板橋区議会 > 2023-12-14 >
令和5年第4回定例会-12月14日-03号
令和5年12月14日企画総務委員会−12月14日-01号

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  1. 板橋区議会 2023-12-14
    令和5年12月14日企画総務委員会−12月14日-01号


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    令和5年12月14日企画総務委員会−12月14日-01号令和5年12月14日企画総務委員会  企 画 総 務 委 員 会 記 録 開会年月日  令和5年12月14日(木) 開会時刻   午後 1時00分 閉会時刻   午後 1時39分 開会場所   第2委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  委員長      川 口 雅 敏      副委員長     さかまき 常行  委員       木 田 おりべ      委員       小 柳 しげる  委員       大 森   大      委員       山 田たかゆき  委員       竹 内   愛      委員       佐々木としたか  委員       し ば 佳代子      委員       おなだか  勝 説明のため出席した者  政策経営部長   篠 田   聡      産業経済部長   平 岩 俊 二  福祉部長     久保田 義 幸      教育委員会事務局次長                                 水 野 博 史
     財政課長     大 森 恒 二 事務局職員  事務局次長    森   康 琢      書記       高 橋 佳 太               企画総務委員会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 議案審査    議案第88号 令和5年度東京都板橋区一般会計補正予算(第5号)(3頁) 5 閉会宣告委員長   ただいまから、企画総務委員会を開会いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎政策経営部長   本日は、追加上程させていただきました物価高騰対策に関連します第5号補正予算の審査のため、委員会を開催していただきましてありがとうございます。本件につきまして、よろしくご審議のほどお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員をご指名いたします。  大森大委員、竹内愛委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   それでは、議案審査を行います。  議案第88号 令和5年度東京都板橋区一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。  本件につきましては、先ほど行われました議案説明会において説明を受けておりますので、直ちに質疑等に入りたいと存じます。  それでは、質疑並びに委員間討論のある方は挙手願います。 ◆木田おりべ   まず歳出のところで、商工業振興経費細部内訳についてお伺いしたいと思います。この内容につきましては、いたばしPayというところでありましたけれども、いたPayの中の細部内訳をお伺いしたいと思います。 ◎産業経済部長   いたばしPayの今回の補正予算なんですけれども、まず全体の予算が5億2,700万円というふうになってございます。内訳として3つ大きく分かれます。まず、ポイント還元分が5億444万円、それと店舗の還元分が2,126万円、あと2月に新規でキャンペーンを行いますので、それの宣伝広告費として130万円、以上の内訳となってございます。 ◆木田おりべ   続きまして、学校給食費無償化の経費につきまして、この細部を知りたいというところなんですけれども、アレルギー等による弁当持参者への対応と特別支援学校通学者への対応というところでございましたけれども、それぞれの予算の内訳と大体それぞれ何名ぐらいいるのかというところをお伺いしたいと思います。 ◎教育委員会事務局次長   まず金額の部分でございますが、お弁当の部分でございます。それぞれ小学校費中学校費に分かれておりまして、小学校費につきましては127万7,000円ぐらい、中学校費については20万円強という形で見積もってございます。特別支援学校につきましては、こちらも小学校費中学校費に分かれておりまして、小学校費につきましては850万円強、中学校費につきましては480万円余となっているところでございます。あと、人数でございますけれども、お弁当のほうは小学校39名、中学校5名、特別支援につきましては小学校260名、中学校120名を見込んでいるところでございます。 ◆小柳しげる   まず、いたばし生活支援臨時給付金について伺います。第2号補正予算で3万円の支給が行われましたが、金額と想定される世帯の数などで違いがあるでしょうか。 ◎福祉部長   前回の実績に基づきまして、今回の支給対象世帯数を出しております。根拠としましては、3万円を最終的に支給する見込みが、住民税非課税世帯が7万3,000世帯、均等割のみ課税世帯が6,800世帯、家計急変が200世帯ということで、ほぼ同数の住民税非課税が7万4,000世帯、均等割のみが6,900世帯、家計急変が300世帯というふうに見込んでございます。 ◆小柳しげる   ここでいいます低所得世帯というところは、どういった定義で行われていますか。 ◎福祉部長   国の定義によります住民税非課税の世帯、それから私どもで独自に行っております、住民税は課税されておるんですが、均等割額のみ課税をされているという世帯、それから家計が急変し、非課税相当に陥ってしまった世帯というのが、私どもが今回給付金の対象とする家計困窮の世帯というふうに考えております。 ◆小柳しげる   そこに対して7万円支給する根拠、7万円という数字の根拠をお示しいただけますか。 ◎福祉部長   国が新たな経済政策デフレ完全脱却のための総合経済対策ということで、第1弾として低所得世帯への緊急的な生活支援ということで、7万円という額を出しております。それを私どもも引いて7万円を支給するものでございます。 ◆小柳しげる   世帯によって人数も異なっていますが、一律7万円でよいという考え方でよろしいでしょうか。 ◎福祉部長   世帯構成は、当然その世帯によって異なると思います。単身の者もいれば、複数の世帯もいます。そこら辺の世帯の構成員に応じて変えるというのは、例えば国が第2弾で考えています子ども1人に対してという形のものもあると思いますが、これは一時的に家計を助けるということですので、一律の額のほうが区民の理解が得られるのではないかと思っております。 ◆小柳しげる   7万円の支給ということですが、例えば荒川区で行ったように、荒川区の場合は1万円上乗せなのですが、上乗せして支給するという検討はされたでしょうか。 ◎福祉部長   私どもといたしましては、1世帯に多くの金額を支給するよりは対象範囲を拡大することで、受け取れる世帯を多くしていくという方針に基づいて、金額の上乗せについては考えておりません。 ◆小柳しげる   その場合も同時にやるということはできなかったんでしょうか。横出しして上乗せするという。 ◎福祉部長   当然に財政を伴うものですので、今の段階でも国から補填していただけるお金を5億円余オーバーして、私ども板橋区の財源を用いて今回の給付を行っておりますので、これ以上のものにつきましては、区の財政にかける負担がかなり大きくなってしまうということで、今回についてはこの考え方で進めたものでございます。 ◆小柳しげる   申請なしで支給される世帯もあるというふうに伺っていますが、これは何件ぐらいあって、またそこはやはり区が把握しているといわれます非課税世帯ということでよろしいでしょうか。 ◎福祉部長   大体年内に支給できる世帯数の見込みとしては7万世帯弱、6万七、八千というところだと思います。これは、もう既に6月1日基準で3万円の振込を行っておりますので、その振込が完了している世帯で、なおかつ基準日、今回は12月1日ですけれども、それまでに世帯構成に変更がなく、課税等の状況が変わっていないという世帯を対象としておりますので、非課税のみではなく、均等割も家計急変も同じように扱います。 ◆小柳しげる   そうしたら、住民税均等割の世帯は申請不要ではないということでよろしいでしょうか。 ◎福祉部長   前回3万円の振込が完了している世帯については、世帯の状況が変わっていない限り、同様に取り扱いますので、非課税・均等割のみにかかわらず対象といたします。 ◆小柳しげる   そうすると、こちらのほうに確認書が送られるということですけれども、家計急変世帯はどうやって自分がこういった給付を受けられるかということを知るんでしょうか。 ◎福祉部長   前回行いました3万円、それからそれ以前の前年度のときと同じように広報周知を図りまして、要するに申請を受け付けますということをお知らせしていく予定でございます。 ◆小柳しげる   年内に対象世帯に振込を行うということですが、この作業というのはどこで行うのでしょうか。区がやるんですか。 ◎福祉部長   当然、納課税のデータですとか住基のデータとかというのは私どもで取りまして、それを実際に入力する事業者に委託して、その入力作業、それから通知を発送する作業を行っていただきます。 ◆小柳しげる   この場合の個人情報の保護について、留意されていることはございますか。 ◎福祉部長   当然に契約の中に個人情報の保護に関する規定を設けまして、取扱いを厳重に行っております。 ◆小柳しげる   いたばしPayについて伺いたいのですが、今回この補正予算を組むに当たって、キャッシュレス決済額及びポイント還元額が大幅に増加する見込みということですが、どれくらい増えているのでしょうか。ユーザー数、そして利用実績の推移をお願いできますか。 ◎産業経済部長   ユーザー数なんですけれども、よく使われるアクティブユーザーと言われるユーザー数があるんですけれども、こちらが6月末のときは2万3,688人だったんですけれども、これが8月末になると3万3,572人、11月末になりますと5万7,466人になっております。今現在、アプリを登録しているユーザーはもう既に10万人を超えていますので、キャンペーンをやるごとに、ユーザー数なり使う人なりが増えていっているという現状があろうかと思います。 ◆小柳しげる   今回の予算は、当初の予算をかなり使いきりそうだからということだと思うんですけれども、今回また予算を使い切ってしまったらどういうことになりますか。 ◎産業経済部長   予算の限りになりますので、例えばポイント還元事業に対しましては、予算が尽きた時点で、もうそれ以上ポイントをつけることができませんので、その時点で終了というふうに考えられます。ただ、なるべく予算が尽きないように、皆さんに最後までお使いいただきたいというふうに願って、この補正予算をつけたというところでございます。 ◆小柳しげる   打ち切ってしまったりしたときに、通知とかはされるんでしょうか。 ◎産業経済部長   こちらは、打ち切ったときは当然通知を出します。前回8月のときも、いわゆる突然打ち切ったというとちょっと語弊があるんですけれども、予算がなくなってしまったので、もう25日で終わりますということを前日だったかな、そのぐらいのタイミングでお知らせをしたんですけれども、いずれにしろ、終わったらこれで終わりましたということで、通知はするようにしてございます。 ◆小柳しげる 
     アプリとかを設定しなければならないということは、スマホなり何なりこういったものを使えるような人たちだということですよね。高齢者のために、紙の商品券を追加発行するということは検討しなかったんでしょうか。 ◎産業経済部長   アプリについては、高齢者の方でもお使いになる方はたくさんいらっしゃいますので、例えば商店街連合会なんかで、高齢者にもこのアプリを入れてもらって、実際に使ってもらうというような研修というんですかね、そういうのをやってございます。おっしゃるように、紙の商品券を発行することができれば、アプリを使わずにお得にお買物はできるのですが、もうこの時期になってしまって、特に今回は臨時交付金が財源になっていますので、今年度中に終了しなければいけないというふうになると、印刷をして、発行して、例えば2月末までに使い切るというふうになると、もう使える期間が本当になくなってしまうので、今回はちょっと断念したという考え方でございます。 ◆小柳しげる   次に、経営安定化特別融資について伺います。当初の見込み件数は何件ということでやっていたのでしょうか。 ◎産業経済部長   当初の見込み件数というのは、大体前年並みで予算というのは組んでいるものなんですけれども、今回特に利子補給のほう、こちらが経営安定化特別融資を延長した関係がございますので、当初の予定では12月までだったのが3月まで延ばしましたので、その分の予算が膨らむという関係で、今回補正予算を組んだところでございます。 ◆小柳しげる   そうすると、まだ当初予算のものが残っているというところでよいんですよね。 ◎産業経済部長   まだ残っておりますが、3月まではちょっとなかなか足りなくなる危険性があるということでございます。 ◆小柳しげる   今回延長することによって、増えるであろう見込み件数をお願いします。 ◎産業経済部長   大体800件程度増えるというふうに見込んでございます。 ◆小柳しげる   今回予算がなくなってしまったらどうなってしまうんですか。使いきってしまったら。 ◎産業経済部長   こちらについては、支払わないということができないので、予算が尽きないような予算を立ててございます。 ◆小柳しげる   先ほどまだ使いきっていないということだったんですが、融資だったらいずれは返さなければならないことになりますよね。この物価高騰の中で、事業者への支援として、特別融資に加えて現金給付や固定費の補助などということは、今回検討に上げたのでしょうか。 ◎産業経済部長   前回、前々回の委員会でも申し上げたとは思うんですが、それは区民環境委員会かもしれないんですけれども、これまで令和2年・3年で行っていた給付はあくまでコロナ対策ということで、災害時に匹敵するような経済状況があったということで、特例的にお金を給付するということでございました。今回、特に今年度5月からコロナの扱いが変わったということで、経済も大分上向きになっているところでございます。そこを踏まえて、産業界への支援というのは融資が基本になりますので、今回もその融資の部分を長く厚く手当てをすることで、産業界に頑張っていただきたいという意味で今回予算を編成しましたので、特に給付を行うという考えはございませんでした。 ◆小柳しげる   学校給食費無償化について伺います。今回のアレルギー等による弁当持参者特別支援学校通学者への支援というのは、9月の無償化の導入時には行っていませんでしたが、今回拡大したのはどういった意味合いでしょうか。 ◎教育委員会事務局次長   まず、一般の児童・生徒に対する給食補助につきましては、議会からの要望も強くあったということ、予算のめども立ったということで、2学期からスタートさせていただいてございます。そのときペンディングとなっておりましたアレルギー等弁当持参の方、また特別支援学校に通われている児童・生徒の方へも対象を広げていくべきだというご意見も併せて頂いておりました。その中で検討を継続した結果、このたび補正予算として計上するに至った次第でございます。 ◆小柳しげる   こちらの方々に対し、給食費相当額の補助を行うということになっていますが、給食費相当額というのはどういうことでしょうか。 ◎教育委員会事務局次長   例えば月で計算しますと、小学生ですと月4,370円、低学年ですけれども、中学年・高学年、また中学校給食費も違いますので、その金額に合わせた金額ということでございます。 ◆小柳しげる   こういった対象者のお母さん・お父さん、保護者に対して、どうやって周知させていくのでしょうか。また、申請方法はどうなっているんでしょうか。 ◎教育委員会事務局次長   まず、お弁当持参者への補助につきましては、学校のほうで全て把握してございますので、こちらのほうは学校を通じての周知と保護者の方からご依頼いただいてご申請いただきました学務課のほうから、直接保護者の方へ振込等でお支払いするという形になります。一方、特別支援学校につきましては、ホームページ、区の広報は当然行うんですけれども、都立学校であったり、国立系であったり、私立、また県外も想定される中でございますので、漏れがないような周知方法を今後も検討していきたいと思っているところでございます。 ◆小柳しげる   特別支援学校に対して、区から周知するように求めたりはされているんですか。 ◎教育委員会事務局次長   まず、東京都のほうに確認をしたところでございますが、なかなか学校の負担増になるということで、難しいというお話も頂いているところでございます。今後は、学校に個別に相談しながら進めていきたいと思っているところでございます。 ◆小柳しげる   学校を通じて周知ができないということであれば、例えばポスターとかそういうものを使った周知というのも考えられますが、その点はいかがでしょうか。 ◎教育委員会事務局次長   ポスター・チラシ、様々な媒体があると思います。漏れのないように周知徹底していきたいと思います。 ◆小柳しげる   ほかの区でも、既に特別支援学校通学者への補助を行っていると伺っていますが、そういった区ではどのように周知しているのでしょうか。 ◎教育委員会事務局次長   一般的には、区の広報・ホームページ等での周知が中心というふうに聞いているところでございます。 ◆小柳しげる   そういった区では、どれだけの保護者が利用できているのでしょうか。また、既に補助を行っている区の名前をお示しいただければと思います。 ◎教育委員会事務局次長   各区の対象者数は把握していないところでございますが、隣の北区ですと申請が既に始まっていて、期限を11月末としたところですが、延長も含めて検討しているという情報は入っているところでございます。 ◆小柳しげる   そうしたら、今後は都ともこの協議を進めていったほうがよいのではないかと思うのですが、どのような協議を進めていかれますか。想定できますか。 ◎教育委員会事務局次長   まず、都立学校国立学校、様々ありますので、学校に直接相談していきたいなというところもございますので、繰り返しになりますが、漏れのないように周知徹底してまいります。 ◆大森大   小柳委員と重複するかもしれませんが、もう一回確認なのですが、この給食費無償化を申請する手順というのは学校で行うんですか、区役所で行うんでしょうか。 ◎教育委員会事務局次長   今回のお弁当持参特別支援につきましては、保護者の方が直接、学務課のほうに申請を行う形になります。 ◆大森大   あと、いたばしPayについてお伺いしたいんですが、加盟店というのはどのように選定されているとかはあるんでしょうか。 ◎産業経済部長   これはもう基本的には商連に加盟している店舗が対象になるんですけれども、商連に加盟していなくても、いわゆる賛助会員としていたばしPayを使いたいというふうに登録をしていただければ使える制度でございます。 ◆大森大   商連とかに加入していないと基本できないという状況だと、やはりこのいたPayを利用するためにしようがなく商連に入る方たちもどんどん増えてきちゃうと思うんですよね。そうすると、ちょっと言葉悪いですけれども、商連との利益誘導になりかねないと思うんですが、もっとオープンにするということはできないんでしょうか。 ◎産業経済部長   最初に申し上げておきますと、繰り返しになりますけれども、商連に加盟しなくてもこれは登録をすれば参加できます。2番目の質問になるんですけれども、商連に加盟をしていただきたいというのは、これは区の考え方でもございますので、利益誘導というふうに取っていただいちゃうとちょっと語弊があるんですけれども、ぜひ商連に加盟をしていただいて、地域全体で地域の経済を活性化していただきたいというのが区の考えであり、商連の考えでありますので、このいたばしPayについては、それの考え方に合致するやり方をやっているというふうに思ってございます。 ◆大森大   還元率がかなり高くて、利用する人が多いんですけれども、利用者が増えている背景というのをいろいろ聞くと、はっきり言えばチェーン店でこのいたPayが使えるようになっているわけですよね、イオングループとかが。もうほとんどそこら辺で使っている方が多くて、要するにこれが地域振興に直結するとはちょっと思えない部分があるのですが、それについてはどう思われますか。 ◎産業経済部長   確かに大型店でも使われているんですけれども、比率からいうと、いわゆる中小と個店といわゆる大型店は、半分ずつぐらいです。大型店が半分使っているというのは、確かに多いというふうな指摘もあると思うんですけれども、予算の規模が相当大きいので、その半分が中小・個店で使われたという事実は、非常に商店の方も喜んでいただけますし、あと地域の方でふだん大きなお店に行って買物をする方が、個店でも使えるんだということで個店で使ってみて、確かによいものが買えるはずですので、それで継続的にそこのお店に買物に行くというふうになれば、この事業をやった成果が出ているのではないかというふうに考えております。 ◆竹内愛   すみません、5点だけ質問をさせてください。まず、歳入についてなのですが、今回臨時交付金ということなのですが、その金額の内訳を教えていただきたいんですけれども、住民税非課税世帯分の7万円の支給のほかに、推奨メニューということで金額が出ていると思うので、内訳を教えてください。 ◎財政課長   地方創生臨時交付金の内訳でございますが、低所得世帯の支援枠として、7万円掛ける6万7,000人で46億9,000万円、その事務費分といたしまして8,591万3,000円、推奨事業メニュー分といたしまして4億8,583万2,000円となっております。 ◆竹内愛   推奨メニューには幾つかメニューがあると思うのですが、その中で板橋区は住民税非課税世帯に拡大するということで実施をするわけなんですが、ほかに推奨メニューとしてはどういうメニューがあるのか教えてください。 ◎財政課長   こちらにつきましては、第3号補正等でも該当していたものにはなりますが、エネルギー・食料品価格物価高騰に伴う事業者支援として、例えば公衆浴場の燃料の支援であるとか、介護・保育施設等への支援、そういったものが該当いたしております。 ◆竹内愛   推奨メニューの実施については、手挙げ方式なのか、それとも推奨メニューとしてはこの金額ということで、国なり都から示されて、その中で選択をするということになるのか教えてください。 ◎財政課長   この推奨メニューの金額につきましては、都を通じて国のほうから金額が示されて決まっているというものでございます。 ◆竹内愛   それから、参考として財政調整基金の残高が示されていますが、この補正後、基金総額が幾らになるのか教えてください。 ◎財政課長   基金全体の総額といたしましては、第5号補正後で1,149億2,864万円余ということになります。 ◆竹内愛   先ほどの説明で、低所得世帯についての考え方について、今回は住民税非課税世帯及び住民税均等割のみ課税世帯というご説明だったと思うんですけれども、低所得世帯ということについては、住民税均等割のみ課税世帯までというふうに考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎福祉部長   今回の7万円の給付金の支給対象として、その世帯を対象として考えてございます。 ◆竹内愛   そうすると、イコールではないというふうにお考えなのかなと思うんですが、今後さらにその対象を拡大していくということについてはどのようにお考えかお示しください。 ◎福祉部長   国もしくは東京都、そういったところでいろんな見解がこの先出てくる可能性がございます。そのときに、板橋区としてどういうふうにその対象を拡大していくかを検討する流れになってくるのではと思っています。 ◆竹内愛   最後に、学校給食費の関係で2点確認をさせてください。まず、先ほどの周知のお話なんですけれども、学校に直接協力を求めるというのは非常に重要だと思うんですが、板橋区内の放課後等デイサービスに通われているお子さんも結構いらっしゃると思うので、この放デイの事業者さんに、こういう事業を実施しますので対象者の方がいたらお知らせくださいということを協力いただくというのは可能なのではないかなと思いますが、いかがでしょうか。 ◎教育委員会事務局次長   おっしゃるとおりかと思います。放課後デイに通っている児童・生徒の方は複数いらっしゃると聞いておりますので、そちらのほうへの周知も考えているところでございます。 ◆竹内愛 
     最後に、今回学校給食費無償化の対象をアレルギーのお子さん、弁当持参のお子さんと特別支援学校の方に対象を拡大するのですが、不登校で学校に来られていないお子さんですとか、例えば朝鮮学校やほかの私立の学校に通われているお子さん方に対しても、ぜひ実施をしていただきたいと考えているのですが、さらなる対象拡大についてはいかがでしょうか。 ◎教育委員会事務局次長   結論を先に申し上げますと、課題を整理して検討を継続していく形になろうかと思います。考え方の整理なんですけれども、まず学校の不登校、板橋区立学校の不登校のお子さんですけれども、例えばたまに学校に来ることがあるお子さんもいます。そういうときは、既に学校のほうから無償化の補助金の交付申請を出している場合もありますので、そちらについては課題はクリアされているのかなと思います。一方、完全に不登校のお子さんにつきましては、課題の整理が必要かと思っています。昼食を取ったとみなして給食費の補助を行うのか、それは給食なのか昼食代なのかというところ、また教育費に今回計上してございますけれども、補助を行う範疇になるのか。給食であれば、食育も教育なので教育の範疇だと思いますけれども、教育施策なのかというところも整理していく必要があるかなと思っているところでございます。フリースクールやフレンドセンターの取扱いについても、検討は継続していきたいと思っているところでございます。 ◆竹内愛   ぜひ検討していただきたいのですが、来年度の実施についても、この枠組みは最低限今回の補正で示されている枠組みは維持をするということでよいのか。新たな対象拡大についても、来年度以降の実施に併せて検討していくということでよいのか、最後にお聞かせください。 ◎教育委員会事務局次長   これは報道の情報ですけれども、東京都のほうが補助金の検討を始めているという情報も入っておりますので、施策として継続できればというふうに、今検討しているところでございます。 ○委員長   以上で、質疑並びに委員間討論を終了し、意見を求めます。  意見のある方は挙手を願います。 ◆木田おりべ   我が自民党会派としまして、議案第88号に賛意を表します。現在進行形で進む、我が国の物価高騰などの影響をまさに受けている区民及び区内事業者の支援という、板橋区として当然かつ必要不可欠な予算の補正措置であると考えるため、賛意を表します。速やかな支援や周知などをお願いいたします。 ◆さかまき常行   我が会派といたしましても、令和5年度補正予算第5号について賛意を表します。いたばし生活支援臨時給付金については、住民税均等割のみ課税世帯、また家計急変世帯も加えた形で、しかも年内に何とか給付をということで準備を進めていると聞いております。非常に評価できる取組と思っているところでもございます。また、いたばしPayの拡充、それから経営安定化特別融資につきましても、かなり好評を頂いている経済支援策ということで、こちらについても期間を延長したことに伴います予算でございます。また、学校給食無償化につきましても、9月から始まっている中で、拡充・補完をしていっていただきたいアレルギー等による弁当持参者特別支援学校通学者に対して、我が会派でも要望していたところでもございます。今回の補正予算にてそこがカバーできるということで賛意を表します。以上をもちまして、本議案については賛意を表したいと思います。 ◆おなだか勝   民主クラブも、議案第88号 補正予算第5号について賛意を表します。我々も、この特に学校給食の無償化の中の弁当を持っているお子さんとか特別支援学校に行っているお子さんに対する支援を望んでおりましたけれども、これが今回達成されたということ、そして物価高の対応について、引き続きいたばし生活支援臨時給付金の支給とかが続いていくと、非常に喜ばしい限りだと思っております。来年度以降もこういったときに、また随時こういった補正が組めるように、ぜひとも注視をしていただきたいということをお願いを申し上げまして、私どもは賛意を申し上げます。 ◆小柳しげる   共産党といたしましても、第5号補正予算については賛成します。今回の補正は、いずれも当然実施すべきものです。ただし、これで十分とは言えません。まず、いたばし生活支援臨時交付金です。対象でありながら支給されなかったという方を減らすための周知を進めていただくことを求めます。また、低所得世帯の…… (「臨時給付金」と言う人あり) ◆小柳しげる   ごめんなさい、臨時給付金です。また、低所得世帯考え方について再検討を行っていただき、対象の拡大や他区で行っている金額の上乗せも求めてまいります。次に、区内事業者への支援についてです。特別融資ではなくて、現金給付や固定費の補助といった直接支援が、この物価高騰の中では必要となってきています。こちらのほうも重ねてお願いいたします。また、共産党としても要望してまいりました学校給食費無償化の対象拡大、アレルギーなどによる弁当持参者特別支援学校通学者への拡大は重要です。来年度以降も継続すること、併せて不登校の児童・生徒、朝鮮学校を含んだ私立学校も対象としていくよう求めます。今回財調基金から不足分を繰り入れていますが、区としてももっとできることがあるかと考えます。ただいま指摘しました点を含め、さらに対象を広げた実施を求めます。 ◆大森大   我が日本維新の会も、令和5年度補正予算第5号に賛意を表します。我が会派としても、決算調査特別委員会で、アレルギーなどによるお弁当持参者に関しての補助金を出していただきたいという質問をさせていただきまして、そちらも反映してもらっておりますし、そしてこの物価高騰の中では、やはり早急な対応というのは必要だと思いますので、非常にこれは理にかなったものだと思いますので、賛意を表します。 ○委員長   以上で意見を終了いたします。  これより表決を行います。  議案第88号 令和5年度東京都板橋区一般会計補正予算(第5号)を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認めます。  よって議案第88号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   以上をもちまして、企画総務委員会を閉会いたします。...