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  1. 江戸川区議会 2012-08-10
    平成24年 8月 建設委員会-08月10日-05号


    取得元: 江戸川区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成24年 8月 建設委員会-08月10日-05号平成24年 8月 建設委員会 平成24年8月建設委員会会議録 ●日時 平成24年8月10日(金) ●開会 午前 9時30分 ●閉会 午前11時41分 ●場所 第5委員会室出席委員(8人)   八武崎一郎 委員長   太田公弘  副委員長   新村井玖子 委員   小俣則子  委員   須賀清次  委員   田中淳子  委員   渡部正明  委員   片山知紀  委員 ●欠席委員(0人) ●執行部   新村義彦  都市開発部長
      近藤秀一  建築指導課長都市開発部参事)   淺川賢次  土木部長   秋元孝行  庶務課長土木部参事)   髙井 聖  街路橋梁課長土木部参事)    外、関係課長 ●事務局    書記 志村一彦 ●案件  1 陳情審査…継続(第6号・第18号・第40号・第42号・第43号・第71号・            第78号・第79号・第80号・第81号・第85号・第91号・            第92号・第94号・第96号)  2 所管事務調査…継続  3 執行部報告   (1)不燃化特区先行実施及び「特定整備路線候補区間の選定について   (2)南小岩六丁目地区市街地開発準備組合の設立について   (3)全国瞬時警報システム自動放送等試験を実施します   (4)警視庁防災訓練に伴う交通規制について  4 その他                      (午前 9時30分 開会) ○八武崎一郎 委員長 おはようございます。ただいまから、建設委員会を開会いたします。  署名委員に、須賀委員、田中(淳)委員、お願いいたします。  なお、本日は、都市視察についての協議会を開きますので、よろしくお願いいたします。  それでは、陳情の審査に入りますが、本日の審査の進め方についてお諮りいたします。  9月の委員会で、スーパー堤防に関するすべての陳情について、各会派からの意見開陳の後、結論を出したいと思いますので、本日は、スーパー堤防に関する陳情について十分に議論を尽くすための集中審査を行います。  はじめに、第18号、第81号及び第91号陳情一括審査し、次に、第80号、第85号陳情を順次審査したいと思います。  次に、第6号、第40号陳情一括審査し、次に、第42号、第43号陳情一括審査いたします。続けて、第71号陳情の報告を執行部からさせたいと思っております。それでは、そのように進めさせていただきます。  次に、第78号、第79号、第92号、第94号及び第96号陳情については、本日継続とさせていただきたいと思いますが、よろしゅうございましょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○八武崎一郎 委員長 それでは、そのようにいたします。  それでは、陳情審査に入ります。  まず、第18号、北小岩地域スーパー堤防構想の撤回を求める陳情、第81号、スーパー堤防構想に関連する都市計画道路補助第283号線拡幅に反対する陳情及び第91号、北小岩一丁目東部地区における土地区画整理事業スーパー堤防事業との速やかな共同実施を求める陳情について一括審査をお願いいたします。 ◆新村井玖子 委員 以前、江戸川右岸において、緩傾斜堤防の進捗率ということを、7割前後だということをお聞きしたと思うんですが、現在の状況というのはどうなっているかということと、あと、いわゆる今18班地区では、この緩傾斜堤防の工事に関してはどういうふうな状況なのか、まずお聞きします。 ◎立原直正 計画課長 江戸川の私どもの区の部分の緩傾斜堤防については、およそ7割強、整備は終えられている状況です。なお、残りの部分は、橋りょうの直接下部ですとか、橋りょう前後ということで、橋りょうの取りつけなどの関係があるものですから、今のところ具体的な整備予定などは立っておりません。それから18班地区のところですが、緩傾斜堤防のほうの整備は基本的に終えているような状況ではあります。  あそこは、橋りょうの挟まれたところですので、まだ、残っているところです。失礼しました。 ◆新村井玖子 委員 私もあそこ総武線も通ってますし、それから道路もあるので、橋りょう部分に係るかなという認識はあったんですが、緩傾斜堤防の説明を前にしていただいたときに、非常に強い堤防だということで、いわゆる川側の面につくるということであって、これだと住民を移動させる必要もないし、強い堤防をつくるという意味では、この緩傾斜堤防というのは非常に私は有効だと思っているので、これを早く18班のあそこの川側ののり面でつくってすれば、堤防の強化という意味では、スーパー堤防をわざわざ住民をどかしてまでつくる必要はないということは意見として申し上げておきます。  先日の片田先生の講演にもあったように、江戸川区で一番懸念されるというのは高潮の被害ということでした。高潮の被害というのは、江戸川区で被害が出たのは昭和24年のキティ台風のときだということになってますけれども、その当時の治水対策と今の治水対策とでは全くもう全然違うと思うんですね。ですから、その緩傾斜堤防ということで強化するということを考えれば、私はわざわざスーパー堤防ということを、ここで改めて、こんなところで住民に負担かける必要はないということを改めて申し上げます。  18班地区より北側のスーパー堤防北小岩スーパー堤防事業についてちょっと伺いますが、区はスーパー堤防事業について、どんなに時間がかかってもやらなければならないというんですけれども、昨年8月に出された高規格堤防抜本的見直しということについては、街づくりとの共同事業である特殊性も踏まえて、投資効率性の確認ということが言われています。コストとか工期の節減につながる方法については、今後十分な技術開発をしていくことが重要であるという文言も入っていました。費用対効果ということにかんがみて、北小岩地区6,500人の移動に関しての投資効率については、区はどのようにお考えですか。 ◎立原直正 計画課長 今、その見直しのお話の中で投資効率と、コストの面のお話がございましたが、コストを意識して基盤整備をするということはもちろん大変重要なことではあるとは思います、思いますが、低地である江戸川区を安全に守る、洪水等から安全に守るための事業を施策として進める上においてはコストをもちろん勘案しながら、しかしながら、必要な事業についてはしっかりと住民の皆さんと御相談しながら進めていくということでございます。 ◎淺川賢次 土木部長 北小岩の18班のところを、わずかな区間をやるから、費用対効果として効果が薄いんじゃないかというようなことをおっしゃってませんか。 ◆新村井玖子 委員 そのもっと北側の話です。 ◎淺川賢次 土木部長 北側ですか。部分的にスーパー堤防をやるから、その効果が薄いんじゃないかというようなことが仮にあるとすると、それは大きな間違いだというふうに私たちは考えています。  スーパー堤防というのは確かに連続しているということが一番機能しますけれども、江戸川区の街全体をこれは強化していくために、堤防の連続性はもちろんですし、部分的な高台づくりももちろん効果があるわけです。このことを一歩一歩進めていくわけでして、スーパー堤防で非常に厳しいのは一遍にできないことですね。この一遍にできないところを指して、費用対効果が薄いからやめろということでは何もできなくなっちゃうというふうに思います。  我が街の課題を解決するのに、そういう部分的なところをとらえて費用対効果の問題で言うと、これは何もできないということになるんだろうと思います。そこを私たちはむしろ主張をして、東京都でも国でもそのことを認知して事業を進めていくんだということでなければならないというふうに思います。  それが事業仕分けの話でもありましたし、そこのところ乗り越えて昨年の8月に専門家の会議の中でやるべきだというふうになりましたし、昨年の暮れには、それを受けて国土交通省、国がこういう範囲でやるんだと、120キロを指してますけれども、ということで発表したはずでいます。したがいまして、私たちは、そういう意味でこれを進めていくということでして、せつなのところをとらえて、費用対効果ということだけではないんだというふうに考えています。 ◆新村井玖子 委員 私、今、18班のことを申し上げたんではなくて、18班よりも北側の北小岩の地域の話で、時間がかかって、コストもかかるだろうということを申し上げたんですが、コストということに関しては、今、部長、120キロとおっしゃいましたけど、荒川、江戸川下流域って、今後も確かに高規格堤防対象地域にはなった、それで粛々と進めますというふうに区はおっしゃいますけど、一、二割に縮小してつくる堤防のどこが住民の安全確保になるのか。  スーパー堤防事業というのは、結局、全部それがスーパー堤防になって、すばらしくいい堤防なんだって、安全なんだということが言われてたはずです。そこを一、二割にして縮小して行う、そこの対象に江戸川区なってるわけですけれども、私はそこのところを申し上げたい。そこでコストということを考えると、やっぱりコストも時間もかけないで、もっと住民の安全性ということをしっかりと確保できるような堤防づくりということは、もちろん治水事業として私はすごく大事なことだと思うから、何もスーパー堤防にこだわらなくてもいいと私は考えています。  もう一つ、先ほど立原課長も、低地帯、低地帯ということをおっしゃるんですけれども、私ずっとこれを疑問に思っていたことが一つありまして、これ最後だから、ちょっと伺います。  以前江戸川区の7割がゼロメートル地帯だからというふうに、その根拠を示す資料をということでいただきました、去年。これは江東内部河川整備計画からの抜粋された図をいただいたんですけれども、江戸川区の7割が海抜ゼロメートル地帯だというのは、いわゆる大潮の満潮時の水面ですよね。AP2メートルの時点での水面を考えると江戸川区の7割、確かに海抜ゼロメートル地帯になります。けれども、先日、東京都が海抜何メートルというのを張り出すということで、その基準は、そのTPだということでした。そのレベルだと、それはAPに比べる1.1メートル高くなるということもおっしゃいました。基準が変わってくることで海抜ゼロメートルの何割かということは違ってくるわけですよね。この認識はちょっとどうお考えになりますか。 ◎立原直正 計画課長 私どものほうで申し上げさせていただいておりますのは、区の陸域は、その約7割が満潮以下のゼロメートル地帯ですということで、これまでも御説明させていただいているかと思います。その満潮以下ということは、一日に潮の干満が2回あるわけですが、仮に堤防がなければ、もしくは堤防が損壊しているというような状況においては、その満潮時に7割が水没をすると、そういう土地柄でありますよということを御説明しておるところでございます。  前回でしたか、その海抜のお話しさせていただきましたが、海抜というのは、前回もお話ししたとおり、東京湾の中等潮位、平均的な潮位ということでの全国的な海抜もしくは標高という表現をするときにはそういう言葉遣いをしますが、あくまで陸域の約7割が満潮以下のゼロメートル地帯、低地帯でありますよということでございますので、これは非常に満潮以下がそれだけ土地が広がっているということですから、非常にそういう意味では、水害、地震災害等も含めて危惧をしているということでございます。 ◆新村井玖子 委員 確かにその満潮だということで、7割ということを区が認識しているのはわかります。でも、常に説明されるときに、区は、7割が海抜ゼロメートルですというふうにおっしゃる。区民というのは、どんなときでも、結局、だから7割水没しちゃうんだなと思っているわけです。でも、これ基準ということを考えると、全国的とおっしゃいましたけど、これ世界レベルで見ると、NASAで調べている海抜でいうと、海抜ゼロメートル、江戸川区はほとんど該当しません。  だから、基準が変わってくるということで、区民に対して低地帯だという事実は確かにあります。だけど、そこをものすごく強調して、この海抜、例えば東京都の海抜表示ということも、江戸川区の場合、京葉道路とかあの辺に表示するんでしょうけども、区民に逆に恐怖感を与えるということで、この東京都の方針に対しては非常に、余り海抜表示をしたくないとおっしゃる区もあるようです。  ですから、基準ということ、その基準がどういう基準なのかということをきちんと正確に区民に理解をしてもらうような表示ということを私はやっぱり、区は説明する責任があると思っています。結局、カスリーン台風でもって、これだけの高さがありますよ、高潮はこれだけ来たんですよとあらわすときには、APゼロメートルの表示でやっているわけです。これだけ高さがありますと、だけど7割というときには、その満潮時のAPプラス2メートルという表示でおっしゃるわけです。これってすごく恣意的に数字が使われているような気がするんですけれども、これは区としてはどういうふうにお考えですか。 ◎淺川賢次 土木部長 おっしゃりたい気持ちはある程度わかるんですけど、TPとAPという表示する基準面の高さとの関係が、これは相対関係の数字ですから、ということなんですけれども。だからといって、潮の干満があって、その潮位が絶対値で見たときに変わるわけじゃないんです。必ず干満があって、満潮というのは特異な事象ではないし、常にあるわけです。もっと言うと大潮とか小潮とかいろいろあるわけです。  潮の状態というのは常に変化しているわけですから、それは日常的に起きていることで、それが自然の姿ですから、その状態をとらえて、私たちは低地帯だという意識を強く持っています。荒川という放水路もつくった、だから荒川ペイルがあるわけですけれども。それに照らして、どういう位置に我が地盤があるかということを正しく認識するためには、むしろ干潮面から何メートルとか、満潮面でどうだとかというAP表示のほうがわかりやすいということから、多くの場面でそういうことを使ってきています。  全国的には平均値のTPということはあり得ますけれども、それは恣意的に別に使っているわけでも何でもないというふうに思いますし、その使ったTP・APの数字を使い分けることによって何か事実が変わるのかといえば、全くそうではないというふうに思いますので、そこは、またこれからも区民の皆さんに、APというものの持つ意味はどういうことでということは伝えていきたいというふうに思います。  それから2点目ですけれども、あえて恐怖を区民の方にあおっているのではないかとか、だから、やめたほうがいいんではないかとかいうことではないというふうに思うんです。後半のほうでおっしゃってましたけど、その事実を正しく伝えるということについては大変大事なことだというふうに私は考えています。どんなに厳しいことを言わざるを得なくても、これは我が街に対しての評価が、もし厳しいことになるにしても、この事実を認識をして、それにどう備えるかということだと思います。  備え方は二つあるというふうに思うんですけれども、一つはハードで備えるということだと思います。緩傾斜堤防で堤防補強するということは、国土交通省も一生懸命やってくれています。だけれども、超過洪水ということになると、それでは済まないという課題を抱えているわけです。ということですから、超過洪水対策としてスーパー堤防をやるということになっているわけですし、ということですから、ハードのほうはそういうふうに考えていきたいということです。  それからソフトのほうは、それを意識をしながら、どう自分の命を守るか、どう逃げるかということですので、今、複合災害なんかを想定しながら、区民の皆さんに、その課題、リスクについてお伝えしようとしていますけれども、それは広域に避難する、あるいは近場で避難するとしたら、どれだけのリスクに遭遇するかということをお伝えをして、命を守っていくということをやっぱり考えなきゃいけない。そこに目をそらすということはいけないのではないか。私たちのとるべきところは、それを正しくお伝えをして、正しく自分たち行動計画をつくっていくことだというふうに考えているわけです。そのように御理解をいただきたいというふうに思います。 ◆新村井玖子 委員 私、別にそのあおるのをやめたほうがいいなんていう言葉は使いませんでしたけれども、結局区民というのは、それで恐怖心を抱いている、すごく大変なんだな、江戸川区。物すごい大変だと思うところに、私は、やっぱり怖がるんだったら、正しい情報で怖がるべきだと思ってます。ですから、部長がそういうふうにきちんとした情報を出してくださるというんなら、それはそれで区の責務ですから、私は構わないと思います。  ただ、今の状態では、やっぱり江戸川区は津波が来たら大変なことになるんだとか、高潮が来たら大変なことになるんだということだけで区民は考えるんだということだけは認識しておいていただきたいと思います。  必要以上に怖がらせるというか、必要以上に恐怖感を募らせる、すごく私は恣意的だと思ってるんです。だって、例えば今出ているスーパー堤防の北小岩に関しては、YPポイントでいうと、またこれは違った基準があるわけです。荒川で使っているAPを使うというので、APを江戸川に当てはめて使うということにも私は無理があるということを考えています。とりあえず、これは基準をきっちりとさせてということを意見として申し上げます。  コストに関しては、先ほど申し上げました、一、二割に縮小してやる治水対策ということに関しては、私はスーパー堤防である必要は全然ないと思っていますので、これはもう、次の意見開陳のときにもきちんと申し上げますけれども、スーパー堤防というのは必要はないと思っています。 ○八武崎一郎 委員長 他にございますか。 ◆渡部正明 委員 まず、江戸川区というのは、要するに人間生活の住む上で安全な場所だと、技術を含めた専門家としてはどう考えていますか。安全な土地か、それとも、ある意味では不安がある土地か、その辺の常識的な観点から、そのあおる、あおらない関係なく教えてください。 ◎淺川賢次 土木部長 暮らしやすい街だというふうに思っているわけですけれども、安全であるか安全でないかということについては、どの街でも、私はそれぞれの街の特有の災害リスクというのは持っていると思っていますので、治水でとらえれば、これは低地でありまして、堤防なかったら全く暮らせる場所がない、住める場所がないということですから、そういう意味では、堤防に、要するに低地帯としてのリスクということは大きくある街だというふうに思っています。  そのことを考えないで、そのことに対策を講じないわけにはいかない、行政というのはそういうものだというふうに思いますし、多くの区民の方がそう考えてらっしゃるはずだと、恣意的に何かするというつもりは全くありません。 ◆渡部正明 委員 江戸川区の地形そのものが、それこそ昔の、今回の東日本の震災じゃありませんけども、千年に一度の津波が来たと、実際にどうだった、それがよかったか悪かったかは別としても、やっぱり時代がどんどん変わっているんだと思います。昔は小岩や、それから市川の国府台のふもとが東京湾の海岸線だったわけで、それがやはり海水面の沈下というのか、下がって、そこに人々がどんどん住み出した。最終的に自然と人間の生活の中でせめぎ合いがあって堤防というものができてきて、その中で、私たちの先輩たち、それから私たちの親の時代も生活をしてきた。  特に、今の人たちは、悪い言葉でいくと、私も田舎っぺの2代目です。うちの子どもは3代目です。この江戸川に暮らしている人の半分以上、3分の2ぐらいは地方の田舎っぺだと思います。しかし都会に住んでみて、うちの父親もそうでしたけど、昭和17年に今の松島に住みましたけども、住んでみて、土手に上がって、余りにも低い街だったのでびっくりしたというのが一番最初にこの土地に生活したときの印象だそうです。  それから、いろいろ水害にも遭いましたし、いろいろなこともありましたけども、特に明治の高潮ですとか、時代的ないろいろな流れありましたけれども、私は一番覚えているのは、やはり昭和36年、37年でしょうか、伊勢湾台風からもう50年、51年たちましたけれども、ちょうど中学、高校の時代でしたけども、やはりあの怖さというものは、やっぱり低湿地に、親から聞かされてきている以上に感じてきました。  そんなことで、やはり江戸川区、今、採算制の問題なんか出てきましたけども、オランダの500年、600年の治水のあり方を考えたときに、今はやはり私たちの行政や国が住民の生活を守ることにやっぱり優先して私は計画をしていかなきゃいけないだろうと思ってます。そういう意味で、細かいことはもう申しません。要するにタイムスケールをどこにとるか、それから基準点をどこにとるか、そういうことじゃなくて、現実に満ち潮、それから引き潮を含めて、ドライランドじゃないわけですね。ここはウエットランドですから。  その基準がどこにあろうと、安全に街づくりを進めていくためにはスーパー堤防という名前がいいのか、高規格堤防という名前がいいのか、それから河川管理者が国があったり東京都があったり、また、はたまた中小河川については、内部河川については管理者がそれぞれ違う、こういう中で、逆に言うと、住民が戸惑っているということのほうがむしろ私は大きいんだろうと思っています。ですから、さまざまな賛成・反対の意見はあろうかと思いますけども、ウエットランドにきちんとした子々孫々まで、要するに安全に暮らせる、そういう投資ですとか計画はきちんと持ってもらいたい。  賛否あります。昔、美濃部さんの時代に、道路をつくるについて、一人でも反対があったらやりませんといって、物すごい停滞をしました。やはりそこは、決して少数の意見を無視するという思いじゃありません。全体を、さっき6,500人というお話が出ました。しかし、江戸川区には6,500人のそこの住人だけの問題ではないわけです。  全体を考えたときに、その費用対効果、年数の問題、だけど、やらなきゃいけないということに対しての理解をどうやって深めていくかということのほうが私はむしろ大事であって、その針の先のその場所のことだけで議論をして、賛成だ、反対だけでは、正直いって長い目での江戸川区の治水というのは私はつくれないと思う。江戸川区だけじゃなくて、東京都や、また国ともぜひきちんとした順位性の問題、それから財政の配置の問題含めて、ぜひ、50年かかってもいいから、100年かかってもいいから、きちんとした住民の目に見えるようなものを進めていただきたい。惑わされずにぜひ進めていただきたいと思います。  今日、今、18、81、91、ほかのところにもかかってきますけども、特にスーパー堤防一つ、高規格堤防をつくるについては、そこの河川管理の道路、それから都市計画道路、それから街づくりの宅地、公園も含めて、やはりすべてが影響を受けてきます。これをその当事者に、その当面の、バックでいる住民じゃなくて、その工事範囲にかかわる人たちの意向を十分取り入れた中で、私はやはり工事計画を立てて、その補償、正確な維持を含めてやっていただくようにぜひお願いをしたいと思います。基本的に、これはうちの会派の開陳の意見でもありますけども、ぜひお願いをしたいと思います。 ◆新村井玖子 委員 今、渡部委員、順位性の問題ということおっしゃいましたけど、でも一つ、もし、確かにその住民の安全を守るためにその堤防ということ、もちろん治水対策は大事ですけれども、そしたら、やっぱりどうして北小岩からなのかっていうところをもう一回説明だけお願いします。  私、どうしても、やっぱりここが納得がいかない。江戸川区民68万人の安全のために6,500人の北小岩の人数ということをおっしゃいましたけど、それだったら、やっぱりどんなに河川管理の問題はいろいろあって、荒川と中川のほうはやりにくいからといって、どうしてそこが北小岩なのかというところをもう一回説明してください。 ◆渡部正明 委員 要するに、一番危ないところは先に解決して、できなかったら、全部ができないんだったら、何もできなくなっちゃうわけです。私はやっぱりできるところから極力やってほしいし、決して危険なところを後回しにして逃げているというふうにはとらえていません。ぜひその辺は後先の問題あるかもしれませんけども、一番危ないところがやらない以上、ここはやらなくていいんだと、後回しにしていいんだという考え方については、私は若干疑義があります。  だから、さっき言ったように、官公庁、河川管理者含めて協議をした上で、やはり順位性をつけて本来はやってほしいと。しかし、現行の中ではそれが難しい部分がありますから、少なくとも北小岩でも住民の同意半数以上は得られる、さまざまな条件が整ったところからやってほしいということであって、私が言っているのは、危ないとこからやれという意味は当然新村委員と同じように持っています。しかし、現状を考えた中で、できるところから一つひとつ着手してほしいという思いですから、逆にとられると困りますので、その辺だけ確認しておいてください。 ◎淺川賢次 土木部長 これは再三お話ししてきているように思うんですけれども、江戸川区の街というのは、中にいて、東のほうを見たら、若干、APでいけば満潮より高いとか、西のほうを見たら、干潮より低いとかいうことはあるんですけれども、相対的に見て、洪水との関係で考えると、堤防がなければどうしようもない状況にあるのは事実なんですということと、それからスーパー堤防という事業の性質上といいますか、枠組み上、堤防強化のためには街づくりと一体でやりましょうということがあります。  ということから、街づくりの需要が高まっているところ等について街づくりと一体になってスーパー堤防をやっていきましょうということがあります。それから、おっしゃっている中川のほう見たときには、特殊ないわゆる荒川との並行河川でありますから、特殊な環境がありますので、その条件下の中で何ができるかというふうに詰めていく必要があります。  それらをやっていくときに北小岩地区について、先にその動きができてきたということで、街づくりの必要性とか、陳情にもありますけど、283号線も早くつくらなければいけないというようなことがあります、地域の発展のためにはですね。それから市街地の状況から見ても、密集度の改善もしていかなければいけないという課題もあります。松島のほうにも同じような課題はもちろんあるわけですけど、そういう中で、やれるところからやっていくということでない限りは一遍にできないんです、これ。渡部委員がおっしゃるように、じゃあ比較して最も課題の大きいところとか、最も問題の大きいところというような言い方で、そこを集中的にやって、あとのところは後回しというようなことでいいのかとなると、江戸川区の地形からするとそうはいかないでしょうと。  それから事業の性質上、一遍に集中してやりきれないわけですから、そのことを自覚した上で、国も120キロという位置づけをしたわけですし、時間がかかってもやるべきだと考えてきているわけですから、その事業性質も考えてこれをやっていく。そういうことになれば、江戸川区としては、やれるところをどこからでもやっていく。それで点を線にしていく。できれば、線を面にしていきたいぐらいなんです。  そういう意味では、篠崎公園なんかも高台にしていこうということを東京都も共感してくれましたから、やれるようになってきてますので、そういうふうにして広げていく。そういうことでないと、これだけ地盤沈下してしまって、低地帯になった我が街を安心して住めるということを将来に向かってつくれるためには無理だと、だからやれるところからやりましょうと、こういうことだと思っているんです。そういうふうに理解をしてほしいと思うんです。 ◆新村井玖子 委員 わかるんです。治水対策をしなきゃいけないことはわかります。でも、スーパー堤防じゃなきゃいけないということにはならない。区民の安全性を守るというのであれば、もっとほかの対策もあるだろうと、どうしても江戸川区がスーパー堤防にこだわるというところの理解が私はいまだにできないんだということだけ申し上げておきます。 ◆田中淳子 委員 ずっと、今の委員じゃない、前からこの件に関しては会派ごとにそれぞれ意見を申し上げてきているので、あまり余計なことは申し上げないんですけど、一番大事なのは、やっぱり先人がいろいろな体験をして、そして、今の江戸川区の街づくりができてきた歴史があって、しかし、今のこの時代、さらにまた多くの住民が増え、そして低地帯であるという江戸川区、いろいろな考え方はあるにしても、低地帯だということは間違いないわけでしょう。その低地帯から住民の命を守っていくという行政のしっかりした不動の決意を持って、やっぱり私は街づくりというのはやらなきゃいけないというふうに思います。  そしてなおかつ、さっき新村委員がおっしゃったように、説明責任があると思います。ですから、不安をあおるような説明するなんていうのはとんでもない話で、そうじゃなくて、正しい情報を多くの区民にしっかりと理解をしていただくための説明責任は必要だというふうに思います。先ほど、部長がしていくという御返答もあったので、それをしっかりやっていただいた上で、やはりどうしていくかということだというふうに思いますし、また、一日も早く進めてほしいという陳情も上がっているぐらいに、やはり住民の中にはいろいろな御意見があるというふうに思いますし、その辺を踏まえた上で毅然たる態度で区は進んでいただきたい。  住民の命をしっかり守る体制を行っていかない限り、個人で守れるものは個人で守るんですよ、区民は。でも、ハードで守っていただかなきゃいけない部分という限界が個人ではあるわけだから、それが行政がやるべきことであって、それをやはりいろいろな御意見があって退くようなことがあっては私はいけないというふうに思っておりまして、意見開陳は次回というお話なので、それ以上は申し上げませんけれども、しっかりと頑張っていただきたいということだけ申しておきたいと思います。 ○八武崎一郎 委員長 他にございますか。 ◆小俣則子 委員 江戸川区が低地帯、それから自然災害、水害に対しては急がれる対策が必要だということはわかります。それで、仮に江戸川区がスーパー堤防を全川につくるとしていますが、仮にスーパー堤防が全川できたとして、それでどうなんでしょうかということです。 ◎淺川賢次 土木部長 すべてスーパー堤防になれるということは非常にいいことだというふうに思います。ぜひそれを早く実現したいというふうに思っています。 ◆小俣則子 委員 低地帯でスーパー堤防ができたとしたら、水害はもうそれで守れるのかということです。 ◎淺川賢次 土木部長 今の台風ですとか、降雨の降り方とか、そういうこと考えたときに、スーパー堤防があったとしても、それでもって水害について守りきれるかというと、守り切れないように私は思います。なぜかというと、それを越えてくるような、スーパー堤防というのは、今の堤防より高くするわけではないので、今の堤防を乗り越えてくる洪水に対して、それでも壊れないということをやるわけですから、全くその洪水なり水害なりをとめてしまうということにはなりきらないというふうに思います。ただ、大きな被害にならなくて済むということですし、堤防が壊れるというような極限状態に陥らないということですから、そういう意味では安心して暮らせるということになろうかというふうに思います。  それからもう一つは、スーパー堤防のいいのは、街と河川とがなだらかにつながるということなんです。なだらかにつながりますので、環境的に見ると、これは非常にいいというふうになると思います。なお、土の構造体としてそれがつながりますから、土壌といいますか、自然という意味でも非常に大きな意味を持つというふうに思います。環境面から見ても、自然という角度から見ても、それから洪水に対する安全という角度から見ても、スーパー堤防というのは非常に大きな機能というか、強力なものだというふうに私は思っていまして、これは実現できたらすばらしいというふうに思います。  ただ、ある部分の水害、それを越えてくる水害等については耐え切れませんし、それから、中に集中豪雨が降ったようなときには、また別の課題になりますから、小俣委員がおっしゃってるように、すべてに耐えるということではない。ただ、極限状態には陥らないというふうになる、そういうふうに考えてます。 ◆小俣則子 委員 今の部長のお話にもあるように、スーパー堤防を全川、仮に江戸川区ができたとしても、水害ということは防げないわけですよね。さまざまな水害があるわけですから。その低地帯の中で、命を守るという点で急がれるということからも考えれば、スーパー堤防は北小岩のあの部分だけでも、もう七、八年ぐらいかかっているわけですから、そういう点で考えれば、新村委員が言うように、実際にはもっと時間も負担も、それから財政的にもかからない堤防というのはいろいろ研究されていますよね、今現在も。されているんですよ。  それをなぜ国交省が取り上げないのかということは不思議でしようがないんですけれども、そういう点からすれば、急がれるということですれば、その他のことも区としては求めていく必要があるし、また、スーパー堤防ができたとしても水害は防げない、内水氾濫だとか、そういうことは防げないという、低地帯という点を考えれば、もっと別の対策があるのではないかと思いますが、どうですか。 ◎淺川賢次 土木部長 先ほどの答弁に言葉が足りなかったかと思いますので、ちょっと補足というか、追加をしてお話をしたいと思いますけど。  さまざまな事象の洪水なり災害に江戸川区はさらされているんだと思います。内水の災害に対しても危険があるんだから、外水から来るスーパー堤防のことは、いいんじゃない、無理してやらなくてもという話には全くならないんだと思います。洪水が来て、それで乗り越えてくるような洪水の中でもって堤防が壊れるということを考えてみてください。とんでもない災害になってしまいます。
     今、複合災害って別な角度からもやってますけど、あれは地震が来て、堤防が一定の崩壊を見て、そこに洪水なり高潮が重なってきたらどうなっちゃうか、より水が入ってきやすい環境をつくるわけですけど、区の中が、当時の神戸のように、地震で壊れていて、そこに水が入ってきたことを考えると一体どうなっちゃうかということなんです。  そんな事態にならないようにしなきゃいけないということがありますので、外郭堤防というものは、本当ならば、絶対壊れちゃいけないんだというふうに私は思うんです。内水の災害だとか、その他の災害に必死で、ほかもあるんだから、外郭堤防である超過洪水対策スーパー堤防についてはあえて急ぐ必要はないんだという論理については全く違うというふうに思います。 ◆小俣則子 委員 堤防強化を急ぐ必要がないなどと言っているのではありません。急ぐべきだから、スーパー堤防ではなく、もっと短期間にできる別の工法が、これだけ今、研究されている中であるでしょうということを言ってるんです。そういうことを追究しないのかと、江戸川区としても急がれると、そんな何百年もかかるとか、そういう状態じゃなくて、この低地なんだから、堤防はまず強化すると。  それとあと低地帯ということで、別の命を守るということでは、そういう対策が必要だろうと、ポンプの整備、先日286の道路の問題で貯留管をつくるということで、内水の説明があって、貯留管をつくるって、とてもいいというふうに思いました。そういう内水対策をやるという意味で。そういうのをどんどん進めながら、低地帯として必要な対策が必要なのではないかということは思わないのかなというふうに思うんですよ。  だから、堤防強化策をやらなくていいなんて言ってないんです。もっと急いで別の方法があるでしょうということを言ってるんですが、それについては、もうスーパー堤防以外にないというような、もうそれしかないということですよね、江戸川区。その辺について、どうしても納得できないということです。それについてどうですか。 ○八武崎一郎 委員長 同じような御発言は、先ほどの御答弁で結構ですから。新しい観点から御説明してください。 ◎淺川賢次 土木部長 国交省も、先ほど新村委員さんの御質問のように、緩傾斜堤防はどのぐらいいってるのかというようなことありましたけど、そういったことで、浸透対策として急ぐべきことはやっているわけです。今言っているのは超過洪水の話ですから、超過洪水対策として、これが抜本的対策にもなるわけですので、これをやるべきだということですから、スーパー堤防が最も効果的だというふうに思っています。ということで、それを進めようとしているわけです。 ○八武崎一郎 委員長 少しまとめてお聞きしてくださいね。 ◆小俣則子 委員 そういう能力がないものですから、まとめてといっても、適切に。 ○八武崎一郎 委員長 建設委員会、もう2年目ですから、ひとつまとめて御質問するように御努力のほどをお願いします。 ◆小俣則子 委員 努力はします。 ◆須賀清次 委員 まず、この話を聞いていて、9月の開陳は、結論は、もう目に見えてるような感じです。それはもうそれで結構なんですが、要するに、先ほどから言ってる、大震災であろうと、越水だろうと、高潮だろうと、常に不測の事態に備えるのが、やはり68万区民を守る区の姿勢だということはわかります。じゃあ、何のためにやるんだといったら、命のリレーのためにやっているわけですよ、私たちは。もう私は年寄りだからとか、子がいないからって、そういう次元の話じゃないんですよ。命のリレーをして日本人は今まで、この大災害にも負けずに頑張ってきたわけじゃないですか。それをやっぱり忘れないで対応していただきたいというのが私の意見です。  もう一点は、先ほど新村委員から、30年前と今とではいろいろと設備も整っただろうと言うんですが、内水に入った水を外に出す機能はどのぐらい進歩したのかと、これがまず1点目。  それでもう一つは、これで最後になりますけど、新村委員が、あまりおどすようなことは区民にするなという話をしてましたけど、でも、今日産経新聞にこういう記事が載ってたんですよ。今日カットしてきたんです。「フィリピン大洪水、195万人が被災」とあるんですが、これだけ聞くと、私たち想像がつかないんですよ。ところが、こういう絵が出ると、なるほどと。道をこんなに水が上げてしまうんだと、やはり怖いようだけども、やはり情報はしっかりと区民に教えなくちゃいけません。不測の事態で、区長が今言ってる、死者ゼロ数を一生懸命努力しようとしているときに、あまり細かい話はしないで。私は何代目とか、うちは9代目ですから、小さいときから、もう葛西に住んでつらい思いしたから、私は小岩だろうが葛西だろうが、この間もお話ししたように、どこからでもいいから1割でも2割でもやってほしいという思いは変わらないんです。そういう人間もいることを、しっかりと、選挙があるとかないとか、そういう次元じゃないんです。もうやらなくちゃならない問題、命のリレーのためにやらなくちゃいけない。意見を1点だけ。 ◎立原直正 計画課長 内水に関する新法といいましょうか、事業の経緯ということでございますけれども、まず、何を差しおいても、下水道の整備というところが本区の内水対策の決め手になっています。昭和30年代に始められまして、本格的には、荒川以東については、40年代後半から平成にかけて二十数年でこの内水対策をやってきています。平成7年に概成になっております。これで一定の内水対策はできているということではあります。  しかしながら、昨今のゲリラ豪雨ですとか、短時間の豪雨、非常に起こっています。そうしたこともありまして、下水道の整備とともに、貯留施設整備なども進めてきております。従来の公共溝渠、こういったところの空間を活用しての道路地下への貯留施設の整備ですとか、公園、また区の施設、それから今後においても、学校の改築等にあわせて雨水のピークカット貯留をしていこうというようなことの取り組みをしているわけでございます。  あと、下水道の局所的な改良ということも下水道局とも取り組んでおりまして、さらに内水についても、一定のレベルではあるものの、現在の異常気象等をかんがみまして、より安全な対策を、これからも、外水もそうですし、内水もということで、しっかりと取り組んでいくという状況でございます。 ◆須賀清次 委員 最後です。いろいろな面で、今日の広報を見ればわかるように、こんなふうに一生懸命区民のことを心配して努力されている職員もいらっしゃるということを添えておきます。 ◆小俣則子 委員 もう繰り返しになってしまうから、この点については、もうこれにとどめますけれども、実際に今、急ぐべきが、皆さんが区民の命を大事にするべきだというのならば、もう長年かかる、時間も負担も、お金もかかるのではなく別の工法、しっかりと研究しているんだから、それを採用すべきだと思います。それで、きちっと内水対策もして、江戸川区が本当に安心して住めるようなそういう地区にしていくべきだというふうに私は思います。  それでもう一つなんですけれども、江戸川区が2.2キロ、北小岩地域1,800世帯で6,500人ということで、まず当初やりましょうと、その理由が液状化があると、街の課題があるということで。北小岩の蔵前通りから北側は今進んでいない状況だけれども、実際に江戸川沿川全部やるとしたら、どのぐらいの、線が書いてありますよね、スーパー堤防の予定線がずっと書いてありますが、どのぐらいの住民、そして世帯数があるんですか、江戸川全部やるとしたら。 ○八武崎一郎 委員長 その辺の御質問は、葛飾区から江戸川区の南の端までの距離を見て、実現化する距離数ですか。 ◎淺川賢次 土木部長 特段、そういう目で計算したことがありませんので、ここでちょっと数字をお出しすることはできません。持ち帰れば、これはもちろんできますけれども、そういう状態です。ただし、多くの方に御負担をかけることは事実だと思います。  ということですので、先ほど渡部委員さんからもお話があったと思いますが、その御負担のかかるところに、どれだけ行政として、そこを支え切れるのかということに、この事業の大事なところがあるんだろうと思います。そのことによって、また多くの区民の方が、直接関係ない方々のところに大きな効果をといいますか、ということがあるわけですから、そこを考えながら、直接御負担かかる方々にはさまざまな形でサポートというか、支援というか、そういうことを行政としてしていかなければいけない。それは全川をやるということになると、相当多くの方々にそういう状況下になるということでありますので、そのことは、区民の総意でもってやっていけるように執行部としても考えていきたいということであります。 ◆小俣則子 委員 相当数ということで、北小岩だけ考えても相当な区民の負担があるということなので、それは明らかだと思うので、来月、意見開陳ということで、この審議は、もう今日で終わりということなので、改めて資料というわけにはいきませんが、いつか聞きたいと思います。  それで江戸川の、先ほど新村委員が、なぜ北小岩かということで、私もなぜ北小岩かと、関宿から利根川と分派して、前にも聞いて、7,000流れるところ、今は4,000ぐらいだと、4,000にもいってないんじゃないかという河川の専門家もいます。そういう点からすれば、地形的にも高台にあるということで、優先順位から、繰り返しになりますが、やっぱり北小岩ではないだろうという思いが私たちはします。  それとあともう一つは、7月の朝日新聞で、これは東日本大震災で、盛り土の土地の耐震足踏みということで、盛り土のことについてやっぱり不安があるという記事が載ってました。いろいろな意味で、耐震に対して。その盛り土に対しても、結局、北小岩のところは液状化が起きないと、地盤がしっかりしているということで、18班地区については地質調査もされたと。そういう中で、新たに、前にも新村さんから指摘されてましたけれども、新たに盛り土をして不安が起きるようなそういうことはやってはならないというふうに思います。 ◎淺川賢次 土木部長 新たに盛り土をしたことによる不安が出るようではいけませんので、そういうことのないように工事の仕方ということをしなきゃいけないというふうに考えてますから、申し添えておきたいと思います。 ◆小俣則子 委員 283関係で、4月にいただいた資料で、交通量の地図をいただきました。数字と地図がいただきました。これの中で、21年が江戸川区がやって、22年が国と都がやりました。その後はまだ調べていないんでしょうけれども、若干やっぱり交通量が減っているんですが、その辺の経過というか、その辺は把握されているんでしょうか。 ◎立原直正 計画課長 こちらで以前お示しをしました数字以降、具体的な数字はつかんでおりません。 ◆小俣則子 委員 そうしましたら、できれば数字をつかんで、交通量が何百台の数なんですけれども、減ってることは確かですので、その辺つかんで、この283の課題も含めまして、信号の設置だとか、そういうことで今の課題を解決するということが必要なのではないかと思います。 ○八武崎一郎 委員長 それはご意見としてね。 ◆田中淳子 委員 小俣委員、新村委員から、今お話いろいろ聞くと、よほど違う新しい、いい工法があるのかなというふうに承ってしまう感じがあって、部長は高規格堤防スーパー堤防が一番だとおっしゃっていますけども、その辺きちんと、先ほどお話ししたように、正しい情報を正確に伝えるという意味では、そういう何かいろいろな工法があるんであれば、そういうものを比べた上で、やっぱりスーパー堤防江戸川区の街づくりにとって、正しいというふうに思う根拠というか、そういうものをきちっと何か示すような形というのをしていけば皆さん納得するんじゃないかなと。  その新しい、数年たってきているから、当然新しい手法というのがどんどん生まれてくるというのは当然なことだとは思うんですけれども、でも、じゃあ、もっといいのができるまで待とうといったら、いつまでもできない話で、簡単に言うと。ですから、現時点で、また今、地球温暖化、いろいろな形で、災害の多いこのときに、やはりさっき須賀委員がおっしゃったように、未来をつなぐという、命をつなぐんだというお話からすれば、新しいいいものが出るまで待つんじゃなくて、今の段階で一番ベストで、それを選択したんだということを示すのが大事じゃないかというふうに思うんですが、いかがなんでしょうか。 ◎淺川賢次 土木部長 堤防の補強というか、強化は、スーパー堤防も含めて、御承知のとおり国の仕事なわけです。それでスーパー堤防は金がかかってしようがないということもあって、仕分けがあったときに、そういう工法も含めて、どういうことがいいのかということは、専門の委員の方々の会議の中で検討されているように聞いています。  ということですので、そういった考え方について、また私たちのほうで、できるだけ御説明していくということは、今後の事業の中で努力をしていきたいというふうに思います。ということですが、さまざまな議論を超えて、抜本的には、現在考えているスーパー堤防が最も好ましいんだという結論を得て、昨年の8月に結論を得ていますので、それを私たちは受けとめていますし、国もそれを受けとめて事業化に進めていこうというふうな位置づけができています。ということですから、さまざまな工法ということ主張される方、たくさんいらっしゃるんですけれども、一長一短があるわけです。  そういう中で、現状の断面、今の工法がいいということで、スーパー堤防を究極の事業として取り組んでいこうというふうに決めていますので、そういうふうに、またよく御理解いただけるように、資料等もいろいろな場面でお示しをできるようにしていきたいというふうに考えていきます。 ◆小俣則子 委員 今の工法のお話なんですが、今の委員会じゃなくて前の委員会で、住民の皆さんもかなり勉強されていて、地中壁連続工法を採用したらどうかとかいうような、そういう陳情も出てたんです。それを審査することはなく、不採択ということで、委員会ではできなかったんです。ですから、やはりその辺についてもしっかりと勉強していくことが江戸川区にとっても、私たちにとっても必要だと思うし、また国交省が見直しの中で、お抱えの学者さんかということがちょっと言われてることもありますし、そういう中での、また再びスーパー堤防が浮上してしまったということも言われていると思います。そういうことを添えておきたいと思います。  それともう一つ、ちょっと確認なんですけれども、荒川左岸の問題で、葛飾のほうの上平井橋から高砂の端までの葛飾の中川のところ、ここのところがいわゆる関東大震災並みの地震が来たら危ないということで、ここについて、江戸川区の河川ではないから、把握されていないかもしれないんですが、現状とその対策について、東京都がどのような状況かというのがわかったら、教えてください。 ◎立原直正 計画課長 上平井水門から上、高砂までに至る通称「七曲がり」と呼ばれている中川の部分でございますが、こちらについては、現在、耐震対策、堤防を強化するための耐震対策事業が東京都において行われています。具体的には平成21年からだったかと思いますが、ちょっとつけ加えさせていただきますけれども、平成7年の阪神・淡路大震災以降、堤防の耐震性等を調査をして必要なところの緊急耐震対策をやってきています。外郭堤防、いわゆる堤防で遮られていない、海と直接つながっているところ、江戸川区の中川左岸はそういうところになります。  この江戸川区の中川左岸、それから旧江戸川もそうですし、隅田川もそうなんですが、この3河川については、堤防で仕切ることができないので、急ぎやらなければならないということから、その緊急耐震対策が行われています。平成20年度までに中川左岸の部分は行われました。そこの堤防の外側の外郭堤防の耐震対策を一通り終えたのでということで、次のステップとして、今、上平井水門より上流側の七曲がりをやっているということでございます。 ◆小俣則子 委員 そこが万が一切れた場合には、総武線はあるにしても、かなり非常に江戸川区に影響があるということでは、やっているということでは、ちょっと安心しました。  それで最後に、これで終わりますが、高潮対策こそ必要だと、荒川河川事務所の課長がお話されていたんですけれども、スーパー堤防は高潮には、ある意味では工法としては適さないということについて改めて見直すべきではないかということを言って、終わります。 ◆片山知紀 委員 先ほどから意見開陳で、次回の委員会で結論を出すという、正副のお考えで、そういうふうに理解しています。したがって、また改めて、次回の委員会で意見開陳をして、そして決をとるという二段構えみたいな感じにはなるのかなという気はしないでもないですけど、行き着くところは、基本的に賛成なのか反対なのか、そういうところへ意見が分かれていくことは、これ明白なんです。  したがって、私どもは当初から、そのスーパー堤防の問題については、18班地区とあわせて賛意を主張してきたわけでありまして、いずれにしても、先日利根川の治水大会があって、1都5県の。昭和38年からずっと延々としてやってきている。なおかつ、中小河川の洪水、要するに治水という、そういう対策を国も、しかも1都5県も必死になってやってきているわけです。それに対して、なかなか対象の地域が多い、そのために一気にはなかなか解決にはいかない、そういう困難な問題もありますよ。  これをあきらめることなく、やっぱり今までの努力と、それから予算、いろいろな問題を含めてかなり投入してきているわけですけども、実質は、皆さんの要望に十分こたえられるところまではいっていない。でも、あきらめてはいけない。何とか上流のところなんかも洪水対策ということに必死になっているわけでありますから、やっぱり天災は忘れたころにやってくると言われるように、いつ何どきにあっても、これを忘れてはいけないという、先ほどからの意見もつなげていくという、そういうことにおいては、これはやはりスーパー堤防事業というのは、これはあきらめてはいけない。  予算づけがなかなかいかないとは言いつつも、先行投資もしたわけでありますし、そういうことに対して、これを無駄にすることは絶対考えてはいけない。何とか少しでも実現をしなきゃいけない。陳情にも、早くそのスーパー堤防事業を実現してほしいという、一言で言うと、そういう意思の陳情も出ているわけです。だから、何か反対だけが陳情が多いからみたいなそういうようなとらえ方で果たしてどうなのかということを考え合わせると、やはりこれについては賛成の人たちもたくさんいるんだということをあえてその中に組み込んで、これをはっきりさせなきゃいけない。  しかし、やっぱり命と財産を守るという使命感から、やはりこれについてはスーパー堤防事業は遅々としてでも、でも計画を一回決めて事業決定をしているわけでありますから、これが反対であるよというようなことが、流れがそういうふうにできてしまうこと自体、じゃあ、例えばそういうことに対して撤回しちゃうと、じゃあ、もう事業を中止しちゃう、やめさせちゃう、そういうようなわけには我々としてはいかない。やっぱりそういう賛成の人の立場のことも考え合わせて、そしてやっていかなきゃいけないだろうということをあえて申し上げておきたいと思います。  したがって、結論については次回ということでもありますので、それに対しては、はっきり賛意を表すという形で変わらずにいこうということを申し上げておきたいと思います。 ○八武崎一郎 委員長 他にございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八武崎一郎 委員長 他にないようでしたら、本日は継続としたいと思いますが、いかがでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○八武崎一郎 委員長 それでは、そのようにいたします。  なお、第18号、第81号、第91号陳情については、次回の委員会で意見開陳後、結論を出しますので、よろしくお願いいたします。  次に、第80号、地元住民の声を反映した利根川水系河川整備計画を早期に策定するよう国土交通省に要請することを求める陳情について、審査願います。 ◆新村井玖子 委員 今幾らか、この利根川水系河川整備計画に関しては動きが出てきているんだろうと思いますが、遅々として進まないんだから、早く進めてくださいというふうに要請することというのは全然構わないんではないかと思いますが、一つちょっと確認させてください。利根川本川に関して、この陳情を出された方は、多分スーパー堤防に関係したところに住んでらっしゃる方だろうと思いますが、現在、この利根川の本川に関してはスーパー堤防の整備の予定はないんですよね。 ◎立原直正 計画課長 利根川のスーパー堤防のということでございますが、先ほど来、お話が出ております、昨年の国による見直しによりまして、現時点において120キロという範囲には、利根川ではその箇所づけはありません。 ◆新村井玖子 委員 ということは、下流域というんだから、江戸川とかその辺も全部入ってくるのではあるのでしょうが、この利根川水系河川整備計画にスーパー堤防事業というのが盛り込まれない可能性というのはあるのですか。 ◎立原直正 計画課長 可能性ということでございますが、まず、あり得ないと思います。現時点において、国は120キロ、その人命を守るということから、低地帯のところにおいてはしっかりとやっていくという方針が出ているわけです。  それから、この河川整備計画を立てる前の河川整備基本方針というのが平成18年の2月に立てられておりますが、その中では高規格堤防をしっかりとやっていくということも長いビジョンということでうたわれています。ということから、現状においては、それらの実施計画的な意味合いが河川整備計画というのはあるわけですので、その計画を踏襲していくというのが一般的な結論であろうかと思います。 ◆新村井玖子 委員 わかりました。ちょっと私もその辺、利根川の本川に関してと、それから下流域というところで、ちょっとよくわからなかったものですからお聞きしました。この方の出している陳情に関しては、利根川水系の河川整備計画を早期に策定するということに関しての要請をということですから、私は何ら陳情者の趣旨に問題はないんじゃないかなと考えています。 ○八武崎一郎 委員長 他にございますか。 ◆小俣則子 委員 この陳情原文の中に、5行目、区の責任者が基本協定締結のめども立っていないためということで、日程変更したと。その辺の資料を前にいただいたんですけれども、今後の事業のスケジュールという中に9カ月変更すると、延期するということ、日程的な計画は示されたんですけれども、今後の事業スケジュールの中に基本協定を結ぶというのがどこにもなかったんですが、その辺はどういうふうに考えておられるのでしょうか。 ◎山口正幸 沿川まちづくり課長 今、スケジュールを延期したというお話ございましたが、地域の方に御説明する中で、当然スーパー堤防事業と共同を目指しておりますので、来年、国のほうのしっかりとした意思が固まれば基本協定を結んでいただいて、早期に結んでいただいて事業を進めていく。その中で、来年の10月の移転・除却までのスケジュールということで地域の方に御説明しているところでございます。 ◆小俣則子 委員 来年に結ぶということを計画していると予定しているということですか。具体的なそういう国との折衝というのは、今、行っているんでしょうか。 ◎山口正幸 沿川まちづくり課長 当然のことながら、私ども地域の方にそのような目標を示しておりますから、そこのスケジュールに合うように国のほうも進めてくれるように、再三再四お願いもしておりますし、要請もしているところでございます。 ◆小俣則子 委員 折衝しているということはわかりました。どういうようなということは、国も進めましょうという方向に向かっていると理解してよろしいんですか。 ◎山口正幸 沿川まちづくり課長 昨年来、12月に120キロメートルという位置づけも出されているところでございますから、それをもとに国のほうも進めていただけるというふうに私どもは考えております。 ◆小俣則子 委員 そのことはわかりました。それで、私もこの陳情に対しては、河川整備計画を早期に策定することということの陳情なので、これは当然の願意ではないかというふうに理解しているところです。 ○八武崎一郎 委員長 他にございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八武崎一郎 委員長 他にないようでしたら、本日は継続としたいと思いますが、よろしゅうございますか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○八武崎一郎 委員長 それでは、そのようにいたします。  なお、第80号陳情については、次回の委員会で意見開陳後、結論を出しますので、よろしくお願いいたします。  次に、第85号、篠崎「第13号江戸川緑地広場」存続、充実を求める陳情について、審査願います。  特にございませんか。 ◆新村井玖子 委員 先日、どのぐらいお金がかかるのかということで資料をいただいたわけですけど、これスーパー堤防ができるまでずっと続くんですけど、毎年毎年どのぐらいの予算がかかるかという見通しというのはありますか。 ◎山口正幸 沿川まちづくり課長 すみません、具体的なお金の計算はしておりませんが、基本的にかかる費用としましては、花の広場ということで、播種を行うということで、種をまくということですね、その種の費用。さらには、一般的な維持管理については除草だとか草刈りということがございますが、こちらについても、今、地元町会等にもいろいろお話をする中で、ボランティアをもともと整備の段階からお話も差し上げておりますし、今、財団のほうでもそのような動きをしていただいておるので、なるべく経費も節減していくように、地域の方にかわいがっていただくように今後やっていこうということでございます。 ◆新村井玖子 委員 税金を使いながら、あまりはっきりとした見通しがないままで、このままずっといつまで、スーパー堤防ができるかどうかということがわからないようなところで、ずっとこれを維持管理していくとなるとどうなのかなと思ったんですが、住民のボランティアの方たちも随分協力してくださっているということであれば、公園としてずっと残したいという陳情者の趣旨というのは私は十分に理解できるので、それは意見として申し上げます。 ○八武崎一郎 委員長 他にございますか。 ◆小俣則子 委員 ここの先日いただきました、この陳情の資料の中で、今後の事業の流れということで、平成24年度、25年度。平成25年度高規格堤防事業との基本協定の締結と、ここにも示されているんですが、この具体的な動きと、25年度に結べるという見通しについてお聞きしたいと思います。 ◎山口正幸 沿川まちづくり課長 先ほどの北小岩と同様でございますが、篠崎公園地区も、その120キロメートルの中に当然位置づけられておるので、区としても、今、新村委員からお話のあったように、この緑地も、スーパー堤防との街づくりを進めるために事業化をして、その準備をしているところでございます。  ですから、これから都市計画道路の事業、さらには土地区画整理事業を立ち上げてスーパー堤防と一体でやっていくためには、早期のこの国とのスーパー堤防の協定を目指しているということで、今、資料でお示しさせていただいたのは、現時点の予定として、こういうふうにしたいという思いを込めて、この予定として配らせていただいているものでございますので、その辺御承知おきいただければと思います。 ◆小俣則子 委員 そうしましたら、ここのところも、もし仮に基本協定が18班地区と同じように結べなかったとしたら、18班地区のような形で区画整理事業をどんどん進めていくということなんですか。 ◎山口正幸 沿川まちづくり課長 こちらのところについては、全体のいわゆる篠崎公園の再整備、また都市計画道路事業、土地区画整理事業、緑地事業とさまざまな事業が重なっておりますので、その辺の調整をするためにも国との共同事業というのは私どもは欠かせないというふうに思っております。ですから、このスケジュールに書いたように、早期にスーパー堤防との何らかの約束事をつくるということに、今、全力を傾けているということでございます。 ◆小俣則子 委員 複合的なさまざまな計画で、篠崎公園の南側のA地区、B地区、C地区のところだけを見ても、いろいろ複雑ですよね。それで前回もお尋ねしたんですが、妙勝寺さんと浅間神社は、いわゆる緑地事業地区からは抜かしていないんですか。計画としては抜かして、幼稚園も。いずれB地区、C地区、適切なところに移ってもらいたいというようなお話だったと思うんです、前回の委員会で。  具体的にその辺について、地権者といいますか、その方たちとのお話というのはどうなっているんでしょうか。 ◎山口正幸 沿川まちづくり課長 もう一度おさらいで、私のほうが言葉が足らなかったのかもしれませんが、御説明させていただくと、妙勝寺、浅間幼稚園については、これは都市計画上は緑地の計画区域として定まっております。ですから、計画は緑地です、あくまでも。ただ、この事業を進める中で、このお寺や幼稚園については、いわゆる半分公共的なような施設でございますので、この地域の中にぜひ残してほしいという声も地元からは聞いております。  ですから、緑地事業で事業をもし展開してしまえば、お寺や幼稚園は、これは買収をさせていただいて、外で新たな再建をしていただくということになってしまうので、こちらのお寺や幼稚園については、このB、C地区の中で何とか再建ができないかということを目指して、今、検討しているところでございます。 ◆小俣則子 委員 そのB地区、C地区にいずれという話は、幼稚園、妙勝寺とのお話はどうなっているんでしょうかということです。 ◎山口正幸 沿川まちづくり課長 幼稚園のほうについては、いわゆる権利者の方とお話をさせていただいております。またお寺のほうについては何回かお邪魔しておりますが、まだ、いわゆるこのスーパー堤防事業に対する御理解がいただけてないという状況でございますので、踏み込んだなかなかお話を今できている状況にはございません。 ◆小俣則子 委員 こちらの事業の中でもかなり難しいなというふうに思います。これは意見なんですけれども、先日いただいた資料の中で、私も改めて先行買収したところも含めて、A地区は緑地事業ということで認可されたと、そこを抜かしたとしても、合計で全部合わせて78億3,000万円、そのA地区を抜かしたとしても46億1,000万円がもう既に先行買収されて、私も実際にここの地域の人にニュースが配られて、土地を売ってください、建物も補償します、そして税金の優遇措置もありますということで、本当に不動産屋さんのようだったということも聞いているわけで、非常に無理な事業を進めているなということを実感しているところです。  今、お寺さんのお話もありましたように、やはり地元の意向をどのように酌んで、本当にスーパー堤防が、18班地区と同じなんですけれども、本当にここに必要なのかどうかという点ではかなり疑問があります。この陳情について、85号については、そのまま公園として残してほしいということは当然の要望だなということを理解して、終わります。 ○八武崎一郎 委員長 他にございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八武崎一郎 委員長 他にないようでしたら、本日は継続としたいと思いますが、よろしゅうございましょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○八武崎一郎 委員長 それでは、そのようにいたします。  なお、第85号陳情については、次回の委員会で意見開陳後に結論を出しますので、よろしくお願いいたします。
     次に、第6号、西小岩通り道路拡幅計画をJR小岩駅周辺地区まちづくり基本構想から外すことを求める陳情についてと、第40号、JR小岩駅南口7丁目区画整理事業と再開発事業の中止を求める陳情について、御審査願います。 ◆新村井玖子 委員 前回、地区計画のことについて伺ったんですが、そのときに、地区計画は面的なものだから西小岩通りというのも当然含まれるということだったんですが、現在、西小岩通り、住民の方たちの学習会なんかも今はほとんど開かれていないということで、割と進捗がなされていないんですが、これ地区計画ということになると、ある程度西小岩通りに関してもいろいろと制約みたいなことが出てくるんじゃないかと思いますが、その辺についてちょっと教えてください。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 前回、地区計画の件で、北口を全体含めて、その西小岩通り含めたエリアということでお話をさせていただきましたけれども、このエリアについては、基本的な方針を定めていくということで、整備計画とまではまだいかないというふうに考えておりますけれども、将来的にこの通りをどういうふうに、商店街の活性化をしていこうかというようなことについて、活性化の方針を定めていくというようなところで、具体的に制限のかかるようなところについては、もう少し地域の方々とお話をしていかないとできないというふうに考えてございます。  勉強会につきましては、今、協議会のほうの幹事会にもこちらの代表の方も御出席いただいてございますので、これからいろいろとそういう方々とお話をさせていただきながら、今後のお話を進めていきたいというふうに考えてございます。 ◆新村井玖子 委員 今、具体的制限というふうにおっしゃったんですけど、考えられることとしては、西小岩通りに関しては、どういうことがありますか。もし、今の時点で何か具体的に考えられることがあるんであれば、そこを教えてください。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 まだ具体的に、その地区計画の先ほど言いました具体的な整備計画については、今回の地区計画の中ではまだまだ踏み込んでいけないというふうに考えてございますので、制限を具体的に今の時点でどうこうするというところまでは考えてございません。ただ、今、これから地域の方々といろいろお話しする中で、将来的にこういう整備計画をつくりましょうというようなことになれば、そういうものについて、いろいろと具体の話として行っていきたいというふうに考えてございます。  例えば建物の形であるとか色であるとか、そういうものとか、いろいろ商店街としてふさわしいものはこういうものにしましょうというようなことについて、具体の整備計画、地域の方で合意ができれば、そういうものについては考えていくことあるかと思いますけども、今時点では具体の規制になるようなものについてはないということでございます。 ◆新村井玖子 委員 街づくりに関して、私たちが外からやいのやいのということは言えないと私は思っていますので、ぜひここは、具体的に整備計画ということになった時点で、西小岩通りの商店街の方たちの意向が十分に反映されるようにということで、区には努力をお願いします。 ○八武崎一郎 委員長 他にございますか。 ◆小俣則子 委員 ニュースと、それから前回の委員会ですか、7月末からローラー作戦を改めて行っていくということで、課長からお聞きしたんですが、それがどの程度進められて、どんな意見があるのかということと、それからローラー作戦をするに当たって、お配りした地域の方への中に専門家もここには同席しますというふうに書いてあるんですが、専門家の方、面談にコンサルタントが同席しますということで、具体的にどんなお話をされるのか、その辺どうでしょうか。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 まだ七丁目地区のローラー作戦といいますか、個別面談のお話だというふうに思います。今、まだちょっと継続中なところもございます。ちょっとお盆休みが入りますけれども、また、この8月、この明け方にまたやりますけれども、7月いっぱいぐらい、かなり進んできておりまして、今回の7月分だけで、権利者の方々で43名の方たちに7月の末時点までにお越しをいただいたというところでございまして、このときにお見えにならなかった方については、またお声がけをして進めていきたいということでございます。  ちなみに、これまで3月にも行ったりしてございますので、全体で言いますと、もう180名を超える方々と、ローラー作戦と言いますか、個別の面談を終わらせていただいてございまして、いろいろな御意見いただいてます。  第2点目のコンサルタントの役割でございますけれども、ここについては、地域の方々と区画整理と市街地再開発事業を一体的に進めましょうということでございますので、具体的に区画整理の中での他地区の事例であるとか、考え方であるとか、こういうものについて質問があったようなときには専門家としての立場からお答えをいただくというようなことで、主の面談は、区の職員と地域の方が行っているということでございます。 ◆小俣則子 委員 それから前回の委員会で、37万区民が毎日利用する云々というのはちょっとオーバーではないかというお話をさせていただいたんですけれども、そのときに3キロ圏内、それから5キロ圏内という形で、そこで十分競合する施設がないから、十分大型ショッピングセンターとしてはやっていけるのではないかみたいな、十分可能性があるというお話をしたと思うんです。  そこのところだけとらえて申しわけないと思うんだけれども、やはりフラワーロードや昭和通りなどの個店が、結局ビルを何棟も建てて大型ショッピングセンターをつくるということは、そういう商店街が本当に疲弊してしまうのではないかという懸念があるんですが、その辺はどうなんでしょうか。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 今回のJR小岩駅周辺の街づくりの大きな目的は、周辺商店街も含めて、小岩全体が活性化していくということでございますので、一つのショッピングセンターですべてを賄うというようなことではなくて、周辺の商店街と核となるような商業施設とがうまく街の中で自由に歩きながら、楽しめるような街をつくっていこうということでございます。そのためには、今、商店街の方々等も協議会の中に御参加をいただいて、どうやったらいろいろなことができるかと、それから、どういう街づくりを進めていくとうまく人の流れができるかというようなことについてもいろいろ御議論いただいてございますので、今後も、今すぐに商業施設がこういう形でできるということではございませんけれども、今後の商業施設のつくり方、考え方についても地域の商店街の方々等も含めて、どうしたら、今申しましたような形に進んでいけるかというようなことで、ウィン-ウィンの関係になるということを目標にしてやっているということでございます。 ◆小俣則子 委員 いろいろなお話を伺っても、小岩の商店が活性化する、商店が元気になるということは望ましい、望むところなんだけれども、この計画でどうなのかということはすごく危惧するところです。  それとあわせまして、前にいただいた資料で、調査業務委託一覧と契約金額、それから委託先ということでいただいた資料で、平成19年から23年度までに全部でかなりの、もう2億円以上のお金がそういう開発コンサルタントの方たちに支払われているということで、ある意味ではびっくりしたんですけれども、実際に24年度どのような業務委託をして、どういうところに委託して、いわゆる契約をしている金額がどの程度かということ、24年度の資料をいただきたいと思うんですが、どうでしょうか。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 細かな資料、今持ち合わせてございません。次回に提出したいというふうに思います。 ◆小俣則子 委員 それ、お願いします。それとあと、8月号の南小岩六丁目準備組合ニュースが昨日いただきまして、この設立総会の開催概要がありました。ここの中に、準備組合の中に準会員ということが書いてあるんですが、準会員というのはどういう人のことを言うのかということと、このところに来賓の方が4人参加していたということが書いてある。来賓ってどういう方が、こういう総会にはお見えになるのかなと、ちょっと参考までに教えていただきたいと思います。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 詳細につきましては、後ほどの報告のほうでさせていただきたいと思いますけれども、質問のところだけについてお話をさせていただきます。  準会員と会員というふうに分かれてありますけれども、準備組合の会員というのは権利をお持ちの方です。ですから登記されている方という、基本的には登記されている。それから準会員は、将来的にその土地だとか建物を管理されるというような方で、今からいろいろと話を聞いておきたいというような方については、その正会員の方から推薦をいただいて、例えば御子息であるとか、一緒に話を聞こうというような方については準会員というような形でお話をさせていただいているというところでございます。  それ以外のことにつきましては、今ちょっと、報告のほうでダブると思いますので、そこまでにさせていただきたいと思います。 ○八武崎一郎 委員長 他にございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八武崎一郎 委員長 他にないようでしたら、第6号、第40号は、本日は継続としたいと思いますが、よろしゅうございますか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○八武崎一郎 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、第42号、平井七丁目北公園前遊技場建築計画の撤回に関する陳情及び第43号、平井七丁目北公園前遊技場建築計画の撤回に関する陳情について、一括審査を願うわけでございますけれども、今までいろいろ正副で動いてきた経過がございまして、そしてまた、執行部がいろいろと御努力いただいた経過がございまして、その報告を住宅課長からいただいて、今日は継続にしていきたいと思っておりますので、よろしくどうぞお願いいたします。 ◎田島弘明 住宅課長 平井七丁目北公園前遊技場建築計画ですが、工事協定の締結に向けまして、これまで何度も協議をしてまいりました。このたび協定書の内容について合意がされました。ただ、協定書の締結に当たっては、署名・捺印の関係がありまして、その事務を本日8月10日に行いまして、正式に締結予定となっております。なお、今後遊技業者の日の丸が運営方針を作成いたしまして、地域の区民の皆様の意見を聞き、10月末を目途に決定したいということを聞いております。 ○八武崎一郎 委員長 ただいまの御報告でよろしゅうございますか。            〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○八武崎一郎 委員長 それでは、本日は継続としたいと思いますが。 ◆渡部正明 委員 これ、2件出ているんですけども、内部資料として、地元との協定内容について都市開発からいただきました。ただ、その現場、ある程度知っているんですけども、どんな建物が建つのかという、平面図、立面図、それから、その周辺との位置図関係が正直いって全然わからないまま、その辺ちょっと資料としてあれば、どういう関係かどうか。 ◎室井邦昭 都市計画課長 このイトックスの今お話あった資料、周辺図ですとか、それから建物の概要なんですけれども、昨年の11月の委員会のときに資料提出をさせていただいているところでございますが、改めてお出ししたほうがよければ。 ◆渡部正明 委員 当然年度も変わっているし、それから、この用途地域に関して、それから建てる法令上の問題、私はある意味ではやむを得ないだろうと思っています。ただ、問題は、そのできた後の人の流れですとか、どういう人が集まるのか、時間帯がどういう住居環境の中で変わっていくのか、この辺の部分については、個人の財産で、その活用は自由であるけども、やはり従来の一定の街の環境ですとか、そういったものと余りにもかけ離れたような状況が引き起こされていかないように、ある程度一定の協定というものは十分と、そのソフトも含めたそういったものに行政は多少バックアップしていかないと、ハード、それから法制上のクリアしていることに対しては異論はありません。今のそういう法律だから。だけど、その後の運用の問題、住居環境、住んでいる人たちはそこにずっといるわけですから、そういったことを考えた協定のあり方というのは事業者と住民との間で、行政は極力バックアップしていく、それも住民の側に立ってバックアップしていくような方針をぜひお願いしたい。その辺どういうふうに考えているかは次回でいいですから教えてください。 ○八武崎一郎 委員長 では、次回に昨年11月に配った資料を提出、前の委員さんにはあれですけれども、新委員さんにはひとつお願いいたします。 ◆小俣則子 委員 今、渡部委員の御意見をお聞きしたんですが、私もそう思います。行政がやっぱり住民の環境というか、生活していく環境を守る上での具体的な支援というか、方針というか、やっぱり持っていただきたいというふうに思います。  前回のときに委員長、副委員長でこの陳情取り下げのことについてのお話を伺ったんですけれども、陳情者と直接お話しする機会があったんですね、私自身が。6,000人以上の署名の重みということでは、やはり簡単には取り下げられないし、事業者、また建て主、今度営業するパチンコ店の方ともなかなかお会いする機会がないし、駐車場については狭い道路から入るので、駐車場そのものをセットバックしてほしいといっても、例えば今5階建ての駐車場の計画だけど、6階になってもいいから、駐車場のところを下げてほしいといっても、全然それについてはまともな回答が得られないということで、非常に住民の方たちが交通の問題や環境の問題で心配しているということがありましたので、私たち議会としては、まずは住民の皆さんの暮らしを重点に判断していかなくちゃいけないなと思っているところです。 ○八武崎一郎 委員長 本日のところは継続としたいと思いますが、よろしゅうございますか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○八武崎一郎 委員長 それでは、そのようにいたします。 ◆新村井玖子 委員 今のことに関して、資料請求に関してです。  私たちが前年度いただいたものというのは、例えば10月31日時点協議中資料なんていうものもあるわけですけれども、最新の資料に関しても前回と全く同じなものであれば、もちろん必要ないですけれども、もし変更点があるのであれば、それは私たちもいただきたいと思います。 ○八武崎一郎 委員長 わかりました。よろしくどうぞ、お願いいたします。  次に、第71号、「(仮称)ベルドゥムール北小岩新築工事」建設に関する陳情について、これも協定調印が間近だということでございますので、その辺を住宅課長から御説明を願います。 ◎田島弘明 住宅課長 (仮称)ベルドゥムール北小岩新築工事ですが、こちらも協議を重ねてまいりまして、このたび合意に至りました。また、署名・捺印の作業が現在お盆期間中のためということで、8月20日以降に行われるというように聞いております。 ○八武崎一郎 委員長 というようなことでございますので、本日は継続としたいと思いますが、よろしゅうございますか。 ◆小俣則子 委員 以前、この陳情に関する資料でいただきました小岩四東地区の地区計画、高さ制限などがあったんですけども、こういう地区計画、平成19年度に作成されたんですけども、具体的には、前にお聞きしたかもしれないんですが、どうしたら、そういう住民の皆さんがそういう地区計画をつくってほしいと要望して、高さ制限を含めて、こういうふうな策定まで至るのかということについて教えていただきたいんですが。 ◎室井邦昭 都市計画課長 小岩四東地区の場合は、やはり近隣のマンション紛争等が一つのきっかけとなって、地域の皆さん方の話し合いがあって、こういう高さ制限になったというようなことでございます。 ◆小俣則子 委員 そういうマンション建設でいろいろな地域の住民の皆さんのいろいろな運動と言いますか、そういう建設にかかわる問題が起きてから、今後どうしていこうかということで、自主的にその地区計画をつくりたいということであれば、どういう地域でも、例えば地区計画をつくりたいということを区に言えばつくれるんでしょうか。 ◎室井邦昭 都市計画課長 そういうことで、地域の方々がぜひにということがあれば、当然区のほうも話し合いといいますか、技術的なアドバイス等をさせていただくということもございますが、当然それは街づくり、都市計画としての理屈といいますか、そういうことが必ず必要になってまいりますので、必ずしも皆さんが要望される高さがどこでもできるということにはなりませんけれども、ただ、そこの地域の課題があるという前提の上で、そこはお話し合いをして、それは地域の方々と決めていくというふうな形になると思います。 ○八武崎一郎 委員長 他にございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八武崎一郎 委員長 それでは、本日は継続としたいと思いますが、よろしゅうございますか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○八武崎一郎 委員長 それでは、そのようにいたします。  次に、所管事務調査については継続としたいと思いますが、よろしゅうございますか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○八武崎一郎 委員長 次に、執行部報告がございます。よろしくお願いいたします。 ◆新村井玖子 委員 一つだけお願いがあります。今飛ばされた、今回継続としますと言っていた、財団法人えどがわに関する陳情、5本出ている陳情なんですが、これ余りにも専門的で、本当に私はちょっと建設委員会として、これに関して執行部から説明を聞くとか、そういう専門的な話を聞く時間をぜひどこかでつくっていただきたいというお願いをちょっと、委員長、副委員長で考えていただけないかと思います。要望です。 ○八武崎一郎 委員長 わかりました。聞きとどめます。  執行部報告、都市開発部からお願いいたします。 ◎関根藤夫 まちづくり推進課長 不燃化特区先行実施及び「特定整備路線候補区間の選定について御報告いたします。  東京都は、昨年度東日本大震災の発生がありましたので、それを踏まえまして、都内にあります、いわゆる老朽木造密集地域について、木密地域不燃化10年プロジェクトを立ち上げてございます。これは東京都が防災都市づくり推進計画で指定している整備地域を対象にしまして、不燃化特区制度の創設をするとか、都市計画道路、未施行の都市計画道路について特定整備路線の指定をして、その整備を進めて燃え広がらない、燃えない街を目指すというものでございます。  まず、不燃化特区制度でございますけれども、こちらについては、各区が重点的、集中的に改善を図る地区を各区が東京都に提案を行うというものでございます。それを受けまして、都が地区指定をしたり、整備プログラムを認定して、期間、地域を限定して特別の支援を行っていくというものでございます。  これは平成25年度から実施する予定でございまして、これにつきまして、その制度をより有効に機能するものに構築するということから、現在、先行実施地区を東京都が募集をいたしました。これについて11区から12地区が応募いたしまして、江戸川区は南小岩七・八丁目周辺地区を提案をしたところでございます。こちらにつきましては、今月の下旬ごろに東京都が先行実施地区の選定をして、それを発表するという手はずになってございます。今後特別の支援を中心とした制度構築もあわせて行っていくということになります。  次が「特定整備路線」でございます。これ、いわゆる災害時に延焼した団体等の大きな整備効果が見込まれる新設の道路を特定整備路線候補区間として選定をして、平成32年度までの完成を目指すというものでございまして、先般、東京都が23区間、延長23キロについて発表いたしました。江戸川区内につきましては、平井にございます補助144号線、延長約500メートルについて選定されたところでございます。この特定整備路線につきましては、今後は都市計画道路としてまだ完成はしていませんけれども、一定の幅員化は確保されているいわゆる概成区間についても、その整備効果を検証の上、再度候補区間として選定をしていくということでございます。また、特定整備路線につきましては、関係権利者のいわゆる生活再建のための特別の支援をほかの新たな制度を都が構築をしていくということでございます。  これを踏まえた今後の対応でございますけれども、江戸川区内にあります木密地域について、こちらの都の不燃化特区制度を最大限活用した街づくりを強力に進めていきたいと思っています。一つは、南小岩七・八丁目周辺地区は、駅周辺では再開発や区画整理事業等により基盤整備、その他地区は、密集事業による街づくりに加えまして、この不燃化特区導入により、より安全な街づくりを積極的に進めていきたいと思っています。また、平井の補助144号線周辺地区でございますけれども、これは都の道路整備にあわせた面的な街づくりを具体的に検討していきたいと考えています。  裏面をごらんください。上半分が南小岩七・八丁目周辺地区の区域図をお示ししてございます。下半分が平井の補助144号線の周辺の現況図を示してございまして、今回の特定整備路線候補区間は、こちらのちょっと赤い太線でお示ししてございますけれども、補助120号線から旧中川の堤防のところまでというところが候補区間でございます。この補助144号線周辺地区は道路が狭いとか、木造住宅が密集しているとかいうことで課題もございますので、この都市計画道路の整備にあわせた面的な街づくりを地区住民の方と話し合いをこれから行って街づくりを進めていきたいというふうに考えてございます。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 お手元に南小岩六丁目地区の準備組合ニュースということで、創刊号というもの配付してございますので、それをごらんいただきたいと思います。  JR小岩駅周辺地区のところでございますけれども、その一部、南小岩六丁目地区につきまして、市街地再開発準備組合という形で、今後の市街地再開発事業に向けての準備組合が設立いたしましたので、御報告をいたします。  この準備組合ニュースに書かれているとおりでございまして、去る7月28日にこの地区の方々で設立総会を行いまして、準備組合が発足したということでございます。  会員数につきましては、今参加されている方53名、準会員が5名という形で、権利者の大体7割ぐらいの方が御参加いただいてます。会員というのは、先ほど申しましたように、権利をお持ちの方すべてでございますけれども、下の設立総会概要のところに議決権というふうに書かせていただいているところでございますけども、この議決権は共有者の場合は一人の方を代表として選んでいただいて、その方が議決権を行使するというような形になってございます。  そういう形でいいますと、組数というふうに申しますけれども、権利者の議決権を持つような形での権利者の総数は60権利者です。六丁目地区。そのうち今回後参加いただいた組数が43組ということになります。また今回の総会の出席者でございますけれども、議決権数43のうち出席24、委任状提出18ということで、42ということでございまして、各議案について、下のところに書かせていただいております、規約等各議案について満場一致で確認をされたというところでございます。  先ほどございました来賓につきましては、地元のフラワーロード商店街の役員の方であるとか、地元の町会の役員の方が御来賓として来ていただいたということでございます。  裏面のほうをごらんいただきたいと思いますけれども、役員でございますけれども、都築理事長以下理事7名、幹事2名ということで、総勢10名の体制でスタートをしたということでございまして、今後、視察会、勉強会、それから御参加いただいてない方もいらっしゃいますけれども、そういう方々も含めた周知活動等々行いながら、今後の市街地再開発事業のパートナーとしての事業協力者の選定も進めていくということでございます。 ○八武崎一郎 委員長 次に、土木部にお願いいたしますが、危機管理室より報告がございますので、よろしくお願いいたします。2件ほど。 ◎淺川賢次 危機管理室長 危機管理室からお知らせを2件、簡単にさせていただきます。  一つは、全国瞬時警報システムということで、J-ALERTというシステムと連携をとっていますけども、これを使って防災無線の試験放送をやることにいたしました。9月12日10時からということで、内容はここに書いてあるとおりで、ちょっと説明は省略しますが、行います。御承知をいただきまして、驚かないようにしていただきたいというふうに思います。ということで、町会、自治会等についても回覧板等でお知らせを事前にしてまいりますので、よろしく御承知をください。  次に、2点目です。  9月1日、防災の日になりますけれども、警視庁の防災訓練が行われます。環七からの内側への交通規制、流入規制を訓練として行うということで、江戸川区内は、この図に書いてあるとおり6カ所の交差点で行われます。  それから、訓練内容の二つ目に、緊急自動車専用道路等の確保訓練というのが行われます。これは裏面に少し太い線で書いてある道路がありますけれども、この道路に限って訓練を行っていこうということであります。江戸川区内はとりあえずありませんので、区内への影響は、この環七の流入規制だけということで、9月1日あります、土曜日ですけれど、これも御承知いただきたいと思います。 ○八武崎一郎 委員長 次に、総務部副参事、何かございますか。 ◎長谷川和男 総務部副参事 ございません。 ○八武崎一郎 委員長 それでは、ただいまの報告について御質問ございますか。 ◆小俣則子 委員 1点だけです。  都市開発部の不燃化特区先行実施及びのこの選定についてなんですけども、不燃化特区制度の申請、南小岩七丁目・八丁目周辺地区を提案したということなんですが、小岩駅街づくりの事業と、こういうのを提案するということは、どういうふうな関係になるんでしょうか。 ◎関根藤夫 まちづくり推進課長 今回の不燃化特区は、いわゆる木造密集地域について、より安全な街にしていこうという考えで強力に進めていくということでございまして、例えば南小岩七・八丁目地区については、駅周辺は、小岩駅周辺の街づくりということで、これから再開発とか区画整理や都市計画道路基盤整備をしていきますし、南のいわゆる住宅地区については、私どもの密集事業で事業を進めております。  南小岩七・八丁目周辺地区地区全体として、一つはより安全な街に、より燃え広がらない、燃えないような街に変えていくという大きなコンセプトがございますので、それらを一体的に、街として一体的に整備、整備といいますか、そういうことをしていくんだということで提案をしたところでございます。 ◆小俣則子 委員 財政的に何か支援というか、特にこういうので、もし該当になったらあるのかなっていう意味で、そういう意味でお聞きしたかったんです。 ◎関根藤夫 まちづくり推進課長 いわゆる特別の支援を東京都が行うということでございますけれども、これについては、先ほどの先行実施地区の発表した後、東京では、具体的にはどういう支援が可能なのか検討していくということになりますので、今直ちに、例えば特区になったら、どういう財政的支援があるかどうかは、ちょっと今わからないという、そういう状況でございます。 ◆渡部正明 委員 1点は、今の執行部報告、それから、あともう一つはその他のところでまた聞きたい。京成の立体交差のことであります。  まず、今、執行部報告の中では、全国瞬時警報システムの自動放送しますということで、9月12日でわかりました。これは従前から放送の機器の整備、かなり江戸川区は見直しをしてきて、増設ですとか、改修はしていると思います。しかし、せっかくのこういう機会ですから、ちょうどどういう聞こえ方をしたのか、屋外・屋内を含めて、これ、お願いできるとしたら、お年寄り、年配の方になるんだと思うんで、連合町会など通じて、9月12日のこの体制にあわせて調査を各放送棟のエリア50、100、150とか、そういった形で、屋外・屋内を含めて、調査の委託を一度してみて、整備の確認をしたらどうでしょうか。  これ、ぜひ1点提案ですけども、日時がもうあと1カ月ぐらいしかないので、通達ですとか、お願いの仕方というのは非常に難しいかと思うけども、でも大事なことだから、町会エリアとしては協力がある程度できるのかなというふうに感じています。一度ちょっと御検討をお願いをしたいと思います。 ○八武崎一郎 委員長 他に執行部報告について御質問ございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八武崎一郎 委員長 以上で、執行部報告を終わります。  次に、その他について何かございますか。 ◆渡部正明 委員 先ほどの小岩の開発含めて出てくるわけですけども、先ほどちょっと片山委員ともお話ししたんですが、中小の商店街、既存の商店街が非常に街づくりとともに活性化してくれればいいんだけれども、どんどん衰退していく、これは国レベル含めた大型店の規制緩和の問題ですとか、さまざまな要因があると思います。
     その中で、京成小岩の立体について、実際にあそこの事業そのものは、恐らく6割、7割が国含めた公費で立体交差の推進をしているわけで、ところが鉄道事業者というのは勝手なもので、増えたところの床面積の下については、かなり地元自治体ですとか、行政との調整よりも自分たちで提案をしてきて、これでいいかというような感じの使い方をしています。これは東武もそうでしたし、何年か前にいた西武鉄道のそうでしたし、特に小岩のJRの駅が上に上がる、新小岩の駅も上に上がるときにいろいろな問題があったんですけども、この駅中、品川ですとか東京駅のような完全にコンコースの中の駅中と違うと。要するに高架下を使うJR、鉄道事業者の一番おいしいところを貸店舗で一定の資本レベルのところは入ってこられるけれども、その回りはすべてそういったことによって疲弊してしまう。  こういったことをどこかでクリアしていかないと、今度の従前のPoPoのような、要するにPoPoだけははやってる、小岩も。イトーヨーカドーはだめになっているけど、区役所通りはもっとだめになる。昭和通りもフラワー通りもやっぱり追いかけのような状況が起きてくる。だから商業施設が大型店ができることがいいように感じる部分と、やはり人の動線ですとか、そういったもので中小の既存の商店街の振興策に本当になるんだろうかということも含めた街づくりをしていかないと、小岩でもちょっと私は気をつけていただきたい。  特にイトーヨーカドーの移転ですとか、どういう計画になるかわかりませんけども、ぜひ既存の中小の商店との共存が図れるような街づくりをお願いしたい。もちろん動線ですとか災害ですとか、不燃化ですとか、そういったものに対しての道路整備は含めたものについては、私はこれ、意見を言うものでありませんけども、ぜひお願いをしたい。特にこれから今進めていく京成については、鉄道事業者から示されるまで、私たち何もわからない。地元の意向や地元の思いや、駐輪場含めたバスヤード、タクシーヤード、そういったものも含めた街づくりが全然江戸川区の側でも提案ができない、京成が嫌な顔をする。  ですから、そういったことのないように、今どういう現況になっているのか、それからどういう方針で交渉に臨んで、パブリックな部分を求めて、具体的に絵図でわかるような形で求め方を私たちに示してほしい。その点できるかどうか、ひとつお願いしたいですが。 ○八武崎一郎 委員長 要望ね。 ◆渡部正明 委員 要望じゃなくて、できるのかどうか、ちょっと次回までにそういったものがどういう状況になっているかの報告を求めたいんです。  さっき言った9月12日の件もやるのかやらないのかも含めて、考え方、ちょっとあわせて教えて。要望だけで、いつも聞きっぱなし、突然やらないといって、自分たちで、執行部提案で、ぽこっとお断りなしでやるから、その辺だけ、議会との関係をちゃんとしてほしいんで、お願いします。 ◎淺川賢次 土木部長 防災無線の聞こえ方の検査は、毎年、実は実行していますので、それはおっしゃる趣旨については実行していきたいと思いますが、この12日にあわせてはできるかどうかは、ちょっとよく検討させていただきたいというふうに思います。 ◎舟山光雄 市街地開発課長 京成連立、街づくりとの関係でございますけれども、今、京成も含めて定期的に会議を持ちながら、今、委員さんがおっしゃられたとおり、街づくりも、それから広場のつくり方もあわせて今いろいろ検討してございます。  まだ、具体の鉄道の高架の形だとか、こういうものがまだ東京都のほうから示されてないという状況もございますけれども、いろいろ地域の方にもお示ししている案もございますので、そこの程度のものであれば、次回には提出できるというふうに考えてございます。 ◆渡部正明 委員 さっき言った防災無線の点検はしているというのは聞いているんだけども、実際にどういうところで、どういう人たちに、どの時点でお願いをしてきたのか、僕、正直言って、もう町会ずっと30年も40年もやってるけども、町会にはそういう依頼はないし、うちの町内で、だれが聞いて、だれがどういう報告をしたのかなと、何号棟、何丁目何番の何号棟はどこにどういう形でお願いして、そのデータが出てきたということについては、私たちは、やったやったということを聞くけども、地元としては余り感じないね。この辺、だから、ちゃんとどこでどういう形でやったかということに対しては、やっぱりきちんと、年次ごとであっても見えるようにしてほしい。  それから、今、地元に提示しているという舟山課長のお話がありました。私たち議会は、決まってからいつも絵図を見せられるので、どんなものだろう。そういう地元に、行政がこういうふうにしたらいいですねとか、地元の皆さんどうですかねというものは、私たちがそれをよしあし、最終で決めるものではありませんけども、建設委員会として全然形が決まって、合意ができるまで知らないというあり方は、ちょっとやっぱり非常に、私たちも聞かれることが多いので、途中の経過でもどういう状況なのか、どういう絵図を提示したのか、どういう話があったのかということについては、もうちょっと具体的に定期的にやっぱり報告が欲しいんだけども、それもできるかどうか。 ◎新村義彦 都市開発部長 京成小岩の関係は、連立の検討とあわせて、地域に街づくりの公募の委員の方による街づくり協議会というのを続けてきていて、ちょうど去年の今ごろだったと思うんですが、一定の概念図みたいなものができて、昨年の建設委員会においても定期的に御報告はしておったんですが、改めて次回、その辺のことも含めてお配りをして、御報告をさせていただければと思います。よろしくお願いします。 ○八武崎一郎 委員長 他にございますか。 ◆小俣則子 委員 1点だけなんですが、8月4日、花火で、江戸川河川敷で本当に楽しませていただいたんですけれども、住民の方からの要望で、江戸川河川敷が放射線が高いということで、去年から何度か測定して、その対応を区や東京都などにも公園も含めていろいろ要望してきたんですが、国交省の管轄なので、江戸川河川敷。ホームページに区が測定したのが川に沿ってずっと載って、面的には、平均すると大丈夫ですということになってはいるんですけども、若干、A、B、C、DとなっているところのDのところが高いところがあるんですね。  緊急車両道路の河川敷境界のところなんですが、具体的にはそこで平均、いわゆる0.24とか0.27とか、もうかなり高いところが、1メートルでですよ。あるので、そのことについては、国交省のほうにその対応みたいなの求められるのかどうか、その辺確認なんですが。 ◎淺川賢次 危機管理室長 危機管理室からお答えをしたいと思いますけれども、放射線の環境基準については、文科省と、それから環境省と両方で基準を出しています。それで環境省のほうは、今お話のように、面的な指標の中で、ちょっと数字がはっきりしなくて恐縮ですが、たしか0.23だったかなと思っているんですけれども、その平均値を超えないようにということがあって、それは部分的には、今おっしゃるように、緊急輸送道路の通路のわきのところで線的に出てくるということはあるんですね。  ということなんですけれども、そのことをもって面的に汚染しているというか、高いというふうにはとらえきれないと、とらえなくていい状況であるというふうに思っていますので、面的な何か対応する必要はないだろうというふうに今のところ考えています。  それからホットスポット的にということは、文部科学省が示しているわけですけど、それも周辺に比べて1マイクロシーベルト、それ以上高いというところについては何らかの除染作業しなければということがあるわけですけども、それの状況にもないというふうに評価をしています。そういうふうに実態把握してますので、現時点で、区から国土交通省河川管理者のほうに何とかしてくれということについてという考え方は持っていません。ただし、河川管理者との連携は今後ともよく図っていきたいということで、お互いにどんな状況であるかとか、そういうことの交換はやっていますけれども、現時点で何か対策してくれということにはならないのではないか。  あとちょっと申し添えますと、その接触をどの程度接触するかとかいうことによって対応策、区は変えていますので、河川側の通常の利用、グラウンド利用でありますとか、この間の花火大会の利用でありますとか、そういう通常利用の状況では全く健康被害ということについては、全くということはないんですけど、基準以内にいますので、特段の対応はしなくてもいいだろうという判断をさせていただいてます。できるだけ、はかったことについては数字結果については、区民の皆さんにお知らせをすべきだということは考えていますので、ホームページを使って、これははかった場所についてお知らせをしていくということで、先般、江戸川についてはさせていただいています。 ◆小俣則子 委員 国交省と連携をとりながら、具体的な対策までは至っていないということで、ちょっとその辺について、やはりかなり多くの方が江戸川河川敷を利用するんです。だから、そういう点では、ぜひ健康上、あそこずっと、あそこの縁石のところというか、境界のところが高いんですね。だから、やっぱりそこのところの対策、ぜひ要望していただきたいというのを要望します。 ○八武崎一郎 委員長 他にございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八武崎一郎 委員長 それでは、今後の委員会ですが、9月11日(火)、午前9時30分と、10月19日(金)、これは本会議中でございますが、午前10時の開会を予定しております。  以上でよろしゅうございますか。            〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○八武崎一郎 委員長 それでは、以上で建設委員会を閉会いたします。御協力ありがとうございました。                      (午前11時41分 閉会)...