また、
実施事業の内容について、
区議会議員の方から、新田、宮城、江北を結ぶ拠点間の
バス路線については、
採算性を考えて駅を結ぶような形の三角形にしたほうがいいだろうというようなこと、また、今回の
答申案の中では、
モデル地域について1箇所というような
記載をしておりましたけれども、この時点で1箇所に限定する必要はないんじゃないかというようなこと、また、
自転車の
走行環境整備については、まずは
自転車専用通行帯の
整備を目指すべきとのご
意見をいただきました。
また、当日の
協議会の中で一番重いご
意見だったなというのが4ページの
財政支援についてでございます。
学識委員のほうからは、むやみに財政投入すべきではないというご
意見、また、
交通事業者については、
財政支援についての
記載が足りないのではないかというようなご
意見いただきました。
区議会議員の方々からは、
計画書の中に
財政支援の議論が書き込まれていないので、この辺をもっと書き込んだほうがいいだろうというようなご
意見をいただいたところでございます。
本日、資料として、こういったちょっと厚手の冊子でございますけれども、これは当日、
答申案ということでお示しをさせていただいたものでございます。現在、当日いただいたご
意見をもとに
修正作業を行っておりますけれども、また、本日、様々なご
意見をいただいた上で、更に見直しも考えていきたいというふうに考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。
○
伊藤のぶゆき 委員長 それでは質疑に入ります。
何か質疑ありますか。
◆
長澤興祐 委員 この
交通網・
都市基盤整備調査特別委員会も、きょうが最後ということなので、質問をさせていただきたいと思います。
今、
足立区
総合交通計画改定協議会の
答申が出てくるわけですけれども、今後
ポイントになってくるのは
コミュニティバスの
位置付けを
明確化していかないといけないと思います。
まず、初めに、国が定める
コミュニティバスの
位置付けと
足立区の
コミュニティバスの
位置付け、両方とも若干違いがあると思いますので、教えてください。
◎
交通対策課長 まず、
コミュニティバス、区のほうでございますけれども、最初に通したときに、まだ国のほうで
コミュニティバスの定義を示されておりませんでした。
全国各地で
コミュニティバスというのが走り始めたときでしたけれども、どういった形態でも
自治体のほうで
コミュニティバスと言えば、
委託運行をするか、しないにも関わらず、お金を出す、出さないに関わらず、全体として
コミュニティバスという形で表現していた時代があったということが間違いありません。
今、現在、国のほうで
コミュニティバスはどういった
バスかということでございますけれども、
空白地域や
不便地域の
解消等を図るために
市町村等が主体的に
計画し、
バス事業者等への
委託等により
運行するものということで、国のほうの示したガイドラインのほうに
記載をされているところでございます。
◆
長澤興祐 委員 財政支援の点はいかがですか。
◎
交通対策課長 コミュニティバスというのは、
バス事業者等へ、
自治体から
委託等により
運行するものということで
記載されていますので、これは
委託なのか、若しくはその
財政支援ということ、当然
委託ということであれば区が主体的にやるものでございますし、その他にも、
事業者が
運行するものに対して
財政支援をしているものについても
コミュニティバスということで、他の
自治体、表現しているというふうに捉えております。
◆
長澤興祐 委員 となると、例えば今、
総合交通計画改定協議会の中でも
財政支援をしたほうがいいんじゃないかとか、そういった声が出て
答申が上がってくるわけですけれども、どちらも
財政支援をしている
コミュニティバス、これからしようと考えているもの、今までしていないもの、両方とも
コミュニティバスという
位置付けで考えていくということでよろしいでしょうか。
◎
交通対策課長 これまでの経緯を踏まえますと、
足立区は、はるかぜ自体を
コミュニティバスと言ってきたわけでございます。これをすぐに
コミュニティバスじゃありませんというふうに変えるのはなかなか難しいだろうというふうには思っています。ただ、今、議論されている
財政支援、
社会実験において、
検証運行において
財政支援しますということでは言っておりますので、そういった
バスについては、これまでの
委員会の中でも各
委員のほうからお話出ていましたけれども、また違う名前で呼び名を考えて、今のはるかぜとは違った形態、呼称で走らせていけるようになればというふうに考えています。
◆
長澤興祐 委員 そこ、
ポイントが重要だと思います。
社会実験でやっていて、実績が上がらなかった場合に、やはり
路線を、それを走らせないという判断もせざるを得ないことが
可能性としてあると思いますし、同じ
コミュニティバスなのに、あっちはやってみたけれども、急になくなったとか、そういった
財政支援を
向こうは入れている、入れてない、そういったものが
区民の人に対しても、しっかりとわかるようにしていくことが必要だと思っています。
ただ、
コミュニティバス、今までも、はるかぜの
位置付けで、その差が、あっちなくなって、こっち残るとか、そういったものがわからなくならないように、ある程度、
明確化というか、わかりやすいように工夫をしていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。
◎
都市建設部長 名称もそうなんですけれども、今回、
答申の中では
社会実験、
検証運行をやっていこうということで考えたいなと思っております。ですので、その
検証運行する前の段階から、やはり「これはこういう趣旨でこういう
バスなんですよ」ということをきちんと、
区民の
皆さんにお知らせをしてやっていくべきであろうと、こういうふうに考えております。
◆
白石正輝 委員 いろいろな
意見があると思いますけれども、私は
バスへの安易な
運行補助については決してやるべきではないと。とういうのは、
交通対策課長、例えば
都バスで完全に
黒字になっている
路線というのは、私は、
西新井駅前から池袋駅東口の線、23区の中ではね、その程度しか聞いてないんですよ。ほとんどが
赤字で、いわゆる
運行赤字は間違いないんだというふうに聞いているんですが、そういうふうに理解してもいいのかな。
◎
交通対策課長 最近、ここ2年ぐらいですかね、東京都
交通局のほうで、ホームページ上で
運行の収支、
経費と支出と、
収入部分の収支を公表しております、
路線ごとに。だから、それを見ると、例えばここの
北千住駅から竹ノ塚駅まで行くものについては、
収支率は100%切っていますので、
経費よりも、ここはもうかっている
路線ということで言われています。そういうのを見ると、当然、
赤字の
路線もありますし、
黒字で走っている
路線もございます。ただ、どういった計算をしてそういった数字出しているのかは、ちょっと聞いてもなかなか教えてくれませんので、そこで読み取る分では、公表されている分では
赤字の
路線もあるし、
黒字の
路線もあるというふうに認識しています。
◆
白石正輝 委員 例えばはるかぜで言えば、
区役所を通っている
西新井駅・
区役所・
綾瀬駅というはるかぜは私もよく利用するんですが、最近余り利用しない、マリアージュがなくなっちゃったから。余り利用しないんですけれども、利用していた頃は、相当乗っているんですよね。もう座席に座り切れないで、立っている人もいる程度に乗っているのに、調べてみると
赤字だと。いや、
向こうは
黒字ですと言いにくいから、
赤字ですと言うのかもしれないけれども、
赤字なんだよ。あれが
赤字だったらはるかぜ全部
赤字なんですよ。
他のはるかぜ、例えば高野駅から
西新井駅に来る
バスはあみだ橋通りますから、よく
うちのところを、
うちのそばを通りますから見ていると、まず余り乗ってないんですね。あれだけ乗っている
西新井、
綾瀬までのはるかぜが
赤字だったら、もうあれ大
赤字だと思うんですよ。
そういう
意味で言うと、はるかぜの今の
路線で、もう一番乗っていると思われる
路線さえ
赤字なんですから、間違いなく
赤字だと。
そうすると、
赤字だから
運行助成出しますよということで言えば、全部出さなくちゃいけないと。都営も、東武も、京成も含めてですよ、
路線バス全部
赤字の
部分には
運行助成出さなくちゃいけないというような理屈から言えば、ならざるを得ないと。
ただ、この
請願も含めて、私たちいろいろと議論してきたことは、確かに福祉的な
意味を持った
バスは走らせないと、
黒字ですか、
赤字ですかというだけで話していたのでは、一向に前に進まないと。そういう
意味で言えば、福祉的な観点で助成は出すんですよということをはっきりさせれば、今、走っているはるかぜについての助成は必要なくなってくる。この辺のところを
バス事業者にも
区民にもわかりやすく説明しないと、こっちはお金出ているけれども、こっちは出ないんだと、その辺が
区民にはわかりにくい。特に
バス事業者にわかりにくい。
うちだって
赤字じゃないかと。でも、
赤字でも無理してやっているんですと、そう言われたときに困りますからね、その辺の識別、
区別というのかな、言葉で言えば
区別、この辺をはっきりとさせられるんですか。
◎
都市建設部長 今回、
協議会のほうからご
答申をいただいて、
検証運行するという中で、その後、そこに財政投入するのか、しないのか、これは今、
白石委員おっしゃられたように、やはり明確な区分と言いますか、
考え方、これをお示ししないと、本当におっしゃるとおりに、
うちは
赤字なのに何で補助してくれないんだという話になってしまいますので、これは
答申を受けて、これから
行政計画として
総合交通計画を立てていく中で、その
区別と言いますか、基準と言いますか、そういうものについてはきちんと
明確化していきたいというふうに思っています。
◆
白石正輝 委員 最後にしますが、いわゆる現在、走っているはるかぜ、多分
赤字だろう。ただ、
赤字だけれども、
運行できるということは
努力で何とかなるよということなんですよ。
努力で何ともならなかったら、もう10年も15年もやれるわけないんだから。
努力で何とかなって、今までやってこれたんです。
それを、
運行の助成出すよということで、非常に安易に
うちも
赤字だ、じゃ、やめちゃいますよと、このままだったら、助成くれないんならやめちゃいますよと言われたときに対する対応ができないと、これ、全部、結果的には
運行の助成出さざるを得なくなってくると。やめますよ。
向こうが
赤字分を補填してくれる、
うちは
赤字だけれども
赤字分補填してくれない。だったらやめちゃうよと言われたときに、何とかやめられないように、
運行ができるように
事業者を説得する。
利用者は余り問題ないわけです、
赤字、
黒字は。乗れればいいわけだから。ところが、
事業者をどうやって説得するかについては、よほど決意を持って、はっきりと
事業者にもわかるような説明しなくちゃいけない、こういうふうに思いますけれども、もう一度と答弁してください。
◎
都市建設部長 まさに今後のこの
事業を進めていく中で、その
部分が一番難しいところでもありますけれども、はっきりさせなければいけないところだと思っていますので、今後、
答申をお受けする後に、内部でもしっかり議論していきたいというふうに思っております。
◆
鈴木あきら
委員 私のほうも、まさに今、
白石委員のおっしゃるとおりだと思っております。そういった
意味では、まず、
財政支援の
在り方というのを、今後、区のほうでどういうふうに考えていくのかなと。まだ時期早尚かもしれませんけれども、例えば
運行のための
経費を補助、助成していくつもりなのか、それとも、その
車両ですね、他の区でもやっていますけれども、
車両本体の
購入金額を助成するとか、本体を所有してしまうという方法も中には幾つかあるんですけれども、その辺はどういうふうな
考え方を持っているんでしょうか。
◎
交通対策課長 今の段階では
運行に必要な
経費の一部を助成しますというような言い方をこの
協議会の資料の中ではされていますので、
運行に係るものと、あと、その
車両購入に係るものと分けて今ところは考えていません。
地域の中で
検討会を立ち上げますというお話をしてありますので、その中で、どういった枠組みであれば
運行できるのか、その辺りも含めて、多分それぞれの会社での
保有財産というか、
車両の持ちも多分違ってきますし、そこに参画してくる
事業者がどこかによってもまた変わってくると思うんですね。その中でも、いろいろとそういったことを研究しながら、どういった財政の
支援の
在り方がいいのかも含めて、
地域の中に入れながら、検討していきたいというふうに思っています。
◆
鈴木あきら
委員 例えば、はっきり
区別をするためには、例えばその
車両の色とかパターンも変えちゃうとか、そういった
考え方もあるでしょうし、ただ、そうわかってはいるんですが、ただ、
社会実験という
部分もあるので、その
社会実験をどのぐらいの期間、1年なのか、半年なのか。さすがに3カ月とか何とかはないと思うんですけれども、その辺の兼ね合いというのもあって、それを本格
運行するという段階で、じゃあ、どうするという2段構えなのか、その辺もちょっといかがでしょうね。
◎
交通対策課長 実際に他の
自治体の
社会実験とか見ていますと、例えば草加市で
パリポリくん
バス走っていますけれども、あれは全てラッピングされていて、他の
路線では使えないようになっています。そういったことをやるのか、それも
社会実験でそれをやっていますので、そういった形でやるのか、若しくは供用、今の
保有車両の中で共有してやってもらうのかというところまで含めて、これは
事業者さんとのお話合いになると思いますので、そういったことをじっくり話して、どういった形であれば、一番もう、恐らく
経費がかからないような
実験の
在り方というのは当然問われてきますので、それも
協議をしながら決めていければというふうに考えています。
◎
都市建設部長 期間の点でございますけれども、今、考えておりまのは、やはり最低でも1年間ぐらいの
実験の期間というのは必要なのかなというふうに考えておりますので、やはり
地域の
皆さんに、そこにそういう
バスが走っているということ認知していただくことも含めて、期間については十分考えていきたいというふうに思っています。
◆
鈴木あきら
委員 今のお言葉ありがたいなと思いまして、やはり3カ月はさすがにないなと思っても、半年がいいのか、1年がいいのかという話になると、やはり季節の移り変わりというのがありまして、年末年始も含めてですけれども、その辺を見てみないと、わからないというのが一つあって、さすがに1年間やってみて、どうしても福祉的には必要だと言いながらも
区民が余り乗らないという話になれば、それは
区民側の責任もあるでしょう、というわけではないかもしれませんけれども、ある
意味では撤退をというか、その
路線を違うところに、もっと
優先順位が、例えば第1
順位があって、第2
順位があれば、二つ一遍にできなかったねという話であれば、では、その第1
順位のほうは
社会実験やった結果、余りよくなかったかもしれないと。であれば、第2
優先順位のほうに、それを移行してもらいたいというのもあるわけですね。例えばその
地域が分かれていれば、こちらのほうにしてみれば、いの一番にやって欲しいなというところがあったけれども、今回はたまたま
社会実験は財政的にも1カ所しかできないと。2カ所やってくれれば一番いいんですよ。ただ、そういった
部分では、第2
順位で待っているというところもあって、じゃあ、ちょっとその辺をすぐ移行してもらえないかということもあると思うんで、その辺をちょっと詳しく、これも検討しながらやっていただきたいということが一つ。
それから、もう一つは車の関係ですけれども、他の23区を見ても、固有名詞を言っていいのかな、例えば
日立自動車ですね、
綾瀬の
駅前を走っていくときに、
足立区で走っている形じゃなくて、違う区のラッピングをしてあるのがすーっと通っていくわけですよ、
綾瀬の
駅前を。そうすると、ああ、地元の
日立自動車がここにありながらも、他の区へ、こういうふうに朝早く出て、出てっちゃうんだなあというのを見ていながら、寂しい気持ちもある反面、それは逆に言えば宣伝になるんだよねと、
足立区の宣伝だよねと、そういったラッピングすればですよ。そういった
部分もあって、今、
足立区では、はるかぜというのは5社でしたっけ、入っているのかな。ところが、それは今は
財政支援していないから、それぞれの車でやっていると。当然、
足立区の別にネーミングもまだ付いてないしと。ただ、逆に
財政支援をする以上は、そういった
部分で何か
足立区の福祉的な
バスですよというのが一目瞭然で、ある程度わかったほうがいいのかなというふうには思うんですが、その辺はいかがでしょうか。
◎
交通対策課長 私もそういうふうな思いはあります。ただ、実際にそれが
実験する中で、その
保有車両をそういった形で回してくれるか。これ、繰り返しになっちゃいますけれども、
事業者との
協議になろうかとは思います。
あとはちょっとお話戻りますけれども、廃止されるのを前提に
社会実験当然やりませんので、もし
社会実験やるときには、
区民の皆様にちゃんと利用してもらえるような、そういったPRと言いますか、そういったことをしっかりやって、それでも乗るか、乗らないか、そういったことを、それが検証なので、そういったことをしっかりやった上での判断というふうにしていきたいというふうに思っております。
◆
鈴木あきら
委員 特に葛飾区で
バスの
社会実験が多いんですね。私、葛飾区の
広報紙がたまたまよく
うちに入るんで見ているんですけれども、その
広報紙を見ていると、凄い大宣伝をしているんですよ、
社会実験であっても。
駅前にも看板に大きくやったりとか、やはり
区民の目が、非常に目立つ、目につくところに、つく方法でやっているんで、その辺は詳しくやってから、やっていただければと思うんですが、是非これは要望でいいです、お願いします。
◆
鈴木けんいち 委員 一つは
財政支援なんですけれども、これは
赤字だからとか、
赤字でないからという観点で決めていく問題ではないような気がするんですね。
交通空白、あるいは
交通不便地域があって、
バス事業者がいろいろやっていても
空白や
不便地域がある中で、
地域で実際に
自治体が音頭をとって、その
空白や
不便地域を
解消していきましょうということで導入をする
交通手段について、
自治体として
財政支援をするのはどうか、この
空白の
解消とか
不便地域の
解消のために行う、あるいは行わないという問題だなというふうに思うんですね。
それで、その上で、この
審議会で話し合われた
意見では、不便という言葉は人によって解釈が違うと。
不便解消に当たっては
利便性の向上、それから、
移動困難者への
支援、こういう二つの視点に分けたほうが良いのではないかと。これ、そのとおりだと思うんですね。これだけでいいのかどうかわかりませんけれども、実際にはやっぱり
移動困難者への
支援というのは必要ですし、それから、もう1点では、とにかく
利便性を向上するということは、これ当然必要ですから、少し分けて考えるというのは大変いいなというふうに思うんですよね。
それで、今回、この
総合交通計画改定でいよいよ
答申ということなんですけれども、はるかぜ自体はちょうど、まさにこれから、何年前になるんですかね、春の風が吹いて、暖かい、いい風が吹いてきて、その頃に走り出すというので、はるかぜ、何となく自然に、はるかぜ、はるかぜだね、はるかぜだねと言って、
バスの名前にはるかぜがついちゃったというような、今の時期に、これからの時期に開通したんですけれども、そういう
コミュニティバスを広げていくというのかな、今、実際には
赤字じゃない、
赤字じゃないというか、
努力で何とかしていると言いますけれども、その
努力の結果は結局、本数減らしているんですよね。結局、もう人が集まれば、例えば
西新井駅から
綾瀬駅に行く間は、もう
バス本数減っちゃって。人が集まれば、
バス減っちゃったんだよね、困るんだよね、という話がもうしょっちゅう出るわけですよ。こういう問題も解決していく必要があると思っていまして、これはこの
総合交通改定計画の議論の中でもこういう問題も解決していこうということは含まれているんでしょうか。
◎
交通対策課長 今の
バスの
路線を維持するには、多くの方に利用してもらうことが大事だと思っています。これは、これまでなかなか、
利用促進について、
事業者と連携して取り組んできていなかったというのは実態ですので、それはちょっと改めて、積極的に
公共交通、特に
バスを利用してもらって維持してもらう。それで便が維持される、それからどんどん増やしていく、そういった好循環に変わっていくような、今、逆の負の
スパイラルになっていますので、それを好循環にするためにも、やはりその
利用促進が大事であって、そのためにも
地域に入って、
公聴会を開いて、
皆さん方に
公共交通の意義をもう1回知ってもらうということが大事だと思っております。
◎
都市建設部長 恐れ入ります、
答申案の例えば51ページに、
バス位置情報の提供というようなものも出てございます。当然、
バスをご利用いただくのに本数も重要なファクターだとは思いますけれども、実際に
バス停に立っていて自分が乗りたい
バスがどこにいるのかというのも、これがわからないというのもまた一つのことなのかなと思いますので、そういう
利便性というものも上げていくということも考えていきたいというふうに思っております。
◆
鈴木けんいち 委員 位置情報、重要だというふうに思いますね。結局、
バスの本数、まさに負の
スパイラルなんですね。
バスが減ると、乗ろうと思ってもちょっと間に合わないというか、うまくいかないんで、じゃ、別の方法でとなってしまうということも含めて、本数が増えれば乗る人も増える。
それから、これから、地球環境温暖化の防止という点でも、一人ひとりが車を利用するんじゃなくて、公共大量輸送機関を使って行くことのほうが温暖化効果ガスを減らすということにもつながるしというようなことも含めて、こうした
意味でも
コミュニティバスの
路線も増やす、便数を増やすということで、同時に、今、
交通対策課長おっしゃられた
地域の
検討会では、
バスに乗ろうねという、
検討会の中で話し合って義務付けるわけではないんでしょうけれども、
バスを利用しようねというコミュニティをつくっていくということも、これも大事だなというふうに思うんですね。
少し具体的な話では、例えば、今、本数が減っているという問題では、国道4号線の旧道、ここは
都バス、
バス停はあるんです。だけど、
地域の人は、
バスは見たことない、走っているのを見たことがないというぐらい、ほとんど走らないという状態なんですよね。でも、廃止はしないんですよね。だけど、やっぱり通れば乗りたいわけですよ。それを利用したいんですけれども。今、
コミュニティバスのことが中心になっていますけれども、こういう既存の
バス路線の
在り方というか、例えば本数を増やしていくということも、この
総合交通計画の中では、何て言うかな、検討されているんでしょうか。
◎
交通対策課長 先ほど言った
利用促進の話は、はるかぜだけにとどまるものではなくて、当然、その
路線バスの維持するためにも、
皆さん方に、既存の、まずは
公共交通、
バスを利用してもらうことが大切だと思っています。
増やせば乗るかと言うと、そうでもなくて、乗る動機付けをどうするかということをしっかりこう考えていかなきゃいけないので、まずは今の数でも乗ってもらえるような状況をつくっていかないといけないと思っています。その上で、
事業者に働き掛けをしていくというのが大事なことなので、これはすぐに転換するものだとは考えておりませんけれども、これは時間かけてでも、将来、何十年先でも
バスがちゃんと維持できるように、そういったことをしっかりとやっていく、いかなきゃいけないというふうに考えています。
◆
鈴木けんいち 委員 今、ちょうど、これは
請願の審査でもあるので、
花畑地域の
公共交通ということで
請願が出されていて、
交通空白があるとか、それから、格差は歴然としているということが書かれているわけですけれども、この中に例えばこの
バスが
足立区役所とか、それから、ここで言うと、商業施設とか、医療機関とか、そういうところに行けるようにという、そういうような機関が必要だというふうに求められているわけですけれども、例えば花畑では大鷲神社という大変有名な神社があるわけですよね。ここへ例えば行くにしても、今
バスは通っているんですけれども、非常に本数が少ない。この本数、有名施設というのもあるんですけれども、やっぱりそこへ多くの人に来場してもらうということも含めて、この本数を増やしていくというような、こういうことも
公共交通の
整備の中では考えていく必要があるというふうに思うんですが、どうでしょうか。
◎
都市建設部長 既存の
路線、これからまた
地域の
皆さんのところに入って検討する新規の
路線についても、やはり
地域の皆様方のご要望、これをきちんとお聞きをしていくということが大事なんだろうというふうに思います。
また、それを
地域の
皆さんと議論していくことが
公共交通に自分たちも乗っていかなきゃいけないよねという、そういう責任感みたいなものを持っていただくことにもつながるのかなと思いますので、まず、
区役所のほうで、ここの
路線ですとか、ここをとかというようなことを決め打ちをしないで、
地域の
皆さんのご
意見を伺っていく、そんな形で進めていければというふうに思っております。
◆市川おさと
委員 報告資料3ページなんですけれども、
区議会議員が、
移動困難者の日常的な生活を支える
交通が必要になるのではないかという旨のことをおっしゃったということであります。
移動困難者って、僕も車椅子使っているんで、
移動困難者に含まれるのかなと思うんですけれども、実はタクシーですね、トヨタが開発したジャパンタクシーという、
皆さん、最近よく見ると思う。あれは実は手動車椅子のみならず、電動車椅子も当初は乗れるということが一つの大きな売り物になって、オリンピック・パラリンピックということもあって、どんとトヨタが売出した、国土
交通省と組んで、どんと売出したという経緯がありました。
ところが、一方で、このジャパンタクシーで、実際走ってみると、運転者が不慣れ、あるいはトヨタが非常に手間のかかる方法を何かやるというので、乗車拒否が相次いでいるということもあるわけです。ですから、ちょっと何言いたいかと言うと、ちょっと、すみません。
この
協議会の名簿を見ますと、障がい者の代表というのが、
足立区障害者団体連合会の役員さんが1人しか入ってない。それはこういう大きい組織で、大きいくくりの中で、それは1人でいいんだけれども、やはり
支援するというのは、ちょっと嫌な言い方すると、
支援というのはちょっとやや上から目線のような含みも感じる言葉なんですよ。やはり実際に使う障がい者の当事者に、こういう団体に入ってない人もいっぱいいますから、そういう人からしっかり話を聞いて、それで一緒に進めていく、そういう慎重な取り組みというものは、特に
公共交通機関に関しては、これ凄く重要ですから、それは心してやってもらいたいなと思うんですけれども、いかがですか。
◎
交通対策課長 市川委員ご発言のとおりかと思います。ただ、実際の声を集める手法ですけれども、まず、今回の
計画についてはパブリックコメントを実施しますので、これをちゃんと広く周知して
意見をいただくということ。それから、これから
地域に入って
検討会を開くということもございます。それは
地域の中でどういった
交通を求めているかという話もありますので、そういった対象に、それこそ
移動困難者の方々から、ご
意見をちゃんと聴取して、それを
計画の中に反映していきたいというふうに考えています。
◆市川おさと
委員 今、
移動困難者、
地域の中に入っていって聞くという話ですけれども、ばっと網広げて、一般的にばっと網広げただけじゃ、なかなか、そういう
地域社会の中で声って上がってこないですよ。ですから、それは工夫して積極的に、どんどん呼んでいく、
執行機関のほうで呼んでいくという工夫を強くしていってもらいたいな。ジャパンタクシーの今、例言いましたけれども、実際できてから、じゃ、乗ろうとしたら乗れないんだということで、実は私も入っている障がい者の団体の全国で一番大きい組織があるんですけれども、去年かな、何月何日に、一斉に乗車しようぜ、そういう運動したこともあったんですよ。そういうことが実際できちゃってからなると非常に困るなと。例えば
コミュニティバス、今度、入れるというときにも、日野ポンチョ何かなら、それほど問題ないかもしれないけれども、も
うちょっとスケールの小さいものをひょっとしたら入れるかもしれない。そうすると、ちょっと使いづらいかもしれないんで、特にそういうときなんかは、よく当事者の声を聞くということは強くお願いしたいと思いますけれども、改めてどうですか。
◎
交通対策課長 これから、
検討会、どういった組織形態、どういった運用、進め方をするか、これからですけれども、しっかりとその辺りの声を聞いて、検討を進めていきたいと考えています。
◆市川おさと
委員 それから、もう一つはちょっと蛇足みたいな話ですけれども、
バスの
利用促進ということを
皆さんに呼び掛けていきたいと、今、言われました。そして、本当に蛇足なんだけれども、僕ら議員だって、これ、どんどん使っていっていいなと思うんですよ。僕らは、ほら、
執行機関の下部組織でも何でもないんですけれども、これは僕ら議員も
バスを積極的に使っていくという声掛けは、議長のほうで、是非、何かの機会にはお願いしたいなと思うんですけれども、いかがですか。
○かねだ正 議長 今、
市川委員からご提案のとおり、積極的に、私自身としては発信していきたいと思います。
◆たがた直昭
委員 1点確認なんですけれども、今回、
協議会の中で
答申ということでありますけれども、以前ちょっと聞いたんですけれども、短期、中期、長期
計画ということであったんですけれども、それに対してはまだ生きているんですか。
◎
交通対策課長 これまでの短中長期で示した、今の、現
計画で示している施策については、やっぱりなかなかその今のもう
路線を、こう決めた
路線を書いていますので、そのままで実現しようとしてもなかなか難しいだろうというふうに思っています。それは、いったん取下げるというか、ただ、そこのあった経路自体は、今後、入る
検討会の中で、やっぱりそれを一つの
可能性ある系統として、それは考えます。ただ、それを踏襲して、そのままやろうとすると、やっぱりいろいろ問題があってできないというのは実態でございますので、あくまでも、その
地域の中に入って、どういった
運行形態、
運行経路、あと、
運行頻度ですね、そういったことも含めて、望ましいのかということをしっかり
地域の方々とお話合いをして、それで走らせるものは走らせる。これじゃだめだったら、他の代替のことを考える、そういったことを、いろいろなこと、
可能性を考えていければというふうに考えています。
◆たがた直昭
委員 当初、その
計画ができたときに、住民という方々は、きょう言って、あす
運行というのは難しいかもしれませんけれども、これがあと5年後にできるんだね、10年後にあるんだねとなると、少しは長いかもしれませんけれども、やはりそれに期待をしてしまう。しかしながら、1回凍結とは言いませんけれども、ちょっともう1回見直すよとなると、またトーンダウンしちゃうという
部分があるので、その辺はきちんと見直していただきたいと同時に、以前、これをやるときに、パーソントリップ調査と言うんでしたっけ、ちょうど、あれをやられたかと思うんですけれども、これはあのときと今は大分変化があるんですか。
◎
交通対策課長 大きな変化という
意味では、多分、恐らくないんだろうとは思っています、
交通に関しての移動の系統ですので。実際は以前に使っているものと、今回、買物とか、通院とか、あと、通勤、通学、そういった日常の移動の内容でアンケート調査取りましたけれども、少し違った移動が見えてきているのは事実ではございます。
ただ、大きな移動体系といいますか、そういったところでの変化は余り大きくは変わってないと思っています。
◎
都市建設部長 今、たがた
委員ご発言の前段の
部分でございますけれども、この
協議会の中でも前
計画に定められている
路線の
地域の
皆さんへの丁寧な説明というようなこともご指摘をいただいておりますので、きょうご覧をいただいているものは1月の
協議会の時点でございましたけれども、実際に
答申、3月の
協議会でお示しする修正案には、その
部分を丁寧に書き込んでいきたいというふうに思っています。
◆さの智恵子
委員 今、
バスのことが大体話し合われておりましたので、私のほうからは
自転車走行環境整備のことについてお伺いをしたいというふうに思っております。
先日、ある
区民の方から歩道を
自転車で通るのはもう一切中止にするというか、それは通っちゃいけないということを、しっかりと知らせて欲しいということでございまして、先日、聞いたところ、車道を走るのが基本ではあるけれども、高齢者の皆様とか、お子様が歩道を通るのはいいというふうにございましたけれども、私も含めて、歩道を通行している
自転車はかなり多いと思うんですが、その辺はどうでしょうか。
◎
交通対策課長 自転車の利用ルール、マナーについては多くの
区民の方から
意見をいただいているところでございます。
今般、
足立区
自転車の安全利用に関する条例を、区のほうでもつくるということで、
皆さん方に建設
委員会のほうでも報告をさせていただいております。
歩道通行については70歳以上とか、13歳未満とか、通行してもいいことにはなっておりますけれども、実際は歩行者が優先でございますので、そういったことを様々な
交通安全教室、
自転車の
交通安全教室等で、皆様方のほうに普及啓発を進めているところでございますけれども、条例制定を機に、また、そういった教室のほうは強化して、
皆さん方に普及啓発、また努めてまいりたいと思います。
◆さの智恵子
委員 わかりました。
西新井のアリオの付近は
自転車のナビマークも付いて、かなりあそこは歩道と
自転車が分かれて、分離をするということでとてもわかりやすい感じがあるんですけれども、車道についても逆走してくる
自転車があったりとか、本当に
区民の方のマナーということでは、本当にその条例も含めて、わかりやすい周知が大変必要かと思いますので、今後どうぞよろしくお願いしたいと思います。
◎
都市建設部長 足立区
自転車の安全利用に関する条例につきまして、パブリックコメントをさせていただくんですけれども、今、
交通対策課長ご答弁申し上げました
交通安全教室は、やはり意識を持って来ていただいている方なので非常に安心できる
部分はあるわけですけれども、そうでない方々のために、その辺を十分周知するようにパブリックコメントも工夫したいというふうに思います。
◆
長澤興祐 委員 すみません。最後なのですけれども、
総合交通計画の中で、鉄道についても最後触れさせていただきたいと思います。
その前に、
答申素案の52ページ、
総合交通計画の進行管理について、これ素案ですけれども、このまま上がってくると思います。これの
考え方は実行されるということで認識してもよろしいでしょうか。
◎
交通対策課長 53ページのほうに、進行管理体制ということで、仮称で
足立区
総合交通計画推進会議の設置ということで書かせていただいております。これは改めて
足立区
総合交通計画推進会議を設置して、今回示した施策の数々についてどういった
事業を行っているかをチェックして、それの反省を踏まえて、またより良いものにバージョンアップしていくと、そういったものを繰り返していこうと考えています。
◆
長澤興祐 委員 しっかりPDCAサイクルを回していただけるということで、まずは31ページ、つくばエクスプレスですね。
まず、今、つくば市から秋葉原までずっと走ってくる、つくばエクスプレス、特に朝の時間帯につきましては、つくば市のほうから走ってきて、
北千住駅でやっと別な
路線に乗換えをする。それまではずっと乗換えがないので、乗員がどんどんどんどんたまってくるという状況です。一番乗れないのは六町駅、青井駅、
足立区民が乗れない状況であります。
この混雑緩和について、しっかりと対策をしていかないといけないということは今まで一般質問、様々な
委員会でも言ってきました。その中で、鉄道
事業者は8両化の検討を進めていくことをやっています。
足立区は、混雑緩和対策に関する取り組みについて、区のホームページやSNSで情報発信を行いますというふうにあるんですけれども、今、乗れないのは
足立区民でありますし、発信だけではなく、これ、しっかりと、
答申だけじゃなく、区行政として、こちらのほうもしっかりとPDCAを回して、推していくべきだと思うんですけれども、この点しっかりとやっていくということでよろしいでしょうか。
◎
交通対策課長 TX、日暮里・舎人ライナーもそうなんですけれども、混雑緩和対策については、基本的に、物理的に我々のほうで何かできるというのはないところでございます。ただ、混雑状況がどういう形になっているのかというのをしっかり注視して、我々からは
事業者に対して求めるべきところはしっかり求めるし、そういった
事業の成果とか、やった内容をしっかりこの会議体の中で報告をしていただいて、では、区として、あと、他の
交通事業者も含めてですけれども、次はどうしましょうかといった、そういった議論ができる場になればいいなというふうに、今、考えておりますので、そういった形でPDCAサイクルを進めていければというふうに思っています。
◆
長澤興祐 委員 足立区はこのTX、首都圏新都市鉄道株式会社の3番目の大株主です。その大株主として、もっとやるべきこと、発言していくべきことがあると思いますので、そこは是非やっていかなくてはいけないと思います。やってください。お願いします。
次に、29ページ、常磐新線の延伸ですね。引き続き関係
自治体と協力しながら実現に向けた要請活動を行いますということなんですけれども、引き続きということで、これまでの関係
自治体との協力、要請というのはどんなものがあったのか改めて教えてください。
◎
交通対策課長 沿線の、実際に要望活動を、東京駅延伸について要望カ所としては7市2区でございます。そこと一緒になって、つくばエクスプレスの沿線連絡都市
協議会と、それから、株主総会ですね。それの後に要望活動というか、直接、要望書を渡した要望活動を行っています。
混雑緩和等については、ちょっと他の話になりますけれども、私のほうで総会に出た後、社長のほうに直接、混雑緩和してください、対策してくださいということで申出ております。
◆
長澤興祐 委員 その結果どうでしょう、進展というのはいかがですか。
◎
交通対策課長 東京駅延伸については、TXのほうは以前からの回答と言いますかね、そこについては変えていません。実際はまだ、様々な状況見て検討していきますというような答弁、回答ですので、なかなか目に見えて進んでいるというような実態は今のところは感じておりません。
◎
都市建設部長 私も昨年初めて会議体に出させていただいて、同様の質問をさせていただいたり、要望もしているんですけれども、なかなか回答が、毎年同じ回答でというような、前振りもしながら、回答が出てくるということで、やはり少し、私どもも先ほどお話いただいたように、株主として要望するところは要望するし、きちんとした情報提供は情報提供で、わかるような形でご説明いただくようにしていきたいというふうに思います。
◆
長澤興祐 委員 都市建設部長、ありがとうございます。そうですね、同じ回答が何回も来るのであれば、その回答が来ないように、やはりアクションを起こさなくてはいけないものだと思います。まさにそれがPDCAサイクルですよね。何回言っても同じ回答が来るんであれば、やはりしっかりとチェックをして、アクションを起こして、もう一度
計画を練り直してというところをやっていただかないと、この
答申が出ていたとしても、延伸、そして、混雑緩和対策が出ていたとしても、なかなか進まないのかなと思いますので、是非ここは、力を入れてやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○
伊藤のぶゆき 委員長 他に質疑はございますでしょうか。
◆長井まさのり
委員 私も端的に。34ページに
公共交通施策の短期
路線の件で、文教大学、東京女子医大の、開設のスケジュールで
路線が書いてありますけれども、文教大学については、今、
地域のまちづくり
協議会というところで、
路線の再編成であったりとか、いろいろ検討が進められています。
この東京女子医大につきましては、各方面からの
バスのルートが検討されていると思いますけれども、その検討状況についてはいかがでしょうか。
◎
交通対策課長 ここのルートにつきましては、それぞれの
事業者から、まだ提案を受けたところでございます。青い
路線は、基本は既存の
路線を女子医のほうに持っていく。赤い三角のルートについては、新設
路線をということでございます。
どこを通して走るのかとか、具体的なそのダイヤがどうなるかとか、全く未定でございますので、今後、東京女子医大の開業に向けて、その辺は
事業者のほうと詰めていくという形になると思います。
◆長井まさのり
委員 わかりました。文教大学が2021年の4月開学と、東京女子医大のほうは2021年度の開院ですか、ということで、若干同じ時期でもありますし、文教大学のほうは大分ルートの変更であったりとか、大分、話が、私、具体的になっているなという印象ですので、こちらの東京女子医大の開院に合わせても、また具体的な検討をしっかり進めていただきたいなと思います。
また、
地域の声もしっかり掌握をして、お願いいたします。
また、特に東
地域のほうから東京女子医大に行きたいという声も非常にお聞きしますので、そうした東
地域からのアクセスというのもしっかり検討していっていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
◎
交通対策課長 私のほうもそういった声を幾つか聞かせていただいております。その辺をもう少し実態というか、調査しないと、多分、
事業者のほうにただ走らせてくれと言ってもなかなか説得力がないので、そういった需要も含めて少し調べさせていただいて、
可能性について検討していきたいというふうに思っています。
◆長井まさのり
委員 では、是非、お願いいたします。この東
地域の声をしっかり押さえて、また、その手法等もどういったことが考えられるのか、しっかり検討していただきたいと思います。では、よろしくお願いします。
◆
白石正輝 委員 長井委員が言ってくれたから、重ねて言うことはないんだけれども、女子医大については、ある
意味では現実にある
バス路線、相当ありますから。そういう
意味では、心配なくはないけれども、まあまあ何とかなるのかなと。日暮里・舎人ライナーもありますからね。
ただ、問題は文教大学のほうですよ。東京女子医大については、例えば患者さんが集中する時間なんてのはほとんど考えられないんですね。一日中を通して患者さんが利用するということですけれども、問題は文教大学なんですよ。文教大学は朝の授業に合わせて、学生たちが集中するわけですね。この集中する学生たちをどうやってさばくのか。東京電機大学なんか行ってご覧になったらわかると思いますが、朝の8時半だとか9時に、
北千住駅東口をおりて東京電機大学に向かう道路、あれ道路幅いっぱいに人が通っているんですね。凄い数なんです。もちろん文教大学よりは東京電機大学のほうが学生の数は多いですけれども、文教大学について言えば、
バスしかないのね。
バスしかない人たちを、時間的に相当集中して予想しなくちゃいけない
部分についてどうするのかということが、これだけ見たんでは全然見えないんですよ。
学生は学校行っちゃえば、授業終わるまで帰りませんから、途中は乗る人いなくなっちゃうんですね、途中の時間帯は。集中して授業が始まる前、それから、授業が終わる午後の
部分に集中すると。途中がないわけですよ。すると、ここの
部分で、朝の需要に応えられるだけの、もし
バスを、本数出すとすれば、相当の
バス、用意しなくちゃならないですよ。その辺については議論しているんですか。
◎
交通対策課長 文教大学の学生さんですけれども、基本は谷塚駅から歩くだろうということで、学校のほうは想定していて、その辺のための、いろいろ準備をしているとこです。
ただ、
バスについてもやはり竹ノ塚駅から必要だということで、ここに書いていますけれども、朝夕の、要は今、
白石委員の発言のある時間帯について、一番最短距離で、竹16系統を最短距離で結ぶようなルートに変更するということで、今、調整していますので、
バスで竹ノ塚駅から来られる方は、ちょうど授業の1時限目の始まる時間に合わせて乗ってこれるような、そういったルート設定を今、考えております。
◎
都市建設部長 今、
白石委員おっしゃったように、大学特有の、やはりその人の流れというものがあろうかと思います。竹ノ塚駅のほうは、具体的なところで
路線変更等々進んでおりますけれども、六町駅のほうは、まだこれからという
部分もございますので、そういう事情を十分踏まえて議論していきたいというふうに思います。
○
伊藤のぶゆき 委員長 他には質疑ございますでしょうか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○
伊藤のぶゆき 委員長 質疑なしと認めます。
各派からの
意見をお願いします。
◆
長澤興祐 委員 継続でお願いします。
◆たがた直昭
委員 継続でお願いします。
◆
鈴木けんいち 委員 継続でお願いします。
◆
鈴木あきら
委員 継続でお願いします。
◆市川おさと
委員 前回は採択というふうに力強く申し上げたわけですけれども、やはり、この
バス路線ですね、
バス路線の導入というのは、地元の熱意というもの、これが非常に重要だというふうに思います。ただ、今回は、あえて異を立てることなく、継続というふうに申し上げます。
○
伊藤のぶゆき 委員長 それでは、審議に入ります。
本
請願を継続とすることにご異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○
伊藤のぶゆき 委員長 ご異議なしと認めます。
○
伊藤のぶゆき 委員長 次に、報告事項に入ります。
報告事項②【追加報告】
コミュニティバス「はるかぜ」の
運行経路等の変更についてを
都市建設部長から、③竹ノ塚駅付近鉄道高架化の取組み状況について、④有楽町線(地下鉄8号線)
整備促進に向けた取り組み状況について、以上2件を鉄道立体推進室長から報告を願います。
◎
都市建設部長 恐れ入ります、資料の5ページご覧をいただきたいと思います。
追加でご報告ということで大変恐縮でございます。
コミュニティバス「はるかぜ」の
運行経路等の変更についてということで、変更の予定日3月17日を予定してございます。
変更
路線でございますけれども、はるかぜ1号ということでございまして、変更の内容としては2点ございます。
綾瀬小学校東行きの経路変更ということでございますけれども、なかなか終点の
綾瀬小学校東のところで、休憩時間が確保できないと、こうい
うちょっと運転手さんの事情もございまして、
記載のとおり、便数変更、経路と変更させていただきたいということでございます。
また、栗島住区センター止まりの減便ということで、これも乗務員の夜間勤務時間の削減ということで、これも便数について減便をさせていただきたいということでございます。
今後の方針でございますけれども、
バス事業者に対して
区民の
皆さんへの周知徹底を要請してまいりたいというふうに思います。
◎鉄道立体推進室長
報告資料7ページをご覧願います。竹ノ塚駅付近鉄道高架化取組み状況について、4点ご報告をさせていただきます。
1点目は、鉄道高架工事の進捗状況についてでございます。
別添資料2といたしまして、A3の資料ご用意させていただいています。ご覧願います。
4月から6月末までの工程と工事内容を
記載させていただきました。各工区とも仮上り急行線、夏予定しておりますが、これの移設の準備と高架橋の新設工事が主たる内容となっております。
2点目でございます。7ページのほうお戻り願います。2点目は、東武鉄道との施工協定に基づく、平成30年度の
事業内容及び
事業費の変更
協議についてでございます。今回、国から追加の
事業費いただくことができました。このため
記載のとおり、
事業費と内容について変更させていただきます。
今回このような国費いただけるのは、また、
地域の皆様や、議員連盟の皆様による大臣要請によるものと考えております。改めまして御礼申し上げます。ありがとうございます。
3点目は竹ノ塚駅周辺エリア都市再生
検討会の実施についてでございます。
2月4日に、
記載のとおり実施をさせていただきました。別添資料3、こちらのほうでございます。こちらには検討していく、おおむねの範囲と、範囲内の建物を図示させていただきました。鉄道の高架化に合わせまして、引き続き検討を進めてまいります。
7ページお戻り願います。
4点目でございます。こちらのほうは8ページになります。竹ノ塚駅周辺まちづくり勉強会の開催についてでございます。1月29日に
記載のとおり開催させていただいたので、ご報告させていただきます。引き続き国や都の協力を得ながら、早期完成を目指すとともに財源の確保に努めてまいります。
続きまして、9ページご覧願います。
有楽町線(地下鉄8号線)の
整備促進に向けた取組み状況についてでございます。イベントにおける取組みにつきまして3点ご報告させていただきます。
まず、1点目でございます。梅まつりでのPR活動実施結果でございます。3月3日に開催させていただきました。少々、天気のほう悪うございましたが、PR展示、また、
事業説明等させていただきました。
2点目でございます。葛西用水大谷田桜まつりでPR活動を予定させていただいております。4月7日でございます。
地域で行う流し踊りの法被の貸与や、私ども、郷土博物館で、PRパネルの展示、
事業説明等させていただきたいと思っております。
3点目でございます。しょうぶまつりでのPR活動、こちらのほうも予定でございます。6月1日、2日、しょうぶ沼公園におきまして、PR展示や、鉄道ぬりえ、また、Nゲージの運転等、実施させていただきたいと思います。
引き続き
答申に示されました課題の整理、また、問題点の抽出、また、PR活動等を強化し、気運の醸成を図ってまいりたいと思います。
○
伊藤のぶゆき 委員長 何か質疑はございますでしょうか。
◆
白石正輝 委員 難しい質問じゃないですからね。先日、新聞見ておりまして、高性能のボルトが全国的に大変不足していて工事が遅れるという記事が、読売新聞の3日、4日ぐらい前の1面に出たんですね。もう全国的に足らなくなっているんだと、高性能なボルト。これがないと鉄骨鉄筋の建物を、建造物、構造物がつくりにくいということで、全国的に工期が遅れているという記事を見たんですが、これについてはそういう話はないということでいいんですね。
それともう一つ、これももう物凄く簡単な話なんですが、9ページの葛西用水大谷田桜まつりでのPR、ここの桜まつりだけじゃなくて、舎人の桜まつりもそうですけれども、去年行った人いると思いますが、桜ないんですよ。もう全部桜が散っちゃって、桜ないの。それをまた今年も同じ時期に、舎人も、ここも桜まつりやるとすると、桜まつりじゃなくて葉桜まつりなんですよ。この辺はも
うちょっと工夫して、年度内に、平成30年度内にやるのは問題だということで、3月にはできないのかもしれないけれども、これは桜ですから、全然咲いてないところ行ったってどうしようもないわけだから。舎人の場合は、たくさんお店が出て桜がなくても楽しめるんですね、舎人の桜まつりは。大谷田の、このところは、やっぱり桜なきゃ、本当に楽しみにならないんですよ。その辺は考えて、来年度から予定はつくってください。だって、今年は、桜は東京3月の20日でしょ。去年より早いんですよ、3日間。普通は3月23日、24日なんですね。今年3月20日なんですよ、満開。もう、だったら4月の、この日には、もう、まず1本も桜咲いてないだろうということですからね。よくその辺の状況考えて、日にちを設定してください。
高架のことはちょっと答えて。
◎竹の塚
整備推進課長 先日も東武鉄道と工程会議のほうの中で、
白石委員ご指摘のハイテンションボルト等のお話が出ました。通常は、注文すると、一月ぐらいで入荷するんですけれども、やはり半年ぐらい入荷が遅れるというような状況がございます。ただ、竹の塚の工事につきましては、早目早目の発注等JVのほうでかけておりますので、特に工期における延伸等の心配はないというふうに聞いております。
◆
白石正輝 委員 やっぱり納品が遅れることは間違いないんですね。ということは、竹の塚については前科が一つあるんですよ、前科と言ってはおかしいけれども、工期が遅れて、繰越明許でこれ来年度やりますから予算認めてくださいと国にお願いしたことあるんだよね。
だから、そういうことのないように、一度目はしようがないだろうということで認めてもらったんだけれども、これが二度、三度続けば、それは国だって、
足立区何やっているんだということになりかねないんで、これはいいですから、答えなくても。鉄道立体推進室長、一生懸命やってください。
○
伊藤のぶゆき 委員長 他に質疑ございませんか。
◆
鈴木あきら
委員 竹ノ塚駅のほうなんですが、新駅舎のほうの関係で、エレベーターはどういうふうになったでしょうね、エレベーターの。
◎鉄道関連
事業担当課長 現在、15人のエレベーターを設置するということにはなっているんですけれども、それ以上のエレベーターについても要望中でございます。
◎鉄道立体推進室長 補足のほうさせていただきます。
当初11人乗りで予定していたものを、
委員の皆様方も強い要望ございましたが、
地域の方からもありました。15人乗りまで今拡大しております。それ以上、どうやれば大きくなるか、階段の位置のレイアウト等も変更しながら、今、検討しております。
◆
鈴木あきら
委員 今度、北
綾瀬駅行きますけれども。あそこは20人乗りということで、あそこも余り、広いスペースはないんですけれども。お金の差なのか、何だかわかりませんけれども、その辺もあるので、一応要望をしてください。
それから、もう一点、予算特別
委員会でもちょっと触れていたんですけれども、喫煙所の関係で、例えばその駅舎にどういう形で喫煙所を予定するのか、予定しないのか、その辺も含めて。そうすると、
事業者がやってくれるのか、それとも、
足立区のほうではなくちゃいけないのか、この辺の問題も出てくるのかなと思うんですが、そういった話というのは、東武とは何も話していませんか。
◎竹の塚
整備推進課長 現在、駅施設の
計画の中では喫煙所という具体的な場所等については検討はなされておりません。
ただ、東口、西口の
駅前広場をこれから
整備していきますので、その中で喫煙所等も検討させていただきたいなというふうに考えております。
◆
鈴木あきら
委員 確か、鉄道の駅、駅も原則禁煙とかという話になっているかもしれないんですけれども、ただ、そうは言っても、では、
足立区が
足立区のお金でもって、私たちはJTにやらせなさいよという話を盛んにやっていますけれども、
足立区のお金でどこかに設置すると言ったって、区道のところをどうするのかとか、それとも、鉄道
事業者のところを借りてやるのか。借りるのにまたお金かけて、わざわざその喫煙所のためにですよ、地代を払って借りるのかという話になってくると思うので、それはあくまでもJTなり、東武鉄道なり、
足立区と
協議しながら、この駅舎のどこに配置をするのか、駅舎の外側にしてもですよ。そういったものというのは、どういう
考え方をとるのか、今後、新しくつくる
路線だったら、新しい駅をつくるとなったら別ですけれども、こういう駅舎をつくるときにも、やはりそういったきっかけということになるんじゃないかなと思うんですが、その辺は区はどう考えているんだろうと思って。
◎竹の塚
整備推進課長 現在も東口、西口にそれぞれ喫煙所がございます。これはJTのほうからの補助金等も出て、つくっているというふうに聞いておりますので、また、まちづくり考える中で、その辺の補助金等も活用しながら、今、区内の中でも、そういうPTがございますので、その中でも検討させていただければと思っております。
◎鉄道立体推進室長 非常に喫煙というのは重要な問題と考えております。私どもは庁内で、皆で連携しながら、今後どういう形がいいか、私どもの新しい駅つくるセクションだけじゃなく、庁内で十分に検討しながら今も進めておりますので、引き続き、どういう形がいいか十分に検討させていただきたいと思います。
◆
白石正輝 委員 今、公共の喫煙所の問題ですが、JTに出させればいいんですよ。JTは出すと言っているんだから。
北千住駅の東口の喫煙所の問題のときに、JTは絶対出すから、予算確保しましたと言うんですよ。ところが、
地域、地元を説得できないで、だらだらだらだらしてきて、3月になっちゃった。これ、できると言うんならば、繰越してもいいんだけれども、今の状態でだらだら続けられちゃうと繰越した人の責任になっちゃうから、とりあえずいったん切りますと。それで、切られちゃったのね。JTは出すと言っているんだから、もっと積極的にJTに働き掛けて、ここと、ここと、ここ、例えばグレードアップしようというのは、これもJTさん出してくださいよと。
足立区はやりますから、JT出してくださいと、副区長、それは、その辺の話になると、あなたの仕事になっちゃうのよ。JTは出さないと言ってないんだから。この間、予算特別
委員会でも言いましたけれども、荒川、
足立の会長が黄綬褒章をもらったときに、JTさんと話をしたんですよ。そうしたら、出しますと言っているだから。
足立区は予算付けてくれたみたいだけれども、私たちも出しますよと言っているんだから、もっとそうしたところを、ちょっと話を進めれば、区の財源使わなくてもできるはずだから。副区長、どうですか。
◎副区長 今、
白石委員からも
鈴木あきら
委員からもご
意見いただきましたので、喫煙所設置については、JTに応分の負担を求めるということで、私も少し動いていきたいというふうに考えております。
◆
鈴木けんいち 委員 一つ、はるかぜの問題で、5ページですが、ちょうど
西新井駅東口から
綾瀬駅に行く便については、結果として、本数そのものは減らないということなので、若干、一、二名、
綾瀬小学校東へ行く方はいらっしゃるかもしれませんが、やむを得ないかなというふうには思います。
ただ、栗島住区センター止まりの夜の
部分なんですけれども、これは実際減ってしまうんですよね。
それで、これについては最終便は残しますということなんですけれども、ちょっと影響はあるかなと思うんですけれども、この辺、周知というか、対策というかは、何か考えていただいていますか。
◎
交通対策課長 時刻表は改正前に全
バス停に張り出しを行いますので、
利用者の方はまずそこを見ていただくということと、あと、ここにも
記載していますけれども、区のほうでもSNS等、ホームページ等ございますので、そういったことを活用しながら、
事業者と連携して周知を図ってまいりたいと思います。
◆
鈴木けんいち 委員 では、よろしくお願いしたいと思います。
それから、竹ノ塚駅周辺の問題なんですが、今回はこの竹ノ塚駅周辺エリアのまちづくりということで、区長、副区長、それから、UR、東武鉄道、それぞれ本部長クラスの方が出席して、これは何ていう、
検討会を開いたということなんですが、今、目的はまちづくりでということなんですが、内容としては区有地の活用、関連
計画のスケジュールとなっているんですが、一つは、何というか、目的というか、目指す方向というか、これは今後もこの継続的に、この会議と言うんですかね。
検討会と言うんですかね。これは開かれていくのかどうか。
それから、これは様々、関連施設があるわけですけれども、これ、例えばUR、どういうふうにしていく、あるいは区営住宅をどういうふうにしていくというようなことも、この中で検討していくということなんでしょうか。
◎竹の塚
整備推進課長 まず、目的、今、方向性ですけれども、今、URがストック再生という形で、これまで建て替えはしないと言ってきたのが、一応、建て替え又は再生していくというような形での
計画に変わりました。
また、東武鉄道も高架の
事業が終われば、高架下利用等の開発もいろいろ出てくるということでは、まちづくりに合わせて、それぞれの
計画を、三つうまく進めるようにということですね、この三つをうまく連携させて、よりスピードアップを図ってできるようにということで、三者の会議を行ったところでございます。
今後は、まず、こういう区長等のトップ会談だけでなく、実務レベル、部長級、課長級で、更に実際の検討課題等を詰めていくというようなスケジュールで、必要があれば適宜、区長、副区長にもまた入っていただいた会議体を開いていくという形で考えております。
また、関連施設につきましては、区有地活用という又は公共施設、都住の創出用地等もございますので、そうしたものを、では、どうやったらスピードアップを図ってまちづくり進めるかということでの活用方法についても、その
検討会の中で検討していきたいというふうに考えております。
○
伊藤のぶゆき 委員長 他に質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○
伊藤のぶゆき 委員長 質疑なしと認めます。
次に、
交通網・
都市基盤整備調査特別委員会の調査報告についてを議題といたします。
本特別
委員会は、平成27年第1回臨時会において設置され、付議事件につきまして調査研究を重ねてまいりました。今般、付議事件の調査に関しまして、本特別
委員会の調査報告書を議長宛てに提出することといたします。
なお、調査報告書の文面につきましては、正副
委員長にご一任いただきたいと思いますので、ご了承願います。
○
伊藤のぶゆき 委員長 次に、その他に移ります。
何かありますか。
◆市川おさと
委員 日暮里・舎人ライナーの江北駅の駅名変更ということが、2月14日付で議会に出てきたわけですけれども、これは他の駅、
自治体の事例を見ると3億円から7億円かかるんだという話でありました。これ随分、金かかるなという話なんですけれども、これだけの金をかけてやる必要が本当にあるのかなということを、簡単に教えてください。
◎経営戦略推進担当課長 区としては、駅名を改称することで、最先端医療を提供する大学病院が区内にあることを対外的にPRできる、区のイメージアップを図る機会だというふうに考えております。
また、多くの来院者が江北駅を利用しますので、日暮里・舎人ライナーを利用しますので、病院までの適切な誘導を図るという
意味で、駅名改称に取り組みたいというふうに考えています。
◆市川おさと
委員 東京都内にある特定機能病院、基幹病院、三次救急の病院、いろいろたくさんありますけれども、私が調べた限りでは、この病院の最寄りの鉄道駅ですね、その病院の名前になってきている駅というのは一つもない。それから、もう一つ言うと、今、副駅名、副名称というものが、非常に盛んに行われておりまして、私が調べた限りでは、この副名称を使って、大学病院、病院というのは一つだけありまして、東京メトロ丸ノ内線の西新宿駅、これ括弧して、東京医大病院前ということをやっているわけですけれども、例えばわかりやすさということで言えば、副駅名、あるいは表示関係を工夫するということで、これ十分だろうというふうに思うんですけれども、その辺りの検討状況はどうでしょうか。
◎経営戦略推進担当課長 区としては、正式駅名称のほうを病院名のほう使って、改称して周知を図っていきたいと考えております。この件につきましては、あさって、議連の総会ありますので、そこでまた
皆さんにお諮りして、ご
意見を伺いたいというふうに考えております。
◆
伊藤のぶゆき 委員 他に質疑はございますか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
◆
伊藤のぶゆき 委員 質疑なしと認めます。
では、
委員長から申し上げます。
この
委員構成で、
交通網・
都市基盤整備調査特別委員会を開催するのは特段の事情ない限り、今回が最後になると思いますので、一言ご挨拶をさせていただきます。
本年は、
総合交通計画改定協議会が重なった年ではありました。鉄道、
バス、
自転車等々の話し合いが行われましたけれども、
バス、
コミュニティバスの定義や、
自転車レーンの定義、また、
社会実験や、
利用促進のお話が出ましたけれども、
財政支援の
在り方につきましては細かい収支が出ないということで、
交通対策課長の苦しい状況がよくおわかりになりました。ただ、今回、
委員会は全て
区民の移動のためということで、私たちはお話をしてまいりましたけれども、大きく前進できたのかなと思っております。これもひとえに
委員の皆様、そして、
執行機関の皆様のおかげでございます。本年1年ありがとうございました。