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令和 3年 1月21日文教委員会−01月21日-01号
令和 3年 1月21日建設委員会−01月21日-01号

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  1. 足立区議会 2021-01-21
    令和 3年 1月21日建設委員会−01月21日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 3年 1月21日建設委員会−01月21日-01号令和 3年 1月21日建設委員会       午前9時57分開会 ○小泉ひろし 委員長  定刻前でございますが、皆様おそろいになりましたので、ただいまから建設委員会を開会いたします。 ○小泉ひろし 委員長  最初に、記録署名員2名を私から御指名申し上げます。  新井委員西の原委員、よろしくお願いします。 ○小泉ひろし 委員長  次に、陳情の審査に移ります。  (1)元受理番号17 花畑運河歴史文化的価値の保存を求める陳情を単独議題といたします。前回は継続審査であります。  最初に、区議会事務局次長から報告があります。 ◎区議会事務局次長 陳情者から、本陳情につきましては取り下げて、改めて別の陳情を提出するとの御意向がございましたが、現在のところ、取下願の提出は、まだない状況でございます。 ○小泉ひろし 委員長  ただいまの区議会事務局次長からの報告のとおり、陳情者から取下げの意向がありますので、本委員会においては、継続審査といたしたいと思いますが、御異議ありませんでしょうか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○小泉ひろし 委員長  御異議ないと認め、本件は継続審査とすることに決定いたしました。
    小泉ひろし 委員長  次に、所管事務の調査に移ります。  (1)パークイノベーションに関する調査を単独議題といたします。  また、報告事項(8)公園活用推進連絡会の開催結果についてが本調査と関連しておりますので、併せて執行機関より説明を求めます。 ◎みどりと公園推進室長 おはようございます。よろしくお願いします。  建設委員会報告資料23ページを御覧ください。よろしいでしょうか。  公園活用推進連絡会の開催結果についての御報告でございます。  まず、1の開催概要につきましては、記載のとおりでございますが、連絡会の構成につきましては、(4)に記載してございますが、この方々から、足立区パークイノベーション推進計画の令和元年度下半期から令和2年度の上半期の取組状況について御意見をいただきました。  続きまして、2でございます。連絡会での報告内容につきましては、(1)の工事した公園、利用者数など、(2)の情報発信、(3)の昨年度いただいた御意見についての反映について、(1)につきましては25ページ、26ページ、(2)につきましては27ページ、(3)につきましては28ページに記載してございます。  続きまして、24ページを御覧ください。公園活用推進連絡会でいただいた主な御意見でございます。  まず、施設整備につきましては、障がい者用の駐車場、だれでもトイレの設置が必要である。  公園の利用につきましては、保育園など団体で広場を使う際に、ほかの利用者と重なることがあるので、そういった場合、時間で年齢層とかを分けてほしいといったようなことでございます。  情報発信につきましては、SNSで公園ごとにどんな施設があるか発信してほしい。それによって、利用する公園を選ぶことができるといったような御意見をいただいております。  いずれにつきましても、前向きに取り組んでまいります。 ○小泉ひろし 委員長  それでは質疑に入ります。  何か質疑はございませんか。 ◆さの智恵子 委員  ちょっと私のほうから何点かお伺いさせていただきたいというふうに思っております。  この連絡会の開催に当たりまして、改修工事実施状況利用調査の結果ということでも記載されておりまして、大変分かりやすい内容でございます。  特に26ページから、こちら6公園がパークイノベーションによるにぎわいの公園ということで改修工事もされておりますし、様々な媒体でも紹介がされておりまして、私、偶然、「ネタドリ」のテレビ番組を視聴しまして、そのコメンテーターの方が、足立区はすばらしいですねと、そういう利用しやすい公園があって本当にいいですねというお声もございました。  それに当たりまして、利用者数の増も26ページでは紹介をされておりまして、特に舎人七号公園は7名から128名の利用ということで、本当に大幅な利用ということで、近所の公園にはない遊具が集約されていて大人気ということでもございますし、若干、高齢者のところにつきましては、コロナ禍において外出の自粛もされているということで、なかなか伸びが厳しいのかとは思いますが、私も地元にあります梅田公園と梅島二丁目公園のほうには行って、現地というか拝見させていただきました。  特に梅田公園も、ボール遊びができるということで本当に子供たちが元気いっぱいに遊んでいた姿とか、また、この梅島二丁目公園もサファリパークの公園ということで、ちょっと私も期待して行ったんですけれども、遊具が動物になっておりまして、本当に幼稚園児、また保育園児ぐらいの方たちが遊んでいたという状況でございました。  確かに、地元の方とか、これまで利用されている方たちはかなり知っているところがあるんですけれども、取組でもやはり情報発信が大事だということでもございますが、こちらは継続的な発信ということで、今後SNSも使ってということでございますが、どのような発信を考えていらっしゃいますでしょうか。 ◎パークイノベーション担当課長 今後は、特色のある公園について、テーマを絞って発信していきたいというふうに考えております。  例えば、障がい者も使えるようなインクルーシブ公園等について、いろいろチラシ等を作成しまして、効果的な障がい者施設等にも声をお掛けするなど、情報発信をしていきたいというふうに考えております。 ◆さの智恵子 委員  分かりました。是非よろしくお願いいたします。  また、28ページには、昨年度の会議での御意見に関する回答ということでございまして、特に障がい者に対する配慮が欲しいということで、先ほども高齢者の方のインクルーシブ公園ということもございましたが、先日、私、テレビを見ておりまして、東京都でも日本初のこちらはインクルーシブ公園の開園ということで、「としまキッズパーク」と、また世田谷の「みんなのひろば」ということで御紹介がされておりました。  特に障がいをお持ちのお母様たちが、なかなか公園に行きにくい。特に発達障がいがあるお子様だと、外見上はなかなか区別が付かないということで、公園に行くのを考えてしまうというそんなこともあったんですけれども、足立区には舎人公園みたいな東京都の公園もございますし、このインクルーシブ公園というのが、遊具が、とてもけがをしにくいとか、車椅子でも入れるということもございまして、障がい者だけではなく、誰にでも安全に使える公園ということもございますし、また、本当にみんなが、障がいがある子もない子も一緒に遊べるということでは、今後是非、足立区にもこういう公園の設置の検討をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎パークイノベーション担当課長 来年度から東京都のほうで、だれもが遊べる児童遊具広場事業という補助事業も始まりますので、そういう補助も活用しながら、地域の中にバランスよく、障がいのある子もない子も一緒になって遊べるような公園づくりをしていきたいというふうに考えております。 ◆さの智恵子 委員  是非、よろしくお願いしたいと思います。要望です。 ◆市川おさと 委員  パークイノベーション、26ページなんですけれども、舎人七号公園、これも私の地元の公園ということで、利用者数が7名から128名になったということであります。  前のところから私も近所なので知っているんですけれども、前のときは草ぼうぼうの野っ原でありまして、正月なんか、たこ揚げするのにちょうどよくて、ほかのお客さんがいなくて、何か結構それはそれで気に入っていたんですけれども。  また、パークイノベーションで遊具がバシッとありまして、整えまして、そうするといつ行ってもお客さん、親子連れですね。親子連れがいつ行っても遊んでいるという、本当に地域に愛される、新しい形になって公園が誕生したなということを思うわけであります。  この件に関わった区の執行機関の皆様には、この場を借りてお礼を申し上げます。どうもありがとうございます。  それから舎人十二号公園、これも近所なんですけれども、これも1回、実は設計図ができていたんですけれども、真ん中のこの階段のところ、これは私のほうからお願いしまして、車椅子で行けるようにということで、スロープに設計変更してもらいました。  そうしたことで、先ほどさの委員からもお話ございましたけれども、障がい者にとっても使いやすい、本当に便利ないい公園になったなというふうに思います。これに関しましてもお礼を申し上げます。  さて、今、いいことを言いましたけれども、悪いこともある。やっぱり公園というのは、すごく施設が古いんですよね。もう相当前から古くありまして、そうすると例えば、よく私言うんですけれども、出入口のところの杭が車椅子ではもう全然入れないような間隔になっている、そういう古い公園がまだ結構残っていると。  インクルーシブ公園というのも新規に造ったりリニューアルするときに、そういう形にするというのは大変、結構なことなんですけれども、むしろ今ある公園、しばらく手を入れる予定もないような公園の出入口の例えば杭の間隔なんかにしても、これは皆さん、現場をもって手がたくさんあって、状況についても調べられるわけですから、こういうことも調べて、本格的なリニューアルをする、しないにかかわらず、早期に改修をしてもらいたいなというふうに思うんですけれども、いかがですか。 ◎公園管理課長 市川委員のおっしゃるとおり、日常的な維持管理の面で、出入口等も確認させていただきまして、改修できるところは随時改修していきたいと考えております。 ◆市川おさと 委員  パークイノベーションだとかインクルーシブ公園だとか派手な施策、それはそれで大事なんですけれども、やはり公園というのは地域の人に非常に親しまれているものでございますので、今まで声が上がっていなかったからといって無視をしないで、是非、そういう地道なところですけれども、しっかりやっていってもらいたいなというふうに思うわけであります。  それから、インクルーシブ遊具という話もあるんですけれども、相当前にこの建設委員会で私がお願いして付けてもらった保木間公園インクルーシブブランコ、これにつきましても、当初から非常に評判がよかったというふうにも聞いておりますけれども、現状、どうなっておりますでしょうか。 ◎公園管理課長 造られた当初のような形で利用されていると認識しておりますけれども、すみません。 ◆市川おさと 委員  私も自分が言って造ってもらったものですから、時々見に行っているんですけれども、ほかの、インクルーシブブランコじゃない、普通のブランコもあるんですけれども、行く度に思いますのは、このインクルーシブブランコが、別に障がいがなくても、障がいがないお子さんにとっても使いやすいようで、非常に使われているなというふうにも思います。  ですから、こうしたインクルーシブ遊具というのは、正にインクルーシブなものでありまして、障がいがない人にとっても非常に使い勝手がいいものが多いというふうに認識しておりますので、この方向性はしっかりやっていってもらいたいなということで、要望いたします。  以上です。 ○小泉ひろし 委員長  他に質問ございますか。 ◆西の原えみ子 委員  私も1点、この公園の関係で、梅島二丁目公園のことで御質問させていただきます。  私も、リニューアルされた公園に行って、本当に明るくなって、こんなに広かったんだということではとても歓迎いたしました。  そこで、トイレが撤去されたというところで、そのトイレの撤去の理由と、例えばそこで使っていた方々が今度、代替えとしてどこが使用できるのかとか、そこにまた必要だということでの御意見などというのに対しては、どのようにお答えすればよろしいでしょうか。 ◎パークイノベーション担当課長 公園を改修する前に、保育園等利用者状況を調査しております。  そういう方が主にトイレを御利用されていましたので、周辺のベルモント公園トイレ等をきちんと御紹介しながら、改修のほうをさせていただいております。 ○小泉ひろし 委員長  他に質問ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○小泉ひろし 委員長  なしと認めます。 ○小泉ひろし 委員長  次に、報告事項に移ります。  (1)高台まちづくりの実践に向けたモデル地区の設定について、(2)第二次足立区景観計画の策定について、(3)足立区バリアフリー地区別計画江北周辺地区)素案に関するパブリックコメントの実施結果について、(4)区営関屋自転車駐車場の一時移転についてを都市建設部長から、(5)【追加報告】花畑川環境整備事業についてを道路整備室長から、(6)島根四丁目地区地区計画の変更について、(7)興野周辺地区まちづくり協議会(第10回)の開催結果についてを市街地整備室長から報告を受けて、質疑に入ります。 ◎都市建設部長 よろしくお願いいたします。  建設委員会報告資料2ページを御覧いただきたいと思います。  高台まちづくりの実践に向けたモデル地区の設定についてということでございます。  これは、一昨年の台風19号を受けて、経緯にもございますとおり、国と東京都によりまして昨年1月に『災害に強い首都「東京」の形成に向けた連絡会議』、こういったものが設置をされました。  この中で、昨年の12月15日に『災害に強い首都「東京」形成ビジョン』というものが発表されまして、当区におきましても、災害に強い拠点づくり構想の検討ということでモデル地区として選定をされているということでございます。  検討の候補地ということでは、東京都立中川公園、小台・宮城地区について想定をしているところでございます。  主な検討内容につきましては、公共施設等を活用した災害に強い拠点づくり、また、防災計画、特にコミュニティラインですとか高台を活用した避難場所、こういった検討をしていくということでございます。  今回、荒川沿川の7区がモデル地区ということで掲載をされてございますけれども、今後この事業につきましては、国及び都と各区が連携をして進めていくということで、具体的な検討を進めていきたいということでございます。  3ページにつきましては、国のほうの発表の資料になりますので、御覧いただければと思います。  続きまして4ページ、御覧をいただきたいと思います。  第二次足立区景観計画の策定についてということでございます。これまでパブリックコメント等、様々、御議論いただきまして、いよいよ計画の策定というところまで進んできたということでの御報告でございます。  5ページ、6ページを御覧いただきますと、簡単ではございますが、概要版、記載をさせていただいております。  2番の計画の目指すところというところでは、「足立らしい魅力ある景観でつくる親しみを感じる住環境と心豊かなくらし〜ともに創るくらしのまち足立の景観〜」ということで目標を掲げてございます。  6ページにございますとおり、景観形成の施策を、施策群1、保全・活用、施策群2、特定地区施策群3、規制・誘導というような形で分類をさせていただきまして、PDCAサイクルによる進行管理をしていきたいという内容でございます。  続きまして7ページ、御覧をいただきたいと思います。  足立区バリアフリー地区別計画江北周辺地区)素案に関するパブリックコメントの実施結果ということでございます。  実施期間、記載のとおりでございまして、実際に2名の方から4件の御意見をいただいております。  その内容につきましては、9ページ以降になりますけれども、例えば9ページに関しましては、歩道のガードレールの作り方についての御意見をいただいております。  また、10ページ、道路の設備や安全面に関することということで、具体的な江北三丁目地区の交差点の御意見をいただいているところでございます。  また、11ページにつきましては、江北バス通りに関することということで、車道・歩道の区別がなくガードレールもなく危険であるというようなことでの御意見をいただいてございます。  今後でございますけれども、2月4日、7ページにお戻りいただきたいんですが、足立区バリアフリー協議会、これは書面開催とさせていただきますけれども、これを開催して、御意見をいただいた後、ホームページにパブリックコメントに関する区の考え方を公表して、3月には計画を策定という形で進めてまいりたいと考えております。よろしくお願いします。  続きまして、12ページ御覧をいただきたいと思います。区営関屋自転車駐車場の一時移転についてということでございます。  これは、東京都の下水道工事浸水対策)ということで、墨堤通りの工事を進めている関係がございまして、区営関屋自転車駐車場でございますけれども、現在の位置よりも50mほど移動になってしまうということで、令和3年2月1日から令和5年3月末までということでございますが、御不便をお掛けしますけれども、屋根等の利用環境については同等でということで進めてまいる予定でございます。  御利用いただく皆様への周知を徹底してまいりたいと考えております。 ◎道路整備室長 よろしくお願いします。   【追加】花畑川環境整備事業についてでございます。これまで説明が足りない部分もあり、前回、様々な質問をいただきました。大変申し訳ございませんでした。  今回、工事スケジュールと、前回、質問のあった事項について、まとめさせていただきました。  13ページ、1番でございます。工事スケジュールについてでございます。  16ページを御覧ください。別紙1ということで、区間と工事の順番が違うので、なかなか分かりづらいなということがありましたので、その辺をきちんと整理させていただいてございます。13ページに戻っていただきまして、(2)、今の図面のとおりでございます。  (3)、次は雪見橋から富士見歩道橋区間、第1期工事についてですけれども、本年度の3月から、約3年間掛けてやりたいということで考えてございます。  富士見歩道橋については、第1期工事後にやりたいというふうに考えているところでございます。  2番でございます。前回、委員会で質問あった事項についてということでございます。  (1)河道幅についてでございます。下の図面のとおり、17mの河道幅と、両側に陸部として8mずつとっているという状況でございます。  続いて14ページでございます。  (2)拠点部(公園に近接した花畑川)の整備について御質問がありましたので、これはイメージなんですけれども、今考えているのはこういう状況でございます。階段護岸を造って、ボート等の利用が可能になるような形を考えてございます。  今後、これについても、2期以降、地元と相談しながら進めていきたいというふうに考えてございます。  (3)両岸の道路(花畑川側道)について御質問ありました。道路については様々、一方通行でもというような御意見がありましたけれども、なかなか地元の御意向等があるとともに、車の使い勝手等を考えて、現状のままで考えているという状況でございます。  続いて、(4)六ツ木水門花畑水門水門幅についてでございます。  水門幅については、災害時の物資輸送については、隅田川と荒川から陸送するということを考えてございまして、17ページのほうに、足立区防災船着場計画位置図を載せてございます。これが今の足立区の防災船着場計画でございます。これは、国や東京都の計画も含めて載せてございます。基本的には、荒川、隅田川を中心に考えているという状況でございます。  14ページにお戻りいただいて、水門幅については、物資を輸送する舟運を想定していませんので、カヌー等がすれ違える幅ということで4.5mで設定してございます。  (5)水門の耐震性についてですけれども、これも、こちらの説明のほうがまずかったのかなと思っていますけれども、水門の幅について4.5mにしたのは、耐震性ということではなくて、カヌーの幅等を基に決めたということでございます。
     15ページでございます。  (6)地元意見取り入れ方についてですけれども、意向につきましても、地元や学識経験者等の意見を聞きながら整備は続けていきたいというふうに考えてございます。  (7)歴史的・文化的経緯の保存についてということにつきましても、郷土博物館等と連携しながら、収集、保存、公開等を行っていきたい。また、現地にも何らかの標示等ができればいいかなというふうに考えているところでございます。  令和3年度の第1回定例会で、契約案件として上程できればというふうに考えてございます。 ◎市街地整備室長 恐れ入ります、18ページをお願いいたします。  島根四丁目地区地区計画の変更についての御説明になります。  島根四丁目地区地区計画につきましては、平成11年2月に策定した地区計画でございますが、今回、地区施設の位置の変更をさせていただくということで御報告でございます。  理由でございますが、当地区内においてマンション建設により道路整備が見込めない状況や周辺道路整備状況から、区画道路の規模、位置を見直しさせていただくということでございます。  位置図でございます。島田四丁目地区につきましては、竹の塚センター通り255号線、環七北通り256号線が交差した地域になっております。今回変更する部分につきましては、紫色の矢印で示した4路線が今回の対象でございます。  区画道路7号から9号までは拡幅、10号については廃止ということで計画を進めさせていただいているところでございます。  19ページになります。今後、都市計画手続を進める上で、原案の周知につきましては、新型コロナウイルス感染防止対策のため、説明会代替措置を取らせていただき、下表にあるとおりの手続を進めさせていただきたいと考えております。  5番の今後の予定でございますが、3月上旬に地域の皆さん全員まちづくりニュースを配布し、4月から都市計画法第16条に基づく都市計画案の公告・縦覧。7月には都市計画審議会を開催させていただいて、変更後の計画決定を行いたいというふうに考えているところでございます。  続きまして、20ページをお願いいたします。  興野周辺地区まちづくり協議会(第10回)の開催結果についての御報告でございます。  令和2年12月3日に開催させていただいたところでございます。場所、参加者については、記載のとおりでございます。  内容は、(1)まち歩きの結果についてから(4)公社興野住宅新設公園整備計画についてということで説明をさせていただいて御意見をいただいたところでございます。  なお、(2)興野周辺地区の区域の拡張につきましては、別紙1ということで、21ページに記載をさせていただいておりまして、(4)の公社興野住宅新設公園整備計画については別紙2ということで、22ページに掲載をさせていただいているところでございます。  主な質疑につきましては、3点ばかりいただいておるところでございます。記載のとおりでございます。  今後の予定でございますが、令和3年2月に、地区まちづくり計画住民説明会を開催しようと企画しておったわけなんですが、新型コロナウイルスの関係で、申し訳ございません、郵送等の代替措置で計画を住民の皆さんに送付させていただいて、確認をいただき、御意見をいただくような説明会に代替させていただきたいと思います。  問題点、今後の方針でございますが、地区整備計画策定に向け、周辺住民の意見を聞きながら、丁寧に進めてまいりたいと考えております。 ○小泉ひろし 委員長  何か質疑はございますか。 ◆さの智恵子 委員  私のほうからは、こちらの20ページ、興野周辺地区まちづくり協議会の開催結果についてお伺いをさせていただきたいというふうに思っております。  こちら地元の12名の方が御参加をされまして、質疑の3番のほうでもございますが、新設公園にトイレは設置されないのかということの質問がございまして、今回の整備にトイレの設置は考えていないが、将来の再配置の際は検討するということの答弁でございました。  この新設の公園については、来年度から着工されるということでも伺っておりますが、昨年の第3回定例会の一般質問や、また10月12日の決算特別委員会で小泉委員長のほうから、特色ある公園としての要望と、だれでもトイレの設置を提案、要望しています。  また、その際の答弁でも、都市計画道路ができると、まちも変わるので、その際には、適正配置を考えながらもトイレの設置を考えていきたいと思うし、だれでもトイレは必須だと考えているとの答弁でございました。  12月3日の、先ほどのところでも、今後に向けては、再配置の際は検討するとございますが、現在の検討状況はいかがでしょうか。 ◎パークイノベーション担当課長 興野地域周辺には、だれでもトイレがある公園がございませんので、今回、JKKの公園整備後、なるべく早くこの公園にだれでもトイレを区のほうで設置するように進めてまいりたいというふうに考えております。 ◆さの智恵子 委員  分かりました。  この都市計画道路の整備に際しまして、公園がなくなっていたりとか、かなり、まちもこれから変わってくるという状況でございます。地域の方の要望が多い、だれでもトイレでございますので、また早期整備に向けて、是非よろしくお願いいたします。要望です。 ○小泉ひろし 委員長  他に質問。 ◆鈴木あきら 委員  まず、高台まちづくりの実践に向けたモデル地区の設定についてなんですが、今回こういった御報告があり、そして、従来からずっと主張しておる都立中川公園について、こういった明記がされているということはとてもありがたいし、それについては本当にとても感謝をしております。  そういった中で、ただ、2番の(2)の検討候補地ということで、高台として整備予定がある都立中川公園のほか、コミュニティ・タイムラインの検討や高規格堤防事業が進む小台・宮城地区等を想定というふうに、このように書いてあるわけですけれども、右側の図面等、国から出ているもの、こういったものを見ても、そういった中では、はっきりもう決定というか設定されたということなので、そういった意味では、ここでまだ、あえて想定とかという言葉でしているというのは、どういう内容なのか、もうちょっとはっきり言っていただければありがたいと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ◎企画調整課長 現在、区のほうで、この高台まちづくりの実践に向けて、災害に強い拠点づくり構想というのを総合防災対策室と都市建設部のほうでPTをつくって検討させていただいています。  その中で、国のほうも幾つか候補地を具体的な場所を挙げてほしいというところで、取りあえず今いろいろと、高台についての可能性のあるというところでは、都立中川公園や小台・宮城地区、あと、国のほうの資料については新田地区ということでの高規格堤防が動いているところというところで検討しておりますので、ここの国の時点では、一応想定という形で記載させていただいていますけれども、今後、その拠点づくり構想の中で、中川公園も含めて、より具体的な実効性のあるまちづくり等の整備等をちょっと検討していきたいというところでは、もう間違いなく中川公園等につきましては、候補の中でやっていきたいというふうに考えております。 ◆鈴木あきら 委員  地元で説明するのにも、決定という文言とあくまでも想定では全然違うので、今の答えであれば、そういったものでもう進めていくということで、確定ということで判断していいというふうに捉えていいですね。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  次に、第二次足立区景観計画のほうですけれども、概要版を見させていただいて、これもいつか私のほうでちょっとお話をした記憶があるんですが、計画の目指すところというところで、特に足立らしい魅力ある景観でつくるというところなんですが、やはり足立らしい魅力というのは何かというふうに言ったときに、必ずよくこういった文言が出てはくるんですが、この場で言う足立らしいというものは何かということが必ず明記されていると、皆さん見て分かるんですが、その辺は明記されていないんですが、いかがでしょうか。 ◎都市計画課長 第二次足立区景観計画本編のほうに、まず最初、足立らしい景観を目指してというところで、足立区が目指す景観とはというところで、少しイメージ図を追加をさせていただきました。  これにつきましては、景観審議会の委員の方にも御協力をいただいて、まず、ここで少しイメージを持っていただくという意味で、言葉だけではなくて、イメージ図を追加させていただいて、イメージを膨らませていただいて、今後またその普及啓発等をしていきたいなというところで考えてございます。 ◆鈴木あきら 委員  やはり、こういったものが足立らしいんだよというのは、人それぞれ違ってくるかもしれませんけれども、区が言っている、この場での足立らしさというのはこういったものだよという根本的なものがあれば、そこからまた枝葉じゃないけれども、膨らましていくということがあると思うんですが、その根本的なものが全くないまま言われても、何を言いたいのという。それぞれ人に任せますよと言ったら悪いので、その辺ちゃんと明記していただければと思います。よろしくお願いいたします。  それから次に、江北周辺地区のバリアフリーに関してですけれども、先ほど部長のほうからもありましたけれども、意見として江北のバス通り60年以上もいうところがありましたけれども、これについての区の考え方というのは、補助第138号線の整備によりということでは書いてあるんですけれども、期待していますと言っても、正直言って斜めの道路ですね、このバス通りは。そこを補助第138号線ができたからといって、だったら環状七号線だって同じように突き抜けて、また、四角く行くわけでしょうと。だから、補助第138号線ができたとしても、また四角く行くわけで、直線の三角の近道じゃないよねという話というのは当然出てくるので、それについては期待していますと言うだけで終わっては、今後、これをどうするのかと。  なかなか大変なことであるのはよく分かっていますよ、そのバス通り広げるというのは絶対難しいというのは。ただ、問題点としてどうするのかというところも、今後こういう課題がまだ残っていますとかということもちゃんと区の考え方に入れていただかないとちょっとまずいんじゃないかなというふうに思っていますので、当然、引き続き東京都をはじめとする関係機関と協力しと言っても、こういったものを御提案、御意見と言っても、これは地域からどうするかと。あくまでも危険だから何とかしてほしいということなので、もっと積極的に区の取り組む姿勢が欲しいんですが、この辺いかがでしょう。 ◎都市建設部長 鈴木委員、今おっしゃっていただいたように、非常にここを拡幅というのはなかなか難しいというところは、私どもも考えているところでございまして、今、御指摘いただきましたとおり、課題解決に向けては、東京都と前向きに取り組んでいきたいと思いますので、都市計画道路を造って、その後というところもあるんですけれども、そういう意味では、地域の皆さんの御意見をきちんと受け止めていくということで、この部分については、少し書き直しをしていきたいなと考えております。 ◆鈴木あきら 委員  例えば極論ですけれども、通り抜けの車を、なかなか難しいというのは分かるんですが、1台1台チェックするのは難しいでしょうけれども、あくまでも通り抜けは、環状七号線を使うとか補助第138号を使うとかということにしてもらって、あくまでもバス通りですから、バスの安全性と、それからそこの周辺住民のための道路であるというような形というのも、これは何らかの形でもって、ほかの先行事例も調べていただいた上で計画していくとかということも、考えてもいいんじゃないかなというふうに思いますので、ちょっと提案させていただきます。  それから花畑川環境整備事業についてですが、先ほどこれは、あくまでも陳情者のほうの関係は継続ということなので、それでいいんですが、ただ、ここに書いてあります1番の工事スケジュールのところの(3)第1期工事、令和3年3月から5年度ということですけれども、当然、コロナの影響もあり、3月に始められるのかどうかとかという、その辺の見込みはどうでしょう。  それからもう1つは、2番の前回の委員会で質疑のあった事業についてというところの中の(2)拠点部の整備についてのところですけれども、護岸工事、階段護岸を配して安全に河川に近づける構造を検討するということで、これはもちろんそれはそのとおりなんですが、ただ、これも非常にメリットとデメリットがあって大変なんでしょうけれども、当然、親しみやすいというのは、川のほうに下りていけるというところがあるんですが、逆に、小さいお子さんを持っていらっしゃる方とか御高齢の方が踏み外してとか、そういったことになったときの危険性というのは、十分配慮というのも、何かどこかでもちろん安全性は担保するということだと思うんですけれども、もうちょっと詳しく記載しておいていただければというふうに思いますので、その辺いかがでしょうか。 ◎道路整備室長 工事の期間につきましては、今回、契約案件として、令和3年度の第1回定例会で上げたいというふうに、まだ業者が決まって、仮契約とかもまだないんですけれども、今、契約に対して進めているという状況でございます。  予算についても、今年度から3年債務ということで取っておりますので、着手していけるということでございます。  ただ、今の状況を考えると、今は10年でやりたいというふうに考えているところでございますけれども、それは今の経済状況等を含めて、それを見ながら、できるだけ早くというのが実際の現状の考えでございます。  安全対策なんですけれども、この階段護岸のところはボート等を使うので、川にも出られるような構造も必要なんですけれども、基本的には、水面のところには防護柵等が必要かなと。そこを開けるような形で、ボート等が出て行くという形になるんじゃないかなというふうに今、想定していますけれども、その辺もまた、地元の意見を聞きながら、詳細なことは決めていきたいというふうに考えてございます。 ◆鈴木あきら 委員  当然、税収も来年以降、今年度以降ということかな、かなり減ってくることも十分考えられるというか、多分というか、絶対そうなるだろうということで考えたときに、この工事がある意味では見直し時期とか、ちょっと延期などという話になっていく可能性というのはどうなのかなと思ったので、ちょっとお伺いしたんですけれども、その辺は順調に、こちらのほうは進めていくという判断でよろしいですね。分かりました。  それから、あと安全性のほうは、是非その辺も工事の段階で、地元の意見というよりも、こういったことを想定して危険性を回避することを考えていますというぐらいのことは言っていっていただきたいというふうに思っております。  その中で、2期工事以降のことをちょっと、まだまだ先なんでしょうけれども、お聞きしたいんですが、(6)番に地元意見取り入れ方についてということで書いてあるんですが、ここにはもう当然、学識からの意見も聞いた上で、その科学的知見を取り入れていくということの考え方は変わりませんか、大丈夫ですか。 ◎道路整備室長 できれば地元を中心とした協議会をつくって、アドバイザーとして学識を入れていただいて、いろいろな知見をいただきながら設計等を進めて、それに役立てていきたいというふうに考えてございます。 ◆鈴木あきら 委員  そうしますと当然、学識の方を入れて、いろいろアドバイスいただくということなんですが、現在もう2019年に国が示している川づくりアドバイザーという方からも意見を伺っているというふうに聞いていますけれども、これは、特にどういったことをアドバイスを生かしていくというふうに考えていますか。 ◎道路整備室長 アドバイザーからは、まず、川幅については、平成13年度案も現行案も狭いと。もっと広くして生かすべきだというような意見は、確かにいただいてございます。  アドバイザーからは、現在の堤防の高さなんですけれども、計画高水位から約60cmの余裕高を持ってございます。その分、堤防を造っているんですけれども、花畑川は両側水門なので、洪水の心配はないので余裕高は要らないということで、その堤防の分の幅とかを使う、あるいは両側の道路を狭めて、川幅を広げていくのがいいんじゃないかというようなアドバイスをいただいたんですけれども、堤防の高さについては、今の気象状況等を考えるとなかなか、あるいは水門操作等も考えると、更に60cm下げるということは、区としてはちょっと考えられないなというふうに判断して、採用してございません。  また、道路を含めて整備しろというような意見、アドバイスも、現在の道路の使い勝手等、あるいは住民の意向等を含めて考えると、難しいかなということで、その辺についてはアドバイスを取り入れられなかったという状況でございます。  ただ、護岸については、横浜市の大岡川や江戸川区の新川なんかを参考にして、自然石等も含めて考えたらというようなことをいただいて、現在、自然石を使った護岸にしているというような状況でございます。 ◆鈴木あきら 委員  どちらかというと、アドバイスいただいたもので、これができないよという答弁よりも、逆にアドバイスの中でこういったものを取り入れて、こういうやり方をやりますよということだけ聞きたかったんですけれども、御丁寧にありがとうございます。  それでは、足立区の防災船着場計画位置図、今回こういった形で分かりやすく、また出していただいているんですが、確かに荒川・隅田川というのはもちろんなんでしょうけれども、特に私なんかも住んでいる中川地域から考えれば、前回も、台風19号のときもやはり相当心配したわけじゃないですか。  そういった意味では、これは、国や都がということよりも、足立区のほうの考え方として、防災の船着場というのも、中川はなかなか難しいとかというのがあるかもしれませんけれども、ただ、隅田川だって別にああいった形で河川敷が広いわけじゃないし、計画とすれば、やろうと思ったらできるということもあるんで、この辺は国や東京都との考え方もあるでしょうけれども、足立区としてはどんな考え方というのは、これは危機管理になっちゃうのかな、どっちかというと。その辺ちょっと含めていかがでしょうかね。 ◎都市建設部長 今回、冒頭で御説明申し上げました高台まちづくりの関係、この関係でも、国、東京都と、特に中川公園については、中川を所管する国の所管とも打合せをしますので、区としても、基本的には国の計画を立てていただかないといけないわけですけれども、地元としての要望という部分でもちょっとお話はさせていただけるかなというふうに考えています。 ◆鈴木あきら 委員  是非、地元要望ということと、それからあと足立区として東京都や国に対して働きかけていくということも考えていっていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それから、最後に興野地区の関係ですけれども、先ほど、さの委員からもトイレの件がありましたけれども、当然、適正に配置していくといっても、近隣の公園等を見ても、だれでもトイレというのはないわけですよね。そういった意味では、この答え方ということなんですが、確かに今回の整備にトイレの配置は考えていないが、将来の再配置の際は検討するということなので、読み方とすれば次に考えるよと、整備していくんだよという気持ちは伝わらないではないんですが、もうある意味では、ここしかないというふうに考え方を取るのか、ここの代わりにどこかあるのかということを考えたときに、ここしかないというんだったら、もうちょっとはっきりうたうべきであって、ここ以外に考えているというんだったら、あまりここで期待を持たしちゃいけないというんだったら、そういった意味なのか、その辺の読み取りというのは非常に難しいんですが、それは区のほうとしてはどうなんですか。  あくまでも、この公園で考えていくということを決定というふうに考えていいのか、その辺はいかがなんでしょう。 ◎みどりと公園推進室長 この近辺に公園はございますけれども、だれでもトイレがないというのは、パークイノベーション担当課長が答弁したとおりです。  今回、JKKの負担で公園を整備しますので、これ以上のことはできないということで、区が数年後には、ここには、だれでもトイレを設置したいというふうには考えております。 ◆鈴木あきら 委員  そういうふうに言うのであれば、数年後と言わずに、すぐにでも、あくまでも区の負担は発生するということを考えれば、いつやるかというだけの話だと思うんですよね。あくまでも相手側には負担を求めているわけじゃないんだったら、区がやるということなんだったら、いつやるんですかということをはっきり言ってもいいぐらいじゃないかなというふうに思っておりますが、その辺いかがでしょうかね。  それからもう1つは、策定しましたというその公園図を見たんですけれども、これはちょっと別の観点からですけれども、このテーブルセットのイメージ図とか、あと縁台風のベンチのイメージ、とてもこういうのもあっていいなというふうには思うんですけれども、例えば近隣の方たちから、喜ばれる一方、ここにまたいろいろな、たむろされるとかという不安があるとか、横になってずっと寝ていられるとかという話も、心配する方の声もあると思うんですが、その辺をいかがかなというふうに思ってはいるんですが、その辺、2つをお尋ねします。 ◎みどりと公園推進室長 今回の公園整備につきましては、北側の建物と同時に発注するというふうに聞いておりますので、来年度の後半から再来年度ということで、2か年掛けて整備するという予定ですので、それが終了次第、区のほうとしては、引き続きトイレの設置をしていきたいというふうに考えております。  あと続きまして、縁台風のベンチ等々につきましては、やはり鈴木委員おっしゃるとおり、ここでたむろされるとかが想定されますので、この縁台風のベンチのところに十字に仕切りを作って、それで1人ずつ座れるようにするだとか、そういったことを工夫していきたいというふうに考えております。 ○小泉ひろし 委員長  他に質問ございますか。 ◆西の原えみ子 委員  私も何点か質問させていただきます。  まず初めに、高台まちづくりの実践に向けたモデル地区の設定についてということなんですが、この高台まちづくりモデル地区候補地が、都立中川公園、小台・宮城地区というのがちょっと私、どうもぴんと来ないと言ったら申し訳ないんですけれども、この高台まちづくりに取り組むモデル地区の選定に当たっては、再開発などに合わせて、ビル間をつなぐデッキ設置や公園の高台化、高規格堤防の整備ということでなっておりますね。  だから、そういうことを考えるんですが、高台というと、やはり東日本大震災のように津波が来たとか、そういうために高くするんだというイメージがあるものですから、中川公園を高くしていく。そのときに、どういう地域の人たちを、そこに避難していいですよとか、そういうことをしていくのかだとか、どうもイメージが湧かない。小台・宮城に関しても、新田地区のほうは今、堤防ができているという形では、あのような形を一緒にやっていくのかだとか。  つまり、国が一応、モデル地区に選定したということなんですけれども、その辺のところは、区としてはどうお考えですか。 ◎企画調整課長 新田地区とあと小台・宮城地区につきましては、現在国のほうで高規格堤防、いわゆるスーパー堤防の整備の事業をやっているというところでは、その地区に何らかのまちづくり的なものを何かで導入できないかというところで、その2か所を想定させていただいております。  中川公園につきましては、中川全体、なかなか高い建物とかそういう再開発等もない中では、今後、覆蓋化等で、今、A地区のほうも一部高くなっていて、これから覆蓋化して更に高くしていくというところでは、避難をそのところに何とか導けないかというようなことも含めても、想定地区として選ばせていただいているところでございます。 ◎都市建設部長 追加でございますけれども、特に中川公園については覆蓋化が目前に控えているというところで、じゃあ、そこに高台避難ということで、どういう設備だったり施設が必要なのかということとか、また、今、西の原委員御指摘のように、どういう形で避難させ、どういう人をどういうふうに避難をさせるのか、まだまだ全然決まっておりません。  これから、災害対策課とそういったところも含めて検討していきたいという内容でございます。 ◆西の原えみ子 委員  私も区はこれからだというふうに思っておりまして、この葛飾区のところでは、浸水対応型市街地ということで進めていくというのを資料で見まして、この浸水対応型市街地構想というのをちょっと取り寄せて見てみたんですね。  確かにこの葛飾区のはすごく、ゼロメートル地帯も抱え、川にも囲まれているということで、区としても本当にちゃんとした計画を、実はこれは令和元年の6月に、浸水対応型市街地構想という、そういう計画を持って進めてきたということで、その上に対して、このモデル地域ということで選定しているということでは、すごいよく分かったんです。  正にこういう形でやる必要があるというので、すごく納得がいったんですが、足立区の場合、今考えますと、やはり浸水、水害時の避難としては、やはり広域避難がなかなか現実的ではないというところでは垂直避難、これを今進めていると。民間のビルなどとも協定を結びながら、垂直避難に力を入れているという、そういうことをやっているのに対して、国がこうやって指定しますよということになったからといって、それに、ああそうですかと言って、また1からつくり直してというようなことが本当にいいのかどうかというのが、ちょっと私としては疑問に思うんですけれども、その辺はいかがですか。 ◎都市建設部長 昨年度については、広域避難ということでお話をしていましたけれども、なかなか現実的ではないというところで、今お話のような垂直避難という部分もございますけれども、皆さんが垂直避難できるわけではありませんので、分散避難ということで、幾つかの選択肢を持ちながら、それぞれ最適な避難の仕方を、それぞれお考えをいただく。  その中で、この地域にあっては、こういう場所が活用できるということで、ゼロからつくり直すというようなことではなくて、こういう部分をそういう災害にも活用していこうと、そういう考え方でございますので、それは、どこかに一辺倒にするということではございませんので、いろいろな選択肢の中の1つということで考えております。 ◆西の原えみ子 委員  よく分かりましたけれども、やはり今やっている、区で進めているそういう災害対策とも併せて、やはり急にモデル地域になったから急いでやりますということではなくて、本当にじっくり考えて、いろいろなものを今このコロナ禍で先送りもしていたりとかやっているので、是非、急ぐべきではなく十分考えてやっていただきたいというのを要望したいと思います。  次に、5番の花畑川環境整備事業についての御質問いたします。  この中の(3)として、富士見歩道橋の架替え工事というのが出ているんですけれども、工事完了後に実施というふうになっております。3年近く掛かるということなんですが、同時に一緒に合わせてできるものではないんでしょうか。 ◎工事課長 橋の架替えなので、現在の橋を生かしながら架けるという形で、ちょっと特殊な工事の関係がありますので、同時にはできません。 ◆西の原えみ子 委員  やっぱりこの架け替えは、住民の方たちの要望も強いところですので、本当に進めていっていただきたいなというのは思ったところなんです。  全工区の完成までに、先ほども御質問、他の委員からもありましたが、10年程度を予定しているということなんですね。それで順調に進めていくんだということもありますけれども、本当に、実際に見通しとして、10年でというところでは、計画としてという形ではちゃんと持っていらっしゃるのかなというのも再度確認したいんですが。 ◎工事課長 やはり10年程度で整備をしたいというような形で考えてございます。  ただ、コロナの影響がございますので、そこは融通しながら、なるべく早く進められる努力をしていきたいと考えているところです。 ◆西の原えみ子 委員  分かりました。是非、順調にお願いしたいなと思っております。  そして、2の(6)番の関係で、地元意見取り入れ方についてというところで、是非、地元の意見も聞きながら整備内容を検討していくということが書かれております。  もちろん陳情者の方々も、やっぱり期待も込めて異議を申し立てている方もいらっしゃる。そういう中では、専門家、学識の声もこれから聞いていくということもしているので、是非、丁寧な合意形成をつくっていってもらいたいというのも要望したいと思うんですけれども、私としては、今、庁舎の1階で綾瀬川のああいう展示が行われていて、やはり区民の皆さんに川の問題だとかそういうことを区としても進めているというPR、ああいうことは本当にいいことだとは思っているんですけれども、個別のことですけれども。  やはり区として、災害とか、そういう防災との整合性を持った河川の運用についての基本計画というものが、区は持っていないんですね。  例えば、緑に関しては緑の基本計画ということでしっかりその計画を持って質疑をしながら審議をしながらという形で進めているんですけれども、やはり同様に、河川に関しても方向性を示した基本計画というのを持つべきだと思うんですね。  やはり地球温暖化だとかコロナ対策、新しい社会生活ということも含めてですけれども、とにかく足立区のある川、この川を一体、区としてどうしていくのか、どうしたいのかということを本当に大きな形での基本計画というか、しっかり持って対応していく。そういうことによって個々のいろいろな意見だとか陳情だとかあったときも、その基本計画に立ち戻ってできるというようなことで、是非、そういう計画などの作成、設定もしていただきたいと思っていますが、いかがでしょうか。 ◎工事課長 河川に関しましては、国が管理している河川、東京都が管理している河川、それから区が管理している河川というような形になってございまして、それぞれに整備計画等々を整備して、つくっているところでございます。
     区で管理している河川につきましては、準用河川については、整備計画は法上つくらなくていいというような形でございますけれども、整備の基本方針として設定はもう既に終わっているところでございます。 ◆西の原えみ子 委員  それというのは、終わっているから、もうそういう基本計画みたいなものはつくる必要がないと、そういうことでよろしいんですか。 ◎道路整備室長 今、工事課長が言ったとおり、各河川、管理者がそれぞれ違いますので、それぞれで河川の整備計画をつくってございます。  区で、それに対してどういうふうな意見を言えるかだとかというお話になるのかなと思うんですけれども、ちょっとその辺は、どういうやり方があるのか検討して、基本的には各管理者がかなり細かい部分まで計画を持っていますので、なかなか区のほうで荒川のことをどうこうしようとしても、難しい部分があるので、それはちょっと、うちの道路整備室だけで考えるというよりも、部全体、あるいは区全体で考えないと、ちょっと難しいのかなというような状況。特に環境部を含めてやっていかないと難しいのかなと思いますので、ちょっとそれは考えさせてください。 ◆西の原えみ子 委員  私も正にそういうことです。環境部だとかいろいろな区全体で、足立区としてやはり河川をどのようにしていくのか、どういう足立区の川にするかということを考えていってもらいたい、それは強く要望したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  最後に、興野周辺地区まちづくりについて御質問いたします。  この中で、私たちの党としても、決算特別委員会などでも質疑をさせていただきまして、このコロナ禍説明会を開くことができないという中で、チラシによる意見募集を行ったり、本当に幅広い区民の声を、意見を出されたものに対して、その意見を反映された計画が本当にこうやった形で策定されたことは本当によかったと思います。  そして、私もトイレのことを聞きたかったんですが、先ほどの質疑で、だれでもトイレができるという方向、そして、来年度、再来年度、そういう形で公園にも設置をというような御意見、方向も聞きましたので、その辺は是非進めていっていただきたいし、よろしくお願いしたいと思いますが、もう1点、公園のこの別紙2のところのイチョウ並木といいますか、それこそ樹齢50年以上のイチョウが伐採されないように、緑の基本計画等もありましたけれども、ただ伐採という形ではなくて、移植も含めて行うようにということで、決算特別委員会では、区長も移せるものは移していくということで最大の努力はさせていただきたいという、そういう答弁をされていたんですが、ちょっとここだと新植高木(イチョウ)というのはこの黄色い点々と分かるんですが、今ある樹齢50年のイチョウの木だとか、そういうのはどこにあって、どう移植するとか、もちろんこれは都道ができたときの部分であるとは思うんですけれども、どういう計画になっているかがちょっと分からないので教えていただけますか。 ◎みどりと公園推進室長 別紙2のところで、左側に都市計画道路エリアという表示をしてあると思いますけれども、そこにずっとイチョウが現在あります。  それについても、都市計画道路ができるまでは公園区域として公園部署が管理していきたいというふうに考えておりますし、北側にもイチョウが植わっていますけれども、建て替えの際にはそのまま残すという方向で今進んでおります。  ただ、都市計画道路を整備する際には、やはり近くの公園ですとか、どちらかに移植するかどうか含めて検討していきたいというふうに考えております。 ◆西の原えみ子 委員  是非、このイチョウに関しては、地域の住民の方々も、樹齢50年以上ということで残してほしいという切実な声も来ておりますので、今後、是非、移植もするなり、残すという方向でお願いしたいと思います。  以上です。 ○小泉ひろし 委員長  他に質問ございますか。 ◆新井ひでお 委員  先ほど来、話の出ている花畑川環境整備について、私からも質問させていただきます。  残っていた陳情が今日、取下げで、また新たに出されるということですから、どのような内容になるのか、ちょっと想定はできませんけれども、よりよき花畑川の整備につながればというふうに思います。  当面、この1期は令和3年から3年間を掛けて進めていくということで、これはもう既に早期に進めていただきたいという陳情も採択しておりますし、こういう案で進むということでしょうが、10年スパンでということですから、その間には、いろいろな意見もあるだろうし、紆余曲折もあるかもしれないというふうに思います。  そこで大事なことが、やはりこの地元意見を取り入れることについての(6)番目のことなんですけれども、これは、先ほど鈴木委員の質問に関して答弁がございましたが、識見者から知見を受けて、そして地元の意見も聞くとかそんなようなことだったんですけれども、もうちょっと具体像が見えないので、どのような取り入れ方なのかを御説明いただけますか。 ◎道路整備室長 例えば2期には公園の拠点部もありますし、中川堤防から人の流入もあるということで、かなり今と違って様々なことを検討しないといけないと思ってございます。  基本的には地元を中心とした協議会をつくって、そのアドバイスをする立場として学識を置きたいというふうに思ってございます。  大幅に何かを変えるというよりも、その知見を生かして、どのような形でやるのがいいのかという、アドバイスを住民に対していただきたいなと、特にいろいろな知識、川の歴史等を含めてそういうのを伝えていただいて、それを住民の方がどういうふうに考えるかというようなイメージで、私は思ってございます。 ◆新井ひでお 委員  最初、行政がそういう識見から意見を聞いてということじゃなくて、地元の例えば町会長とか何々団体の長とかそういった地元の代表者と併せて学者とかの識見を入れて協議すると、そんな趣旨でいいでしょうかね。 ◎道路整備室長 イメージとしては、そういうイメージで識者の方のいろいろな知見をちゃんと言っていただくというか与えてくれる場をきちんと設けたいなというイメージでございます。 ◆新井ひでお 委員  それであればよかったです。  やっぱり行政と地元だけだと、どうしても地元の人というのは夢や希望をかなえてほしいという意見はあるでしょうけれども、なかなか詳しい川のこととか、環境やら河川のこととか、いろいろな詳しい部分はやっぱり識見じゃないと分からないと思うので、そういった識見の話も聞くことによって勉強にもなるし、よりよい花畑川になるというふうに思いますので、メンバーについてもよく参考にして進めていただきたいというふうに思います。  それとあと、この別紙1の次に何でこの防災船着場が関連して付いているのかよく分からないんだけれども、防災船着場というふうになると、私も本会議等で質問しているので、どうしてもこれは国がやることだけだと思うんですけれども、荒川とか隅田川のみが記載されているわけで、ただ四方を川に囲まれている足立区の情勢を考えれば、このような同じ規模ではなくても、防災船着場というのはもう今後、首都直下とか、想定できないような地震も来るかもしれませんから、そういう意味でも必要だと思うんですけれども、花畑の以前から言っているビオトープのところ、三川合流地域が近くにあるわけですけれども、あの辺なんかは、同規模じゃなくても、そういう船着場を造ることは有意義だと思うんですけれども、そういうのも含めて、もし、ここに加えて、要望を兼ねて質問させていただきますけれども。 ◎企画調整課長 荒川、隅田川については、防災船着場の計画があるというところでは、今、新井委員おっしゃるとおりの場所については、基本的には、防災船着場というのは、東京都のほうで緊急避難道路が近くにあるとか、また、災害拠点の病院があるような、そういうところに船着場を付けるというような計画がございまして、今のところその周辺にちょっとそういう災害拠点病院とかがないというところで計画がないんですけれども、前後、下流から基本的には船が上がっていったりするというところでは、今後その辺の可能性も含めて、ちょっと検討させていただければなというふうに思っております。 ◆新井ひでお 委員  今は計画ないのは分かっているんだ。載っていないんだから分かっているんであって、それは今、最後に言ったように、今後に向けて検討してもらいたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○小泉ひろし 委員長  他に質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○小泉ひろし 委員長  質疑なしと認めます。 ○小泉ひろし 委員長  次にその他に移ります。  何か、その他でございますか。 ◆西の原えみ子 委員  その他に関して、3点ほどお聞きしたいと思います。  端的に情報連絡のところで、(6)空き家無料相談会の開催結果についてというのがあります。  それで、この相談会のところの空き家というのが今、千住地域などで商業関係のことも含めて進んでいるとは思うんですけれども、やはり全区的に、ほかのまちなかのところも、この空き家対策というのを行う必要があると思っています。  そこで1つ提案なんですけれども、実は虐待などで一緒に暮らすことができない社会的養護が必要な子どもたちをサポートする児童養護施設、ここがあるんですが、先日もちょっとお話を聞いたんですが、ここの方たちは18歳まで入所できるんですけれども、18歳を超えると退所して自立をしなければいけないということになっているんですね。  私たちは、もちろん区営住宅だとかそういうところで、区としても応援をするということもやってくださると、そういうことも願ってはいますが、それと同時にこの空き家活用といいますか、今もシェアハウスのように使うことも可能だと思うので、18歳以降で自立しなければならない、こういう児童養護施設退去後の住居支援、居場所確保ということで、いろいろそういう部署とも連携しながら活用していくということはいかがでしょうか。 ◎住宅課長 西の原委員おっしゃるように、私も先日、児童養護施設の方とお話をして、少し公営住宅の制度が今あるんですけれども、それ以外に、やはり住宅に困っている方がいらっしゃっているというのは聞いております。  その中で空き家が使えないかというお話はいただいていますので、すぐ空き家がどういうふうに活用されるかは別にしても、今、シェアハウスですとか空き家の情報は、当時、長の方と話をしていますので、そういう情報を共有していきたいというふうに考えております。 ◆西の原えみ子 委員  是非、よろしくお願いします。  それと2点目ですが、この千住一丁目地区市街地再開発事業における施設建築物の竣工についてのことなんですけれども、私は実はよくあそこを通りまして、先日、居住者の方のための内覧会があったんですね。私も行きたいと思ったんですが、居住者だけだということで。  この内覧会は私たちも見られるのか。議員のほうにはちょっと御招待もあるみたいですが、地域住民の方たちにもその内覧をできるとか、そういうようなことは計画されていますでしょうか。 ◎都市計画課長 地域住民の方にも市街地再開発組合のほうから、内覧のできる期日を取っているということで報告を受けているところでございます。 ◆西の原えみ子 委員  是非、そのことも周知をしていただきたいのと、多目的室だとか保育施設だとかというところも見せていただくことと、それから災害時に帰宅困難者や水害時はこうですよというような説明も是非、入れていただきたいと思っています。  それと、あと西側の旧日光街道側なんですが、オープンスペースができておりまして、広くなっておりますけれども、この活用についてのルールなどもちゃんと決まっているのでしょうか。 ◎都市計画課長 オープンスペースの部分については、通常出入りができるというところでありますので、特に活用ということではなくて、例えば日常時は店舗の入り口にもなりますし、広場空間という形になりますので、また緊急時には緊急車両ですとかそういったものも入られるだとかいうようなことでの利用形態というふうに認識をしてございます。 ◆西の原えみ子 委員  分かりました。  それと、引き続き、風速データの関係なんですが、今、設置をされていると思うんですけど、この風速データに関しても、やはり今後もきちんと設置をし、報告をしてもらえるということでよろしいですか。 ◎都市計画課長 市街地再開発組合と、あと地元の町会等と覚書を結んでおります。建物竣工後おおむね1年間について継続して計測をしていくということにしておりますので、継続するように私のほうから申し伝えたいと考えてございます。 ◆西の原えみ子 委員  分かりました。よろしくお願いします。  最後に、花畑二丁目の生コン問題についてなんですが、実は前回のこの建設委員会で、他の委員がすごい情熱を持って訴えられていたんですが、実は我が党の地域担当の議員も、とても住民の方からすごく質問をされて、どうすればいいのかということで私にも御相談があったんですけれども、この移転に関して前回10億円以上掛かるというようなことで、数字的にもはっきり確認させてもらって指導していくというお答えをされておりました。  この財務内容は確認できているのか、そして、それによって指導は進んだのかどうか教えてください。 ◎建築室長 前回の建設委員会後、先月、会社の、このときは工場長ですけれども、呼び出しまして、財務関係を確認させていただきました。  平成29年のときにサイロの事故以来、そのときにすごく大きな赤字が出ているんですよ。それ以降も毎年赤字だという状況を確認しているところでございます。  また来週、今度、社長を呼んで、また指導をする予定でございます。 ◆西の原えみ子 委員  実は、当該議員は国会のほうに国土交通省にもちょっと出向いて、その要望も含めて、ほかにこういうような違反をされた工場などに対して、住民としてどうすればいいかだとか、そういう例はあるかだとか、レクチャーをちょっと受けてきたんですね。  個々によってかなりいろいろなパターンがあるので、確かに、やっぱり自治体として力を注いでいかなければいけないということはあったんですけれども、是非、一定の期限を持ったスケジュールというか、その期限が決まったスケジュールみたいなものを持ってほしいし、それに対して、弁護士の方だとか、そういう方たちで、法律も含めてなんですけれども、なかなか進まないことに関しての、ここまではこうしよう、ああしようみたいなことも含めて、やっぱり提示をしていただく。そういう形で、区も一緒になって進めているんだよということを、住民の方たちにも見えるような形で進めていただかないと、本当に大変な状況で、このままどうなってしまうんだとか、ずっとこうなのかという不安がどうしても寄せられるというところでは、区の果たす役割、また、全会派が一致して陳情を採択したという、このことも含めて、本当に力を入れてやってほしいというふうに思いますが、その辺はいかがですか。 ◎建築室長 あの生コンの工場に対しては、引き続き今まで以上に指導は徹底していきたいと思います。  また、スケジュールについて、今度、社長が来ますので、どの程度詰められるのかについても確認していきたいと思います。 ◆西の原えみ子 委員  弁護士とかも入るんですか。 ◎建築室長 来週は入りません。  環境部と都市建設部で一緒に聞くことになっています。 ◆新井ひでお 委員  今、建築室長から、この間の質問を受けて、受けているかどうか分からないけれども、行ってきたんですね。財務内容とか確認に行ったわけ。  確認というのは、人の財布、とやかく言いたくはないんだけれども、どういう確認をされたのか。 ◎建築室長 工場長がこっちに見えて、具体的な数字を、幾ら赤字だというのを確認した、明細までは見ていないというふうにちょっと聞いていますけれども、そういう状況でございます。 ◆新井ひでお 委員  今日来ていないけれども、建築安全課長っているじゃない、その主管課の。財務が厳しいから移転スケジュールを出せないというようなことを言っていた。本会議の答弁でもそう言っていたんだけれども。  だから、本当にそれだったらある程度、数字を見ないと。行政だって遊んでいるんじゃないんだから、ちゃんと確認しないと、相手様がそう言っているから、本当に厳しいんですよと言って、それは厳しいんですねだけじゃ駄目だよね、仕事として。  だって、違法工場なんだから、地域に迷惑掛けっ放しの違法状態にあることなんだからね。いじめているわけじゃないので。  その中で、最終的に移転することを目的にしていますまで言っているんだから、それについての確認をしてくださいということを言っているんですよね。であれば、その問題点である財政上の財務の厳しい状況であるのは、それは確認しなきゃ駄目じゃないですか。どういう数字になっているかね。  それと、10億円掛かるとか、そんなの何の根拠もないじゃないの。何の10億円なんだか。何で全体で10億円なのかだって分からないでしょう。それ確認していないわけでしょう。移転のための10億円だと分からないわけだよ。  だから、そういうのをちゃんと詰めてくれないと、遊びでやっているように見えちゃう。真剣にやってほしいんですよ。  あちらのほうも世代が代わって、先代の方がお亡くなりになって、新しい方が社長になっているんでしょう、たしか。そういうことであれば、また、体制についても組み直して、どうするのかという考えもあるだろうし、私がこの中で一番近くに住んでいる人間だから分かるんだけれども、今の状態というのは、ラッシュとは言わないけれども、かなり需要があると思うんですよ。  今、家の前の通り、生コン工場の前の通りですよ。工事やっているの。去年の11月とかから、ずっと長いこと水道工事なんかやっているんだけれども、交通規制していますよ。そうすると、余計目立つんです、あのでかい車が。年がら年中走っているわけね。  車庫だってすごいですよ、台数。相当な台数だ。全部で何台だか分からないけれども、何十台、100台までいかないけれども、何十台ということでしょうね。  そういうのは想像だけで言うと、そんな厳しくないだろうなとかと思っちゃうので、ちょっとその確認をちゃんとしないと。全部見せろとか、そこまでする必要はないけれども、ある程度の数字は拝見しないと、あれじゃないんですか。 ◎建築室長 明細は見ていないんですけれども、幾ら幾ら赤字だという数字は、建築安全課長のほうで聞いていました。  明細も含めて、来週、今度、社長が見えますので、その辺を確認していきたいと思っております。 ◆新井ひでお 委員  しっかりお願いします。 ○小泉ひろし 委員長  他に質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○小泉ひろし 委員長  なしと認めます。  以上をもちまして、建設委員会を閉会いたします。       午前11時18分閉会...