江戸川区議会 > 2016-08-12 >
平成28年 8月 福祉健康委員会−08月12日-04号

ツイート シェア
  1. 江戸川区議会 2016-08-12
    平成28年 8月 福祉健康委員会−08月12日-04号


    取得元: 江戸川区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成28年 8月 福祉健康委員会−08月12日-04号平成28年 8月 福祉健康委員会 平成28年8月 福祉健康委員会会議録 ●日時 平成28年8月12日(金) ●開会 午前10時00分 ●閉会 午前11時07分 ●場所 第4委員会室出席委員( 9人)   鵜沢悦子  委員長   中山隆仁  副委員長   岩田将和  委員   江副亮一  委員   伊藤照子  委員   中道 貴  委員   高木秀隆  委員   小俣則子  委員   須賀清次  委員欠席委員( 0人) ●執行部
      斉藤 猛  福祉部長   松尾広澄  子ども家庭部長   森 淳子  健康部長   山川博之  江戸川保健所長   坂野晶司  健康部参事    外、関係課長事務局    書記 近藤知博 ●案件  1 陳情審査 第40号陳情…不採択全会一致)         第32号・第33号・第34号・第37号・第45号・         第46号・第54号陳情継続    第40号:認可保育園の第二子減免制度助成金に改めることを求める陳情    第32号:精神障害者福祉施策の増進を求める陳情    第33号:待機児童における地域格差是正に関する陳情    第34号:書類業務の量と介護報酬に関する陳情    第37号:軽度外傷性脳損傷脳しんとうの周知と予防、その危険性や予後の相談のできる窓口などの設置を求める陳情    第45号:介護報酬の緊急再改定を求める陳情    第46号:区内精神科受診者不審死調査及び精神科患者人権状況改善を求める陳情    第54号:住宅密集地における集合住宅での動物飼育についての陳情  2 所管事務調査  3 執行部報告  (1)津久井やまゆり園での事件について  (2)小規模保育事業事業者の公募結果について  (3)平成30年度開設認可保育所整備運営事業者の募集について  (4)こどものB型肝炎ワクチン予防接種の実施について  (5)「自殺防止!えどがわキャンペーン」イベントについて  4 その他                      (午前10時00分 開会) ○鵜沢悦子 委員長 ただいまから、福祉健康委員会を開会いたします。  署名委員に、岩田委員中道委員、お願いいたします。  なお、本日は委員会終了後、協議会を開き、都市視察についての事務調整を行いたいと思いますので、ご承知おきください。  これより陳情の審査に入ります。  本日の進め方ですが、はじめに、前回お諮りしましたとおり、第40号陳情について各会派より、意見開陳の後、結論を出したいと思います。  その後、陳情番号順に審査してまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鵜沢悦子 委員長 それでは、そのように進めます。  はじめに、第40号陳情について、各会派より意見開陳をお願いいたします。  はじめに、公明党よりお願いいたします。 ◆伊藤照子 委員 おはようございます。よろしくお願いいたします。今の第40号陳情ですけれども、公明党といたしましても慎重に審議をさせていただきました結果、まず、前段の認証保育所への負担軽減につきましては、今回4月より、所得制限はありますけれども、区としても待機児解消の一助を担っているという認識を得てもらったものと思い、また、この補助金が創設されたということで、これについては、もう既に満たされていると思います。  また、2番目の減免措置ではなく給付にということですけれども、実際に、やはりしっかりと保育料に当てられるかどうかというのがわからない部分もありますし、今の減免制度のほうが保育料を未納になるということがないですし、今やっている制度のほうが私はすぐれていると思いますし、子育て世帯のためになると思いますので、この二つの項目について、陳情については、公明党としては、不採択といたします。 ○鵜沢悦子 委員長 次に、区議会自由民主党、お願いいたします。 ○中山隆仁 副委員長 区議会自由民主党として、私一人しかここにおりませんので、会派のほうに持ち帰りまして、皆さんに協議していただいた結果なんですけれども、区議会自由民主党としましては、陳情者認証保育園に関する第二子以降の減免措置は、平成28年4月より、助成金が支給されているということで、陳情文そのものが適当でないということと、また、認可保育園については、現在の減免措置相当だと考え、この陳情については、我が党は、不採択とさせていただきます。 ○鵜沢悦子 委員長 次に、民進党、お願いいたします。 ◆江副亮一 委員 おはようございます。第40号陳情に関する区議会民進党意見を申し述べます。  まず、はじめに、陳情原文の中にあります、認証保育所に関する独自補助は実施されず、という部分に関しましては、先ほど来からお話がありますように、今年4月より実施がされており、前提条件となるところに大きな変化があったところであります。  また、認可保育園に対する第二子の減免措置なんですけれども、現状の減免措置が、減免措置相当額給付にすることによって、格差が縮まるとは私たちは考えておりません。第二子以降の減免措置は、このまま現行のまま続けていくことが私たちは適当であると考えておりますので、本陳情に関しましては、不採択とさせていただきます。 ○鵜沢悦子 委員長 それでは、日本共産党、お願いいたします。 ◆小俣則子 委員 意見開陳します。  はじめに、前期の福祉健康委員会から出されている陳情で、陳情原文の中身が前提条件が変わってきていることを陳情者に話しして、陳情に対して変えるのか改めて出すのかということも含めて、話し合いをしてほしいということをずっと言ってきたんですけれども、それがされなくて、陳情そのものには、結論としては、不採択なんです。三つの理由があります。  一つは、先ほども言いました原文が今の実態には合わないということと、それから、民進党さんと同じなんですが、二つ目には、減免措置相当額給付することが今のさまざまな格差に解消するというか、縮めるということにはつながらないのではないかというふうに考えています。  三つ目は、国や都で決められた中身というか具体的な減免の負担などもありまして、一定の財源も出されているということで、江戸川区だけでということには、かなり無理があるというふうに判断しました。 ○鵜沢悦子 委員長 結論は、不採択でいいんですね。 ◆小俣則子 委員 はい。 ○鵜沢悦子 委員長 次に、江戸川自由民主党、お願いいたします。 ◆高木秀隆 委員 皆さん、今もういろいろと出ましたけれども、私どももしましても、結論から言いますと、不採択ということで。認証保育所については、実施をされているし、それから、減免措置については、今現行のままが私は得策だと、現行のままで十分できているというふうに思いますので、不採択とさせていただきます。 ○鵜沢悦子 委員長 次に、江戸川クラブさん、お願いいたします。 ◆岩田将和 委員 第40号陳情につきまして、慎重な審議の結果、不採択結論に至りました。意見として、現在、国の子ども子育て支援策として、乳児養育手当であったり、あるいは、児童手当等手当てや助成が幅広く実施されているところであります。  また、現金の支給となりますと、子育て以外にも使用される、こういった可能性も否定はできないと思います。こういったことを踏まえまして、現時点での保育料減免措置から相当額への給付への移行につきましては、時期尚早であるというふうに考えます。以上、不採択結論でございます。 ○鵜沢悦子 委員長 次に、無所属、須賀委員お願いいたします。 ◆須賀清次 委員 まず、はじめに、不採択ということでお願いいたします。そして、先ほどから各会派のほうで述べられていますので、私のほうから特に申し上げることはないんですが、なんで給付方式に変えてほしいということがなぜ必要なのかなということで、私も余談ですけれども、PTA会長やっていたときに、お金が入らないので、直接校長にお金を入れてもらうような方式に変えてもらった経緯もありますので、やはり余り今の時代には、合わないだろうということで、終わります。 ○鵜沢悦子 委員長 それでは、お諮りをいたします。  第40号陳情について、不採択とすることにご異議はありませんでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鵜沢悦子 委員長 それでは、第40号陳情については、全会一致、不採択すべきものと決しました。  次に、第32号陳情について、ご審査願います。 ◆小俣則子 委員 先月、年金受給者の数を教えていただきまして、どのぐらいの年金なのかとお尋ねしたら、額はわからないというお話だったんですが、前にいただいた障害年金ガイド平成27年度版に書いてありました。このことを改めて確認したら、1級の場合が、障害基礎年金が97万5,100円と、2級が78万100円という形だったんですけれども、厚生年金というか、途中でそういう障害になった方の場合、働いていたそういう加算があるだとかということがあったんですけれども、この額で本当に生活していけるかどうかということについては、かなり不安はあるなと思いました。  それと、私も前期から引き続いて陳情審査に加わっているんですけれども、江戸川区全体の精神障害者がどのぐらいの人数がいて、いろいろなこういう障害福祉施策を受けている人たちもたくさんいるということは、わかっているんですけれども、前にいただいた資料で、江戸川区が障害福祉手帳、3月にいただいた資料です。1級・2級・3級で、4,626人ということですが、それと合わせて医療を受けている方たちが9,000人ちょっといらっしゃるということで、その数というのは、だぶるのか、その辺について手帳を持っている人と、医療を受けている人ということは、どういうふうにカウントすればいいのかというのをお尋ねしたいのですが。 ◎坂野晶司 健康部参事保健予防課長事務取扱〕 まず、自立支援医療のほうは、外来の人なんです。外来医療の分で。手帳は1級から3級まであって、手帳自立支援のほうは基本的にリンクはしていないということです。 ◎森淳子 健康部長 補足ですけれども、重なっている方おられると思います。 ◆小俣則子 委員 そうしますと、こういういろいろ医療手帳を受け取ってなくても、精神障害の方というのは、いらっしゃるかもしれないんですが、大体1万人ちょっとという感じなんでしょうか。 ◎坂野晶司 健康部参事保健予防課長事務取扱〕 制度を使ってない人がどれぐらいいるかというのは、行政側では把握はできていないということでございます。 ◆小俣則子 委員 先ほど言った、ダブっている人もいるということなので、これを単純に足すと1万5,000人ぐらいなんだけど、1万人ちょっとなのかなという認識でいいのでしょうか。江戸川区の行政のサービスというか、福祉を利用している。 ◎坂野晶司 健康部参事保健予防課長事務取扱〕 名簿の突き合わせをしていないのでわかりかねるのですが、ただ、今、小俣委員がおっしゃったのでそんなに外れてないかなという印象ではありますけど、ただ、詳しいあれはお出しできないという……。 ◆小俣則子 委員 あと、もう一つ質問なんですけれども、1級・2級・3級の福祉手帳を持っている方というのは、年齢では、子どもから高齢者まで含めているのでしょうか。 ◎坂野晶司 健康部参事保健予防課長事務取扱〕 手帳のほうなんですが、年齢は下限がございまして、上は上限がないというのが手帳の年齢でございます。 ◆小俣則子 委員 それを確認したかったのは、割といろいろな手当てだとか、施策については、20歳未満の障害をもっている方たちは、いろいろな手だてはあるなと思って、20歳過ぎた大人になってから、この陳情も無年金者というのは、20歳過ぎての人たちがどう生活していくかと。救済していくには、生活していくという点では、生活保護という制度があるのだけれども、その辺の精神障害者の生活をどう支えていくかということが、陳情の中に特に2の記書きには書かれているのかなというふうに思ったので、いろいろ確認はしたかったんです。陳情そのものに対する趣旨は、非常によく理解できるということを意見申し上げて、今日のところは終わります。 ○鵜沢悦子 委員長 ほかにございますか。  ほかにないようでしたら、本日は継続としたいと思いますが、いかがでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鵜沢悦子 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第33号陳情について、審査願います。 ◆小俣則子 委員 先月、確認させていただいた鹿骨のほうでも、小規模ということでは、今日の後で執行部報告の中で出されていると思うんですけれども、つくられるということは、本当に非常によかったなと思います。ただ、1点、区の認可保育園を増やしていこうということで、募集をするというのも今後の報告の中であると思うんですけれども、7月に発表された都内23区の待機児の数が、江戸川区が2番目となったことに対して、江戸川区としてこういう方向性をもったということは、それを十分認識してということだと思うんですが、改めてご意見をお聞かせいただければと思いましたが、どうでしょうか。 ◎浅見英男 子育て支援課長 今、委員のほうからもありましたけども、今年度450名の定員拡大を図ったんですけども、さらに待機児が増えてしまったというのがあります。やはり子育てしやすい町として、転入者が増えておりますので、今後もいろいろな方策を使いまして、待機児の解消に努めていきたいと考えております。 ◆小俣則子 委員 期待するところです。ただ、2定のときの執行部の答弁の中でも、今、国が進めている企業主導型保育ということでは、かなり問題があると思うんですが、本当に子どもたちが安心して預けられる環境整った保育施設を増やしていただきたいということを改めて思います。陳情に対しては、私立保育園の定員を増やすよう働きかけるということは、かなり無理があるかなと思うので、ある意味では趣旨は、非常によくわかるということの立場の意見を申し上げて終わります。 ○鵜沢悦子 委員長 ほかにございますか。  なければ、第33号陳情については、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鵜沢悦子 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第34号陳情について、審査願います。 ◆小俣則子 委員 先月、国の議論はということで、国の議論が始まって介護給付費分科会社会保障審議会が始まったということを聞き、議論のさなか、これからの方向性ということが明らかになるだろうということだったんですが、改めて私も調べたら、そこで出された資料の中にいろいろなアンケート、国でも調査をしていて、やはり記録する書式が多く手間がかかるというのが全国の調査の中でも70%、やはりケアマネジャーの仕事の多さ、困難ケースに手間がとられるということで、この陳情については、何度も言うようですが、今、国でそういう話し合いを進めている、検討を進めているという状況なので、江戸川区の議会として、やはりこの立場に立って議論を進めてほしいということを示すということは、今が必要なんじゃないかと思いますので、早くできれば結論を出して、示したほうがいいのではないかと思います。 ○鵜沢悦子 委員長 ほかにございますか。  ないようでしたら、第34号については、本日は継続としたいと思いますがいかがでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鵜沢悦子 委員長 よろしくお願いいたします。  次に、第37号陳情について、審査願います。 ◆中道貴 委員 軽度外傷性脳損傷、大変難しい問題でございまして、私どもも個人的にもご相談をいただいている内容ではあるんですが、健康部にお尋ねしたいのは、いわゆる脳しんとうと言われる症状高次脳機能障害と言われる症状、それと、軽度外傷性脳損傷、何か重なっている部分相当あるやにお聞きをしている症状なんですが、医学の話になってきそうな問題なのでわかりづらいんですけども、いろいろな言い方の症状がある中で、二つ、三つの兼ね合いというかかかわり合いというか、全くイコールではないように思うんですが、どういうふうに整理をすればいいか、その辺の考え方を教えてください。 ◎坂野晶司 健康部参事保健予防課長事務取扱〕 脳しんとう高次脳機能障害との因果関係ということかと思うんですが、まず、脳しんとうという言葉自体が、定義が若干あいまいな点があります。よく頭を何かでぶつけた後に、ややしばらく意識障害があるようなケース脳しんとうという場合もありますし、ちょっとぼーっとしたような意識消失までは至らないようなもの、それが入る。じゃあ、どこまでが入るのかというと、若干そこはあいまいな点があると。高次脳機能障害概念自体もまた、かなりあいまいなものがあります。ただ、脳しんとうである程度以上、意識消失があってというようなケースが、その後、少し認知が変わってきているというようなフェーズの高次脳機能障害というふうになる場合もあると。非常にそこの定義問題は、かなり難しいところかと思います。  軽度脳損傷ですか、MTBIという言葉の定義自体が、これまた若干あいまいな点がございまして、確立された診断基準は、あると言っている先生もいるんですけども、実ははっきりしたものはないというふうに言えるかと思います。
    中道貴 委員 あいまいだと、はっきりしないと。そういう結論のようなお話ということは、MTBI診断基準そのものもないと結論づけていいのでしょうか。 ◎坂野晶司 健康部参事保健予防課長事務取扱〕 診断基準があるとおっしゃっている先生の根拠が、2005年のキャロルさんという人の論文で、エドモントンのアルバータ大学先生が書かれた論文かと思うんですが、ただ、これ、原書でよく読み込みますと、診断基準というふうには、どちらかというとニュアンスはちょっと違っているのかなと。今後、研究していく場合、このカテゴリーを満たす症例をピックアップして見ていきましょうというニュアンスに、もとは英文ですが、私はそう読み取れました。 ◆中道貴 委員 本陳情記書き四つある中で、いずれも基準というものが明らかにならないと、あるいは、専門医と呼ばれる方々の知見が統一されていなければ、判断しようがない記書きになっていると私は理解しているんですね。そうすると、今おっしゃっているドクターによって考え方相当異なる、あるいは、専門医と呼ばれる先生が本当にいるのかと。いても本当にわずかな先生なのかと。そんな理解にもつながってくるんですが、今の段階では、あいまいというのがこの症状結論のようですから、記書きどれ一つとっても明確な判断ができないというふうにも捉えられるんですが、そこはどう感想をお持ちですか。 ◎坂野晶司 健康部参事保健予防課長事務取扱〕 今、感想というふうにお話がありました。記書きを見ていきますと、かなり今の脳外科の実際の臨床現場で動いているのとは、ちょっと違うところがあるのかなと思います。ただ、全くこういう症状がないかというと、それもまた違うということなんです。だから、非常にここは難しいところなのかなと思います。 ○鵜沢悦子 委員長 ほかにございますか。 ◆小俣則子 委員 私は、専門的なことはよくわからないんですが、ここに単純に記書きは、脳しんとう及び軽度外傷性脳損傷への対応ということで、教育現場だとかそういうことが発生したときにはどう対応するのかということなどについての要望だと思うんです。陳情だと思います。先月も、学校でそういうマニュアルができただとかいうこと、もう一回改めて読んだら、かなり例えば今、学校でのいじめによる自殺だとか事故があるということで、そういうのに近いのかななんていうふうに改めて思いました。それで、原文の中に24年7月に文科省から学校における体育活動中の事故防止についてという報告書が出されて、こういう中身をある意味では、繰り返しそういう子どもスポーツをやる場面で、こういうことが継承されるというか意識していかなければいけないんではないかと改めて思って、現場での検証はどうなっているのかと確認したら、脳しんとうについて特化した研修はやっていないけれど、例えば、今プール指導やっていると、プールの前の具体的な注意だとかという研修などについては、行っているというのが江戸川区の教育委員会での確認だったんですね。改めて、もう少し詳しくお聞きしなければとは思っているんですが、例えば、特にスポーツをやるということも含めて、部活動も含めて、今、学校現場が若い先生が多いと思うんですね。だから、そういう先生たちにも焦点を当てる形で、かなり意識してそういう指導に当たるという点でそういう研修が必要だと思うんですが、それは、先生なんかはどう思われるでしょうか。そういう研修が私は必要かなというふうに思ったんですが、どうでしょうか。 ◎坂野晶司 健康部参事保健予防課長事務取扱〕 研修は、確かに重要かなと思います。特に、一回頭ぶつけた後は、その後、必ず休ませるというのは非常に重要なところかと思います。そういったような研修は、やる意義はあるのかなと思います。 ◆小俣則子 委員 そういうのがそれぞれの現場で徹底されれば、重篤になるということは避けられるのかなという思いがしたので、この趣旨はすごくわかりますと前回も言ったので、そういう方向で私は、陳情に対しては、判断しています。 ○鵜沢悦子 委員長 ほかにございますか。  なければ、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鵜沢悦子 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第45号陳情について、審査願います。 ◆小俣則子 委員 7月の20日に、社会保障審議会介護保険部会が60回目が開かれたということで、そこでかなり突っ込んだ、2018年には、改定する中身が厚生労働省のほうから提案されたということを聞いているんですが、もし概略で結構なんですが、わかれば教えていただければと思いますが。 ◎永塚正佳 介護保険課長 ただいま、委員がおっしゃったとおり、社会保障審議会のほうで、まず、国において介護人材の確保、これについては非常に重視しているというもとに議論されているといった状況でございます。また、改めて介護報酬の中で、介護人材に係る部分、一部報道等でも明らかになっているとおり、国におきましても第6期介護保険事業計画最終年度でございます来年度に、いわゆる月1万円相当と言われていますけれども、介護職員処遇改善部分、国として今議論が始まっている、こういった内容でございます。 ◆小俣則子 委員 そういう方向と合わせて、あと、もう一点。先月いただきました資料で、通所介護が8カ所、相対的には増えているんですけれども、訪問介護が3カ所ということで、廃止になった理由がわかりますでしょうか。 ◎永塚正佳 介護保険課長 廃止になった理由といたしましては、基本的には利用者がいないという部分も1点目はございます。あとは、廃止という形の中で、いわゆる譲渡、会社経営が変わったという形で、1回廃止をしたとかそういうものがございます。 ◆小俣則子 委員 基本的には、その方向かなと思ったんですが、インターネットで江戸川区の介護事業所の廃止についても経営が厳しいみたいなのが書き込まれていたりしたので、やはり先月いただいた資料の中で、全体的にはマイナス2.27%の改定率になったということで、ある意味ではそれぞれの事業所や、介護に関係する職員の本当に大変さがわかります。先ほど、60回の審議会での前向きな方向は、一つなんですけれども、もう一点は、ずっと以前から心配されていた、今度は要支援1・2ではなく、要介護1・2のサービスというか生活支援というか、それを廃止していくほう、それから福祉用具も自己負担にしていくということも示されたということも聞いています。そういう点では、できるだけ早く陳情についても、私はこの陳情のとおりだなと思いますので、その立場で、早く結論づけていただければというふうに思います。 ○鵜沢悦子 委員長 ほかにございますか。  なければ、第45号陳情については、本日は継続としたいと思いますがよろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鵜沢悦子 委員長 そのようにさせていただきます。  次に、第46号陳情について審査いたしますが、署名の追加がございましたので、事務局に報告をしてもらいます。 ◎区議会事務局 それでは、署名の追加がありましたので、ご報告いたします。  第46号陳情ですが、8月8日付で押印のない署名が32人追加されました。現在の合計は、押印のない署名が74人となります。陳情文書表の陳情者名後ろに記載されております括弧内の人数を74人に訂正をお願いいたします。 ○鵜沢悦子 委員長 署名の追加は、報告のとおりです。  それでは、審査をお願いいたします。 ◆小俣則子 委員 陳情に対して、何度読んでも陳情記書きの中にも原文の中にも、調査及びということがあります。これは、議会に対しての中身だと思うんですが、議会に対する、こういうことをやってほしいということなのかなと思うんですが、非常にかなりプライバシーにかかわる、個人情報的なこともあって、こういうことは、私たちの議会の中では、非常になじまないなという思いがするのですが、皆さんはどうお考えなんでしょうか。  もちろんほかの陳情に対しても、皆さんのご意見をお伺いしたいなと思うんです。私なんかも、陳情一つ一つは、区民の皆さんの切実な思いが陳情の中で出されてきているから、それに真摯に応えなければという思いがします。この陳情に対してもそういう思いはするんだけれども、どうしても陳情の中身は、先ほど言ったように、議会としてはなじまないというふうに思うので、皆さんはこういうのに対して、どう思われるのかなと、改めて。 ○鵜沢悦子 委員長 ほかにございますか。  意見を言わないことも意見ということだと思いますので、それは、ご意見として発表することがあるときは、発表していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  ほかになければ、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鵜沢悦子 委員長 それでは、そのようにさせていただきます。  次に、第54号陳情についてでありますが、前回の委員会で、陳情者記書きに対する趣旨について確認をという委員からのお話がございましたので、事務局で確認をしていただきました。その結果について、お願いをいたします。 ◎区議会事務局 第54号陳情についてですが、陳情者記書きの趣旨について確認をいたしました。趣旨としては、江戸川行政側集合住宅の管理組合、管理者等に記書きの内容について、働きかけをしてほしいという趣旨であるとのことでした。 ○鵜沢悦子 委員長 以上の報告のとおりでございます。  それでは、第54号陳情について、審査願います。 ◆伊藤照子 委員 今のご説明、その方の趣旨をお伺いしたんですけれども、今やっていらっしゃるのは、多分そういう自主的なものを重んじて進めていらっしゃるところだと思うんですけど、そういった意向に沿って行政がある意味、強制的な感じしますけど、そういうことができるのかどうか教えていただけますか。 ◎加山均 生活衛生課長 関係する法律や条例を見たんですけれども、例えば、動物の愛護及び管理に関する法律はあります。いわゆる動愛法って言っているんですけれども、そこには、動物の所有者または占有者の責務などという条文があります。要するに、飼い主さんの責任を言っています。東京都の条例も、東京都動物の愛護及び管理に関する条例というのがありまして、それには、飼い主が順守しなければならない事項というのはあるんです。ですから、飼い主それぞれに対しては、私ども、ものが言えます。いわゆる指導というのはできるんですけど、いわゆる集合住宅の管理者に対してどうだというようなことは、やはり私どもの仕事の流れからいくと、そこはまだちょっとできないのかなというふうに思っています。ただ、動物を飼い始める前にご確認くださいというようなことは、いわゆる動物を飼う方お一人お一人にはお話をしていて、例えば、区のホームページなんか見ていただくと出ているのですけれども、ペット・動物というところ入っていただくと、動物を飼う前に考えることという項目があるんです。その一つに、そこは飼っていい場所なんでしょうかというようなお尋ねもしています。その中に、今回、陳情にも出ております、環境省のいわゆる「住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン」ですとか、あるいは東京都の福祉保健局がつくりました集合住宅における「動物飼養モデル規定」、こういったものもお示ししています。ですから、そういう範疇では、お話はできるのかなというふうに思っております。 ◆伊藤照子 委員 今のいろいろな規定をお示しできるというのは、今は希望があったところにお示ししているということですか。管理組合とかがこういうことしたいよというときに示すことができるということですか。 ◎加山均 生活衛生課長 個別に、集合住宅の管理者の方からご相談いただければ、それは一つひとつ丁寧にお話しできるんだと思います。ただ、こちらから要するに、まずは、集合住宅で飼っていいか否かというのを決めるのは、そこのそれぞれの集合住宅のお話になるので、そこから先にご相談いただくのであれば、私どもはこういうガイドラインがありますから、これにぜひのっとった形で規約だとかをおつくりいただくのは、よろしいんじゃないんでしょうかというお話はできるんだと思います。 ◆伊藤照子 委員 わかりました。今ペット飼っている人も多くなっていて、飼える住宅も確かに増えてきているのは事実で、この方がおっしゃるように迷惑を感じる人もいるのも事実で、共生するというのか、大事なことな世の中にはなっているかなと思うんですけれども、この方もそのことをわかっていらして、それ以上にやってくださいということなのかもしれないんですけれども、今のことを踏まえてまた審議をしていきたいと思います。 ◆小俣則子 委員 例えば、こういう集合住宅でそういう問題が出て、管理者の人が相談するということは、今のお話でよくわかったのですが、集合住宅の周りにいる人たちがペット飼育可の住宅をつくるということで、それに対してやはり環境を守ってほしいとかそういうことの相談をできる窓口というのは、どこなんでしょうか。 ◎加山均 生活衛生課長 これは、住宅管理の一環の一つでお考えいただくものだというふうに私は思っております。 ◆小俣則子 委員 そうすると、住宅課か環境とかそういうところになるということなんでしょうか。部署が違うということなんですよね。 ◎加山均 生活衛生課長 本当に動物一つ一つの個別のご相談でしたら、いわゆる動物の習性みたいなことだとか、そういったことですといろいろと専門家もおりますので、お話はできるんだと思いますけれども、いわゆる規約の建物が建ち上がっていく過程の中で、そういう決まりをつくるんだとかそういったことであれば、まず全体として、建物を建てていく過程の一つとしてご相談いただくのであれば、やはり今、委員さんがおっしゃったような部署になってくるのではないかと思いますけれども。 ◆小俣則子 委員 そういうことも参考にしながら、それからURについて、先月の審査の中でいただいた資料でよく読むと、1,700ある中で27カ所ということでは、1.6%。それ以上広げるものはないということや、また、先月いただいた資料でもかなりの長文にわたっていろいろ住宅で、または密集地でそういう動物を飼育するということに対する注意喚起というのがあって、かなり慎重にずっと取り組まれているし、それが求められているんだなということを改めて読んで感じました。そういうものも含めまして、行政に対してこういう記書きにある中身を働きかけをということを改めてもう一回確認して審査したいと思います。 ○鵜沢悦子 委員長 ほかにございますか。 ◆岩田将和 委員 これは、意見になるんですけれども。今回のこの陳情は、つまりは民法上の契約の話になるんだろうというふうに思います。ペット飼っていいのかいけないのか、飼う飼わない。あるいは、そこにある一定の条件を設けるのか設けない。これも含めて、やはりこれは契約の話であろうと思いますので、私はあまり行政が表に立つような案件ではないように感じているところでございます。 ○鵜沢悦子 委員長 ほかにございますか。 ◆江副亮一 委員 審査をしてきた経過の中において、行政に対する働きかけということだったんですけれども、そうなってきますと、付託されている委員会が、やはり当委員会というよりも環境問題だったり、住宅問題だったりとなってくると少し当委員会で審査するに当たっては、なかなか難しくなってくる部分もあるのかなと思います。今後、審査を進めていく中でその点も踏まえて皆さんとまた意見を交換していきたいなと思っておりますので、あくまでもご意見として一言述べさせていただきました。 ○鵜沢悦子 委員長 ほかになければ、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鵜沢悦子 委員長 それでは、そのようにさせていただきます。  次に、所管事務調査についてですが、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鵜沢悦子 委員長 それでは、そのようにさせていただきます。  次に、執行部報告に入ります。  はじめに、福祉部お願いいたします。 ◎甲斐豊明 障害者福祉課長 私のほうからは、先月7月26日に神奈川県相模原市の津久井やまゆり園という障害者施設で発生しました重大な事件につきまして、江戸川区にかかわる部分に関してご報告させていただきたいと思います。 ○鵜沢悦子 委員長 資料は、ないですね。 ◎甲斐豊明 障害者福祉課長 資料はございませんので、口頭での報告になります。よろしくお願いいたします。  まず、江戸川区から当施設に入所されている方は、いらっしゃいませんでした。議員さんから心配だということでお問い合わせもいただきましたので、この場で改めて報告をさせていただきます。区内には、同じような入所施設が2カ所と、あとは、障害者支援ハウスと申しまして、グループホームですとかショートステイ、24時間の機能をもった施設が1カ所ございます。事件当日に、それぞれの施設に夜の施錠ですとか警備の状況等、確認をさせていただきまして、注意喚起を図らせていただいたところでございます。  また、当日付の日付でもって、国と東京都のほうから各施設に防犯に関する注意喚起を促す文書が出されております。こちらのほうは、日ごろの防犯体制、施設の管理体制、もしくは緊急時の対応方法、もしくは日ごろからの警察とか地域と連携してくださいねと、そういったような文章でございます。  また、東京都のほうは、秋を目途に施設の防犯に関するガイドラインを策定するといった報道もございます。我々といたしましては、今後、必要に応じて各施設さんと情報交換ですとか情報提供をさせていただければと思っております。 ○鵜沢悦子 委員長 次に、子ども家庭部お願いをいたします。 ◎浅見英男 子育て支援課長 私からは、2点ご報告をさせていただきます。  まず、1点目は、小規模保育事業事業者の公募結果についてでございます。該当の資料をごらんいただけたらと思います。  小規模保育事業につきましては、1番のほうにまとめさせていただきましたが、昨年度から区の認可事業として位置づけられております。待機児童がおります0〜2歳の施設ということで、待機児童の解消に有効な施設と考えております。  今回は、来年の4月の開設に向けた事業者の公募でございます。2番目の公募及び選定状況をごらんください。今年の2月の半ばから、約3カ月半、募集をいたしました。区内の7区域の10施設を公募したんですけども、(2)の選定方法のほうで、実際に1次審査で応募がありましたのは、9社を書類選考いたしました。2次に進んだ8社に対して、ヒアリングを行いまして結果としては、6事業者を選定いたしまして、一昨日ホームページのほうに公表させていただきました。(3)が選定結果でございます。  昨年の11月に1カ所目の小規模保育事業ができまして、現在、6カ所ございます。これに、今回の選定となりました6カ所を加えまして、12カ所となる予定でございます。区の子育て支援の事業計画においては、31年度までに20カ所の整備予定をしておりますので、来年度以降も公募を行う予定でございます。  2点目の「平成30年度開設認可保育所整備運営事業者の募集について」をごらんください。今年度、6園の認可保育所を開設しましたけども、なお、待機児童が増える状況にございますので、これまでは、区内の保育園の園長会等で、区内で実績がある事業者に働きかけをしてきたんですけども、今後は、少し範囲を広げまして、ホームページ等で事業者を募りたいと考えております。2番の募集地域をごらんください。待機児童が40名以上いる地域を最重点地域としまして、四つの地域を示してございます。それ以外の40名未満の地域を重点地域としております。この地域に対しまして、3番の応募資格ですけども、東京都以外に近県で3年以上の実績がある事業者を公募したいと考えております。締め切りは、9月30日を第1次締め切りとしまして、段階的に公募をしたいと思っております。募集の締め切りから、おおむね1カ月程度で事業者として選定したいと考えております。 ○鵜沢悦子 委員長 次に、健康部お願いいたします。 ◎塚田久恵 健康サービス課長 健康サービス課からは、「こどものB型肝炎ワクチン予防接種の実施」についてでございます。予防接種法施行令の一部を改正する法律が10月1日に施行されることに伴いまして、10月1日より、B型肝炎のワクチンの予防接種が開始されます。こちらの予防接種の対象ですが、1歳に至るまでの間にある者というふうに、3番にございますが、これは1歳の誕生日の前日になります。その間に、全部で3回の予防接種を実施することになります。対象になる方ですが、10月1日開始なんですが、今年度4月1日までさかのぼって対象の方となります。実施時期・場所につきましては、10月1日から、これは23区の指定医療機関であれば、どちらでも接種することが可能ですが、区内はおおよそ130の医療機関を予定してございます。こちらの周知につきましては、8月10日号の広報に、それからホームページのほうには既に掲載されておりますが、対象者には9月下旬から順次個別発送を予定してございます。 ◎坂野晶司 健康部参事保健予防課長事務取扱〕 私のほうからは、「自殺防止!えどがわキャンペーン」のお知らせでございます。薄いみかん色の横長のフライヤーを資料として出させていただいております。  自殺防止キャンペーンなんですが、例年、毎年度は3月にやっていたのですが、直近は今年の3月にやっているんですが、今年度は、9月3日に総合文化センターのほうで行う予定にしております。9月3日の午後でございます。今回の内容なんですが、自殺対策のミニ講座と映画。「ずっといっしょ。」という映画でございます。2時間ぐらいの映画なんですけども、この組み合わせで行いたいと思っております。既に、申し込み開始しております。大分席も埋まってきている感じでございます。よろしくお願いいたします。 ○鵜沢悦子 委員長 ただいまの報告について、何かご質問はございますか。 ◆小俣則子 委員 一つは、小規模保育事業のことなんですけれども、これで、12カ所になるということで、今まで6カ所。これは、区が認定するということになると思うんですが、こういう場合の監査というか保育指導とか、そういうのは具体的にはどのようにされるんでしょうか。 ◎浅見英男 子育て支援課長 これは、区の認可事業ですので保育内容ですとか、それから財務面の監査とか、そういったものは区が行います。 ◆小俣則子 委員 年に1回ぐらいという感じになるんでしょうか。 ◎浅見英男 子育て支援課長 今後も数が増えていきますので、おおむね3年に一度とか、そのぐらいを考えております。 ◆小俣則子 委員 今いろいろ保育現場でもいろいろな事故があるので、区がいろいろチェックをするのは、非常に大変かもしれないけど、しっかりとしていただきたいなと思います。  もう一つ、こどものB型肝炎ワクチン予防接種の実施なんですが、1歳未満でということで、1歳以上の子どもは、例えば、個人負担とかということでできるのか、それから、1歳以上過ぎちゃうと意味がないのか、医療的な面で教えてください。 ◎塚田久恵 健康サービス課長 法律では、1歳に至るまでの者ということで、それ以上の方につきましては、自己負担で任意の接種となります。これは、国が年齢を設定したのは、抗体化、ワクチンによる免疫のつき方がこの年齢が適当であるということで、この年齢に設定されてございます。 ◆小俣則子 委員 自己負担だと大体幾らぐらいになるんでしょうか、わかりますでしょうか。 ◎塚田久恵 健康サービス課長 これは、医療機関によって設定されるものですので、医療機関が幾らにするかということに係りますので、こちらでははっきりと幾らぐらいというのは、申し上げにくいところでございます。 ◆伊藤照子 委員 小規模保育所のことなんですけれども、6園、今度新しくということで、選定されたということなんですが、今年の3歳児の待機児が出てしまった理由として、小規模保育所ができて、その後の受け皿が3歳からということもあるということもこの間お話の中にあったんですが、この小規模保育所、来年の4月から始まったときに、3歳児からの受け皿というのは、どのようにお考えですか。 ◎浅見英男 子育て支援課長 今年度、3歳児の待機児童出ましたけども、やはり地域的には、待機児が多い葛西とか特定の地域になっております。ですから、地域によっては、3歳児以降の受け入れの枠は、余裕があるところもございます。さらに、認可保育園以外でも、4月から幼稚園の預かり保育を拡充いたしまして、年間220日以上の預かりで、さらに1日8時間以上の預かりということで、かなり以前よりも長時間の預かりを行っている園が14園ありますので、そういったところで受け入れていけるかなと考えております。 ◆伊藤照子 委員 ただ、小規模保育所の2歳終わる方たちに、そのことをどうやって徹底していくのかというのが、そこから保育課に相談に行くのかあれなんですけれども、幼稚園の預かり保育やっていただいて本当にありがたいんですけど、そこをやっていただくには、人件費もかかってくるわけですので、きちんとそういうふうに割り振りできるようなことが必要なんじゃないかなと思うんです。  あと、認可保育園の募集をかけますよね。これは、平成30年度ですけれども、これもそういったところの、それ以降の受け皿になっていくわけで、何園を予定しているのか、連携と、それについて、近いことなので、もう少し具体的に考えていったほうがいいんじゃないかなとすごく思ったので、お聞かせください。 ◎浅見英男 子育て支援課長 先ほどの、まず、預かりの件なんですけども、やはり小規模保育の事業者としても、通常31年度までに連携施設を設定するというのが義務づけられております。ですから、当然、利用者に対しては区もPRしますけども、施設のほうでも自分のところの連携施設ということで意識しておりますので、その辺でうまく3歳以降の施設に連携できればと考えております。  それから、公募なんですけども、今回、江戸川区は初めてやるものですから、実際にどのぐらい応募があるかというのもこれから見極めていきたいと思っております。また、待機児の解消につきましても認可施設だけではなくて、先ほど言いました小規模ですとか、それから、企業主導型の保育事業とかもございますので、そういったことを総合的に取り組んで解消を図っていきたいと考えております。 ◆伊藤照子 委員 待機児解消が目的じゃないわけなんですけど、実際に預けてお仕事をしなければならない人というのは実際にいるわけで、待機児というのも発生してきていることなんですけど。さっき監査の話がありましたけど、新規の事業所については、やっぱり区の責任があるわけですから、最初の年は、きちんとまずは、最初どういうふうにスタートしていくのかというのは、見極めていかないと思います。もちろん、人員とかきちんとそろっていなければスタートできないわけですけど、どういった環境で、どういった人たちがどういった保育をしているのかというのを江戸川区の責任として現場をぜひ見に行っていただきたいなと思います。公募については、でも大体見通しとして何園ぐらいできればいいなという見通しはないんですか。30年度の。 ◎浅見英男 子育て支援課長 もちろん、待機児がこれだけ397名ということでおりますので、なるべく多く整備したいなと考えているんですけども、目標というか、それは先ほど申しましたように認可保育園だけでもありませんので、特定の数というのは今のところないんですが、なるべく多くやりたいなと思っております。 ◆伊藤照子 委員 増やせばいいというものではないというのは、部長のご意見でもあったんですけど、必要な分をきちんと保育できる環境を江戸川区の保育として整えていただきたいということ。幼稚園の預かり保育していただくということで手を挙げていただいたわけですから、手を挙げていただいたのに人をつけたのに、集まらなかったということでは、皆さん私立なわけですから困ってしまいますので、そういったところをきちんと調整する役目が今度区にできたなと思いますけれども、その辺よろしくお願いしたいと思います。 ○鵜沢悦子 委員長 ほかにございますか。 ◆須賀清次 委員 先ほど相模原のやまゆり園の話に触れるような内容があったので、その他で聞いてみたいなという思いがあったんですが、ここは福祉健康委員会ですので、45名の死亡事故、それから傷をつけるということを大きなことと考えれば、この委員会で取り上げることこそ委員会の本分ではないかなと私は考えて、マスコミや新聞でしか情報は得てないんですけども、容疑者と言われる方が、意思の疎通ができない人たちはいなくなればよい。でも助かった方で、親のかけ声に涙を流したという現実もあるわけですから、意思の疎通ができないというのは勝手な思いであって、やはりそれぞれに気持ちの交流ができるんだということを考えれば、人権を考え、差別・排除をしてはならないというのが基本になってくると思うのですが、その中で、幾つかマスコミ等の情報で、尿から血液で大麻が容疑者から出てきたとか、若いときの入れ墨を入れて夢であった教師になれなかったと、そういうことが例えあったとしても、予告は衆議院議長の手紙でも知ることもできるし、それから都からの情報がもたされ対応策もやっていたと。入院処置もされて、警察との連携もあったと。ただ、私一番、今回で辛かったのは、元職員に命をとられるという亡くなられた方のことを思ったら、本当に話を聞いていても正直辛かったです。そして、何を言いたいかと言うと、ほかにも害を及ぼすであろうということがわかっていて、なぜこういう結果になってしまったのかなということをものすごく感じたわけなんです。ですから、江戸川区も防犯のガイドラインをつくるというお話も先ほど触れられていましたけども、やはりこういうことこそ、この委員会でしっかり話し合っていかなければならないのかなということを先ほどの説明を含めて、感じたことを意見として添えさせていただきます。 ○鵜沢悦子 委員長 ほかにございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    鵜沢悦子 委員長 なければ、以上で執行部報告を終わります。  次に、その他について何かございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鵜沢悦子 委員長 それでは、今後の委員会ですが、9月6日(火)、午後1時30分を。10月は、第3回定例会中の10月19日(水)、午前10時をそれぞれ予定しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で、本日の福祉健康委員会を閉会いたします。                      (午前11時07分 閉会)...