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令和 4年 4月19日建設委員会-04月19日-01号

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  1. 足立区議会 2022-04-19
    令和 4年 4月19日建設委員会-04月19日-01号


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    最終取得日: 2023-04-16
    令和 4年 4月19日建設委員会-04月19日-01号令和 4年 4月19日建設委員会       午前9時57分開会 ○たがた直昭 委員長  それでは、ただいまより建設委員会を開会いたします。 ○たがた直昭 委員長  記録署名員2名を、私より、伊藤委員山中委員、よろしくお願いを申し上げます。 ○たがた直昭 委員長  次に、異動管理職の紹介に移ります。  まず、副区長から、異動のあった部長級職員について紹介をお願いいたします。 ◎副区長 おはようございます。  私から、4月1日付で建設委員会所管部長級職員に異動がありましたので御紹介いたします。  佐々木拓道路公園整備室長です。前任職は市街地整備室長です。  続きまして、田中靖夫建築室長です。前任職は都市建設部参事で、建築審査課長の事務を取り扱っておりました。 ○たがた直昭 委員長  続きまして、都市建設部長から、異動のあった所管の課長級職員の紹介をお願いいたします。 ◎都市建設部長 おはようございます。  私からは、都市建設部及び鉄道立体推進室内の異動があった課長級職員を御紹介いたします。
     室橋延昭都市建設課長です。前任職は企画調整課長です。  山田正史事業調整担当課長です。前任職は鉄道関連事業担当課長です。  大竹俊樹まちづくり課長です。前任職は市街地整備室まちづくり課長です。  内田和男中部地区まちづくり担当課長です。前任職は、市街地整備室中部地区まちづくり担当課長です。  松橋愛千住地区まちづくり担当課長です。前任職は市街地整備室千住地区まちづくり担当課長です。  森田充駐輪場対策担当課長です。前任職は建設事業調整担当課長です。  小木曽正人鉄道関連事業課長です。前任職は竹の塚整備推進課長です。 ○たがた直昭 委員長  続きまして、道路公園整備室長から、異動のあった所管の課長級職員の紹介をお願いいたします。 ◎道路公園整備室長 私から、道路公園整備室内の異動のあった課長級職員を紹介いたします。  小林裕幸道路公園管理課長です。前任職は道路整備室工事課長です。  坂本伸東部道路公園維持課長です。前任職は建築室開発指導課長です。  山坂延央西部道路公園維持課長です。前任職はみどりと公園推進室公園管理課長です。  金澤大輔パークイノベーション推進課長です。前任職は、みどりと公園推進室パークイノベーション担当課長です。  勝田健児道路整備課長です。前任職は道路整備室街路橋梁課長です。  井熊章安全設備課長です。前任職は道路整備室防犯設備課長です。 ○たがた直昭 委員長  続きまして、建築室長から、異動のあった所管の課長級職員の紹介をお願いいたします。 ◎建築室長 私から、建築室内の異動があった課長級職員を紹介いたします。  淺見壽和建築防災課長です。前任職は学校運営部学校施設管理課長です。  渡辺隆史開発指導課長です。前任職は建築安全課長です。  佐久間浩区営住宅更新担当課長です。前任職は、都市建設部駐輪場対策担当課長です。  なお、建築審査課長は私が事務を取扱います。 ○たがた直昭 委員長  ありがとうございました。 ○たがた直昭 委員長  次に、組織改正に伴う新組織の事務分掌についてに移ります。  組織改正に伴う新組織の事務分掌につきましては、御手元に資料を配付いたしましたので説明に代えさせていただきます。 ○たがた直昭 委員長  次に、陳情の審査に移ります。  (1)3受理番号5 花畑二丁目住宅地にある生コン工場の早期移転を求める陳情を単独議題といたします。  前回は継続審査であります。  また、報告事項(8)花畑二丁目生コン工場への対応状況についてが本陳情と関連しておりますので、併せて執行機関より報告をよろしくお願いします。 ◎建築室長 報告資料の21ページを御覧ください。  花畑二丁目生コン工場への対応状況についてでございます。  生コン工場への指導といたしまして、これまで区が東京都に対して行ってまいりました照会等の内容を改めて確認いたしましたので、御報告させていただきます。  平成30年になりますけれども、文書によって東京都に情報提供を依頼してございます。工場の換地が現位置となった経緯、土地区画整理審議会議事録の開示、建物に対する金銭補償の考え方、この3点を照会を行っているところでございます。  東京都の方からの回答といたしましては、換地設計は現位置換地を基本としているということ、それから審議会議事録の開示については、都条例の手続に従って決定していくということ、移転補償金につきましては、総合的な観点から適切に算定をしていますということ、それから移転補償金の使途については、東京都が制限する権利はないといったような回答をいただいているところでございます。  少し遅れまして、3月29日に、土地区画整理審議会の議事録が開示決定となっているという状況でございます。  2番の区の見解でございますけれども、平成15年当時から、東京都とは情報連絡等を行ってまいりましたけれども、文書による記録といたしましては、以上の内容しか残っていない状況でございまして、この点につきましておわびを申し上げます。これまでの都との対応経過を踏まえまして、引き続き関係所管と連携して、工場に対する指導を適切に行っていきたいと考えているところでございます。  また、口頭となりますけれども、3件ほど御報告させていただきます。  生コン工場に対する現地の立入調査におきましては、2か月に1回ほどのペースで行ってまいりたいと考えてございまして、次回は5月に実施する予定でございます。  それから、生コン工場に対する区の取組を地元の皆様へ御説明させていただく場が必要と考えておりますので、まずは地元の会組町会長へ御説明させていただきたいと思っておりまして、現在、日程の調整を行っているところでございます。  それから、前回の委員会におきまして、当該地の区画整理の施行に伴って従前の土地にいられなくなった工場は何件あるのか、また、どのように交渉が行われて移転することになったのかといったような御質問がございました。この件につきましては、平成15年当時に、生コン工場を含めました6者から用途地域の改正を要望する意見書が提出されておりまして、平成30年の1月23日に開催されました建設委員会にて、6者から意見書が提出されたことを御報告させていただいているところでございます。 ○たがた直昭 委員長  ありがとうございました。  それでは、質疑に入りたいと思います。  何か質疑ありますか。 ◆山中ちえ子 委員  まず初めに、前回の陳情の審議で、区の説明部分と建築室長の答弁内容が食い違っていると思われるような部分があったので見解を答えていただきたいと思います。  どの部分かと申しますと、様々な違反があり、罰則があるはずなのに、これまで区は厳しく対応してこなかったということも明るみになってきたわけですが、前回、やっと罰則の適用について区は報告しました。説明のときに、公訴時効が過ぎているため告発は考えていませんと説明しています。しかし一方で、鈴木委員が指導できる範囲の期間に何もしなかった行政の責任について質問し、その答弁には、建築基準法についてはいまだに命令を出していないというところでは、時効も何もないので命令を出してからの時効になりますからと、うんぬんかんぬんと答弁しているんです。これ、どちらの見解が正しいですか。 ◎開発指導課長 告訴時効じゃなくて、告発自体、行為があったときから1年、あるいは3年ということですので、今回の建築基準法の指導というか、命令を出すというのがまだ行っていないということなので、それから時効の年月が開始されるというふうな判断でございます。 ◆山中ちえ子 委員  そういうことであれば、説明の方が間違っていたということでよろしいですね。 ◎開発指導課長 説明については、すみません、当時の状況等あったと思うんですけれども、説明が間違っていたというか、多分、言い方がちょっと通じなかったというのがあると思いますので、間違っていたというとちょっとつらいんですけれども、多分そういったところの行き違いがあったかと思います。 ◆山中ちえ子 委員  ヒューマンエラーということもあるんだけれども、これは、そういうことで済まされる問題ではなくて、二重三重に区の責任が問われる問題で、こういった罰則があるにもかかわらずそれに対しての対応してこなかった。区画整理法の方の違反の部分では、平成29年に終わってしまったから、これはもう問われるものではないというふうなこともおっしゃっていましたけれども、この部分ももう陳情を採択したりという期間であったわけですから、それは済まされるものではない。その上、議会での説明が人によって違うというようなことがあったということは本当にひどいと。これは、やっぱり住民の環境や、そして違反工場を抱えている工場の近くに住む住民の方々の声なき声だったりというのに寄り添っているとは思えない、そういう間違いではないかなと思っています。  それで、抜き打ち調査でも、環境基準を、騒音について基準を超えているとか、実態は悪化しているという部分もあるわけです。前回、地域住民に対しての工場の騒音が環境基準を超えていることや、抜き打ち調査では、結果、守られていないことについて住民に明らかにしていく必要性があると指摘し、先ほど報告があったように、会組町会に報告していくということがあったわけですが、こういう内容をしっかり御説明するということでよろしいですか。 ◎生活環境保全課長 地域に説明する機会がありましたら、そういう環境の測定結果についても丁寧に御説明していきたいというふうに考えております。 ◆山中ちえ子 委員  環境部の方は、今のお話あまり共有していなかったということですか。 ◎生活環境保全課長 申し訳ございません。町会長の方へ御挨拶へ行くということについては、共有していないというか、本日、聞いたということでございます。 ◎開発指導課長 今の町会長の方については、区民事務所を通して、今、お話をさせていただいております。急に行くと、また御迷惑になるといけないので、一応そこからお話しさせていただいて、情報決まりましたら、環境の方と連絡取り合って、一緒にすぐ動ければなというふうには思っておりました。すみません、申し訳ございません。 ◆山中ちえ子 委員  それは、何を住民に明らかにしていかなくてはいけないかというその中心点が何か把握していないということの表れですよね、それはまずいと思います。  それで、騒音対策としての午前8時前の大型車の制限、骨材だけだという理屈です。そうじゃない、砂だからいいんだという理屈であって、この建設委員会でも多くの委員が、それは約束自体を抜本的にしっかり整理するべきだということでもまとまって、子どもたちの命を守るといった点では、交通事故を起こさないと、登下校時の子どもたちを守るんだといったところで、約束、要するに12条5項での答えを報告をさせるといったところに、この騒音を防止するための骨材の大型車だけの規制ではなくて、そういう部分も入れていくといったことで整理していただきたいということにもなっておりますが、その辺はどうでしょうか。 ◎開発指導課長 まず、砂と砂利の件につきまして、過去の状況を調べさせていただきまして、当時の平成30年の第12条第5項の報告では、砕石と砂を午前7時以降に受入れということで、何か7時からの話が当時出ていたようでございます。ただ、その後、いろいろ騒音等、ホッパーの、何というんですかね、振動を抑えるということで、工事等進めていく中で、平成30年の4月に、砂については午前8時前の搬入は可能であるという話で、一応、これも当時の生活環境保全課の者に聞いた、確認したところでございますが、搬入をカットしたという経緯がございました。  令和元年の第12条第5項の報告では、一応、昨年、いわゆる31年より午前8時以降としているというふうに記載がございましたので、一応、搬入のトラックとか大型車ということは、当然、通学時間帯等守っていただけるという前提なんですが、砂と砂利の搬入についてはそういった時間差が起きているというところでございます。 ◆山中ちえ子 委員  違いますよ、私、そういう答弁を望んで質問はしていないです。それは説明はその前段階で、私しているじゃないですか、そうじゃないです。  だから、その約束、第12条第5項でも報告させている内容は、騒音を防止するという視点での大型車の規制しか言ってないんです。約束がない。だから子どもたちの命を守るためにというその部分に立脚した区側との約束、それを求めているんです。それもちゃんと整理して、約束自体をもっとちゃんと抜本的に整えるということが必要だということで、皆さんから、委員から意見があったわけですから、それは前向きに検討するということでしたから、答弁でも、割とそういう答弁だった。だから、どう検討されているんですかというふうに聞いているんです。 ◎建築室長 安全は、当然ながら重要な点でございますので、安全に車両等を出入りしていただくということで、これからも指導を継続していきたいと考えてございますし、砂の搬入につきましては、直近の、ここ何年間かの取組のとおりに、午前8時前にも入れなければ、なかなか工場の稼働もできないということがあるということで、工場側からも意見いただいておりますので、そのようなことを安全に行っていただけるように指導を行っていきたいと考えてございます。 ◆山中ちえ子 委員  そういうふうに繰り返しなんです。そういう答弁の繰り返しで、子どもたちの命を守れると思っているのかなと本当に疑問で、警察との連携はどうやってやっていますか。 ◎建築室長 必要な状況が生じた段階で、適切に警察との協力を求めながら指導していきたいと、今後、考えてございます。 ◆山中ちえ子 委員  この間、報告にあった答弁との内容では、区の、警察との関連での答弁とちょっと食い違っていて、私は警察とのやり取りも行っているわけですけれども、かなり数回にわたって工場の方をパトロールしてくださっているんです。そこで、やはりつぶさに意見が出たら、それを是正していくために指導しに行っているんです。だから、それはしっかりとした、頻回の話合いで、警察とどう取り組んでいくかというようなことで話が進むべきです。それをやられていないということでは、子どもたちの命を守れないと言わざるを得ないです。今後どうしますか。 ◎建築室長 今後とも、警察との連携、御指導いただきながらということで努めてまいりたいと考えております。 ◆山中ちえ子 委員  これで最後にしますけれども、陳情の趣旨にもありますけれども、区画整理事業後も違反工場が建ってしまい巨大化したと、この責任の所在を明らかにしてほしいと、こういう趣旨もあります。前回の質疑で求めていますし、今回この部分の報告をされています。この報告内容では、東京都は、真ん中の東京都よりの文書回答のところで、補償金の使途については責任がないんだみたいなことをおっしゃっていますけれども、移転補償金を決めるに当たっても、検討事項、移転工法に基づき算定するというふうに書いてありますけれども、これはどこが担うものなんですか。 ◎開発指導課長 どこって移転補償金の補償の算定ということでよろしいですかね。 ◆山中ちえ子 委員  三つ目のポチのところです。 ◎開発指導課長 これ東京都になるかと思います。 ◆山中ちえ子 委員  であれば、東京都がこれを確認したということになりますので、ここで違法だと、東京都の担当者は何かしら気付くはずだと思うんです。そのときの東京都の担当者がどう確認したか、5W1Hに即して報告いただくようにお願いしてもらえませんか。 ◎開発指導課長 これにつきましては、資料等残っていないので、どこまでできるかはちょっと確認できません。 ◆山中ちえ子 委員  それはやっていただかないと困ります。  この間、この趣旨は前回とは違う趣旨にはなりますけれども、建設委員会でも、環境の方の委員会での陳情も採択されてきたという経緯があります。そういう中で、今回、この陳情を審議されているわけですから、もっと積極的に用意していくべきだと思うんですけれども、それはできないという答えはあり得ないと思うんですけれども、どうでしょうか。 ◎開発指導課長 区の方でも、都の方に確認したりいろいろしていますが、実際の書類等あるいは開示できる部分、そういったものがないと言われていますと、こちらの方でもちょっと対応できかねるというところでございます。 ◆山中ちえ子 委員  ないと言われたからって引き下がるんじゃなくて、東京都とこの問題どうしていこうかと、こういう陳情出ているんですよと、そうやって積極的に行くべきなんじゃないですか。 ◎副区長 これまでも、もう何年もこの件については東京都ともやり取りをしてきましたけれども、東京都の方は書類が残っていないということでございます。改めて依頼はしますけれども、もし今の状況で東京都が書類がないということであれば、これ以上、区として、東京都について、そういった責任ですとか、その辺の状況の確認をすることは非常に難しいかなと思っています。  ただ、陳情の趣旨にあるように、区としては、これ以上環境を悪化させない。状況が変わってきたら、移転を、命令を出すタイミングになっては、それは出していくというような姿勢で臨むというところでございます。 ◆山中ちえ子 委員  命令を出していくタイミングというのを図るのはすごく恣意的になっていて、この間は粉じん爆発事故があってもそうならなかった。そして騒音も基準以上になっているのにそういうふうな形にならないというのを見ても、明らかに是正命令を出さない、ブレーキが強いというふうに言わざるを得ないです。東京都が、文書残っていないからというんであれば、東京都より文書回答が平成30年3月6日の部分であった三つ目のポチのところの具体的な内容を取り寄せるとか、そういうことはできると思うんです。  区長が以前、やはり東京都に対して文書を請求して、たしか送ってくれたりとかというやり取りもあったと思うんです。第12条第5項は工場側ですけれども、そうじゃなくて情報開示請求、言葉は、正確なものは、ごめんなさい、分からないんですけれども、たしか東京都に何かの法律上の報告を出させる、そういう法律を使って、たしか東京都に何か聞いたときがあったかと思うんですけれども、その辺のやり方もあるんだなと、そのとき思ったんですけれども、そういうやり方だってあるんだと。様々な方法を見付けてコンタクトを取っていく、そういうことが必要だと思っています。最後です。 ◎副区長 何の件で東京都にできたのか、それは条例とか法律は確認をさせていただきたいと思います。それと命令が恣意的というお話でしたけれども、これについては常に弁護士と照会して確認を取って出すべきかどうかということの判断をしていますので、決して恣意的ではなくて、客観的に出すタイミングを図っているということでございます。 ○たがた直昭 委員長  最後ですね。山中委員。 ◆山中ちえ子 委員  でもね、はっきり言って、粉じん爆発事故だってあったし、用途地域違反に関わる罰則の勧告にしたって、平成29年前が期限であるんだったら、そこで何とかアクションができたはずだし、それ全くやってないし、騒音に対する基準値違反これについてだって厳しくちゃんと言ってないと、低減対策をやっていますから、それだけ工場は頑張ってくれているから、だから、いいんです、問題ないんですという立場ですよね。それだからそういうふうに言わざるを得ないんです。指摘して終わります。 ○たがた直昭 委員長  要望ですね。  他に質疑。 ◆伊藤のぶゆき 委員  すみません、ちょっと気になった点があったんで、今更なのかもしれないですけれども、東京都の方に文書がないって、ないものはないでしようがないんですけれども、土地区画整理事業内での議事録というのもないんですか。 ◎開発指導課長 先ほど山中委員からもお話ありました開示請求というのはこちらの方から送らせていただいたことがございます。土地区画整理審議会、協議会の議事録というのが過去にあったんですが、これ取り寄せております。ただ、これも報告していると思うんですが、やっぱ個人名とかあるいは細かいところが全部、黒塗りというかそういった形で出てきているものがございまして、これだけですと、議事自体の中身というか、東京都の情報公開条例というところで、東京都からの回答いただいたものなんですが、こういったものなので、これについてはいただいているんですけれども、中身が細かく、その詳細をどこまで分かるかというのは、読んだだけではちょっと分からないという状況でございます。 ◆伊藤のぶゆき 委員  分かりました。じゃあそれを見ても分からないということですね。  先ほどから山中委員が子どもの安全をどうするかという話なんですけれども、別に違反建築物だから子どもの安全がどうこうじゃなくて、足立区中の交通の便に関して子どもの安全を守っていくのは当たり前だと思うので、それを強調されてもちょっとあれかなと思うんですけれども、この問題、多分ずっと何年間もやっていて、平成15年から多分ここにいらっしゃる方々は携わっているかどうかという話になってくるんですけれども、先ほど副区長が弁護士に相談しているということなんですけれども、足立区がもしこの件に関して、立ち退きを調整した場合に、当然ですけれども区にも責任があると思うんですけれども、そうした場合、正式に工場を移転してくれと、違法建築物だから移転してくれと言われた場合に、当然、工場側からも言い分があると思うんですけれども、そうなったときに想定される賠償金額というのはどれぐらいになるんですか、もし裁判になった場合にです。じゃあ移転をさせます。かといって、操業もしているので、足立区にもそれなりの責任があると思うので、現段階で、もしそうした場合に、足立区が払う可能性がある想定賠償金額というのは、試算というか、出ているんですか。 ◎建築室長 申し訳ございません、そこまでは算定してございませんが、推定で申してよろしいのか、あれですけれども、何千万円単位だとかそのような額の賠償的な要素での訴えという形で出てくるんではないかなと推測しているところでございます。 ◆伊藤のぶゆき 委員  推測だと言われるんですけれども、何千万単位なのか何億単位なのか分からないですけれども、多分それなりに大きい土地が工場の方々の権利として持っていて、それを工場をやめてくれという話じゃなくて、移転してくれという話は多分陳情だと思うので、前から話していたように、そんな先がなかなか見つからないというのは当然ですけれども、この話が、ずっと建設委員会に何年間かいますけれども、やっぱり区も区で、多分、当然ですけれども陳情が出ている限り指導もしなきゃいけないし、区民の方々の不安を取り除いていかなきゃいけないという中で、最終的にはやっぱり、工場も工場なりに多分いろいろ協力はしてくれているとは思うんです。ただ、最終的に、もし万が一そうなったときに、多分、足立区として何かしらのお金を払うとなってくると多分税金になってくると思うので、立ち退きをしろ、指導しろそれは分かるんですけれども、もし何か大きな問題が起きたときに、そういうふうに、区として何かやったときに、幾らぐらい税金が掛かってしまうのかというのも調べていただいた方が、またこの話を進めていくに当たって、ちょっと話をしやすいのかなと思いますので、これは要望で構いませんのでお願いします。 ○たがた直昭 委員長  要望として承ります。  他に質疑ありますか。 ◆鈴木あきら 委員  今回の東京都の方の回答を見て一定の理解をしますけれども、ただ、前回配られた、先月3月15日に配られた資料で、土地区画整理法の第76条第4項の、これは時効が来ていますけれども、都知事は違反を認める場合、必要な限度において、移転若しくは除却を命令できるということが一つ。それからもう一つは、東京都の建築安全条例の第10条に、前面道路の幅員の関係ですけれども、これについても、当然、東京都も関係してきているわけですけれども、これについては、東京都については、あれですか、何かこの点について、自分たちの見落としというか、やらなかったと、責任とかそういったことというのは東京都から何か言われているということはありますか。 ◎建築室長 土地区画整理法の件につきましては、責任みたいなことについては、直接、意見といいますか、いただいておりません。それで、ここの、もう既に解散をしているということもございまして、知事が移転若しくは除却を命令できるということについては、現時点ではできないというような回答をいただいているところでございます。  また、東京都の安全条例につきましては確かに12m道路ないんですけれども、この件につきましては、もう既に建ってしまっているということがございますので、今の段階で安全条例の罰則の根拠に基づいて処分を行うということは、今はできないと考えているところでございます。期間が過ぎているということでございます。
    ◆鈴木あきら 委員  期間が過ぎていてもう時効になっているというのは、それはよく分かっているんです。ただ、私が一番問題点にします、前回もそうですけれども、今までこれをずっと、今、管理職の皆さんもここにいらっしゃいますけれども、皆さん方が直接、昔から関わっているというのだったら、それは皆さん、もっと何やっていたんだって話になります。ただ、それは過去の問題で、それをずっと何年も掛かってしまっていて、今どうすると言ってもそれは確かに、もう何もできませんからといって諦めてしまうんだったら、これはまた駄目でしょうけれども、ただ、皆さん方も一生懸命いろんなことで何か突破口がないかと一生懸命調べたり、それから努力をしていることは、これは当たり前で、とても、やらなくちゃいけないことだと思いますけれども、それをやってくださっているということについては、私たちもこれは認めているんです。  ただ、問題は、過去ずっと、時効が過ぎても、見付けてこなかったとか、やってこなかったという問題が一つ区にもあるんです。それから、もう一つは東京都の方だって、これは今の都条例にあるわけでしょう、この区画整理法だって、東京都知事はという話なんだから、これまでも、できる規定だって言われてしまえば、やらなかったということが一つの選択肢だって言われれば、それも一つの選択肢だけれども、でも、それもやらなかったということは責任なんです。だからといって、例えば、生コン工場だけかといったらこういった違反は探せばいろんなところにあるわけです。でもそれをスルーして、何もいいよという話で、しなくてもいいよと、時効が来てそれでみんな、ある意味では、違反をした人たちにとってみれば、ラッキーと思うのか、何も言われなかったらそれでいいよという話かもしれないけれども、ただ、問題点は、どこまでの危険性があるかということを考えたときに、特にこの生コン工場は、ほかの違反者から比べればその度合いが、リスクが高いんじゃないのというところと同時に、その地域の方たちが一生懸命、これは何とかしたい、子どもの安全だけじゃなくて移転も含めてそれを行政が今まで何もやってこなかったというわけじゃないかもしれないけれども、結果的に何もできてないという状況であるというのが不満でしようがないわけです。  そういったときに、足立区の方としては、確かに今、伊藤委員が言われたように、何かあったとき足立区は訴えられたら、税金が幾ら掛かっちゃうかもしれないという部分のリスクを考えてはいるかもしれないけれども、そのときに、例えば弁護士にいろいろ相談をしているという話ですけれども、一つは、私、特に聞きたいのは、弁護士さんもいろんな見解を持っている方もいらっしゃると思うんです。例えばその部分で、セカンドオピニオンじゃないけれども、そういった部分とか、今までの弁護士もずっと変わっていないのか、変わっているのか、その辺も含めてですけども、そういった部分というのは、検討は、毎回毎回、毎年毎年じゃなくてもいいかもしれませんけれども、何らかの形の区切りのときに、どういうふうに区は検討してなのか、そういうことが姿勢が見えてこないんじゃないかなというふうに思うんですが、それはいかがでしょうか。 ◎副区長 弁護士については、顧問弁護士なんですけれども、状況に応じてセカンドオピニオンで、別の弁護士にも聞いてございます。この件については、まだそこまでやっていませんけれども、今、御指摘がございましたので、改めて、現状を集約して、どういうことができるのかというのをお聞きしたいと思います。  それと、ここの物件だけ特にリスクが高いかということについては、ほかのところもいろいろあると思いますけれども、まずここの周辺の住民の皆さんの安全と安心、これをしっかりと努めていくというのは、まず区の第一義的な仕事だと思いますので、先ほど説明したとおり、地域の皆さんの声をお聞きして、それで何ができるのか、まず、できるところからというのも重要だと思いますので、それを実施したいと思っています。 ◆鈴木あきら 委員  正に今後、住民の方らに、地域の方に、またいろんなお聞きするなり、またいろいろ区がやっている、取り組んでいる、こういうこともやったよとかということも説明していくと思うんですが、そういった中で、ただ、そのセカンドオピニオンもこういう見解だったとか、だから、最終的に、その一行で区はこういう判断でやりませんというだけじゃなくて、こういうことをいろんなことを考えた上で、こういった判断しか今できないんですよということで説明すると、例えば、その部分で、もっと違う突破口ないのかとか、それから住民の方たちにも、こういった部分で、少し、譲るという言い方は変かもしれないけれども、何か接点が、いろんな部分で話合いができる場ができるんじゃないかなというふうに思います。  それからもう一つは、例えば、今この工場も、次は、建替えをするというときには完全に認めない、今の状態では認めないということで、それは考えていいんですよね、どうですか。 ◎開発指導課長 今の完全に用途違反ということになりますので、認められません。 ◆鈴木あきら 委員  そうすると、否応なしに、相手側はこの土地を、今の状況ですよ、それは諦めて違うところに移転しなくちゃならないという話になりませんか、そうですよね。 ◎開発指導課長 先ほど賠償の話もあると思いますが、相手側が、ほかの場所に移らなきゃいけないというところも考えていかないといけない。 ◆鈴木あきら 委員  そうしますと、財政状況から見ても、これは、実は言いましたけれども、20年以上たったって、はっきり言って新しい工場を建築できるような財務状況では今のところないです。ということは、このまま老朽化して、諦めて、工場が動けないというところまで行くということも視野に入っているかどうか分かりませんけれども、そういったことになると、あと何年ぐらいもつものなんですか。 ◎開発指導課長 耐用年数となるとちょっと難しいと思います。機器自体が平成14年とかに建っていますので、通常ですと、コンクリートとかですと50年とかという話はありますけれども、サイロとかですと鉄骨とかタンクみたいなものなので、メンテとか入れて、まだ何年かはもつかと思います。 ◆鈴木あきら 委員  最終的に、何も事が進まないと言ったら変ですけれども、どうしようもないという場合は、住民の方たちに、老朽化で使えなくなるまでというふうな説明というのはどこかでしているんですか。 ◎開発指導課長 そこまでの話は、まだできていないと思います。 ◆鈴木あきら 委員  だから、その部分の最大マックスというのがあって、それまでは、徹底的に、2か月に1回、環境問題も含めて現地調査するという話だから、それはもうずっとやっていかなくちゃいけないということも覚悟に入れて、そういったことも含めて徹底的に安全状況はさせるんだという意気込みも含めて住民の方たちに説明する義務は最低でもあると思いますけれども、それはいかがでしょうか。 ◎開発指導課長 今、抜き打ちの検査もあります。これからもそれを続けていきたいということと、あと先ほど言った、行ったときに通学路の子どもたちの状況とかも一緒に確認させていただいております。学校とまた連絡取って、例えば、公園の中に入ってほしいとか、そういった話も、逆にいうと我々から言うべきかちょっとありますけれども、工場側には徹底するようには言っていきたいと思っています。 ◆鈴木あきら 委員  その辺も全部含めて、やはり住民の方たちはいろんな話も、本音の部分も、別に隠し事なくやっていかないといけないというふうに思っております。  それから、もう一つは、向こうの財政状況を見ても、何か求めることもできないというところも、そういう項目もありましたけれども、財務状況も、それすらも開示してくれと言ってもできないと、たしか何かありましたよね、弁護士さんから言われてるとかという、だからそういうのを考えても、なかなか絶対に、向こうはそんなに余裕があるわけがないので、もっともっと厳しく指導をしていってもらって、追い込むと言ったら変でしょうけれども、そういった部分でのやることも必要だというふうに思っております。  あとは、最終的には、セカンドオピニオンも含めて、区はあらゆる努力をするのが、今の、この皆さん方じゃないですよ、過去の見過ごしてしまったというヒューマンエラーもあるかもしれませんけれども、そういった部分での罪滅ぼしという部分も絶対必要だというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。要望です。 ○たがた直昭 委員長  他に質疑なしと認めます。  それでは、各会派の意見をお願いいたします。 ◆にたない和 委員  継続でお願いします。 ◆佐々木まさひこ 委員  継続でお願いします。 ◆山中ちえ子 委員  用途地域の改正を要望する事業者リストも名前を出さないということでしたけれども、名前を出さないのは何でなのかといったら、住民に顔向けできないからなんです。そういったことも、「あ、そうですか」というような区の立場じゃいけないと思います。これは採択を主張します。 ◆鈴木あきら 委員  今後もずっと厳しく見ていっていただきたいということで、チェックをすることを含めて継続ということでお願いします。 ◆しぶや竜一 委員  継続でお願いします。 ○たがた直昭 委員長  これより採決をいたします。  本件は継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○たがた直昭 委員長  挙手多数であります。よって、継続審査と決定をいたしました。  次に、(2)3受理番号7 花畑川の歴史と桜とSDGsの川づくりのための検討委員会設置を求める陳情を単独議題といたします。  前回は継続審査であります。  執行機関、何か変化はありますか。 ◎道路整備課長 2点ございます。  1点目は、工事の件についてです。工事の件については、1期工事の仮締切りのための砕石袋帯の設置が今完了いたしまして、ポンプで水を抜いているような状況です。今後、水を抜き切った後に泥土の状態が把握できるようになります。  2点目でございます。花畑川を考える会についてです。  前回の委員会で御意見いただきましたPTAですとか開かれた学校づくり協議会、こちらの方々を考える会のメンバーに入れるということで、今予定している13の町会長様方から了解をいただいた状況です。現在、開催に向けた準備を進めています。また、学識経験者の選定を、今、行っているところでございます。 ○たがた直昭 委員長  ありがとうございます。  それでは、質疑に入ります。  何かありますか。 ◆山中ちえ子 委員  今、工事の1期目の仮締切りのところが終わって、いよいよ全体の泥土の状況が分かるような状況になりましたということですけれども、それの調査を行うにしても、また追加の補正予算なりが必要になると思うんです。そういった点では、多大な税を投入するということにおいてどう考えているのか、その辺の予定というんですか、ここをちょっと教えてください。 ◎道路整備課長 今回、泥土が見つかって、いろいろと工事の変更、予算の増加が発生したことに関しましては調査不足というところは否めないのかなというふうに思っております。今後、2期工事以降で、その辺の反省を踏まえて知見を生かせるように準備を進めるところです。  また、今後の見込みに関しましては、現在、泥土の状況を把握して、施工会社とともに、どういう方法がいいのか、軟弱地盤対策はどういう方法がいいのかというのを検討しておりますので、その辺は、また明らかになってきた段階で、議会の方にも報告したいというふうに考えております。 ◆山中ちえ子 委員  やっぱり第1案、A案からC案といって、それをどうしていくかといったことで予算も付けて示していますけれども、やっぱり泥土対策を、何というのかな、現在にふさわしいやり方で、しっかりと川底がまた更に上積みされないような形でやっていかなくちゃいけないと、そうなると、やはり予算も掛かってしまう方になりかねないわけです。そうすると、やっぱりいろんな点で、この工事工法を、予算をなるべく掛けないで、そして地域の方々が要望する並木道、川まちづくりをしていかなくちゃいけないというところで言えば、2期目からの花畑川を考える会の役割がすごく重要になってくると思っているんですけれども、前回答弁してくださったところで、ちょっと分かりづらいところがあったので詳しく聞きたいと思っています。  先ほど、PTAや開かれた学校づくり協議会の役員が、その考える会の中に参加していくということで、方向性が決まったということでしたけれども、この間、副区長の答弁では、だから整備、これをやりますよということではなくて、将来に向けてどういう方に、いろいろな意見を聞いてもらったりなんかするのが、という提案をいただくようなことを学識の方からも投げていただいて、地元の方にも、進め方をこの花畑川を考える会で導いていくような方向でやっていきたい。子どもたちの意見だとか、防災面だとか、そういう方の意見を聞いて、やはり水面利用している人もいれば、花畑川の桜を楽しみにする人もいるし、障がい者団体の方にも御意見を聞かなきゃいけないと思っているということで、それを整理していく会にしていくことだと、まずスタートをしたいと思っているということなんですけれども、これちょっと具体的に教えてもらっていいですか。 ◎副区長 その発言の意図は、花畑川を考える会は、会として、会員の方は、委員の方は固定をしたいと思います。そこには、地元の方の推薦と、今、道路整備課長から発言のあったPTAとか、開かれた学校づくり協議会とか、地域の方ということにしたいと思います。  更に、いろんな人の意見を聞くというのは、区がそういった人たちからヒアリングをして、その内容を花畑川を考える会の中で提案をして、そして花畑川を考える会の中でその意向を確認して、区として決定をしていくというようなやり方で進めていきたいと思っています。 ◆山中ちえ子 委員  是非いろいろな決定事項のときには、このメンバーでとか、検討するときには、意見は聞くけれども、意見を言ってくださった方の、何というかな、深掘りなんかはさせないとかそういうことになっちゃうようなこともあるのではないかなとも思うので、その辺は、丁寧に、その課題に関して問題を考えていく上では1回じゃ済まないときだってあるだろうし、継続的に、また更にさっき言ったように違う学識経験者から聞かなきゃいけないことも出てくるでしょうし、そういったことも重層的にやっていくということでよろしいですか。 ◎副区長 専門家の方の意見というのは、防災のお話をする方もいれば、水路の活用の話をされる方もいらっしゃいます。いろんな方がいらっしゃいます。その中から、地元として何を第一に優先順位を付けていくかというのが重要だと思います。そこを地元の要望として整理をして、区として何を優先して整備していくのかということを決定して、方針とするということで進めたいと思います。 ◆山中ちえ子 委員  それは、いろんな点で、この間、川づくりについて、道路整備課だけではなくてSDGsの方面からも、そして景観、そして観光、それから環境保護ももちろんですけれども、あと水害を予防していくといった観点だったりとか、そういったことがどうしても必要だということを訴えてきたし、その陳情の趣旨もそうだったから、ようやくそういう方向になってきているわけですけれども、是非それを大切にしてほしいなと思っているんです。  先ほどもちょっと触れたんですけれども、やっぱり予算が、そうやって泥土があったことによって、泥土の対応をしっかりするということになれば、やはり予算を、何というのかな、いい意味でちょっと整理しなくちゃいけないということにもつながっていくんではないかなと思っているんですが、かねてから、水面幅がちょっと狭過ぎるんではないかということも言及されている方もいます。桜の並木道ということでいえば、川まちづくりに貢献していくということで賛成で、一緒にそれはやっていきたいという方向であっても、その歩道部分が8m、8mではちょっと広過ぎて、水面幅を圧縮してしまうと、大きいどぶ川みたいになっちゃうから、それは今後、花畑川を利用した、前回も、にたない委員がおっしゃってくださったけれども、所沢の方のイベントだとかを紹介してくれましたけれども、そういう楽しいイベントに大きくつながっていくということが難しくなってしまうということも、もう1回、更にちゃんと考えていくべきなんではないかなと思いますが、その辺はどうでしょうか。 ◎道路整備課長 水面幅の件に関しましては、やはり車椅子とかベビーカーが安全に通行できる散策路の幅員ですとか、先ほど桜の話ありました、桜の根上がりの事故防止の緑空間等々を考えますと、どうしても今の水面幅になってしまうかなというような状況ではございます。  少なくとも1期工事に関しましてはこれで進めさせていただいて、2期工事以降は、考える会で、様々な意見を踏まえながら、いろいろ検討していきたいというふうには考えます。 ◆山中ちえ子 委員  これで終わりにしますけれども、先ほど言いましたように、2期工事からはと、でも2期工事から検討を学識加えてやるけれども、基本は変わりませんよというのが今までの区の説明だったんです。それが変わるということでよろしいですか。 ◎道路整備課長 今回、先ほどの考える会の関係で、私、13町会長、皆さんとお話しする機会がありました。皆様方の総意としまして、やはり令和2年12月に採択された陳情趣旨、この内容が今の区の計画どおり、提案どおり、散策路を広く取り、桜並木を備えた遊歩道として早期に整備を求める、これをやっぱり一番重点に考えてほしいということをおっしゃっています。  とはいえ、様々な意見を聞くということは重要だと考えていますので、意見としては、いろいろと聞いて、よりよいものになるんであれば、そういった考えは常に持っていく必要あるかと思いますが、そういった地域の皆様方の考えも両立しながら進める必要があるかなというふうには考えております。 ◆山中ちえ子 委員  両立ということで言えば、予算の中身を整理していくということとやっぱり両立して、住民の願いをかなえる、そういった方法を工夫していくということで、今回の学識経験者を含めた考える会との交流というんですかね、判断というのが、そこで生きていくということも、しっかりと位置付けた方がいいと思います。その点では。 ◎道路整備課長 学識経験者にも意見を伺いながら、検討していきたいと思います。 ◆鈴木あきら 委員  考える会の運営、これについては非常に期待をしているところでございますが、ただ、ちょっと1点だけ確認をしたいところがありまして、先日、環境団体の方で、講習会というか、学識経験者の方を招いて講演されて、私どうしても行きたかったんですが、その日、行けなくて参加できなかったんですけれども、そのときの、タイトルが若干あったんですが、花畑川を、たしか、ため池にしてはならないとかという名称があったような気がするんです。この花畑川ですけれども、これは基本的に川ですか、池になりますか。 ◎道路整備課長 準用河川ですので、川だというふうに認識しております。 ◆鈴木あきら 委員  当然ながら、川というのは絶えず水が流れているのが川ですよね。池というのは、当然ながらいつも水のたまっているところ、何か危惧されているのかどうか分からないけれども、池にしてほしくないというのは誰でも思っていると思うんですけれども、あの状況の、たしか中川の方から、あと綾瀬川とは結んでいますけれども、完全に閉まっちゃっていて、それで、水が絶えずたまっているという状況になってしまうことは駄目だよという言い方だと思うんですが、そうはならないということは、はっきり言えるわけですよね。 ◎道路整備課長 現在も、中川と綾瀬川のところに水門がついています。その水門の改修工事で、形は変わりますけれども、同じように水門が付きますので、流れはあるというふうに考えております、将来についてはです。 ◆鈴木あきら 委員  そこで、その水門を常に閉めっ放しにしていると、やっぱり池になってしまうということも考えはできるんですが、その辺は、今後どういうふうに考えているんでしょうか。 ◎安全設備課長 水は、葛西用水、それから、中江堀の方に取水の水として花畑川は出しておりますので、それとあと完成したときには、六木水門の開け閉めによって水の出し入れはあるということで、水については流れているというような形でございます。 ◆鈴木あきら 委員  その辺の状況を、一般の、その辺の近所に住んでいる人も含めて、特に近所の方もそうですけれども、そこからかなり離れた、例えば西新井とか舎人とかの方に住んでいる人も、タイトルとかそういった言葉が躍ってしまうと、非常に、そういうふうに勘違いをするという部分もあるので、そこは、はっきりとこういう状況ですよということは、区の方ではPRをしなくちゃいけないというふうに思うんですが、その辺は大丈夫でしょうか。 ◎道路整備課長 今回のイベントというのが、区と関係のないというか、外部のイベントだったものですけれども、区の方で、工事や将来の計画、これをPRする際には、そういった誤解のないように、分かりやすく周知していきたいと思っております。 ◆鈴木あきら 委員  多分、だから、そうなっていけないよという、絶対に駄目だということが強調されている部分だと思うんですけれども、もともとそういうことじゃないですよねということが伝わっていないとまずいんじゃないのかなというふうに思うんですが、その辺は、部長いかがですか。 ◎副区長 先日の講演の中のお話では、やはり水面を利用したいという方が非常に多くいらっしゃいました。その団体の方おっしゃっているのは、今までの水門よりも取水口が小さくなる、ですから川の流れがなくなるんじゃないかということを御心配されているということでございます。  私ども、国ですとか東京都と協議をして、その4m×4mでしたっけ、そこの間口で水は流れるというふうに考えています。それと、もし流れが滞るようなときには、災害も併せてポンプで排水する、そういったことも、二重の対策として考えておりますので、水は一定程度の質のレベルを保てるようにしていきたい、その辺もしっかりとPRしていきたいと思っています。 ◆鈴木あきら 委員  あくまでも川ということで、PRも含めてよろしくお願いいたします。 ◆にたない和 委員  一つ訂正なんですけれども、所沢ではなくて浦安です。申し訳ございません。  浦安の事例をこの前、紹介させていただいたんですけれども、どなたか調べられた方とかっていらっしゃいますか。 ◎道路整備課長 すみません、私自身がまだ調べておりませんので近々で調べます。 ◆にたない和 委員  いつもすみません。前回、浦安の事例紹介させていただいたんですけれども、浦安は昔から、今、ディズニーランドのあるところは遠浅の地域で、アサリとかハマグリとかが非常に取れて、一代で家を造れるぐらいに非常に豊富な漁場があったわけなんですけれども、そのときの名残を現在の方にも伝えるために、嫁入り船であるとかそういったものを、今はほとんど、その運河の交通というのは使われてないわけですけれども、例えば、年に1回だけ、嫁入り船という昔からの風習で船に新婚の方を乗せて通行させると、そのときには、屋台とかもいっぱい出て、まち全体でお祭りをやっているわけなんですが、それが浦安の文化の発信にもつながって、なおかつ、まちおこしにもなっているような取組をされているんですけれども、足立区にとっても、今回の花畑川の整備というのは非常に強い機会だと思うんです。その機会を最大限活用するためにも、今、シティプロモーション課であるとか対外的に足立区をPRする部門とどのような連携とかというのはされているのかという、そこら辺の進捗について教えていただけますでしょうか。 ◎道路整備課長 現状では、まだ工事を進めることと、あとは、考える会の設立というところに注力しておりまして、その後の、できた後の運用でのプロモーションといいますか、魅力づくりという点は、すみません、まだ今後のような状況になっています。 ◎道路公園整備室長 花畑川は、今、工事中でございますが、そのほかの公園だとか、また、道路等では、シティプロモーション課と一緒になりながら、イベントだとかPR努めておりますので、今後もそちらを進めてまいりたいと考えております。 ◆にたない和 委員  早い段階から、そういったところで連携もっともっと強くしていけば、実際問題、何かイベントやるときに、どれぐらいの幅員が必要であるとか、そういったところも詰められるのかなというところと、例えば、工事風景についてもタイムラプスであるとか、今、工事している風景の発信とかをすることによって更に、周辺住民の方は、もちろん工事しているから知っているんですが、じゃあ、綾瀬川を挟んで、ほかの地域の方がそういった工事がされているかと知っているかと、なかなか関心が低いと。ふだん、あまりあそこを通らない方にとってみれば、やはり知らないところにもなりますから、今の段階からも、どんどん期待値を上げていってPRしていくというのも一つ手なのかなと思いますので、是非ともそういうところを更に強く連携をしていただければと思います。 ○たがた直昭 委員長  他に質疑なしと認めます。  各会派の意見をお願いいたします。 ◆にたない和 委員  継続で。 ◆佐々木まさひこ 委員  継続でお願いします。 ◆山中ちえ子 委員  この工事は地域の人たちに待たれていると、大変期待されているという点で、私たち、コロナ禍で不要不急の工事はいかがなものかという立場ですけれども、この工事については、しっかりと進めてほしいという立場です。  その中で、結局、ああやって泥土調査のあれは、やはりすごい予算がまた更に掛かっていくというものですから、工事自体を、先ほどの、皆さんの言う夢や希望のあふれたその構想とすり合わせながら、そして予算も、川底の環境をよくしていくというところも踏まえたやり方を含めた全体の工事にしていくという、理想的な、先ほど地域の方と工事工法の両立といったところでは、そういったところが、今、考えなきゃいけないところの中で、学術も入った考える会が発出するということで、とてもよかったなと思っているんですけれども、是非そういう方向でしっかりと行っていただきたいなと思いますので、また今後いろんなところでも継続で審議していきたいと思っています。 ◆鈴木あきら 委員  継続でお願いします。 ◆しぶや竜一 委員  継続でお願いします。 ○たがた直昭 委員長  これより採決をいたします。  本件は継続審査とすることに御異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○たがた直昭 委員長  御異議ないと認め、継続審査と決定をいたしました。  以下の審査に直接担当でない執行機関の退席を認めます。       [執行機関一部退席] ○たがた直昭 委員長  次に、所管の事務の調査に移ります。  (1)パークイノベーションに関する調査を単独議題といたします。  何か質疑等はありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○たがた直昭 委員長  質疑なしと認めます。
    ○たがた直昭 委員長  次に、7、報告事項に移りたいと思います。  (1)洪水・内水・高潮ハザードマップの改訂について、以下(7)までを都市建設部長、(9)居住支援の取組状況について、(10)以上2件を建築室長から、それぞれ報告をお願いいたします。 ◎都市建設部長 よろしくお願いいたします。  報告事項2ページお願いいたします。  洪水・内水・高潮ハザードマップの改訂についてでございます。  ハザードマップですけれども、今回、洪水だけでなくて、内水及び高潮を含むハザードマップであることから改訂をしてございます。  今回、改訂した理由ですけれども、まず、分散避難、前は広域避難という考えでつくっていましたけれども、今回は、分散避難ということに考え方を変えてございます。また、芝川、新芝川、あと内水氾濫については新しい浸水想定が出ましたのに、それに基づくハザードマップに変更してございます。  あと、今回、カラーユニバーサルデザインに対応、一生懸命やりました。ただ、認証は取れないという状況でしたので残念なんですけれども、そこに力を入れてやってまいりました。  続いて、配付についてです。  前回は、区民の皆様に大変御迷惑を掛けて、届いていないというお話を受けまして配付方法を変えてございます。配付につきましては、アベノマスク方式といって、郵便局の方で、ポストに全部入れていくということでやらせてございます。本当の配達にするとすごい莫大な費用が掛かるので、取りあえずポストに全部入れていくということでやらせていただきたいと思ってございます。  配付化については、5月からの上旬で考えてございます。また、転入者に対しては、転入時にお渡しするという状況でございます。  周知については、あだち広報の5月10日号、また、ホームページやSNS等による発信を行ってまいります。また、出前講座等もやって、勉強会も、町会等々やっていきたいというふうに考えてございます。あと解説用の簡単な動画を作って配信できたらなというふうには考えてございます。  続いて、4ページお願いいたします。  都道における既設道路橋のバリアフリー化に関する整備方針(案)の都民意見の募集についてということで、取り方が道路橋のバリアフリー化について意見募集をするということでございます。  募集期間は3月31日から4月29日ということで、提出方法については、郵送又はeメールということです。  これまでの経緯を言いますと、都道1,200橋あるということで、その中でバリアフリー化の要望はある、又は対象となる橋が、東京都の方で50橋を今、抽出して、それを調査いたしました。その結果、優先的にやるべき橋として、今回、東京都で6橋を抽出したということでございます。そのうち足立区では新神谷橋が含まれているということでございます。  今後、5ページの方にQRコード載っています。これで、今回の意見の基になる資料が載りますので、もし必要であればお取り寄せいただけたというふうに思います。  今後、都民の意見をまとめたものがまた東京都から出てくると思いますので、それを踏まえて、区の方も対応は考えていきたいというふうに考えてございます。  続いて、6ページでございます。  足立区再開発事業等アドバイザリー会議設置要綱の変更についてでございます。  再開発事業等のアドバイザリー会議については、これまで何度かやってございます。ここに踏まえて、学識経験者の方から幾つか意見をいただきました。  最初が、これまでのアドバイザリー会議というのは、委員は区の職員ということで、アドバイザリーの方たちはアドバイザーという立場で、明確な位置付けがなかったということで御意見いただいています。また、自分たちの意見が意思決定にどのように関わるか、また、それがあくまで助言なのかということを明確にしてほしいという御意見いただいたので、ちょっと要綱の方を変更させていただいています。  今回、変更後については、会議を開催するという要綱に変更してございます。区の職員も、アドバイザーの方も、出席者として意見を言い合うと、アドバイザー、アドバイスをいただくというような形で変更してございます。  新規対応の方が8ページ以降に載ってございます。  一つ、おわびなんですけれども、この対応表、一部ちょっと見え消しが残っていまして汚い状況になっていまして大変申し訳ございません。  続いて、13ページでございます。  バリアフリー地区別計画(総合スポーツセンター周辺地区)素案に関するパブリックコメント実施についてでございます。  総合スポーツセンター、ほぼできましたので、パブリックコメントの募集をしたいと思っています。4月27日から1か月間でございます。周知及び閲覧に関しては、1の(2)の記載のとおりでございます。  今回、スペシャルクライフコートができたということで、予定より早めて前倒しでやらせていただいたという状況でございます。地区別計画の素案の概要については記載のとおりでございます。今後、10月には作成していきたいというふうに考えてございます。  続いて、14ページでございます。  今度は、バリアフリー地区別計画(綾瀬・北綾瀬周辺地区)の検討開始についてということで、今年度については、綾瀬・北綾瀬周辺地区の地区別計画を作成したいというふうに思ってございます。  範囲は、15ページの方の黒の点線の範囲で考えてございます。綾瀬、北綾瀬を含むかなり広い区域になります。今回、この二つの中で、特に公園等が多いので、公園の管理者等とも協力しながら、東京都とも協力しながらつくっていきたいというふうに考えてございます。こちらについては年度内の策定を今予定しているという状況でございます。  続いて、16ページでございます。  都市計画道路補助第109号線沿道のまちづくりの取り組み状況についてでございます。  現在、第109号線は、東京都の方で、今、認可をもらって用地買収を始めている状況でございます。17ページの青の斜線の部分、ここは、実は今、地区計画が掛かっていまして、重なるということで、この部分については、延焼遮断帯を含めた形成のために用途地域の変更等を考えているという状況でございます。それで、説明会の方を、5月27日と28日に、今、予定しているという状況でございます。  18ページ以降、18、19と、チラシの方、一応添付させていただいてございます。  続いて、20ページでございます。  新田まちづくり連絡会(第62回)の開催結果についてでございます。3月17日に、新田地域学習センターで行ってございます。地元町会、自治会で69人の方に出席していただいたという状況です。  内容は、1点目が、新田学園の改修工事、新田さくら公園の改修工事ということで、ビオトープのところを広場的に改修するということが1点。二つ目が、区営住宅の集約建て替えの状況、3点目が新田橋の架け替えの状況について御報告させていただいたということでございます。  まず、公園については、現在の計画は土でやるということですが、芝にならないかと御質問いただきましたけれども、なかなか維持が難しいということで、これについては難しいという回答をしてございます。  二つ目は、区営住宅の集約建て替えのときに広場に水道が欲しいということでございます。これについては、今後、設置場所について検討いたしますというふうに回答してございます。  新田橋については、今回、仮橋ができると、今度、車が通れなくて歩道橋になってしまうんですけれども、車が通れない期間はどのくらいなのかという御質問いただきました。まだ工程確定していないというふうに御回答しています。なるべく短い期間で終わるようにしていきたいというふうに考えてございます。 ◎建築室長 資料の22ページでございます。  居住支援の取組み状況についてでございます。  昨年度末の3月に第4回の居住支援協議会を開催いたしましたので御報告いたします。  当日の議事内容でございますが、あだちお部屋さがしサポート事業ということで、最終的に、成約件数が21件になりました。また、今年度、令和4年度の居住支援の方向性について議事を行ってございます。  議事内容についての主な意見と今後の対応案につきましては、記載表の記載のとおりでございますけれども、今後、区といたしまして、対応の方向性といたしましては、相談を受ける際には簡単なアンケートを取って分析をしていきたいということと、それから相談内容別の対応マニュアル等を作成していきたいということ、それから、あだちお部屋さがしサポート事業から地域包括ケアにつなげてまいりたいということ、それから23ページになりますけれども、家主向けのパンフレットを作成して周知を図ってまいりたいということでございます。  居住支援協議会でいただきました御意見を踏まえまして、更なる成約に向けて事業を実施してまいりたいと考えてございます。  24ページが、大谷田区営住宅集約建て替え計画の変更についてでございます。  今般、大谷田区営住宅の集約建替に合わせまして、足立福祉事務所、東部福祉課を併せて合築する計画に変更させていただきたいということで御報告申し上げます。  従前の区営住宅の集約建て替え計画でございますが、区営住宅7棟を集約して令和8年から新築工事に着手する予定としてございました。また、従前の東部福祉課の建替え計画につきましては、綾瀬障がい福祉施設が非常に狭小、狭隘となってございますので、あすなろ大谷田の跡地に単独で新築する計画としておりました。  今回、合築する理由でございますけれども、庁内検討を進めまして、現在の大谷田二丁目のアパートの敷地の条件等を精査いたしましたところ、合築が可能であるということで確認しております。東部福祉課の単独建て替えと比較いたしますと、約3.2億円ほど事業費を削減できるということを確認いたしましたので、合築の方向で取組を進めてまいりたいと考えているところでございます。概算の内訳につきましては、表に記載のとおりとなってございます。  25ページでございますけれども、建築の概要といたしましては、大谷田二丁目の敷地に、7階建てで5,500㎡ぐらいの大きさで行いたいと。1、2階が東部福祉課で、3階から7階が区営住宅を想定してございます。  5番の今後の予定戸数でございますが、単独では99戸を計画していたんですけれども、今回、合築により68戸にさせていただきたいということで、この事業は第1期から第4期まで順次行っていくことを予定してございますけれども、区の計画管理戸数は535戸でございます。第3期の大谷田地域が完了いたします時点では520戸となる予定でございまして、マイナス15戸という状況なんですけれども、最終的に行います竹の塚地域の集約建て替えにおきまして535戸にしていきたい、プラス・マイナス・ゼロという形で目指していきたいと考えているところでございます。  今後につきましては、来月5月より、居住者、地域の住民に説明会等を行いまして、最終的には令和10年の5月頃、建て替え完了ということで、東部福祉課の移転を進めてまいりたいと考えてございます。  地域住民の皆様、あと区営住宅の居住者の皆様、御理解いただけるように丁寧な説明を行っていきたいと考えてございます。 ○たがた直昭 委員長  ありがとうございました。  それでは、質疑に移らせていただきます。 ◆佐々木まさひこ 委員  私の方からは、洪水・内水・高潮ハザードマップ、これは私も第1回定例会で改訂版が出た際には、これ配っただけでは意味がない、ポストに入れられて、確実に区民の皆さんのお手元には届くんだろうとは思いますけれども、入っているなと、こういうのがあるのねといってまた戸棚にしまわれたら、ハザードマップの役割としては大きく意味を失っていくんだろうなと。  大抵、そのハザードマップを見て、自分の地域が浸水地域ではそんなにないのね、若しくは、足立区の場合は、荒川が氾濫すればほとんどが浸水地域になりますけれども、そこから、自ら、こういった場合に分散避難という考え方が今回入ったということで、いわゆる、どう行動していくのかということを考えていただくということが非常に重要だということで、先ほど、この報告資料の中には動画というのが入っていませんでしたけれども、最後にちらっとおっしゃいましたので、よかったなというふうに思いましたけれども、足立区総合防災行政アドバイザーの松尾一郎さんが分散避難ということもしっかりおっしゃっておられる方ですので、やはりどう行動していくのか、分散避難の仕方、そういったことも含めてしっかり、そんなに長くなくていいと思うんです。やっぱり長いとあんまり見てくれないので、5分とかそのぐらいの長さでしっかりと、ハザードマップをどう生かしていくのか、自分の地域ではどう避難していくのかということをしっかり周知していくということは一番肝要だと思いますので、そこら辺は、今、最後おっしゃったので大丈夫だろうとは思いますが、いかがでしょうか。 ◎都市建設課長 佐々木委員おっしゃるとおり、動画の方、非常に大切だというふうに認識しております。佐々木委員おっしゃった防災アドバイザーの松尾先生、今、報道、広報等々、どういうインタビュー形式にして、どういうふうな中身にしようかというのも含めて、今ちょっと検討させていただいているところでございまして、動画を作成して、また、地域の皆様、あとホームページ等も活用しながら、勉強会等も通して周知の徹底を図っていきたいと考えておるところでございます。 ◆佐々木まさひこ 委員  これもA-メールで配信する、出前講座なんかも非常にいいとは思いますけれども、そこに来られない方に含めてSNSを活用するという方法も非常に有効だと思いますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。  それから、都道における既設道路の橋、バリアフリー化に関する整備方針案の都民意見の募集ということで、足立区では8橋が選定されたということで、8橋ってどこですかと聞いたら、飯塚橋、西新井橋、西新井陸橋、江北橋、鹿浜橋、尾久橋、堀切橋、新神谷橋、ほとんどかなり大きな橋ですよね、いわゆる環七に架かるような大きな橋がほとんどなんですけれども、これの必要性と現実性の検証結果から選定されたというのは、どういう観点で選ばれた。 ◎事業調整担当課長 まず、必要性につきましては、バリアフリー法上の位置付けで、特定道路に位置づいているかとか、バリアフリー法の位置付けでの特定道路、そういったものに位置付けられているかとか、あと整備効果の観点からその必要性をまず検討すると。そこから更に実現性の検証ということで、具体的に対策を取るときにエレベーター用地が確保できるのかとか、そういった実現性を検証した上でこの6橋に選定したということでございます。 ◆佐々木まさひこ 委員  足立区も川に囲まれている地域ですので、これらの非常に長い橋でも、例えば、今、エレベーターとおっしゃいましたけれども、車椅子の方でもエレベーターを使って、橋を使って避難しなきゃいけないような場面ももしかしたらあるのかもしれない、そういったことも含めて、こういった橋のバリアフリー化というのはやはりしっかり取り組んでいただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。要望だけしておきます。  それから、あと最後に、居住支援の取組ですけれども、しっかり係を編成して取り組んでいただいています。相談も、そこそこ上がってきましたし、紹介件数、成約が21件で、うち単身高齢者16件ということなんですけれども、この議事内容の中でも、転居の決まった単身高齢者を対象に、その地域の民生委員につなげてもらえば孤独死対策につながる。当然、区も、地域包括ケアにつなげていくという答弁をされているんですけれども、この居住支援協議会が、この話があったときから、私、建設委員会でしたので、居住支援の課題は幾つかありますよと、その中に、やはり大家さんにとっては孤独死というのが非常に負担になるので、そこをやっぱりきちっと解決する方策を取っていかなければいけないですよねと、それが一つの柱ですよねというふうにはなっていたと思うんです。こういったことは、やはり都市建設部だけじゃなくて、いわゆる福祉部等の連携というのは非常に重要だと思うんですけれども、あれなんですかね、例えば、居住支援で、単身高齢者が紹介したら、もうそこには、例えば、見守りの何かのサービスを付ける、緊急通報システムのように高齢者の見守りサービスなり、ヤクルト訪問でもいいですけれども、今この16件には現実そういったサービスはついているんですか。 ◎地域包括ケア推進課長 今、御質問ございました見守りサービスという形で緊急通報システムを福祉部の方で設置をしてございます。現在、昨年度の実績としては8件の方に通報システムの方を付けている状況でございます。 ◆佐々木まさひこ 委員  それは、16件のうち8件付けているという意味ですか。 ◎地域包括ケア推進課長 おっしゃるとおりでございます。 ◆佐々木まさひこ 委員  居住支援協議会で、単身高齢の方を入居をさせてあげた、そういうふうに支援していった。特に居住支援協議会でそういうサービスを受けて入られる方は、やはり緊急通報システムがいいのかどうか、あと、高齢者見守りサービスもあるし、ヤクルト訪問もある。高齢者見守りサービス助成のサービス内容も新しく刷新してつくってくださった、高齢者支援室でつくってくださったのは御存じだと思いますけれども、苦心して、いろんなサービスが、そして月額料金も500円とか1,000円とかその程度のものを、きちっと足立区の1万3,500円の範囲内で使えるようなものをつくってくださいましたので、居住支援協議会で、こういうお部屋さがしサポートで入られるような単身の方には、何らかのものを全部付けてほしいなというふうに思うんですけれどもいかがでしょうか。 ◎住宅課長 基本的に、お部屋さがしサポートで入られる方には、緊急通報システムに入っていただくということで、まず御案内しています。そういう中で、やはりなかなか御理解いただけないのは、何か監視されているんじゃないかというような、少し感じを受けられる方はいらっしゃいますので、入居した後でも、お電話をして、こういうシステムがあるので、もう少し御理解いただきたいということで、今アプローチをしているところでございます。 ◆佐々木まさひこ 委員  趣旨をよく御理解いただいて、カメラとかそういうもんだと思う、監視されているという印象を受けられるかもしれませんけれども、例えばIoTの電球みたいなものは、それほど監視されているという感じにはならないとは思いますので、逆に言えば、このサポート事業で、お部屋を紹介して入る場合はこれが必須条件だみたいな感じにしてもいいと思うんですが、どうですか。 ◎住宅課長 今、窓口では、そのような形でお話ししているんですけれども、やはりシステムを設置しないと入れないのかというような話になりますと、住宅に困っている方が少し優先になりますので、その辺は少し時間を掛けながら、機械の導入を粘り強く交渉していきたいと思います。 ◆佐々木まさひこ 委員  私、これはすごくこだわっていますので、予算特別委員会でも申し上げましたよね。引き続きこのことに関してはしっかりと取り組んでいただきたい、御努力されているのはよく分かりますので、取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆しぶや竜一 委員  私からは、まずバリアフリーの地区別計画、総合スポーツセンター周辺地区のパブリックコメント実施についてなんですけれども、確認の意味でというか、募集期間、令和4年4月27日から5月27日の間で、この総合スポーツセンターで、今、先ほど都市建設部長からもおっしゃっていただいたように、スペシャルクライフコートを核として、このまちづくりとバリアフリーの地区別計画を策定していくということだったんですけれども、この期間、スペシャルクライフコートフェスティバルというのが4月29日の祭日に行われて、そこそこの人たちが駆けつけてくれるのではないかなというふうな、自分は想像はしているんですけれども、この周知方法及び閲覧、配布というところで、ホームページ、SNSによる周知というところも非常に大事なのかなと思うんですけれども、せっかくこの募集の期間に、そういったスペシャルクライフコートのフェスティバルがある中で、多くの人たちが訪れるという中でも、共生社会の意識づけでもないですけれども、バリアフリー地区別計画を、パブリックコメント実施する上で、せっかくそういった大きなイベントがあるので、そういった人たちの声ということも酌み上げていってほしいなと思ったんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ◎ユニバーサルデザイン担当課長 特に、クライフコートのときに、パブリックコメントの資料を配付するとか予定はしてございませんでしたけれども、今、しぶや委員がおっしゃられましたので、総合スポーツセンターの所管と確認して調整してみたいと思います。 ◆しぶや竜一 委員  ありがとうございます。というのも、やっぱりスペシャルクライフコートって何、どこにあるのという、そもそもそういった人たちも、地元だけではなくて、あの辺、周辺の地区の人たちもどういうことをやっているのか、何のために造られたのかということも全く分からない方も多数、そっちの方がどっちかというと多いのかなと思いますので、しっかりとそういう人が集まるところには、やはりこういった声を酌み取ってあげるといった方法もすべきではないかと思いますので、その辺については、よろしくお願いいたします。  あともう1点なんですけれども、新田まちづくり連絡会の開催結果というところで、ちょっと気になった点がありましたのでお伺いしたいんですけれども、主な質疑の中で、新田さくら公園の改修工事の中でなんですけれども、改修する公園広場の舗装が土系だが、芝にする案はないのかといった中での回答で、芝は維持が難しく、雨にぬれると遊びづらいのでというところなんですけれども、これは私自身、野球をやっていたので、土も、芝でもどちらでも雨のところも経験もあるんですけれども、これはどちらかというと、私的には、これは土も一緒ではないのかなと、雨にぬれると遊びづらいというのは土も一緒なのかなと思ったんですけれども、その点についてはいかがでしょうか、そんなに、どちらかというと、むしろ芝の方が、まだそんなに負担は、泥とかもつかないですし、芝の方がどちらかというと、そんなことはないのかなと思ったんですけれども、その点についてはどうでしょうか。 ◎パークイノベーション推進課長 新田さくら公園の改修工事についてでございますけれども、芝生をスポーツ施設のように維持していくには、なかなか一般の公園では難しいと、普通の草地になってしまうことが多い。少し丈が伸びてしまうと靴がぬれてしまって遊びにくいという声も公園利用者からはありますので、その点で、今回は、真砂土舗装を選択させていただいたと御説明しました。  また、庁内で検討している中で、ドッジボールなんかをするときに、線を引いたり、昔遊びで土に線を引いて、いろんな遊びを楽しんでたという意見もございましたので、そういうところも酌んで土系の舗装を選択させていただきました。 ◆しぶや竜一 委員  今おっしゃってくださったこともすごい分かりますし、理解できるんですけれども、私としては、今後は、一番は安全面ですよね、安全面を踏まえると、外見の環境の面とかでもあるのかなと思うんですけれども、やはり芝を、今後のそういった全ての公園とかではなくて、こういった改修工事をしていくということに関しては、人工芝とかではなくて天然芝の、先ほど言ったように草が伸びて維持が難しい、人件費はそれなりに掛かるとかって費用ももちろんございますけれども、そういったところは、どちらかというと、線とか引くのも別に芝だからできないとかそういうことじゃないと思いますので、そういった自分の考えなんですけれども、芝を推進する上では、そういったところもやっぱり頭に入れて考えていってほしいなと思うんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ◎パークイノベーション推進課長 しぶや委員がおっしゃられましたとおり、区民の皆様の中には芝生広場で、週末に、みんなで楽しみたいという声も多くございます。パークイノベーション推進計画では、ボール遊びができる広場、それから、そうやって芝生で遊べる広場、いろいろなものをつくっていこうと考えておりますので、地域の皆様の声を聞きながら改修工事ごとに検討してまいりたいと存じます。 ◆しぶや竜一 委員  分かりました。よろしくお願いします。 ◆山中ちえ子 委員  私から、幾つか質問したいんですけれども、1点目なんですが、足立区再開発事業とアドバイザリー会議設置要綱の変更についてを質問させていただきます。  これで、この変更によって、どういったことが変わっていくのかといったところを確認したいんです。  まず1点目が、区に助言した専門家の意見をどう受け止め、どう考えたか、これは公表されていくのか、そしてこの選考前と後で、どうここの部分が変わっていくのかといった点で教えてください。 ◎千住地区まちづくり担当課長 学識経験者等の御意見に対する区の受け止めを、どう対応して、どう公表するかということについてですけれども、基本は、区がどのように受け止めているかといったようなことを、先生方にお返しするように、アドバイザリー会議の中で出た意見に対して対応しますといったようなことを御回答していこうと考えています。  アドバイザリー会議自体については、議会でも御報告をしておりますので、結果については、議会でも御報告するということでございます。それにつきましては、今回の要綱の変更に当たっては、特にそこの部分については変更したということではございません。 ◎都市建設部長 当然、建設委員会で、内容、要旨等は報告させていただくつもりでいますので、よろしくお願いします。 ◎まちづくり課長 申し訳ございません。場所にもよるんですけれども、今、アドバイザリー会議は、千住の東口で主に行っていますけれども、これは、エリアデザイン調査特別委員会の方での報告をしておりますので、今回、要綱改正ということで建設委員会に出させていただきましたけれども、所管の委員会を確認しながら、案件については出していきたいというふうに考えてございます。 ◆山中ちえ子 委員  このアドバイザリー会議での学識経験者の方々からの助言がどう生かされるかといったところは、地権者にも分かりやすいような形でしっかりお示ししていかなくちゃいけないんじゃないかなと思っているんですけれども、この問題を取り上げて、予算特別委員会でも、地権者もしっかり傍聴できるような体制をとかいろいろ求めたんですけれども、最初は前向きな答弁もありましたが、結局はやらないということになっていたりとか二転三転しているわけなんですけれども。  アドバイザリー会議で求められる二つのことがあります。再開発事業の妥当性と地域への貢献、この学識経験者の意見、これに対する学識経験者が、どう準備組合の示してきた案に対して、こういった点で意見を言ということだと思うんですけれども、すごく大切なことで、本当に住民の税金を投入し、住民合意が得られているかの妥当性がここで求められると、そのためにどうしていけばいいのかといったところを助言してくれると、それを準備組合にアドバイスするのが区の職員だということ、こういう位置付けでよろしいですか。 ◎千住地区まちづくり担当課長 おっしゃいますように、再開発事業の妥当性ですとか地域貢献に関することなどについて、学識経験者の方から区が意見をお聞きして、それに対して、区が再開発事業の妥当性等について検討、判断をした上で、まちづくりを進めていくということになります。 ◆山中ちえ子 委員  なぜ学識経験者の先生方は、私たち、情報公開請求をしまして、7月のアドバイザリー会議の議事録を見させていただいているんですけれども、その中で、かなり学識経験者の方がおっしゃっていることで、予算特別委員会でもいろいろ指摘をしてきましたけれども、またちょっと違う、そことは別な視点で大事なことを学識経験者の方は言ってくださっているなというところもあったんです。アドバイザーというのはアドバイス、言いっ放しでいいのかというところが、自分の中で、何というのかな、消化し切れないような意見もありました。  それがどう再開発に反映したのか、しっかり返してもらって、報告ですよ、学識経験者が再開発にどう反映したかというのを返してほしいとか、アドバイザー全員でそれを共有し、もっと正確ないいものに議論を重ねていきたいんだということも言っている。それはおかしいだろうと思ったこともあったと、去年の9月会議の後から作業し、分析したまちづくり構想時の調査を、この先生は、客観な計算に基づいた分析結果もしっかり出したと、でも、その後それを共有するような会議が示されたりも、開かれたりもしなかったと、そういったことで、やはり反応が返ってこないという憤りみたいなものが言われていて、この方だけではなくて、こういった強い言い方ほどではないけれども、そういった準備組合が出してきた提案の計画なんかは、ちょっとボリュームがあり過ぎるんではないかというのは言わざるを得ないというような意見だったりとか、こういうことがあったりするわけです。  ですから、そういったことがしっかり、この先生がおっしゃるように、反応が返ってこないということにしないような内容にしていっていただきたいなと思っていますけれども、その辺はどうでしょう。 ◎千住地区まちづくり担当課長 確かに学識経験者の中には、意見を言いっ放しではよくないですとか、しっかり回答、対応してほしいというような意見もございましたので、区としても、その辺はしっかりと、今後もどういったふうに区が受け止めて、どう今後の事業に反映していくかといったようなことを、しっかりお返し、説明していきたいと考えております。 ◆山中ちえ子 委員  是非その辺は、真摯にしっかりと受け止めて、反映して、どう反映したのかといったところも分かりやすく示していく、それは地権者にも分かりやすいような形で示していくということがどうしても必要かなと思います。そういったことでも、やはり公表をする範囲をしっかりつくっていくということですよね、もちろんその先生のお名前だとかそういった詳しい話は公表しなくていいと思うんです。しかし、その内容は、しっかり明らかにしていくと、それを情報開示請求しなきゃ出てこないというようなことでやっていちゃいけないんじゃないかと思うんですけれども、その辺はどうですか。
    ◎千住地区まちづくり担当課長 アドバイザリー会議の内容につきましては、結果の御報告ということで、議会でも御報告をさせていただいているところですけれども、その中で、なるべく、先生たちの御意見に対してどういうふうに区が受け止めたのですとか、そういったことも分かるように御報告をしていきたいと考えております。 ◆山中ちえ子 委員  もちろん全部公表してくれると、要するに個人名だとかそういったことは抜きにして、やはり住民の税を投入してやるものであり、市街地再整備計画ということで必要なことですから、だからそういった点からも、恣意的になって公表したくないものは公表しないみたいなことになっちゃいけないと思っているんですけれども、副区長の方がアドバイザリー会議の会長になって、しっかり取り決めていらっしゃるんですけれども、今度の学識経験者のアドバイザリー会議を受けて……。 ○たがた直昭 委員長  山中委員、東口のあれはエリアデザインの方でやっていますので、あくまで、すみません。 ◆山中ちえ子 委員  そうですよね、分かりました。どうもすみません。  アドバイザリー会議の要綱変更に関してですけれども、これでやはり民主的な部分が後退することはあってはならないと思っています。なので、この要綱変更について副区長がおっしゃっていることもあるんですけれども、やっぱり学識経験の方に責任を負うような形になってはよくないというようなことも言っていたりとか、平たく言うと、要綱変更のどの部分に表れているのかなというのも確認したいんですけれども、それはどこに表れていますか。 ◎千住地区まちづくり担当課長 学識経験者等の役割につきましては、要綱の新旧対照表でいきますと、御意見をお聞きするということではあるんですけれども、すみません、資料の9ページ、第4条の2項、アドバイザリー会議で聴取した意見等は別途、再開発事業等に係る足立区の意思決定に向けた検討を行う際に活用するということで明記をしておりまして、学識経験者等の意見を基に区が別途判断するということを、今回、要綱の変更で入れさせていただいております。 ◆山中ちえ子 委員  この変更によって、今まで、要するに、このアドバイザリー会議ができたその原点にしっかり立ち返って、後退させてはならないと思うんです。とりわけ学識経験者の責任を免罪するというかな、そういった名目で、結局は学識経験者の貴重な意見は明らかにしない、つまり住民にとってよりよい意見が住民に届かないようなアドバイザリー会議及びこの変更に基づいてつくられた経営会議ももちろん含めてですけれども、そういうことであってはならないと思いますので、その辺はしっかりと重視していただきたいと思います。どうでしょうか。 ◎千住地区まちづくり担当課長 今回の変更によって後退するようなことがあってはならないとは考えておりますので、今後も区が適切に判断をするための意見を学識経験者からお伺いするということで進めていきたいと思っております。 ◆山中ちえ子 委員  本当に公表していく、それからアドバイザリー会議の一部、必要なところの傍聴ということとか、工夫して還元していくことも求めていきたいと思います。  あと1点なんですけれども、また別件の報告のことですが、居住支援の取組状況についてと、あと区営住宅集約建て替え計画の変更、この辺について一つだけ質問したいと思います。  居住支援取組なんですけれども、お部屋さがしサポートというのは、生きがい奨励金をなくした代替案としての一つです。ですので、これは、そういう意味で、先ほどもいろんな工夫で、その方々を、いろんな緊急通報システムだとかそういったことをしっかり位置付けていってという話も、とてもそう思うんですけれども、何しろ相談件数に対して成約件数が少な過ぎるということを指摘しなくちゃいけないなと思っているんです。こういうことで困っている方がたくさんいるけれども、成約件数はこんなに少ないということに見てとれるんです。  先日も私、生活相談を受けまして、一緒に相談に行きました。その方は何度も都営住宅を申し込んでも単身独居の男性で高齢者ですけれども、こういった方がなかなか入れないと、シルバー事業、シルバーのお仕事も5年たってもう打切りにされなくちゃいけないと、暮らしていけない、家賃は6万円だけれども払っていけないと、どうしたらいいのかといった相談だったんです。一緒に行きまして、でも、やはり難しくて都営住宅と区営住宅を申し込むときにはしっかり申し込んでいきましょうねと、そういうことになったわけです。なので、それでもやっぱり足りない、足りない中で、やはり区営住宅を減らす部分があったり、そのスクラップアンドビルドで全体の数は変わらないとかというふうにしているようですけれども、やはりこれは、こういった事業で酌み取られる区民の苦労をしっかり生かしていって区営住宅もしっかり増やしていくとか、都営住宅にも入りやすいような提言を東京都にしていくとか、そういったことが同時に必要になるというふうに思うんですけれども、こういった相談を受けていて、そういった視点で、今後の方針としていくといった検討も、是非していっていただきたいと思いますけれども、その辺はどうでしょうか。 ◎住宅課長 今、お話ありました相談件数と紹介件数が違うというところから御回答させていただきますけれども、まず、相談件数というのは、相談に来た時点で、まだ御本人の考えがまとまっていないという方が結構いらっしゃいまして、例えば都営住宅、区営住宅に申込みに来られたんだけれども、言い方は悪いですけれども、ついでに話を聞きに来たとか、引っ越しを考えているんだけれども、どういう方が、まず2人で住むのか3人で住むのか決まっていないとか、例えば離婚をするんだけれども離婚の時期が決まっていないとか、まだ相談がまとまっていない件数がございますので、その辺を御相談を受けながら、例えば、いつ住む予定なのかとか、それを相談をまとめて、この紹介件数というところにつながっているふうに考えていただければ御理解いただけるんじゃないかと思います。  あと、区営住宅を増やすという話は、こちらの区営更新の、建て替えの資料の中にございますけれども、今のところ移管を受けた535戸から増やしもしませんし、減らしもしないということで、今、区は考えているところでございます。 ◆山中ちえ子 委員  今、コロナ禍で、やっぱり物価高の影響や経済危機なんかの影響で大変な方々が増えていくと、先ほど離婚するとかということもおっしゃっていましたけれども、それをきっかけに母子家庭になったり、父子家庭になったりと、暮らしの大変さと経済的な大変さがのしかかってくるというような方もいるかもしれないし、でも、そういった人に住居の安定を支援する区の姿勢があれば生きていけると、住まいが安心してればちょっと何か大変でも生きていけるとか、安心できるとかというのがありますよね。やはり困窮、大体若い人たちって生活保護が捕捉率17%程度ですから、やはり受けられていない、受けることにためらいがあるといった方々が大勢います。ですから、やはりそこは堂々としっかり受けていいんだよと、働きながら受けている人だっているんだからというぐらいで、しっかり受け止めて救っていくというのかな、そういったところの一つとして住居対策もあると思うんです。増やしもせず、減らしもせずといった態度ではいけないと思っています。なので、今後に向けて検討も進めていただきたいと思います。 ○たがた直昭 委員長  要望ですね。 ◆にたない和 委員  1件、訂正と、3件ほど質問させていただければと思うんですけれども。先ほど、すみません、シティプロモーションはシティプロモーションと言っていたんですけれども、ごめんなさい、言いたかったのは、観光交流協会とか早めに連携していただいて、是非足立の6番目の祭り目指していただければなというところなんですけれども。  質問に入らせていただきます。すみません、まず、ハザードマップについてなんですけれども、配付で、先ほどアベノマスク方式とあったんですけれども、アベノマスクのときというのは、おおむね皆様のところに届いたというところで、配付漏れとかという御報告とかというのは特にはないということなんでしょうかね、郵便局員を使うということだったんですけれども。 ◎都市建設課長 いわゆるアベノマスク方式、郵便局員がポストの存在を把握しているという状況で、全てのポストに、要は住所を書いて送付するんではなく全てのポストに投函するという形でやっております。  アベノマスク方式のときは、やはり時間差等はありましたけれども、基本的には、何件か、恐らくポストがなかったり、その辺が、所在がちょっと分かりにくいというところで届かないという話は聞いておりますけれども、前回、私どもの方で、なかなか区民の皆様に行き渡らなかったというほどの、そういうものはないというふうに認識しております。 ◆にたない和 委員  考え得る限りは最善の方法なんだろうなと思うんですけれども、どうですか。 ◎都市建設課長 基本的には、例えば、本当の区民全員にと、全世帯にということであれば、住民記録台帳等の住所を拾ってやるというようなことも十分考えられますけれども、その辺の費用対効果を考えると、今回の郵便局員による配達が一番いいのかなというふうに認識しております。 ◆にたない和 委員  いい報告ができそうでよかったです。すみません。  今回のハザードマップを、前回もそうなんですけれども、紙とか分厚くしたりとか結構こだわっていると思うんですけれども、それは、どういったことで今なっているのかというのを教えていただきたい。 ◎都市建設課長 やはり日頃から活用していただくのはもちろんのこと、実際に避難するとき、雨が降っている場合というのも十分考えられますので、ある程度ぬれてもそれに耐えられるような紙質ということで、実際、少し、今回ページ数も若干増えてしまったんですけれども、十分品質のいい紙を使っているというところでは、そういう避難等でもぐにゃぐにゃになったりとかしないようなものというところで、そういう品質のものを採用させていただいたところでございます。 ◆にたない和 委員  ふだんから使っていただくであるとか、実際に捨てられちゃったら何の役にも立たないんで、本当にそういうふうな工夫されているのは、すごくいいことだなと思いますけれども、ただ、今回、表紙の色とかという部分、前回もちらっとお伝えさせていただいたと思うんですけれども、是非とも、また、次回いつになるのか分からないですけれども、次作るときは、黄色と黒の格子にするとか、黄色か少なくとも赤であるとか黄色であるとか、ほかの印刷物と混ざっても、いざというときに、大雨が来たというときにすぐ取り出せるような工夫もしていただければと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎都市建設課長 デザインについては、区内でも相当いろいろ、シティプロモーション課等も相談しながら決めたところでございます。今回、ハザードマップということで、基本的にやっぱり青を基調にしたというところは、ある程度イメージは、水ということですね、しているんですけれども、当初、黒と黄色で、災害対策課で出している防災のがあると思うんですけれども、ああいうものの対なるものとしてというイメージもちょっと考えたんですけれども、今回は、ちょっとスタイリッシュなところも意識した表紙になったというところもございます。  次回のときは、またいろいろと、どのようなものが区民の方に対して目立つものかとか、重要なものかと、その辺も検討しながら、改めて表紙等については検討していきたいなと思います。 ◆にたない和 委員  スタイリッシュさはいいとは思うんですけれども、多分、命に関わる状況も想定される中でスタイリッシュさを求めてはいけないと思うんです。どれだけ早くその情報が必要なときに届くかというところもありますので、ほか避難所運営計画とかのマニュアルも含めて全部そうなんですけれども、災害のときに使うものについては、是非ともスタイリッシュさではなくて、本当に実用的な部分で、どこに何があるか、要は、飛行機とかのパイロットもそうじゃないですか、緊急マニュアルというのは赤だったりとか黄色だったりするわけで、やはりそういった非常事態のときに使う書類に関しては、スタイリッシュさよりも目立つ、そういったところを、是非とも気を配っていただければなと強く強く要望させていただきます。  あまり長くやってもあれなんで、次、バリアフリーについてなんですけれども、バリアフリーの重点整備ということで、エリアの方が選定されているわけなんですけれども、この選定の方法というのはどういったところなんでしょうか。今回の総合スポーツセンターについては、スペシャルクライフコートとかもありますので分かるんですけれども、ほかのエリアデザインと、エリアがかぶるような形でもやられていると思うんですけれども、このバリアフリーの計画の地域の選定についてちょっと教えていただければと思うんですけれども。 ◎ユニバーサルデザイン担当課長 バリアフリーの地区別計画につきましては、数年前にバリアフリーの推進計画というものをつくりまして、10地区を指定しております。  今現在、区役所周辺地区、江北周辺地区と、昨年度、花畑周辺地区を終わりまして、現在、総合スポーツセンターのパブリックコメントをやって、今年度から綾瀬地区の地区別計画を策定するという形で、今後、六町、竹の塚とか梅島とかそういったものが10地区残っている状況になっております。 ◆にたない和 委員  梅島については、エリアデザインちょっと入っているのかも分からないですけれども、そこだとは思うんですけれども、基本的にこの10地区を見てみると、結構、そこまで悪くないなと、いいところを更によくするような取組だと思うんですけれども、区内、結構危険な箇所というのはいっぱいある中で、いいところを更に伸ばすというのも必要だとは思うんですけれども、非常に劣悪な状態になっている。例えば、ガードレールの内側に、それこそ電信柱が立っていて車椅子なんて到底通れないと、車道の方に出なくてはいけないけれども、車道の方も交通量がひどいところというのも、かなり区内にありますから、そういったところも含めて、次期、10か所、今回選定したって、結構前ですよね、バリアフリー計画のところで選定したというけれども、次回は、是非ともそういった危機的な状態にあるところ、いいところを更に伸ばすんではなくて、今、非常に危ないところもしっかりと見ていただければなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎ユニバーサルデザイン担当課長 当然、今、にたない委員が言われたとおり、特に危険な箇所につきましては、バリアフリー地区別計画にかかわらず優先的に直すという、所管の部署によるんですけれども、そうしたことをお伝えしまして、優先的に直すという形にしております。 ◆にたない和 委員  じゃあ、四家の交差点から北千住、千住新橋のところ非常に危ないんでどうにかしていただければと思います。要望です。  あと、ちょっと疑問に思っているのが、バリアフリー、バリアフリーというふうな結構ある中で、今回の冊子の中にもバリアフリーとは、ユニバーサルデザインとの違いはというところにはなるんですけれども、これどこから出典してきたやつなんですか。要は、この対象だと、バリアフリーと一般的に言われているのは、障がい者とか高齢者というのがメインに言われているんですけれども、子どもであるとかそういったところも含んで足立区の方では考えているというような考えをこの冊子の初めの方に載せてあるんですけれども、そこについてはいかがでしょうか、何を根拠にこういった形にしているのかという。 ◎ユニバーサルデザイン担当課長 バリアフリーとユニバーサルデザインの違い。 ◆にたない和 委員  そうです、最初のページのところになっていると思うんですけれども、最初の方のページですね。 ◎ユニバーサルデザイン担当課長 バリアフリーにつきましては、当然、障がいがある、障がい、障壁とかそういうものを除去するという形になりまして、ユニバーサルデザインというのは障壁をなくすという形なんですけれども、にたない委員がおっしゃられているというのは、出典ですか。すみません。 ◆にたない和 委員  ごめんなさい、すみません。要は対象者についてなんです。何が言いたいかというと、バリアフリーって、要は結局のところ、障がい者と高齢者というところが一般的に定義されていると、一般の方が受け取るイメージとして障がい者、また、高齢者のための施策なんだろうなというところで伺う方が多いですよね。その中で、足立区の場合だと、子どもも含めて考えているというところで定義づけの方をしていますけれども、そこについての、何でそういうふうな、子どもとかも含めてという考え方になっているのかというところ。 ◎ユニバーサルデザイン担当課長 まず、障がい者、高齢者だけでなくて、子どもですと、特に公園の水飲み場ですと身長が低くて飲めないとかそういったことも考えられますので、特に障がい者の方、高齢者の方だけというわけではなくて、妊婦さんとか、あと子どもの方も含めてという形で記入させていただいております。 ◆にたない和 委員  あまり長くやってもしようがないと思うんで、すみません、端的に。結局、バリアフリーというのが、障がい者を特別扱いするのが嫌でユニバーサルデザインというものを提唱したわけじゃないですか。その中で、いまだにバリアフリー、バリアフリー、バリアフリーというふうな形でなっているのがなぜなのかなというところで調べてみたところ、足立区の場合は子どものところとかも考えてというところで、いまだに使い続けているというところなんですけれども、ただ、一般の方から見ると、これは障がい者施策なんだなというイメージが非常に強いわけですから、是非とも、ユニバーサルデザイン推進課であるとかそういった形で、足立区の方でも、是非ともバリアフリーというのではなく、別にこれはユニバーサルデザインにしちゃってもいいんじゃないのかと、過度に障がい者だけを見ていますよみたいな変な間違ったイメージというか、間違った意味が伝わってしまうんじゃないかなというところで懸念をしておりますので、是非とも次の改訂のときは、こういったところも非常に考えていただければなと思うんですけれども。 ◎副区長 もともとはユニバーサルデザインがあって、その一部がバリアフリーだというふうに私ども理解しています。このバリアフリー地区別計画をつくることになった理由は、バリアフリー地区別計画をつくることによって、国からの支援が得られるということで、実はそこからスタートをしています。ですから、今、国側の最新の動きを確認しますけれども、それがユニバーサルデザイン地区別計画というふうに置き換えられるのかどうか、その辺、確認をして、できれば、私もユニバーサルデザインといった方が広く捉えられますので、そういうふうにしていければと思います。 ◆にたない和 委員  非常に何か同じように懸念させていただいておりますので、是非ともできるんであればそういったところにしていただければなと思います。  最後に、今度、建て替えについてなんですけれども、24ページですね、大谷田地区の区営住宅の建て替えについてなんですけれども、これ3.2億円と出ているんですけれども、今、世界的な情勢からいうと、燃料費高騰で、インフレだったりとか建築資材上昇とかとありますけれども、そういった中で、恐らく3.2億円以上、ちょっと上回ってしまうというところも想定されるとは思うんですけれども、ここら辺について、世界情勢というか、そういった原材料、建築資材の高騰であるとか、燃料費高騰とかによって計画が遅延されてしまうとかということはないのかと、ただ漠然として不安な部分があるんですけれども、そこについてはいかがでしょうか、ちょっと教えていただければ。 ◎副区長 現在、国からスライドが来ています。それは、今のところ人件費についてスライドが適用できますよということですけれども、業界の方に聞くと、やはり資材の高騰も非常に逼迫しているということで、現時点では3.2億円ということですけれども、これから先は、はっきり言って読めない状況になってくるかなと、これはあくまでも現時点において想定される金額ということでございます。 ◆にたない和 委員  ありがとうございます。是非とも、高くなるからといって工事が遅延することのないように、できる限りの対策をしていただければと思います。 ◆伊藤のぶゆき 委員  端的に。居住支援の取組についてですけれども、相談件数が188件で、紹介件数32件、成約件数が21件ということですけれども、これありがちなんですけれども、相談件数に対して成約が少ないじゃないかと言いがちなんですけれども、やはり賃貸というのはそんなすぐに決まるもんじゃないので、これを僕は相談件数がどんどん増やす方向に持っていっていただければなと思いますけれども、その中で、この間ちょっと質問させていただいた連絡先問題はどうなりましたか。 ◎住宅課長 緊急連絡先については永遠の課題なのかもしれませんけれども、基本的に家賃債務保証会社さん等々と、どういう緊急連絡先がいいのかについては、少し、いろいろ情報共有しながら、基本的には親族の方ですとか御友人の方を付けていただきたいんですけれども、その辺は、今後、課題なのかなというふうにまだ考えております。 ◆伊藤のぶゆき 委員  先ほど佐々木委員からの質問があったときに8件、見守りじゃないけれども、何かしらのサービスを入れたという話ですけれども、それが何かその方に問題が起きたときにその連絡先はどこに行くようになっているんですか。要は、例えば、電気だとしたら、電気が3日間つきませんといったときに、その3日間、何か機械がつきませんよといったときのその「つきませんよ」を受け取る人は誰になっているんですか、それは、さっき言った緊急連絡先の方になっているのかな。 ◎地域包括ケア推進課長 こちら見守りサービスを申請していただいたときに、連絡先御記入いただくんですけれども、例えば、知人の方であったり、御親族だったりという様々ございます。 ◆伊藤のぶゆき 委員  なかなか連絡先は行政になるというのは難しいというのはもちろん私も分かっているんですけれども、地域包括と一緒になって、例えば、単身の高齢者を、家を探すという話になったときに、当然、オーナー側も賃貸会社も孤独死が一番恐れるわけであって、だから連絡先が欲しいという話になるんだと思うんですけれども、例えばそれをちょっと一歩踏み込んで、そういったものを付けている代わりに地域包括に連絡が行く、先ほど言ったように、これ付けてくださいよとかと言われれば、個人的には、多分何と言ったらいいんだろうな、そういう精神的にというのはあるんでしょうけれども、何かインセンティブ等がつかないと紹介する側、受ける側もなかなか難しいと思うんです。そのオーナー側、建物を建てている方々、要するに家主さんですよね。こういった見守りサービスから紹介された方を入れていただければ、何かしらの、例えば、最初からその見守り用の電灯が付くのか、ポットが付くのかって孤独死を防ぐ対策をしますよみたいなことをしていただかないと、なかなか家主も受けるのも難しいでしょうし、難しいと思うんですけれども、多分、今この21件の方々がどういった状況で入ったかどうかというのは分からないんですけれども、多分、みんな新築の新しい建物に入りましたという方はあまりいらっしゃらないのかなと思うんです。どちらかというと少し築が古くて家賃が少しお安いところに入っている可能性が高いと思うので、そういうところってなかなか人も入りにくいということを考えたときに、何かしら家主さんの方や管理している会社の方にインセンティブがある代わりに見守ってもらうというシステムの構築みたいなのというはできないんですかね。 ◎住宅課長 今、見守りシステムにつきましては、居住者負担なしで付けていただいていますので、その辺を先ほども御答弁させていただきましたけれども、見守るために、お金が掛からないで、緊急通報があって、一定の時間は掛かるかもしれませんけれども、倒れられてから12時間とか24時間で発見できるような形の、今システムを整えておりますので、そこは繰り返しになりますけれども、何とか御理解いただいて、システムに入っていただくということが大切なんじゃないかというふうに考えております。 ◆伊藤のぶゆき 委員  御理解いただいて入っていただくというのも、もちろん当たり前の話なんですけれども、最初にそれをやっている代わりにそれやってくださいねと言われるとなかなか入りづらい、気持ちの上で、うっとなるときってあるじゃないですか。例えば僕もまだ今、賃貸に住んでいますけれども、賃貸で家を借りるときに、賃貸のアパートに住んでいると、不動産屋によっては町会費を取るところがあるんです。それは契約のときに「町会費幾ら払ってくださいね」と言われるんですけれども、そのときに、町会費払ったからといって、今、僕は町会の方々から何か連絡が来るということはあまりないんですけれども、そういったシステムの一つと組み込んじゃって、事由事項の中に説明するときに、この建物はこういうものがついていますけれども、何かあったとき以外は連絡は何もありませんのでという、何ですかね、最終的には理解はしてもらうんでしょうけれども、最初から入る前段階で、この建物に入るにはこれ付けてくださいねと言われちゃうと入りづらいのかなと思うので、何かそういったものも、それが最初からついていれば、多分、家主も、行政が付けてくれて費用の負担が掛からないというんだったら、最初からそれ付けてくださいねと紹介しやすい環境になるのかなと思いますので、連絡先問題とそういった問題は、引き続き考えていただければなと思います。要望で構いません。 ○たがた直昭 委員長  よろしくお願いします。  以上で、質疑を終了いたします。 ○たがた直昭 委員長  次に、その他に移ります。  何かありますか。 ◆鈴木あきら 委員  私のところにもメールが来ているんですけれども、ほかの議員とか区の方にも来ていると思いますけれども、補助第138号線の梅田地区関原周辺、これは異常なほど工事が遅れているんじゃないかという疑問があるという、来ていると思うんですが、それについて、区の方では答弁と回答、それからどういった状況かというのは、この辺に住んでいる人も実際感じてる人も結構多いんです。そういった部分を含めて、PR等よろしくお願いしたいんですが、その辺はいかがでしょうか。 ◎道路整備課長 今回、eメールで、区議会議員の皆様と、あと区民の声にも来ておりますので、区の方としては、まず、区民の声対応ということで回答を今準備しています。  具体的に、どういう準備かと申し上げますと、どうしても、道路整備するときに、下水道ですとか、水道ですとか、あとは電気、東京電力、NTT、ジェイコムといろんな企業様が工事を連続してやるので、当然ちゃんと連続するように、工事に入る前に調査を進めて、前の工事が終わったらすぐ工事に入れるようにやっているんですが、どうしても構造的に隙間が空いてしまうのが現状です。その隙間を見られて、ちょっと入ったら工事が止まってというふうに見受けられるので、そういった意見をいただいたというところです。  この点に関しましての対応としましては、現地に全体の工程を表示しまして、今ここをやっています、次こちらに移りますというような分かりやすい掲示を今準備して掲示するようにしたいなと思っていますので、区民の声対応で、その方にも回答が行くように準備を進めているところです。 ○たがた直昭 委員長  その他、なしと認めます。  では、私から申し上げます。  この委員会構成で建設委員会を開催するのは特段の事情がない限り今回が最後となると思いますので、一言御挨拶をさせていただきます。  1年間大変にありがとうございました。実りある充実した議論ができたのではないかと思います。皆様の御協力に改めて感謝申し上げます。  それでは、副委員長からも御挨拶をお願いします。  まず、にたない副委員長、お願いします。 ○にたない和 副委員長  本日は最後ということで、本当にどうもありがとうございました。委員長をしっかりサポートできたかというところにおいてはちょっと不安が残るところではありますけれども、本当に皆様のおかげで1年間、何とか務めさせていただくことができました。心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 ○たがた直昭 委員長  鈴木副委員長、お願いします。 ○鈴木あきら 副委員長  1年間どうもありがとうございました。 ○たがた直昭 委員長  ありがとうございました。    以上で、建設委員会を閉会いたします。       午後零時10分閉会...