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平成31年 2月22日産業環境委員会−02月22日-01号
平成31年 2月22日区民委員会-02月22日-01号

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  1. 足立区議会 2019-02-22
    平成31年 2月22日産業環境委員会−02月22日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    平成31年 2月22日産業環境委員会−02月22日-01号平成31年 2月22日産業環境委員会       午後1時30分開会 ○くぼた美幸 委員長  それでは、定刻となりましたので、ただいまより産業環境委員会を開会いたします。 ○くぼた美幸 委員長  初めに、記録署名員2名を私からご指名申し上げます。  山中委員土屋委員、よろしくお願いいたします。 ○くぼた美幸 委員長  次に、陳情の審査に移ります。  (1)30受理番号21 区のイベントにおいてリユース食器の活用を求める陳情を単独議題といたします。前回までは継続審査となっております。  執行機関にお尋ねいたします。何か変化はありますか。 ◎ごみ減量推進課長 特に変化はございません。 ○くぼた美幸 委員長  それでは、質疑に入ります。何か質疑はございますか。 ◆土屋のりこ 委員  前回いただいた紙の追加の資料の中の最後で、実施や委託など、リユース推進に向けて検討していくということが書かれていたんですけれども、前回、飲み物の提供、地球環境フェアなどということも言われていたんですけれども、現時点までで方向性が決まったものとか検討状況、何かありましたら教えていただけますか。 ◎環境政策課長 まだ確定してはございませんけれども、地球環境フェア、今年6月1日、2日に開催しますけれども、その中でリユース食器を活用した何かができないかということで、現在、検討を進めているところでございます。 ◆土屋のりこ 委員  わかりました。是非お願いします。
     いただいている資料の中で、過去の使用実績、費用ということで金額とかは書かれていたんですけれども、CO2削減量はわからなかったということなのか。というのは、このNPO法人スペースふうに聞いてみたら、こういう使い捨て容器の代わりにリユース食器を何個ご利用いただいて、CO2を何kg削減できたというふうな、こういうものを請求書と一緒に渡しているということをおっしゃっていて、こういうようなものをいただいていなかったんでしょうか。わからないんでしょうか。 ◎環境政策課長 大変申しわけございません。請求書に関しては、現在、確認をとっておりませんので、戻りましたら確認をして、報告をさせていただきたいと思います。 ◆土屋のりこ 委員  わかりました。平成24年なのでだいぶ前のことではありますので、前向きに是非お願いしたいと思います。  例えばということで、1個辺りのレンタル費用とかも出されていまして、この送料も込みで、平成24年であれば20万6,800円というレンタル費用で考えると、逆算すると大体4,500枚から5,000枚ほどのレンタルだったのかなと思うんですけれども、そう仮定して、CO2どれだけ削減できたのかなというのを、このNPOの試算表に当てはめて計算をすると、385kg、CO2二酸化炭素を削減できたということになりますし、おもしろいのが、杉の木に例えるということで、杉の木が1年間で二酸化炭素を吸収する量に例えると何本分になるかということも試算で出しておられるんですが、それで言うと27.5本分の削減効果があったということで、多いのか少ないのかちょっとよくわからないところもあるんですけれども、そういったところの効果というのを厳密な数字とはいえないかもしれませんけれども、ざっくりと、どれだけの評価が、影響が、削減効果あったのかということを是非、今後、実施されるときに見ていただけたらということをお願いしたいと思います。  以前からも言っている京都の祇園祭、どれぐらいの費用がかかっているのかということも聞いてみたんですが、リユース食器事業ごみ量は26t削減している事業に1,500万円費用かかっているということで、それをどう賄っているかというと、模擬店の方たちの費用負担はゼロで、補助金と京都市からの補助金賛同金ですね。環境企業等からの賛同金ということで賄っているということで、1,500万円費用をかけて26万tのごみが削減できることが、果たして、どう効果、評価するのかという辺りになるのかもしれませんが、そういうことは実際、行政として取り組みをされているところもあるということですし、どうしてそんな1,500万円もかけるのですかと聞いてみたんですけれども、市民の方からこんなにごみを出しているのはどうかと、よくないという声が根強くあるということをおっしゃられて、この1,500万円かけるだけの環境評価、影響、削減効果があるということを言っておられました。是非そういったところもありますし、前向きにご検討願いたいと思います。  最後、このNPO法人の方にも話を聞いたんですが、スペースふうですね。利用するに関わらず、たとえ1個でも使い捨て容器ではなく、リユース食器を選択するということが、CO2削減取り組みに直結するから是非取り組んでいただきたいと、励ましの言葉をいただいたんですけれども、この言葉を受けてどうかということを最後に、今後に向けた決意ということでいかがでしょうか。 ◎環境政策課長 リユース食器を使うことによって、使い捨てを削減していくということが区民の皆さんに浸透していくということは、大変必要なことだと思っておりますし、大切なことだとも思っておりますので、今後あらゆる機会を通じて、どういったことができるのか検討を重ねていきたいというふうに思っております。 ◆山中ちえ子 委員  リユース食器の利用に関して、地球環境フェアからやっていきたいというような回答、答弁も前回あったかなと思うんですけれども、地球環境フェアを新しい試みの中でやろうとしている中で、リユース食器の利用をどのように検討しているのか。その辺を教えていただけたら。 ◎環境政策課長 先ほど土屋委員のほうにもご答弁差し上げましたけれども、現在、検討を重ねている段階で、確定してはございませんけれども、友好自治体地球環境フェアに出店していただいている地方公共団体の皆様にお声掛けをしておりまして、地元の食品と、あるいは食材等を提供できるような試みができないかということで、今、検討を重ねているところでございます。 ◆山中ちえ子 委員  例えば食の広場とかハト公園とかある中で、そういったところと場所だったり時間だったりを、事前にどういうことを共有していくのかとか、凄く様々なことで機運というのも上がってくるか、上がってこないかの岐路にも立っているのかなと。  事前の準備が8割9割ということなのかなと思うんですけれども、今回の予算のあらましも見ていると、例えばごみ減量重点項目というふうに位置付けていますが、実質3Rの取り組みなんかが予算が減っていたり、増えているのは、ごみ収集に関わる事業の区の職員を退職不補充にした中で委託していくといった費用が1億円以上だったりというところも見られるんですね。そういったところで、この陳情者は、リユース食器の活用を言いながら、区が率先して区民のお手本になるというような取り組みをしていって欲しいということも大きく言われているんですね。  そういう中で、こういった予算も出ている中なので、リユース食器もそうですけれども、そういったやる気というんですかね。区民に背中を見せるということでは、どういったことを今、検討と言いますが、もっと具体的にやっていくのかといった所も問われると思いますが、どうでしょうか。 ◎環境政策課長 先ほどのご答弁と重ねる部分ございますけれども、リユース食器を使用しなくなってからしばらくたって、そのノウハウ自体も今、環境政策課のほうでは失われつつあるという状況の中で、地球環境フェアきっかけにして、更に広げていくような取り組みを今後、検討していきたいというふうに思います。 ◆山中ちえ子 委員  あと、是非、地球環境フェアもそうですけれども、小さな会議だったり集まりだったりといったところから、リユース食器の利用というところも考えていると自らおっしゃっていることもありました。なので、そういったことを具体的に位置付けていくということも必要だと思いますし、前回、報告くださった「プロジェクト2020〜地球にやさしいひとのまち・足立〜」というところで、環境保護の分野というものがあると。  2020オリンピックパラリンピックに向けた環境保護行動の機運を高めるというところで位置付けているということもありました。そういったところに分野のカードをつくるといった、その分野の中にもこういった内容がありますので、是非こういったところも含めて、地球環境フェアも位置付けてというところでやっていけたらと思っているんですけれども、土屋委員からも前回も今回もありましたけれども、ともすると効率的だったり便利だったりといったところにいってしまいがちなんだけれども、区民に毎日の日常の生活の中で、環境保護取り組み、大切なんだというのをしっかり心に位置付けていくといったところが、どうしても必要になってくるねという話にもなっております。  そういう中で、環境分野に振り向けられるというオリ・パラプロジェクト2020なんかもそうですけれども、そういった予算も振り向けられるという中で、しっかりとグランドデザインというものを持っていかなければ、ただ流されるのかなと。国からの提言なんかも東京都からの取り組みなんかにも負けないように、足立区から機運を上げていって欲しいと思いますけれども、そういったところどうでしょうか。 ◎環境政策課長 山中委員ご発言になりましたグランドデザインに関しては、環境部としては、環境基本計画というのが最も高い位置に位置付けられるグランドデザインでございまして、これを実現するために、様々な、例えばプロジェクト2020ですとか、リユース食器の活用ですとか、そういったことを展開しながら、区民の皆様に環境意識の啓発をしていきたいというふうに考えてございます。 ○くぼた美幸 委員長  他に。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○くぼた美幸 委員長  質疑なしと認めます。  次に、各会派からの意見を願います。 ◆鴨下稔 委員  継続です。 ◆大竹さよこ 委員  先ほど来お話がございました地球環境フェアで、まずは取り組みを検討しているということでございますので、是非、課題等もございました。汚れた食器が会場内に蓄積されるなど外見上の問題があったりとか、また、数の管理や分別指導のために人員が必要になったとか、そういった検討課題をしっかりとクリアしていただいて、また、第三次足立区環境基本計画においても、このリユースを促す仕組みづくり取り組みが掲げられておりますので、是非、前向きに検討していただきたいと思いますが、その検討内容を期待をいたしまして、継続でお願いします。 ◆山中ちえ子 委員  区民の中に、使い捨ての文化から環境配慮だったり保護の視点というのを、毎日暮らす中で培っていくと、広げていくということが本当に、その取り組みきっかけとなることを行政が先立ってやらなくてはいけないんだなというのを突きつけられた陳情だったと思うんですね。リユース食器の利用なんかもそうですし、是非是非この陳情をきっかけに、環境分野、しっかりとやっていって欲しいということの期待も含めまして、私は採択を主張いたします。 ◆土屋のりこ 委員  採択で。 ○くぼた美幸 委員長  それでは、これよりお諮り申し上げます。  本件は継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○くぼた美幸 委員長  可否同数であります。よって、委員会条例第15条の規定により私が採決いたします。  本件は、継続審査と決定いたします。 ○くぼた美幸 委員長  次に、所管事務の調査を議題といたします。  (1)ごみの減量・資源化に関する調査を単独議題といたします。  何か質疑等ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○くぼた美幸 委員長  なしと認めます。 ○くぼた美幸 委員長  それでは次に、報告事項に移ります。  (1)包括的産業支援施策構築委託事業者選定の実施について、(2)平成30年度「足立ブランド企業」の認定について、(3)舎人公園春イベント開催について、(4)「あだち花季行・花めぐりバス」の運行について、(5)「足立の花火」協会観覧場所の今後のあり方について、以上5件、産業経済部長から報告願います。 ◎産業経済部長 それでは、産業経済部の資料1ページ目をお開きください。  包括的産業支援施策構築委託事業者選定の実施ということで、プロポーザルをさせていただくものでございます。全く新しい事業でございます。  現在、企業を取り巻く環境というのは、1年ごとに、1年単位で変化しておりまして、この転機をチャンスに変えていきたいという思いと、また、起業の競争力強化ということで図っていきたいということで、新しい事業者を選定するものでございます。  こういった時代において、足立区全体、そして区内の企業も一緒にともに成長していきたい。また、選ばれる自治体に将来的になっていきたいということで、強い思いを込めてこの委託をしたいというふうに思っております。  現在でございますけれども、現在の産業経済部の事業がおおむね10年前、リーマンショック時代にできた事業が多いということで、その時代から余り変わっておりません。昨年度、地域経済活性化計画を改訂したんですが、なかなか既存事業の深掘りまではできなかったということで、そちらのほうと、一番下のところにも書いてありますけれども、例えばあだちメッセ、微修正をしていろいろ中身を入れ替えておりますけれども、伸び悩んでいる。こういった状況がございます。  真ん中のところにございますが、足立区の産業をより内外に訴求していきたい。こういったことが必要になっているということで、現状認識しております。  そして、今回の流れなんですが、現在、もう既に1月より専門家に委託しまして、ロードマップということで、足立区の強み弱みですとか、魅力の洗い出し、結局、診断をしていただいております。これをもとに、平成30年度末にまとめまして、この内容を平成31年度のプロポーザル説明書に盛り込みまして、事業者から初年度として、どのような提案ができるかということで提案を募ってまいりたい。それによって初年度を、まず手をつけていけるところから実施してまいりたいというふうに思っております。  2ページ目でございます。  契約は1年間というふうに想定しております。その後、必要に応じて、また考えてまいりたいと思いますが、プロポーザルにおいては、1年間で募集をかけたいというふうに思っております。提案金額が2,500万円の上限としておりまして、事業者選定スケジュールは、4月に既に参加表明を受け付けまして、6月には決定して、来年の秋ぐらいから実際の事業を始めてまいりたいというふうに考えております。  なお、先ほど例に出しましたあだちメッセについては、伸び悩みもございますので、再構築ということで、来年は休止させていただくところでございます。  続いて、3ページをご覧ください。  今年度の足立ブランド企業の認定でございます。  3社ほど応募がございまして、3社、書類選考した結果、右のほうの別紙1のほうにございますけれども、婦人服、また、プラスチックの成型ですとかバルーン、そちらの会社のほうが認定企業となりました。また、2のところにございますが、再認定企業ということで、3年ごとにご本人の申請と、これまでの足立ブランドへの貢献度、こういったことを参考にして再認定を行っております。  再認定が13社ということで、新規認定と合わせて56社が今、足立ブランドとなりました。年度末にこちらのほうの認定式を行いたいというふうに考えております。  続きまして、6ページをご覧ください。  舎人公園の春のイベントの開催でございます。  今年につきましても、まず、ライトアップ、こちらのほうが3月23日から4月7日となっておりますけれども、桜の開花時期にこちらのほうは合わせてライトアップしていくということで、上記期間中の桜の開花時期ということで行わせていただきます。  2番のほうでございますが、こちらのほうがイベントでございます。  日暮里・舎人ライナーとともに11年ということで、舎人公園千本桜まつりでございます。  日時が4月6日土曜日、7日日曜日。昨年、桜がなかったということもございまして、多くの方に検討いただきました。また、東京都も協議させていただいたところ、これまでの満開日を10年にわたって調べたんですが、4月が8回、3月が2回ということで、なかなか当てるのが難しい状況でございます。4月6日と7日にさせていただきましたのは、東京都のほうも毎回、不安定なのは困るということで、今後、4月の第1週に決めておきますと、年々4月1日に近づいていくという、5年間は安定した運営が行えるということで、こちらのほうに決めさせていただきました。  7ページをご覧ください。  今後の方針にも書いてございますが、2020オリンピックパラリンピック競技大会機運醸成ということで、今年は、陸上競技場の工事が終了いたしました。是非、使用してまいりたいということで、今オリンピックパラリンピック担当とも検討しておりますけれども、こちらのほうでは、雪合戦等を予定してございます。春なんですけれども雪合戦をやりたいということで、雪合戦のほうも国際競技のほうがあるようでございますので、そちらを実施してまいりたいということで準備を進めております。  8ページをご覧ください。  「あだち花季行・花めぐりバス」の運行でございます。今年につきましてもこのイベントに合わせて実施させていただきます。  4月6日・7日ということで、20分間隔で運行をさせていただきます。おおむね例年通りコースでございます。今年、東コースのほうが地元でいろいろと計画があるようでございまして、そちらの関係でコースの調整を現在行っているところでございます。  続いて、10ページをご覧ください。  少し早い話なんですけれども、足立の花火の協会観覧場所の今後のあり方ということで検討させていただきました。  昨年、第40回の花火において、個人協賛者が入場できると書いてありますけれども、実際は協会観覧場所、こちら下のほうに書いてありますが、個人協賛者広告協賛者協会会員等が入れる場所なんですが、こちらのほうがあふれるという状況が出まして、入場できない方が出てしまったということで、この個人協賛あり方について見直しをし、終了させていただくものでございます。  実際に1の(2)を見ていただきますと、個人協賛者は、ほとんど半分以上が区民ではない状況でございます。そして、他の協賛や協会会員に比べて非常に利用率が高いということで、皆さん3,000円で2枚の入場券がもらえるということで、こちらの魅力を感じて、区外の方も多くこちらの協賛になっているという状況が見られます。  課題としましたのは、2のほうにございます不正入場が多いというのは、エリアを区切っているだけでございますので、出入りが割と自由であるということ、また、お1人で広いエリア敷物等エリアを確保してしまってトラブルになっている。こういったことで安全性も考慮いたしまして、11ページをご覧ください。改善策としまして、協会観覧場所ではなく、3,500円の有料席で今後は対応してまいりたいというふうに考えております。  なお、協会観覧場所につきましては、エリアを区切って、若干費用はかかりますが、安全上の問題、こちらも考えまして、エリアを区切って、不正入場者を減らす目的でシール等を配付して、出入りがわかるようにして、トラブルを防ぎたいというふうに考えております。  (3)でございますが、広告協賛者には、全戸配布をやめてもなお、ご協力いただいていることから今まで同様とすること。それから、協会会員のほうの特典も見直しをさせていただきまして、協会会員のほうに今度は流れ込んでしまうと同じ現象になりますので、真に協会の会員として、協会を応援していきたい方ということで、若干見直しをさせていただいているところです。その見直し内容については、14ページをご覧いただければと思います。下のほうがこれまでの特典でございましたけれども、上のほうのような枚数に限定させていただこうと考えております。  個人協賛の方には、今後、個別通知をするなど周知をしてまいりたいというふうに考えております。 ○くぼた美幸 委員長  次に、(6)平成31年度公益財団法人足立勤労福祉サービスセンター事業計画及び収支予算について、以上1件、勤労福祉サービスセンター事務局長から報告願います。 ◎勤労福祉サービスセンター事務局長 それでは、平成31年度足立区勤労福祉サービスセンター事業計画収支予算について説明をさせていただきます。  横版の公社事業概要収支予算説明書のほうをお開きいただければと思います。  1ページ目については、変更がございません。  2ページ目から説明をさせていただきたいと思います。  平成31年度の主要事業の内容と平成29年度の決算実績を対比しております。  右手のほう(7)番、大相撲・東京場所、2020年の東京オリンピックパラリンピックが近いということで、スポーツに対する関心を育み、そして、スポーツを応援していただきたいという思いで、大相撲チケット、平成31年度は大幅に購入をする予定でございます。また、その二つ下(9)番、足立の花火有料席、これは新規というふうに書いてあります。私どもの財団は、足立区の中小企業にお勤めの方を会員としている組織ではございますが、申しわけございません。今まで足立の花火に対して、なかなか積極的に関わるということがなかったので、せっかく足立でも有名な花火ですので、会員の方にも是非見ていただきたいということで、平成31年度新たに席を購入したいというふうに考えております。  3ページ、事業所数会員数の推移でございます。平成25年度からキャンペーンを打ちまして、平成28年度まで、ある程度増という形で推移をしてきました。平成29年度事業所数、それから会員数が減をしたんですけれども、平成30年度会員数がやや盛り返しております。  見ていただきたいのは、平成29年度事業所数、平成30年度で、平成29年度が103、平成30年度が96と事業所が減っております。「ゆう」が抱えます課題というのは、まさにここにあるのかなと。中小企業が元気で頑張っていただく。それを応援するのが「ゆう」の一つの役割と思っておりますので、こういう形で事業所が減っていくということは、「ゆう」にとっても由々しき問題というふうに考えております。今後なるべく事業所に対しては、できる限りの支援をしていきたいというふうに考えております。  続きまして、4ページ、5ページ、平成31年度の経常収益でございます。  一番下、経常収益計で311万円の増にはなっておりますが、内訳としましては〈12〉番、広報紙発行事業でございます。古紙を使っておりましたが、今年に入りましてから古紙の価格が高騰しております。したがいまして、この値上げをせざるを得なくなってきております。また、もう一つ〈14〉番のほうなんですけれども、「Fromゆう」という会報誌、これの発送の賃金、それから消費税の値上げ等値上げが必要となってきております。こうしたもので実質的に収益として増えたわけではなく、いたし方なく前年度よりも311万円増えますということになっております。  6ページ、7ページを見ていただきたいと思います。  公益事業の会計でございます。〈34〉番から〈58〉番、ここに記載してあるものが平成31年度会員の皆さんに対して「ゆう」が行う事業の内容でございます。  例えば〈40〉番、健康ランド利用補助金の増、これにつきましては、新たに平成30年度から草加の竜泉寺の湯という健康ランドを指定しましたところ、かなり利用者が増えております。利用者が増えていますので、できる限り多くの方に利用していただきたいということで予算を増額しております。  また〈51〉番におきましては、映画の鑑賞券、これにつきましても400枚増という形。また、その下のスポーツチケットでございますが、ここで140枚ほど増やさせていただきます。この増やす部分につきましては、例えばサッカーだとかオリンピックに関わりのあるスポーツについて、チケットを手配していきたいというふうに考えております。  ただ、このように増額増額をしていますと、どうしても「ゆう」の負担も多くなってしまいますので、前年の実績に基づきまして、調整を図るようにさせていただいております。  減額する事業は〈35〉番クオカードと区内共通商品券、また〈48〉番の東武動物公園、〈51〉番のとしまえんのように、販売実績に基づいて対応するようにさせていただきました。  続きまして、8ページ収益事業になります。  収益のほうは、申しわけございません。大きな変更はございません。前年とほぼ同額でございます。  9ページ、法人会計でございます。  一見すると三角が多い状況になっておりますが、これは今週の18日、綾瀬から千住に私どもの事務所が移転しました。前回の総務委員会のときに補正予算をお認めいただきまして、移転経費を補助金の中から出させていただいております。それは平成31年度には使用しませんので、ここで全て減額をさせていただいております。そのための三角が多くなっております。  最後の11ページになります。  正味財産期末残高でございます。485万7,000円の赤字という計算になっております。これは100%給付事業、それから、その他の事業が執行された場合を想定しております。現実的には、92%程度の推移でやっておりますので、ここまで金額が上がるということは考えておりません。ただ、先ほどご説明させていただいたように古紙の値上げですとか消費税の値上げ、こういったものがいろいろな事業のほうにも影響が与えておりますので、赤字が生じるではあろうというふうに思っております。 ○くぼた美幸 委員長  (7)平成31年度公益社団法人足立区シルバー人材センターの事業計画及び収支予算について、以上1件、企業経営支援課長から報告願います。
    ◎企業経営支援課長 シルバー人材センターについては、私のほうからご説明申し上げます。  まず、1ページをご覧いただければと思います。  こちらのほう、特に記載はございませんが、ここに会員構成というのがございますので、会員については、恐れ入ります3ページをお開きいただけますでしょうか。  会員ですが、ここ数年、減少の傾向をたどっております。墨東の自治体を確認しましても減少の傾向にございまして、この減少の要因としましては、近年、定年が65歳まで延長される場合がございますし、高齢者の就労の機会が増えたという形になりまして、労働情勢の変化ということが考えられています。  また、シルバー人材センターは、仕事を通じて生きがいを得るということを目的としておりますので、働く時間を制限しているという部分がございまして、週20時間程度で、稼げる方でも4万円から5万円程度という形になっておりますので、多くの収入を得たいという方には不向きという形になっておりますので、そういう部分で減っているということで分析をしているところです。  お戻りいただきまして、2ページをご覧いただければと思います。  こちらのほうは、主な事業内容になりますが、特に変更点を中心に説明したいと思います。  まず1番の就業の機会確保の提供でございます。こちらのほう、今、会員が減っているということで申し上げましたとおり、こちらのほうは、新規の会員の方は「ときめき」を見たという方が結構多いということで、今回「ときめき」の掲載の募集記事、こちらのほうを9回から13回という形で増という形で見込んでおります。こちら13回にしております。  ここには記載はないんですが、今、会員一人ひとりが1人を勧誘するという形で、プラスワン作戦という形で銘を打ちまして展開をしているところです。  次、2番の知識、技能の習得についてご説明を申し上げます。  接遇研修、結構シルバーの方ですと、区民の接する部分が多いという形になり、仕事が多いところもございますので、基本的には全員を対象に行っておりますが、特に区民に接する仕事の方に関しましては、その方を特に中心にして研修を行っていくというところで工夫をしてまいりたいというふうに考えているところです。  右側の欄に移ります。  こちらのほう、今まで右側の4番、相談事業の企画運営というところになりまして、今まで就業相談、要は入会の受け付けなんですが、竹の塚の本部だけで行っておりました。それですと不便という形もありますので、入会を増やすためにも利便性を考慮しまして、各支所において出張相談という形を行う予定で実施してまいります。  続きまして、先ほど3ページは説明させていただきましたので、4ページをお開きいただければと思います。  契約額の推移になります。契約のほうは、おかげさまというところで若干の増になっております。増に関しましては、仕事のほうが、例えば平成29年から30年にかけては100件ほど増加しておりまして、また、これは増とはちょっと違うかもしれませんが、最低賃金のほうが若干上昇している部分もありますので、そういう部分で増になっているというふうに考えているところでございます。  5ページをお開きいただければと思います。  収支予算、経常収支という形になりますが、基本的に15億3,200万円余で640万円ほど今回、増加を予定しております。この増加の要因といたしましては、主な要因は、職員の給与のベースアップという部分になります。  6ページをお開きいただければと思います。  こちら事業会計になります。ここの中で特徴的なものは、31番に消耗品費というものがございます。昨年、結構暑くて、外で働いている方が倒れるということが結構ございましたので、熱中症対策グッズを購入することで、ここの部分、増という形と、もう一つ「ときめき」の掲載を増やすという形になりますので、39番の委託費の増加を見込んでいるところです。  7ページをお開きいただければと思います。  こちらは、基本的に管理費や総会、理事会に充てる管理経費の経常費用でございます。ここの部分には、基本的には前の部分と準じておりますが、661万円余の増という形になります。  8ページをお開きいただきたいと思います。  最終的に正味財産のほうなんですが、16番の経常収支と経常費用を引きますと、若干マイナス予算になります。マイナスの186万円余という形でマイナスになりますが、この財産が減らないよう、支出については、注意をしながら執行してまいりたいというふうに考えているところです。 ○くぼた美幸 委員長  次に、(8)平成31年度一般財団法人足立区観光交流協会の事業計画及び収支予算について、以上1件、観光交流協会事務局長から報告願います。 ◎観光交流協会事務局長 それでは、私のほうから平成31年度の足立区観光交流協会の収支予算の説明をさせていただきます。  資料を2部お配りしていますが、A4横向きの印刷の平成31年度財団事業概要・収支予算説明書に基づいて説明させていただきます。  まず、1ページ目をご覧ください。  概要、組織機構は記載のとおりでございます。  3番に記載の平成31年度経営方針に変更はございませんが、主な事業内容として、こちらに記載しております観光事業、PR事業、交流事業を、平成31年度は東京オリンピックパラリンピックの大会前年であることを意識しまして、協会の事業がオリンピック前年の機運醸成に結びつくよう、イベントのブラッシュアップを主眼に予算編成をいたしました。  2ページ目は、平成31年度の主な事業となります。1番、観光事業ですが、こちらに記載のとおり、舎人公園千本桜まつりをはじめとするしょうぶまつり、足立の花火、あだち区民まつり、光の祭典等、いわゆる5大イベント等の大規模事業を観光事業としての実施を計画しております。  2番、PR事業は、足立区内の観光資源の魅力を発信していくための事業となります。こちらに記載のとおりホームページの維持・更新、足立区街フォトコンテスト、「千住街の駅」の運営、ガイドブックの作成等の事業を予定しております。  3番、交流事業は、区内、国内の鹿沼、魚沼、山ノ内、3友好都市と今年、姉妹都市提携35周年を迎えるオーストラリアのベルモント市との交流事業の実施を予定しております。  続きまして、3ページになります。  こちらの3ページの経常収益が区でいうところの歳入の部となります。  歳入の計は、3ページの一番下段25番の経常収益計に記載のとおり3億3,600万円余、対前年度比8%の増、2,400万円余の増額予算となっております。こちらの増収分は、こちらに記載のとおり、販売収益や出店料の収益などの10番の事業収益を430万円余増の2,790万余で、また、18番、受取補助金を2,040万円余増の3億640万円余を計上して充てております。  4ページ目になります。  (2)の経常費用は、区で言うところの歳出の部となります。  〈26〉事業費の総額は、7%増の3億300万円余を計上しており、先ほど主な事業でご説明いたしました5大イベントをはじめとする協会事業の実施に充てる経費となります。内訳といたしましては、33番、観光事業、5大イベント開催に要する経費の総額は、2億6,000万円余を計上しており、主な増減説明、右側に記載のとおり足立の花火に要する経費400万円の増額の他、人件費高騰に伴う警備費と清掃費の増額等を見込んでおります。  5ページに移りまして、49番、PR事業に要する経費の総額は、2,600万円余を計上しており、56番、広告宣伝費340万円余の増は、新規計上をしました外国人観光客向けの情報誌の発行経費となります。  62番、交流事業に要する経費は1,300万円余の支出を予定しており、69番、渉外費230万円余の増額は、ベルモント市との35周年の事業経費の計上によるものです。  続きまして、6ページ目をおめくりください。  管理費は、協会事務局の運営費となります。管理費は、ここに挙げていますとおり協会職員の福利厚生費、パソコンや自動車のリース代金等になります。管理費73番は、88番に記載のとおり、新たに会計事務専門員等を雇用する経費の増を含む3,300万円余を計上しております。  下のほうに移りまして、経常費用計は、経常収益と同額の3億3,600万円余、経常外収益費用ともに0円で、一番最後の欄に記載のとおり、基本財産の2,500万円は、期首、期末とも変更なしの2,500万円を計上しております。 ○くぼた美幸 委員長  次に、(9)第四次足立区一般廃棄物処理基本計画の答申について、(10)足立区災害廃棄物処理計画答申について、(11)民有地の落書き対策支援事業について、以上3件、環境部長から報告願います。 ◎環境部長 環境部の報告資料をお願いします。  1ページ目が、第四次足立区一般廃棄物処理基本計画の答申についてということで、先般2月8日に足立区環境審議会から内容の答申をいただきました。中身は別冊1に添付してございます。  パブリックコメントも実施をいたしまして、その結果、このページの下のほうにありますとおり、1名の方から2件の意見がありました。  次に2ページ、こちらは、足立区災害廃棄物処理計画の答申でございますが、こちらも2月8日の環境審議会から答申をいただきました。別冊2に添付してございます。  こちらは、パブリックコメント4の(2)にありますけれども、2名の方から11件、この2件と回答のほうも別冊3にお付けしてございます。  次に、3ページ、民有地の落書き対策支援事業についてということでございますけれども、趣旨としましては、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けたまちの美化ということを狙いまして、平成31年1月、本年の1月4日から落書き110番を設置したわけでございますけれども、今、準備をしておりまして、4月からは、民有地、大企業を除くつもりですけれども、民有地を対象に落書きの消去と再発防止の支援を行おうと考えてございます。  区内の現在の落書きの状況は、この表のとおり1番の(1)のとおりでございます。下のほうの2番の民有地の落書き対策支援でございますけれども、防止グッズの貸与ですとか、あるいは区による落書きの消去そのもの、そして、そのための予算を今回の当初予算100万円ということで計上させていただきました。  下の今後の方針にありますけれども、2019年4月1日から2021年オリンピックの年の期間内で限定的に行おうというふうに考えております。  そして4ページに、落書きの消去の支援のイメージ、一番左が落書きを発見し、通報してといったところから、落書きを消去するまでということを重視しております。 ○くぼた美幸 委員長  それでは、何か質疑ありませんか。 ◆山中ちえ子 委員  私は、足立区災害廃棄物処理計画の答申の件でご質問させていただきます。  9割の公園を第一次仮置場候補地として列挙していて、313カ所、その中の30カ所の公園が緊急仮置場としているわけなんですけれども、考え方として、初めから公園を緊急仮置場に指定するという在り方がどうなのかということが問われるんじゃないかなと思うんですけれども、例えばパブコメの要望にあったように、区が所有する60万平米、首都高の下についても国や都との調整はしないのかとあります。これに対して区は回答の中で、国の計画の改定の中で仮置場設置に関する各検討が各自治体と連携してやると。国や都の土地で仮置場に適した用地は、可能な限り選定できるよう管理者と調整していくと回答していますけれども、具体的にそれはいつなのか。どこでどのような頻度で行われるのか教えていただけますか。 ◎ごみ減量推進課長 まず、災害が発生したときのごみのがれきの推計量なんですが、335万tということで、基本的には全ての区立公園を使わないと、このがれきの仮置場の確保ができないということで、区立公園を第一次仮置場、そして、緊急仮置場という指定をさせていただいてございます。  また、国や都等の用地につきましては、今後、それぞれの災害時の活動拠点としての役割もございますので、そういった役割を終えたときに仮置場として使用できるように、今後、国、都とも協議をしてまいりたいと考えてございます。 ◆山中ちえ子 委員  私が聞いているのはそのことじゃなくて、このパブリックコメントでも要望あった点のことなんですけれども。国や都との調整という中で、可能な限り選定できるように、区の環境部長も管理者と調整していくと言っているんですね。これは、いつどこで行われるのか。足立区がそれにどう関与していけるのかという見通しがなければ、何とも言えないんですけれども。 ◎ごみ減量推進課長 今後、今回、この処理計画を策定しまして、その後、平成31年度につきましては、マニュアルをつくっていく形になります。そのマニュアルの中で、それぞれの仮置場等の優先順位とかレイアウトとか搬入経路とかそういったものを含めて検討してまいりますので、その中で国や都とも協議をしてまいりたいと考えてございます。 ◆山中ちえ子 委員  違う。協議して、高速の下だとかそういった国や都の区でもそうですけれども、遊んでいる土地というんですかね。そういったところだとか、そういったところでの協議ということですか。その搬入だとかそういったことじゃなくて。最初から公園ありきで、公園だけ列挙しているけれども、それでいいのかといったところをパブコメでも意見をもらっているわけですよね。それで、そうじゃない土地に関して、どう検討していくのかって。国や都と調整していくとあるけれども、それをちゃんと教えていただかないと困るなと、そういう私の質問です。だから全然違う、答弁が。 ◎環境部長 ごみ減量推進課長のほうで申し上げたのは、今、仮置場一覧の候補地つくりましたけれども、それで終わりませんと。引き続き、いろいろなところを拡大するべく調整をしていきますということなんですけれども、今、山中委員お問合せの、いつそれをやるのということに関しましては、まさに引き続きやっていく必要があると思っています。  ただ、この間の本会議答弁でもお話しましたけれども、国だとか首都高なんかのそういう土地、用地については、基本的には、各防災関係機関とか、あるいは首都高の公団も様々な活動、防災災害活動をします。資機材なんかを置くためにここはキープしたいということも聞いていますので、ですから、今のところまず使えるのは、区立公園であろうと。自分の自前の土地であろうというふうに考えているわけですが、かつ防災関係機関のほうも未来永劫活動するわけではないので、いつぐらいになったら使えますかといったようなこと、そういった協議をこれからやっていく。そういった具体的な話ですので、マニュアルにも反映できるのではないかというふうにごみ減量推進課長は答えたということでございます。 ◆山中ちえ子 委員  そこを重視していく、どこを重視していくのかといったところの姿勢によって、これ幾らでも変わっていくのかなと思うんですね。  もう1点、パブコメにあるように、江戸川区のように部会をつくって、産廃業者や雇上業者などの会社との間で、仮置場について話し合っていくことを求めています。区の回答には、23区の共同処理についての協定を23区の部会で検討していると答えているんですね。この要望の本質には、答えていない内容だったので、我が党の本会議質問でもそう答弁しているんですけれども、廃棄物処理会社や雇上会社は、運搬や処理で大忙しだと。フル活動だと。その余裕はないんだという内容でしたが、これはどういう意味なんですか。これが理由にはならないのかなと思うんですけれども。 ◎ごみ減量推進課長 実際、災害がれきの処理については、特別区も含めて、この廃棄物処理業者や雇上会社との協定を結んで処理のほうに業者のほうは動いていただくのが目いっぱいになると思いますので、そういったお答えをしているところでございます。 ◎環境部長 少し補足をします。  フル稼働の状態になるというのは、これはおわかりになると思うんですけれども、フル稼働するということはどういうことかというと、相当数の車両とか人員、機材使います。そのために廃棄物処理業者の空地、オープンスペースがあったとしても、そういった資機材だとか人員だとか車でいっぱいになってしまうでしょうと。  一方、雇上業者というのは、基本的には運搬業者なので、要するに車庫しかないわけですね、用地としては。その車庫は車でいっぱいになります。そういう意味では、用地を貸してくださいというふうに言っても、そこは難しいですね。つまり用地の確保については、この二つの事業者の方からは借りる期待はできないと、こういうふうに答弁でも申し上げました。 ◆山中ちえ子 委員  難しいところなんだと思うんですけれども、江戸川区では部会をつくって、こういった運搬や処理だけではなくて、用地についても協議をしているという部会があるというぐらいなんですから、足立区もここでは力を尽くすべきなのではないかと思いますけれども、話合いの場をつくっていく努力が必要なのではないかなと思います。どうでしょうか。 ◎環境部長 江戸川の協議会というのは、用地の確保だけではないと思います。災害活動全般なので、我々も区内に点在する産廃事業者も含めて、処理そのものはこれをお願いするつもりでいますし、そうでないとはかどりませんので、そういう意味では、いわゆる防災全般の用地の確保だけではなく、全般の協議というのは、これからたくさんしていく必要があるというふうに考えております。 ◆山中ちえ子 委員  用地だけではなくてというか、用地もちゃんと重視してというところをお願いしたいなと思うんですね。この辺は、また予算特別委員会もありますので、しっかりやっていきたいなと思います。  そして、もう1点なんですが、包括的産業支援施策構築委託事業者選定の実施についての報告です。今回、あだちメッセの反省点なんかも記載されていますけれども、BtoBにして、昨年、区民は参加できなくなったと。しかも2日間で3,000万円弱というような大きな予算を使ってやると。これは費用対効果がどうなのかというようなことも私、昨年、質問してきたと思うんですけれども。  こういったことで想定もしていなかったということだとは思うんですけれども、消費者の目線というものをしっかり温かく入れていかなきゃいけないものなのではないかなという反省点も見出していただきたいなと思いますけれども、どうでしょうか。 ◎産業振興課長 山中委員の事前説明で、BtoBに変わったのが平成29年度で申し上げましたが、平成28年からでございました。申しわけありません。  BtoB、今までそれ以前は、BtoCとBtoBが混同していて、このイベントの趣旨が本当に散漫になってしまって、このイベントは何なのかというようなそういうような声もあったようでございます。そういう意味では、BtoBに特化して、ビジネスに特化したことで、出展者からはかなりよかったという声をいただいています。  ただ、今、山中委員おっしゃったように、BtoCの視点も必要じゃないかというお話もあります。それについては、ものづくりフェスタというのが11月にやっていまして、この中で消費者の方に展示を見ていただいたり体験をしていただいたりということで、いろいろなお声もいただいていますので、そういうような声を参考にあだちメッセに生かしていければと思うんですけれども。  今回、あだちメッセ、昨年に比べて300人くらい少なくなりました。改めて、他の区もこの展示会については苦戦しているようですので、今回この包括的産業支援施策の構築委託の中で、事業者としっかり今後の在り方を確認し合って、より良いあだちメッセにしていきたいと考えているところでございます。 ◆山中ちえ子 委員  是非、ものづくりフェスタであんなにすばらしい温かいものをやれるわけなのだから、もっと広い視野に立ってというか、向かってやっていく。  葛飾区では、ビッグサイトを使って先日やられていて、SNSでも拡散されていた内容を見ると、区行政が一つ一つの産業に優しい眼差しがあるなという内容の何かがあったんですね。あだちメッセでもそういったことを入れていくといったことも、今回のこの委託事業者の選定の実施についての報告でもあったように考えていただきたいなと思うんですね。  予算も3,000万円弱ということなんですね。だからこういったことが包括的というものですけれども、具体的にはどんなものなのかしら。 ◎産業経済部長 今、診断をしているというふうにお話しましたけれども、いろいろな方のお話を聞いています。そういう中でなかなか皆さんテリトリーは持っていらっしゃるのですが、そこと隣のテリトリーとのつながりが弱いというか、つなげていないというような現状でございます。  そういったものをつなげていくということなんですけれども、この2,500万円の中には、当然、来年度から区民の方を巻き込んだイベントを実施していく予算も当然入っておりますので、プレになるかもしれませんけれども、そういった形で新しいスタイルの、区民と一緒になって考えていけるような行動を来年の2,500万円の中で事業者と一緒に起こしていけたらというような説明書、仕様書等が書けたらなというふうに今現状で考えているところでございます。 ◆新井ひでお 委員  まず、緊急仮置場があって、そして、一次仮置場ということになるわけですよね。それで、緊急のは、そのまま一次に全部入りますね、当然。そういうことですね。そうすると、これを見ると一次仮置場除外地、みんなそういう一次となるんですかね、公園みたいに。一次仮置場除外地以外の公園は、みんな児童遊園とかそれ以外には入るということなんですか。 ◎ごみ減量推進課長 区内の児童遊園については、全て今回、この仮置場からは除いてございます。  この一次仮置場除外地というのは、基本的には、防災活動拠点になっている公園であったり、もう既に沼地とか仮置場にならないような公園で除外地としてございます。 ◆新井ひでお 委員  それ以外、除外地以外であり、児童遊園もそうだし、それ以外は大体、一次仮置場ということになるわけだよね。これ見ると、ほとんど足立区の公園ほとんど書いてあるから。そうすると、この問題は、除外地が結構大きな公園だとか地域的に偏りとか大丈夫なんですか。偏っていないんだろうか。例えば、一番地元の公園がよくわかるんだけれども、これ見ると花畑なんか、ほとんどの公園が一次仮置場に指定されているように思えるんですよね。 ◎ごみ減少推進課長 今回、一次仮置場候補地として、区立公園全てを基本的には指定させていただいています。それから353カ所、全区立公園がございますので、そこから除外地ということで、河川敷も含めて、防災活動拠点も含めて。 ◆新井ひでお 委員  区立公園は、仮置場にしようと。ところが、その中でも一定の除外地を理由があるところは外しているということだけだ。そうか。  引き続いて、シルバー人材の、前、監査委員とかもやったとき疑問に思ったことがあったんですけれども、職員が正規、嘱託、非常勤とあるわけですけれども、何人いてとかそういうのがよくわからない、書いていない。書いてありますか。  事務局長が、元管理職の方が事務局長になっているということはわかるんですけれども、他に要は、これを運営しているというのは、管理部門と事業部門とある。それから正規職員がいるという感じなんですかね。 ◎企業経営支援課長 職員数に関しましては、事務局長を含めて正規は13名おります。この区分けなんですが、東京都の仕様がございまして、事業費85%、大体80から85%、こちらの管理費のほうが15から20%で計上するような形になっております。 ◆新井ひでお 委員  管理費とか何とかっていうより、ともかく元管理職が1人事務局長でいて、後は直接採用しているということでしょう。こちらの職員からは、いっていないんだよね。 ◎企業経営支援課長 新井委員おっしゃるとおりです。 ◆新井ひでお 委員  そこで、だから会員の推移とか契約額の推移があって、契約額が徐々に上がったり下がったり契約額があるわけですね。前年度よりは上がっているわけなんですが、そうですね。  よくいろいろ要望として言われるのが、なかなか希望としている仕事を受託してくれないとか、あともう一つ、クレームとしては、職員の対応がよくないとかというのもあるんですけれども、そういうのもきっとあると思うんですけれどもどうですか。 ◎企業経営支援課長 新井委員おっしゃるとおりでございまして、苦情に関しては結構ございます。例えば職員の接遇等、また、シルバーの会員の接遇等にも苦情がございますので、その部分、今回、特に外回りの区民と接する方に関しては、そこを中心的に、また接遇をしようという形で考えているところでございます。 ◆新井ひでお 委員  だから、事務局長以外は直接採用しているわけでして、職員の研修みたいなことというのは、やっているかもしれないけれども余りやっていないんでしょう、きっと。  それで、とは言え、このシルバー人材もかなり長い年月やっているわけで、ずっとそういうことがあるわけですよ、クレームが。一体、何をやっているんだというところもあるし、シルバーの人にどうこうだって、シルバーはあくまでシルバーの会員であって、それで仕事をしたりいろいろ営業したりするわけでしょう。その人たちにどうこうというのは、僕は余り言えないことであって。  ここの問題、職員ですよ。直接採用している。
    産業経済部長 新井委員おっしゃりたいこと十分よくわかります。私どもも、ここ補助団体でございますので、当然ながら区がお金を出しているということでは、特に人件費を補助しておりますので、指導的な立場にございます。少しその点を問題意識持っておりまして、しっかりともう少し中身を精査していく必要があるだろうということに今なっておりますので、もう少しお時間を頂戴できればと思います。  なお、苦情につきましては、企業経営支援課長のほうが一人ひとりヒアリングをしまして、人事配置などを変えて、今年度、だいぶ取り組みが変わっていきているという状況でございますので、もうしばらくお時間をいただければと思います。 ◆新井ひでお 委員  この仕事、契約している仕事の内容として、上位のものを幾つか挙げてください。 ◎企業経営支援課長 一番大きなものとしましては、区の公園管理が一番多いという仕事になります。あと、契約額のほうも区のほうが大きいんですけれども、それを除きますと、例えば家事援助とかそれは民間のほうになりますが、家事援助とかそういう部分になってくると思います。 ◆新井ひでお 委員  はい、わかりました。 ◆鴨下稔 委員  落書きの件でお伺いしたいんですけれども、100万円予算を付けて、民有地の落書き対策ということで消していこうというようなことですけれども、これは、現在あるところは、大体、どの辺とどの辺とどの辺ということが行政側でもわかっていて、そういうところを消していこうという施策のための費用、予算ということになっているわけですけれども、大体こういうのは、今の時代かなり、我々が子どものときなんかは、板塀とかブロック塀なんていうのはところ構わずあったので、遊び半分でみんな書いちゃったり、結構みんなやっていたんですけれども、最近は子どもの数も少なくなり、塾に行ったりとかいろいろということで、やるのは大体決まって学校のある特定の人間ぐらいしかいないわけなんですよね。  100万円使って消していくということは、やらざるを得ないと思うんですけれども、それが何度も何度もやられないためには、そこの地域の小学校も中学校辺りの子どもたちを教育しているところの担当の学校のほうにも依頼をして、マークをされているよというようなことを校長から各学校の子どもたちにもやらないようにとか、そういうような指導も並行していかないと、ただやったから消すということで、その繰り返しをやっていたって、余り意味がないんじゃないかなという気がするわけですけれども、その辺の感覚というか考えはどうですか。 ◎生活環境保全課長 落書きについては、ここの表に書かせていただいているような状況で、区内全体で100カ所近く見つけましたということがございます。ただ、書いた者が、例えば犯人が小・中学生とかということは限らなくて、とても背が高いところにも書かれていたり、書いてある内容から判断すると、小・中学生とは思えないというものもあります。犯人については、いまだどんな人がというのは判断できてございませんが、まずは消していく。その後、ここの2番の(1)に防止グッズの貸出し等も行いますので、そういったところをよく見て犯人像というのを定めていきたいと思っています。 ◆鴨下稔 委員  子どものみならず大人もやっているというようなことであれば、これはそういうことをあちこちそういう人たちがいるわけじゃない。ごくごく限定されたような方だと思うんですよね。であるならば、地元の警察の交番とか駐在所とかそういう方に、夜だと思いますから回ってもらって、どんどん捕まえちゃえばいいんです。少し3泊4日ぐらい入って、痛めつけてあげればいいわけだから、そういうこともがんがんやっていただかないと困るということがまず言えますので、その辺も是非よろしくお願いいただきたいと思います。  それともう一つ、観光交流協会のこれを見ていますと、ベルモント、これもう35年になるような行事ですけれども、今年も行事をやるよというようなことでもあるんですけれども、これ、ベルモントも我々、そんなに彼らと会ったりなんかする機会もないから、自分が議長のときには、ウェルカムパーティーとか何か出たぐらいで、向こうから来る人は本当少ない。こちらから行くのはどんと多いと。何か一方通行、義理でやっているというようなものにしか見えない気がするんだよね。  こういうのは、いつまでもやる必要性があるのかと、その辺も含めて、行った日本人の子どもたちが帰ってきてから、どういうところでどういうような交流が役立っているのか追いかけて、行政側でも把握できているのか。そのまま外語大でも行って外交官になったりとか、またいろいろなるよみたいなことがあれば、民間に勤めて、そういうパイプ役になって、お力添えいただいているとか、そういうようなこともあるならともかく、お金だけ使ってやっていても余り意味がないようなもので、35回やっているから、今年はイベントやらなくちゃいけないなんていうようなことならば、非常にナンセンスじゃないかと思うんですけれども、どうですか。 ◎観光交流協会事務局長 鴨下委員のご心配もごもっともかと思います。また、こちらのベルモントの事業についての説明が、委員会でも報告が若干足りなかったことは反省しておりますが、鴨下委員がおっしゃったように35年の歴史の間の中には、ベルモント側の訪問者が少なく、足立区から大勢が行っているというような時代もあったと思いますけど、近年は、ベルモント側から十数名、足立区から20名弱ということで、ほぼ均衡した学生の交流を行っております。  また、お言葉を返すようですが、平成30年度は「子どもの未来応援枠」を設けたこともありまして、学生の事前勉強も含め、しっかり教育して送り出し、なおかつ、お金も手間もかけているので、お子さんたちに1回きりの交流ではなく、その後、今後の学生たちに恩返しというのですか、そうしていただけるように、区のほうも一度つかんだ情報を放さず、ご家庭の方にホストファミリーになっていただくとか、そういったところの働きかけもしておりますので、鴨下委員がおっしゃったように追跡調査まではできないかと思いますが、名簿を残して、そのお子さんたちがどのように羽ばたいているかということを観光交流協会のほうも財産として残して、また活用したいと思っておりますので、貴重なご意見ありがとうございました。 ◆鴨下稔 委員  続きは、予算特別委員会でやりましょう。 ◆大竹さよこ 委員  包括的産業支援施策の構築、これ新しい事業ということで少しお伺いしたいと思いますが、平成30年度末にはロードマップが作成されて、結果を仕様書に反映とございます。そうしますと、来月にはその期日を迎えるのかなと思いますが、平成31年度1年間をかけて、事業者と足立区にふさわしいロードマップ、実現に向けてどういった形がいいのかというのを1年間かけて取り組む。その金額として2,500万円というふうにこの報告書にはございますが、こういった内容でございますと、1年間で終わるものでもないのかなと。  例えば提案を事業者からしていただいて、それを足立区のほうに反映していただく。また、それを総括しながら次につなげていくといったことも必要かと思うので、現時点では、これは1年間というそういう区切りで、1年間まずはやっていこうというそういうお考えで始められるのでしょうか。 ◎産業経済部長 事業者からは、3カ年計画程度は計画を出していただこうと思っております。ただ、契約の都合上、初年度は1年でやらざるを得ないということですので、その後については、中間でご報告しながら進めてまいりたいというふうに思います。  なお、平成30年度末にまとまりました結果についても、できるだけ皆様に広くお知らせできるようにしてまいります。 ◆大竹さよこ 委員  1年間2,500万円という形で事業者に提案をしていただきながら、最低3カ年ぐらいかかるであろうと。そういったときには、また同じ事業者になるのか。また、もし方向性、もし1年間、一緒に事業者とやって、どうやら違うであろうといったときには、方向転換をする場合もあるのか。  また、金額的な部分も、3カ年というのが今の時点で見てとれるのであれば、3カ年間で大体これぐらいの予想金額でやっていく。そういった心積もり、どのようにお考えなのかお聞かせ願えますでしょうか。 ◎産業経済部長 確かに1年目やってみて、更にこういった事業者と提携していかなければならないとか、こういう方を等、個人的なところで連れてきていただきたいとか、いろいろと課題が出てくるかと思います。それによって、金額も左右されると思いますけれども、1年間の計画が2,500万円でイベントも含むとなると、当然この金額を2年度、3年度を下回るということは難しいのかなというふうには考えております。 ◆大竹さよこ 委員  また、今回こういった新しい事業を行うに当たって、問題点、今後の方針のところに平成31年度のあだちメッセについては、休止をするとございます。この休止に至った理由は、他にももしあるのであれば、お聞かせ願えますでしょうか。 ◎産業振興課長 先ほど申し上げましたけれども、平成28、29、30年と毎年のように来場者減っていました。そして、また今回は出店者もなかなか集まらずに、こちらのほうから出店してくださいといって出店していただいたという経緯もありましたので、ここは1回お休みをして、抜本的に事業を見直したほうがいいんじゃないかということで、来年度休止という結論になりました。 ◆大竹さよこ 委員  過去3カ年の参加人数のほうを教えていただいたんですけれども、平成28年は2,993名、平成29年度は2,394名、平成30年度に関しては、後ほど報告資料にもありましたけれども2,071名ということで、年々人数が減ってきてしまっていると。ただ、平成29年度に関しましては、開催日程が3月22日と23日ということで、決算時期と重なってしまったゆえに参加したい企業が参加できなかったという声も聞いております。この参加人数に関しましては、開催の日時も影響があるのかなと思いますので、一概に人数だけで人気がなかった、あった、なかったという判断は難しいのかなと考えます。  また、今回で8回目を迎えられたあだちメッセでございますので、この名前につきましてもいったんはここで休止をいたしますが、再開したときの名前の在り方も含め、もう一度質問させていただきたいのですが、これは、あだちメッセを休止せずに再構築というのは、不可能だったのでしょうか。 ◎産業経済部長 今のやり方で続けましても、結局、減少傾向にあるままイメージが悪くなったままやめるというのは、まさによくないというふうな判断をいたしました。ここで問題点をしっかりと認識した上で新たに出発したほうが、区民の方が、あのイベントはだめだったんじゃないかというふうになる前に手を打ちたいというのが私の考えでございます。 ◆大竹さよこ 委員  名前に関しては。 ◎産業経済部長 名前に関しては、再度、検討させていただくようなことになると思います。今全くどういう形式がよろしいのかというのがはっきりしておりませんで、東京都も先ほど産業振興課長も申し上げましたが、東京都も他の自治体も大変このスタイルの展示会というのに苦労されているようでございますので、ここも含めて検討させていただきたいと思います。  ただ、あだちメッセという名前がついた当時の思いも聞いておりますので、十分そこも酌んだ上で今後、検討してまいりたいというふうに思います。 ◆大竹さよこ 委員  8回そういった、8回とはいえども、歴史のあるこのあだちメッセの開催でございましたので、今まで協力していただいた企業も大事にしていただきながら、また新しいものをしっかりつくる。そのための再構築かと思いますので、よろしくお願いいたします。  あと1点、落書きのほうにお聞きしたいのですけれども、民有地の落書き対策支援事業の中で、今後、消去支援、民有地の所有者及び占有者からの申請に基づき、委託業者により落書き消去を行うとございます。  1番の(1)調査結果を見ますと、民有地の中の大企業のところ、29件受け付け、6件、110番があって、消去は10件だけれども未消去が25件。これは大企業であったと。個人敷地に関しましては、受付状況が21件、110番で6件ある中の消去済が2件で、未消去が25件と。今回、区が消去支援を行う対象者というのは、当然、この民有地の中の個人敷地、中小企業等になるかと思うんですが、この上のほうの大企業に関しては、これはどのような対応される予定でしょうか。 ◎生活環境保全課長 今、既に大企業に通知を出している、あるいは訪問してご説明しているということをやってございます。多くの企業から協力するということで回答いただいておりまして、大企業の未消去、今現在25件でございますが、時間はかかるけれども、きちんと対応するというお返事をいただいていますので、後々ゼロになる予定ということで考えてございます。 ◆大竹さよこ 委員  確認ですが、大企業が落書きを消すときには、区の支援というのは使われるんですか。 ◎生活環境保全課長 大企業に関しては、自力で消していただくということでございます。 ◆土屋のりこ 委員  一般廃棄物処理基本計画に関してなんですけれども、環境部の報告のほうでもパブリックコメントでも、高齢者、障がい者の戸別訪問収集のことに関しても意見が出されているんですけれども、基本方針の24ページのところでは、原則、現状として、原則要介護3以上のみの世帯に関しては行っていると書かれているんですけれども、原則ということであれば、例外はあるのか。この要介護3以上のみではない世帯に対しても、現状、戸別収集というのは、どの程度行われていますか。 ◎ごみ減量推進課長 今現在、87件の戸別訪問収集を行っていますが、要介護2のところが21件、要介護1でも3件、要支援2のところが1件というふうな対応をしているところでございます。 ◆土屋のりこ 委員  わかりました。そういった現状を踏まえて、これから戸別訪問収集についても検討されていくということかと思いますが、検討の方向性について、何かいかがでしょうか。 ◎ごみ減量推進課長 現在、福祉部のほうでも地域包括ケアビジョンの策定を進めていますので、十分、福祉部とも協議をしながら見直しの基準等、検討してまいりたいと考えてございます。 ◆土屋のりこ 委員  是非、よろしくお願いしますと、現状でしか言えないんですけれども。  高齢者のところでも私もいろいろ相談があって、訪問とか行く中でも、独居の方でなかなか要介護2とかでも取れない。認知症がなかったりしたらなかなか介護度としては上がらないけれども、でも麻痺があったりして、なかなか自力で移動等も困難、自立歩行も困難な方でも要支援であったりとかという現状もありますし、そういった個々の事情も踏んでいただいて、必要とされている方に是非、手を差し伸べていただければということで、介護、若年の障がいの方とかも含めて、是非よろしくお願いしたいと要望します。 ○くぼた美幸 委員長  他に。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○くぼた美幸 委員長  なしと認めます。 ○くぼた美幸 委員長  次に、その他に移ります。  何かございますか。 ◆新井ひでお 委員  この1年間、陳情も採択やった花畑二丁目生コン工場の指導についてで、2月12日に回答及び指導を行ったということで、7ページに書いてありますが、2月12日以降でこの何か動きはありましたか。 ◎生活環境保全課長 7ページの5番に、突発的な騒音に対する低減対策を早急に実施することというふうに指導いたしました結果、3月20日前後で突発的な騒音、砂利の騒音対策を行うということで、今現在、日程だけ報告がありました。 ◆新井ひでお 委員  3月20日ごろに騒音対策をやるということは、例えばどういうふうに言われたんですか。サイロのこと、それとも全体の中で。 ◎生活環境保全課長 工場の一番西側にあるダンプが砂利を持ち込んできて、砂利をサイロのほうに投入する投入口があるんですけれども、その辺りの作業の音を低減するということでございます。 ◆新井ひでお 委員  わかりました。  1、速やかに移転計画が明らかにされたいからと幾つかありますけれども、しっかりこれからも継続して、指導及び監視をしていただきたいというふうに思います。以上です。 ◆山中ちえ子 委員  私からは、情報連絡としてある地球環境フェアと生コン工場の問題について、質問をさせていただきます。  地球環境フェアなんですけれども、しょうぶまつりと世界の食広場と同時開催するという新しい試みとなるわけなんですが、使い捨てプラスチックごみ問題とその削減に関わる取り組みというのをメインテーマにして出展を募集しているわけですが、2月22日、きょうまでの公募となっています。どんな内容で応募があるのでしょうか。 ◎環境政策課長 大変申しわけありません。現在どのぐらいの団体が申込みになってというのは、把握してございません。確認して、ご報告をさせていただきます。 ◆山中ちえ子 委員  当然、EANAのお話を努力して聞いてくださっていると思うんですね。個人で加入している方もいるし団体の方もいるというところで、このEANAの方々の活動をこの際、地球環境フェアもありますし、重視していただけると思っているんですけれども、それがどうなのかというのが1点。  後は、実行委員会方式といった流れをつくり出していた時期があったんですけれども、こういったところで、例えば今回は体育館だったり校庭だったりといったところ、それから食広場のハト公園なんかが近かったりという立地条件なんかもある中で、文化祭的な何か区民の子どもも、そして若い人たちも参加していくというムードをつくっていける大チャンスなのかなと思うんですけれども、EANAの活動を支援していくということと、それから今回新たしい試みの中で、実行委員会方式といった点でどう考えているのかなというところお聞きします。 ◎環境政策課長 今回、地球環境フェア2019については、主要テーマをプラスチック削減ということで設定をさせていただきましたが、当然ながら常日頃から区に協力的なEANAの団体も出展していただけるように幾つかのゾーン分けをすることを考えてございます。その中にEANAゾーンというのもつくっていきたいというふうに考えてございます。  2点目の実行委員会方式でございますけれども、過去、実行委員会方式で行っておりましたときのメリットですとか、あるいはデメリットその辺を見据えながら、今後、どのような形でやっていくかについては検討させていただきますけれども、実行委員会形式でなくても、現在も各EANAの団体にヒアリングを通じましてご意見を求めているところでございますので、必ずしも実行委員会方式でやったほうが皆さんの意見が反映できるというものではないというふうに現在のところでは考えているところです。 ◆山中ちえ子 委員  いずれにしても、本当にこういった新しい試みの中の条件なんかを生かして、広く広くさっき言ったような陳情の趣旨なんかも含めて、ともすると面倒くさかったりとかなると。経費削減というふうな視点も入ってきてしまうというようなところなんですけれども、是非是非環境保護環境配慮型の暮らしを一人ひとりが自覚していけるような区の役割発揮というところで頑張っていただきたいなと思いました。  もう1点目なんですけれども、花畑二丁目違反生コン工場に対する指導について、情報連絡という形であげていただいて、本当にありがたいなと思います。こういった形でどんどん情報をいただきたいなと思うんですね。  工場側がこれをやってもいいかという内容で、区に問合せが来たかと思うんですね。それに対して、文書で指導を行ったという内容の情報連絡だと思います。セメントの圧送管の交換と再塗装がその内容なんですけれども、この指導している内容を見ると、こういった形で一番最初に強い文書を載せたというところでは、凄い良いのかなと画期的かなと思うんですけれども、これをあやふやにされてしまう点が生まれちゃうのかなという心配の点が一つなんですね。  これ申し上げてさせていただきたいと思うんですけれども、違法建築物なので、いろいろなことをやって維持させていくということと、大きくしていくこと、この二つの境があやふやにされてしまうことは、もうとめていただきたいんですね。こういった点ではどうなのか。  3にしても4についても、きちんとやっていかない可能性なんかもあるわけですね。事故防止のための修繕であっても、区側に、そして住民側に説明をちゃんとやっていくんだよという指導をしています。これやらない可能性もあります。例えばやらなかった場合、こういう指導を強めますよということはきちんと言っていかなくてはいけないことなのかなと思うんですが、この辺はどうなんでしょうか。 ◎生活環境保全課長 これまでの工場側の姿勢として、区の指導には細かい話、点検等の報告、あるいは部品の交換等の指導については、全て工場側はのんで対応してくださっています。その後、5番の突発的な騒音の低減対策についても、時間かかりましたけれども、3月という時期を示してくれました。  今のところ、区の指導には従っているというふうに考えてございます。従わなかった結果が出たときには、厳しくまた指導してまいりたいと思っています。 ◆山中ちえ子 委員  厳しく指導していくという中に、今ここ明らかに言えないようなこともあるかと思うので、余り詰めて質問はしませんけれども、採択された以上、区も一丸となって区の住民、声なき声と一緒にやっていくんだという姿勢が少し見られたのかなと思うんですね。  今後もしっかり明らかに私たちに連絡をしていただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ◎生活環境保全課長 陳情が採択されましたことは、区として重く受け止めております。こういった細かいお話でございましても、議会のほうに報告させていただきたいと思っています。 ◆新井ひでお 委員  これやってから、指導してからの第一弾なので、3月20日の騒音対策についての地域に対する周知という欄がありますからね。これ、ちゃんとやらせるように言ってくださいね。 ○くぼた美幸 委員長  他に。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○くぼた美幸 委員長  なしと認めます。  それでは、委員長から申し上げます。  この委員構成で産業環境委員会を開催するのは、特段の事情がない限り今回が最後になると思いますので、一言ご挨拶をさせていただきます。  1年間、委員長の任を務めさせていただきました。多分に行き届かない点もあろうかと思いますが、その点は副委員長をはじめ、各委員のご協力、また執行機関のご協力のおかげで何とかなったのかなというふうに思っております。  今後は、この経験を生かしながら、足立区の産業環境行政に少しでもお力になれればというふうに思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。1年間、大変にお世話になりましてありがとうございました。  それでは、副委員長からもご挨拶をお願いいたします。  まず、鴨下副委員長お願いいたします。 ○鴨下稔 副委員長  この1年間、くぼた委員長を補佐するようなことも全くなく、1年間無事にこの委員会を過ごさせていただきました。まことにありがとうございました。お世話になりました。 ○くぼた美幸 委員長  ありがとうございました。  それでは、引き続き山中副委員長お願いいたします。 ○山中ちえ子 副委員長  1年間ありがとうございました。  私も陳情の審議が特に印象深いのですけれども、建設委員会とか横にまたがった課題があって、くぼた委員長のほうも岡安副議長のほうも区議会事務局のほうも大変いろいろな意味でお世話になったなと思います。  一つのことを解決していくときに、会派を超えてしっかり議論していったそういう産業環境委員会であったのではないかと思います。産業経済に関しましては、難しいあだちメッセにしても、難しい課題も今浮き彫りとなっているところですから、これから引き続きまた議論を旺盛にやっていける、そういった産業環境委員会にといって、バトンを渡していけたらなと思うし、私も力尽くしていけたらなと思っています。どうも本当にご協力ありがとうございました。 ○くぼた美幸 委員長  ありがとうございました。  それでは、以上で産業環境委員会を閉会いたします。       午後3時06分閉会...