江戸川区議会 2018-04-17
平成30年 4月 災害対策・街づくり推進特別委員会-04月17日-10号
渡部 正明 委員
●
執行部
山口正幸 危機管理室長
新村義彦 都市開発部長
立原直正 土木部長
外、
関係課長
●
事務局
書記 佐々木 康祐
●案件
1 案件
委員会調査概要作成に向けての
意見交換
2
執行部報告
(1)想定し得る
最大規模の高潮による
浸水想定区域図(東京都公表)
(2)
防災行政無線による
Jアラート緊急情報の
試験放送の実施について
(3)第67回
利根川水系連合・
総合水防演習
(4)
ホームドアの設置について
(5)
南小岩南部・
東松本付近地区密集事業開始について
(6)国道357号線東京港
トンネル西行きの延伸について
(7)八
蔵橋交差点改良工事について
(8)小名木川・中川の適正化について
(9)
東京外かく
環状道路の開通日について
(10)
今井街道電線類地中化技術検討会の報告
(11)中川(
西新小岩地区)緩
傾斜型堤防事業について
(12)都道450号上
架設チラシについて
(13)
墨田緊急用船着場・
臨海緊急用船着場竣工式について
(14)補助第288号線(上篠崎)
事業認可について
(15)松本橋架替工事(その2)の進捗について
(午後 1時30分 開会)
○
江副亮一 委員長 ただいまから、
災害対策・
街づくり推進特別委員会を開会いたします。
署名委員に、
佐々木委員、
渡部委員、お願いいたします。
次に、4月1日付で
人事異動のありました、
幹部職員の紹介を
執行部よりお願いいたします。
はじめに、
危機管理室からお願いいたします。
◎
山口正幸 危機管理室長 皆様、こんにちは。
この4月で異動がありました職員の紹介をさせていただきます。
危機管理室長の
山口正幸です。よろしくお願いいたします。
危機管理室地域防災課長、
本多吉成です。
◎
本多吉成 地域防災課長 本多と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
◎
山口正幸 危機管理室長 なお、
地域防災課は30年度より新設でございます。よろしくお願いいたします。
○
江副亮一 委員長 次に、
都市開発部、お願いします。
◎
新村義彦 都市開発部長 都市開発部、3名異動ございましたのでご紹介します。
まちづくり調整課長、
乙訓陽一です。
◎
乙訓陽一 まちづくり調整課長 まちづくり調整課、乙訓です。どうぞよろしくお願いいたします。
◎
新村義彦 都市開発部長 次に、
まちづくり推進課長、
佐藤弥栄です。
◎
佐藤弥栄 まちづくり推進課長 まちづくり推進課長の佐藤です。どうぞよろしくお願いいたします。
◎
新村義彦 都市開発部長 学校建設技術課長、高澤 誠でございます。
◎高澤誠
学校建設技術課長 学校建設技術課長、高澤です。どうぞよろしくお願いいたします。
○
江副亮一 委員長 次に、土木課、お願いします。
◎
立原直正 土木部長 それでは、土木部の
異動幹部職員を紹介させていただきます。
計画調整課長、
田中正淳です。
◎
田中正淳 計画調整課長 計画調整課長の田中でございます。よろしくお願いいたします。
◎
立原直正 土木部長 街路橋梁課長、
藤川則和です。
◎
藤川則和 街路橋梁課長 街路橋梁課長の藤川です。よろしくお願いいたします。
○
江副亮一 委員長 ありがとうございました。
それでは、案件に入ります。
本日の案件は、
委員会調査概要を作成するに当たり、
意見交換を実施したいと思います。
当
委員会の1年間の活動について、取り上げた項目をお手元に配付しておりますので、参考としてください。
それでは
意見交換を行います。
はじめに、自民党、お願いいたします。
◆
高木秀隆 委員 本当に視察をいろいろとしていただきまして、ありがとうございます。
本当、東京港の
トンネルから始まって、外環とか、
あと河川の
整備事業、
上平井水門とか
平井水門、小名木川
排水機場ですか。いろんなところを視察をさせてもらいまして、本当に大変有意義な1年だったというふうに思います。
あと、このいろんなところを視察させてもらって、やっぱり
治水対策は我が国にとっては一番大事なところなので、ぜひこういうことも非常にさらに
執行部の
皆さんにおかれましては進めていただければというふうに思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
あと、座学で
都市マスと
住宅マスタープランの説明も受けました。これは私たち本区の
まちづくりの指針となるという大変重要なものだというふうに思いますので、これも私
たち議会の意見も聞いていただいて、また、区民の
皆さんの意見も聞いていただきながら進めていただければというふうに思います。
やっぱりどうしても核になるのは
大型公共施設、本
庁舎移転がやっぱり核になるというふうに思いますので、これもぜひ早めに決着をつけるというか、決着をつけるのは土地を買うということだというふうに思いますので、ぜひ土地をしっかりと購入をするように
都市開発部長を中心に東京都にお願いをしていただきながら、ぜひそれを核にしていろんな
大型公共施設をしっかり割り振っていくような
都市計画を進めていただければというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
先輩方、よろしいですか。それで。よろしいですかね。
◆
渡部正明 委員 うちの
高木委員からありました
内水部分というのは、やっぱりうちの会派でも先般名古屋市のほうへ視察行ったりしてきました。
やはり、もう下水道整備されてからこの
荒川以東ももう30年以上たってきている。当然、
外水氾濫に対しての建設省、それから東京都建設局との
共同事業は今後一層進めていただきたいんですけども、やはり一時的な天候、
異常気象等が増えてきた。そういう意味で、管の入れ替え、特に時間当たりの雨量に対応するような管系の改良、改修を全区的に枝線工事含めて本線も
下水道局と調整をして進めていただきたいということが一つ。
それと同時に、
排水機場の整備も以東の西側の小名木の水門等が出ていますけども、やっぱり
中川水系、
江戸川水系、
新中川水系の
排水機場に対してのやはり設備の更新と、ある意味ではその強化、それに伴ってあと対応できない部分については、やっぱり一時的な貯留のスペースというものをもうちょっと全体的な浸水予測つくっていただいたわけですから、それに伴った形を合わせてぜひ耐水に備えた形を進めていただけるようにお願いしたいと思います。
名古屋ではかなりいい勉強をさせていただきましたので、よその自治体のいいところはやっぱり盗んで、ぜひお願いをしたいと思います。
ちょっと余計なことですけど、お願いします。
○
江副亮一 委員長 それでは次に、公明党、お願いいたします。
◆中道貴 委員 29年度正副
委員長の手配、また、
事務局のお手伝いをいただきながら大変精力的な
現地視察ができたと思っております。
また、現場の確認をするとともに、今後の課題というものも一つ一つ明らかになったのではないかと感じました。
まず、振り返りますと、荒川の第一調節池、彩湖ですね。容量約3,900万立方メートルを誇るこの彩湖の視察では、
洪水調節としての
治水機能をはじめ、首都圏の
水道用水の補給ですかね。それから、
下水処理水の
浄化機能、あるいは
自然環境の保全など、地域の治水、利水に供するとともに、
地域振興にも大きく寄与していただいているというふうに感じました。
また、次に、
首都直下地震における政府の
現地対策本部として、有明の丘に整備されました
東京臨海広域防災公園、そな
エリア東京。ここは本部棟となる建物全体が
免震機能になっており、大変優れた建物であることが確認をされました。
また、内閣府が所管する
オペレーション機能や
通信機能など、全省庁及び全都道府県との連携が密にとれるなど、大変優れた機能を確認することができたと思っています。
さらには、
交通整備事業、東京港
トンネルや
東京外かく
環状道路などの整備が進んで、走行時間の短縮や
生活道路の安全化・安全性、また緑豊かな空間や防災の空間、
生活関連施設の収容などに大きな効果が今後見込まれると思われます。
また、
都市マスタープランなどでは、ここでの大切なことというのはやはり地域の魅力が人をつなぐ
活力交流都市の実現、これを目指し続ける努力が必要だと思います。
また、さらには今後
人口減少の問題も浮かび上がってまいりますが、この対策についてもこのような交流から育まれる地域力というものをますます高め続けていくこと、これが肝心かと思いました。
最後に、
水害対策。東部低地域の
河川施設整備計画というもののさらなる
早期完成。これを今後とも求め続けながら、さらには江東5区の
広域避難の具体的なあり方というものもこれも議論をしっかりと早く進めていくべきだと感じております。
○
江副亮一 委員長 次に、民進党、お願いいたします。
◆
小野塚礼佳 委員 まず、
委員長、副
委員長をはじめ、
執行部の皆様のおかげで1年間さまざまな学びを深められたことに心より感謝申し上げます。
荒川第一
調整池の彩湖の視察では、洪水を一時的にためておくことで
下流部へ流れる洪水の量を減らし、安全な流れを保つために大変重要な役割を果たしていると学び、
治水対策への意識を高める上では
調整池の存在であったり、どのような機能を持っているのかといった情報を知ることも必要だと感じました。
大
規模水害対策にも関連しますが、万が一が起こったときに大切なのは、さまざまな判断を行う上でどれほどの知識や情報を持っているかだと考えます。
正確な
情報提供を行ったとしても、受け取る側の意識によってなかなか伝わらないといったこともあるかもしれませんが、大
規模水害対策においては
アンケート等も実施されておりますので、今後も治水及び
水害対策の普及、啓発に努めていただきますようお願いいたします。
また、そなエリアの視察では
タブレット端末を使用し、臨場感を味わいながら学ぶこともできました。災害は経験した人でないと想像が難しいですし、正しい判断を行うためにも教訓をつないでいく場が大切だと考えます。
現在も行われているとは思いますが、
地域防災課も新設されましたので、地域での
防災ワークショップや街歩きなど、人々が集まって活発な
意見交換ができる場の開催も引き続き積極的に進めていただきますようお願いいたします。
○
江副亮一 委員長 次に、
日本共産党、お願いいたします。
◆
小俣則子 委員 本当にたくさんの視察を見て実体験みたいな形もできまして、本当に勉強になりました。ありがとうございました。
まず、
水害対策、治水の問題、地震、
まちづくりという点で、ちょっと意見を述べさせていただきたいと思いますが、やはり
水害対策、治水については、私たちのゼロメートル地帯、また、河川に囲まれているということではとても重要なことだと思います。
平成24年の12月に発表された
東部低地帯の
河川整備計画について具体的に見ることができて、ある意味では、ああこんなに進んでいるのかということを実感できました。2020年までに水門の外側は完成させるということ、それから内側は2022年までということなので、特に新中川がかなり堤防が割と長い区間がやはり危ないということについては、本当に急いでやっていただきたいなというふうに実感しているところです。
多くのそこの新中川、結構散歩したり、そこが健康の道みたいな形になっていますので、
皆さんが利用していますので、関心も高い。また、すぐ民家があるということでは
皆さん心配しているので、そのことについてはぜひ
情報提供を早くしながらやっていただきたいなというふうに思います。
それから、あと都型の
スーパー堤防という言い方しているんですが、非常にややこしくて、国交省が進める
スーパー堤防と都型の違いがあって、何か名称がもしあれでしたら都型の
スーパー堤防を変えられないのかなというのがちょっと会派でも意見としてはありました。
それから、2月8日に大
規模水害についての座学をしたんですけれども、今日この資料を見ましたら「想定し得る
最大規模の高潮による
浸水想定区域図」というのが資料としてあるんですけれども、これを3月に発表されて、特に平井の地域はほとんどが水没しちゃうということで、平井の
皆さんからもいろいろ意見がもうどうすればいいのみたいなことがあって、区民の関心も高いです。
ここではハードとソフトな面ということで座学にもあったんですけれども、ソフトの面では万が一、本当にこのような
広域避難をしなければならないということの
意識付けというか、認識をどう変えていくかということは
アンケートでもかなりまだまだ認識が甘いというか、薄いというか、そういうことがあるので、日常的にどうこの大
規模水害が来たときにはどう避難していくのか、犠牲者ゼロという点で掲げる区の施策についても、しっかりとこれを浸透させなければいけないなというふうに思っています。
それから、ハードの面なんですけれども、最大限の台風が来たときに高潮と洪水と一体になったときということで想定されているんですけれども、
東京湾に来る900ちょっと
ヘクトパスカルの台風は
東京湾に入ってくるというのは、東京都の出た資料を読むと1,000年から5,000年に1回というふうに書いてあるんですね。今は温暖化だから1,000年よりはもっと短いかもしれないんですけれども、正しい情報をしっかりと区民に伝えて、正しい対策をとるということが一つは必要かなというふうに思います。
それから、実際には
高潮対策は専門家の
皆さんも
かさ上げをしないと
高潮対策にはならない、もちろんソフトの面で避難するということも含めてなんですが、ハードの面で。そうすると、すぐ
スーパー堤防だから必要なのよというような意見が出されたりするんですけれども、
スーパー堤防は高さは高くしないわけですから、その辺について区の、命を守るという点ではどうしていくのかという点はしっかりと対策をとっていかなければいけないのではないかというふうに思っているところです。
それから地震なんですけれども、地震は30年の間に大規模な地震が来るということで、それについて
江戸川区もいろいろな耐震の問題だとか
まちづくりの問題で進めているということはすごく実感しているんですけれども、昨日の夜と今朝のNHKのニュースで
熊本地震の避難された方、実際に
熊本地震で直接犠牲になった方は50人、それから
関連死亡が211人ということで、この211人の中で45%の95人が
避難所の劣悪な環境の中、また、車中泊だったということで
避難所について実際に何かあったとき、
江戸川区としてどうしていくかということをしっかりと対策をとらなければいけないなと思いました。
それからあと、
まちづくりについては、私の住んでいる町も、今、
まちづくり協議会で
地区計画をつくっていこうということで、丁寧に公募をした区民の
皆さんと
自治会やいろんな関係者の
皆さんが集まってやっているんですが、そのように
自分たちの街はどうつくっていくかということを丁寧に進めていくという姿勢はとてもいいなというふうに実感しています。
○
江副亮一 委員長 次に、
江戸川クラブ、お願いいたします。
◆桝秀行 委員 数多くのこの視察を組んでいただいた正副
委員長と、それから
事務局、
執行部の皆様には感謝を申し上げたいと申します。
普段はこのなかなか見ることができない
臨海広域防災公園ですとか、国道357の東京港
トンネル、こういうところも視察をすることができまして、普段思っていることとやっぱり現地に行って見ることとは違うことがあると。新しいことに気付くこともありますし、そこで学ぶこともあると。
我々議会にとって大切なことは、見たこと、学んだこと、気付いたこと、再認識したことをいかにこの
行政運営に反映をさせるかということだと思いますので、この
委員会を通じても意見を発信させていただき、また今後の来年度以降の
議会運営の中でも、この
委員会の中で学んだことを反映させるために意見をまとめていきたいと思っています。
この1年間の
特別委員会の日程の中では、本来所管であるべき事項を全部を網羅することはなかなか難しいと思います。ここの資料にも書いてありますが、大
規模災害対策、それから木密、
土地区画整理事業、再開発、
都市計画道路の整備、
スーパー堤防、それから
南北交通を含めた
区内交通ですね。ちょっと考えただけでもたくさんのことがありますので、これをなかなか1年間のスケジュールの中でこなしていくのは難しいかなということは感じていますが、この1年間で特にちょっと私が関心を持っていたのはこの
交通整備なんですね。9月と11月には東京港
トンネルと、それから
東京外かく
環状道路、いわゆる
周辺環境部分での交通網というところは現地を通じて学ぶことができたんですが、とりわけこの
区内交通ですね。それと、
南北交通に対してちょっと触れることがなかなかできなかった
委員会だと思いますので、来年以降はここに少し焦点を当ててもらえるような
委員会運営になればいいのかなと思います。
いずれにしても、この1年間学んだことをしっかりとこの会派を通じて、議会を通じて
執行部の方々に意見と、そして要望という形でまとめていきたいと思います。
○
江副亮一 委員長 次に、
生活者ネットワーク、お願いいたします。
◆本西光枝 委員 さまざまな場所の視察をさせていただきまして、理解を深めることができました。感謝しております。ありがとうございました。
本区の
災害対策、
まちづくりといえば、ゼロメートル地帯に暮らす私たちにとっては治水が何といっても重要かと思います。庁舎の入り口にある荒川の水位計を見ると、バス停は川の水位より低いことを実感し、堤防で囲われている中で暮らしているということがよくわかります。
7月に荒川の第一
調整池、彩湖に行きましたが、川の中流部にありまして、川幅は一番広いところで2.5キロメートルもあることに驚きました。これは
下流部にある都市を氾濫から守るために、中流域で川の流れの勢いをとめる機能を持つからだそうです。今後30年の間に
三つ整備予定ということもお聞きしました。
河川整備を流域で考えていくことはとても重要なことだとは感じました。
下流部に暮らす私たちにとっては
堤防決壊を防ぐことにつながりますので、安心感が高まりました。
1月は、
河川施設の
整備事業の視察でした。堤防の目的は主に三つあり、一つ目は台風や
ゲリラ豪雨、
線状降水帯への対策、二つ目は
高潮対策、三つ目は地震、
水害対策であり、現在は最大級の地震が発生した場合においても各施設が機能を保持し、津波などによる浸水を防止するために対策をしているとのことでした。
こうした整備を進めることと、万が一を考えた住民側の備える意識を持つことが大切であり、こういったことで大
規模水害対策について2月にも説明を受けたところです。
古くから
江戸川区に暮らしている方にとってみれば、水に弱いということを実感して生活されているかと思いますが、都市としての整備がなされてから引っ越してきた新しい住民にとっては、雨が降るたびに長靴をはいていた
江戸川区というイメージは持っていません。水害への備えという認識が余りないのが実情かと思います。さまざまな場面で正しく情報を伝えていくことが必要かと思います。
また、8月には
広域防災拠点の施設に行き、地震への備えを学ぶことや、9月、10月は
交通整備事業を見に行きました。
道路ができることにより、周辺部の
交通混雑の緩和や空港や
港湾拠点とのアクセスがよくなることが期待されていますが、整備には費用がかかるということ、つくった後も維持していくためにそのための費用もかかることを思うと、これから人口が減少していくのを考えますと、維持し続けるのだろうかとも感じたところです。
限られた予算で何に税金を投入していくのかということについて、改めて深く勉強しなくてはならないと感じました。1年間どうもありがとうございました。
○
江副亮一 委員長 その他、ご意見はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
江副亮一 委員長 他にないようでしたら、本日の
意見交換も踏まえて、お手元に配付しております「1年間のまとめのご案内」を参考に、各会派の「1年間のまとめ」を作成いただきまして、来週4月24日(火)までに
事務局に提出をお願いいたします。
ご提出いただいた各会派の「1年間のまとめ」をもとに、正副
委員長で「
委員会調査概要」を作成いたしますが、作成にあたっては、正副
委員長にご一任いただくことで、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
江副亮一 委員長 それでは、そのようにいたします。
なお、作成した「
委員会調査概要」は、次回の
委員会で、確認をお願いする予定でおりますので、よろしくお願いいたします。
以上で、本日の案件を終了します。
次に、
執行部報告に移ります。
はじめに、
危機管理室、お願いします。
◎
高橋博幸 防災危機管理課長 それでは、お手元の資料をご覧ください。
「想定し得る
最大規模の高潮による
浸水想定区域図」が去る3月30日に東京都から公表されました。今回の高潮の
浸水想定区域図につきましては、
ポイントとして大きく4点。
その
ポイントですけれども、一つとしては高潮が起きる台風ですけれども、これにつきましては
既往最大の規模ということで、昭和9年に起きました
室戸台風の910を想定しております。
二つ目といたしましては、
東京湾の高潮が発生する台風の経路ですけれども、これにつきましては大正6年の葛西の被害が大きかった台風、
キティ台風、
伊勢湾台風というような形で3ルートでいろいろな想定をして最大を求めていると聞いております。また、高潮と同時に河川での洪水を考慮したと。
最後ですけれども、最悪の事態を想定して
海岸堤防、
河川堤防の決壊を見込んだことで今回の想定図ができていると。
概要でありますけれども、想定される区は17区。本区におきましては、約91%が
浸水エリアであります。浸水の深さは約10メートル。本区におきましては
平井地区が7メートル。浸水が継続する時間も1週間以上ということで発表されております。
今後の本区の対応でありますけれども、江東5区で今大
規模水害に取り組んでおりますけれども、そこで高潮も含めた形で今年の8月に
ハザードマップ、また、本区の
ハザードマップについては今年度末31年の3月に作成して、先ほどから委員の皆様言われていますように、住民への
理解促進のために対応していければというふうに思っております。
裏面が
浸水想定区域図の浸水の深さの図面になっていますので、後ほど確認していただければと思います。
続きまして、もう一点、自分のほうからご報告させていただきます。
別ペーパーの「
防災行政無線による
Jアラート緊急情報の
試験放送の実施について」でございます。
これにつきましては、国の総務省、消防庁のほうから
緊急情報伝達の全国一斉の訓練が実施されます。
今年度、平成30年度におきましては、
国民保護情報を4回、5月16日をはじめ4回放送したいと。また、
緊急地震速報については2回、6月下旬、11月上旬ということで、
放送内容については今までと同じでございます。
防災行政無線の屋外290カ所、屋内370カ所の無線を使って放送させていただきたいと。
事前周知でありますけれども、昨日町会に向けて回覧の発送、また、広報えどがわ等で周知を図っていきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
◎
本多吉成 地域防災課長 お手元にお配りしました、第67回
利根川水系連合・
総合水防演習についてご紹介させていただきます。
まず、日時につきましては、来月5月19日(土)になります。
会場は、千葉県印旛郡栄町出津、利根川右岸になります。
主催は、国土交通省及び1都6県、開催都市であります栄町となります。
内容につきましては、水防訓練、救出・援護訓練等が行われます。
この演習は、昭和22年のカスリーン台風による未曽有の被害を教訓として昭和27年から始められ、毎年、利根川水系の河川で開催されております。
参加予定でございますが、土木部、
危機管理室等、主に新人職員が参加いたします。例年、区議会議員の皆様にはご参加のご案内をしているところですが、今回はセントラルコースト市の方々が来訪されており、当日は姉妹都市盟約30周年の祝賀パーティーが予定されております。そちらへのご参加をお願いしているところですので、今回はご紹介のみとさせていただきます。
裏面になりますが、開催のチラシを参考に添付しております。
○
江副亮一 委員長 次に、
都市開発部、お願いいたします。
◎
乙訓陽一 まちづくり調整課長 まちづくり調整課より
ホームドアの設置についてということで、状況報告1点させていただきます。
まず、都営新宿線でございます。
本八幡駅を皮切りに都心側に向けて整備を進めておりまして、本八幡駅については4月28日運用開始でございます。
続いて、篠崎駅でございますけども、こちら区内初となりますが、5月19日運用開始ということでございます。
そして、瑞江駅についてもこれ先週公表になりましたが、6月9日運用開始ということになっております。
都営新宿線については、路線内全駅、こちらの完了を平成31年秋、こちらを予定してございます。
2番以降については他の路線の状況の報告でございますけども、まずJR東日本でございます。
総武快速線、新小岩駅については今年度運用開始ということでございます。
総武緩行線、各駅停車でございますけども、こちら平井駅、小岩駅でございますけども、こちら今、山手線に新車両を導入してございまして、今走っている山手線が総武線に今度入れ替わってくるんですけども、そうなりますと今6枚扉と4枚扉が混在している状況なんですけども、4枚扉に統一されるということで、
ホームドアの位置が確定をしてくるということでございますので、その車両の投入完了が平成32年春、こちらを予定しておりますので、
ホームドアについてはそれ以降になるというところでございます。
それと、京葉線、葛西臨海公園駅でございますけども、こちら
ホームドアはまだ未定でございます。ただ、オリンピック・パラリンピックに向けて、駅前広場についてこちらの地盤沈下等でちょっと不陸がありますので、バリアフリー化の工事を今実施中でございまして、こちらも今年度に完了予定というふうになっております。
続いて、東京メトロ東西線でございます。
九段下駅については平成30年2月に運用開始がされておりまして、今年度内の設置予定についてはこの下の4駅でございます。
区内の西葛西、葛西については、今のところ平成36年度末までに設置予定ということなんですけども、なるべく早く設置をしていただくように日々要請をしていきたいというふうに思っております。
最後、京成本線でございますけども、スカイライナーの駅を先行するということで、日暮里駅については平成30年2月に運用開始しておりまして、それとあと空港関連、こちらの駅については平成32年までに設置予定ということでございます。
京成小岩駅、
江戸川駅については未定というような状況になってございます。
◎
佐藤弥栄 まちづくり推進課長 まちづくり推進課から1点報告をさせていただきます。
南小岩南部・
東松本付近地区密集事業開始についてでございます。
密集事業の開始地区としまして、
南小岩南部・東松本付近地区の87.8ヘクタールになります。下図の線で囲まれた地区となります。
この地区の経過としまして、平成27年の4月に防災
まちづくり協議会の準備会が開催されまして、あわせて不燃化特区の指定をしております。
老朽木造建築物の除却助成や建て替え助成のほうも行ってきております。
同年の7月から防災
まちづくり協議会も設立されまして、
まちづくりの検討が重ねられております。
平成29年度には、
都市計画道路、補助285号線の事業の用地測量のほうも始まってきているところであります。
今年の2月になりますが、今申し上げました防災
まちづくり協議会としての防災
まちづくり提言書のほうが提出されたところであります。
この平成30年4月から密集事業を導入して事業を開始してまいります。
また、先ほどの防災
まちづくり提言書に基づきまして、平成30年度中、今年度中の地区のルールとなります
地区計画の決定も予定しているところであります。
また、平成30年度末に補助285号線の
事業認可の取得も予定されております。
また、平成32年度中に都市防災不燃化促進事業の導入のほうも予定しております。
今回の密集事業の事業期間でありますが、平成30年の4月から平成40年の3月までの10年間となります。
事業内容としましては、公園用地の取得とその整備を進めてまいります。
内容としましては、防火水槽、防災井戸、マンホールトイレ、かまどベンチなどを設置した公園の整備を進めてまいります。
公園の用地取得としましては、取得面積約1万3,000平米を目指してまいります。取得費のほうは48億3,900万円を予定しております。
事業費の財源でありますが、住宅市街地総合
整備事業による国庫補助金が2分の1、整備地域内につきましては都補助4分の1もありますけども、こちらのほうも予定しております。
区の負担額につきましては2分の1となりますが、都区財政調整制度の態容補正も予定して進めてまいります。
この4月から密集事業の実施を行いまして、この地区の防災性の向上にさらに努めてまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○
江副亮一 委員長 次に、土木部、お願いいたします。
◎
田中正淳 計画調整課長 土木部から10点ご報告ございまして、そのうち8点、計画調整課より報告させていただきます。
1点目は、国道357号東京港
トンネル西行き(海側)の
トンネル入り口の追加のお知らせでございます。
裏面を見ていただきまして、昨年見ていただきました東行き、これはいわゆる北側のほうなんですけど、南側の「現在」という真ん中の地図を見ていただきまして、今ずっと357を来て、お台場中央交差点を通ってまた下に入っていくという形でしたけども、3月30日以降は東京港
トンネルにお台場の交差点を通らずに通行が可能になりました。
ただ、逆にフジテレビのある建物等には一度今までのルートを出ていただかないと右折ができない状況にはございます。
今のルートも引き続き利用できますけども、交通量の円滑な流れのためには延伸されたルートをご利用いただきたいと思います。
また、首都高速湾岸線、臨海副都心線入口の侵入方法はこれまでと変更ございません。
まず、1点目が、この東京港
トンネルのご案内でございます。
2点目としまして、八蔵橋交差点の改良工事のお知らせでございます。
東京都の第五建設事務所から、八蔵橋交差点の改良工事についてお知らせがありました。
工事概要の上から三つ目の工期という欄を見ていただきたいんですが、工事の契約は11月28日に行われておりまして、工期始まっておりまして、平成30年の6月上旬まで予定しております。
直近の情報で、警視庁との協議がなかなか整わず工事にかかれない予定でしたが、4月の第2週に警視庁から工事の許可をもらったということですので、これから鋭意に工事を進めていきたいということでございます。
ちなみに、ここに接道します区道の補助286号線は、本年3月31日をもって事業が完了している状況でございます。
続きまして、小名木川・中川の適正化についてですが、現状として不法係留の船舶がありまして、そういったものの放置や桟橋等を設置されているのは周辺の住民の治安や、それから水防などの問題から生活の環境の著しい悪化となっております。
小名木川に関しましては、来年度工事の予定箇所に約35隻係留しています。
中川に関しましては、奥戸橋上流の適正化を完了して、今、青砥橋の下流のところに6隻残っている状況になります。
真ん中の「条例及び河川法施行令の区域指定(平成30年3月1日施行)」、これをご覧いただきたいと思います。地図の中で青く塗ってある部分ですね。これが今回、条例と河川法の施行令の指定区間でございます。赤で囲っている部分が、不法係留船が存在している区域になります。
今までは非常にこの河川の不法係留の撤去に関しては非常に手続が煩雑だったんですが、これを船舶係留保管適正化条例の重点適正化区域に指定しまして、重点適正化区域に放置されている船舶は強制的に移動させることができるようになりました。また、警察と放置禁止物の指定をして、放置行為を警察が取り締まることができるようになりました。黄色で囲われている部分ですが、船舶に対する対応(条例)と不法係留者への対応(河川法施行令)を組み合わせることで、より実効的な対応が可能になったということでございます。
適正化のスケジュールでございますけども、是正指導、それから受け皿の確保。これ受け皿の確保は中川の係留の不法係留に関しては、新中川及び旧
江戸川で受け入れることになっております。また、小名木川に関しましては、小名木川の隅田川沿いのところに不法係留の場所を設けて、そこで対応することになっております。
補足になりますけども、
江戸川区でも新左近川マリーナから新中川暫定係留へ10件ほどあっせんして、移っていただいている経緯もございます。
このことにより、小名木川については平成30年10月工事着手まで適正化を完了、中川については平成30年9月の工事着手までに適正化を完了する予定でございます。これによって、適正な水辺環境の実現ができるということでございます。
続きまして、
東京外かく
環状道路、三郷南インター、高谷ジャンクション、今年6月2日に開通のお知らせでございます。
これは、国土交通省とネクスコ東日本の記者発表の資料でございます。
1枚めくっていただきまして、地図が載っております。
東京外かく
環状道路、三郷南インターから高谷ジャンクションの概要ということで地図が載っておりますが、357に接する高谷ジャンクションから三郷南インターまで約15.5キロ。この部分の
東京外環道路が開通するのとあわせて、国道298号線の国道6号から国道357号まで11.4キロが開通するところでございます。
左側のちょっと小さい図面ですが、「標準断面図」というのを見ていただきたいんですが、ここで文字を囲んでおります「
東京外環自動車道」。この部分と地上部の国道298号線。これが今回6月2日に開通する部分でございます。そこの両側にあります環境施設帯につきましては、ガス、水道の他企業の進捗や隣接市の調整などがありまして、まだいつ供用というのは連絡を受けておりません。
次のページのところでございますが、この開通によりまして都市交通の円滑化、物流の生産性の向上が行われます。高谷ジャンクションから三郷ジャンクションまでは26分短縮ということで、高谷から逆に各地のところまではもう同じように26分短縮と、非常に交通の円滑化、物流の生産性向上を図られます。
さらに裏面を見ていただきたいんですが、外環沿線地域の渋滞緩和・
生活道路の安全性向上。298号線ができますことによりまして市川市内の南北の主要路線ができますので、このことによって市川市内の道路の渋滞が非常に緩和されることが期待されております。
最後のページになりますが、関東各地・湾岸エリアの広域的な観光交流の促進ということで、この3環状つながることによりまして、つくば、あるいは東北、三郷のショッピングセンター、あるいは川越ですね。こういったところへのアクセスが非常に短縮されますので、観光等の目的にも大きく寄与するということでございます。
次に、今井街道でございます。
今井街道・松江大通りの電線類地中化の報告でございますが、昨年1年間東京都の「無電柱化チャレンジ支援事業制度」を活用しまして、コスト縮減や工期短縮を目的に、東電、NTT、東京都、
江戸川区の4者で技術的な検討を行いました。
その結果といたしまして、コスト縮減、工期短縮の効果としましては、総事業費で約7,000万円、工期で9カ月ということでございます。
4月の2日付で東京都の無電柱化チャレンジ事業に認可をいただきまして、事業工程ですが、本年度は詳細設計を行うと同時に、企業による支障移設工事を行っております。31年度から32年度にかけまして、一旦区が現状の歩道の拡幅、仮の工事ですが、仮の拡幅をいたしまして、その後、平成33年から電線共同溝の工事に入って、平成36年までの予定で行う予定になっております。
この右側のほうにいろいろな採用した低コスト手法がございまして、浅く埋設する方法や新材料の活用など、あとはその既存の管の有効活用などを図ってコストダウンと工期の短縮を大幅に図ってまいりました。
これからいろいろ工事の進捗行われてまいりますけど、その都度、その都度、またご報告をしていきたいと思っております。
それから、今東京都のほうで緩傾斜堤防の新小岩公園のところですね。新小岩公園の高台化に合わせて、都道450号線の形状について東京都のほうでいろいろプランニングしてきたところですが、この450号線を堤防の上側に上げて都道315号線の蔵前橋通りと平面交差するプランで、これで警察のほうと協議を行ったという報告でございます。
裏面をごらんいただきたいんですが、平面交差して新しく土手道の450号線と平井大橋のところの新しい交差点が平面交差でできますが、首都高速道路への入り口の関係で都心側から西側から来て、この新設の交差点を右折することができないと。警察との協議の中ではそういうことになったというふうに報告を受けております。
それ以外については今までどおりのルートで回れるんですけども、平井駅方面から来た車は一度この新設の交差点を通って、学校のところですね、あそこで左折して、450号線に入っていくと。このルートが確保されていますので、そういうルートで南方面に向かうルートは通るということでございます。
その次が、小松川ジャンクションの工事のお知らせでございます。
小松川ジャンクションの中川に渡河する橋梁につきまして、4月18日から4月24日まで現地通行止めを行いながら工事を行ってまいります。
4月18日にまず東側の東小松川のほうの1ブロックを積み上げまして、4月20日に今度は架設のためのクレーンの付け替え等の整備を行います。
裏面をごらんいただきまして、河川道を架橋するのは4月21日(土)、21時から翌日5時までになります。真ん中の架設予定の橋桁というのを見ていただきたいんですが、ちょっと数字が小さくて申しわけないんですが、①と黒丸で1って書いてある部分の4連結ですね。これが川側からつるブロックでございます。
施工の順番としては、まず陸側の①というのを架設いたしまして、これが23時からの架設になります。その次に横の②になりますけど、これを架設いたしまして、架設すると同時にこの川側の1番をつなげていくというのが工事の予定になります。
ということで、21日は夜9時から翌日の朝5時まで、この周辺、この迂回路にのっとり迂回をしていただきたいと思います。周辺はかなり交通止めで混雑いたしますので、よろしくお願いいたします。
最後、4月23日にこのつり上げたクレーンの解体を行いまして、この架設の工事については終了ということになっております。
最後に、隅田緊急用船着場・臨海緊急用船着場の竣工式のご案内でございます。
日時は、平成30年5月12日(土)、10時から11時。
場所は、会場案内図ございますが、鐘ヶ淵から約徒歩10分北側に上がったところ、隅田の緊急用船着場で行われます。
裏面に事業の内容が書いてありますけども、式典が行われるのは隅田緊急用船着場でございます。ここで除幕式を行う予定でございます。
あわせて、次のページに臨海緊急用船着場がございまして、当日船に乗ってこの臨海の船着場で見に行く予定にもなっております。ここで2の工事期間で平成30年3月暫定完成となっているのは、この後まだ浚渫工事をしなきゃいけませんので、船着場自体はできておりますが、浚渫工事が残っているということで暫定完成という表記になっております。
この竣工式には
江戸川区長、議会の議長、副議長、建設
委員会の
委員長、副
委員長、当
災害対策・街づくり
特別委員会の
委員長、副
委員長もご招待されております。この式典を行いまして、合わせて緊急用船着場の供用を開始したいということでございます。
◎
藤川則和 街路橋梁課長 街路橋梁課より、残り2点についてご報告させていただきます。
まず1点目は、補助第288号線、上篠崎の
事業認可についてでございます。
当路線は、先月3月7日に東京都より
事業認可を取得しております。
事業期間は、平成30年3月7日から平成36年3月31日の6カ年となっております。
区間は、上篠崎一丁目。こちらは、現在行われております288の北篠崎境から篠崎町一丁目、鹿骨街道までの452メートルとなっております。
全体事業費は、約40億円。買収面積は、4,036平米。権利者数は、57名となっております。今後の予定ですが、個別相談会を予定しております。場所は、篠崎コミュニティ会館、集会室。期間は、5月24日から5月27日の4日間となっております。裏面をご覧ください。
今回、この補助第288号線(上篠崎)が追加されたことによりまして、事業中の路線は9区間、6.9キロメートルとなりました。
続きまして、2点目は松本橋架替工事の進捗についてでございます。
本工事は、平成28年度から平成33年度の6カ年において架替えを予定している事業であります。
今回の工事は、第二期渇水期ですけども、平成29年の11月から平成30年の5月までにおいて、両岸の橋台再構築を行うものであります。
当初概要ですけども、右岸、左岸の橋台構築に伴い、24本ずつの基礎杭の打ち込みを行い、そして両岸の旧橋台の撤去が予定されておりました。
しかし、現在、両岸の旧橋台の撤去を終え、左岸側の24本の基礎杭の打ち込みが完了したところで、現在、工程に遅延が生じております。
ここで、裏面をごらんください。
遅延が生じた要因でございますけども、堤体の表面を撤去したところ、旧橋台の袖に擁壁と基礎杭が発見されました。こちらを撤去するのに時間を要したため、今回この渇水期内での完了が困難となりました。詳細は中段の図のとおりとなっております。
このようなことから、河川管理者とも協議を重ねてきましたが、安全管理上予定していた工事を一部中止し、全ての工事がこの渇水期内におさまるよう、下段の工程表のとおり見直しを行いました。
なお、次回、第三期渇水期での施工内容については、計画が整い次第、またご報告させていただきます。
○
江副亮一 委員長 ありがとうございました。
ただいまの報告について何かご質問ございますか。
◆
小俣則子 委員 すみません、単純なんですけれども、八蔵橋の交差点がこのように変わるということはわかったんですが、信号はどのようにつけられるのか、もしわかったら教えていただきたいんですが。
◎
田中正淳 計画調整課長 信号、非常に複雑で、
都市計画道路286号線と今の船堀街道、千葉街道の交差点が一つの交差点として信号で処理しますので、信号の向き等に関しましては地域の皆様にはいろいろ説明を差し上げておりますけども、ちょっと一概ではわかりにくいので、もしそういった内容であれば、またちょっと別途資料をおつくりしてご説明いたします。
ちょっとなかなか、どこの方向に何秒でどうだというのが詳しく決められておりますので、その資料をまた別途ご説明したいと思っております。
◆
小俣則子 委員 ぜひお願いいたします。資料をお願いします。
それと、もう一つは松本橋の架替え工事のことなんですが、当初の見込みより新たに赤いのがあったということですよね。これというのは、事前にはわからなかったことなんでしょうか。
◎
藤川則和 街路橋梁課長 表のページの当初概要が赤く塗ってあるところで、このような想定のもと、裏面の変更要因に書いてあるんですけども、この裏面の堤体の表面を撤去したら旧橋台の袖に擁壁と基礎杭が、中段の図になりますけども、想定していたのが白い部分になりますけども、これが堤体を撤去したら袖に余計なものがついていて、こちらを撤去するのに表側の赤い部分までしか現在できてないということであります。
◆
小俣則子 委員 すみません。赤いのを撤去すればもう終わるかと思ったら、この赤い中にある白いのがあったということで。
◎
立原直正 土木部長 ちょっと裏面のほうで再度確認といいますか、ご説明させていただきますけど、裏面の左側の図で白い真ん中に四角い囲みがありますが、これが旧橋台で、あと基礎が白、白の部分を撤去する対象物で、最初これだけをとれば、その後、赤い新しい橋台を杭とともに築造しようと。これが当初計画でございました。
それに対して、右側、工事内容(変更)と書いてございますが、当初から想定していた旧橋台のほかに、その周りに右、左に囲むような形で白いハッチがずっと書いてあると思うんですが、ともに杭も書いてあると思うんですが、こちらのほうは堤防を解体した後に、その下にこの存在が撤去してから明らかになったって状況でございまして、この白いものを全て取り払いませんと新しい橋の赤い橋台がつくれないものですから、この白い部分を全部とる仕事をしている時間が要してしまいまして、予定していた新しい橋台がつくり得ていないという状況です。
表面を見ていただくと、上段が赤いもの、新しくつくろうとしていたもので、両サイドの杭と両サイドの橋台をつくることまでを今渇水期ということで予定をしておったんですが、左岸側の杭のみで渇水期の時間が来てしまうということでございまして、一旦ここで閉じさせていただいて、この後の工程等を今検討しておると、そういうことでございます。
◆
小俣則子 委員 すみません。それで、その囲むような白いのは、事前にはわからなかったんですか。
◎
田中正淳 計画調整課長 私、前任で
街路橋梁課長で。申しわけございません。
これが発見されたときに、今ご質問のようなことがないか東京都を含めて竣工図等全部調べたんですけども、この情報はなかったんですね。なので、設計のときにこれがあれば当然こういったものを壊すということで設計に組み入れているところなんですが、それがなかったということで大幅な工期の変更にもかかってしまったということでございます。
◆
小俣則子 委員 わかりました。結構この道を通る車の方たちがなぜなのかというか、そういう意見がありまして、どうしたんだろうと思いましたので、お聞きしました。わかりました。
◆
渡部正明 委員 いっぱいあったので、ちょっと一つ目が5区共同の
ハザードマップについては、当然共通の表示に統一していただけるんだろうと思っています。以前、葛飾と
江戸川と全然表示がタイプ違ったんでね。そういったことを前からも言ってありますので、ぜひ5区共通にしてほしい。それから、
ホームドアについては、これちょっと私、一之江、船堀、あんまり時々しか使わないんだけども、ここには一之江、船堀が乗っかっていないんだけども、さっきの口頭の説明の中でも先行きの問題も含めて、どういう状況かということ。
それから、五番目に説明があった東松本・小岩南部地区の285号。この285号は鹿骨五丁目までかなり拡幅、距離もあるので、10年計画で本当にできるのかどうかということだね。
それから、対象がどれぐらいの件数があるんだろうかということ。これはまだ、今後の調査だろうと思いますけども、一つわかったら教えてください。
それから、七番目の説明の八蔵橋の交差点の改良は、今、小俣さんから話ありましたけども、新小岩から南行してきて、旧千葉街道を五分一方向に右折ラインができるのか、できないのか。
今までは、新小岩から来て土手方向には右折できませんでしたけども、今後できるようになるのかどうかということ。
それに伴って、当然、京葉交差点の改良工事等が遅れていますし、東小松川の高速下の交差点のこれから改良も入っていかなきゃいけないんだろうと思うけども、やはり逃げ道としてやはり五分一方向、西小松川方向、競艇場方向にかなりの車両の流入が見込まれるので、この辺の対応をここの改造のみで考えていてはちょっと厳しいのかなという部分があります。
ですから、ここの右折ラインがどういう状況になるのかということを教えてください。
それから、288号の
事業認可がおりたということで、288号が当然小松川と同じような形でカルバートの一部になったり、土手の沿道はなるんだろうと思うんだけども、ここは市川への架橋の計画も重なってくるよね。
ですから、この市川への架橋のアプローチを含めて、この288号は用地買収等も含めて当然どういう形で市川側へ抜けていくストレートの道。別路線なら別路線でいいんだけども、市川へ抜けていく路線に僕なるんだろうと思っていて、架橋の一部が。
ですから、この辺の計画が単体の288号だけの
スーパー堤防と合わせた道路計画でやって、また架橋のときは架橋のときで、また新たにそれにかぶせて別にまたやっていくのか。ある程度想定して、それだけの架橋の橋を越える、上に上がらなきゃいけないから、当然その傾斜を考えた距離をとらなきゃいけないでしょう。その幅員や何かも含めて、計画書上に載せるのかどうかということですね。
それから、さっきの松本橋の話。今後の新中川の春江橋にも重なってくるんだけども、昭和30年代に新中川を掘ったときに、昔の
農道の要するに通行、
生活道路として橋をかけました。そのときには当然、本当に荷車が通るような状況でしたけども、交通量が都市化とともに増えた。たしか、八武崎さんのお父さんの時代も含めて、地元からの要望で側道に歩道をつけました。
このときの歩道をつけるときの支えとして、基礎がたしか、僕もちょっと現場遊びに行って見たんだけども、小さいときね。その当時の補強も含めた、今回積算というか事前調査に見えなかった基礎が出てきたと。
これは当然、正直言って僕が記録に残っているんだと思ったんだけども、残ってなかったということかな。それと同時に、以前三角の図書館のところの新川橋ですとか、あそこの橋をつくったりするときにも、昔の松丸太がいっぱい出てきました。
ですから、ある程度やはり昔のこのゼロメートル地帯の架橋の基礎というのは先人の知恵で結構意外なものがきちんと入っているので、やはりもうちょっと事前調査をしないと、やはり工期が遅れてしまうとか設計変更で増額になってしまうとか、やはりそういったことをもっと調査の段階では、昔どうだったかという、改修の場合ね。よく時代の変遷経緯を考えた調査をしてもらいたいと思います。
今だから言えるけども、総武線の北側の橋は基本的に基礎の調査が足りなかったからちょっと開通も遅れたし、金も倍かかったし、いろいろなことがあったけど、今終わって開通していることだからそれ以上その当時はあんまり言いませんでしたけども、やはり一つの基本的なデータ調査というのがやっぱり一番大事なので、ぜひこういう手戻りがないような形のことを、やはり
都市開発部も土木部も一体となってやっぱりやっていただきたい。
今ちょっと申し上げたところ、質問もあったので、あわせてお答えできる部分だけちょっと教えてください。
◎
高橋博幸 防災危機管理課長 渡部委員のおっしゃいました大
規模水害の
ハザードマップですけれども、当然江東5区プラス浸水域でつくります。
その関係で、
江戸川区だけじゃなくて、今回は行政境を越えて
広域避難が主な目的ですので、そういう形で各区じゃなくて5区全体として。また、
江戸川区の
ハザードマップについても、当然、浸水域の中の
江戸川区という表示させていただきますので、その辺はしっかり避難するということを住民に提供するということでしっかりつくっていければと思っております。よろしくお願いいたします。
◎
乙訓陽一 まちづくり調整課長 ホームドアについて、一之江、船堀の見通しということでございますけども、本八幡駅から都心側に向けて整備を進めていくということで、瑞江駅の次に一之江、船堀というような形で整備を進めるという予定になってございます。
まだ運用開始日、設置予定日も含めて、まだ一之江、船堀についてはちょっと公表がされてないという状況でございますので、こういったご報告の仕方になってございます。
◎
田中正淳 計画調整課長 八蔵橋の交差点改良でございますが、先週、警視庁との協議がおりたということですので、最終的な図面を確認してまたご報告させていただきたいと思います。
288号線の上篠崎の件ですが、今回の買収で286号線の隅切の部分は今回の事業で買う予定にしております。
285号線の
事業認可はまだまだこの先のことですけども、あわせていわゆる二度手間がないように、交差する隅切の部分は本件で買う予定にしております。
それから、松本橋のお話、全くおっしゃるとおりで、いろいろな調査をしてやらないといけないということは非常に身にしみております。
当初、出水期施工で何とか今年度予定しているものを終わらせようということで、河川管理者と協議を重ねたんですけども、渇水期内に出水期をやるための準備工事を完了させないと出水期に工事しちゃいけないよということで、いろいろな工程なんかやっていきますと、とてもそれも終わらないということで、今回、渇水期内では24本杭を終わるということだけで終了させました。
それから、285号線の認可の予定でございますが、再来年
事業認可、31年度に認可を予定しております。これは東京都との調整の関係なんですが、当初7年でしか認可をもらえませんので認可は7年でいただきますが、約1,200メートルございますので、今までの
都市計画道路の経緯から考えますと、ちょっと7年では非常に難しいと。1回か2回事業延伸をしてということを、また、途中現道のない区間ございますので、そこら辺の困難性を考えると、今委員さんのおっしゃったような一つの認可の中でできるかということに関しては、ちょっと難しいと今は考えております。
◆
小俣則子 委員 すみません。都道310号と都道450号で、これについては平面化するということで、今、側道みたいな形になっているところですよね。そこを
かさ上げするということは、新小岩公園の高台化と連動するということなんでしょうか。
それが1点と、新小岩公園の高台化が今なかなか事業者がいないということで中断していると聞いているんですが、その辺について教えてください。
◎
田中正淳 計画調整課長 今お尋ねの件でございますけども、新小岩公園防災高台化
整備事業につきましては葛飾区のほうで今検討をしている最中でございまして、この高台化の事業メニューについて葛飾区のところでいろいろな検討をしているところでございます。
この新小岩公園と隣接する今の堤防の450号線、今これ現在堤防の下を道路走っているんですけども、これは
西新小岩地区の緩
傾斜型堤防事業ということで江東治水のほうでいろいろ警察と協議を行っておりまして、その中で蔵前橋通りと450号線、新荒川
河川堤防線の交差点を平面交差したいよという協議を行ったところ、警察から平面交差するんであれば、これが条件だよという回答が出たということでございます。
◆
小俣則子 委員 じゃあ、高台化と連動しているわけではないということですね。
◎
立原直正 土木部長 連動しているか否かという意味では、連動した総合的な計画ということが言えるかと思います。
ご存知のとおり、今ご質問がありましたとおり、新小岩公園については葛飾区さんのほうが高台化の事業というようなことで過去取組みを行っていて、ただ、なかなかマッチング事業の相手さんがなかなか決まらないという状況であるということですが、引き続きマッチング事業の検討は続けているというふうに聞いております。
一方、現在の都道の450、堤防の下の道路ですね。ここについては新小岩公園の高台化というのが以前からそのように検討されている。そういう中で、東京都としては、言ってみれば公園だけが高台化して堤防がそのままだとその間が窪地になってしまいますので、そこの部分を合わせて持っていこうじゃないかということを過去から検討しておったということです。
そういう中で、今の都道をどこに将来持っていくかという検討の中で、盛り土をした堤防の上のほうに道路を持っていこうじゃないかという計画がこのように検討されていて、当該の東京都が警視庁のほうと将来の交通のあり方についてこのような検討を行っているということをこのたびお知らせがありましたものですから、このように今お伝えをさせていただいておるということでございます。
◆
小俣則子 委員 これで終わりです。
それでは、検討中ということであって、いつまでにこの工事をやるとか云々とかという、こういう期日は全くないということですね。
◎
立原直正 土木部長 結論から言いますと、現時点でいつの時点でどうということは、先ほどの新小岩公園のほうも含めて、まだ明確になっていないという状況でございます。
○
江副亮一 委員長 他にないようでしたら、以上で
執行部報告を終わります。
次に、その他について、何かございますか。
◆
渡部正明 委員 ちょっとしつこくなってごめんね。
年度変わりで新たにまた最後今期の1年迎えるわけだけども、各都市開発、危機管理、土木含めて、
江戸川区の本当に安心な環境のいい
まちづくりにそれぞれの事業、本当に逆に言えばよくやってくれているなという思いは持っています。
ただ、やっぱり次の1年で議員さんたちまた総入れ替えになるわけで、ぜひ継続した形での
江戸川区に必要な事業の一つとして、メトロセブンの問題、公共交通の問題で、昔の運輸政策審議会を国に認めてもらうために、かなり正直言って国土交通省行ったり、いろいろな形で運動して乗せていただいたんだけども、それ以降、むしろ多摩地区ですとかほかの地区の公共交通網の路線認可ですとか延伸が本当に先に進んでしまって、このメトロセブン、エイトライナー、基礎的な首都圏の環状交通網、山手線、武蔵野線の間に控えたものをもう少し3区でやるとか、西側の5区でやるとかということじゃなくて、もう一度首都圏として
江戸川区が果たす役割というのを大きく解釈した形で実現の方向性。
それと同時に、やはり同じ環状交通網の機能を計画していながら、片や地下鉄だとか、片や地下鉄では採算性があわないとか、掘削の断面を小さくするとか、いろいろな形のことを考えてきているんだけども、そういった具体的な起案だとかそういうディスカッションが正直言って少なくともこの8地区の中でも見られないし、東京都の中でも見られない。どういう形で今後
江戸川区を含めた首都圏の環状交通網の基幹を整えていくのか。
私も、ゆりかもめですとか多摩都市モノレールですとか舎人ライナーですとか、何カ所かやっぱり行って、見たりしました。
正直言って、やっぱり
江戸川区、葛飾、足立区のような場所は平坦地の部分で、河川を越えるときに必ず起伏があるので、LRTのようなものではなかなか難しいのかなという感じは持っています。
そういう意味で、やはり新都市交通としての考え方をもう少し、僕去年だか一昨年の3区の総会でちょっと嫌み、区長さんたちの前で言ったけども、本当に
自分たちの任期中にとかそういう考え方じゃなくてもいいから、早く進むように。それと、みんなでその認識を持って一緒にやれるように、ぜひこの
委員会も建設
委員会等も含めて、残った議員さんたちの1年の任期の中で行政
執行部のほうも方向性を出して、また次の期に新たなスタートリセットして、みんなで力を挙げてやっていけるような、そういう展開を要望もするし、示してもらいたいんですよ。
ですから、悪いけど言葉はちょっと議事録載っていいかどうか悪いけども、あんなしゃんしゃん総会ならやるなって私あそこで言ったでしょう。近藤さんや青木さんや多田さんには大変失礼だったけども、やはり
江戸川区民の思いというのは、10年、20年、本当にこの部分というのは、環状七号線をつくる段階からやはり首都機能としてのやっぱり一翼を担う公共交通網の運輸政策審議会、交通政策審議会に上げるという、あのときの熱意をぜひ担当の行政の人たちにもぜひ住民の思いを理解してまとめ上げてほしい。
ぜひ
人事異動を含めて、変わってしまうとリセットしてまたクールになってしまう。こういったことがないように、継続してぜひ起案、立案、継続、それが見えるようにぜひこういう
委員会の場でもお願いをしたい。ぜひ、この辺は
土木部長と
都市開発部長と危機管理と。危機管理はちょっと別としても、やはり
江戸川区にとって大きな基幹事業ですから、ぜひその辺が見えるような形での示し。これは、正直言って経営企画部にもかかわってくるだろうと思うし、ぜひそういった部分で総合的な
江戸川区に対する夢を区民に示せる、そういった見えるような形の施策展開を継続していただきたい。
くどくなりましたけども、その辺、考え方、特に都市開発だと新村部長かな、土木になるのかな、わからないけど、考え方、もしあったら次年度にね。もう30年度スタートしたわけですから、ぜひその辺の考え方があればちょっと聞かせていただきたい。
◎
新村義彦 都市開発部長 昨年、毎年7月に大会やらせていただいている中でもご説明したかというふうに私は思っているんですが、東京都はプランをまとめて、それは当然
江戸川とか3区、それからエイトも入れて9区ですね。全部で9区ありますけど、9区がこれまでの経緯も踏まえて、一昨年の交通政策審議会にぜひちゃんと答申として残していただけるように東京都に働きかけたり、東京都も東京都なりに時代の変化を見て再精査をして国に上げて、国も交通政策審議会の中で、いろいろ確かに余りにも今いろいろおっしゃったような路線と比べると、今おっしゃったような現在できている路線というのは、既にある路線を結んで効率的に運用していこうじゃないかということなので比較的実現化しやすいんですけども、環状線のかなり大きな規模のものなのでいろいろ議論はあったんですが、やはり将来的な都市の骨格としては当然必要なものだと。これは、国も都も関連9区もそういう形で合意をした上で今回のものに載せています。
今委員からお話あったように、地下ばっかりにこだわっていてもなかなか実現性ないだろうということもあって、部分的にいろいろな方式を取り入れるというのも一つの案だと思いますから、現在、この7月に向けてそういう視点でいろいろ検討はしています。
それからもう一点。当時、9区のなかなか足並みそろわないときに高木議長もエイトのほうの議長の方に直接働きかけしていただいて、だから、要するに
執行部側だけじゃなくて議会サイドもちゃんと大臣要請したりとかそんなことも踏まえていただいたので、私としては決して何かこうペースダウンしているとかって意識はないんですが、なかなか課題が大きくて、誰の責任ってわけでもないと思うんですが、見えてこないというのは現状だと思っています。
ただ、おっしゃるように、消えるというふうなことにならないように努力を重ねていくということが必要なので、さらに検討を深めていきたいなと思っております。
◆
渡部正明 委員 本当ありがとう。正直言って、今、葛飾区では新金線の客人化の予算含めて、いろいろ調査をやったりしている。それで、新小岩、小岩間の駅の問題も蒲田と大森間の3.6キロ、それから新小岩、小岩間の3.2キロ、JRの中で一番長いわけだよね。この駅の間につくろうという、環七がない時代にそういう話がありました。新金線があったからね。
これを言ったのが、昔の天野公義さんという江東区、墨田区の国会議員さんで、私がたしか小学生のころだったと思いますよ。以来、やはりいろいろな意味での都市基盤が整備されてきて環七ができた。蔵前橋通りも平井大橋ができてずっと市川までつながった。新金線も貨物線がある。1日2便か3便、電気機関車が通っています。新小岩の荒川の鉄橋も線路が6本分あります。平井、亀戸間の鉄橋も6本分あります。
ということは、それだけの客人化ができるのに、これがJRがやるとかやらないとかということじゃなくて、自治体だとか公共機関がやはりそういったことを葛飾単独でやることではないと思う。
逆に言えば、西小岩ですとか上一色とか本一色ですとか、こういったエリアも含めた
平井地区、亀戸地区全体、小名木から越中島まで抜けて豊洲までつながるわけですから、こういった要するに
自分たちの庭を見ると同時に、全体の流れで
江戸川区がどういう立ち位置にあるかということを、本来これ都議会議員や国会議員が働いて考えなきゃいけないことだけども、全然その辺の要するにどこ向いているんだかわからないけども、話が私たち地方議員ともないし、そういう意味でやっぱりある意味では私たちは頼りにするのは地元のやっぱり議員として、やはり行政であるやっぱり
江戸川区に頼らなきゃいけないわけですよ。
ですから、
江戸川区として
自分たちの庭を守るということは当然ですけども、しかし、その庭だけで生きているんじゃない。さっきの5区の共同マップの要するに表示にしたって、一緒に統一してやろうという広域性があるわけじゃないですか。
そういう意味で、葛飾区とももっと街づくりを含めてぜひ協調した形での新金線の客人化に対しても、やはり私は
江戸川区も目を向けていただきたい。今まで議会で何回質問してきても、なかなか検討しますも何もないよね。正直言って無視してきたわけだけども。
でも、やっぱり
江戸川区の発展だとか東京全体のネットワークの中で使えるものは使って、採算の問題よく言われるんですね。特に放射状の線が約22ぐらいあると思います。都市モノレールや何か、羽田のモノレールや何か含めてね。これを環状にネットワークにつなぐわけですから、この都心に集中している各交通機関の客人輸送量というのは統計で出ているわけですから、これを逆に言うと、その比率に合わせて共同出資させて東京都の交通局がやっても私はいいんだろうと。
最初、多摩都市モノレールなんか正直言って誰もあんなのばかにしてやんなかったし、採算も合わないということでみんな逃げたわけでしょう。だけども、東京都交通局が多摩都市モノレールやりましたよ。昔の立川基地から今、砂川の闘争やったところから、今度清瀬だとか多摩まで西武線まで全部結んでいくような形になっていく。
ですから、やはり
自分たちの村だけを考えているんじゃなくて、ぜひ
江戸川区の
まちづくりは要するに人は動く、その一環を
江戸川区が担っているんだという形での、何かぜひ私はそういう
自分たちが使えるもので隣接自治体がやっていることと一緒になってやっぱり共同して、やはり検討したり手を携えることが大事だろうと。ぜひその辺の考え方を、やはり
執行部幹部クラスの人たちにはぜひ今後の次の世代のためにお願いをしたいと思う。
また、若い人たちにもぜひ
江戸川の立ち位置ということを職員間の中でもやはりそういった継承をしていただきたい。所属が変わって
人事異動するたびにぶっち切れるような、正直言って役所のあり方は私は一番嫌いだから。ぜひその辺は失礼な言い方かもしれないけども、住んでいる人たちのために、その思いを持って仕事をしていただきたい。今の中央官庁みたいにならないで。ぜひお願いしたいと思います。
嫌なこと言ったけども、ぜひ私の夢なんでね。また、それが区民のやっぱり小さいときからの思いだと思います。嫌なこと言うのはいるけども我慢して聞いて、ぜひどこかで生かしていただければありがたいと思います。嫌なことを言いましたけども、よろしく。
残った私たちの任期の1年の中で私たちも議論するけども、
皆さんからも創案をしてください。その創案に期待をしています。お願いします。
◆
高木秀隆 委員 今、渡部先輩からメトロセブンの話が出て、本当に渡部先輩のおっしゃるとおり、立ち消えになったらやっぱりこれはいけないというふうに思います。
当時、交通政策審議会に何とか残すということで、当時私も議長でありましたので新村部長と一緒に行政
執行部しっかり一生懸命やって、当時の担当課長も一生懸命やって、何とか残すということがまず大前提だったというふうに思います。
それでいろいろ働きかけて、ちょうどメトロセブンの幹事区は
江戸川区だったものですから、私もメトロセブンの代表としてエイト側の初めは要望書に議会側の区議会議長も全部サインをするということで物事が進んでいました。メトロセブンの三つの足立、葛飾、
江戸川は私もサインをしました。議会として要望しましたけれども、エイト側は実はそれ公にしていただければすぐわかると思うんですけど、議会側はサインしてないんですね。
それ、議会がなんでサインしてないのかちょっと非常におかしいので、私は幹事区のところに、議長のところに直接乗り込んで説得しに行きました。何とかこれでやっぱり9区議長そろってサインすることがやっぱり交通審議会の思いじゃないですかと。さんざん説得しましたけど、やっぱりだめだったんですね。だから、エイト側の6の議会はたしかサインしていないというふうに思います。
それで、こんな
江戸川の議長がなんで乗り込んで来るんだいみたいな。でも、ちょっと責任者としてはやっぱりやったほうがいいと思って、それはやっぱり渡部さんがおっしゃるように、ここで立ち消えしたらいけないなというふうなやっぱり思いがあって当時行ってきましたけれども、やっぱり私
たち議会側も区長は全部サインしているんですよ。でも、議会側だけエイトのほうだけサインしてないので、やっぱり私たちも自民党の中で、それから区議会の議長会の中でそういうことをやっぱりしっかり話して、気運を盛り上げていくということがやっぱり大事なんだろうというふうに思います。
趣旨としては、渡部先輩がおっしゃるとおり、これを立ち消えさせてはいけないと。それは議会全体でやっぱり盛り上げていくことが大事だろうし、そのネットワークを9議会にしっかり広げていくのも私たち議員の役目だろうというふうに思います。
ともに議会も
執行部も一生懸命になってこの夢を、先輩の夢でもあるし、私たち議員の夢でもあるというふうに思いますので、しっかり進めていければなというふうに思います。
○
江副亮一 委員長 他にございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
江副亮一 委員長 ないようでしたら、それでは、次回の
委員会ですが、5月11日(金)、午前10時から予定しております。
調査概要の確認を行いますので、よろしくお願いいたします。
以上で、
災害対策・
街づくり推進特別委員会を閉会いたします。
(午後3時02分 閉会)...