろとやっぱり個別に
地権者の
皆さんに寄り添ってお話をする機会がやっぱりありますので、そういう機会にお話をさせていただいたりとか、それから
区画整理の
審議の会の
委員さんもいらっしゃいますので、その
委員さんとか、それから町会長、そういった要人の方にも一応経緯はご
説明をしていて、同じように特に問題のないことは理解していただきましたし、不用な風評がなければいいねというご心配もいただいているというような状況でございます。
◆牧野けんじ
委員 情報をやっぱり明らかにするということが、安心の材料にもなるということではないかということは、前の
委員会でもそんな話もありました。やはり何かあったときに情報をしっかりと知らせるということが今後も不可欠だということを述べて終わります。
○
渡部正明 委員長 他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
渡部正明 委員長 それでは、その他、質問についても終わります。
それでは、今後の
委員会ですけども、来年は1月10日(木)、午前10時、また、2月6日(水)、午前10時をそれぞれ予定しておりますので、よろしく
お願いをいたします。
それでは、ここで年の瀬になって新たな年になるので正副でちょっとご挨拶いたします。
この1年間、臨時会以降、
建設委員会立ち上げて
執行部の
皆さん、各
委員の
皆さん、そして
事務局にもいろいろ手伝っていただいて、ここまで
審議を進めてきました。
まだまだ課題は多いんですけども、来年もみんなで頑張って一つの使命をみんなで果たしてまいりたいと思います。
委員各位、それから、今日、
皆さんの来年はご健勝にいい年迎えられますように考えております。
また、現場を統括する
皆さんは、年末年始の保全安全については、ぜひ十分な注意をしていただいて、区民生活に支障のないように一つ
お願いをしたいと思います。
この1年間、1年というか、7カ月
皆さんのおかげでありがとうございました。来年も一つよろしく
お願いします。ありがとうございました。
以上で、本日の
建設委員会を閉会します。
(午前11時06分 閉会)...