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平成30年12月 総務委員会-12月04日-11号

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  1. 江戸川区議会 2018-12-04
    平成30年12月 総務委員会-12月04日-11号


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    平成30年12月 総務委員会-12月04日-11号平成30年12月 総務委員会 平成30年12月 総務委員会会議録 ●日時 平成30年12月4日(火) ●開会 午前10時00分 ●閉会 午前11時55分 ●場所 第1委員会室出席委員( 9人)   高木秀隆  委員長   堀江創一  副委員長   笹本ひさし 委員   太田公弘  委員   江副亮一  委員   福本光浩  委員   瀨端 勇  委員   竹内 進  委員   須賀精二  委員 ●欠席委員( 0人) ●執行部
      多田正見  区長   山本敏彦  副区長   新村義彦  副区長   斉藤 猛  教育長     外、関係部課長 ●事務局   事務局長  天沼 浩   議事係長  三上欽司   書記    山沢克章 ●案件  1 議案審査      第81号~第86号、第88号~第98号…可決(全会一致)      第87号…可決(7:1)    第81号:平成30年度江戸川区一般会計補正予算(第3号)    第82号:平成30年度江戸川区国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)    第83号:平成30年度江戸川区介護保険事業特別会計補正予算(第2号)    第84号:平成30年度江戸川区後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)    第85号:江戸川区区民栄誉賞表彰条例    第86号:江戸川区特別区税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例    第87号:江戸川区保育所条例の一部を改正する条例    第88号:江戸川区立児童遊園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例    第89号:江戸川区立学校設置条例の一部を改正する条例    第90号:江戸川区水辺のスポーツガーデン指定管理者の指定について    第91号:江戸川区立障害者支援ハウス指定管理者の指定について    第92号:江戸川区立虹の家の指定管理者の指定について    第93号:江戸川区立みんなの家の指定管理者の指定について    第94号:江戸川区立さくらの家の指定管理者の指定について    第95号:江戸川区自転車駐車場指定管理者の指定について    第96号:江戸川区自転車駐車場指定管理者の指定について    第97号:平成30年度江戸川区一般会計補正予算(第4号)    第98号:平成30年度江戸川区介護保険事業特別会計補正予算(第3号)                      (午前10時00分 開会) ○高木秀隆 委員長 ただいまから、総務委員会を開会いたします。  署名委員に、笹本委員福本委員、お願いいたします。  はじめに、審査日程についてお諮りいたします。  既にご案内のとおり、本定例会中の総務委員会は、本日と明日の2日間です。  本日は、本定例会で当委員会に付託された議案の審査を行い、陳情及び発議案の審査並びに所管事務調査については、明日行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、本日の進め方ですが、第81号議案より順次審査を進めていきたいと思いますが、第81号議案、平成30年度江戸川区一般会計補正予算第3号については、予算書・同説明書に従い、歳入は「款」、歳出は「項」で審査を行い、第82号から第84号までの各特別会計補正予算については、歳入・歳出とも「款」で審査を行いたいと思います。  なお、第81号議案については、関連する議案が付託されていますので、第82号議案から第96号議案までの各議案の審査が終了した後にお諮りしたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、そのようにいたします。  さらにお諮りいたします。  第90号から第96号までの各議案については、いずれも、指定管理者の指定についての議案であり、また、第97号、第98号の議案については、いずれも、現員現給に基づいた執行見込みに伴う職員給与費補正予算でありますので、それぞれ、一括して審査を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、そのようにいたします。  なお、執行部の答弁にあたっては、卓上マイクを配置してある2列目までは、着席のままで結構です。質疑及び答弁は明瞭で簡潔に行うよう、お願いします。  また、携帯電話、スマートフォンパソコンタブレット端末などの電源はお切りいただき、使用することのないようにお願いいたします。録音についてもできませんので、よろしくお願いいたします。  それでは、これより審査に入ります。  はじめに、第81号議案、平成30年度江戸川区一般会計補正予算第3号ですが、予算書・同説明書の1ページをお開きください。  第1条、歳入歳出予算の補正ですが、第1表、歳入歳出予算補正は、2ページから4ページにあります。  それでは、40ページをお開き願います。  歳入第13款国庫支出金より審査願います。 ◆瀨端勇 委員 おはようございます。よろしくお願いします。  歳入「款」ですので、国庫支出金ということで、41ページにあたると思うんですけど、生活振興費の補助金で社会保障税番号制度システム整備費国庫補助金ということで、住基・個人番号制度推進課の担当ということなんですけど、この事前のご説明で、いわゆるマイナンバーカードといいますか、だけではないかもしれないんですけど、このマイナンバーカードに旧姓を併記する、そのためのシステム改修費ということで、2,880万2,000円という国庫補助金が歳入されていまして、この歳入にかかわる歳出を見させていただくと、今、歳入の検討ですので、歳出諮ってはいけないのかもしれないんだけど、一応歳出のページを見させていただくと、財源振替ということで70ページかな、なっています。これ、実績にはシステム改修というのはもう始められていることと思うんですけれども、そのシステム改修の目的と内容、事業の進捗の状況とか、そういうシステム改修の具体的にこういう委託先とか、そういうのがわかればちょっとこの歳入に関連してお尋ねしたいと思います。 ◎河本豊美 住基・個人番号制度推進課長 今回の補正を組ませていただきました2,880万2,000円でございますが、これは2016年に女性の活躍促進のための重点方針という内閣府が策定しました、この中に女性の活躍推進に対する、マイナンバーカード等の記載事項の充実ということに基づき、予算を計上させていただいているものです。具体的には、住民票に旧姓、旧氏ですとか、ローマ字表記、それから生年月日の西暦表記、そういったものを実施させていただくという予定でございます。具体的には住民票、それからマイナンバーカード通知カード、そして印鑑登録証明書、こういったものに記載される予定でございます。  今後、住民基本台帳法の施行令の体制が実施される予定でございますが、まだ具体的なものは出ておりません。システム改修のみ先行して実施しているところでございますけれども、昨年から改修の準備を始めさせていただきまして、29年度はシステムの構築、それから今年度は影響ですとか具体的なソフトの開発等々を進めているところでございますが、何分にも具体的な方針が決定しておりませんので、準備を進めているという状況でございます。今回はその方針に基づき、10分の10の補助金がおりるということで、補正を組ませていただきました。 ◆瀨端勇 委員 政省令というか政令というか、具体的なことはまだないということなんですけど、システム改修ということで、私もちょっと見させていただくと、多分去年の2017年度、29年度の国の補正予算で274億9,000万円かな、そのうち100億円をかけてこの旧姓併記システム改修をするという方針だということを伺ったんですけれども、一つはこの旧姓併記女性活躍社会ということなんですけども、その女性活躍社会とこの旧姓併記の関係というか、大体わかるような気もするけども、その旧姓併記がなんでこの女性活躍社会になるのかなということは、どういうふうに国がそれを受けて、区はマイナンバーカードにもそれを併記されるということなんですけども、その辺の関係はどのように理解したよろしいか。 ◎河本豊美 住基・個人番号制度推進課長 目的としましては、旧姓を使っている方は大勢いらっしゃると思うんですけれども、こうして公的なもので証明されることによって、行政手続においても旧姓で使用するということができるというふうに考えております。 ◆瀨端勇 委員 だから、それがちょっと女性活躍ということとどういう関係があるのかなということで、旧姓がわかればその人のことがよりわかるということなのかもわからないですけども、法律的にはあれですよね、国の法制審議会で答申でも認められているこの選択的夫婦別姓ですか、そういうものが法改正が認められれば、旧姓併記ということは必要ないことにもなるかなというふうに思います。  ちょっとやっぱり国がその個人の情報をいろいろ分割しているとはいっても、情報を管理するマイナンバーに旧姓を併記することが女性の活躍という、そういう発想自体がどうも私はちょっと違和感を感じるというか、本末転倒というか、本来の女性の活躍というのであれば、やっぱり保育士の処遇改善とか認可保育園の増設などでの待機児の解消対策とか、それから就労支援としての学童クラブの充実とか、そういうところで女性活躍を国の予算を使うのであれば発揮できるように、そういうことが必要じゃないかという意見です。 ○高木秀隆 委員長 ほか、よろしいですか。  それでは次に、第14款、都支出金。 ◆瀨端勇 委員 続いて申しわけないですけど、43ページかな、都補助金の、ごめんなさい、44ページ、45ページですね。土地区画整理事業費都補助金ということで、これは上篠崎一丁目の北部地区土地区画整理事業における無電柱化に伴う収入見込額ということで、602万9,000円という補助が出ているということなんですけども、都の補助金制度のこの内容ですね。土木費の後ででしょうけど、歳出の中にはその補助金を使って600万とか出る補助を受けて、どういう事業をやるのかという該当の事業がないわけなんですけども、その理由と今後の計画といいますか、無電柱化のための都からの補助ということだと思うんですけども、なぜこの時期の補助金なのか、その点ちょっと教えていただければと思います。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 今年度の当初の予算編成の歳出の中で、この上篠崎地区の無電柱化に伴う基本検討設計の要素を含んだ委託費6,115万2,000円ほど計上させていただいておりますが、昨年度末、平成30年の3月27日付で東京都の土地区画整理事業助成規定等の改正がありまして、土地区画整理事業の機会を捉えた電線共同溝の整備、無電柱化を促進する経費を補助することというようなことが決定されましたので、それを受けて新年度早々、この補助金申請をして、その結果その補助を受けられることになりましたので、このたびですね、それで歳入のほうに入れさせていただいたという経過でございます。  このことを踏まえまして、基本設計、それから詳細設計ということを踏まえて、平成32年度より実際地区の施工に入るような工程で今予定をしております。 ◆瀨端勇 委員 わかりました。東京都は小池知事の下で無電柱化にかなり意欲的にというか、進めておられるかなと思うんですけども、都のこの無電柱化の補助の主体というか、それは大体都道が中心なようなことを、私もちらっと伺っているんですけども、これは上篠崎一丁目でスーパー堤防と一体の街づくりの中で、その事業の中でも無電柱化の事業を図られるということだと思うんですけども、当然区道になるのかなと思うんだけど、その区道の場合の整備率というか、整備していく条件とかメリットとか、それから23区の中でも区道のその無電柱化というのは、かなり区によって違いが相当あるのかなと思いますけども、周辺区なんかで相当やっぱり整備率は低いかなと思うんですけど、その辺の状況というか、そういうことはどうでしょう。 ◎柿澤佳昭 区画整理課長 ちょっとすみません、整備率などについては、手元ちょっと資料用意していませんが、基本的に江戸川区の無電柱化の方針としましては、都市計画道路を整備する際に無電柱化を促進してきたというようなことでございます。今回のように区画整理という面的なオールクリアランスの整備をきっかけに行うというようなことについては、これは区内で初めての試みだと思います。やはり東京都のほうも、国の議員立法で制定してもらえた無電柱化促進法という法律の中でも、やっぱり都市計画基盤整備、特に面的な整備機会をきちっと捉えて無電柱化を検討しなさいというような原則にもなっていますので、そういうことから今回の上篠崎の地区でも面的な区道、しかも歩道のないところでの無電柱化というものに踏み込むというようなところには、換地設計をしていく中で通常その道路の部分に地上機なんかを納めていかないようなことがあって、なかなかでき上がっている街の歩道のないところに無電柱化するということは非常に厳しい条件になるんですけれども、区画整備の中で宅地割りと同じように地上機の位置も割り込んで置くことで、非常に生活に歩道がない状況でも地上機も道路に出ることなく、整備ができるというメリットがありますから、ちょうどこの時期を捉えてチャレンジをしていくというようなことでございます。 ◆瀨端勇 委員 わかりました。ちょっと正確じゃないかもしれないんですけど、区道における無電柱化の整備率というのは、ちょっとネットなんかのあれですと、大体全体の3%ぐらいというような、そういう整備率だということで、もちろん都心区とかとの違いは相当あるんじゃないかと思います。無電柱化は東京都の補助を中心に国とかあるいは東京電力などのお金をしっかり活用して、無電柱化を進めていくということは住民の賛同というか、要望何かも踏まえて、私たちも反対するものではないかなと思ってはいるんですけども、ただ、今回やっぱりスーパー堤防と一体の街づくりの中でこの事業をやられるということに関しては、この間、議会でもいろいろ本会議で質問させていただきましたけど、今回もやっぱり北小岩一丁目の場合に地耐力不足の問題がありましたけど、その工事をやろうとしているところで、コンクリガラが発見されて、大丈夫なんだというご答弁だったと思いますけども、しかし地耐力不足が発覚したところで、改良工事をやったところで出てきたからということで、その情報がやっぱり議会や住民の方々にも知らされていなかったという、その情報提供の問題なんかで私たちは非常に問題があるというように判断したわけですけれども、これからも自分たちが大丈夫だからと判断したら、それを住民や議会に知らせなくてもいいという、それの判断というのはちょっとやっぱりおかしい、間違いじゃないかというふうにも思いますので、何か変化があったり、あるいはちょっと不安視されるような状況があれば、それは少なくても大丈夫であっても、やっぱり知らせると。知らせると不安が強まるから知らせないとかと、ちょっと新聞の記事を見たような気がしますけど、それは逆で、知らされないほうがよほど住民の方々はやっぱり不安が強まるということにもなると思いますので、ちょっと今回これとは直接関係はないですけれども、スーパー堤防の事業を進めて行く上での重大な問題ということがあったのではないかというように思っておりますので、私どもはやはり、この事業そのものの中止といいますかね、そのことはやっぱり今後も強く求めていきたいというように思っております。 ○高木秀隆 委員長 都支出金はよろしいですか。  次に、第16款、寄付金。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第18款、繰越金。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第19款、諸収入。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 以上で歳入の審査は終わります。  次に、歳出の審査に入ります。  50ページをお開き願います。第3款、危機管理費、第1項、防災危機管理費より審査願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第4款、総務費、第1項、総務管理費。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第2項、徴税費。 ◆福本光浩 委員 おはようございます。よろしくお願いをいたします。  ここでは補正予算の中で、課税事務費ということでロボティック・プロセス・オートメーションの導入経費ということで、新たな試みだというふうに思っておりますけれども、具体的にはこの課税課としてはどういう形でこれを進めていこうという、事業の概要について改めてお聞かせください。 ◎岡﨑由紀夫 課税課長 これにつきましては、今、課税業務につきましては、これは定型的なものからさまざまな税務情報に基づきまして、判断しなければならない業務まで多種多様なものがございます。これ5月、6月の当初課税に間に合うように、正確かつスピーディーにこの課税業務を行うことが求められておりまして、そうした中で大量に発生する定型業務をこのRPAといいますソフトウェアになりますけども、これを活用することで、課税業務の効率化が一定程度図れるものというふうに考えております。 ◆福本光浩 委員 わかりました。それで、今いろいろと国の働き方改革叫ばれておりまして、このRPAを導入することによっていろいろ事務的な作業の軽減とかが図られると思うんですけれども、今回はこの補正は44万8,000円ということでございますが、具体的に今の課長のお話でこれを導入すると、例えばその課税課の方々が行っていた業務というのが、例えば何人ぐらいやっていた業務をこのシステムを導入することによって、どう軽減できるかというのは、要は試算はされておりますか。 ◎岡﨑由紀夫 課税課長 これにつきましては、今申し上げましたとおり、この単純かつ大量に行われるそういった業務に活用するということで、今現在、8業務で約1万4,000件の業務内容といいますか、業務件数を処理するということを考えておりまして、これを行いますと、時間数として約370時間、人数に換算しますと、この課税業務の係でやっている部分でいきますと、課税第一、第二係ということで考えますと40人ほどでございますので、この分を見ますと残業1日3時間するとして、3日分ぐらいが削減できるという考えでございます。 ◆福本光浩 委員 わかりました。そうすると、導入44万8,000円だけれども、今の感じでいくと40人掛ける3時間ぐらいの残業は軽減につながるという形だと思います。その金額もさることながら、今その残業等、また働き方等が問われている中で、この時代の変化の中でこういう人工知能やこのRPAといったいろいろな技術革新の中で、区がこういうことを導入するということは大変私としてはうれしく思っておりますし、逆に言うと、これ今回課税の中で新たな試みですが、今後、例えば今年の10月も、例えばですけどね、教育委員会なんかもその教員の働き方改革、その中ではやはりその教員の方々が部活終わってから、夜いろいろな事務的な作業をしたりということの話もあったりだとか、例えばほかの部署においてもこのようなRPAというのが導入することによって、いろいろな意味で働き方、また業務の効率化というものも図れるとは思うんですが、今回課税課がまずということでございますけど、区全体としてはこのRPAについては、今後どのようにお考えでしょうか。 ◎弓場宏之 総務部長秘書課長事務取扱〕 おっしゃるとおり、こういった新しい手法を使いながら、今まで例えば業務委託化であるとか、いろいろな手法使いながらやってきたんでございますけども、またこういう新しいものが出てきたということで、今、総務部のほうとして考えておりますのは、全庁というのを見据えて経営企画部のほうとも連絡調整しながら、連携しながらということではあるんですが、来年度職員課のほうでさらにこの研究を進めながら、全庁に向けても例えば、こういうものをこういう使い方できるぞというようなことを研修等々やることによって周知しながら、庁内に活用を広げていけるかどうかということの検証を進めていきたいというふうに考えております。 ◆福本光浩 委員 わかりました。今いろいろと民間企業でも、このRPAを導入することによって、これが業務の効率化やいろいろな意味で人件費の削減にもちょっとつながっている部分もあると思いますけども、自治体においても今、このRPAを導入している自治体も増えてきておりますので、今まで人が行ってきた単純作業と言ったら怒られちゃうかもしれませんが、このロボットでもできるような業務においては、やはり時代の流れの中でこういうことを導入するということも一つの手だと思いますので、今回は課税課が初の試みということでございますが、今、部長のご答弁あったように、今後来年度以降でまた技術も革新していくことですので、いろいろな意味で研究を重ねていただいて、職員の働き方改革にもつなげていただければと、それを要望して終わりたいと思います。 ◆太田公弘 委員 このRPAに関しては、今、福本委員からかなり詳しく話をしていただきましたけれども、一つこのソフトウェアということでですね、どのような仕組みというんでしょうかね。例えば専門的な知識がなければできないのか、それとも例えば研修とかして、その中身を覚えて初めてこうできるものなのか、ちょっとそういった中身について教えていただきたいと思います。 ◎岡﨑由紀夫 課税課長 これにつきましては、今、委員からお話がありましたとおり、ソフトウェア、これをパソコンに導入いたしまして、シナリオを作成いたします。これ、決まったルールということになりますが、これに従ってパソコンが自動で同じ作業を繰り返すということを実行するということでございます。これにつきましては、やっぱり現場の職員がこういったものに取り組むということで、一番作業をよく知っておりますので、その職員が一定程度の研修を受けて、それで導入するというものです。  研修についても、基本操作研修ということで、おおむね3時間ぐらいの研修、簡易な例題でのロボット設定体験とか、そんなことをしながら進めるという形になっております。 ◆太田公弘 委員 そういう中身だということで、理解をさせていただきました。さっきもお話に出ましたけど、今後いろいろなところに応用をしていくということで、全庁という話がございましたけども、まずちょっと課税課のほうで、これ多分一つ導入して、恐らく実証というんでしょうかね、これをやっていかないといけないかなと思いますけども、その体制というんでしょうかね、例えば1年なら1年とかやってみた検証というのを、これをちょっとやるかどうかということをちょっと教えていただきたいと思います。 ◎岡﨑由紀夫 課税課長 これにつきましては、今回議決をいただいた後、契約締結してこのシナリオ作成スタートさせまして、来年の2月ぐらいから業務に活用していきたいというように考えております。その中で、既に8業務想定しておりますので、それがどういった形で、要は使い勝手といいますか、RPAどういうように使い勝手があるかということとか、あとどのぐらいの時間が削減されたかということを、課税課内でそういった形で図っていきまして、それをまた庁内にも効果も含めてその後フィードバックしていきたいというふうに考えております。来年に入ってからということになると思います。 ◆太田公弘 委員 働き方改革ということは、先ほども話が出ていましたけども、単純に繰り返す作業というのはやっぱり、人間よりも機械のほうがすぐれている部分もあると思いますので、これもしっかりと検証していただいて、その分、職員の方が本来業務、しっかりと力を入れられるような体制ができるんじゃないかなというで、この導入に関してはすごく楽しみというか、今後の展開が楽しみにしておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆江副亮一 委員 おはようございます。よろしくお願いいたします。
     今のお二人の質問で大体の概要わかりました。どのような効率化が見込まれるのかや、今後の導入業務の拡大についてもお話をいただきましたが、まず1点目、単純な話で申しわけないんですけども、この自動的に処理しているパソコン1台からもできるということなんですけれども、例えば就業後とかに、これは皆さんが退庁した後もこの業務を継続して行うということは可能なんでしょうか。 ◎岡﨑由紀夫 課税課長 仕組み上、例えば税務システムでありますと大体夕方の6時半で一旦閉じますので、閉じるまでの間はできるということにありますが、それ以降であれば難しいということとか、システムの制約等ありますが、そういった制約がなければ当然それはできることになります。 ◆江副亮一 委員 何分、今までなかったものが技術革新によって始まることで、今は6時半までということなので、今後どれぐらいこの導入が広がっていくかでまたいろいろ変わってくるとは思うんですが、そういったことも見据えていっていただきたいということを要望します。  そして、もう1点、技術的には制度の面ではまだちょっと疑問が残る部分ではあるんですけれども、このRPAと同様に、今、OCRという光学的文字認識で手書きの文字なんかも認識して、この自動的に入力作業をするような技術なんかもこのRPAとは非常に相性がいいと一部では言われております。そういった今後の技術革新、これ制度が上がってこなければ、なかなか導入は難しいと思うんですけれども、それに対応した例えば書式といいますか、その区に提出する書類なんかの整備なんかも、今後はぜひ検討していっていただきたいということを要望して終わります。 ○高木秀隆 委員長 よろしいですか。  それでは、次に、第5款、都市開発費、第1項、都市計画費。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第2項、住宅費。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第6款、環境費、第2項、清掃事業費。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第7款、文化共育費、第1項、社会教育費。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第2項、保健体育費。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第8款、生活振興費、第1項、地域振興総務費。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第2項、商工・農業水産費。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第9款、福祉費、第1項、社会福祉費。 ◆瀨端勇 委員 この項の社会福祉事務経費ですが、社会福祉計画費というところでだと思いますけど、第7期介護保険事業計画、熟年しあわせ計画ですか、それと合わせた計画の検証委員会ですか、この計画の検証委員会をされるということなんですけれども、その検証委員会の設置の目的、その内容とかメンバーですね。それから常設になるのかとか、そういうことをちょっとお聞かせいただきたいなと。 ◎白木雅博 福祉推進課長 こちらの目的でございますが、計画自体3年ごとの計画となってございまして、それぞれ計画の中では、それぞれの項目について事業の目標値ですとか、そういったものを設定させていただいておる計画でございますので、今回の検証委員会につきましては、その年ごとに設定された目標がどういう達成状況になっているかを、1年ごとに検証させていただくということを大きな目標として、それを検証しながら今度は3年後の新たな計画にそういったことを反映させていただくということが大きな目的でございます。  会については、一応、常設ということで考えてございます。メンバーにつきましては、これまでも3年に1回、改定の時期には改定の検討委員会を設置させていただいてございましたが、この検証委員会につきましても、ほぼ同じようなメンバーで、学識経験者の方ですとか、医療関係の方ですとか、社会福祉関係の方々、それから区議の皆さん、それから公募の区民ですね、こういった方がメンバーの引き続き委員会を設置させていただきたいというふうに考えてございます。 ◆瀨端勇 委員 この検証委員会の委員会の回数とか、それからこれまでもたしか検討委員会ですかね、計画の検討委員会などは公開といいますか、傍聴とかそういうことも可能だったかと思いますけれども、それの状況とそれから他区の設置状況というか、そういうことがわかれば教えていただければと思います。 ◎白木雅博 福祉推進課長 設置の頻度でしたっけ。回数については、検証の1年目、2年目については、年1回その年の大部分がこう状況が固まってきた年度末に年1回、検証委員会をやらせていただきたいというふうに考えてございます。  また、他区の状況でございますけども、私どもが確認した結果、ほぼ23区それぞれいろいろと名称はございますけれども、検証する場というのは、どの区もおおむね設けていらっしゃるという状況でございます。  あと公開、原則今までと同様でございますので、公開ということで考えてございます。 ◆瀨端勇 委員 これまでの介護保険の事業計画の検討委員会が、事業計画策定のこの3年に一度といいますか、そういう開催から事業計画の検証のための委員会として設置されるということは、非常に区民にとって、私は大きな一歩前進かなというふうに考えます。やっぱり介護保険制度は国のいろいろな制度の見直しで、私たちはいろいろな面で制約というか後退といいますかね、そういうことが続いているんじゃないかというふうに感じているんですけれども、そういう中で区民とか事業者の願いに沿う検証がされることを、要望したいと思います。  それから、私も検討委員会傍聴させていただいたことがあるんですけど、やっぱりそれぞれの介護の現場の専門家の方々が非常に、身近なというか具体的な議論がされていまして、非常に参考、勉強になるなということをいつも感じます。そういう会合ですので、私は検証だから年1回、1、2年目は、年に1回ということなんだけども、できれば可能な限り計画策定のときのような形で、いろいろな課題を設けて計画策定のときには何回か議論されていますけれども、介護保険制度の充実のためには、そういうような検証委員会は年1回と言わずに、開催して充実させていただいたらどうかと。そういう点は要望です。 ○高木秀隆 委員長 次に、第2項、生活保護費。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第10款、子ども家庭費、第1項、児童福祉費。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第11款、健康費。第1項、保健衛生費。 ◆瀨端勇 委員 すみません、これは保健衛生費の83ページの結核予防経費ですかね、結核予防経費が1,447万4,000円ですか、これは治療費だと思いますけども、医療費が増額になったということなんですけど、結核患者の方が増えたのかなと思うんですけど、その具体的な状況といいますか、内容、人数とか原因とか、そういうことをどういうふうに把握しておられるかを伺いたいと思います。 ◎西山裕之 保健予防課長 結核患者さんにつきましては、全体的には長い目で見ますと減少傾向に向かってございます。ただ、単年度で見まして、増減を繰り返しながら減少に向かっておりまして、今年度に関しましては、あちこちで昨年度に比べまして、患者さんは増えているという状況でございます。やはり高齢者の方を中心として、結核患者さんのほう見つかってございます。 ◆瀨端勇 委員 わかりました。これ、私たち前から予特決特でもいろいろ意見要望させていただいてきたんですけど、高齢者の方々が中心ということなんですけど、やっぱり昨今のいろいろなそれこそ働き方の中で、過労の方とか結核にかかる患者の方々増えている。単年度の増なんだということなんですけど、具体的に区民健診で5月、6月に区の施設を使って区民健診をやられていると思います。それから、そこの場で受けられなかった方の場合は7月、8月に検査センターで予約制で健診されているというふうに伺っているんですけども、その健診の内容に違いがあるかどうか、それから私どもは結核予防で早期発見、早期治療に向かうためにレントゲンの検査を区民健診でもやられてはどうかということを、要望し続けてきたと思いますけども、そういう点はさっきの健診の内容の違いがあるのかどうかということと、それからレントゲン検査のことについての検討があったかどうか、そういう点、お知らせいただきたい。 ◎西山裕之 保健予防課長 区民健診に関しましては、他の健診と比較して内容に関しましては、違いはありません。ただ、レントゲンに関しましてはやはり私どもハイリスクの方、高齢者の方が結核に発病しやすいので、65歳以上の方を対象者としてやってございます。 ◆瀨端勇 委員 検査センターでの健診は、私たち議員も受けさせていただいています。当然、予約制のようですけど、レントゲンの検査もさせていただいています。だから、せっかくそこにあるのに、区民施設でやる健診と検査センターでやる健診とが差があってはならないということなのかもわからないんだけど、そこにあるものを使ってやっぱりやるべきじゃないかなと、普通はそういう感覚ではそう思います。ただ、お金がかかる、委託料がかかるということもあるのかもわからないんだけど、やっぱりこういうふうに治療を医療費で結核の患者が増えれば、それは全部一般財源から出るわけですよね。そういうことを考えると、やっぱり早期発見・早期治療、患者の苦しみを和らげるというかな、病気を予防する。それと、できる限りその医療費の一般財源からの支出を抑える。そういう両方の目的でやっぱり早期発見のためにせっかくある検査センターでは、せっかくあるレントゲン、区民施設でレントゲンを持ち込むのは大変かもわからないけども、やっぱりそういういいほうに合わせるようなね、合わせるというか、できることじゃないかなと思うんですよ。せっかくあるのになんで使わないのかなという。それはやっぱりお金の影響ですかね。 ◎西山裕之 保健予防課長 コストの面もありますけれども、コストに合わせまして、やはり放射線を暴露させますので、そういったリスクとベネフィット、利益と不利益を緩和しまして、現在の状況となってございます。 ◆瀨端勇 委員 レントゲンは放射能のリスクはあるかもわからないけども、やっぱり早期発見できれば、発見できないリスクよりはいいわけで、患者の結核が増えたり減ったりということはあるかもわからないけども、やはり早期発見・早期治療する原点に立てば、コストのことを今おっしゃっていましたけど、やっぱりこういうようにコストもかかるわけだから、治療するときにはね。だから、ぜひ検討してほしいと思います。 ○高木秀隆 委員長 次に、第12款、土木費、第2項、都市計画費。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 第3項、道路橋梁費。 ◆竹内進 委員 ここでは、保全関係費の中の水防等の対策経費についてちょっと質問させていただきます。ブロック塀等の危険物の除去対策の助成金ということで、これは本年6月に起きました大阪府の北部地震の際に学校のブロック塀が倒れて、小学生が死亡するという、大変痛ましい残念な事故がありまして、我が会派としましても緊急要望書ということで、区長のほうに提出をさせていただきました。8月1日には、区でもブロック塀等の除去工事の拡充といいますか、助成金が拡充されましたけれども、ここで再確認の意味を込めて今回この拡充された内容をもう一度教えていただけますか。 ◎佐京達也 保全課長 8月1日に江戸川区のブロック塀等撤去費助成要項を改正いたしました。今の拡充の内容でございますけれども、主だったものでございます。  一つ目は、区内の一般通行の用に供する道路に設置するブロック塀を対象とするということでございまして、これまで通学路を対象にしておったんですけども、この8月の改正は、区道、国道、都道、私道ということで、道路全てを対象としてございます。  2点目でございますけども、個人使用の敷地、区分所有の共同住宅の敷地に設置されたものということで、あくまで個人の方を対象にということを明記させていただいております。  あとそれと、助成の金額でございます。これ従来は限度額を1万6,000円、1メートルあたり1万6,000円ということであったんですけども、この8月の改定では1メートルあたり2万5,000円という改定をさせていただきました。  あと最後に、これは時限措置ということで、施行期間を2021年の3月31日までということで定めてございます。 ◆竹内進 委員 今、ご答弁いただいたとおり、金額の面も増額していただけましたし、その道路といいますか、その全てを、今までだったら通学路だけだったものが、ほとんど道路全面にわたっての拡充をしていただいたということで、非常に高く評価をさせていただいております。それで、たしか第3回定例会でもこの補正予算が組まれていたと思うんですけども、今回第4回定例会でまた補正が組まれたということは、相当区民の方々がこの助成金の拡充というさまざまな面で、相当いろいろな形でご相談されたり、問い合わせがされたりしていると思うんですけども、この辺の状況を教えていただけますか。 ◎佐京達也 保全課長 8月以降ですね、相談に来られている方が11月末日現在、104件で、そのうちいろいろ現場調査等相談をしまして、実際に申請いただいている方が今のところ34件ということで、手続を進めてございます。よろしくお願いします。 ◆竹内進 委員 この件に関しましては、たしかその国の補正予算の中にもこのブロック塀等の安全対策という形で補正が組まれたと思うんですけども、多分今後まだまだ出てくると思うので、多分補正も組まれたと思うんですけども、やっぱり大事なことは一つはもっともっと、その区民の方々にこれを知らしめていただきたいという点と、引き続き通学路をはじめとする、学校等の安全対策を今後ともしっかり進めていただきたいということを要望して終わります。 ◆瀨端勇 委員 すみません、今の竹内委員のご質問で大体、概要・概略はわかったんですけど、この8月以降その改善していただいた助成の平均的な助成額といいますか、それどういうふうな補助がどうされているのかなということと、それから個人と区分所有者を対象にされているということで、どうでしょうかね、やっぱり危険かなと思われるブロック塀というのは、私たちも地域でいろいろこう散見する場合があるんですけど、個人や区分所有者がその所有されているブロック塀、これ補助対象になるわけですけど、それ以外の法人とか企業ですか、そういうものが保有されているブロック塀は対象にならないということなんですけど、区としてはそのどういうところにどういうような危険なブロック塀があるかどうかというようなことは、大体こう認定というか認識調査とかそういうことをされているんでしょうか。その実態はどうでしょうか。 ◎佐京達也 保全課長 1点目の実績ですけれども、今の受け付けいただいているところ、おおむね1件あたり間口まちまちなんですけれども、逆算しますと16メートル程度なんですね。そして2万5,000円かけると、40万強ということで、これ実績評価でございます。  あと、法人の関係でございますけれども、確かにこの要綱を改定するときにどこまで助成をしていくんだということで議論をしましたけども、まずは個人の住宅、個人の所有物ということに主眼を置きました。現にこういった形で、いろいろ問い合わせをいただいておりまして、まずは個人の所有物をしっかりと助成していくというふうに始めてございます。  あと、現場の状況でございますけれども、これは我々も道路管理している中で日々見ておりまして、危険なもの、法人も含めて個人のもの、それなりに現場状況は把握しているということでございます。よろしくお願いします。 ◆瀨端勇 委員 そうすると一応、区として道路状況を日々観察というか、監視というか見守っていただいているので、こういうところは危険かなというような認識というか認定というのは、そういう箇所というか、そういう認識はおありになるという理解でよろしいのか、それから住民からこういうところのブロック塀ね、どうなのかというような問い合わせとか要望とか、そういうことはあるんでしょうか。 ◎佐京達也 保全課長 そうですね、住民からあります。これは近所の方であるとか、通行人の方とかですね、実際に問い合わせ、指摘等いただいております。 ◆瀨端勇 委員 なかなかやっぱり個人の所有物であって、そういった区の除却の補助の対象になっているところでも、なかなかその話が進まないといいますかね、そういう要望が具体的に所有者から出てこないとかなのかなと思われるようなところも、結構あるというようなお話も聞きます。一応区としてもそういうところは認定というか認識されているようなので、強制することはもちろんできないんだけど、やっぱりさっき竹内委員のお話もあったように、やっぱり大阪北部地震でたまたまそこを通りかかった小学校4年生でしたか、女児の方が命を失った。そういう痛恨の教訓があって、そこから始まっている事業とも言えると思うんですね。そういうこと絶対にやっぱり繰り返させない、そういう認識で取り組まれていることと思いますので、やはり強制できないけど勧奨していただくとか、いろいろこれはやっぱり大きな地震が来たら確実に倒れるなと、そこをたまたま通りかかった人がどうなるのかなということは想像つくわけですので、そういう点でなかなか区だけで難しいことも多いと思いますけども、ぜひそういう勧奨の努力は引き続き行っていただきたいと、そういう要望です。 ○高木秀隆 委員長 次よろしいでしょうか。  次に、第13款、教育費、第1項、教育費。 ◆瀨端勇 委員 学校管理運営で、今年のやっぱり猛暑に伴う電気等、水光熱費の増だというふうに伺っていますけど、これ学務費で3,500万ぐらいですか。これ猛暑に伴う電気代の例年対比の増加率といいますね、これがどの程度、この額が例年より多いのかなということなんでしょうけども、その増加率と、それからやっぱり今年の酷暑で学校で熱中症になったり、あるいは通学途上といいますかね、そういうところでなったようなこともちょっと聞くこともあるんですけど、あるいは体育館でその終業式ができなかったという学校もあったということも聞くんですけども、そういう状況は区の教育委員会としてはどのように把握されているか、認識を持たれているか、それちょっと教えていただきたいと。 ◎植田光威 学務課長 今、委員さんのおっしゃられたとおり、光熱水費ですね、こちらの電気代、ガス代につきましてはエアコンの使用料が増えまして、昨年度比プラス6%増えてございます。  それと水道につきましても、子どもたちは水筒は持ってくるんですけども、足りなくて飲み水が増えたりとか、あとプールの水温を下げるために一部水を出して、また新たにプールに水を入れて水温を調節するというようなことでも、水が水道費のプラス2%程度増えております。 ◎柴田靖弘 教育委員会事務局参事〔教育推進課長事務取扱〕 学校での対応でございますけども、委員さんも今おっしゃっていましたけども、例えば終業式を体育館が温度が高いということで、校内の放送に切り替えて教室で行うと、そういった対応を取らせていただいております。  また、今プールのお話もありましたけれども、やはり水温が高い、その中でも熱中症ということも言われておりましたので水温を下げる努力、それから時には中止というようなこともさせていただいて、対応させていただきました。 ◆瀨端勇 委員 やっぱりそういう影響が相当あったんじゃないかなというふうに想像します。今の体育館の終業式ができなかったというお話もありましたけど、これは本会議でも質問がありましたけど、やっぱり都議会の定例会で今やられているようですけど、92億円の補正予算が組まれて、ここでは国の補助の上限額を上回る分について、都の補助単価、補助率ですか、これを引き上げるというような報道もありました。そういった酷暑がこれからもやっぱり続いていくということが予想されて、学校体育館への冷暖房化といいますかね、それが進んでいくのかなとは思っているんですけども、具体的にこういった都の補助を受けて区としての対応はどういうふうになっていくのか、本会議でも前向きといいますか、実施をできるだけ早くというようなお話がございましたけど、そういった都の補正とのかかわりとか、区としての対応とか、そういう点をちょっと教えていただきたいと思います。 ◎石塚修 学校施設担当課長 まず、エアコンの設置についての方針でございますが、先日の一般質問でも教育長から答弁させていただきましたように、まず今後の改築校につきましては、整備を前提に設計の段階から取り組んでいくという方針でございます。  また、既存校につきましては今100校以上の学校がございますので、できるだけ早く全校に設置できるように工事工程などの検討を引き続き進めまして、整備の促進を図って行きたいと思います。その中で今、委員からお話ありましたように、都の補助金の活用など情報を把握しつつ活用を図っていければと、そのように考えております。 ○高木秀隆 委員長 学校の冷房化に進まないようにしてください。その中に入っていますので。 ◆瀨端勇 委員 水光熱費の総額ですのでね。 ○高木秀隆 委員長 そっちに話を戻してください。 ◆瀨端勇 委員 わかりました。ただ、要望ですから終わります。やっぱりこれは、この間の議会でも区議会ほとんど全会派から質問で取り上げられて、体育館のエアコンですか、そういうことを早く早期に実現しようということが一致した願いになっていて、みんなの全ての会派というかね、みんなの力でそういう方向が切り開かれてきたかなという実感がありまして、できるだけ早く区の教育委員会としても、区としても努力されるということですので、ぜひそれを期待したいと思います。 ○高木秀隆 委員長 教育費、よろしいでしょうか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 以上で、歳出の審査を終わります。  次に、1ページに戻りまして、第2条、継続費ですが、第2表、継続費は、6ページと7ページにあります。  なお、補正予算継続費調書は、92ページから95ページに記載されています。第2条、継続費について、何かございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、1ページに戻りまして、第3条、継続費の補正ですが、第3表、継続費補正は、8ページと9ページにあります。  なお、補正予算継続費調書は96ページと97ページに記載されています。第3条、継続費の補正について、何かございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、1ページに戻りまして、第4条、繰越明許費の補正ですが、第4表、繰越明許費補正は、10ページから13ページにあります。 第4条、繰越明許費の補正について、何かありますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、1ページに戻りまして、第5条、債務負担行為の補正ですが、第5表、債務負担行為補正は、14ページと15ページにあります。  なお、補正予算債務負担行為調書は98ページから101ページに記載されています。第5条、債務負担行為の補正については、何かありますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 以上で、第81号議案、平成30年度江戸川区一般会計補正予算第3号の審査は終了しました。  採決につきましては、はじめにお諮りしたとおり、第96号議案が終了した後に、お諮りいたします。  次に、第82号議案、平成30年度江戸川区国民健康保険事業特別会計補正予算第2号ですが、予算書・同説明書の17ページをお開きください。  第1条、歳入歳出予算の補正ですが、第1表、歳入歳出予算補正は、18ページと19ページにあります。  それでは、106ページをお開き願います。  歳入、第3款、都支出金より審査願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第4款、繰入金。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 以上で、歳入の審査を終わります。  次に、歳出の審査に入ります。
     108ページをお開き願います。  第2款、保険給付費より審査願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、第5款、保健事業費。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 以上で、歳出の審査を終わります。  次に、17ページに戻りまして、第2条、債務負担行為ですが、第2表、債務負担行為は、20ページにあります。  なお、債務負担行為調書は110ページと111ページに記載されています。第2条、債務負担行為について、何かありますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 以上で、第82号議案、平成30年度江戸川区国民健康保険事業特別会計補正予算第2号の審査は終了しました。  それでは、お諮りいたします。  第82号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第82号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第83号議案平成30年度江戸川区介護保険事業特別会計補正予算第2号ですが、予算書・同説明書の21ページをお開きください。  第1条、債務負担行為ですが、第1表、債務負担行為は22ページにあります。  なお、債務負担行為調書は114ページと115ページに記載されています。第1条、債務負担行為について、何かありますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 以上で、第83号議案、平成30年度江戸川区介護保険事業特別会計補正予算第2号の審査は終了しました。  それでは、お諮りします。  第83号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第83号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第84号議案、平成30年度江戸川区後期高齢者医療特別会計補正予算第3号ですが、予算書・同説明書の23ページをお開きください。  第1条繰越明許費ですが、第1表、繰越明許費は、24ページと25ページにあります。第1条繰越明許費について、何かございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 次に、23ページに戻ります。  第2条、債務負担行為ですが、第2表、債務負担行為は、26ページにあります。  なお、債務負担行為調書は118ページと119ページに記載されています。第2条債務負担行為について、何かありますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 以上で、第84号議案、平成30年度江戸川区後期高齢者医療特別会計補正予算第3号の審査は終了しました。  それでは、お諮りします。  第84号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第84号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第85号議案、江戸川区区民栄誉賞表彰条例について、審査願います。 ◆竹内進 委員 この85号議案につきましては、今回の定例会の区長の招集挨拶の中でも触れられていましたし、我が会派の代表質問の中でも、この点について質問をさせていただきました。  それで一つは、これが当然条例が通ってからですけども、いつごろこの表彰という形で考えていられるのか、時期といいますか、いつごろ考えていかれるのか、まずお聞かせいただければと。 ◎前田裕爾 総務部参事〔総務課長事務取扱〕 議決をいただきましたら、これ規定上、審査会を開きまして決定ということになります。決定をいただきましたら、なるべく早い時期に審査会開きまして、受賞の決定をいたしまして、その授賞式につきましても、年明けの可能な限り早いうちに行いたいというように考えております。おおむね1月の中旬以降というスケジュール的にはなろうかなと考えておるところでございます。 ◆竹内進 委員 時期は大体わかりました。それと我が同僚議員のほうから質問させていただいた中で、ご本人の業績を長くたたえたいということで、確かに区長の答弁の中に文学館的なお話が出たと思うんですけども、この辺の内容についてわかる範囲内で結構でございますので、教えていただければと思います。 ◎近藤尚行 企画課長 これもさまざま区長が答弁しておりますけれども、角野さんの世界観が伝わるような、そして子どもたち、大人も含めてこの児童文学に触れられる、いろいろな資料に触れられるような施設をつくりたいというふうには角野さん側に投げかけている最中でございまして、これからまた相談をしてまいりたいと考えてございます。 ◆竹内進 委員 この間、8月8日号の江戸川の広報の一面にご本人の受賞のお言葉として、ここにご本人が書かれているんですけれども、子どもたちにとって読書というものは、まず言葉だと思いますと。読むことによって感じた情景を伴った言葉を自分の手にしたとき、その人に言葉の本棚ができるよというような、さまざまな、そういった当然文学的なお話も含めてだと思うんですけども、今、お話いただいたとおり、あと具体的なことはなかなか言いづらいかもしれませんけども、場所の選定もどの程度進んでいるのかお聞かせいただければ。 ◎近藤尚行 企画課長 場所についてもこれから、角野さんにいろいろ相談をしながら進めてまいります。いろいろ候補地はありますけれども、角野さんの意向を尊重しながら進めてまいりますので、いましばらくお待ちいただければと思います。 ◆竹内進 委員 じゃあ、結構です。 ◆笹本ひさし 委員 関連しますが、はじめに言っておきますけど、私はこの条例賛成です。その前提で幾つか話します。  週末機会があって、角野さんと70年来のご友人の方に話を伺ってまいりました。角野さんはもう40年近くヒット作をずっと出しております。小さいときにお母様が亡くなられて、お父様の実家である北小岩に来たということが、恐らく5歳ぐらいのときだというふうに聞いております。  角野さんは小さいとき小岩になれ親しんだというふうにお話もありましたけど、実は非常に大変だった時期があるそうです。そのときに角野さんを救ったのは、いわゆる角野さんはすごい敬けんなクリスチャンですので、その教会に行って、いる場所が本当に教会だったと。そこでその教会の音楽だとか、お話だとかさまざまなそういうことを聞いて、また頑張ろうという気になっていったそうです。そのときに妖精を見てね、ステンドグラスの妖精を見てその空を飛ぶというか、自由に飛ぶということに憧れを持って、後世ではその娘さんが描いた魔女の絵に対して発想が出たというふうに言っていますけど、恐らくその親しい方が言うには、角野さんは寂しい思いをしているときに自由に空を飛びたかったんじゃないかなというふうに言っています。そういう思い、幼少時の経験が角野さんの作風に生かされているというふうに、その方は、生かされているのではないかということをおっしゃって、なるほどなと思いました。非常にそのキリスト教的なその文化だとか、考え方が色濃くその後世の作品に反映されているということは、大変感銘を受けて、私は話を聞くことができました。  この角野さんに限らず、小岩に限って言うと、百年ぐらい前になりますけど、北原白秋がいたり、戦前ですと永井荷風という文豪がいろいろと痕跡があったりということはあるわけですよ。ちょっと前ですけれども、やはり北小岩にいた斉藤洋さんという童話作家がヒット作を出しました。「ルドルフとイッパイアッテナ」ということで、映画の最後は小岩に住むんだということで終わっていますよ。実はこの余談になりますけど、斉藤洋先生は今、亜細亜大学の教授ですけれども、角野栄子さんの研究をされているという方ですよね。たまたま今年の7月に夏休み前に、読書科の先生に対して、夏休みの感想文の子どもへの書かせ方というかね、ときにどういうコツがあるかということをその斉藤洋先生が講演をされたんですよ、西コミで、私もそれ聞いていたんですよ。すごく刺激的なこと言うなと思ったのは、読書感想文なんて、こんなくだらないものやめた方がいいと、まず、はじめに言いました。そういうふうな言い方をして、つまらないものは、つまらないと子どもに書かせろとかね、非常に自由な。でも、本当につまらないことを私はつまらないと子どものときに書いて、学校の先生に怒られたという経験がそうさせているんだけれども、読書科の先生だからそうは言えない。だけど、登場人物がどういうせりふを言っているかということに着目して感想文を書いてみなさいということを斉藤先生が言っていました。  その魔女の宅急便のキキのセリフというのを引用していましたよ。キキは14歳のときに旅立てということをお母さんに言われて、ちょっと厳しくされるんですけど、恐らくそれは角野さんの幼少時代の体験と重なるんではないかという話もありました。  今、長々と言いましたけれども、この手の顕彰をするときのやはり一種の規定というものが必要だと思うんです。例えば、オリンピックで活躍してメダルを取っただとか、逆にオリンピック種目じゃなくても何か活躍したとか。囲碁や将棋で日本一になったとか。例えばオリンピック種目じゃなくても、剣道で日本一になったら、オリンピック種目じゃないから放っておけばいいのかということにならないです。やっぱりその活躍した者に値する、やっぱりこういうもの必要なんですよね。この区民栄誉賞ということでいえば、鎌倉市は先に出していますよね。江戸川区は、私ども3月ぐらいにアンデルセン賞決まったときに、文化功労賞もかつて受賞してないわけですよね、角野さんは。そういう意味では、既に紫綬褒章とか、さまざまな賞を受賞しているということから考えると、やっぱりタイミングというものを考えた方がいいと。鎌倉市はぱっと先出しましたよ。だからと言って、別に今悪いとは言っていませんよ。だから、この手のことを顕彰するときというのは、やっぱりガイドライン的なものは必要だと思うんですよね。さっきも言いましたけど、北原白秋とか永井荷風だって文豪であることは間違いないわけだから、本区にとってゆかりのあることは間違いないわけですよ。だから、そういうことでやっぱりこの機にちょっと見直してほしいな、見直すのがいいというか、整理が必要じゃないかというように思うんですよ。  それで、先ほどの文学館的なこともよく考えた方がいいと思うんです。三鷹に行けば、ジブリの博物館というか、ありますよ、展示館。すばらしいですよ、ジブリの。魔女の宅急便に関して言うと、実写もありましたけど、基本は童話があってアニメなんですよ、宮崎駿さんの。だから、通り一遍に文学館にして、記念館にして、作品並べてパネルつくって中にDVD流すとかという、そういうものはおもしろくないと思うんですよ。できればつくるんであれば、角野さんは後世の童話作家を育てるような、そういう施設を望まれているんじゃないかなと、私、何となく気がしています。ただ単にその賞を取ったことによって記念館をつくるというものだけだったら、多分そんなに創意工夫が感じられないと。だから、非常にその江戸川区の文化が香る、あるいはその保護育成をする、後進をね、そういうものをよく考えた方がいいと思います。顕彰が少し遅れてしまったということはあるんだけれども、だったら余り慌てず、しっかりとしたものをつくったほうがいい。その角野さんの第一人者の研究者がやはり本区にゆかりのある斉藤洋先生だということを考えれば、そういう方の意見をしっかり聞くべきだと思います。「広報えどがわ」でその告知して、紹介してというのもすばらしいと思いますけれども、やはり区営の映画館が船堀シネパルありますから、権利の問題でなかなか上映が難しいとかということもあるかもしれませんけど、やっぱりこの機会、タイミングを見て、やっぱり角野さんのシリーズを春休みあたりにかけて、もう決まっているラインナップあるかもしれませんけど、ドラえもんかクレヨンしんちゃんか知りませんけど、やっぱりそういうものを区は挙げてやるという姿勢がぜひ望まれます。じゃないと、活躍した人に対して後追いするような形になると、ちょっとどうかなと。鎌倉の人からすると、何かまねしたのかなみたいなね。そういう印象があってはちょっと残念だと思いますけど、いかがでしょう、いろいろ言いましたけど。 ◎近藤尚行 企画課長 今回の角野さんという世界的な賞を受賞されて有名な方が、江戸川区にゆかりがあるということでこういった機運が盛り上がってきて、このような賞につながったわけでございます。それから、そのガイドラインが必要かどうかという話ございますけど、あくまで機運の盛り上がりが必要だと思っておりますので、ガイドラインをつくったとしても、それは盛り上がりの中でのものだとも考えてございます。  それと文学館的なもののことでございますけど、これも何度かお話をしておりますけれども、やはり角野さんの世界観を大事にしつつ、角野さんの思い、それからスタッフの方と一緒にいろいろ考えてらっしゃるというお話でございますので、その方々とのお話し合いをしながら、どのようなものをつくるのか、詰めてまいりたいと考えてございます。 ◎茶谷信一 文化課長 映画の件につきましても、ルドルフのときもそうでしたし、今回の角野さんの受賞における「魔女の宅急便」もそうですけれども、できる限りタイミングよく期間を決めて区民の皆さんにごらんいただく機会を設けていきたいというふうに思っております。 ◆笹本ひさし 委員 はじめ、ガイドラインに関して言うと、やっぱりその機運の盛り上がりということはあったと思いますけれども、それでいったら「魔女の宅急便」なんかとっくに30年前から上映されているわけで、ずっとロングヒットですよ。もう本当に名作になっていますね、本のほうもね。だから、今回そのアンデルセン賞というのはいい契機になったというのは、もちろんあると思います。だけど、やっぱりその何というのかな、育成していくというか、そういう作家がまた育つような土壌を本区でつくればいいわけだし、本区でこういう功績にあった方がいたわけだから、やっぱりそれなりの一定の指針的なものというのは必要だと思いますよ。これはたまたま今回は、その文化的なものでしたけど、スポーツにしても研究にしてもいろいろあるとは思いますよ。別に栄誉賞を取るのにみんなやっているとか、ノーベル賞だってそうだと思いますけど、そのためにやっているとは思わない。それがどういう影響を社会とか人々に与えるかということでやっているわけだから、それに対して評価をするというのは、とてもすばらしいことだと思いますので、まずそういうことも含めて今後もぜひ考えていただきたい。  それで、記念館的なものもさっきも言いましたように、やっぱりその創意工夫はぜひ凝らしていただきたいと思います。くどいですけれども。じゃないと、慌ててつくったことによって、またここいじる、あそこいじるということじゃなくて、やっぱりしっかりとしたものをつくるというのが文化的なものを醸成するということになりますので、また何かの機会あると思いますけれども、ぜひそれはしっかりとやっていただきたいと思います。  あと映画館に関して言いますと、やっぱりその江戸川区がやっている映画館ということから考えると、そういうことを上映することで、きっと区民の皆さんが気軽に来れると思うんです。ぜひそれはやっていただきたいというように思います。 ◆瀨端勇 委員 この栄誉賞を私どもも非常に前向きに考えたいと思っております。今のお話で大体わかったんですけど、やっぱり一つはその今回のこの条例で、目的に一応あるんだけど、やっぱりガイドラインとおっしゃったけど、この区民栄誉賞のこの基準と言いますかね、こういうこれは一応この条例の目的で芸術文化、学術研究、スポーツとの分野と国際的または全国的に高い評価を得たことにより、広く区民に敬愛されると、明るい希望を与えたということなんですけど、これでもわかるんだけど、一応明確な基準というのはあるのか、考えていかれるのか、機運が盛り上がったらということのようですけど、ちょっとそれだとどういう基準なのかなと、いうようなのがちょっと1点ですね。  それから、この栄誉賞を審査する審査会を設けると、規則も配られましたけど、いわゆる今までの表彰審査会とは違う審査会を設けられるのかなと思うんですけど、その具体的な人数とかメンバーとか、どういうふうになっているのか。それから金品授与ですか、金品授与するということも条例にありますけど、具体的にどういう内容なのかということですかね。その点まずちょっと教えていただければと。 ◎前田裕爾 総務部参事〔総務課長事務取扱〕 基準でございますけども、これにつきましてはやはり国際的、あるいは全国的に高い評価、要するに敬意のある賞を受賞されたとかですね、そういうことになりますが、先ほど企画課長が申し上げましたとおり、それとともにやはり区民が誇りに思うということもございますので、そういった機運の盛り上がりということも一つ大切な要素かというふうに思っているところでございます。  また、それから審査会ですけども、こちらにつきましては規則を定めておりますけども、条例では区議会議員の皆様、あるいは区職員というふうにしておりますけれども、想定といたしましては、おおむね区政功労の表彰審査会とほぼ似たようなものを、今、想定をしておるところでございます。  また、条例に定めております金品ということでございますけども、こちらにつきましてはまた、もちろん表彰いたしまして、その金品いわゆるその金額の部分ですけれども、通常副賞という形でお渡しする形になろうかと思いますけども、こちらについてもまたご相談しながら、まだ私どもとしても具体的なものは検討中でございますので、こちらもご相談しながら最終的な決定をいたしたいというように、条例を打ち合わせいただいた上で、最終的に決定をいたしたいというように考えているところでございます。 ◆瀨端勇 委員 わかりました。それで、いろいろとお話があったような本会議でもこの角野栄子さんに伴うんでしょうけども、文学館というようなお話があって、ちょっとニュアンスをお聞きしていると、角野栄子文学館になるのか、それとも文学館、江戸川区の文学館ということになるのか、その辺がちょっと相談中ということなんですけども、区としての考え方としては、どっちというか、どういうふうにお考えかなということが一つと、場所や経費はこれから相談されてということのようですけど。こういう区民栄養賞みたいなものは大体各区に23区全体に共通しているのかどうかというのは、そのあたりちょっと教えていただければ。 ◎近藤尚行 企画課長 まず、1点目の文学館の立ち位置といいますか、その内容でございますけれども、これも答弁で区長がお答えしておりますけれども、角野さんの功績をたたえる、江戸川区にゆかりのある角野さんの功績をたたえる文学館的なものということでございますので、お読みみていただければと思います。 ◎前田裕爾 総務部参事〔総務課長事務取扱〕 それから、他区の状況でございますけども、まず東京都が東京都栄誉賞というのがございます。これは同様のものでございます。私どものほうで、今、把握しているのは、世田谷区も同様にこういった栄誉賞条例を持っているというふうに伺っているところでございます。 ◆瀨端勇 委員 大体わかりました。意見もありましたけど、やっぱりいろいろと慎重に当事者とのご相談もそうだと思いますけど、江戸川区としての考え方といいますかね、それもしっかり固めていただいて、慎重な充実した内容の文学館なり、そういうことを要望したいと思います。 ○高木秀隆 委員長 よろしいでしょうか。  それでは、お諮りします。  第85号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第85号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第86号議案、江戸川区特別区税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例について、審査願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、お諮りします。  第86号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第86号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第87号議案、江戸川区保育所条例の一部を改正する条例について、 審査願います。 ◆瀨端勇 委員 区立新田第二保育園の廃止条例だと思います。私たちの会派としてこれまで区立保育園の廃止については、一貫して反対の立場をとらせていただいてきた関係もありまして、本条例についても同じ立場だということなんですけども、これで区立保育園の廃園数というのは幾つになったのか、それからそれに伴って、おひさま保育園ですね、この保育園が幾つになったのか、その点ちょっと教えていただきたいと思います。 ◎茅原光政 保育課長 この新田第二保育園を入れまして、18園でございます。区立園からおひさま園になったものでございます。区立保育園からおひさま保育園になった、失礼しました、この新田第二保育園を入れますと19園となります。 ◆瀨端勇 委員 おひさま園全体は、今、幾つになっているのかな。 ◎茅原光政 保育課長 今現在、21園でございます。 ◆瀨端勇 委員 わかりました。それで、この間の経過で私の認識や記憶がちょっと間違いもあるかもわからないんですけど、たしかやっぱり私立保育園での保育士の採用がいろいろ困難があったということから、区立園からおひさま園に移行する計画を何年か前に見直しされて、区立保育園2園廃止という計画から1園廃止へというふうに計画の見直しがあったかなと記憶しているんですけども、そういう状況の中で、その後の保育士採用の状況ですね、それから保育士の方々のおひさま保育園での定着状況といいますか、いろいろ改善の努力を図ってこられたことと思いますけども、そういった状況について教えていただきたいと思います。 ◎浅見英男 子育て支援課長 おひさま保育園の採用状況でございますけども、毎年計画数は着実に採用はしております。それから定着率としても、全体、日本全国の平均よりも若干いいぐらいの定着でございます。 ◆瀨端勇 委員 一旦見直しもされて、そういうことのようでよかったと思います。おひさま園の区立保育園からおひさま園への移行を、2園から1園にたしか見直しされたと思いますけれども、そういう中でたしか今年度から区立保育園の保育士の新規採用といいますか、そういうことが始まっているかなと思うんですけども、今年度、私の認識では35名の新規保育士採用がされたというように伺っているわけですけど、その保育士さんたちの配置の状況といいますか、これは大体保育園だと思いますけども、今後建設が予定されている児童相談所の準備とか、いろいろなところに配置も予定されているかに聞いたんですけど、そういう状況、実態がわかれば教えていただきたいと思います。あと、来年度以降の採用予定があれば。 ◎茅原光政 保育課長 今現在、採用されている保育士につきましては、まず区立保育園に採用いたしまして、兼務の方もいらっしゃいますので、児童相談所のほうのご希望がある方につきましては、来年度派遣とそういうことを考えてございます。 ◆瀨端勇 委員 来年度の採用の予定というのはまだ固まっていない、わからない、どうでしょう。 ◎茅原光政 保育課長 来年度の採用の予定は、来年度のということは再来年度の入区ということでございますね。それにつきましては、まだ固まってございません。 ○高木秀隆 委員長 条例の範囲内でお願いします。 ◆瀨端勇 委員 さっき言いましたように、区立園の廃園ということについて、私どもずっと反対してまいりましたので、そういうことはそうなんですけど。 ○高木秀隆 委員長 そこの範囲内で。 ◆瀨端勇 委員 そうですね。わかりました。これからも、そういう判断で、やはり待機児童解消ということで私立園の保育士の採用定着ですね、あるいは認可保育園の増設と合わせて、今回も質問させていただきましたけど、保育の質の確保と言いますかね、環境の確保、そういうことをぜひ重視していただいて、待機児解消へ一層の努力をお願いしたいなということは思っております。条例案については、反対という、申しわけないですけど。 ○高木秀隆 委員長 他はよろしいですか。  それでは、お諮りいたします。  第87号議案について、反対の意見表明がありましたので、採決します。第87号議案、江戸川区保育所条例の一部を改正する条例について、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手をお願いします。 〔賛成者挙手〕 ○高木秀隆 委員長 挙手多数であります。  よって、第87号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第88号議案江戸川区立児童遊園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、審査願います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、お諮りいたします。  第88号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第88号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第89号議案、江戸川区立学校設置条例の一部を改正する条例について、審査願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 それでは、お諮りいたします。  第89号議案について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第89号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第90号から第96号までの各議案については、はじめにお諮りしましたとおり、いずれも指定管理者の指定についての議案でありますので、一括して審査をいたします。  それでは、審査をお願いいたします。指定管理一括でいいですよ。 ◆福本光浩 委員 では、指定管理のこの議案全般についてなんですが、参考資料もいただいて、各議案の指定管理候補者の詳細、また選定結果等いただいたところでございますが、この評価の中でその企業の団体といいますかね、これを公表はできないのは十分承知しているんですけど、その中で今回ですと、公募した団体と、また評価はされているけど、要するにその指定管理として非公募の場所があるんですけれども、担当としてはこの指定管理制度が始まって、まず選定にあたって、公募・非公募という考え方というのはどういう形で定めているのかということをちょっと改めて聞きたいと思います。 ◎近藤尚行 企画課長 公募・非公募のことでございますけれども、非公募については27年度から考え方を出していったわけでございますが、それまで指定管理として業務を負っていたところについて、その終了年度の前年度に高い評価を得た場合、また、その指定管理者がかわることによって、安定的な運営が阻害されることが想定される、または、そこで働いている、雇用されている従業員の方々が安定的な雇用状況を確保するという観点から、非公募ということを取り入れております。 ◆福本光浩 委員 平成27年度以降で、議案全体の話にもかかわってきますけれども、平成27年のその制度を導入してから、全体の中でのその変わる時期で、非公募だった団体というのはどのぐらいあるんですか。 ◎近藤尚行 企画課長 27年度以降は、26件の選定がございましたが、うち17件を非公募としてございます。 ◆福本光浩 委員 私は何を言いたいかと申し上げますと、今の課長のご答弁でその継続性ですとか、いろいろな意味で十分に周知はしているんですけれども、この指定管理制度が導入されてから、こういう形で議案として出てきて、議会で議決するという流れなんですけれども、やはりその民間企業がその区のいろいろなさまざまな施設でいろいろとご努力をいただいて、民間にできることは民間の視点で、いろいろなことやっていただいているのも十分承知しているんですけれども、やはりそこの中に一定のサービス向上、または緊張感という視点からは、その前の年にそのいい評価を受けている方の団体というか施設は非公募というお話なんだけれど、やっぱりそこには5年に1回、10年1回という形での、その採用が変わるときに、やっぱりそこにはある程度一定の私は競争と言わなくても、そういう企業に対してのやっぱり緊張感というのは必要ではないかと思うんです。その意味で、あえてこの指定管理の中での非公募というのがどのぐらいあったかなというふうに、改めて聞いたんですけれども、それについては前の年に高い評価が得ているということでございますが、そういう団体には、もう来年以降は非公募だということもアナウンスして、要するにまた再契約をしているということでいいんですか。 ◎近藤尚行 企画課長 指定管理者の選定委員会の中で、その施設について公募するのか、非公募にするのかということを決めますけれども、非公募になったことについては、その団体には知らせますけれども、やはり今、委員おっしゃられたとおり、緊張感を持ってこの指定管理者と相対することが必要でございますので、新たにその非公募となってまた指定管理をお任せするとしても、事業計画書を出していただいて、通常の選定と同じように全ての項目をチェックして、本当に翌年以降また責任持って任せられるのかどうかということを審査しながら、選定をしているというふうにございます。 ◆福本光浩 委員 戻ります。この議案について区が今、候補者として挙げていただいた団体については、異議は全くございません。指定管理全体のことでちょっとその非公募というのが27年度から始まって、どういう状況なのかなということを改めて確認させていただきましたが、今の課長のご答弁では、そういう非公募であっても、そういうやっぱり評価をして、再契約といいますか、そういうことを行っているということでございますので、やはり民間企業、ある意味その継続性も大事だけど、一定のやっぱり競争といいますか、切磋琢磨する、そこの視点も大事だと思いますので、その点をしっかり今後も取り入れていただいた中で、江戸川区の施設が民間活力を活用しながら、よりよい区民サービスが提供していただけるように最善の努力をしていただきたいと思います。  議案については賛成の立場で、問題ありませんので。 ○高木秀隆 委員長 ほか、よろしいですか。 ◆江副亮一 委員 すみません、意見だけ述べさせていただきます。  今回、初めて自転車駐輪場の指定管理がいよいよ始まります。やはり自転車駐輪場というのは、通勤・通学、そして区民の方々が駅前等利用する際に、最も区民の方と接する機会の多い施設でもあると思います。江戸川区の特色でもある、この自転車を有効活用した施策には欠かせない駐輪場が、今回指定管理になるということで、サービスの向上が見込まれると思うんですけれども、ぜひ従来以上の区民の方々に対して、親切・丁寧にサービス向上に努めていただきたいということを、これが指定管理になったとしても、続けていっていただくことを要望して終わります。 ◆瀨端勇 委員 今の江副委員の95、96号の自転車駐輪場ですか、駐車場の指定管理の指定の問題だと思いますけど、これまで業務委託としてこの駐輪場の管理運営というか、管理じゃないか、運営されてきたのかもわからないんですけど、これまでの業務委託と今回指定管理者制度に移行することとの違いといいますかね、委託の内容とかその経費とか、そういうことを具体的にどういう違いがあるのか、そういう点ちょっとお尋ねしたいと思います。 ◎大竹則之 施設管理課長 これまで業務委託から指定管理者制度なんですけど、大きな点はですけれど、管理権限としては指定管理者が有するというところがございまして、また業務範囲についてもですけど、条例で定めるということになってございます。  利用料金の取り扱いにつきましてもですけれど、指定管理者が自らの収入としてこれをもってですけど、管理スタッフであるとか、維持管理であるとかということを運営していくというふうになっておりまして、経費につきましてもそのこれまでと同様にですけれど、同様な金額の中でですけれど、運営してかつ、今、いろいろ委員の方からいただきましたサービスの利用向上ということを主眼におきまして、運営していきたいというふうに考えているところでございます。 ◆瀨端勇 委員 ちょっといろいろ拝見したところですと、経費について指定管理者制度の場合は基本納付金というんですか、95号が1,400万円、96号が4,500万円ですか、そういう基本納付金というのが納められる必要があるということと、それから変動納付金というんですかね、ちょっとどういう基準になっているのかわからないんですけど、そういう経費的な指定管理者とのやりとりといいますかね、そういう点はどういうふうになっているのか教えていただきたいと。 ◎大竹則之 施設管理課長 基本納付金につきましては、JR小岩であればですけれど、JRからですけど高架下を土地を借用していることがございますので、そういう借用地につきまして事前に江戸川区とJR等が、あと交通局さんもですけど、契約しているところから、その事前納付をしていただいて、区が支払うというところから、あと発券機もしかりですけれど、長期契約をしていますので、そういうもろもろの経費を基本納付金とさせていただいています。  また、変動納付金につきましては、その基本納付金を除いてまた管理の運営でですけど、歳入歳出の差額でですけれど、利益が出た場合につきまして各事業者から提案いただいた還元率というものがございますけれど、それを区と事業者で分け合うということですけど、そういうような形で努力をしていただこうというふうに考えているところでございます。 ◆瀨端勇 委員 大体わかりました。いろいろ資料を拝見して、それぞれの駐輪場の指定管理者の選定理由というか、そこも95号、96号でそれぞれ特色のあるような提案がされているということのようなんですけど、具体的なその提案、選定されている理由ですかね。それから、ちょっと伺ったところでは、大体今回は一之江とか瑞江ですか、それと小岩、京成小岩ということで、これまで業務委託としてその委託されてきた企業が、実質的には同じ企業の方々が指定管理者として選ばれたのかな、というようなことを伺っているんですけど、そういう点で指定管理者として、今回95、96号が選定された理由ですね。それから、これまで業務委託として委託されてきた企業が指定管理者になられているようなんですけれども、そういう点の変化というか、何かそういう理由みたいなことも含めてちょっとお尋ねしたいなと思います。 ◎大竹則之 施設管理課長 JR小岩、京成小岩におきましての選定理由につきましては、一つは供用時間でございますけど、現在、始発・終電それぞれ30分ずつ前後しておりますけれど、それが小岩はやはり夜もですけど、24時間のような営業をしているというようなところがありまして、供用時間もですけれど、一部駐輪場においては24時間営業というようなことも提案はいただいています。  また、距離から、特にですけど西3号というような駐輪場がございますけど、駅から離れた場所について、特に2階建ての2階部分については利用率が低いものですから、利用率を考慮しながらですけど、その部分については、条例で定めた使用料金を上限としてですけど、料金を設定することが指定管理者もできるということから、お安く低めに設定するというような提案がされているような状況でございます。  また、一之江のほうにつきましても、これまで業務委託を携わってきた業者がですけど、実績として放置自転車対策を一生懸命やっていただいてきておりますけれど、こういうことにつきましても、電磁式のですけど駐輪ロック式を用いながら、小岩もしかりなんですけど、2時間まで無料とかというような、無料時間を設けることによって短時間でも駐輪場を利用していただいて、放置自転車対策を少しでもなくそうというようなですけれど、地域とこれまでの取り組みまた皆さんとですけど、ご支援をいただきながらというような実績が踏まえたような提案をされたところから、選定されたと考えております。 ◆瀨端勇 委員 95号の場合は、何か指定期間終了後の無償使用とか、そういうこともちょっと資料にあったようですけど、これは駐輪機器を設置していただいて、指定期間が終わった後も、区としてこれ無償で使用できるという、そういう条件で選定されたんですか。 ◎大竹則之 施設管理課長 特に一之江のほうにつきましては、その瑞江につきましては、今の委員の言われたようにですけど、5年間使用した駐輪機、それぞれ指定管理者が設置したもので、まだ引き続き次の仮にですけど、指定管理者が決まった場合ですけど、使える、もしくは区に対してもですけど、使っても構わないということで、一つの評価としてですけれど、これが評価ポイントになっているところも事実でございます。 ◆瀨端勇 委員 指定管理者というのは施設に対する指定管理ということかなと思うんですけど、自転車問題は放置自転車対策とか、いわゆる駅ごとの総合自転車対策というんですか、あるいはレンタサイクル、こういう事業もやられていると思うんですけども、今回の指定管理者制度の導入でこの放置自転車対策とか、レンタサイクル事業とかそういう事業に対するこう変化といいますかね、区のかかわりとか、そういうことの変化があるのかどうか。さっきちょっと同じ業務委託をされていた企業が指定管理者になられると、同じ企業がそれに移行されるのかなというふうにもちょっと認識しているんですけども、そういう点で何か変化があるのかということをちょっと伺ったんですけど、そういう点どうでしょう。 ◎大竹則之 施設管理課長 指定管理に移行させてもらったのは、あくまでもそれぞれ企業さん、指定管理者につきましては、さまざまなほかの自治体でも取り組んでおります。そういうことからですけど、これまでの江戸川区で培ったノウハウであるとか、またほかのところでの自治体でのノウハウというところを生かしながら、民間活力としての提案であったりというのを即時性が企業さんにはございますので、そういうところはサービス向上を1秒でも1分たりともですけど、早く取り入れていただけるというところの中から指定管理制度に移行させていただいた次第でございます。 ◆瀨端勇 委員 以上で終わりますけど、指定管理者制度というのは、今おっしゃった区民サービスの向上という側面と同時に、やっぱり従事する労働者の方々の雇用条件といいますか、労働条件の問題が私はあると思っております。本来そのいわゆる公契約条例、公契約制度に基づいて、区が定める基準以下の賃金にさせないというような、そういう制度を設けて、条例を設けて取り組んでいる区もあると聞いています。そういう意味で、言葉は悪いかもわからないけども、官製ワーキングプアみたいな、そういう条件にならないように、そういう労働者を生まないような努力が私は求められていると思いますので、今後、指定管理者制度においても、そういった働き方の内容についてよく検討していただきたいなというふうに思っております。 ○高木秀隆 委員長 よろしいですか。  それでは、順次お諮りいたします。  第90号議案、江戸川区水辺のスポーツガーデン指定管理者の指定について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第90号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第91号議案、江戸川区立障害者支援ハウス指定管理者の指定について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第91議案は、原案のとおり決しました。  次に、第92号議案、江戸川区立虹の家の指定管理者の指定について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第92号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第93号議案、江戸川区立みんなの家の指定管理者の指定について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第93号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第94号議案江戸川区立さくらの家の指定管理者の指定について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第94号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第95号議案、江戸川区自転車駐車場指定管理者の指定について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第95号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第96号議案、江戸川区自転車駐車場指定管理者の指定について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第96号議案は、原案のとおり決しました。  それでは次に、保留となっていました第81号議案について、お諮りします。  第81号議案、平成30年度江戸川区一般会計補正予算第3号について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第81号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第97号、第98号の各議案については、はじめにお諮りしたとおり、いずれも、現員現給基づいた執行見込みに伴う職員給与費補正予算でありますので、一括して審査を行います。  第97号議案、平成30年度江戸川区一般会計補正予算第4号ですが、予算書・同説明書の1ページをお開きください。  第1条、歳入歳出予算の補正ですが、第1表、歳入歳出予算補正は、2ページから4ページにあります。また、事項別明細書は19ページから87ページに記載されております。さらに、補正予算給与費明細書は88ページから91ページに記載されております。  次に、第98号議案、平成30年度江戸川区介護保険事業特別会計補正予算第3号ですが、予算書・同説明書の5ページをお開きください。  第1条、歳入歳出予算の補正ですが、第1表、歳入歳出予算補正は、6ページと7ページにあります。また、事項別明細書は、94ページから99ページに記載されております。さらに、補正予算給与費明細書は、100ページと101ページに記載されております。  それでは、第97号、第98号の各議案について、一括して審査をお願いいたします。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 なし。  それでは、順次、お諮りします。  第97号議案、平成30年度江戸川区一般会計補正予算第4号について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第97号議案は、原案のとおり決しました。  次に、第98号議案、平成30年度江戸川区介護保険事業特別会計補正予算第3号について、原案のとおり決するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高木秀隆 委員長 よって、第98号議案は、原案のとおり決しました。  以上で、本日の議案審査は、全て終了しました。  次回の委員会は、明日5日(水)、午前10時、陳情及び発議案の審査並びに所管事務調査を予定しています。  以上で、本日の総務委員会を閉会します。                      (午前11時55分 閉会)...