〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
川瀬泰徳 委員長 それでは、そのようにいたします。
次に、
執行部より
報告があります。
福祉部、お願いいたします。
◎白木雅博 福祉推進
課長 改めまして、私のほうから
執行部報告、情報提供ということでございます。お手元にペーパーを配らせていただいてございますが、表題「なごみの家」の
運営事業者の決定ということでございます。ペーパーにございますとおり、来年31年4月開設に向けまして、左下の地図のちょうど真ん中、網を濃くかけた8番のエリアでございます。一之江のエリアにつきまして、先日9月18日よりプロポーザル公募をかけさせていただきまして、結果2番に書いてございますとおり、事業者が決定したということでございまして、決定事業者が区内事業者さんでございますが、株式会社ウメザワさんということで、主に学習塾ですとか訪問介護と看護といった福祉系の事業も携わっていただいている事業者さんでございます。
なお、設置場所については今現在確定できてございませんが、いずれにしても来年4月の開設に向けまして、設置場所も含めて、遺漏のないよう、準備を進めていただく方向で今協議、
お話をさせていただいているところでございます。
なお、こちらのプロポーザルの結果につきましてはまだ
公表されてございませんが、予定では12月7日、今週の金曜日にホームページに一般公開をさせていただく予定でございます。
◎大澤樹里 発達障害相談センター長 私のほうからは
講演会の開催についてということの情報提供でございます。
講演会のテーマでございますけれども、感情のコントロールが苦手な
子どもの理解と
支援ということで家庭でできるアンガーマネジメントというサブタイトルをつけてございます。目的は小学生から中学生の学齢期のお子さんをお持ちの
保護者の方が
子どもの発達特性を理解してそれぞれのお子さんに合ったかかわりができるように、特に感情のコントロールが苦手なお子さんについてのかかわり方や家庭で取り組めることを学ぶということを目的に開催いたします。日時でございますが、今週の土曜日ということになってございます。会場はグリーンパレスで行わせていただきます。講師の先生は、キレる
子どもなんていうタイトルでたくさん著書を書かれていらっしゃいます早稲田大学の本田恵子先生に来ていただくということでございます。対象は小学生から中学生までのお子さんをお持ちの
保護者の方と関心のある方ということで100名を予定しているところでございます。周知の方法は広報えどがわ等々、あと裏面にチラシのほう載せさせていただいておりますが、このようなチラシを配布させていただいて募っているところでございます。
委員の皆様におかれましてもご関心のある方、お声がけいただければと思っております。
○
川瀬泰徳 委員長 それでは、ただいまの
報告について、何かご質問がございましたら、どうぞ。
◆
小俣則子 委員 なごみの家の
運営事業者の決定についてなんですけれども、プロポーザルということで決定されたんですが、何社ぐらいプロポーザルに応募したのかということです。それと株式会社ということでいろいろな事業をやってらっしゃるということなんですが、株式会社でも全然問題ないということですよね。そのことを確認させてください。
◎白木雅博 福祉推進
課長 まず公募の
関係でございますが、今回は1社からの応募ということでございます。それから、決定事業者につきましてはプロポーザルでも法人ということで公募をかけてございますので、それが社会福祉法人であっても、株式会社であっても特に支障があるものではございません。あくまでもその提案内容を見させていただいた上で決定をさせていただいたというところでございます。
◆
小俣則子 委員 なごみの家が一番最初に社会福祉協議会が中心になってということだったんですが、なかなか1社しか応募しなかったという点では非常にいろいろハードルが高いんでしょうかね。それともこういう事業をやっていくということが、その辺は私ちょっとわからないんですが。1社だというのはちょっと残念だったなと思うので。
◎白木雅博 福祉推進
課長 実際のところはわからないんですけど、あくまでもこちら側の推測としては今年の4月に一気に4カ所既にもう開設してしまってということと、あと
地域性みたいなものもあるのかなというのは、区としては
考えてございますが、それが真実を映し出しているかどうかというのはわからないところでございます。実際請け負っていただいている事業者さんからはやりづらいとかそういった
意見は一切出ていないというのが現状でございます。
○
川瀬泰徳 委員長 ほか、いかがですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
川瀬泰徳 委員長 では、以上で
執行部報告を終わります。
次に、その他について何かございますか。
◆竹平智春
委員 私のほうから以前もその他で質問させていただいた風疹のことでちょっとお伺いしたいと思います。
今回の11月1日から対象も拡大されて、大変喜ばしいことだというふうに思います。ただ、まだまだやはり現実区民の方に知られていないという現状を私も感じる次第なんですけれども、そこで区としてどのように周知のほうを進めているのか、それと今この流行の区内の
状況がわかれば教えていただきたいと思います。
◎
西山裕之 保健予防課長 区内の風疹の届け出
状況なんですけれども、私のほうから風疹の患者さんの届け出
状況の説明をさせていただきます。先週の水曜日の時点におきまして、これは最新情報なんですけれども、届け出数23名でございます。
◎小泉京子 健康サービス
課長 現在、周知の方法といたしましては広報等、ホームページで周知をさせていただいております。また医療機関についても
継続して産科医療機関も含め、周知をさせていただいております。また抗体
検査のほうなんですが、現時点、
前回の前年度よりも非常に抗体
検査実施の数は伸びておりまして、10月だけで約700件の抗体
検査を受けております。その中で10月現在ですけれども、60件相当の予防接種等も行っておりますので、必要な方に今現在、周知、接種等、
検査もさせていただいているという
状況でございます。
◆竹平智春
委員 わかりました。大変、広報、私もしっかりとこういう制度がある、拡大したことも周知をということで前々回も
お話をさせていただいて、健康部としても区民ニュースをつくってくださったようで、私も早速見させていただきましたけど、大変わかりやすく、これ多くの方が見てもらえると、本当に風疹の感染の怖さだとか、そういうものもわかりますし、大変いいものができたなというふうに思っているところでございます。
ただ、やはりさっきも申し上げたように、まだ知らない方もいたりということもありまして、特に今、39歳以上の男性の罹患の方も多いということで抗体の弱い世代という、予防接種を受けていない、機会が少なかったそういった方々がいます。ここの中にも39歳以上の方、ほとんどなのかと思うんですけれども、そういったことでやはり妊婦さんが風疹にかからないようにするためには、やはりパートナーももちろんのこと、私
たちここにいる皆さんもそうですけど、そういった抗体を持っていない方々がしっかりと
検査を受けて、そして予防接種を受けていくということが、この流行に終止符を打つということだというふうに思っております。
ですので、今しっかりと医療機関、産科機関でも周知をする、またホームページ、広報でもということなんですけども、やはり妊婦さんが感染する前にということが重要かというふうに思います。例えば婚姻の届け出を出したときとか、そういった早めの段階で妊娠してからということではなくして、早めの周知が必要だというふうに思いますので、そこら辺も
考えていただきたいということと、またその企業とかそういったところにも、ここは今健康部かもしれませんけれども、そういったところで働いている
人たちにもこの周知が大変重要かと思いますので、そこら辺の周知もしっかりと行っていただきたいと思います。また妊婦さんへの周知、これから非常に寒くなってきます。飛沫感染、接触感染でこの感染はなっていきますので、風邪がはやる前、せきが出る前にしっかりと周知をしていただくことと、お母さん方にマスク、手洗いの励行だとか、そういうものも周知していただきたいというふうに思いますので、そこら辺ぜひよろしくお願いをしたいと思います。
国も公明党としてもしっかりとここら辺は拡大を防ぐためのいろいろと提案をしていまして、厚労省もこの抗体が弱い世代の男性に対しては
検査、それから予防接種も原則無料化をすることを検討しているということも聞いてございますので、またしっかりと国の動向を見ていただき、区民の方々への周知、そして何と言っても胎児への健康、命を守る観点で重要ですので、周知のほうをよろしくお願いしたいと思いますので、要望させてもらいます。
◆
小俣則子 委員 本会議で保育の質に関連して幾つか質問させていただいたんですが、ちょっと確認させていただきたいと思います。部長のほうから指導、
検査、監査の充実ということで、それを今行っているという答弁があったんですけれども、今年の実際の保育園の数からすると、どのぐらいのところに指導、
検査、また都の監査が行かれているのかということなんですが。それで以前にもお聞きしたときは、大したことのない指導の中身がそれほど問題はなかったというようなことをお聞きしたんですけども、今年度中、まだ来年の3月まであるんですけども、どのぐらい予定しているのかということです。
◎浅見英男 子育て
支援課長 今年度、保育施設20カ所を予定しております。それで今現在は14カ所入りまして、残り3月までに6カ所入る予定でございます。
◆
小俣則子 委員 全体の分母はいろいろな認可外とか入れるとかなりの数になっちゃうんですけれども、認可外も東京都は時折数は少ないんですけども行っているんですけど、
江戸川区の場合も行ってらっしゃるのでしょうか。
◎浅見英男 子育て
支援課長 お話がありましたように、東京都が権限を持って立ち入りしております。それに区が立ち合いという形で同行しております。
それから、分母は、認可外の施設も含めると全体としては200カ所弱ぐらいございます。
◆
小俣則子 委員 その点で9月に東京新聞で実地
検査がまだ東京都全体で、これは多分認可だけだと思うんですが、46%とあったんですが、あなたの街の保育の質は大丈夫という記事が載っていたんです。今度、
児童相談所もできるということもあって、本当に
子どもの命を預かる施設としてはぜひ十分対応していただきたいと思います。
もう1点なんですけれども、企業主導型保育について、これは朝日新聞が先月出したんですけれども、企業主導型が定員が割れているだとかいう中で、朝日新聞が具体的な
調査をしたら、23区中1区以外は企業主導型の数を把握していないと回答したと書いてあるんですが、
課長に確認したら
江戸川区の場合は把握されているし、この朝日新聞の報道はちょっと違うのかなと思ったんですが、把握した中身といいますか、この記事によるとあいている数が多いとかいうのが載っていたんですが、その辺は
江戸川区はどうなんでしょうか。
◎浅見英男 子育て
支援課長 区のほうで把握しているのは児童育成協会というところが管轄、届け出とかの受理をしているんですけども、そこがホームページに各
自治体ごとの数と定員を
公表しております。ですから、定員と事業者数はわかっておりますけども、実際に例えば各園が従業員枠が何名で、そのうち、どのぐらい埋まっているかとか、その辺は個々には把握しておりません。
◆
小俣則子 委員 企業主導型そのものが国が直接ということなので、
自治体とかかわらないというところに危なさを私も感じているんですけれども、これから先、
江戸川区の
子どもたちがほとんど企業主導型にも入るので、ぜひチェックはしていただきたいなというふうに思います。
それと、あともう1点なんですが、来年14カ所の認可保育園を設置するということで、いろいろ進めていると思うんですが、具体的には認可の園をつくるというときに
江戸川区がチェックする項目というんでしょうか、都に推薦するわけです、今の段階では東京都が認可するので、
江戸川区が調整していくその点の、交通安全ここで大丈夫なのという声も聞いているところもあるので、その辺のチェックの仕方というか、どういうところをチェックされているのか教えていただければと思います。
◎浅見英男 子育て
支援課長 一番重視しているのは、既存の保育園の保育の内容です。そこは必ず確認してきちんとした保育が行われているかどうかを確認しております。それから、あとは今
お話がありましたように設備面で、例えば園庭とか、園庭がとれなければ
連携の公園までどのぐらいかとか、交通の
状況とか、あとは建物の基準とか、その辺をきちんと確認しております。
◆
小俣則子 委員 やはり繰り返しになりますが、小さな
子どもたちを預かる、育てるというところなので、しっかりと環境、また今言いました保育の内容とか、そういうのをチェックして推薦するというか、そういう方向性でしていただきたいなと思います。
○
川瀬泰徳 委員長 よろしいですか。
それでは今後の
委員会でございますけれども、12月は18日(火)、午前10時を。1月は10日(木)、午前10時を。また、本日の
委員長会で決定次第、
事務局より連絡いたしますが、2月は6日(水)、午前10時を、それぞれ予定しておりますので、よろしくお願いをいたします。
以上で、本日の
福祉健康委員会を
閉会いたします。
(午前10時52分
閉会)...