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平成30年 第4回 定例会−12月12日-04号

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  1. 江戸川区議会 2018-12-12
    平成30年 第4回 定例会−12月12日-04号


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    平成30年 第4回 定例会−12月12日-04号平成30年 第4回 定例会 平成三十年 第四回定例会 江戸川議会会議録 第十七号 第四回定例会 第四日 一 開会日時 平成三十年十二月十二日(水曜日)午後一時 二 出席議員(四十四人)   一番   岩田将和 君   二番   中津川将照君   三番   小野塚礼佳君   四番   神尾昭央 君   五番   本西光枝 君   六番   伊藤ひとみ君   七番   栗原佑卓 君   八番   野ア 信 君   九番   牧野けんじ君   十番   桝 秀行 君   十一番  笹本ひさし
      十二番  金井 茂 君   十三番  佐々木勇一君   十四番  竹平智春 君   十五番  所 隆宏 君   十六番  太田公弘 君   十七番  窪田龍一 君   十八番  中山隆仁 君   十九番  大西洋平 君   二十番  斉藤正隆 君   二十一番 大橋美枝子君   二十二番 須田哲二 君   二十三番 江副亮一 君   二十四番 中里省三 君   二十五番 堀江創一 君   二十六番 関根麻美子君   二十七番 伊藤照子 君   二十八番 中道 貴 君   二十九番 田中寿一 君   三十番  福本光浩 君   三十一番 高木秀隆 君   三十二番 藤澤進一 君   三十三番 小俣則子 君   三十四番 P端 勇 君   三十五番 須賀清次 君   三十六番 鵜沢悦子 君   三十七番 竹内 進 君   三十八番 田中淳子 君   三十九番 川瀬泰徳 君   四十番  早川和江 君   四十一番 須賀精二 君   四十二番 島村和成 君   四十三番 田島 進 君   四十四番 渡部正明 君 三 出席説明員   区長   多田正見 君   副区長  山本敏彦 君   副区長  新村義彦 君   経営企画部長        千葉 孝 君   危機管理室長        山口正幸 君   総務部長 弓場宏之 君   都市開発部長        町山 衛 君   環境部長 岩瀬耕二 君   文化共育部長        石塚幸治 君   生活振興部長        原伸文 君   福祉部長 岡村昭雄 君   子ども家庭部長        松尾広澄 君   健康部長 森 淳子 君   江戸川保健所長        渡瀬博俊 君   土木部長 立原直正 君   総務部参事        前田裕爾 君   経営企画部企画課長        近藤尚行 君   経営企画部財政課長        後藤 隆 君   教育長  斉藤 猛 君   監査委員事務局長        石原詠子 君   選挙管理委員会事務局長        米田尚義 君 四 出席区議会事務局職員   事務局長 天沼 浩 君   議事係長 三上欽司 君   主査   小澤徳一 君   書記   山沢克章 君   同    當山寛成 君   同    土屋博祥 君   書記   近藤知博 君   同    佐々木康祐君 五 議事日程  日程第一  議案の委員会報告及び表決     第八十一号議案  平成三十年度江戸川一般会計補正予算(第三号)     第八十二号議案  平成三十年度江戸川国民健康保険事業特別会計補正予算(第二号)     第八十三号議案  平成三十年度江戸川介護保険事業特別会計補正予算(第二号)     第八十四号議案  平成三十年度江戸川後期高齢者医療特別会計補正予算(第三号)     第八十五号議案  江戸川区民栄誉賞表彰条例     第八十六号議案  江戸川区特別区税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例     第八十七号議案  江戸川保育所条例の一部を改正する条例     第八十八号議案  江戸川区立児童遊園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例     第八十九号議案  江戸川区立学校設置条例の一部を改正する条例     第九十号議案  江戸川区水辺のスポーツガーデン指定管理者の指定について     第九十一号議案  江戸川区立障害者支援ハウス指定管理者の指定について     第九十二号議案  江戸川区立虹の家の指定管理者の指定について     第九十三号議案  江戸川区立みんなの家の指定管理者の指定について     第九十四号議案  江戸川区立さくらの家の指定管理者の指定について     第九十五号議案  江戸川自転車駐車場指定管理者の指定について     第九十六号議案  江戸川自転車駐車場指定管理者の指定について     第九十七号議案  平成三十年度江戸川一般会計補正予算(第四号)     第九十八号議案  平成三十年度江戸川介護保険事業特別会計補正予算(第三号)
        第五号発議案  江戸川区すくすくスクール事業条例の一部を改正する条例     第二十二号発議案  江戸川歩行喫煙及びポイ捨ての防止等に関する条例の一部を改正する条例     第三十六号発議案  江戸川国民健康保険条例の一部を改正する条例  日程第二  陳情の委員会報告及び表決   1 総務委員会      陳  情       第百五号・第百十七号・第百十九号・第百二十号   2 生活振興環境委員会      陳  情       第百十三号・第百二十五号   3 福祉健康委員会      陳  情       第百六号・第百十六号・第百十八号   4 文教委員会      陳  情       第百十五号・第百二十一号・第百二十三号・第百二十四号   5 建設委員会      陳  情       第百四号・第百八号・第百九号・第百十号・第百十一号・第百十二号・       第百十四号・第百二十六号・第百二十七号  日程第三  発議案     第三十九号発議案 固定資産税及び都市計画税減免措置の継続に関する意見書     第四十号発議案 Society5・0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書  日程第四  閉会中の委員会所管事務継続調査  日程第五  閉会中の陳情の継続審査     第百二十八号・第百二十九号                                閉  会       ───────────────────────────      午後一時開議 ○議長(藤澤進一 君) これより本日の会議を開きます。       ─────────────────────────── △日程第一 議案の委員会報告及び表決 ○議長(藤澤進一 君) 日程に入ります。  日程第一、議案の委員会報告及び表決。  第八十一号から第九十八号までの各議案並びに第五号、第二十二号及び第三十六号発議案について、総務委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。総務委員会委員長高木秀隆君。      〔総務委員会委員長 高木秀隆君登壇〕 ◎総務委員会委員長高木秀隆 君) ただいま、報告を求められました各議案について、総務委員会における審査の経過と結果の報告を申し上げます。  はじめに、全会一致で結論に至った議案について申し上げます。  第八十一号議案、平成三十年度江戸川一般会計補正予算(第三号)でありますが、今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ六億五千八百二十五万四千円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ二千四百八十七億九千八万二千円とするほか、継続費の新設及び変更、繰越明許費及び債務負担行為を追加するものであります。  以下、審査の概要について申し上げます。  まず、歳入については、特段申し上げることはございません。  次に、歳出について申し上げます。  第四款総務費、第二項徴税費に関連して、委員より、課税事務費の内容について質問があり、執行部より、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入を考えている。RPAは、単純かつ大量に行う定型業務をソフトウェアの活用により自動化し、業務の効率化を図るものである。今回は、課税課の八業務、約一万四千件分の処理への活用を考えており、作業時間約三百七十時間分の削減効果を見込んでいるとの答弁がありました。  これに対し委員より、時代の変化とともに、AIやRPAといった技術革新が進んでいる。導入後は、効果等の検証をしっかり行うとともに、OCR(光学的文字認識)など他の技術についても様々な研究を行い、更なる業務効率化、全庁的な働き方改革につなげていくよう要望されました。  次に、第十二款土木費、第三項道路橋梁費に関連して、委員より、ブロック塀等倒壊危険物除去対策費助成金の改正について質問があり、執行部より、本年六月の大阪府北部を震源とする地震を受け、八月に助成内容を拡充する改正を行った。主な拡充内容は、これまで個人所有で通学路となっている区道に面するもののみを対象としていたが、区道・国道・都道・私道も含めてすべての道路に対象を広げ、あわせて助成額についても、上限を一メートルあたり一万六千円から二万五千円に拡充したとの答弁がありました。  これに対し委員より、大阪府北部地震で学校のブロック塀が倒れ、小学生が亡くなられたが、そのような痛ましい事故を絶対に起こさないよう、倒壊する恐れのあるブロック塀等の所有者に対し引き続き本事業を勧奨していくとともに、区民への更なる周知徹底に努めることが望まれました。  次に、第八十二号議案、平成三十年度江戸川国民健康保険事業特別会計補正予算(第二号)でありますが、今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ五千七百七十一万六千円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ六百八十六億六百六十二万四千円とするほか、債務負担行為を定めるものであります。  次に、第八十三号議案、平成三十年度江戸川介護保険事業特別会計補正予算(第二号)でありますが、今回の補正予算は、債務負担行為を定めるものであります。  次に、第八十四号議案、平成三十年度江戸川後期高齢者医療特別会計補正予算(第三号)でありますが、今回の補正予算は、繰越明許費及び債務負担行為を定めるものであります。  次に、第八十五号議案江戸川区民栄誉賞表彰条例は、江戸川区民栄誉賞を新たに創設するため、表彰に関する基本的事項を定めるものであります。  委員より、区民栄誉賞の創設および今後の展開について質問があり、執行部より、本区にゆかりのある児童文学作家角野栄子さんが世界的な賞の「二〇一八年国際アンデルセン賞」の作家賞を受賞され、その功績をたたえるため、区民栄誉賞の創設をするものである。できる限り早い時期に審査会を開き、授賞式を行いたいと考えている。今後の展開については、角野栄子さんの世界観が伝わり児童文学に触れられる文学館的な施設の設置も検討していきたいとの答弁がありました。  これに対し委員より、文化・スポーツ・研究等様々な分野の方々が対象となってくることから、今後は時宜をとらえて表彰を行うためにも、対象者を決めるためのガイドライン的なものを検討していくことが要望されました。  また、施設については、角野栄子さん本人や関係者の意見も聞きながら、創意工夫を凝らし充実した施設となるための検討をしていくよう望まれました。  次に、第八十六号議案江戸川区特別区税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例は、特別区における軽自動車税環境性能割に係る非課税、課税免除及び減免に関する取扱いを、東京都における自動車税環境性能割に係る非課税、課税免除及び減免に関する取扱いと同様にするものであります。  次に、第八十八号議案江戸川区立児童遊園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、土地所有者から返還の申出があったため、江戸川区立船堀陣屋橋児童遊園を廃止するとともに、江戸川区立公園条例により設置する公園として位置付けるため、江戸川区立東小岩一丁目第三児童遊園を廃止するものであります。  次に、第八十九号議案江戸川区立学校設置条例の一部を改正する条例は、江戸川区立葛西小学校及び江戸川区立葛西中学校を施設一体型校舎とする新校舎建設工事が完了することに伴い、位置を変更するものであります。  次に、第九十号議案江戸川区水辺のスポーツガーデン指定管理者の指定について、第九十一号議案江戸川区立障害者支援ハウス指定管理者の指定について、第九十二号議案江戸川区立虹の家の指定管理者の指定について、第九十三号議案江戸川区立みんなの家の指定管理者の指定について、第九十四号議案江戸川区立さくらの家の指定管理者の指定について、第九十五号議案江戸川自転車駐車場指定管理者の指定について、及び第九十六号議案江戸川自転車駐車場指定管理者の指定についての各議案については、いずれも指定管理者の指定についての議案であることから、委員会は一括して審査を行いました。  委員より、指定管理者選定方法について質問があり、執行部より、平成二十七年度に運用指針を定め、原則公募を行うことになっているが、指定期間終了前に実施する評価において、高い評価を得た場合は、公募によらない選定を行うことができるとの答弁がありました。  これに対し委員より、安定した事業運営がなされるための継続性も大事ではあるが、一方、サービス向上のためには、一定の競争原理の観点も必要と考える。その点を踏まえ、本区の施設が民間活力を活用し、より良い区民サービスが提供できるよう取り組んでいくことが望まれました。  また委員より、第九十五号及び第九十六号議案に関連して、自転車駐車場指定管理者選定理由について質問があり、執行部より、一之江駅及び瑞江駅周辺の指定管理者については、現在、業務委託により携わっている事業者であり、これまで放置自転車対策に積極的に取り組んできた、その実績を踏まえた提案がなされている。  また、小岩駅及び京成小岩駅周辺の指定管理者については、周辺環境を鑑みた供用時間の延長や、駅から離れた駐輪場については、使用料を低く設定するなどの提案がなされているとの答弁がありました。  これに対し委員より、自転車駐車場は、通勤通学などで多くの区民の方が利用されている施設である。指定管理者になることにより、これまで以上に利用者の利便性向上に努めていくよう望まれました。  次に、第九十七号議案、平成三十年度江戸川一般会計補正予算(第四号)でありますが、今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ三億五千三十一万四千円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ二千四百九十一億四千三十九万六千円とするものであります。  次に、第九十八号議案、平成三十年度江戸川介護保険事業特別会計補正予算(第三号)でありますが、今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ九百七万七千円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ四百四十一億二百七十六万一千円とするものであります。  委員会は、第九十七号及び第九十八号議案については、いずれも現員現給に基づいた執行見込みに伴う、職員給与費補正予算であることから、一括して審査を行いました。  委員会は、以上の各議案について、慎重審査の結果、いずれも全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、意見の分かれた議案について申し上げます。  第八十七号議案江戸川保育所条例の一部を改正する条例は、社会福祉法人えどがわによる運営に移行するため、江戸川新田第二保育園を廃止するものであります。  一委員より、これ以上、区立保育園の廃止はするべきではないという立場から、本議案には反対であるとの意見表明がありました。委員会は、反対意見のあった第八十七号議案について、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。  次に、第五号、第二十二号及び第三十六号発議案につきましては、いずれも結論に至らず、さらに検討の要がありますので、議会閉会中の継続審査をお認め願う次第であります。  以上をもちまして、当委員会の報告を終わります。 ○議長(藤澤進一 君) お諮りします。  ただいまの委員長報告について、質疑並びに討論を省略し、委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。      〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤澤進一 君) 何号に異議がありますか。      〔「第八十七号に異議があります」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤澤進一 君) お諮りします。  異議があります、第八十七号議案を除く他の議案並びに第五号、第二十二号及び第三十六号発議案について、委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤澤進一 君) ご異議なしと認めます。したがって、第八十一号から第八十六号及び第八十八号から第九十八号までの各議案は、いずれも原案のとおり決定しました。  また、第五号、第二十二号及び第三十六号発議案についても、委員長報告のとおり、議会閉会中の継続審査とすることに決定しました。  次に、異議がありました議案について採決いたします。  第八十七号議案江戸川保育所条例の一部を改正する条例について、原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(藤澤進一 君) 起立多数であります。  したがって、第八十七号議案は、原案のとおり決定しました。       ─────────────────────────── △日程第二 陳情の委員会報告及び表決 ○議長(藤澤進一 君) 日程第二、陳情の委員会報告及び表決。  先に生活振興環境委員会福祉健康委員会及び文教委員会に付託した各陳情については、各委員会委員長よりお手元に配付した文書表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありますので、委員長報告を省略し、議会閉会中の継続審査を許すことにご異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤澤進一 君) ご異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  次に、総務委員会に付託した各陳情について、総務委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。総務委員会委員長高木秀隆君。      〔総務委員会委員長 高木秀隆君登壇〕 ◎総務委員会委員長高木秀隆 君) ただいま、報告を求められました各陳情について、総務委員会における審査の経過と結果の報告を申し上げます。  まず、結論に至ったものより申し上げます。  第百十九号、固定資産税及び都市計画税軽減措置の継続について意見書の提出に関する陳情及び第百二十号、固定資産税及び都市計画税軽減措置の継続について意見書の提出に関する陳情は、いずれも小規模住宅用地に対する都市計画税を二分の一とする軽減措置と小規模非住宅用地に対する固定資産税及び都市計画税を二割減額する減免措置、並びに商業地等における固定資産税及び都市計画税について、負担水準の上限を六十五パーセントに引き下げる減額措置を、それぞれ平成三十一年度以後も継続するよう、東京都に対して意見書の提出を求めるものであります。  委員会は、第百十九号及び第百二十号陳情を一括して慎重に審査を行った結果、景気は緩やかに拡大傾向にあるが、中小企業を取り巻く環境は依然として厳しい状況であり、身近な地域経済においては、景気の回復を十分に実感するまでには至っていないことから、区民生活小規模事業者の経営の安定に寄与している本制度の継続を求める第百十九号及び第百二十号陳情の願意は妥当であるとの結論に達し、一括採決の結果、全会一致、採択すべきものと決定した次第であります。  なお、第百十九号及び第百二十号陳情に関連して、発議案を提出してありますので申し添えます。  次に、第百五号及び第百十七号の各陳情については、鋭意審査を行いましたがいずれも結論に至らず、さらに検討の要がありますので、議会閉会中の継続審査をお認め願う次第であります。
     以上をもちまして、当委員会の報告を終わります。 ○議長(藤澤進一 君) お諮りします。  ただいまの委員長報告について、質疑並びに討論を省略し、委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤澤進一 君) ご異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  次に、建設委員会に付託した各陳情について、建設委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。建設委員会委員長渡部正明君。      〔建設委員会委員長 渡部正明君登壇〕 ◎建設委員会委員長渡部正明 君) ただいま、報告を求められました各陳情について、建設委員会における審査の経過と結果の報告を申し上げます。  まず、結論に至ったものより申し上げます。  はじめに、第百十二号、江戸川区の区営住宅に「同性パートナー」も入居できるよう求める陳情でありますが、本陳情は、本区において、同性パートナー同士区営住宅に入居できるよう、区営住宅条例の改正等を求めるものであります。  委員会は、慎重に審査を行った結果、安定した住まいの確保は、生活を営む上で必要不可欠であり、その権利は性的指向・性自認にかかわらず等しく保障されるべきである。性的マイノリティの方々に対する偏見や差別をなくし、すべての人が対等・平等に人権を尊重され、安心して豊かな生活を送ることができるよう、性の多様性への理解促進を図る取組みが必要である。  本来、パートナーシップに関わる施策については、法整備が待たれるところであるが、多様性を尊重する地域社会の実現に向けた第一歩として、社会状況の変化に対応した取組みを推進することは大変重要であることから、第百十二号陳情の願意は妥当であるとの結論に達し、全会一致、採択すべきものと決定した次第であります。  次に、第百八号、第百九号、第百十号、第百十一号、第百十四号、第百二十六号及び第百二十七号の各陳情については、鋭意審査を行いましたが、いずれも結論に至らず、さらに検討の要がありますので、議会閉会中の継続審査をお認め願う次第であります。  なお、第百四号陳情については、鋭意審査を重ねてまいりましたが、結論には至りませんでした。  以上をもちまして、当委員会の報告を終わります。 ○議長(藤澤進一 君) お諮りします。  ただいまの委員長報告について、質疑並びに討論を省略し、委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤澤進一 君) ご異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。       ─────────────────────────── △日程第三 発議案 ○議長(藤澤進一 君) 日程第三、発議案。  第三十九号発議案を議題とします。事務局長発議案を朗読させます。      〔天沼事務局長朗読〕       ─────────────────────────── 第三十九号発議案    固定資産税及び都市計画税減免措置の継続に関する意見書  上記の議案を提出する。   平成三十年十二月十二日  江戸川議会議長     藤 澤 進 一 殿                   発議者 江戸川議会議員 笹 本 ひさし                                太 田 公 弘                                江 副 亮 一                                堀 江 創 一                                福 本 光 浩                                高 木 秀 隆                                瀬 端   勇                                竹 内   進                                須 賀 精 二       ─────────────────────────── ○議長(藤澤進一 君) 発議者の趣旨説明を求めます。二十五番、堀江創一君。      〔二十五番 堀江創一君登壇〕 ◎二十五番(堀江創一 君) ただいま、上程されました第三十九号発議案につきまして、発議者を代表し、案文の朗読をもちまして、趣旨の説明にかえさせていただきます。  固定資産税及び都市計画税減免措置の継続に関する意見書  政府の平成三十年度の経済見通しにおいて、「民需を中心とした景気回復が見込まれる」とされているものの、区民や小規模事業者を取り巻く環境は、長期的な景気低迷による影響、海外経済の不確実性、相次いでいる自然災害の経済に与える影響、後継者不足など、依然として様々な危機にさらされています。  こうした中、東京都が実施している小規模住宅用地に対する都市計画税軽減措置、小規模非住宅用地に対する固定資産税及び都市計画税減免措置、及び商業地等における固定資産税及び都市計画税について負担水準の上限を六十五パーセントに引き下げる減額措置は、厳しい経営状況にある小規模事業者等の多くがその適用を受けております。  東京都の独自施策として定着しているこれらの軽減措置を廃止することになれば、小規模事業者の経営や生活はさらに厳しいものになり、ひいては地域社会の活性化や景気の回復に大きな影響を及ぼすことが懸念されます。  よって、江戸川区議会は、東京都に対し、下記の事項を平成三十一年度以後も継続するよう強く要望します。  記  一 小規模住宅用地に対する都市計画税を、二分の一とする軽減措置を行うこと。  二 小規模非住宅用地に対する固定資産税及び都市計画税を、二割減額する減免措置を行うこと。  三 商業地等における固定資産税及び都市計画税について負担水準の上限を六十五パーセントに引き下げる減額措置を行うこと。  以上、地方自治法第九十九条の規定により、議長名をもちまして、東京都知事あて意見書を提出するものであります。  全会一致の御賛同をくださるようお願い致しまして、趣旨の説明を終わらせていただきます。 ○議長(藤澤進一 君) ただいまの説明によりご了承を得たことと思いますので、質疑並びに討論を省略し、原案のとおり直ちに決するにご異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤澤進一 君) ご異議なしと認めます。したがって、第三十九号発議案は原案のとおり決定しました。  次に、第四十号発議案を議題とします。  事務局長発議案を朗読させます。      〔天沼事務局長朗読〕       ─────────────────────────── 第四十号発議案    Society5・0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書  上記の議案を提出する。   平成三十年十二月十二日  江戸川議会議長     藤 澤 進 一 殿                   発議者 江戸川議会議員 栗 原 佑 卓                                笹 本 ひさし                                金 井   茂                                所   隆 宏                                大 西 洋 平                                江 副 亮 一                                堀 江 創 一                                中 道   貴                                福 本 光 浩                                鵜 沢 悦 子                                竹 内   進                                須 賀 精 二                                渡 部 正 明       ─────────────────────────── ○議長(藤澤進一 君) 発議者の趣旨説明を求めます。二十八番、中道 貴君。      〔二十八番 中道 貴君登壇〕 ◎二十八番(中道貴 君) ただいま、上程されました第四十号発議案につきまして、発議者を代表し、案文の朗読をもちまして、趣旨の説明にかえさせていただきます。  Society5・0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書  Society5・0の時代は、これまで以上に人間が中心の社会であり、読解力や考える力、対話し協働する力など、人間としての強みを活かして一人一人の多様な関心や能力を引き出すことが求められています。  そのためには、これまでの日本の教育の良さを活かしつつ、AI、IoT等の革新的技術をはじめとするICTなどの活用による新たな教育の展開が不可欠です。  そのような中、一人一人の興味関心や習熟度に対応した、公正に個別化・最適化された学びを可能にするだけでなく、データ・進捗管理に伴う教員の負担軽減にもつながる「EdTech」イノベーションの波が世界各国の教育現場に及んでおり、「学びの革命」が進んでいます。  EdTechを学校教育現場で活用するには、前提としてICT環境の整備が不可欠です。  しかし、我が国の学校教育現場におけるICT環境の整備実態(通信容量・PCのスペック・台数等)は自治体間格差も大きく、このままでは生徒全員が十分にEdTechを活用することが困難な状況です。  よって、江戸川区議会は、政府に対し、下記の事項を実現するよう強く要望します。  記  一 二〇一八年度から二〇二二年度まで行うことになっている地方財政措置について、自治体においてICT環境整備に向けられるよう、周知徹底を図るとともに、より使い勝手の良い制度にするなど、一層の拡充を行うこと。  二 ICTを活用した教育を推進するために、教員や児童生徒のICT利活用を援助する役割がある「ICT支援員」の配置が進むよう、周知徹底を行うとともに、教員向けの研修等の充実を図ること。  三 「公正に個別最適化された学び」を広く実現するため、学校現場と企業等の協働により、学校教育において効果的に活用できる「未来型教育テクノロジー」の開発・実証を行い、学校教育の質の向上を図ること。  以上、地方自治法第九十九条の規定により、議長名をもちまして内閣総理大臣、総務大臣、文部科学大臣、経済産業大臣あて意見書を提出するものであります。  全会一致の御賛同をくださるようお願い致しまして、趣旨の説明を終わらせていただきます。 ○議長(藤澤進一 君) ただいまの説明によりご了承を得たことと思いますので、質疑並びに討論を省略し、原案のとおり直ちに決するにご異議ありませんか。      〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(藤澤進一 君) 異議がありますので、採決します。  第四十号発議案、Society5・0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書について、原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(藤澤進一 君) 起立多数であります。したがって、第四十号発議案は原案のとおり決定しました。       ─────────────────────────── △日程第四 閉会中の委員会所管事務継続調査 ○議長(藤澤進一 君) 日程第四、閉会中の委員会所管事務継続調査。  本件については、各常任委員会委員長並びに議会運営委員会委員長より、お手元に配付した文書表のとおり、議会閉会中の継続調査の申し出がありますので、これを許すことにご異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤澤進一 君) ご異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。       ─────────────────────────── △日程第五 閉会中の陳情の継続審査 ○議長(藤澤進一 君) 日程第五、閉会中の陳情の継続審査。  ただいままでに受理した陳情は、お手元に配付した文書表のとおり、それぞれ関係委員会に付託し、議会閉会中の継続審査を許したいと思いますが、これにご異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤澤進一 君) ご異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。       ─────────────────────────── ○議長(藤澤進一 君) 以上で本日の日程は全て終了しました。  なお、附属機関委員については、お手元に配付した文書表のとおり推薦しますので、ご了承願います。       ─────────────────────────── ○議長(藤澤進一 君) 区長の挨拶を許します。多田区長。      〔区長 多田正見君登壇〕 ◎区長(多田正見 君) 先月二十七日から本日までの十六日間にわたり、ご提案いたしました補正予算等議案をはじめ、陳情あるいは発議案などにつきまして、精力的な審議を経て、それぞれご決定をいただきました。厚く御礼を申し上げます。  また、本区が直面する諸課題につきまして、様々な角度からご意見をいただきました。今後の区政運営にあたり、十分に意を尽くしてまいりたいと考えております。  現在は、新年度予算編成の真っただ中にあります。依然、区を取り巻く課題は山積しておりますが、創意工夫をもって編成作業にあたり、住民福祉の増進と、地域の更なる発展に資する区政実現に取り組んでまいります。  議員の皆様方におかれましても、一層のご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。  師走を迎え、寒さも厳しさを増してまいりましたが、皆様にはご健勝で良き年を迎えられますよう、心からお祈り申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。  ありがとうございました。       ─────────────────────────── ○議長(藤澤進一 君) 去る十一月二十七日から十六日間にわたる各位のご労苦とご努力に対し、深甚なる謝意を表します。  以上で、平成三十年第四回江戸川区議会定例会を閉会します。      午後一時三十五分閉会                   議長    藤澤進一                   副議長   伊藤照子                   署名議員  窪田龍一                   署名議員  中里省三...