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令和 2年 3月12日建設委員会-03月12日-01号
令和 2年 3月12日区民委員会−03月12日-01号

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  1. 足立区議会 2020-03-12
    令和 2年 3月12日建設委員会-03月12日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 2年 3月12日建設委員会-03月12日-01号令和 2年 3月12日建設委員会       午後1時27分開会 ○渕上隆 委員長  それでは、時間前ですけれども、皆さんお揃いですので、ただいまより建設委員会を開会いたします。 ○渕上隆 委員長  初めに、記録署名員の指名をいたします。  くじらい委員、へんみ委員、よろしくお願いします。 ○渕上隆 委員長  次に議案の審査を議題といたします。  (1)第23号議案 足立区東保木間一丁目地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例を単独議題といたします。  執行機関の説明をお願いいたします。 ◎建築室長 2ページをお願いいたします。  件名は、足立区東保木間一丁目地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例でございます。  制定の理由でございますが、都営保木間第4アパート建て替えに伴いまして、良好な住環境を形成するために、地区計画が昨年12月に都市計画決定されました。このまちづくりルール建築条例として制定するものでございます。  2番には、まず、概要でございますが、建築物の用途、それから、容積率、建蔽率、高さなどの建築物の敷地、構造及び用途に関する制限、それから(2)にあります、制限の緩和等になってございます。  3ページには位置図がありますが、総合スポーツセンターの南側の位置でございます。
     条例案につきましては、4ページから10ページでございます。  施行日は公布の日からとさせていただいております。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○渕上隆 委員長  ありがとうございます。  何か質疑ありますか。 ◆浅子けい子 委員  これは、都営住宅保木間第4アパート建て替えを行うという、具体的にはことで、今までどおりの1団地というのを外して、そして、地区計画を行っていくということでよろしいんでしょうか。 ◎建築室長 建て替えに伴いまして、浅子委員のご発言のとおりでございます。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  質疑なしと認めます。  それでは、各会派の意見をお願いいたします。 ◆伊藤のぶゆき 委員  可決で。 ◆大竹さよこ 委員  可決でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  賛成です。 ◆鈴木あきら 委員  賛成です。 ◆へんみ圭二 委員  賛成です。 ○渕上隆 委員長  それでは、ただいまより採決を行います。  本議案は、原案どおり可決すべきものとすることにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  ご異議なしと認め、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に(2)第24号議案 足立区債権等処理判定委員会設置条例の一部を改正する条例を単独議題といたします。  執行機関の説明をお願いいたします。 ◎建築室長 11ページをお開きください。  件名は記載のとおりでございます。  改正理由及び改正の概要でございますが、本判定委員会で審議・答申をできる対象を区が扱う全ての非強制徴収債権に広げることによりまして、収納対策に取り組んでいる各課が滞納整理を迅速に行えるようにというものでございます。  中ほどの3番に、条例改正のイメージがありますとおり、対象範囲が広がるものでございます。  条例の新旧対照表につきましては12ページにございます。  また、担当する所管ですが、今まで住宅課でしたが、4月から新設されます特別収納対策課に事務は移管されることになります。  施行日は4月1日を予定させていただいております。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○渕上隆 委員長  ありがとうございます。  何か質疑ありますか。 ◆伊藤のぶゆき 委員  今回、改正されて、区営住宅使用料等から対象が広がったということですけれども、イメージ的に、具体的に、これが変わることによって、行政側としてのメリット、デメリットは余りないんだろうと思うんですけれども、メリットはどういうことなんでしょうか。 ◎住宅課長 先ほどご案内させていただきましたとおり、一応、条例上は区営住宅使用料等という形になっておりまして、今まで住宅の使用料生業資金等債権等処理判定委員会にかけさせていただいたんですが、一応、条例上も全て債権等処理判定委員会にかけさせていただくということで、関係所管が相談しやすくなって、判定をいただく範囲が広がったということでございます。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。 ◆浅子けい子 委員  滞納整理を迅速に行っているということで、それで、今回はこの区営住宅滞納整理のものを、他のものにも、こういうように他のものもこのような形でやっていくということなんですけれども、滞納整理を、例えば迅速にというのはもうちょっと具体的に言っていただけますか。 ◎住宅課長 迅速にと言いますか、今まで、例えば他の部署ですと、一つの案件で法律相談とかってさせていただいていた部分が、債権等処理判定委員会で判定いただくということで、その意見で、少し迅速になるかと思います。 ◆伊藤のぶゆき 委員  ごめんなさい、ちょっと聞き忘れてしまって。令和2年度から新設される特別収納対策課という課なんですけれども、これからいろいろ決まってくるのかなと思いますけれども、これって、特別収納対策課とおっしゃっているぐらいなんで、いろんな区民税とかも含めて、足立区の滞納しているものを全てこの特別収納対策課に集約するという考え方でいいんですか。 ◎副区長 4月から設けます特別収納対策課につきましては、一定程度の金額以上のもので、庁内の大きな滞納については、そちらが専門的に取扱うということで、確か記憶ですと、500万円以上の滞納額についてはそちらのほうでということで、全てを扱うということじゃなくて、徴収困難なものと、それから、金額的に大きなものについては特別収納対策課が行うと、徴収を行うというルールで今回つくったものでございます。 ◆浅子けい子 委員  一つ心配なのは、例えば都営住宅や何かでも、家賃を滞納すると、簡単に言ってしまえば、すぐ出ていってくださいというような形をとるようなことはないんでしょうか。この迅速にというのはどういうことでしょうかということです。 ◎区長 迅速というのは、迅速に退去してくださいということではなく、退去等ルールは今までどおりでございますが、一番、私どもも困るのは、亡くなったり、また、保証人がいないにもかかわらず、損切りができずに長期間不良債権化するというところ、それがなかなか素人では、その損切りのタイミングが今まで計れなかったということで、区営住宅使用料については、この債権等処理判定委員会におかけをしてきたわけでございます。  ですから、今回、債権等処理判定委員会にかけられる債権が広がるということで、今までなかなか不良債権をしても、落とすことのできなかった金額についても早期の見込みができ、一定程度、可能性のある債権に人員を割いて、きちっと徴収できる体制を整えていきたいというところの迅速化というところが一番大きいかと思います。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。 ◆鈴木あきら 委員  この改正の概要の下ですね、「今回、判定委員会で諮問・答申できる対象を、区が扱う全ての非強制徴収債権に広げることで」ということなんで、今までの強制徴収債権の他に、あくまでもその非強制を全部までですよということだと思うんですけれども、その改正後の対象の中の、幾つか増えましたけれども、増えたこの他に「等」ってあるのは、他にどういったものが、これ以外にあるんでしょう。 ◎納税課長 こちら「等」とございますが、こちらにつきましては、その他に信用保証料補助金返還金、それから、育英資金貸付償還金等ございます。 ◆鈴木あきら 委員  そうであるならば、例えばここの改正を「全ての非強制徴収債権」っていうふうにしてもいいのかなというふうに逆に思うんですが、どうなんでしょうね。  だから、今まででの、この債権等処理判定委員会っていうのに諮問・答申できるものを、今までは、これ、ここだけしかありませんでしたよと。だけど、今度こういうふうに増やしますよって言って、その「等」ってあるんだから、それも、そちらに今、出たような信用保証料返還金だとかっていうのも入りますよって言うんだったら、じゃ、区として、全てのものに対して債権等処理判定委員会にかけられますよっていうことも考え方としてはあってもいいわけなのに、あえてそうしないっていうのは何かあるんですか、理由は。 ◎区長 おっしゃっていることがちょっとよくつかみとれないんですけれども、11ページの資料の、区の債権、「強制徴収により徴収する区の債権を除く」という逆の言い方をしているもんですから、そうすると、強制債権以外のものと、強制債権で徴収するもの除きますから、「それ以外の全て」という意味にはなるんですけれども、どうしてそのストレートに非強制債権というふうにしなかったかということについては、改めて法規等にも確認して、ご回答差し上げます。 ◆鈴木あきら 委員  何か、その辺が何か、よく私も理解できない部分があって、何でかなっていうことがあったので、それが一つ。  それから。そうか、そうか、じゃ、いいです、ごめんなさい。いいです。 ○渕上隆 委員長  よろしいですか。  他に質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  質疑なしと認めます。  それでは、各会派の意見をお願いいたします。 ◆伊藤のぶゆき 委員  可決で。 ◆大竹さよこ 委員  可決でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  賛成です。 ◆鈴木あきら 委員  考える上でも賛成でいいんですけれども、そこだけちょっと後で考えたい。 ◆へんみ圭二 委員  賛成です。 ○渕上隆 委員長  それでは、採決を行います。  本議案は、原案どおり可決すべきものとすることにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  ご異議ないものと認め、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  続きまして、(3)第25号議案 足立区営住宅条例の一部を改正する条例を、単独議題といたします。  執行機関、説明をお願いいたします。 ◎建築室長 件名は記載のとおりでございますが、今まで、区営住宅の入居の際に連帯保証人を求めてまいりましたが、民法の改正や、それから、国土交通省のほうから、連帯保証人の確保の見直しの通知等がありました。  また、公営住宅管理標準条例保証人に関する規定が削除されていること、それから、都営住宅につきましても、連帯保証人が廃止されたということで、今、区が持っている区営住宅条例につきましても、連帯保証人を必要としない方向で、条例のほうから削除させていただきたいというものでございます。  条例の新旧対照表につきましては、14ページから16ページ、施行日は4月1日を予定させております。  また、今後なんですが、その連帯保証人の代わりというわけではありませんが、緊急時の連絡先を毎年提出していただくように求めてまいりたいと思っております。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○渕上隆 委員長  ありがとうございます。  何か質疑ありますか。 ◆伊藤のぶゆき 委員  2点確認をさせてください。  まず、4月1日から施行ということは、今、現時点連帯保証人が付いている方々は当然、継続されて、連帯保障されていくかどうかということが1件と、もう1件、4月1日から施行された後に、連帯保証人を付けないということになりますけれども、万が一、その区営住宅に住んでいる方が相続人なくして亡くなった場合に、先ほどの滞納ではないですけれども、それに家賃の滞納があった場合は、変な言い方、諦めるという形になっていくのかどうか。 ◎住宅課長 一つ目のご質問ですけれども、連帯保証人の継続ですけれども、都営住宅のほうも、条例を変えてから、連帯保証人の変更を認めております。ですので、足立区としましても、連帯保証人を変更、緊急連絡先に変更するということを今、認めていきたいと考えております。  2点目につきましては、滞納につきましては、先ほどの債権等処理判定委員会のほうにかけさせていただきまして、不納欠損できるかどうかをご判断いただきたいと思っております。 ◎都市建設部長 今回、この前に債権等処理判定委員会を設置させていただいた経緯というのも、やはり使用料の滞納が増えてしまったということもございまして、できるだけ、現在では使用料の滞納が多数の月にならないように、早めの段階で、そういった対応させていただいていますので、伊藤委員おっしゃるようなケースも考えられますけれども、できるだけそういう段階でも滞納が少なくなっているように、ないようにというような形で対応させていただいております。 ◆伊藤のぶゆき 委員  連帯保証人の変更を認めるという方向になってくると、今、現時点で、じゃ、これ4月1日以降は、今、現時点区営住宅に住んでいる方で、連帯保証人を出している方に周知はされるんですかね。 ◎住宅課長 住まいにご案内を、住宅のほうにチラシをお配りしまして、変更するということをご案内したいと考えております。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  質疑なしと認めます。  それでは、各会派の意見をお願いいたします。 ◆伊藤のぶゆき 委員  可決で。 ◆大竹さよこ 委員  可決でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  賛成です。 ◆鈴木あきら 委員  賛成です。 ◆へんみ圭二 委員  賛成です。 ○渕上隆 委員長  それでは、採決を行います。  本議案は、原案どおり可決すべきものとすることにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  ご異議なしと認め、原案どおり可決すべきものとすることに決定いたしました。  続きまして、(4)第26号議案 足立区住宅改良助成条例の一部を改正する条例を単独議題といたします。  執行機関の説明をお願いいたします。 ◎建築室長 件名は記載のとおりです。  住宅改良助成につきましては、今までなかなか利用が促進されていないというところで、区民、それから、建築関係団体からアンケートをさせていただいて、その意見をもとに拡充を検討してまいりました。  その結果、新たな項目を追加するということで、今回この条例を改正させていただくものでございます。  具体的には、規則、要綱で改正を行いますが、主に要望があったのが浴槽、それから、浴室の暖房、屋根の軽量化とか、それから、耐震ドアの改修などでございます。  この追加に伴いまして、条例にあります改良の定義に、ユニバーサルデザインや安全な住まい環境に配慮した住宅改修ということを追加させていただきたいと思っております。
     また、助成の対象でございますが、居住者、それから賃借人を追加させていただきたいと思っております。  条例の新旧対照表につきましては、18ページから19ページ、施行日は4月1日を予定させていただいております。  条例が決まりましたら、規則、要綱も適宜改正したいと思っております。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○渕上隆 委員長  ありがとうございます。  何か質疑ありますか。 ◆浅子けい子 委員  このプレスリリースなんかも読ませていただきまして、そうしますと、やはり、この間の住宅改良助成の課題が、助成メニューが限られていたため、利用件数が伸びなかったということを挙げていますが、実際にこの間、利用されている方は何人ぐらいいたんでしょうか。 ◎住宅課長 平成30年度につきましては20件、今年度12件の申請がございました。 ◆浅子けい子 委員  住宅改良助成、この名のとおりに内容がなっていれば、もっとたくさんの方が借りられているのにということで、私たちもそういう要望を出してまいりまして、本当によかったというふうに思います。  幾つか拡充がされたという中で、例えば、何ですか、屋根が重いとかっていう、ありましたよね。屋根の軽量化工事というのは今度、新たに入りましたけれども、例えば雨漏りの改修なんかは、改良なんかは、この中に入っているんでしょうか。  それからあと、他のところで見ましたら、洗面化粧台の交換なんかも、この中に入っていたり、盛り込まれていたりするんですけれども、そういう中身も、ちょっと具体的な中からは読み取ることができませんが、そういう内容も含まれているんでしょうか。 ◎住宅課長 屋根の補修につきましては今回対象外でございまして、先ほどの屋根の軽量化工事ということで、例えば今、瓦の建物をコロニアル、スレートぶきですとか、金属ぶきにして耐震化ですとか、自然災害を防ぐものを対象としております。洗面化粧台の交換につきましては今回の対象とはなっておりません。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。 ◆へんみ圭二 委員  利用件数の推移が20件で、今年度が12件というお話だったんですが、2月の区長の記者会見でも利用件数は伸びなかったというふうに説明をされていました。  ただ、その一方、今年度、補助予定件数に達したためということで受け付けを終了しているということなんですが、利用件数が伸びないという説明と、今のこの予定件数に達してしまっているというのが、少し整合性がとれないのかなというふうに感じる部分があるんですが、その点についてはいかがですか。 ◎住宅課長 今現在は12件ということで、今年度は今、推移しているところなんですけれども、件数と少し金額は違う部分がございますので、30万円まで範囲がございますので、件数と、少し合計額が違う部分は出てきてしまいます。 ◆へんみ圭二 委員  これから、区としては件数を増やしていきたいということであって、金額的にも、来年度の予算案だと、確か574万円、274万円の増額ということになっていると思うんですが、これも件数をもっと増やすということで考えられているんだと思います。  この574万円というのは、どれぐらいの件数ということで見積もっているんでしょうか。 ◎住宅課長 おおむね倍程度の予想しておりますが、40件から50件ぐらいが出てくれればいいかなと思っています。  一方、単価も30万円までということですので、件数もそうですけれども、予算いっぱいに使っていただくことを考えております。 ◆へんみ圭二 委員  なぜこうしたことをお聞きするかと言いますと、区役所内で分散していたこの住宅に対する助成というものが、窓口がわかりにくいということで、建築安全課に一本化したというのが1年前であって、その1年間の効果というのがどれぐらい出ているんだろうかなといったときに、件数が伸びていない。その一方で、この補助予定件数はもう達しているから終了ということになると、その効果をこちら側としてはどのように見たらいいのかなというふうに思うんですが、その一本化したことの効果というのは、区としてはどのようにお考えですか。 ◎建築安全課長 窓口を一本化したことによって、いろんな、例えば耐震の相談に来たついでにといいますか、そのときにいろんな制度をご案内できる、窓口一本化で、また手続も一緒にできることがあって、件数としては少ないんですが、利用した金額についてはアップして、結局、区民のためにはなったのかなと感じているところでございます。 ◆へんみ圭二 委員  介護のほうでのサービスもあってということで、やっぱりなかなかわかりにくいということですから、一本化してという部分で、ただ、やはり介護のほうに相談に行かれる方というのもたくさんいらっしゃると思うんですね。その場合に、介護のほうに相談に来られた方も、建築安全課のほうで案内するという形に今はしているんですか。 ◎建築安全課長 私どものほうで、窓口でご案内するときに、介護のほうが有利という話になればやっぱり介護のほうのご案内をさせていただいたり、他にも高齢福祉とか、障がい者の対応等もございますので、なるべく、利用者に有利なほうのご案内をしているところでございます。 ◆へんみ圭二 委員  今回、浴室暖房も補助の対象になるということで、ヒートショックで亡くなる方も非常に多いということですから、これは区民ニーズというものも凄く高いのかなと思うんですが、2011年なんで少し古いんですけれども、全国で交通事故死亡者数が4,600人で、ヒートショックに関連した入浴中の急死が1万7,000人ということで、足立区で、このヒートショックによる関連の急死という方がどれぐらいいるかというのは、お調べになっていますか。 ◎住宅課長 申しわけございません、今、手元に資料ございません。 ◆へんみ圭二 委員  できれば、そうしたデータがあって、政策として目標を掲げるわけですから、これぐらいあるヒートショックの関連死を、足立区では、こうした対策を打ってここまで減らすんですというような、そういうものが見えてしかるべきではないかなと思いますので、その辺りはしっかり調査をしていただきたいと思います。  これまでのこの住宅改良助成についての周知方法として、区のホームページも使っているということもあると思いますが、それ以外、関連事業者の方々にはどのように周知されているんでしょうか。 ◎住宅課長 東京土建一般労働組合には、先日ご案内に行って、活用していただくようにお話ししました。  それ以外の方々についても、少し今、新型コロナウイルス等で忙しいというふうに、今もうちょっと待ってくれということでしたので、今後ご案内に伺いたいと思います。  それと、4月の広報に掲載する予定でございます。 ◆へんみ圭二 委員  この住宅改良助成について、工務店の方にお話を伺ったんですけれども、手続が煩雑で使いにくいんだというお話もありました。  こうした手続、申請というものをもう少し簡素化するということはできませんか。 ◎建築安全課長 今までもいろんな手続を、簡素化を図ったところでございます。今後も皆様のいろんな声を聞いて、例えば住民票の添付の省略とかも取り組んでいきたいと考えております。 ◆へんみ圭二 委員  建築業界人手不足ということで、なかなか区役所に行ったり来たりで、そうした手続に人手を避けることができないということもあって、こうした助成も使えないというお話もありましたので、その部分はやはり建築業界の皆さんにもよくお話を聞いていただいて、できるだけ簡素化をしていただきたいと思います。  やはりこのリフォームを考えている方というのは、まず役所の窓口に来るというのではなくて、工務店ですとか、建築会社のほうに行ってリフォームを相談すると思いますから、そうした工務店の方々がこの制度を知らなければ、やはり住民としては使えないということになってしまいますから、まず工務店、それから、建設会社への周知の徹底、それから、今回、賃借人の方も追加するということですから、不動産関係にも周知を徹底していただきたいというふうに思いますが、いかがですか。 ◎建築室長 へんみ委員おっしゃるとおり、せっかくの制度を利用されないというのは本当に残念なことですので、周知の徹底を図りたいと考えております。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  質疑なしと認めます。  それでは、各会派の意見をお願いいたします。 ◆伊藤のぶゆき 委員  可決で。 ◆大竹さよこ 委員  可決でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  賛成です。 ◆鈴木あきら 委員  賛成です。 ◆へんみ圭二 委員  賛成です。 ○渕上隆 委員長  それでは、採決を行います。  本議案は、原案どおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  ご異議なしと認め、原案どおり可決すべきものとすることに決定いたしました。  続きまして(5)第27号議案 特別区道路線の認定について、(6)第28号議案 特別区道路線の認定について、(7)第29号議案 特別区道路線の廃止について、(8)第30号議案 特別区道路線の廃止について、(9)第31号議案 区管理通路路線の廃止について、以上5議案を一括議題といたします。  執行機関の説明をお願いいたします。 ◎道路整備室長 恐れ入ります、議案説明資料20ページのほうをお願いいたします。  第27号議案 特別区道路線の認定でございます。  この路線は開発行為により新設された道路でございまして、区道としての認定要件が成立しましたので、認定するものでございます。  所在、幅員、延長面積は記載のとおりでございます。  次に、議案説明資料21ページのほうをお願いいたします。  第28号議案 特別区道路線の認定でございます。  この路線は、公道化の要望を受けた路線でございまして、特別区道路線として認定するものでございます。  所在、幅員、延長面積は記載のとおりでございます。  次に、議案説明資料22ページをお願いいたします。  第29号議案 特別区道路線の廃止でございます。  この路線は、現況のない道路であり、隣接土地所有者が道路敷の購入を申し出ており、廃止の必要性を認めるものでございます。  所在、幅員、延長面積は記載のとおりでございます。  続きまして、議案説明資料23ページをお願いいたします。  第30号議案 特別区道路線の廃止でございます。  この路線は、佐野六木土地区画整理事業において、来年度、換地処分を行うに当たり、廃止の必要性を認めるものでございます。  所在、幅員、延長面積は記載のとおりでございます。  なお、略図につきましては、24ページのほうを参照ください。  次に、議案説明資料25ページをお願いいたします。  第31号議案 区管理通路路線の廃止でございます。  この路線は、佐野六木土地区画整理事業において、来年度、換地処分を行うに当たり、廃止の必要性を認めるものでございます。  所在、幅員、延長面積は記載のとおりでございます。  なお、略図につきましては26ページをご参照ください。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○渕上隆 委員長  ありがとうございます。  何か質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  質疑なしと認めます。  それでは、各会派の意見をお願いいたします。 ◆伊藤のぶゆき 委員  可決。 ◆大竹さよこ 委員  可決でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  賛成です。 ◆鈴木あきら 委員  賛成です。 ◆へんみ圭二 委員  賛成です。 ○渕上隆 委員長  それでは、採決を行います。  (5)から(9)、5議案一括で採決を行います。  以上5議案につきましては、原案どおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  ご異議ないと認め、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以下の審査に直接担当でない執行機関の退席を認めます。       [執行機関一部退席] ○渕上隆 委員長  続きまして、4、陳情の審査を議題といたします。  (1)元受理番号16 花畑川環境整備の早期整備を求める陳情、前回継続であります。  (2)元受理番号17 花畑運河の歴史文化的価値の保存を求める陳情、前回継続であります。  以上2議案を一括議題といたします。  最初に、元受理番号17の陳情について追加署名の提出があったので、区議会事務局次長より報告をお願いいたします。
    ◎区議会事務局次長 元受理番号17 花畑運河の歴史文化的価値の保存を求める陳情につきましては、1月23日付で11名、3月11日付で8名の追加署名の提出があり、合計で188名になりましたので、ご報告をいたします。 ○渕上隆 委員長  ありがとうございます。  合わせて報告事項(3)花畑川環境整備事業地元説明会の開催結果についての説明もお願いいたします。 ◎道路整備室長 報告資料の7ページのほうをお願いいたします。  件名については記載のとおりでございます。  今回、地元説明会を予定させていただいておりましたが、新型コロナウイルスの関係で延期とさせていただきました。  説明会でのほうの資料について報告をさせていただきます。  まず、9ページから10ページのほうでございますけれども、こちらのほうに各橋から見たイメージについて載せております。  富士見橋、月見橋、それから、富士見歩道橋、桜木橋から見たイメージを掲載させていただいております。  それから、11ページから14ページでございますけれども、こちらにつきましては富士見歩道橋の架け替えについて、それから、ヒートアイランド現象など、これまで建設委員会で議論になった内容について、報告させていただいた内容を掲載させていただいております。  また、説明会につきましては、今後の新型コロナウイルスのほうの、ちょっと状況も見ながら、説明会について、また日程が決まりましたら、ご報告をさせていただきたいと思います。  私からの説明は以上でございます。 ○渕上隆 委員長  ありがとうございます。  何か質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  質疑なしと認めます。  それでは、各会派の意見をお願いいたします。 ◆伊藤のぶゆき 委員  正直、今回の地元説明会を聞いて、その前に資料、ありがとうございました。やっぱりこういうふうに絵になってみると、多分、凄くどういうふうなイメージなのかっていうのがよくわかると思います。  せっかくこの資料があって、地元の方に見ていただければと思ったんですけれども、今回、それに多分、多く参加しようと思っていた方もいらっしゃると思うんですけれども、今回ちょっと、いつ新型コロナウイルスの問題で説明会が行われるかっていうのは、なかなか未定だと思いますので、私たちとしては両方とも継続で。 ◆大竹さよこ 委員  今回、このようにすてきなパース入りの説明会の資料が提出されました。これをやはり地元の方にもしっかり見ていただいて、そして、また、ご判断いただくのが最善であろうと思いますので、今回の陳情につきましては、継続でよろしくお願いします。 ◆浅子けい子 委員  私のほうもやはり説明会で、住民の方がどんな思いでいるのか、ちょっときちっと確認をしてと思いましたが、延期になったということで、やはり説明会、なるべく早く開けるような状況をつくっていただいて、地元の方の意見をしっかり聞いていきたいと思いますので、継続でお願いします。 ◆鈴木あきら 委員  もちろん、説明会の状況も見ていきたいというのもありますけれども、それ以上に、この近隣の方たちがどう思っているかということの一定の評価を、こういったものを見てもらった上での、その評価を見ていきたいなと思いますので、継続でお願いいたします。 ◆へんみ圭二 委員  皆さんと同じ意見で、継続です。 ○渕上隆 委員長  それでは、採決を行います。  両陳情につきましては、継続審査とすることにご異議ございませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  ご異議なしと認め、継続審査と決定いたしました。 ○渕上隆 委員長  次に、5、所管事務の調査を議題といたします。  (1)パークイノベーションに関する調査を議題といたします。  資料がありませんけれども、何か質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  質疑なしと認めます。 ○渕上隆 委員長  次に6、報告事項、(1)は都市建設部長から報告をお願いします。  (2)及び(4)(5)を道路整備室長から報告をお願いします。  (6)から(9)以上4件を市街地整備室長から報告をお願いいたします。  (10)(11)(12)、以上3件を建築室長から報告をお願いします。  最後に(13)を都市建設部長から報告をお願いします。  全部説明が終わってから質疑を受けたいと思います。  それでは、最初に、都市建設部長から報告をお願いします。 ◎都市建設部長 報告資料2ページ、ご覧をいただければと思います。  用途地域等の一括変更についてということでございます。  東京都のほうから、用途地域の一括変更に関する原案の作成を各区に依頼ということでございましたので、ご報告を申し上げる次第でございます。  1のところにございますとおり、背景でございますけれども、道路整備による地形地物の変化で、用途地域等の指定状況と現況に不整合が見られるケースがございます。  また、東京都のほうで、令和元年10月に、用途地域等に関する指定方針及び指定基準というようなことを定めましたけれども、それによる新たな取り組みに対応するということ、また、(3)でございますとおり、今後、用途地域の変更により地理情報システムの活用が可能になるようにGISデータとして作成をするというような背景でございます。  区といたしましては、2番にございますけれども、アの用途地域の境界の基準としていた地形地物が変更した地区ということで、3ページにございます、【対象事例】(1)というようなもの、これが9地区でございます。  イが事業中又は整備が完了した都市計画道路等の沿道地区、これ3ページの【対象事例】(3)ということになります。  また、ウ、都市計画を伴わずに土地利用が転換した地区ということで、例えば工場等が従前ありましたけれども、それが移転をしてしまったにもかかわらず、用途地域がそのままになっていると、そういうようなケースがございますので、こういったものを整理させていただきたいと考えております。  スケジュールでございますけれども、令和2年から令和3年にかけまして原案を作成し、令和3年の5月頃から住民説明会を行いまして、令和4年の11月頃の都市計画決定の告示に向けて作業を進めてまいりたいというふうに考えております。 ◎道路整備室長 報告資料4ページをお願いいたします。  足立区違反広告物対策ガイドライン及び足立区違反広告物処分等委員会設置要綱を制定したので、報告をさせていただくものでございます。  制定の目的でございますが、違反広告物を出している悪質な表示者等に過料処分を行うなど、厳格な取り締まりを行っていくことを目的としております。  ガイドラインにつきましては、黄色の別添資料をちょっと見ていただきたいと思います。そちらの5ページを見ていただきたいと思います。  違反広告物を1月に2回以上、1回につき区内合計10枚程度、掲出した行為を行政指導の対象と今回させていただいております。  報告資料の5ページに、要綱については記載をさせていただいております。  施行は、令和2年4月1日からとなっております。  次に、報告資料15ページをお願いいたします。  補助第256号線整備事業用地買収交渉業務委託について、プロポーザル方式によって事業者を決定したので、報告をさせていただきます。  委託事業者、委託期間は、記載のとおりでございます。  委託内容は、用地を取得するために、損失の補償に関する物件調査、補償金算定、用地買収交渉業務でございます。  16ページを見ていただきたいと思います。  提案見積金額、それから、選定結果については記載のとおりでございます。  17ページに採点表を載せておりますので、ご覧になっていただきたいと思います。  次に報告資料、18ページをお願いいたします。  佐野六木土地区画整理事業のスケジュールについて、ご報告をさせていただきます。  事業の概要については記載のとおりでございます。  19ページに施行箇所図を載せております。  次に、20ページを見ていただきたいと思います。  事業の流れを掲載しております。  今年度は換地計画の作成をしておりまして、令和3年度から清算金の徴収交付を予定しておりまして、事業完了は令和9年度を予定しております。 ◎市街地整備室長 恐れ入ります、21ページをお願いいたします。  件名でございますが、足立東部地域平野・東六月町地区地区計画の変更についてでございます。  当地区の地区計画公園の廃止及び都市計画公園の新設の都市計画変更を行うために、ご報告させていただきます。  目的でございますが、都の補助制度を活用すること、また、合わせて公園整備事業の促進を図るために都市計画変更を行うものでございます。  恐れ入ります、24ページの地図をちょっとご覧いただきたいと思います。  今回変更する公園については2カ所でございまして、公園1号、公園3号ということになっております。  この内容については、右上の表にございますが、地区計画公園は廃止、新設する都市計画公園の名称については東六月町第二公園と平野三丁目公園ということでございます。  所在、面積については、記載のとおりでございます。  恐れ入ります、21ページにお戻りいただきたいと思います。  この都市計画手続を進めるに当たり、まちづくりニュースで、全域の方にお知らせするということで、配布については3月5日から開始をさせていただいております。  配布枚数ということで、約3,600枚配布をさせていただいて周知を図るものでございます。  今後の予定でございますが、都市計画変更のスケジュールについては、3月23日から都市計画手続を始めまして、今年の7月に、都市計画審議会を開いていただいて、決定後、告示という形になります。  また、公園の整備のスケジュールについては、令和2年度に用地取得をしまして、令和3年度、令和4年度ということで、1年ごとに公園を整備していくというような状況でございます。  続きまして26ページをお願いいたします。  興野周辺地区のまちづくりの取組み状況についてでございます。  アンケート結果の速報が出ましたのでご報告でございます。  アンケート対象者、配布枚数については記載のとおりでございます。  結果でございますが、回答総数が530部ということで、回答率12.3%でございます。  主な内容につきましては、すみません、28ページから30ページまでをご用意させていただいているところでございますので、後ほどご覧いただきたいと思います。  続いて27ページでございます。  地区内を貫通する部分を含めまして、都市計画道路補助第138号線(環七南通り)の現況測量の実施についてということでございます。  こちらのほう、当初は4月下旬に説明会を開催予定でございましたが、新型コロナウイルスの関係で中止ということで、ポスティングで周知ということで切替えをさせていただいているところでございます。  委託業者、委託期間については記載のとおりということになっております。  続きまして、31ページをご覧いただきたいと思います。  第9地区、新田まちづくり連絡会の開催結果でございます。
     開催につきましては、2月4日に開催させていただきまして、内容、主な質疑は記載のとおりでございます。  恐れ入ります、32ページから35ページのまちづくりニュースをご覧いただきたいと思います。  表紙にもございますが、6つの内容について、まちづくり連絡会で報告したものを、まちづくりニュースとして、これから配布させていただくということで、本日ご案内させていただくものでございます。  続きまして、36ページをお願いいたします。  不燃化促進事業の今後の取組み予定ということでございまして、恐れ入ります、38ページをちょっとご覧いただきたいと思います。  今回、事業延伸をする地区、それから新設する地区ということで2地区でございます。  まず、38ページの上段のほうの表にございます補助第136号線扇・本木地区の位置図については記載のとおりでございまして、こちらのほう、今年度で事業期間が終わるということで、来年度から5年間の延伸を行わせていただくというものでございます。  また、38ページの下段にございます位置図でございますが、こちらのほうは、竹の塚のほうにございます補助第261号線竹の塚西地区の位置図でございますが、こちらのほうは新設ということで、今年度から10年間の期間で不燃化促進事業を行い、建替え助成をさせていただくというようなところでございます。 ◎建築室長 恐れ入ります、39ページのほうをお願いいたします。  新田地区における区営住宅建替え基本計画が決定しました。  基本計画(案)からの主な変更でございますが、1番にありますように、水害時の垂直避難を考慮してですね、4階にあります3DKと4DKの各1室を集会室とさせていただく変更でございます。それに伴いまして、住戸数が54戸だったところから52戸への変更となります。  それから、基本計画の概要は記載のとおりでございますが、次のページです、(4)にございます住戸数でございますけれども、今回の集約建替えにつきまして、既存の管理戸数より6戸減になりますが、第1期の中央本町四丁目アパートで31戸ほど増やしておりますので、全体の建替え前の603戸は上回っているというところでございます。  3の今後の予定でございますが、3月中旬、居住者への基本計画の報告、それから、令和3年度には解体工事、令和4年、令和5年で新築工事、令和6年4月以降に本移転というようなスケジュールで進めさせていただきたいと思います。  続きまして、41ページのほうをお願いいたします。  都営谷在家アパート建替えに伴う建替まちづくり構想(案)がまとまりましたので、ご報告させていただきます。  別添資料2にございます、この建替まちづくり構想(案)でございます。  まず、場所でございますけれども、日暮里・舎人ライナーの谷在家駅の西側になります。  2ページには、まちづくりの目標が書いてあると思いますが、良好な住環境を形成し、安全・安心で快適に暮らせるまちとさせていただいております。  また、3ページには基本方針、4ページにはゾーン分けした土地利用方針、5ページには緑のネットワークと歩行者空間の整備方針を示させていただいております。  また、報告資料に戻っていただきたいんですけれども、近隣住民等への周知でございますが、町会へは回覧、それから、周辺の住民に対しては資料配布ということで、また、居住者への説明については東京都が意見聴取を行うということでございます。  3番の今後の予定でございますが、4月から地区計画の検討に入りまして、秋頃に原案の説明会、冬頃に都市計画審議会でご審議いただき、都市計画決定をすると、令和4年度頃から建替事業に着手するというスケジュールで進めさせていただきたいと思っています。  続きまして、42ページをお願いいたします。  北千住駅東口エリアの空き家対策の取組み状況と来年度以降の取組みでございますが、これまでの経緯は記載のとおりでございまして、イベントなどを行ってまいりました。  利活用につきましては7件、利活用が進んだということと、それから準備中が今のところ2件ございます。  今回のイベントが3年間の最後のイベントですが、空き家まちフェスを1月25日に開催させていただきまして、トークセッションで、空き家利活用の事例の紹介ですとか、それからあと、公開のプレゼンテーションなどを開催させていただきました。  また、ツアー、ワークショップと、空き家を利活用している飲食店と、それから、展示など数々のブースが出店をしていただきました。  参加者は252名ということで、盛況で進められたと思っております。  それから、令和2年度以降の取組みでございますけれども、引き続き空き家に対する苦情、近隣からの相談に対して、適正管理を指導していくとともに、状況に応じて専門家のほうに相談し、課題解決を図ってまいりたいと思っております。  これまでで、わかったことがなかなか空き家はありますけれども、その利活用につながる物件がなかなか少ないということがわかってまいりました。  来年度につきましては、その空き家を把握するということで、区内全域に出張して無料相談会を開催し、また、曜日ですとか時間帯などを変えて、いろんな方が相談できるように、各専門家等による相談の受け付けをしてまいりたいと考えております。 ◎都市建設部長 恐れ入ります、別冊になるんですけれども、令和2年度の足立市街地開発株式会社の事業計画及び収支予算について、簡単にご説明させていただければと思います。  1枚おめくりいただきまして、概要説明、それから、組織機構につきましては変更ございませんので、割愛させていただきます。  3番、令和2年度予算編成方針でございますけれども、(1)と(2)が新しくなっておりまして、(1)につきましては、ここ数年、駐車場、駐輪場の利用者の減少傾向が続いておりますので、利用者の皆様へのPRということで、利用の拡大を図っていきたいということと、ホームページについてはリニューアルをさせていただきたいということを記載させていただいております。  また、(2)でございますけれども、今回、区の条例におきまして、足立区自転車の安全利用に関する条例ということで、自転車保険の加入促進をPRしていきたいということで記載をさせていただいております。  続いて、3ページのほうでございますけれども、損益計算のほうでございます。  収入の部でございますけれども、売上高①の駐車場事業、②の駐輪場事業、先ほどお話ししましたとおり、減少傾向続いておりまして、実績に基づいて減額をさせていただいております。  また、③でございますけれども、商業床等賃貸事業ということで、これは現在交渉中ではございますけれども、坪単価600円の値上げを、この予算の中では組み込ませていただいているという状況でございます。  2番の事業外収益については、②の利子要求が、元本返済による利子要求額の減ということで、減少をしている状況でございます。  続いて4ページでございますけれども、支出の部でございます。  営業費用については、売上原価それぞれ減価償却費、修繕費はそれぞれ記載のとおり減額でございますけれども、その他、業務委託料、固定資産税等々増加になっておりまして、差引き109万円の増という形になっております。  販売費及び一般管理費については、固有社員への賞与の支給による増、消費税による増というようなことで、増減合わせまして314万円の増となってございます。  続きまして、5ページでございます。こちらは貸借対照表でございますけれども、資産の合計66億5,067万3,000円ということで、負債・純資産合計も同額になっております。  利益剰余金の中にございますとおり、修繕積立金ということで、今後の大規模修繕に備えて、こちらのほうを積立てしているという状況でございます。  次の損益計算書、7の株主資本等変動計算書については、大変恐縮ではございますけれども、記載のとおりでございます。説明を割愛させていただきます。 ○渕上隆 委員長  ありがとうございます。  何か質疑ありますか。 ◆くじらい実 委員  今回、私から2つほど質問させていただきます。  まず、最初に、違反広告物の対策ガイドラインについてなんですけれども、今回ガイドラインを示していただきまして、こちら「初めに」のところで、こちら、違反広告物の除却協力員制度っていうのが、これは前からあったと思うんですけれども、こちら、今現在、人数はわかりますでしょうか。 ◎道路管理課長 現在、令和元年の12月末の数字でございますが、区民の方461名が除却協力員ということでございます。 ◆くじらい実 委員  ちょっと、実は所管が違うんですが、不法投棄の通報協力員、こちらありまして、こちら、生活環境保全課になるんですけれども、こちらはちょっと聞いてみましたところ、2,369人いるということでお伺いしています。  これ、登録している方が、もしかしたらダブっているかもしれないんですけれども、そちらのほうで、今、私もちょっと協力員に入らせていただいているんですけれども、落書きの発生について、また通報をお願いしますと紙が回っていまして、落書きの発生と、この違反広告物通報と、何となくこれ似たような感じがするんですが、実際のところ、通報員は通報するだけ、こちら、違反広告物の協力員は、実際のところ撤去できるとお聞きしております。  これは、所管が違うんですけれども、実際連携とかはとられているんでしょうか。 ◎道路管理課長 対象者が違うっていう点はございます。私どもが違反屋外広告物の対象としているのは、ほぼ不動産業、落書きについては多分一般区民の方だというふうに思っています。  ただし、同じように、ものが置かれたり、ものが貼られたりということで、通報を受けるということで連携はさせていただいているところでございます。 ◆くじらい実 委員  こちら、通報員のほうは、一応2020年度、2021年3月で終了するという話を聞いておりまして、我が党の吉岡幹事長から、代表質問で、こちらの延長に向けて取り組んでほしいという話も出ておりまして、是非とも、少しでもそういう違反広告物に対しても協力できるところ、できればなと思っておりますので、よろしくお願いします。  引き続き、こちらのガイドラインの中で、ちょっと気になっているところがありまして、こちら、最初、行政指導、口頭の行政指導というのが、一月に2回以上、1回につき区内合計10枚程度という文言が入っておりまして、これ10枚程度っていうことになると、例えば9枚だったらいいのか、5枚だったらいいのかって、ちょっと曖昧な部分があるんですけれども、こちら、いかがでしょうか。 ◎道路管理課長 きちっと10枚ということではなくて、7枚でも8枚でも、何回もやれば悪質という思いがございますので、10枚程度というふうに書かせていただいているところでございます。 ◆くじらい実 委員  そうですね、悪質なということであれば、是非とも少ない枚数でも是非進めていただきたいと思うんですけれども、そういう意味でこの過料処分、本当に繰り返しやっているところ、悪質なところっていうところなので、是非とも、この過料処分、しっかりと強く取り組んでいただきたいと思います。  そして引き続きまして、密集市街地における防災まちづくりの取組み状況について、お伺いをいたします。  すみません、失礼しました。不燃化促進事業の今後の取組みについてお伺いいたします。  こちら不燃化特区の補助第136号線の今現在の状況なんですけれども、平成17年から令和2年度の15年間、これまで事業期間としてやられていると思うんですが、今回5年延伸ということで、58.1%の不燃化率、これ事業としては目標値の60%に達していないのと、整備が完了しないという理由があるんですけれども、これは、例えば、じゃあ、60%に達したらそこで終わってしまうのか、また、補助第136号線整備が終わってしまったら、そこで事業は終わってしまうんでしょうか。 ◎密集地域整備課長 まず、60%を何としても目指したいということで、数年で到達するのかなと思っておりまして、あと、その後、まだまだ都市計画道路の建設が進んでおりますので、それに合わせて継続はしていきたいと。  なお、一方、不燃化率も上げていきたいと思っているところでございます。 ◆くじらい実 委員  ということは、60%を超えても当然取り組んでいただけるという認識を持たせていただきました。  それとともに、今度、すみません、西竹の塚のところなんですが、こちらは新規事業として今回取り組んでいただけるということで、こちら、現在区域内不燃化率29.4%となっています。こちらも目標は60%でよろしいでしょうか。 ◎密集地域整備課長 当面は60%と。都市計画道路の進捗に合わせて、できる限り向上していきたいと思っているところでございます。 ◆くじらい実 委員  私のほうも、予算特別委員会で、補助第261号線の用地買収の状況とかもお聞きしまして、そのときは13%ほどっていうことで、まだまだ先がちょっと長いのかなという感じもしておりますけれども、こちらについて、住民の方への周知は今どのような形になっていますでしょうか。 ◎密集地域整備課長 竹の塚まちづくり推進協議会にも参加させていただいて、こういうものがありますよと。  あと、短い延長でございますので、1軒1軒、今後はチラシ等を持って、周知徹底を図って、こういう事業がありますよと、こういう助成がありますよということをお知らせしていきたいと思っております。 ◆くじらい実 委員  是非とも周知をしっかりやっていただきまして、こちらの取り組みお願いしたいと思います。要望で、こちら終わります。 ◆へんみ圭二 委員  違反広告物の件についてなんですが、過料が、東京都が5,000円なので、公平性の観点から足立区も5,000円にするということなんですが、この公平性の観点からっていうのがちょっとよくわからないんですけれども、どういう意味なんでしょうか。 ◎道路管理課長 東京都の屋外広告物条例をもとにして、うちのガイドライン、要綱もつくっておりますので、それに合わせて5,000円ということで取決めさせていただいているところでございます。 ◆へんみ圭二 委員  この違反の広告物に対して厳格な取り組みを行っていくというのは、強力にやっていただきたいと思うんですが、この過料5,000円というのが、東京都がなぜ5,000円にしているのかというのはわかりますか。 ◎道路管理課長 東京都の屋外広告物条例の過料、罰金というところで、5万円以下という取決めがございまして、その中で、東京都屋外広告物の違反については5,000円という取決めをしております。  それでいいかということですので、5,000円っていう数字が出ておりますんで、それに合わせて、足立区も5,000円ということにしてまいりました。 ◆へんみ圭二 委員  都条例で5万円以下となっているということですから、5,000円というのは、個人的な感覚としては安いんではないかと。もっと過料を高くすべきではないかなと思うんですが、東京都の5,000円を超えて、足立区がもっと高い過料に設定するということは可能なんですか。 ◎道路整備室長 金額的には高くするということは可能だと思いますけれども、これ都道の場合は、足立区内の都道にあった場合、東京都が過料を科すことになるんですが、その場合は5,000円、区道の場合は5,000円っていうことなもんですから、今のところはやはり区内、その全域の中の統一的なっていうことで、足立区としては一応5,000円というふうに考えておりますけれども、東京等に対しては、今後、過料のアップを東京都の担当のほうには話をして、アップできないかどうかについては検討したいと思っております。 ◆へんみ圭二 委員  東京都のほうの整備局に確認を、自分でもしたんですが、この整備局のほうも、いつから5,000円になっているのか、そして、なぜ5,000円なのかもよくわからないという話でした。  ですから、是非、この部分は足立区だけという取り組みではなくて、東京都全体で、この5,000円という金額をもっと上げるようにというのを東京都に対してしっかりと話をしていただきたいと思います。  この違反事実の公表ということについても、東京都の権限事項ということになっているんですが、この東京都の権限事項となっている部分で、東京都の広報及び東京都整備局ホームページで公表するとなっています。  ただ、これも確認しますと、東京都のほうで、ホームページで公表したことはないということなんですが、足立区で、例えば、じゃ、仮に東京都のほうに、こういう事業者がいますよと言ったときに、東京都が公表しないということもあり得るということなんでしょうか。 ◎道路管理課長 へんみ委員のおっしゃるとおりでございます。足立区が屋外広告物に対しての対策を真剣にやっていて、東京都とかなり打合せをしました。  東京都の条例に基づいて、氏名公表ができるような形でガイドラインをつくっております。  ただし、今まで氏名公表されたことはないというところで、足立スタンダードが東京都の全域に広がればいいなということで、今一生懸命取り組んでいるところでございます。 ◆へんみ圭二 委員  もちろん事業者から弁明の機会もあって、それをもとに、東京都のほうでも判断するということもあるんだと思いますけれども、やはり事業者にとって、名前など公表されるというのは、非常に、こういう違反をしにくくなると思いますし、他の自治体の状況を見ますと、例えば名前だけだと、同じ事業所があって、違反してないところにも迷惑かかってしまうということもあるということなので、名前だけではなくて、所在地も一緒に公表するというやり方をやっているところもあるようですし、そして、これは東京都のほうで公表するだけではなくて、東京都が公表すると決まった場合には、足立区のほうでも区のホームページですとか、掲示板で公表するということは可能なんでしょうか。 ◎道路管理課長 東京都で氏名公表するときに、足立区で、例えばホームページに出すということは可能だというふうに考えております。 ◆へんみ圭二 委員  是非、そうなった場合には、区でも、そういった部分については公表して、毅然とした態度を示していくんだということをやっていただきたいと思います。  最後に、他の自治体で、例えば千葉県ですと、千葉県でこうした屋外広告物条例をつくっていて、その中で、また、千葉市ですとか柏市とか流山市で、独自で、市のほうでも屋外広告物条例をつくっているというところもあるんですが、足立区としてはその辺りについての考えはいかがですか。 ◎道路管理課長 今、へんみ委員おっしゃっていたとおり、氏名公表も含めて、足立区で条例化というのも以前に考えて動いたところもあります。  ただし、東京都の屋外広告物条例の中で権限移譲されていて、今の行政処分の中で過料まで取れるというふうになっておりますので、それ以上のものをつくるとなると、別立ての条例をつくらなければいけないということになります。  上位条例があるのにもかかわらず、別につくるということがかなり厳しいというところもございまして、東京都の条例の中で、足立区でできる範囲のことを一生懸命やりたいということで、今回ガイドラインをつくらせていただいたというところでございます。 ◆へんみ圭二 委員  流山市の議事録をずっと読んできたんですけれども、流山市のほうですと、景観に対しての条例と、それから、この屋外広告物の条例というものが、二つ、ちょっとこう相反する部分があったりということで、それをまとめるということにおいても、新しくつくったんだということだったんですが、足立区のほうではそういったことというのは特にないでしょうか。 ◎道路管理課長 他の条例ではそういう事例が、例えば、私が昔おりました建築安全課では、別立て条例で条例をつくったというところもございます。目的等を変えて条例をつくるということは可能だと思います。  ただし、今回の場合は、東京都のほうの条例で、権限移譲を区にされているという部分がございます。これがかなりハードルが高いということでございます。 ◆鈴木あきら 委員  私からも違反広告物対策ガイドラインについてなんですが、これは、区のほうで想定をしているのは、不動産業者が主だということだと思うんですけれども、一般的に電柱のところに、紙をつないで、針金でぐるぐると巻いたというのを想定してられると思うんですが、今のところ、それ以外はあるんでしょうか、だから、不動産関係以外でもあるのかどうか。 ◎道路管理課長 鈴木委員おっしゃるとおり、不動産物件の広告というのを主に考えております。  これまで、ガイドラインがなくても、いろいろ不動産会社のほうに悪質であるときは踏み込んで、これをやると、例えば標識とかに貼付けると、あれは強力な両面テープで貼りますので、剥がすと塗膜が剥がれてしまうというところで、警察の方も一緒に踏み込んでおります。器物損壊罪に当たりますよということで、これまで、いっぱい貼っていた業者がそれを一斉にやめたというところです。ただし、新規参入してくる不動産会社もございまして、まだまだ減っていかないという状況でございます。 ◆鈴木あきら 委員  不動産関係以外にっていうのは余り見当たらないですかね。 ◎道路管理課長 以前は他にもあったんですが、最近はもう不動産広告が主でございます。 ◆鈴木あきら 委員  私、当選して、平成7年ですけれども、8年、9年辺り、まだ、風俗産業じゃないんですかね、そういったものが電柱にでかでかと何枚も張ってあって、特に古性元区長の自宅のそばにあったものを1枚、私、引っ剥がして、本会議で「こういうのあります」っていうふうにやったことあるんですけれども、本来それもね「剥がすのも犯罪だ」というふうに言われたんですけれども、「いや、そんなの、また、じゃあ、私を訴えてください」なんていうふうにやったんですけれども、結果的に、そういった業界がまだ多かったと。
     ただ、今は、私も見る限りでは不動産業者がほとんどで、まず、他の業者はないということからいけば、不動産業界だけやったら、その業界に対してこう、ぱっと言えばそれで済むような話にならないのかなっていうふうにそれが不思議でしようがないんですよね。それはいかがでしょう。 ◎道路管理課長 実は不動産の足立支部というところにも行って、勉強会に参加して、これが器物損壊罪に当たるとか、講習の講師をやらせていただいているところでございます。  正式にそういう協会等に入っている会社はなかなかやらないというところで、高い買物をするのに、あの張り紙で本当に家を買うのだろうかというと、効果はどうなのか、その辺は優良な会社は考えていらっしゃるというところでございます。 ◆鈴木あきら 委員  やっぱり新規参入って言っても、やっぱり戸建てで、例えば最低でも2戸建てとか、3戸とか4戸ぐらいは、そういったところでも売出したいっていうところなんでしょうけれども、それにしても、そのぐらいの、安いものじゃないので、高いものを売る会社っていうのは社会的責任もしっかりしてないといけないっていうふうには思うんですけれども、アルバイトか何か雇ったりとか、営業マンなりが、それこそ夜中じゃなくてもいいね、昼間だって堂々と貼りに出している部分があるわけじゃないですか。  そういったものを、区が本来だったらこういった条例出さなくてもね、あ、ガイドライン出さなくたって、何とか方法論があるのかなというふうに思うんですが、でも、これは、もっともっと厳しくしていくのは、私は大賛成なんですよ。  もう、そもそも論でこういったものはあっちゃならないと思うんですが、例えば先ほどの話じゃないですけれども、区道の場合だったら、区は何とかできるけれども、都道の場合は、これはできないということなんですか。 ◎道路管理課長 足立区内全てにおいて足立区で処理ができるということで、先ほど道路整備室長が申しました、都道についての罰則を当てられるのが東京都の権限だというところで、剥がすのは足立区のほうでできます。 ◆鈴木あきら 委員  わかりました。  例えば、内容的に、本来これももっともっと厳しくしなきゃいけないのはわかるんですけれども、それ以上に、私はちょっと不満なっていうふうに思っているのは、例えばそれは電柱じゃなくてカラーコーン、三角ポストみんなね、あれに同じように、建て売りとか何とかって貼っているじゃないですか。それがどうなのかとか。  それから、もう一つは例えば紙製じゃなくてプラスチックだとか、それから、それこそ不動産業界に限らず、この前もちょっと個人的にお願いもしましたけれども、駅の商店街か何かに、歩道の上にでかでかとですよ、そのお店の看板が、もうそれこそ幅で90センチぐらいまで近いものがあったりとかあるわけじゃないですか。  そういったものが全然徹底されてなくて、これをっていうようにね、だから、両方やんなくちゃいけないと、特に思うんですが、そういった紙製じゃなくて、今ここで想定してるいのは、カラーコーンだとか、それから、プラスチックとか、そういったものっていうのは、どこまで、これ一緒にできるんですか。 ◎道路管理課長 いわゆる張り札というのが、皆さんにもご協力をお願いしている除却協力員でも剥がせるもの。  区の職員としては道路法を扱っておりますんで、道路法で看板等はどかせるということで、細かい話になるとあれなんですが、要するに所有権が発生するか、しないか。看板については、所有権が発生しますので、それを片付けるとなると、不利益処分ということになりますんで、相手方の弁明の機会とかそういうことになってまいりますんで、ものについて、これが価値があるかどうかというところも判断基準になると思います。  今のところ、屋外広告物の除去については、張り札、紙っていうところが不毛なところでございます。 ◆鈴木あきら 委員  わかりました。だから、結局、その張り札って、紙製のことについては、今回これですよということで、よくわかるんですが、だったら、それと同時に、今、道路法だとか、それから、その相手側にその所有権があるからって言ったとしても、それは、もっともっと、こちらが5,000円だったら、それこそ5万円の罰金じゃないかとかね、それこそもっと堂々とホームページに、弁明の機会はもちろんあるんでしょうから、弁明を受けた上で、それでも公表をぼんとするとか、そういったことを同時にやっていかないとだめかなというふうに思うんですが、その辺の覚悟ってありますか。 ◎道路管理課長 看板のほうについても、道路監察のほうで、かなり厳しく取り締まっているところでございます。  ただ、かなり多くの数があって、看板については動かせるというところもあって、出ているっていう苦情があれば、その都度、厳しく対応しております。  行政処分についても道路法でできますので、余りにも悪徳であれば厳しい、そうですね、行政処分のほうができるというふうに考えておりますので、これについても積極的に取り締まってまいりたいというふうに考えております。 ◆鈴木あきら 委員  この問題については最後にしますけれども、結局、もちろん電柱に紙札が貼ってあっても景観は悪いし、やっぱりそれは区民にとっては、こんな腹立たしいことは間違いないわけですけれども、道路上、区道の歩道上にあったりとか、それから通行の邪魔になる、自転車も通れない、車椅子もどうのという話になってくれば、こちらのほうがもっともっと厳しくしなきゃいけないといったときに、こちらのほうは、これだけ厳しくするから、こっちが、もちろん厳しくなくてもいいというわけじゃなくて、やっぱり両方やっていかないといけないっていう、その覚悟がほしいというところでお願いをしているので、もちろんどっちにしたってイタチごっこなんですよ、今まではね。  当然、大型の看板がどんと置いてあったって、同じように、何回注意したってどかさないし、片付けろって言ったって片付けないと、夜は引っ込めたりしても、翌朝はまた出ているとかっていう話になってくるでしょ。  だから、そういったものをもっともっと区のほうで、イタチごっこだと言っても、もう二度とここには置けないよっていうぐらいのことまで踏み込まないと、いつまでたったって、綾瀬駅もそうだし、竹ノ塚駅もそうだし、もうどこだって結構多いじゃないですか。そういったところをまずやろうよと。そういったものをやった上で、じゃなくても同時進行でもいいんだけれども、これに対しては区は本気だよっていうことを見せてほしいっていうのは思いますので、是非是非、強力的にやってください。お願いいたします。  それから、別の問題ですけれども、先ほどの空き家対策のほうなんですが、これ空き家対策で、プラットフォームで一生懸命頑張ってもらって、それで、7件という実績もあるということで、私も本会議で聞いたり、いろいろありましたけれども、ただ、利活用ができるものが少ないことがわかったっていう、一つのお答えがあったんですが、じゃあ、その後どうすんのよって話なんですね。  あくまでも、利活用ができるものが少なかったっていうことがわかったんであれば、それに対する対策をするっていうのは、まず考えなきゃいけないと。それで、一番手っ取り早い、利活用ができないんだったらどうするのったら壊してもらうわけですね。じゃあ、壊してもらうための対策として、区は次の手をどう考えるかというところも一緒になってこれやっていかなくちゃいけないんじゃないかなと。  もちろん、だから、利活用することも前提に、一生懸命取り組んでもらっているまちの人たちもいっぱいいるわけですし、それを良さも、古い、古民家であったって、良さを残して、それで、町並みにも、とても合うようにしてください。それから、若者がまた定着するように、是非やってくださいっていうのはわかるんですけれども、でも、先ほどの話しの中の利活用できるものが少ないっていうことになると、何割ぐらい少なかったのっていう、この地域だけでもね。7割、8割が利活用できないっていうんだったら、そちらのほうはどうするのっていうことなので、その辺はいかがでしょうか。 ◎住宅課長 千住の取り組みにつきましては、先ほど建築室長が申し上げましたように、活用できる物件が少ないというお話なんですけれども、イベント等を進める中で、なかなかそのオーナーの方が物件をどうしようかというふうに悩んでいる方が多いというところと、今プレーヤーと言いまして、何かをしたいっていう方がいらっしゃるんですけれども、そこのマッチングが、そのオーナーが少ない中で、プレーヤーが多いというところで少し、供給がないということが今課題になっているというふうに思っております。  来年度の取り組みですけれども、一応相談会ということで、区内の全域で相談会を行います。  先ほどお話しがありましたように、例えば解体をする物件ですとか、利活用できる物件、一方で相続でもめている物件ですとか、いろいろな課題を、一つの空き家については持っておりますので、その辺を相談会の中で専門家の方に相談をしていただいて、繰り返しになりますけれども、解体につながるものもありますし、お店だけじゃなくて、他のものに使えるものもございますし、そのようなものを少し整理していきたいというふうに来年度は考えております。 ◆鈴木あきら 委員  それはよくわかるんですけれども、例えば、そこを利活用して何かにしたいなっていうふうに思うか、思わないか、まず、持ち主がどうか。  それから、持ち主が、じゃあ、壊さないで、壊したいんだけれども、なかなか壊し方わかんないとか、お金がかかるから難しいとかってなるかもしれないけれども、それはそちらのほうで、もうここは使わないんだっていうふうに思うんであれば、そこの対策を区で何とか促すなり、紹介をするなりしていくという。ただ、そうじゃなくて、そこを貸したいんだと。でも、借り手がなかなかないんだよって言ったときに初めて、じゃ、マッチングって話になるんじゃないかなと思うので、まず第1段階では、そこの持ち主が、今後ここの建物をどうするのかと、このままだとずっと空き家で、それこそ、景観だけじゃなくて安全性の問題もいろいろあるでしょうと。区のほうだって、こういったものって、いつ台風が来て壊れるかもしれないとか何とかっていうこともあるんですよっていうことを、そういったものを、まず、貸すのか、貸さないのかの意思ですね。それから、その相続の問題で、どうしてもその何人かの相続人同士でまだもめているから、ここは難しいんだよって言うんだったら、じゃ、まずは、ここは壊してからその後、相続で、裁判でも何でもいいからやってくださいという方法もあるわけじゃないですか。  だから、まずその入り口の段階を整理しないと、マッチングしたいとかって、誰が借りたいって、そこを何かこう若者向けに何とかしたいっていうふうに、実はもともとそういうところで貸したいか、貸したくないのかわかんないようなところ、そこにマッチングさせるっていうのは、その後の話だという話だと思うんですが、それはいかがですか。 ◎住宅課長 マッチングとは別に、先ほども申し上げましたように地域に入って相談会をやるということで、その相談会のデータっていうのは区のほうに当然入ってまいりますので、その中で例えば、今、苦情も電話で入ってきておりますけれども、その相談会の中でご近所の方が、例えば苦情を受けているとか、今こういう空き家があるんだよと。なかなか区の我々職員だけでも、空き家の実態というのは全て、全域で把握できておりませんので、そういうデータの中で、そこは空き家で何か老朽化しているものがあれば、例えば区のほうで相続人を調べたりとか、所有者を調べたりして、どのようにその解体につながるのか、また、その所有者の方がどういうふうに利用をしようとしているのか、そういうところをもう少し整理していければというふうに考えております。 ◆鈴木あきら 委員  わかりました。結局、だから、その相談会等は、ちゃんと今までどおり、いろいろやってくださいと。それはそれです。  ただ、問題は、その相談会まで行く前の段階の、相続でどうなるか、だから、そういったものが、本当に壊したいのかどうかとか、壊せないのかどうかとか、そういったものの調査とかっていう部分も含めて、それは区のほうでしっかりできるでしょうって話なんで、そちらのほうは厳しくどんどんやってもらいたいというふうにお願いいたします。  というのはなぜかというと、これ、たまたま今回は千住地区ですけれども、まちづくりの関係で、委託が3年間あったわけじゃないですか。だからできたっていう部分があって、じゃあ、今度、お金が今度ないですよって言ったときに、その成功例がどうやって生かせるのか、今後どうするのか。  それから、もう一つは千住地域がモデル地区っていう今認識があったかどうかわからないけれども、とりあえずやってもらって、7件っていう実績は残されたと。  だけれども、結果的に、これ、じゃあ、五反野とか、梅島とか、竹の塚とか、あとはいろんな他の地域に対してどうするんだっていうところも、今後、この千住の地区を見た上で進めていくのかどうかっていう話じゃないですか。  だから、同時にこの足立区っていうのは、これから先、他の地域でもそうですけれども、空き家対策っていうのは非常に大きな問題だというふうに捉えているわけだと思いますよ。  だからこそ、その辺を、まず、行政でできることって何かったら、その近所の方たちからクレームがあっても、何とかして欲しいねって言っても、その持ち主さえもわかんないとか、そこの持ち主と交渉もできない。だけれども行政だったら看板があるんだから、ある程度できるでしょ、踏み込めるでしょっていうところは期待するわけですから、是非その辺をお願いしたいんですが、室長いかがですか。 ◎建築室長 鈴木委員おっしゃるとおり、マッチングというのはお互い、その後の話っていうと確かにそうで、まず、所有者の意向確認したり、今もやっていますけれども、苦情があればその対応に、我々でどうしても入り込めないところについては宅建協会とか、不動産協会と協定を結んでいますので、老朽家屋はじめ空き家もそうなんですが、少し踏み込んで、解体に向けるようにと、そういうことは引き続き取り組んでいきたいと思っております。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。 ◆大竹さよこ 委員  何点か質問させていただきます。  まず、違反広告物対策ガイドラインについてでございますが、現在、違反広告物に対する対策というのはあれですか、月1回回るとかパトロールをしているとか、どういうふうに対策をしているのか、お聞かせいただけますでしょうか。 ◎道路管理課長 道路管理課の職員は、毎週月曜日に、広告物の撤去に、現場に出てまいります。  年に4回合同除却と言いまして、関係機関、東京ガス、東京電力、NTT、東京都第六建設事務所、その他関係機関を集めて、合同除却ということで、1日、丸1日回っていただいている状況でございます。  その他、除却協力員という方がいらっしゃいますんで、その方々が日常撤去していただくということでございます。 ◆大竹さよこ 委員  毎週月曜日行われていて、毎週、当然除却するものが出ている状況ということで、なかなか大変な作業なのかなというふうにも思っております。  その中で特に悪質な方々にはこういった、今回の条例をつくって厳しく取り締まるということでございますが、まずこの委員会を設置する際に、委員長が必要と認めるときはこれを招集するとございます。ガイドラインに沿っての委員会の開催となると思いますが、これはほぼ毎月行われるような状況になるのか、若しくは、ある程度の違反をしている会社が集まった時点で委員会を開くのか、その辺りはどのように想定されているのでしょうか。 ◎道路管理課長 月に2回10枚っていうことですんで、20枚程度の枚数がたまったところについては、その都度、考えております。  ただし、その前にわかる場合には、証拠固めをしなければいけないので、貼られている広告物に対して、例えば矢印ですと名前も何も出ておりませんので、矢印を追っかけて物件に当たるところまで行かないと、どこの会社がやっているかわかりません。  その写真をいつ撮ったかというのも証拠としてならないので、新聞を持って、その日の新聞を写真の中に入れて、撮って証拠固めをしております。  そういうものをやるので、1カ月に1回できるかどうかっていうところでございますが、やれる範囲でやっていきたいというふうに考えております。 ◆大竹さよこ 委員  この委員会で、こういった判断になりましたとか、こういった会社が、今、委員会で諮問にかかっていますといったような内容は、議会のほうには報告はある予定なんでしょうか。 ◎道路管理課長 今のところ報告は、例えば委員会報告の中で、委員会があるときに、今月まで、若しくは四半期に1度とか、そういうところでは報告をしたいというふうに考えております。 ◆大竹さよこ 委員  なかなか大変な作業、仕事になるかと思いますけれども、是非よろしくお願いいたします。  もう一つ、都営の谷在家アパート建替えに伴う、建替まちづくり構想についてでございますが、3月17日に説明会が行われる予定でございましたが、新型コロナウイルスの関係で、これが中止になったということで、3月5日前後に、地元のほうには、その説明資料が配布されたようでございます。  この谷在家団地は500戸以上の戸数がある大きな団地でございまして、住民の方からも、これからどういったことになるのかという問合せが私のほうにも来ております。  今後、事態のほうが終息すれば、いずれ説明会が行われるかと思います。これは都営住宅なので、東京都のほうがおやりになるかと思うんですけれども、その中で、やはりこの地図の中にございました公共施設が2カ所できる予定であるということでございます。  公共公益施設ゾーンということで、ここにございます、この資料ですかね、建替まちづくり構想(案)の中にありますけれども、公共公営施設ゾーン、想定される施設としては保育園のようなというふうにもございますけれども、現在、今、保育園が1カ所ございます。もう1カ所、谷在家駅に近いところに公共公益施設ゾーンというものができる予定ということになっておりますが、この辺りは、区としては、どういったものができるかというのは、情報というのは入っているのでしょうか。 ◎区営住宅更新担当課長 現時点ではまだ決まっておりません。  創出用地が創出されるのが恐らく10年以上先になると思われますので、それまでに、区の中で政策的にどういったものがいいかというのを考えながら決めていきたいと考えております。 ◆大竹さよこ 委員  そうしますと、この土地は東京都のものだけれども、この施設に関しては区民の方が要望できる、また、それを区のほうで拾っていただけるということでよろしいでしょうか。 ◎区営住宅更新担当課長 要望がありましたら、伺いたいと考えております。 ◆大竹さよこ 委員  谷在家駅に近い、非常に立地のいいところでございますので、区民の方のニーズも捉えながら、お取り組みをいただきたいと思います。  また、住民説明会を行うときに、今回は、ここは、押皿谷の住区センターの集会場を予定していたようなんですが、やはり住民の方が非常に戸数も500戸以上ということで多いので、もう少し広い会場を是非用意していただきたいという要望をいただいております。  近くには鹿浜第一小学校がございまして、是非こういった小学校を住宅の説明会にしていただきたいといった声もあるんですけれども、当然、最終的にお決めになるのは東京都のほうだと思うんですが、そういったところで、区のほうでも是非お手伝いをいただければと思いますが、いかがでしょうか。 ◎区営住宅更新担当課長 新型コロナウイルスの感染拡大がちょっといつまで続くかというのが読めないというのが一つと、まちづくり構想の決定が、今4月を予定しておりまして、それまでに説明会が開催できるかというと非常に難しいのかなというふうに考えておりまして、今回、回覧で回させていただいているのと、あとは周辺50mぐらいの範囲に、今後ポスティングをさせていただく予定になっておりまして、その中でご要望、ご意見等ありましたら、区のほうに言っていただきたいというふうに考えております。 ◎建築室長 大竹委員おっしゃいますように、大変住民が多いというところで、狭いというところがちょっと気になりますので、その辺も東京都のほうへ伝えていきたいと思います。 ◆大竹さよこ 委員  よろしくお願いいたします。  あともう1点なんですが、空き家のほうでございます。空き家対策の取り組み状況ということで千住3年間の取り組みの内容がこちらにご報告でございます。  今後、令和2年度以降の取り組みについてということで、先ほどの鈴木委員のほうからも様々お話しありましたけれども、是非これ、区内の17地区に区域を分けて、これから相談会を行うということでございますが、是非この相談の内容等を、データのほうに、先ほどもご答弁ありましたけれども、どういった地区が、どういった課題が多いのか、また、どういった地区にはどういったニーズがあるのか、これは全体的な相談会を行ってデータ化すると、ある程度見えてくるものもあるのかと思います。  その地域に合った、その利活用、また空き家の利活用も含めた、そういった方向性なんかも、今後お取り組みいただきたいと思うんですが、その辺りいかがでしょうか。 ◎住宅課長 大竹委員おっしゃるとおりでございますので、その辺はデータを取って、しっかり進めてまいりたいと思います。 ◆浅子けい子 委員  私も、今の空き家対策についてなんですけれども、一つはやはり千住で、この間やられたというのは、やはり千住が今非常に魅力があったり、人気があるということで、他の地域の方々からも、いろんなご意見とか、やはり自分も何かそこに関わりたいとか、いうようなことが、一つのモデル事業としてね、やられてきた、大きな何ていうかな、力になったのかなっていうふうに思っているんですね。  それで、食堂とかカフェとか、私もまちを歩いていて、ここがそうなんだなと思って、今はもう自然になじんでいるので、その地域に、何か空き家対策でやったっていうふうにね、ちょっと思ったりはしていないんですけれども、やはりああやって自然になじんでいくんだなあと思うんですが、ただ、やはり千住でやったのは、何か、お店とか劇場とか、ちょっと特徴があり過ぎる中で、何かそういう感じがするんですね。  そういう点では、これから全区域で展開をしていくという点では、ここに課題はありますけれども、この千住で実施したところで、全区域に生かせるものというのは何だったんでしょうか、逆に。 ◎住宅課長 空き家対策につきましては、浅子委員おっしゃるとおり活用の側面と、やはり今老朽化している空き家を、先ほど申し上げましたように解体したりとか、再生するっていうところがあると思うんですけれども、今回、千住で行った取り組みについては、おっしゃるように、比較的、店舗ですとか、そういうカフェとか、お店の関係が多いかと思います。  今後、相談会を進めていく中で、いろいろな利活用の物件があると思うんですけれども、その辺は、今、今回のプラットフォームという形ででき上がりましたので、そのノウハウをいただきながらとか、例えばそこに、プラットフォームにご紹介して、それが利活用できないか。  今、北千住駅の東口で活動していましたけれども、今、大体の千住全域で、今回、この物件数にはない利活用もしておりますので、その辺のデータをうまく活用しながら、全域。なかなか他の地域で、カフェをつくるとか、お店をつくるって難しいかもしれませんけれども、そのやり方等はうまく活用していきたいと思っております。 ◆浅子けい子 委員  それで、千住のほうでは、モデル事業としては終わるわけですけれども、引き続き空き家というのは、やはり千住は多いということは間違いないと思うんですね。  そういう点でモデル事業終わっても、引き続き空き家対策について、千住のほうでも、これからも計画を持って、何か方向性を持ってやっていくということは変わりないんでしょうか。 ◎住宅課長 具体的には今、千住Public Network Eastというプラットフォームができておりますので、その代表の方を今後の一般社団法人にしたりとか、金銭面でまちづくりトラストを申請していくというような予定を持っておりますので、その辺を、区としましてはプラットフォームでございますので、緩く少しつながっていきたいというふうに考えております。 ◆浅子けい子 委員  わかりました。是非ね、空き家対策は、これから大きな、また、何ていうか、高齢者が増えて、住宅がね、なかなか住み続けることができないような事態にもなりかねないということで、是非ね、そういう観点からもやっていただければいいなというふうに思います。  それからあと、区営住宅、新田の区営住宅のところに、水害対策による垂直避難、4階の3DKと2DKを使うと、集会室にするというお話がありましたが、垂直避難ということで、今後の区営住宅建て替えのときには、こういう方針を今回新たに持つということでよろしいんでしょうか。 ◎区営住宅更新担当課長 今後、区営住宅を建替えする場合で、水害対策が必要な地区である場合については、同様に、垂直避難について考慮したいと考えております。 ◆浅子けい子 委員  あと、都営住宅のほうは、ごめんなさい、一緒に聞けばよかったんですけれども、都営住宅のほうも、是非ね、そういう方向っていうかな、出して欲しいなというふうに思うんですが、そういう要望は出しているんでしょうか。 ◎建築室長 既に都営住宅につきましても、東京都の対策、施設部のほうへ、お願いをしているところでございます。 ◆浅子けい子 委員  最後ですけれども、この経営状況説明、あと、足立区市街地開発株式会社ですけれども、毎年毎年報告がありまして、やはり駐車場と駐輪場の収益ということで、毎年減っているというご報告があって、利益を得る会社ではないと思いますけれども、やはりああいう立地のいいところで、駐輪、駐車場ということで、やはり駅の近くということで、これから、こういう努力をしていくということは書いてありますけれども、それほど増えないのではないかというふうに考えるんですね。  そういうことでは、ここには、頑張ってこうやっていきますよって書いてありますけれども、更に何か考えていることというのはないんでしょうか。 ◎都市建設部長 実際に、今若い方々もなかなか車に乗らなくなっていたり、そもそも車の需要といったものが減っているという事実は、全体的にはあるかなと思いますが、ただ、あそこにそういう駐車場があるということをまだご存じない方であったり、また、様々な工夫で料金が安くなるとか、そういった工夫で、今までご利用のなかった方が、また、ご利用いただけるようになる可能性はまだあろうかなと思いますので、有効活用という部分を含めてPRは続けていきたいというふうに思っております。 ◆伊藤のぶゆき 委員  ちょっと1点だけ、僕も違反広告物の対策ガイドラインで、様々な委員からの指摘があったんですけれども、ちょっとこれ確認したいんですけれども、このガイドラインはあくまでも、この違反の広告物を貼った業者に対しての行政指導等ということでよろしいですかね。 ◎道路管理課長 伊藤委員おっしゃるとおりでございます。 ◆伊藤のぶゆき 委員  あれ、多分、イメージ的に、チラシが貼られていて、たどっていけば、どこの業者かっていうのは比較的わかりやすいのかなと思うんですけれども、これ例えば、例えば不動産で売買をしている業者とか、仲介をメインにやっている方とかっていらっしゃると思うんですけれども、例えば自分たちで、大手もそうだと思うんですけれども、自分たちで商品を仕入れて、商品っていうか、土地建物を仕入れて、販売だけを投げているということが往々にあると思うんですよ。  多分、この違反広告を結構がんがん貼っているところって、この仲介をメインやっているところが多分多いんじゃないのかなと思うんですね。  これは例えばもうその業者がある程度特定されて、足立区として、その方たちを指導すると、指導していく対象になったというときに、この販売元の業者に対して、そこに関して過料したりとか、指導したりとかそういうのはなかなか難しいと思うんですけれども、販売元の業者に対して、要は、足立区で、あなたたちが出した物件に対して、こういった仲介業者が凄い広告を貼ってしまっているんですよと。ですので、ちょっと指導をしてもらえませんかというお願いみたいなことっていうのはできないんですかね。 ◎道路管理課長 その実態がわかれば可能だというふうに思います。 ◆伊藤のぶゆき 委員  これ多分、実態やっている事業者はたどっていけばたどり着くんで、わかると思うんですよね。これ多分、宅建とかの協会に連絡をすれば、そのデータとかっていうのっていうのは、どこの物件のところが販売元、販売主になっているかっていうのは、結構簡単にたどり着けると思うんですよ。  ですので、そこに関して、多分、仲介業者の一番嫌なところっていうのは、人の目につきたいんで貼るわけですよね。ただ、その人たちは自分たちが物件を多分持っているわけではないので、その大もとの物件を持っている方々に、こういう業者、今、あなたたちの物件、今売っていますけれども、っていう話で、ちょっと言ってもらえませんかっていうことをお願いするっていうのは、どうなんですかね。 ◎道路管理課長 物件についての、例えば所有者ですとか、そういうものについては登記書のほうで調べればわかるというところもあります。  その他で、宅建のほうに聞いて教えてくれるかどうかっていうのは厳しい話かなと。 ◆伊藤のぶゆき 委員  多分持ち主、持ち主っていうか販売元がその物件を売っているっていうわけではないことって往々にあるんですよ。自分たちで、要は土地建物を仕入れていて、自分たちが持っているんだけれども、販売だけはもう皆さんに満遍なく、要するに情報を出して、皆さんがお客さんをつけてくださいっていうやり方っていうのは不動産屋で結構やっているんですね。
     それの皆さんだって、皆さんこの物件、要するに、あなただけにお願いじゃないんですよと、満遍なくこの物件出すんで、誰でもいいからお客さんつけてくださいっていうやり方があって、それの多分、それをメインに仲介している不動産屋が往々にして貼ってくんですよ。要は誰よりも、要するに皆さんがライバルなんで、誰よりも目立ってやんなきゃいけないって。  だから、多分同じ物件なのに、1週間後には違う業者が販売している建物だって結構あると思うんですよね。  そういったときに、大もとは変わらないんですよ、持っている不動産屋っていうか。大体、僕が個人で家を売りたいと言ったときには、不動産屋にお願いしますよね。この不動産屋が自分でやるところもあるんですけれども、この不動産屋が、「さあ、じゃあ、皆さん、私は伊藤さんからお金もらえるんで、買い主を探してきてください」っていうやり方があるんですね。その買い主を探してきてくださいを、結構、皆さんが競争して、広告を貼って、取りに行っているっていうことがあるので、この不動産屋がわかるんですよ、はっきりと。この不動産屋がわかるので、この不動産屋に、今あなたが出している物件で、たどっていけば、どこが出しているかわかるんで。この不動産屋がやっているんで、この不動産屋から、この不動産屋に、そういうことをやめるように、足立区から言われちゃっているんで言ってくれませんかっていうことが可能だと思うんですけれども、そういったことをお願いするというのはだめなんですか。 ◎道路整備室長 今、伊藤委員のほうから、お話を聞きましたので、少し私どもも、そういう不動産販売の業者に、どういう流れになって、仲介とかそういうことをしているのか、少し調査をさせていただいて、大もとのほうに、もし、勧告とか、ちょっとそういう注意とか、警察のほうと一緒にやることができれば、そういうことも含めて検討させていただきたいと思います。 ◆伊藤のぶゆき 委員  その仲介業者メインでやっている、その仲介をメインにやっている不動産って結構いるんで、この不動産屋が一番嫌がることって、この大もとの不動産屋からお願い、あなたんとこは売らせませんよって言われるのが多分一番嫌なことだと思うので、ここを指導してくれとか、処分してくれというのは難しいことだと思うんですけれども、ここにお願いをすることっていうのは足立区としてできるので、これは後々、多分システムの問題があると思うので、その不動産業界のシステムの流れがわかりにくいとわからない話なんですけれども、やっていくのが一番、要望として今後やっていっていただきたいなという、この1件だけです。 ◎道路管理課長 伊藤委員おっしゃるとおり、実態としては、1週間ごとに業者の名前が変わっているというのがございます。今、伊藤委員から聞いて、そういう実態があるんだっていうのがわかりました。これから、大もとを探してお願いをする方法を検討してまいりたいと思います。 ○渕上隆 委員長  他に。 ◆へんみ圭二 委員  まず、足立市街地開発のほうで少しお聞きしたいんですが、リニューアルを、ホームページをリニューアルするということで、4ページにも、支出の部分で、ホームページリニューアル等による増、それから、PCリース代の取扱い変更による減等の相殺増ということなんですが、これはホームページのリニューアルを幾らで買うのか、それから、今のホームページでどれぐらいの年間のランニングがかかっているのかというのはわかりますか。 ◎都市建設部長 大変申しわけありません。ちょっと詳細の予算っていうか、決算については確認しておりませんので、後ほどご報告申し上げます。申しわけありません。 ◆へんみ圭二 委員  ホームページを初めて見てみたんですけれども、       [資料を提示]  こう見てみると、非常に、よく言えばシンプルで、悪く言えばというか、普通に言えば、いつの時代のものだろうと思うくらいなんですけれども、例えばこの営業報告っていう部分、この部分はPDFがもう文字化けしてしまって何も見えないというような状況になっていますし、これで年間どれぐらいお金を使ってしまっているんだろうというところが非常に気になったので、お話したんですが、恐らくですね、このホームページ見ていますと、需要のあるというか、ニーズのあるページというのが駐輪場の詳細情報ですとか、その辺りぐらいであって、それ以外のページというのは、ほとんど、こういう言い方しては悪いのかもしれないですが、必要性が感じられないという部分がありますから、これはコストパフォーマンスも費用対効果としてどうなんだろうというところも、もう一度しっかり見直していただいて、わざわざ別にホームページなくてもいいんじゃないかと思ってしまうぐらいですから、そこはしっかり精査していただきたいんですが。 ◎都市建設部長 大変申しわけありません。必要性、また、何をPRしていく必要があるのかっていったところも十分に吟味しながら、ホームページつくる、つくらないも含めて、ちょっと判断するように、また、相談をさせていただきたいと思います。  申しわけありませんでした。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  質疑なしと認めます。 ○渕上隆 委員長  次に、その他を議題といたします。  何か質疑ありますか。 ◆へんみ圭二 委員  すみません、1点だけ。新型コロナウイルスの影響で、学校が今休校になって、子どもたちが公園でお昼にたくさん遊んでいます。  きょうも、我が家の近くの公園でも子どもたちが物凄く遊んでいましたけれども、その子どもたちが公園で遊んでいることについて、一部報道では、昼間、子どもたちがいてうるさいという苦情が入っているということもあるんですが、足立区では、今そういうことについての状況はどうですか。 ◎公園管理課長 住民の方から、特に民地の設置しているところの公園とかでは、やはり子どもたちの声がうるさいとか、ボールを地面にたたきつける音がうるさいというようなのが若干入ってきているのが事実でございます。 ◆へんみ圭二 委員  そうした苦情に対しては、どのように区としては対応されているんでしょうか。 ◎公園管理課長 まず、ボール遊びに関しましては、基本的にやわらかいボールでは認めていますので、そういうボールを使っているのかどうか確認して、硬いボールとか、やはり音の出るようなボールであれば、ちょっと控えてくださいというようなことを直接現地に行ってお願いしたりはするようにしております。 ◆へんみ圭二 委員  昨日もですね、近所の子たちが公園にいて、どうっていう話を聞くと、もうめちゃくちゃ暇でやることないって言うんで、公園で遊んでっていう話だったんですが、もう本当に今、子どもたち学校にも行けなくて、公園に遊びに行ったら、そうやって苦情も出されてというのは、非常にかわいそうだなと思いますから、その辺りについては、是非、苦情が入ったときにも、余りこう、その苦情に対して同調するようなことというのはしないでいただきたいですし、是非、子どもたちに対して、今のこの状況ですから、温かく見守るような形で対応していただきたいんですが、いかがでしょう。 ◎副区長 今、へんみ委員のおっしゃったことについては、昨日も文部科学省も、子どもたちは自宅にできるだけいるようにとは言うものの、外で遊ぶことを否定するものではないというふうなことを言っておりますので、私たちも、今、子どもたちが非常に、学校も当然休校になって厳しい状態でありますので、一定程度、外で遊ぶこと、集団でやはりクラスター的なことが発生することはまずいですけれども、外で遊ぶことを一概にだめだということを言わないような形で、区としても、子どもたちがこの厳しい状況を何とかクリアできるような形で考えていきたいというふうに思っております。 ◆大竹さよこ 委員  すみません、私は情報連絡のほうでございます。流通業務団地の施設、機能の更新に向けた取り組みについてということで、ちょっと2点ほど。  こちらが、でも、今後は機能の更新に向けて、東京都等と、また、関係所管とも情報を共有しながら、この施設の機能の更新を誘導するということでございますが、この場所が、ちょうど舎人公園の近くということでございます。  また、ちょうど首都高速道路の入り口、出入り口にあるということから、ここの課題の解決に向けた取組み内容の(2)にもありますが、今後、災害対策ですね、こういった視点で、是非、その高速道路の出入り口に近いところの場所というのは、非常時の物資の輸送等でも非常に活用ができるという観点もございますので、今後、この災害対策という観点からも、しっかりと取組みをしていただきたいというのがございます。  あともう1点、周辺道路の駐車対策ということで、我が党からも本会議で質問させていただきましたが、その駐車対策に、例えば舎人公園の駐車場、夜間ですね、そういったところを活用できないかという要望もさせていただきました。この辺り、今ご答弁いただくのは難しいかと思うんですが、取組み、是非よろしくお願いしたいと思いますが、いかがでしょう。 ◎都市計画課長 今、東京都と足立区とを含めまして、地権者の皆さんと勉強会をまず始めたところでございます。  今、大竹委員おっしゃったところの件につきましても、災害時の配送の拠点になっていたとか、あるいは災害時にどういうような、何て言うんでしょう、利点になるのかというところも含めて、今後検討を働き掛けていきたいというふうに考えております。 ◎都市建設部長 夜間の違法駐車については、非常に区民の声でも、多数のお声をいただいておりますので、このタイミングで何とか解決が図れればいいなというふうに考えております。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  質疑なしと認めます。  以上で建設委員会を終了いたします。       午後3時18分閉会...