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令和6年3月8日予算審査特別委員会 文教児童分科会-03月08日-01号
令和6年3月8日予算審査特別委員会 都市建設分科会-03月08日-01号

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  1. 板橋区議会 2024-03-08
    令和6年3月8日予算審査特別委員会 都市建設分科会-03月08日-01号


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    令和6年3月8日予算審査特別委員会 都市建設分科会-03月08日-01号令和6年3月8日予算審査特別委員会 都市建設分科会            都 市 建 設 分 科 会 記 録 開会年月日  令和6年3月8日(金) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 4時47分 開会場所   第2委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  主査       大 野 治 彦      副主査      田 中 いさお  委員       近 藤タカヒロ      委員       大 野 ゆ か  委員       内田けんいちろう     委員       いがらし  学  委員       小 野 ゆりこ      委員       山 内 え り  委員       高 沢 一 基 説明のため出席した者  都市整備部長   内 池 政 人      まちづくり推進室長田 島   健  土木部長     糸 久 英 則      都市計画課長   千 葉 亨 二  建築指導課長   廣 木 友 雄      建築安全課長   吉 田   亘
     住宅政策課長   志 村 晃 一      まちづくり調整課長長 尾 幸 久  地区整備課長   彼 島   勲      鉄道立体化推進課長菊 地 利 幸  高島平まちづくり推進課長          土木計画・交通安全課長           佐 伯 和 宏               佐 藤 隆 行  管理課長     成 清 勝 博      工事設計課長   岡 田 理 志  みどりと公園課長 河 島 一 郎      南部土木サービスセンター所長                                 宮 村 宏 哉  北部土木サービスセンター所長           歌 津 知 己 事務局職員  事務局次長    森   康 琢      書記       鈴 木 琢 真               都市建設分科会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 議  題    所管の予算について(3頁) 5 閉会宣告 ○主査   ただいまから都市建設分科会を開会いたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎都市整備部長   皆様、おはようございます。本日は、予算審査特別委員会都市建設分科会でございます。所管事項の予算につきまして、ご審議のほどよろしくお願いします。ご答弁につきましては、簡潔、丁寧、適切に行うよう心がけてまいります。どうぞよろしくお願いします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   次に、署名委員を指名いたします。  いがらし学委員、高沢一基委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   議題に入る前に、運営について申し上げます。  本分科会の審査項目は、当初予算、修正動議ともに既に配付しております分科会別審査項目一覧表に記載されているとおりでありますので、この範囲内で質問されますようお願いいたします。  また、事前に配付しております予算審査特別委員会の運営についてのとおり、分科会では議題に対する説明は省略し、順次質疑を行うこと。主査を除く委員が1人20分を限度として質疑を行い、再質問は改めて質問希望者を募り、再度1人20分を限度として質疑を行うこと。会議終了までの残り時間は質問希望者で割り振ること。修正動議に対する質疑についても委員の持ち時間以内で行うこと。再々質問以降の質疑については規制しないが、他の委員の質問時間を考慮して、20分以内に収めること。分科会では表決を行わないことなどが2月27日の予算審査特別委員会理事会で決定されておりますので、ご確認をお願いいたします。  20分で終わりになりますので、なるべく次の再質問を残さないように。時間が気になるようでしたら、森次長のほうを見ていただければ、1分とか2分の合図をいただけると思いますので、確認を取っていただければと思います。  ──────────────────────────────────────── ○主査   それでは、所管の予算についてを議題といたします。  質問のある方は挙手願います。  質問の順番を確認させていただきます。近藤委員、いがらし委員、高沢委員、山内委員、小野委員、大野ゆか委員、内田委員、田中いさお委員、以上の順に行います。  なお、円滑な質疑応答が行えるよう、質問をする際は、予算資料の該当ページをお伝えいただくなど、ご協力いただきますようお願いいたします。  それでは、近藤委員。 ◆近藤タカヒロ   それでは、まず初めに予算の概要のほうから質問をさせていただきます。12ページ、バージョンアップ3の安心・安全な環境づくりにチャレンジの中から、何項目か質問させていただきます。まず、初めに、ちょっと中段やや下のあたりに、密集地域整備方針検討基礎調査のための委託料という部分で856万9,000円が計上されております。この調査内容というのは、どのような調査になるか教えていただけますでしょうか。 ◎まちづくり調整課長   密集地域整備方針検討基礎調査業務委託というのを来年度予算として新たに計上させていただきました。こちらについては、木造住宅密集地域の改善を図っていきたいというふうに、これまで板橋で考えているところで、事業を進めておるところでございまして、公共施設の整備でありますとか、老朽住宅の建て替えの促進などの事業を大谷口でありますとか大山などを中心にやってまいりました。しかしながら、まだ板橋区内に21地区木密地域が存在するというのが分かっておりまして、地震などの際に火災による延焼などの発生が想定されます。ですので、この木密地域の実態を令和5年度の土地利用現況調査でありますとか、東京都の危険度調査などを参考に改めてちょっと精査をいたしまして、結果をまとめて地区ごとの何か表もしくはカルテなるものをつくってみたいなと考えているところでございます。 ◆近藤タカヒロ   そういたしますと、この調査で取りまとめたカルテというのは、今後どのように活用されていくのか教えていただけますでしょうか。 ◎まちづくり調整課長   地区ごとにカルテなるものをつくっていまして、その地区ごとに区の現状に即した具体性とか、実効性のある改善の手法、例えば主要生活道路など、もしくは建て替えの促進とか、そういった補助の内容を作成してみたいなと考えているところでございます。 ◆近藤タカヒロ   そうしますと、今後区の木密地域21か所についてはどのように進めていくのか、プラン等がもしあれば教えてください。 ◎まちづくり調整課長   まず、改善の手法とか、目標といったものを21か所で整理できればと考えております。その上で、その地区の優先度というのを改めて見定めて抽出していきたいなと考えております。また、実際に区のほうで抽出してここをやっていこうかと考えたときに、地元の方々の機運とか、地元の方の意向調査もアンケートなど、おおむね2地区程度になるのかなと思うんですけども、この委託の中でやってみたいなと思っております。 ◆近藤タカヒロ   そうすると、今お話にあった優先整備地区2地区というのはもう既に決まっている、それともこれは今回の調査で洗い出していくというイメージでしょうか。 ◎まちづくり調整課長   今回の調査で改めて洗い出しをしていきたいと考えているところでございます。 ◆近藤タカヒロ   では、続いて次の質問をさせていただきます。同じくページ12なんですけれども、大谷口一丁目周辺地区不燃化まちづくりの推進についてお伺いいたします。こちら、令和6年度は1億939万4,000円の計上となっておりまして、令和5年度の予算を見たところ、2億2,336万7,000円となっていて、約半減しているようなんですけれども、この理由について教えていただけますでしょうか。 ◎まちづくり調整課長   大谷口の木密地域不燃化の事業でございます。大きく予算が減額になっております。約1億1,000万円ほどの減額になっておりますが、その大きな内容としまして、主要生活道路の用地の買戻しに係る予算について、減額させていただいたところでございます。昨年度まで、91%まで用地を購入してまいりまして、最後残っているところがあるんですが、なかなかちょっと難しいという状況もありますので、その予算を今回は少し減らして計上したところが大きな理由でございます。 ◆近藤タカヒロ   用地獲得の部分が減ったということで理解いたしました。ちなみに、この該当地区、大谷口一丁目地区の不燃化について、現在の進捗というのは何か、パーセントとかでお示しいただくことはできますでしょうか。 ◎まちづくり調整課長   現在、不燃領域率については、令和4年度末時点で約65%まで推移してきております。今年度末でどれぐらいになるかというのを今精査中なんですが、66%ぐらいまでの台に上がってくるのではないかと予想しているところでございます。目標値を70%に定めておりますので、令和6年、令和7年度の2か年であと4%頑張って引き上げていきたいと考えているところでございます。 ◆近藤タカヒロ   やはり、不燃化事業というのは震災に伴う火災の備えとしても非常に重要度が高いと思っていまして、また地震はいつ来るか分からない部分がありますので、やはり少しでも早く目標達成ができるように引き続きご尽力いただければと思います。これは答弁不要です。では、続いて同じくまたページ12なんですけれども、路面下空洞調査という事業が記載されているんですけれども、この事業はどのような事業になるのかというのを具体的に教えていただいてもよろしいでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   こちらにつきましては、板橋区で管理している、いわゆる道路の路面の下に様々な理由で空間、空洞ができることがございます。空洞ができますと、その空洞が広がっていくことに伴って、道路が陥没したりというような現象につながっていくことがございます。これを事前に探査装置を搭載した車を道路上を走らせることによりまして、路面下の空洞の状況を確認するという業務でございます。板橋区内では以前にも実は実施したことがございましたけれども、ちょっと間がしばらく空いておりました。したがいまして、来年度からまた3か年かけまして、板橋区で管理している道路についてそういった調査をかけていくという内容でございます。 ◆近藤タカヒロ   少し以前の調査から時間が空いているというお話が今ございましたが、ちなみに以前はいつ頃実施された調査で、そのときの結果というかどのぐらいの空洞が発見されたのか、分かれば教えていただけますでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   以前、平成25年と平成27年に実施をしてございます。板橋区道、板橋で管理している道としましては680キロほどあるんですけれども、その中でもいわゆる啓開道路といわれている、何か災害があったときに優先的に道を広げる道路というのは指定されておりますけれども、啓開道路ですとか、バス路線なんかを中心にやらせていただきまして、過去の2か年で約90キロ程度の調査をかけているところでございます。その2か年の中で、数としては大小様々あるんですけれども、90か所程度の大小の空洞を発見してございます。これらにつきましては、その後の対応ということで、発見した空洞については全て補修をかけて、今全部空洞が埋まっているという状況になってございます。 ◆近藤タカヒロ   そうすると、今回3か年かけて実施する事業についても調査の対象地域は前回と同じという認識でいいのでしょうか。それとも、前回以外のところになるんでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   基本的には、前回と同様にバス路線ですとか啓開道路、そういった重要度の高いところを優先的にやってまいりたいと考えてございます。 ◆近藤タカヒロ   すみません。また、ちょっと細かくて申し訳ないんですけども、前回2年で90キロ調査されたということで、今回は3か年で同じく90キロぐらいという認識でよろしいでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   現状におきましては、3か年で60キロ程度を想定しているところでございますけれども、今後の状況によりまして調査対象の延長については検討してまいりたいと思ってございます。 ◆近藤タカヒロ   続いて空洞が発見された場合、当然お話があったように対策工事が行われるかと思うんですけれども、その工事費というのは、この予算でいうと区道の補修に計上されてくるという認識でよろしいでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   失礼しました。延長ちょっと、私間違えてしまいまして。109キロを3年間で予定しているところでございます。仮にその調査によりまして空洞が発見された場合には、委員おっしゃるように区道補修のほうで対応してまいります。 ◆近藤タカヒロ   これも、やはり震災のときなどの備えとして非常に重要な事業だと思いますので、引き続きぜひよろしくお願いいたします。続いて、同ページの区道の補修の部分についてちょっと教えていただきたいんですけれども、今年度、成増駅北口のペデストリアンデッキの上の部分、橋りょう補修工事ということで補修いただいているかと思うんですけれども、そこの部分の階下に下りる階段だったりですとか、下のバスのロータリー部分の路面というのも、修繕前のペデストリアンデッキと同じ素材のタイルが使われていて、今かなり破損しているといった状況になります。その階段や下部の部分についても、今年度あるいは来年度等で補修の予定があるのか、教えていただけますでしょうか。 ◎工事設計課長   ただいまのご質問についてですけれども、委員おっしゃるとおりに、今年度ペデストリアンデッキの部分をさせていただいておりまして、来年度はこの橋りょうの長寿命化の推進の事業の中で、階段部のほうの補修をするということにしております。一方、その下の部分につきましては、やはり全体のロータリーを含めた駅前広場をどう整備していくかといったところに関わってくるところでございますので、そこについてはまだ計画が策定できていない状況でございまして、今どの事業にも属していないというものになってございます。 ◆近藤タカヒロ   では、階段のほうから先に補修していただけるということで、ありがとうございます。該当箇所の階段、やっぱり何か埋め込まれているガラスが剥がれていたりとか、タイルが取れていたりとか、割と危険な状況になっていることも、僕もつまずいたことがあるぐらいなので、おじいさんとかおばあさんはよりきついと思いますので、なるべく早めにお願いいたします。ちなみに新しくなったペデストリアンデッキがかなり好評で、歩きやすいし、ハトも少し減ったので。すみません、ちょっと余談になっちゃって。続いての質問なんですけれども、同じくページ12の部分で、都市計画道路補助第234号線の事業化検討調査の部分について教えていただきたいんですけれども、ちょっと過去の資料を調べてみたところ、令和3年の4月の資料で桜川三丁目補助234号線沿道地区地区計画というものが見つかったんですけれども、今回の事業の検討調査もこの地区計画に付随した事業という認識でよろしいのでしょうか。 ◎工事設計課長   今回の案件につきましては、あくまでも都市計画道路補助第234号線につきまして、こちらが東京都全体におけます第4次優先整備路線に含まれているものでございますので、今後路線のほうを事業化していくに当たりまして、必要なってくる検討等を行うものでございます。
    近藤タカヒロ   これから事業化を検討していくという段階で、まだ具体的な内容はこれからなのかなというふうに理解いたしました。該当の道路、再開発中の上板橋駅南口から城北中央公園につながる部分かと思うんですけれども、やっぱり地域の方の関心もかなり高くて、これからの板橋のスポーツ振興なんかにも影響してくるところなのかなというところで。やっぱり、歩きやすく、歩いて楽しいというようなコンセプトも必要になってくるのかなと思っています。将来的にどのような方向での整備かというのは、今やはりちょっと回答は難しいですかね。ですよね、すみません。それでは、ちょっと別の質問なんですけれども、この該当の地域なんですけれども、区境のところというところで、やはりお隣の練馬区だったりですとか、都との調整も必要になってくる箇所かとは思うんですけれども、これ現時点で練馬区とか東京都のほうともう協議している、例えば方向性だったりですとか、あるいは既に合意できている内容等が、もしあれば教えていただけますでしょうか。 ◎工事設計課長   まだ、正直申し上げまして、この案件につきましては来年度から具体的な検討に入るという状況ではございます。ただ、委員がおっしゃるとおり、ちょうど区境でございまして、板橋区内のほうは第4次優先整備路線に入っているんですけれども、練馬区側のほうはそれに入っていないという状況もございますので、その間をどういうふうにしていくかといったところは、今後の課題として認識しているという状況でございます。 ◎都市計画課長   これまでの優先整備路線のところにのるところまでは、都市計画課のほうで担っておりまして、現在のところまで、当然隣の練馬区になっておりますので、練馬区との情報共有ですとか、広域になりますので、どうしても東京都さんが関わってくるところになります。東京都さんとも綿密にというか情報共有しながら、あと公園の整備状況なども伺いながらということで、やっているのが現状でございます。 ◆近藤タカヒロ   非常に分かりやすい答弁、ありがとうございます。やっぱり、ここの部分は板橋区側だけ整備しても、そこから先の練馬区側と整合性が取れていないと、また評価も変わってきちゃうと思いますので、その辺ちょっと協議を進めながら、うまく連携して進めていただければというふうに思っております。続いて、またページ12なんですけれども、建築物耐震化促進事業について教えていただきたいんですけれども、非木造建築物と木造住宅各種助成が含まれているかと思うんですけれども、それぞれの目標値と現時点での進捗というものをお示しいただけますでしょうか。 ◎建築安全課長   まず、非木造につきましては、令和7年度までに特定緊急輸送道路沿いの建築物については100%耐震化を目指すという目標値を掲げてございます。一方、木造地域については、令和7年度までにおおむね解消と。ですので、100%までいかないまでも、それに近い形での解消を目的としてございます。 ◆近藤タカヒロ   では、令和7年度までにということですが、現時点での進捗は何%ぐらいかというのもお伺いしておいてよろしいでしょうか。 ◎建築安全課長   まず、非木造の特定緊急輸送道路沿いでございますけれども、こちらのほうは92%弱というところで、あと8%まだ届いていない状況でございます。それと木造住宅につきましては約85%程度の耐震化率を示してございます。 ◆近藤タカヒロ   どちらも90%、85%とかなり既に高い数値になっていることは分かったんですけれども、7年度までに100%というとなかなかチャレンジングな目標設定なのかなという部分もありますので。とはいえ、こちら災害時の備えとしてはやはり重要な事業になってきますので、できる限り前倒しで目標達成できるといいなと思っていますので、引き続きご尽力いただければというふうに思っております。 ◆いがらし学   予算の概要の51ページの28番のグリーンプラン推進について、①の緑と公園の推進会議、これどのような内容で話し合われているのか、教えていただければと思います。 ◎みどりと公園課長   緑と公園の推進会議といいますものは、いたばしグリーンプラン2025、緑の基本計画の中で様々な施策を実施するということになっておりまして、それを進捗状況等を確認するという内容になっております。 ◆いがらし学   そうしますと、②の新年度の事業ということで、緑の基本計画改定とあるんですけども、これとどのような違いがあるのか、ちょっと教えていただければと思います。 ◎みどりと公園課長   現計画が、2025年に計画期間の満期を迎えることになりますので、それの改定版ということで、今度は2035を策定するということになっておるものです。 ◆いがらし学   新年度に、これからについての会議を進めていくということで、理解をいたしました。続きまして、この③の緑地・樹木の実態調査、これも新規事業ですので、教えていただければと思います。 ◎みどりと公園課長   実態調査につきましては、いたばしグリーンプラン2025でも策定のときに調査をかけておりまして、緑被率ですとか、そういう緑に関しての現況調査というのを5年に1回やっております。今回も改定に合わせて調査を入れるというものでございます。それから、先ほどの緑と公園の推進会議というものにつきましては、それの進捗状況をやるということにはなっておりますので、改定のところでも新たな委員の方々も選定をして、検討していただく予定になっております。 ◆いがらし学   住みやすいまち板橋のために、しっかりと緑の保全をしていただければと思います。続きまして、29番の緑化の推進と維持の①の街路樹等維持管理なんですけれども、これもまず街路樹というのが一体板橋区で何本あるのか、その辺も教えていただければと思います。 ◎南部土木サービスセンター所長   まずは、南部土木サービスセンターのほうから回答させていただきます。今回の木の調査に当たっては、南部土木サービスセンター関連で幹の周り60センチメートルなどが全部で大体1,600本程度ございます。その関係を全て検討、調査をするということになっておりまして、以前は令和2年度に調査したものがございまして、4年ぶりにその調査をするということになってございます。 ◎北部土木サービスセンター所長   北部土木サービスセンター管内では、平成29年・30年当時に実施をしたもので4,000本ほど調査をしておりますので、おおむねそのぐらいが本数としてあるのかなというふうに考えております。 ◎南部土木サービスセンター所長   先ほど申し上げた樹木調査に当たっては、幹周り60センチほどのものが対象だとお話しましたけれども、区内の全部の樹木的にいうと、ざっとですけれども約1万本ほど街路樹があるというふうに認識をしております。ただ、年度によって増減がありますので、正確な数字についてはちょっと、この場では私のほうは持ち合わせがないことから、申し訳ないですけども、大体約1万本というふうに認識していただければ結構かなと考えております。 ◆いがらし学   そうしますと、南北で1万4,000本ぐらい大体ざっくりあるという認識でよろしかったでしょうか。 ◎南部土木サービスセンター所長   私の言い方が適切ではなかったかもしれませんけども、南と北と合わせて約1万本というふうに認識していただければ結構です。 ◆いがらし学   続きまして、この2番の街路樹危険度診断なんですが、これも具体的に教えていただければと思います。 ◎南部土木サービスセンター所長   これは、南部土木サービスセンター管内には、先ほども申し上げましたけども、幹周り60センチ以上の樹木に対して調査をするものでございまして、基本的には4段階に分けて調査をするというふうに考えております。街路樹の樹木に関係する事故を未然に防止するための調査となっておりまして、先ほど1,600本ほどとお話ししましたけども、幹周り60センチ以上の樹木、現在調査の段階では1,538本の樹木があって、その樹木について外観診断と機器診断を行うというふうに考えております。それを使って、次年度以降の街路樹管理に役立てていこうというふうに考えてございます。 ○主査   北部はないのかな。 ◎北部土木サービスセンター所長   北部土木サービスセンター管内においては、来年度、危険度調査の実施予定はございません。 ◆いがらし学   そうしますと、先ほどの板橋区内南北で約1万本あるというふうにおっしゃっていまして、区道、都道、国道、都道沿いとか国道沿いとかもありますけれども、これ全部ひっくるめての1万本ということでよろしかったでしょうか。 ◎南部土木サービスセンター所長   この本数は、区道の樹木と認識していただければ結構です。 ◆いがらし学   じゃ区道で1万本ということで承知しました。樹木医の方が4段階に分けて危険度を診断されているというふうな、先ほどお話だったかと思いますけれども、樹木医の方は何人ぐらいいらっしゃるんでしょうか。 ◎南部土木サービスセンター所長   来年度入札を行って、診断に当たってもらうということになっておりますので、私のほうで樹木医が何人いるかということについては把握をしておりません。 ◆いがらし学   過去の実態はどんな感じだったんでしょうか。 ◎南部土木サービスセンター所長   過去のというと、令和2年度ということでいいでしょうかね。過去、令和2年度の調査では、当然4段階に分けて診断したわけですけれども、その一番状態として悪い樹木については、基本的に伐採というふうな手段を取っております。樹木医に関しては、前回の調査においてはやはり委託をして調査させていただきましたので、その人数については、その委託会社が持っている樹木医さんは大体1名ぐらいというふうに認識しておりますので、その委託した業者のほうで樹木医を担当させて、調査をしていただいたということで認識をしております。 ○主査   1名ですか。 ◎南部土木サービスセンター所長   そうです。 ◎北部土木サービスセンター所長   委託をするに当たって、仕様書のほうで定めておりますのは街路樹診断士の資格ということですね。診断実施者は、特に診断の専門性や正確性を求められているということから、街路樹においては街路樹診断士、こちらは一般社団法人街路樹診断協会が認定するものということになるんですが、この資格を取得した者で2年以上の実務経験がある者というように定めております。その定めを持った者が従事をするということになっておりますだけで、特にその診断を行うに当たって何名いなければいけないということはございませんので、自主的にはちょっと私どものほうでその診断に当たって何人に携わっていただくか、少なくともそういった方が1名以上はついていなくちゃいけないということは間違いないんですけれども、何名以上というのはちょっと把握をしておりませんので、数のほうは明確には申し上げることができない状況でございます。 ○主査   いなければいけないじゃなくて、何名の方が携わったのかという質問だったと思うんで。別にいなければいけないとか、そういう質問はされていないですよね、いがらし委員。 ◆いがらし学   実際、過去に何名の方が、ちょっと私樹木医だと思っていたんですが、今のお話だと街路樹診断士という、これ民間の資格なんでしょうかね。その方が、南北合わせて1万本を調査するというと結構な数だと思うんですが、それ1人だとなかなか物理的に難しいのかなというふうに思ったんで、ちょっとその人数を教えていただければと思ったんですけれども、いかがでしょうか。 ◎土木部長   人数につきましては、先ほどお答えいたしましたように把握をしてございません。南北のセンター1万本ということですけれども、4年ごとにそれぞれが実施するということで、重ならないようにしております。今回、1,500本程度ということで何人が携わるかは分かりませんけれども、全てに資格を持った者が対応しているということでございます。 ◆いがらし学   じゃ、今回は1,500本を診断をされるという。あと、この診断の確実性について、4段階に分けるということだったんですが、この民間の樹木医、診断士さんの診断の確実性というところではどのようにお考えなんでしょうか。 ◎南部土木サービスセンター所長   診断に当たっては、まず外観診断ということで外観を見て判断する診断と、先ほどもちょっとお話ししましたけども、機器診断というのがございます。機器診断というのは、いわゆる針を樹木に差し込んで、中に空洞がないかどうかを確認する作業があります。その診断結果をもって報告書を作成したりしていただいて、結果を見るというふうになってございますので、診断においては、そういった実際に樹木に針を差し込んで診断結果を見て判断できることから、信頼度が高いものと考えてございます。 ◆いがらし学   じゃ、台風とかが来ても、しっかりと倒れないように見ていらっしゃるという認識でよろしいでしょうか。 ◎南部土木サービスセンター所長   台風でどういうふうな状態になってしまうのかという点においては、非常に区内、地形とか、風の吹き方がなかなか最近は一定しないというところがございます。それにあわせて、近隣の状況によっても風向きとか、風速が変わってしまうことがございますので、一概に安全が担保されるというふうには、ちょっと難しいところがあるかもしれませんけれども、ただやっぱりやったことによって安全度が上がるということは言えると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆いがらし学   やっぱり、人に被害が及ばないようにしっかりと診断をしていただいて、危険度の高い樹木をしっかり伐採していただいて、新しい木を植えていただくということで、しっかりと安全対策を十分に行っていただければと思います。続きまして、60ページの31番の公共交通の利用環境整備の③鉄道駅可動式ホーム柵等整備補助ということで2億6,936万9,000円計上されているんですけれども、これ東武鉄道は2025年度内にホーム柵設置ということをホームページ上でうたっているのですけれども、具体的に教えていただけばと思います。 ◎都市計画課長   公共交通の可動式ホーム柵の補助の件でございます。こちら、民間事業者であります東武鉄道さんの事業の部分でございますけれども、今回成増駅、下赤塚駅、東武練馬駅、その3駅を工事するということで、その部分について、板橋区のほうでも支援を行っております。この3駅につきましては、成増駅に関しては東京都の補助が出ますので、東京都と板橋区、そのほかの2つについては板橋区分のみを補助するということで、予定どおり工期内に達成するということを目指しておりまして、そのための支援でございます。 ◆いがらし学   もうちょっと具体的に、例えば成増駅、下赤塚駅は分かるんですけども、東武練馬駅に関しては駅の構造が崖のところにありまして、陳情でもエレベーターを設置してほしいですとか様々な要望があったと思うんです。ここの2025年度に仕上がるということは、もう具体的にこの図面とかもできていると思うんです。その中で、エレベーターがつくのかつかないのかというのが非常に地元民は気にするところなんですね。そこら辺も具体的に教えていただければと思います。 ◎都市計画課長   今回の我々が行っている支援につきましては、可動式ホーム柵ということで、ホーム上の鉄道とホーム、こちらを区切るためのホーム柵でございまして、エレベーターについては含まれていないというところでございます。 ◆いがらし学   そうすると、エレベーターはつかないのかなというような感じなんでしょうかね。 ◎都市計画課長   エレベーターにつきましてはユニバーサル、福祉部のほうで対応となっております。ただ、今回の中では含まれていないというところでございます。 ◆いがらし学   じゃ、今回のこのホーム柵のドアの工事では、エレベーターはつかないということでよろしかったでしょうか。 ◎都市計画課長   ご質問のとおりでございまして、そもそも今回ホーム柵をやるに当たりまして、駅のホームとか、ホーム柵をつけるために調査を行っておりまして、その範囲内というところでございます。 ◆高沢一基   まず、最初、予算の概要の56ページのところで、防災都市づくり推進のところで、新規事業で3D延焼シミュレーションというのがあります。都市復興訓練等で活用するためにシミュレーションを作成するというふうにお聞きしてはいるんですけども、これ具体的にどのような、板橋区全域なのか、あるいは木造密集地域だけなのか、その地域だとか、どういった内容にするとか、どういう政策の方針があるのか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎都市計画課長   区内全域ではなくて一定の地域を今回調査、シミュレーションするということにしております。シミュレーションの内容も3Dということでございまして、3D都市モデル、PLATEAUというものになりますけれども、こちらを活用して視覚的に分かりやすくなる。これまでは2次元でやっていたところを3Dにして可視化できるように、そういうことが今回でございますので、全域ではなく一部の地域ということでございます。
    ◆高沢一基   一定の地域、一部の地域とお話いただいた。これは、やっぱり木造密集地域という認識でいいんですか。それとも、そうではなくて任意に選んだ地域という。具体的に実際にある板橋区内の地域を多分シミュレーションしないと意味がないと思うんで、やると思うんですけども、それを任意に選ぶということなのか、木造密集地域ということなのか、そのあたりも確認をお願いします。 ◎都市計画課長   場所につきましては、延焼シミュレーションでございますので、比較的燃えやすいというか木造が多い地域を対象にしたいと思っております。また、将来的に例えば道路の拡幅などが予定されているようなところ、そういうところをシミュレーションにかけますと、例えばその延焼遮断帯ができたことによる効果なども見られますので、そういったところをやっていきたいと思っております。 ◆高沢一基   それで、実際に災害がもし発生してしまって、延焼した場合どうなるのかというのを事前に見ておくことによって、その後の復興に充てていくというお話であると思うんですけども。なかなかちょっと微妙なところは、そこにやっぱり住んでいる方というのは印象もあると思いますし、いろいろな課題があるとは思うんですけども。ただ、そうは言ってもやっぱりシミュレーションして活用していかないといけないと思うんですけども、この活用方法というのは、これは部内で事前復興のために、そういう検討材料とするだけなのか。あるいはその公表することによって地域の方々への危機意識を持っていただくなり、あるいは今言った道路の拡幅の話もありましたけども、木造から耐火の建物に促していくとかそのような、一般に対しても示していくのか。今後の活用のあり方についてお聞かせください。 ◎都市計画課長   今回行わせていただきますのが、全国でも先進的な取組に近いということで、3D都市モデルと3Dの延焼シミュレーションというものをやらせていただいております。実際はまだやっているところが少ない、始めたばかりのところが多いという状況なんですけれども、まずは実証ということで地区を限定してやらせていただいて、これが果たしてどのぐらい視覚的な効果があるか。また、周知につきましてもその地域にお住まいの方、防災的な観点になるのか。もしくは、まちづくりとして道路の拡幅であったり、燃えにくいまちをつくった、そういうことに対して有効なのかどうか。この辺を判断しながら公表については考えていきたいと思っています。また、今回実証ということでやらせていただくんですが、これがすごくいいものということであれば、各所管課と当然庁内共有をいたしまして、こういったものを今後区として進めていくか、こういったところにも使いたいと思っております。 ◆高沢一基   実証実験的なところ、先行の事業という印象でお聞きしていたんですけれども、今お話があったように公表も含めてまだ決定をされていないようでありますけども、ぜひこれも、すごい私先進的な非常に、今答弁にもありましたけども、取組だと思いますので、ぜひ検討していただいて。その活用について、先ほど言った公表をするべきなのか、しないべきなのかも含めて、やはり検討していただいて、次年度以降も、次年度というか再来年度以降についてもやはり継続して進められるような体制をお取りいただけたらありがたいのかなと思っているところであります。 ◎都市計画課長   エールということで、ありがとうございます。一昨年も水害シミュレーションというものをやらせていただきまして、広くあそこの水害シミュレーションについては、荒川の一部分の破堤ということだったので、公共的な分野の被害ということで広く周知をさせていただきました。延焼につきましては、発火点の問題がありますので、委員おっしゃるとおり、自分の家が燃えたのかということを言われたり、様々のセンシティブというか個人的な部分もございますので、そういったところに配慮しながら、どういった公表ができるかについてはしっかり考えてまいりたいと思います。 ◆高沢一基   では、続いては予算の概要の61ページ、マンション対策についてお聞きしたいと思います。これも新規事業で、新任理事のためのマンション管理基礎講習会ということが掲げられています。新任理事を対象とした講習会を実施するというふうにお聞きしているんですけれども、その実施について、どういった今予定をされているのか。年度で1回だけなのか、複数回なのかとか、その辺についてお聞かせください。 ◎住宅政策課長   マンションの新任理事講習会になりますけれども、こちらは例年マンション管理セミナーというものを実施しておりましたが、セミナーから飛躍させていくために実施していくものでございます。これまで、マンション管理セミナーを開催したマンション管理士の方や建築士を講師といたしまして、管理組合、居住者、購入予定者などを対象に一般的に情報提供を行ってはきたんですが、来年度につきましては新任理事の、こちらの1年からおおむね2年のそういった理事の対象向けに、例えばマンションの管理士会、そういったところに委託をしまして、より幅広い講習みたいなものを行っていけたらなというふうに考えております。ご質問のどれぐらいの時期にというところなんですけれども、現在年2回ほど考えておりまして、各回50名程度参加をしていただければなというふうに考えております。これによって、またさらにその理事から管理組合の方に広がっていくように、幅広く展開していければいいかなと考えております。 ◆高沢一基   マンション管理士会に委託をして実施をしていくというようなお話だったんすけども、各回50名程度のところ、聞き漏らしたかもしれないんですが、何回程度新年度については想定をしているのかお聞かせください。 ◎住宅政策課長   年2回を考えております。各回50名程度でございますので、合計すると100名来ていただければいいというふうに考えております。 ◆高沢一基   100名でもご参加いただけたらすごいことなのかなと私は考えますけども、なかなか実際本当に100名来ていただけるのかというところがあるので、その辺の新任の理事さんへの声がけというのは、どのような形で来ていただくように促そうとしているのかをお聞かせください。 ◎住宅政策課長   現在、区のマンション条例の中で、届出をいただいているマンションが約1,200棟ございます。その中で、約1,200棟に向けましてセミナーのご案内を、まず郵送で送らせていただきます。それに加えまして、マンションの管理セミナーの周知ですとか、ホームページ上でも周知を図っていきたいと考えております。 ◆高沢一基   なかなかその参加を促すのが大変かと思うんですけれども、一人でも多くの方にと思うんですが、これはもう集合式の、どこか会議室とかでやる講演会という形なんでしょうか。あるいはオンラインと併用するとか、そういったウェブの活用等はどうなっているか、お聞かせください。 ◎住宅政策課長   現在のところ、会場は区のほうで手配したいと思っておりまして、例えば文化会館ですとか、グリーンホール、庁舎の中の大きい会議室、そういったところで開催を考えているところでございます。 ◆高沢一基   そのウェブを活用したオンラインというのは、何か検討されているかどうか。併用でやるとかってこともあるでしょうし、何かあるのかお聞かせください。 ◎住宅政策課長   ウェブの会議につきましては、現在のところ検討しているところでございますけれども、現段階では対面というふうに考えております。こちらを対面とする理由については、やはりマンション管理の講習会の後にご質問ですとか、そういったこともあると思いますので、直接マンション管理士の方とのご相談ということも機会を通してやっていければなと考えております。 ◆高沢一基   実際に集まったほうがいろいろ細かな話もできるというところ、今個別の話もというお話がありましたけども、ただ併用でやるというのは一つの選択肢なのかな、どちらかだけにするんではなくて。少しでも多く知っていただいて、ウェブ参加の方もそこで疑問があれば、今度個別に直接ご相談となると思いますので。そのウェブ上、オンライン上ではならなくても、その後電話をかけるとか何とかということにつながると思いますので。ぜひオンラインのほうについても、必要かどうか、私は思いつきで言っているだけですから分かりませんけども、ぜひご検討いただけたらありがたいのかなと思います。  続きまして、予算の概要60ページ、先ほどいがらし委員からもご質問がありました鉄道駅可動式ホーム柵等整備補助のことについてお聞きしたいと思います。先般の一般質問でも取り上げさせていただいて、区長から答弁をいただきまして、ありがとうございます。そのときの答弁で、補助の内容が東京都の補助が想定される成増駅が4線で3億2,000万円、これ都が1億6,000万円、板橋区が1億6,000万円という認識だと思うんですけども。区単独の下赤塚駅と東武成増駅は2線でそれぞれ8,000万円ということで答弁いただいているんですけども、東京都の予算も今これから審議して可決されるんだと思うんですけども、決まっていない話ではあるんですが。しかも、東京都の話なので質問しても分からないかもしれないんですが、成増駅だけに都が出すというのは何か理由があるのか、お聞きされていますでしょうか。下赤塚駅、東武練馬駅に関して都が補助を出さないという、その何か理由がよく分からないんですけども、もしお聞きされていることがあったら教えてください。 ◎都市計画課長   都のほうの基準で、駅の利用者数で一定の基準を持っておりまして、成増駅については東武東上線だけだと多分乗降者数ってそんなに多くないんですけれども、メトロと合算して成増駅というふうに対象としていまして、10万人ぐらいの利用になると都の補助が対象になるということでございます。これまでは、東京都の補助がないと板橋区も出す理由がなかなかなかったんですけれども、今回、要綱を改正させていただいて、板橋区のほうだけでも出せる、そういったことに変えております。なので、成増駅については、そういった一定の都の基準に基づいてやっておりまして、板橋区といたしましては全駅に対して板橋区の基準に基づいて補助するということを考えております。 ◆高沢一基   東京都のことを聞いて申し訳ない限りではあるんですけども、以前議会で質問させていただいたときにもちょっといろいろお話しをさせていただきましたけども。当初、都の補助の要綱では10万人以上とありましたけども、数年前に改正されて駅の特性や周辺の地域の特性等で出すという方針に東京都は変えていると思いますので、その辺がなぜその促進のために出してくれないのかなというのは疑問に思うところでありますので。もし東京都と何か話し合うような機会がある場合、板橋区ももちろん区内の路線ですからしっかり応援していただきたいんですけども、ホームドアの板橋区内の東上線で全ての駅に、設置促進のためには東京都の力というのも必要だと思うので、ぜひその辺は主張していただきたいと思いますけども、今後のことなのであれなんですが、もし答えられる範囲でお聞かせいただきたいと思います。 ◎都市計画課長   まさに東京都のお話でございますので、東京都の中の事情があるのかなと思っておりますが、板橋区といたしましてはホーム柵を一日も早く全駅につけたいという考えがございますので、その辺についてはしっかりお伝えして、板橋区は板橋区としての補助の面ではしっかり取り組んでまいりたいと思っております。 ◆高沢一基   もちろん、一面的には、一義的には東武鉄道の責任ですから、東武鉄道さんにつけていただかないといけないわけですけども、それを促進させるために板橋区も今回こういう補助制度をつくってくださってやるわけですし、そのときに、板橋区としては東京都に対して、ぜひこれをやっぱり応援してほしいと、ぜひ支援をしてくれということは、決定するのは東京都ですけども、声を上げるのは板橋区だと思いますので、ぜひそこは伝えていただいて、積極的に進めていただきたいなと思うところです。それに関して、今回の今審議されている予算は、その3駅分の1億6,000万円と3億2,000万円ぐらいの額だと思うんですけども、今後どうなるのか。ほかの駅についてということで一応質問しましたら、区長答弁では、先行整備する3駅だけではなく、区内各駅での可動式ホーム柵整備に対する補助としていて、鉄道事業者を積極的に支援していく考えというふうに答弁をいただいております。ということは、もう再来年度以降あるいは違う駅の区内の駅の促進のために東武鉄道に働きかけて、補助は出していくということを明確に答えていただいているんですが、それで間違いないのか。単年度で終わるようなものではないのかということを確認させてください。 ◎都市計画課長   先日も東武鉄道の本社に伺いまして、現在やっている3駅についての補助の件と今後についても板橋区としては継続いたしますので促進してほしいということでお伝えはしてきております。そういった考えで、区のほうもしっかり取り組むということでございます。 ◆高沢一基   もう伝えていただいているってことで、非常にありがたいなと思いまして。というのは、まちの姿勢で東武鉄道さんが整備するといったものに後からお金を出すのではなくて、お金を出すから早めにやってくれと。10年後、12年後なんて言わずに、それを少しでも、10年なのか8年なのか5年なのか分かりませんけども、促進してほしいということをやっぱり言っていくというのは大事だと思いますので、ぜひ引き続き東武鉄道との協議の中で主張をしていっていただけたらありがたいなと思います。  続いて予算の概要58ページ、交通安全啓発のところでお聞きしたいと思います。交通安全キャンペーン等啓発行事、ずっと継続してされていると思うんですけども、これ以前もお聞きしているんですが、今年度はやっぱり電動キックボードのことが、免許がなくなる等で出まして、いろいろ地域でも事故が起こったりとかあると思うんですけども、この電動キックボード等の新しいモビリティーというんですか、移動手段に対するやっぱり啓発のキャンペーンって大事なのかなと思っているところです。以前の段階では、まだ区として独自にキャンペーン等はやっていないというお話だったんですけども、実際電動キックボード等の何か啓発事業をやっているかやっていないかということと、今後、新年度何か計画があるかお聞かせいただきたいと思います。 ◎土木計画・交通安全課長   交通安全の啓発の中でも、特に電動キックボードというところでのご質問かと思いますけれども、正直申し上げまして、現時点でまだ何か具体的に、区として啓発活動をやっているかというところについては、やっていないというお話になってしまいます。ただ、昨年の10月から板橋区内のシェアサイクルポートを有償化したことに伴いまして、これまでの事業者のほかにも、電動キックボードをシェアしている事業者さんが入ってきております。そちらの事業者さんは、他の自治体等において、自治体と協力をして啓発活動などにも協力をいただいておりますので、板橋区でもそういったことを協力しますというお話を今いただいております。具体的にじゃいつどのような内容でというところまで固まっているものはございませんけれども、新年度に向けて事業者とその辺の連携を取りながら、区として啓発活動を取り組んでいきたいという考えを持っているところでございます。 ◆高沢一基   そのシェアポートというんですか、その件もありましたので、やっぱり区で推進するべきだなと思っていたので。それを今ご答弁いただいてありがたいなと思ったので、ぜひそれは進めていただきたいと思います。それとともに一義的には警察の仕事でしょうけども、警察というのは電動キックボードに関する何かキャンペーンだとかを板橋区内で何か実施しているかどうか、情報があるかということと、警察との合同で板橋区がやるというのも一つの方法だと思うんですけども。さっきの事業者さんもいいんですけども、それもやるとしても、警察との合同については何か検討されているか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎土木計画・交通安全課長   警察のほうでは、啓発活動ももちろん取り組んでいるようですけれども、取締りの強化のほうも進めているようでございます。先般も閣議決定をされましたけれども、道路交通法の改正案というものが閣議決定をされているようでございまして、その改正案の中でも、いわゆる電動モペットといわれているものの取締りを強化するような改正がされていくようでございます。これ、電動キックボードとは若干趣を異にするものでございまして、いわゆる太いタイヤで電動アシストで20キロ以上出るような車両なんですけれども、これは明確に原付に位置づけて、取締りを強化する。自転車も含めて青切符が切れるようにしていくということで、警察はもちろん啓発活動もやっておりますけれども、取締りのほうに今後軸足を移していくものであると認識をしてございます。 ◆山内えり   予算の概要の61ページのマンション対策の④マンション管理計画認定について、伺いたいと思います。事前の資料要求で、148番にも該当するかと思うんですが、この間、令和4年の4月1日に制度が開始されて、12か所のマンションが認定制度を受けたというふうに伺っています。議事録が作成されることや管理者が定められている、それから理事会が開催されることや集会が年1回開催される等、認定基準が定められて進められていると聞いています。まず、伺いたいのは、この認定制度がスタートしてからどういう前向きな変化があったのか、具体的なものがあれば教えていただきたいと思います。 ◎住宅政策課長   マンション管理計画認定制度につきましては、令和4年4月から開始しているところでございます。こちらについては、認定の件数は12件というところなんですが、現在相談件数といたしましては約40件受けているところでございます。相談の段階で、認定につながるマンション管理組合も出てきている一方で、認定に向けた相談で管理規約の改正または修繕積立金などを変更するマンションについては、総会を実施して区分所有者の決議を採らなければいけないというハードルがございますので、そういった段階を踏んで認定をしていただくようなことになっております。ご質問の効果といわれるところに関しましては、やはりそのマンションの価値が上がる、例えば中古であっても購入の選択肢につながるですとか、認定の取得時に向けたマンション内のコミュニティーが活発になる、そういったマンション居住者の意識が大きく変化していっているんではないかというふうに考えているところでございます。 ◆山内えり   やはり、こうした総会が開かれて、皆さんの居住者の総意や合意が図られて、議事録もきちんと作成されるということで、重要だと思っています。相談件数は40件ほどあるということですけれども、新年度、来年度の見込みで認定制度がどれぐらいになると区として見込んでいるのか。それから、相談から認定までの期間はおよそどれぐらいでこの認定というふうにつながっているのか、その状況についても教えてください。 ◎住宅政策課長   現在、40件受けている中で、見込みというのは難しいところではございますけれども、こちらは1年におおむね総会が1回程度開催されます。現在、例えば長期修繕計画がない管理組合さん、もしくは修繕積立金等を積立てしていかなければいけない管理組合さん、様々いらっしゃいますが、そういった中で管理規約の改正というのを行っていく中で、やはり総会の決議というのはどうしても必要になってきますので、その中の見込みというのはなかなか難しいところでございますが、やはりその相談をいただいてから認定の期間というと、マンション管理組合さんによりますけれども、おおむね数か月程度はかかってくるんではないかなと考えております。 ◆山内えり   そうすると、想定件数もなかなか見込めず、数か月ということなので、実際にはどれぐらいのマンションが実際に認定制度につながっていくかということはあると思うんです。一方で、各マンション、皆さんこうした総会も行われているものの、認定自体を受けないですとか、それから認定プレートが1枚3万円ほどするというふうに伺っていまして、そういった認定制度を受けられたマンションでは、入口だとか見えるところに掲げているマンションもあるとは聞いているんですが、その認定を管理組合がきちんとして、修繕積立金も議論して、そういった計画があっても制度を受けない、またその認定プレートを申し込まないところもあると言って、私のほうでも幾つか理由について伺っています。区としてその制度の認定に進まないところと認定プレートを申し込まないというところの理由として、どういうことがあると考えているのでしょうか。 ◎住宅政策課長   認定に進まないという管理組合さんもいらっしゃるのは事実でございますけれども、区のほうとしては、やはりその認定を取ることだけではなくて、やはり管理不全の兆候が見られるマンション、そういったところに、例えば都の条例でいいますとマンション管理士を派遣する制度もございますし、区の独自の分譲マンション管理アドバイザー派遣事業というものもございますので、そういったアドバイザー派遣をしていく中で、マンションの底上げというか、そういったところも施策としては展開しているところでございます。また、その認定プレートを、認定を取ったマンションについても受け取らないというか申請されないマンションも実際ございましたけれども、そういったマンションさんに区のほうから必ずプレートを購入してくださいというところまでは言っていないところでございますので、そのあたりは申請者の方のご意思を尊重させていただいて、必要があればこちらのほうでプレートを交付するというふうに考えているところでございます。 ◆山内えり   1枚3万円することですとか、認定制度手数料なんかも、2万6,000円強の申請料がかかるということも理由としてはあるのかなと考えています。なので、大事な認定制度ができたことで、そういうマンションの管理組合をどういうふうに向上させていくかですとか、区分所有者の人たちがきちんと話し合うという、そういう制度が前向きに進むということは重要ですし、マンションの価値が上がっていくということも大事なことかと思っていますので、そのあたりのプレートの費用ですとか、申請の手数料についても、もう少し申請しやすいような価格に検討していただければというふうには思っているところです。そういう認定制度が進んでいるところというのは、今かなり全国、そして区内の空き家もかなり増えていると思うんですが、そういった認定制度のところの空き家率ですとか、空き家の状況というのはどのようになっているでしょうか。 ◎住宅政策課長   認定を取られたマンションに関しましては、こちらの入居者名簿ですとか、要援護者名簿というのを作成していただいております。その中で、マンション管理組合さん独自で誰が入居されているかというのを把握していただいておりますので、例えば購入の入替えですとか、空き室が出た場合については、管理組合さんのほうでその名簿に応じて把握をしているというふうに考えております。 ◆山内えり   それから、区営住宅についても伺います。同じく予算概要61ページ、38、住宅管理の区営住宅についてです。今、区営住宅は595戸あると伺っておりまして、15棟の区営住宅があると伺っています。まず、最初には、今回能登半島地震を受けて、東京都が都営住宅に当面100戸の受入れをするという情報は私のほうで聞いているところなんですが、実際に区内にある都営住宅に避難された方がいるかというのが一つと、区営住宅のほうに避難者を受け入れることについて住宅政策課として検討はされたのか、そのあたりについてお聞かせください。 ◎住宅政策課長   1点目のご質問でございます。まず、能登半島地震の関係で都営住宅のところに区内でいらっしゃるかというふうなご質問ですけれども、現在区としては都営住宅が100戸、そういった応急仮設として提供することは把握しておりますけれども、ただそちらがどちらの区にそういったところを提供するかというのは、東京都から情報を得ているものではございません。把握はしておりません。また、2点目のご質問でございます。区営住宅について、そういった提供があるのかというところなんですが、現在区としてはそういったところの提供の実施は考えていないところでございます。こちらについては、2月下旬から3月上旬にかけて、特定区営住宅の公募も行っているところではございますが、やはり例年区の居住者の方の申込み倍率というのが高い数値を維持しているところでございますので、そういったところの公平性を考えると、なかなか難しいんではないかと考えています。 ◆山内えり   大変倍率が高いというのは、私もこの間そう思っておりますし、資料を頂きまして、拝見すると、令和5年度が倍率5.7倍だったと思います。そして、要求資料の644番を拝見しても、入居率が大変高くて、どこもほぼ90%台、舟渡二丁目や前野町三丁目のアパートについては100%となっています。ですから、そもそも公営住宅が私は不足していると感じておりまして、公営住宅をやはりそもそもの数を増やしていく必要があると感じています。また、避難者ということで、先ほどは能登半島地震を挙げましたけれども、やはり東日本大震災のときもそうですし、ウクライナの状況で避難者の方が都内にもかなり避難されているというふうに伺っております。やはり、そういった、今後、いつあるか分からない災害について、一定の公営住宅として空きをつくっていく必要があるのではないかと思うんですが、都営住宅にもそういう空き室というのを設けているというふうに聞いていますが、区営住宅についてそういった空きをつくる、あるいはそういう考え方、方針というのはいかがでしょうか。 ◎住宅政策課長   現在のところは、板橋区のほうでは板橋区営住宅再編整備基本方針に基づきまして、契約期限ですとか、そういった借上げしている住宅には、オーナー様に返還するようなことを考えているのと、特定区営住宅として区が建設する住宅、こちらは順次集約化していって、現況の戸数を維持するという方針は一定程度示させていただいているところでございます。ですので、現段階でそういった応急仮設なんかを、避難者の方を区営住宅の中で受け入れていくかという方針までは立てていないところでございます。 ◆山内えり   区としては、そういう高齢者住宅の廃止、区営住宅の集約・統合ということがこの間行われていて、やはりそもそもの区営住宅に入っている方の高齢化率が上がることによって、管理組合の管理の状況が非常に難しくなっている状況など、この間、課題についてはいろいろお伝えしてきたかと思うんですが、やっぱりそもそもこの倍率、区営住宅5.7倍ということや入りたくても入れない人がいる状況を考えれば、私は区営住宅を増やしていく、そもそも足りないということが問題だと思います。何かあったときに入るというような空き室をつくっておく、そういう方針も私は持つ必要があると考えています。以前、仲宿のほうにあったまちづくり推進住宅というものがあったかと思うんですが、それに代わる仕組みや建物は現在あるのでしょうか。 ◎住宅政策課長   現在のところ、以前ありました仲宿のまちづくり推進住宅に代わるようなものはございません。 ◆山内えり   こちらについても、これまで木造住宅の建て替え等でこちらに移り、区営住宅、火災だとか様々な状況で家に住めないような方が一時的に避難していた場所と伺っています。それが今なくなって、売却され、戸建ての住宅になっておりまして、やはり今後そういった火災ですとか、特に災害等で住めなくなった方々の入居についても、区の住宅政策という施策として、何らかの代わる仕組みが必要というふうに考えています。それから、昨年8月に災害関連死亡者ゼロに向けて、区が8つの県と13の自治体間で広域避難体制を構築したということで速報がありました。各自治体、例えば栃木県日光市ですとか、福島県白河市ですとか、そういった場所に区の方を2,000人避難するという想定があると聞いていますが、逆でそういった協定を結んだ自治体の方が板橋区に来られる、そういう迎え入れるという体制の相談とか検討はあるんでしょうか。 ◎住宅政策課長   13自治体との災害協定、こちらは危機管理部のほうで協定をしているというふうには聞いておりますが、ただ現段階で板橋区からの避難者をホテルのそういった施設に提供する以外に、そちらの自治体のほうから区にそういった提供があるかどうかについては聞いていないところでございます。 ◆山内えり   そういう区営住宅も含めて、公営住宅はやはり管理しておく、増やすという必要があると思っております。最後に、区営住宅を統合していくということで、統合方針がありますけれども、今ある区営住宅、少なくともここの区営住宅は残すあるいは統合せずに建て替えをしていく、そういった方針はあるでしょうか。 ◎住宅政策課長   現在のところ、再編整備基本方針に沿って特定区営住宅の整備をしているところでございます。ただ、現在の区営住宅の中で、例えば建物の老朽化、エレベーターが設置されていない住宅、そういったものは順次特定区営住宅に集約するようなことで方針としては定めておりますが、これまで大規模改修を実施してきました、例えば、区営の高島平七丁目住宅、区営の赤塚三丁目住宅、こういったところは大規模改修が済んでおりまして、管理戸数としても一定程度確保できているのかなと考えておりますので、当然全ての区営住宅を集約するということではなくて、一定程度区営住宅については継続して使用していくことを考えているところでございます。 ◆山内えり   そうすると、確認ですけれども、基本的には管理戸数が少ない、管理戸数が多いところについては集約せず……すみません。もう一度確認させていただいていいですか。 ◎住宅政策課長   管理戸数というのはあくまで一例ですけれども、例えば大規模改修工事を実施したところや、今後例えば高度利用を図らずとも、もう既にエレベーターが設置されていて十分区営住宅として維持できる、そういったものについては引き続き継続して使用することを考えております。 ◆山内えり   やはり、統合しない、それからその場で建て替えるという方針についても、ぜひ検討していっていただきたいと思います。それから、公園・公衆トイレについても伺いたいと思います。予算の271ページ、資料要求を事前にさせていただいて、資料番号で351番ということでお願いをいたしました。トイレの洋式化、令和5年度は当初10基としていたかと聞いていますが、令和5年度に20基の洋式化に進めたというふうに資料で拝見いたしました。大変重要であると思います。当初の見込みより多く洋式化ができた背景、それから理由についてもお聞かせください。 ◎南部土木サービスセンター所長   このトイレの洋式化については、南部土木サービスセンター管内では、6か所、6基の洋式化が完成する見込みでございます。その要因としては、予定より基本的には契約単価が下がったということで、入札を行ってあるいは見積りを取って、その単価が下がったというところから予定よりも多くできたというのが要因かと考えてございます。 ◎北部土木サービスセンター所長   多分、資料で令和5年度に20基できたということで、当初10基の予定でしたけれども、先ほども南部の所長が申し上げましたけども、当初は一応工事費マックスの予算を当然計上しているわけですが、実際に施工者に現場を見てもらいまして、その予算がそこまで達しないということで、施工費が要は安くできますよということから、その残った予算を他のトイレに活用していったということで、結果として倍の20基が施工できたということでございます。
    ◆小野ゆりこ   まず、予算の概要の60ページからお願いします。この中で、高島平地域まちづくり推進についてなんですけれども、今現在高島平団地がペットを飼うことが禁止になっているのですが、高島平地域まちづくり推進ではウォーカブルがテーマになっていると認識しています。高島平住民の方の中にはペットを飼っていらっしゃる方もいらっしゃって、ペットと一緒にお散歩されたいという方もおられると思いますが、ペットとの関係について、来年度検討されている取組があればお聞かせください。 ◎高島平まちづくり推進課長   ご質問のペットを飼うということについて、確かに今高島平地域でペットというとあまり今検討しているエリアで見かけることは少ないのかなと感じているんですけれども、ウォーカブルなまちを推進していく上で、そこはペットだけによらずですか、人が歩いて楽しいまちを目指していく中では、恐らくペットというのもその大事な要素になるのかなと思います。今、現状団地が一帯としてありまして、いろいろ管理上の問題からもなかなか難しい面もあるのかなと思うんですけれども、もちろんそういった要素も考えながら、全体として考えていければなと思っています。 ◆小野ゆりこ   高島平でもドッグランを整備してほしいという要望や高島平団地で犬を飼えるようにしてほしいという要望もあるのですが、今回のコロナ禍を挟んで、自宅で過ごす時間が増えたということもあって、実際に本区でも最新のデータが令和4年度ということであったんですけれども、板橋区全体で見ると飼い犬の登録件数が令和2年度から令和4年の2年間で1,000頭ほど増えているということで、今後ご検討いただく中で、例えばですがドッグランの整備やペットと一緒に住まうことができる建物を整備していただくこともご検討をいただきたいということでお願いしたいと思います。続きまして、予算書の270ページ、そして予算の概要の52ページからお願いします。公園についてお伺いします。まず、区が管理する公園はポケットパークのようなものも含めると396か所ほどあると認識しておりますが、この認識でよろしいでしょうか。 ◎管理課長   区内の公園数は、公園、児童遊園、緑地、合わせまして342か所でございます。 ◆小野ゆりこ   それでは、この予算書の中で公園の清掃についての予算がどこに含まれているか、確認をさせてください。また、具体的に公園の清掃のための委託料の金額について確認をさせていただくことは可能でしょうか。 ◎南部土木サービスセンター所長   公園の清掃の委託についてのご質問かと思いますけども、271ページの公園等管理運営経費、(1)の維持管理の中の南部土木サービスセンターの中に委託料として算入されたものでございます。 ◆小野ゆりこ   南部土木サービスセンターさんの中で、公園の清掃についての委託料がどのくらい入っているかということについて、もし可能でしたらお願いします。 ◎北部土木サービスセンター所長   こちら、清掃につきましては、南部サービスセンターも、北部のサービスセンターも同様に行ってございます。まず、北部土木サービスセンターのほうから申し上げますと、予算的にはおよそ2億4,000万円ほど計上をしてございます。 ◎南部土木サービスセンター所長   清掃に関しての委託ですけれども、南部土木サービスセンターは、清掃だけというふうなことになっちゃうとちょっと出せませんけども、委託の中で清掃というのが入っておりまして、南部土木サービスセンター関連では、2億2,000万円ほど計上されてございます。 ◆小野ゆりこ   では、公園の清掃は、遊具の清掃や落ち葉やごみの清掃など、いろいろ考えられると思いますが、清掃の範囲といいますか、内容についてお聞かせください。また、公園の清掃はどのくらいの頻度で行われているのでしょうか。 ◎南部土木サービスセンター所長   公園の清掃の範囲ですけれども、板橋の公園の場合、清掃会社が、それと業者委託の清掃と協力者、いわゆる地元の方々に清掃をお願いしているところもございます。それぞれ公園の特色によって、清掃の頻度も違うことがございまして、非常に一概には言えないところもございますけれども、週3回の清掃を入れたりとか、あと廃棄物、ごみの関係は処理がまた別だということもございますので、清掃とごみの処理が一緒の回数ということはなかなか言えないところがございますけれども、週3回とか週1回のところもございますけれども、それぞれの公園に応じた清掃回数、ごみ処理の回数を計上するというところでございます。 ◎北部土木サービスセンター所長   清掃の回数につきましては、今南部土木サービスセンターの所長が申し上げたとおりでございます。清掃の内容につきましても、ほとんどの場合は落ち葉の清掃、ごみ拾い、そういったこと。それから、年に3回くらい、その時期によって雑草等が非常に繁茂いたしますので、雑草等の処理というのもお願いというか、その清掃の内容に入ってございます。 ◆小野ゆりこ   清掃の内容によって、トイレの清掃はこちらの業者さんで、落ち葉の清掃はまた違う業者さんでというように委託先が複数の業者さんに分かれているという認識でよろしいでしょうか。また、同じ一つの清掃の中でも業者さんが複数に分かれているのでしょうか。 ◎北部土木サービスセンター所長   まず、トイレの清掃につきましては、トイレ清掃ということで公園清掃とはまた別の業者さんが、こちらも利用頻度が公園によって変わりますので、その回数はまたまちまちではございますが、入って実施をしていただいております。 ◆小野ゆりこ   板橋区は、委託先の業務について履行評価を実施しておられますか。また、公園の清掃についても履行評価の対象になっているのでしょうか。そして、履行評価制度について根拠をどちらで確認できるかについてもお聞かせください。 ◎北部土木サービスセンター所長   まず、清掃については、トイレであれ、公園であれ、全てというわけにはいきませんけれども、履行確認ということで現地の確認は行います。それから、特にトイレ清掃につきましては、壁に清掃をしたかしないか、清掃したのであれば何時にしましたという責任者の名前をきちっと書き込むというようなことを実施しております。それから、清掃の状況等につきましては、支払い等をする際にきちっと写真の添付をしてもらっておりますので、その写真を用いてその状況を確認するというようなことで、公園清掃であれ、トイレ清掃であれ、何がしかの形で履行確認をするようにしてございます。 ◆小野ゆりこ   そうすると、履行の報告を受けていらっしゃって、履行の評価はされていないのかなと認識をしたんですけれども、その認識でよろしいでしょうか。 ◎北部土木サービスセンター所長   まず、その履行の評価なんですけれども、やっている最中を全て見て、常にそれを見て、やっていればきれいになったとかというのは分かるんですが、清掃が終わった後に、現場に行った際、確かに清掃はしていると。ところが、例えばトイレであればいろんな方がお使いになられるので、泥のついたまま中に入ってしまったと。そうしますと、もうその時点で実は清掃したにもかかわらず、汚れているというような現状はあります。ですから、そういった意味でやっているかやっていないかとかというのを評価としてはやっていますと。あとは、いわゆる工事の場合に工事評価というのを行うんですけれども、そちらと同様なシステムに載せてやっているかというご質問だとすると、そういったことは実施はしておりません。 ◎土木計画・交通安全課長   今の答弁に若干補足をさせていただきます。北部土木サービスセンターの所長がお答えしたとおり、工事につきましては工事の成績をつけて、評価をさせていただいておりますけれども、板橋区内、全般押しなべて、委託業務については成績評価をつけるという制度は持っておりません。 ◆小野ゆりこ   京都市さんでは、公園清掃について履行評価の制度の対象としておられるそうでして、多くの方が利用される公園については、先ほど予算も大きいなと確認をさせていただきましたので、粗雑履行の防止と適正履行の推進のためにも、履行状況を客観的に評価する履行評価制度の対象とすることを要望させていただきたいと思います。続きまして、予算の概要の6ページの歯車の図のところをお願いします。この歯車の左側のところで、予算執行時の考え方という項目がありまして、効率性と効果の追求ということで最少の経費で最大の効果を達成するということが記載されています。最少の経費で最大の効果を達成するという観点からお伺いします。現在、清掃の内容ごとに委託先が分かれているということだったんですけれども、業者さんにも専門分野があると思いますし、ほかにも様々問題があるんだと思うのですが、すごく単純に考えますと、現在清掃の内容ごとに委託先が分かれているので、トイレの清掃のためには清掃員さんが公園まで移動してこられる必要があって、落ち葉の清掃のためにもまた別の清掃員さんが移動してこられているということで、複数に分かれている清掃の委託を一括して同じ業者さんに委託ができると、単純に移動のコストだけを考えてもコスト削減につながると思うのですが、いかがでしょうか。 ◎土木部長   先ほどの説明が少し単純過ぎたんですけれども、清掃する対象は様々ございまして、例えば水景施設の清掃委託、南部土木サービスセンターでいきますと829万5,000円、それから排水施設、ますのようなものがございまして、それが370万円程度。それから、公園清掃委託ということで、公園清掃の中にも掃き掃除ですとか、いろんなものが出てくるという状況がございます。それぞれが、先ほどおっしゃられたように誰かが行って何かをしてくるということだけでは済まないことになっておりまして、土の処分ですとか。そういうものが様々違っておりますので、それぞれ専門のところに適当なエリアを分けて、最も効率的にいくようにということで、今このような状況になってございます。 ◆小野ゆりこ   いろいろな問題があるんだなと理解をしました。引き続き、予算書271ページ、予算の概要52ページよりお願いします。総合パトロールについてお願いします。まず、総合パトロールの経費は、271ページの公園等管理運営経費に含まれていると理解をさせていただいてよろしいでしょうか。 ◎北部土木サービスセンター所長   安全・安心パトロールの内容ですけれども、こちらについては公園等管理運営経費の維持管理の中に含まれてございます。 ◆小野ゆりこ   令和3年度より区立公園が全面禁煙化されたということで、昨年の決算の分科会の際、区立公園内での喫煙の状況について質問をさせていただきました。その後、区立公園内で喫煙される方の状況に変化はございますでしょうか。 ◎南部土木サービスセンター所長   数字的に減ったという認識は今のところ持っていないところでございますけれども、基本的にやっぱり近隣の住民の方から陳情があって、公園内でたばこを吸っている方がいるから注意をしてくださいとか、立て看板をつけてくださいという要望はいまだにあります。ですので、まだまだ公園の利用者の方には定着できていないところはあるかなというふうに感じているところでございますので、今後も公園の総合パトロールを使って引き続き、もしくは職員が現場に向かって注意喚起を図っていきたいと考えてございます。 ◆小野ゆりこ   昨年の決算の分科会の際にいただいたご答弁の中で、座って喫煙する人が多い場所については物理的試案も検討されるというご答弁がございました。物理的試案とは、例えばベンチを撤去するというようなことで理解をさせていただいていたんですけれども、そのような理解でよろしいでしょうかということと、来年度そのような何か考えていらっしゃることがありますでしょうか。 ◎南部土木サービスセンター所長   南部土木サービスセンター管内で申し上げますと、物理的なというのは、いわゆる委員がおっしゃったとおりベンチの撤去、そういったことも視野には入っているんですけども、この禁煙に関してベンチを撤去したというのは、現在のところはございません。ただ、どうしても注意を守ってくれない方が見受けられるところについては、現在仮にですけども、公園ベンチのほうに人が座れなくなるような状態にしたところはございます。これも基本的にそういった方がいなくなってしまえば、ベンチの復帰についてはやっていきたいと思っていますので、来年度については、引き続き先ほども申し上げましたけども、パトロールとかそういったことを行って、ベンチの撤去については本当は取りたくはないことからも、引き続き啓発に努めていきたいと考えてございます。 ◆大野ゆか   まず、初めに今まで出た質問でちょっと追加でご質問したいことが幾つかございますので、お願いいたします。まず、予算概要51ページの緑化の推進と維持につきまして、3億1,185万3,000円の予算が計上されていると思うんですが、こちらが予算書の中でどこに入ってくるのかということを教えてください。 ◎南部土木サービスセンター所長   この緑化の推進と維持ですけども、予算書でいうと道路清掃というところに入ってございます。街路樹等維持管理とか、この2つ目の街路樹危険度診断については……すみません。ページで申し上げますと265ページにあります。道路等清掃経費の中に経費が含まれているところでございます。 ◆大野ゆか   該当のところについては分かりました。先ほどのご質問のご答弁の中で、今回実施する街路樹危険度診断については、4年に1回実施をされているということで、今回がそのタイミングであることが分かりました。また、令和5年の6月28日に専決処分事例で出てきた街路樹との接触事故があったかと思うんですけれども、その際に危険度診断に加えて春・秋で一斉点検を行っていますというご答弁があったと思うんですけれども、そのときには高さを街路樹診断で見ていますというお話だったかと思うんですが、今回の街路樹診断の対象については、幹周りが60センチということで、ちょっと対象が高さから幹周りということでちょっと変わってきているのかなと思うんですけれども、区としてどういう判断で安全確認を行っているのか。また、春・秋の一斉点検との役割の違いあたりを整理させていただけたらと思うんですが、お願いいたします。 ◎南部土木サービスセンター所長   街路樹の近々の調査については、先ほども申し上げた幹周りが60センチ以上のものが対象となってございますけれども、ただ委員がおっしゃったとおり、先ほどもの高さの関係も当然気にするところでございます。街路樹については建築限界という建物の限界、あるいは樹木の侵してはいけない範囲というのがございますので、それについても確認することが求められると考えておりますので、これから仕様書をつくるに当たって、そういった内容をもちろん盛り込ませていただければと思っています。もちろん、それ以前の調査の段階でも、そういった建築限界については調査をする内容になってございました。 ◆大野ゆか   そうすると、街路樹診断はあくまでも幹回りで判断をして、あとは建築限界については春・秋の一斉点検で確認をしていくということでよろしいでしょうか。 ◎土木部長   おおむね今おっしゃられたとおりでございます。幹周り60センチといいますのは、腐って倒れたときに被害が大きいということで抽出をしている基準でございまして、主として中の健全度ですかね、そういったものを調査するという差がございます。 ◆大野ゆか   続いて、もう1点だけ追加でご質問させていただきたいんですけれども、予算書の275ページのところで、防災都市づくり推進の中に新規事業として3D延焼シミュレーションが入ってくるということで、先ほど取扱いなどについても伺いました。なかなかセンシティブな内容でもあるのでということでご回答がありましたけれども、例えばまちづくり調整課さんが今回実施する密集地域整備方針検討基礎調査などもあるかと思うんですが、そういったところと連携してできたらよりよいのではというふうに素人考えながら思うんですが、今後のご見解を伺えたらと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎都市計画課長   現在、都市計画課のほうで、まちづくり都市に関するDXという部分を所管させていただいておりまして、様々事業を行わせていただいております。現在のところ、東京都から補助をいただいているスマート東京ですとか、そういった分野で全国的にも先進的な技術、これを扱わせていただいておりまして、今のところ東京都さんと協議した中で先進的な取組について評価をいただいているところでございます。こういったものを、一つひとつ行ったものについて、今年度も例えば熱帯館で画像を使ったりですとか、まちあるきで3D都市モデルを使ったりということで、様々やらせていただいていますので、そういったところの情報共有など、それからどういったことに可能性があるかについては、丁寧に可能性のある所管課のほうと情報共有させていただいております。例えば、今おっしゃられた不燃化についても、我々来年度、当然どこの地域でどういったことについて、不燃化の3Dシミュレーションをやるかということについてやっていきますので、そういったところの例えばまちづくりの将来性の連携ですとか、道路の拡幅などがあれば、当然そういった所管課とも共有いたしますし、またそれをそれ以外の項目で使う可能性があるかについても広く庁内で共有して、将来的にはそういったものが生かせていけたらなと考えてございます。 ◆大野ゆか   先進的な取組ということで期待しておりますので、ぜひ全庁的に活用いただけたらと思います。続いてなんですけれども、ちょっと先ほどのご答弁の中でもいただいた高島平のスマート事業について、教えていただければと思います。同じく275ページの都市計画事業経費についてなんですけれども、こちらが令和5年度比で6,000万円ほど増額されているんですけれども、こちらは予算概要60ページ記載のデジタル技術を用いたまちづくりが入ってきているということで、所管の方に教えていただきました。その分、6,000万円は全てこの分の増額ということでよいかということをまず教えてください。 ◎都市計画課長   今言ったデジタルのほうもそうなんですけれども、大きくは都市マスタープランがございまして、この都市計画事業経費の中でいいますと、この都市マスタープランも大きな要素だと考えています。失礼いたしました。8,181万6,000円の部分になるかと思うんですけれども、その中でいいますと委託費の増ということで、今おっしゃっておりましたデジタル体験ですとか、いろんなDX関係ということで区立施設のデジタル体験、それから仮想空間を用いた水害対策、水害体験、高齢者のデジタル・ディバイド、こういったことが含まれてございます。 ◆大野ゆか   内容については理解いたしました。令和5年度についても、コンサルタント会社のご協力を得て、例えば高島平で人流データを取得いただいたりとか、今おっしゃっていただいたシミュレーションだったりとか、スマートバス停とかを行っていただいていると思うんですけども、この予算の中で熱帯環境植物館のプロジェクションマッピングだったり、郷土資料館AR体験も実施するということでよいのかということを確認させていただきたいのと、さらにどのようなことを検討していくのか。また、こういったプロジェクトの目的のあたりをちょっと教えてください。 ◎都市計画課長   プレスのほうではもう発表させていただいた内容かと思います。今検討しているというところで、熱帯館のプロジェクションマッピング、それから郷土資料館、そういったところをやっていくところなんですが、この辺も場所もそうなんですけれども、技術について先進性もすごく大事なところでございまして、その辺を補助をいただいております東京都と調整をしながら、また東京都のほうもその部分について委託、発注しておりますので、その受託業者とも調整しながら、そのときに効果的なものをやりたいと考えております。これも一過性の取組に終わらせるということではなくて、将来のまちづくりに対してどの程度有効か、それからまた効果についても併せて考えてまいりたいと思っております。 ◆大野ゆか   内容について理解いたしました。また、今後ぜひ効果的なものを全体の将来のまちづくりに生かしていただければと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。続いてなんですけれども、271ページの公園等管理運営経費のところで、維持管理の中で新規事業といたしまして、こども動物園魅力発信動画作成というところがあるかと思うんですけれども、まずこの費用についてお聞かせください。 ◎みどりと公園課長   費用については、これそのまま申し上げてしまうと、入札の関係で支障が出てしまいますので、申し上げられません。 ◆大野ゆか   大変失礼いたしました。また、続いてなんですけれども、これを行う目的、また現在でも来場者は割と多いのかなと思うんですけれども、もっと増やしていきたいのか。また、指定管理者が今こちらの公園に入っているかと思うんですけれども、業務の中には日々の来場を増やすための広報というのは入っていないものなのか、そのあたりをお聞かせください。 ◎みどりと公園課長   こども動物園の魅力発信動画作成につきましては、昨年度、令和4年度キッズデザイン賞というのを実は受賞しております。それで、ここの動物園に関しましては、草屋根を使ってSDGs、室内の温度上昇を抑えるですとか、そういったことを天然素材を使いながらやっているですとか、あと子どもたちが世話をするこども動物クラブというものの取組など、そういったことが非常に評価されて、そういう賞を受賞したというところになっておりますので、このよさというものをより区民の方にも知っていただくということをするために、四季を通じて様々な表情が、ここの公園というのは動物園がございますので、それを撮影して、その魅力発信というのをすることで、板橋区のSDGsの取組や絵本のまち板橋のPRなんかにもつなげられたらなということで、やる予定になっております。 ◆大野ゆか   今のご説明で、公園の来場者を増やすというわけではなく、それも一つあると思うんですけども、板橋区のブランドとしての発信をしていくという理解をいたしました。続いてなんですけれども、ちょっと補助金のことで1点だけ教えていただきたいんですが、予算書の103ページに都市計画課さんで、子ども・長寿・居場所事業費補助金ということで9,990万3,000円、都から補助金が入っているかと思うんですけれども、これを使った歳出項目について教えてください。 ◎都市計画課長   こちら、子ども・長寿ということで、東京都から補助を頂いて、DX関係でやらせていただいておりまして、大きくはスマート東京と似たような感じにはなるんですが、新たな枠組みとしてDX関係で頂いております。その中で、現在含まれているものとして、水害体験アプリケーションであったり、また区立施設デジタル体験ということで、ちょっと分野としては似ているんですが、頂いている内容がこういったタイトルになっているというところでございます。 ◆大野ゆか   居場所というと、どうしてもハードな部分を想像してしまうんですけれども、今のご説明でいうとDX推進のために、子どもからお年寄りまで様々な方に関わるDXの部分に使われているという理解でよろしいでしょうか。 ◎都市計画課長   子ども・長寿・居場所という、コミュニティというところなんですが、このうち長寿の部分でいただいておりまして、高齢者施策につながるような、まちづくりのDXということで取組をさせていただいております。様々取組をさせていただいて、大きくはデジタル・ディバイドといわれます高齢者のスマートフォン教室、こういったものも絡めながら、生活の中でDXを活用していただくということを考えております。また、都市計画課でやっておりますので、まちづくり全般に効果のあるようなもの、これをやりながら高齢者に対しても取組を進めさせていただくような感じでやっております。 ◆大野ゆか   続いてなんですけれども、予算書の275ページなんですが、令和5年度の予算書には、都市計画道路整備推進という項目があったかと思うんですけれども、今回の中ではなくなっているんですが、もともとの役割となぜなくなっているのかというのをご教示ください。 ◎都市計画課長   今年度につきましては、まだまだ決まっていないところなんですが、現在第4次優先整備路線ということで、都市計画道路のほうは進めさせていただいております。そこを一定期間が大体10年ぐらいというところで目標を定められておりましたので、区としては先行させていただいて、少し次のところでどんなところが課題になるかということを、委託をかけて調査をさせていただいておりました。今年度については、評価というかその調査に基づきまして、今後区としてどうしていくかの部分を考えていく。その中で、東京都のほうから次のお話が出るタイミングに向けて、区のほうで一丸となって考えている、そういったところでございます。なので、予算としては今年度はゼロということでございます。 ◆大野ゆか   ごめんなさい、確認なんですけれども、まず第4次で出てくるのが今回補助第234号線で合っているのかの確認なんですけれども。
    都市計画課長   補助第234号線も第4次優先整備路線ですが、何か所かございまして、その中で実際に具体的に事業化に向けて取り組んでいるのが234号線ということになります。まだ少しほかにも候補がございますので、さらに次の候補についても先行して考えている状況というところでございます。 ○主査   所管の予算の審査の途中ではありますが、議事運営の都合上、この際暫時休憩いたします。  なお、再開時刻は午後1時といたします。 休憩時刻 午後零時02分 再開時刻 午後零時57分 ○主査   休憩前に引き続き都市建設分科会を再開いたします。  それでは、質問を続けます。 ◆内田けんいちろう   まず、予算の概要59ページから伺いたいと思います。12番、道路舗装に関してです。区道補修4万3,922平方メートルと示されておりますが、これ、どういった内容になるんでしょうか。 ◎工事設計課長   この区道補修の4万3,922平米でございますけれども、こちら毎年行っております道路補修の工事になっておりまして、例えば年2回の土木職員による日頃の道路点検、それから地元陳情などを勘案しまして、土木サービスセンターのほうで工事の要望路線といったところを選定させていただきまして、それを基に工事設計課のほうで年度事業計画を立てて行っているものでございます。通常、道路の舗装の補修ですとか、L型側溝の修繕といったところを行うような工事でございます。 ◆内田けんいちろう   この補修、非常に広いしエリアとしても大きいものだと思うんですけれども、補修はどのように計画をされているのか、優先順位のつけ方であったり年間の計画についてお示しいただけますか。 ◎工事設計課長   舗装の補修に関しましては、道路の劣化とか損傷の状況、それから地質や利用状況や通行量など、様々な要因に起因するところでございまして、必ずしも計画的に実施できるというものでもないというのが現状でございます。そういった中でも、損傷状況ですとか地元要望等を勘案しまして、優先順位を定めて実施箇所を選定しているという状況でございます。 ◆内田けんいちろう   自然環境による影響もあるかと思いますし、道路の状況、また想定できないトラックであったりとか交通状況の変化というのもあるかと思います。こんな中で、現状としましては、職員さんが全体をしっかりと見ていくということで状況を把握されているということでしょうか。 ◎工事設計課長   委員おっしゃるとおり、先ほどお話ししましたように、年2回の当方の職員、両センター、それから土木部の職員によります道路点検ですとか、両センターの日頃の道路点検といったところをベースにして行っております。 ◆内田けんいちろう   それって非常に大変なことかなと思うんですね。全てをくまなくチェックする、年に2回土木職員さんでって非常に大変だなと私は思うところなんですけれども、そんな中で区民の方からの要望もあるというお話がありましたけれども、区民要望への対応についてちょっとお尋ねしていきたいんですけれども、まずどのように区民の要望は受け付けているんでしょうか。 ◎北部土木サービスセンター所長   区民からの要望は、区長への手紙、それからCRMというパソコンのいわゆるメールでいただくもの、それから電話、こういったものが主な手段になろうかと思います。こういった中で、例えば道路が振動するから何とかしてほしい、ひび割れが目立ってきたのでちょっと現状を見てほしい、そういった苦情や要望が寄せられておりますので、区民からの要望についてはそういったところから対応を進めていっているというものでございます。 ◆内田けんいちろう   私もいろいろと他地区の状況なんかも確認させていただいたところ、例えばですけども、江東区は道路の損傷連絡・要望システムっていうのがあって、地図を見ながら場所を指定できて、スマートフォンで撮影していただいた画像を添付して区民の方から教えてもらうっていうことなんですけども、これがLoGoフォームっていうものを活用したもので、比較的多分安価にできるのかなというふうに思ったんですけれども、まずこういったサービスの導入検討はされていますか。 ◎工事設計課長   当方でも、今現在住民からのそういった情報提供といったところをもう少しシステム化というかできるようにしたいというふうな考えはございまして、そういったシステムの導入に向けて内部で勉強をしているところではございまして、まだ導入には至っていないという状況でございます。 ◆内田けんいちろう   非常に私このシステムを見たときに、通常時も使えますし、あとは災害時とかにも、倒木が起きたとか、緊急時にも対応できて非常にいいものだなと思ったんですけれども、これ単独で区が江東区さんはやられているもののようだったんですけども、もう一個別のもので、東京都建設局が導入しているMyCityReportでは、道路、公園、河川施設の不具合をスマートフォンのアプリで投稿できるもので、2022年6月23日時点では32自治体ほどが参加しているっていうものだったんですね。これ、やっぱり板橋区の区道もあれば都道もあって、区が管理しているものがあれば都が管理しているものもあると。そういった中で、住民の方からしたらちょっとそこって見た目に書いてあるわけじゃないんで分かんないところがあると思うんですね。そんなときに、この東京都が導入しているシステムと一緒に連携して通報ができたらより効果的なのかなと思ったんですけれども、こちらについての見解はありますか。 ◎工事設計課長   東京都のほうで進めているMyCityReportのほうは当方も存じ上げているところでございます。そのような中で、どういったものを用いて進めていくのがいいかといったことは今検討中でございまして、例えばLINEとかでも通報ができるというシステムがあったりしますので、そういったことも含めて総合的に考えていきたいと考えております。 ◆内田けんいちろう   お考えいただけるということで大変ありがたいなと思うんですけれども、早急に考えたほうがいいなと思った理由がございまして、それはなぜかというと、当然これらは費用がかかってくるからなかなか導入は難しいよというお考えかなと思ったんですけれども、区道の補修に関しては14億4,000万円の予算計上がされているという中で、冒頭に申し上げたように職員さんが全部をくまなく見るっていうのはすごく難しいことだと思うし、全部見てきなさいっていうのも人的コストとしてもちょっとおかしな話だと思うんですね。効率的に改善を重ねていく必要があると私は考えておりまして、区内の安全と要望を未然に防ぐことによる満足感の高まり、あとは起きてから対応する事後対応ではなくて、未然に防ぐことができること。区民も自分から言ってそれが改善されることによる満足感というのもあると思うんですけども、あとは未然に防ぐことでコストダウンできることってあるじゃないですか。倒木してしまったから対応する、倒木する前に対応することなど、そういうことによるコストダウンも図れると思うんですけれども、こういった意味での検討に対していかがお考えでしょうか。 ◎工事設計課長   先ほどの通報システムに関しまして言いますと、やはり通報する方というのがやっぱり限定的になってしまったりとか、そういうふうなこともありまして、やはり総合的に確認をするという意味ではどうしても我々職員が年2回きちんと行うということもやはり大きな意味があるというふうには考えております。一方で、そういった緊急事態というか、そういうことを発見する目という意味では、そういった住民の方の目を使うというふうな言い方もあるか、正しいかどうか分かりませんけれども、そういったこともやはり重要ではあると考えておりますので、今後そういった通報システムに関しても研究を進めていきたいと思っております。 ◆内田けんいちろう   コスト感の話で、定期的に見てもらうこと、職員さんが見ることに加えて、そのシステムを入れることで、将来予想されるリスクとそれに伴う支出、損失、これを導入する上での考える一つの事項として取り入れていただきたいなと思っているんですけれども、いかがでしょうか。 ◎工事設計課長   おっしゃるとおり、コストの面といったところは重要な要素だとは思いますので、そういったことも含めて検討はしていきたいと思います。 ◆内田けんいちろう   予算の概要の59ページ、20に関して、かわまちづくり事業についてお尋ねいたします。新河岸陸上競技場と荒川堤防を結ぶ避難通路の整備とありますが、その通路の管理は今後どこが行うことになるでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   大変申し訳ございません。かわまちづくり事業につきましては、分科会別審査項目一覧表にも記載があるとおり、企画総務分科会の所管でございますので、この分科会ではちょっとお答えはできないというところでございます。 ◆内田けんいちろう   土木部ではメンテナンスは一切しないっていうことだけ確認させていただきたいんですけども。 ◎土木計画・交通安全課長   まだ、たらればの話で大変恐縮でございますけれども、河川敷から陸上競技場の間に橋を架けるという計画が今あります。それができた以降どこの所管が管理をするかというお尋ねかなというふうに思ってございます。現時点でまだ明確に決定しているものではございませんけれども、例えば陸上競技場につきましては区民文化部のスポーツ振興課のほうが所管をしてございます。ですから、そちらのほうになるのか、もしくは河川敷を管理しているのは現在土木部でございますので、土木部になるのかというところかなというふうに思いますが、現時点では決定していないということでご理解いただければと思います。 ◆内田けんいちろう   では、次の項目に行きたいと思います。予算の概要58ページ、4番、自転車活用推進、自転車通行空間整備事業についてお尋ねしたいと思います。公明党さん、民主クラブさんからも資料要求があって、令和5年度に1か所やったものを6年には7か所、7年には5か所予定されているとのことですが、この矢羽根型表示、車道混在というのはブルーレーンのことを指しているんでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   この自転車通行帯の整備につきましては、令和4年に策定をいたしました自転車活用推進計画の中に位置づけられているものでございます。2040年までに、板橋区内の板橋区が管理する道路のうち200キロに自転車通行帯を整備していく。もしくは矢羽根型で整備をしていくという計画を持ってございまして、2030年までにその200キロのうちの重点整備路線として50キロを整備するという計画を持ってございます。お尋ねの施工の形態でございますけれども、大きくは3種類あるのかなと考えてございます。きちんと区切って、一般車両が通行するレーンと自転車のみが通行するレーン、専用帯という形で整備する形態と、委員お尋ねのようにブルーでベタで塗ってしまう形態と、あと矢羽根型といいまして、三角の青い線を転々と書いていくやり方と、3種類やり方があるのかなと考えてございます。基本的にはその矢羽根型をやっていくというのが一番路線の延長としては長くなる考えでございまして、それ以外に、路線によってその路線の幅員の状況ですとか通行量等々を勘案しながら、青いべたで塗って自転車専用帯というふうに整備をする考えを持ってございます。ちなみに青いべたで塗った部分につきましては、交通管理者との協議が必要にもちろんなるんですけれども、そこは自転車専用の通行帯になりますので、自転車以外の車両がそこに進入すると通行区分違反で検挙することができるということになってございます。一方で、矢羽根の場合には車両混在型という形になっていますので、自転車であろうと一般車両であろうとそこを通行してもいいというような法的な違いがあるということで、ご理解いただければと思います。 ◆内田けんいちろう   非常によく分かりました。場所の選定というお話がありましたけれども、それに当たってこれまでやってきたことをやはりフィードバックしてみるとか、ブラッシュアップして生かしていくということが非常に重要だと思うんですけれども、高島平に設置されたブルーレーンがありますけれども、その後状況の調査などは行われているんでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   実は、自転車+活用推進協議会という会議体を持ってございまして、学経の方ですとか区民代表の方、また交通管理者等々が入っていただいて、私どもの計画の進捗状況を進行管理していただく会議体を持っておるんですけれども、そちらの会議体の中でも実は先週会議があったんですが、今委員のほうからお尋ねいただいた内容と同様のお尋ねをいただきました。ちゃんと施工するだけではなくてその後の利用状況の管理というか、しっかりと後追い調査をする必要があるんじゃないかというようなご指摘を受けたところでございます。こちらにつきましては、道路の通行状況等につきまして3年ないし4年に1度調査をかけてございますので、その中で自転車がどれぐらいの率で通っているですとか、また歩道を今まで通っていた自転車がどれぐらいの率でそちらのほうにシフトしていったかというようなことを調査する予定をしているところでございます。ただ、まだ施工し始めてからそれほど日がたっていないものですから、現時点において効果測定がまだできておりません。その辺については今後の取組の課題だと考えてございます。 ◆内田けんいちろう   実際、私もこの地域なもんで、この辺りの長時間駐車っていうのがなくなったりして、自転車の通行がしやすくなったということが見受けられるんですけれども、一方で地域の方からそこに駐車していた車が高島通りや高速道路下へ移ってきているんだという報告も受けていて、このあたりの状況把握と考え方の対策について伺いたいなと思っております。1か所から得られた教訓というのはやっぱり広げて生かしていかなければならないですし、ただ設置したでは駄目だというふうに私も考えているんですけども、例えばですけども、区の保有している人流データシステムを活用して、長時間停車しているであろう位置っていうのが見えてくるんじゃないかなというふうに思うんです。なので、道路選定する上で、そっから出た2次的被害というか、そういうことも検討していくべきかなと思うんですけれども、このあたりいかがでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   ご意見ありがとうございます。正直申しまして、従来駐車していた車両がそのレーンを引くことによってよそに移っていったということについては、私ども把握は今していないところでございます。仮にでございますけれども、それが規制がかかっているとこに違法駐車ということであれば、それは交通管理者のほうで取締りを行うべきものかなというふうには思っているところでございますが、そういった委員おっしゃるように、今までここにいたものが形態が変わったことによってよそに移っていって、新たな被害というんですか、新たな状況が生まれているということについては、今後警察とも協力しながら状況の把握に努めてまいりたいと思います。 ◆内田けんいちろう   先日、GovTech東京に行ってきたんですけれども、東京都としては市区町村と協働していきたいとおっしゃっていて、ただそのためには区側から課題意識を持って手を挙げてほしいっていうことを言われたんですね。これ解決できるんじゃないかなというのは積極的に取り組むべきで、手を挙げてほしいなと私としては思っていて、なかなかビッグデータの解析であるとか、そういうところってとっつきづらい部分もあるかと思うんですけども、今お話ししたような例とかは可能性として僕はあるんじゃないかなと思っていて、経過に対してとか、土木部さんにお願いするのは区内で手を挙げてほしいということなんですけれども、いかがでしょうか。そういう考え方を活用して、計画に生かしていくということに関してのお考えをお聞かせください。 ◎土木計画・交通安全課長   先ほどの区民からのそういった道路の不具合等の通報一つとってもそうですし、今当然区でもDXの推進というのは重点目標に掲げているところでもございますので、委員のほうから今、ご紹介がありましたそういったビッグデータですとか、人流データ、今様々な形でそういったデータを取るツールがあるのかなというふうに思ってございます。そういったものも活用しながら、従来の枠にとらわれない形で、施策のほうにそういったものが生かせるんであれば積極的に取り入れてまいりたいと考えてございます。 ◆田中いさお   最初に、修正動議に関するということで資料請求したので、せっかくなので質問させていただきたいと思います。内容につきましては、木造住宅耐震化促進の資料請求しました。それで、資料が出てきまして、9,256万円を予算計上した理由ということでお伺いしたんですけれども、その内容について、ちょっと細かいんですが、まず診断の一般を2分の1、10万円を4分の3、12万円に、計画3分の2、5万円を3分の2、22万円って書いていますけども、それぞれ何件を想定してこの予算を組んでいるのか、件数にしたら幾つになるか分かれば教えてください。 ◆山内えり   所管の執行機関のほうとも相談させていただきましたが、新年度から板橋区の事業もこれまで昭和56年以前だったものも拡充をして2000年までの基準まで引き上げたということで、今回は、診断では138件、計画では27件、これを見込んで予算を立てさせていただきました。 ◆田中いさお   これはもともとの件数とも同じ件数で、予算だけ上げたっていう考え方でいいのか、もしくはもっとこの予算を上げることによって件数を上げようとしているのか、その狙いについて伺います。 ◆山内えり   この間、板橋区が令和5年度の従来ですと、大体診断で20件、計画ですと15件というふうな見込みで、恐らくそのまま移行すると大体それぐらいの見込みでおったんですが、今回先ほど申し上げたように新年度から対象も広げますので、板橋区とするとさらに執行部分を広げるということで、当然執行する診断や計画の部分も広がるだろうと思っています。ですので、当初の令和5年度のときよりも件数も、それから対象範囲が広がるということも含めて広げたということで、138件、27件というふうに見込んでおります。 ◆田中いさお   じゃ、これはこの程度にしておきますね。引き続きまして、予算の概要の皆さん聞かれている59ページの一番上のほうで、道路舗装のところの路面下空洞調査、これ近藤委員も聞かれていましたけれども、ちょっと重複したら申し訳ないんですが、来年度というか新しい年度からの事業なんで、簡単でいいのでどういう事業で進むか教えていただいていいですか。 ◎土木計画・交通安全課長   やり方といたしましては、超音波みたいなものを発信できる機械を積んだ車で区道を走行します。そうすると、いわゆる電波の跳ね返りみたいなもので路面の中、下側がどこにどれぐらい穴が空いているか、空洞があるかっていうのを調査をすることができます。その空洞が空いているというところが分かれば、当然陥没する前にそこを修繕ができるというものでございます。令和6、7、8年の3か年で、109キロを調査をするという考えで今計画しているところでございます。 ◆田中いさお   それと、事業者選定に当たってどのように選定するのか伺います。 ◎土木計画・交通安全課長   この事業につきましては、専門業者というんですか、ノウハウを持った事業者が複数ございますので、業者の選定に当たっては恐らく指名競争入札というような形で業者選定をかけるものと考えてございます。 ◆田中いさお   入札ということで、土俵に上げて安いところが通るということで、これ、久々に行う事業で、前回はプロポーザルで行いましたか。 ◎土木計画・交通安全課長   前回はプロポーザルで実施してございます。 ◆田中いさお   そこがちょっと心配しているところで、他区の事例で入札で落とした事業者が仕事ができなくて、どこのこととは言いませんけれども、仕事が滞っているという事例がもう今出ているみたいなんですよ。だから、本当は希望としてはちゃんと技術力を持ったプロポーザルでやったほうがよかったんじゃないかなと、入札の案件はまだ先なので、まだその間にちょっと他区の事例を見ていただいて、これちょっと危ないなと、もう事例ができちゃってるんだよね。入札で駄目だった事例が。ですので大事なお金が、久々やる事業だし、プロポーザルから入札に変えるという区の取組ですから、ここはぜひ慎重に、するなってわけじゃないですよ、安いのにこしたことはないんですけども、ちゃんとその事業者さんが仕事ができるできないかが非常に大事なところだと思うので、ぜひそこら辺も加味して、まだ入札は先だっていうふうに私聞いていますから、ぜひそこまでまた検討はぎりぎりまでしていただきたいと要望しますけども、どうでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   こういった新しい技術でもありますけれども、そういった意味では日進月歩で技術が進んでいるというところでもあるのかなと思ってございます。以前はそれこそ業者の数も少なくて、プロポーザルというようなこともあったのかなとは思ってございますが、今は先ほど申しましたように複数社の業者さんが存在するというのは事実でございます。ただ、その一方で今委員のほうからご紹介いただきましたように、実際落札してみたら我々が求める仕様でできなかったというような事態が生じるというのはあってはならないことでございますので、ご紹介いただいたようにまだまだ入札はこの先でございますので、その辺、契約の仕方についてはよくよく検討して取り組んでまいりたいと思います。 ◆田中いさお   ぜひ、二の舞にならなければいいな、安く仕事していただくことは血税なんでいいことだとは思いますので、ちゃんと担保を取った上で事業者選定をしていただきたいなと思います。質問が変わりまして、公園関係をちょっと多めに、みどりと公園課の課長には申し訳ない。嫌そうな顔をしていますけども、板橋区パークマネジメントガイドラインがあります。予算の概要は使いません。でも、かぶっている部分ももちろんありますからね。これつくられたのが平成30年、だから2018年に作成されて、約6年たっているんですね。ここには結構いいことがいっぱい書かれています。6年前に。進んでいるかどうかは置いといて。それで、この間に、まず今すぐ数字が出るかどうかなんですけども、公園は一体何箇所改修したか、数が分かれば教えてもらっていいですか。すぐ分かればでいいですよ。大体でもいいです。 ◎みどりと公園課長   公園は、ちょっと手元にある資料での話になってしまいますが、全体改修と、部分改修というのがあるんですけれども、令和4年度でいいますと工事箇所としては3か所、それから令和5年度が4か所、それからそれよりちょっと古い令和3年度はなくて、令和2年度が1か所ですかね。とりあえずそんな形で。 ◆田中いさお   結構です。急に質問しているんで。やっぱりお金のかかる事業なんで、そんな件数は、補修程度はしょっちゅうやっているんでしょうけども、大きな公園の補修はないと思うんですけども、これを見ると、6年前なんですけれども、みんなでつくる 人をつなぐ公園ということで、目標1がみんなで集える公園をつくりますという大きなお題目になっています。2番目に、いろいろなことができる公園をつくります。これが2番目の目標ですよね。それで、あんまりそういう公園はないなと思いながらも質問させてもらうんですけれども、まず最初に、具体的な取組の重点施策の中に、公園活動コーディネート組織を導入しますって書かれています。これ6年前です。今実際どんな状況で展開されているか伺っていいですか。 ◎みどりと公園課長   大分時間がたっているというところで、非常に恐縮なんですけれども、これはやっぱり官民連携しながらやるというところがどうしても必要になってきます。それで、今具体的にはやっている場所というのはないんですけれども、これから板橋公園につきましては、公園を設計から施工、運営までやっていくということを今検討しておりますので、そういう中で指定管理者を導入して人を常駐させるということで、常駐した職員等が地元と密に連携を図りながら様々なことができるような取組というのを考えております。 ◆田中いさお   これも難しいことを6年前にうたっているなということで、やっぱりなかなか進まないのが現状なんでしょうけども、その次にボランティア制度を改定、検討しますっていうのもまたうたわれているんですけれども、現状これは進んでいますか。
    ◎みどりと公園課長   例えば、今公園に関わるボランティアでやっている制度というのは、地域がつくる公園制度といいまして、公園の維持管理を地域の方にお任せをしてやっていただく。例えば、けやきの公園というのが南部管内にあるんですけれども、あそこが地域がつくる公園制度の第1号で、そこは公園を用地取得してから実際にどういう整備をするのかというところまで住民の方と一緒につくり上げる中で、地元のほうから我々が管理をやっていきたいという、そういう話があったので始まったところです。そのほかに、例えば公園清掃なんていうのが愛護協力会っていう形で地域の方々が、これは委託みたいな形になるんですけれども、やっていただいているなんていうのもございます。だから、そういったものをうまく制度を改革しながらもっと使いやすいものにっていうのがここに書かれている意図の一つかなというふうに感じておりますが、そこについては今のところ、いろんな諸条件、なかなか整理ができていないということです。 ◆田中いさお   すみません、これ関連なので、区内のプレーパークの進捗状況ですかね。ここでもプレーパークの設置に向けた人材の掘り起こしがうたわれているんですけれども、他区でも事例が多数出始めていて、いよいよ板橋区でやりましょうということでこれが策定されたと思うんですけれども、現状プレーパークの進捗が分かればお願いします。 ◎みどりと公園課長   プレーパークの事業につきましては、他区では、例えば練馬区ですとかは区が事業費を数千万円レベルで支出をして、それでプレーパークというのをやっていただいているという、そういう事業としてやっているものです。一方、板橋区のほうとしては、プレーパークというのは、あくまでもプレーパークをやりたい、運営したいという方々が現れたときに、それに我々協力していくというところのスタンスでやっております。ちょっと消極的に取られるかもしれませんけれども、やはり継続させるということは非常に重要なことなので、財政負担ということもありますので、今のところはできていないという状況になります。 ◆田中いさお   プレーパークが絶対いいってわけでもないと思いますし、これ6年前につくったものですから、今に合ったやっぱ区民の人が本当に喜べるような、いかにお金をかけずに喜んでいただけるかが区の標榜するところでもあるでしょうから、ぜひそこは検討はずっと続けていただきたいなと思うんですけれども、あと重点施策の中に区民などが企画するイベントの受入れ体制の充実を図りますっていうのもあるんですが、これも何か進捗、こういうところを進めましたっていうところがあればご紹介願えればと思います。重点施策なんでよろしくお願いします。 ◎みどりと公園課長   なかなかここやりましたという答えを出しにくいところなんですが、現状としては、なかなか進んでいないというところがある一方、板橋公園は今おっしゃったこと、全て何とか実現に近づけたいということを考えておりまして、先ほどのプレーパークも、以前も大野議員からのご質問なんかもございましたけれども、その場所で常設のプレーパークをするとかっていうのはやっぱり難しいところがありますので、例えばイベント的に限られた期間にそれを行うとか、そういう形で、ボール遊びもそうなんですね。あと、地域の方々に入っていただくという話も、先ほどの指定管理者の常駐する職員がいるという状況であれば、そういった、今ここでうたっていることが少しずつ実現できるんじゃないかなということを考えております。 ◆田中いさお   すみません、できていないことばっかり聞いて申し訳ないんですけども、引き続き、手軽で利用しやすいバーベキュー場の運営を目指します。これも重点施策になっています。平和公園はもうバーベキューができなくなりまして、どっか新しいところを検討中なのか、何か状況が分かれば教えてください。 ◎みどりと公園課長   おっしゃるように、以前は板橋区平和公園の中でバーベキューができる環境がございましたが、中央図書館が建設されてそれはなくなりました。唯一、区立公園の中で残っているのは荒川河川敷にバーベキュー広場というのを設けていまして、そこは広い芝生広場のような形になっているところで、場所だけ提供をして、それで皆さん許可をちゃんと受けて物を持ち込んでバーベキューしていただくということなんですが、手軽にというのは、当時これを考えていたときには簡単にいうと手ぶらでバーベキューなんていうことも想定されておりました。まだ、これもたらればになりますけれども、荒川河川敷はかわまちづくりのほうでいろいろ計画されておりますので、その中で実現ができたらいいかなと思っております。 ◆田中いさお   安心・安全カメラを設置しますということで、私からも我が会派からももう公園に全部防犯カメラを設置してくれと、犯罪多いし、トイレが壊されたりとかいろいろあるのでということで、今現状では何基を設置していて、きっとルートで一部移動しながら運営はされていると思うんですけれども、今防犯カメラの運営状況、どういう形で運営、どこに設置しているかというのは言えないというのは以前聞いたことありますけども、どこっていうことじゃなくて、どういうような運用で実施されているか伺っていいですか。 ◎みどりと公園課長   これ、以前はみどりと公園課のほうで所管していたんですけれども、今は土木サービスセンターのほうで管理、維持しておりますので、詳しくはそちらからなんですが、数としましては、令和5年の11月現在で全部で36台ということになっております。運営としては、基本的にはいろいろな陳情、苦情、問題があるところとか、あと犯罪につながるようなものとかといったところを優先して設置をしております。それで、状況に応じて移動式という形がありますので、それで場所を移設してそれに当たるということをしております。現状のものはそうなんですけれども、今後自動販売機に設置するような防犯カメラつきの自動販売機というのも導入する予定でおります。 ○主査   ただいまの田中いさお委員の質問で質問者が一巡いたしました。  再質問のある方は挙手願います。  近藤委員、いがらし委員、高沢委員、山内委員、小野委員、大野ゆか委員、内田委員、田中委員、以上の順に行います。再質問につきましても、1委員の質問時間を20分とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◆近藤タカヒロ   予算の概要の58ページから質問をさせていただきたいと思っております。交通安全啓発、上から2番目のところの中の5番、危険箇所等安全対策、これにはどのような事業が含まれるのか教えていただけますでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   5番の危険箇所等の安全対策でございますけれども、こちら、ほぼ全ていわゆるターポリンと言われている注意幕、よく電柱に黄色いマークで歩行者注意ですとかこの先行き止まりとか、いろんな文言の幕を張っておりますけれども、あれを購入して電柱に張るというものがここでございます。 ◆近藤タカヒロ   先ほどの区道の補修の件で内田委員からご質問があった内容とちょっと重複するんですけれども、これも区民の方からの通報や陳情を受けて対策するという形なのか、それとも職員の方が見回って検知していくのかというのをお願いいたします。 ◎土木計画・交通安全課長   様々なチャンネルがございますけれども、基本的には区民、住民の方からのそういったご要望に基づいて現地をうちの職員が確認をし、確認をした状況に応じていたターポリン、注意幕を張るという作業をしているところでございます。 ◆近藤タカヒロ   やはり注意マークの掲示というのも一定の効果はあるのかなと思っていまして、多分僕もちょっとお願いしてつけてくださいみたいな話をしたことも以前あったんですけれども、こちらもやっぱり区民からの声をDX化じゃないですけれども、収集できるようなシステムを入れていけると非常にコストダウンにつながるのかなと思いまして、先ほどの内田委員の質問でヒントを得たとこなんですけども、MyCityReportとかでそういうのに対応できるのかとかLINEでの通報システム、そういったところも今後検討していただけるといいのかなと思いました。これはただの意見です。続いて、同58ページ、9の道路維持管理の部分について、3番ごみ不法投棄処理というところなんですけれども、このごみの内容というのはどういったごみが多いのか、例えば粗大ごみとか、そういった傾向をまず教えていただけますでしょうか。 ◎南部土木サービスセンター所長   ごみの不法投棄については、もっぱら白物家電と言われる冷蔵庫とかテレビとか、あと洗濯機、そういった不法投棄が少なからずあります。そういったものの処理とか、そういった費用を計上しているものでございまして、ほかには当然瓶とか缶とか、そういったものも含まれております。 ◆近藤タカヒロ   そういった家電が多いということだったんですけれども、この処理方法としては、例えば状態によってはリサイクル業者に引き取ってもらうとか、そういったこともできるのかななんてちょっと想像するんですけれども、その辺はどういったふうに処理することが多いのでしょうか。 ◎南部土木サービスセンター所長   これは、やっぱり室内に置かれたものではなくて、路外、いわゆる外に放置されたものでございまして、私どもとしてはリサイクルというよりは基本的なリサイクル業者に引き取っていただくという流れになっています。当然、指定された家電でございますので、諸手続に従って処理しているような状況ではございます。 ◆近藤タカヒロ   そうしますと、ここに示されている不法投棄というのは、いわゆる地域のごみ捨場とかにそのまま置いてかれちゃうというよりは、特定の人目につかない場所に勝手に置かれていってしまうというようなケースが多いというイメージでよろしいでしょうか。 ◎南部土木サービスセンター所長   委員がおっしゃるとおり、集積場に置かれた場合については清掃事務所のほうで処分を考えるところなんですけども、我々の対象となっているものは、いわゆる道路上とか公園とか、あとその他の土木が管理する土地の上に置かれたものというふうに考えてございまして、処分するための費用を計上しているものでございます。 ◆近藤タカヒロ   そうすると、やはり特定の場所だったりというところに集中してくるのかなと思うんですけれども、不法投棄の防止対策というのは何か取られているものはありますでしょうか。 ◎南部土木サービスセンター所長   委員がおっしゃるとおり、よくやっぱり不法投棄される場所はあります。そういった中では、清掃事務所とも連携を取って例えば立て看板を設置したとか、そういった方法で対策を取っています。公園の中であれば先ほどご質問があったように防犯カメラを設置したりとか、そういった対策を打って、なくしていこうという形で努力しているところでございます。 ◆近藤タカヒロ   やはり何らかの対策をしていかないと、いたちごっこというか、ずっと続いてしまうのかなと思います。立て看板という対策はやっぱり無視されてしまう傾向もあるので、防犯カメラとか、より再発防止につながるようなものが進んでいけばいいかなと考えております。続いて、また予算の概要の12ページのほうに、また戻らせていただきまして、掲載ページで言うと57ページになるんですけれども、こちらに老朽建築物等計画策定支援委託事業があるようなんですけれども、この事業の具体的な内容を教えていただいてもよろしいでしょうか。 ◎建築安全課長   こちらの支援委託でございますけれども、主な内容としては、老朽建築物の実態調査が作業の内容となります。これは、令和7年度、いわゆる空き家対策の個別整備計画について、令和7年度改定予定がございます。その前年度である令和6年度に空き家対策の元となる物件の調査という位置づけでございます。 ◆近藤タカヒロ   そうすると、この調査というのは、実際にもう職員の方が現地を外観から確認してというような調査になるんでしょうか。立入りとかは恐らく難しいのかなと想像しているんですけれども、その点を教えてください。 ◎建築安全課長   こちらの調査は委託業務で考えてございます。今、契約形態としてはプロポーザル契約によって選定を考えてございます。今、手続中でございます。対象としましては、木造に限らず、3階建て以下の独立住宅、集合住宅を含めた全域に対して調査をする予定でございます。こちらのほうは平成25年、26年度に一度調査をしてございましてそれの焼き直しといいますか、そちらの対象として調べたものにさらに追跡調査をするような形で全域に対して行うものでございます。 ◆近藤タカヒロ   そうすると、以前に調査したところの再調査というところと認識しました。件数としては区内全域でどの程度あるのか、参考までに教えていただけますか。 ◎建築安全課長   当時ですと、約8万5,000棟対象としてございます。こちらについては委託によって行うわけですけれども、外観目視による調査を中心とします。当然、空き家という定義につきましては聞き込みあるいは個別の調査というのは非常に難しい関係上、空き家かどうかの確認について幾つかのチェック項目をつくりまして、例えば郵便ポストに郵便物がため込まれている、あるいはガスメーターが止まっている、動いている、そんな幾つかのチェック項目でまず空き家かどうかの判断は一時的に外観から判断していきたいと。さらに、調査につきましては、外形があまりにもひび割れしている、ちょっと倒壊しそうだとかという物件については、再度2次調査で詳細について調査をしていく予定で考えてございます。 ◆近藤タカヒロ   そうすると、8万棟というとかなり多いなというのでちょっとびっくりしたんですけれども、計上されている予算額を見ると2,311万4,000円ということで、8万棟全部はこれで無理だと思うんですけども、これは何年かかけて調査していくという認識でいいんでしょうか。 ◎建築安全課長   あくまでもこの実態調査につきましては、全地域を1年で、単年度で行います。当然対象物8万5,000棟、一個一個現地は外観目視で見ていくわけですけれども、現況調査の履歴だとかを調べて、ある程度予測を立てながら、現地では再度確認するというような作業になりますので、全域を1年でやれるということは我々としては可能だと考えてございます。 ◆近藤タカヒロ   それでは、続いてなんですけれども、自転車通行空間整備事業を、同12ページなんですけれども、先ほども質問で出てきたところですが、今回計上されている予算額が昨年と比べるとかなり大きく上昇しているようなんですけれども、1億400万円ですか、6年度が。5年度が1,540万円だったかと思うんですけれども、これは対象区域がかなり広がっているという認識でいいのでしょうか。 ◎工事設計課長   委員がおっしゃられたとおり、昨年度につきましては1.4キロの延長につきまして行ったものでございますが、今年度につきましては7路線、約7.5キロにつきましてナビマーク、ナビラインのほうを整備していくということでございまして、かなり整備のボリュームが多くなっているという状況でございます。 ◆近藤タカヒロ   先ほど、内田委員の質問の中で矢羽根表示のタイプとブルーレーンと専用道路等というところ、全部含まれているということなんですけれども、やはり矢羽根の標示だけの道路というのは、割ともともとの幅員が狭い傾向もあって、自転車に乗っていて危ないなというふうに感じることも正直あります。そういった場合、どうしても歩道側に自転車が来てしまうのかなと思うんですけれども、そういった課題というのは区でも認識されているのかというところと、そういった課題についての将来的な改善案というのは検討されているのか教えていただけますでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   ご指摘のように、自転車で車道を走るのは平たく言ってしまうと結構怖いっていう感想をお持ちの方が多いのも事実だというふうには認識をしています。実は、ドライバーさん側からしてみても、やっぱり自転車が車道を走っているとなかなかふらついてきたら怖いなとか、近くを通ったときにぶつかったらやだなみたいなところもあるっていうお話も聞いているところではあります。ただ、道路交通法上は自転車も軽車両でございますので、車道を走っていただくというのが一義的な通行区分なのかなというふうには考えてございます。先ほどもちょっとお話ししましたように、改正道路交通法が閣議決定をされたというお話を今私どもも聞いているところでございます。今回、閣議決定を受けた改正道路交通法の中では、その辺の自転車が車道を走る際の自転車の義務ですとか、横を通過する車両の義務というのがこれまで以上に明確化されるというようなお話も聞いているところでございます。いずれにしましても、法規制ですとか取締りは警察のほうの所管になりますので、私どもの立場ではないんですけれども、私どもは啓発活動という形で、そういった部分での安全な走行について引き続き取り組んでまいりたいと考えてございます。 ◆近藤タカヒロ   やはり非常に難しい問題で、道路の幅員とか、そういう物理的な理由でそれ以外の処置ができないというのが多々あるとは思うんで、課題は大きいのかなとは思っているんですけれども、やっぱり矢羽根の標示のところって側溝も近くて、ごみが落ちていたりとか斜めになっていたりとか、路面の状態もよくないことがあって、タイヤが取られてしまって車道側に転んでしまうっていう事故もあり得ると思っていて、そういったものを防ぐ意味でもちょっとここはいろいろ新しい技術等も含めて検討していただきたいなと考えています。これはただの意見になります。続いて、ちょっとさっきお話のあったブルーレーンについて少しだけ質問したいんですけども、今高島平のほうで実験的に導入されているということで、先ほどの答弁の中で、自転車以外の侵入に対して検挙することもできるようなくくりになっているというお話でした。これは、電動キックボードなんかもその進入不可の対象に当然含まれるという認識でよろしいでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   電動キックボード、いわゆる特定小型原動機付自転車に区分される電動キックボードにつきましては、自転車通行帯の走行が可能ということになってございます。特定小型原動機付自転車というのは最高時速が20キロまでしか出ない車両でございまして、これについては自転車通行帯が走れる。さらに言いますと、最高時速が6キロまでに制限されているものについては歩道も通行ができるというような乗り物になってございます。先ほど申しましたけれども、それよりももっとスピードが出るようなものにつきましてはいわゆる免許が必要な原動機付自転車に区分されますので、そういったものであればブルーレーンの自転車通行帯の走行はできないということになってございます。 ◆近藤タカヒロ   非常に分かりやすくて勉強になりました。そうすると、キックボードとしてもひとくくりにできないんだなというのがよく分かりまして、使う側と、使わない人から見ると全部電動キックボードって、僕もそうだったんですけどひとまとめに見ちゃっている部分があるので、その辺の使用ルールの啓発なんかというのは今後の課題になってくるのかなと感じました。これも意見になります。あと、自転車空間整備事業の全体の目標、先ほどお話があったかと思うんですけれども、ごめんなさい、いつ頃までにっていうところをもう一度教えていただいてもいいですか。 ◎土木計画・交通安全課長   2040年までに、板橋区が管理する道路のうち200キロというふうに計画を立ててございます。また、その200キロのうち50キロを重点整備路線というふうに位置づけておりまして、この50キロにつきましては2030年を目標年次にしてございます。 ◆近藤タカヒロ   そうすると、現在の目標に対しての進捗というのは、キロでもパーセントでもどちらでもいいんですけれども、どのくらいになるのか教えていただけますか。 ◎工事設計課長   本件につきましては今年度からの事業でございまして、1.4キロ進んでいるというのが現状でございます。 ◆近藤タカヒロ   じゃ、まだまだこれからというとこで、期待しておきます。という割には意外と見かけるんですけども、あれは都道ですね、多分。失礼しました。ちょっと感想を言ってしまいました。続いてなんですが、予算書の79ページをお願いいたします。79ページの14款国庫支出金2項の国庫補助金の部分、スマートウェルネス住宅等推進事業費補助金についてなんですけれども、12億640万円計上、この補助金は具体的にどのような事業に充てられていくのかを教えていただけますでしょうか。 ◎地区整備課長   スマートウェルネスの補助金でございますが、板橋駅西口地区で行っている再開発事業の補助金になっております。 ◆近藤タカヒロ   12億円全てこの西口の再開発事業ということですか。 ◎地区整備課長   この金額全てが板橋駅西口地区の再開発事業の補助金でございます。 ◆近藤タカヒロ   このスマートウェルネス事業っていう事業内容としては、いわゆるバリアフリーとかと近いような認識で合っていますでしょうか。またちょっと観点が違うものになるんでしょうか。 ◎地区整備課長   ほかの再開発事業と同様の補助金でございまして、あくまで名目が違うところもございまして、基本的には全くほかの地区の再開発事業と同様でございまして、道路であったり公共施設、その他整備するものに対しての補助金でございます。この地区に関しては、名前が違う一つの理由としては、保育園を整備するということで、4年ほど前に国のほうから依頼があってこちらのほうに変えたという経緯があるというところでございます。 ◆近藤タカヒロ   じゃ、特に使途が名前によって限定されるということではないんですね。どうもありがとうございました。 ◆いがらし学   予算の概要の58ページの10番の交通安全施設等整備なんですが、それぞれ1から6まで項目があるんですけれども、昨年の実績をちょっと教えていただければと思います。 ◎南部土木サービスセンター所長   これは緊急というか、道路上にありますガードパイプとかガードレール、それから反射カーブミラー等が損傷した場合などの応急的なものでございまして、すぐ実績という形の数字は出てこないんですけども、趣旨としてはそのような緊急対応等をするための予算ということでご理解いただきたいと思います。
    北部土木サービスセンター所長   今、こちらの対象になっているものがどういったものかというのは南部の所長が申し上げたとおりですけれども、件数、ここに書いてある六つの項目それぞれに数字は出しておりません。令和5年度、まだ年度途中ではございますが、100件をちょっと超えるくらいの件数で処理をしているということでございます。 ◆いがらし学   1から6全て含めて100件ということですかね。 ◎北部土木サービスセンター所長   今委員がおっしゃったとおり、1から6のものを含めて100件をちょっと超えるぐらいということでございます。 ◆いがらし学   ちなみに、今ガードレールは何件直したか分からないということですよね。というのは、ガードレールの補修も地域の方からご依頼いただいて、ちょっと北部さんのほうにも言ったんですが、事故を起こした方が自分で修理すると言った場合、もうそのままその方が直さないと放置されている状況があるんですが、何点かケースがあるというふうにお伺いしたんですけども、もう一回改めて教えていただいてよろしいでしょうか。 ◎北部土木サービスセンター所長   恐らく、運転者が操作ミス等でガードレールもしくはガードパイプ等に突っ込むということで、損傷させると。その場合、相手方が例えば警察を入れて事故処理をしている場合なんかはもう相手方が分かりますので、恐らく物損事故の扱いで運転者当人の保険、いわゆる自動車の加入している保険で物損事故の対応をする。もしくは保険対応が困難な場合、いや自分が壊したのでということで実費ですると言った場合、少なくとも壊した当人に責任がございますので、区としては、それを区が直すということは基本いたしません。やるとすれば、もう当て逃げ等で警察も介入していない、誰が当てたか分からない、ただもうとにかく危険性が高いという場合においては区がすぐに直しますけれども、相手方がきちっと判明している場合については、相手方の保険ないし自腹というか、自分のお金できちっと対応していただくということでやっております。 ◆いがらし学   その方が直さないとずっとそのままになっているということでよろしいでしょうか。 ◎北部土木サービスセンター所長   もちろんそのままになるんですが、相手方の連絡先等が分かっている場合には、しつこく、すみません、電話をさせていただいて、早く直してほしいというようなことを申し上げておりますし、ただとにかく危険な状態でないという場合においてはあれします。どうしても著しく危険だということであれば、一旦区のほうで直すというよりは、区のほうで何か一旦の処置をするということはございますけれども、そういったことで、著しく危険な場合は当然安全性の担保が必要になりますので、そこについては我々のほうで一旦撤去するなりということはしますが、そうでない限りにおいてはしっかり相手方に行ってもらうということを前提として対応をしている状況でございます。 ◆いがらし学   前回ご相談した方の場合は確か外国の方がぶつけられたということで、その方にも、今日本にいるか海外に戻っているかはちょっと分からないんですが、その方への対応も手紙であったりとか電話であったりとかで直してもらうまでお願いをするというような形でよろしいんでしょうか。 ◎北部土木サービスセンター所長   その方につきましては今現在もう修理が終わって、その方がきちっと修理をしていただきましたけれども、修理がなかなか進まない間はその方に直接電話等でお話をして、できる限り急いで直してほしいということを再三申し上げ、ようやく修繕のほうに至ったと、その場合はそういうことでございます。 ◆いがらし学   ごめんなさい、修繕は終わったんですかね、あそこ。失礼しました。 ◎北部土木サービスセンター所長   そこの場所は修繕は完了しております。 ◆いがらし学   失礼しました。ちょっと確認不足でした。というのは、3番に各種防護柵設置っていうのがありまして、私50年近く住んでいるところで、今まで全くなかったところに突然柵ができたということがあって、これ何でできたんだろうかなと思ったことがありまして、そういう今まで何もなかったところに突然できた、そっちにお金を使うんであればもっと緊急性の高いほうに使っていただけたほうがいいんじゃないかなと思ったので、ちょっと質問をさせていただきました。続きまして、59ページの13番の道路新設等ということで、1番の補助第249号線について教えてください。 ◎工事設計課長   都市計画道路補助第249号線につきましては、環状八号線から新大宮バイパスを結ぶいわゆる西徳通りの新大宮バイパスとの接続部の約100メートル区間に関して、整備をしているものでございます。昭和41年に都市計画決定をしておりまして、平成30年に事業認可を取得し、事業着手をしておりまして、平成30年9月から令和7年3月、令和6年度いっぱいまでの事業として実施しているものでございます。延長が100メーターで幅員が15メーターの路線でございまして、全ての用地取得としては1,116平米の用地取得が必要な物件になってございます。 ◆いがらし学   これ、大宮バイパスに接続する分の形状というか、その辺も分かったら教えていただきたいんですけれども。 ◎工事設計課長   今、委員がおっしゃっているのが、新大宮バイパスと本件補助第249号線との接続部のことだと思うんですけれども、確かに委員おっしゃるように高さ関係が大分違うといったところが現場としてよくご覧になっていることだと思います。249号線のほうが新大宮バイパスのほうに向かって登っていくような、そういった形状になってまいりますので、その交差点部につきましては、一方で新大宮バイパスのほうは若干側道よりも低いような、そういうふうな形状になってございます。ですので、交差点部につきましては新大宮バイパスのほうも少しかさ上げをして、新大宮バイパス自体の高さを高くした上で接続するという形の平面交差をするという形になってまいります。 ◆いがらし学   そうしますと、ここに信号はできるんでしょうか。 ◎工事設計課長   そのことにつきましては、ちょうど現在警視庁との協議を進めているところでございまして、信号をつけるかどうかといったところは、新大宮バイパス自身、それから249号線、どちらにとってもこちらの交差点が安全で利便性が高いものになるようにということで進めているところでございます。 ◆いがらし学   ここ、50年近く私住んでいるとこなんで、もうずっと物心ついたときからここはもう行き止まりだという認識でずっといたもんですから、それがもうここに来て道が大きく開けてくると、西徳通りからずっと利便性がよくなるっていうことは分かるんですけれども、それについてやっぱりしっかりと安全対策をしていただきたいなと思っております。かさ上げをすると、この四葉の歩道橋も2メーターぐらい上げなきゃいけないということで、下赤塚地区区民と区長との懇談会っていうところでそういったお話にはなっているんですけれども、そうすると接続する下の部分というのは、橋が架かるみたいなイメージなんでしょうかね。 ◎工事設計課長   接続する部分につきましては平面交差でございますので、先ほどお話ししましたように交差するほうの新大宮バイパス側のほうの地盤を少し上げてあげて、そこに249号線が接続するような、そういうふうな形になってまいります。ですので、その近くにある歩道橋につきましては、少し上げてあげなくてはいけないということになります。 ◆いがらし学   ごめんなさい、私が言ったのは西徳通りと新大宮バイパスがつながる部分のお話なんですね、今下が空洞になるかどうかっていうのは。そこはちょっとお分かりになりますでしょうか。 ◎工事設計課長   今おっしゃっているのは、新大宮バイパスと補助第249号線の接続部ということでよろしいかと思いますが、そこにつきましては、先ほどからお話ししておりますように新大宮バイパスのほうが側道よりも低い形になっております。ですので、このままですと側道と新大宮バイパスの高さが違うものですから、側道を生かすためにも、その高さに合わせて249号線も擦りつけますし新大宮バイパスも擦りつけるという形になってまいりますので、新大宮バイパスのほうの高さを側道に合わせて上げてあげると、そういうふうな形状になってまいります。 ◆いがらし学   その249号線の接続部分の下は埋まっているというか埋めるというか、今この側道から見るとがけのようになっていると思うんですね。この249号線の終わりの終点部分というか、そこの部分のことを言っているんですけれども。 ◎工事設計課長   その部分だということはよく認識しておりまして、両側ががけのようになっておりまして、正面を見ていただけると新大宮バイパスに突き当たるような形になってくると思います。ですので、側道部があると思うんですけれども、その側道部の高さに向けて249号線のほうを上げていく、そういうふうな計上になって、側道ぐらいの高さで新大宮バイパスも上げてあげて、みんな、249号線も側道も新大宮バイパスも高さが同じになるといったことで、そこで平面的に交差をするということで、特にトンネルですとか橋りょうですとか、そういうふうな構造にはしないというふうなことでございます。 ◆いがらし学   よく分かりました。埋めるということですよね。もし下が空間でしたら、ボール遊びのできる公園を造っていただきたかったなという思いがございましたので、ちょっとお伺いをさせていただきました。失礼いたしました。そうしましたら、15番の私道整備・排水設備助成の私道の整備の舗装1,351平米なんですが、これ件数でいうとどれぐらい予定をされているんでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   舗装っていうふうに予算の概要には書いてございますけれども、この中には実は2種類を含んでございます。いわゆる私道をお持ちの方が舗装をやり換える場合の補助金としてお支払いしている部分と、あと私道なんですけれども、緊急性が高い部分について区が、私どもが直接手を入れる工事をする緊急舗装という種別のものがあるんですけれども、この2種類を実はここの中に含んでいるところでございます。件数でございますけれども、令和5年度、今年度の数でございますけれども、1月末現在で緊急工事が24件ございました。いわゆる助成、補助金を最終的に対応させていただく私道整備の助成につきましては6件というところでございます。平米数につきましては件数と必ずしも一致するものではございませんので、一応という言い方も変ですけれども、1,351平米というふうに出させていただいていますけれども、ここは年によってかなりばらつきが出るという状況でございます。 ◆いがらし学   じゃ、手すりの設置助成についてもちょっと教えていただければと思います。 ◎土木計画・交通安全課長   私道手すりの助成につきましては、今年度、令和5年度から新規で始めさせていただいた事業でございます。いわゆる階段状の私道に手すりを設置したいという方がいらっしゃった場合に、経費の2分の1を助成させていただくという事業なんですけれども、今まで今年度からスタートした事業でございますけども3件ほどご相談をいただいたところでございますけれども、実際に施工に至った件数は今現在ゼロというところでございます。 ○主査   高沢委員の質疑を始めますが、質疑を始める前に、先ほどの高沢委員の交通安全キャンペーンに関する質疑の答弁を理事者よりお願いいたします。 ◎土木計画・交通安全課長   先ほど、高沢委員の時間がちょっと切れてしまいましたので、答弁途中でございました。警察と区との電動キックボード等に対する交通安全のキャンペーン、啓発はどうなんだというお尋ねでしたけれども、先ほどもちょっと途中で切れてしまいましたが、警察は啓発はもちろんやっておりますけれども、どちらかというと取締りのほうに今シフトしているというような状況でございます。したがいまして、区と警察が連携した形での啓発事業というのは今のところ予定してございません。 ◆高沢一基   警察が取締りということであれば、板橋区としてはぜひ独自にか、あるいは先ほど午前中のご答弁であった事業者とのシェアポートの事業との協働というところを考えいただいて、積極的に進めていただくとありがたいなと思います。あと、関連して自転車用ヘルメットの購入補助は今年度実施をしていて、新年度予算案でもすると。聞くところによると、なかなか実績が伸びないのでまた継続してやるというお話なんですけれども、今までと同じではさらに実績が伸びないのかなと思うんですが、本年度と来年度のヘルメット購入助成に通ずる違い、実績を上げるための何か工夫というのはされているのかお聞かせください。 ◎土木計画・交通安全課長   自転車用ヘルメットの購入助成につきましては、これは昨年の8月から取組をさせていただいているところでございます。一番直近の2月末現在の区内での助成の状況でございますけれども、4,299個の助成をさせていただいているところでございます。事業スタートの段階では1万個を予定してございまして、最終補正でちょっと減額をさせていただいて8,500個を今年度というふうに予定をしておりましたので、予定の半分程度しか出ていないというのが実態でございます。そういった中で、令和6年度につきましても、当初予算で1万個分の助成ということで予算を載せさせていただいてございます。なかなか委員ご指摘のようにちょっと厳しい状況にあるのかなというふうには思ってございます。対策でございますけれども、やはりPRを積極的にやっていくしかないんだろうと思ってございまして、新たなPRのチャンネルを今いろいろ模索しているところでございます。具体的には、教育委員会のほうで保護者向けにいたばし教育チャンネルというのを配信しておるんですけれども、いたばし教育チャンネルの3月号にうちのヘルメット助成の記事を載せていただいて、2次元コードをその教育チャンネルのほうに掲載をしていただいてございます。また、子ども家庭部のほうでも保育園の保護者向け等でネット配信をしているような情報のチャンネルがございますので、そちらのほうにも載せさせていただいて、まずはお子さんから、できれば親御さんもというような形でPRをしていきたいと考えてございます。いずれにしましても、PRを広げていきませんと数も出ていかないだろうと思ってございます。また、販売協力店につきましても、令和6年度からさらにもう一店舗大規模量販店さんにご加入をいただくということになっておりますので、販売店のチャンネルも広げながらその辺の拡大を図っていきたいと思ってございます。 ◆高沢一基   広報は大変だと思いますが、進めていただくとともに、現在自転車商の個店さんと、イオンでやっているのを新年度は大型店1店舗増えるって話ですので、売場のところにつきましてもぜひ拡大の方向で、少しでも普及に協力できるようにしていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。引き続き、違うものですけれども。森林環境譲与税のことでちょっと質問したいと思います。今までも何度か取り上げさせていただいているんですが、恐らく板橋区の森で財源として活用されているというふうに思いますけれども、令和6年度予算で土木部、都市整備部、まちづくり推進室でこの森林環境譲与税を財源として予算を組んでいるものが板橋区の森も含めてあるところを順番に、事業名と金額をお教えください。 ◎土木部長   土木部でございます。ご指摘のとおり板橋区の森で使っておりまして、159万4,000円、板橋区の森にかかる経費は全てこれで賄ってございます。 ◆高沢一基   じゃ、都市整備部とまちづくり推進室では森林環境譲与税は財源として利用していないという理解でよろしいでしょうか、確認させてください。 ◎都市計画課長   都市整備部はございません。 ◎まちづくり調整課長   まちづくり推進室もないと認識しているところでございます。 ◆高沢一基   森林環境譲与税、使えない場合は基金に積み立てるということになっていますので、基金がどんどん増えているとこなんですけれども、植樹とかそういう森林をつくるという、森をというのももちろんありますけども、それ以外に木製品の購入であったり、今までも板橋区でベンチの設備とかになったりとかしています。いろいろ都市整備部やまちづくり推進室においても活用できるものは結構あるんじゃないのかなと。例えば、この緑地・樹木の実態調査、これ土木部のほうかな、とか樹林地管理計画策定とか、今回の予算ついていますけども、こういったものにこの財源が使えるのかどうかとか、あるいはほかの部署でも何かやろうと思ったときにそれが使えるかどうかっていうのを調査をされたというような、そういった実績ってありますでしょうか。 ◎みどりと公園課長   前回の委員会でもご質問がございまして、その後東京都なんかにも確認したりいろいろと研究したんですけれども、森林環境譲与税の主要用途としては、やはりもともとある森林というものに対してそれを保全していくということですので、例えば保存樹木なんかも活用できないかっていう話は以前お話がありましたんでそれも検討したんですけれども、やはりそれは森林ではないというところで、目的には沿わないという、そういう結論に我々としては今なっておりますので、今おっしゃったほかの実態調査等については、やはりそれを適用するわけにはいかないと考えております。 ◆高沢一基   今、そういうふうにおっしゃって、東京都のどういった担当がおっしゃったのか分かんないんですけども、他の自治体においては実際にもう森林環境譲与税を財源として、例えばそういう木製品の購入もありますし、あるいは木製品の販売促進で利用したりとか、あるいはその自治体間の交流に財源を活用したりとか、そういった様々な、特に都市部の自治体において、森林を有していない自治体はなかなか活用できないということで、これは環境省の資料にもそういった事例として載せられて、自治体で積極的に活用してほしいということが紹介されています。なので、探せば恐らくあると思います。今までも最上町の木材を使ってベンチを作りましたよね、板橋区。あれは東板橋公園だったかどこだったか、どっかの公園に設置していると思うんですけども、そういった公園で利用するとか、まちづくりの中でそういう木製品を使った何か、ベンチなのか分かりませんけどもやるとか、それはぜひ研究をしていただいて、使えるものは使っていただきたいなと。令和6年度予算を見ると、森林環境譲与税6,680万円の歳入があります。あるんですけども、基金の積立て、つまり使い切れなかった分が3,770万円基金の積立てをしているということで、半分以上は基金積立てにしている。基金積立てだから将来使えるので別に無駄にはなってはいないんですが、貴重な財源なので、使えるものは使っていただければその分をもっと違う事業で使えるわけですから、ぜひ、これは財政がやるだけじゃなくて所管課の中でもご研究いただいて、充てていっていただいて、それが日本の山や森を守ることにつながっていくんだろうと思いますので、今後ともよろしくお願いできたらと思います。続いて、ちょっと違う方向へ行きますけども、ハッピーロード、補助第26号線のことでちょこっとお聞きしたいと思います。ちょっとご相談があったのでそれを含めて聞くんですが、まずハッピーロードのアーケード、補助第26号部分というのは、ほかのところで多分ご答弁があったのかもしれないんですけども、いつ撤去されるのかの確認と、撤去された後、そこに今まで街灯がついていたと。すぐ補助第26号線が開通すれば問題ないんですが、撤去が先であった場合、補助第26号線が開通するまでの間その部分の照明はどうなるのかというお問合せをいただいているんですが、その点について分かる範囲でお聞かせください。 ◎まちづくり調整課長   ハッピーロード大山商店街さんが所有しておりますアーケードにつきましては、来年度の上半期、4月からになるんですけども、4月から9月の間で、クロスポイント部分に係る延長約70メートルの範囲について解体を行っていくというふうに聞いております。また、そこの解体が終わった後に東京都の後で下半期に暫定の整備工事を予定しておりまして、その中で必要な明るさについては確保していくというふうに聞いているところでございます。 ◆高沢一基   今年の9月までに70メートル部分のアーケードがなくなって、その後は東京都が補助第26号線が開通するまでの間の照明が必要かどうかも含めて調査をして、必要であればつけるっていう理解でよろしいんでしょうか、確認させてください。 ◎まちづくり調整課長   委員のおっしゃるとおりでございまして、今東京都のほうで調査等、設計等を行っていまして、工事については再開発組合のほうに公共施設管理者負担金というのが下りてきますので、再開発の組合のほうで東京都に代わって工事を行っていく予定と伺っております。 ◆高沢一基   そういった地域の心配の声があったようでありますので、ぜひそういった細かいところでも広報に努めて、隅々事業が進展するようにお願いしたいと思います。それから、続いて東武東上線連続立体化事業特別会計のほうを少しせっかくなのでお聞きしたいと思います。予算書でいくと474ページですね。少しずつ進展してきて、大山駅付近の連続立体化と駅前広場のほうでも事業が予算化されているんだなと思うんですけども、その一方、連続立体化事業推進経費が、今年度が1,690万3,000円の予算がついていて、前年度比で667万円何がし上がっているということで、増えていると思うんですけども、この連続立体化事業推進経費が結果大幅に増加していると思うんですが、その内容についてお聞かせください。 ◎鉄道立体化推進課長   ご質問の連続立体化事業推進経費の600万円増の要因でございますけれども、こちらについては、ただいままちづくりを進めておりますときわ台駅、上板橋駅、そして来年度から中板橋駅のほうのまちづくりを始めるということで、そちらの勉強会の費用、区が支援する費用を計上したということで、昨年度よりも委託料が増えたということになっております。 ◆高沢一基   大山駅以外のところもそういうふうに着実に予算をつけて、地域のまずご意見を聞きながらまちづくりにつなげているっていうのをお聞きできましたけども、ぜひ、連続立体化というのはなかなか遠い先の話ではあると思うんですけれども、この特別会計を活用していただいてお進めいただけたらありがたいなというふうに思います。それから、続いて予算のプレス発表で、先ほどもちょっとありましたデジタル活用でスマートシティ推進というのが都市計画課が所管でということで、これもなかなか都市計画以外のところもいっぱい含まれているのでそこをまとめられるのは大変なのかなというふうに思っているんですけど、ただ都市計画に直接つながるとこでいろいろ見させていただくと、スマートバス停、これ、今年度も高島平だったんですかね、なんか設置をされてっていう報告を速報で聞いてはおります。まず、今年度の設置状況をお知らせいただきたいのと、新年度予算でも追加でってあるんですけども、何か計画でこの地域につけるとか、そういった具体的に上がっているのか、今後のスマートバス停の整備方針についても聞かせてください。 ◎都市計画課長   今年度、高島平駅の西側になりますが、1か所スマートバス停を設置させていただいております。反響という部分はなかなか聞こえてこないところなんですが、新たなものを設置したところ、問合せがほとんどなくなっているというところがすごいことかなと思っています。現地も確認させていただいたのですが、高齢者の方が普通ああいうデジタル系のものを見たときに、ちょっと見方が分からないですとかどうやって使うのかなという部分をよく見かけるところなんですけれども、現地を見る限りでは列もすっきり、次にどんなバスが来るかというとこもはっきり見られる。それから、時刻の中で行き先なども分かるということで、その辺はすごくよかったのかなというふうに感じております。来年度につきましては1か所増設をしたいなと考えておりまして、まだ場所は決まっていないところなんですが、やっぱり効果を見定められる利便性の高いところを考えていきたいと思っておりまして、その場所については決まり次第また様々な形で周知してまいりたいと思っております。 ◆高沢一基   区内でいくと国際興業さんですけど、スマホだとかインターネットでもリアルタイムで運行状況が見れて、あと何分ぐらい遅れているとかがあるので、それで自分で確認しても非常に便利だと思うんですけども、スマホはやっぱりちょっと扱いにくい方についてはバス停にそういった表示がされているっていうのは非常にやっぱり利便性があるんだろうなと。バス利用のやっぱり促進にもつながっていくというふうに思いますので、このスマートバス停の整備っていうのが大切なのかなと思うんですけれども、バス停は恐らくこれ国際興業の所有物なのかなというふうに思うんですけども、これは設置補助としてお金を出す形なんでしょうか。あるいは国際興業側の負担があるのか、丸ごと、補助率というものはどういった形になっているのか。この設置の予算の執行の仕方についてお聞かせいただきたいと思います。 ◎都市計画課長   設置に関しまして、所在については国際興業の所有ということで、表示についても、システムなど、管理は国際興業になっております。ほぼ設置費については都からの補助を使うことで区の負担はないんですけれども、行政のほうで100%負担ということで対応させていただいております。ただ、設置して一定期間、先ほど説明した高齢者の補助金を使っているという点もございまして、特に区のお知らせに関しましては高齢者が知っておくとよさそうな広告物ということで、今のところ民間の広告ではなくて行政が高齢者に伝えたい部分を表示させていただいております。そこにQRコードなどを使って詳細な情報を得られる、スマートフォンを使えば得られるというところなんですが、その点につきましても、来年度区のほうで実施しますスマートフォン教室、こういったところで自分だったらバスでどこに行きたいかなということをやってみたり、スマートバス停で表示されるQRコード、その使い方なども取り扱って、全体的に高齢者が便利に生活できる、またそういったことで外に出たくなるということにチャレンジしていきたいと思っております。 ◆高沢一基   ということは、100%このスマートバス停の設置については補助というか行政のほうで出して、国際興業さんに負担がないということなんですか。ということは、設置場所の制限とかはありますけども、設置できる広さがあるところであれば、予算の限りはもちろんありますが、こちらから呼びかければ国際興業さんはプラスになるわけですよね。推進できるかと思うんですけども、そういった認識でよろしいのかお聞かせください。 ◎都市計画課長   イニシャルと言われる設置の部分が区になっていまして、維持管理ですとか運営の部分が事業者の負担になります。設置については当然条件があって、歩道の広さであったり、あと電源の確保とか、そういった問題はあるんですが、ある程度の区と国際興業のほうで協議して決められるというふうに考えております。
    ◆高沢一基   ということは、維持管理にお金はかかるけども、広告収入等で将来的には回収もできるのかなと思うんですけども、設置する場所をやっぱり決めていくためには利用調査とかやっぱ必要なのかなと思うんですが、国際興業さんと連携する形になると思うんですけども、始発のバス停だと大体時間どおりに来るから、途中のとこだと思うんですね。その辺で、しかも利用者が多いところに設置していったほうがいいとは思うので、そういった利用調査等、設置に向けての調査についてはどういう状況になっているか、最後にお聞かせください。 ◎都市計画課長   利用調査というか、実際どのバス停で何人使っているというのはなかなか難しいんですが、見た感じはっきりと人が多いですとか、利便性が高い分かりやすいところにつけたい、そのように感じております。 ◆山内えり   先ほどの公園・公衆トイレの続きからお願いします。予算書でいくと271ページの1、公園等管理運営経費の(5)になります。令和5年度は20基まで洋式化が進んだということで、当初の予定の2倍の洋式化が進んだということは大変重要と考えています。今年度は南北土木サービスセンター6基ずつで12基と聞いておりまして、先ほど契約の差額、金額が下がったということでしたから、今年度も20基を目指していただいて、洋式化への促進をさらに引き上げられるんではないかと考えますが、その点いかがでしょうか。 ◎北部土木サービスセンター所長   これはあくまで、1基を工事するときの工事金額が見積りを取った時点で、そんなにいろんなところを工事しなくても取り替えられる、だから工事費が比較的安く済むというような見積りが出た場合に予算に対する差金が生じてきて、さらに1つとか2つとかというふうに予定数量を上回る施工ができるという状況になりますので、今の段階から確実に6基を上回る施工というのをお約束することはできませんが、今後発注していく中で差金が生じた場合にはそれを有効に活用して、でき得る限り1基でも2基でも多く設置できるように努力してまいりたいと考えております。 ◆山内えり   それから、令和4年だったでしょうか、残りの洋式化が90基強で、今のようなペースでいけば何年後に洋式化が完了するかということでお伺いしてきましたが、現状、今年度もし12基が洋式化が完了した場合に、区内で残る洋式化が必要なところはあと幾つで、区としてはいつまでに洋式化の完了を目標としているのかについてはいかがでしょうか。 ◎北部土木サービスセンター所長   すみません、ちょっと今すぐに何%まで上がった、いわゆるあと何%の残りというのがすぐに計算ができませんもんで、後ほど分かり次第答弁させていただきます。すみません、失礼しました。今現在73%まで進んできたということでございます。 ◆山内えり   恐らく20基洋式化されたので、残る場所も73か所ぐらいだったかなというふうに、私数字でカウントしていたときはそうなんですけども、これまで年間4基から5基だった洋式化がそういうふうに特に令和5年度20基まで進んでということで、やはり多くの方が利用する公園・公衆トイレの洋式化は区としても目標を定めていつまでに完成するという目標で進んでいただきたいというふうに思っております。それから、大山の駅前広場のことで伺いたくて、予算書の475ページ、1つは大山駅駅前広場等整備事業経費、1億3,400万円余の予算が計上されていますが、この予算の内訳と経費についてまずお聞かせください。 ◎鉄道立体化推進課長   大山駅駅前広場等整備事業経費の内訳に関してでございますけれども、こちらについては主に委託料と工事請負費でございまして、まず委託料については駅前広場整備等に関わる設計検討の経費、そして不動産鑑定の経費、そして用地を取得するときの建物調査とか補償を算定するための委託の経費、そして新たに大山駅の自転車駐車場の検討をする経費をこちらに計上しております。また、工事請負費については、用地取得が終わって更地になった後の部分を舗装するための経費として1,500万円余のお金を計上しているところでございます。 ◆山内えり   現状、今お話のあった更地になった場所が2か所見受けられるんですけれども、こうした更地になった場所というのは今後どのような、柵だとか近隣への対応というんでしょうか、更地後の対応というのは令和6年度はどういうふうにされて、住民に対して何か、看板の設置になるのか網の設置なのか、その対応について教えてください。 ◎鉄道立体化推進課長   ただいま駅前広場の事業エリアについては2か所更地状にはなっておりますけども、1か所だけ区のほうで引き継いでいるものでして、もう一か所についてはまだ区のほうに引き継いでいるものではございませんけれども、現在区のほうで買収をしまして地権者から引き継いだところについては、防草シートを今張って、入口のところにバリケードを張っているとこなんですけれども、来年度はこちらにアスファルトを全面に舗装させていただきまして、その前面をネットフェンスで囲っていきたいということで考えております。こちらの地元に対する周知ということなんですけれども、通常ですと道路事業地とか、そういうような看板等を通常設置することになりますので、そういうことについてはこちらのほうで検討させていただきたいと思っております。 ◆山内えり   そうすると、今いわゆる更地は2か所に見えますけども、現状は区が取得した用地は1か所ということになるのかという確認と、そうすると事業用地に対しての進捗率でいくと何%になるんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進課長   今、更地状になっているところ、この1か所については最近建物の解体工事が終わりまして、この後土地所有者から区のほうがその用地を引き継ぐわけなんですけれども、まだその手続が済んでいないということで、まだ区のほうも手をつけられないというような状況になっております。今用地買収している1か所については、69平米余ですけれども、こちらの取得については駅前広場の全体面積3,400平米のうちの大体5%程度ということになっております。 ◆山内えり   そうすると、いわゆる用地取得の進捗率自体が5%という、そういうことでよろしいか、改めての確認をさせてください。 ◎鉄道立体化推進課長   駅前広場部分の用地の進捗状況については5%程度ということでございます。 ◆山内えり   それから、同じく475ページの下の段の1、大山駅付近連続立体化事業経費の1億円余のこちらの事業経費の内訳と経費についても教えてください。 ◎鉄道立体化推進課長   こちらについては、東京都が事業主体である連続立体交差事業に関する負担金をこちらのほうで計上しているものでございます。こちらについては、今東京都のほうも用地取得を進めておりますので、その経費、あるいは設計に係る経費に充てるということで東京都から聞いているところでございます。 ◆山内えり   そうすると、こちらの事業の進捗っていうのは、いわゆる1号線から4号線の東京都の工事の部分と、特に5号線、6号線については区の事業かなというふうに認識しているんですが、区が認識しているところの進捗についてお分かりでしょうか。 ◎鉄道立体化推進課長   まず、東京都が施工主体となっている連続立体交差事業のほうについては、まだ用地取得ができているということは聞いてございませんので、現在用地折衝しているというようなお話だけはこちらのほうに届いているところでございます。区のほうで施工する付属街路、5号と6号については、ただいま用地折衝しているところでございます。 ◆山内えり   予算書の277ページの板橋駅西口についても伺います。3の再開発事業経費、(3)、板橋駅西口地区ですけれども、この26億円余の事業経費の内訳、それから経費についてお示しください。 ◎地区整備課長   こちらは板橋駅西口地区の再開発事業の経費がほとんどでございます。主な内訳としては、事業が進展しているところもございますので、来年度前半の権利変換認可を経て、来年度解体工事に着手するというところもございますので、解体工事費と、あと引っ越し、転居されることになりますので、その補償費等がこの中に含まれているところでございます。先ほど、近藤議員からもご質問がありましたそのうちの半分、約12億円がスマートウェルネスの補助金として、歳入として入ってくるものでございます。 ◆山内えり   そうすると、解体はいつ頃からになる見込みでいるかというのと、現場の対象棟数はどれくらいと見ているのかについて教えてください。 ◎地区整備課長   まず、スケジュールについてですが、今のところ来年度の後半から始める予定と聞いておりまして、工事期間としてはおおむね1年半弱と聞いているところでございます。建物ですが、約45棟ございまして、木造、RC、その他の建物があると聞いているところでございます。 ◆山内えり   解体工事が1年半くらいかかるということですけれども、秋口ぐらいから始まる予定で見込んでいるのかというのと、そうするとその方たちの引っ越しはそれまでにもう完了していただく、全部部屋を空けていただく、そこの終了が解体の手前というふうに認識してよろしいでしょうか。 ◎地区整備課長   委員のおっしゃるとおりで、解体が始まる前に皆さんに転居していただくという形で進めていくことになると思います。 ◆山内えり   あと、先ほどの対象建物45棟というのは、何階建てでもビル自体を1棟、それから戸建ても1棟というようなカウントの仕方で、全体が45棟ということでいいのか、確認させてください。 ◎地区整備課長   ビル等の建物は1棟として数えてございます。戸建てについても同様に1棟として数えて、合計で45棟というところでございます。 ◆山内えり   それから、予算書の265ページの路面下空洞調査についても伺います。先ほど、平成25年と27年に調査をして、今回9年ぶりの調査になるかと思うんですが、9年ぶりとなる理由についてお聞かせいただけますか。 ◎土木計画・交通安全課長   路面下空洞調査につきましては、前回平成25年、27年とやらさせていただいたところでございます。その後、路面下空洞調査につきましては、国道については国が、都道については東京都が行っておるものなんですけれども、国が行った路面下空洞調査に対しまして、会計検査院がお金の負担のあり方をちょっと指摘をした時期がございました。大体、路面下空洞調査で空洞が発見される場合の理由は様々あるんですけれども、大きな理由といたしましては、例えば下水道事業者の下水管が道路の下に埋まっていて、これが老朽化することによって水が染み出すっていうんですか、水が道路の地面の中に染み出しますと周りの土を引っ張ってどんどん流れていってしまうというようなことがあって、空洞が生じるというのがかなり率としては大きな原因になっているところでございます。その際に、会計検査院が原因者にそもそも調査費等を負担させるべきなんじゃないのかと、調査主体が必ずしも負担するものではないんじゃないのかというような指摘がありまして、国のほうが、当然国自身もそうですし国が補助している自治体に対してもちょっと補助のあり方を見直すというんですか、考える時期がありまして、その当時、じゃ国のほうから補助金が取れないんであれば全部負担でやるのもどうなのかなという時期がありまして、一時期板橋区としても路面下空洞調査の実施を止めていた時期がございました。実は、先頃国のほうで、国が施工する分の路面下空洞調査の負担割合をそういった企業者と一定整理がついたというようなところで、動きが出てきたものですから、我々板橋区といたしましても補助金を頂くという部分も含めて動きが見えてきて、改めて路面下空洞調査を再開したという状況になっているところでございます。 ◆山内えり   そうすると、その会計検査院からの指摘があって、国との補助金の負担割合だとか補助金について、今年度そういう整理がついたので、新年度再開できるというか、毎年やるものではなくて、やっぱり一定注意があって止まらざるを得ない時間があった、そういう状況なんでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   平成25年、27年に路面下空洞調査を実施した際も全て区負担で行ったものではなくて、国や都のほうからの補助金を頂いて実施をしていたものでございます。原因者との関係性というんですか、原因者との負担のあり方をきちんと整理をしないまま補助金を頂けない可能性があるっていう時期がありまして、補助金が頂けないのであれば全て区負担でやるっていうのもなかなか財政上厳しいというようなお話もございまして、板橋区としてはしばらく見送っていたというところでございます。23区の中でも他の区も含めまして、一時期やはりその辺を国や都の動きをきちんと見定めてから再開しようというようなことで、よその自治体もしばらく路面下空洞調査は止めていたというふうに認識をしています。一定その辺の動きが見えてきたので、他の自治体も再開し始めましたので、うちの区もというところで整理をしているところでございます。 ○主査   所管の予算の審査の途中ではありますが、議事運営の都合上、この際暫時休憩といたします。  なお、再開時刻は午後3時30分といたします。 休憩時刻 午後2時58分 再開時刻 午後3時26分 ○主査   休憩前に引き続き都市建設分科会を再開いたします。  小野委員の質疑を始める前に、管理課長より、先ほどの公園の数について発言の訂正の申出がありますので、これを認めます。 ◎管理課長   すみません、午前中の小野委員の公園等の数に関する質問に正確にお答えできていませんでしたので、改めて答弁させていただければと思います。先ほど、公園、児童遊園、緑地合わせて342か所というふうにお答えしましたけれども、いわゆる都市公園の数でございます。そのほかに、遊び場ですとかポケットパーク等の公園に準ずる施設、緑道などのその他の施設、全て合わせますと、令和5年4月1日時点での数字ですけれども、393か所でございます。 ◆小野ゆりこ   午前中のところで、公園内での喫煙に対する対策としてベンチの撤去というお話がございましたが、受動喫煙防止に向けて実効的な措置をお願いしたいと考える一方で、ベンチが撤去される場合、公園でくつろぎたいというような本来の目的で利用されたい方がベンチに座れなくなってしまうと、それもまた違うお困り事につながることも考えられますので、慎重な検討をお願いしたいと思います。それでは、引き続き予算書271ページ、予算の概要52ページのところから、総合パトロールについてお願いします。昨年の決算の分科会のところで、総合パトロールを実施していただく際に日報で喫煙者や吸い殻の数をご報告されているとのご答弁をいただいておりました。具体的な数値として、どのくらい数字がご報告されているのか確認をさせてください。また、総合パトロールで巡回していただく際、吸い殻を確認されたような場合、その吸い殻については回収をしていただいているのか、どのような処理をされているのでしょうか、お願いします。 ◎南部土木サービスセンター所長   まず、南部土木サービスセンター分をお知らせしたいと思います。公園ごとの本数ですけれども、全部ごちゃ混ぜにしているものはお時間の関係もあったんですけども、例えば南部土木サービスセンター管内の公園で志村清水坂緑地という公園がありまして、これが一昨年の10月12日のデータですと1日10本、あと小桜児童遊園というのが同じく10月12日で26本、志村城山公園が23本、親和児童遊園で11本、相生東児童遊園で2本、あいおい児童遊園でゼロ本という状態でして、そのほかにも吸い殻を捨てられてた場合には数をカウントするというような状況になっています。ただ、数を数えた吸い殻については、どうしても吸い殻を集めて、回収して処分するということになってしまうと廃棄物の処分の関係で許可が必要になるということもありますので、今後そういった警備とかパトロールを行う会社にそのような免許があるかどうかを確認して、その処理をどうしていくかということを研究していきたいと考えてございます。 ◎北部土木サービスセンター所長   大変申し訳ございません。南部から報告がありましたけれども、今日、私のほうで資料を持ち合わせてございませんで、数字の報告はできない状況でございます。 ◆小野ゆりこ   そうすると、吸い殻についてはご報告があるということで、落ちてるんだなと認識をしましたが、一方で吸い殻を回収していただくことについては特別な事情が必要ということで、ここから私は先にパトロールの委託契約のところで、たばこの吸い殻回収についても盛り込んでいただけないでしょうかというようなお話をさせていただきたいと思っていたのですが、そうすると現状は少なくともそのお話が盛り込まれていなくて、先ほどの課題を解消することができれば、たばこの吸い殻の回収について委託契約に盛り込んでいただくということが可能になるという理解でよろしいでしょうか。 ◎南部土木サービスセンター所長   今現在、警備業法に基づく、そういった許可を持ってる業者さんが、現在安全・安心パトロールを請け負っていただいてます。過去には警備会社、そういった業者たちが請け負っていただいてるというような状況ですけれども、そういった清掃に当たっては別の免許、いわゆる廃棄物処理とか収集運搬とか、そういった免許が必要なケースも考えられることから、基本的には公園清掃ということで委託をしております。その公園清掃をやってる業者に委託をして、清掃を行ってもらうという流れになろうかと考えておりますので、委員がおっしゃるような免許を持ってる業者さんがいなければ、当然今のやり方を踏襲して続けていくことが必要かなと考えてございますので、今現在ではこのやり方をしているというふうなことで報告させていただきます。 ◆小野ゆりこ   総合パトロールの目的として、区が設置する公園等における適正利用の推進を図るとされています。先ほど、課題があるというふうにお伺いしていますが、その課題解消に向けて、全庁的に連携をしながらご検討いただけますとありがたいです。続きまして、昨年の、また決算の分科会の際に総合パトロールのところで、区立公園で喫煙されている方に対しては主に声かけにより対応してこられたということで、これまで過料の適用等の事例はないとのご答弁をいただいておりました。それで、東京都板橋区立公園条例第5条の2の第1項11号により公園内での喫煙が禁止されており、また同条例第24条により区立公園内での喫煙に対しては2,000円の過料が定められていることから、今後受動喫煙防止の対策を進めるためにも過料の適用についてご検討いただけるとのご答弁もいただいておりましたが、来年度の取組の中で何か進展がございましたらお聞かせください。 ◎北部土木サービスセンター所長   委員おっしゃられるように、公園条例におきましては第5条の2に9つの行為の制限というものが出ておりまして、その一つに、たばこについての規定が入っておるわけでございます。そして、第24条におきまして、過料においては、この第5条の2の規定に違反してということになっておりますので、いわゆるこの9つの項目のそれぞれに、要は違反があったというならば過料を取るということになります。たばこにのみ過料を取るということではないわけですので、今後、どういう形で9つの項目に対して過料を求めていくのかということも、大変失礼しました、前号のほか、公園の管理に支障がある行為ということもあります。いずれにしろ、どういった行為に対して、それを全て過料を徴していくかということは十分検討がなされるべきことであろうと考えておりますので、すぐにというのは難しいと思います。十分時間をかけ、他区の事例等ももちろん検討していく必要があろうと思っておりますし、そういったものを含めて、今後どのように進めていくか、まずどういった考え方で進めていくかというのをしっかり考えていく必要があるものと考えております。 ◆小野ゆりこ   引き続きご検討いただけているということで安心をしました。先日、千代田区さんに大野ゆか委員と共に視察にお伺いをしましたが、喫煙が禁止されている区域で喫煙を発見された際には、すぐその場で過料を適用されておられるとのお話でした。区立公園条例第1条には、目的として、区立公園の利用の適正化を図るとの記載もあります。現在の区立公園の利用の状況について、喫煙される方がいることや、たばこの吸い殻が落ちていることは、適正な利用が実現しているとは言えないものと考えますので、引き続き過料を適用することも含めてお願いしたいと思います。引き続き喫煙なんですけれども、来年度、これまでの制度に加えて、新たな公衆喫煙所に関する助成制度が盛り込まれております。実際に公衆喫煙所が成増地域で1か所整備されることが決定していることについてもお伺いしております。公衆喫煙所が整備されることで喫煙の環境が一定程度整うということなので、その上でさらに引き続き付近の公園で喫煙が見られるという場合には、例えば過料を適用していくというような、積極的な受動喫煙防止に向けた対策を行っていくことも可能と考えますが、まずは高島平や成増など、公衆喫煙所が整備された地域だけでも、積極的な受動喫煙防止に向けた対策を開始することはできないでしょうか。 ○委員長   違うんじゃないか、公園内だとかであればいいですけども。 ◆小野ゆりこ   公園内ですね、高島平や成増の地域で整備されているのに公園でということで。 ○委員長   公園内のことですから。 ◎北部土木サービスセンター所長   喫煙に関しましては、取り締まるというよりも、まず公園内で喫煙をすることは認められてはいないということをきっちり利用者に理解していただく、周知をしていくということが、まず重要であろうと考えておりますので、必ずしも喫煙がその場でやってるというのを我々が目視することも難しい場合がありますので、そういったお声がある場合にはきっちり周知をさせていただくことで、まず対応させていただきたいと考えております。 ◆小野ゆりこ   さらに、また総合パトロールで質問させてください。総合パトロールを実施していただく中で、路上生活者の方がいらっしゃるようなことはあるのでしょうか。そのような場合にはどのような対応をされているのでしょうか。 ◎土木部長   公園の中にそうした方がいらっしゃった場合には、生活できるような形に結びつけるということが重要ですので、ケースによるかと思いますけれども、例えば他の利用のもので不正占用をして、他の利用者の方に大きな障害になるような場合には、すぐではないんですけれども、法的な手続を経て、強制撤去という形を取らせていただくようになります。それは、パトロールでやるのではなくて、区として実施をすることになります。それから、生活に結びつけていくという意味では福祉部が担当している部分が多くございますので、そちらに通報いただいて、連携の中で社会復帰をしていただくという道筋になろうかと思います。いずれにせよ、具体的な方法について、ケース・バイ・ケースで対応させていただいております。 ◆小野ゆりこ   福祉部さんとも連携をしていただけているということで、ありがとうございます。安心しました。続きまして、引き続き公園の維持管理なんですけれども、先ほど内田委員からもご質問がありましたが、区長への手紙ということで、令和4年度事務事業についての事務事業評価表の中で、公園維持管理というところの項目の中では、区長への手紙という欄で、ごみが散乱しているので、清掃し気持ちよく使える公園にしてほしいですとか、公園内で喫煙している人がいるので注意してほしいというようなお声があったことが示されております。このようなお手紙をいただいた際に、一般的に区長さんからお返事をいただけるとか、どのようなご対応をされているのかということについて、もしご存じでしたらお聞かせいただきたいということと、土木サービスセンターさんのほうでお手紙をいただいた際にどのようなご対応をいただいているのかということについてお聞かせください。
    南部土木サービスセンター所長   南部土木サービスセンターでそのようなお手紙とか陳情をいただいた場合の対応ですけれども、基本的には、現状、すぐ現場に行かせていただいて確認するというのが原則となってまして、公園というのは、先ほど午前中の中で説明をさせてもらいましたけども、清掃を週4回入れたりとか3回入れたりとか、公園の利用状況によって、回数はばらばらです。そういった中で、これについては、実は間もなく清掃を入れるっていうタイミングでそういった陳情をいただくケースもございます。そういった中では、日々、公園の担当が現場を回って確認するということもございますので、併せて点検とかを行って、未然に防止するというような方法も取れるかと考えておりますので、そのような、手紙としては返答になるのかなと思っています。手紙の回答としては、先ほど、繰り返しになっちゃいますけども、基本的には、そういったポイ捨てとか、公園内にごみを捨てないでくださいとかっていう立て看板を立てたりとか、先ほど来から説明をさせていただいてる安心・安全パトロールを回しますよとか、そういったお返事をさせていただくのが多いかなという印象を持ってございます。 ◎土木部長   手続のお話、ご質問かと思います。区長への手紙について、紙のものと電子のもの、幾つかございます。いずれにしましても主管課で回答案を作成して、区長まで決裁を取り、区長名でお答えをさせていただいております。それから、センターに直接という制度もございまして、これ、電子が多いんですが、あと電話だとかございますけれども、これについて、課長、所長決裁で相手方にお答えをするという仕組みになってございます。 ◆小野ゆりこ   お手紙についてもご対応いただいているということと、現地のご対応もいただいてるということで確認をさせていただきました。それでは、公園について、最後の質問です。令和4年度の事務事業についての事務事業評価表では、公園の維持管理のところで、部長さんの評価という欄で、次のようにあります。公園等の維持管理に対する苦情、要望の多さに鑑みるに、維持管理が順調に進んでいるとは言えない。苦情等の原因並びに対策、防止策を調査研究するとともに、地域団体等との新しい関係づくりを進め、費用対効果の向上を図るということなのですが、これらの観点から、来年度の取組で改善を予定されていることなどがございましたらお聞かせください。 ◎北部土木サービスセンター所長   日々、公園管理を行う中で、苦情、要望というのは非常に多くいただいております。それにつきましては、常に改善に向けていろんな努力を進めているところですが、この文の後段にございます地域団体との新しい関係づくり、それによる費用対効果の向上ということにつきましては、例えば沿道の区民の方、商店街等も含めてですけども、その方々にいろいろ、例えば歩道の植栽の整備のご協力をいただく、またはそういった方々が主体となって整備をしていただくというようなことなどを含めて、今後さらに地域の方々のお力をいただきながら、区も一緒になって取り組んでいくというようなことで、公園のみならず、我々が管理している範囲を整備して、あるいは維持管理してまいりたいと考えております。 ◆小野ゆりこ   公園の維持管理については、多くの区民の方が利用されることもありますし、予算も大変大きいです。関連する委託先も含めて、しっかりと評価を行っていただき、評価を受けての次年度への改善の工夫を行っていただくということで、引き続きお願いします。 ◆大野ゆか   それでは、1つ目なんですけれども、予算書の261ページの放置自転車対策経費のことで伺えたらと思います。令和5年度比で1億9,000万円ほど増額していると思われるんですけれども、何を強化していくのかということを教えてください。 ◎土木計画・交通安全課長   放置自転車対策の対応でございますけれども、これ、実は昨年度、単位事業が、事業名が2つに分かれていたものを放置自転車対策という事業名に一本にまとめた関係がございまして、金額が大きく動いてるように見える部分が実はございます。昨年まではルール推進というものと、撤去、保管というもので分けてございました。ルール推進というのは、まず放置自転車を認めた際に、放置自転車をすぐにどけてくださいですとか、もしくは放置されている自転車に、ここは放置禁止区域ですよといって札をかけるような業務をルール推進と呼んでおりまして、それでも移動されないものについては最終的には撤去をし、保管所のほうに移動するということで、二本立てで事業をやっておったんですが、そこを一本にまとめて放置自転車対策というふうにしているものですから、見え方としては、そういうふうに見えてる部分があるのかなと思います。事業の内容としては、特段の変化はございません。 ◆大野ゆか   続いてなんですけれども、263ページの、先ほど来からいろんな方々が聞かれている自転車通行空間整備のことなんですけれども、板橋区自転車活用推進計画を確認させていただくと、自転車通行空間整備を行うことで、自転車+で出かけたくなるまちいたばしを実現するというふうに記載があるかと思います。その中で、自転車通行空間上における路上駐車への対策を警察等の関係機関と連携して実施というふうに記載があるんですけれども、この間、予算でもそうなんですけれども、パトロール数を増やしていただいたりとか、何か警察に具体的に増やしていただいてる目標数値などがあれば教えてください。 ◎土木計画・交通安全課長   先ほども内田委員等からもございましたけれども、今、自転車走行空間の整備が積極的に進んでいるのは、高島平地域が多くございます。路線によっては、自転車通行空間のさらに外側っていうんですか、歩道側に一時的な、例えば荷さばき用の車を一時的に止めるスペースを設けたりというようなことで、自転車通行空間と路上駐車の車が重ならないような配慮をしているような路線も中にはあるんです。そういったところでは今ご指摘いただいたような問題は生じないんですけれども、全ての路線の幅員が十分取れているわけではございませんので、おっしゃるように自転車走行レーン、走行帯の上に違法駐車がされるというようなケースも間々見受けられるところでございます。そういったところを発見ですとかご連絡、通報いただく都度、所轄の警察のほうに取締りを依頼しているというようなのが、正直、現状でございます。いたちごっこ的な対応にはなってしまっていますけれども、今の現状としてはそんな状態でございます。 ◆大野ゆか   そうすると、連携というのは、そういった通報があった場合に所轄に連絡をするっていうことでよろしいですか。特にパトロール数を依頼して増やしてもらうとか、そういったことまではやっていないという理解でよろしいでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   そういった、やはり違法駐車の多い路線というのは、先ほどもありましたけれども、結構固定化されているようなところもございますので、当然取締りの強化もそうですけれども、巡回、パトロールの回数を増やしていただくですとか、重点的にやっていただくというようなこともお願いしているところです。 ◆大野ゆか   自転車で気持ちよく通行できるために、やっぱり必要なことだと思いますので、ぜひ警察とも協力いただいて、進めていただければと思います。続いてなんですけれども、279ページの木造住宅耐震化推進について伺えたらと思います。こちらもいろんな方が聞かれてるんですけれども、再度確認という形で恐縮ですが、伺わせてください。このたびの資料要求で、562番で木造住宅耐震化推進ということで、区内の耐震補強が必要な木造住宅数について資料要求をさせていただきました。建築安全課さんから頂いた資料によりますと、区内で該当する件数が2万4,275件ということで書いていただいているんですけれども、確認ですが、木造住宅耐震化推進の目標数値の分母となるのはこの2万4,275件でよろしいのかという確認をさせてください。 ◎建築安全課長   今、委員のほうから言っていただきました2万4,000戸の数字につきましては、これは、我々、10年ぐらい前に現地を実際調査した統計数字を基に、ずっと毎年チラシを配りながら、解体されて、なくなったものについては減をして、新たに見た目が、外観目視の範囲でございますけれども、56年以前と思われて、しかもちょっとひび割れてるとか劣化しているというようなものについては追加するというようなことをずっとやってございます。その実数が2万4,000戸と。我々が、今、促進計画上で出してる56年以前のものについては約1万1,700戸なんですけれども、こちらについては、総務省さんが出してます土地統計調査に基づいた推計値でございます。この数字は、我々のほうは公としてさせていただいてます。この数字というものを、東京都のほうもこちらの統計数値、推定ですけれども、その数字を使っている関係上、我々もそれを使っていると。ですので、統計上の推定数値と、実態調査というか、我々の目視の範囲での実態調査の数字が今2万4,000戸であるということなので、公では、ちょっと話がややこしいんですが、1万1,700戸を公とさせていただいて、こちらは実際、木造助成のチラシ、いわゆる啓発のために4年に1回、全区が対象のところにチラシがいくように、我々が戸別配布をさせていただいてる戸数というふうになります。大変分かりにくい数字ですけども、そういうことでございます。 ◆大野ゆか   実態的には2万4,275件なんですけれども、都の基準等に基づいた公の数値としては1万1,700戸を母数として今回の計画を立てているという理解で。なので実際には1万3,000戸ほどは乖離があるというイメージでよろしいんでしょうか。 ◎建築安全課長   この2万4,000戸の数字でございますけれども、今申し上げたとおり、我々が外観目視で判定している範囲では、これだけのものが対象となっているんではないか。ですけれども、外観だけでは、耐震工事が終わってるのかどうかっていうのは分かりません。ですので、これが実数といいながら、現地で、だろうという推測でチラシをまかせていただいてる戸数という認識をしていただけるとありがたいです。一方で、我々が認識する未耐震の56年以上の木造建築物については、あくまでも統計数字である国の公の数値を推計するのがセオリーという形になってございますので、我々としては1万1,700戸余りが未耐震の木造住宅と認識してございます。 ◆大野ゆか   よく理解できました。1万1,700戸のうちの、来期に関しては138件の診断助成、それ以降の様々な助成を目指して計画をされているということでよろしいでしょうか。 ◎建築安全課長   令和6年度予算でいきますと、耐震診断については138件計上してございます。今、委員が申し上げた2万4,000戸というのは、あくまでも建築が建てられた昭和56年以前のものが2万4,000戸ということになります。例えば診断でいけば、138件のうち16件は昭和56年以降、平成12年までに建てられた、新たに対象を増やした建築物のうち、138件のうち16件、例えばですけれども、16件診断として計上しているということになります。 ◆大野ゆか   ごめんなさい、再度の確認なんですけども、母数は1万1,700戸で大丈夫ですか。そのうちの、先ほど言っていただいた138件ですとか、そういった目標でよろしいですか。 ◎建築安全課長   未耐震の木造住宅につきましては約1万1,700件、それで相違はございません。促進計画上、我々が現時点、4年度末で把握しているのはその数字ということで理解していただければありがたいです。それを対象としたものについては、来年度、例えば耐震診断でいけば138件計上してございますけれども、今申し上げた1万1,700件、あくまでも昭和56年以前に建てられたものの住宅戸数でございますので、そのうちの138件のうち、昭和56年から平成12年の建築物については、対象としたものは16件見てるということです。 ○委員長   よく分からない。もう一回、いいですか。 ◎建築安全課長   今16件と申し上げてるのは、新たに令和6年度から、建築物の助成の対象を昭和56年5月から建てられたもの、平成12年までに建てられたものについては、対象として、枠を広げる予定になってございます。新たに対象となる建築物については、例えば耐震診断でいけば16件、138件のうち16件分を計上しているという考え方でございます。ですので、差引き138件から16件引いたものが56年前の1万1,700戸の対象となるということでございます。申し訳ございません、私のご説明が悪くて。まず、1万1,700戸の数字につきましては、昭和56年5月以前に建てられた未耐震の住戸数でございます。それで間違いございません。来年度、耐震診断として令和6年度に計上してございますのは、138件でございます。一旦、止めてよろしいですか。 ○委員長   138件のうち、56年以降のものが16件ですよね。それを除いたものが56年より前という話で、それをもう一回。 ◎建築安全課長   診断138件のうちから16件引いたものが122件、122件が昭和56年以前に建てられたものを一応対象として、我々、予算計上してございます。残りの16件につきましては、昭和56年、平成12年までに建てられた、新たに助成拡大した部分について予算計上しているところでございます。例えばですけれども、耐震診断でいけば、そういうことになります。 ◆大野ゆか   すみません。ありがとうございます。理解しました。ただなんですけども、母数に対して、やっぱりまだまだ目標数値が少ないっていうのは多分ご認識されていると思うんですけれども、そういった中で、いかに皆さんに知っていただくというのが非常に、やっぱり大切だと思うんですが、先日、耐震化促進の相談会について、本庁舎1階でやられていたかと思うんですけれども、それの実績は何件ぐらいご相談があったかですとか教えていただければと思います。 ◎建築安全課長   今、委員のおっしゃっていただいた、おかげさまで天気にも恵まれまして、昨年の9月ぐらいには15組程度だったんですけれども、今回43組の方にご相談を、実際いただきました。そういう意味では、10時からおおむね4時までやったんですけれども、特に午前中から昼にかけて、にぎやかになった形、午後もコンスタントに来ていただいて、大盛況だったと。何件かのうちは助成事業につなげられるような話で今進めております。 ◆大野ゆか   43組も来ていただいたということで、ぜひこれを皮切りに、より多くの方に利用していただけるように、ぜひもっと広報をやっていただければと思います。続いてなんですけれども、住宅政策のことを幾つかお伺いします。279ページの住宅総合相談経費についてなんですけれども、令和5年度に比べて減額している項目が幾つかありまして、その件をまとめてお伺いさせてください。住宅総合相談経費が1,500万円で、続いて281ページのマンション対策、こちらも1,500万円減額、あと住宅管理経費については5,800万円減額、これはもしかすると管理戸数が少なくなっているので、それが要因かもしれないんですが、それなのかお伺いしたいのと、あと区営住宅運営経費についても1億円減っているんですけれども、その4つの要因を教えていただければと思います。 ◎住宅政策課長   まず、住宅総合相談経費の増減に関しましては、こちらは主に住宅マスタープランの策定費用というところになってございます。こちらにつきましては、今年度基礎調査を実施していたところでございますけれども、そちらの金額よりも、今回のほうは減になってるところでございます。また、続きましてマンション対策のほうのご質問でよろしかったと思いますけれども、そちらの増減に関しましては、こちら、大きな要因でございますけれども、東京都のマンション条例、こちら、管理不全の兆候があるマンションまたは未届けのマンション、こちらに専門家派遣を実施しているところではございますが、そちらの件数が今回減ったことによる減というところが大きな要因でございます。また、続きまして住宅管理経費のご質問でございます。こちらの経費の減になった主な要因なんですけれども、こちらは、一番大きなところでいいますと、計画修繕費の費用が昨年よりもかなり大幅に減ってるというところが要因でございます。こちらの要因なんですが、今年度、指定管理者のほうのプロポーザルを実施させていただいております。その中で、こちらのほうが試算した委託料でございますけれども、区の長期修繕計画に基づきまして、いつどういった工事をするかというふうな計画を立てているところでございます。そちらに基づいて物価上昇ですとか、そういった部分の見込みを立てておったんですが、実際、指定管理者が現地を調査いたしまして、正確な数字で調査したところ、いわゆる必要ない工事も発生したということから、最終的には計画修繕費用が減ってるというところが大きなところでございます。 ◆大野ゆか   そうすると、要因について住民の方たちに対して何かサービスダウンですとか、そういったことは考えにくいということで理解いたしました。続いてなんですけれども、279ページの、すみません、また建築安全課さんで申し訳ない、老朽建築のことでお伺いいたします。そしたら最後に、接道がない敷地の有効活用について、現在、多分老朽建築物が建っていたものが解体されて、空き地になってるのが9か所あるかと思うんですけれども、そこをほっとくと、きっと管理不全になっちゃうと思うんですが、それについて、何か考えていることがあれば教えてください。 ◎建築安全課長   今の委員の更地になった後の管理っていうところにつきましては、あくまでも所有者の責任においてやっていただくことになりますので、今のところ我々のほうの助成、少なくとも除却助成を使った物件については、その後、売買で違う方に譲渡されてるケースのほうが多いというふうに認識してございます。そういった意味では、除却した後に不整地、いわゆる管理が悪くて、近隣にご迷惑をかけてるという物件はないと認識してございます。 ◆内田けんいちろう   議案第29号、令和6年度予算に対する修正動議についてお尋ねしてまいります。修正案7ページでは、9,256万円と計上されています。修正案に対する資料要求にて、木造住宅の耐震化を促進するため、現在の助成率、限度額を引き上げたためというふうに示されてるかと思うんですけども、言葉のとおり、全額が助成率、限度額の引上げに対する費用と考えて間違いないでしょうか。 ◆山内えり   全額といいますか、板橋区のほうで令和6年度の予算の対象が広がることも含めて、138件と見込まれていまして、今回練馬区の割合、令和5年度の助成率、そして限度額を参考にさせていただきました。その際の差額が9,256万円になったために板橋区として計上していた8,409万円と、練馬区の場合に引き上げた場合に1億7,665万円というふうに出ましたので、その差額分を板橋区の修正という形で充てさせていただきました。 ◆内田けんいちろう   とりあえず、そこは分かりました。予算書279ページで、木造住宅耐震化推進に関して、建築安全課で8,500万円が計上されていますけれども、このうち木造住宅耐震化助成費用の割合はどの程度なのかというところと、先ほど診断についてはお示しいただいてたんですけども、診断、計画、補強、除却、建て替え、それぞれの見込み件数をそのままお伝えいただけますか。 ◎建築安全課長   まず、8,506万4,000円の内訳につきましては、全て木造耐震助成に使う金額でございます。主な金額としては、負担金として、いわゆる申請者さんにお出しする負担金、交付金ということで8,409万円を、このうち予定してございます。それと、助成メニューの件数ということでよろしいでしょうか。耐震診断件数138件、耐震計画、いわゆる設計でございますが、こちら27件、補強工事として13件、除却工事として90件、建て替えとして9件、以上でございます。 ◆内田けんいちろう   今の板橋区での件数というのが、いわゆる板橋の生の数になるのかなというふうに、私は今捉えました。修正案を見ると、耐震化助成メニュー、それぞれ割合がまちまちに増額となっていて、合計で9,256万円となってると。例えばですけども、診断に関しては10万円から12万円で120%アップなんですけども、計画に関しては5万円から22万円で440%アップ、これが特殊な数字だなというふうに捉えてるんですけれども、練馬区さんというお話があったんですけども、ここ、板橋区なので、増額案でのそれぞれの項目別に増額割合が異なる算出をした根拠と、最終的なトータル修正予算金額9,256万円の算出根拠をお示しいただけますか。 ◆山内えり   あくまで、練馬区の令和5年度、つまり従来の助成率、お隣の自治体ですので、こういうふうに助成率や助成額が高い自治体を参考にさせていただいたということで、診断が4分の3、それから計画が3分の2等々に引き上げたんですが、アップ率も含めて、あくまで9,256万円という予算の範囲の中で執行できると考えております。 ◆内田けんいちろう   例えば、私の考え方をお伝えすると、一番金額として上がってる440%アップの計画が、27件というのを板橋区が見込んでいて、それが一番少ない数なのかと言われれば、そうではなくて、補強のほうが数が少ない。こちら、173%アップにしている。考え方として、少ないところを上げたいんだったら、少ないところのパーセンテージを上げるんだったら理解ができたんですけども、そうじゃないというところで、僕としては、予算の立て方としていかがなものかなというふうに思っていました。練馬区の数を参考にしたという話でしたので、今回それを参考にした上で予算を実施したことで、申請が増えると予想される件数及び耐震化割合への影響についてお尋ねします。 ◆山内えり   これも、あくまで助成率と助成限度額を引き上げているので、執行機関とも相談させていただいて、これまで板橋ですと大体診断が22件前後、それから耐震が5件あるいは10件前後でしたので、新年度に当てはめて、ちょっと対象が広がるものですから、その辺の関係性はあるんですが、先ほど課長もおっしゃったような診断138件、耐震計画27件という状況になっております。 ◆内田けんいちろう   ご相談されたという話がありましたけれども、区としては、恐らく令和6年度予算案を出してる時点で、それが最大限であり、自分たちの実力を最大限出せるものとして一旦お示ししていると思うので、それがお考えなのかなと思っています。午前中も課長の答弁にありましたけれども、かなりの数を増やして、できる限り木造住宅の耐震化を図るということがありました。その上で、修正案では、建築安全課が目標とする数値でカバーされない部分、残りの部分を掘り起こしていくっていうことが足りないからやってくださいということで修正案なのかなというふうに認識しているんですけども、私自身も耐震化については進めるべきだと考えております。ただ、助成率及び限度額を引き上げるだけで、診断、計画、補強、除却、建て替えの工事が増えるのかっていうと、そんな簡単な話ではないと私は思っているんですけれども、限度額の引上げによって実行される方が増えると見込まれる理由をお示しください。 ◆山内えり   現実とすると、やはり区民への周知、そしてこの間の課題であった状況はいろいろあると思うんですが、やはり一番の大本は、現状の診断の価格であったり、計画の価格が、板橋の状況からすると、なかなか実際に相談をしてみて、診断、それから補強にいくというふうに至っていないと私たちは考えていますので、やはり助成率も、そして限度額も引き上げることによって、さらに区の周知も広げて、皆さんが、今回、特に能登半島の地震があった関係で、大変災害対策についても意識が高まっていると思いますので、そういった機運醸成といいますか、皆さんが、やはり木造の耐震を広げたい、こういう思いを、助成額を引上げして、さらに拡大できるというふうに私たちは考えています。 ◆内田けんいちろう   さらに拡大できるということなんですけども、板橋区の方、皆さんよく言われる話だと思うんですけども、区民の税金を使うのに、さらにとか、できるだけとかっていうんじゃ分かりませんよっておっしゃるじゃないですか。明確な目標を持って計画を立てる、当然ですよね、予算ですから。この数に対して、この金額をかけて、こういう結果が出ると思うからこの予算を立てるというふうにすべきかなと思うんですけども、そこはいかがですか。 ◆山内えり   私たちとすると、あくまで区が現状行っている木造耐震の促進について、さらに引き上げるということの提案ですので、必要性については共感されているかなと思っているので、必要性についての議論ができたらというふうに考えているところです。 ◆内田けんいちろう   必要性の議論ということなのですが、今回予算案ですと、もともとの予算8,500万円に対して修正動議で9,256万円、約2倍の予算をさらに上乗せになるというわけで、2倍に増やしたのにその効果が、予算を使い切ったとしても掘り起こせる数っていうのが、既存の計画で改善される対象数の2倍にも満たないのであれば、適切な予算計画なのだろうかと疑問を持たざるを得ないんですけれども、そこについてのお考えを教えていただけますか。 ◆山内えり   そういう状況もありますけれども、私たちとすると、やはり助成額、助成率、そして限度額の引上げを、やはり上げることで、区民の皆さんに、その範囲で促進を引き上げたいという考えというか、提案になっております。 ◆内田けんいちろう   最後に私の意見だけお伝えすると、金額だけを上げる以外にも様々な方法があるかなと思いましたので、この質問をさせていただきました。いろんな方法を使って、最終的な目標を達成、一緒にできたらいいなというふうに思っています。ありがとうございました。続いて、予算書279ページ、建築行政費についてお尋ねします。4番、がけ・よう壁助成経費とありますが、区内での対象となる件数がどのくらいあるのか、今年度の目標について教えてください。 ◎建築指導課長   がけ、よう壁につきましては、平成17年から20年にかけて、区内全域について崖調査を行っております。その中で危険性が高いのを大ということで、管理を十分にしていっていただきたいのが中というのと、それまでの状況ではないというのを小という形で、3つに分けております。当時、2,700件ほど調査をしております。崖については、高低差が2メートル以上あるものについて調査を実施しております。現在は、当時危険だと判断された大の評価をしているものについて、今年度現在で155件の方については、昨年の6月に所有者の方に通知を出して、改修等の安全性を高めていただくということで、お願いの文書を送っております。中に該当するのが、中と大で679件ありますので、679件から155件を引いた524件、こちらにつきましては、先月ですか、2月に、維持管理の徹底を図ってくださいというような文書を送っております。こちらの方々に注意を図っていたり、改修等を周知して、お願いをしているところでございます。その中で、来年度予算化しております助成金につきましては、改修工事として、今現在相談に来ております3件、こちら、1件当たりの限度額が700万円になっておりますので、700万円掛ける3で、2,100万円ほど計上しております。あと、改修工事、よう壁全部を建て替えるんじゃなくて、補強とか、その辺につきましては限度額100万円ということで、1件ほど計上させていただいております。両方で2,200万円ほど計上して、来年度実施していこうという計画になっております。 ◆内田けんいちろう   所有者がいる中で、区としてできることってすごく限られてしまうのかなと思うんですけれども、外部から、対象となる危険ながけとよう壁っていうのは見分けられるものなんでしょうか。 ◎建築指導課長   以前に調査したときも、最初に外観調査で、危険かどうかということでまず判断しまして、その後、詳細ということで、所有者に了解を得て、実際に寸法等を取ったりとかさせていただいて、細かく見させていただいて、その3段階に評価しているという形になっております。 ◆内田けんいちろう   令和2年4月からは、がけ・よう壁の所有者に対して専門家を無料派遣しているということを聞いたんですけども、これによる変化っていうのはあったんでしょうか。 ◎建築指導課長   専門家派遣を、今、委員がおっしゃられたように実施しておりまして、最近、今年度でいいますと実績は2件ほどなんですけれど、昨年度は5件、令和3年度ですと4件ほど実施しております。専門家派遣を受けて、その後、工事に進んでいる物件もありますので、効果があるという形で区としては判断しております。 ◆内田けんいちろう   専門家派遣について、宅地建物取引業法に基づく宅建業者が当該事業のために所有するものは除かれますというふうに書いてあったんですけども、その理由は何ですか。
    ◎建築指導課長   宅建業者等につきましては、除いておりますのは、民間の営利目的に開発する業者ということもありますので、そちらの方は除いておるという形にしております。 ◆内田けんいちろう   事業でやるんだから、ご自身でということですよね。分かりました。この項目については以上とさせていただきます。続きまして、プレスリリースの35ページ、高島平地域のまちづくりについてお尋ねしたいと思います。(2)高架下空間活用事業の推進(区事業)として、期待感を高める先行事業として、高島平駅前の高架下空間の活用に向けた調整に着手しますとあります。令和6年度には活用調整に着手予定とありますけども、これ、どんな内容になるんでしょうか。 ◎高島平まちづくり推進課長   ご質問に関してですけれども、今まさに進めております高島平地域交流核形成まちづくりプランの中で、まさに準備ステップという一番最初の段階で、高架下活用について検討していきますというふうな打ち出しをしております。プレス発表の中でもお示ししたところです。具体的には、今後、今現状、高島平駅の東口に当たる部分のことを申しておるんですけれども、自転車駐車場になっておる現状もございます。こういった現状の機能をいろいろ確認しつつ、活用する上では、こういった自転車の駐車場機能をどうしていくか、あとここは都営三田線になりますので、鉄道事業者の東京都交通局さん、こういったところとの協議もしていかなければいけませんし、高架下空間をどのように使っていくか、再整備に向けて、いろいろなもろもろの調整もしていかなければいけないので、そういったことを含めて考えております。 ◆内田けんいちろう   まだ検討段階のことがたくさんあるんだと思うんですけれども、これを読んだときに、イベントを実施するような内容で、何かを誘致したりとかするものではないのかなというふうに思ったんですけれども、その考え方で正しいのかというところ、また高架下は板橋区の判断だけで何かを造れるものなのかというところを教えてください。 ◎高島平まちづくり推進課長   高架下空間自体は、主には、今ちょうど高島平駅を降りて、東口を出て、少し階段を下りて、目の前が区道になってる空間が、今ちょうど高島平マルシェなんていうイベントがよく開催されて、にぎわいが生まれてる空間、その少し、さらに東側からが駐輪場になっているような空間構成になってます。主に今回活用として考えているのは、駐輪場になっているような部分を考えておりまして、まだ、今、駐輪場になってるので、これからどうしていくのかというのを本当に来年度から、土木部さんも含めてですけれども、交通局さんも含めて考えていかなきゃいけないという状況にございます。イベントに関しては、どちらかというと、今、高島平マルシェなんかも行われてるので、そういったにぎわいをいかに、目の前の何らかの機能、施設の中で、連続というんですか、相互作用できるかどうかを検討したいので、例えばですけども、プランの中にもお示ししているんですけども、駅を降りて、まちづくりの情報発信の機能があるとか、あとはまちの魅力を高めるような、人が交流できるような機能が駅前にあるみたいなことを考えているところです。 ◆内田けんいちろう   プレスリリースの中にもしっかりと入ってる内容ですので、ぜひ力強く進めていただければと思います。 ◆田中いさお   先ほど、答弁で終わったので、パークマネジメントについては締めたいと思いますけれども、先ほど指摘したとおり、重点に取り組むべきところもなかなか進んでないという現状があって、一部進んでると言えるのは、犬と歩ける公園の設定とか、これは実現しているのかなと思いますし、バーベキューは、公園内というか、河川敷ですよね。あと、イベントの受入れ体制の充実についても本当は2022年から運用という形で、全部、これは大分違うものになってるかなという感想はあるので、また見直しを適宜していただいて、できるところをしっかりしていただきたいのと、特に運営の部分についてはお金のかからないことですから、力の入れようがあると思うんですよ、僕。一方、お金で大改装して、またここをこんなにきれいにしましょうというのは、なかなか難しいでしょうけれど、運営面では工夫ができる余地があると思いますので、ぜひこちらのほうはよろしくお願いしたいと思います。引き続き、公園のトイレについて伺いたいと思います。皆さん、あちこちから質問がありましたけども、僕が一番気になるのが、履行確認も小野委員からもありましたけども、臭いなんですよね。トイレ清掃が入ったばかりに入っても、結局息ができないほど臭いとこがあるんですね。僕、息止めながら用を足すとか、そういうことが実際あるので、昔を思い起こせば、何か丸い玉みたいな、芳香剤なんかを入れたりとか、昔やっていたなというような思いもあるんですけれど、下水管のせいなのか、見た目上は、ちゃんと水も流して、きれいになってます。ただ、臭いだけがどうしても残るっていうところが散見、やっぱりうちの地域のほうでもあります。臭いの対策、せっかくお金を出して、清掃、維持管理しているんですよね。なのに、臭いが残るっていうのは、やっぱり臭いの対策はちゃんと行ってもらわないといけないんじゃないかなと思いますけれど、この点についてはどうでしょうか。 ◎南部土木サービスセンター所長   トイレの臭いについては、我々も非常に問題視しておるところでございますけれども、まず緊急という意味では、事業者から提案があった薬品を使って、そういった臭い対策ができないかということで、現在取り組んでるところでございます。臭いについては、本当、下水道の本管から上がってくるケースと、トイレそのものについているケースもございますので、いろんなケースを考えながら対策を打っていきたいなと考えておりますけれども、なかなか抜本的な対策を打てないというところが実情でございます。 ◆田中いさお   そうですね、できることは、きっとやっていただいてると思うんでしょうけれど、やっぱ古いトイレでも全然構わないんだけども、臭いが我慢ならないですよね。あと、清掃はちゃんと入ってますから、僕が見る限り。だから臭いの対策を、ぜひ今後やっていただければありがたいなというふうに思います。あと、今、予算の概要の52ページのところから言ってます。公園・公衆便所の維持・改修でした。今度、上の部分に、特色ある公園の施設運営の交通公園、これ、板橋公園と区立城北公園だと思うんですけれども、私の地元が区立城北公園で、こういう機会によく話させてもらってるんですけども、小学校の頃、毎日のように交通公園、城北公園に行って、自転車を乗り回して、それであとゴーカートがあったのでゴーカートを乗り回して、こういうメモ帳みたいなのに名前と住所を書いて出すと、自転車で2周回りました。それで、ゴーカートだと1周、結構子どもながらに、広い地域だなという、大人になると、そこまで広いとは感じませんでしたけれども、今お子さん、特に小学校以下の幼児用の公園にリニューアルされているのかなというような感じがあって、デゴイチは昔のままありますけれど、交通公園とうたわれてる公園ですので、昔のようにしてほしいということでなくて、何か工夫が必要だと思うんですよね。板橋のほうについては、今リニューアル工事が始まるというように伺ってますけれど、区立城北公園についてもぜひ、本当に交通公園と言われる、まさにこれが特色ある公園の施設運営という項目ですから、ぜひそういう公園にしていただきたいと思うんですけども、この点はどうでしょうか。 ◎北部土木サービスセンター所長   こちら、城北の交通公園、確かに特色ある公園施設の一つとして、ベビーロコ号ですとかSL、それからあとは展示室においてのいろんな展示物等がございます。また、幼児が遊べるような三輪車、あるいは補助輪のついた自転車等もありまして、確かにそういう交通という面に特化した公園ということではございます。板橋の交通公園とはまた違って、あそこでルールを学ぶとかというような規模のものでもなく、交通施設、例えば古いバスですとか、そういったものを展示することで、どちらかというと乗り物に対するイメージが強いかなということは思っております。今後、いろいろ展示物をどうしていくか、そういったところもいろいろ、今後、いわゆる展示物のあり方等ももうちょっと考えていく必要があるかなとは思っております。皆様に親しまれるような公園を目指して、いろんなことをいろいろ検討していきたいと考えております。 ◆田中いさお   昔、先ほど、私の時代は自転車ぐるぐるとゴーカートでしたけども、今キックボードとか電動のものがあったり、そういう類いのものあるじゃないですか、電気関係の。それで交通を守るという視点もあると思う。お金がかかるからきっとやりたがらないんでしょうけれど、そういうこともあるので、展示とか、そういう寂しいこと言わずに、昔そうだったんですから、自転車で回れる外周コースがあったんですよ。そこにゴーカートと自転車が混在して、ぐるぐる回ってたんです。だから、そういうような、本当に交通という観点での、ぜひ公園にしていただきたい、これ、要望ベースなので、ぜひお願いします。また、同じページの上のこども動物園魅力発信動画作成という、これも新規に載ってますので、内容を少しお伺いいたします。 ◎みどりと公園課長   こちらにつきましては、先ほどもちょっと説明をいたしましたけれども、こども動物園が令和4年度にキッズデザイン賞奨励賞を受賞いたしまして、かなり注目されているというところもございますので、草屋根を使った、自然というものを活用した、SDGsになるようなこともやっておりますので、そういった魅力、それから、こども動物クラブといって、子どもたちが動物の世話をして、心身ともに醸成していくという活動もありますので、そういったものを、四季を通じてその魅力というのを分かりやすく発信できるような、そんな動画撮影ですとか、そんなことをしていこうということを予定しております。 ◆田中いさお   今、例の屋根の草の件が出た。最近、ヤギの状況はどうでしょうか。 ◎みどりと公園課長   昨年の夏は、非常に人間も駄目になるほど暑い状況でした。実はヤギも非常に暑さは嫌らしくて、屋根の上に上ろうとしなくて、なかなか苦労したというところがございます。 ◆田中いさお   鳴り物入りでお金をかけた公園ですので、ヤギに代わるようなものも何か考えてもいいのかなと思いますので、ぜひ工夫、指定管理に今なっちゃったんですか、ぜひ提案してくれということで提案して、小型なものでもキョンとか、例えば八丈島のキョンで有名ですよね。ちっちゃなミニ鹿みたいなのもいろいろありますから。今、千葉で繁殖して問題になってる、そこら辺もらってきて、上に上らせればいいんじゃないかなという勝手な感想ですけれど、だから工夫を重ねるということが大事だと思うので、ぜひ、ヤギのままじゃなくて、違う視点も取り入れていただきたいなと思います。それで、ここの33の⑦の樹林地管理計画策定、これがよく分かりづらいので、これも教えていただいていいですか。 ◎みどりと公園課長   樹林地管理計画といいますものは、令和4年度末に土木部のほうで樹林地、区内の公園で、ある程度まとまった樹林となっている場所というのが、なかなか維持管理というのは特段、特別な意識をしてやってなかったものですから、そういったところをきちんと保全していくということが必要だろうということで、樹林地管理方針というのを策定いたしました。それは、樹林に対する考え方というところで、主に300平米以上のまとまった樹林というところがある公園というのを選定しまして、全部で37か所、そういう樹林地として特定はいたしました。ただ、それはどういうことをしていくのかっていうところで、樹林のあり方というものを考え方を示したものでして、個別具体な維持管理、それから将来の方向性という、どういう樹林としてここを保全していくのがいいのかというところまでは、その中ではうたってませんので、それを条件のそれぞれ違う、樹林のある公園のところをピックアップして、6か所ほど選定をしまして、それで6年度に具体的な現況調査をしながら、計画というのを立てていこうというものでございます。 ◆田中いさお   これ、どのくらい予算をかけてやるような事業になるんですか。新規事業で、ここの部分でお幾らぐらい予算計上されているのか伺います。 ◎みどりと公園課長   申し訳ございません。そこの部分については、委託発注するときの金額になってしまいますので、控えさせていただきます。 ◆田中いさお   了解しました。そうしましたら、32番の板橋区の森なんですけれども、なかなか熊が出たりして、木が切れないという話で、行こうにも行けない状況が続いてたと思うんですけども、現状、最近の具合はどうでしょうか。 ◎みどりと公園課長   今のところ、我々、森林ボランティアというボランティア組織をつくっていただいてますので、その方たちに現地の管理というのも、年に数回行きまして、やってるところではございます。区の職員もそれに同行、随行して、現地の確認をしておるんですけれども、少なくとも令和4年度、それから令和5年度の中では、熊に遭遇したということは聞いておりません。 ◆田中いさお   ということは、最近は入れるようになったということでよろしいですか。それで、ちゃんと入れるようになって、ちゃんと樹木の管理をされてるということでよろしいでしょうか。 ◎みどりと公園課長   ちゃんと入れるかという話ですと、日中の段階であれば、ある程度人がまとまって入る分には、遭遇することが今のところないんですが、ただ、森林組合の現地の方々のお話によると、実際に熊は出るというところはあります。ただ、板橋さん、何でそんなに熊を恐れるんですかっていうことも言われたりはするんですけども、それは、やはり我々としては、以前やってた森林塾ですとか、親子で来ていただいて、現地でいろんな活動するということをやってたわけですけれども、そういう一般の区民が万が一にもそういう危険に遭遇するなんてことがあってはならないという点から、そういった森林塾も休止をして、やめてしまっている状況で、職員も当然入るときには鈴をつけたりですとか、そういう形で、万が一にも熊が近づかない、遭遇しないような工夫をしながら入ってるというのが現状でございます。 ◆田中いさお   そうすると、この管理については、早々熊が出なくなったから、ちゃんと枝打ちから、そういう管理はしている、だけれども区民を呼ぶような事業については、万が一があるから、その事業は行ってないという認識でよろしいですか。 ◎みどりと公園課長   今現在は、そういうことで止めております。ただ、もう熊が出ないから大丈夫かというと、実は熊は出て、実際に我々が将来、材として販売しようとしているものに傷をつけたりするんですね。皮を剥いだりとか、それは熊だけじゃなくて、鹿も出てるんです。ですので、変わらず出てることには間違いない。ただ、遭遇は、今のところ我々が用心深く行ってる限りでは会ってないという状況だということです。 ◆田中いさお   僕が聞きたいのは、熊が出てるのは分かりました、本当に。たまに出てるんだなって分かりましたけども、ちゃんと森の管理ができてるんですかということを心配しているんです。なぜかというと、以前行ったときに、熊が出るということで、入口まで行って、それ以上は、やっぱり鈴をつけながら行きましたけれど、相当、木が曲がってるんですよ、管理不全、僕の目から見ると。売れる木あるのかな。奥のほうに、もしも入れたら、ちゃんと使える材木があるのかもしれないと思いましたけども、相当、手が入ってない状況でしたよ。だから、管理できないんですからね、熊が来るからということで。だから、そこがちゃんと、管理不全と思える状況から、区民を呼ぶような事業はやめてるけれども、ボランティアさんがちゃんと入って、木の枝打ちから、管理ができてるのかなという疑問があるので、それを伺っています。 ◎みどりと公園課長   そういう点では、まだ木が小さいときは頻繁に枝打ちだとかをして、きれいにやる必要があるんですけども、我々が管理してからかなり時間がたっておりますので、そういう意味では枝打ちもそれほどしなくてもいいような状況というのが、今現状としてはございます。それで、管理という話については、我々、森林ボランティアが年に3回ぐらい現地に行って、そういうことをやってるんですけれども、例えばそれ以外に、要するに森林ボランティアの方というのも、あくまでもボランティアですから、基本は素人の方ですので、高度な維持管理というのは難しいということになる可能性が今後ありますので、そういった場合は、例えば現地の森林組合の方ですとか、そういったとこにお願いをして、適正な管理というのはやっていく必要があるのかなということは、検討の余地があると思います。 ◆田中いさお   適正な管理をしたほうがいいかなと思うのは分かったんですけども、それをちゃんと管理されてるんですかってことを聞いてるんですよ。だから、あくまで素人さんがボランティアで、そういう年に二、三回でも広大な森ですから、そんなものじゃ管理できないですよ、そもそも、僕の目から見たら。ちゃんと定期的にプロの方に見ていただいて、それでお金をちゃんと渡して管理してくださいねということになっているかどうか確認させてください。 ◎みどりと公園課長   現地の森林組合の方ですとか林野庁の方とも話はしておりますので、今、そこまで全く無法地帯になってるという状況ではないという話は伺っておりますので、田中委員が見たときの印象というのが、果たしてプロの方から見たときにどういう位置づけなのかというところは何とも言えませんけれども、我々としては何とか大丈夫だということは今のところ思っております。 ◆田中いさお   ぜひ、管理をちゃんとしていただきたいという思いがあるんです。ボランティアさんだけに任せるんじゃなくて、ちゃんとプロの目に入ってもらって、ちゃんとお金のほうも渡して、ちゃんと管理してくださいねということを、今後もぜひやっていただきたいと思います。 ○主査   再質問者が一巡いたしました。再々質問につきましては、残り時間を質問希望者で割った時間が1人当たりの質問時間となりますので、ご承知おき願います。それでは、再々質問のある方は挙手願います。  残り13分です。1人当たり1分37秒しか取れませんので、1人当たりの質問時間が確保できませんので、3巡目の質問は行わないことといたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   以上で本日の審査を終了いたします。  これをもちまして都市建設分科会を閉会いたします。...