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平成29年 4月19日厚生委員会-04月19日-01号
平成29年 4月19日産業環境委員会−04月19日-01号

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  1. 足立区議会 2017-04-19
    平成29年 4月19日産業環境委員会−04月19日-01号


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    最終取得日: 2023-04-16
    平成29年 4月19日産業環境委員会−04月19日-01号平成29年 4月19日産業環境委員会       午前9時58分開会 ○小泉ひろし 委員長  おはようございます。定刻前ですが、ただいまから産業環境委員会を開会いたします。 ○小泉ひろし 委員長  はじめに、本日の記録署名員2名を私からご指名申し上げます。  伊藤委員西の原委員、お願いいたします。 ○小泉ひろし 委員長  次に、4月1日付管理職異動がございましたので、管理職の紹介がございます。  はじめに、副区長から部長級の紹介をお願いいたします。 ◎石川 副区長  おはようございます。  私から、4月1日付で産業環境委員会所管部長級職員異動がありましたので、ご紹介いたします。  大高秀明産業経済部長です。前任職衛生部長でございます。 ○小泉ひろし 委員長  次に、4月1日付管理職異動があったので、はじめに産業経済部長から課長級の紹介をお願いいたします。 ◎産業経済部長 それでは、私からは産業経済部内の異動がありました課長級職員をご紹介申し上げます。  高橋朋子観光交流協会事務局長でございます。前任職福祉部福祉管理課民生係長で、今回昇任と相なってございます。
    観光交流協会事務局長 観光交流協会事務局長になりました高橋と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 ○小泉ひろし 委員長  次に、環境部長から異動のあった課長級の紹介をお願いいたします。 ◎環境部長 私からは、環境部内の異動があった課長級職員を紹介いたします。  太田照生ごみ減量推進課長です。前任職は、学校教育部学校適正配置担当課長です。  私からは以上でございます。 ○小泉ひろし 委員長  次に、所管事務の調査を議題といたします。  ごみの減量・資源化に関する調査を単独議題といたします。  何か質疑はございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○小泉ひろし 委員長  なしと認めます。 ○小泉ひろし 委員長  次に、報告事項に移ります。  (1)「しょうぶまつり&世界の食広場」の開催について、(2)「第39回足立花火有料席拡大及び花火の演出について、(3)高校中途退学者向け進路支援ガイドブックの作成について、以上3件は産業経済部、(4)足立公共施設地球温暖化対策推進実行計画の改定について、(5)「都営住宅あき家補修工事におけるアスベスト含有建材(天井吹付けひる石)の不適切な取扱いについて」に係る処分結果について、以上2件は環境部、では以上5件について報告をお願いいたします。 ◎産業経済部長 それでは、産業経済部委員会報告資料、お手元にございますが、お開きいただきまして、まず1ページからご案内申し上げたいと思います。  件名につきましては、ただいま委員長からご案内があったとおりでございまして、しょうぶまつり&世界の食広場の開催でございます。  開催日時については、6月3日の土曜日、4日の日曜日と2日間予定をしてございます。是非、雨が降らないように願っております。今年度の特色でございますけれども、特にイベントの名称の変更をいたしました。従前は「しょうぶまつりスタンプラリー」というふうに銘打ってございましたけれども、食の広場ということで、世界から食の、カレーであったりとかいうのを集めまして、楽しんでいただく、そういうふうなイベントに変えてございます。  ハト公園の会場の変更につきましても、そのような内容に準拠した形になってございます。特に北綾瀬界隈工事が、駅整備工事が進んでおりますので、来場者の方々の安全管理については徹底をしていきたい、こういうふうに考えております。  続きまして、3ページをお開きいただきたいと思います。  数えること39回になりますが、足立花火大会有料席、それから、花火の演出の内容についてのご案内でございます。  開催日時につきましては、7月22日の土曜日、予定をしてございます。荒天の場合につきましては中止、順延ということはございません。  それから、打ち上げ玉数については、およそ1万2,000発ということになります。  堤南の有料席につきましては増設という形、それから、堤北の有料席については、新設という形で、特にベンチシート、それから4席のシートを、それぞれ設置をする予定でございます。  「チケットぴあ」で販売をする予定でございますが、遺漏のないように取り計らいたいと、こういうふうに考えてございます。  なお、有料席収益につきましては、様々なところに経費がかかるわけでございまして、特に案内放送につきましては、昨年来から、産業環境委員皆様方からご指摘をいただいてございますので、改善に資するために経費を充用したいと、こういうふうに考えております。  続きまして、5ページでありますけれども、高校中途退学者などに向けた進路支援ガイドブックを作成いたしましたので、ご案内申し上げます。  これもお手元のほうに現物を用意させていただいてございます。区内の都立高校全校の高校1年生になる方々、それから、進路が決まっていない方々、進路指導に当たる教員の方々を中心に、更に中途で退学してしまった生徒たちには都教育委員会との協力をいただきながら、お手元に届くようにしたいというふうに考えてございます。 ○小泉ひろし 委員長  次に、環境部から報告をお願いいたします。 ◎環境部長 環境部報告資料1ページをお願いいたします。  件名は、足立公共施設地球温暖化対策推進実行計画の改定についてでございます。  所管部課名は、記載のとおりでございます。  本実行計画につきましては、1番にありますとおり、足立区自らの事務事業に関して排出します温室効果ガス削減に関する計画でございまして、地球温暖化対策の推進に関する法律第21条に基づいて義務付けられているものでございます。  本編については、別添と書いてございますが、大変申しわけございません、ただいま、法律が昨年の5月に変わりまして、その条文が旧のものを引用していましたので、差し替えということでお願いいたしました。大変申しわけございませんでした。  2番の現行の計画でございます。  計画期間につきましては、平成27年度まででございましたが、第二次足立環境基本計画計画を1年間、先延ばししたということで平成28年度までの計画といったことでございます。  (2)につきましては、平成27年度までの進捗状況ということで、実績値平成27年度実績目標については、1年先延ばしたということで平成28年度の目標値でございまして、都市ガス使用量につきましては、平成27年度の段階で、ある程度、目標を超えるといったことがあったので、15%削減ということを変更してございます。  平成27年実績値につきましては、都市ガスについて目標達成してございますが、電気ごみについては、目標については、まだいっていないといったところでございます。  まだ平成28年度ございますので、(3)にありますとおり、今年度に昨年度の実績を調査して、分析をして総括する予定でございます。  3番目、新たな実行計画の改正のポイントでございます。  今年度からの8年間の計画でございます。  (2)の目標値でございますが、今まで電気都市ガスごみの三つの目標を設定していましたが、足立区第三次環境基本計画の内容に合わせて目標CO2排出量ごみ量、この二つにしたということで、2ページのほうの上の表に掲げてございます。  期間末の2024年度を目標にということですが、これについて、環境基本計画目標の更に上乗せするということで、業務部分CO2排出量環境基本計画では、20.7%の減といったことでございますので、それを上乗せして25%削減ごみ量につきましては、12.6%というところを上乗せして15%削減といったことにしてございます。  なお、国のほうのCO2目標に合わせて、CO2については、2030年度の目標も定めているところでございます。  なお、CO2排出量だけですと、わかりにくいということで、CO2を排出する主なもとでございます電気都市ガス削減目安を(3)で定めてございまして、電気使用量都市ガス使用量について、それぞれ記載のとおりでございます。  目安としては、表の一番下にございますが、電気使用量につきましては毎年、平均2.3%削減都市ガス使用量につきましては毎年、平均3.5%削減を努める内容でございます。  (4)で新たに盛り込みました主な取り組みについては、LED照明交換等でございますが、その他の内容を含めて実行計画の9ページから11ページに書かれていますので、その内容についてご覧いただければと思います。  4番の今後の進行管理でございますが、毎年、実績を評価しまして、進行管理を行うとともに、公表いたす予定でございます。  問題点・今後の方針でございますが、あくまで区の実行計画取り組みを実践するのは一人ひとりの職員でございますので、職員への浸透をさせるとともに、区民に対しては率先的な姿勢をPRして、牽引していきたいといったところでございます。  続いて、3ページのほうをお願いいたします。  件名につきましては、「都営住宅あき家補修工事におけるアスベスト含有建材(天井吹付けひる石)の不適切な取扱いについて」に係る処分結果についてでございます。  案件につきましては、記書きの3番にありますとおり、(1)平成27年、おととしでございますが、6月と7月に、足立区内50戸を含む都営住宅空き家工事において、アスベスト飛散防止対策を行わなかった等の法令違反があったということで、区から、(3)にありますとおり、平成28年3月1日に、綾瀬警察署に通報して、産業環境委員会につきましては、3月14日に報告させていただいたところでございます。  その後、1にありますとおり、平成28年6月30日に、警察のほうが検察庁のほうに書類送致したといったところでございます。  その以降の、ちょっとフォローが大変遅くなって申しわけございません。その結果について、今年に入りまして、3月7日に警察に確認したところ、2番にありますとおり、昨年、平成28年8月4日に嫌疑不十分で不起訴処分になったということでございます。  確認については、遅くなって申しわけございませんでした。  問題点・今後の方針でございますが、アスベストを含有した建築物の解体の工事につきましては、今後も増えるといったところを見込まれていますから、その辺の指導を徹底していくといったことでございます。  なお、そういった違反工事があった場合には、警察及び労働基準監督署と連携して厳正に対応する予定でございます。 ○小泉ひろし 委員長  以上、報告を受けて質疑ございますか。 ◆工藤哲也 委員  私のほうからは、足立花火大会について伺います。  有料席拡大についてですけれども、昨年より更に趣向を凝らした形になっていて、私としては大変、高く評価をさせていただいております。  この座席の価格については、それぞれどういった根拠に基づいて、これ料金設定されているのか。また、計算すればわかることですけれども、完売になった場合の収益見込額について教えていただけますか。 ◎観光交流協会事務局長 ありがとうございます。  すみません、有料席の導入につきまして、工藤委員からお褒めの言葉をいただきまして、ありがとうございます。  有料席の金額につきましては、近隣区の導入状況を鑑みまして、ほぼ同額となるように設定しております。  また、有料席収益なのですが、720万円ほどを見込んでおります。ただ、席を設定いたしますのにレンタルの費用とか、養生等の費用かかりますので、ほぼ、今のところ見込みでは半額程度収益になると見込んでおります。 ◆工藤哲也 委員  ちなみに、昨年の座席の収益もあったと思うのですけれども、こちらはどういったものに充てられたのでしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 昨年の収益につきましては、花火の設営にかかりました費用、また、きょう冒頭、報告事項の説明でも産業経済部長が申し上げましたが、その設営の状態だけでなく、放送設備等の、そちらの経費のほうにも充当させていただいております。 ◆工藤哲也 委員  わかりました。  また、具体的な座席のレイアウトですとか、設営はこれからだと思うのですけれども、やはり事故を未然に防ぐための安全性に考慮した座席の配置と、それから、座席の増設に伴って安全対策については、これから更に強化を図っていただきたいと思うのですけれども、この点について、具体的な方向性などはございますか。 ◎観光交流協会事務局長 重ねてのご指摘ありがとうございます。  こちらにつきましても、ただ増設して収益を上げれば良いという方針で取り組んでいるのではありません。警察、消防としっかり連携をとりまして、特にお客様が何か事故があったときに、きちんと避難誘導ができるような安全体制につきましては、きちんと協議して準備してまいっております。ありがとうございます。 ◆工藤哲也 委員  是非、関係機関と連携を図っていただいて、それで安全対策を徹底していただきたいと思います。  それから、先ほど産業経済部長からもお話がございましたけれども、案内放送、それから、防災用のためのスピーカーについては、昨年、参加者から、やはり場所によっては非常に聞こえづらいというようなお声もたくさんあったと思うのですけれども、今回の花火大会での設置の方法ですとか、具体像みたいなもの、何かわかれば教えていただきたいです。 ◎観光交流協会事務局長 今、手元に具体的な資料がないので、具体的にはお答えできないのですが、昨年、やはり演出の放送が聞こえないというだけではなく、実際、何かあったときの安全、お客様に対しての避難誘導放送が聞こえないということは一番の問題点と把握しております。ですので、設営のプロの事業者と相談した上で、また、予算の限りもございますが、より皆様にきちんと放送が届けられるように準備してまいります。このようなお答えで申しわけございません。 ◆工藤哲也 委員  この件については、私も昨年の第3回定例会の中で、代表質問の中で強く要望させていただいた案件なのですけれども、是非、全体に音が行き渡るような体制をしっかりととっていただきたいというふうに思います。  それから、関連してお聞きしたいのですけれども、昨年、区民の声として、会場内、会場外、ともにごみが散乱している場所が非常に多かったということで伺っております。ごみ対策については、今年度、地域との連携ですとか、ボランティアの養成ですとか、こういった形を是非とっていただいて、ごみ対策の強化を図っていただきたいと思うのですけれども、この点についてはいかがでしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 ごみ問題につきましては、昨年実施後、特に千住地域で、かなりごみ箱、会場のごみ箱ではなく、街にごみが溢れていて、皆様に大変ご迷惑をお掛けしたというふうに報告を受けております。  そちらについての分析なのですが、ごみ収集計画を、千住側につきましては、ごみ箱の配置と収集のしやすさを少し優先したようですね、計画を変えたために、そのようなごみの流れが悪くなってしまったというふうに分析しております。  ですので、単純にもとに戻せば良いかという問題ではございませんので、お客様の流れと、ごみ箱の位置につきましては、昨年の経験を踏まえて、しっかりと計画を変更するように進めております。  また、翌日、お客様が会場内に置き切れなかったごみを駅、コンビニのごみ箱に捨てるとか、そういったことがあった場合には、きちんと委託業者に連絡をして、すぐ取りに行かせるような体制も組んでおりますので、そちらのほうはしっかりやってまいります。 ○小泉ひろし 委員長  他に質疑ございますか。 ◆吉田こうじ 委員  今の工藤委員に引き続き、花火の件で一つだけお伺いいたします。  先ほど産業経済部長のほうから、荒天の場合は延期じゃなくて中止ですというお話があったのですけれども、この有料席は、中止になった場合は払戻しになるという考え方でよろしいのでしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 大変、失礼いたしました。  有料席につきましては、当然、中止になった場合は、きちんと、皆様にご迷惑をお掛けしないようにスムーズに払戻しができるように、今、準備を進めているところでございます。 ◆吉田こうじ 委員  1点確認でございました。昨年から、結構、足立区のそういうイベントが雨でいろいろ続いたものですから少し心配いたしました。  それから、これだけ毎回毎回の花火の、今回の足立花火の大会っていうのは、いろいろ有料席がどんどん加わっていったりとか、演出がエイベックスになっていったりということで、毎年進化していっているという中で、やはり「チケットぴあ」などでも発売されるということで、これは一つ要望というか、提案というか、要望なのですけれども、是非、ダフ行為とか、転売行為とかで、区民の皆さんが不信に思われることがないような監視を一つお願いしたいというのを要望させていただきます。  あと、環境部のほうの質問でございます。  足立公共施設地球温暖化対策推進実行計画の改定についてということで、今、ご説明を伺ったのですけれども、1ページの2(2)の進捗状況で見て、電気使用量実績値として11.4%減、それから、都市ガス使用量目標値を上回って16.1%減ということで、目標値を変えましたというご説明があったのですけれども、これは今後の方針として、やはり区の率先的な取り組みをPRすることによって、区民事業者にその行動を促していくのだと、それが一つの大きな目標でもあると思うのですけれども、具体的に、これだけ夏は物凄く暑くなっていく中で、また業務量も増えていく中で、どうやって電気使用量を11.4%に減っていったのか、また、都市ガスに至っては16%も平成22年度に比べて減っていったのかというのは、これから評価されるところではあると思うのですけれども、今後、新たに取り組んでいこうというので、LEDであったり、省電力の機器への買い替えであったりということは、では、今まではどういう、どの辺のご努力をして、この辺の実績値を得られたのかというのを伺えればなと思ったのですけれども。 ◎環境政策課長 まず、第一には、徹底的な省エネ行動をして欲しいということで、不要な電気を消す等々のこと、また工事に際しては、前回の計画には入っていなかったのですが、実は省エネ機器への変更ですとか、そんなことも含めてやっておりました。  また、学校においては、ガスから電気に変えたということで、ガスが極端に減って、その分、電気のほうに振り替わったわけですが、省エネ行動等々で、これだけ減ってきたというようなことで、我々は分析しているところでございます。 ◆吉田こうじ 委員  わかりました。その辺、具体的な、区として、こういうふうにやって、これだけ実績を上げたのだということを是非、区民の方にもわかるような形でアピールしていっていただきたいなというふうに思います。  それから、最後のアスベストの不適切な取扱いについて、今後も増えていくであろう、解体工事の中で厳正に対処していくという、今後の方針であったのですけれども、今回のこの件は、具体的にどういう通報があって、どういう経緯で、この発端としては、どういう方からお話があったのかお聞かせいただけますか。 ◎生活環境保全課長 去年の3月1日に、綾瀬警察署のほうに通報した件でございます。平成27年6月1日、7月10日に、東京都住宅供給公社(JKK)がホームページ等で公表した事案でございます。  JKKが、アスベスト撤去工事を無届で、あるいは対策をせず工事をしたという54件の工事が発表されました。そのうち、足立区で5戸、そういう住宅が発見され、そのうちの7月10日、六木町アパートの空き家の住宅について、綾瀬警察のほうに通報したという事案でございます。 ◆吉田こうじ 委員  ということは、JKK自身からの公表によって、今回のことが発覚したということでよろしいのでしょうか。 ◎生活環境保全課長 発端については、そういうことでございます。
    ◆吉田こうじ 委員  なかなかずっと解体工事に、区でついていくというのは難しいことかもしれないのですけれども、区内で行われる工事に関しては、監視の目を緩めないでいただきたい。これはアスベストに関して、特に解体関係で、そういう病気で、肺に取り切れないがんを抱えて亡くなる方の苦しみというのを、私も実際に目にしてまいりましたので、是非、その辺はJKK自らが言う前に、区のほうできちっと、そういう指導をしながら、誘導していっていただきたいなという、一つ、これは要望でございます。 ○小泉ひろし 委員長  他に質疑。 ◆西の原えみ子 委員  私のほうからも何点かご質問をさせていただきます。  まずはじめに、第39回足立花火有料席拡大についてですけれども、有料席ということで、前回、有料にするということが決まり、その結果、このように拡大、320席から3倍以上の1,000席、ここに増設をしたということ。しかも、価格が4,000円から5,000円と一気に増えているのですが、これはなぜかということ。それと同時に、梅田側ベンチシート4席ということで、新しく新設がされているのですけれども、これはなぜか教えてください。 ◎観光交流協会事務局長 有料席拡大につきましては、昨年320席を用意いたしまして、僅か2時間半で売り切るということで、非常に区民の方にご支持いただいたというふうに分析しております。  また、きょうの案件でも説明いたしましたが、花火を開催するに当たりまして、今まで以上に違法な場所取りを監視するための経費又は放送設備等経費等、そちらの経費を賄うために有料席のほうの導入については決定しております。  また、値段につきましても、近隣他区と相違が、差がない価格であるということで、こちらは認識しておりますので、この有料席拡大という方向で進めたいと思っております。 ◆西の原えみ子 委員  梅田のほうは。 ○小泉ひろし 委員長  では、引き続いて。  どうぞ、観光交流協会事務局長。 ◎観光交流協会事務局長 梅田のほうのベンチシートにつきましては、昨年、席を導入した際に、区民の方から家族揃ってゆったりと見れる席が欲しいという、かなり要望がございましたので、そちらにつきましても、葛飾区等での導入状況を見まして、足立区のほうでもこの度導入いたしました。 ◆西の原えみ子 委員  私、有料にすると、例えば、千住側ですけれども、4人家族で2万円もかかってしまうということでは、ちょっとどうかなと思っているのですね。やはり区が主催する公共の花火、こういう公共の花火梅田側も含めて有料になっていくということに関して、公共性というのがなくなってしまうということは区としてどうかと。つまり、民間とか企業とかと同じようになってしまうのではないかという心配があります。  区の花火を見るのも、こうやってお金次第と言ったら変なのですけれども、お金を出せば良い席で見れて、優先して見れるということを区は良しとするのか。こういうことが大丈夫というか、そういうことを進めていくという姿勢なのかどうか、お聞きしたいのですが。 ◎産業経済部長 まず、先ほど少し答弁漏れがございましたけれども、4,000円から5,000円に値上がった部分の1,000円の値上げの理由について答弁が漏れていましたので答弁させていただきます。  これは公共料金ではございませんので、西の原委員もご案内のように、公共料金を決定するには、平均費用価格形成原理ですとか、限界費用価格形成原理というような原理を使って、公共料金を積算するわけでありますけれども、こういった興行系の場合は、いわゆる歌舞演曲と同じような興行系の場合は、お客さんのニーズと、それから、そこに演出その他に関わる経費の総体の中から適切な料金を設定をして、お客さんにそのチケットを買っていただく。また、周辺の相場から当該の料金を積算をするという、そういった内容でございますので、決して無尽蔵に値上げするつもりはございませんが、他区と比較しても、それほど格差がある、異常に高いといったそういう価格には設定をしてございません。  したがいまして、価格の上昇部分につきましては、先ほども答弁申し上げましたが、やはりいらっしゃるお客様方の安全の管理ですとか、それから、トイレ等のアメニティの確保、こういったところに経費を投入できるように1,000円を上乗せさせていただいて、今年は4,000円から5,000円という価格設定にさせていただいた次第であります。  それから、有料化につきましては、今の西の原委員のご質問ですと、全てのお客さんからお金を頂戴するような、そういうイメージを持たれたのかもしれませんが、決してそんなことはございませんで、当然、最も見やすい、一番優良と思われる、そういったロケーションのところに限って、席を有料にさせていただいている次第でありまして、一般の方々が、例えば法面の道路からご覧になるといったことについては、引き続き、これは自由に見ていただける、そういうことでありますので、是非、ご理解をいただきたいというふうに思います。 ◆西の原えみ子 委員  際限なく有料化にしないというところでは、是非、そうしていただきたいと思いますし、やはり区の花火大会ということで、区民が誰もが負担なく見れる、お金を出さなくても十分負担なく見れて、そして、公共の花火を誰もが楽しめるということが、やはり一番大切なことだと思いますので、その辺は引き続き、検討も含めて、状況も見てやっていただきたいということをお願いしたいと思います。  次の質問に移ります。  この高校中途退学者向けの進路支援ガイドブックの作成について、お伺いをいたします。  私もパッと見たときに、とても目について良いなというふうには思ったのですけれども、この題が、なぜ「進路攻略本」というネーミングになったのかということをお願いします。 ◎就労支援課長 評価いただき、ありがとうございます。  タイトルにつきましては、今回、初めて作成したので様々なことを考えました。一般的に、攻略本というのはファミコンなどの、そういうゲームソフト等のために使うというのが一般的らしいのですけれども、それは若い人にとっては非常になじみのある言葉だった。なおかつ、その攻略本というイメージが、今ゲームソフトに限らず、各分野にわたって物事を、目的を達成するためというふうに、広く使われておるところでございます。そうした点もございまして、この攻略本に決定をしたのです。ただし、今後、配布いたしまして、様々なご意見等があります等々考えられますので、それにつきましては、丁寧にそういうご意見を伺いながら、次回の改訂版作成などにつきまして、参考にしてまいりたいと考えております。 ◆西の原えみ子 委員  確かに、若い人たちに手にとってもらいやすいように、目に付くようにということの意図は凄くわかるのですけれども、ただ、私はどうしてもこの「攻略本」というこの言葉がどうもしっくりこなくて、そして、今年就職したばかりの22歳、23歳の方に「どんな感じ」と聞いてみたのですね。「これ見てどう思う」みたいに、軽くちょっと聞いたのですが、そうすると、本当に就職のことで悩んでいる人は、なかなか手を取らないんだと。何でと聞いたら、「何かゲームのような、軽い感じがする」ということをおっしゃっていたのと、あと、「漫画チックな感じで、本当に真剣に自分たちの悩みにこたえてくれるのかなというふうに感じる」ということと、あと、もう一つ、「大人が今の若者はこういうのが好きなんだ。こういう感じが好きだという感じで、何か一生懸命つくってくれたような感じがする」ということを、意見がきまして、私としても、凄く区の努力みたいなことは感じ取れるし、目立つなと思っているのですが、本当に悩んでいる若者に寄り添うとか、徹底的にサポートしているんですよという、そういう真剣さが伝えるということでお悩み別とか、徹底的にサポートとはあるのですが、やはり「攻略本」ということが本当に良いのかなというのを感じるのですが、その辺はいかがですか。 ◎就労支援課長 その辺は、様々個人差があると認識してございます。ちなみに、こちらは東京労働局がつくっているものでございます。こちらが東京都の治安対策本部がつくっているものです。これは東京都の産業労働局がつくったものです。       [資料を提示]  これから見ましても、我々、関係を持っています青少年対象の支援をしています、NPO等に意見を聞いたのですけれども、「こういう細かい字が並んでいるものについては、まず見ないですよ」ということも聞きまして、やはり若者は、今の若者は、やはり目で見て訴える。ですから、見やすいものということで、様々、検討を重ねた結果、このような作成となりました。  ですから、先ほど申し上げましたように、配った結果で、様々、反応ございます。それをつぶさに、丁寧に聞き取りまして、次回のときにより良いものをつくるために、参考にしてまいりたいと考えております。 ◆西の原えみ子 委員  私も中を見たら、本当に良く書いてあって、見やすくて、凄く良かったと思うんですね。本当に中身が良いものだけに、悩む人たちが、本当に真っ直ぐに素直にというかパッと受け取れる、そういう、何かものに、今後もいろいろご意見を聞いて、変えるべきところは改善もしてということで進めていただきたいと、それは要望いたします。  そして、次の質問に移ります。  もう一つ、環境のところで、足立区の公共施設地球温暖化対策推進実行計画のところで1点お伺いをしたいのですけれども、この実行計画の、区を率先的なことでPRをしていくということになっていますが、どんなPRを考えていらっしゃいますか。 ◎環境政策課長 やはりどんなことをして、どういって減ったかという部分と、これだけ減ったというような部分、それと、区全体の削減率よりも公共施設のほうが高い率を出して、それで率先していくというような、環境部長からも先ほど説明させていただきましたが、そういったことを総合的にPRをしていくというようなことで考えてございます。 ◆西の原えみ子 委員  この行動編のチェックリストが施設とか職場というふうになっていて、区民全体にはなっていないと思うのですけれども、庁舎内とか、そういうところ、区の職員に対してはとても良いと思うのですけれども、区民に周知徹底をするということでは、どういうふうに考えていますか。 ◎環境政策課長 今回、改定したものは、あくまで公共施設の実行計画でございますので、区民全体には、3月に報告させていただきました環境基本計画の行動編のほうでやらせていただきます。これとは全然、別で。あくまで区の施設、区の職員に対しての計画でございます。 ◆西の原えみ子 委員  わかりました。ただ、やはり区民の方にも周知するという点では、例えば、小学校などの環境学習の中で配っていくとか、何かそんなようなことで取り入れるみたいな形は考えていないでしょうか。 ◎環境政策課長 小学校の環境学習につきましては、4年生から環境スタートブック等々を配付してやってございますので、その中で、どういうふうな形が良いか別にしましても、家庭での電気ですとか、そういったメーターを見ながら削減の方法等々が入ってございますので、そういった形で、これとは別に小学生に対してはPRしているつもりでございます。 ○小泉ひろし 委員長  他に質疑は。 ◆馬場信男 委員  1点お聞きしたいと思います。  私も足立花火のトイレの関係で、今、質疑が出ていました、今回、花火有料席の増設に関しましては、昨年から有料席が用意されて、この件は過去、予算特別委員会等で、花火の打ち上げに当たって、それなりの経費がかかるということで、収入を増やせるところがあれば積極的にお金をいただいて内容を充実していくべきだという話が、もう長く議論していた中でやっとこさ、遅きに失しているようなところもありますけれども、昨年からスタートして、予算特別委員会では、私も以前いた会派で、随分この点は発言をしてきたところなのですけれども、舎人公園千本桜まつりの花火はなくなりましたけれども、こちらの花火大会の充実は非常に評価するところでございます。  そこで、問題点・今後の方針の最後にあります仮設トイレについては、早めに開放するとともに設置数を増やし、配置場所についても工夫していくとあります。  先ほど、産業経済部長の答弁にもありましたとおり、まさに今回、有料席拡大してアメニティの部分を充実、これがこの花火大会にとって、足立区として最も重要な取り組み方じゃないかなというふうに思うのですね。何十万人という方が千住に来て、五反野、梅田に来て、河川敷に来て、足立区以外の人が見るわけですよね、観覧するわけですよ。そこで、足立区の花火大会、前にも言いましたけれども、関東の人気花火大会ランキングで常に上位にいるこの花火大会を、少しでもお客さんのためにどういうサービスをしていくか、この視点がここに反映されているのかなと思います。  この仮設トイレの設置数を増やす、これはどのぐらいか、何かわからないような表情だけれども、わかりますか。 ◎観光交流協会事務局長 現在の設置数につきましては、300基ということは、手元に資料にあるのですが、大変、馬場委員、申しわけございません、それが1割増になるか、2割増になるかにつきましては、後ほど数字を確認いたしましてご報告させていただきます。 ◎産業経済部長 数の増加、純増が何個と言うよりは、実は使う頻度の、利用の率が高いトイレの場所と、その反対に、トイレの数はいっぱいあったのだけれども、どうも利用率が低いような箇所が実際ありましたので、そういった偏在も踏まえた形で、今一度、その300のバランス、プラス昨年は気温等の関係があって大変トイレに渋滞が起きたというようなこともありましたので、そういった集中するような場所については、これは一層、増やすということで、今、積算をしてございますので、もう少しお時間いただきたいというふうに思います。 ◆馬場信男 委員  今回、有料席が増えたというのも良いニュースなのですけれども、花火大会、改良を加えて、どんどん良くなっているというところが来てもらう方にわかるように広報していくのも一つ必要なのかなというふうに思います。  有料席、せっかくお金を払っても、トイレは遠いというのも、これは少し一考の余地があるのかもしれませんし、それとともに、これも天候とか、トイレが増えたからといって飲物をいっぱい飲んじゃうと、また長蛇の列になってしまって、私も毎回、参加していて、あの長蛇の列を見ると、本当に心苦しく思っていましたので、少しでも、毎年毎年、減らす努力というのが、これは必要なのかなというふうに見ていたのですけれども、是非とも、この設置数が増えたのであれば、1割でも良いと思うのですよ、このぐらい増えましたよ、アバウトで良いのかもしれないです。10%ほど増やしておりますとか、そういう、何て言うかな、見に行って、「ああ、うれしいな」と思えるようなところもわかるように工夫いただきたいと思いますが、どうですか。 ◎観光交流協会事務局長 トイレについての様々なご意見ありがとうございます。  先ほど産業経済部長からも説明がありましたが、昨年の実績を踏まえて、配置の場所、また数については、現在、職員が精査しているところでございます。  また、馬場委員からご意見を頂戴しましたとおり、せっかくこちら側、主催者側が苦労して増やしても、そちらが実際、訪れる方にわからなければ意味がありませんので、それがホームページ等、どういった形で、今、広報できるか、すぐにはお答えできないのですが、きちんとトイレの数、場所につきましてもご案内ができるように準備したいと思います。 ○小泉ひろし 委員長  他に質疑。 ◆へんみ圭二 委員  しょうぶまつりについてですけれども、昨年は午後4時までということで、余り街の活性化につながっていないのではないかと、昨年、産業環境委員会で質問させていただきまして、午後6時ぐらいまで2時間延長できないのですかと質問させていただいたところ、警備員を増やしたり、照明をつけたりということで、経費が更にかかってしまうというようなお答えがあったものですから、今年、こうして2時間延長になったということは、とても良かったなと思うのですが、その経費増というのはどれぐらいになるのでしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 昨年、へんみ委員から、また区民の方からもご要望をいただきまして、何とかやりくりして、午後6時まで延長ということで進めております。  ただ今、ご質問いただきました、そちらに関わる警備と、また照明等の経費につきましては、大変、申しわけありません、今、手元に資料がございませんので、後ほど確認した上で、へんみ委員のほうにご報告したいと思います。 ◆へんみ圭二 委員  照明は設置するということですね。大丈夫です。  昨年、そのしょうぶまつりで140万円、150万円予算を増やして、その結果、ハト公園に来られた方が、確か8,000人ぐらい増えたというような報告をいただいたと。以前からこのしょうぶまつりについても抜本的にリニューアルをしていかないと他のイベントに比べて寂しいんじゃないかというお話をしていたところだったので、そのように改善されていっているというのは非常にすばらしいなと思うのですが、しょうぶ沼公園で行われているあのイベントのほうについて、もう少し、こっちも寂しいからというようなお話を、これもまた昨年させていただいて、みどり推進課と連携をとりながら、観光交流協会としてもバックアップをして盛り上げていきたいというお話をいただきまして、そのしょうぶ沼公園の開催場所で、新たな取り組みですとか、来場者の方々を増やす取り組みというのは何か今年はあるのでしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 昨年、しょうぶ沼公園、またハト公園での、こちらの事業につきまして、ご評価いただきましてありがとうございます。  しょうぶ沼公園での来場者数の呼び込み、充実につきましては、みどり推進課のほうに働き掛けておりますが、既存の事業ですね、新しい事業をするのではなく、既存の事業をする中で更に充実させてお客様を呼び込みたいということで考えております。  更に、きょういただきましたご意見を踏まえまして、開催は6月ですので、既存の事業の中で工夫ができないかというところを、みどり推進課のほうにつないでまいりたいと思います。ありがとうございます。 ◆へんみ圭二 委員  それから、今、北綾瀬駅周辺というのは、先ほど産業経済部長からお話があったように、いろいろと工事もしているという中で、これからまちづくりについて、住民協議会を設置をして、北綾瀬駅周辺をどのように、これからしていけばいいかということを住民の皆さんと話し合っていくという流れになっていますけれども、このしょうぶまつりの際には、そういった北綾瀬駅周辺のまちづくりについての説明をするブースですとか、それから、地下鉄8号線についてのブースも、昨年は出して、いろいろなアンケートを取られたりもしていましたので、その辺りも住民の皆さんにしっかりと説明していただけるような体制をつくっていただきたいとともに、ハト公園で綾瀬のエリアデザインのブースもつくっていただきました。綾瀬のエリアデザインが二転三転をして、なかなか決まっていかないという中で、今の現状というのをしっかり説明するようにしていくべきだというお話を今までもしてきましたので、そういった住民の皆さんにしっかりと、今の区の現状を説明して、そして、区民の皆さんからの声を直接いただけるような形というのを、ハト公園、それからしょうぶ沼公園でもつくっていただきたい、そうしていくべきだと思うのですが、いかがでしょうか。 ◎産業政策課長 観光交流協会が所管しておりまして、庁内連携を私のほうでやっております。今、ご意見いただきましたことにつきまして、所管と連携させていただきます。 ◆へんみ圭二 委員  庁内連携というか、これは庁内だけでは済まない話になってくるのですが、そしてまた情報連絡にも関わってくるのですけれども、情報連絡の中で、伝統工芸品展が同日に開催されるということで、伝統工芸品展にも、私、昨年行きましたけれども、ちょっと開催場所が、あれはどこでしたっけ、千住のあそこでやっていて、去年、暑かったというのもあったので、なかなかお客さんに来ていただけなくて、皆さん苦労されていたなというふうに感じたわけですけれども、今回、このしょうぶまつりと伝統工芸品展が同日開催ということですので、なかなか東京都のほうが協力してくれないというのはわかるのですけれども、この伝統工芸品展をこのしょうぶまつりと同日でやるのであれば、例えば、武道館で行って、お互いで、相乗効果でこのイベントを盛り上げるという取り組みができなかったのかなと思うのですが、その辺りについては、東京都について何か話し合ったりということはあったのでしょうか。 ◎産業振興課長 私は国体の担当課長をやっていましたので、武道館のほうと、いろいろその当時、やりとりをしている中で、「あそこについてはあくまでも武道優先ですよ」と。よほどのことがなければ予約すら取れないということになっておりますので、区がやるようなこういう伝統工芸ですとか、いろいろな工業系のものをやるときに、武道の優先枠が終わったあとじゃないと場所を取れないというのが現状ですので、成人式については特別にやらせていただいているところでございますが、正直なところ、かなりハードルは高いかなと思っております。  今回、伝統工芸を、同日開催ですけれども、去年のものづくりフェスタのときに、千住地域の小学校にチラシを配らせていただいたところ、非常に好評でしたので、今回の伝統工芸につきましても、適切な団体にチラシを配らせていただくとかして、新たなお客様がお越しいただけるような取り組みを少し工夫したいなと思っております。 ◆へんみ圭二 委員  私も地元なので、武道館について、これまでの流れですとか、なかなか東京都のほうが折れてくれないというようなこともわかっているのですけれども、昨年、しょうぶまつりでちらほら外国人の方々もみえていたので、あの伝統工芸品展をもし、武道館で開催できれば、そういった外国人の方々を更に呼び込むような新しい流れを生み出せるのかなということを感じて、非常に残念に思う部分もあるわけですけれども、関連なので、その伝統工芸品展というものを、もう少し外国人の方々に広めていくことということは、非常に外国人観光客の方々にとっても魅力的なコンテンツになるのかなというふうに思うのですが、その取り組みは、何か今回はやられるのですか。 ◎産業振興課長 今回、伝統工芸品展については、例年どおりやらせていただいて、周知活動を少し工夫したいということで、先ほど答弁させていただいたのですけれども、今度の夏休みに向けて、今、いろいろと仕込みをしている段階でというところで、例えば、工場見学会ですとか、ものづくり体験なんかを今までは年に一、二回でしたけれども、工場見学もなかなか、まとまって10企業やっていただくみたいな機会がなかったので、今回、今年の夏に、そういうことができないかということで、今、調整をさせていただいています。  その中で、例えば、伝統工芸会の会長の片山氏のところで、工場見学できますよ、みたいな企画もできていけるように、今、調整していますので、是非、外国の方もそうですし、区外の方からも、足立区に足を運んでいただいて、工場を見る体験をするというところを積極的に取り組んでいきたいと思っております。 ◆へんみ圭二 委員  外国人観光客の方々が宿泊するような施設というのも、区内にそこそこできてきていますので、そういったところに対するPRもしていっていただければなと思います。  足立花火についてなのですけれども、先ほどいろいろ議論がありましたけれども、区が投入している財源で、ほぼこうした花火大会が行われているということを考えると、もう少し観光交流協会自体の自主財源というものを増やしていく努力をしていかなくてはいけないのではないかなと私は思っておりましたので、こうして有料席拡大されるというのは、ニーズがあるからこそ、需要があるからこそ供給していくということですので、非常に、私は重要なことなのかなというふうに思いますけれども、これが、見ますと、優先販売、6月上旬に協会会員向けというふうになっておりまして、これはその協会会員向けに何枚ぐらい用意されていて、そして、例えば、席を選べるのかといったような、その辺りについては、どのようになっているのでしょうか。 ◎観光交流協会事務局長 貴重なご意見ありがとうございます。  こちらにつきましても、協会会員向けの枠を設けるのか、それか、時間、日にちを設定していついつまでは協会会員が優先というふうにするかにつきましては、ただいま精査しているところでございますので、きょうのへんみ委員のご意見を踏まえて、きちんと皆様にわかりやすく、また、協会会員のメリットも残さなければいけませんので、そちらのほうも十分考慮して進めたいと思います。 ◆へんみ圭二 委員  協会会員のメリットというお話がありましたけれども、これも情報連絡でいただいている中で、観光交流協会の会員制度を今回、見直すということで、いろいろと、今までと変える形が見えてきておりますけれども、この観光交流協会の会員になるという、やはり会員になられてきた今までの方々の動きを見ていると、一番のメリットというのは、この花火大会についてのメリットという部分が大きくて会員になっていただいていたと思いますので、こうした会員になっていただけるように、会員のメリットづくりをしっかりと、こうした例えば、優先販売の部分でもつくっていかなくてはいけないんじゃないかなというふうに思いますし、それから、この有料席が昨年は320席が、大体2時間、3時間で全て完売してしまったということでしたので、今年は、これだけ席を増やして、どれぐらいで完売になってしまうかというのは、少しわからない部分はありますけれども、例えば、完売をした場合に、この情報連絡でいただいている協会会員の改正についてというところでは、花火の協賛金3,000円を設定して、協会観覧席券を2枚進呈するというふうになっていますので、この有料席が完売してしまった場合には、そうした求めている方々に対して3,000円の協賛金で2枚進呈できますよというような案内がスムーズにできると更に協賛金が集まるのではないかなと思うのですが、その辺りの取り組みはいかがですか。 ◎観光交流協会事務局長 へんみ委員のアイデアを頂戴するわけではないのですが、そちらにつきましても、確かに有料席、会員向けというふうにうたわれていましても、なかなかチケットぴあ等の購入が難しい方も正直いらっしゃると思います。ですので、今のアイデアを頂戴するわけではないのですが、なかなか会員獲得につきましても、事務局は頭を悩ませているところでございますので、花火を餌にするというわけではありませんけれども、こちらを上手に広報して会員獲得に向けて取り組みたいと思います。ご意見ありがとうございました。 ◆へんみ圭二 委員  花火大会を上手に使っていただいて、協会の自主財源というものを増やしていく努力をしていただきたいなと思います。  チケットぴあにて販売ということなので、例えば、欲しいなと思って、チケットぴあにアクセスしてみた方が、もう完売という状況だと、ああ、もうチケット買えなかったなということで諦めてしまう方が多くなってくると思いますので、なかなか、どのような手立てがとれるかというのは難しいと思いますけれども、チケットぴあで完売と言われて諦めてしまった方々に協賛金で3,000円を払っていただけるような、そうした取り組みを進めていただきたいと思います。  最後に、この進路攻略本についても、先ほど話が出ておりましたけれども、先日、非常に若い男の子で、学校にも行っていないし、行って、働いてもいないし、家にただいるだけという子に話を聞いたんですけれども、家にいても居づらい、進路を探しているふりをするために、家に居づらいから家から出ていって、でも、どこに行ったらいいのかわからないから、ふらふらしているというような話だったのです。  その子は、親からもらった少しのお金で、ネットカフェやなんかに行って、時間を潰しているというような話を聞いて、やはりそういう子自身も苦しんでいる部分があるんだなというふうに思うんですけれども、この進路支援ガイドブックについては、都立高校を中退してしまった子たちに対しては、都教委と連携して、本人に届けるということはできると思うのですが、私立の学校を中退してしまった子とか、それから、学校は卒業しているけれども進路が決まっていない子たちに対して、いかに、こういった区の取り組みを届けられるのかというのも重要になってくるのかなというふうに思います。  例えばですけれども、そうした若い子たちが、ふと寄るようなネットカフェですとか、そういった窓口にこれが1冊だけポンと置いてあっただけでも、1人の子が引っかかって、手に取って、そして進路について、また考え直す良いきっかけになってくれるようになればいいなと思うのですが、その都教委を通すことができない子たちへのアクセスの仕方と言いますか、そういった子たちへの取り組みというのはいかがでしょうか。 ◎就労支援課長 へんみ委員おっしゃったように、全てを網羅するというのはなかなか難しい問題でございます。そのため、当然、区内の施設については当然、配布いたしますし、合わせて、やはり絶対行かざるを得ないというときというのは歯科医師会、医師会の皆さんのところだと思いますので、そういうところにも、今後、対応をお願いする形でございます。  今、そのネットカフェ等につきましては、そうした状況を踏まえまして、今後についての課題として検討してまいりたいと考えております。 ○小泉ひろし 委員長  他に質疑。 ◆伊藤のぶゆき 委員  僕は1点、アスベストの含有建材の不適切な取扱いについての処分結果についてなのですけれども、今回、この8月の4日に不起訴処分になったということなのですけれども、この不起訴処分を受けて、足立区としての見解はどう考えていらっしゃいますでしょうか。 ◎生活環境保全課長 この事案を受けて、警察のほうに通報したのは、当時、足立区だけでございました。他にも被害があった区はたくさんあるわけですけれども、通報したのは足立区であって、結果、不起訴処分ということでございます。残念な結果だったとは思うのですが、これに懲りず、アスベスト対策を強化しているということですので、適切に、業者のほうに届出、あるいは工事を進めるように、足立区の姿勢を示してまいりたいと思っております。 ◆伊藤のぶゆき 委員  こちらの、先ほど吉田委員からの質問の中で気になった点があったのですけれども、区が知ったきっかけになったというのは、JKKの公表されたホームページからということだったのですけれども、それは間違いないでしょうか。 ◎生活環境保全課長 事前に、こういう公表するということで、区のほうにも情報提供がありました。 ◆伊藤のぶゆき 委員  そうですか。これをよく読んでいると、当然、昨年、私も産業環境委員会委員だったので、こういう事例がありまして通報しましたということまでは聞きましたけれども、8月4日に不起訴処分になって、今、今年4月ですので、先ほど報告が遅くなったというご連絡はありましたけれども、こちらのほうは、綾瀬のほうに通報をして、8月4日に不起訴になったと。  この件って、よくよく考えてみると、結構怖いことなんじゃないかなと思いまして、JKKが自ら、ここの届出義務違反があったと、五十数件があったという中で、たまたま足立区の中に5件あって、そして、足立区がそれに対処して通報したということですけれども、こちらの不起訴処分の中で、嫌疑が不十分だということになりますと、結局、何もなかったに近い形になってしまうのですね。  アスベスト工事や建て替え等々の飛散に関しましては、当然、住んでいる中では壁紙等張れば、普段の生活の中でアスベストが飛散するということは余りないとは思うのですけれども、これから、この問題点の中で、今後、平成40年をピークに増加していく傾向があるという中で、今、区営住宅も、多分、集約をしていこうという話になっております。区営住宅の中にアスベストが入っているかどうかというのは、私はわかりませんけれども、足立区として、今後、自分たちの身を守るという意味では、JKKが明らかに届出義務違反があったと認めて、公表して、そして足立区が通報して、検察に上がったのに、嫌疑不十分だということというのは、逆を捉えれば、そこまでのことだったら、嫌疑不十分になるんじゃないかという、悪いことを考える人も出てくると思いますので、足立区も、今後、自分たちの区を守るという意味では、しっかりと、足立区独自の対策というか、対処を持ったほうが、私はよろしいと思うのですけれども、どうお考えでしょうか。 ◎生活環境保全課長 この不起訴処分の中身については、公表されておりませんので具体的にはわかりませんが、私たちも所管課として、こういう事案があったとき、どうすれば罰することができるのかという観点から、反省、研究を続けていきたいと思います。  この事案で最近通報したのはこの件だけでございます。また、逆に通報が目的ではございませんで、再発防止策、こういったことがないように、しっかりと事業者を監督していくということにも力を入れてまいりたいと思っています。 ◆伊藤のぶゆき 委員  せめて、最後の通報をして、足立区から警察に通報したのですから、せめて足立区から情報を取りに行かなくても、警察から、「こういうことになりました」と、最低限の連絡を取れるように、これは要望で構いませんので、以上で結構です。 ○小泉ひろし 委員長  他に質疑ございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○小泉ひろし 委員長  なしと認めます。 ○小泉ひろし 委員長  次に、その他に移ります。  何かございますか。 ◆西の原えみ子 委員  2点教えてください。  情報連絡事項で、地球環境フェア2017年の開催ということで、昨年との変更点で、ターゲットを小学生高学年以上に設定、4年生以上ターゲットということで、先ほどお答えの中に、4年生から環境の授業が始まるということをおっしゃられていたのですが、今回、低学年向けや幼児向けみたいなことはなくなってしまうのでしょうか。
    環境政策課長 あくまで、イベントとしてのターゲットは小学校高学年からでございますが、幼児の方等々が来ても楽しめるようなブースもつくってございます。 ◆西の原えみ子 委員  私も昨年参加する中で、幼児とかを親が一緒に連れてくるのですね。そうすると、やはり親たちも一緒にそういうことが学べて、環境に対してのことが凄く学べ、環境に優しい実践につなげられるということができると思いますので、親子を含め大勢の方がこの環境フェアで学べるように是非、していただきたいと要望いたします。  もう1点ですが、足立伝統工芸品展の開催のところで、先ほど、前回の産業環境委員会のときに、あだちメッセはもうBtoBに特化する。そうしたら、今度、BtoCのことも考えているとおっしゃって、その報告というか、具体的な中では、ちょっとこの伝統工芸品展だけなのかなとかと思っていて、その中で、先ほど、へんみ委員の質問の中に、工場見学だとかということをお答えになっていたのですが、それがBtoBに代わるBtoCなのでしょうか。 ◎産業振興課長 今、西の原委員ご発言にもありましたように、BtoCの部分については、今年の夏については、工場見学会と体験コーナーをやっていきたいということで、今、調整中ですので、6月の産業環境委員会なり、適切なタイミングでご報告をできればと思っているのですけれども、今、企業の皆さんと調整中ですけれども、工場見学会については、10社程度はご協力をいただけるかなと思っておりますし、体験コーナーは別の場所でやりたいと思っていますけれども、そちらについても10社弱ぐらいはご協力をいただけるかなというところで、工場見学をして、良い製品については、その場でお買上げも当然していただけるだろうという可能性も含まれていますし、先々、顧客、個人のお客様だけじゃなく、企業に向けてもいろいろ良い情報発信がしていけるようになっていくのではないかという期待を込めて企画をさせていただいておりますので、もう少々お時間をいただければと思っております。 ○小泉ひろし 委員長  他にございますか。 ◆吉田こうじ 委員  情報連絡の中で、地球環境フェア、今、西の原委員からもお話があったのですけれども、変更点として、高学年以上、4年生以上をターゲットにした体験型をという、この情報連絡なのですが、内容の中にフードドライブと。(2)フードドライブ、ただフードドライブと書いてあるだけなのですけれども、我が党としても、食品ロス削減に向けてということで様々な場面でアピールをさせていただいてまいりました。前回もフードドライブ、行っていただいていて、その結果も見させていただいたのですけれども、是非、小学4年生の環境教育の中にも多分、入っているとは思うのですけれども、例えば、荒川区なんかも、これは今回はもうすぐなので無理だと思うのですが、荒川区などだと、小学生向けに、A4のチラシ1枚ですけれども、もったいないの精神を食品ロスの削減ということで、わかりやすく、その4年生以上の子どもたちにもわかるような形でのチラシというのもつくっているのですね。  是非、足立区としても、ホームページとか、広報とかでも、その辺は周知はしていただいているのですけれども、是非、例えば、今回の環境フェアでも、小学生が家にあって、ずっと食べないでいる、賞味期限がまだあるけれども食べないでいる缶詰一つをにぎって、例えば、地球環境フェアに来て、その缶詰を出すということだけでも、小学生にとっては凄く、すばらしい思い出にもなると思うし、もったいないというその気持ちを日本独自のそういう気持ちがこの1日におにぎり1個から2個、日本では捨てられているのだという、その感覚を、子どものうちから是非、教育という部分では、今回の地球環境フェアというのは、凄くうってつけだったのではないかなと思って、私ももっと早くにそういうお話ができれば良かったなとは思うのですけれども、是非、そういう部分での取り組みも今後、お子さんたちに向けての取り組みも引き続きお願いしたいなと思いますけれども、ご意見を伺いたいのですが。 ◎環境政策課長 今、吉田委員からありました小さいころから、そうしたフードロスの部分について、やはり学習するというのは非常に重要だと思いますので、環境学習の中で、どうできるかというのは、これから考えさせていただきたいと思いますが、小学生にわかりやすいような形の部分について検討してまいります。 ○小泉ひろし 委員長  よろしいですか。  他にございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○小泉ひろし 委員長  ないですね。  では、委員長から申し上げます。この委員構成で産業環境委員会を開催することは、特別の事情がない限り、今回が最後になると思いますので、一言ご挨拶を申し上げます。  委員の皆様、この1年間ありがとうございました。お世話になりました。  また、この委員会での視察でいろいろ様々な勉強をさせていただいたことが思い出になっておりますが、一つだけ申し上げますと、予算がかからない、松本市での3010運動という取り組み、これが考え方として全国に広がって、首長もそうですけれども、イベントだとか宴会でのそういう考え方一つで、本当に今の「もったいない」にも通じるのですけれども、全国に広がっているということで、このような、予算が余りかからないけれどもできることは、これからも足立区として進めていただきたいなという思いがございます。  本当に1年間ありがとうございます。  それでは、副委員長からもご挨拶をお願いいたします。  まず、西の原副委員長、お願いいたします。 ○西の原えみ子 副委員長  どうも1年間ありがとうございました。委員長を補佐しながら、無事、務めることができたことをうれしく思います。どうもありがとうございました。 ○小泉ひろし 委員長  ありがとうございました。  馬場副委員長、お願いいたします。 ○馬場信男 副委員長  微力でございまして、どこまで委員長を補佐できたのか自信はないのですけれども、1年間、委員の皆様と充実した質疑がなされたのかなというふうに思います。これからの産業経済政策、そして、環境政策の取り組みの伸長に、足立区がもっと充実した取り組みができるように、心からお祈り申し上げて挨拶といたします。どうもありがとうございました。 ○小泉ひろし 委員長  どうもありがとうございました。 ○小泉ひろし 委員長  以上で産業環境委員会を閉会いたします。       午前11時08分閉会...