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令和 3年 3月17日エリアデザイン調査特別委員会-03月17日-01号
令和 3年 3月17日災害・オウム対策調査特別委員会-03月17日-01号

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  1. 足立区議会 2021-03-17
    令和 3年 3月17日エリアデザイン調査特別委員会-03月17日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 3年 3月17日エリアデザイン調査特別委員会-03月17日-01号令和 3年 3月17日エリアデザイン調査特別委員会       午後1時28分開会 ○はたの昭彦 委員長  時間前ですが、皆さんおそろいのようですので、ただいまからエリアデザイン調査特別委員会を始めさせていただきます。 ○はたの昭彦 委員長  まず初めに、記録署名員2名を私から指名いたします。  ただ委員、浅子委員、よろしくお願いいたします。 ○はたの昭彦 委員長  次に、陳情の審査を議題といたします。  (1)元受理番号26 綾瀬地区を文化的に環境整備することを求める陳情を単独議題といたします。  前回は継続審査であります。  また、報告事項①綾瀬北綾瀬エリアデザイン綾瀬ゾーン)の取組み状況について、②【追加報告綾瀬駅前開発用地についてが本陳情と関連しておりますので、併せて執行機関より説明を求めます。  それでは、エリアデザイン推進室長から報告をお願いいたします。 ◎エリアデザイン推進室長 よろしくお願いします。  では、御手元の報告資料をお開きください。2ページになります。  綾瀬・北綾瀬エリアデザイン綾瀬ゾーン)の取組み状況についてです。
     1、綾瀬ゾーンエリアデザイン計画について、(1)説明会及び意向調査の実施結果について御報告いたします。  ア、オンライン説明会及びWEBアンケートを実施しました。  内容はこちらに記載のとおりなんですが、録画配信視聴数としては518回、WEBアンケート回答数としては、この中から208票ということでいただいております。  イ、会場説明会アンケート。  綾瀬プルミエで行いました。(ウ)参加者数は、2日間合わせて24名という結果でございました。  ウ、無作為抽出アンケート。  こちらについては、1,000票を無作為で出しまして、(ウ)有効回収率、48.8%を回収いたしました。  (2)意向調査結果(速報)でございます。  現在のところ有効回答総数750票をいただいております。回答者属性については記載のとおりでございます。  ウ、回答内容でございます。  まちの評価だとか、そのほかアンケートをとった内容の速報として、(ア)、(イ)、(ウ)、(エ)の4点を本日御報告させていただきます。  (3)今後の予定なんですが、4月に計画骨子案、そして、今年の12月に計画策定を考えております。  続きまして4ページでございます。綾瀬駅前開発用地についてでございます。  現在、仮囲いに綾瀬小学校の児童の絵が掲出されていますが、3月下旬に取り外す予定でございます。  3、綾瀬駅周辺地区まちづくり協議会(第2回)の開催についてです。こちらは書面での開催をしました。郵送資料については、(1)の記載のとおりでございます。  こちらの方の報告は以上でございます。  続きまして、追加報告の方を御説明申し上げます。  【追加】綾瀬駅前開発用地についてでございます。  1、覚書締結でございます。  住友不動産株式会社綾瀬駅前開発用地に関して、別添資料のとおり覚書を取り交わしたいと考えております。締結日は、3月23日以降を考えております。  (2)主な内容としましては、足立区財産価格審議会で決定された評価額で、土地の購入金額は合意いたしました。  イ、令和3年10月末日を目途に土地売買契約を行いたいと考えております。  ウ、店舗及び保育関連施設は、覚書別紙図面のとおり予定しております。  エ、可能な限り購入予定地工事ヤードとして貸し付ける。  オ、そのほかについては、確認書で取り交わした内容と変更はございません。  2、地下解体工事及び埋め戻し工事、3、建築手続きと、こちらは記載のとおり進めたいと考えております。 ○はたの昭彦 委員長  それでは質疑に入ります。  何か質疑はありますか。 ◆古性重則 委員  長きにわたった住友不動産との交渉が成立しましたこと、本当にお疲れさまでした。これで、念願であった綾瀬駅前の環境整備が大きく前進をするなあと、本当に感謝をしております。  これは、足立区と住友不動産の協働事業という思いで、是非やっていただきたいと思っています。  今後のスケジュールなんですが、まずは住友不動産が地下を埋め戻してからスタートをするということなんですが、その埋め戻しをする内容とその後のスケジュールをちょっと教えていただければと思うんですが。 ◎エリアデザイン推進室長 埋め戻しの工事は、時期としては、4月30日からスタートして、10月上旬まで予定しております。  埋め戻しの内容なんですが、あくまでも道路用地として使いますので、中については硬く、ちゃんと道路として使えるようにということで、技術的なところは今、詳細を詰めているところでございます。 ◆古性重則 委員  そうすると、令和6年10月に完成する前は、また違った工事をやるということになりますよね。 ◎エリアデザイン推進室長 これが順調にいって契約した場合は、今年の10月末の時点で、更地で足立区が土地をもらい受けることになります。  それまで住友不動産は、我々が工事を始めるまでは、工事ヤードとして借りることを希望しておりますので、そこは調整の上、お貸しして、我々としては、令和6年10月末に交通広場ができるように、工事スケジュールをこれから組んでいきたいというふうに考えております。 ◆古性重則 委員  それでなければ工事が進まないと思うんですが、当然、今度は逆になっちゃうわけですね、立場がね。今度は、足立区が住友不動産に土地を貸して、建設がうまくいくように。  当然、工事車両だとか資材とかそういうもののために使いたいと思っていると思うんですが、そういう契約というか、約束事をこれから取っていくんですか。 ◎エリアデザイン推進室長 これからまだ細かいことは詰めなければなりませんが、基本、先方には貸付条例というんですか、区の決まったルールの中で有料でということをまずお話ししております。  やはり工事ヤードとして、近所に御迷惑が掛からない、スムーズに工事が進むということで、極力、足立区が土地をお貸ししてスムーズに行きましょうというところまでは、お互い打合せでは確認しております。 ◆古性重則 委員  本来であれば、買ったらすぐ整備して、足立区の希望の使い方をしたいんですが、そうじゃなくて、住友不動産がより建設工事を順調にいくように貸すということですから、今度は住友不動産に対して、立場が変わってきますので、是非、地域の要望だとか足立区民の要望だとかを住友不動産にしっかりと伝えて、これから進めてもらいたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  あと、この陳情の趣旨の中で、150人程度収容可能な多目的な施設に関しては、私、予算特別委員会でも申し上げましたとおり、これを実現するためには、旧こども家庭支援センター等の跡地しかないと思ったんですね。この前、ちょっと私、勘違いして丸々5年あると言ったんですが、実は4年しかないんですよね。  こういう大きな工事だと、4年という期間が長いのか、「いや、まだある」と言うのか、「いや、もう4年しかない」と言うのか、そういうのをどういうふうに捉えているのかなと思うんですよ。  計画は、実は今回アンケートを出した中に、       [資料を提示]  これの中に書いてあるんですよ。今朝、見たらば、「令和3年度に、旧こども家庭支援センター等跡地を含めた、東口周辺地区の地域全体のルールの検討をします」と書いてあるんですね。  ということは、もうこの時点でこの旧こども家庭支援センター等跡地のことは考えていたんじゃないかなと思うんですが、これは全く、まだ白紙状態ですかね。 ◎まちづくり課長 まちづくりニュースの方に、令和3年度から旧こども家庭支援センター等の跡地を含めた東口周辺地区の区域全体のルールを検討していきますよということで記載させていただいておりますけれども、実際に、小・中学校の仮設校舎で使った後に、すぐに施設建設に入れるようにということで、今からその計画を、皆さんの意見を聞きながらつくっていく必要があるということで、動き始める必要があるということで、令和3年度からこれをやりたいということで記載をさせていただいております。 ◆古性重則 委員  学校なんかは、決まったものを建て替えするわけですから、そんなには要らないかなと思うんですが、例えば統合校とかとなれば、もっともっと時間を掛けてやらなきゃいけなくなると思うんです。そういう時間が必要な施設になると思いますので、もう早く計画を進めてもらいたいなと思っています。  前回、東京建物が出した案を実現できなかった分だけでも何とか早く地域の皆様方に安心できるものをつくってもらいたいと思いますので、是非よろしくお願いいたします。 ◆浅子けい子 委員  今回、説明会及び意向調査の実施結果ということで、アンケートも同時にとられて、今までになく、いろいろなやり方でアンケートとか意向調査をやられたので、やはりかなりの意見が聞けたのかなという感じがいたします。  年齢層も、20代も16.6%で、30代も40代も20%台ということで、若い方の意見も一定ここに反映できたのかなというふうに思っています。  それで回答の中身で、旧こども家庭支援センター等跡地の活用についてと、あと綾瀬駅西口周辺まちづくりの取り組んでほしいものとそういうことで、綾瀬全体のあのエリアのアンケートなので、そういう全体の御意見を聞いたんですが、実際にこのエリアを進めていくという点では、今、再開発の土地利用が具体的になったということで、あちらの工事が具体的に始まろうとしているかと思いますけれども、次に、じゃあ全体、この旧こども家庭支援センター等跡地と、それから綾瀬駅西口と、どのような手順で進めていこうと考えているんでしょうか。 ◎エリアデザイン推進室長 それは今、我々も全く頭をひねっているところでございます。  やはり今までちょっと、まちづくりの議論について西口が取り残されてきた感があるのは否めないと思っていますので、そこはちゃんと拾って何か方針を出してあげたいと思う反面、やはり今、古性委員の方から質問もあったとおり、旧こども家庭支援センター等跡地活用というのは大きな課題でもありますので、その辺は今、アンケートを分析していて、この後、まちづくりの骨子を示す中で、少し我々執行機関が考えていることは、できれば4月に何かしらお示ししたいというふうに考えております。 ◆浅子けい子 委員  是非、再開発の土地の利用だけじゃなくて、全体を範囲にしたということで、是非、具体的にしていただきたいというふうに思います。  地域の方々からは、やはりこども図書館が小学校にできるということなんですけれども、やっぱり大人も気軽に使えるような図書館も欲しいという話もあったりいたしますので、是非そういう御意見なんかも更に一層、今回のこの意向調査で終わりではなくて、更に一層、その地域の方々の御意見を反映するということもあるかと思いますから、是非そういう御意見も取り入れていただければというふうに思います。  それで住友不動産を中心とした、あの地域の跡地利用のことが大分、具体化してきたということで、地域の方々にやはり、そこの事業計画をしっかりと説明をする機会を持つ必要があるんじゃないかなというふうに思っているんですね。  区と、あと事業者を中心にして説明会を開くというような計画はないんでしょうか。 ◎エリアデザイン推進室長 これは、ちゃんと取り交わした後、何かしら区民にPRしたり御理解していただくというのは必要だと思っています。  ただ、今の段階で、何をこうしてというのは、ちょっとまだ検討していませんので、契約を締結した暁には何かしら区民にこのことを知ってもらうことは考えたいと思います。 ◆へんみ圭二 委員  まず、アンケートについてなんですけれども、自分自身もこのアンケートに答えさせていただいたんですが、もう少し、例えば自由記載欄もあったりだとかということで、どのようなアンケート結果だったのかなということを詳しく知りたいという部分があるんですが、その点については、もう少し詳細な報告というのはいただけないでしょうか。 ◎エリアデザイン推進室長 我々も、もう少し詳しくしたものは出したいと思っています。 ◎工藤 副区長  ちょっと、今日のメンバーで詳しく内容を知っている者はおりませんけれども、前回を踏まえて、それを糧にうまくいくようにということで教育委員会とともに、あと地域のちから推進部と話を進めているところでございます。 ◆へんみ圭二 委員  私自身もそういうものがあったけれども、うまくいかなかったというレベルでしか聞いたことがなくて、何がうまくいかなかったのかという部分も分かりませんし、是非その部分についても、こうして議会の方で過去を振り返りながら、それを糧にしていくための議論というのができるようにしていただきたいと思います。  今、現状でそのこども図書館についての検討状況というのは、どのレベルまで行っているんでしょうか。 ◎エリアデザイン推進室長 教育委員会と地域の地域のちから推進部の方が中心になって、まだ意見交換している段階で、まだ、形になって、こうだとお示しできるものはないのが大変申し訳ないんですが、現状としてそんなところでございます。 ◎工藤 副区長  まだはっきりと決まっていませんけれども、少なくとも子どもたちに本を貸出しするような形ですとか、そういったものはできるようにしようじゃないかというような議論を進めて、ただ閲覧だけではなくて、読み聞かせをやったり、本を貸出しするような機能も付けていきたいというようなことで議論しています。 ◆へんみ圭二 委員  地域の方から少し懸念といいますか心配があったのは、こども図書館をつくるのはいいんだけれども、それが例えば子どもたちへの貸出しとかも学校任せだったり、それから地域任せだったりということになってしまうと、なかなかうまくいかないんではないかという話もありました。  先ほど地域のちから推進部とも連携をとっていただいているということだったので、もちろん、中央図書館というか地域の図書館と連携をしながら、そうした貸出しなども進めていくという考え方でよろしいんですか。 ◎政策経営部長 その部分に関しては、今、中央図書館とも協議をしておりますが、もし貸出し機能等を設ける場合には、学校にお願いするのではなくて、必要な人員を付ける、そういったことも検討が必要だというふうに認識しております。 ◆へんみ圭二 委員  分かりました。  是非、その検討をこれから進めていく上で、子どもたちへの図書館ということですから、地域のほかの小・中学校のPTAの方々ですとか、それから周りの幼稚園・保育園の保護者の方々の意見も取り入れられるように、一緒に検討を進めていくべきではないかと思いますが、どうでしょうか。 ◎政策経営部長 まずは、庁内で骨子を固めた上で、様々な方の意見を聞いてまいりたいと考えております。 ◆へんみ圭二 委員  是非、足立区でも誇れるこども図書館になるように、地域と連携をうまく進めていただきたいと思います。  住友不動産との覚書を締結する方向性になったということについてなんですが、やはりこの計画を見ますと、東口を出てすぐの場所というのがマンションエントランスになってしまう。駅前通りの大部分はマンションの共用部分になってしまうということですから、やはりこれは、この綾瀬地域で生まれ育ってきた立場としては、どうしても納得ができないと。  この綾瀬の駅前のにぎわいづくりということから考えても、駅前通りの大部分がマンションの共用部分ということについて、区としてはどのようにお考えなんでしょうか。 ◎エリアデザイン推進室長 我々も基本、地区まちづくり計画に書いてあるとおり、駅前通りは、にぎわいというのを目指していたというのは間違いありません。  ただ、いろいろな価格を含めて交渉する中で、ここが我々としては最終的な駅前広場を求めるんだったら、もう到達点だというふうに考えています。  もし、どうしてもにぎわいを求めるのであれば、駅前広場を捨てて、全部マンション用地として1階を商業施設にするとか、そういう選択もあるかと思うんですが、我々は、商業施設については、へんみ委員の言うように100点満点ではないですし、合格点では、もしかしたらないかもしれません。  ただ、今、我々ができるベストは、正直言ってここまでだというふうに考えています。ですので、我々としてはこれで進めたいというふうに考えております。 ◆へんみ圭二 委員  その住友不動産との協議の中で、この駅前通りの大部分は共用部分にするということを、住友不動産はどのような理由で、このような形にすると説明しているんでしょうか。 ◎エリアデザイン推進室長 それについては、基本、向こうもその土地を購入して、事業性というものをやはり大事にしている部分は、当然、民間会社ですので、あります。  その事業性と、我々との交渉の中で言われるのは、やはり事業性の中でどうしてもそうしたいという御希望の中で、我々が、それであれば、全体のプロジェクトをこれでということで、向こうがオーケーを出したという形でございます。 ◆へんみ圭二 委員  その事業性をということから言うと、そのマンション自体の資産価値を高めるためにということだと思うんですけれども、ただ、そのマンションの資産価値についてよりも、私としてはやっぱり、まちの価値をどうやって高めるかという部分を、もっとこの住友不動産という大きな会社の皆さんには考えていただきたかったなと思いますし、こうなってくると、やはり以前から建築制限条例についても、道路に面する部分の50%が店舗などでいいという制限ではなくて、もっと厳しい制限にすべきだというお話もしていた中で、ただ、区の方では、しっかりと協議をしていくということだったので、今の形の条例になりました。  でも、やはりこうなると、もっと厳しい建築制限条例にすべきだったんではないかという思いがどうしても拭えないんですが、そのことについて区の方のお考えはどうですか。 ◎工藤 副区長  もともと全て住友不動産が持っていた土地の中で、法的なものとかそういうところなしで、お互いの協議の中でここまで進められたというのは、住友不動産の非常に御理解が高かったというふうに私ども思っております。  その中でどうしても、もともとマンションを造るということで買った土地ですので、それを店舗にできるかというと、それは協議の中で非常に難しくて、これが到達点だと思いますけれども、実際この建物を、これから中を造っていきますと、駐輪場ですとか、いろいろな管理スペースですとかエントランスとかが、どうしても物理的にこれぐらいが必要になってくるということで、店舗はこのような面積の状況になったということでございます。 ◆へんみ圭二 委員  ただ、以前もサンポップの上も住宅でしたけれども、サンポップの住宅の入り口というのは、この駅前通りの裏手に小さな入り口があるという状況でした。  そういう状況からも考えて、そして、地域の皆さんも、建築制限条例ができたから、1階2階には大部分に店舗が入るんだというふうに思われている方が非常に多い。  ですから、区として最大限の努力をしてきたんだという御説明も分かりますけれども、ただ、やはり地域としては、この東口の改札を出てすぐの場所がドーンとマンションの共用部分であるというのは、やはりなかなか納得ができないんではないかなと思いますし、今回のこの覚書の法的拘束力というのは、どれぐらいの拘束力があるんでしょうか。 ◎エリアデザイン推進室長 基本、契約する前の段階の約束なので、お互い債務は負っている部分はあります。 ◆へんみ圭二 委員  ここでずっと水掛け論になってしまいますから、このことについては最後にしますけれども、やはりこうした計画になってしまったということを地域の皆さんにしっかりと説明をしてから、覚書の締結というところまで進むべきではないかという思いもあるんですが、その点についてはどうですか。 ◎エリアデザイン推進室長 地域への説明は必要だと思っていますが、基本、向こうは、これに合意して解体工事を進める。その後の全部のスケジュールの中で、どうしてもお尻が決まった中でスケジュールを組んでいるので、覚書の前に全体に周知説明というのは、私は難しいと考えております。  ただ、へんみ委員が言われたとおり、区民への周知は必要だと思いますので、そこは先ほど答弁したとおり検討して、しっかりやっていきたいというふうには考えております。 ◆へんみ圭二 委員  恐らくがっかりされる地域の方々がほとんどだと思いますけれども、その部分についても隠すことなく、区民の皆さんに早期に説明をしていただきたいと思います。  もう1点、子どもたちの絵を架け替えるということなんですが、架け替えるということでよろしいですね。一旦外して、そのままにするということではなくてですよね。 ◎エリアデザイン推進室長 基本、今の考えとしては、また子どもたちの絵をと思っています。ただ、これは綾瀬小学校との相談ですし、カリキュラムの問題がありますので、そこは学校と相談して、やる方向で調整したいというふうに現時点では考えております。 ◆へんみ圭二 委員  子どもたちの絵だけではなくて、住友不動産の広告なども、今はその仮囲いのところに記載をされているという状況なんですが、もうこの仮囲いの状態がずうっと綾瀬では続いていて、駅前の雰囲気というものがやはり寂しい状態になってしまっている。この状況を少しでも打破するためにということを考えると、今、川崎市で新庁舎を造っているところのその仮囲いに、「ミューラルアート」という、アート作品を芸術家の方々に描いていただいて、その仮囲いの間でも川崎市の新名所にしていこうということをやられています。  ですので、この綾瀬についてもそうですし、それから、この後、報告もある西新井についても、恐らく仮囲いの状態というのは長く続くでしょうから、そうした部分に、是非、芸術家の方々とコラボレーションをして、アート作品を作っていく。そういうことで、この綾瀬駅前の雰囲気というものを明るい状態に持っていくことができないかと思うんですが、そうした取組はやっていただくことはできないでしょうか。
    エリアデザイン推進室長 何とかしたいというようなお気持ちは分かりますし、それは私も同感です。  ただ、アートかどうかというのは、そこは、すみません、そこはまだ検討する余地があるのかなと思います。  これは、こういうことでは、ピカ一のセクションであるシティプロモーション課と少し相談させていただきながら、議会に少し諮って進めていきたいというふうに考えております。 ◎市街地整備室長 工事現場の外壁については、花畑の文教大学のところは、かなりゼネコンが頑張ってやっていただいたということもございますので、今後は施工業者が現場に入ってくるというところを含めると、エリアデザイン推進室まちづくり部隊の方でしっかり要求していきながら、今までは住友不動産しかできませんでしたけれども、今度はゼネコンの力を借りて、何かしらの方向へ持っていきたいというふうに考えておりますし、努力してまいりたいと思います。 ◆へんみ圭二 委員  神戸市の方でも、そうした「ミューラルアート」というものが進められておりますし、結構、今、日本全国でそういうものが進められてきておりますから、各地のそうした先進事例というものを見ていただいて、そして是非、綾瀬の仮囲いの状態であるというものも悲しいんですが、ただ、それをプラスに持っていけるように、むしろその綾瀬の仮囲いを見るために、インスタ映えをするようなものをつくっていただいて、綾瀬の観光名所に持っていけるようなことを考えていただきたいと思います。 ◆ただ太郎 委員  綾瀬の、まず図書館の陳情についてなんですけれども、これまでいろいろアンケートだとか地域の方々の御意見を伺うということでやられてきたという報告もありましたけれども、建て替えした綾瀬小学校の中の体育館の地域の方の利用については、そういったことについては、このアンケートなり地域の方々には周知はされていますか。 ◎エリアデザイン推進室長 アンケートというのは、今回のエリアデザインのアンケートを取る中で、体育館のを取ったのかという御質問でしょうか。 ◆ただ太郎 委員  綾瀬のまちづくりという観点から、この陳情も含めてなんですけれども、新しくなった綾瀬小学校の図書館の利用について、地域の方々にも開放していくよというようなお話も出ているわけですよね。  ですから、そういったことがしっかり周知されている中でこういったお話が、図書館の必要性について、また考え方もいろいろ変わってくると思うんですよ。なので、その図書館については、新しくなった綾瀬小学校の図書館の利用について、まだ明確には決まっていないと思いますけれども、地域の方々も利用できるようにしていくよということは周知されてきているんですか。 ◎エリアデザイン推進室長 そこはまだ、地域への周知というのは行っていないところでございます。  現在、検討してもう少し中を煮詰めてからの段階になるというふうに考えております。 ◆ただ太郎 委員  やはり明確にしっかりと決まってからというところ、情報の正確性というのも大事かなとは思うんですが、そういった新しい小学校での図書館も開放していくんですよというようなことも、地域の方々に知っていただくようなことがあれば、こども図書館についての、新しくつくっていくということに関してのお考えもいろいろと変わってくる部分もあるのかなあと思いますので、そのあたりも学校の部署と一緒になって進めていっていただければなというふうに思います。  あと、旧こども家庭支援センター等跡地なんですけれども、これも今回、いろいろなにぎわいを求められているのかなあというところでアンケート結果が出ているんですが、アンケートもそうなんですけれども、やはり区の方で、この綾瀬地域、駅前にはこういったものが必要だと。様々データがあるのは区役所ですから、地域の方々がこれがいいと言ったものをそのままつくるということであれば、それもそうなんだけれども、それじゃ二流のやり方かなと思いますね。  やはり区の方で、この地域はこれが足りないからこういったものが必要だというものも、御理解いただくというか、いろいろ提案をしながら、地域の考えとミックスした形で、よりよい旧こども家庭支援センター等跡地の使い道に進めていくべきだと思うんですが、そのあたりはいかがですか。 ◎エリアデザイン推進室長 進めるに当たって、2つが大事だと思っていまして、ただ委員言われたとおり、まず一つは、区民の意見やアンケート、その一方で、やはり我々執行機関の考え方と議会で議論する中で進めてつくり上げていく考え方、その2つがあって初めて、何がいいかと判断できると思っています。  ですので、そこについては、行政の考え方は、この委員会を通して示していきますので、その中で議論して、行政としての考え方を確固たるものとして考えていきたいというふうに考えております。 ◆ただ太郎 委員  是非お願いをしたいと思います。  あと、住友不動産との覚書の件なんですが、よかったなあと思います。本当によかったなあと思います。  ただ、今後のしっかりと売買契約までしっかり契約を結んでいただくのが、まず一番近い一つのゴールだと思いますので、そこまでしっかりとお願いをしたいと思いますが、埋め戻しをして更地にして、区の方と売買契約という御説明がありましたけれども、その更地にしたときの地べたというんですか、地面の素材というか、そういったところで、すみません、ちょっと細かい話かもしれないんですけれども、どのようなあれで更地ということなんですかね。  というのは、今後、ロータリーなりタクシープールを造っていく中で、結局そこをまた剥がして、また何かをするということですと二度手間ですし、何かお互いによくないのかなと。  どういった更地という、私、素人なので分かりませんけれども、今後、整備していく中で、逆に土みたいな素材の方がいいのかですとか、コンクリートがいいのか、セメントがいいのかとか、そのあたりというのは、どのような更地ということでお話は進んでいるんですか。 ◎資産管理部長 今のところ住友不動産の方とは、やはり普通の土の仕上げである程度、道路のレベルまでならしていただけないかというところでお話をしていますが、ただ委員の御案内のとおり、じゃあ、そこで今後、区の方が工事をやるとなると、一定量のすき取りですとか、その下に砂利を敷いて、捨てコンクリートを敷いて、それからアスファルトを敷くと、いわゆる駅前広場のロータリーのような仕上げというのは、大体そんな形になります。  ただ、一定期間、今、エリアデザイン推進室長の方から、住友不動産の方も工事で利用したいというところであれば、やはり住友不動産が使う御自身の土地とレベル差は同じにしておかないと、工事のときも使い勝手が悪いとかいろいろありますので、今後は、その辺の仕様の詳細はお互いに詰めていければなと考えております。 ◆ただ太郎 委員  そうですね、土なんですね。そのあたりが今後の区が行う整備に都合がいいものなのか、また、一定程度住友不動産マンション建設時に使うということであれば、土だとどうなんですかね。分かりませんけれども、何かお互いに都合のいいというか、折衷案というか、いいもので進めていっていただきたいと思いますので、そのあたりお願いをします。 ◎政策経営部長 その引渡しに伴う埋め戻しのやり方につきましては、将来的に駅前広場を整備するセクションも入って協議をしておりますので、施工上もスムーズに進めるような形での整備、引渡しをこれから要望していきたいと考えております。 ◆ただ太郎 委員  覚書の締結もございますので、区の方が、また無理を言って、こういうふうにしてくれ、なんて言うことはあんまりよろしくないのかなあということもあると思いますので、お互いに話し合って是非是非、進めていっていただきたいと思います。  あと、先ほどへんみ委員からもありましたけれど、やはり駅前の景観ですよね。子どもたちのあの絵を外していくということなんですけれども、あの囲いについてどういったものがいいのかというのは、いろいろなやり方があると思うんですけれども、その中でもやはり、ここには「ロータリーが決定しましたよ」とか、「いつごろ完成する予定ですよ」というのもしっかりと明記をして、「あれ、ここどうなっているんだろうな」というようなことが、もう我々の方にも結構、「あそこどうなってんの」という問合せなりが出てくるので、そういったものをしっかりとバーンと掲示をしていくということも是非お願いしたいんですが、いかがですか。 ◎エリアデザイン推進室長 先ほどのへんみ委員の御意見といい、ただ委員の御意見といい、それは承りたいと思います。  案については、我々の方でつくって、事前にエリアデザイン調査特別委員会の方でお示しして、また御意見を伺った形で進めていきたいというふうに考えております。 ◆せぬま剛 委員  大変御苦労さまでした。  ある部分、先ほどのエリアデザイン推進室長、忸怩たるものを持ちながらも、ここへ締結できたよということで、私どももその労を多といたします。  それでなんですが、今回確保できるであろう交通広場、これは将来的にこの状況を見つつ、上空の利用という可能性というのは、いかがなものでしょうか。 ◎資産管理部長 確かにせぬま委員御指摘のとおり、上空の都市計画というのは将来的にはあるかもしれませんけれども、現時点ではやはり更地で使わせていただいて、将来的にはもう確かにせぬま委員御指摘のいろいろな手法が変わってくれば、それに対応できればなと思っております。 ◆せぬま剛 委員  無理言いませんし、法を曲げてまでもというふうには申しませんが、可能性というのを、やはり多くの御希望があろうと思います、夢ですから。  今回の何ぞの書類の中にその可能性も、文言を何らかの形で記しておけば、将来的なこれに携わる、ここを見守り、利用する人たちの、そしてまた行政としての取組も方向付けができるのかなと思いますので、その辺のところの文言、上手な記載の方向というのはできますでしょうか。 ◎エリアデザイン推進室長 基本、覚書については、このままやらせていただければと考えておりますが、将来の可能性について、向こうと取り交わすなり、区民に示すアイデアというのは、ちょっと時間をいただいて検討させていただきたいというふうに思います。 ◎工藤 副区長  上空の利用については、例えば渋谷区の宮下公園みたいなことが考えられると思うんですけれども、あれについて、新しい都市計画、立体都市計画という制度を設けないといけませんので、むしろ住友不動産の土地というよりも、東京都の公園と一体的にやるとか、そういった発想でやる必要があると思います。  それと、駅から直結した立体という考え方もあるんですが、今回もそれを考えたんですが、実は綾瀬駅のホームが外側にあって、直接出られないんですね。上がるか、下がって、結局階段を使って行くような形で、かえって不便になるものですから、今回それはちょっとできないということが、そういう経過がございます。 ◆せぬま剛 委員  いろいろと御苦労があって、ありがとうございました。その辺のところを聞きたかったんです。  そして、直接的な取引の中には当然余計なことは書けませんが、区民の願いとして、夢として、何らかの形で将来取り組めるような方向付けをどこかに記載しておいていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○はたの昭彦 委員長  他に質疑よろしいですか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○はたの昭彦 委員長  それでは質疑なしと認めます。  それでは各会派の御意見をお願いいたします。 ◆古性重則 委員  継続でお願いします。 ◆たがた直昭 委員  継続でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  継続です。 ◆銀川ゆい子 委員  継続でお願いします。 ◆へんみ圭二 委員  継続です。 ○はたの昭彦 委員長  それでは、これより採決を行います。  本陳情について、継続審査とすることに御異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○はたの昭彦 委員長  御異議なしと認めます。よって、本陳情は継続審査と決しました。  次に、(2)元受理番号27 西新井駅及び周辺の改善を求める陳情を単独議題といたします。  前回は継続審査であります。  また、報告事項⑨西新井・梅島エリアデザインの取組み状況についてが、本陳情と関連しておりますので、併せて執行機関より説明を求めます。  それでは、エリアデザイン推進室長から報告をお願いいたします。 ◎エリアデザイン推進室長 報告資料の27ページを御覧ください。  西新井・梅島エリアデザインの取組み状況について。  1、西新井駅西口の駅ビル整備に関する東武鉄道との協議状況についてでございます。  先般、東武鉄道へ要望書を提出しまして、回答を得ましたので御報告します。  (1)要望書提出日については令和3年2月15日であります。  (2)要望内容につきましては、ア、仮設階段等の整備及び旧トスカ西館の解体工事を遅滞なく進めること。イ、基本方針やスケジュールを早期に策定して周知してくださいという内容で、要望の方を出させていただきました。要望書については別紙1のとおりです。  (4)回答受領日、回答を2月26日にいただきました。回答書については、31ページの別紙2のとおりでございます。  (6)仮設階段等の整備に係る今後のスケジュールについては、記載のとおりでございます。  2、西新井駅西口南街区を対象としたまちの変化に関する意見募集の結果についてでございます。  実施期間なんですが、12月18日から1月22日で行いました。  配布範囲については、28ページに記載しております範囲の中でございます。配布枚数63枚、回収数については17枚、27%でございます。  (5)実施結果については、西新井・梅島関連別添資料のとおりでございます。  ページ進みまして、28ページでございます。  3、西新井公園及び補助255号線の地権者説明会延期に伴う資料配布についてでございます。  令和3年2月に予定していました西新井公園及び都市計画道路補助第255号線の地権者に対する説明会を延期しました。  説明会において説明する内容だった概略資料については、地権者約390名にポスティング若しくは郵送で配布しております。  配布資料については、別添資料、西新井・梅島関連2のとおりでございます。配布時期については、3月15日でございます。 ○はたの昭彦 委員長  それでは質疑に入ります。  何か質疑はありますか。 ◆たがた直昭 委員  じゃ、まず、西口の駅ビルの整備に関することでお尋ねをします。  2月15日に要望書を出して、2月26日に回答書が来たということなんですけれども、ちょっとまず確認で、回答書の方では、「旧トスカ西館の解体については、遅滞なく進めてまいります」ということは、これは令和4年に解体を着工するということの意味でよろしいんですか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 たがた委員のおっしゃるとおりでございます。 ◆たがた直昭 委員  ここは今、東武ストアが解体をされて、利用者からも「今後どうなるの」ということでよく聞かれて、令和12年ぐらいを目指して今、区は動いていますということなんですけれども、今後、回答の方では「基本方針やスケジュールを」ということなんですけれども、これは、基本方針が出て、スケジュールが出て、いつから始まって、例えば令和12年に大体終わりますとかという部分はいいんですけれども、要は利用する人たちは、大体こんな感じですというパースですよね、それをやっぱり早急に知りたい。  それで、「令和12年に終わりますよ」みたいな形で、やっぱり目に見える形を早急につくってほしいと思うんですけれども、その辺はいつごろと考えればよろしいんですか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 区民に分かりやすくということを考えますと、目で見て分かりやすいパース、こちらは必ず必要かなと考えてございます。  ただ、時期に関しては、まだ時期というよりも、パースの素材となる施設の機能、その辺を含めまして、まだ東武鉄道が明確に公表していない、公表できる状況ではないということなので、今ちょっとその時期については不明確な状況でございます。 ◆たがた直昭 委員  恐らくそうだと思うんですけれども、なるべく本当に先ほど言ったように目に見える形で早急に言っていただければなと思いますので、よろしくお願いします。  あと、西新井駅西口の南街区に関する結果なんですけれども、今回27%の回答率、これはいいんですけれども、ちょっと60歳代以上の方がかなりの回答率なんですけれども、この辺についてはいかがですか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 60歳代以上の方が全体の6割以上の世帯という形で、この辺の原因につきましては、やはり高齢の世帯が残っていて、子どもたちの世帯が実はここに住んでいないというようなのがちょっと見受けられるという状況もございます。  やっぱり宅地がちょっと狭いという状況と、建て替えができない宅地もあるというようなことがございますので、その辺の課題を抽出しながら、今後のまちづくりを進めていきたいと考えてございます。 ◆たがた直昭 委員  63枚配布したということなんですけれども、この結果はもう既に地域の方にお知らせはしてあるんですか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 今回、速報版という形でございますが、まだ、今の時点ではホームページに載せたという状況でございます。  今後、令和3年度になりましたら詳細なことを報告しながら、次の段階の地元との協議を進めていきたいと今、考えてございます。 ◆たがた直昭 委員  分かりました。  あと、せっかくこういうアンケートをやった以上は、やはり掌握すると同時に、それに対して答えた人たちは、次にどういうふうにそれに対して進むんだということの方がすごい期待値が大きいと思うんですけれども、例えば問4の「どのような点に問題を感じますか」という問いで、「駅入口の交差点が危険である」とか、「道路や公共施設のバリアフリー化が進んでいない」とか、こういう回答の方が結構多いんですけれども、この辺の改善についてはいかがですか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 この辺の課題につきましては、ある程度予想されたところもあります。今回、具体的に出てきたということがございます。  今後は、駅前広場の整備に合わせて、駅前広場にかなり近付く、駅前広場に面するような方も出てくるということがございますので、将来の形を見据えながらまちづくりを進めていきたいと考えてございます。 ◆たがた直昭 委員  分かりました。  じゃ、最後に1点。今、中部地区まちづくり担当課長が言ったように、今後、西口の交通広場は、令和12年ぐらいを目指して進めていくんですけれども、この南街区との連動というのは、どういうふうに考えていけばよろしいんですか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 駅前広場に協力していただく何軒かの方もいますし、将来、駅前広場に面する方とかもいらっしゃいます。そういう方も含めながら、南街区の既成市街地、課題を的確に捉えながら、まちづくりを進めていきたいと考えてございます。 ◎市街地整備室長 今回アンケートをとらせていただいた最大の目的は、問7にあるんですけれども、皆さんと一緒にまちづくりの勉強、意見交換会をしていきませんかということでお問合せをさせていただいております。  そういう意味も含めまして、地域の方たちとはそういう協議の場を持って、駅前広場のスケジュール、パース、それから駅ビルの状況だとかを逐一打合せをして、情報提供・意見交換をしながら進めていきたいと考えております。  その中で、地域の方たちが生活再建も含めた、どのように暮らしていこうかみたいな考えがもし出てくれば、それについては、また、我々の方もしっかり支援をして、まちづくりを進めてまいりたいと考えております。
    浅子けい子 委員  主要区画道路②なんですけれども、これが新しく先日開通をいたしまして、大変広くなりました。私も時々あそこを使わせていただいていますが、とにかく東から西へ通るあの高架下が非常に車と交差をして危険なところだったんですね。そこが、新たに横断歩道ができまして、幾分改善がなされてきたかなというふうに思います。  全体にこの主要区画道路②ですか、東京洪誠病院から、あと梅島駅の方に向かって真っすぐ、あのカーブを切って真っすぐ、あの広い道路になったんですけれども、知り合いの方が言うには、あそこにはどこにも信号がないと。横断歩道はあっても、信号が1か所もないんですね。  結構自転車もスピードを出して走ったり、今もしているんですが、大変危険なので、例えば、先ほど言った東西のガード下の出てくる箇所とか、あと亀田トレイン公園のところは、子どもの学校の通学路にもなっているということで、以前にも危険だという話をちょっとしたことがあるかと思いますけれども、やはり、大体一区画の駅の距離が全く横断歩道がないということで、これから今後、横断歩道を設置するような予定はあるんでしょうか。 ◎街路橋りょう課長 今回、主要区画道路②の2区間を交通開放させていただいたんですけれども、その起・終点の間のところの横断歩道という話かと思いますけれども、ちょうど今、駐輪場があるところ、あそこら辺に多分、横断歩道の要望が一番多いのかなと思っているんですけれども、ちょうどあそこは、道路が曲がっているところになっていまして、いわゆる見通しが悪いというところの中で、交通管理者としては、あそこに横断歩道を設けるのは適切ではないという判断の中で、今のところ設置できていない状況でございます。 ◆浅子けい子 委員  是非、かなりスピードを出せるところでもありますし、以前から亀田小学校に、リライズガーデンとかの方から、子どもたちが通学路として使っていて、以前もお話ししたかと思いますけれども、朝などは危険なので、学校の先生たちが横断歩道のところに立って交通整理をしているというお話も聞いていますので、是非、実態をよく調査していただいて、必要なところに横断歩道の設置をお願いしたいというふうに思います。  それからあと、西新井公園及び補助第255号線の件ですけれども、今回こういう「計画区域内地権者及び居住者の皆様へ」という説明の文書がポストに届けられたということです。  届けられたところから、「こういう文書が届きました」と私の方にもお話があって、やはり説明会を是非してほしいという要望の強い方々がいらっしゃいまして、また説明会をやらなくて、こういう文書で終わりになってしまうのかというような声があるんです。  ここには確かに、「今後、地権者の皆様へ説明会を開催し、御意見を伺う予定ですが」と書いてありますが、今、新型コロナウイルスで緊急事態宣言がまだ発せられていますけれども、予定としてはいつごろ説明会をやるという予定は決まっているんでしょうか。 ◎みどりと公園推進室長 現在、説明会の日程につきましては、今、検討中ですけれども、大体5月の上旬ぐらいにはやりたいというふうに考えております。 ◆浅子けい子 委員  だんだん本当に延びてしまって、地域の方々も、知らないうちにいろいろなものが決まって、こういう説明書として出される。  私もちょっと見ましたら、令和元年12月に最後、説明会というのをこの西新井・梅島エリアデザインでやっているんですよ。パブリックコメントも同時にやっているということで、これはこの西新井と梅島全地域の説明をきっとなされたんじゃないかというふうに思っていますけれども、そこでは、本当に簡単に「西新井公園の見直しと道路整備」ということが書かれていまして、具体的には、例えば「西新井公園の都市計画範囲を縮小」とか、あと「西新井公園を令和5年以降に計画変更」というような言葉が書かれているんですね。  一体これはどういうことかというのが、これ以降、全く説明がなされないで、そして、具体的には、この委員会でもいろいろ進捗状況が報告されているので、やはり地域の方は本当にどうなっているのか全く不安だという声があっても、当然だというふうに思うんですね。  そういう点では、今回この説明書を出して、御意見や何かがあったらきっと、「寄せてください」ということではあるかと思いますけれども、きちっとやっぱり地域の方には「必ず説明会を行います」ということで、それを知らせていただきたい、そう思っているんですが、いかがでしょうか。 ◎みどりと公園推進室長 前回の説明会につきましては、たしか優先整備区域を決める際に、平成17年か平成18年度に実施はしておるというふうに認識しております。  説明会の開催につきましては、改めて日程が決まり次第、なるべく早くチラシでお知らせしたいというふうに考えております。 ◆浅子けい子 委員  私これを読ませていただきまして、なぜ今、変更するのというところが、皆さん大事かなというふうに思うんです。  それで、現状のところに書いてありますけれども、「西新井公園は昭和32年の都市計画決定」と書いてありますが、それじゃ、補助第255号線はいつ都市計画道路になったんでしょうか。 ◎街路橋りょう課長 昭和41年7月に都市計画決定しております。 ◆浅子けい子 委員  だから、どちらも西新井公園は昭和32年。そして、この補助第255号線は昭和41年と、本当に数十年も前の話で、住んでいる方も本当にそういうところだという、お話はあったかもしれないけれども、もう既に忘れている、そういうような、住んでいる方は状況だったというふうに思うんですね。  ここに、「公園予定地周辺は、市街化が進み、防災機能を備えた公園や避難路となる道路が必要な地域です」というふうに書いてありますが、こういう道路は都市計画道路でなくても可能なのではないでしょうか。 ◎街路橋りょう課長 当該地については、私道がすごく多いところだとは思っております。  ただ、ここは地域危険度も非常に高いところがございまして、都市計画道路、また沿道の不燃化をすることで、災害に強いまちづくりに寄与すると考えております。 ◆浅子けい子 委員  密集市街地であれば、道路を建て替えのときに広げていくという、そういうやり方も本来であればあったわけですよね。  それからあと、「環七南通り(補助第138号線)の整備を四家交差点から国道4号線まで進めており、これに接続する補助第255号線の早期装備が地域の方々から求められています」と書いてあるんですよ。  これは、地域の方々から求められているというのが私はちょっとよく分からないんですが、これは何かでアンケートをとったとか、御意見を伺って、こういう声がしっかり多数を占めていたということでしょうか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 西新井駅東口のまちづくり協議会、こちらの協議会の開催の中で、西新井公園とともに補助第255号線の都市計画道路の、もう決定はしているんだけれども、事業の見通し、逆に言うと、その場で早期の開通を要望する声がありました。 ◆浅子けい子 委員  よく、この計画では、まちづくり協議会のお話が出てきますけれども、本来であれば、地域の代表の方々の御意見ということだと思いますが、今回その御意見があったというのは、全体が何人で、何人ぐらいの方が参加される中で、そういう強い御意見があったんでしょうか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 まちづくり協議会、地元の町会を中心として選任させていただいております。  その中では、会として先ほどの早期整備の要望がございましたということでございます。 ◆浅子けい子 委員  ちょっと私も、何人ぐらいの方がそういう強い要望なのか確認はしておりませんが、この近日に開かれたまちづくり協議会に参加をしました共産党の議員からは、いろいろな意見がまだまだ寄せられていたということで、やはり地域の方々から、早期の整備が強く求められているというような状況ではなかったんじゃないかなというふうに私たちは判断をしているんですね。  そういうこともあるから、是非、地域の説明会を早くやってほしいということだというふうに思っています。  私たちは引き続き、是非、新型コロナウイルスの中でもいろいろな形で地域の方の御意見を酌み取って、そして、長いスパンの計画ですけれども、そういう中でもやはりあの道路で立ち退かなければならないとか、それから逆に、前にせぬま委員もおっしゃっていましたけれども、立ち退こうと思っていたのに、立ち退かなくてよくなってしまったとか、いろいろな方がいるわけですよ。  だから、やっぱりそういう自分の何か人生設計がある意味では、この計画によって全く変わってしまう、そういう事態にもなりかねないので、是非、慎重に、そして、たくさんの御意見を聞いて慎重に行っていただきたいというふうに思います。要望です。 ◎市街地整備室長 この地域については、今回はチラシを配らせていただきましたけれども、必ず数回の説明会を開催して、開催するだけでなく、出席いただいた方に必ず意向の確認をとるような形で、地域の方がどのような考えをお持ちになっているのかというのをとりたいと考えております。  また、説明会に来ていただいた方以外でも、WEBアンケートなどを駆使しまして、地域の皆さんがどのように考えているかという御意見を多く求めてまいりたいと考えております。  説明会については、必ず開催させていただきます。 ◆銀川ゆい子 委員  私からは、西新井駅西口駅ビルの東武鉄道の回答についてちょっとお伺いさせていただきます。  まず、一番最初の「仮設階段等の整備および旧トスカ西館の解体工事については、遅滞なく進めてまいります」ということで、本当によかったです。  ただ、この2番のところで「旧東武ストアおよび旧トスカ西館の建て替えにきましては、早期に基本方針やスケジュールを策定してまいりたい」というふうに書いてありまして、具体的なことが一切書かれていない。  細かくここで書けというわけではないんですけれども、何かその前向きな様子が全然見てとれなくて、この文面を見た印象だと、東武鉄道はこれまであんまり進めてこなかったのかなあというような印象を持つんですけれども、この回答に対して、区の考えはどのようなものでしょうか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 東武鉄道から回答はいただいてございます。大きな点で2つありますが、1つ目は、「遅滞なく進めます」ということですけれども、この旧東武ストアの部分につきましては、今まで言葉によるいろいろな協議でしたけれども、今回、区長名で文書による強いお願い、強い意思を表していきたいという考えの下に行っています。  この回答をいただきましたので、今後この方針にのっとって、更に強く東武鉄道に働き掛けてまいりたいと考えてございます。 ◎市街地整備室長 恐れ入ります。東武鉄道の対応について少し消極的だという御意見についてお答えさせていただきますと、まずは、我々の方は、駅前広場を令和12年に完成させるスケジュールを明確にし、このスケジュールをしっかり東武鉄道に示すことによって、東武鉄道の回答である駅前広場整備に合わせてやっていくということで、調整を進めてまいりたいと思います。  また、構想をどの時期に、どのくらいの時間を掛けて完成するのかということも、東武鉄道に問合せておるところでございます。  東武鉄道からは、現時点は検討中で、まだ何も決まっていないというようなお答えをいただいておりますが、先ほど中部地区まちづくり担当課長が申し上げたとおり、東武鉄道には積極的に要望、それから我々の動きを御説明させていただいて、そういう構想が1日でも早く出てくるように取り組んでまいりたいと思います。 ◆銀川ゆい子 委員  力強い発言をありがとうございます。  先ほども、今もおっしゃっていただいたとおり、東武鉄道から、検討中でまだ何も決まっていないということで、何でこんな状態が続いているんだろうなあということは、私がエリアデザイン調査特別委員会に所属してから、ずっと思っているところでございます。  区の出している要望書にもあるとおり、地域や区議会からの関心が非常に高く、問合せや要望が続いているという現状を、東武鉄道も理解していると思います。  だけれども、この回答書を見る限り、誠実な対応とは決して言えないのではないかと思っています。  まだ何も決まっていないというふうにお伺いしたんですけれども、なぜ、こんなに何も進まないというか、何か東武鉄道に進められない事情があるのでしょうか。 ◎市街地整備室長 現在、担当レベルでお話を聞いているところでは、東武鉄道、新型コロナウイルスの影響で、かなり打撃というか、会社にかなりの影響が出てきておりまして、こちらの方の開発に関わる費用だとか、人だとかの話も含めて、かなり厳しい状況にあるという話は聞いておりますが、それはあちらの事情でございますので、我々としては、先ほど答弁したとおり駅前広場のスケジュールを明確にして、言葉はあまりよくないですけれども、少しプレッシャーを東武鉄道に持っていただきながら進めてまいりたいと考えております。 ◆銀川ゆい子 委員  新型コロナウイルスの打撃というふうに東武鉄道がおっしゃっているということなんですけれども、こちらからすると、何かそれはただの言い訳にしか聞こえないというか、新型コロナウイルスの前からこのような感じだったんじゃないかというところなので、東武鉄道を動かせるのは区の力がかなり大きいと思いますので、本当に地域の方からも区議会からも本当にずっと要望が強い内容ですので、本当に区がリーダーシップをとって、主導権を握って、東武鉄道を動かすという意気込みで進めていっていただければと思います。 ◎市街地整備室長 区民からの要望、それから区議会の皆さんからの大いなる期待を基に、我々も自信を持って堂々と東武鉄道と交渉してまいりたいと考えております。 ○はたの昭彦 委員長  他に質疑よろしいですか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○はたの昭彦 委員長  それでは、他に質疑なしと認めます。  各会派の御意見をお願いいたします。 ◆ただ太郎 委員  継続です。 ◆たがた直昭 委員  継続です。 ◆浅子けい子 委員  採択を求めます。 ◆銀川ゆい子 委員  継続でお願いします。 ◆へんみ圭二 委員  継続です。 ○はたの昭彦 委員長  それでは、これより採決を行います。  本陳情につきまして、継続審査することに賛成の方の挙手を願います。       [賛成者挙手] ○はたの昭彦 委員長  挙手多数であります。よって、本陳情は継続審査と決しました。 ○はたの昭彦 委員長  次に、エリアデザインの推進等に関する調査研究についての報告事項に移ります。  9件の報告事項のうち、陳情の審査で報告のあった①、②、⑨を除く以上6件について、エリアデザイン推進室長から報告をお願いいたします。 ◎エリアデザイン推進室長 報告資料の6ページを御覧ください。  綾瀬・北綾瀬エリアデザイン(北綾瀬ゾーン)の取組み状況についてでございます。  1、東京メトロ千代田線北綾瀬駅改札の利用状況についてでございます。先般、これについての議論がありましたので、今回、改めて御報告させていただきます。  12月19日に供用開始されまして、各改札の利用状況に調べまして、東京メトロより報告がありました。  (1)各改札の利用者割合については、記載のとおりであります。  (2)北改札の利用傾向として、ア、イと2点記させていただきました。  それと、昨日、3月30日に高架下でワイズマートがオープンするという情報が入りましたので、情報提供させていただきます。  続きまして、8ページでございます。花畑エリアデザインの取組み状況でございます。  1、(仮称)花畑人道橋名称の決定についてでございます。  (1)決定名称については「花瀬橋」でございます。  (2)理由・由来については記載のとおりでございます。  (3)投票総数、708件でございます。  (4)投票結果は記載のとおりでございます。  2、文教大学東京あだちキャンパスについてでございます。  (1)通学路についてでございます。開設後、登下校の学生が多い時間帯において、交通安全確保や周辺環境配慮のため、次頁のとおり文教大学が交通誘導員を配置いたします。  続きまして9ページでございます。(2)文教大学内バス転回場整備に伴う感謝状の贈呈でございます。  ア、主旨、バス転回場を文教大学の敷地に整備していただきまして、花畑北部地域の課題でもある交通問題の解消に多大な貢献をしていただきました。  イ、方法なんですが、文教大学主催の開設記念式典、今週の土曜日あるんですが、そちらで感謝状を贈呈したいというふうに考えております。  3、花畑団地周辺地区まちづくり協議会でございます。こちら新型コロナウイルスの関係で、書面での開催とさせていただきました。  (1)郵送資料として、アからカの6点を郵送させていただきました。  続きまして、10ページでございます。  4、文教大学東京あだちキャンパス開設に伴う歓迎広報物等についてでございます。  (1)概要でございます。歓迎の意味を込めまして、ポスターや横断幕等の広報物の掲出を令和3年1月から順次展開しております。展開しているものについては、(2)に記載のとおりでございます。  11ページに進みまして、(3)です。文教大学歓迎リーフレット作成の延期です。  文教大学歓迎及び花畑地域の紹介のため、地域の方などに御協力いただいて、「ひと」、「店」、「スポット」などを掲載したリーフレットの発行を考えておりましたが、延期ということにさせていただきました。  続きまして、12ページでございます。江北エリアデザインでございます。  1、東京女子医科大新東医療センターの名称決定についてでございます。正式名称が決定いたしました。   「東京女子医科大学附属足立医療センター」でございます。  これに伴いまして、(2)江北駅の副駅名称としては、「東京女子医大足立医療センター」でございます。
     (3)今後の予定なんですが、副駅名称が速やかに運用できるように、東京都交通局と今年7月以降に協定を結んでいきたいというふうに考えております。  2、東京女子医科大学附属足立医療センターの工事についてです。こちら今、内装・外構工事を行っております。状況については写真のとおりでございます。  ページ進みまして、14ページでございます。  3、江北まちづくり住民説明会開催の代替対応についてでございます。  こちらは新型コロナウイルスの影響で、住民説明会を今回行いませんでした。その代わり、各資料を対象区域内全戸に配布いたしました。配布については、3月2日から5日に配布いたしました。約7,000部でございます。資料内容については、別紙1参照16ページを御覧ください。また、別添資料で、江北関連参照ということで資料の方も添付させていただきました。  4、上沼田第二公園の改修工事に向けたアンケートの実施でございます。  上沼田第二公園は、「にぎわいの公園」として整備する予定でございます。別紙のとおりアンケートを実施いたしました。アンケートについては17ページを御参照ください。(1)実施期間については、2月3日から2月12日に行いました。  (2)対象者、実施方法、また(3)回収方法については、記載のとおりでございます。  (4)回答数、配布数、回答率についても、記載のとおりでございます。  続きまして、15ページです。今後の予定でございます。  実施設計を今年の3月から7月に行いまして、令和3年度から令和4年度にかけて、工事の方を行う予定でございます。  江北エリアデザインは以上でございます。  続きまして、19ページでございます。六町エリアデザインの取組み状況についてでございます。  1番、(仮称)六町駅前安全安心ステーションについてです。  (1)工事の状況でございます。現在、杭基礎工事を行っております。状況については写真のとおりでございます。  ページ進みまして、20ページです。(2)地中埋設物です。こちらは準備工事をやっているところで、コンクリートガラ等、要はごみですね、地中埋設物が確認されました。こちらの方に対応いたしまして、工期については何とか予定どおりに進めていくということで今進めております。  (3)施設愛称名です。投票の結果、決定名称は「ろくまる」という名前に決まりました。理由については記載のとおりでございます。投票総数については751件、投票結果は記載のとおりでございます。  21ページに移りまして(4)(仮称)六町安心安全心ステーション地元検討会についてです。  今回、緊急事態宣言中ということで、郵送で対応するということで進めてまいります。  六町エリアデザインは以上でございます。  22ページに進みます。千住エリアデザインの取組み状況についてです。  1番、千住大橋地区についてでございます。こちらは、E街区の建築計画について変更があったので、以下のとおり報告させていただきます。  (1)の建築計画、こちらを御参照いただければと思います。  では、続きまして、24ページをお開きください。竹の塚エリアデザインの取組み状況についてです。  令和3年度末の「竹の塚エリアデザイン計画」策定に向けて、説明会及び意向調査をこれから実施したいと思います。こちらも、区民の安全安心を確保しながら、より多くの意見をもらうため、場所や時間を限定しない方法をいろいろ採用していきたいと思います。  (1)オンライン説明会及びWEBアンケートを綾瀬エリアデザインと同様に実施したいと考えております。  (2)会場説明会アンケート、こちらも予定したいと思っております。  (3)今回も無作為抽出アンケートを実施して、意見を聞いていきたいと思っております。  (4)その他のアンケートで、区役所や区民事務所等を考えております。  今後の予定ですが、令和3年11月に計画案を出して、パブリックコメントをやりまして、令和4年3月に計画策定ということで考えております。 ○はたの昭彦 委員長  それでは質疑に移ります。  何か質疑ありますか。 ◆いいくら昭二 委員  私の方から、22ページの千住エリアデザインの取組み状況について、お伺いさせていただきたいと思います。  23ページのところに、千住一丁目再開発ということで、私も内覧を見させていただいたんですけれども、担当の都市建設部長は千住一丁目の再開発ができたということで、どのような思いなのか、感想をまず聞かせてください。 ◎都市建設部長 ここに至るまで様々な御意見をいただきましたけれども、地域貢献ということで、空間であるとか広場であるとかができてまいりましたので、今後は是非、地元の皆さんにも活用していただいて、少しでもこの建物が地域に貢献できるようにということで努めてまいりたいなとそういう感想を持っております。 ◆いいくら昭二 委員  是非とも、今お話がございましたように地域貢献ということで、私も、今、1階に東武ストアが入って、利用させていただいているんですけれども、多会派の委員の方からも御質問あるように、ちょうど旧道の前のところの広場が、あそこは駐輪、今は当然に関係者が立っておりますのであれなんですけれども、今後、貢献ということで区の方も今は本当にこういう緊急事態宣言下でございますけれども、今後、緊急事態宣言が解除された場合、また、今後のあそこの活用についてということで、今、抽象的に貢献ということでございますが、何か区として考えていることがありましたら聞かせてください。 ◎都市建設部長 店舗の前ということで、どうしても自転車を置かれてしまうような、そういうようなところは見てとれますけれども、お店の方ではガードマンを出して、お店のお客様については、建物裏手に専用の駐輪場がございますので、そちらへ御案内しております。  どういったものを、ということで言えば、例えば地域のお祭りのときにあそこを活用していただくとか、そういったことは考えられますけれども、やはりそこら辺は今後、地域の皆さんと御相談しながらということになるかなというふうに思っております。 ◆いいくら昭二 委員  お祭りは例えば9月とかそういう形で、1年12か月ということで、本当に今、ガードマンが交通整理等々、チェックもしているわけです。  閑散としている状況の中において、もう少し、区としても頻度が高い何か貢献ということも考えていかなくてはいけないかなと思って、年に1回は当然そうだと思うんですけれども、その点はどうなんですか。 ◎都市計画課長 地域の方々が御利用いただくようなこと、というのが一つあるかと思います。  それと併せて、区の方で例えば、にぎわいづくりに何か貢献できるようなこととしてお貸しいただけるようなこともあるのかどうかということも含めて、検討してまいりたいと考えてございます。 ◆いいくら昭二 委員  旧区役所跡地の東京芸術センターのところも、地域の貢献という形の広場であまり使われていないような気が、私も消防団に入っておりますので、消防団の出初式とか、そういうときには、積載車とかそういうのがあそこに置かれて、いろいろなPR・啓発活動をしているんですけれども、今後、目と鼻の先に2つできるということで、もう少し工夫をしていっていただきたいと思っているんですけれども、どうでしょうか。 ◎都市建設部長 今お話の東京芸術センターも含めて、一番いい場所にございますので、地域のにぎわいに資するようなものを少し考えたいと思います。 ◆いいくら昭二 委員  是非、これは全区的に考えていっていただきたいと思っております。  それで、私、気になる点がございまして、当然区の方もそれは認識されていると思うんですけれども、旧都税事務所のところの角地のところなんですけれども、あそこの周辺は電柱の地中化ということのお話になっていると思うんですけれども、1本、ちょうど角のところに、セットバックされたという経緯もあるんですけれども、今で言うと道路の3分の2辺りのところに、ちょうど角地ということで車も多分左折するのに大変だろうと思うんですけれども、これもあのままずっとというわけにはいかないと思うんですけれども、その計画についてちょっとお聞かせください。 ◎都市計画課長 ちょうどあの北東の角になるかと思います、一本電柱が元の場所に残っておりますけれども、そのものについては、来年度の夏ぐらいまでには東京電力の方で仮に移設をするような形で、今、計画をしているところでございます。 ◆いいくら昭二 委員  これはもう計画的には今年の2月、どんどん入居者も入ってくるということで、車通り、人通りもこれからはどんどん増えてくると思うんですけれども、来年の夏のこと……。       [「今年の夏」と呼ぶ者あり] ◆いいくら昭二 委員  今年の夏、ああ、来年の夏と聞こえたもんですから、じゃ、今年の夏ということで、是非ともよろしくお願いしたいと思っております。  そして、もう1点なんですけれども、千住大橋地区のところにつきまして、今、先ほど建築計画のところで、変更前と変更後ということで、これは具体的に敷地面積が0.01㎡、測量で何でこういう形で変わるのかなと思って。  あと、住戸数も474戸から468戸に減ったということで、敷地面積と住戸数のこの変更の理由というか、その点についてお聞かせください。 ◎中部地区まちづくり担当課長 千住地区まちづくり担当課長を兼務しておりますので、私の方から。  まず、敷地面積は0.01㎡でございまして、測量による誤差というのか、測量により正確に出たということでございます。  あと、住戸数は6戸減りましたが、駐車台数が戸数に対する駐車台数を50%近くまで設けていきたいということで、タワー式の駐車場のところでしたので、それを高くするために住戸を減らして、駐車台数を増やしているというのがございます。  駐車台数の割合につきましては、近隣の、周辺のマンションを調べたところ、40%以上、50%近くあるということで、それを参考にさせていただきましたという報告がありました。 ◆いいくら昭二 委員  分かりました。  駐車場も当然必要になってくると思いますので、その点をまた、区としてもしっかりと寄り添ってやっていただきたいと思うんですけれども、そこでお伺いしたいのは、ここの隣の隣に今、千寿青葉中学校の仮設校舎が建っているんですけれども、この仮設校舎はいつまで千寿青葉中学校が使っていく予定なんですか。 ◎工藤 副区長  今年度いっぱいかなと思います。 ◆いいくら昭二 委員  今、千寿青葉中の……。       [「来年度中です」と呼ぶ者あり] ◆いいくら昭二 委員  来年度、はい。  それでお伺いしたいのは、この千寿青葉中学校の仮設校舎の前のときは、千寿小学校の仮設校舎だったんですけれども、そのときにもいろいろ議論が出たのは、千寿小学校の校舎建て替えということで、ここのところに千寿小学校の仮設校舎を建てたということで、やはりそこで議論になったのは、通学路ということで、子どもたちがここまで歩く場合において、大変距離が長くなったということで、そこら辺の安全対策ということなんですけれども、今回、E街区のところに建物が建つということで、工事車両が本年の7月31日から予定工期かということで、なると思うんですけれども、これは当然に通学路等々、ちょうど両方から多分来ると思うんですけれども、この安全対策について、区としてどのような対策を考えているんですか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 安全対策につきましては、事業者にヒアリングしたところ、工事車両につきましては、適宜誘導員を配置するということと、工事責任者が敷地内に常駐するということで、近隣の方の窓口になりますということと、工事車両の搬出に関しましても、一度地域の方々と協議をしておりまして、警察の交通規則よりもゆっくり走るだとか、ルートの指定、あと、中学生の通学時間帯の交通規制など、そういうようなお話をしているというような情報を得ております。 ◆いいくら昭二 委員  千寿小学校のときにも、私もちょっといろいろお話を聞かせていただいた上で、大きなことはなかったんですけれども、若干のヒヤリハットもあったと聞き及んでいるんですけれども、この安全対策というのはしっかりとしていっていただきたいと思うんですけれども、今の状況の中での今の御答弁で、それで完全に大丈夫なんでしょうか。 ◎市街地整備室長 事業者と逐次、その安全対策に対する意見交換をするとともに、工事内容を中学校の方にお知らせして、いついつの期間にどんなことをするのかという情報を提供させていただいて、申し訳ございません、中学校の方に、生徒の方に少し注意喚起をさせていただくようなことも含めて、安全対策をしてまいりたいと考えております。 ◆いいくら昭二 委員  最後なんですけれども、今、現状、この千寿青葉中学校の学校関係者の方々には、この工事内容と工事計画というのはもうお知らせしているんですか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 施設の概要については知っているということと、先ほどの事業者にヒアリングしたところによると、中学校にも情報提供しているというような情報は得てございます。 ◆いいくら昭二 委員  その場合に、学校としてはどのような心配とか要望とか、そういうことがあったのか、その点は、足立区はちゃんとしっかり押さえているんですか。 ◎都市建設部長 今、中部地区まちづくり担当課長がお話ししたように、工事業者ということでございましたので、今後、具体的に都市建設部として学校に御説明をして、例えば工事車両の通行時間を通学時間から外すとか、工事内容によって様々あると思いますので、じかに御説明をし、じかに御意見を伺っていきたいというふうに思います。 ◆いいくら昭二 委員  要望でございますが、今、先ほどの中部地区まちづくり担当課長の答弁は、やはりどこか、誰かから聞いたとか伝聞ということで、やはり足立区民をしっかりと守るためには、先ほど都市建設部長のお話にあったように、足立区が自ら出ていただいた上で、業者等の中に入っていって、安全対策というのをしっかりとやっていただきたい、これ要望しておきますので、以上です。 ◆吉田こうじ 委員  北綾瀬のエリアデザインで、今回改札の利用状況を出していただきました。  このヒアリングの中で、やはり北改札利用の方たちは、朝は環七を渡って、中央改札を行かれるという傾向があるというヒアリングだったんですけれども、ということは、最初に出ているパーセンテージというのは、この改札を使った人というのは当然、朝と夕方とでは変わってくると思うんですけれども、これは平均値なんでしょうかね、朝の数字なんでしょうか。 ◎企画調整課長 東京メトロに問合せたとき、これは1日の改札の出入りということで、朝夕合わせた数字でございます。 ◆吉田こうじ 委員  多分、通勤で使っていらっしゃる方は、このしょうぶ沼公園側の方も、もしかしたら朝は中央改札まで行かれて、エスカレーターを利用されている方も結構いらっしゃるのかなと。この人の流れというのはいろいろ変わってくるものなんだなというのが分かったんですけれども、これによって例えば環七を今までは渡る方が少なくなるのかなという予想が、朝はそんなに少なくならないのかなというような予想も付くんですけれども、こういう数字に対して、区としてはどういうことに利用されていこうとしているのか、ちょっと教えていただきたい。 ◎交通対策課長 吉田委員の方からございましたけれども、私の方でも、再度この横断歩道をどのくらい渡るのかという視点で確認をさせていただきましたところ、朝の時間帯ですと、環七の北側から来られる皆さんのうちの6割の方が、北口の方の階段を上がって行く、あるいはエレベーターで上がって行かれるということで、残りの4割の方が横断歩道を渡られていると。  逆に夕方の時間帯になりますと、上の歩道橋を渡って行って、北口から出られる方が8割というような状況でございますので、横断歩道を渡る方は大分減っているというふうな認識でございます。 ◎都市建設部長 朝の時間、私、場所を確認したことがあるんですけれども、信号待ちをしていらっしゃる方と、自転車で通勤といいますか通学ということで、人が待っているところを猛スピードで自転車が通って行く、そんな状況もかいま見ておりますので、もう少し時間がたって、交通安全という視点で少し現場の方も確認させていただければなと思っております。 ◆吉田こうじ 委員  今、都市建設部長がおっしゃったように、あそこに朝、物すごい勢いで自転車が通り過ぎて、人もそうですけれども、通勤のときですので、慌てているのは分かるんですけれども、大変危険な状況も見受けられるというお話でしたので、是非こういう数字を参考にして、安全対策の方をしっかりお願いしたいと思います。  あと、それから花畑エリアデザインなんですが、文教大学はこの新学期、4月からなんですけれども、授業・講義というのはどういう方向になっていくのかという情報はございますでしょうか。 ◎経営戦略推進担当課長 基本は、対面の授業に戻るというふうに聞いていますが、大人数での講義は、オンラインが一部残るというふうに聞いています。 ◆吉田こうじ 委員  ということは、今ちょっと想像もつかないんですけれども、やはり大勢の方が、あそこの大学に来るというイメージでよろしいですね。  それで、交通誘導員の方を置いていただけるということだったんですけれども、大変狭い道ですので、地域の方と学生の安全の方は、この交通誘導員の方にしっかり見ていただけると思うのですが、やはりここの保木間五丁目、花畑五丁目の方にお住まいのお子さんたちの、やはり通学というのも、ちょっと心配な部分が拭えないものですから、是非、区の方も最初のうちだけでもちょっと、よく見ていただきながら、安全な児童・生徒の通学路の確保だけはお願いしたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎経営戦略推進担当課長 やはり4月から多くの学生が通うことになると思いますので、区の方もしっかり、交通がどのように変わったかというのは把握して、必要な対応を、区と文教大学とで連携してやっていきたいと思います。 ◆吉田こうじ 委員  あと、足立区シェアサイクル事業の実証実験ということですけれども、確認ですけれども、文教大学内にもそのステーションができるという話は聞いたんですけれども、何台分ぐらいのステーションになるのか、お分かりになりますか。 ◎交通対策課長 110台がもう置かれており、もう利用できるようになっております。 ◆吉田こうじ 委員  多分、谷塚駅、竹ノ塚駅を使ってこられる学生、職員の方も多くなるのかなと。  やはり、ますますあの細い道が、ちょっとすごくドキドキする状況になると思いますので、誘導員の方だけではなくて、区の方の目でもしっかり見ていっていただきたいなというのを一つ要望させていただきます。  それから、最後に六町エリアデザインの方で、「ろくまる」と。「ろくまる」でしたっけ、「ろくまる」ですね。  「ろくまる」という名前で、かわいらしい愛称名が決まったということなんですが、地中埋設物も工期内には、何とかそのスケジュールに影響なく処理していただけるということで、今年の11月頃ですか、秋口にかけてスタートするという、順調に滑り出していると思うんですけれども、警察OBの方を5人採用しますということで、前もってお話は聞いていたんですけれども、そろそろこの辺の内容については警察の方とのお話合いはできているのか。  つまり、地域の方にとっては、「ろくまる」という場所が、安全の大変重要な拠点になっていくと思いますし、何かあったらそこに駆け込んでくるんじゃないかなと。  やはり警察官ではありませんので、やれることにも限りがあります。だけれども、来る方たちは助けてほしくて来る方も大勢いらっしゃいますし、勤めている方も警察OBであれば、警察官と同じ気持ちでお仕事をなさる方も大勢出てくると思うんですが、その辺の線引きというか、どの辺まで権限を持てるのかとか、どの辺までのお仕事をなさるのかということは、詳しくこれは警察の方との打合せというのはされているのかどうか、ちょっとお聞きしたいんですが。 ◎犯罪抑止担当課長 警察官のOBの採用については、面接が終わりまして採用をする方向で決まっております。  綾瀬警察署との連携につきましては、以前、覚書を結びましたとおり、画面が付いた連絡電話を設置することで今進めております。  本来の警察業務というのはできませんので、通学路のパトロールであるとか、地域の見守りだとか、そういったところは積極的に進めていく中で、事件に発展するようなものがあれば、すぐに警察の方と連携をしながら、やっていきたいというふうに考えております。 ◆吉田こうじ 委員  警察OBの方であれば、公務員としてのしっかりした資格もおありになると思うんですけれども、区の職員としての視点も是非、忘れないようにしていただきながら、しっかり地域の方に寄り添った、また研修等々を行っていただけると思いますけれども、その辺もひとつ要望させていただきます。 ◆へんみ圭二 委員  まず、千住エリアデザインについてなんですが、この千住エリアデザインのエリアデザイン計画というのは、その策定に向けた方向性は今どうなっているんでしょうか。 ◎エリアデザイン推進室長 今時点で、いつ計画をつくるという予定は具体的には決めていないんですが、東口の再開発の動向だとか千住大川端の少し課題が整理できた段階で策定しようというふうには現在のところ考えております。 ◆へんみ圭二 委員  これも以前から感じているんですが、今お話があったように、北千住駅の東口、それから千住大川端で、今回、報告が千住大橋地区と、それぞれの地区で全く課題なども違うと思いますし、千住エリア全体で一つの計画をつくっていこうというのは、かなり無理があるんではないかなということを、日に日にそうした思いが強くなっていくんですが、その点について区としてどうお考えですか。 ◎エリアデザイン推進室長 そこについては、全く同じような議論が中にありまして、ある意味、東口は東口であったり、西口は西口であったり、若しくは、隅田川沿いですから千住大橋があって、足立市場があって千住大川端というような3分割で少し考えた方がいいんじゃないかという議論もあったりしていますので、その辺も千住エリアデザイン計画を策定する前には、考え方を整理しないといけないなというふうに思っているところです。 ◆へんみ圭二 委員  千住大橋周辺についても、その暫定の土地の活用方法についてだとかも議会でも議論になりますし、やり方として例えば綾瀬のエリアデザインでは、北綾瀬ゾーンだけをまずエリアデザインのように策定をして、でも、一体としてやっていくんだよという方向性で進めてきていますから、まず千住についても、全体としてのエリアデザインというよりは、個別の考え方で、まず具体的に進めていくべきではないかなと思います。
     それは、先ほどそうした議論もあるということでしたから、そのあたりについては早急に検討をしっかりと進めていただきたいなと思います。  次に、花畑エリアデザインについてなんですが、先日、文教大学を拝見させていただきました。職員の方とお話をしている中で、女子学生の方がやっぱり多いという話だったんですが、具体的に男女比というのがどれぐらいなるかというのは、区の方で把握されていますか。 ◎経営戦略推進担当課長 すみません、ちょっと男女比までは把握できていません。人数までは把握していますが、男女比は把握していません。 ◆へんみ圭二 委員  4月から大きな講義はできないということですけれども、基本的には1,800人ぐらいでしたかね。  1,800人のうち、男女比で詳しくは分からないとしても、女性の方が多いというお話でしたから、やはり1,000人前後の女子学生が通学をするということになると思います。  先日、夜間この地域を少し見に行ってきたんですけれども、やはり暗い道もまだまだあるなというふうに感じますし、防犯カメラの設置ですとか、そうした防犯対策というのは、今、万全の対策が講じられていると区の方ではお考えですか。 ◎経営戦略推進担当課長 文教大学と誘致に際していろいろ協議する中で、文教大学も正にそこを気にされていました。女子学生が多いので、防犯対策をしっかりしてほしいということで。  区の方もそれを受けまして、例えば北側の公園の設計と工事等に今度入っていくんですけれども、しっかりと明るさの確保ですとか、防犯カメラの設置ですとか、そういったところを配慮して、学生を招き入れたいというふうには考えております。 ◆へんみ圭二 委員  そうした学生の皆さんが危険な目に遭うことがないように、開学してからも大学側とそして地域と連携しながら、防犯対策というものを更に進めていくべきであろうと思います。  それから、文教大学は図書館と食堂を地域に開放していただけるということでした。その具体的なことがまだ決まっていませんというのが、先日の見学会のときのお話だったんですが、そのあたりはいつごろ詳しいことが決まるのかというのはお聞きになっていますか。 ◎経営戦略推進担当課長 現在、湘南キャンパスですとか越谷キャンパスも、一般の方の利用は止めているということで聞いています。  ただ、現時点での予定ということで聞いていますのは、食堂に関しては、学生が通い出せば、学生も使っていますので、地域の方も入ってきていただいて構わない状況だというふうには聞いています。  一方、図書館の方につきましては、まだ未定だということで聞いています。 ◆へんみ圭二 委員  本当にすばらしいキャンパスですし、多くの区民の皆さんが楽しみにされていると思いますから、そのあたりについて情報が入り次第、早期に区民の皆さんにもお知らせをできる体制をつくっていただきたいと思います。  最後に、北綾瀬の取組についてなんですが、まず北綾瀬について、駐輪場が足りないという話はよく出ています。  この駐輪場については、10両編成化されることが決まった頃から、自分自身も駐輪場が足りないということがないように進めてくださいというお話を議会でもしたりしていたんですが、ただ、それでも今の状況になってしまっている。これはどういった理由から、今の状況になってしまっているんでしょうか。 ◎交通対策課長 今、高架下のところに、最後の工事が終わりまして、4月になりますと仮設の駐輪場の方から、450台程度が中へ入るようになるんですけれども、それでもやはり足りていない状況がございまして、民間の駐輪場にお願いしますということで、補助も出してはいるんですけれども、問合せはあるんですけれども、最終的に整備にまで、なかなか至らないということで、この点につきましては、私たちとしましても、ちょっとアプローチの仕方というんですか、そうしたことについても再度検討して、更に取り組んでいきたいというふうに考えております。 ◆へんみ圭二 委員  中井堀公園に駐輪場をつくるということにもなっていますが、それができた上で、もうどれぐらい駐輪場の需要について、供給がどうなるのかという予測はされているんでしょうか。 ◎都市建設部長 今回、その都市計画変更の中で、台数を決定するに当たって調査をいたしまして、将来的に450台で大丈夫だろうというのはあるんですけれども、やはりあそこが始発駅になるというところで予想外の部分もあると思いますので、今、交通対策課長が申し上げたとおり、引き続き、地権者の方には駐輪場というようなところで少しアプローチを続けていきたいなというふうに考えています。 ◆へんみ圭二 委員  これから、六町加平橋も通るようになって、それから駅前に交通広場もできて、ということで、駅前の開発がどんどん進んでいくと、更に北綾瀬駅の利用者というのも伸びていくということも考えられますから、そうしたことも踏まえた上での将来予測というものは、今、されているんでしょうか。 ◎交通対策課長 調査の方を実施しております。  ただ、民間に一時貸しの駐輪場も周りにはあるにはあるんですね。そこの、やっぱりミスマッチな部分もありますので、そうしたところについては、今後も検討していきたいというふうに思います。 ◆へんみ圭二 委員  分かりました。  そうした将来予測についてなども、もし、議会の方に見せていただける資料があるようでしたら、それも見せていただきながら、前向きな議論をできればなと思いますので、よろしくお願いします。  しょうぶ沼公園についてなんですが、しょうぶ沼公園の南西部分の角、工事の作業員の方々の詰所があった部分があるんですけれども、その部分について、活用方法について検討は今どのようになっているんでしょうか。 ◎みどりと公園推進室長 作業員詰所は撤去しまして更地になっていますので、あそこに出入口をつくりたいというふうに考えております。  ただ、予算措置についてがまだですので、ちょっと整備まではお時間をいただきたいというふうに思っております。 ◆へんみ圭二 委員  あの部分は公園の出入口なんですけれども、出入口が今あるところを、更にその出入口を広げるというイメージになるわけですか。 ◎みどりと公園推進室長 現在付いています出入口が、若干狭いというふうに思っていますので、あそこを広げて、もうちょっと人が出入りしやすいように、北綾瀬駅まで行きやすいように広げていきたいというふうに考えております。 ◆へんみ圭二 委員  僕自身、しょうぶ沼公園の今、話をしている出入口をよく使って、小学生の頃からその公園で遊んでいたんですが、あまりその公園が出入りしにくいというイメージがなくて、それよりもむしろ、今、更地になっている作業員の詰所だった場所を、もっと有効活用をするというのが地域に求められていたりするんではないかなと。  例えばあの辺りは,ちょっとお茶をする場所もないですから、今、公園内にそうしたカフェもつくれるようになっていますし、カフェを誘致することを考えたりですとか、そういった地域が何を求めているかということを、もう少し把握する努力をしていただいた方がいいんではないかなと感じる部分があるんですが、その点についてはどうお考えですか。 ◎みどりと公園推進室長 御存じだとは思いますけれども、以前、あそこの部分にコンビニを誘致できないかなというようなお話がありましたけれども、民業圧迫といったような話がありまして、現在、北側につくった広場のところに、カフェなり何なりといったようなお話はあります。  ただ、今現在、高架下も含めて、お店も入っていないので、もし、地元の方からお店を出店したいといったようなお話が出れば、区としては協力をしていきたいというふうに思っていますので、どこと言わず、北でも南でも、もしそのような御希望があれば、協力はしていきたいというふうに思っています。 ◆へんみ圭二 委員  今、高架下のお話がありましたけれども、その高架下について昨日ニュースリリースがあって、ワイズマートが入るという報告があったということなんですけれども、これは前回の委員会のときにも、1月の段階でも、議会にも、高架下にどのような店舗が入るのか報告がないというのはおかしいではないですかというお話をしました。  もう少し近くならないと報告がないということだったんですが、この3月30日に開店するものが、昨日報告があるという、もう2週間前にならないと区の方にも報告がないというのは、これは東京メトロと区の連携の協力体制というのがどうなっているんだろうと心配になる部分があるんですが、その点について区としてはどうお考えですか。 ◎工藤 副区長  メトロの方は、やはりテナントと正式に契約するまでには外に出せないということですので、どうしてもこのタイミングになってしまった。ただ、私はもうちょっと早く出せるんじゃないかなと思っていたんですが、残念ながらこのタイミングになってしまったということです。 ◆へんみ圭二 委員  もちろん正式に契約しないと公にできないというのはあるんでしょうけれども、ただ、今日の午前中にも北綾瀬の方に行きましたら、ワイズマートの部分、もう看板が付いているんですよ。  そこまでの準備をしっかりとされているということは、もっと前に情報を出せるはずですし、その点について、区としては、まあ、しようがないよねで済ませてしまうんではなくて、もっと情報を前もって把握できるように努力していくべきではないでしょうか。 ◎工藤 副区長  高架下の件ですが、ちょうど来週、メトロの方に私、伺う予定になっていますので、その辺もしっかりと協議してまいります。 ◆へんみ圭二 委員  そのワイズマート以外の部分でも、今、工事が進められているということで、契約に向けて様々な動きがあると思いますから、その点についてもっと早く区の方に情報をいただけるように、そして、区民の皆さんにも情報がお示しできるようにということで、強い姿勢で東京メトロと臨んでいただきたいと思います。  そうした中で、先ほどカフェが欲しいという区民の声もあるとお話をしましたが、そうした区民の要望も届けていただけるように、地域の皆さんに、この地、この周辺に何が必要ですかという問い掛けがもう少し必要ではないかなあと思うんですが、最後にその考え方についてお伺いしたいと思います。 ◎市街地整備室長 様々な方からいろいろな御意見をいただいているところでございます。  今回ニュースリリースということでワイズマートのお話が出ましたけれども、次の第2期には、7店舗が小割りで入るということに確認をしておりますので、少し小さめの店舗になるのかなというのが予想されるところで、スーパーが欲しいと今まで言ってきた話を含めて、どんなものが欲しいかというのは区からリクエストもして、そういう方を誘致していただくよう努めてまいります。 ◆浅子けい子 委員  私も一つ、花畑エリアデザインのことで、先ほどもお話がありましたけれども、通学路について、登下校の学生が多い時間帯に交通誘導員を配置するというお話ですが、大体、予測としては何人ぐらい、その時間に学生が通行するというふうに想定しているんでしょうか。 ◎経営戦略推進担当課長 文教大学の予測なんですけれども、越谷キャンパスの比率からすると、あそこは5,000人ぐらい通っていて、何人ぐらい通るという予測からすると、一番多い時間帯は、1時間目の午前9時15分前ぐらいの時間帯で、大体250人ぐらいの学生が通るというのが、以前、予測として聞いている数値です。 ◆浅子けい子 委員  千住にも大学が幾つもありまして、そして、帝京科学大学、あそこはバスでも行けますし、歩いても行けるというところで、当初は、まちの中を歩いてもらおうということで、まちの中を学生が歩いて、そして学校に行ってもらう、そういうような誘導をしようとしていたんですね。  ところが現在、実際はどうかというと、私が見ている限りでは、そんな区の思ったようなあの道をみんなが通るわけではなくて、やはりそれぞれが通りやすい道を通っている。  ですから、一番駅に真っすぐの道路、あそこも朝は列をなして、午前8時ごろですか、すごい行列で学生が歩いています。複数で対話をしながら楽しく歩いているので、やはりほかの通行人がちょっと歩くのを控えてしまうような状態も見られるなというふうに思っています。  そして、西新井橋の方に向かって学校に行くわけですけれども、そうすると人が通る歩道が狭くなっているんですよね。  複数で歩いていると、本当にほかの方がなかなか通れない。是非、そこを配慮してほしいと、地域の方々からはそういう御意見が何回か寄せられて、それはどこに言ったらいいのかというと、やはり大学にお願いするしかないというようなことで、大学にお願いをしているようですけれども、なかなか改善ができない。  実際、そんな状態も起こり得るんではないかというような予想もされますので、当初からそのぐらい多くの学生が通るときには、是非、道を塞がないで、必ずちゃんと通行ができるようにしましょうというのを繰り返し繰り返し大学の方にも言っていっていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◎シティプロモーション課長 帝京科学大学もそうなんですけれども、やはり大学ができると人がたくさん通るということで、帝京科学大学も、実は通学路として当初想定したところから、ちょっとそこは通らないでくれとか、いろいろな御意見をいただく中で、今お話しの通りを真っすぐ行って右に曲がるというような通学路になっています。  その中で、今までもやっぱり声がうるさいとか広がって歩いているとか、いろいろな御意見が区にも来ていますので、私どもからも、また改めて申入れたいと思います。 ◆浅子けい子 委員  学生がまちで多くなるというのは、決して困ったことでは実際はないわけです。  でもやはり、実際にたくさんの方が群れをなして同じ方向を向いて、朝なんか急ぎ足で歩いていると、ちょっと高齢者の方なんかはそこの場所は通れないというふうなお話もありますので、最初が肝腎というふうに思いますので、そういうことも是非、大学の方にも要請をしていっていただきたいというふうに思います。  それからあと、文教大学ができて歓迎の広報、あちこちにやりますよということで、こちらに報告がなされています。本当にうれしいことだというふうに思っているんですが、逆に地域の方々からは、学生にも花畑の地域を知ってほしいと、花畑の地域がいいところだと、そういうふうに思ってほしいという声も上がっているんです。  そういう点で、9月からは花畑周辺でバスの検証運転なんかも始まりますよね。そういうものも活用して、花畑にどんな名所があるのか、ちょっと隠れた地域のよさとかそういうものも学生にも知っていただくような機会とか、あと、地域の方と協創できる、そういうような機会も是非つくってほしいという要望があるんですが、そういうお考えはないでしょうか。 ◎シティプロモーション課長 全くそのとおりだと思います。  実は私も、今週、来週で文教大学の先生方3名と個別にお会いするんですけれども、先生方もそういうことをおっしゃる方がたくさんいらっしゃいますので、地域と学生が融合できるようなことを、私たち区役所も間に入って進めてまいりたいなというふうに思っております。 ◎交通対策課長 9月からのバス交通の検証運行につきましては、浅子委員の方からもございましたけれども、ルート上にもいろいろないい場所がございます。そうしたところについて、この機会に学生の皆さんにも乗っていただいて、実感いただけるような取組についても考えていきたいというふうに思います。 ◆浅子けい子 委員  学生が大学に通って、そのまま、また地元に戻ってしまうというようでは、ちょっと寂しい話ですから、これを機会に、やはり一緒に地域のよさも共有するということで、是非、考えていただきたいというふうに思います。  それから、江北エリアデザインですけれども、いよいよ7月が竣工ということで、この間、視察にも行ってまいりました。あそこは基金もわざわざ大学病院誘致のためにつくられて、そして今年も、新年度予算でもしっかり基金が付けられているということで、昨年ですか、この新型コロナウイルス感染症の中で賞与が払えないみたいな話で、400人ぐらいの看護師がそれじゃあ辞めるしかないとか、そんな騒動があったわけですけれども、今でも新型コロナウイルス感染症はまだまだ収束しておりませんが、これからこちらに来られるということで、状況はどうでしょうか。 ◎経営戦略推進担当課長 昨年度いろいろと報道はありましたけれども、例えば400名の退職の数字なんかは一部不正確な数字だとか、そういったことは東京女子医科大学から聞いております。賞与につきましても、最終的には、1か月という支給月数ですけれども、支払ったということで聞いています。  現状では、以前もこの委員会で答弁させてもらいましたが、東京女子医科大学の内部と職員たちは新しい地で、また、新しい施設、最新鋭の設備もそろえた病院で医療を提供できることに対しては、非常にやりがいを感じている状況だというふうに聞いています。 ◆浅子けい子 委員  前々回ですか、東京女子医科大学新東医療センターができるに当たって、バスの運行とか何かそういうお話がたしかありました。  それで新規路線は西新井駅からだけということで、あとは既存である便を一部、東京女子医科大学新東医療センターの方に持ってくるというようなお話だったんですけれども、大体、1日の患者の想定とか、あと私もちょっとこの間バスに乗ったら、朝のやっぱり時間は、そこに勤めている看護師とか、医療関係の方がたくさん乗ってくるということが分かったんですね。  かなりバスでも混み合うなというふうに、ほかの医療機関なんですけれども感じまして、そういう意味では、やはりこの今考えているバスの想定でいいのかという疑問を持っているんですが、そこら辺はいかがでしょうか。 ◎交通対策課長 これから事業者の方ともそうした点につきましても、もう少し細かい部分まで協議を進めていきたいというふうに考えております。 ◆浅子けい子 委員  ですから、患者の来る時間だけではなくて、そこに勤務する方々の時間もしっかりと、どのぐらいの方がそこに向かってバスに乗ってくるのが、それとも日暮里・舎人ライナーに乗ってくるのか、あと、自転車とかあるかもしれませんから、そういうものをしっかり調査をして、それにふさわしい運行計画というんですか、バスの方々だけにお願いするわけにはいかないかと思いますけれども、そこら辺はやっぱり東京女子医科大学と足立区でしっかり、やっぱり多くの方が不便にならないように改善をしていただきたいというふうに思います。 ◆せぬま剛 委員  以前、千住のまちづくり協議会の中で、ニッピ跡の41階の話と、そして、並行して防災船着場がその堤防を、当然ニッピのときに高規格堤防に直ってくるだろうから、そのときに防災船着場がその近辺にできる予定だが、いろいろな法的なことや国や都の基準が変更になって、これがちょっと延びますよという報告であったんですが、そのままでしょうか。 ◎道路整備室長 防災船着場は、実は今年度施工予定でございましたけれども、この新型コロナウイルスの影響で2年延ばしてですね。 ◆せぬま剛 委員  また延ばすの。 ◎道路整備室長 ええ。という状況で、2年間先送りにしている状況でございます。 ◆せぬま剛 委員  そのときに、せっかく将来、防災船着場をそこに設置するのであれば、その船着場を水陸両用車が使用可能な方向で考えたらどうだという提案がありました。  その後、その話は全く、検討したとも、しないとも何の話もないんですが、一応、どうなんでしょうか。 ◎工藤 副区長  たしか葛飾区で購入をしたということですけれども、ちょっとその活用状況等も調べて、どういう方法がいいのか検討していきます。 ◆せぬま剛 委員  水陸両用車の提案の理由は、やはり、仮に、その出発地が北千住駅前からということであれば、そのニッピ跡のところからも経由して、浅草の船着場へも羽田へも、ディズニーランドにも行けるじゃないかと、観光としても有効であろうと。  それから、災害時においては、船のように災害用品を積下し・積込みをしなくて、陸上で全部済んで、そのまましかるべき場所に持ってこられるという、その時間短縮という意味合いにおいても、防災上有利なのではないか、いろいろな思いの話があったように記憶しております。  是非、面白おかしい話と済ますのではなくて、今言った可能性を求めて、そして、その可能性の中でどういう有効活用ができるのかということも是非、検討して、途中で、もし区として絶対やらないと言うんならやらないんですが、やれる方向であるならば、ここまで検討しましたよ。川の中に設置するんですから、技術的な問題があるでしょう、許可の問題もあるでしょう。いろいろな問題があろうと思いますけれども、是非その提案に応える、その途中の検討状況の御説明をいただきたいと思いますが、いただけるでしょうか。 ◎工藤 副区長  他自治体の活用状況も調査をして、経過報告させていただきます。 ◆せぬま剛 委員  よろしくどうぞ。 ◆浅子けい子 委員  ちょっと千住の話が出たので、一言。  千住の地域が全てエリアデザインだと、当初そういう発言をなされていまして、区の方が。今回へんみ委員のお話では、各地域地域のエリアで考えていかなければならないんじゃないかというお話がありましたけれども、私は、やはり千住の地域、エリアというと基本は民間の活力を活用して開発をしていく、ということになっているかと思います。  そして、千住一丁目も民間の活力ということでできたものがなかなか、多くの皆さんから見ると、ただの民間のマンションじゃないかというような御意見が発せられるような事態になっています。  そして、先ほども、へんみ委員の方から、綾瀬の駅前、民間の住友不動産が今度、建物を建てるわけですけれども、駅を出ると、ほとんどがエントランスだと。それはもう、区の方では限界だというお話を聞くと、民間の活力を活用してというのも限界があって、やはりしっかりそこをわきまえて、エリアを考えていかなければならないんじゃないかなというふうにつくづく思うんですね。  そういう点で、なぜ、当初、千住地域は全てエリアだとそういう考えになったのか、その考えを改めてお聞きしたいと思います。 ◎エリアデザイン推進室長 千住エリア全部、エリアデザインの区域という考え方、今もそれは変わりません。あくまでも千住のあそこは全部、エリアデザインとして、区としてまちづくりをやっていくという方針は持っています。  ただ、進めるに当たって、東口は東口でまちづくりをするのであれば、単位としていいのか、川沿いは川沿いで単位として、まちづくりを統一的に進めるのがいいのか。進め方として、分けた方がいいのか、全体がいいのかという議論があるのは間違いありません。  ただ、繰り返しになりますが、我々としては、あくまでも千住エリアデザインとまちづくりについてはあそこの千住全体を考えております。  それと、民間を活用したまちづくりについて限界があるというお話なんですが、それも、民間を活用したまちづくりというのは限界もありますし、行政でできることも限界はあると思います。  そこは、その場面場面での手法を選びながら、まちづくりをしていきたいというふうに考えております。 ◆にたない和 委員  ちょっと1点だけ質問させていただければと思うんですけれども。  竹の塚エリアデザインの方で触れています会場説明会アンケート(オープンハウス型説明会)についてなんですけれども、これは、予定だと6月下旬の平日・休日の各1日ずつ実施していくということですけれども、何か具体的に決まっているところがあれば、教えていただければと思うんですけれども。 ◎エリアデザイン推進室長 ちょっとどこでどういうふうにというのは決まっていないんですが、新型コロナウイルスの状況によると思います。  本来であれば、商業施設や駅など、人がいるところに出ていって、いろいろな人からたくさんのアンケートを集めたいとも考えております。  しかし、新型コロナウイルスの感染など、その辺のモラルのことを考えると、必ずしもそれが正解だとも限りませんので、それについて状況を見て判断したいということで、このような記載で今回報告させていただきました。 ◆にたない和 委員  新型コロナウイルスのことを考えると、そういった部分もあるんだろうなとは思うんですけれども、新型コロナウイルスもいずれかは収束するわけで、6月の状況を見てというところだとは思います。  その新型コロナウイルスの状況を差っ引いたところで、ちょっと教えていただきたいんですけれども、これまで例えば何人ぐらいで、大体どれぐらいの時間で、毎回このオープンハウス型説明会の例えば六町であるとか西新井とかで実施していただいていたと思うんですけれども、いろいろなところで実施していただいたときに、どれぐらいの規模でやっていたのかと、そういったところというのは教えていただけますか。ざっくりで大丈夫です。 ◎エリアデザイン推進室長 すみません、すぐちょっと資料が出てこないんですが、たしか江北エリアデザインのときに、江北駅でとって、2日間でたしか400件だったような、そんな記憶でございます。 ◆にたない和 委員  このオープンハウス型説明会自体というのは、区としてはどんな評価をされているのかと。いろいろな手法があるとは思うんですけれども、特にオープンンハウス型説明会について、どういった印象を持っているのか教えてもらえれば。
    エリアデザイン推進室長 2つ意味があると思っています。  まず、アンケートの数をとる、若しくは、いろいろな年代層からとる、という意味で、そこでまず1つ意味があると思っています。  それと、2つ目にWEB上のアンケートだとか、体育館とかでやる説明会と違って、一対一で、まちの方の御意見をいろいろ時間掛けてヒアリングしたり、いろいろな意見を聞くことができるので、そういった意味では、濃い情報をそれぞれから取れるというところが、すごくメリットだと思っていますので、2つの意味があるというふうに考えています。 ◆にたない和 委員  本当に非常に、定量型の調査じゃなくて、本当に定性型の調査ができるというのも非常に有効だと思いますし、シティプロモーションの方からしても、こうやって区の職員の方とかが実際に駅前とかでやっている姿を見て、区も必死にこのまちのことについて考えているんだなという効果もあると思うんですよね。  一方で、ちょっと先ほどの最初の、冒頭の方のこれが、西新井エリアデザインの調査の方でもありましたけれども、回答を見てみると、例えば20代の方が1人、30代・40代の方が0人で、50代の方が2人でしたっけ、60代でまた低くなってという形で、大変、非常に若い方からの意見とか、働いている世代の方の意見を取るのが、もう本当に非常に難しくなってくると。  広報的なポスティングを幾ら増やそうとしても、関心が強ければそれは見るかもしれないけれども、関心のなかなかない世代に対してアプローチできるのというのは、本当に唯一、このオープンハウス型の説明会なんだろうなと。  そういったところで、働く世代に対してもアプローチができるというところで非常に可能性を感じるんですけれども、今後これというのは、より拡充していく、今、平日と休日の1日ずつですけれども、例えば1週間ぐらいとか、期間を延長するなり、今もうかなり時間を、それぞれ平日だと夕方以降の時間帯を中心にしたりとか、休日だと昼間の時間帯で、非常に工夫されていると思うんですけれども、今後何かオープンハウス型説明会については拡充していく考えとかというのはいかがでしょう。 ◎エリアデザイン推進室長 我々としては、ある一定数の数は取りたいと思っていますが、日にちを多くとるということは、それだけの人件費だとか労力だとかも掛かりますので、そこは我々が欲しい情報量とその費用対効果というのを見ながら検討するということになると思います。 ◆にたない和 委員  これは調査だけという効果ではなく、先ほどみたいな形で本当に区としての姿勢がしっかりと皆さんの方に伝わるし、皆さんのふだん聞けない声が聞こえるというところでいうと、かなり費用対効果としては、効果がすごく高いんじゃないかなとは思うんですよね。  その中で、私がたまたま六町のところとか、ほかのところでもオープンハウス型説明会を見に行ったときに、執行機関の皆さんが一生懸命、直接やっていたと思うんですよ。  例えばこれをアウトソースというか外注したりとか、キャンペーン会社であったりとかそういった会社にある程度委託して、1人だけでも執行機関の方の人数を狭めても、そういったやり方というのも考えられるんじゃないのか、アルバイトであるとか何かという、そういったところも含めて、いかがでしょうかね。 ◎政策経営部長 今回のオープンハウス型説明会は、当初、綾瀬のエリアデザインを策定したときに、なかなか不特定多数の区民の方の意見を聞き取れていないんではないかというところで、ひとつ着手したところがあります。  その後もWEBアンケートとか様々な手法を取り入れて、なるべく区民の方の意見を多くいただこうと思っています。  このオープンハウス型説明会も、六町であれば六町駅でやったり住区センターとかでやりましたけれども、どうしてもやっぱり施設の場所に設置をしているのでは、そこの利用者限定になってしまうので、やはりそういった部分で広くやるのであれば、場所を拡散してかなければいけない、広げていかなければいけない。  そうすると今、エリアデザイン推進室長から話がありましたように、人件費等のお話があるんですが、やはり区民の方に伝えるイメージ、区民の方が持っているイメージを、やっぱりその担当している職員がじかに聞かないと、なかなかそのまちづくりに反映できないというところがあって、なかなかちょっと外注で全てやっていくというのは難しいのかなというふうに認識しておりますので、できるだけそこに関わっている職員が直接話を聞いて、それを計画に反映していく、そういう姿勢が大切だと思いますので、なかなか今、いっときにこれを拡充するというのはちょっと難しいのかなと。  今後また改めて、そういった部分で意見を聞きやすい方法というのをまた、鋭意検討していきたいと考えております。 ◆にたない和 委員  アウトソースするやり方によっても、工夫していけば何とかそういった声というのも拾えるし、逆にこちらの意図、エリアデザインの取組とかというのも広くアピールすることができると思いますので、是非いろいろな工夫のやり方とかあるとは思いますので。  ただ、今現在のこのたった2日間だけというのは、例えば1回駅に来て、「オープンハウス型の説明会やっているな」で、家に持ち帰って家族で、「実は西新井の何々やっていたよ」「区の職員来ていたよ」という話で、「じゃ、俺、実は意見あるんだ。今度行ってみようか」と。ただ、行ったらもうやっていないと、そういったところも想像できますので、より少しでも長くやるということは大変意味のあることですし、相乗的に効果も上がってくると思いますので、ちょっといろいろなやり方があるとは思いますので、是非、検討していただければと思います。 ◎政策経営部長 オープンハウス型説明会に関しては、これと並行して、また、多くの方が来られるように教室型の説明会も開催をしております。  そういった部分では、なるべく広く意見をいただけるような形は今後も検討していきたいと考えております。 ◆にたない和 委員  ありがとうございます。このオープンハウス型になぜこだわるかというと、教室まで足を運べない人とか、現役世代、興味のない人にかなりアプローチできるというところで非常に有用性があると思いますので、是非ともよろしくお願いいたします。要望です。 ○はたの昭彦 委員長  他に質疑はございませんか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○はたの昭彦 委員長  それでは、質疑なしと認めます。 ○はたの昭彦 委員長  次に、その他に移ります。  何かその他はありますか。 ◆吉田こうじ 委員  すみません、1点だけなんですが、どこの委員会で伺っていいか分からないので、ちょうど今日、みどりと公園推進室長いらっしゃるので。  足立区の花として桜がもうそろそろ満開なんですけれども、今年は花めぐりバスや何かもありませんけれども、極力、例えば区役所側としては、区としては、お花見は御遠慮いただくという方向だと思うんですけれども、特に、そこに至って各公園で区の方から何か、そういう方たちに呼び掛けるような働きはされているのか、ちょっと教えていただければと思います。 ◎みどりと公園推進室長 もう既に、各公園というか、桜が多いところについては、木のところに注意喚起ということで、「宴会等をお控えください」といったようなお知らせを、現地に貼っているようなところでございますし、巡回ですとかそういったときにお酒を飲んでいる方がいらっしゃれば、お声掛けをせざるを得ないというふうに考えております。 ◆吉田こうじ 委員  分かりました。  なかなか厳しいお仕事かと思いますけれども、感染拡大という部分でも大変大切な取組だと思いますので、よろしくお願いします。  それで、1点お聞きしたいのは、このエリアデザインの場合は、にぎわいというのが非常にキーワードになるんですけれども、そのにぎわいを図るという意味では、例えば今そういう、先週よりも人出が多いか少ないかということで、ビッグデータの活用というのは結構されているんですけれども、足立区内では、例えば今、千住の辺りで、竹の塚の辺りでどのぐらいの人が集まっているとかというようなデータの活用というのはされているのかどうか、ちょっと聞きたいんですが。 ◎政策経営部長 申し訳ございません、今現在、その情報の収集と活用というのは実施をしていない状況でございます。 ◆吉田こうじ 委員  やはり「にぎわい」というキーワードがある限りは、いずれはそういう部分の人出とかそういう部分も非常に重要になってくるんじゃないかな。土日は、例えばこういうエリアデザインで、ここの辺の人たちのにぎわいを持ってきたいんだという思いがあったとしても、実際に人が集まっていなかった。区が思っているような人の流れにはなっていなかったというのを、やっぱり客観的データでこれは検証していく必要があると思うので、やはりエリアデザインの方で、その取組の中でそういうビッグデータの取組というのは非常に重要になるんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎エリアデザイン推進室長 そういった資料だとかデータが取れるのかというのは、ちょっとお時間をいただいて検討しますし、出せるようなものであれば出せるようにちょっと努力しますので、少々お時間いただければと思います。 ◆吉田こうじ 委員  いますぐということでは、もちろんございません。ただ、これからどんどんその成熟期に入っていくというか、エリアデザインが一つ一つ山を越えて成熟期に入っていくに当たっては、やっぱり検証というのはすごく大事なことだと思いますので、是非その辺も研究して、検討していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ◎政策経営部長 千住であれば、大学ができる前とできた後、歩行者の交通量等の調査はしておりますので、継続したこういった調査も含めて検討していきたいと考えております。 ○はたの昭彦 委員長  他に質疑はよろしいですか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○はたの昭彦 委員長  では、質疑なしと認めます。  以上をもちまして、本日のエリアデザイン調査特別委員会を閉会いたします。       午後3時49分閉会...