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令和 元年 6月26日産業環境委員会−06月26日-01号

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  1. 足立区議会 2019-06-26
    令和 元年 6月26日産業環境委員会−06月26日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 元年 6月26日産業環境委員会−06月26日-01号令和 元年 6月26日産業環境委員会       午前9時58分開会 ○たがた直昭 委員長  おはようございます。定刻前でありますけれども、産業環境委員会を開会いたします。 ○たがた直昭 委員長  最初に、記録署名員2名を私から指名いたします。吉岡委員市川委員、お願いいたします。 ○たがた直昭 委員長  次に、管理職の紹介を議題といたします。  改選後、初の産業環境委員会でありますので、管理職の紹介があります。初めに、副区長から部長級職員について紹介をお願いいたします。 ◎副区長 おはようございます。私から産業環境委員会所管部長級職員を紹介いたします。  吉田厚子産業経済部長です。  川口弘環境部長です。  清水英樹足立清掃工場長です。 ○たがた直昭 委員長  続きまして、産業経済部長から所管の課長級職員を紹介お願いいたします。 ◎産業経済部長 私から産業経済部内の課長級職員を紹介いたします。  松本一真プレミアム付商品券担当課長です。
     近藤博昭企業経営支援課長です。  望月義実産業振興課長です。  浅見信昭勤労福祉サービスセンター事務局長です。  山根晃勤労福祉サービスセンター特命担当部長です。  高橋朋子観光交流協会事務局長です。  なお、産業政策課長は、産業経済部長が事務を取扱います。 ○たがた直昭 委員長  続きまして、環境部長から所管の課長級職員の紹介をお願いいたします。 ◎環境部長 環境部部長の川口でございます。私から環境部内の課長級職員を紹介いたします。  須藤純二環境政策課長です。  太田照生ごみ減量推進課長です。  大谷博信足立清掃事務所長です。  祖傳和美生活環境保全課長です。 ○たがた直昭 委員長  ありがとうございました。 ○たがた直昭 委員長  続きまして、所管事項を議題といたします。  まず、産業経済部長から説明をお願いいたします。 ◎産業経済部長 各委員の皆様には、既にご承知の点も多いと思いますので、産業経済部所管事項の中で特に重点的に取り組む3点について説明させていただきます。  1点目は、社会の変化とニーズに合わせた区内経済活性化であります。  オリンピック・パラリンピックがいよいよ来年となり、新たな需要やビジネスチャンスも見込まれます。積極的に魅力ある産業資源発掘し、伸ばし、区内外に広めてまいります。  また、足立区の立地や地域特性を生かしつつ、新たな起業や創業、新たな製品開発が区内で進むよう支援してまいります。  交流会勉強会等の機会を設け、既存の事業者に加え、起業・創業者、更にはまちぐるみのネットワークをつくり、拡大していくことで区内経済活性化を図ってまいります。  2点目は、事業者が抱える経営課題の支援であります。  事業者支援として実施してきた人材確保支援事業を拡大しつつ、今年度、外国人等従業員実態調査を実施し、今後の対策に役立ててまいります。  また、新規顧客獲得販路拡大を望む事業者が、一つでも多くのビジネスチャンスを得られるよう、メニューの充実を図り、提供してまいります。  更に、区内事業者の中にはホームページの充実などPR支援が必要との声もあり、事業者個別課題に合わせた学びの機会の提供や、海外も含めた区内外へのPR支援を実施してまいります。  3点目は、生産性向上と、区民生活を豊かにするため、多様な働き手による多様な働き方に関する取り組みを推進することであります。  ハローワークやシルバー人材センターとの連携によるシニア層などの就労マッチングや多様な働き手の掘り起こしとして、シニア層・女性の就労支援起業支援を行ってまいります。  更に、人生100年時代を踏まえた、更なる多様な働き方について研究・検討を進めます。今年度は情報収集関連機関との連携構築に努め、今後、生産性の向上、区民生活を豊かにする取り組みの充実に生かしてまいります。  以上3点について、ご報告させていただきました。  なお、各委員の皆様には、令和元年度所管事務概要の冊子を既に配付させていただいておりますが、当部の関係につきましては57ページから60ページに、農業委員会につきましては147ページに、公益財団法人勤労福祉サービスセンターにつきましては153ページから155ページに、公益社団法人シルバー人材センターにつきましては177ページから178ページに、一般財団法人観光交流協会につきましては179ページから181ページに記載されております。後ほどお目通しをいただければと存じます。 ○たがた直昭 委員長  ありがとうございます。  続きまして、環境部長から説明をお願いいたします。 ◎環境部長 各委員の皆様には、既にご承知の点も多いかと思いますので、環境部所管事項の中で特に第三次環境基本計画基本方針、「地球にやさしいひとのまち」の実現に向けて課題となっております3点について、簡単に説明させていただきます。  1点目は、地球温暖化対策の推進と自然環境生物多様性の保全に対する理解の促進でございます。  温室効果ガスを削減する温暖化の緩和と気候変動の適応に向けて、省エネ創エネ補助事業や多角的な啓発などに取り組んでまいります。  また、区民に自然や生物と触れ合う様々な機会を提供し、生物と人間とのつながりや生物多様性に対する理解を深めてまいります。  2点目は、循環型社会の構築に向けた事業の推進でございます。  現在、世界中で問題とされております、使い捨てプラスチックの削減に向け、より積極的に取り組んでまいります。  また3R施策とごみの分別について意識啓発を進め、更なるごみの減量化に取り組んでいくとともに、ごみ集積所カラス被害防止のため、折りたたみ式ごみ収集ボックスの「とりコン」を活用したビューティフル・ウィンドウズ運動を推進してまいります。  最後に、生活環境保全への取り組みについてであります。  不法投棄対策では不法投棄110番不法投棄通報協力員制度による区民参画監視パトロール活動の強化とともに、平成30年度より開始した3年間限定事業の民有地の不法投棄対策を継続実施してまいります。  また、いわゆるごみ屋敷対策では、本人が抱える問題に応じて、医療・福祉・介護などの各関係機関と緊密に連携し、原因者の生活再建ごみ屋敷再発防止に取り組んでまいります。  以上3点につきまして、ご報告させていただきました。  なお、各委員の皆様には、所管事務概要の91ページから95ページに環境部の内容が記載されておりますので、後ほどお目通しをいただきたいと思います。 ○たがた直昭 委員長  ありがとうございました。 ○たがた直昭 委員長  続きまして、5番、議案の審査をいたします。  第49号議案 足立区経済活性化基本条例の一部を改正する条例を議題といたします。執行機関の説明を求めます。 ◎産業経済部長 議案説明資料の1ページ目をお開きください。  足立区経済活性化基本条例の一部を改正する条例でございます。  概要でございます。創業プランコンテスト選考委員会足立ブランド認定選考委員会、新製品・新事業開発補助金選考委員会、以上を附属機関として位置付けるため、条文を追加するものでございます。  改正理由でございます。審査する内容の多様化専門性の高まりが予想されるため、経済活性化会議委員以外の専門的な知識を有した多様な人材が、直接審査に携わることを可能とするために提案するものでございます。 ○たがた直昭 委員長  それでは、質疑に移りたいと思います。何かありますか。 ◆きたがわ秀和 委員  すいません。よろしくお願いします。  今の件ですけれども、この委員会のほうに、今現在もそういう専門家の方というのが、アドバイザーという形で関わっているということでよろしかったんでしょうか。 ◎産業振興課長 私の所管ですと、足立ブランド認定選考委員会というのがありまして、専門家の方が9名ですか、7名ですか。アドバイザーという形で関わっています。 ◆きたがわ秀和 委員  わかりました。ありがとうございます。 ○たがた直昭 委員長  きたがわ委員、挙手をお願いします。 ◆きたがわ秀和 委員  すいません。それで、今現在はその専門部会と、規則上の専門部会ということで設けられているこの三つの委員会を、条例上で附属機関として位置付けるということで、ここの説明にあったような審査する内容の多様化専門性の高まりに応じた視点の多様性専門性を担保していく必要があって、専門的な知識を有した多様な人材を直接審査に携わることを可能とするためというふうにされていますけれども、これまでの専門部会としての位置付けのままでは、そういう応募してくる企業とか、あるいはその事業プランなどの将来性をはかるには限界があるという、そういう理解でよろしかったでしょうか。  あと、例えばですね、過去に正式なメンバーである委員の方と、そういう専門家アドバイザーのところで、何かその評価意見が分かれて、選考審査に支障を来したとか、あるいはそれを予見、過去にそういったことはなかったというか、そこまではっきりとしたものはないにしても、そうした事態が今後生じてくることを予見させるような、何かそういった事例があったのかどうかだけ、ちょっとお聞きしたいんですけれども。 ◎産業経済部長 前段でおっしゃっていただいたとおりでございます。  あとですね、これまで、やはりアドバイザー的な存在ですと、点数等が加算されないという難点がございました。参考意見としてお伺いするということでございましたので、これまでそういったことでもめた事例はございませんけれども、今後より速やかに、そういった決定をしていけるというふうに考えておりまして、非常にメリットがあるというふうに考えております。 ○たがた直昭 委員長  他に。 ◆市川おさと 委員  今回、新しく改正となるんですけれども、認定選考委員会は非公開とするというふうに、あえてここに新たに書かれているんですけれども、これはちょっとどういうことなんでしょう。 ◎企業経営支援課長 例えば新製品・新事業開発補助金になりますが、こちらの選考委員会ですが、例えば特許とか、例えば技術的な支援の部分で、そういうところでちょっとお見せできない状況のところがまだありますので、そういうことで非公開というところにしております。 ◆市川おさと 委員  今でも非公開なんですよね。 ◎企業経営支援課長 おっしゃるとおりです。 ◆市川おさと 委員  わかりました。この条例はそれはそれでいいんですけれども、これは何というか、要するに入り口の部分ですよね。先行するところの入り口の形を変えるという形の条例案だと思うんで、それぞれでいいんですけれども、ちょっと離れるかもわかんないけれども、この創業プランとか足立ブランドとか、新製品・新事業開発補助とかという入り口の部分で、こういうふうにお金出して決まりましたよって話は聞くんだけれども、その後どうなっていっているのというその部分も合わせてですね、ちょっとここから離れるんだけれども、僕らにも、僕らって議会とか一般の区民の方にもね、伝えて欲しいなというのはあるんですけれども、今どうなっているんでしょう。 ◎企業経営支援課長 主立ったところは若干、ホームページ等で紹介をしておりますが、やっぱりちょっとその辺の紹介というか、PRは不足しているというふうに感じておりますので、改めてその辺は力を入れてまいります。 ◆市川おさと 委員  ちょっと、最後つけ足しになりますけれども、やはりこれは区のお金を使った事業でありますので、こういうお金を使ってこういう効果がありましたよということは見える形で、しっかりと、その金額も含めてですね、これだけの金額を使ってこういう成果がありましたというのは、相当長期にわたってフォローして伝えてもらいたいなということ、これは要望です。お願いします。 ◆渡辺ひであき 委員  足立区の経済の活性化のために幅広い議論が行われるという、非常に価値があって、とてもいいことだというふうに思っております。  ただ、最近、景気動向はどうかは別にして、倒産より廃業のほうが凄くクローズアップされてきていて、新製品の新規事業も開発したいんだけれども、その後の担い手がいないから、そこに手を伸ばさないよと言うと、それまでのノウハウが消失してしまうと。そうしたものに対しても、どう手を差し伸べていくかということも含めて議論していただきたいなということがあります。  例えば、足立ブランド認定企業であれば、認定のほうにエントリーしてくださる方はですね、まだ前向きでよろしいんですけれども、そういう先々の担い手がいないから、そこにエントリーしないという方と、あえて足立ブランドに載せると自分のところの価値が下がっちゃうみたいなイメージでいる方がいるというふうに伺っていますけれども、まず前者ね。担い手がいないからエントリーしないよというのはどのぐらいいるのか。それから、足立区のそれにあえて載せたくないという方はどれぐらいいるのか、お伺いしたいと思います。 ◎産業経済部長 申しわけございません。数字できちっとということで今お答えできないんですけれども、確かに渡辺委員おっしゃるとおり、廃業者のほとんどが高齢化によるものということで、今70歳以上の経営者が非常に多い状況でございます。  そういった中で、廃業者について、今後ですね。今、金融機関がかなりそういった事業承継の講座を積極的にやっておりますので、うまく連携して、フォローアップしてまいりたいというふうに考えております。 ◆渡辺ひであき 委員  農業なんかだと、県によっては物凄く手厚い補助があって就労に導いている。また、あと農業の継承に結びついていると伺っているんですけれども、こうした技術に関わることであるとか、ものづくりに関わることというのは、そこに対する手当てが薄いような気がしておりますので、そういうことがあるんだということを知ればですね、そちらに仕事につきたいという方もいると思いますので、是非是非、そうしたことに力を入れていって欲しいと思い、よろしくお願いいたします。 ◎産業経済部長 失礼しました。あと、足立ブランドに関してですが、今、確かに認定されている企業につきましては、非常に区がPRしていることに、非常にメリットを感じていらっしゃるところが多いです。  ただですね、やはり自分の企業の力でやっていけるというところにつきましては、余り足立ブランドについてメリットを感じていただけていないというところでございますので、そこら辺は利用していただくサービスも違ってくると思いますので、ご案内を変えてですね。  また、それ以上の企業につきましては、区民、地域貢献をしてまいりたいという、企業の声を非常に多く聞いておりますので、区民の方々にですね、そういった企業は地域貢献していただけるように促してまいりたいと思います。 ○たがた直昭 委員長  他に。 ◆きたがわ秀和 委員  すいません。各委員会附属機関としていくことで、専門知識を有した方々を正式な委員として委嘱をしていくということについては、行政の透明性を図るという点でも非常に望ましいんではないかというふうには考えるんですが、とりわけ創業プランコンテストとか、新製品・新事業開発補助金などは、選考された企業やそういう事業プランに対して、200万円とか、あるいは150万円から300万円という補助金がおりるということを踏まえますと、そうした透明性とか、公平性を確保するということが行政としての当然の責務ではないかというふうに考えるんですが、今回の条例改正というのはそういった観点も踏まえてのものだということで、理解してよろしいでしょうか。 ◎企業経営支援課長 きたがわ委員おっしゃるとおりでございます。かなり多様性のある商品とか出ておりますので、やはりそういうところで、これからきちんとしていきたいということでございます。 ◆きたがわ秀和 委員  それで、先ほどお2人の委員の質問ともちょっとかぶるところがあるんですが、その選考に基づいて、補助金を受けた企業とか事業プランなどに対して、所管としては当然その後の事業の推移とか、その企業がどうなったとか、そういったところについては追跡把握はされているものだというふうに認識はしているんですが、補助金を出した、その結果がですね、これはもう中長期的に区内の産業振興にとって、どういう効果をもたらしているのかというのを検証するような、そういう仕組みというのはあるんでしょうか。  あるいはそういう、現在はないけれども、そうした仕組みを設ける、そういう今後の方針とか、そういったものはあるんでしょうか。 ◎企業経営支援課長 確かに、今現在それを検証するという仕組みは特にはございませんが、一応5年間、後追いをさせていただいております。それをきちんとこの中で、ホームページでお知らせするとか、そういうところはきちんとしていきたいというふうに感じているところでございます。 ○たがた直昭 委員長  その他質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○たがた直昭 委員長  他に質疑なしと認めます。  次に、各会派からの意見をお願いいたします。 ◆渡辺ひであき 委員  その後の運用も含めて是非頑張っていただきたいと思います。賛成です。 ◆さの智恵子 委員  多様性やその専門性ということも大変重要でございますので、可決でお願いいたします。 ◆きたがわ秀和 委員  各委員会とも、そこでの選考、審査結果が補助金交付などに結びつくものでもありますし、より透明性公平性を高めていく必要があるというそういう観点から、賛成です。 ◆市川おさと 委員  賛成です。 ◆しぶや竜一 委員  賛成です。 ○たがた直昭 委員長  これより採決をいたします。本案は原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり]
    ○たがた直昭 委員長  なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  続きまして、第50号議案 足立区創業支援施設条例の一部を改正する条例を議題といたします。執行機関の説明を求めます。 ◎産業経済部長 議案説明資料の7ページをご覧ください。  足立区創業支援施設条例の一部を改正する条例でございます。  概要でございますが、こちらも先ほどの条例と同様に、足立区創業支援施設入居者選考委員会附属機関として位置付けるため、条文を追加するものでございます。  こちらの改正理由といたしましては、社会の仕組みそのものが急速に変化して、審査する内容の多様化専門性の高まりが予想されますので、経済活性化会議委員以外の専門的な知識を有した多様な人材が、直接審査に携わることを可能とするために提案するものでございます。 ○たがた直昭 委員長  それでは、質疑ありませんか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○たがた直昭 委員長  質疑なしと認めます。  次に、各会派からの意見をお願いいたします。 ◆渡辺ひであき 委員  賛成です。 ◆さの智恵子 委員  可決でお願いします。 ◆きたがわ秀和 委員  49号議案と同様の観点で賛成です。 ◆市川おさと 委員  賛成。 ◆しぶや竜一 委員  賛成です。 ○たがた直昭 委員長  これより採決をいたします。  本案は原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○たがた直昭 委員長  なしと認め、よって本案は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以下の審査に直接担当でない執行機関の退席を認めます。       [執行機関一部退席] ○たがた直昭 委員長  次に、所管事務調査に移ります。公社等の決算に関する調査についてを議題とします。  先の議会運営委員会で、公社等の決算に関する調査につきまして、それぞれの所管の常任委員会で行うことに決定をいたしました。  つきましては、公益財団法人足立勤労福祉サービスセンター公益社団法人足立シルバー人材センター及び一般財団法人足立観光交流協会の平成30年度決算について、本委員会調査事項とすることとし、本調査を閉会中に実施したいと思いますが、ご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○たがた直昭 委員長  ご異議ないと認め、さよう決定いたしました。  次に、(2)令和元年度地方都市行政調査についてを議題といたします。  本委員会調査事項につきましては、本区政に生かすため他都市の先行事例調査する必要が生じたときには、地方都市行政調査を行いたいと思います。  なお、本調査につきましては、先の各種委員長会において、本委員会の日程は10月23日水曜日から25日金曜日の間で行うことが示されておりますが、調査事項・調査都市等を踏まえた上で、今後、日程等を決定したいと思います。  ご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○たがた直昭 委員長  ご異議ないと認め、さよう決定いたしました。  調査事項・調査都市につきましては、何かご希望等がありましたら、7月31日水曜日までに文書をもって委員長まで提出してくださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ○たがた直昭 委員長  次に、(3)その他を議題とします。  先に行われました正副委員長会において、本委員会の特に調査すべき事項の選定について協議がなされ、「雇用関係(シニア・外国人)について」を調査項目としてはどうかとの提案がありました。  ついては本委員会特定事件として、「雇用関係(シニア・外国人)に関する調査調査が終了するまで閉会中も引き続き調査することとし、議長宛閉会中の継続調査の申出をしたいと思います。  ご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○たがた直昭 委員長  ご異議ないと認め、さよう決定いたしました。ありがとうございます。 ○たがた直昭 委員長  続きまして、7、報告事項に移らせていただきます。まず、産業経済部より7件、そして、環境部から8件を報告をお願いしたいと思います。  まず、産業経済部長お願いいたします。 ◎産業経済部長 報告資料産業経済部報告資料をお開きください。  1ページ目でございます。  産業経済部既存事業の分析と分析に基づく令和元年度事業委託についてでございます。  昨年度1月から3月にかけて、産業経済部内の事業を分析させていただきました。  お手元のほうに冊子で資料をお配りしておりますので、ご覧いただければと思います。  こちらの分析結果に基づきまして、新規事業委託を今年度行うものでございます。8月に提案書を審査し、提案書の特定を行う予定でございます。  提案を求める主な内容としましては、区内事業者販路拡大売上げ向上を図る取り組み地域特性を踏まえた創業・起業支援取り組み、効果的なPRというものが主な提案内容とさせていただいております。  上限金額が2,200万円ということで、履行期間は今年度いっぱいとさせていただきます。  次に、4ページをお開きください。  プレミアム付商品券事業でございます。  商品券購入対象者は2通りございまして、住民税非課税者、そして平成28年4月2日から令和元年9月30日生まれの子ども、2種類でございまして、販売額2万円をもって商品券2万5,000円が買えるという仕組みでございます。  住民税非課税者のほうは、事前に申請書を提出いただきまして、購入引換券を送付いたします。子どものほうは、そのまま購入引換券を送付させていただきます。  5ページをご覧ください。  販売場所、販売期間等でございます。販売場所につきましては、郵便局のほうで平日・土曜日、足立成和信用金庫の協力を得まして、特定の日曜日をカバーしてございます。販売期間は、令和元年9月24日から、利用期間は令和元年10月1日からとさせていただいております。  3番でございますが、例年、足立区商店街振興組合連合会が発行しているプレミアム付商品券は混乱を避けるため、発行を見送ることとさせていただいております。足立区商店街振興組合連合会からは、令和2年度に、オリンピック・パラリンピックに合わせて、プレミアム率を引上げるという希望が出ているところでございます。  6ページをご覧ください。  商店街のアーケードの緊急撤去でございます。  商店街は、東和銀座商店街振興組合、アモール東和商店街でございます。工事費用が6,000万円強となっております。  東京都の補助金80%、区の補助金15%、こちらの区の補助金は、安全指導等で危険であることが指摘されている場合に補助対象とさせていただきました。  商店街の負担金が300万円強となっております。令和2年3月までに、アーケードの撤去工事を完了する予定でございます。  続きまして、7ページをご覧ください。  舎人公園春のイベントの開催結果でございます。  1番、舎人公園桜のライトアップでございます。3月23日から実施してまいりましたが、だいぶ定着してまいりまして、今年は4万人を超える来場者においでになっていただきました。  また、2番の舎人公園千本桜まつりも4月6日、7日と実施させていただきましたが、桜が満開の中、来場者増で実施させていただきました。  また、陸上競技場が使用できることになったことから、スポーツイベントを実施させていただきました。  続きまして、9ページをご覧ください。同時に開催させていただきました「あだち花季行 花めぐりバス」の実施結果でございます。  こちらも、桜が非常に開花状況が良かったということで、昨年を上回る7,000人を超える参加者を、延べ乗客数を得ることができました。  課題としましては、バス車両と運転手不足が常態化しているということで、今後、事業展開について検討させていただきたいと思っております。  10ページでございます。  「しょうぶまつり&世界の食広場」の開催結果でございます。6月1日、2日の両日で実施させていただきました。こちらはあまり暑くもなく、来場者が昨年度より増えて、10万人を超える来場者を獲得できたところでございます。  11ページをご覧ください。  今年は北綾瀬駅始発ということに伴いまして、しょうぶ沼公園のほうでもオープニングセレモニーを実施させていただきました。また、その他としまして地球環境フェアと同時開催させていただいております。  12ページをご覧ください。  「第41回足立の花火」の開催でございます。7月20日午後7時半から午後8時半、予定してございます。打ち上げ発数につきましても、1万3,000発以上ということで、昨年度に見劣りしない打ち上げ発数を確保させていただきたいと思っております。内容としましては、昨年好評でありましたWナイアガラとレーザーの演出、今年も実施してまいります。  また、有料席でございますが、昨年度、会員席があふれ危険との判断で増設させていただいております。売行きも順調で、ほぼですね、14%残をもって、ほぼ完売している状況でございます。あと500席ほど残っている状況です。  13ページ、ご覧ください。  その他としまして、この花火大会の客席でございますが、ふるさと納税の返礼品として、今募集をしているところでございます。 ○たがた直昭 委員長  続きまして、環境部長お願いいたします。 ◎環境部長 環境部の資料のほうの、まず1ページ目は、環境基金審査会の審査結果ということでございまして、7件の申請がありました環境基金助成につきまして、以下の表の中の4件、交付決定をいたしました。  この報告であります。個人の方から団体の方まで4件ですね、今年実施をしていただきます。  次に、2ページ目は、区内の二酸化炭素排出量の算定結果、これ2016年度分1年分ということになりますけれども、オール東京62市区町村共同事業という、そういうプロジェクトで算定をしていますが、この2ページの真ん中辺の、真ん中のグラフを見ていただいて一番右のほう、ここ数年にわたって順調、着実にCO2のほうは減っているという状況でありまして、このページの下のほうにありますところの30自治体の一覧表ありますが、これは一番多いほうから7番目ということになっております。  3ページの下段のほうに、エネルギー消費量の推移というのがありますが、23区と比べて足立区のほうは先行して減少が続いてきたというグラフになっております。  問題点のほうに書いてありますけれどもCO2の排出量、エネルギー消費量ともですね、2年連続で1990年以降最少となっています。前年まで都内最多でした自動車部門のCO2排出量もワーストからは脱却したという状況になっております。  4ページは、リユース食器の貸出モデル事業についてであります。  本年度目的のところにありますとおり、町会・自治会向けのイベントのときに使用されている使い捨て食器があると思います。これを抑制することでごみの減量と参加者の意識啓発を図りたいということでして、2番の実施概要で、今年の7月頃から手続を始めたいと思いますが、そのイベントで使うコップだとか、おわんだとか、スプーン等ですね。無償で区のほうで貸出しをしようということで、区内の5カ所の町会・自治会を対象にしたいと思っていまして、これからの選定に入りたいというふうに思っています。  問題点のほうに入りまして、今回の取り組みがいい形であれば、令和2年以降の事業として、本格的に考えていきたいというふうに考えています。  5ページ目は、家庭ごみ、ごみの関係です。家庭ごみの排出量と資源化量、資源化率といった統計ですけれども、平成30年度の数字がまとまりましたので、全部載せてありますが、見やすいのは7ページ目のグラフかと思います。  一番上のグラフが家庭ごみの排出量の推移ですけれども、これも徐々にですね、下がっている状況にあります。  また、これは1人1日当たりの排出量です。これは真ん中のグラフでして、これも平成26年度は567g程度ありましたが、今は530gまで落ちていると。  そして、下のほうの資源化量についても、資源化量についてはですね、資源化率も含めて、これについては少しずつ減っているので、これ本当は上げていかなきゃいけない数字ですけれども、その全体量が減っていくといったことと、それから、特に古紙、古い紙の資源量が減りつつありますと。これは新聞・雑誌等の発行率・発行数が、だいぶ減ってきているということが、受けて資源化量にも影響が出ているというふうに分析しております。  8ページは、これは資源の持去りの防止対策でありますけれども、1番に専門非常勤、うちの区の非常勤のパトロール、そして2番では民間パトロールを回しておりますけれども、この中で警告ですとかあるいは告発といったものをやっておりまして、下の3番の告発で、綾瀬警察、西新井警察との連携ですね、告発実績が増えております。  次に、10ページは、折りたたみ式ごみ収集ボックスとりコン」というものなんですが、真ん中に写真がありますけれども、ごみの集積所において、このふたをかけることによってカラスの被害を防げますので、これも非常に評判も良くて、現在、積極的に貸出しのほうを進めております。  11ページには、5番のところに、とりコンを使った区民からの主な声がありますけれども、集積所が清潔になったとかですね、あるいは集積所にこれ、とりコンを設置するときには、集積所を使っている方々に集まっていただいて、いろいろお話をしています。そういったところで、コミュニケーションにもなったといったようなことも受けております。今後も積極的に拡大していきたいというふうに思っています。
     12ページは、ごみ屋敷の関係ですけれども、ここの12ページの真ん中の表の中で、黒い枠で累計解決率という数字があります。86.2%、これは非常に高い解決率だということで、内外から評価をいただいておる状況であります。  そして、今回13ページ以降に、非常に解決困難な事案というのは21件ほどあるんですけれども、それをどのようなことで解決できてきたか、あるいはごみ屋敷を構成する表面的なものではなくて本質的なものは何なのかといったことを、この表の中で分析をしております。  14ページには、解決に至った非常に困難な事例があったんですけれども、それが一体どういう状況にあって、どういうきっかけで改善が図られたかといった事例をですね、こちらのほうに記載をしております。  15ページは、空き地の草刈りの事業もやっております。これの実績のほうもこちらのほうに表示をいたしました。  そして、16ページのところに情報発信という項目を設けました。足立区のごみ屋敷等のことにつきましてはテレビ、報道等でも取材等がありまして放映されたり、あるいは、ちょっと参考におつけしましたが、ごみ屋敷の対象者向けのリーフレットなどもつくってまいりました。  続いて17ページは、不法投棄の対策であります。これも1年分の実績ということで、グラフ等お示しをいたしております。  18ページの4番のグラフが見やすいと思いますが、徐々には減っているということで、一時ピークが平成24年度でしたけれども、そのときは2万個ぐらいの処理件数がありましたが、昨年ようやくですね、1万個を下回ったということで、このままどんどん減らしていく対策を進めていきたいというふうに思っていますし、昨年から進めている民有地の不法投棄物も撤去を行っています。これは18ページの6番にありますが、34件の実績がございました。  引き続きですね、これは特に民有地の不法投棄の撤去の事業につきましては、オリンピック・パラリンピックを意識して、来年度までの時限事業ということでやっていますが、いよいよ来年オリンピック・パラリンピックですので、それに向けて、きれいなまちをつくっていきたいというふうに思っております。 ○たがた直昭 委員長  ありがとうございました。  それでは、質疑に移らせていただきます。何かありますか。 ◆さの智恵子 委員  すいません。私のほうから何点かお伺いしたいというふうに思っております。  まず最初でございますが、こちらはすいません、既存事業の分析に基づく事業委託ということでございまして、報告書のほうの冊子のほうにもございますが、ちょっと、あだちメッセのことについてお伺いしたいというふうに思っております。  こちらは過去8年、8回実施をしていた、大変伝統のあるところで、BtoBということでありましたが、来場者が、毎年減少している傾向だということと、あとちょっと報告資料のほうの2ページ、3ページのほうにもありまして、来場者アンケートの満足度も下がっているということでもございました。  この辺は課題のほうにもございましたが、出展企業がちょっと今後は困難さもあるということでございますが、今後につきましては、どのような展開を考えていらっしゃいますでしょうか。 ◎産業振興課長 今回、さの委員おっしゃったような課題、来場者も少ない、出展企業も少ないというようなことがありました。  これは、どの自治体も今そういう状況にあるので、苦戦していますので、それを踏まえてですね、今回の事業の見直しの業者が決まり次第、その業者と協議しながら、新しいメッセの形をつくっていきたいと考えております。 ◆さの智恵子 委員  こちらは、2日間で約2,500万円の大変大きなイベントでもございますので、是非、費用対効果も含めて検討のほうをお願いしたいというふうに思っております。  続きまして、舎人公園の春のイベントのところでございます。  こちらでございますが、7ページでございます。先ほど説明でもございましたように、桜が本当に満開でかなりの来場者があったということで、2日間でも、本当にもう20万人を超える方の来場者があったということで、今年は陸上競技場も使用できたということで、こちら、SAKURA雪合戦というふうにございますが、こちらは何人ぐらいの方が参加をされたのでしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 SAKURA雪合戦のほうは6日のみの開催でしたが、親子合わせて1,000人ほどの方に参加いただきました。 ◆さの智恵子 委員  1,000人って本当にたくさんの方が利用されたなという実感なんですが、こちら今後のところでございますが、来年は東京2020のオリンピック・パラリンピックを目指して、こちらの陸上競技場を活用したイベントの開催とございますが、具体的な内容等は決まっているんでしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 具体的な内容につきましては、これからオリンピック・パラリンピック担当、またシティプロモーション課等々と協議して決めていきますが、今年、初回で行いましたSAKURA雪合戦が、思いもかけず多くの方に来ていただきまして楽しんでいただきましたので、引き続きこちらを開催しつつ、オリンピック・パラリンピックの機運醸成になるイベントをと考えております。 ◆さの智恵子 委員  はい、わかりました。本当に1,000人という今年、大変多くの方が参加をしてくださっておりますので、本当に来年はオリンピック開催の年でもございますので、多くの方が参加をして、本当に思い出に残るような、そういうイベントの開催をお願いしたいと思っております。  また、9ページのほうでは、それに合わせた「あだち花季行 花めぐりバス」の利用状況ということで、こちらも2日間で7,000人を超える方が利用されておりますが、例えば、こちらのバス、集客、乗れる乗車人数にも限りがあるかと思いますが、こちら手形を購入して乗れなかったという苦情等は入っていらっしゃるのでしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 手形を購入して乗れなかったという苦情は入っておりませんが、乗り継ぎの案内をガイドブック等々で、こちらのほうも、このバスに乗れないと帰れませんと案内をしているんですが、そこがなかなかご理解できなくて、現場で説明したけれどもわからずに、また職員が後ほどお電話するという事例は1件ほどありました。 ◆さの智恵子 委員  確かに、もうバス事業者も本当に運転手不足ということもございまして、今後、これから来年そういうイベントをするということでも、バスの利用も増えるかなというふうにも思いますので、報告資料のほうでも路線バスを活用した事業展開というふうにもございますので、既存のルートはこの手形を活用して手形で乗れるような、そんな取り組みもしながら、買った方がスムーズに路線バスを活用するような、そんな検討もされていらっしゃるのでしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 現在、検討しておりますのは、都バスの1日乗り放題、また東武バスにつきましても、私も最近知ったんですが、足立区内で1日乗り放題パスというのがあるということも見つけましたので、足立区内多くの路線バスがありますので、そちらの既存のバスのパスを活用しつつ、そちらがないところにつきましては観光交流協会のほうでバスを仕立てて、花の名所をめぐるようなものができないかということで、今検討しております。 ◆さの智恵子 委員  今その1日乗車券というのは多分300円ではないかと思いますので、これ多分300円という料金もとても手頃、シルバーパスが高齢者の方はあるんですが、ちょっとその辺もすいません、要望としては本当にお得感というか、出かけてみたいと思えるような取り組みも是非お願いしたいというふうにも思っております。  そして今年の足立の花火ということでございまして、先ほど産業経済部長のほうの説明でも、今年度の先行販売、一般販売も大変好評で、あと14%、500席ぐらいを残すということでもございました。  先日の説明で、5万円以上納税のふるさと納税の方の、返礼品としては余りふるってないような説明だったんですが、その後の状況はどうでしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 けさ時点の財政課からの情報ですが、6件ほど売れているということで、徐々にではありますが、売行きが伸びているというふうに聞いております。 ◆さの智恵子 委員  前回2件だったので、じゃあ若干増えているんですが、できれば足立区のふるさと納税の起爆剤ではございませんが、是非、足立の花火に本当に利用できるということで、ふるさと納税が進むような取り組みも是非お願いしたいというふうにも思っております。  続きまして、すいません。環境部のほうの4ページ、こちらリユースの食器貸出しモデル事業ということで。       [「いいよね」と呼ぶ者あり] ◆さの智恵子 委員  はい、これ大変いいなと思って、今、隣から声かかったんですが、本当に環境にも配慮しておりますし、ごみ減量ということでは大変いいんですが、これから町会・自治会の5団体を選定していくということでございましたが、すいません、ちょっと、役員等についた場合、こちらの食器は洗って返すのが原則ですよね。 ◎ごみ減量推進課長 こちらのリユース食器につきましてはレンタルということで、洗浄も含めたレンタルの委託をいたしますので、町会のほうでは洗浄はしないで、ただ、汚れとか残渣物が残っていれば、それは落としていただく程度で大丈夫だというふうになってございます。 ◆さの智恵子 委員  すいません。はい、そうですね、レンタルですので。その辺の生ごみの残ったものは拭くとかそういうレベルでいいってことであれば、大変この3万5,000円というのは、紙コップとかそういうものをこれから揃えるということは大変いいかと思うんですが、令和2年4月以降の枠組みを検討とありますが、この検討はどのようなものでしょうか。 ◎ごみ減量推進課長 やはりですね、このレンタルリユース食器を町会・自治会のほうで使うだけではなくて、やはり町会の方、自治会の方、皆さんがごみ減量の意識をきちっと持っていただいて、町会単位でもやはり、ごみの減量に取り組む仕組み、考え等を醸成していただくという仕組みをつくっていきたいと考えてございます。 ◆さの智恵子 委員  わかりました。是非、今後は、こういうのを利用する町会等には、少し助成をするとかそういうのも考えながら、是非このリユースの食器を本当に広く周知をして欲しいなというふうにも思っております。  最後に、こちらの折りたたみの「とりコン」なんですが、ちょっと10ページの貸出しの多い地域というところを拝見しますと、かなり地域の偏在があるかと思いますが、こちらの貸出しで、この差が今かなりあるというのは、どういう状況でしょうか。 ◎足立清掃事務所長 もともとモデル事業として伊興で始めたので伊興が多いんですけれども、カラス被害のある方からご相談いただいていますので、少し大きな公園がある近くが多くてですね、申請いただく数に差があるということでございます。 ◆さの智恵子 委員  こちら、2020年度末までに3,000個というのを早めて進めていくということでございますが、防鳥ネットですと、よく道路とかのところにそのまま、収集日じゃないときも放置、放置というか置いてあるところがあるんですが、こちら、とりコンもそのような形で置くことが可能なんでしょうか。 ◎足立清掃事務所長 原則はですね、出して片付けていただくということでやっておりますが、ただ、日中いない方もいらっしゃるので。これちょっと、風で大変飛びやすいものなので、風に飛ばないようにしっかり固定をして、安全確保できればお貸しをしているところでございます。 ◆さの智恵子 委員  わかりました。是非、防鳥ネットですと、ごみが出てしまうとか様々な声がありまして、やっぱりこのとりコンを使いたいという声も数多くございますので、希望する方には、是非その集積所にはお貸しできるような体制もお願いしたいというふうに思います。 ◆市川おさと 委員  今の、さの委員の話ちょっと引継ぎまして、花めぐりバスの件ですね。花めぐりバスの件で既存の都バスとか東武バスの1日パスと絡めてというお話があったんですけれども。  ただ、それ例えば都バスとか東武バスのパスを両方買ってという話になると、ちょっと金がかかっちゃうんで。要するに足立区の一つのパスで、どこでも使えるというそういう形のほうがいいのかなと思うんですけれども、その辺どうなんでしょう。 ◎観光交流協会事務局長 私の説明が足りず申しわけございませんでした。両方のパスを利用してというのではなく、今検討している内容として、そういった既存のパスもあるので、結局、足立区のほうで300円の安いパス、たった2日とは言え、そういった既存の路線バスのほうで用意しているパスよりも安い値段で売るということは、既存の企業に対してうちのほうで圧を加えてしまうことになりますので、そういったことも踏まえ、ただ、すみません、説明が足りなかったんですが、両方の都営バス、東武バスと両方のパスを使ってということは考えておりませんので、まだ検討段階で、そういったことを考えているということだけでございますので、今、市川委員がおっしゃったように、お客様にとって負担の増にならない形で考えてまいります。 ◆市川おさと 委員  当然、1枚のパスでやってね、足りない分は事業者に足立区のほうからお金を出すということで全然何の問題もないと思いますので、そういう形でお願いしたいなと思います。  それからもう一つは、この花めぐりバスで、私も相当前から車椅子乗車ですね、これがもう何年前かな、5年前か6年前か、ホームページでわざわざ、車椅子で乗れませんということをわざわざ書いていたということ、このことをかなり厳しく指摘をして、それはいけないんだよと。  実際にリフト付きのバスが走っているんだから、私も乗っているんだから。それはね、ちゃんと乗れるという形で案内しなさいということを強く厳しくも言っていたんですけれども、ようやく今年、今回からは紙ベースのこの花めぐりバスの案内にも、車椅子もちゃんと乗れますよという案内が、ようやく今回からは、ついたという形になります。  今後はですね、既存のバスルートも活用するってこと、検討するということなんですけれども、足立区内の既存の路線バスですね、これは全てバリアフリーになっています。そして、全てのバス停留所で、例えば車椅子で乗り降りができるということも私、確認とれておりますので、こうしたことも含めて、案内する際には、しっかりと明文でもって案内してもらいたいと思いますが、いかがですか。 ◎観光交流協会事務局長 市川委員おっしゃるとおり、こちらの観光交流協会のほうで、そのバスを実施する場合には、全ての方に平等に楽しんでいただけるように、またその旨をしっかりと広報してまいりたいと思っております。 ◆市川おさと 委員  それはもう結構です。  プレミアム付商品券事業についてなんですけれども、このプレミアム付商品券事業というのが対象者が14万5,000人と1万9,000人と、全部足すと最大で41億円になるというふうに聞いております。  そして、2万円のもの、2万円で買うんだけれども使えるのは2万5,000円ということで、プレミアム分は5,000円分という形になります。この5,000分を掛け合わせると8億2,000万円。8億2,000万円がプレミアム分になるというふうに認識しているんですけれども、いかがですか。 ◎プレミアム付商品券担当課長 市川委員おっしゃるとおり16万4,000人分のプレミアム分を合わせますと8億2,000万円になります。 ◆市川おさと 委員  これ8億2,000万円のプレミア分を、足立区が事務手続ですね、国から言われてですか、言われてやるんですけれども、この事務手続の事務費というんですかね、事務費というのが幾らかかるかということを私、確認しましたら3億5,000万円だと言うんですよね。  要するに、プレミアム分が8億2,000万円で8億2,000万円の、2万円はもともとそれは現金で使うのと同じなんだから、プレミアム分が8億2,000万円で、それを配るのにですね、事務費という言い方か知らないが、事務費として3億5,000万円かかるということで、非常にコストがえらいかかるなと。  これは国がね、全部負担するということなんですけれども、今の私の認識でいかがですか、事実関係。 ◎プレミアム付商品券担当課長 確かに、商品券の販売という点で3億5,000万円、足立区の予算上の今、金額で3億5,000万円でございますが、非常に大きな規模の事業ではあるなという認識はしております。  一方で、国のほうの説明では41億円、最大で足立区の場合41億円の券を発行する、その分の消費の喚起という点でですね、41億円の消費が生まれるというような説明も合わせてはございますので、そういった点でも3億5,000万円の事務費高いものございますが、一定の消費喚起効果もあるというふうには捉えております。 ◆市川おさと 委員  あのね、足立区に住んでいる人というのは、放っといたって現金で足立区で金使うわけですよ。2万円の商品券、2万円分というのは放っといたって、これ食費だけだって2万円とか3万円とか、1人の人がね、そのぐらい使うのはこれ、どんなお金ない人だって、そのぐらい使うんだから。  要するにプレミアム分の問題なんですよ。5,000円分おまけにくれるから、だからわざわざ面倒くさいこの手続をして、非課税者か、住民税非課税者も申し込んでやるということが期待される事業なわけですよ。足立区も是非それやってくださいってことでやるわけですよ。  その事務費がですね、このプレミアム分が8億2,000万円で、3億5,000万円も国がかかるんだということ。これはね、それはもちろん別に責めているわけじゃないですよ、そっちをね。国の事業なんだから、別にそれは区の職員を責めたってしようがない話なんだけれども。  率直な思いとしてね、消費税増税というのがいいか悪いかってあるんですけれども、それは消費税何で増税するかって、社会保障費の増大に対応して消費税が上がるということ。要するに金が足りないから税金上がるよという話なんですけれども。  こういう金の使い方をしておいてね、お金が足りなくなったから消費税、税金上げるんだよというのはいかがなものかなって思うんですけれども、所感をお伺いします。       [「国でやっているの」と呼ぶ者あり] ◆市川おさと 委員  そう、国でやるんだけれども、それはだって、やってんだからいいじゃない。  副区長いかがですか。 ◎副区長 今回はですね、プレミアム付商品券もございますし、また子育て支援事業とか、様々な形で消費税増税に対する国の施策ということでございます。確かに事務費手数料等かかりますけれども、全体の消費喚起ということを考えますと、国の事業ですけれども、区としても協力していきたいと思っています。 ◆市川おさと 委員  副区長はそういう答えでいいんですけれどもね。ちょっとこれはね、やはり国に対しても何か一言言ってもいいのかなと。余りにもこの事業費がですね、国が負担するとは言え、かかり過ぎているんじゃないかということは、何か機会を捉えて、国に言う機会があれば言ってもらいたいなと思うんですけれども、いかがですか。       [「役人は言えないよ」と呼ぶ者あり] ◎副区長 どういう形で言うかというのは非常に難しい部分がございますけれども、今回のプレミア付商品券の効果というものについてはちょっと確認をしてみたいと思います。 ◆市川おさと 委員  ちょっと待って。これで産業経済部終わって、環境部のほうに行くんですけれども、環境基金審査会の審査結果についてということで、1ページですね。  柳原商栄会のエコバッグのデザインと作成ということで20万円は出すという形になりました。今度、国のほうでもですね、いよいよレジ袋の有料化ということで進めていくということが報じられているわけでありまして、また他の国につきましては、既にもう有料化どころか禁止にしているという話も聞いておるところであります。  したがいまして、足立区、地球にやさしいまちですか。       [「ひとのまち」と呼ぶ者あり] ◆市川おさと 委員  ひとのまちにしていくということで、この件に関しましても、やはり柳原の商店街に20万円出して終わりというレベルの話じゃないと思うんですよ。  しっかりとですね、推進してもらいたいと思うんですけれども。       [資料を提示]  例えばこの私の女房が今使っている、このバッグ。これエコバッグという形ではないんですけれども、これは買物するときにですね、これに入れて、スーパーで買物するときに、レジでかごに入れますよね。先にぱこっと入れるといちいち袋にも詰め直さなくていいから便利だということで、非常に便利に使っているわけですけれども。  こうした様々なエコの、エコでかつ便利なアイデアについて、区民の方々からですね、いろいろなアイデアなり、こうやってよかったよという話を募ってですね、それをまた足立区として、発信していく。こうした区民参画仕組みというものも、今後やってくべきだと思うんですけれども、環境部長どうですか。 ◎環境部長 大変いい意見だと思いますので、まさに役所だけが考えて区民の方にやっていただくって、これはもう時代遅れだと思います。市川委員ご指摘のような方向を是非、検討していきたいと思います。 ◆市川おさと 委員  いい答え、ありがとうございます。  それから5ページ、家庭ごみ排出量及び資源化量、資源化率についてなんですけれども、非常に家庭ごみの排出量も減っているなということで、私も良かったなと思うんですけれども、一方で、これ私、前期からこういう機会を捉まえて言っているんですけれども、家庭ごみの戸別収集ですね。家庭ごみの戸別収集というのが、他の区などでも既に行われておりまして、非常にこれはごみ減量についても効果を上げているというふうに聞いております。品川区なんかですね。品川区は全区的にやっているというふうに聞いていますけれども、例えば北区なんかではエリアを限って区切ってやっていると。それでも非常に成果が上がっているというふうに聞いております。  今、足立区では家庭ごみの収集につきましては年間約10億円かかっているということなんですけれども、これ全区的に戸別収集を行った場合には、15億円から16億円かかるという見込みだというふうに聞いておりますが、この数字でいかがですか。 ◎ごみ減量推進課長 個別収集につきましては、まだ試算の段階ですが、通常の収集に比べると1.5倍から1.6倍の経費、人材等がかかるというふうに計算をしてございます。 ◆市川おさと 委員  今言った、要するに10億円が15億円から16億円になるということですね、ちょっと返事して。 ◎ごみ減量推進課長 市川委員おっしゃるとおりでございます。 ◆市川おさと 委員  やったからと言って、すぐにいきなりごみの量が減るわけじゃ、自分ちの前に置くんだから人に見られているということで、ある程度の緊張感もあってですね、徐々に減っていくというのが他の先進自治体の例を見ても、これは明らかとなっていますけれども、その辺の認識いかがですか。 ◎ごみ減量推進課長 先行している自治体、品川区、北区、台東区辺りは確実にごみの減量は進んでございます。 ◆市川おさと 委員  そういうことでしたら足立区もですね、それは確かにお金のかかる話ですけれども、地球にやさしいひとのまちですか、それを先進的に進めていくためにも、今まだやっていく、やっていかないという話になっていないけれども、今後はですね。今後は、さっきのとりコンもそうだけれども、まず地域を、モデル地域を選んでですね、徐々に始めていく。そうした検討をそろそろ始めるべきなのかなというふうにも思いますけれども、いかがでしょう。 ◎ごみ減量推進課長 当然、経費もかかることですから、この辺につきましてはですね、収集スタッフ体制を組むについても、いろいろな様々の面で研究を重ねていきたいと考えてございます。 ◆市川おさと 委員  ごみ減量推進課長だから研究というレベルでとどめたんですけれども、副区長いかがでしょう。これは凄く大きい話ですから、やはり副区長、大きいですね、判断が必要な話になっていくと思います。副区長の思いを聞かせてください。あ、環境部長。 ◎環境部長 折しも今回ですね、一般廃棄物処理基本計画の計画を今回、情報連絡の中でお示しをしています。その中で戸別収集の方向性を今回書きました。  今、ごみ減量推進課長が申したようなことではあるんですけれども、ごみの減量とかですね。この戸別収集について、ごみの減量ですとか不法投棄対策にも非常に有効だというふうに評価をして、それで多角的に研究していきますという物言いをしています。まさに、その研究の度合いというのは、積極的に進めていく時期に来ているというふうに思います。 ◆市川おさと 委員  研究というのは結構、僕らのやりとりの中で、やるつもりがないときに研究と言われることがあるもんだから、ちょっと今、わざわざ言ったんですけれども、今、非常に前向きな答弁が環境部長のほうからありましたので、私もしっかり応援してまいりますのでよろしくお願いします。 ◆渡辺ひであき 委員  自分も何点か。プレミアム付商品券事業については、プレミアム付商品券担当課長、体を大事に頑張っていただきたいと思っております。  市川委員からもいろいろなお話ありましたけれども、私からはですね、これをやることによって、我が党の新人議員からもしっかりと質疑をせいというふうに言われましたので申し上げますが、足立区商店街振興組合連合会がプレミアム付商品券やらないということになって、それが足立区商店街振興組合連合会を含めた方々からどんな意見が、まず上がっているかお伺いしたいと思います。 ◎産業振興課長 今回はやっぱりこの国のやつをやるということで、区のプレミアム付商品券をやると混乱してしまうので、今年度はやっぱり見送りたいという、そういうご意見を伺っています。
    産業経済部長 国のプレミアム率が20%に対してですね、通常の10%では恐らく売り切れないだろうというふうにご意見をいただいております。 ◆渡辺ひであき 委員  それから取扱店が違いますよね、ここはどうなさります。 ◎プレミアム付商品券担当課長 渡辺委員おっしゃるとおり、取扱店、そもそも商品券の制度自体が大きく異なるものでございますので、こちらの今回の国の商品券事業についても、一から公募ということで、やはり区内の商店関係、広く公募しております。 ◆渡辺ひであき 委員  さっき副区長から答弁があったので、そのとおりだというふうに思っておりますけれども、区内の商店街、商店の方々がですね、余りこう文句を言われないという言葉がいいのかどうかわかりませんけれども、配慮をできる限りしてあげて欲しいなということと、来年度オリンピックに向けてのプレミアム付商品券ということであればですね、区内の消費喚起を含めて、区内に特化した意味とプレミアム率等も含めた議論というのは始まっているのか、お伺いしたいと思います。 ◎産業振興課長 足立区商店街振興組合連合会のほうからは、来年度は20%、プレミアム率現在10%ですけれども、20%でやりたいとご希望を伺っていますので、区としてもですね、そのプレミアム率は、補助金で区のほうで出していますので、前向きに検討していきたいと考えています。 ◆渡辺ひであき 委員  よろしくお願いいたします。  それから、商店街アーケードの緊急撤去って、これ緊急という言葉がついているんで気になったんですけれども、なぜここに緊急という言葉をつけざるを得なかったんでしょうか。 ◎産業振興課長 昨年度ですね、国土交通省のほうから道路の維持又は修繕の実施状況に関する調査というのが来まして、それで道路管理者の道路管理課が区内の道路環境を点検したところ、このアーケード、アモール東和商店街のアーケードですね、目視によるさびや溶接部の広がりが大きく、目視できた。そして、梁のたわみが見受けられるということで、やはり落下の危険性が感じられるというような判断をされて、こちらのほうに産業振興課のほうに話がありましたので、商店街と協議をして今年度に撤去するという決断に至りました。 ◆渡辺ひであき 委員  区内どれぐらいアーケード式の商店街があるか存じ上げませんけれども、今後はもう少し計画的にやっていくことが必要になるのかなと。それからまた撤去するのか、再設置をするのか、そういうことも含めたインフラ全体のお金の使い方についてはですね、心を砕いていかなくちゃいけないと言いますが。これを機に、そうした議論も始まっているのかどうかお伺いしたいと思います。 ◎産業振興課長 アモール東和を含めると区内に4つアーケードあります。やっぱり今回のことも踏まえてですね、商店街とやっぱりしっかりと協議をしながら、維持管理のほう進めていきたいと考えております。 ◆渡辺ひであき 委員  あと、その他でやったらいいのかどうかちょっと悩んでいるんですけれども、イベントの報告がいろいろあって、そこから先の観光客みたいな話も合わせて、ちょっとだけしたいんですけれども。  昨日だか、おとといの日経新聞だか読売新聞だかちょっと忘れちゃったんですけれども、台東区の観光客5,500万人って数字が出て大変びっくりいたしました。  足立区の観光客とか、イベントに来られる方とかそういう数字の集計をトータルでどういうふうにされているかわかりませんけれども、やっぱりそれだけの方が台東区に来られる、これはインバウンドも含めて、それから国内から、国内外からのトータルの人数であるとは思うんですけれども、やっぱり足立区、それから墨田区、それから葛飾区、それから台東区ぐらいはですね、連携をとって、やっていくことが大事なんだろうというふうに何度も言ってきているんですけれども、自治体間の観光交流についての議論する場というのはあるのかないのか、またその頻度についてお伺いしたいと。 ◎観光交流協会事務局長 以前もお答えしたんですが、墨田区と荒川区とはですね、同じ観光の担当でつながっておりまして、年に1回、年2回程度、情報交換する機会があります。ただ、残念なことに台東区とは今つながりがありませんので、渡辺委員ご指摘のとおり、非常に足立区隣接で、また、台東区に来たお客様を足立区に呼び込めるというメリットもございますので、何らかの形で課長級レベルでまず情報交換から始めたいと思っております。 ○たがた直昭 委員長  他に。 ◆きたがわ秀和 委員  3点ほどについてお伺いしたいと思います。  一つはプレミアム付商品券事業について、既に他の委員の方からも質問が出されていましたが、消費税、10月からの消費税率引上げを前提とした事業ということで行われているということなんですが、これ仮の話ではございますが、消費税増税がもし中止となった場合、この事業どうなるんでしょうか。そのまま継続とか、そういうようなことでしょうか。 ◎プレミアム付商品券担当課長 今のお話に、ご発言に関しましては、もともとこのプレミアム付商品券事業は国の全額補助金で行う事業スキームでございますので、もし消費税の増税がもし延期になったというような場合でですね、国の動向によってもし補助金がそのまま得られて、この商品券事業は消費税が延期になっても行えるということがもし万が一ありましたら、もしありましたら、この事業のことを継続する可能性がございますが、補助金のほうがなく、国の事業としてもやらないということであれば、この商品券のほうの販売、事業継続は難しいと考えております。 ◆きたがわ秀和 委員  国の補助金がおりるかどうか次第ということですね。  それともう一つ、この目的の一つとして、地域における消費喚起ということが挙げられています。これ単なる消費喚起ということでなくて、枕言葉に「地域における」ということ、こういう言葉がついているということで、これは私の勝手な受け止めなのかもしれませんが、やはりその地域のそういう地域に密着した中小の商店、小売店などを念頭に置いているものというふうに考えているんですが。  4年前のプレミアム付商品券のときは、この購入された方の中、8割近くが大型店というかですね、そういったところに流れたというふうにも伺っています。  やはりその身近な地域の小売店で、この商品券を使って買物をしていただくということが非常に重要ではないかというふうに思うんですが、例えばその販売する商品券の何割かについては、使用できるお店を例えばその足立区商店街振興組合連合会に加盟している、そういうお店に限るとか、そういった措置というのは難しいんでしょうかね。 ◎プレミアム付商品券担当課長 そちらのように、今の商品券の一部を例えば区内の小型の商店にというような内容につきましては、国のほうから既に事業スキームの中で、取扱店のそういう使用についても特に平等にということで、大型店、小型店の差別、区別なく、商品券が全て使えるようにというふうに取り扱うように指示が来ておりますので、今きたがわ委員お話あったような内容としては実施は難しいと考えております。 ◆きたがわ秀和 委員  そういう国からの指示でそういった対応がとれないということで、これはこれでなかなか難しいとは思うんですが、いずれにしても中小のそういったところをね、やっぱり振興させる何らかのそういう手だてというのを是非とも考えていただきたいなというふうに思っています。  それとですね、先ほど産業振興課長のほうからもお話がありましたが、足立区商店街振興組合連合会が発行しているプレミアム付商品券のプレミアム率を20%に引上げるということで、日本共産党としてもですね、やはり地域の商店の皆さんの経営を守るという立場から、その実現を切に要望したいというふうに思っています。  先ほどの産業振興課長のお話では、区としても前向きに検討されているというふうに受け止めているんですけれども、そういう予算をつける方向でということでよろしいんでしょうか。 ◎産業振興課長 今年度の補助金がなくなっておりますので、そのことを踏まえて、財政課と協議して前向きに対応していきたいと考えております。 ◆きたがわ秀和 委員  是非ともよろしくお願いいたします。  次に、足立の花火の開催についてお伺いいたします。有料席をですね、今年は新規に設けられるシングルサイドシートですか、これの1,080席分をはじめとして、昨年よりも、大体1,750席程度増えているということなんですが、区民の楽しみであるそういう花火大会が、良い場所で見るならば有料でということで、有料席を設けてそういう負担を強いるというようなことに対しては、我が党としては当初から反対の立場なんですが、有料席を昨年よりもこれだけ増やした理由としては、そういう会場の混雑をできるだけ解消するというようなお話がありましたが、そういった理由だけでしょうか。  それと、あと有料席の売上金の使途というかですね、どういったところに用いられているとかいうことについてもお伺いしたいと思います。 ◎観光交流協会事務局長 まさに今回の有料席の増席につきましては、きたがわ委員のご指摘のとおり、昨年、第40回の花火大会で多くの方に来ていただいたんですが、観光交流協会観覧場所といいます、広告協賛者また観光交流協会の会員、個人協賛、3,000円の協賛で2枚入場券をお渡した方、その皆様がこちらの想定以上に多くいらっしゃってしまいまして、会場に入れない方がいて大混雑になりました。  会場内多くの方がいらっしゃるイベントですのでそちらの安全を第一というふうに考えまして、席の在り方を変えて、そちらの今までの観光交流協会観覧場所のうちの半分を有料席といたしましたので、今までもお金を払って入っていた方々のための席というふうにご理解いただければいいかと思います。  また、有料席の売上げの使途でございますが、こちらにつきましては安全対策、また、平成26年に話題になりました悪質な場所とりの警備経費、また音響の場内の放送設備の増強のほうに充てております。 ◆きたがわ秀和 委員  一定の警備費とかそういった費用が生じるということで、そういったことで、やむを得ない面があるのかもしれませんが、ただ、この有料席が年々ちょっと増えていっているというところがどうしても気になりまして、こういう形で拡大していくと、本当にいいところで見ようとしたら有料でしか見られないというような形になってしまうんではないかということをちょっと懸念しております。  それとですね、そういう面があるにしても、有料席の販売額についても、これちょっと高過ぎるんじゃないかなというふうに率直に思っています。  この、例えば4人がけテーブル席、4人席のワンセット価格が1万8,000円ということになっていますが、これ例えば4人家族でですね、花火有料席で見ようとすると、一家族で2万円近く払わなきゃいけないということで。  例えば隣の葛飾区の納涼花火大会ですね、柴又のほうでやっていますが、この場合、葛飾区の場合ですと升席で1人2,500円で4人セット分で売っているらしいんですけれども、これが1万円ということで、そういったところで単純比較はできないのかもしれませんが、例えばその有料席をね、今後もし増やすということであれば、例えばそういう家族客がもっと見やすいように、そういう4人席の販売額を引下げるとか、そういう販売額の検討も必要であるというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 有料席の販売価格につきましては近隣自治体の同規模の花火でのあれですね、席のお値段と、また席がどういった場所にあるか、ロケーション等の情報も十分に情報収集した上で検討しています。  また、今年の花火の席につきましては、冒頭、産業経済部長のほうで申し上げましたけれども、昨年以上に売上げが伸びておりまして、もう今現在、シングルサイドシートが500席残るというところで多く売れているということは、こちらの価格設定がお客様に、ご理解できていただけるというふうに判断しております。 ◆きたがわ秀和 委員  買える方はいいんですけれども、本当にね、そういう買えない方がどうなのかというところも、是非とも考えていただきたいなというふうに思っております。  続きまして、リユース食器貸出モデル事業についてですが、実施対象が、町会・自治会等が、「等」というふうについているんですけれども、町会・自治会以外に、これの対象にしているところ何か想定されている団体とかというのはあるんでしょうか。 ◎ごみ減量推進課長 今年度につきましてはモデル事業ということで、5団体に絞らせていただくということで、今回は町会・自治会の夏祭りイベント等に絞らせていただいております。  来年度以降ですね。事業の拡大を予定してますので、その中で、その「等」の部分についても、引き続き検討していきたいと考えてございます。 ◆きたがわ秀和 委員  対象をですね、例えば町会・自治会以外に、区民によるそういう自主的な催しとか、そういう町会組織とは違う、そういうね、区民の自主的な催しとかそういったところも対象に広げていく、そういうご意思はあるんでしょうか。 ◎ごみ減量推進課長 まずは町会・自治会で実施をさせていただいて、今回初めてやる事業ですから、当日の紛失率とか、持ち帰ってしまってレンタル食器の数が激減したりとか、そういった場合の負担とかも考慮しまして、その辺も含めて考えていきたいと考えております。 ◆きたがわ秀和 委員  是非、ごみ排出量やCO2の排出量を削減して環境負荷を軽減していくという上で、大変有意義な取り組みであるというふうに私も思っておりますので、是非、推進していくという意味からも、対象拡大についてはご検討をいただきたいというふうに思います。 ○たがた直昭 委員長  他に。 ◆渡辺ひであき 委員  花火、今、有料席の転売みたいな話ってあるんでしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 チケットぴあで有料席のほう販売しているんですが、チケットぴあのホームページ等で、一切転売はできないと。また買った後に行けなくなった方につきましては、チケットぴあの中でリセールという仕組みもありますので、今のところ転売されているということは、観光交流協会のほうでは把握しておりません。 ○たがた直昭 委員長  他にありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○たがた直昭 委員長  他に質疑なしと認めます。 ○たがた直昭 委員長  続きまして、その他に移ります。何かありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○たがた直昭 委員長  なしと認めます。  以上をもちまして産業環境委員会を閉会いたします。       午前11時18分閉会...