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令和 5年 1月17日産業環境委員会−01月17日-01号
令和 5年 1月17日区民委員会−01月17日-01号

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  1. 足立区議会 2023-01-17
    令和 5年 1月17日区民委員会−01月17日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 5年 1月17日区民委員会−01月17日-01号令和 5年 1月17日区民委員会       午前9時57分開会 ○佐々木まさひこ 委員長  それでは、定刻前ではありますが、皆さんおそろいですので、ただいまより区民委員会を開会いたします。 ○佐々木まさひこ 委員長  最初に、記録署名員2名を私から指名いたします。  かねだ委員、浅子委員、よろしくお願いいたします。 ○佐々木まさひこ 委員長  次に、議案の審査に移ります。  (1)第111号議案、(2)第112号議案、以上2議案を一括議題といたします。  前回は継続審査であります。  それでは、執行機関の説明を求めます。 ◎生涯学習支援室長 それでは、委員会議案説明資料1ページをお開きいただきたいと思います。  まず、御説明に入る前に、前回の委員会にて私の方で明確な答弁ができず、説明が不足していたことをおわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした。  それでは、第111号議案説明資料でございます。前回御提案させていただいた説明資料等の変更点について御説明させていただきたいと思います。  3ページの(5)財務状況調査の結果でございます。こちら前回は、代表団体、構成団体2社あったところを、1社、Aということで記載をされていたものを、それぞれ会社別に記載させていただきました。2社とも、結果でございますが、A、非常に良好であるというような結果でございます。
     続きまして、下の方でございます。(7)候補者の職員平均勤続年数及び平均給与でございます。こちらも2社それぞれ掲載するとともに、前回御指摘のございました前回の指定管理のときにお示しした内容を比較できるようにということで、平成29年度の内容も記載させていただいております。  次のページでございます。  イ、平均給与(月額)でございます。こちらも2社それぞれ記載させていただくとともに、平成29年の平均給与についても記載をさせていただきました。  その表の下の米印なんですが、御説明させてください。株式会社協栄の平成29年平均給与欄につきましては、当時、議会にお示した給与欄は基本給のみでございます。そのため、令和4年と比較いたしますとかなり金額が上がっているように見えますが、これは基本給と諸手当を含んだ給与、この違いでございます。  次の米印です。東京都最低賃金につきましては1,072円、足立区公契約条例における令和4年度労働報酬下限額については1,094円になってございます。表にお示しされています時間給でございますが、こちらについては、足立区とか東京都外の労働者も含めた金額になってございますが、ギャラクシティに勤めている職員については、それぞれが基準を超えているということを確認しております。  続きまして、第112号議案説明資料でございますが、こちらも同様に、同じく2社ごと平成29年の比較ということを付け加えさせていただきました。 ○佐々木まさひこ 委員長  それでは、質疑に入ります。  何か質疑はございますか。 ◆へんみ圭二 委員  今回こうして継続になった後に説明資料をつくり直していただいて、前回の委員会で私からヤオキン商事株式会社株式会社協栄、2つの雇用の実態というのが見えてこないというお話をしたところですけれども、こうして出していただいて、ここら辺がよく見えてきたのでよかったと感じます。特に、平成29年のときに株式会社協栄の、例えば短時間労働者の部分が時給が最低に近いけれども、雇用状態は大丈夫なんですかという議論もあったというところがありましたから、私としては、やはりその部分がしっかりと今回クリアできているかどうか、チェックができないと、ややもすると、官製ワーキングプアという状態になってしまうんではないかという危惧がありましたので、そういう指摘もさせていただいたわけですけれども、改めてお聞きしたいのは、5年前のときの議案と前回出されたときの議案で、ここら辺の記載の仕方が変わってしまっていたというのはどのような理由なんでしょうか。 ◎生涯学習支援室長 大変申し訳ございません。今回はプロポーザルによらないということで、会社から御提出いただいた書類が変わっていたということがございまして、本来ならば、プロポーザルだろうが、随意契約だろが、説明でございますので、同じ形ですべきところを私どものチェックが甘く、今回出させていただいたときに2社それぞれで出さなくて、一括で出してしまったというものでございます。大変申し訳ございません。 ◆へんみ圭二 委員  その辺りのチェック不足ということについてなんですけれども、個人的に思うのは、生涯学習支援室長の責任というよりは組織としての問題があったんではないかと感じる部分があります。というのも、生涯学習支援室長が今、地域文化課長を兼務されているということですから、例えばこれは5年に1回の指定管理の選定に当たっては、恐らくこの地域文化課の業務量というのは例年比べても増えるということが分かっていたわけですから、そうであれば、その年に兼務というよりは、ちゃんとそこの担当の課長を置いて、チェック体制をしっかりとしていくということが組織としてあるべき姿だったんではないかと思うんですが、その点について区としてはどのようなお考えでしょうか。 ◎副区長 管理職の配置につきましては、議会から再三御指摘をいただきまして、大変申し訳ございません。なかなか限られた管理職のポストの中で、適正に配置ということで非常に何度もやり取りをした中での手当でございますけれども、へんみ委員の御指摘のとおり、業務量も含めて適正な配置について、来年度に向けてまた努めてまいりたいと考えております。 ◆へんみ圭二 委員  3ページの(5)のところの財務状況調査の結果の米印なんですけれども、共同事業体の場合は、代表団体の調査結果で判断すると記載されていまして、これは例えば、今回はヤオキン商事株式会社の調査結果だけで判断をするから、株式会社協栄の調査結果というのは本来であれば記載しなくてもいいという形になっているということでしょうか。 ◎生涯学習支援室長 まず、総務部で出していますガイドラインの中で、共同事業体の場合は代表団体の調査結果で財務状況を判断するというようなルールになってございます。これは代表団体が他の構成団体に何かあった場合でも、その保証というんですか、全て責任を取るというような書類を取った上でということになります。ただ、議案説明書に記載をするかどうかというのは、やはりこれは私ども両団体がどういう状況にあるかというのは記載させていただいて、御説明するということを考えてございます。 ◆へんみ圭二 委員  その辺りについても、事業者全体とするということで、その基本的な考え方の中では、勤務年数などについては、事業全体とするとなっていますから、しっかりと、共同団体であっても、それぞれの会社の状況というのが議会にも見えるような形で進めていただきたいと思います。これは関連をする話ですし、今回報告の中で、指定管理者の区内企業の事業者の方々にヒアリングを行ったということもあるんですけれども、議案の審査で区長もいらっしゃいますし、是非お話をさせていただきたいんですが、指定管理の指定というのは、今回の議案については、たまたま特別な事例で2年ですけれども、大体指定管理の指定というのは5年ですから、5年というと、区長も私たち議員も、例えば次の任期が終わってもその話は出てこなくて、次の次の任期になってしまうということを考えると、この部分についてはしっかりと取組を進めていかないと、次の4年でまた同じようなことを繰り返して、5年後には同じような話になってしまうという状況になるんだろうと感じます。私は今16年目ですけれども、これまでの間、同じような提案をしても、やっぱり5年後には変わらずという状況が続いてきていますから、抜本的な変革をしていくべきではないかと感じるんですが、区内事業者の方々に伺って、区内企業が3社入っているから、ほかの区よりは足立区はまだ進んでいるんだという話もあったということなんですが、区としては今のその状態でいいとお感じになっているんでしょうか。 ◎生涯学習支援室長 文化生涯学習施設につきましては、3社の会社から参入されておりますが、やはり全体のかなりのセンターを請け負っているということでございます。できる限り区内事業者が競争して、その中で切磋琢磨して高いサービスを区民の方に提供する、このようなことを目指していきたいと考えております。 ◆へんみ圭二 委員  高いサービスを維持していくためにも、競争性をしっかりと持って指定管理の選定をしていくということが必要だと思いますし、今回こうして事業者ヒアリングを行っていただいたということですけれども、ここで終わらせるのではなくて、これをスタートとして本当に5年後には足立区の指定管理者の選定というのはよくなったということが見える形にしていくために抜本的に改革をしていくべきだと感じるんですが、区としてはどのようにお考えですか。 ◎副区長 この件につきましては、へんみ委員から大分前から宿題としていただいているということを改めて私も認識しました。  今回ヒアリングをさせていただいて、それぞれ区内で成功事例として事業を立ち上げている皆さんは、JCなり、区内の事業体の若いグループの中で様々こういう取組を始めたということですので、区内のそういう産業団体に、今の足立区の指定管理等について、これから御説明に伺いたいと思っております。更に一歩広げて区内の事業者が更に育成できるようにということで努めてまいりたいと考えております。 ◆へんみ圭二 委員  5年後といいますと、本当に議会の状況はどうなっているか分かりません。私自身も次の任期もここにいてお話をするかどうかということは分からない立場ですし、ただ、区長はその可能性というのも大いにあるんだと思いますが、職員の皆さんは5年後必ずいらっしゃるという方が多いわけですから、やはりその改革に向けて職員の皆さんが一丸となって取り組んでいただいて、5年後、僕はいるかどうか本当に分かりませんが、もしそのときには、本当にあのときに皆さんがしっかり取り組んでいただいて変わったということが見えるように進めていただきたいと思います。  最後になんですけれども、指定管理の選定で指定管理者が替わることがあります。替わったときにしっかりと引継ぎができていなくて、地域の皆さん、区民の皆さんに迷惑を掛けてしまっているという事例が聞こえてきます。そうしたことは恐らく職員の皆さんも耳に入っていると思いますから、引継ぎもしっかりと行って区民の皆さんに影響が出ないような、しっかりとした引継ぎができるようにということをこれからやっていくべきだと感じるんですが、皆さんの認識をお伺いして終わりにしたいと思います。 ◎生涯学習支援室長 指定管理者の入れ替わりが生じた場合については、引継ぎをかなり長い時間から掛けて行います。ただ、区民の皆様は別に業者が替わったからといってサービスが低下するということがあってはいけないと思いますので、しっかりと引継ぎをさせていただきたいと思います。 ○佐々木まさひこ 委員長  他に質疑はございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○佐々木まさひこ 委員長  質疑なしと認めます。  次に、各会派からの意見を求めます。 ◆かねだ正 委員  可決でお願いします。 ◆吉田こうじ 委員  可決でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  私たちは指定管理に関しても、前回も反対討論をさせていただいたように、ものによって、やはりやっていいものと悪いものとあって、皆さんで考えていただくという点では、改めて今まで指定管理を進めてきたものが、本当にそのまま進めていいのかということも含めて検討していただきたいと思っています。  今回は残念ながら指定管理が一応5年となっているにもかかわらず、ちょうど区切りのよいところじゃなくて、2年という形になってしまったということで、これはやはり以前から計画を持って取り組んでいけば、5年の期間というのが分かっていたわけで、その区切りできちっと改修をやるとか、やはりそういう時期を検討していくということも必要なんではないかと思っています。そういうことで、今回いろいろな、ごちゃごちゃというか、ことも起きてしまったような、今のお話だとそういうこともあるのかなと思いました。  今回初めてですけれども、前回の平均給与、労働者の、比較すぐできるようになっているということで、私たちはいつも資料を頂くと、前回5年前はどうだったんだろうと、自分で調べて、議員はみんなそうだと思いますけれども、前回とこう違うんだというのを自分で調べるしかないんですけれども、こうやって比較をきちっと資料として出していただくと、本当にこちらも審議がしやすいということで、できればこれからこういう資料の在り方、報告の在り方というのもお願いしたいと幾つか思います。ということも含めまして、今回の意見はありますけれども、2つの議案は賛成ということでお願いしたいと思います。 ◆へんみ圭二 委員  よりよい指定管理者制度にしていただきたいという思いで、前回12月の区民委員会ときには厳しい指摘もさせていただきましたが、これを契機にして本当に指定管理者制度はよくなったと感じられるように取組を進めていただきたいと思います。賛成です。 ○佐々木まさひこ 委員長  これより採決をいたします。  本案は原案のとおり可決すべきものとすることに御異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○佐々木まさひこ 委員長  御異議ないと認め、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以下の審査に直接担当でない執行機関の退席を認めます。       [執行機関一部退席] ○佐々木まさひこ 委員長  次に、陳情の審査に移ります。  (1)3受理番号10を単独議題といたします。  前回は凍結・継続であります。  本件については、引き続き凍結・継続といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○佐々木まさひこ 委員長  御異議ないと認め、凍結・継続と決定いたしました。  次に、(2)4受理番号3を単独議題といたします。  前回は継続審査であります。  執行機関、何か変化はありますか。 ◎多様性社会推進課長 特に変化はございません。 ○佐々木まさひこ 委員長  それでは、質疑に入ります。何か質疑はございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○佐々木まさひこ 委員長  質疑なしと認めます。  各会派の意見をお願いします。 ◆かねだ正 委員  継続でお願いします。 ◆吉田こうじ 委員  継続でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  継続です。 ◆へんみ圭二 委員  継続です。 ○佐々木まさひこ 委員長  これより採決をいたします。  本陳情は継続審査とすることに御異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○佐々木まさひこ 委員長  御異議なしと認め、継続審査と決定をいたしました。  以下の審査に直接担当でない執行機関の退席を認めます。       [執行機関一部退席] ○佐々木まさひこ 委員長  次に、所管事務の調査を議題といたします。  (1)文化・読書・スポーツ活動の推進に関する調査についてを単独議題といたします。  何か質疑等はありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○佐々木まさひこ 委員長  質疑なしと認めます。 ○佐々木まさひこ 委員長  次に、報告事項を議題といたします。  (1)から(6)、以上6件を区民部長から、(7)から(9)、以上3件を地域のちから推進部長から、(10)から(13)、以上4件を生涯学習支援室長から、(14)から(15)、以上2件を絆づくり担当部長から報告をお願いいたします。 ◎区民部長 区民部区民委員会報告資料2ページ、3ページをお開きください。  件名、4公金の電子マネーでの納付の拡充についてでございます。  令和4年4月からPayPayの納付を開始したところでございます。PayPayの利用実績としては、1の四角の中にございますが、導入約7か月間で約1万9,000件、4億2,000万円の納付がございました。これを更に拡充していくという形で、今度令和5年4月から追加する電子マネーとして、d払い、au PAY、LINE Pay、J−CoinPayを導入する予定でございます。ちなみに、なぜこの4つなのかといいますと、うちが収納代行事業者としてNTTデータを入れていますので、そのNTTデータが取り扱っている全ての電子マネーを導入するという形でございます。  費用でございますが、基本料金は特に変化ございません。追加料金なく、新たに4つの電子マネーを追加できます。件数当たり、1件当たり68.2円、PayPayと同額の手数料でございます。  目標としましては、今年度の約2倍の利用を目指していきたいという目標を掲げてございます。  今後は、区民の方々に新たに4つの電子マネーが使えるようになりましたという形で、広報、周知を広げていきたいという考えでございます。  続けて、資料4ページを御覧ください。  件名、戸籍住民課窓口キャッシュレス決済の拡充についてでございます。  令和2年11月から、交通系ICカード、Suica、PASMOを進めてきましたが、令和5年2月1日から区民事務所と同様な形でのキャッシュレス決済を始めようという形でございます。追加するキャッシュレス決済種類については、2番のところにございますnanaco、WAON、クレジットカード、それからPayPay、au PAY、d払いなどでございます。  現在のところ、キャッシュレス決済の利用実績は1の四角の枠の中にございますが、戸籍住民課窓口区民事務所住民票窓口等で7%から8%の利用でございます。今後、その決済のあれを大体12%程度まで上げられればという形での見込みを立てているところでございます。  続きまして、5ページを御覧ください。  戸籍住民課窓口等業務委託評価委員会の評価結果についてございます。  開催日時、出席委員等は記載のとおりでございます。  評価の結果でございますけれども、幾つかの項目で前回と比べて減点になっているところがございます。  詳しいところは6ページをお開きください。  評価項目として、これまでは偽装請負防止の観点から評価を行ったところでございましたが、今年度は労働条件や執務環境に対する項目での視点を含めて評価を試みたところなんですが、事前にその点についての資料の提出を求めていなかったこともあり、判別できないので、今回については低い点数となったという形でございます。  今後は、その点、特に労働条件、執務環境について、次回のときも評価に出ますので、次回については、評価項目や配点の見直しを行っていきたいというところでございます。  続きまして、7ページでございます。  マイナポイント対象となるマイナンバーカード申請期限等の再延長についてでございます。ポイント付与の対象となるマイナンバーカードの申請期限が9月末から12月末に延長されました。そのため、うちの方で出張キャラバンとともに区内共通商品券を配るという事業を始めようと思っていたんですが、マイナサポートの終了が延びましたので、それについては、商品券の交付を中止させていただくという形でございます。ただし、出張キャラバンは継続させていただきますので、今後も区内の自治会・町会等々を回ってマイナンバーカードの申請に努めていきたいという形でございます。  続きまして、8ページ、9ページをお開きください。  国民健康保険業務等委託評価委員会の評価結果についてございます。こちらについて、開催日時、出席委員等は記載のとおりでございます。  評価結果についてでございますが、やはり前回と比べて減点になった項目がございます。
     9ページをお開きください。  先ほどと同じで、前回は偽装請負防止の観点から評価を行っていたんですが、やはり労働条件や執務環境に対する視点を含めたという形で、それについてが資料の提出を求めていなかったために、細かい審査ができなかったので、総合的に判定不能として昨年度より低い点数になったという形でございます。  これにつきましては、先ほどと同じように、次回に向けて評点項目や配点の見直しを行っていくという形でございます。  続きまして、10ページをお開きください。  国民健康保険高額介護合算療養費の過大支給に関する委託事業者との合意についてでございます。令和4年7月に、国民健康保険の委託業者の事務誤りによって発生した国民健康保険高額介護合算療養費の過大支給について、事業者と以下のとおり、合意したので報告するものでございます。  事務の誤りとしまして、国民健康保険の高額では、受診した自己負担額のうち、医療費の助成を受けている分を控除して計算を行うんですが、それに対して、医療費助成分を自己負担したものと誤認して計算したために支給額が過大となったもので、その過大な分を回収する、返還していただくという形になったものでございます。過大支給額につきましては、現年分、過年分とも2番の四角の枠の中でございます。過年分22件を令和4年12月20日に返還請求をさせていただきました。  書面の発送から2か月を経過した日、2月20日以降、区は過大支給分から回収した金額の差額を解決金として委託事業者に請求をするという形で合意をしたものでございます。この合意に係る専決処分につきましては、第1回定例会において改めて報告をさせていただく予定でございます。 ◎地域のちから推進部長 それでは、区民委員会報告資料、地域のちから推進部版を御覧いただければと存じます。  まず、2ページでございます。  令和4年度公衆喫煙所整備内容の変更についてでございます。今年度、見沼代親水公園駅と江北駅を予定しておりましたが、その整備内容の変更と整備時期の変更をしたいという内容でございます。  まず、見沼代親水公園駅ですが、パーティション型を予定しておりまして、令和4年10月着工、令和5年1月利用開始という予定をしておりましたが、コンテナ型に変更させていただきたいと考えております。こちらにつきましては、令和5年秋頃着工、令和6年春頃利用開始ということで考えております。  設置場所につきましては、案内図のとおりですけれども、まだこの絵の中のどこになるかについては現在関係各社と調整中でございます。  3ページを御覧いただければと存じます。  江北駅についてでございます。こちらにつきましても、パーティション型からコンテナ型、設置時期等については、見沼代親水公園駅と同様でございます。案内図で整備予定場所をお示ししておりますけれども、できればこの辺りに付けたいということで現在検討を進めております。  問題点、今後の方針ですけれども、この変更に伴いまして、令和4年度の予算案につきましては、減額を計上させていただいて、令和5年度当初予算に改めて計上させていただくということで考えてございます。  4ページを御覧いただければと存じます。  子育てサロン千住大橋事業運営業務委託に関するプロポーザルの再実施についてという内容でございます。千住大橋と上沼田、関原、東保木間につきましては、令和5年4月からの事業運営に向けてプロポーザルを実施しておりました。千住大橋の事業所がプロポーザルに参加表明をしていたんですけれども、その後辞退届の提出があったため、再度募集するものであります。  再実施のスケジュールですけれども、4ページの(3)でお示しをしておりますとおり、今月のおしまい、選定委員会、書類審査を実施いたしまして、2月20日頃に選定委員会、プレゼンテーションによる事業者選定を行って、4月1日から委託を開始したいということで、現在2社から参加表明をいただいている状況でございます。  5ページを御覧いただければと思います。  「第8次男女共同参画行動計画骨子案」についてでございます。現在、第7期の期間中でございますが、第8期の骨子案を現在策定中ですので、その御報告でございます。  1番としまして、基本的な考え方として、第7次の行動計画のほか、国や都の内容を加味して新たな視点で検討しております。骨子案の内容でございますが、5ページのところでお示しをしております柱立てを少し変更したいと考えております。柱立て、今まで4つでしたけれども、五つにしまして、5番目に男女共同参画に関する推進体制の整備強化というものを新しく入れるものでございます。  6ページでございます。  第7次行動計画のふり返りでございます。ワーク・ライフ・バランスの認定につきましては、気軽に取り組めるように令和元年から1分野からの申請を認めていることがありましたので、数が増えてきております。6ページの中段でございますけれども、LGBTという言葉の認知度、「聞いたことがある」まで加えますと85.6%ということで数字が上がってきているところでございます。  それから女性相談の関係でございますけれども、7ページの上段にお示しをしておりますが、相談件数が増えてきているという状況になっております。  それから8ページで、第8次行動計画への課題の記載でございます。柱立ての1番のところですけれども、学校を含む幼少期からの性に関する人権課題の啓発ということで、幼少期から学校現場などでの周知啓発が必要であると認識をしております。  それから9ページでございます。  ワーク・ライフ・バランスにつきましては、法改正の内容等もありますので、制度を見直していく必要があるということで認識をしております。  それから10ページでございます。  柱立ての3番、DVの関係ですけれども、相談できなかった人、相談しようと思わなかった人が約50%いるということですので、こちらに対してどのように相談につなげていくかという課題を認識しております。  今後の策定スケジュールを11ページにお示しをしております。2月に男女共同参画推進委員会から区へ答申をいただく予定としておりまして、令和5年4月、計画を完成させていきたいと考えております。 ◎生涯学習支援室長 お手元の報告資料13ページをお開きいただきたいと思います。  指定管理者(区内企業)の事業者ヒアリングについてでございます。今回12月の区民委員会で御指摘を受けまして、区内業者育成に関して、まずは指定管理を受けている事業者2社のヒアリングを行いました。先ほど副区長からも御説明がありましたとおり、これからこれを契機にいろいろな産業団体にヒアリングを掛けていただくと、その第一歩として御報告をさせていただきたいと思います。  3番です。事業者からの主な意見として3点お聞きしております。区内企業の育成についてと、地域等の連携について、新規参入について、この項目についてヒアリングを行いました。  区内企業の育成についてでございますが、現在、地域学習センターでは区内企業3社が入っていて他の区よりも進んでいるんではないかという意見がございました。  また、災害時については、台風19号のときの対応なんですけれども、このときについては緊急対応でセンターを開けたりしましたので、地元企業がそういうときには望ましいのではないかというような御意見がございました。  地域との連携でございますが、今後地域との連携を進める上では、青年会議所、商工会議所、法人会などにアプローチして、指定管理制度の説明をした方がいいだろうというようなお話をいただいています。  新規参入に関してですが、プロポーザルの審査項目に運営実績というところがございます。これについては、全く同じ事業でなくても、同種施設の実績があれば含めていただくと新規参入がしやすいのではないかという御意見と、募集要領の中で新たな取組、これを高い得点を付けていただくと新しい視点で業者が入る可能性を感じてエントリーしてくれるのではないかというような内容でございました。  14ページでございますが、その他として、指定管理の担い手となる企業が少ないので、現在行っているノウハウを提供して区内を盛り上げていきたいというようなお話をいただきました。  最後でございますが、ウですが、指定管理は人材確保、これが非常に今難しいという状況にございますので、こういった人材育成に力を入れていった方がいいだろうというお話をいただいております。今後、区内企業育成に向けて取組を検討してまいります。  次の15ページでございます。  文化遺産調査マンガ本「ビビビ美アダチ」発刊時期の変更でございます。令和4年度に、「ビビビ美アダチ」、SNSで4コマ漫画を投稿してまいりました。これを再編集しまして1冊の本として発行するということで御報告させていただきましたが、今回郷土博物館が特別展をやって、後ほど御報告いたしますが、非常に好評だった結果を受けまして再編集する必要がございますので、その時間をいただくために令和5年度に発刊を遅らせていただくというようなものでございます。  次のページ、16ページでございます。  区制90周年特別展「琳派の花園 あだち」の開催結果についてでございます。3番の主な結果を御覧ください。来館者数が7,117名ということで、平成30年度から始めてきました特別展では、最大の来館者数になりました。  17ページの(3)ウェブコンテンツも今回特別につくらせていただきましたが、こちら動画も含めて2万6,000件を超えるアクセスがあったということでございます。メディアにも、新聞、テレビ、ネット、雑誌ということで取り上げられましたので、今後大規模改修にこれから入りまして、令和7年3月まで休館いたしますが、リニューアル時に向けて、今後広報戦略等に生かしてまいりたいと思います。  続きまして、18ページでございます。  小学生向け電子図書館体験キャンペーンの実施でございます。昨年の令和4年11月から中学生を対象としたキャンペーンを組んでまいりました。今回議会からも御意見をいただきましたので、小学校に広げて、特に小学校4年生から6年生の全児童に関して今回IDと仮パスワードを配布いたしまして体験キャンペーンを開始いたします。体験期間は4月中旬から9月30日までということになります。  なお、19ページの4ですが、体験から登録につなげる仕組みとしまして、この期間中に区立図書館の利用登録をした小学生に対してはタッチペンを配布したいと考えています。これは中学生を含めて先着5,000名ということで始めましたが、そこに組み込むものでございます。  なお、5番には、今まで行ってきました中学生のキャンペーンの実施、結果というのを入れさせていただいております。  今後、体験期間が終了するときに混乱を避けるために、各小学校には、8月に改めて期間終了の周知を行う予定でございます。 ◎絆づくり担当部長 20ページをお開けください。  私からはまず、足立区孤立ゼロプロジェクト推進活動の実施状況について、主なものを御説明いたします。  2の下の表ですが、昨年12月までに「高齢者実態調査」を実施していただいたのは22の町会・自治会、世帯数は1,353世帯です。このほかに2団体が年度末までに実施をする予定となっております。  コロナ禍で、一昨年は実施団体なし、昨年度が11団体の実施でしたので、今後も着実に増やしていけるように丁寧に働き掛けてまいります。  21ページ、4のわがまちの孤立ゼロプロジェクトに取り組んでいただいている町会・自治会等は、昨年末の96団体から9つ増え、105となっております。実施内容につきましては、(2)に記載のとおりです。  続いて、22ページを御覧ください。  足立区における高齢者の孤立死の現状について、令和3年のデータがまとまりましたので、御報告いたします。  (1)ですが、ここ数年増加傾向であった孤立死数は、令和3年は4年ぶりに減少に転じました。今回新たに年ごとに最高気温の出現数等を分析したところ、令和3年は猛暑日が2日と少なかったことも影響していると考えております。  また、(2)ですが、7月、8月の孤立死は1日の最高気温が35度以上、猛暑日になるとリスクが高くなっております。また、夏は最高気温だけでなく、最低気温が27度以上のときもリスクが高い傾向にあることが分かりました。  23ページの(3)では、12月、1月の冬季において、1日の寒暖差が12度以上のときにリスクが高く、(4)では、女性に比べ、男性のリスクが高くなってございます。  詳細は別添資料1で御確認いただければと思いますが、関係所管、関係機関と連携しながら、孤立死のリスクに関する周知等を図ってまいります。 ○佐々木まさひこ 委員長  それでは、何か質疑はございますか。 ◆かねだ正 委員  私からは、幾つか質問させていただきたいんですけれども、まず初めに、令和4年度の公衆喫煙所の整備内容の変更についてです。議会の意見等も踏まえられて、今回2か所パーティション型からコンテナ型に変更したということです。その判断については、今回については妥当なのかなと感じています。場所等々いろいろ考えて。ただ、確認しておきたいんですけれども、パーティション型からコンテナ型に替わることによって、整備費、また、維持費についてはどのように変化しますか。 ◎地域調整課長 まず、整備費用につきましては、パーティション型につきましてはおおむね約600万円ほど掛かります。コンテナ型につきましては、約2,000万円ということで大きな差が出ております。また、維持管理費につきましても、パーティション型は灰皿の清掃等だけなんですが、コンテナ型につきましては、プラズマ脱臭機ですとかエアコン、また、それぞれの保守点検もございまして、また、入り口は夜間閉鎖しておりますので、鍵の開閉等掛かりまして、年間で約800万円ほど維持費用がコンテナ型は掛かってしまいます。 ◆かねだ正 委員  となると、一つの設置場所について、整備費で3倍以上掛かり、また、維持費については、ずっと毎年800万円ぐらい掛かっていくということになる計算になると思うんです。費用としては、決してこれは安いものではないわけです。区民の皆さんの健康のことを考えれば、コンテナ型の方がいいという判断になったときには、これはやむを得ない部分もあるんですけれども、もう一つ考えていかなきゃいけないのは、全部がコンテナ型にしなきゃいけないと考えていってしまうと、費用対効果、これは整備費、維持費は税金ですので、やはりその部分についてパーティション型でいい所については、パーティション型もしっかりと考えていかなきゃいけないと思うんですけれども、その辺についての考えはいかがですか。 ◎地域調整課長 かねだ委員おっしゃるとおり、当然場所にもよって費用対効果を必ず検討いたしまして、費用対効果のある見合ったものを設置していきたいと思っております。  また、今後、維持管理費が今800万円と高いところがございますけれども、そういったところは開閉も自動化するようなことも今考えてございますので、そういったところで費用を抑えながら、よりよい喫煙所を整備していきたいと思っております。 ◆かねだ正 委員  特に維持費については、これは永遠と設置している以上掛かっていくということもありますので、その辺については、パーティション型で十分対応ができる所については、やはりパーティション型、コンテナ型じゃなければいけない所はコンテナ型と、きちっとその辺は状況を踏まえながら考えていっていただけるよう、要望しておきます。  それと、指定管理者事業者ヒアリングについてなんですけれども、先ほどへんみ委員からもこのことについて多少触れられていましたけれども、今回2社だけにヒアリングをしたということなんですけれども、どういった意図でこのヒアリングを行ったんですか。再度教えてもらえますか。 ◎生涯学習支援室長 まず、12月も押し迫っていたこともございまして、まずはできるところから手を付け、ヒアリングを行いたいということで、まず、指定管理を受託している事業者2社にお話を聞いたというところでございます。  今後、先ほど報告事項で御説明いたしましたが、産業団体等にお聞きしながら、幅広く御意見をまとめていきたいと考えてございます。 ◆かねだ正 委員  この2社だけヒアリングしたところで報告ということではなくて、やっぱりきちっとした、もっともっと幅広くヒアリングをした上で報告をしていただきたかったと非常に思うんです。というのは、やはり先ほどちらっと生涯学習支援室長もおっしゃいましたけれども、受注業者に聞いても、果たしてそのヒアリングの回答が結果として非常に意味のあるものなんだろうかと私は非常に疑問に思う部分があるんです。というのは、この中にも事業者の意見として、「足立区は地域学習センターに区内企業が3社入っているが、他自治体でも3社も地元企業が入っているところはない。足立区は進んでいると思う」というような答えになっているわけです。これは、受注業者としてはこうおっしゃるのは、僕は当然だと思うんです。やっぱり自分が受注しているわけですから、もっともっと区内企業を育成してほしいなんていうことを企業がおっしゃるのかなと思うと、疑問かな。それは申し訳ないですけれども、受注企業としては受注したいわけですから、ライバルは少ない方がいい。これは営利企業としては当然のことだと思いますので、その辺についてはどういう感想を持たれているんですか。 ◎生涯学習支援室長 かねだ委員おっしゃるとおり、受注企業、それは他の商売敵の方を増やすようなことはなかなか言いづらいというのは分かっています。  今回2社にお聞きいたしましたけれども、それ以外にも幅広く御意見を聞いて、それをまとめた上で又ちゃんと御報告をさせていただいて、今後どのような形で区内事業者の育成を行っていくかというものを含めたいと思います。 ◆かねだ正 委員  申し訳ないんだけれども、ここでこういう結果を報告されてしまうと、いや、区内事業者は育成しなくても今十分なんだと思っているというように捉えられてしまってもしょうがないと思うんです。そうじゃなくて、十分分かっていると思うけれども、育成はこれ必須だから。事業者にヒアリングをされようが、何をしようが、これは発注者としての責任なので、お受けになる会社が十分だとおっしゃっても、これはやっぱり発注者として競争の土台をつくったり、区内の事業者を育成するということは、事業者の意見と別な話なので、その辺のことは十分踏まえて考えていっていただきたいと思うんですけれども、その辺についてはいかがですか。 ◎生涯学習支援室長 今かねだ委員の御指摘を受けまして、区内事業者育成につきましては、公正公平の観点からしっかりとやっていきたいと考えております。 ◆かねだ正 委員  ヒアリングすることは全く無駄じゃないと思います。指定管理という仕事について区内事業者がどう思っているのかと聞くことは無駄なことではないけれども、それをこれからの指定管理者としての区内企業育成ということについては、全く別の次元の話だということだは、十分踏まえていただいてヒアリングを続けていただくのだったら続けていただければと、これは要望しておきます。  以上です。 ○佐々木まさひこ 委員長  他に質疑ありますか。 ◆吉田こうじ 委員  区民部の報告で、戸籍住民課の窓口の業務委託の評価委員会の評価結果、それから国民健康保険の業務委託の評価委員会の評価結果という御報告をいただいているんですけれども、中身の御説明いただいている文章の中で、私の理解が及ばないのかどうか分からないんですけれども、6番の(2)「今年度は、労働条件や執務環境等に対する視点も含め、昨年度よりも広い観点での評価を試みたところ、事前に資料の提出を求めていなかったこともあり、詳細を確認できない部分があった」と両方書いてあったんですけれども、これはもともとそういう方向性で評価しようという方向性でいらっしゃったにもかかわらず、なぜその資料提出を求めていなかったのかというのが単純な疑問で起きましたけれども、この辺もう一度御説明いただけるとありがたいと思いますが。 ◎国民健康保険課長 この労働関係法の遵守の部分でございますけれども、御説明申し上げますとおり、これまで偽装請負の部分に絞って評価をいただいておりました。当然資料についてもその部分のみを事前に求めていったところです。  今回、審査会の委員会の中で、労働条件といっているのだから、偽装請負だけじゃなくて、それ以外の部分、労働環境、執務環境の部分も強化していくべきだというようなお話が委員会の中で出ました。ですので、事前にその部分については資料を求めておりませんでしたので、委員会としても、評価は今回はできないというところで、その部分は判断不能という形になって若干評価が落ちたという状況でございます。 ◆吉田こうじ 委員  ということは、開かれた委員会の中でそういうふうに評価してみようかというお話が出たけれども、事前にそういうのが分かっていればもちろん提出は求めたけれども、それが今回はかなわなかったということでよろしいでしょうか、はい。  その後の御報告で、合算療養費の誤支給について、これは前に7月に報道提供資料で議会の方にはいただいていたんですけれども、そもそもこれに関しては、例えばこの評価委員会の評価には含まれる内容とは違う内容なんでしょうか。 ◎国民健康保険課長 あくまでも評価委員会ですと、昨年度の事業実績について評価を、令和3年度のものについて評価をいただくような形になってございますので、今回、御報告申し上げた過大支給については、令和4年度の案件でございますので、今回の評価の中には含まれていないというところでございます。 ◆吉田こうじ 委員  この誤支給について関しましては、責任の所在というのは、やはりこの業務委託をされている事業者の方と区の方と、もちろん区の方にも両方責任はあるとは思うんですけれども、それでもってこの合意に基づいて解決金ということにはなったんですが、この合意書以外に、例えばペナルティー的なことであるとか、何かそういうようなことというのは行われたのかどうかお聞きしたい。 ◎国民健康保険課長 本件につきましては、この合意書が全てでございますので、これ以外のところで事業者に対して何らかペナルティーを科すとかということは特段ございません。 ◆吉田こうじ 委員  ということは、来年度の評価委員会の評価にこれは大きく影響してくるという考え方でよろしいでしょうか。 ◎国民健康保険課長 そういった形になってくるかと思います。 ◆吉田こうじ 委員  ただ、これがこういうふうに行われたというのは、システム上というか、仕組み上というか、チェックの構造上の問題点というんですか、単純にそういう部分もあるのかと思うんですけれども、これ区の方としては、事業者の方には例えばそういうダブルチェックを徹底してくださいとか、そういうことというのは出てくると思うんですけれども、それを再度区の方でチェックしていくということも方向性としては考えていらっしゃるのかどうか、お伺いしたいんですが。 ◎国民健康保険課長 当然、システム的にチェック体制が甘かった部分があろうかと思いますので、そこは事業者の方にも当然求めていくところでございます。ただ、当然区側にも一定程度もちろん責任がございますので、定期的に事業者と区で打合せといいますか、意見交換の場を設けてございますので、こういった事務が進んでいる中では、きちんと処理がされているかどうかの確認を、そういったところでもしっかりとしていきたいと考えております。 ◆吉田こうじ 委員  やはり複数年度にわたって少しずつ出てきたということは、何か仕組み上の問題もあったのかと思いますので、その辺は細かく見ていただいて、事業者だけの問題ではないんじゃないかなと私も思いますので、よろしくお願いいたします。  あと、もう1点、地域のちから推進部の報告資料で、第8次男女共同参画行動計画の骨子案ということで御報告をいただいていて、第8次の計画で柱立ての最後に、男女共同参画に関する推進体制の整備強化というのが新規で入ったというのは、私はこれすごくすばらしいんじゃないか、もちろん計画を進めていく中で常にこう見直しをして、更に計画に基づいた政策を充実させていくというのは当たり前のこととして普通は捉えられるんですけれども、わざわざこれを柱に入れてやっていっているというのは、この男女共同参画というのが、多分今一番日進月歩でいろいろな考え方が加わってきて、いろいろな多様性という部分に関しても、日に日にいろいろな御意見が出てくる話なのかとも思うんですけれども、5つ目にこの柱立てを付けていった意味というのはどの辺にあるのか教えていただきたいです。 ◎多様性社会推進課長 5つ目の柱につきましては、やはり人々の意識の改革がなかなか進まないような社会の状況もありますし、また、中から計画の進捗状況などを客観的に判断していくということをきちんと計画に書き込んでいくことが必要だろうということで、こちら新たに追加したものです。 ◆吉田こうじ 委員  年々、一つの計画が1年たって、2年たって、時代と合わなくなる可能性がある中で、やはりこういうのが柱立てに入ってくるという私はすごくすばらしいことじゃないかと思います。やはりこちらに報告にありましたとおり、すごくアンコンシャスバイアスというのは非常に解消の難しい話で、私自身も常に自分に問い掛けている部分ではあるんですけれども、この辺については、是非具体的な事例や具体的ないろいろな皆さんのデータ的な話ではなくて、どういう部分をどうすれば、例えば男性の意識が変えていけるのかとか、その辺については細かくいろいろな専門家の知識を参考にしながら進めていただきたいと思いますけれども、このバイアスについてのお考えがあったら教えていただきたいです。 ◎多様性社会推進課長 なかなか、アンコンシャスバイアスについてはまだまだ浸透していない部分がありますので、国が令和3年から意識の調査をしておりまして、その結果は区民の方に周知しながら意識を変えていくようなきっかけづくりをしていけたらと考えております。 ◆浅子けい子 委員  私も3点だけお聞きします。  一つは足立区孤立ゼロプロジェクトの報告なんですけれども、3年続いているコロナの中で、令和4年度高齢者実態調査実施状況が22団体で行われたりとか、あと、「わがまちの孤立ゼロプロジェクト」、いろいろな実施団体が、105団体が実施して、令和4年4月以降も9団体で新規実施をしたということで、本当に頑張っていると思うんですけれども、やはりいろいろなところに工夫をしたり、コロナの中でいろいろな努力があったかと思うんですが、とりわけこういう点を皆さん努力されてきたというような点はありますか。 ◎絆づくり担当部長 一番大きく違うのは、今年度は緊急事態宣言とか、外出するなとか、そういったことがなかったので、丁寧に説明して感染防止用のマスクとか預金のタオルとか配りながら、そういった説明をしながらやっていったということと、あと、町会・自治会の中でも孤立死が出て意識が高まったところもあったりとか、そういったことが影響しているとは思っております。 ◆浅子けい子 委員  私の知り合いもあんしん協力員というのにお願いされてなったんだよと言っていたんですけれども、あんしん協力員の令和4年4月以降つながった方というところで見てみてみますと、11世帯で孤立の恐れのある世帯とかありますけれども、やはりもうちょっとあんしん協力員は地域の身近な方々で、私の知っている方も団地ですけれども随分役員をやっていて、顔見知りの方が多いんです。もっともっと本当はいろいろできたんじゃないかと思って、この数が少ないのかと私は数字で言ってしまいますけれども、あんしん協力員の果たしている役割というんですか、今どんな状況なんでしょうか。 ◎地域調整課長 今こちら、浅子委員がおっしゃったところのあんしん協力員の訪問というところの件数が少ないという件ですけれども、こちらは地域社会につなげる一つの手法として協力員が見守りを訪問するというものなんですけれども、基本的には、あんしん協力員については、その前の気付きの発見のところをやっていただくのが一番いい方、あくまでもボランティアですので、孤立の恐れのある方の家庭を1軒1軒訪問するというのは、どうしてもなかなか難しいところがありますので、協力いただけるところだけはお願いをしておりますけれども、基本的には介護保険サービスですとか、地域包括のサービス、そういったものにつなぐ、そういったところをメインとしていますので、どうしても数は少なくなってはいます。ただ、協力員については、日頃の見守り活動ですとか、そういったものを重点的にやっていただいておりますので、大変我々としても助かっているところでございます。
    浅子けい子 委員  そうですよね。本当に地域の方々がよく知っているので、やはり引き籠もっている方もこの人ならという気持ちが打ち解けるという方が多いんだと思います。  友愛会という老人会を御存じだと思いますけれども、足立区の、その方々と時々お話をしたりするんですけれども、あそこでもこの間コロナの中で私たちも会員に毎日のように電話して、やっぱり孤立をなくそうとやっているんだよと。でも、なかなかみんなに知られていなくて残念だというお話があるんです。そしてこういう孤立ゼロプロジェクトなんかの報告なんかがあると、私たちも本当はこれをやっているんだよと言うんです。確かに、友愛会、老人会というのは、昔から組織があって、地域の方々、とりわけ年齢的には同じような同世代が集まって楽しんだり、交流したりする団体としてずっと昔からつくられてきたわけです。そこがあまり活用されていないのかという、活用という言い方はないけれども、そこの方々のやはり存在というか、きちっとやっぱり位置付けてやっていくといいのかなと友愛会にいる私の知り合いなんかも言っているんですが、友愛会に関してはどのように捉えているでしょうか。 ◎地域調整課長 友愛会としても活動いただいておりますけれども、それがあんしん協力機関として登録いただいて、その中で我々も支援しながら活動していただいている団体もございますので、もしそういったところで単独でやっているところが情報があれば、我々からお話をさせていただいて、協力機関への登録ですとか、あとは日頃の活動情報を聞きながら、それを周辺の包括等に情報提供して共有することはできますので、一緒に連携して活動できればと思っております。 ◆浅子けい子 委員  是非、その人は友愛会の全体の役員もやっている方なので、こちらからもそういうお話もしていただいて、つながりをもっと付けていっていただけたらいいなと。せっかくある団体がそういう形で役割はしているのに、頑張っているのにきちっとした認知がされないというのは残念な話だと思うんです。  次に、足立区における高齢者の孤立死の現状ですか、これデータ分析の結果も出まして、非常に参考になる資料だと思いました。一番このデータ分析の最後の方に今後の取組と、あと、4番には集積結果、分析結果というのが出ていて、やっぱり夏の件数は気温が最高気温が35度を上回ると死亡者の件数が2.8倍になるとか、あと、冬は最高気温と最低気温の温度差が12度を超えると1.5倍になるということが改めてこういう数字で明らかになって、この間エアコン設置の購入補助というのがつくられましたけれども、やはりこれは高齢者のやっぱり夏の命を守るという点では非常に大きな役割を果たしてきているんじゃないかなと思いました。  今後の取組に関してなんですけれども、やはり私もイで言っている区民への周知、高齢者というよりも、やはり区民全体にこういう状況ですというのをせっかくこういうデータがあるんですから、例えばここで絆のあんしんネットワーク連絡会などの場でということじゃなくて、広報でもしっかり知らせていく、みんなで自分たちの周りの高齢者をしっかり見ていこうという、やっぱりそういう周知をしていくことが非常に重要だと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎地域調整課長 我々も周知が大事だと思っております。今年度はウィズコロナといいますか、多少コロナの関係もございまして、なかなか周知する機会が持てなかったところもございますので、来年度以降、そういった周知の場でも周知をしていくと。また、今お話のありました広報ですとか、ホームページ、SNS等の発信も若い方へもそれが浸透するように我々も知恵を出して取り組んでいきたいと考えてございます。 ◆浅子けい子 委員  是非広報は結構やっぱり読まれているんです、皆さんに。回覧や何かはあんまり見てないとか、この間会長に聞いたら言っているんです。掲示板もあんまり見てないんだよという話があるので、やはり広報は区のいろいろな情報が入っているということで、皆さん見るようなので、是非広報には必ず載せていただきたいと思います。  それから、あと、どのような政策があるかというと、ここには今いらっしゃらないと思うんですけれども、エアコン購入費補助金、これ設置されましたけれども、今は高齢者のみ世帯と、高齢者と障がい者の世帯、そして1台でも使えるエアコンがない世帯となっているんです。ここが限界があるんじゃないかと思います。  昔、荒川区を私たちも例を使ったんですけれども、荒川区も一定数普及すると、やはりそんなにどんどん毎回エアコンを購入するということはないんです。だから一時期はやっぱり普及するために一定の財源は掛かるということは同じかと思いますけれども、これ今そういう限定がされているんですけれども、是非この限定を、例えば私の知り合いの高齢者は、1階と2階1部屋ずつ、2階が寝室なので寝室にはエアコンが入ってない。日常的に昼間いる1階にはエアコンがある。いざ寝ようと思うと、暑い中で寝なきゃならない。とりわけ寝ている間に熱中症になるということがいわれているんです。それは前から何とかその対象にしてほしいという話をしたんですけれども、やっぱりそういう拡大とか、あと、1台しか購入できないというのも切ない話で、そこの2階と1階一部屋ずつだったら、もう1台あれば熱中症は防げるということで、やはりその状況に合わせて本当に命を守るという観点の購入補助金に改善する必要があると思うのと、浴室暖房なんですけれども、住宅改良助成にあるんですけれども、介護保険外サービス、高齢者の、ここにはないんです。やっぱりこれも介護保険外サービスにあれば高齢者が使えるものになるんじゃないかと、そういうものを是非すぐにでも改善できるので、改善をしてほしいと思いますが、ここにはその関係の方はいないんですよね。いませんね。副区長はいかがでしょうか、こういう意見に関しては。 ◎副区長 今、様々制度の見直しをという御要望をいただきましたので、私どもも制度をつくったらそのままでいいとは思っておりませんので、状況に合わせて適宜制度の見直しについては考えてまいりたいと思っております。 ◆浅子けい子 委員  よろしくお願いします。  最後は公衆喫煙所のことについてなんですけれども、これは9月に陳情が出されて、11月の議会で不採択になってしまって、でも江北駅や見沼代親水公園駅の人たちの願いのパーティションからコンテナに替わったと。だからそういう点では実現できてうれしい反面、残念というような住民の方にとってはそんな思いでいるわけですけれども、実際6月に初めてここに報告があったんです。そのときにはスペースがどうしても取れないからコンテナ型ができないんだというお話が6月から9月までずっと一貫して言ってたんです。工夫はできるだろうという話もしたつもりではいますけれども、それが突如11月になると、他の区の状況なども事例を見たらできることが分かったということでコンテナ型になったわけで、コンテナ型になったことは本当に私はよかったと思うんですけれども、でもなぜ9月までそういうことでできない、できないと言っていたものが、突如11月でほかのところを調べたらできますとなったのかと。今まで何でそれまでは調べていなかったんですかと、改めて聞きたいと思っているんですが、いかがですか。 ◎地域調整課長 喫煙所の整備につきましては、足立区はかなり先進的な区に入りまして、喫煙所の設置というのはなかなかまだ普及してない段階から取り組んでいました。今現在置いているコンテナ型につきましては、どうしても段差ができてしまってスロープが必要ということで、広いスペースが必要ということで考えておりましたが、近隣区、徐々に普及し始めた中で、実際にコンテナだけを置いて、そのスロープはほんの少しの段差で済むようなタイプも今出てきておりますので、そういったのを見まして、足立区としてもこれならできるんじゃないかということをいま一度今年度入ってから又研究をしたところ、そういったものを活用できるだろうというところで、そういったものを足立区でも導入したいと考えておりまして、そういったものであれば置けるんではないかということでコンテナ型の導入についても考え方をシフトしてきたというところでございます。 ◆浅子けい子 委員  そういうお話ですけれども、港区や中央区の自治体を見たというお話がこの区民委員会で報告されたので、私も見てみました。そうしましたら、ちょうどここに江北駅や見沼代親水公園駅がパーティション型として報告されて、完成時期が1月という報告だったと思うんですけれども、同じような時期に港区でやはり公園にスロープのないコンテナ型を設置するという話があって、これが12月に完成しているんです。同時期に計画があってコンテナで進めたのと、パーティション型でどうしてもやるんだと9月まで言っていたところと、何でこんな違いが出ちゃうのかと思うんです。同じ時期に調査して、どんな会社でどんな形があるのかとか、スロープを付けないでいいものはないのかとか、やはり調べていたら、港区となぜ同じようなものが、コンテナ型が見付けることができなかったのかと、それが非常に納得いかないというか、理解できないんですけれども、そこら辺はどんな調べ方というか、どんなふうにしていたんですか。私はパーティション型と決めて進めてきたんじゃないかと。だから住民の方も納得いかないということで陳情が出されてしまったんじゃないかと。だから初めからもっと検討しますという話で、皆さんのそういう御意見があるなら調べましょうと。パーティション型と決めないで、もうちょっと調べますとなっていれば、陳情ももちろん出すような話はなかったんじゃないかと思っているんですけれども、いかがでしょう。 ◎地域調整課長 我々の調査不足もあったかと思いますので、その辺は反省したいと思います。まだこういった形のもの、実績もやはり確認しながら導入していかないといけないと考えておりますので、そういったところから、我々の方で実績のあるこれまで導入したコンテナ型をイメージしておりましたので、どうしてもそこでのギャップがあったものと思われます。  今後は、他の自治体の実績も確認はさせていただきましたので、広いコンテナ型のタイプはありますので、様々なコンテナタ型のタイプも対象として検討していきたいと思います。  また、かねだ委員からもありましたとおり、やはり費用対効果についても十分検討しなくてはいけないと考えておりますので、適材適所、場所ごとにケース・バイ・ケースで利用状況も踏まえて検討していきたいと考えております。 ◆浅子けい子 委員  費用対効果もあると言うけれども、命より大事なものはないということでしょ。区民の健康や命を守るというのは自治体の基本的な役割なんですから、それにしたら何千万円とかという金額はそんなに大変な金額ではないんじゃないかと私は思っているんです。そういう意味で、やはり区の信頼がなくなってしまうんです。はっきり言うと。パーティションパーティションと言っていて、ほかにないんです。この狭い所にはつくれません、コンテナ型はと言っていたのに、突如ありましたと。やはりそういう住民との関係ですか、もっと信頼関係ができるような対応の仕方を是非していただきたいと思います。私もずっと納得いかなくて、そして当たり前のようにコンテナ型がありましたからと突然言い始めて、本当はもっと早目に住民の立場に立って、まち中に煙とか臭いが出るようなパーティション型は嫌だと。やっぱりそういう思いになれば、一生懸命もっと探して、もっと早く港区みたいに見付けられたんじゃないかと私は思っているんです。だから是非これからも区民に寄り添ってという立場でやっていっていただきたいと思います。 ◎地域のちから推進部長 先ほど御報告の際にも申し上げましたが、実は見沼代親水公園駅についてはコンテナ型でやらせていただきたいという御報告ですが、場所についてはまだ見付からないという状況でございます。そういった意味では、費用対効果だけではなく、場所ですとか様々なものを検討材料としてパーティション型で御提案をさせていただいて、今回議会からの御意見、様々な方の御意見をいただいて、又見直しをして、今回はコンテナ型で御提案をさせていただいているわけですけれども、これまでもいろいろ検討はさせていただいております。  今後についても、費用対効果、場所、区民の方の感情、様々なものを考えて適切な対応をさせていただきたいと思っております。 ◆へんみ圭二 委員  喫煙所の話についてなんですけれども、今、港区の公園ではできていたのにというお話がありました。ただ、あれと思うのは、足立区の公園内に喫煙所をつくるのはおかしいじゃないかという話をされていたじゃないですか。でも、港区の公園ではできていたのにと、それは矛盾する部分があるんじゃないかと今聞いていて感じてしまったんですけれども、そのことについては僕の感想です。  パーティション型とコンテナ型で費用が大分違うということは、僕はやっぱり大きな課題であると思いますし、コンテナ型にする基準というのが区として今何かあるんでしょうか。 ◎地域調整課長 明確な基準というのは特に定めてはいないんですけれども、現地のまず物理的にそのスペースがあるか、ないかと、あとは利用状況ですとか、近隣の受動喫煙の状況、ごみのポイ捨ての状況、そういった様々なデータを勘案してどれぐらいの大きさのものが必要なのか、利用者がどれぐらいいるならこの規模でいいのかとか、あとは周辺の環境で煙があまり害がないようであればパーティション型でもいけるんではないかとか、そういうのを含めてここはコンテナ型じゃなきゃいけないとか、様々な要素を加味して考えてございますので、明確な基準というものは今ないような状況です。 ◆へんみ圭二 委員  やっぱりその地域ごとのケース・バイ・ケースでということになるかもしれないですけれども、何かしらの基準がないと、パーティション型でやると決めても、また反対でそのまま進められないとなったときに、基準がある・なしだと説明の仕方というのも変わってくると思いますから、その基準というのは何か必要ではないかと感じますので、その点についてこれから取り組んでいくべきではないかと思います。  4公金の電子マネーの納付の拡充ですとか、戸籍住民課窓口キャッシュレス決済の拡充という部分については、コロナになるずっと前からそういうことを進めるべきだというお話をしてきましたから、拡充されるということは非常に喜ばしいと感じます。  一つお伺いしたいのは、戸籍住民課窓口キャッシュレス決済で追加するキャッシュレス決済として、nanaco、WAONなどの非交通系電子マネー、クレジットカード、コード決済となっています。これクレジットカードの部分については、やはり住民側の負担というか、決済手数料は住民側の負担というところはそうなってしまうということでよろしいでしょうか。 ◎戸籍住民課長 それぞれのキャッシュレス決済の手段によって、決済手数料については、クレジットカードについては、取扱額の2%は区でお支払いするという形になります。 ◆へんみ圭二 委員  クレジットカードで決済をしても、住民側の手数料負担というのは生じないということでよろしいですか。 ◎戸籍住民課長 そうです。取扱手数料自体は区で全て負担をするという形になります。 ◆へんみ圭二 委員  分かりました。以前の違った部分でのクレジットカードの支払いの部分は、住民側の負担が発生するというお話がありましたから、その部分が気になったのでお聞きしました。  次に、戸籍住民課の窓口業務委託の評価委員会と国民健康保険の評価委員会の評価結果についての部分で、出席委員5人で外部有識者3人と区職員2名という記載になっているんですが、例えば今回の出されている議案の指定管理者選定委員会であれば、委員構成で誰がそこに出席をしているかというのは、どのような職業なのか、どこの大学の教授なのかといったことも全て記載をされている状況であります。ですから透明性を高めるということからしても、こうした部分についてもどのような方が委員として入られているのかというのは公表していくべきではないかと思うんですが、いかがですか。 ◎戸籍住民課長 委員構成につきましては、外部有識者と弁護士、社会保険労務士、民生委員から3名出ていただいておりますが、今回その辺を明記しなかったので、今後その辺も明記について検討していきたいと考えてございます。 ◆へんみ圭二 委員  是非お願いします。  次に、子育てサロン千住大橋の件についてなんですが、再度募集をして今2社で、1社のみの応募で辞退になってしまって、再度募集をして2社になったというのは、何か条件を変えたから2社になっているのかどうかというところなんですが、いかがですか。 ◎住区推進課長 今回再公募に当たりましては、特段大きな条件の変更はしておりません。ただ、周知のところにつきまして、前回は広報、ホームページで周知をしたんですけれども、今回につきましては、再公募というところで、例えば学童保育室を運営している事業者に声掛けをするなど少し丁寧に対応したというところが違っております。 ◆へんみ圭二 委員  だとすると、やはり最初からそういう丁寧な周知というのが必要であったんではないかと感じますし、もう一つあるのは、これは想像の域を出ないですけれども、今現状でやられている事業者が応募するから、そこに参入しようとしてもなかなか無理じゃないかということもあって、応募してくるところが少なくなってしまったのかと感じる部分もあるんですが、その部分、ですから2点、最初から丁寧な周知をなぜしなかったんですかという部分と、新規参入というのが、さっきの指定管理の話と同じですけれども、なかなか新規で仕事を取るというのが難しいのかと見えてしまっている部分もあるんじゃないかと思うんですが、その辺りについてはどのようにお考えですか。 ◎住区推進課長 へんみ委員おっしゃられましたとおり、少し丁寧な周知というところが足りなかったと反省をしております。また、新規参入というところにつきましては、確かにそういった面も今行っている事業者に対して、どこまで新しい事業者が自分たちの魅力をアピールして、そこから事業を勝ち取るというところにつきましては、やはり今行っている事業者よりは、労力といいますか、負担が重いのかとは感じておりまして、そういったところにつきましては、今後どういったことができるかというところはまだお答えはできませんけれど、工夫なりが必要かとは考えております。 ◆へんみ圭二 委員  千住大橋のポンテポルタの中にある子育てサロンは何度か伺って、非常に利用者も多いですし、いい施設だと感じています。だからこそこうした状況というのは悲しいと思いますし、また、新たに決まったところにはしっかりとした、先ほどもこれも指定管理のところで言いましたけれども、引継ぎをちゃんとしていただいて、よりよい施設にできるようにということでやっていただきたいと思いますし、これからまた何年か後かにこうして出てきたときに同じような状況がないようにしていただきたいと思います。  さっき、かねだ委員からも指定管理者事業者ヒアリングであったところで、もう少しお聞きしたいのは、先ほども言いましたけれども、区内企業が3社入っているが、他の自治体でこんなに入っているところはないから足立区は進んでいると思うという話なんですが、ここは実態として他の自治体より進んでいるかどうかというのは、調べたりというのはされていますか。 ◎生涯学習支援室長 近隣区5区について実態というのを調べさせていただきました。葛飾区、荒川区、江戸川区、墨田区、北区でございます。こちらについては、文化・スポーツ・生涯学習の施設がどれぐらい地元業者が入っているかというのを調べました。葛飾区、荒川区、江戸川区については地元業者はなし、墨田区につきましては19施設中3施設ということで3社の地元企業が入っています。北区につきましては、23区施設中3施設ですが、1社が請け負っているというものでございます。ちなみに足立区については、46施設中37施設、3社の地元企業が請け負っているというのが実態でございます。 ◆へんみ圭二 委員  以前に指定管理者について様々な提言をされているという団体がたしかありまして、そこは全国の指定管理者の状況というのも調査した上で様々な提言をされているというところがありました。ですので、近隣区も大事なんですけれども、全国的に様々な自治体で行っている指定管理者制度ですから、先進的な自治体の取組というのを調査して、そういったところのやり方も取り入れていくということを考えていくべきじゃないかと思いますが、全国的な状況の調査はいかがでしょう。 ◎生涯学習支援室長 足立区で全国的に調査というのはなかなか難しいと思いますが、全国の指定管理の協会というのが何個かありますので、そちらに声掛けをして、そのデータであるとか、先進的な事例があれば、そちらの情報を収集したいと考えます。 ◆へんみ圭二 委員  是非しっかり進めていただきたいと思います。  最後に、孤立死のことについてなんですが、いただいたデータをいろいろ見たんですけれども、前年より70人減ったというのはどういった理由なのかというところはどのようにお考えなんでしょうか。 ◎地域調整課長 昨年度よりも70人減っている、これは夏場の8月がかなり減っているのがよく分かりました。実際に別添資料でも検討しまして、別添資料の4ページにお示ししたんですけれども、最高気温別の出現日数、こちらを比較したところ、昨年は35度以上の日が2日しかなかったというデータがありました。こういうところもあって令和3年は少なかったんじゃないかと分析をさせていただきました。 ◆へんみ圭二 委員  個人的には、孤立ゼロプロジェクトを続けてきて、それの効果というのがどれぐらい出ているのかというのがこうした部分で見えてくると、やってきた成果というのがあるのかと見えるので、その辺りのお話をお聞きできればなんて思ったんですけれども、というのも、孤立ゼロプロジェクトの活動の実施状況というのも報告がありまして、町会・自治会の皆さんがいろいろな所を回って調査をしていただいている。その町会・自治会の皆さんから、やれと言われるから一生懸命回るんだけれども、やっていることに対してどんな成果が出ているのか、何の意味があるのかというのがあまり見えてこないというか、役所から分かりやすい説明がないというような話がよく聞こえてきます。ですので、こうして孤立死が70人減ったんですとか、それから具体的な事例として、こういう方がいて町会・自治会の皆さんの見回りで発見されてここにつながったから孤立状態が解消されたというような、何か具体的な事例を分かりやすく説明をしていくことで町会・自治会の皆さんがやっていることに対する意義というのも見えてくると思いますし、もちろん詳しいデータを示すというのも大事なんですが、分かりやすい事例というのをもう少し町会・自治会の皆さんに示していくことが必要ではないかと感じるんですが、いかがでしょうか。 ◎地域調整課長 町会・自治会の実態調査をやっていただいた結果につきましては、必ず結果報告会というものをやらせていただいております。ただ、昨年度以前とかに調査したものですと、まだ結果報告会ができてない、コロナになってしまってできてない所が数件ございましたので、恐らくそういった中に御意見があったのかと思いますので、それは今年度中に全部潰したいと思っていまして、いろいろ声掛けして結果報告会をやらせていただくことを考えております。そういった中でこういった孤立死の状況もデータがまとまりましたので、こういったところも広く周知させていただきたいと思いますので、具体的にこういうもの、皆さんの御協力のおかげで孤立の方が減っているという状況は実績もデータも示しながら報告していきたいと思います。 ◆しぶや竜一 委員  私から、まず、公衆喫煙所のことについて、先ほど依田地域のちから推進部長がおっしゃっていたんですけれども、見沼代親水公園の所に、私も駅の所で気になっていたのか、場所なんですけれども、今検討中というところで、それはやっぱりバスとかタクシーも結構あります。あと、何しろ送迎の車も結構出入りするというところがあるので、そういったところを踏まえてなかなか場所が決まらないのかという理解でよろしいでしょうか。 ◎地域調整課長 見沼代親水公園駅もできれば交通広場内につくりたいと考えていたんですけれども、交通広場内は限られたスペースがなくて、なかなか大きなコンテナ型も置く所がないような状況でした。以前は、パーティション型であれば、形が変わっていても、パーティションをデッドスペースで置けると思っていたんですけれども、なかなかそれも難しく今なっておりまして、今都道上も含めて検討の幅を広げて東京都にも打診をしているところですので、できれば都道上も含めて広くその周辺で設置場所を今検討しているところでございます。 ◆しぶや竜一 委員  先ほど、かねだ委員からもありましたけれども、費用対効果の面でも考えるのであれば、コンテナ型にしてくれる、本当に大変ありがたいことなんですけれども、受動喫煙ももちろん大切なことなんですけれども、あそこではたばこの吸い殻がかなり多いというところで、そういったところで、やっぱり喫煙所ということ自体をつくっていただきたいというところが地元の要望の声の方が大きいのかと思いますので、その点はパーティション型、またコンテナ型というところの議論というか、そういった考えにもなってくるのかという理解で再度よろしいでしょうか。 ◎地域調整課長 どうしてもパーティション型ですと、煙が周りに多少は拡散してしまうということがございますので、まち中では基本的には難しいようなところがあるのかなと考えていますので、もう少し広い場所ですとか、人が通らないような所、隔離した所が、動線から離れているような場所を確保できればいいかと思うんですけれども、例えば交通広場であれば、交通島、真ん中の島とかにもし設置ができればいいんですけれども、そこへの横断の設置がなかなか交通管理者からの許可が出なくて、スペースは真ん中に島が植え込みとかあるんですけれども、そこは難しいかなと思っています。ですので、費用対効果も見ながらコンテナも置ける場所として今、都道上も含めて考えているところです。 ◆しぶや竜一 委員  分かりました。今、地域調整課長がおっしゃっていた、正に真ん中の広場しか自分の中でもそこの所しか大体イメージがなかったものですから、そこが結構厳しいとなると、心配には又なってくるんですけれども、その辺はまた交通機関などと踏まえて、いろいろと議論させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  あと、私からも高齢者の孤立死のことについてなんですけれども、人数は減っているというところなんですけれども、やはり夏は熱中症の方の原因になったり、特にこれからの時期、今の時期だと、ヒートショックの原因が結構多いのかと踏まえると、やはりなかなか今後の取組の中でも、様々なところで、先ほど他の委員の方々からもありましたけれども、周知というところは大変重要になるのかと思うんですけれども、例えばもう終わってしまったのであれなんですけれども、11月にある糖尿病月間であるとか、総合スポーツセンター内のスポーツジムであったりとか、やはりそういった高齢者が出入りする所、もちろんこれは高齢者に限らず、熱中症、ヒートショックは起こり得ることなので、区民全体のことを考えると、やっぱりそういったところで、なぜそういったことが起こるのとなると、やっぱり血圧の安定がやっぱり一番、私はそういった所で専門で勉強したところを踏まえると、血圧がやっぱり不安定だからそういったことが起こるということもあるので、できればその血圧を測る場所、体力測定会とかでもそうなんですけれども、そういったところで関連付けてこういったヒートショックのところの周知であったりとかは必要になってくるのかと思うんですけれども、その点について区はいかがでしょうか。 ◎地域調整課長 我々も機会を捉えて、様々な場所で多世代に向けて情報共有したいと思っておりますので、今お話のありましたそういった血圧との関連もありますので、血圧計が設置してあるところに施設管理者とも協議をして、できるだけ情報提供できるように取り組んでいきたいと思います。 ◆しぶや竜一 委員  なかなか口頭だけでは難しいところもあるので、チラシをつくって置いておくだけでも全然こう違うのかな。スポーツジムであったり、体力測定会のところには口頭であったり、糖尿病月間だったりとか、そういったところで、せっかくそういった区でいろいろな事業をやってくださっているのでは、健康と基づいて、しっかりそういったところもやっていただきたいと思うのと、あと、最後に絆のあんしん協力員といった、ワードが出たので、今後の取組の中でも入っているので、実は自分も最近絆のあんしん協力員の活動に参加させていただいて、その中にいろいろ高齢者の方だったりであったりとか、若い方々も結構いらっしゃったんですけれども、その中に高齢者の方々がそこの中で話しした内容を外に伝えるのかということになったときに、忘れちゃうんだよねという意見を自分は聞いたんです。そうなると、高齢者の方々の負担というのはせっかくこうやって来ていただいているのに、そこをアウトリーチ、アウトプッシュをしないというのは、もったいないものがあるのかなというのを、私個人的には感じました。  では何をすればいいのかというと、やっぱり若い方々に向けた、多分区としても結構やっていただいていることも多いとは思うんですけれども、やはり若い世代の方々にそういったところで協力していただかない限りは、そういう絆のあんしん協力会でも高齢化というのは結構見えてきていると思うところなので、やっぱりそれは自治体であったりとか、そういったところは何でも言えると思うんです。人手不足という課題もあるんですけれども、そういったところでやっぱり介護予防に携わっている若い方も結構いたんです。そういったところから若い土台づくりをしていくというところが、サポートというのが結構大事になってくるのではないのかと思うんですけれども、最後に区の見解をお願いします。 ◎地域調整課長 しぶや委員おっしゃるとおり、我々も多世代の担い手をこれから育てていきたいと思っておりますので、今年度は担当部長にPTAの会合に参加して、親御さんの介護に従事されている方もいらっしゃいますので、そういったところから少し関心を持っていただくような投げ掛けをさせていただきました。  また、現在でも大学で千住便利隊ということで、帝京科学大学の生徒があんしん協力員の作業を、いろいろ孤立ゼロプロジェクトに協力をいただいておりますので、そういった学生も巻き込みながら少し拡大に向けてこれから手を広げていきたいと考えてございます。 ◆かねだ正 委員  1点だけ確認させてもらいたいんだけれども、いろいろな議論の中で、見沼代親水公園駅はコンテナ型にして、場所がまだ確定してないということなんだけれども、確定してない中で、予定として令和5年秋頃着工、利用開始時期は令和6年春頃予定となるんですけれども、これはきちっと予定としては守られるのか、その辺について聞きたいです。 ◎地域調整課長 場所がどうしてもない場合には、なかなか実現は難しいかもしれませんが、駅からもっと更に幅を広げながらそこは考えていかなきゃいけなくなってしまうと思っております。  本当に公園の周辺で直近でも探しておりますけれども、どうしても設置するのが困難であるということであれば、もう少し離れた北側の見沼代親水公園の一部ですとか、そういった所であれば多少場所はありますので、もしかしたら万が一駅周辺ではできない場合には、ちょっと離れた所での位置の検討をしていかなきゃいけないと考えております。 ◆かねだ正 委員  離れたところにコンテナ型でつくるということが、駅の近くにパーティション型でつくるということとどっちが受動喫煙対策になるのか。 ◎地域のちから推進部長 今、私も現場へ出て、駅前広場周辺のいろいろな所を歩いて、順番付けは大体しています。その中で、例えばここに付けちゃうと、自動車を運転している方から見ると歩行者が見えづらくなっちゃうとか、ここは地下埋設物に影響しそうだから嫌だとかという検討して関係者と今調整をしています。  今、かねだ委員の御質問の少し離れた所と言ったときに、当然離れる限界線がありますので、200m、300m離れた所に行っても駄目だ、それは私どもも分かっています。ですから今はコンテナ型で最優先でやらせていただいて、駅前広場周辺という言い方の場所で場所をピックアップしていますと。あまりにも離れてしまうようであれば、大変恐縮ですが、パーティション型に戻させていただくという選択肢がゼロではないと思っていますが、今はコンテナ型で駅前広場周辺でやらせていただきたいと思っていますという現状です。 ◆かねだ正 委員  心配したのは、しぶや委員も今ちらっと言ったけれども、まずはやはり受動喫煙対策のためには喫煙所をつくるということが何より重要なわけです。それがコンテナ型ありきになってしまって、どんどん喫煙所をつくるのが遅れてしまって、距離も離れてしまって、本来の受動喫煙対策とはかけ離れてしまうようなことになってしまったら本末転倒な話になってしまうので、その辺についてはしっかりと考えてください。 ○佐々木まさひこ 委員長  その他、質疑はございませんか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○佐々木まさひこ 委員長  質疑なしと認めます。 ○佐々木まさひこ 委員長  次に、その他に入ります。  何か質疑等ありますか。 ◆へんみ圭二 委員  地域のちから推進部の情報連絡の中で、「第4回関東社会人・関東大学バスケットボールオールスターゲームクリスマスカップ」の実施結果についてという報告がありました。これについては、以前も小・中学生にチラシを配ったりして周知をしたらどうですかというお話をしたんですが、今回は難しいというお話でした。  結果を見ると、例えばバスケットボールクリニックに選手がコーチから直接指導を受けられるというものについて、中学生が定員30人に対して事前申込み11人しかなくて、実際に来たのは10人、これは非常にいい機会なのに、もったいないと思いますし、こうした結果を見ても、足立区内の中学校にバスケットボール部はいっぱいあるわけですし、指導を受けられる機会というのがあるんだというのを子どもたちにしっかりと教えてあげる必要がやっぱりあると感じるんですが、来年に向けての取組はいかがですか。 ◎スポーツ振興課長 今へんみ委員のおっしゃったとおり、非常にもったいない機会と考えています。この件について、もう既に連盟とは話をしていまして、来年度に向けては周知を小・中学校のチラシ配布も含めて見直していきたいと考えております。 ○佐々木まさひこ 委員長  他に質疑はございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○佐々木まさひこ 委員長  質疑なしと認めます。  以上で区民委員会を終了します。       午前11時38分閉会...