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令和 5年 1月17日産業環境委員会−01月17日-01号
令和 5年 1月17日区民委員会−01月17日-01号

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  1. 足立区議会 2023-01-17
    令和 5年 1月17日産業環境委員会−01月17日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 5年 1月17日産業環境委員会−01月17日-01号令和 5年 1月17日産業環境委員会       午後1時27分開会 ○さの智恵子 委員長  定刻前ではございますが、皆様おそろいですので、ただいまより産業環境委員会を開会させていただきます。 ○さの智恵子 委員長  初めに、私より、記録署名員の指名をいたします。  くじらい委員横田委員、よろしくお願いいたします。 ○さの智恵子 委員長  これより陳情の審査をいたします。  2受理番号14 地方消費者行政拡充に向け、国に予算強化等を求める意見書の提出を求める陳情を単独議題といたします。  前回は継続審査であります。  執行機関は、何か変化はございますか。 ◎産業政策課長 特に変化はございません。 ○さの智恵子 委員長  それでは、何か質疑はございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○さの智恵子 委員長  質疑なしと認めます。
     次に、各会派から意見を求めます。 ◆くじらい実 委員  継続でお願いします。 ◆小泉ひろし 委員  継続でお願いします。 ◆横田ゆう 委員  消費者生活行政は、消費者権利擁護の観点から専門性の向上は不可欠です。国からの予算強化と、それから補助は極めて重要ですので、採択を求めます。 ◆中島こういちろう 委員  継続でお願いします。 ○さの智恵子 委員長  それでは、採決をいたします。  本件は、継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○さの智恵子 委員長  挙手多数でございますので、継続審査と決定をいたします。  次に、4受理番号18 家庭用廃食油を区の事業として回収するよう求める陳情を単独議題といたします。  新規付託でありますので、執行機関の説明を求めます。 ◎環境部長 それでは、環境陳情説明資料をお開きください。  件名は、4受理番号18 家庭用廃食油を区の事業として回収するよう求める陳情でございます。所管部課は記載のとおりでございます。  陳情の要旨ですが、家庭用廃食油を区の事業として回収し、住区センター学校等拠点回収、もしくは通常の資源回収として実施することを求めるといったものでございます。  陳情者等につきましては請願文書表のとおりでございます。  内容及び経過でございますけれども、まずは、23区の廃食油回収について御説明いたします。  23区中22区が取組を行っておりまして、取組内容はそれぞれ違っておりますが、最初に、区の出張所、学校などの拠点での回収が19区、イベント時の回収が1区、それから事業者の協力による回収、これが足立区を含めて2区、何も実施していないところが1区でございます。  これの内訳につきましては、3ページの方に記載させていただいてございます。  現状の足立区の取組についてでございますけれども、足立区では、資源買取市として主に月1回、日曜日に開催して、廃食油の買取りを行ってございます。事業者8者でございますけれども、このうち7者が廃食油の買取りを行うこととなっておりますけれども、現在、コロナ禍開催中止をしているところもございまして、現時点では3者が買取りを実施しているということでございます。ここで回収された廃食油については、塗料とか燃料、それから、飼料等の油脂、石けん等リサイクルされてございます。  2ページ目の下の方には、地図の方で現在回収している箇所、丸で書かれていますけれども、そこが現在実施しているところでございます。  実際の回収実績でございますけれども、やはり多いときは2,000kgほど回収しておりましたけれども、令和3年度につきましては、やはりコロナ禍ということで数字が減っておりまして、338kgにとどまってございます。  3ページの方には、23区の回収方法回収量、それから回収場所、そういったことが記載されてございます。 ○さの智恵子 委員長  それでは、何か質疑はございますか。 ◆くじらい実 委員  新規の付託ということで、幾つか確認の意味で質問させていただきたいんですが、まず、この資源買取市で買い取っている廃食油の量なのですけれども、分かればでいいんですけれども、足立区の廃食油が何%ぐらいに当たるというのが、もし分かれば教えていただきたいのと、また、買取市で幾らくらいで廃食油というのは買取りしているんでしょうか。 ◎環境政策課長 ごみ減量推進課長を兼務しておりますので御答弁させていただきます。  現在、区で回収をしていませんので、廃食油回収量、残念ながら、今、把握していないというのが現状でございます。今、区として把握できているのが338kgという形でございます。  続きまして、買取り価格でございますが、1円から5円で、この3者は買い取っているという状況でございます。 ◆くじらい実 委員  1円から5円で、1kg1円から5円ということですか。 ◎ごみ減量推進課長 kg1円という形になっております。 ◆くじらい実 委員  足立区全体、当然、廃食油の量というのが、今現在338kgというのが分かっている数字だと思うんですけれども、3ページにあるほかの区の状況を見ましても、足立区338kgというのはちょっと少ない数字なのかなと思っているんですけれども、当然、各区人口が違ったりすると思うんですが、これはコロナの影響もあるとは思いますが、コロナの影響を受ける前でも1,938kgということで、ほかの区の現在出していただいている廃油回収量数字というのは、これは何かコロナの影響とかは受けていないんでしょうか。 ◎ごみ減量推進課長 くじらい委員御発言のとおり、こちら23区の一表に関しましては、令和3年度の実績でございます。コロナの影響について全て聞き取りをしているわけではないのですが、拠点回収をしているというところに関しては、その拠点に出すということであまり影響はないというように、1区だけですが確認させていただいております。 ◆くじらい実 委員  全体を見ますと、足立区もコロナの影響を受けていると思うんですけれども、それと同じように各区、令和3年度の数字ということで比較できると思うんですが、やっぱりそう見るとちょっと少ないのかなという気もしております。  あと、今、足立区の方で4者が買取りを中止しているということなんですけれども、これはコロナの影響がなくなって、コロナ禍が明ければ、一応その4者もまた買取りは始めるということでよろしいでしょうか。 ◎ごみ減量推進課長 くじらい委員御発言のとおり、コロナ禍が落ち着き次第、再開したいという意向は確認しております。 ◆くじらい実 委員  そうしますと、コロナ禍前の1,937kg、まあ2,000kg弱というのが数字として足立区は見えてくるのかなと思うんですけれども、陳情の要旨として、住区センター学校等での拠点回収もしくは通常の資源回収として実施することを求めるという文面なんですけれども、仮に足立区でやった場合、拠点回収また資源回収、何か予算規模的なものって数字出るんでしょうか。 ◎足立清掃事務所長 最初の拠点回収につきましては申し訳ありませんが、数字がまだ算定していないところですけれども、資源回収としますと、足立区内集積所が約3万か所ございます。これを月に1回は回るとしますと、1か月25日間で1日1,200か所回るわけなんですが、これ試算をしますと、1か月231万6,000円余掛かる見込みです。2か月に一遍ですとこれの年間で6倍、毎月1回ですとこの12倍必要かなと見込んでございます。 ◆くじらい実 委員  資源回収した場合にはそれくらい掛かる、月に231万円ぐらいということですね。  拠点回収は今、数字分からないということなんですけれども、ほかの区は、拠点回収が大半なのかなと思うんですけれども、ほかの区は拠点回収やっていて、足立区は拠点回収やっていない、何か理由みたいなのあるんでしょうか。 ○さの智恵子 委員長  どなたかいらっしゃいますか。 ◎ごみ減量推進課長 足立区に関しましては、各資源の回収について拠点での回収を行っておらず集積所回収をしているというのが、まず、基本的な今の体制でございます。他区におきましては、資源の回収行政回収の中でリサイクル拠点というのを設けて、そこで拠点回収をしているという実態があるというところでございます。 ◆くじらい実 委員  他区については、リサイクル拠点というのを位置付けにしているということだと思うんですけれども、今回、リサイクルという観点から、多分、回収という話になっていると思うんです。リサイクルという意味では、環境対策としてすごく取組としてはいいかなと思いますし、ただ、もう一つ、先ほど足立区全体の廃食油の量というのが分からない状況の中で、拠点回収をして回収量が増えた場合に回収した後のリサイクルの施設として十分な施設が整っているのか、またこれ、例えば、足立区外に出してもリサイクルできますよとか、要は回収した後の対応というのがしっかりできるのかどうかというのは、今現在、分かりますでしょうか。 ◎ごみ減量推進課長 廃油リサイクルをしているところ、東日本の廃油協同組合というのがございまして、そこで足立区というか近隣の市町村で、先ほど調べさせていただいたら大体12から15ございます。回収量的には大丈夫かなという想定が立つかなというのが1点と、あと、他区の廃油回収量を見て実質的には処理ができているということであれば、量の心配というのは少ないのかなというふうに考えているところでございます。 ◆くじらい実 委員  質問は終わりますけれども、量的に回収はしても問題ないかなというところ、全体がちょっと分からないので、どれくらいの回収量になるか分かりませんけれども、あとは拠点回収になるのか資源回収になるのかというところも議論しなくてはいけないかなと思いますが、まだ拠点回収がどういう予算の組み方になるのかも分かりませんし、今後、拠点回収をするとしたら、まだいろいろと検討の余地があるのかなと思いますので、またその辺は数字等何か分かれば教えていただきたいなと思いますので、こちら要望でお願いします。 ○さの智恵子 委員長  他に質疑ございますか。 ◆小泉ひろし 委員  家庭用廃食油リサイクルというか回収を含めて大事なことだと思うんですが、私もいろいろ、この関係について御要望いただいていますが、直接、家庭廃油を何とかしてくれという要望よりも、揚げ物をやっている事業者小規模事業者、例えば、パン屋廃油をどうしたらいいか、もったいないではないか、回収できる方法はないのかとか、例えば、肉屋でもコロッケだとかいろいろ揚げたりする場合もあると思いますし、そういう揚げ物系でその処理、事業者と契約しているところもあるかと思うのですが、有効利用というか回収仕組みの御意見をいただいています。  片や、総菜も含めて御家庭で天ぷらを揚げるとか揚げ物を揚げるというそういうのは、以前というか昔というか、それ非常に多かったかと思うんですが、最近はやっぱり出来合いの物を買うというか、家庭の中で油を用いてそういうことは、以前と比べると大分少ない実態かなと思うんです。足立区は人口も多いし、世帯数も多いと思うんですが、そこで、ここにも報告がありますように、廃食油拠点回収等実施状況(23区)とあって足立区は少ないように見えるんですが、果たして、ここの回収量が多いところは御家庭から直接行ったのかどうなのかと考えたときに、直接御家庭から回収したものなのかなと、ちょっとクエスチョンが付くんです。  拠点回収、例えば、葛飾区なんかも回収をやっているようですけれども、20か所強でセンター回収しています。こういうようなことを考えると、御家庭から一軒一軒というか、集積所なんかで回収するとしますと、先ほども言ったように非常にコストが掛かるし、膨大なコストを掛けて回収のシステムを構築してもあまり集まらないというか、そういうこともあってもいけないんではないかと思うんですが、ただ、油を使っていないわけではないし、その辺を、区内に廃油リサイクル業者というかそういう事業所あればまた違うんでしょうけれども、こういうところも他区の状況を、単純にこの数字だけ見たらどういうふうに回収がされているのかというのが分かりづらいと思うんですけれども、その辺もう少し私たちも勉強しなくてはいけないんですけれども、行政としても調べる必要があると思うんですが、いかがでしょうか。 ◎ごみ減量推進課長 小泉委員御発言のとおり、この中に事業所廃油が入っていないかということでございますが、事業系のごみに関しましては、廃油産業廃棄物となりますので、これは法に基づいて回収をしていただくと、処理をしていただくという形にはなっております。  ただ、実態としてどうなのかとか、小泉委員御指摘の部分もございますので、回収している区に、今後ちょっと視察等をしてしっかり調べていきたいなというふうに考えております。 ◆小泉ひろし 委員  様々なリサイクル、必要なことだと思うんですが、これについてもう少し突っ込んで各自治体拠点回収しているんだけれども、そこに至るまでの過程がどうなのか、本当に家庭だけなのか、事業系が入っていないのかとか、事業系もそういう、先ほどお話したように声が出ているわけです。その辺をやっぱり、足立区として少しでも多く、費用対効果ではないですけれども、回収仕組みを構築するに当たっては、より効率的な回収をして、再生したものは様々な燃料に使ったり、石けんに使ったりいろいろあるわけですけれども、効率的なことも考えていく上では調査をして、よりいい方法を探っていく必要があるんではないかなというふうに思いますが、その辺ちょっとお願いします。 ◎ごみ減量推進課長 小泉委員御発言のとおり、回収仕組みに関してはこれから検討、もし必要であれば検討はしっかりしていきたいというふうに考えております。  1点だけなんですけれども、事業系に関しましては産業廃棄物となりますので、まず事業者が第一義的に処理をするというのが法の立て付けにはなっております。  ただ、そのときに、例えば、我々が相談に乗れる体制が構築できるかとか、事業者を御紹介できるかとかその辺は私どももしっかり研究していきたいというふうに考えております。 ◆小泉ひろし 委員  最後に、この食用廃油の処理について、画期的な技術もいろいろ誕生していると聞いております。そういうものが、様々な技術が、革新が進んでいるんでそういうことも視野に、今後、よりいいことなんですけれども、膨大なお金を掛けて非効率なことはなかなかできないと思いますので、今後、業者の方でもいろいろアンテナを張って検討していただきたいと思います。 ○さの智恵子 委員長  要望でよろしいですか。 ◆小泉ひろし 委員  はい。 ○さの智恵子 委員長  他に質疑ございますか。 ◆横田ゆう 委員  この家庭用廃食油の問題は、世界的にも脱炭素化の流れで、バイオ燃料として活用し、CO2削減の流れが起きています。  日本でも家庭用廃棄油を利用して、限られた資源をリサイクルする動きというのが始まっていますけれども、例えば、民間でも、びっくりドンキーなんかでは持ち込むとポイントがもらえたりするポイント制度があったりとか、それから回収業者でも365日いつでも回収に行きますというような企業も出てくるような状況になっています。  家庭用廃食油は、海に流せば環境を汚染しますし、固めて燃やせばCO2が発生するということですので、やはり精製の技術が進歩していますので、再生エネルギーとして事業者に任せるのではなく、区がこの事業を進める立場に立つということが大変重要ではないかと思っていますけれども、その辺はいかがでしょうか。 ◎ごみ減量推進課長 横田委員御発言のとおり、リサイクルの観点から廃食油有効活用というのは大変重要だと考えております。そのような中で、先ほど申し上げましたように、事業系廃食油に関しては事業者が自ら処分するものというのが、これは法の立て付けになっております。  ただ、家庭から出るものがどのぐらい出るのかというところで、ここをどうやってリサイクルしていくのかというところに関しては、もう少し私たちも、ほかの自治体も含めて研究していきたいというふうに考えております。 ◆横田ゆう 委員  やはり今、コロナ禍ということもあって、とっても少ない3か所で338kgということになっておりますので、どちらかというと最下位の方に近いような状況ですので、やはり他区の一覧表執行機関の方がつくっていただきましたけれども、ちょっと私もいろいろと調べまして、例えば、練馬区ですと拠点となる資源環境センターでは、毎週日曜日午前中回収しているということをはじめとして、地域の集会場で、44か所で、毎月第1土曜日の午前中に回収をしているとか、墨田区では清掃工場、そしてコミュニティー会館や保育園や銭湯、児童館などで29か所で収集していることもあります。大田区や世田谷区では、区の出張所地区会館というのがありまして、そこで日時を決めて回収しているということです。品川区なんかでは、区役所や清掃事務所のほかにも、小学校で古着やタオル、腐葉の園芸の土ですとか小さな家電用品と同時にこの配食油を、第2、第4土曜日の午前10時から午前12時まで旗を立ててスタッフが回収をしているというというようなところもあるんです。  ですから、足立区でも是非、こういう公共施設で日時を決めて回収を積極的にやっていただきたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◎ごみ減量推進課長 こちら、家庭系拠点回収に関しましては、足立区ではまだ実施していないというところでございます。これから拠点回収可能性についても関係課と調整をして検討してまいりたいというふうに考えます。 ◆横田ゆう 委員  やはり、そういったことも検討をしながら、一般住民環境に対する啓発もやったりとか、それから他区では小学校でやっているところもありました。ですので、子どもの目にも触れるように、環境の問題を少しずつ考えていく環境を進めていくべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ◎ごみ減量推進課長 横田委員おっしゃるとおり、目に付くリサイクルとか環境の取組というのは非常に大事だと考えております。  先ほどの答弁と同様、繰り返しになってしまいますが、今後、回収の在り方について様々な検討をしていきたいというふうに考えます。 ◆横田ゆう 委員  やはり世界でも日本でもエネルギー不足が、再生可能エネルギーを使ってできるだけ自給自足に向かっていくということが重要な時代になってきています。  例えば、練馬区なんかでは、ごちそうさまの後は油のリサイクルという、こういうチラシ、ちょっと印刷してきたんですが、       [資料を提示] こういったチラシなんかも使っていろいろと啓発を進めたり、それから大田区では、ホームページリサイクルの方法ですとかそういったことを区民によく知らせるようにしていったりとか、品川区では、リサイクルについてのぼり旗はなんかも作っていろいろと啓発を進めているということがあります。  ですから、足立区でも是非そういうことを少しずつ進めていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◎ごみ減量推進課長 環境教育の中でリサイクルというのは、生活の中で取り組める取組だと思います。そのような普及啓発、今も例えば、食品ロスに関して取り組んでおりますが、また何ができるのか検討していきたいというふうに考えております。 ◆横田ゆう 委員  是非この家庭用廃油についても御検討をお願いしたいというふうに思います。 ○さの智恵子 委員長  他に質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○さの智恵子 委員長  質疑なしと認めます。  次に、各会派から意見を求めます。 ◆くじらい実 委員  継続で。 ◆小泉ひろし 委員  継続審査で。 ◆横田ゆう 委員  地球温暖化を食い止めるためにも、区が積極的に家庭用廃食油回収することは大変重要であることから採択を求めます。 ◆中島こういちろう 委員  継続でお願いします。 ○さの智恵子 委員長  これより採決をいたします。  本件は、継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○さの智恵子 委員長  挙手多数であります。よって、継続審査と決定をいたしました。 ○さの智恵子 委員長  次に、所管事務の調査を議題といたします。  雇用関係(シニア・外国人)に関する調査についてを単独議題といたします。  何か質疑はございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○さの智恵子 委員長  質疑なしと認めます。 ○さの智恵子 委員長  次に、報告事項を議題といたします。  報告事項(1)から(8)、以上8件、産業経済部長から、報告事項(9)から(12)、以上4件、環境部長から報告願います。
    産業経済部長 それでは、産業環境委員会報告資料産業経済の2ページをお開きください。  初めに、令和4年度産業経済、主要施策進捗状況についてでございます。  1番、意欲的な事業者支援体制強化による「突き抜け」事業でございますけれども、こちら海外の販路拡大支援事業ということで、1月にはシンガポール、それから2月には香港で展示会を出展の予定でございます。  香港での展示会出展の予定でございますが、当初は中国、深センで行う予定でしたが、ゼロコロナ政策終了ということで、感染者が非常に爆発的に増えているということで、こちら香港の方に移行させていただくというふうな形になります。  3ページ、(3)香港でのテストマーケティング、こちら今年度から海外販路拡大事業に参加される事業者の方が出展をするものでございます。継続して参加されている方についても、希望されている方については募る形になっております。  続きまして下段の方、2番、事業者課題解決経営意欲の「底上げ」事業でございますが、事業者なんでも相談員、こちらにつきましては、12月中11件の相談がございました。丁寧に相談事業行っているというふうなところで、件数については11件にとどまっております。  続きまして、4ページをお開きください。  主な相談内容と対応につきましては、イに記載のとおりです。  続きまして、ウェブ活用アドバイザーでございます。  12月の相談実績、こちらにつきましては、訪問、電話、窓口、合わせて15件というふうな形です。  このウェブ活用アドバイザーにつきましては、(3)ホームページ作成更新補助金、こちらの方の相談も多く承っているところでございますが、相談件数84件、こちら12月末までございました。申請につきましては59件というふうなところで、25件の差があるわけですけれども、実際のところ、このアドバイザーの相談に乗りつつ自分でホームページを更新してみたりとかというふうなところに取り組まれた方がいらっしゃるというところで数が59件に収まっております。  続きまして5ページ、(4)利用者アンケートの実施ですが、これら、事業者なんでも相談員ウェブ活用アドバイザーにつきましては、利用者アンケート、こちらの方を実施をいたしまして、満足度ですとか、今後どのようなことに期待するのかとか、そういったことを把握をいたしまして、今後の事業に生かしてまいりたいというふうに考えております。既に、アンケートにつきましては配付済みです。  続きまして3番、コロナ禍により落ち込んだ区内の「消費喚起」策でございます。  初めに、マル祝キャッシュレス還元祭de90周年事業でございますが、本当に、昨年の末、補正予算の方をお認めいただきまして、ありがとうございました。  おかげさまといいますか、1番下(イ)に書いてありますけれども、お認めいただきました予算額24.6億円に対して、還元額が21.29億円というふうなところで予算比86.5%、本当に補整予算が通りまして無事にこの事業、最後まで完走することができました。  ウ、常設サポート窓口でございますが、4,741人の方がサポート窓口で、アプリのダウンロード等をお受けになられたということで、キャッシュレスの決済利用者が増えたというふうなところでございます。  6ページをお開きください。エで成果分析でございます。業者からの事業報告を受け、足立区商店街振興組合連合会へのアンケート、そういったものを行いまして、次回の産業環境委員会に報告してまいります。  それから(2)第2回マル祝レシートde90周年事業でございます。  こちらにつきましては、協力店舗の募集、昨年末で終わりまして、ウにありますとおり1,408店舗で展開していく予定でございます。  続きまして、7ページお開きください。地域経済活性化基本計画改定版の策定についてでございます。  こちらにつきましては、これまでも継続して御報告してまいったとおりでございますが、昨年の12月12日、区長への答申を済ませたところでございます。その答申を済ませまして、5の今後の予定にありますとおり、2月から3月にかけて印刷・配付、そして4月から運用開始ということで進めてまいります。  続きまして、8ページを御覧ください。緊急経営資金(新型コロナウイルス対策資金)の受付状況についてでございます。  12月につきましては、表にありますとおり、284件の受付がございました。そのような形で、ここ3か月間ほど、二、三百件前後で推移しているというふうな状況でございます。  こちら、緊急経営資金につきましては、9ページの問題点・今後の方針にもありますが、令和5年度の延長実施も視野に入れてまいります。  続きまして、10ページをお開きください。  足立区運輸事業者エネルギー価格高騰対策支援金の申請状況についてでございます。  1の(2)の表にありますとおり、1月6日までの集計になりますけれども、申請件数については694件ございます。このうち交付決定を既に済ませたものが228件ございまして、金額としては交付決定ベースですが、2,400万余円というふうな形になります。車両種別の内訳につきましては、(3)の表に記載のとおりでございます。  今後も、各運輸団体等に周知して、申請に結び付けてまいりたいと考えております。  続きまして、11ページを御覧ください。  足立ブランド認定推進事業の新たな認定基準の設定及び令和5年度の新規認定企業募集の停止についてでございます。  1番、現状に書いてございますが、平成19年度から開始している足立ブランド認定推進事業でございますけれども、現在65社が認定というふうな形になっております。  業種の方が、金属加工とか印刷、皮革、工芸品、樹脂など様々な企業が参加しているというふうなところでございますけれども、2番の課題にございますけれども、認定当時の技術の維持・発展そういったものができているのかどうなのか、そういったことの確認をする必要があるですとか、あと(2)、様々な業種が参加しているわけですけれども、評価の視点というのも多様化されてしかるべきだというふうに考えております。  ただ、全て同じ基準で審査をしているというふうなところ、また、認定基準に抽象・曖昧な部分があるというふうなところで課題が生じているというふうに認識してございます。そのため1年間ほど時間を掛けて認定基準、新しいものを考えてまいりたいというふうに考えております。  3の(1)から(3)にありますとおり、学識者ですとか足立ブランドの会長・副会長とのヒアリングをして認定基準をしっかり具体化してまいります。そのために、4番にあるとおり令和5年度につきましては、新規認定企業募集については停止をいたしたいというふうに考えております。  続きまして、12ページを御覧ください。「光の祭典2022」の開催結果についてでございます。  リアルでの開催が3年ぶりというふうなところで報告するものでございますが、総来場者数につきましては、点灯式、ステージショー等がなかったというふうなこともあり、休止前に比べると15万人弱というふうなところで減少しております。  2番、新規企画で「キラキラ★トレイン」というのを土日に運行いたしましたが、こちらにつきましては非常に好評で、(2)にありますが、4,300組の方が希望されて、抽せんの結果620組の方にお楽しみいただいたというふうな形です。  (3)来場者の声につきましては、非常に好評だというふうなところでございます。  また、13ページの方になりますが、今回、マスコミでの放映が非常に多くございました。J:COMとかMXテレビに加えて地上波で3つ、それからBSで1つというふうなところで紹介されました。  続きまして、14ページをお開きください。  「区内周遊型謎解き宝探しイベント」の開催についてというふうなところで、区制90周年記念の初の試みとして実施するものでございます。  1番、イベントタイトルにつきましては「見つけ出せ、足立に眠る真実の宝〜石塚 千(いしづか せん)に届いた不思議な手紙〜」というふうなタイトルで、区の歴史、文化などを足立区内5つのエリアを周遊していただくことによって知っていただこうと、また、100店舗の飲食店とタイアップをいたしまして、区内経済の活性化、そういったものを図っていこうというものです。  5番に、実施期間がありますが、2月4日から4月2日の予定でございます。  なお、15ページには、このポスターデザインについて掲げております。  続きまして、16ページ、こちら追加の報告事項になります。【追加報告】「舎人公園千本桜まつり」の開催についてでございます。  こちらについては、リアルの開催というふうなところで4月1日、2日、都立舎人公園での実施を予定してございます。  なお、新型コロナウイルス感染症防止対策というふうなところで、2の方に記載してございますけれども、(2)本イベント会場、こちらにつきましては、飲食についてはフェンス等で囲ったエリアで限定して行っていくというふうなところでございます。  ただし、アルコールの販売とか飲酒、そちらの方はお控えいただくというふうな方針で、しっかり対策を施した上で準備の方を進めてまいりたいと考えております。 ◎環境部長 それでは、環境の報告資料をお開きください。  まず、2ページになります。カーボン・オフセットの実施についてでございます。  今年度のカーボン・オフセットでございますけれども、対象は、令和4年度上半期の清掃車の走行に伴い排出したCO2、200t分ということでございます。  購入するオフセット・クレジットは新潟県魚沼市の「魚沼わくわくの森プロジェクト」、購入金額は220万円でございます。過去5年分の表を記載しておりますので御覧いただきたいと思います。  今後とも、魚沼市と連携して、引き続きカーボン・オフセットを実施していく予定でございます。  続きまして、3ページでございます。「あだち環境かるた4〜SDGs版〜」の読み札についてでございます。環境かるたの読み札を決定しましたので、報告するものでございます。  新かるた作成の目的でございますけれども、この作成を通じて、児童が環境問題やSDGsへの意識を高め、自ら行動を実施していくように啓発を図るといった目的としております。  募集結果、選考経過については記載のとおりでございます。表彰式については、記載のとおりでございます。  今後の予定でございますけれども、新年度に入りましたら絵札の方を作ることになっておりますので、秋口までに作成をして、来年度の「あだち環境かるた大会」で新しい絵札でかるた大会を開催するというような予定となってございます。  4ページには、読み札の一覧が記載されておりますので御覧いただければと思います。  続きまして、5ページです。「プラスチック類」分別回収および「燃やすごみ」収集回数変更のモデル(先行)実施についてでございます。  プラスチック類の分別回収について、モデル地区を設定して先行実施するということでございます。なお、モデル地区については、令和5年3月選考となりまして、次回の産業環境委員会の方で報告する予定でございます。  モデル実施予定年月日でございますけれども、令和6年4月1日からと、そのモデル地区における先行実施についてでございますけれども、区民アンケートで実施しましたけれども様々な意見を寄せられました。それらの意見を踏まえて、区内の一部地区をモデル地区として先行実施して、全区展開に向けて課題の洗い出しや検証を行う、それで対策を検討していくということでございます。  モデル地区の回収回数の変更になりますけれども、燃やすごみについては週3回を週2回に、あとプラスチックは今まで未実施でしたので、週1回を改めて設定するということになります。  続きまして、6ページの方に回収の主な変更理由が記載されてございます。  4点ございまして、分別(リサイクル)を促進してごみの減量図ること、それから二酸化炭素の発生量を削減すること、また、総経費の抑制を図ること、それから集積所における管理負担も増加させないということで、1日追加する、燃やすごみを週3日から2日に減らすことで、新たにプラスチックの収集日を設けると、現状と同じ回数にはなるわけですけれども、追加しないことで、最低でも現状維持が図られるということでございます。  (3)に収集曜日のパターンが記載されておりますので御覧いただければと思います。  燃やすごみが週3回から週2回になった場合に、プラスチック類がいずれかの日に入ってくるといったことで、6ページの下の方には、モデル的に曜日を設定した表が記載されてございます。  今後の予定でございますけれども、来年度明けて5月、6月頃のあだち広報で全体周知を図りまして、7月以降にモデル地区内の町会・自治会の方に説明会を実施してまいります。また、分別回収が始まる直前になりますけれども、2月、3月ぐらいにモデル地区を対象としてパンフレットで周知を図っていきたいということでございます。引き続き丁寧な説明をしてまいります。  続きまして、8ページをお開きください。年末の不法投棄・落書き防止の取組結果についてでございます。  項番1、不法投棄防止キャンペーンでございます。  実施期間、周知方法については記載のとおりでございますけれども、新たな取組として、8ページの一番下、ウに書かれておりますけれども、子育てサロン、それから9ページの上の方で、綾瀬警察署わんわんパトロール隊講習会、ここにお邪魔して、協力員募集や通報の呼び掛けを行ってまいりました。  (3)のキャンペーン期間中の対応実績についての数値は記載のとおりでございます。  10ページをお開きください。不法投棄・落書き点検の結果でございます。  刑法犯認知件数が多い駅周辺及び国道4号線沿線を重点的に点検し、消去等を行ったものでございます。実施期間、重点点検実施エリアは記載のとおりでございます。  対応状況ですけれども、落書きが59件、全体としては確認されました。これについては、全て昨年末まで、年内に消去してございます。状況につきましては、13ページと14ページに写真を添付しておりますので御覧いただければと思います。引き続き、ビューティフル・ウィンドウズの一環としてこの取組については、キャンペーン等も含めて実施してまいります。 ○さの智恵子 委員長  何か質疑はございますか。 ◆くじらい実 委員  私の方からは大きく2つお伺いをしたいと思います。  最初は、舎人公園千本桜まつりなんですが、久しぶりの、3年ぶりの実施という形になると思いますけれども、本当ありがたい限りでございまして、地域の皆さんも恐らく喜ばれるんではないかなと思っております。  それで、こちらの今回、2番の(1)本イベント会場エリアと一般の方の花見エリアに分けるという形なんですけれども、本イベント会場エリアというのは、具体的にはどの辺なのかなというところなんですけれども、例年、模擬店がいつも並んでいた辺りということでよろしいんでしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 くじらい委員おっしゃるとおり、今まで何回か会場は分けたりもしたんですけれども、今回は、ソーシャルディスタンスということも一つの目的になっていますので、駅を中心に西側の地区と、それと従来の2地区というような広い公園のエリアと2か所を主に想定しています。  従来の会場としては、陸上競技場から入り口にかけての縦に長いエリアと、それが西側、東のエリアにつきましては、駅から中心に放射状に斜めの道と、道路に沿って東に延びる道があるんですけれども、主に噴水の場所にかけての斜めと横に広がる並行的なエリアということを主に想定しています。そこをイベントエリアと考えていますので、公園全体は東京都の管理になるので、そこは東京都公園協会や東京都の公園課の方で花見ということで実施するんではなかろうかというような考え方でもって共同実施を考えてございます。 ◆くじらい実 委員  そうしますと、本イベント会場エリアで、その中で飲食エリアという認識でよろしいですか。 ◎観光交流協会事務局長 おっしゃるとおりです。今まで物販とか一緒に、ごちゃ混ぜというか合致してやっていましたけれども、今回は、物販と飲食は囲いまして、更に食べるところも限定的にエリア指定して行いたいと考えてございます。 ◆くじらい実 委員  分かりました。  今までと、コロナ禍後という形でいろいろ新しい試みで取り組んでいただきたいなと思いますけれども、これで、2番の(4)の方で、屋外での適切なマスク着用というのが一文入っているんですけれども、これはいろいろ議論にはなっていると思います。厚生労働省の方でも屋外でのマスク着用というのはしなくてもいいよという指針も出ているかと思うんですが、その中で、来場される皆さん方から何かいろいろ意見とか出ないかなと思うんですか、その辺についてはいかがでしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 おっしゃるとおり、厚生労働省の方では屋外についてということで示していますけれども、私たちは、やっぱり安全に運営するという観点からは、是非お願いということで、マスクの適用をお願いしたいなということと、また、飲食についても、食べるときは当然外しますけれども、それ以外、会話であるとか飲食以外のときについては、マスクを準用していただきたいなというような考えでございます。 ◆くじらい実 委員  分かりました。  もう1点なんですけれども、今回、イベント会場エリアと一般の方の花見エリアと分けられるということなんですが、これも2番の(2)で、フェンス等で囲ったエリアに限定と書いてありますけれども、なかなかこれも物理的に、明確にエリア分けをするのが可能なのかなというところがあるんですけれども、そちらに対しても何か対策というのは考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 パンフレット等には、エリア分けをして、こういった形で明示したいということと、ところどころフェンスとかカラーコーンとか、そういったバーとかで規制を掛けながらやりたいというふうに考えてございますし、警備員の配置も、今、考えてございます。 ◆くじらい実 委員  なかなかコロナ禍の中でできなかったものを、今回、実施していただくということなので、本当いろいろとやってみないと分からない部分もあるかもしれませんけれども、ここは、しっかり対策もしていただいた上で皆様に楽しんでいただければ一番ありがたいかなと思いますので、そちらの新しいイベント取組方として、ひとつやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  もう1点なんですが、環境の方で、分別回収と収集回収のモデル地区の実施の件なんですが、こちら、モデル地区で1回やられるということなんですけれども、まず最初に、モデル地区の選定する範囲というかどれくらいの広さの地区を想定されているんでしょうか。 ◎足立清掃事務所長 まだ検討中ではありますが、大体、足立区の10%から20%ぐらいが妥当かなと考えてございます。 ◆くじらい実 委員  それともう一つ、モデル地区の選定方法、3月までに選定するということなんですが、選定方法としては何か考えていらっしゃるんですか。 ◎足立清掃事務所長 主なもの2点なんですが、まず、さほど広くない道を挟んで向こう側とこちらでプラスチックを分別していて、あちらはしていないとか、そういう混乱を招くような状況にならない地区割りと、2点目は、モデル地区には、収集日等の変更を伴うわけですが、いずれ全区展開になったときに、改めてまた週日が変わってしまうというようなそんな二重の御迷惑をお掛けしないような地区割り、地区割りがどのようにスムーズに組めるかという視点で現在検討中でございます。 ◆くじらい実 委員  あともう一つ、モデル地区で実施する期間としては、どれくらいの期間を想定されているんでしょうか。 ◎足立清掃事務所長 これも検討中ではありますが、2年間程度を軸に考えてございます。 ◆くじらい実 委員  2年間というと、そうすると結局、全区での分別とか収集回数の変更というのは、そうすると全区展開するのはいつ頃になる予定でしょうか。 ◎足立清掃事務所長 2年間モデル地区をやって、全区実施は令和8年4月という見込みになります。 ◆くじらい実 委員  令和8年4月からということ、昨年の4月に産業環境委員会の方でスケジュールの予定として、令和6年度に分別収集実施と今後のスケジュールという形で明記はされていたと思うんです。こちら、あくまで変更になったということでよろしいでしょうか。 ◎足立清掃事務所長 全区展開で考えてはございましたが、アンケートの結果等も踏まえて確実な定着を目指すために、モデル実施とさせていただく変更を行いました。 ◆くじらい実 委員  そうしますと、もう一つ確認したいのが、もともと足立区の方は、分別に関しては東京都のプラ製容器包装等・再資源化支援事業というのを、補助金をもらうという前提で分別をするという話がそのときあったと思うんです。それが令和8年度まで2年延長をしましたという報告もあったんですけれども、一応、令和8年度に終了するという話になると思うんですが、そうすると東京都の補助金というのも、当初1年目が2分の1、2年目が3分の1、3年目が4分の1で、残りは今後、区の方で負担しなくてはいけないという部分があったと思うんですけれども、そこに対しての補助金のバランスというか、令和8年からやりますよといった場合、それはどういう形で考えていらっしゃるんでしょうか。
    足立清掃事務所長 東京都のプラ製容器包装等・再資源化支援事業の補助金のスキームは、令和8年までの期間ということでは、今のところ変わりはございませんので、令和6年4月のモデル実施開始から補助金をいただきまして、令和6年から令和8年までいただくということには変わりございません。 ◆くじらい実 委員  そうしますと、先ほど最初に質問しましたけれども、モデル地区の範囲が大体足立区の10%から20%ということになりますと、全区でやったときの補助金の、その更に10%から20%の補助金をもらうという形になるんですか。 ◎足立清掃事務所長 くじらい委員のおっしゃるとおりの補助金収入、減少という形になりますけれども、区民の生活に関わる定着の方を重視しまして、このような進めとさせていただきたいと考えてございます。 ◆くじらい実 委員  そうしますと、結局、区の方の負担が少し増えるのかなというイメージがあるんですけれども、これに対して、多分ちょっと区の方で、前回、去年の4月に出した事業の予定からこう変更になりましたということに対して、予算的にこういうふうに変わりましたよという数字は出ないんでしょうか。 ◎足立清掃事務所長 まず、モデル地区が確定しましたら、その事業経費の見込みも、当初、令和6年、全区でやるよりは少なくなるわけですけれども、それに対して2分の1は幾らというような試算はやろうと考えてございます。 ◆くじらい実 委員  数字も変わってくるという話ですけれども、アンケートを取られて区民の方の意見も聞いた上での変更になると思いますので、区民の生活に直結する話だと思いますから丁寧にやっていかないといけないのかなと、補助金の方も変化しますよというのは明確にしておいた方がいいかなと思いますので、そちらも、今後もし数字が出るんであれば、それを出していただいた上での説明をした方がいいかなと思いますので、こちらは要望でよろしくお願いします。 ○さの智恵子 委員長  他に質疑ございますが。 ◆小泉ひろし 委員  最初に、産業経済の方の関連から、意欲的な事業者の支援体制で、海外での展示、出展についてですけれども、シンガポールについてもう終わっているので次回の報告ということですけれども、しっかりとこの5社に対して、費用対効果ではないけれども、その辺もしっかりと報告していただきたいなというふうに思います。  2番目の香港での出展ですけれども、中国でコロナの感染拡大ということでやむを得ないんですけれども、まず、ここに場所を決めた、それは中国というのは分かるんですけれども、この場所についてどういう説明があったんでしょうか。 ◎産業政策課長 香港の、こちらのApita太古城中心(シティプラザ)というところに決めた理由というところでございますが、こちらは、現地のパートナーが日本人の教授、そして日本への、その親和性が高い地域に在るというところで、非常にこちらの展示会の効果が見込めるというところの情報を得て、こちらの方に選定したところでございます。 ◆小泉ひろし 委員  私はここに住んでいたことがあるというか、よく分かっているんだけれども、香港の中心から外れたベッドタウンというか、足立区で例を例えるならハートアイランドみたいな、地下鉄の駅が下にあって、昔はヤオハンという、今はないですけれども、その当時一番勢いがあった、が拠点としていたショッピングモールというか、大モールなんだけれども。ここはベッドタウンみたいな感じて、香港が返還前の景気のいい時代は外国人とか駐在員も含めて、昼は人口が少ない、夜とか休日はいるんだろうけれども、そういうような地域で、確かにシティプラザというのは現地では太古城(タイクーシン)と言っているんだけれども、ここはそれほど、商業施設としてどうなのかなというふうに思うんですけれども、あれから返還後、大分たっているんだけれども、まして香港の勢いというのは衰えてきているんで、その辺どうなんですか。 ◎産業政策課長 こちら、この展示会のところは非常に、そういったその地域のところで、日本好きの方が多く来るというところで、こちら平均来場者数が、1日約1万人見込まれるというような、事前のデータがございまして、こちらやっているところですが、実際の展示会のところでは、コロナの影響や様々な今、世界状況がございますので、効果については丁寧に見極めていきたいと考えてございます。 ◆小泉ひろし 委員  香港といっても、コーズウェイベイというかトンローワンというかあちらもそうですし、チムサーチョイというかあちらのもっともっとにぎやかなところもあるし、様々あると思うんだけれども、急でしようがなかったから、ここを提案してきたのか分かんないのだけれども、コロナの感染とかあるんだったら費用対効果であまりそういうところが見込めないんだったら中止ということもあったんではないかと思うんです。無理して、場所を契約していたからということで、大体、そっちをよく調査もしないで決めていないのかどうか、その辺が非常に心配なんだけれども、いずれにしても費用対効果しっかりと報告をお願いしたいと思います。  それと、足立ブランドの方です。長い歴史の中で、65社まで認定してこられて、定期的な見直しは必要かと思うんです。スタート当初と違うと思うので、ただ、企業が大きいとか小さいとかそういう観点でスタートしたものではないので、足立ブランドに認定いただくことに興味のない大きな会社もありますし、そうではない小規模であっても非常にやる気のあるところもありますので、当初は、すごさだとか独自性という観点からですけれども、しっかりと、新たな認定基準については、区内の事業者というか、そういうもの好きもそうですけれども、成長を見守っていけるような、そういう観点からの基準をつくっていただきたいと思います。  一時は、食品だとか製造はどうかという話題もあったけれども、やっぱり何か食品の場合、非常に難しいこともあって、基準には入れていないと思うんですが、この辺については、基準づくり1年間掛けてということでよろしいんでしょうか。 ◎産業政策課長 小泉委員御指摘のとおり、様々その業種、増えてきてございますので、成長を見守るような、伸ばしていけるような、そしてブラッシュアップしていけるような認定基準を専門家ともつくってまいりたいと考えてございます。 ◆小泉ひろし 委員  次に、環境絡み、環境かるたについては第4次というか、バージョン4というか、そういう感じだったのですが、いろいろなところで利用していただきたいなと思います。  この子どもたちの言葉も生かされているわけですし、放課後子ども教室なんかにも配付して、利用していただいているかと思うんですが、作って終わりではなくて、せっかくこういう歴史もあるし、子どもたちの思いも伝わっているので、どういうところで利用してもらうか、そういう利用していただく機会をより工夫して周知をお願いしたいと思います。この辺は要望です。  それと、カーボン・オフセットなんですが、コロナの感染が広がってきたということもあるんですけれども、秋田県だとか何かやめた理由というのは何でしょう、高知県とか、魚沼市は分かるんですよ、姉妹都市だしね、関係性も深いということで、全体の数量(t)についてはそんなに減っていないのに、秋田県とか高知県だとかこういうところやめた理由は何なのでしょうか。 ◎環境部長 ここ、秋田県八峰町と新潟県阿賀町、あと高知県ですけれども、環境フェアを実施していたときに、環境フェアに出展していただいたんです。で、その出展に係るCO2、いろいろなところから発生しますので、そういったものをオフセットするということで、こちらの方で発行しておりましたクレジットを購入していたということで、環境フェアに伴うそこの部分の削減という形で購入していた。この間2年間、環境フェア、開いておりませんので、魚沼以外のところについては出展しておりませんので、そことの取引は控えていたということでございます。 ◆小泉ひろし 委員  魚沼はよしとしても、私も、たしか区役所、環境フェアか何かやっていたときにびっくりしたのは、秋田県から、自治体の人たちも関係者も来て出展していたわけです。遠路はるばる来ていろいろアピールしたりして、そういうことも記憶に残っているわけで。たまたま、タイミングがあれで環境フェアに御案内しなかった。だから出展しなかったからなかったというだけだと、あまりにも関係性というのはそういうふうにぷつぷつと切れてしまう関係でいいのかなと。やっぱり持続性だとかいろいろなこと、もしやめるにしてもそれなりの理由を付けるなりしなきゃいけないんではないと思う、いかがでしょう。 ◎環境部長 実は、環境自治体会議という会議体でお付き合いのあった自治体とかもあって、それでその後も、なかなかそういった全国的な会議の会議体自体もオンラインとか集合型でなかなかお付き合いはないんですけれども、今回、また来月に環境自治体会議からステップアップした持続可能な創造ネットワークという新しい会議体なんですけれども、また開催することが決まりましたので、改めて周辺、環境にそういった取り組んでいる自治体とお付き合いをしながら情報交換をして、また、こういったイベント等にも出展いただけるようにお話をしていきたいというふうに考えてございます。 ◆小泉ひろし 委員  最後です。 不法投棄・落書き防止の取組、非常に大事だと思うんですが、これ通報だとか何かの協力していただいているわけですけれども、所管は違うんですけれども違法看板、こういう取組も、通報員と協力員、募集して、登録して、まち場では、落書きとは違うけれども危ない違法看板の設置。例えば、不動産物件のパウチしたとんがったものを電柱にぺたぺた貼っていくとか、最近も特に目立ちます。落書きとは違うんだけれども、公共物に対して貼っていったり平気でやっていくわけです。これは、予算決算特別委員会なんかでも、細かく私、質疑したけれども、この協力員も一応縦割りというか違うんだけれども、こちらの方は通報、あちらの方は撤去、協力も含めてなんです。やっぱりビューティフル・ウィンドウズ運動、今日、最終日で下でもやっているけれども、何か目的はちょっと違うし、所管も違うんだけれども、せっかくまちの中をきれいにしようとか、危ないものとか改善していこうという動きの中で、何かうまく連携というか協力し合うこと考えられないのかと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎生活環境保全課長 広告物の所管とも連携をしながら、うちの方の通報協力員の点検等もしていただいておりますので、その活動の中で点検をし、どのように安全が保てるか検討していきたいというふうに考えております。 ◆小泉ひろし 委員  あちらは都市建設課なんですか、工事課の方の関係なのかしら。場合によっては、業者に撤去のために車出して、まち場の危ないものを回収しているとか、また、撤去協力の登録者が、区役所まで撤去したもの持ってきてくれている、そういう事例もあるわけですから、この辺、何か、担当所管違うんだけれども、やっぱり最終目的は一緒だと思うので、よろしく、知恵を出してお願いしたいと思います。要望です。 ○さの智恵子 委員長  他に質疑ございますか。 ◆横田ゆう 委員  足立区運輸事業者エネルギー価格高騰対策支援金のことでちょっとお伺いします。  エネルギー価格高騰で苦境に陥っている事業者にとって本当に救いとなる施策ですけれども、バス会社だと2社ということで、大変少ないように思いますけれども、全体で何社あるうちの2社なんでしょうか。 ◎産業政策課長 東京バス協会の足立のところで登録されている事業者という形ですから、数字はカウントできてございませんが、9社あるというところがバスの事業者でございます。 ◆横田ゆう 委員  それから、この申請の期限が3月1日までとなっているので、せっかく足立区独自の支援策ですので、知らなかったことがないというふうに周知を進めていただきたいと思うんです。  それから、もう一つは、東京都でやっているトラックとバスの燃料費の高騰の対策もありますが、同時に受けることはできますか。 ◎産業政策課長 まず、周知の強化というところと、東京都の申請の併給というところでございます。  これまでも各団体、そして上のところだけではなく各支部のところ、末端のところまで説明をしてまいりました。今後も引き続き、やってまいりたいというふうに考えてございます。  その際に、東京都のものと併給はできるということを丁寧に説明してございます。今後も、丁寧に説明してまいりたいというふうに考えてございます。 ◆横田ゆう 委員  もう一つは、この予算額が2億1,000万円で上限があると思いますけれども、その中で、今報告あったところで言うと2,400万円ということで、執行率で10%ぐらいですか、3月1日までに、これがオーバーするとも限らないわけです。ホームページなんかを見ますと、この予算額を達したら終了となるというふうに載っていますけども、やはりこれは打ち切らないで、この間のマル祝キャッシュレス還元祭がありましたけれども、補正予算を組んで、必要な方には増額して適応支援していただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◎産業政策課長 確かに今、横田委員御指摘のとおり、今の交付決定ベースでいきますと、報告資料させていただいております10%強というところでございます。そこで予算が到達するかどうかと、私どもの見込みといたしましては、ここから伸びたとしても、2億1,000万円を超えるという見込みはなかなか具体的に考えづらい部分があるのかなというふうに考えているところでございますが、そういったところになりましたら、また議員の皆様と御相談させていただきたいというふうに考えてございます。 ◎産業経済部長 予算額に対して超過するのではないかというふうなお話でしたけれども、予算につきまして、基本的に足立区内で登録している車に対して80%ということで計上しています。足立区内で登録している車の中には、大手の企業が保有している車というのも相当数ありますので、恐らくこれで何とか間に合うのではないかというふうに我々は見込んでいるところでございます。  もし、万が一のことがあれば、いろいろと相談させていただきたいと思います。 ◆横田ゆう 委員  万が一ということもあり得ますので、そのときには、また御検討いただきたいというふうに思います。 ○さの智恵子 委員長  他に質疑ございますか。 ◆伊藤のぶゆき 委員  確認なんですけれども、追加資料で舎人公園の千本桜まつりが開催されるということなんですけれども、これ追加資料で、いつ開催が決定したんですか。 ◎観光交流協会事務局長 新年明けの1月4日に経営会議開きました。そちらの方で決定させていただきました。 ◆伊藤のぶゆき 委員  経営会議の中で決定したということなんですけれども、年末から新年にかけて、別にコロナは特に落ち着いたわけではなく、何か大きな変化があったわけではないのに、本来であれば、11月、12月に検討、もっと前に検討するんでしょうけれども、これが急遽決定したというのは、どういった経緯というか、経営会議の中で決まったのは分かっているんですけれども、なぜ急にやるということになったんですか。 ◎観光交流協会事務局長 やはり4月初旬ということで年度頭に実施するということもございますので、その辺の体制としまして、どこからデッドライン、要するに開催の可否を決めるかということを遡りましで、1月中旬ぐらいに契約関係動かさないとならないというところを踏まえまして、年々早々に開催したという運びでございました。 ◆伊藤のぶゆき 委員  あともう1点確認したいんですけれども、先ほど、くじらい委員が少し聞いていたんですけれども、今回はアルコールを出さない、物販は出さないと、それもアルコールが入ってしまうと声が大きくなってしまうので出さないのは仕方ないのかなと思うんですけれども、飲食は出すわけですよね。今回それって、多分、前は広報を掛けていたと思うのですけれども、今回はどういったふうに集めるというか、出店の計画なんでしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 実は、協力団体として足立成和信用金庫が一緒にやっていますので、公募という立場ではないんですけれども、信用金庫の方が、一応その取りまとめということで、前段的に入っていただこうかなと考えてございます。 ◆伊藤のぶゆき 委員  それは、以前の千本桜まつりも同じように出していたということでよろしいですか。 ◎観光交流協会事務局長 付加しますと、実は「あだち広報」で、観光交流協会事務局が直接公募枠というのを持っていましたので、足立成和以外のルートでも一般公募ということでやってございました。数は少ないんですけれども。今回はその公募は行わないという考え方でございます。 ◆伊藤のぶゆき 委員  その公募を、今回行わない理由は何でしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 幾つか懸念された点ですけれども、やはり出店料ということでお金をいただく中で、営業ということで出てきていただきますので、なかなかアルコール販売のルールが守っていただけるのかなというところもありまして、コントロールが非常にやりづらくなるのではなかろうかという懸念でございますので、一般公募は行わないという考えでございます。 ◆伊藤のぶゆき 委員  そこに関しては分からないのですけれども、ただ公募する中で、アルコールを出さないでくださいと載せればいいことだけだと思うんです。これは、どこまで追求すればという話になるんですけれども、足立成和の関係している団体しか今回、町会・自治会も出てくるのでしょうけれども、やっぱり経済を回していかなくてはいけないという中で、そういうところに出店をしたいという方々もいらっしゃると思うんです。  それで、足立成和が窓口になってしまうと、足立成和を責めるわけではないんですけれども、足立成和と取引がないところが、今回、一般公募はないということなると、そういった方々が出店するチャンスがない。今回、1月のときに急遽決まって4月からやりますよということも含めたら、要するに、区内の方々の経済を回すということ、協力していくことも必要だと思うので、その前の宝探しイベントに関しては、飲食店と100店舗ぐらい折衝して、そこで入ってもらおうというところもあるわけではないですか。飲食をしてもらおうというところも含まれているんで、今回急遽、ここから先はどうかというのは分からないんですけれども、要するにそういった方々もいらっしゃることを前提に、今後、足立区は何かイベントを打つ際に、当然それを待っている方々もいらっしゃる。当然、楽しみに行く方もいらっしゃれば、それを出店したいとかそういった意味で協力したいという方々もいらっしゃると思いますので、今回ここからは、なかなか変えるというのは難しいんですけれども、経営会議で決まったということであるのだから変更はできないんでしょうけれども、今後、イベントは多分いろいろやっていくと思うので、そういったものも踏まえて、どこまでの段階で決めるのかというのもあるんでしょうけれども、しっかりとそこも踏まえて今後イベントを再開していくにしろ、やるにしろ、やっていっていただきたいと思うのですけれども、いかが思いますか。 ◎産業経済部長 イートインの意見もごもっともだと思います。光の祭典につきましては、飲食抜きでPRも実施してやりました。段階を踏んで舎人公園ではアルコール抜きですけれども飲食ありと。ただ、参加されるお店、そこら辺もエリアを区切るということで絞る形にしていきます。  そういった形で、徐々に徐々に段階を踏まえて、コロナ前の形に戻していきたいというふうに考えておりますので、そこのところはしっかり御意見承って、今後、進めていきたいと考えております。 ○さの智恵子 委員長  他に質疑ございますか。 ◆中島こういちろう 委員  私からは2点、簡潔に質問させていただきます。  5ページ目の、マル祝キャッシュレス還元祭のPayPayの事業の話ですが、これは改めて確認ですけれども、補正もあって無事、事業が終わったということで、国や東京都の助成金を使ってやっていると、あとは、区の持ち出しもいろいろあるとは思うんですけれども、そこの部分が結局それぞれ幾らだったのかというのを改めて教えていただいてもいいですか。 ◎産業政策課長 トータルの予算額、この資料にも書かさせていただいてございますが25億6,900万円余のうち、今、国、東京都のその補助金の総額はおよそ9億円程度、ただ、これに2億円ほど国から補助金が入るかもしれないというようなところでございます。ただ、それが入らない前提でいきますと、16億円程度が区の持ち出しという状況でございます。 ◆中島こういちろう 委員  16億円程度の持ち出しをして、決済額ということで75.94億円という形だと思うんですけれども、足立区として、以前も私、質問させていただいているんですけれども、この事業を、例えば区の税金を使って16億円の事業しましたと、経済効果としてはどれぐらいあったのかという点でいくと、足立区としてはどのように捉えていますか。 ◎産業政策課長 私どもとして、つかめる数字という形でしか御答弁できず大変恐縮でございますが、こういった実際の区内の個店で使われた数字という形で、経済へ効果があったというふうに考えてございますので、その数字としてこの75.9億円という形で考えてございます。 ◆中島こういちろう 委員  以前もお伝えしたのであれなんですけれども、確かにつかめる数字というのはそうなんですけれども、経済波及効果という観点で言うと、例えば、全国の自治体でも同じPayPayの事業をやって、愛知県の西尾市だったり、静岡県の裾野市でも経済波及効果は大体で出したりするんです。なので、ちゃんと1回、調べて出していただいた方がいいのかなというふうに思います。  それは出し方が、各自治体ごとに違ったりするので、いろいろな捉え方はあると思うんですけれども、あくまで決済額で、経済の波及ではないと思うので、そこはちょっと分けていただいた方が私はいいのかなというふうに思います。  これから分析して、実際どうだったのかというのを更に細かく見ていただくかとは思うんですけれども、区内の事業者の方と話をしていると、やっぱり一部の事業者に偏ってしまったんではないかという声だったりとか、逆に、売上げ上がったよという声、いろいろなお声を聞くことがあるんです。そうなった際に、これからその分析をするときに、例えば、スーパーだったりとか飲食だったりとか、それぞれ軸を分けてデータを出していただけると思うんですけれども、結構言われているのが、大手スーパーが今回かなり盛り上がったという話もあったりするので、その資本金だったりとかというところでこの分析を掛けるということはできたりするのでしょうか。 ◎環境政策課長 当初、そういった資本金で分析するというところは、正直申しますと事業者との打合せの中ではなかったところでございますので、これから事業者と、そこは協議を進めてまいりたいと考えてございます。 ◆中島こういちろう 委員  是非、確認をお願いしたいと思います。  いろいろな事業者の声があり、今回、このPayPay側の分析とはまた別に足立区の方でも調査を掛けてということですけれども、やっぱり話を聞いていると、結構、決済手数料のところがネックで、結局、利用者は増えたけれども、通常、現金で払っていた方もPayPayになっていたというところもあったりするので、そこも含めたしっかりした分析を、引き続きこちらはお願いをしたいと思います。  2点目が、足立ブランドの認定のところ、11ページ目ですね。新たな認定基準の設定というものは非常にすばらしいというふうに思うんですけれども、これも改めて足立ブランドのホームページを見ていた際に、足立ブランドとはと、区内産業の優れた製品技術を認定し、そのすばらしさを全国にPRし、ネットワークを広げていくことで区内産業のより一層の発展と足立区のイメージアップを図ることを目的にしていますというふうに書いてあるのですけれども、今回、その足立ブランドに登録されていらっしゃる事業者をしっかりと精査していきますよという話だと思うんですけれども、同時に、足立ブランド自体のPRの仕方だったりというところに関しては何か手をつけていくんでしょうか。 ◎産業政策課長 今回、認定基準と同時にPRの仕方について手をつけていくかという御質問でございますが、当然のことから、より精度の高い認定基準を設定をするというところによる。したがいますと、それに従ったPR仕方というものも、当然ちょっと見えてくる部分もあるのかなというふうに考えてございます。  認定企業の方々と丁寧にヒアリングをして、そして学識経験者の方とヒアリングをして、そういったPRについても考えていきたいと考えてございます。 ◆中島こういちろう 委員  ちょっとだけ見えなかったので議論していただくという話だと思うんですけれども、やっぱり今はどういうことをしていて、今後どういうふうにしていくかというのを議論していただくと思うんですけれども、今していることとしては、足立ブランドとして全国にPRをしている。それは、事業者というよりか、どちらかといえば足立区が主体となって、そこに対してサポートしているという認識を持っているんですけれども、全国にPRを、足立ブランドとして今しているという観点でいくと、どんなことをされているんでしょうか。 ◎産業政策課長 全国へのPR、全国にというところだと、確かにちょっと少し弱いところでございますが、対外的なPRという視点で言いますと、大規模展示会、この2月、今月出るところでございますが、というところ、あとは、今、SNSの発信であるとか、そういったところを中心にやっているところでございます。 ◆中島こういちろう 委員  今やっていらっしゃるもの、展示会だったりとかSNSの発信もすごい大事だとは思うのですけれども、是非、今回、中の事業者のところも少しいろいろ方向性を整えてというところの中で考えたときには、是非PRというところに関しても、しっかりと両軸でやっていただきたいなというふうに思います。  やっぱり、足立ブランド自体の価値を全体的に上げていく、それは多分両輪でやっていく話だと思うんです。中にいらっしゃる事業者もそうですし、足立区としても足立ブランドをどういうふうに引っ張っていくのかというところが出てくると思うので、ですからこれは要望でお願いしたいんですけれども、進めていただきたいなというふうに思います。  以上です。 ○さの智恵子 委員長  他に質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○さの智恵子 委員長  質疑なしと認めます。 ○さの智恵子 委員長  次に、その他を議題といたします。  何か質疑はございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○さの智恵子 委員長  質疑なしと認めます。  以上をもちまして産業環境委員会を閉会いたします。       午後2時46分閉会...