足立区議会 2022-09-27
令和 4年 9月27日産業環境委員会-09月27日-01号
令和 4年 9月27日
産業環境委員会-09月27日-01号令和 4年 9月27日
産業環境委員会
午後1時28分開会
○さの智恵子 委員長 定刻前ではござい
ますが、
皆様おそろいですので、ただいまより
産業環境委員会を開会いたし
ます。
○さの智恵子 委員長 初めに、私より
記録署名員の指名をいたし
ます。
くじらい委員、
横田委員、お願いいたし
ます。
○さの智恵子 委員長 それでは、議案の審査に移り
ます。
第83号議案 足立区
勤労福祉会館条例の一部を改正
する条例を
単独議題といたし
ます。
執行機関の説明を求め
ます。
◎
産業経済部長 それでは、
産業環境委員会議案説明資料2ページをお開きください。
件名でござい
ます。足立区
勤労福祉会館条例の一部を改正
する条例でござい
ます。
改正の概要、1番でござい
ますけれども、足立区
勤労福祉会館、綾瀬一丁目にござい
ましたが、こちらが大
規模改修工事を行うということで、今、綾瀬四丁目にある旧飲食店の方に一時的に移転
してござい
ます。大
規模改修工事の方も順調に進んでおり
まして、来年4月1日からそちらの方に戻そうということで条例案を提出
させていただく次第でござい
ます。
(1)から(3)まで、位置、
施設使用料、それから卓球の
個人使用、こういったものを変更
するという内容です。
具体的内容につき
ましては、2番に書いてござい
ますが、会館の位置、施設及び使用料、それから卓球の
個人使用、これ全て移転
する前のものに戻すということで記載を
してござい
ます。
こちらにつき
まして、
新旧対照表につき
ましては3ページ以降に掲載のとおりです。
4番、
施行年月日につき
ましては、令和5年4月1日を予定
してござい
ます。
移転、元のところに戻るに当たりましては、近隣の住民の方ですとか、利用者の方々に丁寧に説明を
してまいり
ます。
○さの智恵子 委員長 それでは、何か質疑はござい
ますか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○さの智恵子 委員長 質疑なしと認め
ます。
各会派の御意見をお聞きいたし
ます。
◆
くじらい実 委員 可決でお願い
します。
◆
小泉ひろし 委員 事前に御説明を受けてい
ます。可決でお願い
します。
◆
横田ゆう 委員 賛成です。可決でお願い
します。
◆
中島こういちろう 委員 可決でお願い
します。
○さの智恵子 委員長 それでは、これより採決をいたし
ます。
本件は、可決
すべきものと
することに御異議ござい
ませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○さの智恵子 委員長 御異議なしと認め、可決
すべきものと
することに決定をいたし
ました。
それでは、以下の審査に直接関係のない
執行機関の退席を認め
ます。
[
執行機関一部退席]
○さの智恵子 委員長 続き
まして、陳情の審査に移り
ます。
2受理番号14
地方消費者行政拡充に向け、国に
予算強化等を求める意見書の提出を求める陳情を
単独議題といたし
ます。前回は
継続審査であり
ます。
執行機関は、何か変化はござい
ますか。
◎
産業政策課長 特に変化はござい
ません。
○さの智恵子 委員長 それでは、何か質疑はござい
ますか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○さの智恵子 委員長 質疑なしと認め
ます。
次に、各会派から意見を求め
ます。
◆
くじらい実 委員 継続でお願い
します。
◆
小泉ひろし 委員 区の職員はじめ、現場の状況を注視
していきたいと思い
ますけれども、継続でお願い
します。
◆
横田ゆう 委員 近年、SNSの被害ですとか、電話や訪問販売の被害が出てきているということで、一向に相談件数が減っていないという状況があり
ます。地方消費者行政拡充のための補助は極めて重要ですので、採択を求め
ます。
◆
中島こういちろう 委員 継続でお願い
します。
○さの智恵子 委員長 それでは、これより採決をいたし
ます。
本件は、
継続審査と
することに賛成の方の挙手を求め
ます。
[
賛成者挙手]
○さの智恵子 委員長 挙手多数であり
ます。よって、
継続審査と決定をいたし
ました。
○さの智恵子 委員長 続き
まして、所管事務の調査を議題といたし
ます。
(1)雇用関係(シニア・外国人)に関する調査についてを
単独議題といたし
ます。
何か質疑等はござい
ますか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○さの智恵子 委員長 質疑なしと認め
ます。
次に、(2)令和4年度
地方都市行政調査についてを議題といたし
ます。
本件の最終的な決定につき
ましては、前回の委員会の中で正副委員長に御一任をいただき
ました。
正副委員長で協議
した結果、調査
する都市と施策につき
ましては、宮崎県宮崎市の「マチナカ3000プロジェクトについて」、鹿児島県志布志市の「
使用済み紙おむつの
リサイクルについて」、宮崎県日南市の「
油津商店街・
空き家対策事業について」に決定
し、議長より
委員派遣の承認をいただき、視察地から受入れの了承もいただいており
ます。事務局の随行は、
松本庶務係長、
調査係田中主任です。
なお、詳しい日程等につき
ましては、後日各
委員あてに通知いたし
ますので、よろしくお願いいたし
ます。
また、調査終了後の
調査報告書の取扱いにつき
ましては、正副委員長に御一任をいただきたいと思い
ますので、御了承をお願いいたし
ます。
○さの智恵子 委員長 次に、
報告事項を議題といたし
ます。
報告事項(1)から(4)、以上4件を
産業経済部長から、
報告事項(5)から(12)、以上8件を
環境部長から報告願い
ます。
◎
産業経済部長 それでは、
産業環境委員会報告資料、
産業経済部の2ページをお開きください。
件名、令和4年度
産業経済部主要施策の
進捗状況についてでござい
ます。
まず、「突き抜け」の事業でござい
ますけれども、
海外販路拡大支援事業につき
まして、この8月に
香港Food Expoというところに出展をいたし
ました。出展者につき
ましては、篠原製菓とワタトーです。
この出展の実績でござい
ますが、ブースに訪れたバイヤーは全部で80社ござい
ました。そのうち、連絡先を交換
するなど、今後商談が続いていくバイヤーが20社あるということです。
2ページの下、ウのところに
現地パートナーからの
フィードバック概要を書いており
ます。
今後の予定、3ページになり
ますが、それ以外の業者につき
ましては、この12月に
デザイン深セン(中国)に7社が出展の予定です。また、1月には
シンガポールアートウィーク商談会に約5社出展というところで今現在調整中です。
また、今年度から参加
した事業者につき
ましては、年末から年始にかけて香港での
テスト販売に参加
していくという状況でござい
ます。
2番、「底上げ」事業でござい
ますが、(1)事業者なんでも相談員ですけれども、8月につき
ましては、18社に訪問なり電話なりで御相談を承ったということになってい
ます。
事前に、例えば商店街の会長にお話を
して、こういった形で行くのでよろしくお願い
しますということで連絡を
した上で訪問
していくということで、訪問の件数が大分増えているところです。
続き
まして、4ページでござい
ます。ウェブ活用アドバイザーにつき
ましては、8月中は全部で16件というところです。7月に比べると、夏休みという影響もあるでしょうか、若干数としては減っているところでござい
ます。
続き
まして、5ページになり
ます。消費喚起策です。
(1)
マル祝キャッシュレス還元祭de90周年事業ですが、こちらにつき
ましてはPayPayの方で実施
するということを8月末にお知らせ
したところですが、その概要につき
まして下の箱のところに書いてい
ます。
実施期間につき
ましては、11月14日から12月31日ということで、対象店舗は、資本金5,001万円以上の法人が運営
する店舗という形になっており
ます。
ポイント付与対象者、予算額等は、下の方に記載のとおりでござい
ます。
続き
まして、年度末に第2回
マル祝レシート事業de90周年事業を行い
ます。そちらにつき
ましては、
物価高対策ですとか、更なる
消費喚起、それからこの4月に行い
ました第1回目の
レシート事業が好評だったというところで、令和4年度末から令和5年度始めにかけて行おうと考えており
ます。
次の6ページに概要等書いており
ますが、
対象者数につき
ましては、5万人を想定
しており
ます。前回、1回目が2万8,000人という実績があり
ましたので、既に認知がある程度進んでいるというところで1.5倍超、5万人という想定です。店舗については、1,400店以上を想定
しており
ます。
それから、(エ)のところに
キャンペーン期間等が記載
されており
ます。今現在の予定でござい
ますが、来年の3月22日から5月21日、2か月間で実施
していこうということで考えており、
事業予算につき
ましては2億8,400万円余という金額になってござい
ます。こちらは9月補正の
債務負担行為として上げさせていただいているところでござい
ます。
続き
まして、8ページをお開きください。
件名、
経済活性化基本計画改定の
進捗状況及び
パブリックコメントの実施についてでござい
ます。
前回の
産業環境委員会におきまして、計画の柱立てをお示し
したところです。その後、9月に
経済活性化会議、今年度第2回目を開き
ました。そのときに、柱立てに肉付け
して文章を付けたものを御提示
させていただき
まして、委員の皆様に審議を
していただき
ました。
その計画を基に
して審議
した結果、出た意見というのが9ページに書いており
ます。
特に、「突き抜け」と「底上げ」の部分を強調
した方がいいとか、
AIシステムという言葉が分かりづらいのでもうちょっと具体的にとか、そのような御意見を賜り
ました。
その結果、そういったものを反映
させた内容が、皆様に冊子としてお配り
しており
ます足立区
地域経済活性化基本計画の案になり
ます。
2番になり
ますが、
パブリックコメントの実施予定ということで、本日の
産業環境委員会を経
まして、明日から10月27日の期間で実施
したいと考えており
ます。
3番、今後の予定でござい
ますけれども、
パブリックコメント終了後、11月に3回目の
経済活性化会議を開催
しまして、
パブリックコメントに対してどのような形で計画に反映
するか審議を
していただき
まして、答申を策定
します。12月、
産業環境委員会でその案につき
まして御報告申し上げ、1月に計画の関係について最終報告を
したいと考えてござい
ます。
続き
まして、10ページをお開きください。
緊急経営資金(
新型コロナウイルス対策資金)の受付状況についてでござい
ます。
融資あっせんの上限額を1,000万円から2,000万円に引き上げたということで、この8月の
緊急経営資金の受付件数が630件と、前月に比べて484件増加
してござい
ます。
本会議の答弁でも、1,000万円から2,000万円に上がったことで使いやすくなったという御意見があったことを紹介
してござい
まして、このような増加につながったと考えてござい
ます。
なお、
セーフティネット4号、5号につき
ましては、本来9月30日までとなっており
ましたけれども、12月31日までの延長が決定
しており
ます。
続き
まして、飛び
ますが、13ページをお開きください。
「光の祭典2022」実施方針についてでござい
ます。
実施の方針でござい
ますが、
新型コロナウイルス感染症拡大のリスクを考慮
し、イルミネーションのみの実施ということで考えており
ます。
実施場所につき
ましては、
元渕江公園、竹ノ塚駅前、竹の塚けやき大通りという従前の箇所になり
ます。
中止
するイベントといたし
ましては、点灯式、
ステージショー・物産展、ほっとカフェテリアといった飲食を伴ったりお客様が集中
する可能性があるものについては、今回は見送ら
せていただくということで考えてござい
ます。
実施期間、点灯時間につき
ましては、2番に記載のとおりです。
また、3番に記載
する新型コロナウイルス感染症対策といったものを踏まえて、事業の方を進めてまいり
ます。
このような形で対策を取り、様子を見ながら、徐々にイベントの方も復活
していければいいのかということで考えており
ます。
◎
環境部長 それでは、環境部の報告資料の方を御覧ください。
まず、2ページをお開きください。
最初に、再エネ100
電力導入協力金の申請および
電力事業者の状況についてでござい
ます。
今年度から、再エネ100電力導入
された方に2万円協力金をお支払い
する事業を始めたわけですけれども、1番に書いてい
ますけれども、申請状況、500件予定
しており
ますけれども、今日時点でも約40件程度ということで、なかなか伸びていない状況でござい
ます。
その原因につき
ましては、3番に書かれてい
ますけれども、昨今の国際的な情勢から電力価格が高騰
していて、ポツの2番目に出てい
ますが、新電力会社が倒産
したり、廃業
したり、また、
電力事業がなかなか契約できないといった状況になっていて、その切替えが進んでいかないということでござい
ます。
2番の方に戻り
ますが、契約の
受付代行事業者や
電力供給事業者の方にヒアリング
しており
ますけれども、どうしても厳しいという状況でお話は伺ってござい
ます。
そうはいい
ましても、問題点・今後の方針に書いてい
ますが、家庭部門で脱炭素化を
する有力な手法ということには変わりあり
ませんので、今の情勢が後々変わっていくことも当然考えられ
ますので、引き続きこの制度については継続
して進めていきたいと考えてござい
ます。
続き
まして、3ページをお開きください。
節電応援キャンペーンの実施及び
省エネ補助金等の拡充についてでござい
ます。
こちら
補正予算の方に計上
させていただいており
ますが、まず、
節電応援キャンペーンについては、東京都が実施
しており
ます、いわゆる
東京ゼロエミポイント事業、下の表に書いてい
ますけれども、エアコンとか冷蔵庫をお買い上げいただくと、東京都の方に申請
して、商品券と
LED割引券がもらえるという事業があり
ます。それに、区独自の施策として、エアコン、冷蔵庫等であれば3,000円、LEDであれば1,000円の
共通商品券を支給
して、区民の
省エネ行動の促進と
区内経済活性化を図っていこうという事業でござい
ます。
受付開始日は、令和4年11月1日を予定
してござい
ます。
また、
省エネ補助金等の拡充についてでござい
ますが、
電気自動車を購入
される方が昨今申請が多くなっているということと、
省エネリフォームの補助金についても拡充
するということで
補正予算の方に計上
させていただいており
ますので、
補正予算が成立
しましたら執行
していきたいということで、それぞれ
電気自動車70件、
省エネリフォームについては100件の増額を計上
させていただいてござい
ます。
続き
まして、4ページをお開きください。
第三次足立区
環境基本計画改定版の指標の
進捗状況についてでござい
ます。
これは、2021年度の実績の数値がまとまり
ましたので、報告
するものでござい
ます。
全体の概要としましては、区内の
エネルギー使用量は順調に減少
しているといったことと、
再生可能エネルギーの累計の導入量も順調に増加
してきているということが見てとれ
ます。
また、コロナ禍の影響というところでは、ごみ量ですけれども、一旦増え
ましたけれども、ある程度収束
してきたかなというところと、ただ、イベントがなかなか開けなかったということで、資源買取市の利用者とか、いろいろな事業への参加の数が少ないままだったということで、このあたりは少しずつ戻ってくるのかなと思ってござい
ます。
4ページからの表に記載
してござい
ますし、8ページから18ページにグラフも示してござい
ますので、これも御覧いただきたいと思い
ます。
続き
まして、19ページをお開きください。
脱
炭素ロードマップの検討状況についてでござい
ます。
脱
炭素ロードマップは、令和5年4月策定を目途に作業を進めてござい
ます。環境審議会の方に諮問
して、先般9月9日に、別紙の資料に添付
しており
ますが、そちらの資料で
環境審議会で御議論
していただき
ました。
環境審議会における主な意見としましては、4点記載
しており
ますが、
PDCAサイクルに加えて、
OODAループといった考え方もあるので、そういったものも取り入れてほしいとか、
太陽光パネルの設置で光の反射、光害なども発生
するので注意喚起も併せてやっていくべきとか、
リユース事業については、
発展途上国へ輸出
することで
環境汚染が発生
している事例もあるので、よく注意
してやってほしいということ、最後には、
行動変容を促すということで、まずは区民に知ってもらって
行動変容を促すことが重要ですということで、そのほかにもたくさんの意見を頂き
ました。
こういったことを踏まえて、
ロードマップの策定を進めてまいり
ます。
次に、20ページをお開きください。
区施設における
二酸化炭素排出量、ごみ量についてでござい
ます。
これも、令和3年度の区施設の
二酸化炭素の排出量とごみ量の実績を報告
するものでござい
ます。
対象施設は、1番に記載のとおりでござい
ます。
それぞれの数値の特徴としましては、
CO2排出量並びに
電気使用量については、前年度比から減少
しており
ますけれども、ごみ量と
都市ガス使用量については、前年度比では上がっているといったことでござい
ます。
ごみ量は、問題点の方に書かれてい
ますが、
新型コロナウイルスの
感染対策として施設の休館とか学校の休業、そういったことが影響
して令和2年度が減少
してい
ますので、それから元に戻って跳ね返りがあったのかなというところです。
都市ガスの使用量につき
ましては、ガスヒートポンプ・エアコンを小・中学校に設置
しましたので、その関係で使用量が増えたということでござい
ます。
今後も、実行計画の目標値がござい
ますので、それに向けて粛々とこの点は実行
してまいりたいと考えてござい
ます。
続き
まして、22ページをお開きください。
あだち
再生館機能の移転についてということでござい
ます。
現状のあだち再生館が令和5年9月に閉館
するということで、あだち再生館が今行ってい
ます機能を学びピア21の方に設置
する方向で調整を進めてござい
ます。
令和5年10月には、そのときの
委託事業者が学びピア21の方に移って事業を継続
すると。令和6年4月以降については、生涯
学習センターの
指定管理者の方に、このあだち再生館の業務も含めて事業ができるように調整を進めてまいりたいと思っており
ます。
2番のあだち
再生館移転後の機能ですが、今、
リサイクルセンターと名前が付いているとおり、
リサイクルを主要なテーマと
しており
ますけれども、環境問題いろいろな形で広くなっており
ますので、ここに書いており
ますが、温暖化による気候変動なども含めて、幅広い環境問題について取り扱うような形で進めていきたいと思っており
ます。
今後の機能や予定
する内容については、この表の中に記載のとおりでござい
ますので、御覧いただければと思い
ます。
24ページには、学びピア21の施設の見取図があり
ます。4階の生涯学習振興公社の中に事務室を借りて、その中に入るような形で今のところ考えてござい
ます。
続き
まして、25ページです。
清掃事業現業職員の令和4年度採用選考実施についてということで、令和4年8月に改定
され
ました定員管理指針に基づいて、令和4年度の採用選考を今現在、公募を進めており
ます。
採用
する職員及び人数は、技能Ⅵで4名でござい
ます。
3番、採用年月日は令和5年4月1日、受験資格、選考方法については記載のとおりでござい
ます。
令和5年度以降につき
ましても、職員体制を毎年度精査
して、必要数を見極めた上で採用を進めていきたいと考えてござい
ます。
続き
まして、26ページをお開きください。
アスベスト事前調査の資格取得講習会の開催についてということでござい
ます。
これは、解体や改修工事の際のアスベストの事前調査を有資格者が行わなければいけないということで、令和5年10月から義務付けられ
ます。そのため、資格取得を促進
するといった意味で、区独自で講習会を開催
し、更に、その参加
された方々の受講費を助成
しようというものでござい
ます。
目的、取得資格は記載のとおりでござい
ます。
募集人数、開催時期ですけれども、開催時期につき
ましては、現在、
補正予算の方に計上
させていただいており
ますので、令和4年12月から来年3月にかけて4回ほど開催を予定
してござい
ます。各回50人で、合わせて200人を対象と
したいと思っており
ます。
助成金は、予定金額でござい
ますけれども、この受講費が5万5,000円ということで設定
しており
ますので、助成率がその半分ということで、2万7,500円を助成
するということでござい
ます。
来年度につき
ましても、10月までの間に、来年度の予算になり
ますが、認められれば、4月以降も引き続き同じような形で講習会は開催
していきたいと考えてござい
ます。
28ページに講習会の開催の流れが記載
されており
ますので、御覧いただければと思い
ます。
○さの智恵子 委員長 何か質疑はござい
ますか。
◆
小泉ひろし 委員 まず、
産業経済部絡みですが、海外販路の進行中の商談だとか試食サンプル用品の報告がござい
ます。これは現地のパートナーからのフィードバックの概要が報告
されてい
ますけれども、例えばお菓子屋、篠原製菓とかワタトーの商品の事前の絞り込みというか、そういうものを
した上で展示
したのでしょうか。
◎
産業政策課長 事前に絞り込みを
したのかという御質問でござい
ますが、
してござい
ます。
昨年度、テストマーケティングを
して、こちらの展示販売会に出る準備を1年ぐらい掛けて、絞り込んで準備
してまいったところでござい
ます。
◆
小泉ひろし 委員 例えばここにもござい
ますけれども、昨今、日本の国内では、回転ずしもそうですが、すし屋でワサビの需要が減って生産量も大分落ちていると。片や海外だと、非常に高価、人気があるというか、こういう一つの現象というのは、国内にいるとなかなか気が付かないけれども、一例ですが、海外に行くと非常に重宝
される、果物などもそういう事例があると思い
ます。
そういう海外の顧客の志向だとかそういう流れというのをよくつかんだ上で、せっかく海外へ行って出展
するわけですから、今後もやっていただきたいなと思い
ます。
事実ここでも、単純なものは甘過ぎるだとか、そういうことですけれども、ワサビのものは非常に売れたということで、これも国内では考えられないことで、日本国内ではワサビ抜きと、むしろそっちの方へ嗜好が行っている感じがござい
ますが、分かり
ました。
それと、私も、いろいろ
産業経済部の方で、ウェブ相談もそうですが、事業者なんでも相談やり出し
ましたよといったときに、早速つい最近も、なんでも相談を受けてよかったというお話を1件伺い
ました。
相談件数も増えているようですけれども、コロナ禍で、コロナを心配
し過ぎてもしようがないけれども、相談員が訪問
する中で、反応というか、訪問
してよかったなというか、その辺の反応はいかがですか、相談員は。
◎企業経営支援課長 事前にお電話を頂いて、その上で訪問
した場合にはすごく喜ばれているような状況でござい
ます。
◆
小泉ひろし 委員 あと、
消費喚起の関連で聞き
ますが、
マル祝キャッシュレス還元祭de90周年、PayPayを利用
するという報告がござい
ました。利用率が高いということと、決済導入店舗の91.7%がPayPayを使っている。また、1事業者のみ扱う店舗の中でも87%、これは想像つくわけですが、やはりそうじゃない方もいるわけです。
例えば1事業者のみ扱うということから
すると、13%はほかの事業者を使っているだろうし、こういう決済そのものを使わない人もいる。税金を使ってこういうことに取り組んでいるけれども、中には、区の動きを見て、何だ、自分は全然使えないんだとがっかり
している方もいる。
今後、その問合せがあると思うのですが、そういう自分はちょっと対象外になっているという方に対して、どのように説明なり、御案内を
するのか、その辺ちょっと伺い
ます。
◎
産業政策課長 まず、前段のPayPay取扱店ではないところについて御答弁
させていただければと思い
ますが、昨年度、東京都の事業で他区の事業をやったところがござい
まして、そういたし
ますと、PayPayの利用率が非常に高かった、そこだけ集中
してしまったというところがござい
まして、こういった制度設計
しているところでござい
ます。
2点目の店舗が自分はちょっと使えないと不安に思うというところは、実際に業者が店舗の方に行って、レクチャーを
して、具体的なその不安を取り除くと、そういった寄り添った形で進めてまいりたいと考えてござい
ます。
◎
産業経済部長 自分が対象者じゃないというのは、消費者の側のお話ということでよろしいでしょうか。
消費者の方で御高齢でキャッシュレス決済できない方につきましては、サポート窓口というのを11月から12月にかけて開設
させていただく予定です。
区役所をはじめ、区内の地域
学習センター等に常駐
させる形で、例えばアプリのダウンロードの方法ですとか、実際にキャッシュレス決済のやり方ですとか、そういったことをじかにお伝え
させていただいて、できるだけ多くの方に利用
してもらうように努めていきたい。そういったところでも、フォローをしっかりやっていきたいと思っており
ます。
◆
小泉ひろし 委員 区役所の下でも、マイナンバーカードの登録とポイントの付与、PR
してさんざんやってい
ますけれども、やはり伴走型というか、事業者は利益を得るために一生懸命学んでいいことであればやるけれども、利用者が増えないといけないので、下でもさんざん聞いてい
ますよね、どうやったらポイントを受け取れるのとか。
そういう御説明
しながら、寄り添った形でやらないとなかなか伸びていかないと思うので、今後そういうところも工夫
していただければなと思い
ます。
次に、環境部からの報告ござい
ましたけれども、
節電応援キャンペーンの東京都のゼロエミポイントの関係で、対象商品がここに載ってい
ます。
私も、区でやっている助成制度はPR
しますけれども、東京都がこういうのをやっているよと言ってもぴんと来ない方もいて、しつこく言って、見比べて勉強
してくれる人はありがたいですが、ちょっとお値段が高いというか、高級機種というか、その辺いかがですか。実際問題、エアコンだとか冷蔵庫、給湯器では。
◎環境政策課長 こちらパンフレットになり
ますが、これを区の窓口にも置いて、御質問等にお答えを
しているところでござい
ます。
今回、エアコンの方は星が2つでもいいというふうに拡充を
させていただき
ました。そうなってき
ますと、大体、小さいものでしたら7万円とか6万円程度のエアコンもござい
ます。
◆
小泉ひろし 委員 最後に
しますけれども、清掃事業の関係で、昨日だったか、清掃車が、雇上の委託
している事業者だったのですが、一生懸命ごみを収集
している姿を見掛け
ました。区直接ではないけれども、3人でやっていて、ドライバーが女性だったんですよ。収集
しているのは男性2人。
それを見たとき、最近はそんなに目新しいことではないけれども、路地でそんなに広い通りじゃないところを女性ドライバーが手際よく入っていって、男性が一生懸命回収
している姿を見たとき、今回、採用については、たしか前回の
産業環境委員会でドライバーではなくて収集の方じゃないかというお話だったかと思うけれども、今後、ある程度先のことを考えて、そういう補充、ドライバーなども女性ということもある程度視野に
しているのかどうか。
私は、女性の活躍ということから
しても、仕事を
している姿を見て、気分がいいぐらい一生懸命、運転もうまいし、さばいていたというふうに感じるのですが、いかがでしょうか。
◎足立清掃事務所長 今回募集
している作業員も、また将来検討
していく運転手の方も、男女を問い
ませんので、女性の活躍ということも踏まえて採用は考えており
ます。
ちなみに、雇上会社の従事者の約5%が女性だと伺ってござい
ます。
○さの智恵子 委員長 他に質疑ござい
ますか。
◆
くじらい実 委員 私の方から3点ほどお伺いを
したいと思い
ます。
まず、
産業経済部の方で、主要施策ですが、
消費喚起の部分で、レシートの90周年の事業が好評だったということで、もう一度、第2弾でやられるということですが、幾つかお伺い
します。
まず、対象者の数、5万人想定で、申請は1人1回、区外在住でも可ということですが、前回も区外在住の方も可だったのでしょうか。
◎
産業政策課長 前回も、区外の方も可でござい
ました。
◆
くじらい実 委員 目的としては、区内の企業の活性化という捉え方で、区外の方も対象に
していると思い
ます。
ちょっと細かい話ですが、登録店、前回、レシートにスタンプを押して出してもらうという形だったのですが、このスタンプも、以前のものの再利用というか、各店舗に配っているものを使ってもらうということでよろしいのでしょうか。
◎
産業政策課長 今年度春にやったところには、登録の段階で、この事業が終わっても90周年事業という形で自主的に活用
してくださいという形で保管をお願い
してござい
ます。
今回、この補正いただき
ましたら、また通知をいたし
まして、再活用をお願い
したいという形で通知を予定
しているところでござい
ます。
◆
くじらい実 委員 基本的には、登録店、以前に配ったスタンプを使ってもらうと。スタンプがも
しないよという場合は、また配付
するなり、それは考えていらっしゃるということですね。
◎
産業政策課長 くじらい委員御指摘のとおり、ないところもあると思い
ます。新しく登録を
されるところもあると思い
ますので、そこは御用意
してまいりたいと考えてござい
ます。
◆
くじらい実 委員 今度は、経済効果ということでお聞き
したいのですが、今回の第2回として5億3,000万円の経済効果があると見込んでいると思い
ますが、1回目のとき、前回の
産業環境委員会だったと思うのですが、2億9,300万円ほどということで出していただいてい
ます。
今回、7ページの経済効果のところで、商品券発行額というところが2,500円の5万件となってい
まして、前回の
産業環境委員会のときは、これは実績値になると思い
ますが、2,000円が何件、2,500円が何件という実績値で経済効果出していただいてい
ます。
今回、5万件、全て2,500円という出し方については、これは割合で出してもいいのかなと思ったのですが、何か根拠はあるのでしょうか。
◎
産業政策課長 マックスで経済効果を見込んで数字を出さ
せていただいたというところでござい
ます。
くじらい委員御指摘のように、1回目ですと、2,000円コースのところが4割、2,500円コースが6割という形になり
まして、それに当てはめて経済効果を出し
ますと、5億1,800万円余という形になるところでござい
ます。
◆
くじらい実 委員 経済効果としては、5億1,000万円ぐらいが実績に近いのかなという感じで受けてい
ます。
前回との比較、6ページに1回目との事業比較があり
まして、前回は、当初1万件だったものを3万件まで増やしたと思い
ますので、2回に分けて事業としては行った感覚もあり
ます。本来まとめて、例えば商品券の手数料ですとか発送料、購入費というのは、1回でやった方がボリュームがある分安くなるのかなという感覚ですが、1回目の事業費、1万件から3万件に2回に分けてやった部分に関しては、2回に分けた負担というのはあったのでしょうか。
◎
産業政策課長 2回に分けたことによる印刷経費などの負担というところでござい
ますが、大きくは変わりござい
ません。
なぜならば、職員の方で台紙の印刷であるとか、商品券の印刷は商店街振興組合連合会の方に頼み
ましたが、どちらに
しろ分割
してお願い
するという形になってござい
ますので、基本的には1万件を3万件に
したところによる負担というのは大きくないところでござい
ます。
◆
くじらい実 委員 この質問は最後に
しますが、6ページに比較が載っており
まして、(C)のところで、(B)を(A)の規模で実施
した場合ということで、2億3,351万円と(C)の合計金額が出てい
ます。これ2回目の事業費との差がちょっと出ているのですが、2回目の方が事業費が掛かっているというのは、何か根拠と
した理由あるのでしょうか。
◎
産業政策課長 くじらい委員御指摘の(A)と(B)の差がおおよそ5,000万円余の差になっているのではないかという御質問かと思い
ます。
こちらにつき
ましては、この資料の下のところに書いてござい
ますが、5万件というところ、例えばレシートを保管
する事務スペースであるとか、トナー代、そして通信費、そういったものを1回目は職員が行い
ましたので、そこのところは計上
してござい
ません。
2回目は委託で考えてござい
ますので、事業費といたし
まして、いわゆる管理運営費、そういったものも2回目は入っているところでござい
ます。差額の理由というのは、そういったところでござい
ます。
◆
くじらい実 委員 1回目の事業としてはおおむね成功
したのかなというところであり
ますので、2回目、今、経費のお話も
させてもらい
ましたけれども、なるべく区民の方が、地域活性化を含めて、利用
しやすいようにやっていただきたいなと思い
ます。
次に、光の祭典で一つだけお聞き
したいのですが、今回、
元渕江公園でのイルミネーション実施ということで御報告あり
ました。だんだんとコロナ前に近づいてきているのかなという思いでござい
ます。
そこで、一つお聞き
したいのですが、問題点・今後の方針の方で、最後の点で、地元商店街に来場者が足を運ぶ連携企画を検討
していくという一文が入ってい
ます。何か具体的にもしあれば、教えていただきたいなと思い
ます。
◎観光交流協会事務局長 具体には、東口の商店街であるとか、西口の一部の商店街に営業を掛け
まして、賛同的に何か景品を出していただくとか、キャンペーンとして実施できるようなことを考えてござい
ます。
また、うちの方でも、協賛としまして、お店にもイルミネーションを飾ってもらって一緒ににぎやかに盛り上げていただきたいなと思ってい
ますので、各個店回りを
しながら、意見聞きながら、できることを探っていきたいと考えてござい
ます。
◆
くじらい実 委員 ごめんなさい、今、商店街の方で景品とかキャンペーンで協力
してもらいたいという話ですけれども、今回はイルミネーションだけで、今までやっていたARのところとかやらないという話だったのですが、景品というのは何かに使う目的なのでしょうか。
◎観光交流協会事務局長 今回、予算の中では景品の計上は
してござい
ませんので、各お店の協力をいただくということでござい
ますが、その辺につき
ましては、ヒアリング
して、どういったことを求めているのか探りながら、次回等には反映
させていきたいなと考えてござい
ます。
◆
くじらい実 委員 分かり
ました、ありがとうござい
ます。
時期的にも、そろそろ皆さんに周知
しなくてはいけない頃かなと思い
ますので、是非、今回も成功できるようにお願いいたし
ます。
最後ですが、環境部の方で、脱
炭素ロードマップについてお伺いを
したいと思い
ます。
こちらの
ロードマップの案を頂いており
まして、脱炭素については、
再生可能エネルギーが重要な役割を占めていると思い
ます。
15ページの方で、再エネ導入によるエネルギーの脱炭素化推進の、区の現状⑤太陽光発電導入ポテンシャルというのが書いてあり
ます。これ見ると、すごく希望の持てる話かなと思っているのですが、2050年までに現在の導入量、今、区の方では導入率約4.3%とあり
ますけれども、この導入率が4.3%から何%ぐらいまで太陽光を導入できると2050年には脱炭素の目標が達成できるのか、そういう見込みという数字はあるのでしょうか。
◎環境政策課長 今回、脱
炭素ロードマップにおきましては、2030年を中間目標として、いわゆるCO2の46%以上の削減というので
ロードマップを作成
させていただいており
ます。
その中で、足立区の2030年の
再生可能エネルギーの導入目標でござい
ますが、これは発電量になり
ますが、6万1,400kW程度を目標と
しており
ます。
◆
くじらい実 委員 そう
すると、この太陽光発電の導入率が4.3%が何%まで行くとというのは、今のところ出ていないということでよろしいですか。
◎環境政策課長 そのような数字は、申し訳あり
ません、持っており
ませんが、このポテンシャルに対して、この6万1,400kW、大体7.5%ぐらい、ポテンシャルをマックス使わなくて、7.5%程度を導入目標と
しており
ます。
◆
くじらい実 委員 そう
しますと、これは簡単な話になってしまい
ますが、4.3%が7.5%ぐらいまで行けば目標達成できるかなということだと思い
ます。
その目標のパーセントを達成できる見込みというのは、今、どんな感じで捉えているでしょうか。
◎環境政策課長 この
ロードマップの中で、具体的にどのように実行
していくのかという個別施策については検討
させていただきたいと思っており
ます。
そのような中で、太陽光の導入に関しては、既存の補助金に加えて、民間事業者に対する屋根貸しや公共施設に
太陽光パネルを積極的に乗せていきたいと考えており
ます。
◆
くじらい実 委員 この後聞こうと思ったのですが、公共施設への太陽光の設置ですが、公共施設における脱炭素の推進の中で、23ページに公共施設の再エネ導入量が書いてあり
まして、これ
環境審議会の方で意見があったのか分からないですが、今見ると、導入施設数という数字が入っている状況です。
先ほどちょっと話があったのですが、例えば一番上、住区センター等とあって、住区センターが幾つあるのかとか、下の方へ行くと、25番、小学校・中学校とあり
まして、導入施設数が11と6と入ってい
ますが、全体のどれくらいが導入
しているのかという割合、全体のパーセントが分かる方が取り組みやすいのかなと。
先ほどの7.5%という数字も出てい
ましたけれども、この表示だけだと、数入ってい
ますよ、年間のCO2削減量が入ってい
ますよだけですが、公共施設にどれくらい今後設置できる余裕があるのか、目標としてこれくらい設置できたらいいなという数字が分かった方が見やすいと思うのですが、それについていかがでしょうか。
◎環境政策課長
くじらい委員御発言のとおり、まず、全体像をお示し
するというのは非常に大事かなと思い
ますので、こちらの方の記載についても検討
してまいりたいと考えており
ます。
◆
くじらい実 委員
再生可能エネルギーの公共施設への導入というのも今後考えていかなきゃいけないのかなという部分なので、是非よろしくお願いいたし
ます。
○さの智恵子 委員長 他に質疑ござい
ますか。
◆
横田ゆう 委員 何点か質問
させていただきたいと思い
ます。
まず、産業経済の方で、「底上げ」事業のなんでも相談員、ウェブ活用アドバイザーの実績の報告があり
ましたけれども、まちに出向いて相談にも乗っているということで、少しずつ相談件数も上がってきているようですが、内容的には、例えば自分で自ら区役所に出向いて相談
したり、電話を掛けたりというのが難しい方でも、そういったところに寄り添った相談ができるようになったのではないかなと思い
ますが、実態としてどんな例があり
ますでしょうか。
◎企業経営支援課長 お電話をいただいて、アポイントを取って訪問
して御相談に乗ら
せていただくというパターンもござい
ますし、また、相談員が地域を回っていて、いろいろお声掛け
していく中で、実はこういうこと困っているんだというようなところから相談に発展
していくということもござい
ます。
◆
横田ゆう 委員 私も、商店ですとか、かばんを作っている人などに聞くと、まだまだこの制度が知られていないということです。
なので、大変いい制度ができていて、どんな相談でも相談できる窓口があるということは、非常に大切なことだと思い
ますので、是非引き続き周知を広げていただいて、相談で大変になるぐらいの活動を進めていただきたいなと思い
ました。
次に、
地域経済活性化基本計画の中間見直しについてですが、この中でもこの相談員制度が位置付けられているということで、大変よかったと思ってい
ます。
この冊子を見
まして気が付いたところですが、最後の方の65ページのところ、
経済活性化会議の委員名簿が記載
されてい
ますけれども、この会議の中で、本当に小さなまち場の例えば製造業の方とか、縫製業の方とか、飲食店ですとか、建築業の方などの代表がメンバーに入っていないのが非常に気に掛かってい
ます。
このメンバーの中に、区民の代表である議員も入っていないという状況です。本当に今、コロナ禍で、物価高で苦況に陥っている業者の意見を反映
させる重要な場所になると思うのですが、そういった方たちをメンバーに入れて議論
したらどうかなと思ってい
ますが、いかがでしょうか。
◎
産業政策課長 この
経済活性化会議のメンバーにつき
ましては、例えば
横田委員御指摘の小さいところの状況もよく分かる方、足立区工業会連合会の会長であるとか、そういった情報を分かっている方、そして商店の方、足立区商店街振興組合連合会の方は商店の小さなところの連携を密に
していると。そういった形で、現場のところをよく理解を
している方に参加
していただいているという認識でござい
ます。
2点目の区議会議員が委員にいないというところでござい
ますが、これにつき
ましては課題であると認識
してござい
ますので、今後検討
してまいりたいと考えてござい
ます。
◆
横田ゆう 委員 やはりそういう建築関係の方、そして区民の代表である議員も入っていない状況ですが、これについてはどのようにお考えでしょうか。
◎
産業政策課長 まず、入っていない業種につき
ましては、例えば学識の先生方でフォロー
していくことができるであるとか、そういった形で考えてござい
ます。
議員の方につきましては、繰り返しの答弁で大変恐縮ですが、課題であると認識
してござい
ますので、今後検討
させていただければと考えてござい
ます。
◆
横田ゆう 委員 是非、御検討をお願い
したいと思い
ます。
それで、9月28日から
パブリックコメントが始まるということですので、幅広い意見、小さな事業者の意見、声もしっかり受け止めて、委員会にも御報告
していただきたいですし、取り入れてほしいなと思い
ます。
次に、環境部の方で質問
したいのですが、アスベスト対策、我が党が以前から要望
してい
ましたけれども、研修と研修助成、いち早くやることになったことについては大変よかったなと思ってい
ます。
あとは、この制度の周知が重要と思い
ますので、よろしくお願い
したいと思い
ますが、いかがでしょうか。
◎生活環境保全課長 区内の建設業をやっている団体に周知を
するとともに、建設業をなさっている2,700社にも直接御案内のチラシをお配りさせていただいて、少しでも多くの方が参加
していただけるように努めていきたいと思っており
ます。
◆
横田ゆう 委員 あとは、先ほど報告があった電力会社の変更、
再生可能エネルギーの協力金についてですが、今の現状で言うと、なかなか増えていかないですけれども、是非引き続きお願い
したいと思い
ます。
それから、
電気自動車の購入費の助成金ですけれども、今、東京都の
電気自動車の購入については、リースも対象になっているわけです。ですから、購入だけでなく、リースの方も対象に
していただきたいなと思い
ますが、いかがでしょうか。
◎環境政策課長
横田委員御発言のとおり、東京都や国の補助金につき
ましては、リースも対象になっており
ます。
今後、国の動き等注視を
して、可能性について検討
してまいりたいと考えてい
ます。
◆
横田ゆう 委員 それから、脱
炭素ロードマップ案についてですが、プラスチックごみがなかなか減らない状況があり
ます。今、庁舎ですとか区民事務所の自動販売機に、飲料水、ペットボトルでたくさん並んでい
ますけれども、これを早急に缶や紙に置き換えるということを
していただきたいと思うのです。
先日、私、新しくでき
ました品川区の環境施設のエコルとご
しに行ってきたのですが、そこの自動販売機にはペットボトルが一つもあり
ません。水もお茶も缶になってい
ます。コカ・コーラ社の水の缶もあり
ますね。それもそこに入ってい
ました。それも、ちゃんと蓋が閉まるような缶です。
そういうものも最近出回ってい
ますので、庁舎ですとか区民事務所、相当数の自動販売機があると思い
ますので、計画を立てて順次進めてもらいたいと思い
ますが、いかがでしょうか。
◎環境政策課長
横田委員御発言のとおり、ペットボトルの自動販売機の取扱いについて、我々の方も検討
しているところでござい
ます。
ロードマップの中で、どのように
していくべきか整理を
していきたいと考えてい
ます。
ただ、缶だけですと、なかなかそれだけで飲めないという方もいらっしゃい
ますので、お年寄りの方とか。そういう部分も踏まえて、可能性について研究を
していきたいと考えてい
ます。
◆
横田ゆう 委員 ペットボトルが開けられないというのは、缶の方もペットボトルはあるし……カチャッと開けるやつですか。分かり
ました、そういうことですね。
大切な問題なので、是非検討
していただきたいなと思い
ます。
あとは、公共事業のZEB化の問題で、梅田複合施設をZEB化認証の建物に
するような検討に入ったという答弁もあり
ましたが、そちらの方の検討は進んでいるのでしょうか。
◎環境政策課長 公共施設のZEB化につきましては、関係課と協議を進めているところでござい
ます。
梅田八丁目の施設にこだわらず、どこかできるところがあれば、ZEB化の推進を
していきたいと考えており
ます。
◆
横田ゆう 委員 この
ロードマップ案の中のメニュー、とても興味が湧くメニューがたくさん並んでい
まして、大変いいものだと思ってい
ます。
特に若い方ですとか子どもは、地球温暖化のことなどに非常に興味を持ってい
まして、是非目標値50%が達成できるような、明るい展望の見えてくる
ロードマップを提示
していただきたいなと思い
ます。
○さの智恵子 委員長 他に質疑ござい
ますか。
◆伊藤のぶゆき 委員 再エネ100についてお尋ね
します。
協力金の申請状況が、先ほど
環境部長から現時点で40件ぐらいと、なかなか数字が厳しいなと思い
ますが、ちょっと文章が分からないので教えてもらいたいのですが、(2)の北千住マルイと協議
して4月から7月まで60件弱の新規申込みがあったと。その下に、新規契約者を獲得
していく予定と書いてあり、その下に、現在既存契約を維持
することに注力
している。新規受付は停止
しており再開のめどは立っていないというのは、北千住マルイでは新規受付を
していないということでいいのですかね。
◎環境政策課長 資料の方、分かりにくくて申し訳ござい
ません。
(2)の黒ポチの1つ目の方は、北千住マルイの取組となっており
ます。黒ポチの2つ目の方は、その他の電力の供給事業者のヒアリングの結果になってい
ます。
ですので、黒ポチの1に関しましては、これからも新規の契約や既存の契約者への案内を北千住マルイが
していただける。黒ポチの2の方は、名前は伏せており
ますが、一部の
電力事業者では新規の受付は当面できないという御回答を得たという内容でござい
ます。大変申し訳ござい
ません。
◆伊藤のぶゆき 委員 そう
すると、ごめんなさい、足立区のホームページの中に小売電気事業者が載っていて、8社ぐらい載ってい
ますけれども、その8社の中で新規受付を停止
しているところがあるという考え方でいいのですか。
◎環境政策課長 おっしゃるとおりでござい
ます。
◆伊藤のぶゆき 委員 その理由が、電力市場の高騰だとか、価格の高騰だからということで新規受付を
していない。この政策自体は、既存の方々も一、二年だったらいいですよという内容だと思うのですが、現時点で6月13日から始まっていて3か月間の領収書が必要だということになると、今の段階で協力金の申請を
しているのは、この政策が始まる既存の方々が今やっているということですよね。
純粋に、6月13日から新しくこの小売電気事業者に再エネ100の契約を
した方というのは、区民の方で何世帯ぐらいあるのですか。
◎環境政策課長 申し訳あり
ません、今、内訳の方持っており
ませんが、調べて御報告
させていただきたいと思い
ます。
◆伊藤のぶゆき 委員 それともう1点、この小売電気事業者の中で区内事業者はあり
ますか。
◎環境政策課長 小売事業者に関しては、足立区の事業者というのはなかったと記憶
しており
ます。
ただ、(1)の受付代行をやっている業者というのは区内にもござい
ます。
◆伊藤のぶゆき 委員 かしこまり
ました。携帯電話会社にお願い
したけれども、インセンティブがないからということで、なかなか新規の方々を獲得
するのは、私もガスとか電気の契約をもし変えると
するとなかなかおっくうなことですけれども、純粋に一つの質問として、普通の電力会社より、再エネ100の小売電気事業者の方が電気代は安いのですか。
◎環境政策課長 2月までの話ですと、一般的には安いですというふうに御答弁できたのですが、今は、それぞれの
電力事業者の状況があり
ますので、一般の電気より安いと言い切れる状況ではないというところでござい
ます。
◆伊藤のぶゆき 委員 そうなってくると、そっちに切り替えてもらうというのは、幾ら行政がポイント付け
ますよと言ってもなかなか厳しいと思うので、走り出してしまった政策なのでやらざるを得ないでしょうけれども、そこに関しては、再考
していかなきゃいけないことがあるのではないのかなと思い
ます。
それに連動
したような形の質問になってしまい
ますが、キャッシュレス還元祭のPayPay、やり
ますよね、11月から。
これ確認ですけれども、ポイントを付与
する対象者に関して、年齢、居住地等不問となっているのは、要は足立区内にあるお店とか会社、そういったところで消費を喚起
していく、消費を喚起
することが目的なので、そういった会社とか事業者でPayPayでお金を払ってくれれば、区内でなくてもお支払い
しますよという内容で間違いないですか。
◎
産業政策課長 伊藤委員御指摘のとおりでござい
ます。
◆伊藤のぶゆき 委員 そうなってくると、さっき電力会社の小売の話があり
ましたけれども、足立区内にライフラインを扱っている会社もあると思い
ます。小売電気はなかったとしても、ガスとかは多分足立区に本社があって、例えば分かりやすいプロパンガスとか、足立区のお店が足立区の業者で使うわけじゃないですか。そこのお金をPayPayで払うことは可能だということですよね、今の話だと。
◎
産業政策課長 理論上、可能かと思い
ます。
◆伊藤のぶゆき 委員 そうなってくると、ちょっと不安なのが、そういった主立った会社が、当然、足立区内でない方々のお店とか家庭にも契約
しているところはあって、これがあるから今月PayPayで払いたいというふうになったら、そのお金は区外に流れるという考え方でいいですか、ポイントは。
◎
産業政策課長 申し訳あり
ません。そこのところにつき
ましては、この場では正確なことは御答弁でき
ませんので、確認
してまたお答え
させていただければと思い
ます。
◆伊藤のぶゆき 委員 商品券がデジタルになって区外に流れてしまったということがあったと思い
ますが、理論的に、年齢とか居住地が不問になってしまうと、足立区内の会社とかお店にPayPayで払った方に、一律1回ごとに3,000円で2万ポイントまで付けるという発想になると、多分今の話が通ってしまう可能性がある。
区内事業者が、今回、足立区がこういうふうにやっているのでというセールスポイントとしてはいいのかもしれないですけれども、例えばそれが食べ物だとか飲物だとか消費
するものだったらいいですけれども、そういったものにまで波及
していくと、どんなに予算を付けても予算が垂れ流し状態になってしまうのかなという不安があったので、その件は確認を
させてもらいたかったということです。
◎
産業経済部長 伊藤委員がおっしゃられたこと、正しくそうで、区外に住んでいらっしゃる方がガスを区内の業者から買うときにPayPayを利用
するとなると、そのPayPayのポイントというのは区外の人に落ちる形になり
ます。
理想的には、消費者も区内の人で消費者が購入
するお店も区内というのが、足立区内でお金が循環
するので、それが一番理想ですけれども、次善の策ではあり
ませんが、区外の人が区内の事業者から物を買う、お金を呼び込むという意味で、ポイント以上のお金が入ってくるという点では、そこの部分も許容
していくべきところなのかなと思ってい
ます。
ただ、予算の管理執行上というところの不安はあり
ますので、どういうふうになっていくのか、ほかの自治体などの話も聞きながら、そこのところはリサーチ
していきたいと思い
ます。
◆伊藤のぶゆき 委員 ほかの自治体もPayPayで払っているので、それは調べていただければと思い
ます。それすごく気になったので、質問
させてもらい
ました。
最後に、アスベストの講習を区が半分持ち
ますよということですけれども、これすごくいいことだなと思い
ます。
募集人数及び開催時期に関して書いてあって、その周知方法が区内施工業者約2,700社、区内工事関係団体に周知を依頼と書いてあり
ますけれども、これ純粋に区内の事業所で働いていないと受けられないということですか。
◎生活環境保全課長 区内に本社とか支店とか、会社があるところで働いている事業者の方であれば受けられるということでござい
ます。
◆伊藤のぶゆき 委員 これ全部のお金を出すわけではないので、半分ぐらい助成
しますよということですけれども、例えばこういうコロナ禍の中で仕事がなくなってしまっている方々いらっしゃい
ます。1年後とか1年半後の話なので先の話ですけれども、例えば仕事が今ないけれども、こういった資格というのは大切じゃないですか。
そうしたときに、区内の建設事業者とかそういうところでは働いていないんだけれども、将来を考えてお金を半分出すので受けたいですよという区民の方がいらっしゃった場合はどう
するのですか。
◎生活環境保全課長 あくまでも区内の建設事業者を対象に助成を
するということで今回は考えており
ますので、区内の建設業に従事
している方を対象に
しているということでござい
ます。
◆伊藤のぶゆき 委員 そこに対して、令和5年10月から
されるという中で、あと1年ある中で、そんなに大勢はいらっしゃらないと思うんですよ。100人も200人も門出を開いたからといってわーっと来るわけではないと思い
ますので、全て助成
するわけではないというなら、そこは少し柔軟に、将来の自分のために資格を取っておきたいという同じ区民の皆様だったら、区内の勤務のみではなくて、その講習資格を開いてあげることは検討
していただきたいのですが、それは駄目ですかね。
◎生活環境保全課長 環境部の方の今回の助成金につき
ましては、区内の建設事業者を対象なのですが、
産業経済部の方で一般事業者向けの区内の建設事業者でない対象の助成金もござい
ますので、そういう方のお声を頂き
ましたら、そちらの方の助成金を紹介
するような形で、資格の方の助成金を使っていただければと思い
ます。
◆伊藤のぶゆき 委員 ごめんなさい。意味が分からない。これ1回に50人と入ってい
ますけれども、その50人の枠で、違うところの
産業経済部から補助金もらって入っていいということですか。
◎生活環境保全課長 今回の講習会の方は、あくまでも環境部、我々の方で周知を
させていただいた区内の建設事業者向けの講習会という位置付けでござい
ます。
ただ、足立区外で、我々が設定
するところ以外にも全国的に、関東でもあり
ますが、講習会がござい
ますので、そちらの方で講習を受ける方は、
産業経済部の方の助成金が使えるという仕組みでござい
ます。
○さの智恵子 委員長 すみません、
産業経済部でそういう仕組みがあるかどうかお答えいただけ
ますでしょうか。
◎企業経営支援課長 こちらの資料にあり
ます4の(2)のところで、産業技術経営研修会助成金というものがあり
まして、こちらは企業経営支援課の方でやっているものでござい
ます。
1回の申請5万円までで、各年度5回まで申請可能というもので、今回、アスベストのものを環境部でやる以前に、我々の方で助成金として各企業に対して補助を出しているという状況でござい
ます。
企業ないしは個人事業主を対象として助成
しているところでござい
ます。
◆伊藤のぶゆき 委員 最後に
します。今の説明を聞くと、そっちの方から補助金をもらえば5万円もらえるということですか。
◎企業経営支援課長 掛かる経費の2分の1で、例えば企業で3人研修を受けさせるといった場合には、上限が5万円までという形になり
ますので、こちらの研修でお一人ですと大体5万4,000円ですかね。であれば、2万7,500円をうちの方で出すという形になっており
ます。
○さの智恵子 委員長 他に質疑ござい
ますか。
◆
中島こういちろう 委員 私からも何点か質問を
させていただき
ます。
産業経済部の方で、先ほど伊藤委員からのお話もあり
ましたが、ちょっとまず確認ですけれども、5ページ目、コロナ禍により落ち込んだ区内の
消費喚起のところで、今回はPayPayで決まったということですけれども、これ確認ですが、区内外のユーザーは使え
ますと。事業者は区内の事業者なので、産経部としては、今回、その対象のお店で区内外の方が商品をPayPayで購入
した、若しくはお金を払ったときに、ポイントを発生
させることによって、区内の経済が活性化
すると思ってこの施策をやっているという認識でよろしいですか。
◎
産業政策課長 中島委員御指摘のとおりでござい
ます。
◆
中島こういちろう 委員 そうなったときに、前回、あだち30買い物券事業、これデジタルでやったと思い
ますけれども、そのときの御答弁の中で、PayPayを使えなかったとか、使いにくい理由の中で、その付与
したポイントを区内経済で回すことが難しいから、なかなか導入でき
ませんという御回答をいただいているという認識を持ってい
ます。
そこに対しては、今回、どういう事態を考えて対応
されてい
ますか。
◎
産業政策課長 あだち30買い物券のときとPayPayのときと、その考え方がちょっと違うというところでござい
ます。
あだち30買い物券の場合は、区内で登録を
していただいて、そのプレミアム、事前に購入
してそこで使い切っていただくという形になり
ます。
ただ、PayPayの場合は、一般的に広く知れ渡っているところでござい
ますので、確かに税金が区内限定で使われるわけではあり
ませんが、他区、他自治体の方から人を呼び込んで、そこで使っていただくという大きなその周知力はあるのかなと。
これによって、区内の経済を盛り上げていきたいというところで考えているところでござい
ます。
◆
中島こういちろう 委員 今の確認ですけれども、区内でポイント付与後のお金が回らないということは、今回の話で言うと、周知力があるのでそれは問題ないですとおっしゃっているという認識ですか。
◎
産業政策課長 多くの方を呼び込んで、まず使っていただくというところのインパクトは大きいのではないかと考えてござい
ます。
◆
中島こういちろう 委員 確かに私も、インパクトは大きい、なるべく利用者数が増えた方がいいと思うので、PayPayを使うことは私自身もいいと思ってい
ます。
ただ、足立区の税金でポイントを付与
し、それがPayPayになったとしても、区内でポイントが循環を
する、お金が回るという形が私は理想の姿なのかなと思い
ます。そうなったときに、今回PayPayで付与
したポイントを区内の事業者がここで使えるというものをちゃんと周知
していく必要があると思い
ます。
今回、取組の中でPOPみたいなものは作られ
ますかね。
◎
産業政策課長 作る予定でござい
ます。
◆
中島こういちろう 委員 作られると同時に、例えば今回この90周年事業に参加
しなくても、PayPayを使うことができる区内事業者等にも、そういうPayPayのPOPだったり、旗だったり、ノベルティーというのは結構たくさんあると思い
ますが、そういうものを行政の方が支援
して、ここでもPayPayが使えるよというのを後押し
するというのも方法の一つかなと思うのですが、いかがでしょうか。
◎
産業政策課長 中島委員御指摘のとおり、今回登録を
しなかったというところに対する波及効果というか、そういったところの御質問かと思い
ます。
他の自治体では、キャンペーン終わってから区の中で使われる決済量が7割程度増えるという話がござい
ますので、もし何かの関係で今回登録できなかったとしても、そういったメリットを区内店舗には継続的に周知
してまいりたいと考えてござい
ます。
◆
中島こういちろう 委員 私の伝え方が悪くて、登録
しなかった店舗とあれ
しましたが、登録
した店舗も同じだと思っていて、恐らくPOPはこれぐらいの小さい紙のもので、どこの自治体とも連携
してPayPayが発行
しているものが支給
されるのではないかなと思い
ます。
例えばお店の前にPayPayが使え
ますという旗が置いてある、これだけでも、今回は区内、区外の方だと思い
ますが、ここでPayPayが使えるんだということで、足立区の中で足立区の税金で付与
されたポイントが回っていく、循環
していくという確率が高まると思うので、是非そういったところの取組も考えていただけたらなと、これは要望でお願いいたし
ます。
次が、6ページ目のレシートの方ですけれども、前回、登録店舗数が実績1,394店舗、今回登録店舗数が1,400店以上ということで、増えるけれどもここは微増という読みを
されていると思い
ます。
一方、この登録店協力金、手数料というところに関してはかなり大幅に増えていると。登録店には協力金として1万円を支給
する。登録店が増えないのに、逆にこれだけ増えるというのは何か理由があるのですか。
◎
産業政策課長 今回、2回目の事業は1,400店以上いけばいいなというところでござい
まして、2,000店、そして2,400店程度いけばいいのかなというところで、こちらの方、算出
しているところでござい
ます。
◆
中島こういちろう 委員 そう
すると、2,400店というのでシミュレーション立てられているということですか。
◎
産業政策課長 こちらの算出
したところでは、2,400店という形でシミュレーション
したところでござい
ます。
◆
中島こういちろう 委員 では、2,400店と書いていただいた方が分かりやすいのかなと思い
ます。
この表からだと、申請件数は増える、登録店舗数は増えない、登録店協力金のところだけが増えると。これはやはり数字のところに違和感を感じるので、分かりやすい表記でお願いできればなと思い
ます。
次に、光の祭典、14ページのところですが、細かい話ですけれども、
新型コロナウイルス感染症に対する主な対策についてという中で、COCOAのインストールの呼び掛けと書いてあり
ますが、今、9月13日にデジタル大臣の方から、全数把握をやめることに対して機能を今後停止
していくという話もあったり
すると思い
ます。
そういう意味において、その状況に応じて、このアナウンスの呼び掛けは
するか、
しないかを決めていくという認識で合ってい
ますか。
◎観光交流協会事務局長 中島委員おっしゃるとおり、私も、今日の段階でもCOCOAの状況をインターネットで調べたのですが、まだ明確に廃止にはなっていないですね。国の動向を見ながら、この辺は判断を決めたいと考えてござい
ます。
◆
中島こういちろう 委員 是非、よろしくお願い
します。
光の祭典だけでなくて、足立区がやっている事業全般的にそういったお話があるのかなと思うので、是非お願いできればなと思い
ます。
最後に、環境部のところで1つだけ。3ページ、
節電応援キャンペーンの実施についてというところで、これ11月1日から受付開始予定時期ということですけれども、これ具体的に、こういったものがあり
ますという広報はどういうふうに
するかということを教えていただいてもいいですか。
◎環境政策課長 まず、すぐにやりたいのがホームページ等での周知でござい
ます。そのほか、SNS等も活用は
したいと思っており
ます。
当然、広報紙についても検討
してまいりたいと考えており
ます。
◆
中島こういちろう 委員 実際に販売店だったり、そのユーザーの方だったり、多分足立区の情報をずっと区民の方は見ているわけではないので、物を買うとか商品を選ぶ、その選択のタイミングで、これで商品券が付くならこっちに
しようとか、行動の意思決定に関わってくるのかなと思い
ます。
そういったところに対しては、何かアナウンスは
されないのですか。
◎環境政策課長 通常も行っており
ますが、電気販売店に関して、チラシ等の郵送等を行っていきたいと考えてい
ます。
◆
中島こういちろう 委員 これ恐らくいつも行っていらっしゃるアクションだと思うのですが、意外と電気事業者の方でそれが周知
されていないのかなと感じるときがあるので、どういうものを送られているか分からないですけれども、チラシだったりだと思い
ますが、ちょっと形を変えて張りやすく
してPOPに
するだったり、区民の方に最後まで伝わる
告知の仕方でお願いができればなと思うのですが、いかがでしょうか。
◎環境政策課長 伝わるというのが周知には非常に大切ですので、中島委員御指摘のとおりだと思っており
ます。
今回も、事業者にただ送るだけではなくて、直接御説明に行ったり、節水シャワーのときはホームセンターに個別に御説明に行ったり
させていただいて、今ですと、北千住駅のマルイでは足立区補助金対象というふうにやっていただいてい
ますので、伝わるように事業者に周知
していきたいと考えてい
ます。
○さの智恵子 委員長 他に何か質疑ござい
ますか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○さの智恵子 委員長 質疑なしと認め
ます。
○さの智恵子 委員長 次に、その他に移り
ます。
何か質疑はござい
ますか。
◆古性重則 委員 1点だけお願い
します。
商店街振興ということで質問
させていただき
ます。
綾瀬駅前のアーケードの件です。交通広場の整備に伴って車道と歩道が拡幅
されるということで、アーケードの今の柱の部分が邪魔になってくるということが想定
され
ますので、どのように考えているか、まず聞いていきたいと思ってい
ます。
◎
産業政策課長 古性委員御指摘の状況が発生
するかなというところは想定
してござい
ますので、今、商店街と都市建設部隊と協議を
しているところでござい
ます。
今、ここで結論的なことを言うことはでき
ませんが、課題を認識
して、商店街と都市建設部門とその協議を進めているところでござい
ます。
◆古性重則 委員 商店街は、当然残してもらいたいという気持ちですが、拡幅
すれば柱が邪魔になるわけですから、それでは安全が保てないということが1つ。そう
すると、新たに歩道の幅だけのアーケードに
するしかないということになり
ます。
その中で心配なのは、今は傘差さなくても自転車が通れ
ます。あの歩道は自転車が通れる歩道なんですよ。車道を走らない。今でもほとんどがあそこの歩道を走ってい
ます。
もしアーケードがなくなると、雨の場合、傘差しながらとなり
ますと、歩道を歩いている人と必ず接触
しますので、危険性が出てまいり
ます。
もう1つ、あのアーケードを造るとき、私もそれに携わった人間ですから、約30年もたつのですが、あのとき東京武道館が開設
されるところに合わせてアーケードを造ろうということで、商店街から区の方に申込みを
した。その中で、東京都と区と商店街が出し合ってあそこを造ったんですね。それもガードのところではなくて、イトーヨーカドーとサンポップ、エトセトラ、東京マリアージュまでで負担を
して、全体のことを考えてやったやつで、実は私の会社組織も、記憶忘れてしまい
ましたが、15年から20年、毎月払ってあれを完成
させたわけです。
ということは、商店街の財産でもあるということですから、是非、商店街の意見を聞きながら進めてもらいたいと思い
ますが、どうでしょうか。
◎
産業政策課長 あそこのアーケードは商店街の持ち物だという認識でござい
ますので、商店街の意見を丁寧に聞いて進めてまいりたいと考えてござい
ます。
◆古性重則 委員 金額は相当掛かると思い
ますが、全体の計画としてやっていただければいいかなと思い
ます。
どっちに
しても、広場もそうだし、道路も歩道も含めてですから、相当な金額になると思い
ますが、その一環の工事として考えてやってもらいたいと思い
ますので、是非、
産業経済部長よろしくお願い
します。
◎
産業経済部長 ただいまも
産業政策課長申し上げ
ましたとおり、商店街の意見をしっかり聞きながら進めていきたいと思い
ます。
各工事自体は回数を分けてやるような形になるので、どういう形でアーケードをやった方がいいのかしっかりと庁内でも検討
して、いい案を提示できればと考えており
ます。
○さの智恵子 委員長 他に質疑ござい
ますか。
◆
横田ゆう 委員 今回、区民農園の募集について情報連絡があり
ましたが、これ3倍ということで、非常に人気のある事業になってい
ます。今回は487区画募集ということで、期待
している方も非常に多いのですが、当たらないという苦情も聞いてい
ます。
第二次足立都市農業振興プランでは、現在の申込み倍率は3倍で、この状況を改善
するために、10年後に申込み倍率が1倍になるように年内で140区画を増やす指標と
してい
ますということで、令和6年度には1,400区画、令和11年度には2,100区画を目指すとなってい
ますけれども、進展状況はどうでしょうか。
◎
産業政策課長 現在、平成31年度末にこのプランを作ったところから、今、729区画までという形になってござい
ます。
来年令和5年度末に1つ、令和6年度末以降1農園ずつ造っていくという形で進めていきたいと考えているところでござい
ます。
◆
横田ゆう 委員 是非、人気があるので進めていただきたいのですが、私の近くの舎人などでも、生産緑地に建て売りが建ち始めたり、そういう状況であり
ます。
東京都の生産緑地買取・活用支援事業というのがあり
ますが、これは農地を福祉農園や区民農園に
する場合に、都が2分の1補助
する仕組みです。この制度の活用について検討
していただきたいと思い
ますが、いかがでしょうか。
◎
産業政策課長 実は、農地所有者の方、今まで1,000㎡ぐらいの方々に聞いており
ますが、それ以外の方も含めて聞いているところでござい
ます。
横田委員御指摘のあったその制度の活用も含めて、研究
してまいりたいと考えてござい
ます。
◆
横田ゆう 委員 こういった制度を活用
して、今言い
ましたように、連携を取って進めていただきたいと思い
ます。要望です。
○さの智恵子 委員長 他に質疑ござい
ますか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○さの智恵子 委員長 質疑なしと認め
ます。
以上をもちまして、
産業環境委員会を終了いたし
ます。
午後2時56分閉会...