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11月14日-01号

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  1. 練馬区議会 1980-11-14
    11月14日-01号


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    最終取得日: 2021-05-03
    昭和55年 第4回定例会一、日時   昭和五十五年十一月十四日午後一時一、場所   練馬区議会議事堂一、出席議員 五十五名              一番  俵頭 功君              二番  武藤昭夫君              三番  鈴木 整君              四番  中山幹雄君              五番  片野令子君              六番  深野洋子君              七番  渡辺耕平君              八番  小林あきら君              九番  橋本芳典君             一〇番  早田利夫君             一一番  竹内智久君             一二番  田中保徳君             一三番  松村友昭君             一四番  長野信也君             一五番  迫田利行君             一六番  横田 譲君             一七番  林 ともじ君             一八番  関口和雄君             一九番  西貝浅夫君             二〇番  吉野信義君             二一番  山田左千夫君             二二番  田中不二枝君             二三番  田中てるみ君             二四番  池田一彦君             二五番  中本博之君             二六番  山崎康雄君             二七番  大橋静男君             二八番  岡本和男君             二九番  向田英夫君             三〇番  望月泰治君             三一番  高橋正意君             三二番  野瀬常信君             三三番  中村 諭君             三四番  野島安正君             三五番  小林としたか君             三六番  椎名貞夫君             三七番  安藤美義君             三八番  武藤芳雄君             三九番  関口三郎君             四〇番  小又恒男君             四一番  金子 則君             四二番  上野定雄君             四三番  大野喜三郎君             四五番  田中確也君             四六番  豊田三郎君             四七番  小池広司君             四八番  宇野津定三君             四九番  矢沢重光君             五〇番  高橋哲夫君             五一番  土屋新一君             五二番  矢崎久雄君             五三番  内田仙太郎君             五四番  楠 直正君             五五番  田口阿久理君             五六番  梅内正雄君一、欠席議員 一名             四四番  貫井武夫君一、出席理事者      区長          田畑健介君      助役          三浦忠正君      収入役         山本佳二君      教育長         岩波三郎君      企画部長        中園啓一君      総務部長        飯田興一君      施設部長        田松 滋君      区民部長        山沢道方君      厚生部長        滝田豊一君      児童部長        石塚 勝君      衛生部長        英 速雄君      衛生部次長       野島幸雄君      都市整備部長      石井 寛君      環境建築部長      本田久夫君      土木部長        中島春光君      教育委員会次長     中嶌澄男君      区長室長        茂木 司君      企画課長        倉根六次君      総務課長        平野雅雄君      予算課長        塩谷 博君一、出席事務局員      事務局長        横山守成君      事務局次長       一杉皓一君      主査          伊藤徹也君一、議事日程日程第一 会期の決定について日程第二 議案第百七十三号 昭和五十四年度練馬区一般会計歳人歳出決算日程第三 議案第百七十四号 昭和五十四年度練馬区国民健康保険事業会計歳入歳出決算日程第四 議案第百七十五号 昭和五十四年度練馬区公益質屋事業会計歳入歳出決算日程第五 議案第百七十六号 昭和五十四年度練馬区学校給食会計歳入歳出決算日程第六 議案第百七十七号 練馬区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例日程第七 議案第百七十八号 練馬区立地区区民館条例の一部を改正する条例日程第八 議案第百七十九号 練馬区国民健康保険条例の一部を改正する条例日程第九 議案第百八十号 練馬区保育所設置条例の一部を改正する条例日程第十 議案第百八十一号 練馬区立都市公園条例の一部を改正する条例日程第十一 議案第百八十二号 練馬区立学校設置条例の一部を改正する条例日程第十二 議案第百八十三号 土地の負担付贈与について日程第十三 議案第百八十四号 特別区道路線の認定について日程第十四 議案第百八十五号 特別区道路線の認定について日程第十五 議案第百八十六号 特別区道路線の認定について日程第十六 議案第百八十七号 特別区道路線の認定について日程第十七 議案第百八十八号 特別区道路線の認定について日程第十八 議案第百八十九号 特別区道路線の認定について日程第十九 議案第百九十号 特別区道路線の認定について日程第二十 議案第百九十一号 特別区道路線の認定について日程第二十一 議案第百九十二号 特別区道路線の認定について日程第二十二 議案第百九十三号 特別区道路線の認定について日程第二十三 議案第百九十四号 特別区道路線の認定について日程第二十四 議案第百九十五号 特別区道路線の認定について日程第二十五 議案第百九十六号 特別区道路線の認定について日程第二十六 議案第百九十七号 特別区道路線の認定について日程第二十七 議案第百九十八号 特別区道路線の認定について日程第二十八 議案第百九十九号 特別区道路線の認定について日程第二十九 議案第二百号 特別区道路線の認定について日程第三十 議案第二百一号 特別区道路線の認定について日程第三十一 議案第二百二号 特別区道路線の認定について日程第三十二 議案第二百三号 昭和五十五年度練馬区一般会計補正予算                            以上。 ◎局長 ただいまの出席議員数四十九名でございます。     午後一時四分開議 ○議長(上野定雄君) ただいまより、昭和五十五年第四回練馬区議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 この際、区長より発言があります。     〔区長田畑健介君登壇〕 区長(田畑健介君登壇) ◎区長(田畑健介君) 昭和五十五年第四回練馬区議会定例会が開催されるに当たりまして、当面する区政の課題につきまして、所感の一端を申し述べさせていただきます。 去る十月三十一日に発表されました昭和五十五年度の国民生活白書は、昨年から今年にかけての家計を取り巻く経済環境について、次のように述べております。すなわち景気の拡大に伴って一方では雇用情勢の改善が見られるものの、他方、消費者物価卸売物価の高騰などにより上昇しているため、国民にとって暮らしの土台である家計は、五十五年になって、実質所得の減少となってあらわれていることが指摘されております。 私は、区民生活を脅かす先行きの物価上昇に対し、強い懸念を抱かざるを得ません。このような立場から、当面の施策としてではありますが、年末に向けて資金需要の増大する中小企業や年を越すための資金を必要とする区民の皆様に対しまして、各種貸付金の活用を積極的に図ってまいりたいと存じております。 さらに、国や自治体をめぐる財政状況には、依然として厳しいものがあります。国においてもまた都においても、財政の再建が重要な政治課題となっていることはご案内のとおりであります。現在、都区間において事務事業の移管や都区財政調整制度についての検討が行われておりますが、都側の姿勢に、都財政再建委員会の提言が色濃く反映していることは否定すべくもありません。これら事務事業の移管や財政調整制度の検討に際しましては、私としましては、区民福祉を実現するための基礎的自治体としての特別区の将来を展望する立場から、強力に対処してまいりたいと存じております。 さて、さきに私は「国際障害者年練馬推進本部」を設置いたしましたが、現在、障害者に対する総合的施策の策定と国際障害者年にかかわる事業の計画化を五十六年度予算編成に向けて検討しているところであります。今般その一環として、障害者に対して使用されている「不具、廃疾者」などの不適正用語条例等から削除すべく、その調査を指示いたしております。これは単なる用語の問題にとどまらず、個人の尊厳という民主主義の理念にかかわるものと認識しているところでありまして、調査結果に基づきまして、できるだけ早い機会に条例の改正につきましてご審議を賜る所存でございます。 次に、本定例会におきましては、昭和五十四年度各会計歳入歳出決算認定議案をご提案いたしております。申し上げるまでもなく、昭和五十四年度は、国際的にも、また国内的にも前年に引き続き不況のただ中にあったのであります。このため財政運営につきましては、予算の効率的執行に意を用いまして、指定経費の節減、内部努力を進めますとともに、切実な区民の要望に対応できるよう、積極的に努力をしてまいったつもりでございます。今回ご提案申し上げました決算は、このような姿勢で取り組んでまいりました結果であります。もちろん意図するところが十分に達成されたとは申せませんが、議会のご審議を通じまして、率直なご批判をいただき、今後の区政執行に反映してまいりたいと存じます。 今議会には、ただいま申し上げました決算議案のほか、二十七議案を提出いたしております。あわせてご審議、ご可決賜りますようお願いいたします。 最後になりましたが、去る十一月三日に行われました「練馬区民祭」は、幸いにも晴天に恵まれまして、多くの区民の方々に参加をしていただいて、盛大かつなごやかに行うことができ、まことに慶賀にたえません。この前後に実施されました「地区区民祭」も含めまして、区民祭実施のために貴重な時間をさいて進備をしてくださいました区民の皆さんや関係者の方々並びにご指導、ご協力をいただきました区議会の皆様方に心から感謝いたします。私は、この区民祭が、回を重ねるごとに、区民の心の中に浸透して「練馬コミュニティ」醸成の一翼を担っていただくことを念願してやまないものであります。 どうか今後とも引き続きご協力を賜りますよう、お願いいたしまして、私のごあいさつといたします。 ○議長(上野定雄君) まず会議録署名議員会議規則第百十九条の規定に基づき、議長よりご指名申し上げます。          七番  渡辺耕平君        四十八番  宇野律定三君以上のご両名にお願いいたします。 次に、諸般の報告をいたします。例月現金出納検査結果報告並びに特別区職員の給与に関する報告及び勧告が、監査委員及び特別区人事委員会よりありました。詳細につきましては、お手元に報告書を配付いたしてありますので、お目通し願います。 次に、請願及び陳情について申し上げます。本日までに受理いたしました請願及び陳情は、お手元に配付いたしました文書表のとおりであります。 陳情第百十一号第一項及び第三項を除く請願及び陳情については、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 次に、陳情第百十一号第一項及び第三項について、おはかりいたします。本件を交通対策特別委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上野定雄君) ご異議なしと認めます。よってさよう決定いたしました。 これより日程に入ります。 日程第一・会期の決定についてを議題といたします。 おはかりいたします。今期定例会の会期は、本日より十二月九日までの二十六日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上野定雄君) ご異議なしと認めます。よって今期定例会の会期は、本日より十二月九日までの二十六日間とすることに決定いたしました。 次に、日程第二・議案第百七十三号より日程第五・議案第百七十六号まで、以上四件を一括議題といたします。     〔事務局長議案件名朗読〕 ○議長(上野定雄君) 理事者より決算概要の説明を求めます。     〔収入役山本佳二君登壇〕 ◎収入役(山本佳二君) ただいま上程になりました昭和五十四年度練馬区一般会計歳入歳出決算外特別会計決算につきまして、その概要をご説明申し上げます。 初めに一般会計から申し上げます。 本会計におきましては、年度中第六次までの補正を行い、歳入歳出予算現額は、ともに七百七十二億一千五百二十九万円となっております。これを前年度と比較いたしますと、三十七億六千六百二十四万円の増加となっております。 決算の総額は、歳入において七百十二億一千百四十六万円、歳出において六百八十四億五千六百二万円で、歳人歳出差引残額は二十七億五千五百四十四万円となり、この全額を翌年度へ繰越しいたしました。 まず歳入について申し上げます。 歳入総額七百十二億一千百四十六万円を予算現額と比較いたしますと、六十億三百八十二万円の歳入減となり、収入率は九二・二%になります。また、これを前年度と比べますと、収入済額で二十一億四千四百十八万円の増加となり、増加率は三・一%になります。 各款における収入済額のうち、予算現額以上に歳入された主なものを申し上げますと、特別区税において九千三百八十四万円、自動車取得税交付金において六千三百五十五万円、地方譲与税において四千七百三十三万円、使用料及び手数料において一千百八十九万円と、それぞれ増収になっております。この増収となりました主な理由を申し上げますと、特別区税については、特別区民税、電気税及び特別区たばこ消費税の各実績増でございます。自動車取得税交付金及び地方譲与税につきましては、東京都における配分額の増でございます。使用料及び手数料については、住民票関係証明等申請件数の増加による手数料の増及び食品衛生手数料等単価改定による増でございます。 一方、各款における収入済額予算現額を下回った主なものを申し上げますと、特別区債において五十二億七千七百四十四万円、財産収入において六億四千三百五万円、諸収入において二億一千二百五十八万円、都支出金において五千四百九十四万円、国庫支出金において三千八百三十九万円と、それぞれ減収になっております。 この減収となりました主な理由を申し上げますと、特別区債については、校地買収債において仮称大泉南第二小学校外五校の用地買収が不調となり、起債未発行になったこと、及び公園用地買収債における買収面積買収単価の変更等に伴う発行金額の減、並びに第二庁舎建設事業繰越明許費に伴う発行金額の減によるものでございます。 財産収入については、用地買収に必要な代替用地買収面積見込み差に伴う不動産売り払い収入の減収によるものでございます。 諸収入については、国民年金印紙売りさばき代金の減収で、これは免除等の増加に伴い、保険料納入月数が減少し、予定を下回ったためでございます。 都支出金につきましては、老人医療費児童手当法給付費等支出実績に伴う減収でございます。また国庫支出金につきましても、老人医療費等支出実績に伴うものでございます。 次に、歳出について申し上げます。 予算現額七百七十二億一千五百二十九万円に対して、支出済額六百八十四億五千六百二万円、差引残額八十七億五千九百二十七万円となっております。執行率は八八・七%になります。この支出済額を前年度と比較いたしますと、二十二億九百二十七万円の増額となり、増加率は三・三%となります。 残額の内容を申し上げますと、繰越明許費五億五千百六十七万円、不用額として八十二億七百五十九万円となっております。不用額の中には、七千九百三十七万円の事業繰越が含まれておりますので、実質不用額は、八十一億二千八百二十二万円となり、予算対比一〇・五%となります。 これをさらに、款別に、執行状況について申し上げます。 第一款・議会費におきましては、予算現額五億六千六百十二万円に対して、執行額五億五千九百十七万円、不用額六百九十五万円となり、執行率は九八・八%となっております。不用額の主なものは、費用弁償及び速記料の残でございます。 第二款・総務費について申し上げます。予算現額百十八億三千九百九十一万円に対して、執行額百一億九千二十万円、残額十六億四千九百七十万円となり、執行率は、八六・一%となっております。残額の中には、繰越明許費五億一千九百四十万円が含まれておりますので、不用額は、十一億三千三十万円となっております。繰越明許費は、第二庁舎の建設費及び区民会館建設基本設計委託料でございます。不用額の主なものは、公有地取得における代替地の取得面積見込み差による公有財産購入費の残、計画変更による防災無線情報システム導入費の残、職員人件費実績減による残でございます。 第三款・区民費について申し上げます。予算減額十九億四千二百六十二万円に対して、執行額十八億九千五百六万円、不用額四千七百五十六万円となり、執行率は九七・六%となっております。不用額の主なものは、地区区民館及び出張所の光熱水費の執行残、職員人件費実績減による残。区民保養所利用者数が予定を下回ったことによる賄費等の残。民間遊び場の新設数が予定を下回ったことによる遊び場管理運営費補助金等関連経費の残でございます。 第四款・民生費について申し上げます。予算現額二百十七億六千七百三十七万円に対して、執行額二百九億四千二百二十七万円、不用額八億二千五百九万円となり、執行率は、九六・二%となっております。不用額の主なものは、老人医療費助成費等各種扶助費見込み差による残。児重手当等の見込み差による残。生業資金等各種貸付金見込み差による残。保険料納入月数の減による年金印紙購入費の残でございます。 第五款・衛生費について申し上げます。予算現額十八億百九十八万円に対して、執行額十七億四千八百六十七万円、残額五千三百三十万円となり、執行率は、九七%となっております。残額の中には、繰越明許費百八十万円が含まれておりますので、不用額は、五千百五十万円となります。繰越明許費は、仮称石神井保健所「関」保健相談所基本設計委託料でございます。不用額の主なものは、麻疹及びインフルエンザ予防接種予定者見込み差による接種委託料の残、母子及び乳幼児健康診査予定者見込み差による診査委託料の残、職員人件費実績減による残、石神井保健所維持に係る光熱水費の残でございます。 第六款・都市環境費について申し上げます。予算現額九億一千三百五十万円に対して、執行額八億七千三百二十万円、不用額四千二十九万円となり、執行率は九五・六%となっております。不用額の主なものは、ユスリカ及びアメリカシロヒトリの発生減による薬剤購入費及び薬剤散布委託料の残、空き地の受託除草面積見込み差による除草委託料の残。公害防止資金貸付利子補給金の実績残。交通事故被災世帯生活つなぎ資金貸付金見込み差による残でございます。 第七款・産業経済費について申し上げます。予算現額九億九千九百万円に対して、執行額九億八千三百七十九万円、不用額一千五百二十一万円となり、執行率は九八・五%となっております。不用額の主なものは、産地直送事業のうち、沖繩産和牛肉あっせんに係る枝肉加工取り扱い量の減による加工委託料の残、産業融資資金利用者見込み差による利子補給金及び信用保証料の残、消費生活センター運営計画変更に伴う一部備品の未購入による備品購入費の残でございます。 第八款・土木費について申し上げます。予算現額八十五億八百四十四万円に対して、執行額八十二億四千九百八十九万円、残額二億五千八百五十五万円となり、執行率は九七%となっております。残額の中には、繰越明許費一千四百四十万円が含まれておりますので、不用額は二億四千四百十五万円となっております。また、不用額の中には、事業繰越七千九百三十七万円が含まれておりますので、実質不用額は一億六千四百七十八万円となっております。繰越明許費は、交通安全施設整備費でございます。また、事業繰越は、掘削道路復旧工事の経費でございます。不用額の主なものは、公共下水道工事費契約差金による残及び公共下水道工事に伴う埋設物移設物件の減による負担金の残。仮称石神井台二丁目公園用地買収費契約差金による残、側溝改修工事及び道路舗装工事費契約差金による残、職員人件費実績減による残でございます。 第九款・教育費について申し上げます。予算現額二百九億五千六百八十九万円に対して、執行額百五十一億五千六百五十八万円、残額五十八億三十一万円となり、執行率は七二・三%となっております。この残額の中には繰越明許費一千六百七万円が含まれておりますので、不用額は五十七億八千四百二十三万円となります。繰越明許費は、仮称春日小学校建設予定地遺跡調査及び田柄第二小学校図書館開放設置工事の経費でございます。不用額の主なものは、仮称下石神井第二小学校仮称大泉南第二小学校の用地未買収による買収費及び移転補償費の残、仮称春日小学校豊溪中学校南が丘中学校拡張用地未買収による用地買収費及び移転補償費の残、北原小学校用地借地分の未買収による用地買収費の残でございます。 第十款・公債費について申し上げます。予算現額六十八億四千八百八十七万円に対して、執行額六十八億三千六百六十七万円、不用額一千二百十九万円となり、執行率は九九・八%となっております。不用額の主なものは、起債発行の減に伴う借入利子の残でございます。 第十一款・諸支出金について申し上げます。予算現額十億二千五十四万円に対して、執行額十億二千四十六万円、不用額七万円となり、執行率はおおむね一〇〇%で、予算どおりの執行でございます。 次に、国民健康保険事業会計について申し上げます。本会計は、年度中、第二次の補正を行い、歳入歳出予算現額はともに百二十九億五千三百十万円となっております。 まず歳入についてみますと、歳入決算額は、百二十五億四千二百九十五万円となり、これを予算現額と比較いたしますと、四億一千十五万円の歳入減になっております。この歳入減となりました主な理由は、都支出金で、特別区国民健康保険交付金調整対象需要額の減によるものでございます。収入済額の割合は、予算現額に対して九六・八%、調定額に対して九五・五%になります。 歳出につきましては、予算現額百二十九億五千三百十万円に対して、執行額百二十四億三千四百八万円、不用額五億一千九百一万円となり、執行率は九六%になります。不用額の主なものは、療養給付費における一件当たりの費用額の見込み差による残でございます。 次に、公益質屋事業会計について申し上げます。本会計は、年度中、第一次の補正を行い、歳入歳出予算現額は、ともに三千八百五万円となっております。 歳入決算額は四千二百十四万円で、予算現額に対し四百八万円の歳入増となっております。この収入済額の割合は、予算現額に対し一一〇・七%、調定額に対して一〇〇%となっております。 歳出につきましては、予算現額三千八百五万円に対して、執行額三千七百五十二万円、不用額五十二万円となり、執行率は九八・六%になります。不用額の主なものは、貸付金の減による残でございます。 最後に、学校給食会計について申し上げます。本会計は、年度中第一次の補正を行い、歳入歳出予算現額は、ともに四億六千九百四十三万円となっております。予算現額に対する執行率は、歳入及び歳出ともに九九・二%となり、おおむね予算どおりの執行でございます。 以上をもちまして、昭和五十四年度の四会計の歳入歳出決算の概要をご説明申し上げましたが、本決算につきましては、監査委員の厳正なご審査とこれに対するご意見とをいただきましたことに対し、深く感謝を申し上げる次第でございます。 なお、詳細につきましては、別途関係書類を提出してございます。 よろしくご審査くださいまして、速やかにご認定賜りますよう、お願い申し上げる次第でございます。 ○議長(上野定雄君) ただいま理事者より、決算概要の説明がありましたが、本件に関し、ご質疑のある方はご発言願います。 ◆十九番(西貝浅夫君) 動議を提出いたします。 ただいま上程されております議案第百七十三号より議案第百七十六号まで、以上四件につきましては、いずれも昭和五十四年度各会計決算であります。これら会計決算は、きわめて重要でありますので、この際、質疑を省略して、直ちに議員五十五名をもって構成し、副委員長については二名とする決算特別委員会を設置し、本議案を付託されますよう、おはかり願います。 ○議長(上野定雄君) おはかりいたします。ただいま十九番・西貝浅夫君より、本件に関し、質疑を省略し、直ちに議員五十五名をもって構成し、副委員長については二名とする決算特別委員会を設置し、付託されたいとの動議がありましたが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上野定雄君) ご異議なしと認めます。よってさよう決定いたしました。 次に、ただいま設置されました決算特別委員会委員の指名について、おはかりいたします。決算特別委員会委員は、委員会条例第五条の規定に基づき、お手元に配付いたしました名簿のとおり、議長よりご指名いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上野定雄君) ご異議なしと認めます。よって決算特別委員会委員は、配付した名簿のとおり選任することに決定いたしました。     決算特別委員会委員               昭和55年11月14日俵頭 功吉野信義関口三郎武藤昭夫山田左千夫小又恒男鈴木 整田中不二枝金子則中山幹雄田中てるみ大野喜三郎片野令子池田一彦貫井武夫深野洋子中本博之田中確也渡辺耕平山崎康雄豊田三郎小林あき大橋静男小池広司橋本芳典岡本和男宇野津定三早田利夫向田英夫矢沢重光竹内智久望月泰治高橋哲夫田中保徳高橋正意土屋新一松村友昭野瀬常信矢崎久雄長野信也中村 論内田仙太郎迫田利行野島安正楠 直正横田 譲小林としたか田口阿久理林ともじ椎名貞夫梅内正雄関口和雄安藤美義 西貝浅夫武藤芳雄                  以上55名 ○議長(上野定雄君) 次に、日程第六・議案第百七十七号より日程第三十二・議案第二百三号まで、以上二十七件を一括議題といたします。     〔事務局長議案件名朗読〕 ○議長(上野定雄君) 理事者より提案理由の説明を求めます。     〔助役三浦忠正君登壇〕 ◎助役(三浦忠正君) ただいま一括上程されました議案第百七十七号から議案第二百三号までの二十七議案についてご説明申し上げます。 まず議案第百七十七号・練馬区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。これは、現行の退職手当見直の一環として、所要の改正を行うものでありまして、その改正内容としては、退職手当のうち、管理職としての在職していた期間に対する加算を三年間の経過措置を設けた上で段階的に廃止するものであります。 なお、経過措置の内容としては、昭和五十六年四月一日から昭和五十七年三月三十一日までの間においては、現行の加算額の四分の三に相当する額、昭和五十七年四月一日から昭和五十八年三月三十一日までの間においては、現行の加算額の四分の二に相当する額、昭和五十八年四月一日から昭和五十九年三月三十一日までの間においては、現行の加算額の四分の一に相当する額を、それぞれ加算するものであります。 次に、議案第百七十八号・練馬区立地区区民館条例の一部を改正する条例について申し上げます。これは大泉学園地区区民館の新設に伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第百七十九号・練馬区国民健康保険条例の一部を改正する条例について申し上げます。これは、特別区国民健康保険事業調整条例の一部改正等により、所要の改正を行うものでありまして、その改正内容としては、保険料の賦課限度額を現行の二十二万円から二十四万円に改め、保険料の所得割及び均等割の率、保険料の減額等の改正を行うとともに、保険料に関する申告の規定を新たに設けるものであります。 次に、議案第百八十号・練馬区保育所設置条例の一部を改正する条例について申し上げます。これは、大泉学園保育園の新設に伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第百八十一号・練馬区立都市公園条例の一部を改正する条例について申し上げます。これは石神井台公園の新設に伴い、所要の改正を行うものであります。なお、この公園は、第三回定例会におきまして議決を賜り、廃止しました石神井台児童遊園を含め新たに広い都市公園として開設するものであります。 次に、議案第百八十二号・練馬区立学校設置条例の一部を改正する条例について申し上げます。これは、大泉学園桜中学校の新設に伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第百八十三号・土地の負担付贈与について、申し上げます。これは、練馬区石神井町七丁目一七九三番地に所在する実測面積約千五百六十平方メートルの保健所敷地を二十年間、その使用目的を変えないこと、などを条件に、区が都から無償譲与を受けるものでありまして、地方自治法第九十六条第一項第八号の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。なお、譲与契約の内容等につきましては、すでにお手元にお届けしてあります議案書のとおりであります。 次に、議案第百八十四号から議案第二百二号までの特別区道路線の認定について申し上げます。これらの道路は、いずれも利用度の高いものでありまして、地元住民からの強い要望もあり、これを特別区道路線として認定し、住民の利用に供したいと存じます。 次に、議案第二百三号・昭和五十五年度練馬区一般会計補正予算について申し上げます。 今回の補正は、年間事業執行を見通しての、必要にしてやむを得ない経費の補正でありまして、歳入歳出予算補正額は、それぞれ十九億八千四百七十二万七千円であります。歳入としては、財政計画に基づき、特別区交付金八億七千六百六十六万八千円を一般財源として追加計上いたしました。特定財源としては、国庫支出金六億一千七百十一万六千円、都支出金三千五百三十八万六千円、特別区債四億三千百八十万円、その他諸収入等、二千三百七十五万七千円を補正追加いたしました。 以下、歳出の主な事項について申し上げます。 まず各款の共通的事項として、先般の電気ガス料金改定に伴う光熱水費の所要経費を補正いたしました。 総務費におきましては、文書管理費、職員福利厚生費、第三庁舎建設費等を計上いたしました。 区民費におきましては、指定葬儀場使用料負担軽減費、子供達を健やかに育てる運動推進経費等を補正いたしました。 民生費におきましては、老人福祉法の施行経費、心身障害者の収容委託後援援護費、児童の保育措置委託経費、生活保護法に基づく保護費等を計上いたしました。 衛生費では、光が丘地区医療施設構想試案策定経費、定期予防接種費、循環器疾患基礎調査費等を補正いたしました。 都市環境費におきましては、空き地の管理適正化経費、地域地区改正経費を計上いたしました。 産業経済費では、産業融資資金運営費、商店街近代化推進事業費、仮称中高年労働者職業福祉センター開設準備経費、優良集団農地育成事業費等を補正いたしました。 土木費におきましては、公道化促進事業費、私道整備事業費、私道排水設備助成事業費、橋梁かけかえ工事費、公園新設費等を計上いたしました。 教育費では、米飯給食推進経費、小・中学校の教材整備充実費、学校営繕費、各種扶助費、開進第三小学校改築工事費、関中学校騒音防止工事費等を補正いたしました。 以上によりまして、本会計の予算規模は、七百四十六億四千百八十九万九千円と相なります。 なお、債務負担行為につきましては、小学校校舎建設外四事業につきまして、限度額の補正をいたしました。 また、特別区債におきましては、校舎建設、公園用地買収につき補正をし、区債限度総額四十一億五千九十万円といたしまして、それぞれの内容を第二表、第三表にお示ししたものであります。 以上、はなはだ簡単でありますが、提案理由の説明といたします。 よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いいたします。 ○議長(上野定雄君) ただいま理事者より提案理由の説明がありましたが、本案件中、議案第百七十七号については、地方公務員法第五条の規定に基づき、あらかじめ特別区人事委員会の意見を聴取しておきましたので、事務局長をして朗読いたさせます。     〔事務局長朗読〕五五特人委第七一四号昭和五十五年十一月十二日 練馬区議会  議長 上野定雄殿            特別区人事委員会             委員長 御子柴博見   「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について 昭和五十五年十一月八日付練議収第八四七号で、照会のあった下記議案については、異議ありません。           記議案第百七十七号 練馬区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(上野定雄君) ただいま上程されております議案第百七十七号より議案第二百三号まで、以上二十七件についてご質疑のある方はご発言願います。 ◆十九番(西貝浅夫君) 動議を提出いたします。 ただいま上程されております議案第百七十七号より議案第二百三号まで、以上二十七件につきましては、この際、質疑を省略して、直ちに所管の委員会に付託されますよう、おはかり願います。
    ○議長(上野定雄君) おはかりいたします。ただいま十九番・西貝浅夫君より、本件に関し、質疑を省略し、直ちに所管の委員会に付託されたいとの動議がありましたが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上野定雄君) ご異議なしと認めます。よって議案第百七十七号、同百八十三号及び同二百三号、以上三件を企画・総務・施設委員会に、議案第百七十八号を区民・衛生委員会に、議案第百七十九号及び同百八十号、以上二件を厚生・児童委員会に、議案第百八十一号及び同百八十四号から同二百二号まで、以上二十件を土木委員会に、議案第百八十二号を文教委員会に、それぞれ付託いたします。 ○議長(上野定雄君) 次に、特別委員会設置目的の変更について、おはかりいたします。 お手元に配付いたしました変更表のとおり、変更いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上野定雄君) ご異議なしと認めます。よってさよう決定いたしました。           昭和五十五年十一月十四日     特別委員会設置目的変更表委員会名設置目的総合計画特別委員会一 長期総合計画・震災対策等についての調査研究 二 区民会館および庁舎建設についての調査研究 ○議長(上野定雄君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。 本日は、これをもって散会いたします。     午後一時四十八分散会...