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平成30年 1月 生活振興環境委員会-01月10日-10号
平成30年 1月 総務委員会-01月10日-14号

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  1. 江戸川区議会 2018-01-10
    平成30年 1月 生活振興環境委員会-01月10日-10号


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    最終取得日: 2021-10-03
    平成30年 1月 生活振興環境委員会-01月10日-10号平成30年 1月 生活振興環境委員会 平成30年1月 生活振興環境委員会会議録 ●日時 平成30年1月10日(水) ●開会 午前10時00分 ●閉会 午前11時44分 ●場所 第2委員会室出席委員( 9人)   川瀬 泰徳 委員長   大西 洋平 副委員長   伊藤ひとみ 委員   斉藤 正隆 委員   須田 哲二 委員   中里 省三 委員   関根麻美子 委員   鵜沢 悦子 委員   須賀 精二 委員 ●欠席委員( 0人) ●執行部
      岩瀬 耕二 環境部長   髙原 伸文 生活振興部長 ●事務局    書記 土屋博祥 ●案件  1 所管事務調査     江戸川区の産業振興施策について  2 執行部報告  (1)羽田空港機能強化についての説明会コミュニティミーティング)  (2)航空機整備士の養成・確保対策等について  (3)平成30年 町会・自治会役員表彰式について(口頭)  (4)小松菜まつりの開催について  (5)「えどがわ伝統工芸産学公プロジェクト新作発表会の開催について  3 その他                      (午前10時00分 開会) ○川瀬泰徳 委員長 ただいまから、生活振興環境委員会を開会いたします。  署名委員に、関根委員須田委員、よろしくお願いをいたします。  本日は、所管事務調査においてモニターを使用する際、正副委員長席を左右に移動します。したがいまして、委員の皆様にはあらかじめ座席を一つずらしてご着席いただいておりますので、ご了承をよろしくお願いいたします。  それでは、所管事務調査に入ります。本日は、江戸川区の産業振興施策についてを調査案件といたします。  それでは、執行部から説明をお願いいたします。 ◎髙原伸文 生活振興部長 それでは、本日の所管事務調査江戸川区の産業振興施策ということでご説明をさせていただければと思います。  本日、お手元にパワーポイントのスライドでございますけれども、十数ページの資料を用意させていただきました。あわせまして、今日モニターご用意いただきましたけれども、途中映像をまじえてご説明をさせていただければというふうに思ってございますので、よろしくお願いいたします。  まず、資料のほうでございますけれども、江戸川区の産業施策ということでございますが、江戸川の産業の活性化は当然のことながら重要施策重点施策でございます。一番最初の表紙のところに数字を書かせていただきましたけれども、今の産業の事業所数ですとか、それからそこにお勤めになっている方の状況ということを1点書かせていただきました。  今現在の区内の事業所数につきましては、2万1,802ということでございます。内訳は書いてございませんけれども、一番多いのは卸売業とか小売業ですか、それに続いて製造業、それからそれに続いて飲食とか宿泊というような産業が、多いところを占めておるところでございます。この2万2,000弱の事業所にお勤めになっている方でございますけれども、区内の従業者数ということで、21万1,819人ということでございますけれども、この区内にお勤めの方のうちのおよそ6割強が、江戸川区民の方だということが特徴的な数字としてございます。  それから、その下のところは区民の就業者数ということで、区民の方でお勤めになっている方で、当然のことながら江戸川区内にお勤めになっている場合もありますし、区外の企業にお勤めになっている方もいらっしゃいますけれども、相対で30万5,225人ということなんですけれども、うち、区内にお勤めになっている方が4割ということでございますので、まさに江戸川区の場合につきましては、職住近接のまちということで、区民の方が区内で就業されている割合というのが非常に高いところでございます。  したがいまして、私ども常日ごろから思っておるのが、産業界が元気に活性化するということが、これがすなわち経済循環によりまして、区民の元気につながっていくというようなことで、その辺を踏まえながら仕事に取り組まさせていただいているというところでございます。  1枚おめくりいただきまして、あとは逐次、産業の特徴的なところですとか、それから江戸川区特有の部分ということについて、順次お話をさせていただければと思います。  最初、1ページ目はものづくりでございます。主に工業でございますけれども、特長あるものづくり企業・団体ということで列記をさせていただきました。一番上のところが「Made in Edogawaものづくり推進プロジェクト」ということで、これは今、地域の企業様と一緒に取り組まさせていただいております、純国産アーチェリー弓具の開発ということでございます。この開発に向けて、このプロジェクトを区が支援をしているというような状況でございますけれども、区内の五つの企業が中心となりまして、来る東京2020のオリンピック大会の、特に種目はアーチェリーに向けた挑戦をすると。できれば、そのアーチェリー弓具を使って金メダルをとっていただければというような思いのもとで、やっていただいているところでございます。  それから、その次が株式会社のシラヤマさんという企業、これは本社が平井にございますけれども、後ほどまたご説明いたしますけれども、東京スカイツリーの外面のカーテンウォールのところを携わっていただいている企業様でございます。  それから、三番目の松本産業さんは、これは区役所のすぐお近くのところの企業様でございますけれども、ロケットの部品などを取り扱っていらっしゃる。  それから、ニューコン工業さんというのは文具機器でございますけれども、例えば区役所ででも穴あけの機械でありますとか、それからエンボスの機械ですとか、こういうものを使わせていただいておるところでございます。  一つ飛びまして東工・バレックスさん、これは松島に本社がございまして、関東第一高等学校向かい側のところにございますけれども、こちらはバルブです。コントロールバルブトップメーカーということでございます。  それから、その下には不二製作所さん、これは以前、当委員会でも視察に訪れていただきましたけれども、エアーブラスト・サンドブラストということで、砂の粒子を吹きつけて研磨をするというような技術についてはパイオニアであり、トップメーカーであるところでございます。先般、平成23年には天皇陛下にもご視察いただいた企業様でございます。  その他、田島硝子さんですとか、それから葛西工業高校さんなどなど掲載させていただきました。松本産業さんとか東工・バレックスさんは、言うなれば下町ロケットリアル版みたいな形での取組みをしていただいている企業さんでございますので、本当に技術力を持った優秀な企業が区内にはあるんだということをお話しさせていただければということでございます。  あと、若干突っ込んで、1点目の「Made in Edogawaものづくり推進プロジェクト」、シラヤマさんだけは資料を少し用意させていただきました。  この2ページ目でございますけれども、「Made in Edogawaものづくり推進プロジェクト」、命名されて「プロジェクト桜」ということでございますけれども、先ほど申し上げたように、純国産アーチェリー弓具の復活ということでございまして、かつて国内にも、例えばメーカーで申し上げますとヤマハさんですとか、それからニシザワさんですとか、アーチェリー弓具をつくっておったメーカーがあったんですけれども、今現在は欧米勢ですとか、それから韓国勢のほうに押されてしまって、純国産というのが存在しない状況になってございます。そこのところを、区内の各企業様が連携する形で、アーチェリー弓具の復活ということを目指して、さらにそれを東京大会で使っていただいて、メダルを獲得したいというような熱い思いのもとで、挑戦しているプロジェクトということでございます。  真ん中のところに区内企業さんとして、西川精機製作所さんですとか、秋東精工さんですとか、田島製作所さん、それから折井電装さん、それからウェルフィールドさん。ウェルフィールドさんというのは、例えば「小松菜力。」の冊子なども担当していただいている、PRのほうを主にやっていただいている企業さんでございますけれども、ものづくり企業さんとそれから広報の企業さん、さらにはここのところ調布にあります電気通信大学の技術の先生などにもアドバイザーで加わっていただきまして、今、コラボレーションの形で進めておるところでございます。  ちょうど10月30日、昨年でございますけれども、NHKの「超絶凄ワザ!」という番組で取り上げられまして、実際に製作した弓具を使って全日本クラスの選手に試射をしていただいたというような、トライアルを放映していただいたところでございます。こちらのほう、私どもも一緒になって支援をしていくというようなことを進めさせていただいておるところでございます。  次に、3ページ目お願いいたします。シラヤマさんにつきましては、具体的に施工している箇所を、どういうところに取り上げられているかということを掲載させていただきました。1点は、左側の東京スカイツリーですけれども、第一展望台とか第二展望台、ちょうど縦に入っておりますガラス面のところにありますところをカーテンウォールとか、それからスチールマリオンとかと言いますけれども、こういうところの製造をして取りつけをするというようなところです。それ以外にも、都内ですとテレビ朝日の社屋ですとか、それから東京駅の日本橋口のところ、あるいは書いてございませんけれども、この近辺ですと錦糸町のオリナスってございます、TOHOシネマズとかショッピングモールが入っているところです、あそこですとか、それから最近では開業されて非常ににぎわっておりますGINZA SIXです、あちらのほうの施工もされているというようなメーカーでございます。  それから、この次は伝統的な地場産業ということで、伝統工芸についてご説明をさせていただければと思います。区内にさまざま工芸者いらっしゃいまして、大変優れた工芸品を生み出していただいているわけなんですけれども、やはり活性化をしたりですとか、それから、さらに全国的に、あるいは国外も含めて知名度のアップを図ったりとか、それから、最後はやはり物が売れなければ、暮らしが成り立たなければしようがないということですので販路拡大です。この辺のところを、工芸者さんたちと一緒になって取り組んでいくということでございます。  1点目、これはちょうどイベントも近いものですから、そのPRも兼ねてということでございますが、「えどがわ伝統工芸産学公プロジェクト」でございます。こちらはご案内のところでございますけれども、区内の伝統工芸者さんと、それから若い、特に女性の方の豊かな感性を美大生方たち、これは女子美術大学の学生さんたちにご協力をお願いしておりますけれども、こちらと。それから、産学公の公の部分に相当しますけれども、江戸川区のほうでこのサポートをしていきたいというようなことでやってございます。  今までに、大体商品化がされてきたものが、ここに書いてございますが750点ほどということでございます。毎年、プロジェクトをスタートしましてその成果物ということで、新作の発表会をさせていただいてございます。今年度で第15回目、来る20日、21日にタワーホール船堀で、今年度は参加の工芸者様は12組でございますけれども、美大生とコラボをした実際の作品について展示、あるいは一部販売も含めてですけどさせていただきたいというふうに思ってございます。  それから、これは恒常的にやっていることでございますけれども、名産品の販売促進ということで、「えどコレ!」というインターネット上のサイトで販売・購入ができるような形の取組みをしてございます。書いてございますとおり、松井さんの江戸扇子ですとか、それから深野さんのつりしのぶですとか、それから中金硝子さんの江戸硝子ですとか、篠原風鈴本舗さんの江戸風鈴ですとか、こうしたものをまずネット上でもお買い求めできますし、また右のところにございますけれども、今現在、しのざき文化プラザの図書館ですとか、総合人生大学があるフロアの手前のところにカフェがございますけれども、アルティザンのほうをちょっときれいに昨年整えていただきまして、こちらのカフェで実際に展示と、それからその場でお買い求めになれるような、アンテナショップ的な形のものもやらせていただいておるところでございます。こういう形で、ますます認知度のアップですとか、それから販路の拡大を続けさせていただければというふうに思ってございます。  それから、5ページ目でございます。既存の産業につきましては、さまざまございますけれども、新たな起業家、あるいは創業される方たち育成支援というのも、一つテーマだというふうに思って取り組んでございます。江戸川区の起業支援につきましては、矢印の下のところにございますけれども、さまざまな企業の業態がございますし、さまざまな状況、経済面も含めましていろいろあるものでございますけれども、それに応じたできるだけきめ細やかな支援体制をとっていきたいというふうに思ってございます。  右上のところは、これは江戸川創業支援事業計画ということで書いてございますけれども、ここで申し上げたいのは真ん中のところに創業を希望する方、創業者の方がいらっしゃって、それを取り囲むような形で区ですとか、それから民間事業者方たち、あるいは金融機関方たちと連携しながら、創業支援をサポートしていく取組みという意味での図でございます。これを実際に計画の形にしまして、国が認定をするというのが創業支援事業計画というような形でございます。  下のところは、1個ずつを分解した形での機能と、それから役割と事業名を掲載させていただいてございます。最初に窓口になりますのが、本庁舎の中にございます中小企業相談室、こうしたところでさまざまなご相談を受けながら適宜こういう形がございますよ、こういう形がいいんじゃないですかというようなことのアドバイスなどをさせていただいております。  それから、学習の機能としては、座学の形も含めましてゼミナールの形式でやってございます。最初は基礎編から始めて、それから上級のステップアップ編ということで、タワーホール産業振興センターを会場にしながら、講座講習的な形でやっておるものがございます。  それから、実際に起業された方で、手がけていらっしゃるビジネスプランなどを温めているものなどを出していただいた、それを比較検討するような形のコンテストみたいなものもやらせていただいてございます。  それから、さまざまお悩みがある部分につきましては、相談の機能としてはアドバイザーの派遣ということで、財務状況ですとか、それから起業計画のこととかですと、精通しているのが中小企業診断士方たちですので、こういう方たちを派遣させていただいて、少し面倒を見ていただくというような部分がございます。  それから、資金面での悩みにつきましては、創業支援のための資金の融資あっせんというような形のメニューを用意させていただく。それから、施設でございますけれども、こちらにつきましては創業支援施設、インキュベーションのためのインキュベーションオフィスと言っておりますけれども、これをチャレンジオフィスの小岩と、それから船堀ということで二カ所かまえて、それから起業される方が卵からふ化して羽ばたいていただくまでの期間、お使いいただけるオフィスを用意させていただいておるところでございます。  さらに、今年度からですけれども、インキュベーションマネージャーということで、そこの施設に駐在していただいて、さまざまチャレンジオフィス利用者の方のお悩み相談に答えたりとか、ご指南役の方たちを配置するような形でさせていただいておりますので、適切な形で導いていければということでございます。  それから、最後のところは、交流の機能でございますけれども、起業家方たち、若手の経営者方たちの連携も引き続き支援をしてまいりたいというふうに思ってございます。  次は、これは産業全般的なお話になりますけども、やはり経営の安定化ですとか、それから設備を更新したい、機械を取りかえていきたい、車両を取りかえていきたい、いろいろありますけれども、必要な資金を低利で融資ができるような形で、これは従前からやっておるものでございますけれども、融資あっせん仕組みを用意してございます。  江戸川区の制度の特色ということでございますけれども、幾つか6点ほど書いてございますけれども、長期固定・低利の事業資金あっせんですとか、区内の25の金融機関協力関係を結んでおりまして、窓口としては95支店が担当していただいている状況でございます。実際に区からの直貸しということではなく、金融機関からの融資ということになりますので、こちらの窓口をご利用いただきまして、それから信用保証協会のほうをご利用いただきますので、第三者の保証人の方は不要でありますし、原則としては無担保での貸し付けということになります。  下のところにございますけれども、目的に合わせて7分類のメニューをご用意しているということ。それから、ここのところが大きな特色かと思いますけれども、利子補給ということでございます。完済まで年2回、利子の一部につきましてを助成するような仕組みと、それから信用保証料信用保証協会をご利用されるときの信用保証料につきまして、融資分の全額について補助しているということにつきましては、今のところ23区では、この厚みでやっているのは唯一といってよろしいかと思います。  それから、下のところに28年度の融資、残高、保証料助成利子補給の実績、それから、その下のところに七つのメニューの一覧について、簡単な説明も添えながら記載をさせていただいてございますので、お読みいただければと思います。  それから、ここから少し業態を変えてまいりまして、商業のほうに入らせていただければと思います。7ページでございます。商店街の概要、それから江戸川区につきましては、江戸川商店街連合会ということで、約70弱の商店会が連合体を結んで活動していただいておりますので、そこのところを記載させていただいてございます。  冒頭に書いてございますけれども、商店街というのは一番暮らしに身近な買い物の場所でございますけれども、それを越えまして今非常に地域コミュニティの一翼をなす、非常に大きな存在であろうかというふうに思ってございます。こちらに書いてございますけれども、「安心・安全まちづくり」、江戸川区が進めております地域施策にも、大いに貢献をいただいておるところでございます。全数としては区内79商店会・2,718店舗、うち連合を組んでいただいておりますのが67商店会・2,275店舗ということでございます。  連合体として、さまざまな活動をしておることにつきまして記載をさせていただいておりますけれども、まず1点目としては、先般も10月に実施をさせていただきました区内共通商品券まつりでございます。ご案内のとおり、区内共通商品券でお買い物していただきますと、期間中は10%引きでお買い物ができますということで、速報値でございますけれども、今回の経済効果としては7億2,000万円ほどというような形でございました。  それから、商店街につきましても次世代育成というか、後継者の育成というのが大変大きな課題でございますし、また、若手の経営者ならではの斬新な発想・取組みというのがさまざま出てきておるところでございます。その意味では若手経営者支援事業ということで、勉強会で「江戸経塾」というのがございますけれども、こちら自主的な取組みを産業振興課を中心に支援をさせていただいておるところでございます。こうした「江戸経塾」の発想の中から今、商店街のキャラクターでありますエドレンジャーが生まれたりとかというような実績があるところでございます。  それから、プレミアムポイントカードということなんですが、商店街でお買い物をしますと、ポイントカードポイントをつけていただけるような取組みをやっておりますけれども、それの子育て世帯熟年者については、特にプレミアムをつけてということでやらせていただいております。経済的な暮らしの支えにもなりますし、また、商店街販売促進ということもありますし、両面をにらみながらの事業ということでございます。  それから、最後のところに書いてございますが、先般の委員会でもご報告させていただきました、今度13日から始まりますけれども、葛飾区の区商連と、それから当方江戸川区の区商連とがタッグを組んで、共催で広域のイベントをやるということでございますので、お得満載本、こちらのほうをお配りさせていただきながら、それから大商業祭りという②のところが、これが葛飾区側で行い、③のふれあいコンサートというのを江戸川区側で行いというような、約1カ月間のイベントでございます。こちらのほうのご紹介をさせていただきます。  それから、次が8ページ目ですけれども、商業振興の一つのPR手段といたしまして、今、動画で配信をしておりますのが、「EDOGAWA美味NAVI」でございます。概略だけちょっとご説明をさせていただきますと、インバウンド消費ということで、今現在も相当数の外国人の方が来日されておりますけれども、これから来るオリンピック・パラリンピックに向けて、ますます増えていく外国人の観光客の方、区内にはこれだけおいしい飲食店があるんだということを、多言語で紹介していくような仕組み、取組みということでございます。全世界から視聴できるように、動画サイトのYouTubeのほうに放映するものを順次アップをさせていただきまして、世界に向けて拡散をしていくというようなことで、それでもってインバウンド消費の促進ですとか、活性化を図っていきたいという取組みでございます。  一昨年28年の10月からスタートいたしまして、リポーターにはずっと一貫してダニエル・カールさんを起用させていただいてございます。月に大体3本ほど制作をしまして、大体ストックが50本ぐらいになってきたかというところでございます。視聴状況として総視聴数ということで、ここの中には海外の視聴、アメリカですとかオーストラリアですとか、もちろん国内も含めてですけれども、8万回を超えるアクセス数というような状況になっておるところでございます。  百聞は一見にしかずということで、何本かごらんになられた委員さんもいらっしゃるかと思いますけれども、今日は3作ほど用意をさせていただきました。本日紹介のお店は、区役所向かい側の寿賀多さんと、それからお肉屋さんの飯塚精肉店さん、それから洋菓子屋さんのパティシエ・ヒロヤマモトさんということで、3本。1作につきまして5分の尺でつくっておりますので、15分ほどモニターのほうをご視聴いただければというふうに思います。よろしくお願いいたします。 〔映像視聴中〕 ◎髙原伸文 生活振興部長 3作ほど見ていただきましたけれども、つくり方の特徴としては、ダニエル・カールさんが英語ももちろん母語ですし、それから日本語が堪能なので、一人でお話しされるときは英語を使いますし、英語を使うときは日本語の字幕を入れる。それから、お店の方との会話のときには日本語を使いますので、そのときには英語の字幕を入れるというようなつくりが一つございます。  それから、必ず江戸川区内のお店の近くの名所ですとか、そういったものを紹介をするような、江戸川区のPRもさせていただいております。それから、最後のほうで外国人向けワンポイントアドバイスということで、日本の食習慣ですとか、しきたりですとか、そういったものについて一言添えていただくというような形で、これで1本5分というような形のものを、今日は中央地域の寿賀多さんと、それから鹿骨地域の飯塚精肉店さんとパティシエ・ヒロヤマモトさんというような形なんですが、3本オンエアするときには大体地域ごとに固めた形、小岩地域ですとか、葛西地域ですとか、そういうような形の番組づくりをさせていただいているところでございます。  資料のほう戻っていただきまして、次は9ページでございますけれども、浴場組合への支援ということでございます。公衆浴場の支援ですけれども、「銭湯に行こう!」という形のキャンペーンを、ここのところ公示させていただいております。今現在、区内の公衆浴場がちょっと減ってしまいまして、36軒が実際に営業中でございますけれども、まだまだ36軒というのは固まりとしては大きいものがありますので、浴場組合の皆さんと一緒になりながら、コミュニティの場面でも非常に銭湯は貢献してくれると大きいところでございますので、また健康増進、それから清潔感の維持ですとか、そうしたことでやってございます。  主な事業としては、まず左上からいきますと、スタンプラリーを「ぶらり湯らりスタンプらり~」ということで、これは12月31日、昨年末までやりましたけれども、銭湯を順繰りに回っていただきまして、入浴のときにスタンプを押していただきまして、それを集めますと限定グッズとかをプレゼントするというようなものでございます。  それから、その下に「イベント湯」ということで、月1回いろいろな形で、今月でございましたら1月ですのでじゃばら湯、来月だったらレモン湯とかというような形で「イベント湯」というものをやっておるもの。  それから、右側のところは「銭湯ラン」ということでございますけれども、最近、皇居などで周回コースを走る方向けに、近辺にランニングステーションみたいなものがございまして、着がえをしたりとかシャワー浴びたりとかするような形、また、着がえて地下鉄で帰ったりとかというようなことがありますけど、これを江戸川区でも展開してみましょうということになりまして、銭湯をランニングステーションに見立てまして、まず銭湯に行かれたら「今日ちょっと走ってきます」というふうに申し出ていただければ、そこで着がえをして一旦外に出ると。走ってそれで汗をかいてきたら、そこで入浴をしていただいて汗を流していただいて、また着がえていただいてお帰りになるというような形の使い方ができないかということで、ご提案をしているところでございます。30カ所の銭湯がそういう形でご協力いただいてございます。  それから、右のところ、「銭湯でピンと~れ」というのは、これは昨年の10月に第2回目を行いましたけれども、江戸川一丁目の第二寿湯さんを会場といたしまして、これは特にオリンピック・パラリンピックの年は、現地でマニアの方によるピントレーディング、ピンバッジの交換というのが非常に盛んになりまして、前回のリオ大会などでもそうだったんですけれども、そういうことが今度東京でもあるだろうということをちょっとにらんで、ピントレーディングの会場として銭湯を使ってみたらいかがでしょうかというようなご提案でございます。2回ほどやりましたけれども、150名前後の方が1日でご来場いただきまして、ピントレーディングの関係団体などにもご協力いただきながら、にぎやかに行うことができました。ピントレーディングをしながら、銭湯の魅力を諸外国の方たちにも発信できるのではないかというふうに思ってございます。  それから上のほうに戻っていただきますと、ご案内のところでございますけれども、銭湯の応援キャラクターということで、「お湯の富士」でございます。こちらのほうを前面に出しながら、浴場組合と一緒になって銭湯の振興ということでやらせていただいておるところでございます。  その次、10ページ目よろしいでしょうか。お願いをいたします。今度は伝統的な地場産業の一つ、農業の部分についてのご説明でございます。特に江戸川区につきましては、花卉、それから野菜の産地として非常に知れ渡るところでございますけれども、特に小松菜の発祥の地でありますし、また、生産量も都内で1位ということでございますので、特に小松菜のところに力を入れたPRとか、販売促進というのを進めさせていただいておるというところでございます。  内容としては、「小松菜力。」という冊子をここ何年間か発行させていただきながら、それから間に台紙なども用意しながら、協力店舗のところでのスタンプラリーをやっております。  それから、④のところですけれども、これもちょっとイベントのご紹介になりますけれども、来る1月20日ですけれども、グリーンパレスで小松菜まつりということで、イベントを開催させていただきたいと思ってございます。グリーンパレスの1階部分などを中心に小松菜商品の販売ですとか、それからお子様にペインティングをしたりという形の催しを行ったりとかということでございますけれども、ちょうど今、地域の広報掲示板などでも小松菜まつりのポスターを張らせていただいていますけれども、20日ですので先ほどの伝統工芸新作発表会と重なりますけれども、片やグリーンパレスで小松菜まつりと、片やタワーホール伝統工芸新作発表会ということで、20日の日はやらせていただければというふうに思ってございますので、よろしくお願いいたします。  それから、11ページをお願いいたします。また、伝統的な地場産業の一つでございますけれども、今度は水産業の金魚の養殖でございます。「金魚のふるさと江戸川区」ということでございますけれども、もちろん養殖事業者さんが区内からちょっと減ってございますけれども、それでもっても今なお日本においては、金魚の三大産地の一つということでございます。江戸川区、それからその下のところに書いてございますけれども、愛知県の弥富市、それから奈良県の大和郡山市ということで、三大産地の一角を占めておる江戸川区であります。  特に堀口養魚場さんですとか、それから橘川さんのところですとか、生産していただいている金魚の品質、水準が大変高いところでございます。こうした土地柄でございますので、毎年4月タワーホールで行っております日本観賞魚フェアの開催地としては、まことにふさわしいということで、毎回会場として江戸川区に全国の養殖業者の方たち、それからファンの方たちにお集まりいただいておるというところであります。  それから、イベントとしてはもう一つ、夏にやっております行船公園での金魚まつりでございます。こちらのほうは、金魚の展示即売ですとか、それから金魚の周辺機器というのでしょうか、グッズ関係の販売ですとか、それからちょっとお祭りのように模擬店を出したりとか、伝統工芸の展示販売をやったりですとかということをやってございます。それから地域の方、特にお子様方に楽しんでいただけるように、金魚すくいのほうなどもやっておるイベントでございます。これが7月の下旬です、土日にやっておるところであります。  それから、これで最後になりますけれども12ページでございますが、産業振興の1年のイベントということで、これは平成30年度、来年度のカレンダー的な形でのご紹介ということになります。まず、上のほうでございますけれども、5月の花の祭典を皮切りに、こうした形の一連の事業を予定してございます。これが、私どものほうで主催ですとか、あるいは団体と共催をしておるものということでございます。大きなものとしては8月4日の花火大会、それから10月7日の区民まつりというようなところでございましょうか。  それから、先般、委員さん方にもご協力いただきました、産業賞ということで、やはり功績ある方たちへの表彰などもさせていただいておるところでございます。  それから、下のほうは後援イベントということで、名義の部分はじめ、応援をしておるイベントということで、日本観賞魚フェアの4月を皮切りに先般やりました、12月23日恒例になりました正月用花の展示即売会までというような形での事業ということでございます。主に産業振興課は、特にイベントが多い課というか職場でございますけれども、こうしたところを関係団体、あるいは職員と協力しながら、展開させていただいておるというところでございます。  以上でございますけれども、本日のご説明、江戸川区の産業施策につきましては、このようにさせていただければと思ってございます。ありがとうございました。 ○川瀬泰徳 委員長 それでは、何かご質問がありましたら。 ◆須賀精二 委員 この中の区内事業所数の、この定義というのはどんなんでしょうかというのと、区内従業者数、例えば区民就業者数、国勢調査でやられたと思うんですけども、江戸川区内に本社を有しない企業の事業所は、区内事業所のほうに入っているんですよね。 ◎髙原伸文 生活振興部長 入っています。 ◆須賀精二 委員 この区内事業所数の定義というのは、例えば税務署に事業所得の申告をされている方なのか、どのように。私は事業所ですと、調査のときに給与所得じゃなくて、事業所得ですよと答えた人が事業所になってしまうのか。 ◎彦田義敬 生活振興部参事〔産業振興課長事務取扱〕 これは経済センサス、昔の商業統計とか、工業統計で調査したものですから、ちょっと税務署への申告というよりは統計調査の中で回答、それを集計したものというふうに私ども認識しておりまして、申告のときに本社がどこにあるとか、それから申告のときにこちらではないですよというところとは、ちょっと離れているというふうに認識しております。 ◎髙原伸文 生活振興部長 もちろん、本店の部分も、それから支店の部分も全部含めてというように認識しております。 ◆須賀精二 委員 それで、これは26年7月現在なんですけども、ここ5年ぐらいの間で増えているんですか、減ってきているんですか。もし、その割合。 ◎髙原伸文 生活振興部長 一番最近の経済センサスが26年にございますけれども、26年につきましては2万1,820事業所、それから2年前に統計とっておりますけれども、このときは2万1,301ということで、ここ2年間の中では540ほど増加しておるというような状況でございます。ただ、過去さかのぼりますと、平成8年のときなんかは2万7,000ぐらい事業所があったりですので、出っ張り引っ込みというのでしょうか、経済動向も含めて増減はかなりあるのかというふうに思ってございます。ただ、ここ最近の24年、26年の比較ベースですと、微増というような形かなというような状況でございます。 ◆須賀精二 委員 やっぱりこの江戸川区の産業振興施策、とてもすばらしく、他区に見られない手厚い施策もありますので、ぜひ区内業者の育成にこれからも注力をお願いしたいと思います。 ○川瀬泰徳 委員長 ほか、いかがですか。 ◆須田哲二 委員 その中で、5ページの創業支援の関連でちょっと聞きたいのですけど、これまでいろいろ経過しているんですけども、特に顕著な成功例といいますか、おもしろい事例とか、この中から生まれてきた事例があれば、ちょっと教えていただきたいと思いまして。今、特にSNS関係で若い人がよくいろいろな、もう20代とか10代で事業を起こすようなのがあって、そういう点でいろいろ夢もあるし、やり方によっては大きく成功した例もあると思いますので、江戸川区でもそういう例があるのかどうか、具体的なもし何か、そういう成功例と言っていいのかわかりませんけども、あれば教えていただきたいと思います。 ◎彦田義敬 生活振興部参事〔産業振興課長事務取扱〕 本を出したりされた方で、引っ越しとかお家の中の片づけ、それをやってらっしゃる女性の方なんかは結構有名な方がいらっしゃるんですが、その方とかそれから小岩でパン屋さんで冷凍のパンをつくって、週大体2、3日しか店舗をあけていないので、これはどうしたのかなと行ってみると思うんですが、実はネットで売れていまして、その仕込みで毎日あけられないとか、そういうお店があります。  それがみんな起業家ゼミナールの卒業生ということで、それからIT関係ですと、分社化して今、従業員20人ぐらい雇っている会社も出てきていまして、起業家ゼミナールの中ではそういう方が多く出ています。  それから、創業支援施設の卒業生というか、そこの出身の方ですと、ITの方もいるんですが、まだまだこれからというように認識しています。今のところ、あともう一つ思いつくのは、妖怪がとても好きでそれをITと結びつけて今、起業されている方とか、何人かいるんですが、非常にITで大成功したような方というのは、大学で勉強してクラウドでお金集めて一気に打って出ると。私どもそういう方は、余り支援の役割としては考えていませんので、地道にやっていただいて地場で雇用していただくと、そっちのほうでやっていますので、有名な方というとポンと出てくるような感じではないのですが、20人、30人雇っている方というのは数人出ていると。起業家ゼミも14年、15年やってきていますので、そういうお互いのネットワークの中で力をつけていただいている方というのは、現実にはいらっしゃいます。 ◆須田哲二 委員 いろいろそういう取組みやるのもおもしろいし、冒険でもあるんでしょうけども、そういう経験だとか失敗事例も含めてノウハウをいろいろ紹介すると、非常に新しいそういうのに挑戦する方も増えてくるのかと思うんですけど。
     一つ、創業支援チャレンジオフィスで、インキュベーションのマネジャーを置くと言うんですけど、いろいろな業種だとか分野があるんだけど、マネジャーはどういう専門家を置くんですか。 ◎彦田義敬 生活振興部参事〔産業振興課長事務取扱〕 方法は幾つかあるんです。区によっては個人個人でお願いしている場合もあります。私どもは、個人で都合が悪かったりする場合に、すぐかわりの方に行っていただくようにということでやっています。実際の資格というのは、基本的には中小企業診断士、そしてそういう創業の方のための勉強をした方、その方を今、2名確保して委託業者にお願いをして来てもらっていると。  常駐というと、ちょっと言い過ぎなんですけれども、週何回か来てもらって、それから定期的にそういう相談の日を設けていて、それから定期的に月1回か2回なんですが、せっかく同じオフィス使ってもらっていますから、小岩と船堀の合同の交流会なんかもやって、お互いのネットワークも強めながら、水先案内人的にやっていただくと。  中小企業診断士ですから、どうしても得手不得手が出てきますから、自分の不得手なときは、例えば税務上だったら税理士さんに少し知恵をお借りするとか、そういう感じでやっています。基本的には中小企業診断士で、創業関係のトレーニングを積んだ方に来ていただいて、そういうことでございます。 ○川瀬泰徳 委員長 ほか、よろしいですか。 ◆伊藤ひとみ 委員 2点伺いたいんですけれども、商店のところなんですけれども、この商店会への入会というんですか、入っている店舗と入っていない店舗があられるかと思うんですけれども、この店舗数というものは増えているものなんですかということが1点と、それから、美味NAVIのほうの周知はどんなふうにされているのかという2点をお願いします。 ◎彦田義敬 生活振興部参事〔産業振興課長事務取扱〕 まず、商店なんですが、先ほどの企業数のお話も出ていましたけれども、やはり江戸川区が駅や交通網が発達する前に工場や何からできて、その周りに商店街ができた当時があります。それから、交通網が発達して、さらに商店街というのは充実した時期もありますけど、今はどちらかと言うとその後、傾向として減らざるを得ない傾向は江戸川でもやむを得ずございます。  商店街がどうかということになると、それは1店舗、2店舗で商店街をやりたいという相談も来るときはあるんですけれども、5店舗、10店舗ぐらいで、商店の固まりとしてないと、それは商店街としてはご支援もできませんので、一応ある程度の数字の店舗でグループを組んでご相談してきてくださいというのは、ここ1、2年でもそういう相談事例がございます。ただ、傾向としてはお店、さまざまな事情で増えているかと言うと、残念ですけども減少傾向にあることは確かでございます。それが1点です。  それから、美味NAVIのPRなんですが、私どもホームページ、それからJCOMのほうの番組、それからさまざまな機会を得てのチラシ、それからインターネット上でございますので、インターネットで見ていただくためにさまざまな形で、先ほども登録チャンネルしてくださいというような形でのPRをやっています。それから、それだけではやはり伸びませんので、海外のSNSを使って、一定期間、そのSNSの方に拡散するようなPRをやらせていただいたりということで、ロシアだとか、ヨーロッパだとか、そういったところに見ていただく方を増やす仕掛けもやらせていただいたり、そういうことでございます。  ただ、前にも決特でしたか、庁舎の中でもPRというお話もございましたので、これは今、広報課と話をしながら、ただ、実際に庁舎のメディアでこれそのものを流すのはいろいろございますので、美味NAVIってこういうのがありますよ、YouTubeでごらんくださいというPRを、これからやっていこうというような相談はしているところでございます。 ◎髙原伸文 生活振興部長 追加ですけど、来日された外国人の方が立ち回りそうなところというんでしょうか、例えば新宿にバスタ新宿とかございますよね、ああいったところで例えばチラシを置いていただいたりとか、今、デジタルサイネージということで、大きなスクリーンでPRをしたりとかしてくれるような、いろいろチャンスとか場所を捉えて、いろいろなところで露出できるような形で取り組んでいくということの研究は、これは怠らずやっていかないといけないかなと思っています。 ◆伊藤ひとみ 委員 商店会のほうは減っていると思っていて、ぴよママギフトのほうも使える場所が少ないということを聞いたことがあったので、もっと商店が使える場所が増えるといいなと思っていたのでお聞きしました。  また、美味NAVIについては、以前伺ったときにはチラシが、紙媒体での広報が多いということを聞いたので、今回さまざまなネットでの広報がいろいろたくさんできればいいなと思って質問しました。 ◆関根麻美子 委員 今、商店街のお話があったんですけど、子育て世帯熟年者応援のプレミアムポイントカード、これは新たな試みだと思うんですけれども、これの一定の効果がどのくらいあるのか、もし実績がわかれば教えてください。 ◎彦田義敬 生活振興部参事〔産業振興課長事務取扱〕 これは始めて今、3年目、2年半ぐらいですか。大体毎年ポイントカードの各店に配布している枚数が、3万枚くらいは出回っております。ただ、これは3年の有効期限があるのと、350ポイントためないといけないので、なかなかまだ満点までいっていませんので、昨年で大体3,000枚ぐらいの換金、満点までいきました、回収です。今年は大体その倍の6,000枚ペースなので、8,000枚から9,000枚ぐらいの実績まで行くだろうと思っているのですが、かなり使われているというのと、もう少しどんどん使ってほしいという、合わせての気持ちが今ございます。  来年度になると3年目になりますので、1回目の。今まで各店に配布して消費者の皆さんに出回っているものが、ある程度まとまってくるだろうと。そうすると大体の傾向が出てきて、地元子育て世代、熟年者の方に優しい商店街というのが、はっきり出てくるのではないかというふうに思っているのですが、まだまだ満点までいっていないというのが実績でございます。 ◆関根麻美子 委員 ポイントカード、特に女性なんか、私も大好きで、お店に足を運んでくれるきっかけにもなるし、また、運ぶとお得感があると、またもう一回リピーターで運ぶということもあるので、これは非常に大変いい取組みだと思いますので、またしっかり進めていただきながら、私たちもPRしっかり進めていきたいと思っておりますので、頑張っていただきたいと思います。  もう一点いいですか。葛西工業高校のデュアルシステム科が平成30年度から始まるということで、非常に今、葛西工業高校、地域でも頑張ってくださっていまして、一之江駅の広場のまつりにねぶたで、かなり町会にも浸透して非常に貢献してもらっていまして、高校生の皆さんの株が上がっているという状況なんですけど。  また、そういった中でこのものづくり、工業高校という中で非常に7割ですか、卒業生の7割が就職するそうなんです。しかも、区内にほぼほぼ就職していくということ、この前、校長先生からお聞きをしたりしまして、33校、区内中学校があるんですけれども、全中学校から来ていると。そういったこともあって、非常に区と密接な関係にある高校だと。  そこが、新たなデュアルシステム、インターンシップをもっと長くした、一定期間。非常に新たな取組みということなんですが、この30年度に向けて学校側も非常に期待を持って、頑張っていろいろなお話も聞いているんですが、例えば受け入れのほうは区内の起業だと思うんです。そこの区としての支援、そういったものがどんな形でかかわっているのか、学校に対しても、また、区内企業に対しても、そういったことを教えていただきたいと思います。 ◎彦田義敬 生活振興部参事〔産業振興課長事務取扱〕 おっしゃられたとおり、葛西工業なんですけれども、実は地元の東小松川工業会という地域団体があるのですが、こちらと企業見学会とか、それから実際のインターンシップ、結構長く実績があるところなんです。それから、不況の中でも専門高校ということなので、就職の悪いときも100%に近い、今、100%ですけども、非常に悪いときも100%に近い実績の就職実績を上げてきているところです。  都内では六郷工科高校ですか、それに続いてデュアルシステム指定されたところでございますので、その地元とのかかわりの実績が裏づけになっているんだろうというふうに我々思っています。産業ときめきフェアにもずっと出店していただいておりますし、そういう場でのPRもどんどんやってくださいというふうに私ども申し上げています。  工場協会と、それから東小松川工業会に代表されるような工業団体が区内には六つございますので、そういった会合、それから産業ときめきフェアの委員にもなっていただいていますので、そういうところを通じての企業団体、それは商工会議所もございますし、法人会も入っているのですが、委員に。そういうところを通じて、校長先生あるいは担当の先生にどんどんPRやっていきましょうということで、一緒にPRさせていただいた経過もございます。  そうは言っても、東京都の教育長から言われていたのは、200社、300社集めろと、そうしないと事業として成り立たないというふうに、尻を叩かれていたときもありますので、そこまでの企業数はどうもそろっていないようには聞いているんですけれども、大分頑張っていただいていますので、30年度に向けて。我々のほうもそういうPRとかご紹介を引き続きやっていると、そういう状況でございます。 ◆関根麻美子 委員 わかりました。ぜひ、後方支援、強力に進めていただきたいと思います。先ほども部長のほうから、ものづくりの特徴であるそういった企業が区内にもあるということで、若手の人たちが今後江戸川区のものづくりを担っていく、非常にこれがうまく活用して、どんどん人材が育っていくと、非常に江戸川区にとっても未来がひらけていくと思いますので、ぜひともまた、さまざまなご指導もしていただきながら、支援もしていただきながらともに頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆鵜沢悦子 委員 3点お聞きします。伝統工芸のことなんですけれども、例えば役所の1階のフリースペースのところでいつもやってくださったりとか、それからタワーホールで何回か、私も行くんですけれども、職人さんですからしようがないといつも思うし、何回かもお聞きをしているんですけれども、じっと見ているとちょっと説明してくれたらとか、買うときにもちょっと言葉がうまく出ないんですけれども、要するに販路拡大する気があるんですかと疑ってしまうぐらいの、何回かそういうことにめぐり会ってしまったものですから、このことについて、どういうふうにお手伝いしていったらいいのかということもいつも思うんですけど。  とにかく、その芸術性とか、その商品とかというのはすばらしいと思うんです。でも、ただ宣伝すればいい、PRすればいいということではないと思うんです。それから、1回買ったら同じものそんなに欲しくなくなるんです、正直な話ですけれども。毎年毎年扇子買う方もいますけれども、毎年買う方もいますけども、10年買ったらもういらないですよね。ですので、そういうものをどうやって拡大していくのかということは、もっと考えないと、途中でとまってしまうかという心配がありますので、そのお考えをお聞きしたいと思います。  それから、チャレンジオフィスの件ですけれども、今、小岩と船堀ですけど、ここは埋まっているのか、埋まっていないのかということと、南の地域のほうで、必要があるのか、ないのかもそこに入ってくるんですけれども、そういうチャレンジをしたいという人たちのどういう傾向にあるのかと、それから、そこを利用したがっているのかどうかという現状もお聞きできればと思います。  3点目は美味NAVIですけども、何回も見せてもらっています。こんなに増えたということはうれしいんですけれども、商品プライスというか、お値段をどこも書いていないんです、先ほども思ったんですけれども、やはり幾らぐらいかなというのはとても知りたいんです、見ている人たちというのは。例えばラーメンだったら、ここのラーメンとここのラーメン比較できるというか、おいしさとかそういうのはダニエルさんの説明で何となくわかるかもしれない、ケーキもそうです。私が食べている方が安くてうまいのか。食べてみないとわからないかもしれないけれども、お値段というか、何かちょっと一つぐらい例が欲しいと思うのですが、その考え方お願いします。 ◎髙原伸文 生活振興部長 まず、1点目、確かに委員さんおっしゃったとおり、職人さんというようなことですので、職人さんであるがゆえに、大変なこだわりもあるのかというふうに思います。ただ、スタートの段階としては、このままだと本当に、恐縮ですけどちょっと言葉が悪いかもしれませんけど、せっかくいい伝統工芸があるのに、売れなければじり貧になってしまうというところがあったと思います、過去においては。  一つは生計を維持するということもありますし、我々も江戸川区のとてもすばらしい地場産業を、内外に高く広めたいとか、知らしめたいというような気持ちもあるので、一つは大事な貴重品としての伝統工芸品ということではなくて、日常使いに耐えるような、皆さんが気軽に手にとってもらえるような、もうちょっと敷居を低くするというのでしょうか、ポピュラーなものになるような形にしなければいけないというのがあったのだと思います。そこのところに新たに美大生の感性とか、現代風なものを入れていくというのがあるかと思います。  あと、もう一つ画期的だったのは、対面で販売するということだと売れ筋が拡大しないということがありますので、ここにインターネットを使ったというのが画期的だったのだと思います。特設のサイトを設けたりとか、ただ、ネットだけだと現物見ないと不安だという方については、さっき申し上げたようなアルティザンでのアンテナショップ的なもの、それから区役所の1階のところの特設コーナーの部分、それからおっしゃっていただきましたタワーホールで季節ごとにやっているようなものとか、手にとってよさを実感していただいて、価格面とかも納得いただいてお買い求めいただくという部分も必要なのではないかということで、そういうようなさまざまな組み合わせ、工夫の中で今があるのかと思いますので、またちょっと不足している部分とかについては、工芸者さんたちともよく相談しながら努力を重ねていくということかと思います。 ◎彦田義敬 生活振興部参事〔産業振興課長事務取扱〕 私のほうからは、チャレンジオフィスのお話をさせていただきますと、北で小岩、南部のほうで船堀と、人口比からしても西小岩にあるほうが6部屋、それから今の船堀が10部屋ということで、バランス的には大体とれていると。それから、新宿線沿線と総武線沿線ということで、都心に向かう交通の便から言っても立地的には大体妥当かというふうに思っております。  足りているか、余っているかということで言いますと、ちょっとこれ以上増やそうとは私どもは思っていません。というのは、増やして来られた方全部ウェルカムにしてしまうと、公的な支援をしている施設としてちょっと乱れてきてしまいます。そういう応募者も実際いることはいるんです。そういう方はあいていても、この企画だと事業としてどうなんでしょうと。逆に家賃を安くはしていますけど、その負担をかけてまで入っていただくまで至っていないですというジャッジも我々させていただいて、あいていても入れないこともやっています。  そういう状況を考えていますと、今の立地と数で大体足りているかというふうに思っています。都心のほうでは、オフィスがあいてしまっているところもあるんです。それは、例えば廃校した後に入れてしまうという、そういう施設をつくってしまうということで、交通の便が悪いんです。自宅から行く場合も、それから取引先に行く場合も。そういうところは、都心のほうの学校なんかでもあいてしまっているところがありますので、立地、数、今の状況からすると大体妥当かというふうに判断しているところでございます。  それから、美味NAVIの価格なんですが、これはちょっと今後考えていきたいと思います。というのは、実際、英語と日本語で将来も含めて海外の方が日本に来たときに、この店見たことあるという状況をつくりたいということでやってきていましたので、価格、それから地元の方が価格差でどっちを選ぼうかという視点は余り今まで置いていません。実際に、例えば寿賀多さんは寿賀多さんのお店をアメリカ人とかヨーロッパの方が、この店見たことあるという、そういう状況をつくりたいということで、今、始めたところでございますので、これだけコンテンツが逆に50ぐらい増えてきますと、その辺の視点というのも加えていく必要があるということで、今後考えたいというふうには思います。 ◆鵜沢悦子 委員 さまざまな努力をしている経過があっての今だと思いますので、今後もいろいろなところに目を配ってよろしくお願いします。 ○川瀬泰徳 委員長 以上で、本日の所管事務調査を終了いたします。  なお、次回の委員会ですが、お手元に配付した行程表の案のとおり委員会閉会後、杉並清掃工場への視察を実施いたしますので、よろしくお願いをいたします。  次に、執行部より報告があります。はじめに環境部お願いします。 ◎矢作紀宏 環境推進課長 それでは、環境推進課より2点ご報告させていただきます。  まず、お手元の資料、羽田空港機能強化についての説明会をごらんください。先日、各会派の幹事長さんにはご案内させていただいたところでございますが、11月のオープンハウス型の説明会に続きまして、都合3回目となりますがコミュニティミーティング、教室型の意見交換会の開催が決定いたしました。  日程と会場はごらんの表のとおりでございます。前回同様、区内5カ所で開催させていただきます。時間はいずれも19時から20時30分。国交省の職員がまいりまして、ご意見・ご質問等にお答えするような形の教室型のミーティングでございます。  周知といたしましては、1月20日号の広報えどがわ、それからホームページ等でご案内させていただきますが、各連合町会のほうへもご案内はさせていただいております。  それからもう一枚、航空機整備士の養成・確保対策等についてということで、前回の委員会須田委員さんよりいただいた質問に対する資料をご用意させていただきました。整備士の養成・確保につきましては、これまで国交省で専門委員会等が組織されまして検討が行われてきたところでございます。  その一つが乗員政策等検討合同小委員会、これは平成25年12月に設置されたものでございますが、操縦士・整備士・製造技術者の養成・確保の検討ということで6回ほど委員会を開催し、こちらは26年7月にその概要が取りまとめられております。  もう一つは(2)、(1)の小委員会の取りまとめを受けて26年8月に設置されたものでございますが、航空機整備士・製造技術者養成連絡協議会、こちらでは整備士等の不足に対する中長期的な諸課題の検討を目的に設置された協議会でございます。  これらの会議体で議論された主な内容は2番、3番のとおりでございますが、まず一つ、整備士の養成対策といたしましては、指定養成施設が訓練機関に訓練を委託する場合の要件を明確化して、幅広い養成機会を提供していこうということ。それから、整備士の実際の業務内容を踏まえて、実施可能な業務内容、あるいは業務範囲を明確化する。つまりは、保守ですとか軽微な修理を担当する整備士資格、そういうのを持った方を一層活用していこうという取組みでございます。こちらは、今年度中に措置予定、実施予定ということで進んでいる取組みでございます。  それから三つ目のポチですが、整備士資格制度について、整備士養成機関との意見交換や情報共有を行うことで、効果的な人材の確保に努めていこうという取組みです。それから、整備士の英語能力向上、技能の維持・伝承、これはもう既に実施中でございますが、それに加えまして中長期的な資格制度や養成のあり方、これらを引き続き検討していこうという対策でございます。  続いて、整備士の確保対策でございますが、ヨーロッパの資格を有する整備士が、日本の資格を取得する際の試験科目の明確化をはかる。外国のライセンスの日本への書きかえ手続を簡素化しようというような取組みでございます。それから、航空専門学校等での履修状況に応じて、上級資格試験の試験内容を一部簡素化していこう、こういった取組みもされているところでございます。  次に、航空の安全対策でございますが、国交省では整備士の配置につきまして、これはLCCも含めてではありますけれど、実施する整備作業に見合った人員が確保されていることを事前に審査しております。整備士の体制が基準に沿わないような場合には、そもそも運行ができないというような体制をとっておりまして、運行の安全性をそういった形で担保しているところでございます。  また、運行後は安全監査等を通じて整備士の配置状況ですとか、整備の実施状況を確認し必要な指導を行ったり、あるいはヒヤリハット情報の収集・分析を通じた安全管理体制の見直し、あるいは取組み結果を安全に関するマニュアル等へ反映させていく、そういった取組みをしてございます。  こちらは、これまで既に取り組んできた内容でございますが、今後につきましては、現在昨年11月に設置されました落下物防止等に係る総合対策推進会議、こういった中でも検討が進められておりまして、今年3月に一定の方向が示される予定でございます。その後も年1、2回、この推進会議のほうは継続して開催して、落下物等の発生状況、あるいは追加対策の検討、そういったことを実施していく予定と聞いてございます。 ○川瀬泰徳 委員長 続きまして、生活振興部お願いします。 ◎白木雅博 地域振興課長 地域振興課からは、お手元に資料ございませんが、イベントのご案内ということでございます。  平成30年の町会・自治会役員表彰式、こちらのお知らせでございます。日時につきましては、来月2月4日(日)でございます。午前中10時半から開会の予定でございます。  場所は総合文化センターの大ホールで、10時半から最初にオープニングのアトラクションということで、今年度につきましては東葛西中学校の吹奏楽部の生徒の方々にアトラクション、演奏をお願いしてございます。そちらが大体20分ぐらいかかりまして、その後10時50分から大体11時40分ぐらいまで1時間かからない程度だと思うんですが、式典のほうを行わせていただくという流れでございます。  なお、衆議院議員の皆様、それから都議会議員の皆様、それから区議では議長さん、副議長さん、それから各交渉会派の幹事長さんにつきましては、その式典の登壇者としてご登壇をいただくということになってございます。  具体的なご案内状につきましては、来週以降、個別に各議員さんのほうに私のほうからご案内状をお届けさせていただきたいと考えておりますが、2月4日(日)にそのようなイベントがあるということで、ご了承いただければと思います。  ちなみに受賞者でございますが、現役30年お勤めいただいている役員の方を筆頭に、7区分で今回は753名の方々が受賞されるということになってございます。 ◎彦田義敬 生活振興部参事〔産業振興課長事務取扱〕 それでは、産業振興課からは2件ご報告でございます。  既に産業振興施策、先ほどの中でも触れたところでございますけども、改めてご案内をさせていただきたいと思います。まず、小松菜まつり2018の開催についてでございます。お手元のチラシ、これはポスターの縮小版でもあるんですが、そちらのほうをごらんください。  これは今年度も江戸川区産の小松菜のPRのために、冊子「小松菜力。」先ほどもお話し出ていましたけど、これを作成させていただきまして、昨年の10月から今月の31日までの約4カ月間、小松菜スタンプラリーを実施しているところでございますけれども、この小松菜のさらなるPRと、スタンプラリー期間の後半の盛り上げとして、イベントを1月20日(土)、グリーンパレスで開催するものでございます。  JAの直売部会、今年から直売部会ということで組織されたんですけれども、こちらによる新鮮小松菜のそのものの販売、それから愛国学園短期大学によります小松菜すまし汁の無料配布、同じく愛国学園短期大学による小松菜マドレーヌの限定販売、さらにスタンプラリー参加店舗による出店も合わせまして、合計10カ所の出店によりまして小松菜利用の製品の販売を中心に、正月明けのまさに旬の地元のおいしい小松菜のPRを改めてさせていただこうと、そういうイベントの開催のご案内でございます。  当日、各出店店舗でスタンプの押印もいたしまして、小松菜スタンプラリーの終盤の盛り上げもしてまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。  続きまして、お手元のリーフレットをごらんください。今月1月20日(土)、21日(日)、「えどがわ伝統工芸産学公プロジェクト」第15回の新作発表会のご案内でございます。会場はタワーホール船堀の1階の展示ホール。  このプロジェクトは、平成15年6月から今回で15回目になるんですけれども、今年は工芸者が12名、美術大学生が64名の参加ということで、新作87点ほどの発表でございます。作品の具体的な絵柄、お手元のリーフレットでご紹介をさせていただいておりますので、当日もぜひ現物のほうをごらんになっていただければというふうに思っております。 ○川瀬泰徳 委員長 それでは、ただいまの報告について何かご質問がありましたら。 ◆伊藤ひとみ 委員 意見なんですけれども、羽田空港機能強化コミュニティミーティングができるようになってよかったと思っています。一般に広く広報していただきたいと思っておりまして、フライヤーなどもあればいいのかと思いました。よろしくお願いします。  それぞれの報告なども、後日終わってからいただければと思っています。よろしくお願いいたします。 ◎矢作紀宏 環境推進課長 コミュニティミーティング終わりましたら、後日報告をさせていただきたいと思います。 ◆須田哲二 委員 前回資料をお願いして出していただいてありがとうございます。整備士の問題については、いろいろ落下物の問題がありましたので、どういう状況と、今後の改善状況なのかということで調べていただいて、なかなか難しい問題かとは思うんですけども、コミュニティミーティングもあるので、国交省にもお聞きしていきたいというふうに思いますが、最近、ちょっと民間航空機よりも、米軍のヘリがいろいろトラブってくれちゃっているので、そっちのほうに話題がいってしまって、飛行機というのは相当技術の粋を集めた、そういうものだともよく言われているので、相当の整備やいろいろ運行についても、最新のあるいはハイレベルのものが必要なのかというふうに思うんですけど、余りにも続く民間、あるいは軍用、この間沖縄で不時着したのは攻撃型ヘリということで、相当武器も積んでいるというので、あれが万が一というように考えると相当危険なので、ちょっと方向が違うかもわかりませんけど、空を飛んでいるものが落ちたり、落下物を落としたりという点では、非常に危険性という点では地上のものよりはるかに大きいという点では、飛行ルートの変更についてそういうことがないようにしていただきたいし、抜本的には飛行ルート、もう一度見直しが必要じゃないかというふうに考えるところなんですけども。  それはそのぐらいにしておいて、ちょっと別件で聞きたいんですけれども……。 ○川瀬泰徳 委員長 今の話の中で。 ◆須田哲二 委員 じゃあ、ちょっと後にします。 ○川瀬泰徳 委員長 その他であれば。  以上で、執行部報告を終わります。  次に、その他について何かございますか。 ◆須田哲二 委員 この間ニュースを見ていたら、世田谷区の保坂区長が大分水素自動車に入れ込んでいて、区内に水素ステーションをつくったというので、庁舎関係に。なんかおかしなことをやると思っているんですけど、江戸川も部長を先頭にPRした部分があるんですけども、まさかそんなことは考えていないだろうと思うんですけど、ほかの23区で世田谷に追随するような動向を聞いていらっしゃるかどうか、ちょっと突拍子もないことを考えるなと思いまして。その辺について何か情報があれば。 ◎岩瀬耕二 環境部長 水素ステーションにつきましては、都内でも20カ所程度、既に設置されておりまして、区役所の中につくるというのが世田谷以外聞いたことはないです。大体、民間ベース、あるいは東京都の公社の敷地の中につくったりとか、そういうことで。目標は50カ所とかオリンピックに向けて、そういった形で拡大の方向ではあります。そういう状況です。 ○川瀬泰徳 委員長 それでは、ほかよろしいですか。  それでは、今後の委員会でございますけれども、2月6日(火)、午後1時に開会しまして、閉会後、杉並清掃工場への視察を実施いたします。また、3月は第1回定例会会期中の14日(水)、午前10時を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で、本日の生活振興環境委員会を閉会いたします。                      (午前11時44分 閉会)...