江戸川区議会 2014-10-21
平成26年10月 総務委員会−10月21日-09号
以上で、発議案の
審査を終了いたします。
次に、先般実施しました都市視察の報告書について、机上に案を配付しておりますので、お目通し願います。
報告書の内容について、何かご意見はございますか。
◆深
江一之 委員 いろいろご尽力いただきまして、ありがとうございます。
その中で、私どもの会派の桝議員から、所属の
委員会の中でずっとお話も出ていたと思うんですけれども、この中で、まず行った
委員会のメンバー名ですよね、それを書いたらどうかという指摘がありました。そして、その発言の中身の概要についても、意見を述べている人間の名前を入れるべきではないかという話も出ているところなんでございますけれども、ここの単独の
委員会の中ではちょっと無理かもしれません。そういう少し前へ進むような形、公開ということで、その辺について
委員長会なり議運の理事会なりで、その辺、
インターネットででも公開されることもありますので、そこに
委員の名前を入れるべきではないかということで、それを提案させていただくということで、よろしく
お願いします。あと、日付ですね。
○
福本光浩 委員長 わかりました。意見として承らせていただいて、
委員長会、また議運のほうに意見としては伝えたいと思います。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福本光浩 委員長 それでは、今後の修正につきましては、正副
委員長にご一任いただきまして、最終日の本会議で報告したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福本光浩 委員長 以上で、都市視察以外の
所管事務調査については、本日は
継続とし、閉会中の
継続調査を
申し出たいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福本光浩 委員長 それでは、そのようにいたします。
執行部報告に移ります。
はじめに、経営企画部より
お願いをいたします。
◎後藤隆 財政課長 おはようございます。
私のほうから、
資料に基づきまして、
平成25年度決算に基づく
健全化判断比率、
資金不足比率の概要ということについて、ご報告をさせていただきます。
この件につきましては、8月5日の
総務委員会におきまして、既に
江戸川区の決算状況ということについて、
江戸川区の分についてはご報告済みでございますが、今回総務省から、いわゆる全国のランキングといいますか、全国のそれぞれの自治体の指標が示されたことに伴いまして、本日ご報告をさせていただくものであります。
まず、表のアラビア数字の1の
健全化判断比率の状況ということでございますが、財政再生基準以上の団体、これは引き続き北海道の夕張市ということであります。
ちょっと裏面をごらんいただきたいのでありますが、裏面には先ほど申し上げた全国のランキングの表が載ってございまして、数値の低いところから悪いところまで載ってございます。
今、ご報告させていただきました夕張市につきましては、この一番下にありまして、この網掛けのしてある部分についてが、いわゆる基準を超えているということから、このような状況になっているものであります。
なお、恐れ入ります、また表面にお戻りいただきたいのですが、これまで早期健全化基準というランクをちょっと上回っていた団体の一つに、大阪府の泉佐野市がございましたけども、25年の決算では、この基準が大丈夫であろうと、こういうことになったものですから、この数値からは、この表からは除かれております。
少し説明が前後いたしますけども、この総務省がつくっております財政指標でありますけども、これは言ってみれば、自治体の財政破綻を未然に防ぐと、こういったことが目的でございまして、
平成21年度から全ての自治体が総務省統一の財政指標を用いて報告しているものでございます。
21年度からこの事業は始まっているんですが、実際には使われている数値は20年度からの数値ということであります。いわゆる健全財政日本一というような指標のもとになっている数値であります。
それで、また裏面をごらんいただきたいのですが、我が
江戸川区に振り返ってみますと、ごらんのように、昨年は杉並と同率でこの数値が日本で一番よかったわけでございますけども、
平成25年度の決算については、杉並のほうが若干上回ったということでございます。
なお、
江戸川の数値は、実質公債費比率、マイナス5.7ということでありますが、
平成24年度の数値では、マイナス5.2ということでありますので、数字的にはより改善が見られているわけですけども、杉並がそれを上回っているということで、ご理解をいただきたいと思います。
◎柿澤佳昭 防災危機管理課長 危機管理室からのお知らせでございますが、はじめに、申しわけございません、訂正のほう、よろしく
お願いいたします。
緊急地震速報の実施についてと、表面の上から4行目ですね。「毎年2回実施しており、前回は昨年の」というところですね、「本年の」というところにご訂正いただきたいと思います。まことに申しわけございません。本年の6月5日に続きまして、2回目の
緊急地震速報の訓練を11月5日(水)の10時から行います。
放送方法は、いつものとおり、屋外と屋内にある
行政防災無線を通じて、一斉に放送の試験をいたします。
今回の11月5日の実施につきましては、裏面をごらんいただきまして、11月5日が津波防災の日というようなことで定められていたこの日にちにちなんで訓練を行うというようなことでございます。
本放送に連動して、FMえどがわの割り込みや、緊急速報のエリアメール、えどがわメールニュースなんかでの情報伝達訓練もあわせて実施をいたします。
事前の周知につきましては昨日の10月20日付の広報、また11月1日付の広報でも再度一応掲載をさせていただきます。また、町会の回覧ですとか区の
ホームページ、えどがわメールニュース、ツイッターでも、あと、FMえどがわでもお知らせをいたします。
○
福本光浩 委員長 次に総務部
お願いをいたします。
◎天沼浩 課税課長 お手元に
特定個人情報保護評価書の
パブリックコメントの
実施状況についてという
資料をお届けさせていただきました。そちらのほうをごらんください。
既に9月30日に各会派控室にてご報告差し上げました
特定個人情報保護評価書の
パブリックコメントについてでございますけれども、10月1日から今月末、10月30日まで
パブリックコメントを実施している最中でございます。その中間報告ということでございますが、既にご説明差し上げたとおり、こちらのほうは来年27年10月から行われます、個人番号に関するマイナンバー制ですか、こちらのほうのシステムを構築するために、そのシステムで収集される特定個人情報、いわゆるマイナンバーつきの番号をどういうふうに保護していくかと。漏えい等を避けていくかというようなことを目的に、区がそれぞれのシステムで目標となる
仕組みを評価書として発表するものでございます。
10月16日現在のアクセスログ、いわゆる閲覧者の足跡というんでしょうか、足跡をカウントしたものですけれども、
ホームページ上での閲覧は430件、税法関係の評価書の閲覧は430件、それから窓口での閲覧は1件でございました。
なお、
意見書は寄せられておりません。
◎川勝賢治 納税課長 お手元1枚配らせていただきました。今年度の納税功労者の受賞者についてご報告させていただきます。
納税協力団体の活動を通し、納税について尽力され、功績ある方を表彰するものでございます。
今年は、表記の10名の方々ということになります。表彰式は11月7日(金)、グリーンパレスにて行わせていただきます。例年通り、都税事務所との合同表彰式ということになります。正副議長さん、幹事長さんにご出席を
お願いしてございます。よろしく
お願いいたします。
○
福本光浩 委員長 ただいまの報告について、質問ございますでしょうか。
◆
渡部正明 委員 さっきの一番最初の健全化比率の部分で、これ、財政状況だとかみんなそれ人口規模もかなり違うんだけど、本当に
行政の努力だけでこれだけ順位が変わるのかなという感じが一つあるんだけども、今、近隣でいくと千葉県の木更津辺りがこの再建団体に入るんじゃないかとかいろいろな話を聞くんだけども、こういった要素というのは、
江戸川区は関係ないよという部分かもしれないけども、同じ首都圏にありながら結構工場の集積だとかさまざまなものを持っている、そういう
行政体でもそういう健全化比率で落ちてきて、財政再建団体に行くんじゃないかというような話が出るというのは、感じとしてどういう分析をして出てくるのか、私にはわからないので、もしこのキャリアの皆さんからわかったら教えてほしいんだけども。
◎後藤隆 財政課長
委員ご指摘のように、これはこのお出しした表の裏面にも全国のランキング1位から、とりあえず表の関係で47番目まで、あとは下の3番乗っけてありますけども、これ全国の自治体の規模はまちまちでありますので、標準財政規模というそのどれぐらいの自治体としてボリュームがあるのかということを標準的に算出したものと、それからそれに対する、簡単に言うと、借金の割合ということなので、やはり自治体の規模の大小というのは、この数字上、その上下することは相当影響してくるだろうと、そういうふうに思っております。特に小さい自治体なんかは、何か大きな借金をしてしまうと順位が上がったり下がったりというようなことが相当大きく出てくるんじゃないかというふうに思っております。
それから、今
委員からお話があったことですけども、私どものほうもいろいろ新聞報道、それからテレビによる報道等のレベルでありますけども、これは千葉県の富津市がちょっと最近ニュースなどで出ております。それで、市長によりますと、このままの財政状態を続けていくようであれば、近い将来この財政再生団体に転落するおそれがあるというようなことから、聖域なき抜本的な
見直しを図り、持続可能な財政を構築していきたいというふうに市長はコメントしております。
それで、市の
ホームページなどを少しちょっと引っ張ってみますと、ちょっとそれ以前はわからないんですけども、
平成10年あたりもこの財政の硬直化を示す経常収支比率というこの指標があるんですけども、これが95%を超えているという中で、特段、市長いわく、大きな改革を行わなかったままこの間来ていると。
平成24年の経常収支比率を見ても、92.7%ということ。それからもう一つは、
江戸川区では、人件費比率が15%を切ってるんですけども、この富津市においては35%という非常に高い人件費比率など、やっぱりその辺の根本的な部分でのメスの入れ方というものはこの間行われてこなかったのではないかというふうに推測をしているところでございます。
正式なコメントとしての話ではありませんので、その推測の域を出ない部分がほとんどでありますけども、そのようなふうに分析をしているところでございます。
◆
渡部正明 委員 東京23区は、本当にある意味では日本の中では財政面でもある意味では優遇されている分だと私は思っています。ただ、同じ関東首都圏の中でもこれだけ差異が出てきて崩れていくということ自体、確かに今の財政課長さんが言うように、人件費比率が35%、3分の1を超えているようなあり方だと、ああ、やはりうちは確かに区長の退職不補充ですとか、ある意味では民間委託だとか、ある意味ではやっぱり、功罪私は若干あったと思うんだけど、努力してきた結果かなという感じは持っています。
引き続き、
見直しについてはやっぱりやっていかなきゃいけないのかなと。ただ、逆に言うとこれだけ上位にランクされると、都区財政調整交付金の23区の水平配分の標的にされないか、逆に言うと、まあまあいい加減なところでやっておけよという意味じゃなくて、やっぱりこれだけ努力していてもそれを理解してもらえないような対比でのいろいろな条件が出てくると思うので、ぜひその辺は23区の中の水平調整も含めて、財政配分の獲得についてはぜひ努力をしていただきたいし、今後これもみんな官民、それから特に
行政執行部が努力してきた一つの努力の結果ですから、引き続き
お願いをしたいと思います。
◆
佐々木勇一 委員 2点お尋ねをしてまいります。
ただいま渡部
委員のほうからも質問ありましたけれども、
健全化判断比率のところで、実質公債費比率が杉並と競い合っているというところでございますけども、杉並がどのような形でこの公債費比率の努力をされているのかということがもしわかりましたら、教えていただきたいのが1点と、あと
パブリックコメントのほうなんですが、情報漏えいその他の事態の発生のリスクを分析中云々とありますけれども、これに関連してなんですが、本区のところでサイバー攻撃とかが起こっていることがあるのか、本区のサーバーに対するサイバー攻撃が起こっていたりすることがあるのか。またその対応についてはどのように現時点でなっているのかお聞かせください。
◎後藤隆 財政課長 杉並のほうには直接担当者に確認するとか、あるいはその内容を分析するということは私どものほうでは行っておりません。ただ、これはどこの自治体も同じであろうかと思いますけども、借金はできるだけ少ないほうがいい。ただ、そうはいっても、公平・公文なことを考えますと、例えば今新たな建物を建てるときに、これは今負担していただいている方だけではなくて、この後その建物を使うわけですから、将来にわたる負担も含めてそういったものを求めていくというバランスの中で財政運営がされているものと、その結果であろうというふうに思っております。
◎吉澤尚志 情報政策課長 サイバー攻撃の件でございます。共通基盤をつくって6年になりますけれども、今のところサイバー攻撃の形跡は見当たりません。また、
インターネットの入り口については、私どもは厳重に自治体としてはトップのいろいろなセキュリティ対策をやっているところでございます。
◆
佐々木勇一 委員 今、財政課長のほうからもお話がありましたけれども、本当に将来世代に先送りをしないというその姿勢は非常に大切でありますけれども、その反面、おっしゃっていただいたようにきちっと応分の監視対策っていうそのバランスというのも大事だなと思います。非常に難しい経営判断が求められているかと思いますけれども、引き続き健全財政に励んでいただければと思いますので、よろしく
お願いいたします。
あともう一点のサイバー攻撃のほうなんですけれども、私も見学させていただきました。本当に日本一と言っていいようなというような厳重に守られているところというのは理解しておりますけども、一度サーバーダウンしてしまいますと、全てが復旧するまでにも時間がかかりますし、多大な影響がありますので、今後ともぜひその点についてはしっかりと対応していただければと思います。
○
福本光浩 委員長 ほかにございますか。
以上で、
執行部報告を終わります。
次に、その他について、何かございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福本光浩 委員長 それでは、今後の
委員会ですが、11月は13日(木)、午後1時半開会を予定しております。
また、12月の
委員会日程は本日の
委員長会で確定次第、
事務局からご連絡いたしますが、第4回
定例会中の12月3日(水)、午前10時に議案
審査、4日(木)午前10時に
陳情審査及び
所管事務調査を予定しております。
次に、12月19日(金)、午前10時を予定しております。
以上で、本日の
総務委員会を閉会いたします。
お疲れさまでした。
(午前10時52分 閉会)...