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令和 2年 1月23日文教委員会-01月23日-01号
令和 2年 1月23日建設委員会-01月23日-01号

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  1. 足立区議会 2020-01-23
    令和 2年 1月23日建設委員会-01月23日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 2年 1月23日建設委員会-01月23日-01号令和 2年 1月23日建設委員会       午前9時57分開会 ○渕上隆 委員長  それでは、皆さんお揃いですので、ただいまより建設委員会を開会いたします。 ○渕上隆 委員長  初めに、記録署名員の指名をいたします。  大竹委員浅子委員、よろしくお願いいたします。 ○渕上隆 委員長  次に、陳情の審査を議題といたします。  (1)元受理番号16 花畑川環境整備早期整備を求める陳情、前回継続であります。  (2)元受理番号17 花畑運河歴史文化的価値の保存を求める陳情、前回継続、以上2件を一括議題といたします。  合わせて報告事項(10)花畑川環境整備事業進捗状況についての説明も一緒にお願いいたします。 ◎道路整備室長 建設委員会報告資料の31ページのほうをお願いいたします。  花畑川環境整備事業進捗状況についての報告でございます。  まず1番目につきましては、これまでの経過を示させていただいております。  それから2番目のみどり率でございますが、32ページのほうを見ていただきたいと思います。
     現在を100%とした場合、平成14年3月の計画では72%、現在の計画では77%ということでございます。  3番目のヒートアイランド現象に対する専門家の意見でございますが、産業総合技術研究所玄地研究員から意見をいただいたところでございます。  内容については、記載のとおりでございます。  それから4番目の整備イメージでございますが、まず33ページと34ページのほうを見ていただきたいと思います。  34ページについては拡大図でございます。  富士見橋を車道橋にした場合、民地の地盤高から、道路が約1mほど上がるような状況になっております。そのため影響する範囲の地権者の方々には一度、民地側の建物を移転していただいて、また、その民地に土盛りをして、再度建物を建てていただくようなケースもございます。  次に、35ページのほうに、これにつきましては影響範囲ということで記載をさせていただいております。  更に、車を通す場合、南北方向の一方通行に現在なっておりますけれども、これについても解除が必要になるということでございます。  次に、歩道橋にした場合でございますけれども、36ページをご覧ください。  民地と道路の段差がなく、スロープと階段で対応できるような状況になります。  それから37ページが平面図でございます。  次に、38ページをご覧ください。来年度、施工する区間でございます。雪見橋から富士見橋を見たイメージでございます。  これ以外にも、2月下旬実施予定地元説明会には、地元の皆様にお見せできるよう、月見橋と、それから富士見橋、それから桜木橋から見たイメージについても、現在、作成中でございます。 ○渕上隆 委員長  それでは何か質疑ありますか。 ◆鈴木あきら 委員  まず報告資料の中の31ページなんですけれども、ヒートアイランド現象に対する専門家の意見ということで、水分を多く蒸発させることがヒートアイランド対策で重要であるということで、これ具体的な方法とは何か、どういうふうにあるでしょう。 ◎工事課長 高木を植えまして、葉っぱから水を蒸発させる。それからあと、散策路におきまして、保水性舗装や、それから透水性舗装を施工しまして、そこから水を蒸発させることによってヒートアイランド対策に貢献するという形でございます。 ◆鈴木あきら 委員  この報告資料32ページに平成14年3月と現在の計画ということで、これ、みどり率に関しては72%から77%ということで、5%上がっているって話になりますけれども、このヒートアイランド現象についての何かこう、アップ率とかっていう、その対策をやった後のどのような流れとか、そういった部分の計算、難しいんでしょうか。 ◎工事課長 それについては非常に今、計算が難しいというような状況でございます。  施工前、施工後と気温を測るぐらいしかできないと思います。 ◆鈴木あきら 委員  そうすると、計算は難しいけれども、今の高木にするとかいろいろな方法で、このヒートアイランド対策は重要であるっていうことについては、クリアできるっていうふうな判断をしているっていうことでいいですか。 ◎工事課長 そのとおりでございます。 ◆鈴木あきら 委員  じゃあ、ヒートアイランド現象はそれでいいということですね。  ただ、平成14年の3月から比べると5%、もちろん、みどり率上がっていますけれども、今現在から比べるとっていうことで、この残りの差額の25%について、どういうふうな今後、対策をとっていくかとか、上げるつもりがあるのかどうかっていうのも含めてお願いしたいんですが。 ◎工事課長 水面の部分をみどり率という形で考えていまして、実際的には23%減という形でございます。  どうしても護岸の部分というのが減らされますので、これ以上、上がらないというような状況でございます。 ◎道路管理課長 みどり率については、100%の水面から77%ということでございますが、普通の水面の蒸発よりも、緑が多くなったほうが、蒸発が増えるということでございますので、みどり率とこちらのヒートアイランド現象が全くイコールではないということですので、木を増やしたほうがヒートアイランド対策については良くなるということでございます。 ◆鈴木あきら 委員  先ほども、ちょっと私の質問が悪かったのかもしれないけれども、ヒートアイランド現象についてはクリアしているよという考え方だよと。  ただ、みどり率っていうものに対しては、どうですかっていう話だったので、今の道路管理課長の話だと、ちょっと違うかなと思ったんですが、あくまでも、そのヒートアイランド対策みどり率23%減について、今後どういうふうなことを考えますかっていうことを聞いているので、同時にこの場所じゃなくたって、例えば花畑運河じゃなくたって、そのみどり率23%減は近隣のどこかでそれを担保できるとかっていう考え方もあるわけじゃないですか。  そうすると、そういったものも含めて、区は、どういうふうにお考えでしょうかっていうことなんですが。 ◎道路整備室長 今、鈴木委員のほうからお話がありましたように、区全体の中で、この部分のみどり率が減ったからといって、それほど大きな影響はないというふうに考えておりますが、私どももこの周りの公園とか、そういったところもたくさんございますので、緑の基本計画を今、策定しておりますので、できるだけ少しでもみどり率を増加できるように今後、計画をしていきたいと思っております。 ◆鈴木あきら 委員  わかりました。じゃあ、あくまでも、その部分を今後、近隣のどこかをまた、考えて進めていくという考えでいいですね。わかりました。  それから今後の予定の中で、富士見橋の関係ですけれども、これ車道案と歩道案っていうふうな言い方をしているのかな。そうすると、おのおの概算で幾らぐらいずつかかるのかとか、それからあとは、工期はどのぐらいなのかっていうのは、何か今まであったんでしたっけ。 ◎工事課長 そこまでは、まだ計算はしてございません。  ただし、車道橋にしますと、倍以上お金がかかるというような状況でございます。 ◆鈴木あきら 委員  地元説明会なんかでも、こういった質問が多分、出るんじゃないかなと思うんですよね。なぜかって言うと、工期がどのぐらいでっていう話になると、じゃあ別にそこまでやらなくたっていいよとかいう話っていうのは出てくるのかなと思うんですが、それは住民説明会のときに準備しておかなくていいんですか。 ◎道路整備室長 先ほども説明しましたとおり、車道橋にした場合ですと、用地の移転が必要になってきます。これは当然移転していただいて戻ってくるという関係がありますから、最低でも5年程度は当然必要になってくるのかなと思っております。  それから車道橋と歩道橋にした場合、工事期間は花畑川の水をとめて施工するので、割と施工はしやすいのかなというふうに思っております。  今時点ですと、2年から3年程度、橋にかかる工事期間は必要なのかなっていうふうに考えております。 ◆鈴木あきら 委員  そうすると、もう本当に大まかでしょうけれども、歩道橋案だと2、3年で車道橋案だと5年以上かかる可能性があるし、地権者もいらっしゃるわけだから、その地権者の説得とかっていうことを考えたら、それで済むかどうかもわからないという、そういう不確定な部分があるということでいいですね。わかりました。  それから、その陳情のほうに戻りますけれども、これ元受理番号16と元受理番号17のほうで相反する陳情になっちゃっているという部分で考えたときに、おのおのこれ、教えていただけるのかどうか、わかりませんけれども、陳情者、署名の人数とか、そういったことっていうのは、あと、また場合によっては、近隣の方なのか地元からちょっと離れた方なのかっていうのは、余り公表はできないのかもしれませんけれども、大まかにそういったことって教えてもらえるものなんでしょうか。 ◎区議会事務局次長 現在、請願文書表につきましては、個人情報の関係があるので、お名前とか住所とかは掲載はしておりませんが、例えばその署名について、区内の方がどれくらいあるかどうか、ざっくりとした割合とか、そういったことでしたらお答えは可能かと、そこは個人情報に触れないので可能かと思います。 ◆鈴木あきら 委員  今、相反するわけですけれども、おのおので人数どのぐらいとかっていうのはわかるんでしょうか。  それから、あとは大まかなっていうことであれば、本当に地元っていうのはどこまで地元なのかわかりませんけれども、例えばその同じ区内でも花畑運河から遠く離れて、例えば新田とか宮城とか小台だとかっていう、ああいったところと、いやそうじゃなくて、もう本当に六木とか神明とか佐野近辺だよっていうことなのかっていう、個人情報関係なく、そのぐらいのことっていうのは、わかればある程度、その判断をするときの、なぜかって言うと、一本しか出ていなければ、当然じゃあその陳情についてどうかってだけなんですけれども、相反するって話になってしまうと、ちょっとそれについて、私たちの判断の一つとして地元が、例えば地元住民説明会行っていて、毎回参加していて、参加しなくても皆さん方から多くの地元説明会ではこういう件でしたとかっていうことは聞けることができると思うんですけれども、ただ、それに対して、その陳情者の相反する部分に対しての地元がどうなのかっていうのが、やはり一番その辺も判断材料に私たちなると思うんですが、その辺でいかがでしょうか。 ◎区議会事務局次長 元受理番号17のほうにつきましては、今まで署名ということで169人出ているということで報告はしております。  今の具体的に、例えば区内のエリア等でどうっていうふうな話でございましたけれども、ざくっとした区内か区外かというふうなところだけで、ちょっと数字だけ申し上げますと、区内が大体4割ぐらいで、区外の方が大体6割ぐらいというふうな。そんな内訳でございます。  今現在お答えできるのは、そういった数字になります。 ◆鈴木あきら 委員  今のお答えというのと、あと、やはり今回、元受理番号16と元受理番号17、両方とも、今までの説明なんかでいろいろ聞いていて、私なりにもやっぱり調べてみました。  そのときに、例えば元受理番号17のほうに関しては、歴史文化的っていう部分もありましたけれども、これ調べてみたら、完成したのが花畑運河っていうのは昭和6年なんですね。工事着工は昭和2年頃からっていうことですけれども、当然もともと花畑川の運河があったわけではなくて、中川の舟運の渋滞、例えば中川から都心のほうに向けて、いろいろな船が行っていたというときに、やはりなかなか渋滞が激しくなってきて、それでやむを得ず1本つくったほうがいいだろうということで、そこで中川を利用していた船を花畑村の付近で綾瀬川に回して、距離と時間を短縮して、中川下流の渋滞を緩和させようという計画で、これが進んでいたということでの内容だったと思うんですね。  そうすると、当然その利便性を重んじて、そこを開通させたっていうことが一番の理由で、別に例えばその文化的っていったときに、でも88年以上たっているから文化的だろうっていうことはもちろんわかるんですけれども、例えばこういう工法が、全国でこれが数カ所しかないよとかいうことであれば別なんでしょうけれども、例えばその富岡製糸場みたいに世界遺産になるとかっていう、昭和の時代であってもそうかもしれないってなるんですが、これについては区も、それからあとは国のほうも、文化的っていうものについては余り感じは持っていないっていうふうな認識でいいんですか。 ◎工事課長 現在、鋼矢板を打って、コンクリートのかみそり護岸という形でございます。  そういう護岸につきましては、やはり隣と隣のまちを分断するという形がありますんで、文化的とは思ってはございません。 ◆鈴木あきら 委員  私も地元に何か聞いてみたりとか、それから私自身もいろいろな文献を当たってみたときに、歴史文化的っていうところについては若干、弱いかなっていう、私自身もちょっと思ってはいるんですよ。  そういった意味では歴史文化的というよりも、むしろ例えば今、先ほどあったヒートアイランド現象とか環境問題、それからもう一つは、地元の方たちが普段暮らしていて、そこが逆に今あれがあることによってとか、ああいう形になっていること自体が不便さとか、景観が悪いとかっていうことであれば、それを解消してあげることのほうが優先順位としては高いのかなっていうふうに思うんですが、区のほうはそういった、例えば歴史文化的っていうものが今の答えですけれども、それ以外について地元の方の要望を聞きながらっていったときには、やはり平成13年、平成10年辺りの部分での根本的な意見を聞いて、なおかつ今も聞いているっていうことで進めているってことでいいんですよね。 ◎工事課長 そのとおりでございます。  平成13年の計画をより良くするために、散策路の幅を広げたり植栽地の幅を広げているという形で、基本的には、私は変えていないと考えているところでございます。 ◆鈴木あきら 委員  わかりました。 ◎道路管理課長 実は私、平成13年のときに、花畑川を考える会に出席しておりました。やっと、区の管理ということで準用河川になりまして、地元の皆さんの要望に応えられるというところで、花畑川を考える会というのをやりまして、そこで散策路ということで、まちのコミュニティを生んだということで勉強会をやらせていただいているところです。  その後、高齢化等も進みまして、散策路の幅を確保して根上がり等を防いで、皆さんが安全に歩けるようにということで今回の設計になったということでございます。 ◆鈴木あきら 委員  元受理番号17のほうの関係で、河川法を遵守するっていう項目があったんですよね。それについては、今も、今後、区が進めていきたいっていうことで、地元の意見を聞きながら進めていきたいっていうことについては、これ河川法は遵守されているっていうのを最終判断でいいですよね。 ◎工事課長 河川法に基づく河川構造令等について、遵守して設計しているところでございます。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。 ◆伊藤のぶゆき 委員  まずイメージ図、ありがとうございました。  やはりこうやって明確にイメージ図が出てくると、車道橋架けるのに用地買収が必要で、お金がかかったり時間がかかったりするので、なかなか難しいのかなっていうのが理解しやすくなっていると思います。  参考までに、この富士見橋の車道橋、歩道橋の案と富士見橋を望むという、このパース、ちょっと種類が違うんですけれども、これつくるのに大体、1枚当たり幾らぐらいかかるんですか。 ◎工事課長 1枚当たりいろいろな描き方がございます。絵のほうにしますと20万円とか30万円、それから、やはりCADで描くと、もうちょっと安いのかなというところでございます。もっと精密なきれいな絵に描くと、50万円台というのもございます。 ◆伊藤のぶゆき 委員  絵で描くと二、三十万円ぐらいかかってしまうということなんですけれども、今後、この話だけではなくて、いろいろな大きな工事をするときに、やはり地元に説明をするときに丁寧な説明をしていただきたいということは前々から言っておりますけれども、やっぱり具体的にこういう絵が出てくるとイメージがしやすいのかなと思いますので、今後、こういう大きく街に影響するような工事をする場合は予算に組み込んで、こういうものをつくっていただくということを今後やっていただきたいなというふうに思います。  それと改めて再確認をさせていただきたいんですけれども、平成13年にこの花畑川の橋を架け替える計画がありました。それから17年、18年が経って、今回この花畑川を整備するという話ありますけれども、平成13年からの計画に比べて、今回のこの計画の一番のメリットというか、デメリットというのを改めて教えていただけますか。 ◎工事課長 平成13年から今回の計画に比べまして、デメリットはないと考えているところでございます。  いわゆる散策路を2mから3mに広げて歩きやすくしている。それから根上がりを少なくするために植栽地を広げている。それから、あと水面が護岸の勾配をきつくすることによって、満潮位と低いときの水面幅を確保しているという形で、ヒートアイランド対策を含めて、私ども良くしていると考えているところございます。 ◆伊藤のぶゆき 委員  この建設委員会みどり率ヒートアイランド対策と様々なことでお話をされているんですけれども、やっぱり一番大切なのは、地元の方がどういうふうに感じているかということと、利便性がどうなるかということが一番重要だと思うんですね。  例えば富士見橋歩道橋を車道橋にするのに幾らかかって何年かかるのかっていうことを考えれば、地元の人たちの意見として、じゃあ、富士見橋に車が通るって、そのメリットって何なのってなると、当然、北と南の行き来の問題だと思うんですよ。  ただ、そこに何年もかけて、またお金かけて頓挫をするよりかは、じゃあ、今起きている問題っていうのは、葛西用水桜通りの渋滞が起きたりとか、花畑川を整備するのに、例えば富士見橋の架け替え工事契約が入札不調になっているっていう問題は、地元の人たちはそんな、実は何年か前から問題だったわけではないと思うんですよね。  それは行政の中の問題であって、じゃあ、地元の方々が何を求めているかっていったら、花畑川は早くきれいになって、前、話されてイメージどおりかどうか、わからないんですけれども、良くなって利便性を高めてもらいたい。  そうなってきたときには、今、花畑川を整備するのに、前から言っているように、地元の利便性だけを言ったら八潮に抜ける縦の道が増えればいい話なんで、補助第109号線を花畑川から八潮に行く道の買収のほうが、僕はもっと大切なんじゃないかなって個人的には思います。  この陳情に関して歴史文化的っていう話になるんですけれども、今言ったように、メリットしかなくてデメリットはない。そして地元の方々が今後2月に、この絵以外の各橋からの絵を見たときに、地元の方々が早くそういう整備を進めて欲しいってなったときに、やはり行政として一番怖いのは、また頓挫してしまうことが一番怖いので、早く進めてもらいたいということなんですけれども、じゃあ、この歴史文化的なものを守っていただきたいという陳情がどこまで酌みとれるのかと。  多分、この陳情自体は反対をしている陳情じゃないと思うんですね。ただ平成13年度の計画を進めていただけないかという陳情と、もう一方は早く進めてもらいたいという陳情が今出ていると。決して反対している陳情じゃないので、この趣旨が歴史文化的価値の保存を求めるというのがどこまでできるのかは、ちょっと私もわかりませんけれども、この平成13年度の計画から今の計画で失っている、この歴史文化的な価値というものは、行政的にはどういうふうにお考えなんでしょうか。 ◎工事課長 平成13年度と今の計画では基本的に変わってございません。  歴史的価値というのは、現在のコンクリート護岸が高さが4.1mございます。それで平成13年度の計画は河川条件を変えまして3.1mにします。1m下がるわけです。  従いまして、残っているコンクリート護岸は撤去をして削っていかなければならないというような状況でございます。 ◎道路管理課長 平成13年の計画から今回の計画で大きく変わったところは、中川の土手の耐震構造、水門の形が変わる。更には綾瀬川も同様です。護岸をつなげて耐震護岸にして、出入り口が変わるというのが最も大きいことだというふうに思っております。 ◆伊藤のぶゆき 委員  ちょっと私も、この歴史文化的価値というのがどこまで求めていることっていうことはわかんないんですけれども、当然、歴史文化的価値だけにスポットを当てると、いろいろなものは歴史文化的価値が足立区の中にも当然あると思うんで、この趣旨、この陳情を多分ずっとやっていても、なかなか答えが出てこないのかなという部分もありますので、今おっしゃっているように、歴史文化的価値の大きな差が、今言ったように中川堤防のかさ上げに伴う、そういうところだということであるんであらば、あとは2月に再度、地元説明をするときには、これとは違った、また各橋からのパースを見て、地元の声を、最終確認ではないですけれども、改めて聞いてみる、そういうのが必要なのかなと思います。  要望で、ちょっと私も今、取りとめがないことになってしまったんで、一回やめます。 ◎道路整備室長 私も陳情のほう、よく読まさせていただきました。  それで、この陳情の中には、建設当時の形態をそのまま残す貴重な近代土木遺産というべき存在となっているということで、現在のものをそのまま残して欲しいっていうふうにも読みとれます。  そうすると、逆に平成14年の計画であっても、当然コンクリート、今の鋼矢板のほうは全部撤去してしまうので、ちょっとこの趣旨から外れてしまうのかなというふうに思うので、この陳情者の方は、今のまま、そのまま残して欲しいっていう意味合いも入っているのと、平成14年の計画を進めて欲しいというのも読みとれるので、この辺りが私も、なかなか読みとる意味合いがちょっと難しいなというふうには考えております。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。 ◆浅子けい子 委員  区のほうは、一貫して平成13年からつくってきた計画を継続してやっているんだというお話なんですけれども、私も、今度の陳情、元受理番号16と元受理番号17ありますけれども、元受理番号16は早くやって欲しいと、本当に住民の率直な願いが盛り込まれているものだと思います。  元受理番号17に関しては、やはりやって欲しいんだけれども、区のほうは平成13年からずっと流れでやっていますよとおっしゃっているんだけれども、前の計画の中で非常にお金がかかるというお話がありましたよね。お金がかかるので、頓挫をして、しばらくその状態のままになって、今回改めてこういう計画をつくりましたというような、私は受け止めなのですね。  ですからそういう意味では、やはりそこに間があって、決してそのままの流れでは来ていないと。そういう点で元受理番号17の陳情の方々は、やはりそこの間のやりとりというかな、やっぱりそこがきちっとできていないというところで、変わってしまったという理解になっているんじゃないかなっていうふうに私は思っているんですね。  だから、そこら辺では、例えば財政の問題がかなり言われていたんですけれども、財政の問題がなければ、平成13年、平成14年度の計画で、本来であったら進めていたんですかね。 ◎工事課長 財政的な問題で平成13年度に立てた計画がすぐできなかったっていう形でございます。  ただ平成13年度と今回の計画につきましては、実際的に工事費はほとんど同じという形でございます。財政上の問題で、なかなか着手できなかったという形でございます。  今後につきましては、設計をやっていますんで、粛々とつくっていきたいと考えているということでございます。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。 ◆大竹さよこ 委員  先ほどの質疑の中で、やりとりを聞かせていただく中の歴史文化的価値というところが焦点となっておりました。  その中で私、1点、先ほど道路管理室長のほうからお話ございましたが、この陳情者の陳情の内容を見ると、近代土木、この遺産ともいうべき存在を残してもらいたいと。  ただそれは、工事をする限りは、これを残すのは難しいというお考えで、例えば一部でも、先ほどお話ありました4.1mの高さを3.1mにすると。1m削るというんですかね、その残りの3.1mの部分をもって、近代土木遺産が残るという、そういうことはできないものなのか、どうでしょうか。 ◎工事課長 上を切ってしまいますと、下がすぐ散策路と、それから緑地帯になってしまうんで、残ることは残るんですけれども、川の中からは見えない。  ただ、道路のほうからは残った部分については、見えるというような状況でございます。 ◆大竹さよこ 委員  先ほど鈴木委員のほうからも、今までのこの花畑川の歴史を教えていただきましたが、昭和6年からずっと今までに至る花畑川の役目、役割というのもあったと思いますが、このたび、例えば元受理番号16のほうの早期整備を求める陳情の方々のご意見を聞くならば、今後この花畑川が新しくきれいに、地元の方に愛される川に生まれ変わる場合に、また、ここから花畑川の歴史も始まるのかなと思います。そういったときの新たな地元の方に更に愛されるような川づくり、様々きょうパースで見せていただきましてありがとうございました。
     この他に、様々な工夫を今、区でされているところがあれば、教えていただければと思います。 ◎道路整備室長 私どもで先ほども説明させていただきましたとおり、桜並木、これ河津桜のほうを検討しているわけでございますけれども、それから当然、歩きたくなる遊歩道の整備等も考えておりまして、当然ベンチの設置とか、またボートの乗れるようなところも今後考えていきたいと思っております。  今後、花畑川を活用して、まち全体の活用策、まちづくりも展開していきたいと思っております。  その中で川の文化っていうんですか、これまで人々が川に入れなかった、触れ合えなかったというのを、今回こういった整備することによって、人々が川に近づくことができることによって、川の文化というものを地域と協働して、これからそういった文化を発信していきたいというふうに考えております。 ◆大竹さよこ 委員  そうですね、歴史をつなぐという意味では、今までの花畑川の姿、また、これから花畑川の在り方、そういったところもしっかりと引き継ぐ、歴史的に引き継がれるような、また新しい、これも歴史文化的価値の一つになりうるような、そういった整備をしていただきたいと思います。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  質疑なしと認めます。  それでは各会派の意見をお願いいたします。 ◆伊藤のぶゆき 委員  2月に地元説明会もあるということで、継続で。 ◆大竹さよこ 委員  継続でお願いします。 ◆浅子けい子 委員  継続です。 ◆鈴木あきら 委員  2月の地元説明会を聞いた後で、また判断します。継続です。 ◆へんみ圭二 委員  継続です。 ○渕上隆 委員長  それでは、採決を行います。  元受理番号16、元受理番号17、両陳情とも継続審査とすることにご異議ございませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  ご異議なしと認め、継続審査と決定しました。 ○渕上隆 委員長  次に、所管事務の調査を議題といたします。  (1)パークイノベーションに関する調査を単独議題といたします。  合わせて報告事項(15)公園活用推進連絡会の開催結果についての説明もお願いいたします。 ◎みどりと公園推進室長 建設委員会報告資料52ページをご覧ください。  公園活用推進連絡会の開催結果についてのご報告でございます。  公園活用推進連絡会では、パークイノベーションによります1年間の取組みを報告し、そこでのご意見を今後の改修工事などに反映させていくものでございます。  1番でございますけれども、開催概要につきましては(1)、(2)、(3)の記載のとおりでございます。  2番目の議事でございますけれども、恐れ入ります、53ページから56ページまでが平成30年度から令和元年度までの改修工事と利用状況調査の結果でございます。  57ページから58ページでございますけれども、昨年度の連絡会でいただいた意見の反映状況です。  59ページから60ページがその他の取組みということで、塗装ですとかボール遊びのルール、水遊びの施設の整備等々についてのご報告でございます。  61ページにつきましては、庁内検討会での意見と今後の方針について記載させていただいております。  52ページにお戻りください。  3の主なご意見でございますけれども、トイレのデザインって書いてありますけれども、トイレの外装塗装でございます。申しわけございません。トイレの外装塗装のデザインにつきまして、取組みは良いというお話ですとか、多目的広場となる公園を増やして欲しいですとか、防犯カメラの点ですとか、公園トイレの男性用のブースにもベビーシートがあると便利だとかといったような様々なご意見をいただいております。 ○渕上隆 委員長  何か質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  質疑なしと認めます。 ○渕上隆 委員長  それでは報告事項に入ります。  (1)から(9)を都市建設部長から報告をお願いします。(11)から(13)、以上3件を市街地整備室長から報告をお願いします。(14)をみどりと公園推進室長から報告をお願いします。(16)については建築室長から報告をお願いします。  それでは最初に、都市建設部長から報告をお願いします。 ◎都市建設部長 報告資料2ページをご覧いただきたいと思います。  まず千住関屋ポンプ場建設事業の進捗状況についてということでございます。  同ポンプ場につきましては、東京都の下水道局が現在施工しているというところでございますけれども、工期の延伸ということで報告がございましたので、ご報告申し上げる次第でございます。  1の(1)にございますとおり、当初の予定では令和3年度末ということでございましたけれども、4年間遅れているということで、令和7年度末の完成予定ということになっております。  遅延の理由でございますけれども、次の3ページをご覧いただきたいと思います。  2番に事業完了時期の見直しについてということで、①、②、③と理由が書かれてございます。  ①としては地盤改良工法等の見直し、これにより1.5年の延伸、また湧水が出る関係で1.5年の延伸ということ、それから建築工事と土木工事の兼ね合いということで1年ということで、都合4年間ということでございます。  これ下水道局の工事でございますけれども、やはり最近の大雨というような状況を考えますと、一日も早く完成をして欲しいと考えておりますので、今回の工事の延伸については住民の皆さんにご案内をするとともに、引き続き、一日も早く完成するように求めてまいりたいと思います。  続いて、4ページご覧をいただきたいと思います。  中川堤防かさ上げ工事の進捗状況についてということで、5ページに、ちょっと小さいんですけれども、全体の図が出ておりますので、こちらをご覧いただきながらご説明させていただきたいと思います。  3点ございます。  (1)都県境から花畑川までということで、図で言いますと、一番上の花見橋の上の部分、令和2年度以降工事予定となっておりますけれども、こちらについては護岸に、当初今年度、土盛りの工事をやる予定でございましたけれども、護岸がちょっと弱いということで、今回、今年度については護岸をきちんとするというところで、令和2年度以降に工事をさせていただくということと、当初ここについては車両通行止めという予定でございましたけれども、やはりバスも通っているということで、交通安全対策も考えながら車両を通す形で工事をするということで見直しをしたということでございます。  (2)飯塚橋から中川公園付近までということで、ちょうど図のほうでは真ん中の飯塚橋からちょっと下に下がる部分、ここでございますけれども、こちらについては契約の請求をしておりますけれども、入札不調が続いているということで、ちょっとなかなか工事に入れない状況になっているというところでございます。  (3)常磐線周辺ということでございますけれども、こちら7ページをご覧いただきたいと思いますけれども、前回もご報告申し上げましたけれども、こちらについては地元の工事説明会を行って、今工事を進めているということで、ただ堤防の形状は変わるので、完成後の使い勝手について地元の方と国のほうで協議を進めているという状況でございます。  続きまして、8ページご覧をいただきたいと思います。  中川堤防の車の通行に関するアンケート調査についてということで、従来から懸案事項になっておりました中川堤防かさ上げ工事後の車両の通行について、私のほうには賛成、通したほうがいいというご意見と、そうではなくて今のままというようなご意見と、様々ご意見をいただいております。  そこで、地域住民の皆様方に、実際どうなのかっていうところでアンケートをとらせていただければと思っております。  令和2年1月末から2月末の予定で、次ページの9ページ以降に資料ございますけれども、こちらをもって住民の皆さんのご意見をお伺いできればということで、9ページはご案内文、10ページについては実際の工事前の道路幅員と工事後の道路幅員、仮に道路に車を通した場合にはこういう道路の計画になりますよっていうようなところを絵で見ていただきながら、ご意見を伺えればなと思っております。  また、こちらについては、アンケートをとり次第、またご報告をさせていただければというふうに考えております。  続いて、14ページでございます。  北綾瀬駅改良工事及び北綾瀬北自転車駐車場(区営)工事の工事期間の延伸についてということで、工事の延伸ばかりで大変申しわけございません。  こちらについては東京メトロのほうで工事をしておりますけれども、1、工期延伸の主な理由のところにございますとおり、環状7号線に桁を通す関係で警視庁との協議に時間がかかったということと、北綾瀬駅構内に耐震補強工事をする部分が8カ所見つかったということで、都合6カ月延伸になるということでございます。  これに伴いまして、4にございますけれども、北綾瀬北自転車駐車場、環状7号線の北側出入り口のところにつくる予定でございましたけれども、こちらも6カ月遅れるということでございます。大変申しわけございません。  続いて、16ページをご覧いただきたいと思います。  足立区バリアフリー地区別計画(区役所周辺地区編)の進捗状況についてでございます。  17ページ、18ページとご覧いただきますと、17ページの太い点線で囲ってある部分が計画の範囲でございます。  18ページにございますのが具体的に道路、公園、建築物ということで、どのようなことをやっていくのかということで、区役所以外の所管もございますけれども、具体的年次計画に沿いながら実施をしているということで、例えば道路であれば、進捗率としては29.5%、公園であれば、66.6%というような形で現在の状況ということでのご報告でございます。  まだ未着手の部分についても、年次計画に基づいて進捗状況、また確認をしてまいりたいというふうに思っております。  19ページ以降については、実際に工事をした現場の写真、掲載してございますので、後ほどお目通しをいただければと思います。  続いて21ページをご覧いただきたいと思います。  同じく足立区バリアフリー地区別計画(江北周辺地区)の策定についてということで、これは東京女子医科大学新東医療センターが移転してくるということで、こちらについてもバリアフリーの地区別計画を立てていくべきだろうということで、来年度、具体的な取り組みをしてまいりたいということでございます。  実際には22ページにございますとおり、半径500mから1,000mの範囲内で、現在事務局で考えておりますのが太線で書かれている枠内ということで、地形地物、道路ですとか、あと区画整理で定められた区域等々、ちょっとジグザグになっている部分もございますけれども、そこを範囲としていきたいなと考えております。  また、22ページの右下のほうに書いてございますけれども、東京女子医科大学新東医療センターができるまでには、音響式信号ですとか無電柱化等々、記載のものについて取り組んでいきたいということと、⑤歩道のセミフラット化、⑥公共施設のバリアフリー化については、その後、道路とか公共施設については随時というか、適宜その計画に基づいて実施をしていきたいという内容でございます。  来年度、具体的な計画をまち歩き等々もしながら策定をしてまいりたいというふうに思っております。  続いて23ページでございます。  足立区ユニバーサル推進計画の策定についてということで、これは何回かこの建設委員会のほうにご報告させていただきました。  パブリックコメントも終わりまして、資料が入ってございますけれども、策定という形でご報告をさせていただければと思っております。  続いて、24ページでございます。  シェアサイクル事業の実証実験協力事業者の選定結果ということでございますけれども、記載のとおり、令和元年11月1日から11月22日まで募集をしました。  実際に2番に記載の参加条件ということで募集したんですけれども、応募者数は1者ということでございました。  25ページにございます選定委員会によりまして、区の条件に合っているのかどうか、これを確認させていただいて、実際に確認されたということで決定をしているものでございます。  26ページの上段にございますOpenStreet株式会社というところで、今、協定書をこれから結ぼうということで、そういう段階に入っているところでございます。  スケジュールが厳しいんですが、2月からスタートをしたいということで、現在予定をしているところでございます。  27ページが区営自転車駐車場のサイクルポート予定箇所でございます。  今後、地域的な偏りもございますので、例えば公園等も活用しながら、区内全域にこういったサイクルポートを設置できるように事業者とも協力してまいりたいというふうに考えております。  続きまして、29ページをご覧いただきたいと思います。  区営六町駅南暫定自転車駐車場の用地借用の取り止めについてということで、これは10月の建設委員会のほうでご報告いたしました六町駅付近のJAの用地について、ここを借受けまして、自転車駐車場を設置しようと考えておりましたけれども、もともとJAから固定資産税相当額ということで、区役所のほうでどうかというのはご提案いただいたんですけれども、実際にはJAの役員会のほうで、そういった金額ではなかなか厳しいのではないかという反対意見も出て、契約期間についても5年更新から3年更新というような期間短縮のお話も出ておりましたので、こちらについては、いったん白紙に戻させていただいて、駐輪場については改めて探すというようなことで進めてまいりたいというふうに思っております。 ◎市街地整備室長 資料のほう39ページをお願いいたします。  まず興野周辺地区まちづくり協議会の開催結果について、ご報告させていただきます。  開催日時につきましては、12月9日に開催をさせていただきました。  内容については記載のとおりでございまして、アンケート調査を実施するというような内容を少し説明させていただいております。  なお、アンケートの回収につきましては、令和2年1月24日までということで、現在のところ、約500部ぐらい回収をさせていただいて、全体の12%ぐらいというふうな状況でございます。  また、本日、明日ということで回収をさせていただく予定でございます。  主な質疑についても記載のとおりでございまして、次回のまちづくり協議会は2月に開催するということで、予定をしているところでございます。  40ページをお願いいたします。  神明二丁目周辺地区まちづくり協議会の開催結果についてでございます。  こちらのほうも、12月12日に開催させていただいたところでございます。
     参加者、内容については記載のとおりでございまして、主な質疑については、他地区の地区計画で整備は進んでいるのかみたいなお話もいただいた中、また、都市計画道路の進捗についての関係でも、隅切りは必要かというようなご意見いただいております。  今後の予定でございますが、令和2年2月頃にまちづくり協議会(第2回)を開きまして、令和3年3月頃までに地区計画を策定するということで、取組みを開始させていただきたいと思っております。  続きまして、41ページをお願いいたします。  住宅市街地総合整備事業の取組み状況についてということでございまして、1に記載ございますが、3地区の北千住駅東口周辺地区、西新井駅西口周辺地区、千住大川端地区で住宅市街地総合整備事業を展開しております。  実は、国から補助金をいただくという部分の中で、社会資本総合整備計画の第二期計画というのを立てて、国から補助金をいただいているところでございますが、この第二期計画が令和元年度末に終了するということの中で、まずは、第二期計画の事業評価をするということで、今現在、取組みをしているところでございますが、第二期計画の期間につきましては、平成27年から令和元年度ということで、5年間の計画でございます。  現在の第二期計画の進捗状況についてでございますが、第二期計画の内容については、別紙2から別紙4ということで、45ページから47ページに少し記載しておりますが、現在の進捗状況については、こちらの41ページに記載しておりますので、こちらのほうでご報告させていただきます。  まず北千住駅東口周辺地区について、駅前の区画街路第13号線の整備を記載させていただいておりますが、事業未着手ということでございます。理由については記載のとおり。  西新井駅西口周辺地区については、3点ございまして、区画街路第9号線(西新井駅西口交通広場)の整備、こちらについては事業未着手というような状況でございます。  また、補助第138号線Ⅱ期工区の整備については、用地取得はほぼ完了しておりますが、工事はまだ未着手という状況、主要区画道路②その2工区の整備についても、用地買収はほぼ完了しておりまして工事も行っているんですけれども、まだ舗装工事に未着手ということで、全て終わっていないというような状況でございます。  42ページのほうには、千住大川端地区のほうで、その関屋公園の設計も、これ事業未着手ということで、いずれについても成果がまだ上がっていない状況ということでございます。  (2)にございますが、事業評価(素案)を別紙5ということで、48ページ、49ページにつくらせていただいておるところでございますが、全体的な評価としては、目標を立てているんですけれども、最終実績値という目標を立てているんですけれども、当初現況値から残念ながら一切変わっていないというような状況でございます。  事業評価の今後の進め方でございますが、(1)パブリックコメントを、素案のほうのパブリックコメントを行わせていただいて、また、事後評価書を作成して、国に報告をしていくというような状況になると思います。  なお、今後も住宅市街地総合整備事業の計画で補助金を入手していくということの中では、第三期計画の社会資本総合整備計画、来年度からのものも現在着手しておりまして、東京都と現在調整中ということでございます。 ◎みどりと公園推進室長 50ページをご覧ください。  第5回緑の基本計画改定審議会を開催しましたのでご報告をいたします。  1の開催概要は記載のとおりでございます。  2の報告・議事内容は(1)から(3)の記載のとおりでございますが、(2)の計画体系案につきましては51ページをご覧ください。将来像、現状と課題、方向性、目指すべき姿、計画目標、施策の展開を記載してございますので、お目通しをよろしくお願いいたします。  50ページにお戻りください。  3の主な意見でございますけれども、国や東京都の動向、地球規模の変化等を記載すべきであるというご意見ですとか、計画目標2の魅力ある緑を実現できるまちづくりの指標につきましては、農地の増減がわかる緑被率がよいというようなご意見をいただきました。 ◎建築室長 恐れ入ります。62ページをお願いいたします。  台風15号及び19号で被災した住宅への助成制度についてでございます。  東京都が被災した住宅に対しまして、助成制度を新設しました。  これに区も同調しまして、被災した区内の住宅に対して補修工事費用の一部を助成したいということでございます。  助成対象でございますが、台風15号または19号で一部損壊と認定された住宅、そしてり災証明を受けた居住者が自己所有し居住していることが条件でございます。  また、その補修工事完了が2月28日までに完了しているということが助成条件になります。  助成金額でございますが、対象工事費の2分の1かつ上限30万円とさせていただいております。  足立区内の区民事務所でり災証明が発行されているものの中で、対象と思われるのが現在96件ありまして、これに対して進めたいと。  財源については予備費にて対応を考えているところでございます。  今後なんですが、これから対象者へダイレクトメールを送付するとともに、あだち広報それから区のホームページで周知を図ってまいります。  適切に助成が受けられるように、今後、進めてまいりたいと思います。 ○渕上隆 委員長  何か質疑ありますか。 ◆鈴木あきら 委員  まず最初に、こちらの工事の延期のことばかりで、本当とても残念っていうか、逆に腹立たしい部分もあるんですけれども、足立区の発注工事というよりも、むしろ東京都下水道局や国とかっていうことなんで、ある意味ではいたし方ない部分もあるんですが、まず千住関屋ポンプ所のほうですけれども、これについて前にも説明がありましたけれども、世界初の工法でしたよね、ということで、こういうことやっていたっていうことで、初めから無理があったじゃないのかなっていう、そういったところが考えられるんですが、先ほどちょっと話がありましたけれども、遅れれば遅れるほど、台風とか大雨の不安が長引くっていうことで間違いないですよね、これはね。 ◎建設事業調整担当課長 すみません。資料の3ページのほうをご覧いただきたいと思いますが、現在もこの下水の幹線というところで、千住の西側に千住西ポンプ場、それから東側のほうに千住ポンプ所というポンプ所が既に2カ所稼働しておりますので、現在でも雨が降ったときに、ここから隅田川に水を流しております。  ですので、現在のこの千住関屋ポンプ所ができないと全然排水できないという状況ではございません。現在でも一定程度、水を流しております。  より安全に排水能力を高めるために現在、建設中というところでございます。 ◎都市建設部長 とはいうものの、これだけ雨が降っている状況でございますので、これが一日も早く稼働することが、やはり地域の安全に資するということでございます。 ◆鈴木あきら 委員  私の気持ちを察して、まさに、だからそれの住民の不安が一日でも早くなくなるようにということで、強く申入れてください。世界初の工法っていうのにこだわらないで、本当やってもらいたかったなと思っています。  それから中川堤防のかさ上げ工事ですけれども、もちろんこれも理由はいろいろ書いてありますけれども、例えば(1)のイなんていうのは、設計では車両を通行止めして始めるつもりだったけれども、路線バスが通っているためって、こんなの初めからわかっているわけで、バスをどうするのっていうのは計画する前からしなくちゃいけないわけですよね。  その辺っていうのは、どう考えているんだろうねっていう話。これは、区のほうでは何か協議する場でなかったんですか。 ◎企画調整課長 バスの件については従前からわかっていましたので、協議は続けていました。バス会社を含めてやっていたんですけれども、やっぱり当初、国としてはお金がかからないっていうところで、どうしても通行止めしてやりたいっていう意向がかなり強かったというのもあって、警察のほうとしては無理でしょうということで、ただ今回遅れた理由は、それよりも護岸のほうが堤防のかさ上げにもたないっていうのが、この頃になってわかったという、何か情けない状況なんですけれども、それで今、改めて、現状の護岸の補強工事をやっているというのが恥ずかしながらの状況なんで、それに関しては、ちょっとどうなのかなっていうのは思うところはありますけれども、そうは言っても、今、土を盛るのは不可能なので、やはりちゃんと補強してから土を盛ってもらうしかないなというような状況でございます。 ◆鈴木あきら 委員  逆に言えば、護岸の今、整備をしなくちゃいけないって、それが初めからわかっていて当たり前なのにわかんなかったって、今やっているって、でも、それでもわかって今やっているっていうことのほうが喜ばしいことなのか、何かよくわかんないなと思うわけですけれども、そういった意味では、非常に地元のほうとすれば、早くやってよっていうことしか言いようがないんですけれども、例えば(2)の飯塚橋から中川公園付近までっていうところ、これは入札不調ということですけれども、これ、いつ入札があったっていうことと、それから、今後の再入札っていうのは、いつぐらいなのかっていうの、その辺は聞いていますか。 ◎企画調整課長 既に2回入札して、2回とも入札不調ということで、1回目は1者、2回目は1者も挙がらなかったというふうな状況で、再度やるというところまでは聞いているところでございます。  ただ、ちょっと工期的にだんだん厳しくなってきているので、今回だめだと厳しいかなというふうな状況だと思っています。 ◆鈴木あきら 委員  地元で、いわゆる新年会か何かいろいろあるじゃないですか。そうすると、言われるんですよ、やっぱり。それで入札不調っていうから、だったらもっと金額上げるしかないよねとなるじゃないですか。そういったことを国はどう考えているんだろうねっていうことを聞かれるんですけれども、じゃあ、いつぐらいにその3回目の入札やるのかと、そういった報告もないんですかね、それは。 ◎企画調整課長 ちょっとやり方を、入札の仕方含めて考えるような話も一度はあったんですけれども、今、最終的にどうしていくかっていう結論のところまでは、まだ聞いていないです。  お金を上げるのか、入札方法を変えるかとかって、いろいろ、ただ、時間がないので、なかなか根本的に変えるのは難しいのかなというふうに思ってございます。 ◆鈴木あきら 委員  この前の台風19号の関係で、またいろいろ地元で何回も集まるじゃないですか。当然、それこそ足立区で先進しているっていうよりも、むしろNHKからの取材が来るような中川地区の防災の水防の関係では集まっているわけですから、特に中川なわけですよ。まさにいつも会議を開いているすぐ後ろ側で、この再入札だなんていう話はされているわけで、こういったことを、やはり危機感を持っているのは地元だけっていうんじゃなくて、やはり国ももっとこの辺を早急にしなくちゃいけないなっていうことと、それから実は、葛飾区側が今現在、常磐線の200m、これが大体、もうそろそろだいぶ見えてきたっていう、完成が。そうなったときに、それができたとしたら、葛飾区側の中川の完成率と足立区側の中川の堤防の完成率っていうのは、どのぐらいになるんですか、常磐線のところができた後で。 ◎企画調整課長 常磐線のところが今年度、来年度でやるんですけれども、それができると葛飾区側が全部完了で100%になります。  足立区側は今現状、約50%というところで、常磐線のところができて60%いくかいかないかというような状況でございます。 ◆鈴木あきら 委員  もちろん葛飾区側のほうが堤防のわきから道路が結構、幅があったとか、いろいろな状況があるというのはもちろんわかりますよ。  ただ、やはりカスリーン台風のときも、足立区側の人と葛飾区側の人が同時に土手に上がって、向こうが決壊したぞって言ったら、反対側が万歳したとかっていう話もあるわけですよ。それは気持ち的には誰でもそうだと思いますよ。  それによって、長門の4町会っていうのもできたのも、やはりそのときに常磐線の踏切のところの高台に土のうを積んだからっていうんで、その一つの町会がけんかになって、それで4つに分かれたっていう経緯があって、今現在は、仲は良いですよ、今は、仲は良いんですけれども、4つに分かれているわけですよ。長門南部、西部、北部、東部というね。  やはりそういった台風のときに、じゃあ、どうするかっていう、そういったときに、相手側に、やはり私たちとすれば、こちら側にいれば、土のう積んで少しでもこちらに来ないようにっていうふうにするのは、もちろん誰でもそうしたい。だけれども、向こう側からすれば、少しでもそっちのほうへ水が流れてくれれば、床上浸水するところを胸まで来るじゃないかとかっていう話になっちゃうわけじゃないですか。  だから、そうやって考えたら、50%と100%っていう、この数字だけ見ても、地元で説明つきますか。足立区、何やってんのっていう話になりませんか、これ。 ◎企画調整課長 工事始めた自体が葛飾区のほうが相当早く始めたと、その理由は私にはちょっとわからないところなんですけれども、ただ、普通、工事やるとき、やりやすいほうからやるのかなっていうような一般的な話もあるんで、多分、葛飾区側のほうがやりやすかったんだろうなというのは思うんですけれども、足立区側はどうしても護岸、河川敷の幅が全然、葛飾区側と違うのと、やっぱり一番、堤防の上に車両が通行するような状況もあるんで、やはりやりやすいほうからやられてしまったのかなというような状況だと思います。 ◎都市建設部長 なかなか国の工事でございますので、私ども意見、要望を申し上げるしかないんですけれども、やはり今のその完成率っていったところを考えますと、地域住民の皆様方が不安に思う気持ちというのは、非常に大きいのかなというふうに思います。  事務レベルではございますけれども、工事の担当に直接、やはり地元の声ということで、一日も早くということで、いろいろな工夫をしながら進めていただくよう、引き続き要望していきたいというふうに思います。 ◆鈴木あきら 委員  やはり地元が、葛飾区が100%と、それから足立区が50%っていう、この数字を見ただけでも大変な問題なんだと、区は国に対していろいろ協力するから、だから国のほうも率先してここを何とかしてくれということを強く言ってください。  5ページのところですが、ちょっと疑問だったのが、右側の図の絵の下に負担金っていうことが、①、②、③ってあるんですが、これは負担金っていうのは区が負担するっていうことですか。街路灯のLED化とか、車道舗装のグレードアップとかっていう。 ◎企画調整課長 現状でないものを新しくつくったりする場合は、区が負担するというような状況になっております。そういう契約、契約っていうか、そういうお約束になっておりますので。 ◆鈴木あきら 委員  わかりました。  それでは、中川堤防のかさ上げのほうはいいとして、8ページのほう、アンケートのほうの関係で、これも中川堤防の関係ですけれども、アンケートそのものについては、もちろんいいんですけれども、この位置からすれば、花見橋の手前までなんですね、南側ですよね。  そうすると、そこに対して聞くのはいいんですけれども、特に花見橋の通行の形態、これによってアンケートの答え方が変わってくるんじゃないのかなっていうふうに思うんですよね。  だから、花見橋がどうなるのかっていうことが確定しない限り、このアンケートの答え方っていうのは、その条件のもと、どういうふうに答えていいのかっていうのは、ちょっとわかりづらいと思うんですが。  というのは、花見橋が北側から南側へ来る、埼玉県から来るのは、これは変わらないだろうと。ただ、そこが両方通行できるのかできないのか、それとも、どうなのかっていう、そういったことによって、南側のほうから北側に埼玉県側に抜けるのに、どうなんだろうと。  もちろんだから、防災公園のところから左にすぐ下ろされて、中通りか、それとも葛西用水の通りに行くっていうの、これはわかるんですけれども、結局は、その部分で考えたときに、このアンケートそのものが、ちょっと答え方が変わってくると思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ◎企画調整課長 鈴木委員ご指摘のとおりかなというふうに思います。ちょっと変えて、埼玉県側にも行ける形状になりますよっていうことは加えたいと思います。 ◆鈴木あきら 委員  じゃあ、わかりました。そのアンケートに何かわかるような表記をつけてください。  それから14ページですが、北綾瀬駅改良工事、これも工事が延期っていう、本当につらい問題で、これは交通網・都市基盤整備調査特別委員会のほうでも多少言えるかなと思うんですからいいんですけれども、ただ、ここでは2番の(3)の新設駅ビル及び高架下店舗工事、これは未定となっている、ずっと待ってまた、今までもずっと未定ですよね。これ、いつ未定がとれるんでしょうかね。 ◎企画調整課長 メトロのほうからは開設の1年ぐらい前から、募集を始めてというふうな言い方をしていますんで、その1年前ぐらいになったら、少し情報が来るのかなというふうに考えてございます。 ◆鈴木あきら 委員  結局、今現在その未定だっていうのは、募集ができないっていうの、募集ができない理由っていうのは聞いていますか。 ◎企画調整課長 その募集できていない理由そのものは、ちょっと聞いてございません。  従前のお店には、当初から出る出ないのいろいろなお約束等もあると思うんで、その辺の細かい話は、私のほうではちょっとまだ聞いていないという状況でございます。 ◆鈴木あきら 委員  資材がまだ高架下にどうしても置かざるを得ないんだとか、工事車両がどうしても必要なんだとかっていう、それはわかりますよ。でも、他のところが終わって来るっていうのは、半年遅くなるとかっていうのは出てきますけれども、だったらその期限がわかっているわけじゃないですか、終わりが。そうしたら、この店舗だって、1年ぐらい前に募集して、ああ、こういう店が来るんだねっていうことだけでもわかっていれば、住民の方たちも納得できると思うんですが、その辺は、東京メトロのほうに早急に申入れるとかっていうことをしていただきたいんですが、いかがでしょうね。 ◎企画調整課長 募集の時期をできるだけ早くしてくれっていうことは、従前からも申し上げていますし、これはもう、今まで以上に申し上げていきたいと思います。 ◆鈴木あきら 委員  次にいきます。  18ページの足立区バリアフリー地区別計画進捗状況一覧表なんですけれども、ちょっと気になったのが、例えば下のほうなんですけれども、エル・ソフィアとか、それから足立福祉事務所のところで、エル・ソフィアだと洋式トイレの増設とか、その辺が目標時期も全くハイフンで載っかっていないじゃないですか。  それからもう一つは、足立福祉事務所のほうも、だれでもトイレの改善とかっていうのも、そこもハイフンしかなくて、これは何か理由があるんでしょうか。 ◎ユニバーサルデザイン担当課長 エル・ソフィアと足立福祉事務所の予定時期が未定っていうか、なっていないのは、これ、短期目標ではなくて中長期目標の中で、その場所の建物、施設に応じて必要な建物改修に応じてやっていくものですから、ちょっと計画がまだ書いていないと、そういう状況でございます。 ◆鈴木あきら 委員  ただ、エル・ソフィアのほうは、年次計画は2024年と書いてあるじゃないですか。そうすると、その前に当然、目標時期っていうのは決めて書くべきところかなと思うんですけれども、ただ、足立福祉事務所のほうは、両方ともハイフンになっているので、言っている意味の理解が私はできないけれども、そういった部分なのかなと思うんですが、ただ、どちらにしても、トイレの関係が多いわけですよね、やはりね、ユニバーサルだから。トイレは、例えば今後6、7年先にも予定があるよとかって言ったとしても、6、7年、逆に待たせるのかっていう、そういう感覚ってあると思うんですよ。  そして当然そのトイレの改修っていうのも、そんなに金額的に高いのかっていっても、例えば一戸建てでも、今、私たちのほうの一戸建てで自分のうちのトイレ直すっていう、和式から洋式するだけでも大体20万円ぐらいで直るとかね。  だから、それが、実際6、7年もつんだったらいいじゃないかと、今やってくれよっていう声のも多いと思うんですよね。  だから、そういった部分では、特にこういった足立福祉事務所なんかも特にそうでしょうけれども、この辺、一覧表にはっきり皆さんが喜べるような書き方っていうのはできないのかどうか。 ◎ユニバーサルデザイン担当課長 鈴木委員ご指摘のとおりだと思います。  ただ、先ほどお話ししたとおり、大規模な建物改修に応じて、そういった誰でもトイレとか洋式化を進めていくものですから、なかなか計画を立てにくいものもあるんですけれども、できるだけ早めて、そういった区民の要望に応えられるように担当所管と協議していきたいと思います。 ◆鈴木あきら 委員  というのは、逆に言えば、大規模改修を早めるの。大規模改修は後だ、変えられないっていうんだったら、その前に今すぐトイレだけでも改修できないのっていう話なんですよ。 ◎都市建設部長 具体的に、個々の施設の大規模改修がいつになるかっていうところもあるかと思いますけれども、やはりそのトイレの改修の必要性という部分を鑑みて、そこだけ早めることができるのであれば早めますし、改修時期に合わせてということであれば、その時期にということで、少しここが具体的な年次が出ていないということも、皆様方にとって良くないことであろうかと思いますので、具体的に明示ができるように所管と協議をしていきます。 ◆鈴木あきら 委員  大体のいろいろな会社の社長やなんかにいろいろ話を聞いてみて、大体5、6年で、まだ先に何か大規模に改修するとか建て直しするよって言っても、5、6年間トイレだとかお風呂とかっていうのは、ある意味では、もう消耗品の時代だというふうに考え方を変えて、5、6年使えれば十分だという、金額的にも何百万円ってかからないんだったら、当たり前じゃないのっていう感覚を持っている人も多いので、区のほうもそういった認識を持ってもらいたいなというふうに思っております。  それから、次、時間も本当に1人で使っちゃ悪いんで、21ページですけれども、バリアフリーですね。もちろん、地区別計画はいいんですけれども、江北地区を重点整備地区ということで、いろいろと最近、いろいろな課長にいろいろ聞いてみて、私ももっと前に気がついていて言っていたこともあるんですけれども、ある意味では、もっと強く議事録に載っかるような形でもって言わなくてはいけなかったのかなとかいう部分、いろいろ反省はしているんですけれども、例えば東京女子医科大学新東医療センターを核としたっていうことで考えたときに、核ということは、要するに、東京女子医科大学新東医療センターがバリアフリーになっていなかったらいけないと。ユニバーサルの拠点となるわけですから、そういった意味では絶対にそこを外せないっていうことで、これはもう誰でも共通認識だと思うんですが、どうもそのバリアフリー新法を、私もこれずっと読み直しをしてみたんですけれども、バリアフリーっていうのは、その建物の構造だとか、例えば駅舎とかバス停とかっていう、そういったところはきっちりうたってあるんですよね。  ところが、そこから歩いてそこまで行く間っていうのは、点字ブロックとか何とかって、そういうのはあるけれども、ユニバーサルデザインっていうのとバリアフリーというのは一緒かな、なんて思っていたけれども、若干やっぱり違うんですよね。バリアフリーは、ある意味では新法、法律で決められて定まっているけれども、ユニバーサルデザインっていうのは、ある意味では理想論みたいな形のものも、私はそうじゃないとは思っていたんですけれども、そういった意味合いがあって、よりユニバーサルデザインであれば良いとかいう感覚からいったときに、一番ここで気になったのは、東京女子医科大学新東医療センターのバス停の位置っていうのは、まだ決まっていないと、はっきりはですね。今現在、はるかぜが停まっているのはあるけれども、そして今度2m上がって、病院がつくられますよといったときに、横付けできるのかどうかといったときに、バスはそこまで入らない。ただ、バス停からそこまでスロープはつくっているっていうふうに、バリアフリー新法でいくと、スロープをつくったから東京女子医科大学新東医療センターはオーケーだよとなっても、そこまで百何十m歩かなきゃいけない。スロープ上がったら、もっと上がっていかなきゃいけない。そこを車椅子でずっと行くのか、それとも松葉づえでいくのかとかっていうときは、何をどうやって考えているんだろうねっていう疑問も非常に立つわけですよ。  ところが、ホテルとか、いろいろなところを見ても、ある意味では、大体エントランスまでは横付けができるように、必ず行って、そこで降りてっていうことができるわけじゃないですか。一般車両やタクシーは今度、東京女子医科大学新東医療センターでもできそうな、まだそれも確定じゃないみたいなね、その辺というのは、議会にいつ説明あるのかなっていうふうに、ずっと待っていたんですけれども、大きな図の絵はあるんだけれども、説明は一切、私は余り聞いていなかったのかなと思うんですけれども、そういった意味でいくと、ここをバリアフリー地区計画っていう、あくまでもこれ、ユニバーサルデザインっていうふうに担当課はあるけれども、足立区のバリアフリー地区っていうことで考えたときには、そういったユニバーサルデザイン部分をもっと奥深くまで考えて、これをやっているのかどうかっていうのは、それはいかがでしょう。 ◎ユニバーサルデザイン担当課長 鈴木委員ご発言のとおり、ユニバーサルデザインの本質的な考え方は、最初から人の障がいのあるバリアをつくらないという考えがございます。  こちらの江北地区につきましては、東京女子医科大学新東医療センターを中心にバリアフリーを進めていくわけでございますので、そういったバス停等、病院は生活環境拠点施設だと思うんですが、そういった拠点施設をバス停も含めて線で結ぶ、そういった考えが大切だと思っています。  本日、所管課がおりませんけれども、大学病院の前の玄関ホール等は道路よりもだいぶ位置が高くなりますので、その辺についてのバリアフリーとか車椅子等のひさし等については、担当所管のほうで今、病院側のほうと協議していると聞いております。 ◆鈴木あきら 委員  きょうは所管課もいらっしゃらないし、また明日、バス停の関係だとすれば、交通網・都市基盤整備調査特別委員会で詳しくやるので、あくまでも建設委員会のバリアフリー地区別計画っていうことで考えたときに、ここを拠点とするならば、この病院に対しても、もっと足立区が土地を貸して、20年間、無償で貸すわけだし、そういった部分でいけば、もっと特に、病院ですから、病院ということは、ある意味では、もう公共的、半公共的な部分なんですよ。そういったところからいったら、なおさらバリアフリーじゃなかったらいけないっていうところから考えれば、もっと強く意見を言っていくべきじゃないかなというふうに思っていますし、そういった意味では、核とするっていうふうに、ここでうたうのであれば、もっともっとその核となる東京女子医科大学新東医療センターに対して、足立区は、例えばそこに更にお金がかかるとなったら、それは、どっちが出すのかなとかっていうのはいろいろあるかもしれませんけれども、これはあくまでも、本当にこのバリアフリーに、地区別計画の拠点にするんだったら、そのぐらいの意気込みを足立区は見せてもらいたいというふうに、この委員会ではお話ししたいんですが、いかがでしょうか。 ◎ユニバーサルデザイン担当課長 私たちとしても、バリアフリー基本計画をつくる以上は、区民の皆様の利便性とか安全性を第一に考えておりますので、その辺の鈴木委員のご発言も含めて考え、検討してまいりたいと思います。 ◆鈴木あきら 委員  バリアフリー考えてっていう区民のためよって思うんだったら、何でエントランスまでバスの横付けができなかったんだろうねというのは非常に疑問なんですよ。  今からだって本当は設計、今、工事やっているから、どうなのかってのいうのもあるけれども、でも本来はバスの横付けっていうのは常識でしょっていうふうに私なんかは思っていたんですよね。  副区長、その辺はいかがでしょうね。 ◎副区長 東京女子医科大学新東医療センターの周辺整備、それから今言いましたバスの横付け等につきましては、私どもも東京女子医科大学と一緒に協議をして意見を一定程度述べさせていただいた中で、今進めさせていただいています。
     様々まだ課題があるということの、今ご指摘でしたので、再度、今ご指摘になった点については東京女子医科大学とまた協議を進めさせていただきたいと思います。 ◆鈴木あきら 委員  これ最後にしますけれども、青戸の慈恵会医科大学葛飾医療センター、私、亀有ですので、どっちかっていうと、この東京女子医科大学新東医療センターができたとしても、どっちかって言ったら慈恵会医科大学葛飾医療センターかなというふうに思っているんですが、亀有駅からはるかぜタイプなんですけれども、横付けで行っています。  それから青砥駅からも横付けて全部、本当のエントランスのところまで、ぎりぎりまで行っていますんで、あそこは環状七号線に面していませんから、奥に1本入っているんで、ちょっと大型のバスはきついかなっていうことでなっていますけれども、20分に1本から30分に1本ぐらいがあるんですよ。  そういった意味では、本当に優しい形になっていますので、これは足立区がお金を本当に出してまでやっている病院ですから、よく考えていただきたいというふうに思っております。  本当に最後の質問で、27ページ、サイクルポートの予定箇所図見てもらってもわかるように、まず「国道4号線」って書いてあるところ、その辺全部空いているし、「環七」って書いてある鹿浜、江北、新田、その辺ずっと空欄で、あとは綾瀬駅から東側、うちのほう中川のほうまで全部空いていますし、特に千住地域が空いていると。  こういったことを考えたら、区の施設があるのに困難だっていうことの理由は、まだはっきりは出ていないですね。公園等を利用してっていうことは、先ほど都市建設部長からも話ありましたけれども、区の施設もあるのに、なぜ困難なのかっていうのは、この辺はいかがでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 とりあえず、自転車駐車場だけ7カ所、2月の頭から始めますけれども、今後、進めていきますので、協定とかが遅くなってしまいましたので、スタートがちょっと遅れてしまったっていうのが一番の理由でございます。 ◎都市建設部長 実際にはセブン-イレブンですとかコンビニも提携をしてサイクルポートを置いているようでございますけれども、できるだけ全区域でご利用が便利になるように努めていきたいというふうに思います。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。 ◆くじらい実 委員  今、鈴木委員からありましたシェアサイクルについて一つ、2月1日から運用開始ということなので、確認の意味も含めて幾つか質問させていただきます。  2月1日からということで、OpenStreet株式会社に事業者が決定したということなんですけれども、こちらの2番の参加条件というところがありまして、募集要項の抜粋で(1)サイクルポートには、ラック数以上の自転車が返却できないようなシステムとすること、(2)サイクルポート以外では、システム的に返却はできないこと、とあるんですけれども、これは利用者がラック以外のところには停められないようにするっていうシステムなのか、ここの詳しい回答をいただきたいんですけれども。 ◎駐輪場対策担当課長 利用者がラック、例えば6個の入るラックに全部埋まってしまいますと、そこに行っても返せませんので、スマートフォンのアプリを見て、そこは返却可能かどうかを確認してもらって、もし空いていたら返すということで、もしそういう事を制限できないと、どんどん放置自転車といいますか、周りに停めてしまう可能性がありますので、そういった規制をかけたということです。 ◆くじらい実 委員  そうしますと、そのアプリを使ってということなんですけれども、中には停められなくても無理やり停めてしまうとか、そういうケースはないんでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 そういうふうに停めてしまいますと、ずっと15分70円で課金されてしまいますので、しっかりと空いているところに持っていって、そこで返却するということ、それで、ここでボタンを押さないと返却という登録にならないので、そういうことはできないようになっております。 ◎都市建設部長 今、駐輪場対策担当課長よりご説明したとおり、スマートフォンでどこからどこまでっていうような形で、また、決済の情報も事前に入力をさせていただくということですので、放置自転車のこともそうなんですけれども、違うところに停めてしまうと、どんどん、どんどんお金もかかってしまいますので、その辺はユーザーの方があらかじめ確認をしてご利用いただくというようなことになろうかなというふうに思います。 ◆くじらい実 委員  わかりました。  そうすると、次に料金、利用料金は比較的安価に設定することってあるんですけれども、これも前、確か昨年の6月の建設委員会でOpenStreetの条件として15分60円、1日1,000円という条件が出たと思うんですが、これは特に変わりはないでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 去年の10月の消費税増税の時期に、15分60円から70円にアップしております。 ◆くじらい実 委員  ありがとうございます。  それで先ほどアプリを使って自転車を借りるっていう話なんですけれども、2月1日から運用開始で、私も今朝、足立区のホームページのほう見させていただいて、これ周知方法について、14番に区広報、区ホームページ、ポスターの掲示等により周知を図るってありまして、大体ホームページが早いかなと思って、ちょっと見たんですけれども、ホームページでも今の時点で実証実験の開始と、また実施場所、そしてあとまた、今までやっていました、あだちゃりの中止っていうところしか掲載されていないんですけれども、そのアプリというのが全くそこには出てこなくて、具体的に申込みたいという方が、多分このホームページを見ただけだとわからない状況だと思うんですけれども、それについてはいかがでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 申しわけないんですけれども、まだ協定が向こうの会社と結ばれていなくて、もう決裁は終わりまして、すぐに印を押す状態なんですが、その協定が結ばれてから相手方のリンクに飛ぶようにホームページを直したいと思いますので、そのリンクに飛ぶようになれば、利用方法だとか会員登録方法とか、特にサイクルポートだとかいうのがすぐわかるようになっておりますので、申しわけありませんが少しお待ちください。 ◎都市建設部長 大変申しわけありません。もうちょっと早めにPRができればというふうには思っていたんですけれども、区の広報でもご案内しましたけれども、ホームページでPRをさせていただく他に、やはりこの事業者にもご協力をいただいて、できるだけネットワークが広がるということで、民間のサイクルポートについてもプラスの効果が出ると思いますので、民間事業者と協力しながらPRをしていきたいというふうに思います。 ◆くじらい実 委員  そうしますと、これからアプリとの連携という形になると思うんですけれども、こちらのいただいたきょうの報告事項の主な意見と回答ということで、8番のQ3で現在メインの利用者はどのような世代かっていうことの質問に対して、20代から40代のビジネス層の利用が多いという回答が書いてあります。  実際のところ、あだちゃりでしたら、こちらの駐輪場の窓口に行って申込みっていう形だったと思うんですけれども、そういう形でアプリ以外の何かこういう申込みに対応するようなことは考えていらっしゃいますでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 今の時点ではスマートフォンを使ってアプリから登録というか、予約とかするのが主なんですけれども、事業者のほうに今確認したところ、今後スマートフォンを使わなくてもプリペイドカードを利用して使えるような方法も検討していきたいということで言っていますので、今後そういうことを働き掛けていきたいと思います。 ◆くじらい実 委員  そうしたら幅広い世代にも是非、使ってもらいたいなと思っているんですけれども、こちらの11番に近隣自治体のサイクルポートの数一覧って、足立区が45カ所とあるんですけれども、これは今、足立区の施設を利用したサイクルポートが12カ所と書いてあって、この45カ所というのは、残りが33カ所かな、それが民間になるんですか。 ◎駐輪場対策担当課長 この45カ所というのは、もう既に今入っている、民間ベースで既につくってあるサイクルポートで、コンビニエンスストアとか自転車の販売店だとか、そういうところに置いてあるものでございます。  今後、足立区が締結するのはこの13番のところの7カ所をまず始めまして、どんどん足立区の独自のサイクルポートも、年度内には20カ所ぐらいまで増やしていきたいと考えております。 ◆くじらい実 委員  先ほど2月までちょっと期間がないんで、なかなか厳しいとかいう声があったが、ここの足立区の施設のほうのサイクルポート、本当に2月からすぐに使えるようにするべきだと思うんですけれども、そちらの整備いかがでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 すぐにこの7カ所は2月の頭から始める予定でありまして、その後は今、向こうと立会っているんですけれども、年度内にはいろいろな公園だとかの施設を利用して、足立区の施設を20カ所ぐらい今、進めています。なるべく早くオープンしていきたいと思っております。 ◆くじらい実 委員  是非よろしくお願いします。  それに伴って、あだちゃりが中止になるということで、もう1月19日から中止ということなんですけれども、昨年10月の建設委員会であだちゃりの利用状況で区外が83%、区内で17%の利用状況というのが示されておりまして、これは足立区も4月から自転車保険の義務化が開始されますので、これに対して区外の方が多く利用するっていうのは、特にその辺の整合性はとれますでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 今回始めるシェアサイクルは全部、自転車保険に入っておりますので、対外賠償保険も3億円まで出るような形になっておりまして、本人がけがしても出るような形になっていますので、その辺については問題なく、区外の方も使えます。 ◆くじらい実 委員  要望なんですけれども、足立区比較的に平地で、自転車の利用は利用しやすいかなっていう地域ですので、それに伴って健康増進にもつながると思いますんで、是非この2年間の実証実験ということですけれども、是非とも導入に向けて、うまく進めていっていただきたいなと思って要望として終わります。 ◎副区長 実はこのOpenStreetについては、私も実際利用してみようと思ってアプリをダウンロードしてみたんですけれども、この数を見ていただくとわかるように、隣の荒川区は面積の割には本当にサイクルポートが多くて、いかにやはりサイクルポートが多いかが利用者増につながるので、実際、今、千住地域は民間の自転車販売店しかなくて、非常に使いにくいというところでは、今、くじらい委員からお話あったように、やはりサイクルポート、公の部分、それから民間の部分をいかに増やすかということが利便性の向上だと思いますので、速やかにサイクルポートの増については努めていきたいというふうに考えております。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。 ◆浅子けい子 委員  まず初めに、足立区のバリアフリーの地区別計画ということで報告がありまして、これ中央本町、区役所を中心にということで、障がい者の方とか高齢者の方とか妊産婦の方とか、実際にまちを歩いて、ここがバリアっていうか壁、歩くのに大変だよねとか、いろいろご意見を受けてやってきたものだというふうに思っているんですが、今度、江北周辺地区ということで、重点地区に位置付けてエリアが進むというような状況の中でやっていくということですけれども、今後の予定に書いてありますけれども、この中で、やはり中央本町と同じように、高齢者の方とか障がい者の方とか、実際にそういう普通になかなか歩くのは困難とかっていうような方々がまち歩きとかやるような計画っていうのは、この中に含まれているんでしょうか。 ◎ユニバーサルデザイン担当課長 実際に高齢者の方とか身体の不自由な方を含めてまち歩きをして、実際に危ないところの課題を抽出して、より良い計画をつくっていく考えでございます。 ◆浅子けい子 委員  障がい者の団体の方とも懇談をしますと、東京女子医科大学新東医療センターができるに当たって、やはり中のバリアとかも、是非、意見を言わせて欲しいと。ですから、中も自分たちでも、事前に見せて欲しいとかというお話も確かあったというふうに思っているんですよ。それほど、やはり建物でも周りでも、障がいのある方、私たちのような普通に歩ける人とかとは違うので、やはりその人たちだからこそ気付けるものっていうのがあるので、是非そういう点では、病院の中のご意見なんかも、是非、障がい者の方々からも積極的に事前に伺って欲しいというふうに思っていますが、いかがでしょうか。 ◎ユニバーサルデザイン担当課長 こちらの江北周辺地区のバリアフリー地区別計画は第2地区目ということで、第1地区目が区役所周辺地区です。こちらについても、バリアフリー協議会等の中で、障がい者の団体の方もいて、いろいろなご意見を聞きながらつくった経緯もございますので、同様にさせていただきたいとは思います。 ◆浅子けい子 委員  それって全体に、中央本町の区役所周辺が第一ということで、重点地区っていうのが幾つか確かあって、当初の話では、ひょっとしたら千住の辺りが次に進むのかなって、勝手に私なんかは考えていたんですよ。  ただ、もちろんこういう考え方で、エリアのまちづくりが進む中で、それと一緒にやっていくっていうのは、とても良いことだというふうに思うんですが、これ計画が、例えば区役所周辺地区で言うと何年かな、10年から11年ぐらいの計画になっていますよね。  そうすると、幾つも重点地区が確かあるんですが、こういう感覚で、もちろんここが終わったら次ということではないと思いますけれども、非常に長いスパンを考えなくちゃいけないのかなと。  そうすると、当初の期待していた団体の方々や何かが、一体いつになったら自分の地域が改善されるのかと、自分の地域の意見がしっかり反映できるようなまちになるのかと、そういう気持ちにもなっていくんじゃないかと思うんですけれども、これからの全体の計画っていうのは、どのようにお考えなんでしょうか。 ◎ユニバーサルデザイン担当課長 足立区全体のバリアフリーの計画でございますけれども、浅子委員ご発言のとおり、重点的かつ一体的なバリアフリーを進める地区として10地区を考えております。  その中では千住も入っていたんですけれども、千住につきましては一度検討したんですが、再開発等の大きな動きもありましたので、今後、新しく入ってくるバリアフリー地区別計画の地域につきましては、まちづくりの動向とかエリアデザインの計画も踏まえて、適宜、必要とされるところに設定をしていきたいと考えております。 ◎都市建設部長 今申し上げたとおりなんですけれども、なかなかその地域の状況で、どのタイミングがいいかっていうのは、やはり状況を見ながら、確かに長期間かかりますので、できるだけ複走して実施できるように考えていきたいというふうに思います。 ◆浅子けい子 委員  あと区の関係の、そういうバリアフリーも大事なんですけれども、とりわけ今やっている区役所周辺地区の中で、ご存じだと思いますけれども、梅島駅の中のトイレが洋式トイレが一つもないんですよ。  これ私たちも何回か東武鉄道のほうにもお願いに行っているんですが、区の管轄ではないんですけれども、同じ地区の中で様式トイレが1カ所もない駅というのが、北千住駅から竹ノ塚駅の東武線の中ではこの梅島駅だけなんですね。  だから、これは何とか区のほうからも強く要望していただきたいというふうに思います。これはお願いですけれども。  次に、区営六町駅南暫定自転車駐車場ですか、これがだめになってしまったと。10月の話ですと、もう既に今年の1月から3年間っていうことで自転車駐車場ができるはずだったということで、実際に常時250台ぐらい駐輪できなくて、違法駐車とか、あちこちにあるということで、やっぱり自転車駐車場がないと解決しないというのは、はっきりしているわけですよね。  この、契約の相手方だったんですけれども、ここの建設委員会に報告するというときには、私はほぼ相手側と契約が成り立っているというふうな時点で報告がなされるものだと思っていたんですね。ですから、もうこれは、このようになるんだと思っていたら、全く違う、止めになったということが突如報告あったんですけれども、その相手との契約と建設委員会への報告の時差というか、どんな時点で今まで報告をなされていたんでしょうか。 ◎都市建設部長 もともと、この話については、JAのほうから、資産活用という部分で収益もなかなかJAとしても上げられないという中で、公共的な利用を是非、区のほうでやっていただければというようなことで、向こうからお話もいただいて、実際にそういう事業にお貸しをするということで、所管の東京都のほうにも確認をとれてということで、ただ実際には1月からの自転車駐車場の設計もしなければいけないということで、9月の補正予算にも計上もさせていただいたというようなところもありまして、事前にこの建設委員会には、こういった形になるというふうには全く考えておりませんでしたので、ご報告を申し上げたんですけれども、大変申しわけなかったんですけれども、やはり、なかなかJAとしての意思決定ができなかったということで、今回こういうことになってしまったと、そういうような経緯でございます。 ◆浅子けい子 委員  実際、本当に自転車駐車場が足りなくて地域の方が困っているということで、ここは240台ですか、できるはずだったということで、是非、一刻も早く、ここに代わる自転車駐車場の設置をやっていただきたいというふうに思います。  それからあと、次に最後なんですけれども、41ページの住宅市街地総合整備事業に関してなんですけれども、今、対象が北千住駅東口周辺地区と西新井駅西口周辺地区と千住大川端地区ということで、私、認識が、北千住駅東口周辺地区が住宅市街地総合整備事業という中に入っているという認識がなくて、ちょっとびっくりしたんですけれども、それで今、例えば北千住駅東口であれば、まちづくり構想が変更案とかなされていますが、この住宅市街地総合整備事業とまちづくり計画とかの関係というのは、上位計画に当たるということになるんでしょうか。 ◎まちづくり課長 住宅市街地総合整備事業の計画というのは、もともと補助金をいただく手法と申しますか、そちらがメインになります。したがって、その区の上位計画というものではございません。  しかしながら、その中では、当初、住宅の供給を目的とするという事業でございますので、当初、日本たばこ産業の建て替えの件で経緯を話しますと、それで住宅供給していくというところから、いろいろと東京電機大学の進出があり、住宅の供給は一定の戸数から下げて国土交通大臣の承認をいただいた経緯もございまして、その後、それに合わせて我々は上位計画としてはまちづくり計画と、これは足立区の上位計画に位置付けられているものでございますので、それを補完するため、事業をやるために手法として、そういう国の制度を利用しているというところでございます。 ◆浅子けい子 委員  それで千住大川端地区では、一昨年でしたっけ、A工区で1,400戸建てられるというふうな計画のものが1,800戸建てますよという話になったと。既にその中の300戸とか建っているわけですけれども、本当に私も、こういうふうに自由に建物をどんどん増やすっていうことができるのかなって、そのときも小学校や中学校がどうなるのかと、区のほうでもいろいろ試算をして、是非、土地を借りるか買うかしなきゃいけないというのは、緊急事態じゃないですけれども、なったわけですけれども、今回の第二期計画の最終評価ということがあるんですけれども、そこには、例えば千住大川端地区で言えば関屋公園、これから設計ということでやっていくということが計画されていたと。  それが、事業が未着手ということになっているということなんですが、例えばこの間の千住大川端地区の1,800戸に増やしますよというようなお話が突然報告はされましたけれども、こういう計画の中では、第二期計画、今度、第三期計画があるわけですけれども、そういう5年ごと計画のときに、きちっと計画に盛り込まれて、そこで確認されるということでよろしいんですか。この間は突然お話があったわけですけれども。 ◎まちづくり課長 基本的には住宅の供給を目的とするんですけれども、その住宅の供給は、あくまでも開発事業者がつくる建物になります。  私どもは、この住宅市街地総合整備事業で公共施設の整備でございますね、道路ですとか駅前広場ですとか、公園の整備費の国費をいただく。  ただ、浅子委員ご指摘のとおり、1,800戸という数字が自治体として、これは再三議会のほうでも私、答弁しておりますが、大丈夫なんですかという意見は東京都からもいただいております。  開発によって公共施設、その自治体の、足立区で言えば小・中学校、幼稚園、これに対する影響がどうなんでしょうか、それが大丈夫なのかどうかというのは自治体の判断でしょうということでございますので、それは調書というところではなくて、きちんと事前の協議でやらせていただいていますので、書面としては出てこないところでございます。 ◎市街地整備室長 1点だけ補足させていただきます。  住宅の戸数だとか、いろいろな計画というのは、住宅市街地総合整備事業で定めているものでございまして、今回の社会資本総合整備計画の第二期計画は5年間にどんな事業をやるかというようなものでございますので、その5年間の計画の中に、住宅の戸数だとか公園の面積を変えるとかって、そういうことにはならず、住宅市街地総合整備事業自体の計画を変えなければいけないので、この計画の中に飲み込むってことは、この社会資本総合整備計画の第三期計画にそれを入れ込むということはないというふうに考えております。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。 ◆へんみ圭二 委員  北綾瀬駅のことについてお伺いしたいんですが、平成29年10月の交通網・都市基盤整備調査特別委員会でも、北綾瀬駅改良工事の工事期間延伸ということでご報告がありました。  その報告の中では、高架下の店舗は平成32年3月完成予定と、具体的にここまで延期になってしまいますということは、この時点では示されていたんですが、今回の延期については、なぜ未定ということで期間が示されなかったんでしょうか。 ◎企画調整課長 店舗のことについては、再三、東京メトロとは話しているんですけれども、募集時期は大体1年ぐらい前かなみたいなぐらいの情報しか実際いただけませんで、決まったとしても、いつそれを出すかっていうのは、またそれは決まった事業者との話もあって、なかなかいつまでっていうのは言いづらいというような話は聞いています。  ただ、区としても、当初から店舗の話は、もう計画のときから地元から言われているんで、できるだけ早く教えてくれって話は当然ずっとしてきているんですけれども、なかなか情報が来ないというような状況でございます。 ◆へんみ圭二 委員  そうしたことというのは、先ほどもお聞きしていたんで、わかってはいるんですけれども、前回というか、この前に延期になるときには、平成32年3月まで延びてしまいますという説明があったにもかかわらず、今回はなぜそこがないのかというのは東京メトロのほうから説明はないんでしょうか。 ◎企画調整課長 平成32年の3月に延びるっていうのは、店舗が延びるっていう……。 ◆へんみ圭二 委員  そういう高架下店舗の完成予定が、そこに延びるという報告が以前はされている。 ◎企画調整課長 今回も半年延びるっていうことで、店舗自体は延びると。ただ、中が何になるかについては未定だということなんですけれども。 ◆へんみ圭二 委員  そうすると、ちょっとわからないんですけれども、高架下の店舗に何が入るかは決まっていないけれども、高架下のところが完成する時期というのは見えているということでいいんですか。 ◎都市建設部長 申しわけありません。確かに前回、やはり1回延期になるときには、具体的に、何年何月ということをお示しさせていただいていると思います。  今回、いろいろな事情はあるかとは思うんですけれども、やはり一定の目安っていうものも必要かと思いますので、再度確認をさせていただきたいと思います。申しわけありません。 ◆へんみ圭二 委員  平成29年の報告のときには、高架下の店舗は平成32年3月完成予定、駅ビルの新設は平成32年12月の完成予定と、ここも今回は一緒に未定ということになっているんですが、前回は完成時期も違うというふうに示されていました。  こうしたことというのが、地元の皆さんと話をしていると、やはり駅ビル、それから高架下、何が入るのかなというのが非常に話題としても出ますし、楽しみにされている方々が多いものですから、こうした二転三転してしまっている状況というものが、今、質疑していても、ちょっとわからないぐらいですから、地元の皆さんからしても、一体どうなっているんだという気持ちが芽生えてしまってもおかしくないと思いますし、この今の状況というものを、先日も少しお話ししましたが、情報連絡にも入っている梅まつりの部分で、地下鉄8号線の説明だけではなくて、この北綾瀬駅の延期についても、しっかりと説明をしていただきたいと思いますし、しょうぶまつりの時期についても、その時期に完成するということは恐らくないでしょうし、そのしょうぶまつりのときにも、しっかりと説明していただく。  地元に対してわかりやすい説明をしていただかなければ、延期ばかりで何なんだというふうになってしまいますから、その点についてはいかがお考えでしょうか。 ◎企画調整課長 東京メトロのほうには、梅まつりの件も今、話はしてございます。まだ返事来ていないんですけれども、しょうぶまつりは毎年出ていますんで、ここまであまり表の事業の説明というよりも、お祭り的な部分がちょっと強調された部分があるんですけれども、工期のことにもしっかり出していくように、私はしていきたいと思います。 ◆へんみ圭二 委員  まず、なぜ延期になってしまうのかという辺りも含めて、しっかり説明をしていくべきだと思います。  あと1点、シェアサイクルの件について、民間のサイクルポートがどこにあるのかというのがホームページのほうにも出ていましたから、そこで見てきたんですけれども、先ほど副区長がやっぱりおっしゃっていたとおり、千住には駅から随分離れたところにサイクルポートが一つしかないですし、それから舎人周辺というものも空白地域になっているということがありますので、東京都と協議をして、日暮里・舎人ライナーの沿線沿いのところにサイクルポートを増やすことができないか、それから都立の舎人公園でも、そうしたサイクルポートの設置協力をしてもらえないか、東京都と協議することも必要ではないかなと感じるんですが、いかがでしょうか。 ◎都市建設部長 事業者とちょっとお話をしますと、区と協定を結ぶっていうことは、非常に他に与える影響が大きいというふうに聞いております。  今回、もうすぐ協定が結べると思いますので、それをもとに、東京都、その他、やはりサイクルポートが少ないところに増やせるような形でお話を進めていきたいというふうに思います。 ◆へんみ圭二 委員  東京都ともう1点、文教大学、建設中ですけれども、その文教大学のところにもサイクルポートをつくってあげれば、通学する学生たちが使いやすくなると思いますので、協定を結んだ後は、文教大学とも是非、協議をしていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎駐輪場対策担当課長 文教大学の理事長も、シェアサイクルについては協力したいという意向を示していますので、協議をして、うまく連携できるようにしていきたいと思います。 ○渕上隆 委員長  他に質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  質疑なしと認めます。 ○渕上隆 委員長  次に、その他を議題といたします。  何かありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○渕上隆 委員長  なしと認めます。  以上をもちまして建設委員会を閉会いたします。       午前11時48分閉会...