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  1. 江戸川区議会 2018-12-05
    平成30年12月 建設委員会−12月05日-09号


    取得元: 江戸川区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成30年12月 建設委員会−12月05日-09号平成30年12月 建設委員会 平成30年12月 建設委員会会議録 ■ 江戸川区情報公開条例第7条第2号(個人に関する情報)等により不開示とする部分は、「・・・・・・」で表示し、非公開としました。 ●日時 平成30年12月5日(水) ●開会 午前10時00分 ●閉会 午前11時26分 ●場所 第5委員会室 ●出席委員( 8人)   渡部 正明 委員長   所  隆宏 副委員長   岩田 将和 委員   小野塚礼佳 委員   牧野けんじ 委員   中山 隆仁 委員   伊藤 照子 委員   鵜沢 悦子 委員 ●欠席委員( 0人)  ●執行部     町山 衛  都市開発部長
      立原直正  土木部長    外、関係課長 ●事務局   書記 土屋 博祥 ●案件  1 陳情審査 第112号…採択(全会一致)     第104号…結論に至らず審査未了     第108号・第109号・第110号・第111号・第114号・     第126号・第127号…継続  2 所管事務調査…継続  3 執行部報告  (1)総武快速線 新小岩駅のホームドア使用開始時期について  (2)平井五丁目駅前地区第一種市街地再開発事業の組合設立認可について  (3)春江橋人道橋の鋼管橋脚における損傷について                      (午前10時00分 開会) ○渡部正明 委員長 ただいまから建設委員会を開会します。  署名委員に、牧野委員、中山委員、お願いをいたします。  本日の陳情審査の進め方ですが、はじめに、今定例会で新たに付託されました第126号及び第127号陳情について審査をいたします。  ともに、本日が初めての審査となりますので、陳情文の朗読と、資料要求程度にとどめることといたします。  その次に、第112号陳情について、各会派の意見開陳の後、結論を出したいと思います。その後、受理番号順に順次審査いたしますが、104号陳情については、審査の冒頭に各会派から結論を出すことができるかどうかについて、ご意見をいただきます。  また、108号及び109号陳情については、ともにスーパー堤防の構造に関する陳情であることから、審査の効率化を図るため、一括して審査をしたいと思いますが、それぞれこのとおり進めてよろしいでしょうか。いかがでしょうか。 ◆牧野けんじ 委員 今、おっしゃった一番最後の108号と109号をまとめて審査という件について、年度の、期の最初のほうでまとめるというような事例は私も聞いたことがあるんですけども、審査を進めてきて、こういうタイミングでまとめるという部分について、少しご説明いただければと思います。 ○渡部正明 委員長 本数が、各陳情の案件の件数が、このある程度委員会の中で議論できる、そういうボリュームの問題がありました。それと同時に、新たに付託されていくものも含めて、審査件数が増えてきました。その中で、今回の108号及び109号については、ともにスーパー堤防の構造に関する30Hを中心とした構造上の問題について審議をいただくことになりますので、それぞれ、ある意味では重複するところが非常に多い、そういう意味でできましたら、この2件については一緒に審査をしていただくことが繰り返しにならなくていいのかなという判断がありまして、お願いをいたしました。もし、それぞれで難しいという部分があれば、おっしゃっていただいていいと思いますけども、基本的には、この内容、正副で諮りまして、見ましたけども、中身としては構造上の問題について共通した陳情と判断をしましたので、今日、こうやってお願いをした次第です。確かに年度はじめ、当然、その動向では順次出てきたものを、順次号数ごとに陳情審査していくのは当然です。ただ、やっぱり、年度の真ん中から終わりになってきて、本数的に重なってくる、それから、同じような案件で出てきたものについては、極力一緒に質疑、応答も含めてしていただく、効率化を図りたいと思いまして、ここで本数が大分増えてきましたので、そのようにお願いをしたいと思いまして、今日、皆さんにお願いをした次第です。いかがでしょうか。 ◆牧野けんじ 委員 これまで、それぞれ別個に審査をしてきたということだったり、その陳情にやはり署名が添えられているという点、800筆を超える署名を添えて、それぞれ添えていただいているという点からも、できれば、個別に審査をするということは、望ましいという思いもありますけども、確かに、今議会で付託される陳情もありますので、その2本をまとめるということで了承したいと思います。 ○渡部正明 委員長 ありがとうございます。ぜひ、それではそのように進めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  なお、今定例会が、陳情から1年経過して、審査期限であります第104号陳情については、本日結論が出なければ、議会運営委員会の申し合わせにより、閉会中の継続審査の申し出はしません。未了となりますので、ご承知おきください。お願いをいたします。  それでは、各陳情の審査に入ります。  はじめに、新たに付託されました第126号、スーパー堤防の安全性を伝えるために高規格堤防沈下観測値ホームページに掲載することを求める陳情について審査いたします。 事務局に、陳情文の朗読と署名追加の報告をさせます。 ◎区議会事務局   スーパー堤防の安全性を伝えるために高規格堤防沈下観測値ホームページに掲載することを求める陳情          (建設委員会付託) 受理番号  第 126 号    受理年月日 平成30年11月21日                  付託年月日 平成30年11月30日 陳 情 者  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・        ・・・・ 陳情原文  江戸川区では、高規格堤防整備事業土地区画整理事業が一体で実施される際の大規模な盛土工事が北小岩一丁目東部地区も含めて、いくつかの地区で行われてきています。  高規格堤防は、計画を超える洪水に対しても破堤することがない、安心で安全な堤防であることが謳われています。高規格堤防の構造や工法が法令等により定められていて、堤防の幅や高さの30倍程度でゆるやかな斜面となるとても大きな盛土になっています。そして、その堤防の上は通常の利用を許容していて、地権者が住居を建築して居住できる河川区域とされています。  一方、一般的には新規の盛土は、地盤の安定性や強さの観点からは自然の土地と比べて不安があると言われています。そのことは新規の盛土で造られた堤防の上に居住することになる区民にとっては、とても重大な関心事であると考えられます。そのためも含め、北小岩一丁目東部地区の事業では沈下板というものを施工区域内に設置し、既存地盤の地盤高さや盛土の厚さの経時変化を継続的に観測していると聞いています。  高規格堤防整備を区内の対象河川で推進していこうとしている江戸川区には、区民が居住することになる堤防の上の土地の安全性を確保し、なおかつ監視・周知する重要な役割があるといえます。区民の安全・安心を謳う高規格堤防等の盛土については、その沈下観測の位置や測定値をホームページ上で一般の閲覧に供することによって、高規格堤防を推進する施策への区民の共感を得るようにすることができると考えます。  つきましては、下記のとおり陳情いたします。                   記  江戸川区内のすべての高規格堤防整備事業等による盛土について、地盤高さ及び沈下量の観測位置及び観測値を数値も含めてホームページに掲載するように求める。  続きまして、署名の追加がございましたので、報告をさせていただきます。  こちらの第126号陳情ですが、11月30日付で印あり1人、印なし25人の追加がございました。  陳情文書表陳情者名の後ろに、外1人(25人)と追記をお願いいたします。 ○渡部正明 委員長 ただいま読み上げました第126号、これに資料要求がありましたらお願いをいたします。 ◆牧野けんじ 委員 126号についてですが、沈下観測の測定値をということなんですが、ここに出てくる沈下板を置いて、その経過を観測しているということですので、この沈下板がどういうものかというのがわかるような写真、実際にこの北小岩の地域に据えられている沈下板そのものを設置するときに、写真をもし撮っているようなことがあれば、そのものを示していただくといいと思うんですけども、その沈下板の姿とどのように観測をするのかという、観測の概要ですかね、それももし何か図解で示せるようなものであれば、ちょっとわかりやすく観測の仕方を示していただくような、そういう資料を提供していただければと思います。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 これ、国の江戸川河川事務所で実施していることですので、そちらに問い合わせながら、用意をさせていただこうと思います。 ○渡部正明 委員長 牧野委員よろしいですか。  それでは、他にございませんでしょうか。  他にないようでしたら、本日は継続とし、閉会中の継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第127号、上篠崎一丁目北部土地区画整理事業の施工区域の既存地盤調査に関する陳情について審査いたします。  事務局に、陳情文の朗読と署名の追加を報告させます。 ◎区議会事務局   上篠崎一丁目北部土地区画整理事業の施工区域の既存地盤調査に関する陳情                        (建設委員会付託) 受理番号  第 127 号     受理年月日 平成30年11月21日                  付託年月日 平成30年11月30日 陳 情 者  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・        ・・・・ 陳情原文  上篠崎一丁目北部地区では、北小岩一丁目東部地区と同様のスーパー堤防と一体の土地区画整理事業が仮換地を迎える段階になっています。北小岩一丁目東部地区では高規格堤防工事の後、江戸川区による上面整備工事終了後、住民への引き渡し直前に地盤の強度不足があることがわかり、地盤調査、対策工事、補償等が行われました。強度不足はサーチャージプレロード)により圧密を促進したはずの既存地盤にも広く存在していました。  土地区画整理事業においては照応の原則があるものの、一般には従前の場所とは異なる場所に換地が行われ、住民は仮換地指定された場所に住居を再築し居住することになります。仮換地指定がなされ、使用収益が開始されようとするときに、仮換地先の地盤に強度不足の問題が生じるなどということは、住民にとっては、本当にそこに住むことができるのだろうかといった、とんでもなく大きな不安が生じることになります。再発防止をうたう国の検討会まとめ(案)には施工方法や調査方法の具体的な定めはなく、このままでは上篠崎の事業においても問題を生じた北小岩一丁目と同じような不具合が起こらないとも限りません。  上篠崎の住民の方たちが心から認められ、十分な安心を得られるように、施工者としての江戸川区には万全の体制で事業に臨む姿勢が必要不可欠であるといえます。地盤の目標値や改良手法を明確化すること、盛土工事中の地盤の確認を行うことはもちろん必要ですが、なにより事業の具体的な仮換地指定を行う前に、整地や盛土の工事前の既存の地盤の形状や既存の地盤の強度の状態を、完成画地での調査に対応するように、各画地ごとに明確にしておくことが土地区画整理事業の施工者として必要な事柄であると考えます。  つきましては、下記のとおり陳情いたします。                  記 1 仮換地指定の前に既存地盤の測量・調査結果を画地ごとに明らかにすること。 2 1の結果を仮換地指定の前に住民に提示しておくこと。 3 1、2が実現できないような事業はただちに中止すること。  続きまして、署名の追加について報告をさせていただきます。  127号陳情ですが、11月30日付で、印あり1人、印なし26名の追加がありました。陳情文書表陳情者名の後ろに、外1人(26人)と追記をお願いします。 ○渡部正明 委員長 それでは、この127号に関しまして、資料要求がありましたらお願いをいたします。 ◆牧野けんじ 委員 127号ですが、この陳情の前提の一つに、この国交省の検討会、宅地利用に供する高規格堤防の整備に関する検討会のことを指していると思われますが、このまとめ案、実際には取りまとめ案だと思うんですけども、今、最終的な段階、案がとれていませんけども、この段階のものを資料として示していただきたいと思います。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 ただいまの、国の有識者会議の資料というのは、国の関東地方整備局ホームページに掲載しておりますので、あえて私どもからご用意しなくても、そちらから資料というのは、お手元に届くというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◆牧野けんじ 委員 確かに、ホームページで公開されていますけども、共有するという意味から、前の陳情でもそういう提案もしたかと思うんですけども、共有の意味で10ページぐらいのものですから、表裏で印刷すれば、大した文量でもないので、提示をしていただきたいと思います。 ◆岩田将和 委員 資料要求ではないんですけれども、この陳情は、この陳情内容は、至極もっともなことで、区として当然その用意、準備をしておかなければならないと思うんですけれども、どうですか。 ○渡部正明 委員長 岩田委員、中の審議は問題として、資料として出してほしいということで。 ◆岩田将和 委員 私は資料要求ではないんですけれども、この内容は至極もっともなことで、これは区として当然、その用意、準備をしておくものだと思っておりますので、意見のみでごめんなさい。 ○渡部正明 委員長 あわせて事前に用意しておいていただきたいということですね。それは要求として、区画整理の課長のほうで一度資料、国交省のやつ目を通して、できれば、委員の中に全体10ページありますか、私見ていませんのでわかりませんけども、要旨でもそこから抜粋できれば、まとめてこの委員会に資料として提示していただけるようにお願いできますか。 ◎立原直正 土木部長 その検討会、3回開かれているように承知しておりますが、その都度ホームページで公表、配付資料といいましょうかね、されているかと思いますので、その取りまとめの案という状況ではございますけれども、次回、ご用意をさせていただくようにしたいと思います。 ○渡部正明 委員長 それぞれ、各所管が違ったり、行政所管違いますけども、かかわる区民から見ると一つの目途の審議ですので、ぜひ、担当のほうでも、そういう資料があれば、極力出していただけるようにご協力をお願いしたいと思います。岩田委員牧野委員よろしいですか。  では、よろしくお願いいたします。  他に資料要求等についてございますでしょうか。  他にないようでしたら、本日は継続とし、閉会中の継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第112号、江戸川区の区営住宅に「同性パートナー」も入居できるよう求める陳情について、結論を出したいと思います。  これより、順次、意見開陳を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 それでは、進めさせていただきます。  はじめに、自由民主党、お願いします。 ◆中山隆仁 委員 会派におきまして、慎重に検討した結果、結論といたしましては、採択ということでお願いいたします。陳情者の方々の人権と生活に配慮して、区営住宅の申し込みの規定を親族だけでなく、改定していただきたいと思います。願意は大変理解できますが、前回も言いましたけれども、本来は、法制度の改正が必要であると思いますし、パートナーシップの住宅条例、制度が先に先行しなくてはいけないと思いますが、本区もこの区営住宅に関しまして、パートナーシップ条例がまだ制定されてなくても、今、検討中ということで、せんだって、本会議でお話がありました。近年、各地でパートナーシップ条例が拡充しておりまして、本区も実務と公営住宅の申し込みの検討をしていると先ほど言いましたけど、検討しているということなので、陳情の記書きでも、同姓パートナー区営住宅に入居できるよう、区営住宅条例を改定してくださいということでありますので、早急に考えていただきたいと思います。したがって、当会派では、採択とさせていただきます。 ○渡部正明 委員長 次に、公明党さん、お願いします。
    ◆鵜沢悦子 委員 我が会派でも、採択でお願いをいたします。  このLGBTの問題につきましては、人権ということになります。つまりは理解と周知がどのようにできるかということであると思います。私どもは、それを受け入れつつ、少数者だったとしても、その方々が今後、どのような生活、どのような人生をしていくのかということを、やっぱり認めていかなくてはいけないというふうに思っております。一人ひとり、異なる思いはあると思うんですけれども、その問題へ、きちんと私どもも認めながら、そして、また、社会のほうに訴えていくということは大事なことだと思っております。  この区営住宅の条例の改正ですけれども、東京都の絡みもありますけれども、ぜひしっかりと江戸川区としても取組みをしていただきたいと思っております。4日ですので、昨日ですけれども、静岡県のほうでは、人権問題ということで、人権問題というのは、先ほど言いましたいろいろな形があるんですけれども、気づきと理解ということで、啓発運動をされたようです。さまざまな形でやったんですけれども、それは、JR静岡駅で市の職員さんたちとか、そういう方々も入りながら、県の職員とか、そういう方々が入りながら問題提起をされたというふうに伺っております。広くやっぱりいろいろなところで私たちも訴えていかなきゃいけないというふうに思っておりますので、この問題については、第一歩としてまずはやるべきというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○渡部正明 委員長 次に、えどがわ区民の会、お願いします。 ◆小野塚礼佳 委員 第112号陳情につきまして、えどがわ区民の会として、慎重に審議を重ねた結果、採択といたします。  本区でも性的マイノリティの方に対する理解促進を現在進めているだけでなく、東京都でも人権尊重条例が可決されたことから、時代の流れを考えた場合、条例改正を含め、本区としても丁寧に進めていくことが求められると思います。よって、採択という結論に至りました。 ○渡部正明 委員長 次に、日本共産党さんお願いします。 ◆牧野けんじ 委員 112号ですが、私たちの会派も採択でお願いします。  この間、いろいろ意見も述べてまいりましたが、この陳情の中でも、区民へのサービスが等しく提供されていないと、不平等だという、そうした訴えはこのとおりだと思います。やはり、権利の平等を保障するという点、憲法25条で定められた生存権の保障というのがもともとの公営住宅法の趣旨でもありますので、こういう趣旨からも、ぜひ進めていただくということで採択といたしました。この間、この陳情者の方も当事者の方でありますけども、ここまで声を上げるというところまで差別と偏見があって、それを乗り越えて、こうして声を上げられたということに、やはり区として応えるという方向性を今後も打ち出すというその第一歩として、進めたいというふうに思います。 ○渡部正明 委員長 次に、江戸川クラブさん、お願いします。 ◆岩田将和 委員 結論から先に申し上げます。採択といたしました。  その理由としてなんですけれども、住まいは人権という観点、そして、国の公営住宅法から既に同居親族要件が削除されていると、この点からも、本陳情には、十分理解ができます。よって、採択といたしました。 ○渡部正明 委員長 それでは、お諮りをしたいと思います。  第112号陳情につきまして、採択とすることにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 ご異議なしと認めます。したがいまして、第112号陳情は、全会一致で採択すべきものと決しました。  次に、第104号、京葉交差点角の宝くじ店に対する土地収用法の適用に関する再度の陳情についてですが、はじめに、各会派よりそれぞれ結論を出すことができるかお伺いをしたいと思います。いかがでしょうか。答えは別として。お願いします。皆さんよろしいでしょうか。  それでは、全会派それぞれ意見開陳、結論が出せるということですので、順次発表していただきたいと思います。  まず、自民党からお願いします。 ◆中山隆仁 委員 会派として、慎重に検討してきました結果、答え出しちゃって、結論ですね。採択とさせていただきます。  京葉交差点周辺をざっとこう見た結果、既に、京葉交差点付近は、大分整備されておりまして、大変、美しいまちとなっておりますが、宝くじ屋さんがあることによって、非常に景観がちょっと崩れているのではないかと考えました。  そこで、憲法での私権の尊重というのもありますが、強制的に取得するというよりも、できることなら行政のほうで、早く解決してほしいと望むところでございます。したがって、採択とさせていただきます。 ○渡部正明 委員長 次に、公明党さん。 ◆伊藤照子 委員 おはようございます。この104号の陳情につきまして、会派として慎重に審議を重ねてまいりましたが、本陳情については趣旨採択といたします。京葉交差点の拡幅工事については、私どもも日々利用させていただいていることから、陳情にあるように、早期実現を求めているものですけれども、陳情の記書きにあります土地収用法というのは、区で採択できるものでないこと、また、執行部の方からの説明によると、交差点近辺は拡幅が大分進んでおりますけれども、全体の工事の進行状況の中では、土地収用法を適用する段階ではないというお話もお伺いをいたしております。しかし、京葉交差点は区役所のすぐ近くで、区全体の区民全体にかかわる大きな問題でもあります。ぜひ、当該地の移転をさらに進めていただきまして、この京葉交差点の改善を進めて、幹線道路である京葉道路、また船堀街道の渋滞緩和につながるように、国や都と綿密に連携をしながら、早期実現に向けて、進めていただきたいと要望いたしまして、結論といたします。よろしくお願いします。 ○渡部正明 委員長 次に、区民の会さん、お願いします。 ◆小野塚礼佳 委員 第104号陳情につきまして、江戸川区民の会として、慎重に審議を重ねた結果、趣旨採択といたします。  土地収用法の適用は、現実的に困難ではありますが、本事業は、本区にとっても大変重要であること、また、地域住民の方の願意も十分に理解できることから、趣旨採択という結論に至りました。 ○渡部正明 委員長 次に、共産党さん。 ◆牧野けんじ 委員 104号ですが、私たちの会派は不採択としました。  今回の陳情では、前期にも同様の陳情が出ておりました。そのときから、もう少しいろいろな角度から今回は議論ができたのではないかと思います。ただ、やはり、陳情の記書きのほうで、土地収用法の適応を求めるとなっておりますので、この区議会の名で促すと、もしこの陳情を出すということになりますと、区議会の名で収用法の適用を促すということになってしまいますので、現時点でこの土地収用法の適用、やはり最後の手段というようなことになると思いますので、現時点ではまだそのタイミングではないというふうに私たちも判断をいたしました。現時点では、まだ、こういう趣旨については、慎重であるべきという立場から、不採択としました。 ○渡部正明 委員長 次に、江戸川クラブさん。 ◆岩田将和 委員 会派内で審議の結果、採択といたしました。理由といたしましては、個人の財産権は最大限尊重されなければなりません。しかし、用地取得交渉に時間がかかり過ぎているため、本体工事そのものが長期化している現実があります。本陳情は、そのことへのいら立ち、不満のあらわれだと理解します。よって、工事の長期化を避けるためにも、本陳情に対しては理解をし、採択といたしました。 ○渡部正明 委員長 ただいま、それぞれの会派から意見開陳をしていただきましたが、採択、不採択の意見はいずれも全委員の過半数に達しません。  また、趣旨採択等については、本来、全会一致が原則でありますので、よって、本104号陳情については、皆さんに鋭意審査を重ねていただきましたが、結論には至りませんでしたので、本日の陳情は、この程度にとどめまして、また、次回からもう一度この現状を把握しながら……、1年たったんですね、ごめんなさい。この陳情については、ここで審議未了になりますので、一つご理解をいただきたいと思います。よろしいですね。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 次に、第108号、スーパー堤防が範囲内とする「30H」の根拠を求める陳情及び第109号、溢れても壊れないと言う「スーパー堤防(30H)」の条件を満たせない堤防でも格段の向上、と言うなら、住民犠牲のない新工法で格段の向上を図ることを求める陳情について、一括審査を願います。  どうぞご意見をお願いをいたします。 ◆牧野けんじ 委員 主に108号のほうに軸足を置いて発言をしますけども、この間、スーパー堤防が超過洪水対策だということで、この間、議論もありました。江戸川区のホームページを見ますと、スーパー堤防の基本的な説明として、堤防の高さの30倍程度の幅を緩やかに盛り土して、どんな洪水が発生しても壊れることがない、幅の広い堤防だというふうに説明をしております。まず、このことについて、今、こういうホームページでさっきも見てきましたけど、こういう説明になっていますけど、こういう説明でよろしいでしょうか。 ◎立原直正 土木部長 ホームページスーパー堤防ご理解いただくための広報活動等しておりますが、具体、越水、浸透、また、地震においても、壊れない堤防ということで、広報させていただいております。 ◆牧野けんじ 委員 超過洪水対策ということなので、越水が前提だということで、ただ、あふれても壊れないのがスーパー堤防だという説明であります。  それで、ただ、この陳情でも30Hということが焦点ですけども、越水の高さを想定して、それで堤防の裏側の勾配、この30Hを割り出すと、計算式があって、これを割り出すという関係でこの30Hが出てきているということを前にも少し指摘したんですけども、このことで、この間、11月29日に国会の参議院の国土交通委員会でも、このことについてのやりとりがありました。越水の越流の水深については、どれぐらいを想定しているのかということに対して、国交省は15センチというふうに答弁をいたしました。全国で、この120キロ区間、今予定している120キロ区間全てで15センチの想定だということでしたが、その根拠を尋ねると、文書としては示していないということでした。計画を超える洪水への対策、それが超過洪水対策だと言ってきたんですが、ここでは、越水の高さ、水深を想定していると、ところが、この水深の根拠ですね、15センチとしているんですが、15センチの根拠も文書ではないということが答弁で出てきましたので、ますます、この30Hの根拠、それを割り出すために当てはめた15センチという水深も、越流の水深も根拠がわからなくなってきたということで、いよいよこの30Hである必要性というのが問われているということで、やはり、国に今後もちゃんとこの根拠を示させる必要があるし、示せないのであれば、やっぱりこの30Hということがもう根拠のないものだということになると思いますので、引き続き、このことは、住民にとってもやっぱり30Hということで左右されますので、この陳情のとおり、根拠を明らかにする必要があるだろうという意見です。 ○渡部正明 委員長 他にご意見ございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 特にございませんか。  他にご意見がないようでしたら、本日は継続とし、閉会中の継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第110号、超過洪水対策にはTRD工法の採用を求める陳情について、審査を願います。 ◆牧野けんじ 委員 110号ですが、超過洪水対策に新工法を、ここではTRD工法だということで、提案をされています。この間のこの陳情の議論で、スーパー堤防、これに対してスーパー堤防、超過洪水対策としては唯一なんだというふうに説明を答弁の中でされておりますけども、この超過洪水対策として、スーパー堤防が唯一というところの根拠というのは、どこから来ているんでしょうか。 ◎田中正淳 計画調整課長 これ、今まで議会の中等でも答弁しておりますけど、国の基本的な見解が、このスーパー堤防は超過洪水によって決壊しないと。現時点において、そういった工法は、高規格堤防であるということに基づいて、私どもも、そういうお話をさせていただいております。 ◆牧野けんじ 委員 国が、国交省がそういう説明をしているから唯一だというようなことと捉えました。その点でいくと、やはり、その国交省の見解というのがまずどこから来ているのかというのがわからないので、そして、今のご答弁でも、現時点では唯一だというような説明であります。ある以上は、ここでは例としてTRD工法ということでありますけども、そのほかにも、アーマーレビー工法だとか、そういうさまざまな手法が過去に施工された、アーマーレビー工法に関しては、施工された経過もありまして、知見がある程度、全国の9河川でアーマーレビー工法については施工された事例がありますので、知見がないわけではないと。もし、知見が不足しているというのであれば、今から研究を深めて、スーパー堤防が唯一だと、唯一だと言ってしまうと、超過洪水対策あふれても、あふれたときの対策として、このスーパー堤防120キロの、全国で120キロの区間にしか適用されないので、そのほかの区間はどうするのかという問題がやっぱり出てきますので、そういう点からも、やはり、この壊れない、越水しても壊れない超過洪水対策としてほかの手法もやっぱり研究を促すと、国に対して促すということがやっぱりこれだけの災害が相次いでいる中で、やっぱり見通しを持ってできる工法、それが必要だということ、改めて述べたいと思います。 ○渡部正明 委員長 他にご意見ございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 他にないようでしたら、本日は継続とし、閉会中の継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第111号、都市計画道路補助第283号線拡幅計画に反対する陳情について、審査を願います。 ◆牧野けんじ 委員 111号は、都市計画道路についてですけれども、前回、延焼遮断帯のことで、東京都が見直しを検討していると、つけかえというような形で検討もするんだと、これからするというような話があるということを、私のほうから紹介させていただいたんですが、その後、もしわかっていることがあれば、教えてください。 ◎田中正淳 計画調整課長 前回、牧野委員のほうから、延焼遮断帯というのは、そもそも何なのかということと、283号線の必要性の検証のときに延焼遮断帯ということが位置づけられているけども、それ以前にもあったのかという二つのお話ございました。  延焼遮断帯は、市街地火災、地震やそういったところの延焼を阻止するための機能でありまして、道路、河川、鉄道、公園、そういった都市施設並びに、近接する耐火構造物等によって、構成される帯状の不燃空間のことを一般的には言っております。この東京都の防災都市づくり推進計画において、防災上の重要度の高いものから、骨格防災軸、その次は主要延焼遮断帯、その次に一般延焼遮断帯とこの三つに区分されておりまして、都市計画道路補助283号線は、この一般延焼遮断帯というところに位置づけられております。  このさっきの三つの部分に関しましては、それぞれ延焼の規模、可能性等によって規定されておりまして、骨格、一番上の骨格防災軸におきましては、参考として、都市計画上、3、4キロのメッシュの中に、メッシュを囲むようにつくるもの、その次の主要延焼遮断帯は、それが2キロ区画ぐらいの、2キロの範囲で、一般延焼遮断帯は、1キロぐらい、1キロ範囲の中の延焼防止を図るものとして位置づけられておりまして、283号線は、その一般延焼遮断帯に位置づけられております。  それから、二つ目のご質問にあって、第三次事業化においてもということでございますけども、第三次事業化においても、事業未着手、路線の必要性の検討を行っておりまして、283号線については、同じように一般延焼遮断帯に位置づけられておりました。 ◆牧野けんじ 委員 その三つの区分があって、283の場合は一般に位置づけられているというのは、私も存じておるんですが、すみません、先ほどお聞きしたのは、東京都が延焼遮断帯、都市計画道路を延焼遮断帯とするという部分について、これはもちろん全部ではないでしょうけども、見直しを図るというような報道がありましたので、その概要について、それ以上にわかった中身があれば教えてください。 ◎田中正淳 計画調整課長 現在の東京都の都市計画道路、見直し図っておりますけども、東京都のほうは、延焼遮断帯の軸となる都市計画道路等の整備や、沿道建築物の不燃化等については、ポイント、18年から26年までの8年間で62から66%と4ポイント増加していると、今後もその方向で行っていくと、そういうことを述べております。 ◆牧野けんじ 委員 ちょっとお聞きしたこととは少し違うのかなという。おおむねはそういう方向で、全体はそう進めていくんだと思うんですが、その新聞の記事によると、その中でなかなか進まない区間がある、その住んでいる方たちの転居がなかなか進まないというようなことで、その別のところにつけかえるというような、そういう記事になっているんです。ちょっと、今すぐはわからないと思うので、またお調べをいただきたいと思うんですけども、国のほうでも、この間、都市計画道路の見直しの方向、マニュアルを示していて、技術的助言のような、そういう趣旨のものだとは思うんですけども、やはり、都市計画道路を見直していこうというのが、全国的な傾向としてはやはりあると思います。計画から時間がかなりたっているものが多くありますので、そして、交通量のことが前回出ましたけども、全体の少子化の中で、交通量も先々、交通量全体が総量がどうなっていくのかということもありますので、ぜひ、ゼロベースというんですかね、ところから検証を、いろいろな角度から検証してほしいということを述べて終わります。 ◎田中正淳 計画調整課長 今のお話の中で、都市計画道路については、そのつけかえを行わないと、今までどおり、防災性の機能を持つものとして、都市計画道路については、そういうこと行わないというふうになっております。 ◆岩田将和 委員 これは、以前も申し上げたことになるんですけれども、道路整備、交通インフラというのは、先ほど牧野さんもご指摘ございましたけども、単に交通量だけではかるものではないと、先ほど議論にもなっておりましたけども、延焼遮断帯であったり、あるいは、災害時の緊急輸送、それから、避難場所へのアクセス、やっぱり総合的な判断というものが必要になってくるんだろうなというふうに考えます。本陳情は、その点でいいますと、交通量だけで道路整備、交通インフラというものを考えている。やはり、総合的な判断というものが必要になると、私はそういう立場でございます。 ○渡部正明 委員長 他にご意見ございますか。  他にないようでしたら、本日は継続とし、閉会中の継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 それではそのようにいたします。  次に、第114号、宇喜田橋と忍者橋との中間地点に橋の設置を求める陳情について、審査を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 特にないようでしたら、本日は継続して、閉会中の継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 それでは、そのようにいたします。  以上で、本日の陳情審査を終わります。  次に、所管事務調査については、本日は継続とし、閉会中の継続審査を申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、執行部報告がありますので、順次お願いをいたします。  はじめに、都市開発部からお願いいたします。 ◎乙訓陽一 まちづくり調整課長 私のほうからは、1点ご報告させていただきます。  JR総武快速線新小岩駅のホームドア使用開始時期についてということで、お手元にJRの東日本ニュースというものをお配りさせていただいております。  こちらの、総武快速線新小岩駅につきましては、ホームドアは既に設置がなされていたところでございましたけれども、無線通信装置の調整に、想定より時間を要してしまったということで、供用開始時期が遅れてございました。当初10月下旬ということだったんですが、遅れてございました。その使用開始時期が、決定をいたしました。  下の2番のところをごらんいただきまして、12月8日(土)ということで、今週の土曜日になります。今週の土曜日の始発列車から使用の開始がされるということでございます。 ◎川原進太郎 市街地開発課長 私のほうから1点ご報告させていただきます。  報告内容は、平井五丁目駅前地区第一種市街地再開発事業の組合設立認可についてでございます。資料としましては、A4の1枚とあとパンフレットが更新されましたので、2点ほど用意させていただいております。  まず、はじめに、A4、1枚の資料のほうの説明をさせていただきます。  まず、本地区の地区概要ですが、平井駅の北口に位置しておりまして、地区面積としまして、0.7ヘクタール、権利者数においては、44名となっております。  2番の事業概要ですが、施設規模としまして、敷地面積が約3,700平米、延べ面積が4万4,000平米となっております。施設の用途としまして、住宅・店舗・共同住宅という形になっております。  事業の経過ですが、平成26年度に準備組合が設立しまして、その後、昨年29年度に都市計画決定をして、このたび、4番のほうで経過は説明しますが、30年度11月14日において、組合設立、事業認可という形になっております。  この後の予定ですが、平成31年度、来年ですが、権利変換の認可という形で動いております。ちょっと平成表記をさせていただいたんですが、その翌年、32年度に工事のほうを着工しまして、平成35年度竣工という形で動いている次第でございます。  認可の申請に関しましては、申請先として、東京都知事、申請者は開発事業組合の設立発起人としまして、準備組合理事長、島村佳孝さん、他4名の方で申請されております。  組合設立までの経過でございますが、平成30年8月31日に申請をしまして、意見書の提出等を経て、このたび30年11月14日に正式に組合設立認可という形に至っております。  次に、組合設立に伴いまして、パンフレットが更新されておりますので、簡単にパンフレットの中身を説明させていただきます。  こちらが都市計画決定されたときに、一度パンフレットは出されているんですが、組合設立という形で、このたびまた新しく改訂になっております。  表紙のパースのほうが、より具体的な絵にかわっております。開いていただいて、2面のほうは地区概要という形で、施設計画、道路の付替図、整備イメージですね、1、2階が店舗、3階に一部保育所が入りながら、住宅という形で、地下1階、31階の建物というようなイメージ図が載っております。  整備方針図におきましても、より具体的な絵に更新されているような状態になっております。  最後のページですが、こちらは都市計画の概要及びこれまでの経過、先ほどちょっとお話ししました今後の予定が載っている形になっております。
    渡部正明 委員長 次に、土木部お願いします。 ◎佐京達也 保全課長 すみません。ペーパー用意いたしましたけど、春江橋人道橋の鋼管橋脚における損傷についてということで、報告をさせていただきます。  春江橋ですけれども、新中川にかかる橋でございまして、このたび、写真にありますように、この橋は、一番左の写真ですが、人道橋と車道橋ということで、表面から見ると、一つの橋のように見えますけれども、人道橋と車道橋、二つ橋がかかってございます。平行してかかってございます。そのうちの、左の人道橋のほうですけれども、橋脚の一部に、損傷が見られたということでございまして、写真の真ん中の部分です。6本柱があるんですけれども、そのうちの一つの橋脚のところで、写真Aにあるように、腐食が進んで、穴があいている状態だというのが確認されました。それをもって、緊急的に今、鉄板補強をやっております。それと、下のフローにありますけれども、緊急補修と交通量をはかりました。このまま置いておくと非常に危険な状態ということでありまして、この人道橋の部分を、至急通行止めをしなければいけないという状況にあります。河川管理者、交通管理者、警察ですね、協議いたしまして、今の考え方は、人道橋のほうを封鎖して、車道のほうを人と自転車に使ってもらう。車は、右の図面にあるんですけども、春江橋の南北、北は南椿橋、南は涼風橋、車はこちらのほうに回っていただいて、いち早く人道橋の封鎖をしたいというふうに考えてございまして、下のフローの中で、これから地域のほうに、損傷状況等、通行止めについて、説明に入って、できるだけ早く人道橋の封鎖をしたいというところまでの報告でございます。よろしくお願いいたします。 ○渡部正明 委員長 3点でよろしいですね、執行部。  それぞれ報告いただきました。委員の皆様のほうから、質疑ございましたらお願いをいたします。 ◆牧野けんじ 委員 今の人道橋、春江橋ですかね、人道橋の件ですが、6脚のうちの1脚では穴があいているような状態だということで、残りの5本も、年代は一緒だと思いますので、もう穴があいてもおかしくないというぐらいの状況なんでしょうか。 ◎佐京達也 保全課長 おっしゃるとおりでございます。同じ時期にかけていますので、ほかの部分も全部調査いたしましたけども、穴はあいてないけれども、腐食が進んでいるという状況にあります。 ◆牧野けんじ 委員 春江橋では、恐らく橋に接道している道路がそんなには広くないところだと思いますけども、交通量としては、この近隣の橋と比較すると、車道部分と歩行者部分と比較ではどの程度の利用があるでしょう。 ◎佐京達也 保全課長 すみません。交通量触れませんでしたけれども、右の絵の四角の囲い込みございますように、自動車に至っては、1日当たり2,367台ということでございます。自転車は1,242、歩行者は410ということでございまして、ほかの涼風とか、南椿橋、または明和橋、瑞江大橋などありますけれども、こちら、そちらの数字、今用意してないんですけども、明らかに少ないということで、この2,300台程度であれば、周辺の橋に回しても影響ないだろうというのが交通管理者との協議でございます。 ◆牧野けんじ 委員 それと確認ですけども、地域のところに説明をして、なるべく早く通行止めということですが、説明の仕方としては、説明会のような形で説明をされるんでしょうか。 ◎佐京達也 保全課長 これからの連合長会、町会など、交通安全協会等々入ってまいりますけども、説明会やるかやらないかにつきましては、また、町会さんのほうと相談させていただきながら、説明会がいいのか、回覧板がいいのか、現地張り出しがいいのか、ちょっとよく相談させてもらいたいというふうに考えてございます。よろしくお願いします。 ○渡部正明 委員長 ほかにご意見ございますか。 ◆伊藤照子 委員 平井五丁目駅前地区のチラシというか、いただきまして、すごく立地条件としては、最高なところに建物が建ってくるわけですけれども、私もたまに行くことがあって、周りも同じように結構老朽化しているお店とかがたくさんあるんじゃないかなと思うんです。あと、平井の公共施設も今回、うちでも質問させてもらいましたけど、いろいろと中学校の統合があったりとか、いろいろなところで変わってくることがあって、そういった区の公共施設が例えば駅前にこういうところにあったらとても区民としては、利便性が高いんじゃないかなと思うんですけど、ここだけを今やるという計画ができておりますけれども、周辺については、何かこう今後のことというのは、何か検討していることとかってあるんでしょうか。部長が何か、お答えできれば。 ◎町山衛 都市開発部長 公共施設というのはまだ全然あれですが、平井駅は、昭和40年代に東京都知事施工ということで、一緒に蔵前橋通りもつくりまして、東京都が区画整理したまちです。そういうことで、一斉に建物建てていますので、周りの建物の状況は、一斉に古くなっている状況がございます。この再開発をやる前に、事業説明会ということで、非常に広く、3,000通ぐらい近隣にチラシを配って、学校でやったときは、皆さん言っていたのは、この計画に大賛成と、ただ、あれ入れてくれ、これ入れてくれっていろいろなお話もあったの事実でございますが、そういう中で、多分、今後、ほかの地区もこういうのが動いてくると、みんなで個別に建て替えるより、一緒に建てて、それでいろいろな大きい店呼ぶとかというのは、多分出てくると思います。勉強会をやっていきたいという声も一部にありまして、まだ区は入っていませんが、そういう中で多分、北口は多分、ところどころでこのようなお話が多分出てくると思います。ちょっと公共施設のほうは、平井全体的に見ると、北寄りなところもありますので、あと、小岩みたいに区が土地を持っていれば、区も権利者としてこう床に変えるということができるんですが、区は土地を持っていませんので、基本的に権利者の個人の土地が床に変わるということになりますので、もし入れるとすると、つくっていただいて、買う形になると思います。床を。そういう意味ではちょっと小岩と違うんで、ちょっといきなり公共施設というのは厳しいですが、ただ、図書館入れてくれとかいろいろなお話の中で、民間で何かカフェと一緒に図書館の小さいやつ、そういうふうなのはいろいろ検討しているなんてお話もありましたので、ちょっと公共施設のほうは、まだ、ずばりお答えはできないんですが、この地域は多分、街区ごとにこういうお話が出てきて、多分、事業所とか地域貢献どれだけできるかがあるんですが、これがいいねとなれば、多分、皆さん話し合いをして、勉強会も立ち上がってやっていくんじゃないかなと、そういう中で、都市計画上も整合があって、地域貢献ができるような内容でしたら、これはこういう仕立てにして、補助金も入れる意義はあるのかなと考えております。 ◆伊藤照子 委員 皆さんのお声聞いていただいているんだなというのわかりました。やっぱり年配の方が増えてくると、よくよく私たちも言われるんですけど、例えば、住民票はカードでとれるようになりますよって言うけど、カードをつくってない方もいるので、そういったふだん区民の皆様が使う、そういったものが、出先として便利なところにあるというのは、区のアピールにもなるし、すごくいいなと思っているので、せっかくこういう新しい計画がこれからまた広がっていく中で、きっとここができたらほかのところもというような、そういうふうになっていくと思うし、商店というか、お店が飲み屋さんとか飲食店が結構この周りたくさんありますので、そういったところを生かしながら、若い人たちもこのまちを盛り上げていくのに、参加できるように、やめちゃうって人もいるかもしれないし、新しい人もそこに参画するというのになると、また平井のまちが変わってくるなと思って、ちょっともう少し広い発展にするお考えがあるのかなと思って、ちょっとお聞かせいただきました。 ◆小野塚礼佳 委員 一つ戻りまして、人道橋の件なんですけれども、現在、緊急の補修が完了したということで、これから、住民の方などに説明もあるかと思うんですけれども、こちらの例えば、住民の方々への説明などがいつごろ行われるのかですとか、もしくは、その車両通行止めということは、今後、車両通行止めになるということだと思うんですが、これがいつぐらいになるのかですとか、大体のもしスケジュールなどが決まっていたら教えてください。 ◎佐京達也 保全課長 できるだけ早くというふうに言っておりますけども、暮れにきちゃっているものですから、連合長会の都合であるとか、各町会さんの都合を確認しながらということでございます。ただ、私どもの思いとしましては、年内にしっかり地域、地元へ周知をして、年が明けた後には、今言った人道橋を封鎖して、車道を人と自転車通ってもらうという形の形態にしたいという思いはございます。よろしくお願いいたします。 ◆小野塚礼佳 委員 今、大変いろいろ忙しい時期だと思いますけれども、やはりなるべく早目にということと、先ほど、牧野委員とのやりとりの中で、場合によって、回覧板などもというお話だったんですけれども、やはり、回覧板も必要だと思いますが、やはり地域の皆様に、今、どういう現状でというの、細かく説明するということも重要だと思いますし、やはり、写真などを見る限りも、非常に損傷も激しいのかなというのを感じますので、こちら、丁寧に地域住民の方への説明お願いいたします。 ◆中山隆仁 委員 今の春江橋のことなんですけれども、今、人道橋のほう閉鎖して、車道のほうに人と自転車、大丈夫ですかね。 ○渡部正明 委員長 車をとめちゃうということだよ。 ◆中山隆仁 委員 車もとめちゃうんですか。ちょっと教えてください。 ◎佐京達也 保全課長 すみません。私の説明がちょっと駆け足だったので、もう一回説明させていただきます。  今、写真の@というのございますけれども、@の中で、右側は人道橋でございます。ここで、ご存じのとおり、人と自転車が通っていただきまして、左の車道橋というところで、これ4メートル50なんですけれども、ここを相互で車、自動車通っております。今回、危ないのは左の写真にある人道橋の部分が危ない状況にございまして、車道橋のほうは、一定程度補強してあるので、まだもつということになっておりますので、左の人道橋のほうを封鎖して、この車道橋と書いてあるほうに、人と自転車を渡っていただきます。 ○渡部正明 委員長 専用にということですね。 ◎佐京達也 保全課長 専用に渡っていただきます。ですから、この車道橋少し狭めるようなイメージ、例えば、バリケード等で、今、ここに車道橋ってありますけれども、少し狭くして、車が物理的に入り込めないような形で封鎖をして、車は涼風橋と南椿橋に迂回していただくということでございます。よろしくお願いいたします。 ◆中山隆仁 委員 非常によくわかりました。ありがとうございます。その後、新中川の橋梁改修計画の中の春江橋の、今後の予定というのは、どういうふうな形になっています、架け替えとかいろいろなってくると思うんですけども。 ◎佐京達也 保全課長 実は、今、新中川は、松本橋を工事しておりまして、次に、一之江駅の東にある瑞江大橋、こちらのほうを準備に入っていきましょうという形で我々動いております。そこに、春江橋が飛び込んでまいりましたものですから、ちょっとこの場でいつという話はできませんけれども、その架替え計画のほうも、しっかり考えていかなきゃいけないというところでございますけど、ちょっとこの場で、春江橋いつかけかえるというお答えはできないところでございます。 ◆中山隆仁 委員 わかりました。今回の改修工事にしても、人道橋、安全で安心な橋脚に改修していただきたいと思います。なぜならば、私のうちの近所なものですから、よろしくお願いいたします。 ◆岩田将和 委員 すみません、ちょっとこの人道橋のことなんですけども、これは、通常の点検でこの損傷がわかったんでしょうか、どういう経緯なんでしょうか。 ◎佐京達也 保全課長 今、長寿命化に基づく点検をやっております。これ、この橋だけじゃなくて、江戸川区内全部の橋を、毎年、少なくとも1回は、これ職員点検でやっております。5年に1回専門機関の点検ということで、これ民間の会社入れてやってございます。実は今年の春ですね、今年の春も点検をしておったんですけども、職員による点検は目視点検なんですね、ですから、これちょうど川の真ん中のものですから、春の目視点検の中では、申しわけないですけど、ちょっと発覚できなかったということで、我々、実際に現場管理している中で、見つけて、船持っていって、近くに寄ったら実は穴があいていたということで、この夏以降ですけれども、点検で発覚したものでございます。 ◆岩田将和 委員 職員の目視と、それから専門機関によるダブルチェックということなんですけども、ほかは大丈夫なんでしょうかね、これだけなんでしょうかね、こういう損傷は。この1ケースだけですか。 ◎佐京達也 保全課長 それぞれカルテをつくっておりまして、橋の診断カルテをつくっていまして、それで毎年、毎年チェックしております。たまたま、今回の橋脚ということで、下の部分でしたけども、床板のひび割れであるとか、高欄の損傷ぐあいであるとか、あとは照明もついておりますので、照明の腐食ぐあい等々調べております。ここまでひどいのは、今のところ、そのカルテの中ではございません。それぞれランクづけして管理しておりまして、部分的にひどいのは補修を入れておりますけども、ここまでひどいというのは、今までございませんでした。よろしくお願いします。 ○渡部正明 委員長 他にご意見ございますか。 ◆牧野けんじ 委員 ちょっとすみません、今のやりとり聞いて1点だけですけども、今、岩田委員もおっしゃられた、同じような橋がほかにもないのかという点で、この同年代にかけられたような橋について、少なくともそこだけでも、緊急点検のようなことをするという、そういうお考えはありますか。 ◎佐京達也 保全課長 おっしゃるとおりでございまして、新中川、昭和38年にかけて、川ができまして、そのときにかけた橋なんですね、この人道橋その後に、昭和49年に後からかけたんです。ただ、車を通す橋と、歩行者を通す橋では、グレードも違います。鉄の使用量も違いますので、こういった形で後からかけたほうが、今、損傷激しいということになっております。ご指摘のように、例えば、鹿本橋であるとか、後から同じようにかけた橋ございますので、同じように至急定期点検と別に点検をしたいというふうに思います。 ○渡部正明 委員長 よろしいですか。いずれにしても、都市開発、土木部もこの公共施設の管理というのは、本当に大変だろうと思います。今、世の中でも、各施設のトンネル、橋梁含めたインフラの再点検を各地区で行っていると思います。ぜひ、江戸川区の施設に関しても、区民の利便性と安全性のために、一層ご努力をお願いをしたいと思います。  他にご意見ございますか。 ◆牧野けんじ 委員 報告があるかと思ったんですけども、本会議で先日取り上げた北小岩一丁目のスーパー堤防の区域で、コンクリート殻が1年半前にあったということが新聞でも報道されました。そのことについて、東京新聞……。 ○渡部正明 委員長 牧野委員、とりあえず執行部報告執行部報告で、その他ということで。執行部報告に関しては、特にございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 じゃあ、その他の事項として。  どうぞ。 ◆牧野けんじ 委員 失礼しました。そのことで、本会議のところでは、住民に対しても、問い合わせがあればお答えをするというようなご答弁だったと思うんですけども、1年半前の出来事とはいっても、新聞で、こういう形で報道をされて、課長のコメントも出ているというようなことでありますので、議会では、少なくともこの経過を説明するべきではないかなというふうに思うんですけども、この記事を読んだ人は、見出しではそういうふうには書いていないわけですけども、やっぱり1年半たってわかったということ、それから、内部からですかね、垂れ込みみたいな形でわかったということで、隠していたんですかというような反応ですよね、読んだ方がそういう受けとめをされているという点からも、ちょっと区としてちょっともう一度改めてこの経過について説明をしていただきたいんですけども。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 本会議のご質問にも土木部長お答えをさせていただきましたが、昨年、平成29年の5月下旬から8月上旬にかけまして、国の高規格堤防の盛土に伴う宅地としての地耐力が一部不足していたことに原因を帰して、国が地盤対策工事を行ったわけでありますけれども、この対策工事中にもともとの元地盤の下から、コンクリート殻などが出てきたというようなことでございます。そのことについては、対策工事をする範囲において、全て除去したというようなことであります。  国からの報告では、まず、きちっと除却すべきものはしましたと。ただ、対策工事、地盤の対策工事を行わないで、その残っているものについても、堤防性能上は問題ありませんというようなことであります。当然、堤防性能上、宅地性能上も基本的には問題ないというようなことで報告を受けております。  その中で、工期、そのことで工期が延伸して引き渡し時期が延びるというようなことにもなりませんでしたので、実害がないということで報告をしておりませんでした。  今回の新聞報道を受けまして、問い合わせが1件ございましたけれども、1件につきましては、きちっと丁寧にご説明をしているような状況であります。  町会長、ここの地元の町会長とか、それから、その町会の班、18班というところの班長さんにもご説明はしまして、問い合わせ等がありましたら、丁寧に対応させていただきますというようなことで、地元には丁寧な対応を今後もとっていきたいというふうに考えております。 ◆牧野けんじ 委員 経過を説明いただいて、本会議でお答えいただいた中身とおおむね同じだと思うんですけども、改めて、町会の班長さんには今説明をされたというお話がありましたけども、この堤防の性能上問題ないという国の説明というのは、この間も何度か耳にしている説明で、住まわれている皆さん、権利者の皆さんは、堤防の上に家を建てるというところで、地盤への心配ということを持たれているということがこのスーパー堤防をこういう形で進めるときに、必ず出てくる心配でありますので、問題なかったから言わなかったという対応、ただ、今、もう1年半たって、わかってしまったので、これが、やっぱり不安に感じる方はおられるのかなというふうに思います。対策工事ですよね、地盤の強度は、家を建てる強度は不足していたから、やり直しの工事を行ったと、やり直しの工事をやったときに出てきたということですから、やっぱり、やらなければ、やり直しの工事しなかったら出てこなかったという点からも、もともとの、元地盤という話ありましたけど、元地盤への対策が十分だったのか、この点どうでしょう。深さ40センチぐらいのところからも出てきているって、そんなに深くないところから出てきているというところで、江戸川区の国に引き渡す際の、最初に引き渡す際の地盤への対策、更地にする際の、どの程度までこれ対策を、深さというと、どの程度まで対策をしたんでしょうか。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 もともとこれは、現地盤に埋まっていた状況でありますし、地盤の試験を確認している中でも、支障が出てきてない、本当にその対策工事をするというところで、これは確認ができたわけですけども、平場の区画整理でももともと田んぼの利用だったものですから、田んぼから宅地に転換されるときに、そういう殻まじりで埋め戻しはされるのは、よくある話ですよねということも、地元の先ほどお話しした町会長とか、班長さんにもお話しした中では、まあまあそういうことはあったでしょうねというようなことで、それは、非常に受けとめていただいていますし、現に、その現地盤の状況で、何十年もそこにもともと18班にお住まいだった方々は、住まれていたわけで、そこで一切の問題になるようなこと起きていませんでしたから、今までも問題起きていないし、それから、盛り土をして地盤を改良するという中でも問題ないんだったら、特にいいですよねというようなことで、それは、行政の江戸川区としても、そういう認識ですし、地元も冷静にそういうふうに受けとめていただいている。ただ、その経過なんかわからない方なんかが、この新聞記事を読んで、どういうことですかというお問い合わせは、十分にあると思いますので、そういったことも含めて、十分に丁寧に説明をさせていただきたい。これは江戸川区のみならず、国なんかもあわせて、丁寧に対応していきたいというようなことでございます。 ◆牧野けんじ 委員 今、ご答弁の中で、平場でもよく田んぼだったところから、こういうがらが出てくるんだというようなお話もありましたけども、ここは平場、スーパー堤防のところ、平場とはやはり違う地盤ですよね、盛り土した、もともとの地盤の上にさらに盛り土をして、その上に家を建てるということですから、地盤への意識というのは、ほかのところよりも強く持って対応をしなくてはいけないと。何かがあれば、すぐにお知らせするということが、逆から見れば、安心につながったんじゃないかなというふうにも思います。今、対応について、お話をいただきましたけれども、例えば、まちづくりニュースにこのことを説明を掲載するようなことは考えてらっしゃるんでしょうか。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 今のところは考えておりません。 ◆牧野けんじ 委員 それから、今、先ほど町会の班長にというお話がありましたけども、例えば、先ほどの春江橋のところでも、最初、町会に打診をして、相談をして、どういう形がいいかというのを相談して、説明するというような話もちょっと出ましたけども、ここでもやっぱり同じような、例えば、審議会委員の区画整理審議会の審議委員の方にはせめて説明をして、どういうふうに周知を、説明をしたらいいかというようなことをするべきだと思うんですけど、そのあたりはどうですか。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 特にこのことが、今後の土地利用に照らし合わせて、重大な要素というふうには考えておりませんので、ご指摘されている内容はちょっとよくわかりませんけど、問題というのは、性能上も土地利用上もないというふうに考えていますので、今はそういった対応は考えておりません。 ◆牧野けんじ 委員 問題ないというのは、国の説明で、今の時点の説明では必ずしも、その材料が十分だとはちょっと考えられないので、対策をしたところ、やり直しの工事したところだけへの話でありますので、そのほかのところがどうかということだったり、まだまだわからないというところがたくさんありますので、ぜひ、国に対しても、説明をさらに求めると。国交省も、この間、この問題でも国会で参議院でやりとりがありました。国交省も住民に対しては、丁寧に対応するというふうに答弁していますので、今後、ちゃんと説明を図るということを求めたいと思います。 ◆岩田将和 委員 今の牧野委員の関連でちょっとお話を聞きたいんですけども、今回のこのケースは、私は、二つの問題に分けて考えるべきだと思うんです。一つは、いわゆる法律用語でいう説明をしなかったことが、説明義務違反に当たるのかどうか、法律に違反するのかどうかという点なんですけども、私、家業が不動産の仕事をしているんですね、正直このケースというのは、誤解を恐れず言いますと、不動産の世界では、よくあるんです。決して珍しいケースではないんです。例えばですけども、昨年のケースですけども、私が携わったケースで、これ葛飾区なんですけども、宅地造成だったんですけども、スコップでちょっと掘っただけで、そのときは、コンクリートのブロックと瓦ですね、屋根の瓦、実はこの屋根の瓦というのがすごく多いんですけども、これがやっぱり出てきたんです。スコップで掘っただけで出てくるんです。今回のケースは、説明をしなかったことで、住民の皆さんが何か具体的な損害、不利益が生じたかというと、それはないんです。だとしたら、法律には違反していないと、法律用語でいう説明義務違反には当たらないと、ただしなんですよ、ただし、法律に違反していないから、じゃあ行政は何をやってもいいかというと、やっぱりそうではないですよね、やっぱり行政というのはもっと高い倫理観というものが求められるわけで、そこでもう一つの問題というのが、やっぱりそれは行政の信頼ですよね、それは、先ほど牧野さんからご指摘があるんだと思うんですけれども、私はこの行政の信頼という点で、今回の区の対応が正しかったのかどうか、これは、今後のためにも、私は、やっぱり検証は必要なんじゃないかなというふうに思うんです。法律には違反してないかもしれないけれども、私は行政の信頼という点で、今回の区の対応が正しかったのかどうか、これはどうですか、土木部の中で検証してみたら。私、今後のためにも必要だと思うんですけれども、どうでしょうか。 ◎立原直正 土木部長 岩田委員牧野委員からご指摘をいただいた点でございますけど、まず結論から申し上げて、今、岩田委員の、しっかりと検証してということにつきましては、ごもっともなことだと思います。当然、これからもスーパー堤防と一体のまちづくりというのは、しっかりと進めていかなきゃならないという部分でもございますので、本会議の答弁でも、私申し上げましたが、特段その問題、支障がないという判断のもとに、今回のような対応をしてきたということではございますが、一方では、今、岩田委員からもお話ございましたけど、現実、どういった不利益が、地権者の方にあったのかどうかという部分では、基本的にないというふうに考えております。事実、五十数棟、現場のほうでも建物は立ち上がっていて、また、それ以前から、18班地区で、北小岩地区で、この事業を行う以前からお住まいだった、数十年お住まいだったという状況においても特段支障がなかったというふうに認識しておりますので、そういう意味ではなんですが、ただ、おっしゃられるとおり、信頼を得るまちづくりを進めるという意味では、おっしゃるとおりかと思いますので、そこはしっかりと、国のほうも含めて、今後に生かすという意味で、考えていきたいというふうに思っております。 ◆岩田将和 委員 確かに今回の行為は、法律には違反していないかもしれないけれども、行政の信頼という点で、そして、今後のためにも、私、今、部長のほうから答弁もありましたけれども、一度検証をしてみるということは必要だと思いますので、それは、よろしくお願いしたいと思います。 ○渡部正明 委員長 他に、その他についてご意見ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○渡部正明 委員長 なければ、終わります。  それでは、今後の委員会ですが、今月は、18日(火)、午前10時、来年は1月は、10日(木)同じく午前10時をそれぞれ予定しております。  また、本日の委員長会で決定後、事務局より連絡いたしますが、2月は6日(水)、午前10時を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で、本日の建設委員会を閉会します。                      (午前11時26分 閉会)...