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  1. 江戸川区議会 2018-07-11
    平成30年 7月 文教委員会-07月11日-04号


    取得元: 江戸川区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成30年 7月 文教委員会-07月11日-04号平成30年 7月 文教委員会 平成30年7月文教委員会会議録 ■ 江戸川情報公開条例第7条第2号(個人に関する情報)等により不開示とする部分は、「・・・・・・」で表示し、非公開としました。 ●日時 平成30年7月11日(水) ●開会 午前10時00分 ●閉会 午前11時01分 ●場所 第3委員会室出席委員(9人)   島村和成  委員長   窪田龍一  副委員長   本西光枝  委員   野﨑 信  委員   金井 茂  委員   佐々木勇一 委員   大橋美枝子 委員   関根麻美子 委員   田中寿一  委員欠席委員(0人) ●執行部
      斉藤 猛  教育長   松原 秀成 教育委員   石塚幸治  文化共育部長    外、関係課長事務局    書記 佐々木 康祐 ●案件  1 陳情審査 第95号・第107号・第115号…継続  2 所管事務調査継続  3 執行部報告  (1)区民ラジオ体操大会について  (2)郷土資料室企画展について  (3)学校適正配置に関する取り組み状況について  (4)ブロック塀を使用している学校について  4 その他                      (午前10時00分 開会) ○島村和成 委員長 ただいまから、文教委員会を開催いたします。  署名委員に、佐々木委員田中寿一委員、お願いいたします。  なお、本日は委員会終了協議会を開き、都市視察について協議会を行いたいと思いますので、ご承知おきください。  はじめに、本日の陳情審査の進め方ですが、まず新たに付託されました第115号陳情について審査いたします。こちらは、初めての審査となりますので、事務局の朗読と資料要求程度にとどめたいと思います。その後、第95号陳情と第107号陳情について、順次、審査を行いたいと思いますがよろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○島村和成 委員長 それでは、そのようにいたします。  それでは、これより陳情審査に入ります。  はじめに、第115号、家庭教育支援法制定を求める意見書提出に関する陳情について審査をいたします。事務局陳情文を朗読させます。 ◎区議会事務局   家庭教育支援法制定を求める意見書提出に関する陳情                         (文教委員会付託受理番号 第115号        受理年月日 平成30年6月22日                   付託年月日 平成30年7月 4日 陳情者 ・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・・ 陳情原文 今日、核家族化の進行、地域社会の絆の希薄化など、家庭を巡る社会的な変化には著しいものがあります。そのため、過保護、過干渉、放任など、家庭教育力の低下がつよく指摘されるようになり、極めて憂慮するところとなっております。   更には、厚生労働省の発表によると、児童虐待相談件数は毎年1万件ずつ増加し、平成28年度には12万2,578件を数え、一層深刻さを増しております。この様な状況を一刻も早く解決しなければなりません。 現代は、若い父親・母親の出産や育児などが、関係の希薄化した社会に置かれ、孤立してしまう状況が増えております。行政からの、より積極的な家庭教育への応援体制が必要な時であると考えます。   未来社会の担い手である子供達育成する家庭は、社会と国の基本単位であり、家庭倫理社会倫理の基盤にもなっていきます。  教育基本法第十条にも、「父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって」とし、又「国及び地方公共団体は、家庭教育自主性を尊重しつつ、保護者に対する学習の機会及び情報の提供その他の家庭教育支援するために必要な施策を講ずるよう努めなければならない」と規定しております。   上記の内容を踏まえ、江戸川区議会におかれましては、国会、政府に「家庭教育支援法制定を求める意見書」を提出して下さるよう陳情いたします。 ○島村和成 委員長 それでは、何か資料要求がありましたら、お願いをいたします。 ◆本西光枝 委員 この陳情文に「行政からの、より積極的な家庭教育への応援体制」とありますので、現在区が行っている家庭教育支援資料をいただきたいです。種類と利用者数などの実態がどのようであるかわかるようなものをいただきたいと思うのですが。 ○島村和成 委員長 執行部。出ますか。 ◎石塚幸治 文化共育部長 この陳情に関しての家庭教育に関する事務分掌としては、江戸川区の事務分掌ですと文化共育部が一番かかわりが深いかなというふうに思いますので、私のほうで、文化共育部のほうで全庁的に見まして、まとめまして、資料として出させていただきます。 ○島村和成 委員長 出せるわけ。 ◎石塚幸治 文化共育部長 はい。 ○島村和成 委員長 ほかにございますか。  特になければ、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○島村和成 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第95号、すくすくスクール学童クラブ登録における補食実施事業を2012年度以前の実施方法に準じて再開することを求める陳情について審査願います。 ◆大橋美枝子 委員 たびたび、私もこの場で意見を言わせていただきましたけれども、改めて数字の面で確認させていただきたいなと思って。昨年、資料として出されて添付されています、一番最後に出ています、すくすくスクール補食受託廃止前の実施状況というのがあります。資料の一番後ろのほうなんですけれども、これは区が補食を提供してたときの補食希望者数、そして学童クラブ登録者数との割合ということで後ろのほうにある資料です。ここに、一応全体の登録者数が3,860で、補食希望者1,343で、希望割合が34.8%ということで、3人に1人のお子さん希望されていたというふうに捉えることはできると思います。それが今の段階のいわゆる持ち込みという形になりますと、この前の委員会でも同僚委員も質問されていたと思いますが、減っているわけですよね、数としても。実際にさまざまな事情から持参するお子さんはもっと減っているというのはこの前の資料で示されたと思います。前回の資料提供で出された数として。  そこで、やっぱり私はこの数字、かつては34.8%が希望していたというところに大変注目するわけです。なので、つまり区がやっていたときには希望が多かったという意味を強調させていただいています。それで、今は減っているということを区としては保護者に丁寧に説明されていると、繰り返しお話されているわけですけれども、実際に子どもがおやつを食べないとか希望しないという事情も繰り返し説明されていますけれども、私はかつてのように区が提供する形にすれば、またこのように元に戻るのではないかというふうに、単純ではない部分があるとしても、やっぱり区のやり方によって、補食が廃止される前のやり方に戻れば、また希望者も当然増えるというふうに認識しているんですけども、そういうことについて、区としては十分検討した結果が現在の形をとっているわけですが、改めて補食実施について従前のように戻すということも含めた保護者へのアンケートをとってみるということを何とかしていただきたいと思っていますが、保護者会に出席できない方もいるわけですから、どういう形が望ましいかということをもう一度保護者アンケートとして全部の学童登録の方に聞いてみてほしいと思うんですけども、どうでしょうか。それをまず一つ質問したいと思います。 ◎柴田靖弘 教育委員会事務局参事教育推進課長事務取扱〕 これまでもお話させていただいたとおり、今この持ち込みによる補食実施を今後も続けていきたいと考えておりますので、アンケート等は考えておりません。 ◆大橋美枝子 委員 保護者会参加するかしないか、さまざまな事情があると思うんです。でも、なかなか参加できないという実態もあるのではないかということも想定されるので、私はやっぱり、就労支援の一つのあらわれとして学童登録があるわけですから、忙しい保護者支援という意味では、改めてアンケートをとるということをぜひ検討してほしいんです。なので、今考えてないというお答えでしたけれども、改めて検討してほしいということを意見として述べたいと思います。  もう1点、一日保育にかかわって質問します。  これから夏休みが始まるので一日保育にかかわって多分保護者会とか開かれていくと思います。保護者会というか説明会でしょうか。その辺はどんなふうに行われるのか。保護者への一日保育についての説明はどんなふうに行われるかということについて。  それから、補食持参についてはどんなふうに説明するかということをちょっと確認したいと思いますのでお願いします。 ◎柴田靖弘 教育委員会事務局参事教育推進課長事務取扱〕 毎年、夏休み前に一日育成のスタートということで説明をしております。お呼びたてをさせていただきましてご出席いただいた方々に1日の過ごし方というような形での説明をさせていただきます。もちろん学童クラブ登録お子さんはお弁当を持参でお見えになる。そして、すくすくの登録お子さんについても事情があればご相談ください、お弁当持ち込みも大丈夫ですという話もします。  先ほどの補食でございますが、この補食についても通常は5時以降のところが多いわけですけれども、一日育成に当たってはどの時間帯で過ごし方を考えた中で、どの時間に補食をとるか。  そして持ち込みについても、お弁当と一緒に持ち込むかどうかということも含めて参加の方々に、今まで行ってきた形をご説明の上で、ご意見があればまた検討もするということの説明を続けています ◆大橋美枝子 委員 そのような説明を丁寧にされると思います。ただ、欠席された場合とか、実際に希望していてもその説明会になかなか参加できないという方もいらっしゃると思うんですが、そういう人にはどんなふうにコンタクトをとっているか確認させてください。 ◎柴田靖弘 教育委員会事務局参事教育推進課長事務取扱〕 当然欠席される方もいらっしゃると思いますが、お友達のお母さんにお聞きになったり、またその日じゃなくても、後日でもサブマネジャー、職員に確認をしていただくという方向で。特に初めて夏休み参加するというお子さん親御さんはそういう手段をとられると思いますし、2年生3年生になってきますと、例年のことということでご理解があるというふうに考えております。 ◆大橋美枝子 委員 今のお話を聞くと、あくまでも保護者が確認するという、そういう立場でご説明されているように聞こえたんですが、すくすくの直接いろんな子どもたちとかかわっている指導員サブマネジャーの方と、希望している保護者とのかかわりというか、説明会参加できなかった場合には指導員が直接確認するとかという方法はとらないんでしょうか。 ◎柴田靖弘 教育委員会事務局参事教育推進課長事務取扱〕 ご存じのとおりすくすくのお便りですとか、そういったものも月一度のペースでお出ししておりますし、その中でもお知らせをしております。  また、特にお申し込みいただいている親御さんについては、逆にお問い合わせがあるというふうに考えております。こちらもこういう形でやりますよという話をこの中ではしますけれども、そういったことで疑問点があればお答えをさせていただくという姿勢で対応をしているところでございます。 ◆大橋美枝子 委員 区の対応はわかりましたけれども、もちろん最後は親が責任を持つという部分があるというのは私も理解しています。ただ、忙しい中で子ども学童登録ということでお願いしている保護者にとって、やっぱり指導員から直接確認してもらうと、何かもう少し、さっき一日育成とおっしゃったのでそういう言い方をしますが、一日育成日の過ごし方も、もっと補食のことについてもはっきりした形でできるのかななんていうふうにも思ったものですから確認させていただいたんです。  それは希望をしても実際持参する子が少ないというのはどうしてかなと思って、そこからちょっといろいろと聞いてみたわけですが、保護者実態も踏まえて、そういうことへの配慮というのも必要かと私は感じていますので、ぜひとも今後とも就労支援という視点も含めて、働いている世帯への子ども支援ということは、保護者との対応も大変大事になると思いますので、ぜひ夏休み前によろしくお願いしたいと思います。  最後にもう一つなんですが、子どもたち夏休みは特別にいろんな楽しいイベントとか、そういうのを期待して、それぞれすくすくで行事も組んで伝統的になっているのがあるというふうにお聞きしておりますが、例年私もどこか参考に、少しでも子どもたちの様子が見られたらなんて思うんですけども、次回で結構ですのでご紹介いただければ、あるいは個別にまた聞かせていただければと思いますが、子どもたちの様子を知りたいと思いますのでぜひご紹介いただければと思います。夏休みの何かそういう取り組みです。よろしくお願いします。 ◎柴田靖弘 教育委員会事務局参事教育推進課長事務取扱〕 以前、大橋委員さんからご要望いただいてお知らせしたと思いますが、委員会にお出ししたほうがよろしいですか。かなり各すくすくでいろいろなイベントをやられてますので。 ◆大橋美枝子 委員 個別に聞きます。 ○島村和成 委員長 じゃあ、個々でお願いします。 ◆関根麻美子 委員 ちょっと確認で教えていただきたいことが1点だけあります。  資料のところですくすくスクールにおける持ち込みによる補食実施状況平成28年度と平成29年度9月までの資料があるんですけど、今夏休みの話があったので、一日保育の観点から、ちょっと8月のところを見ますと普通で考えれば8月は夏休み長期休業なわけで、朝から夕方まで一日なわけですよね。こういうときに、先ほども夏休み前の保護者会において一日を過ごす方と、あと補食の摂る時間はそれぞれに任せているという、そういった希望も当然聞いていくということなんでしょうけども、そういう中にあって、私の感覚、個人的な感覚だと、一日保育で長い時間帯の中で補食希望する家庭がぐっと増えるんじゃないかなと思っていたところ、そうでもないというか、月ごと学童クラブ登録者数が変化していて、8月は確かに一番多いんですよね、28年も29年も。しかし、平均摂取人数というのがそんなに増えてない。これは増えてもいいんじゃないかなと思って、普通の感覚で言うと。ここら辺の分析はどのように捉えていらっしゃるか、そのことだけちょっと教えてください。 ◎柴田靖弘 教育委員会事務局参事教育推進課長事務取扱〕 実際に8月は、特に夏休み参加児童数は非常に少なくなります。申し込まれているというのは、これはやはり一日育成に変わりますので、すくすくでふだん過ごされている親御さんが、特に午前中パートタイムでお仕事をされている方は、日ごろはすくすくで結構なんでしょうけども、一日育成になると、やはり午前中から仕事でいないとなると、学童登録に移る方が増えます。ただ、こちらでもごらんいただいたとおり、補食希望の方、これは100人も増えないんですけれども、一応希望するというお申し込みの方は少し増えますが、実際には参加児童数は減りまして、特にお取りになるお子さんは逆に減ります。ですから、時間帯はそう長くまで、夕方までいらっしゃるお子さんは減るということが分析しております。ですので、参加児童数自体も、登録は増えますが、減少するという傾向でございます。 ◆関根麻美子 委員 今のご説明でよくわかりました。これも、また参考にしていきたいと思います。 ◆大橋美枝子 委員 大変申しわけないですけど、1点ちょっと資料をお願いしようと思ったことを忘れたので追加させてください。  今、関根委員からも夏休みのことが言われたんですけれども、通常のときにすくすく登録をしていて、一般登録の方と学童登録の方の利用状況を知りたいと思います。たくさんの子どもたち登録していますが、実際に来る子どもたちというのは人数がもっと減りますよね。だから、その一般登録子どもたち通常どのくらいすくすくで遊んでいるのか。学童登録子たち登録している子たちが4,000人くらいいるわけですけど、そのうちどのくらいの子たち通常来ているのかという。数字の出し方はお任せしますけども、要するにすくすくスクール実態を知りたいなと思いまして。 ◎柴田靖弘 教育委員会事務局参事教育推進課長事務取扱〕 ちなみに29年度の8月でございますが、すくすくの登録参加児童数、これは延べでありますけれども、3万8,983。学童登録が5万7,451。ちなみに9月は、すくすくが6万5,032。学童クラブが6万2,075というふうにあります。ですので、登録全体、両方合わせましても9月の12万7,000に対して、8月は9万6,000ということで参加者数は非常に少なくなります。これは毎年同じ状況です。特に学童登録は増えますけれども、参加児童数としては、延べ人数で減少するという傾向には変わりございません。 ○島村和成 委員長 よろしいですか。 ◆大橋美枝子 委員 今、数字、私メモしたんですが、何か表のような形でいただけると比べられて、わかりやすいかと思います。今、8月、9月とお聞きしましたが、もし一年間を通して数字が出ているんなら、ちょっと実態を知りたいなというふうに。つまりどういうふうに子どもたちが変化しているか知りたいと思います。 ◎柴田靖弘 教育委員会事務局参事教育推進課長事務取扱〕 それでは、29年度の年間を通してのすくすく、学童、それぞれの参加児童数の数値を次回までにお示ししたいと思います。 ○島村和成 委員長 ほかになければ、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○島村和成 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第107号、2018年度中学校道徳教科書採択に関する陳情について審査願います。 ◆大橋美枝子 委員 前から私も陳情審査の1番はできているというふうに認識していると発言してきました。  2番に関しても配慮していただいているということは伝わってきますけれども、もう少しちょっと確認したいことがありますので、よろしくお願いします。  2番の陳情項目の中で、「選定資料検討委員会学校からの意見及び区民意見は十分に検討し配慮すること」という要望が出ています。教育委員会としては十分それは事前に何らかの形で読む、資料提供をするというふうにお答えは聞いておりますが、事前に多分伝えられると思うんですけども、何て言うんでしょうか、この陳情の原文は当然ではないかというふうに認識しますが、当然だという認識についてどうでしょうか。確認したいということです。ちょっと意味がわからないでしょうか。すみません。上手に質問できなくて。 ◎市川茂 指導室長 陳情文記書きの2番の「選定資料検討委員会学校からの意見及び区民意見は十分に検討し配慮することについて」ですけれど、この教科書採択については、本区においてはなんですが、選定資料検討委員会からの報告、それから学校からの意見書、あとそれから区民の方に書いていただいたものについては、各教育委員採択の際に参考にするとしていますので、十分に検討し配慮するというのは、それぞれ教育委員さんの内面にかかることになりますので、それについては私どもはどうこうコメントすることはできないというふうに認識しています。 ◆大橋美枝子 委員 確かに、それは一理あるかなと思ってお聞きしました。参考にするように資料提供をするということは当然されると思いますが、時期としては、多分7月中にというふうに想定されますけど、そういうふうに理解してよろしいんでしょうか。 ◎市川茂 指導室長 採択事前教育委員さんにはお渡しして読んでいただく時間は十分設けています。 ◆大橋美枝子 委員 ぜひとも参考にできるような資料提供を丁寧にやっていただきたい。当然されると思いますけども、改めてよろしくお願いします。  もう1点、教育委員会採択するときの告示が、この前お聞きしたら事前の金曜日、4日前ということをお聞きしました。いずれにしても教科書採択への関心が高くなっているということから、告知は条例で早めるのは難しいということの回答もあったんですけども、せめて当日の教育委員会委員会場所をもう少し広い会場でできないか。傍聴者が多いので。  昨年も教科書会社の方もたくさんいらっしゃいましたけども、結構多かったので。傍聴者が、今20名ですけれども、もうちょっとたくさん入れるような教育委員会場所を変更するということは可能かどうか。できたら検討してほしいなと私は思ったのですが、直接陳情にはそういう書き方はありませんけれども、やっぱり広く皆さんが関心を持っているということからすると、教育委員会の開催の工夫も、できたらしたほうがいいのではないかというふうに感じたものですから。例えば、教育総合会議をやったときには向こうの第一委員会室、第二委員会室のところをぶち抜いて大きなところで、区長と当教育委員江戸川区の教育についてずっと協議を重ねたということがありました。私も傍聴させていただきましたけれども、やっぱり会場が広ければ、皆さん傍聴者も入れると思いますので、そういうことについて検討していただきたいのですが。直接陳情文にはありませんけれども、どうでしょうか。 ◎柴田靖弘 教育委員会事務局参事教育推進課長事務取扱〕 総合教育会議につきましては区長が招集した会議でございます。我々教育委員会委員はそこに参加をするということで、会場等区長部局で決められた会場で行われたものでございます。  教育委員会につきましては、教育委員会室において毎回開催をしてございます。教科書採択ももちろん重要だと思いますが、その他案件についても、その重みという点では何ら変わらないと思っております。あえてそのときだけ会場を変えるということは考えておりません。 ◆大橋美枝子 委員 私も前も同じことを言っていますが、別に案件の重い軽いとかではなく、傍聴者が多くなることが予想されるので区民に開かれたさまざまな対応をするということになると、傍聴者がもう少し入れる会場検討したほうがいいということの意見も含めて申し述べました。ぜひ検討してほしいということで改めて意見として申し述べます。 ○島村和成 委員長 特になければ、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○島村和成 委員長 それでは、そのようにいたします。  以上で、陳情審査を終了いたします。
     次に、所管事務調査についてですが、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○島村和成 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、執行部より報告がございます。報告文化共育部教育委員会の順といたします。  はじめに、文化共育部。 ◎渡邊良光 スポーツ振興課長 スポーツ振興課から1件ご報告をさせていただきます。お手元にチラシをお配りさせていただいておりますが、第36回江戸川区民ラジオ体操大会でございます。今月の7月28日(土)に、江戸川河川敷グラウンド江戸川病院野球場、通称16面でございますが、こちらを会場に行います。  指導員は元NHKテレビラジオ体操アシスタント桜田敬子さんに依頼をしております。ぜひ多くの方にお越しいただければと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○島村和成 委員長 次に、教育委員会。 ◎柴田靖弘 教育委員会事務局参事教育推進課長事務取扱〕 お手元にチラシ、カラー版でございます。両面のものをお配りさせていただきました。郷土資料室の企画展でございます。今回は「すみにオケない桶のはなし」ということで7月21日(土)から10月14日まで開催をさせていただきます。  今回の企画展の内容につきましては、区内で桶屋さんとして続けていた方が廃業をされたということで、その道具も一式こちらに寄贈されたものでございます。こうした収蔵品を広く区民の方々に紹介しながら、江戸川区でもこうした営み等も紹介できる機会ということで、今回企画をさせていただきました。グリーンパレスということでございます。委員さん方お寄りの際、ぜひごらんいただければとご案内をさせていただきます。 ◎川勝賢治 学校配置計画課長 お手元に1枚資料を配らせていただきました。前回から引き続きの報告で進展がある部分もございますので、改めて報告をさせていただきます。  1点目は、上一色地域でございます。  上一色地域につきましては児童交流が2回ほど対象校3校との間でやらせていただきまして、2月と6月ということで。これを受けまして6月27日に最終という形でございますが、転校先の希望調査を保護者の方に配らせていただいておりまして、今7月17日締め切りということでいただいているところでございます。  その後のスケジュールでございますけれども、転校先の校長先生との面談をご希望される方もいらっしゃいますので、こちらは希望制ということで面談をさせていただきまして、最終的に児童交流3回目ということで、これは各お子さん方が希望された学校との間でのそれぞれの児童交流ということを予定しておりまして、その後、学用品の支給等をさせていただきながら進めさせていただいております。引き続き丁寧に進めさせていただければというふうに考えております。  2番目は、松島・松江地域でございます。  第二松江小学校保護者並びに新入学生に対する現状の説明などを今させていただいております。保護者の方々との話し合いにつきましても始めさせていただいておりまして、今後閉校に向けてスケジュール的なこととか、そういったことを保護者の方々を中心にお話をさせていただきまして、一定の機会を捉えて、また地域の方々ともお話をさせていただきながら、このお話し合いを進めさせていただいている状況でございます。  最後に、二之江地域でございますが、二之江地域につきましては地域の関係の方々、学校評議員の方々とは、この6月7月の間で一定のお話をさせていただきまして、第二松江と少しは遅れてはおりますけれども、9月あたりに保護者の方々、現役の方々等にお話をさせていただくというようなことで、地域の方々にはご了承をいただいているところでございます。  また進展がありましたら機会を捉えてご報告をさせていただきたいというふうに考えております。 ◎石塚修 学校施設担当課長 私のほうからは、前回の文教委員会学校ブロック塀について対応した状況について何点かご報告させていただきます。  法令に適合していない学校が2校あるということで、ホームページ等でも周知しておるところですが、この学校についての対応状況を何点かご報告いたします。  まず、この2校につきましては、6月30日と7月1日の2日間で控え壁の設置工事をいたしました。これによりまして、法令に適合した形に今は状況としてなっております。  2点目でございますが、学校対応としましては、まず保護者宛てに学校のほうから通知文書を配付していただきまして、あわせて通学路の変更などもしていただいております。  3点目ですが、こちらも先般ホームページ等でもご案内しているとおりでございますが、プールの授業が終わる9月中旬ころからブロック塀の撤去工事を行いまして、その後、鉄のフェンスに置きかえる工事のほうを迅速に進めさせていただきたいと思っております。取り急ぎ現状をご報告させていただきます。 ○島村和成 委員長 ただいまのそれぞれの報告について、何かご質問がございましたらお願いいたします。 ◆佐々木勇一 委員 2点お尋ねをさせていただきます。まず、「すみにオケない桶のはなし」ということで、これに関連してお尋ねしたいと思いますが、今しがた参事のほうから桶職人の方が廃業されたということでございましたけれども、以前から郷土資料室等でも、そういった職人の方々、また伝統工芸の方々の映像等を撮られていらっしゃるかと思うのですが、その桶職人の方のそういった資料等々はあるんでしょうか。 ◎柴田靖弘 教育委員会事務局参事教育推進課長事務取扱〕 桶の方の映像では残ってないんです。申しわけありません。 ◆佐々木勇一 委員 以前、本会議のほうでも質問をさせていただきましたけれども、やはりそういった本当に貴重な映像として、とどめられるものは積極的にとどめていただいて、一度失ったものはもう取り返せませんので、ぜひ今後そういった廃業をされるような職人の方とかいらっしゃいましたら、ぜひ映像としてとどめておいていただいて、本区の記録遺産として後世に伝えていただければなというふうに思いますので、対応のほうをよろしくお願いいたします。  あと、もう1点。ブロック塀対応についてですけれども、今課長のほうから報告いただきまして、早急な対応をしていただきまして本当にありがとうございます。また9月以降にフェンスのほうもしていただけるということで、現場のほうとしても、大変に喜びの声、また本当にすぐさま対応していただいたということで感謝の声をいただいています。  ちょっと質問させていただきたいのは、その上で、控え壁というのは点検で3年に一度ということで点検をされている中で、この2カ所が控え壁がなかったということでありますけれども、この点検自体は業者のほうに委託されているかと思うんですが、区教委のほうから委託しているのか、それとも都市開発部のほうから委託されているのか。また、その点検が漏れてしまった理由というのが、もし現時点でわかっているようであればお聞かせいただければと思います。 ◎石塚修 学校施設担当課長 まず1点目のご質問の委託している部署でございますが、こちらは都市開発部の施設課から委託をさせていただいております。  次に、2点目の、今回の点検が漏れていたという点でございますが、こちらの点検に当たりましては、委託の仕様書上でも日本建築防災協会が定めております特定建築物の定期調査業務基準というものを参照するようにということをうたっております。これに基づいて受託業者のほうが点検しているところでございます。  この点検の中では、主に塀につきましては目視による点検。いわゆる目視によって損傷ですとか劣化などがあるかどうか。あとは傾きなどがあるかどうかという点を主に点検しております。こういった点検に含めまして今後、都市開発部とも連携して業者への点検時の周知徹底などを図っていきたいと考えております。 ◆佐々木勇一 委員 大阪北部の本当に痛ましい小学生の死亡事故については本区で起こってもおかしくなかったのではないかというふうに捉えていただいているかと思います。大切な子どもの命を預かる教育委員会でございます。  そしてまた、都市開発部が業務委託の所管だったかもしれませんけれども、やはり校長先生を含め教育委員会のほうで、そういう感度をしっかり持っていただくということが大事なのかなと。当たり前のように法定点検という形でやってきてても、それが当たり前じゃないような形の点検だったということはほかの仕事でも、当然私も含めていろいろ気をつけなきゃいけないことはあるんじゃないかなというふうに思いますので引き続き、関係所管と対応をしっかりと進めていただきたいなというふうに思います。  あともう1点。学校以外の通学路のブロック塀等についてですけれども、この点検とまた対策等はどうなっているでしょうか。 ◎石塚修 学校施設担当課長 まず学校以外のところですと、あわせてホームページ等々でもご案内しているところでございますが、例えば、区立保育園などにつきましては保育課のほうが施設課と連携して調査のほうを進めていると聞いております。  保育園につきましては、道路面に面しているブロック塀はないということなんですが、民地境のところにブロック塀が何カ所かあるということで、一応詳細調査を行っていることを庁内のほうで情報共有させていただいております。 ◆佐々木勇一 委員 区立保育園も大きなそういう危険なところはないというのは私も確認をさせていただいておりますけども、それ以外に例えば、小学校学校の通学路上で危険なブロック塀というところがあるというふうに私自身も認識しております。その点については土木部の保全課のほうにお伝えはさせてはいただいているんですが、ただ、何せブロック塀を直すというふうになるとお金が個人的にかかってきてしまいますので、そういった中で補助を出していくというようなこともありますので、ぜひここについては学校でも危険な箇所というのは再点検していただいていると思うので、土木部と合わせて、例えばもう少し予算をアップするとか、そういったことも含めてぜひ検討していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○島村和成 委員長 ほかにございます。 ◆大橋美枝子 委員 報告ありがとうございました。  学校適正配置に関して質問させていただきます。  上一色地域が丁寧にされているというのは大変よくわかりました。それで、学用品の支給ですけれども、体操着というふうに私はパッと浮かぶんですが、学用品というふうに書いてある関係で体操着のほかに、何か具体的なものがあるかどうかをまずお聞きしたいのが1点です。  それから、学校の統廃合という形まではいかないまでも、子どもたちが分散する関係で。でも、統廃合というふうに捉えると、教員のいわゆる加配があるというふうに前にお聞きしました。今回の上一色地域の全体の動きに関して何かそういう教員の加配の手だてというか、そういう方法というのはあるかどうか聞かせてください。  それから、二之江地域の具体的な中身について、今いろいろ説明していくというお話でしたけれども、二之江小学校と二之江第三小学校のどちらの学校を母体にするということを保護者皆さん説明していくということなのか、意見を聞いて判断するということなのか、ちょっと私も曖昧だったので、もう既にどちらかの学校ということで説明しているのかどうかについてちょっと再確認させていただきたいと思います。 ◎川勝賢治 学校配置計画課長 私のほうから2点ほどお答えさせていただきたいと思います。体操着以外にも校帽とか名札とか、あと上履きとかそういったものでございますが、過去の例から言っても金額的には1万円を少し超えるぐらいの金額でそれぞれ必要なもの。ただしそれぞれ、例えば上一色小で言えば西小岩とか、上一色南小とか、下小岩第二小という対象がございますが、そこで学校指定のものを使っている場合とそれぞれ自由に使える場合もございますので、そこら辺は今回の希望調査の中でサイズとかも含めていろいろご希望をとらせていただいて、必要なものは基本的に全て学費支給をするというふうな考え方になっております。 ◎市川茂 指導室長 学校の統合にかかる教員の加配についてですけども、こちらは都のほうで規定がございまして、これは学校というか教育委員会が選択できるんですけれども、統合前から複数名配置できる場合と、統合してから複数名配置できる場合がございます。  本区においては、学校の実情等を学校と話し合いの中で次年度から複数名、都の規定にのっとって加配をするという方向で今話を進めているところでございます。まだ決定ではないので、今の段階ではこの程度の情報にとどめさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◎川勝賢治 学校配置計画課長 二之江と二之江第三小学校の関係のご質問にお答えしたいと思います。  今の段階では地域の方々、学校評議員の方々、そういった方々について私どもの計画の素案を説明させていただいておりまして、ご質問の点につきましては、基本的には二之江小学校の老朽化に伴うこのお話については、改築ということを基本ベースに考えてございますので、二之江小学校も築年数51年でございますけれども、そちらの改築ということで進めさせていただいているところでございまして、その説明をさせていただいております。  地域の方々におかれまして、当然その際に、平成25年から指針の中でも申し上げているとおり、近接ということもあります。あと、二之江第三小学校も非常にお子さんの減少という問題もございますので、それをあわせて、今回改築とあわせて統合をさせていただくということで二之江小学校を新しくする中で、その場所で統合をという説明を地域の方々等には説明をさせていただいています。保護者の方々にはその説明を、一定の地域の方々に説明は終わりましたので、9月以降に公にご説明を、説明会等をとらせていただきたいというように考えております。 ◆大橋美枝子 委員 大変よくわかりました。二之江地域のことについては今のいわゆる改築とあわせて考えていくというのは、保護者も納得される部分が大きいのではないかと改めて思いますけれども、そうすると、それなりに時間かかりますよね、具体的にどうするかという問題ももちろんありますけれども。丁寧に説明しながら、学校の単純な改築だけでなく統廃合も含めてということだとすれば、地域の皆さん保護者皆さんに改めて丁寧に説明していくということが大前提でそれは多分されると思いますけど。  そうなってくると、一つ地域でもいろいろ出ているのが、学区域の変更もあるんじゃないかというのも出ているので、その辺については、何か今後検討する余地があるのか、全く検討せず学区域はそのままでいくのか、その辺についてはどうでしょうか。 ◎川勝賢治 学校配置計画課長 今のご指摘のお話につきましては、今後当然改築については、そのまま計画年次でというようなことはございますが、統合については学区域変更も含めて地域住民の方並びに保護者の方々とも協議の上進めていきたいというふうに、今までもそうでしたし今後もそうではございますので、まずはそこの中でご提示をさせていただきながら、当然地域から並びに保護者の方からいろいろお話を聞いている範疇では二之江、二之江三小、特に二之江三小の学区域については、もともと区側のほうは葛西小学校というところが学区域だというようなこともございますので、ただこれは別にまだ我々が提示しているということではございませんので、そこについては最終的には、学区域の変更については保護者の方々と学校と十分話し合いをさせていただきたいと。そのお話し合いを9月以降にさせていただきたいということでございます。 ◆大橋美枝子 委員 基本的な方向性が今出されて、私もそれで進めていただければ納得が得られるのではないかというふうなこともちょっと感じてはいます。ただ、これからいろいろな意見が出てくる可能性がありますので、二之江小と二之江第三小学校の改築統合案ということの中身については引き続き、経過をこれからも教えていただければと思います。 ◆関根麻美子 委員 今の適正配置に関連してなんですけども、松島・松江地域と二之江地域が今後、説明会が始まっているということなんですが。  まず、二之江地域なんですけども、もう既に5月には地元町会に説明をされているということでスケジュール案の提示もされていると。このスケジュール案も素案ですか、その資料がもしあればちょっと拝見したいなということと、それからそのときに、地元町会に説明をしたときに、皆さんからのさまざまなご意見、要望とかあったと思うんですが、全てでなくても主立った意見とか教えていただきたいなということ。  あと、松島・松江地域、第二松江小学校も閉校になると。建て替えではなくて。ここも、もう既に6月、7月から新入学生の保護者説明とかというのもありますが、地域への地元町会にもう既に説明が終わっているのかなと思っているのですが、いつごろ終わって、またそのときの地元地域の反応、ご意見、ご要望、どのような主立った意見があったかということを大まかでよろしいんですけども、ちょっと教えていただきたいと思います。 ◎川勝賢治 学校配置計画課長 それではまず、松島・松江地域の第二松江のほうからでございますけれども、ここにも書かせていただいておりますが、6月末から7月頭の間でいろいろお話をさせていただきまして、前段は昨年度5回ほどやらせていただいた第二松江小学校の今後を考える会ということで地域の方々とお話をしまして、その結果、やはり保護者の方とお話し合いをというようなことになりましたので、させていただいております。  具体的に今提示させていただいているのは、お話としては、第二松江小学校を閉じさせていただくと。それに伴って松江小学校、第三松江小学校、こちらのほうにお子さん方を。町会で言いますと、京葉道路の南側、西小松川町会、こちらのほうを松江小学校。五分一町会、こちらのほうを第三松江小学校と。基本的に閉校後にそこを学区域として新しく設定をさせていただいて、そういうお話をさせていただいているというところでございまして。  今後PTAの方々とお話し合いとしましては、時期的なスケジュールのお話が一番メインになってまいりますが、これは9月以降、今年度中をかけてそういった合意形成ということを図るべくやっていきたいというところでございます。  第二松江小学校については保護者のほうにも入りましたので、できましたら近日中に、保護者の方からも了解をいただいているんですけれども、どういった会議がやられていたかとかそういったことについて区のホームページ上でも、上一色でもやりましたけれども、そういった情報提供を説明会とかに来られてない方に対してもそこを見ればわかるというような形で提示をさせていただきますし、文教委員の皆様方には個別になるかもしれませんけども、そういったものを出しましたら情報提供をさせていただくというようなことでございます。  二之江第三小学校案件についても同様の中で、ここはまだ保護者まではやられていませんけれども、地域の方々をお集めして二之江小学校で会議室を借りたり、二之江第三小学校で会議室を借りたりして、校長先生を中心に学校評議員の方、町会長の方、あとすくすくの関係の方とか、その学校学校によって、この人にまず話してくれというところがございますので、その方々に計画としては地域の方々には、33年度と34年度ということで二之江小も改築自体の計画はそのようにさせていただきたいと。  ただ、統合については当然話し合いで丁寧に進めていきませんとなりませんので、そこまでは全く決着もついてませんし、二松江と違ってまだ保護者の方までそこはおろしていない状況でございますので、ここから丁寧におろしていきたいなというふうに考えております。 ◆関根麻美子 委員 よくわかりました。上一色小についてはさまざまなご意見最後まで根強くあって、もう本当にその地域の中の学校が統合という形にせよ、なくなるということについての地域の、また保護者皆さんの思いとか、大人側の思いもすごい強いものがあるんだなということを目の当たりにさせていただきながら、またそれに対して教育委員会が丁寧に対応していただいていて、上一色はここまで来て来年閉校ということで、またさらにさまざまなご配慮をいただきたいと思うんですけども。  いよいよ、松島・松江地域と二之江地域につきましても、それぞれの地域における学校に対する思い、いろいろなものがあると思いますので、これからさまざまなご意見とかご要望とか当然出てくるのが当たり前だと思うんですけども、教育委員会としても大変なお仕事ではあろうと思うのですが、本当にぜひ丁寧にしっかりと耳を傾けていただきながら、そういった地域の皆さんの、また保護者皆さん関係者の皆さんの、学校関係者も含めてしっかりと声に対応していただきたいと思います。  今、地元地域、町会にはどちらもお話をされていたということですので、ほぼ合意というか、それは地域としては町会としてはなのか、まだまだこれからそれについてさまざまな意見交換が必要な状況なんじゃないかなと推察をしますけども、そこら辺はどうですか。 ◎川勝賢治 学校配置計画課長 今おっしゃっていただいたとおりで、まだまだこれから回数を重ねましてやっていく形ですので、余りなかなか全てをここの場でもお話できないのはちょっとご了解いただければというところで、逐一これから丁寧に入ってまいります。 ◆関根麻美子 委員 わかりました。ぜひとも丁寧によろしくお願いしたいと思います。 ○島村和成 委員長 以上で、執行部報告を終わります。  次に、その他について何かございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○島村和成 委員長 よろしいですか。  それでは、最後教育委員さん、松原委員、一言コメントをお願いします。 ◎松原秀成 教育委員 おはようございます。コメントの時間をいただきましてありがとうございます。教育委員の松原と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  4月から今日までこの文教委員会、出席をしていないんですけれども、ぬくもり塾についての多少の経緯と、今年度新しく始まりますのでお話をさせていただきコメントにさせていただきます。  考えますと、ちょうど2年前の今ごろは、前教育長の白井さんと、当時江戸川区の小中学校を退職した校長さんの中で子どもたちと限らず成人の方でも学習のそういった機会を設けられないだろうかという、そういった趣旨で呼びかけが始まったのがちょうど2年前の今ぐらいで。おかげさまで小中学校の元校長先生たちが14名、現職の先生が2名、区内が2名、私学のほうで1名、民間の方が2名、高校生がおかげさまで1名、今加わって来てくれてはいるんですけど、そういった体制で講師登録がされておりまして。ボランティアですので、常時活動に来てくださる方は少ないときで5名、多いときで6名、という形でやっています。  塾生のほうは成人が3名、中3が4名、中2が1名、中1が1名。小学生が、小2が1名、小4が2名、小5が1名、小6が2名というような内容で、結構塾生も多いのでありますけれども、毎回塾生のほうは10名ぐらい来ます。ですから、基本的にはマンツーマン形式でやっていますので、講師の人数的にはちょっと厳しい面があるんですけど、中学生のほうはグループワークができますので、そういった形で運営ができております。  会場教育委員会のご支援のもと、駅に近い、ふなぼり学習サポート教室を使用させていただいております。過去2年間はおかげさまで全員が都立高校に2年間で入っていきまして、今年の3年生も頑張ってはいるんですけれども、中には不登校傾向の子がいたり、それから、ちょっと発達障害的な子もいたり、あと成人の方の中には、若干ひきこもりで唯一このぬくもりに来ることが外のコミュニケーションをとる場面で、毎回親御さんとお兄さんが一緒についてくるんですけれども、そういった生徒の方もおりまして本会としては、それなりの形で成果が出ているのかなということで何とか継続してやっていければなというふうに考えているところでございます。  毎週土曜日、夕方の5時から7時までやっておりますので、先生方、もし、多分バタバタしていると思うんですけど、ふなぼり学習サポート教室をいつでもオープンにしておりますので、よろしくお願いいたします。8月中はお休みになりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○島村和成 委員長 それでは、今後の委員会ですが、次回は8月7日(火)、午前10時を。また、9月は本日の委員長会で確定をいたしますが、10日、午前10時をそれぞれ予定しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で、本日の文教委員会を閉会いたします。                      (午前11時01分 閉会)...